松本惟子

まつもとゆいこ



当選回数回

松本惟子の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 衆議院 労働委員会 第3号
議事録を見る
○松本(惟)委員 民主党の松本惟子と申します。私は、二つの点に絞って、質問及び大臣の御所見をお伺いをしたいと思います。  株式会社日本アイビー、株式会社リックの部落差別調査事件が第一点でございます。  この事件は、昨年六月に発覚した事件でして、大阪にある大手調査会社二社が企業...全文を見る
○松本(惟)委員 部落差別であると同時に就職差別といった傾向が強いというふうに大臣はおっしゃったわけでございます。すべての国民は個人として尊重され、その基本的人権は憲法によって保障されております。したがって、基本的人権の一つでございます職業選択の自由について見ましても、採用選考時...全文を見る
○松本(惟)委員 労働省のこれまでの行政指導によるお取り組みについての御説明がございました。  私の手元に、新規高卒あるいは新規中卒予定者を採用の企業の皆様へというパンフレット、こんなものがございますが、そういったものに基づいての御指導、この中には、応募者の適性と能力に基づく公...全文を見る
○松本(惟)委員 これまでの取り決めといいますか、行政指導要領に基づいてさらに行政指導を強化したり、それから実情把握をなさいまして今後の対策をお考えになるということであろうかと思いますけれども、私はそれだけでは足りないのではないか。本当に、先ほど申しましたように四半世紀にわたって...全文を見る
○松本(惟)委員 推進員のお話、実はもう少し私はここで掘り下げたいと思うんですけれども、ほかに用意した案件もございますのでまた別の機会にと思っておりますが、具体的なことを大臣が、私がお願いをいたしました趣旨に基づいて御検討くださるというふうにお答えくださったと思ってよろしゅうござ...全文を見る
○松本(惟)委員 続いて、もう一つ外務省にお伺いをさせていただきますが、ILOの百三十八号条約批准の案件が今国会に提出をされなかった理由は何なんでしょうか、お聞かせをいただきたいと思います。
○松本(惟)委員 私は、国際認識といいますか、外務省に苦言を申し上げるわけではないのですけれども、少し違うんじゃないのかなと思います。  と申しますのは、百八十一号というのは、今国会にこれから法案が提起をされまして審議をされるはずですね。国内法の整備は終わってないわけです。片方...全文を見る
○松本(惟)委員 率直に申し上げまして、ILOの百三十八号条約の批准につきましては、我が国にとってばかりでなく、特に、この条約を批准して、我が国は国内の労働市場に対してそれほど大きな問題はないのではなかろうかと思っているわけで、そういった意味から、日本ということだけではなくて、他...全文を見る
○松本(惟)委員 大変ありがとうございました。  次期通常国会、私は、もうここまで来ているんだから、その気になればそんなに時間はかからないんじゃなかろうかと思いまして、実はできれば臨時国会と申し上げようと思ったんですが、大臣から通常国会で手続ができるようにという御決意を述べてい...全文を見る
04月14日第145回国会 衆議院 労働委員会 第7号
議事録を見る
○松本(惟)委員 松本でございます。  初めに、一言申し上げさせていただきますが、去る二月の労働関係の基本施策に関する質疑におきまして、私は、大阪で起きました部落差別につながる採用調査事件を取り上げさせていただきました。その際、大臣から、経済団体等への何らかの要請を行う旨の御答...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  それでは次に、その業種について具体的にお伺いしたいと思います。どんな業種をお考えになっていらっしゃるのか。
○松本(惟)委員 差し支えなければ、その六業種というのを挙げていただけますか。
○松本(惟)委員 それでは次に、深夜業については、職場では業種別に多様な形態をとっていると思われます。業種別の自主的なガイドラインを策定することは必要であると思いますけれども、具体的にはどのようなものを考えているのかということでございます。  例えば、昨年の十一月に、労働省から...全文を見る
○松本(惟)委員 施策を講ずる場合に実態調査は大変重要だと思いますが、その実態調査につきまして、いつごろから着手をされるのかという御予定があれば聞かせてください。
○松本(惟)委員 ありがとうございました。先ほど、二年というスパンの中で御努力をなさるということでございまして、その前段で調査をということでしたので、期待をしたいと思います。  それから次ですけれども、附帯決議には、深夜業が家庭生活や健康等に与える影響を考慮し、将来における総合...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。労使の間から自主的に出ることが最も望ましいと思いますけれども、ぜひとも労働省サイドから、この事業の成功に向けまして、作成支援事業ですか、この作成に向けましての示唆をよろしくお願いしておきたいと思います。  次の質問でございます。次は、総...全文を見る
○松本(惟)委員 できれば心づもりを伺いたいと思ったのですけれども、きょうの段階ではそれを明確に出していただくことはできないと思っています。  私は、新しい課題がいろいろあるとは思いますけれども、既に例えば適用除外として女性労働者が深夜にたくさん携わっている業種もあったわけです...全文を見る
○松本(惟)委員 ただいまの確認につきましては、後日に他の委員からもまだ議論をさせていただくことになるかと思います。  次に、女性労働者の深夜業について伺いたいと思います。  四月の一日から改正労働基準法が施行されまして、女性労働者も深夜に従事することになりました。これに先立...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。指針は三月に出されて、ことしの四月一日施行に向けて一年間準備期間を置かれたわけでありまして、その周知徹底に努められたということの中からのお話を伺いました。労働省としても、法施行後、指針に掲げられている事項について、企業の取り組み状況や問題...全文を見る
○松本(惟)委員 手順を踏んで、自主的ガイドラインそして総合的ガイドラインの検討の中で必要があればというふうに受けとめさせていただきますが、おっしゃいましたように、罰則がついているからそう簡単にはという御趣旨かと思いますけれども、時代の変化に伴って古くて必要なくなっているものがあ...全文を見る
○松本(惟)委員 調査の中での違反例、つまり罰則つきの法違反というのは件数がわずかなようでございますけれども、さらに実態を今後とも把握をしていただきたいというふうに思います。  それで、快適な職場環境の形成のための措置に関する指針というのが平成四年にこれは告示されております。こ...全文を見る
○松本(惟)委員 先ほど、自主的ガイドラインにつきましては業種ごとに労使で話し合っていくということでございましたけれども、例えば、今まで女性労働者が就業を禁止をされておりました交通産業を例にとってみますと、運転業務で女性がそこに乗って仕事に従事するとなりまして、単身の場合はいいん...全文を見る
○松本(惟)委員 もう既に終わったことでございますので、認識を異にいたす面もございますけれども、大臣の御答弁を素直に前向きに受けとめさせていただきますので、御努力を今後ともよろしくお願いいたしたいと思います。  最後に、確認的に再度大臣にお伺いをいたします。  深夜業に従事を...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  実は、安全衛生に関するILO諸条約につきまして幾つか質問を用意したわけですけれども、時間がもう迫っておりまして半端になりますので、次回の折にILO関連につきまして質問をさせていただきたいと思います。大変ありがとうございました。
04月16日第145回国会 衆議院 労働委員会 第8号
議事録を見る
○松本(惟)委員 おはようございます。  一昨日、当委員会で質疑の折、時間の関係で答弁を求めなかった事項がございますので、冒頭、その点について再度お伺いをさせていただきたいと思います。  まず、深夜業に関してでございますけれども、本年四月から深夜業が女性労働者へも適用されるこ...全文を見る
○松本(惟)委員 今お答えございましたように、快適な職場環境の形成を図るために事業者が講ずべき措置の内容に関する事項としまして、もう少し言わせていただきますと、空気環境、温熱条件、視環境それから音環境等、それぞれこの指針の中には詳細に規定されておりますし、そしてまた改善措置として...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。労使の自主的なガイドラインづくりに際しまして、労働省としては適切な情報の提供というのは義務だと私は思っておりますので、ぜひとも、国内のみならず、国際的な基準でも参考になるところがございましたらば情報を提供されまして、よりよいものができるよ...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。よろしくお願いをしておきたいと思います。  では、続きまして、ILO条約の問題に移らせていただきます。  一九九〇年のILO総会で採択されました条約が二つございます。その一つは、夜業に関する条約、すなわち百七十一号条約であります。もう...全文を見る
○松本(惟)委員 百七十一号条約が採択されました当時は、条約第七条の女性労働者の夜業に関する事項等につきまして国内法とは明確に抵触をしていたわけでありましたけれども、その後の法改正によって、批准の条件はこの点についてはかなり整ったというふうに理解をしております。  残されました...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。さらに、国内法との関係で整合性が図れるかどうかということを、ILO条約の文章とのかかわりで詰めていただきたいと思います。  最後に、批准の見通しについて、労働省としてはどのように考え、検討されているのか、今のお答えの中に出ていたかと思い...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。前向きによろしく御検討をお願いしたいと思います。  ちょっと時間が迫ってきましたので、幾つかまとめて伺っておきたいと思いますが、化学物質に関して、特にアスベストの問題について伺いたいと思います。  新聞報道でILOの調査が紹介をされて...全文を見る
○松本(惟)委員 時間が参りましたので、終わります。ありがとうございました。
06月03日第145回国会 衆議院 本会議 第35号
議事録を見る
○松本惟子君 私は、民主党を代表して、ただいま議題となりました男女共同参画社会基本法案につきまして、内閣総理大臣及び関係大臣に質問をいたします。  本法案の内容に入る前に、まず、男女共同参画社会に対する基本的な考え方並びに基本法の意義について、小渕総理に伺っておきたいと思います...全文を見る
06月08日第145回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○松本(惟)委員 私は、民主党の松本惟子と申します。  御質問に先立ちまして少し発言をさせていただきたいのですが、国連が一九七五年を国際婦人年と定めまして差別撤廃条約を採択したときのことを思い出します。その冒頭に、女性に対する差別は人間の尊厳に対する犯罪である、人権に対する侵害...全文を見る
○松本(惟)委員 今、逐条ごとに御説明をいただきましたけれども、申されましたように、ジェンダーの視点というのは貫かれているというふうに理解をしてよろしいかというふうに思います。  次にお尋ねをしたいのですが、四条のところに、ただいま御説明を受けましたジェンダーを受けてということ...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  基本法の理念に基づいて、個別法の見直しの際には要請を行っていくという御趣旨であろうかと思います。  第四条につきましては、性別による固定的な役割分担等を前提とする制度、慣行を見直すということでございますので、よろしくお願いしたいと...全文を見る
○松本(惟)委員 御丁寧な説明をいただいたわけですけれども、もうこれ以上議論をしても先に進みそうにございませんので、次に進ませていただきます。  男女の人権というこの言葉の意味合いを深く分け入った場合に、はてと思うこともございます。今、実情においては、やはり一般的に女性の方が人...全文を見る
○松本(惟)委員 個々の問題については、別途基本法に基づいて対処されるということの中に、暴力の問題を織り込んでいかれる。  既にもう総理の諮問として審議会の中で議論が行われている、そして、その取りまとめ、中間取りまとめでございましょうか、それが出されたということでございますが、...全文を見る
○松本(惟)委員 まず、実態の調査から把握をし、そして、省庁が多岐にわたっているということはわかっているわけでございます。その省庁を調整しながら、今ある法律で有効な部分とか新たに何か施策を講じなければならない部分とかあろうかと思うのでございますけれども、この暴力に対する問題も、そ...全文を見る
○松本(惟)委員 そのとおりというふうに受けとめさせていただきます。  ところで、諸外国におきましての間接差別についてお尋ねをしたいのですが、基本法令あるいは個別法令で定義を明確にして禁止をしている、諸外国ではそういった国があるというふうに聞いております。どのような規定になって...全文を見る
○松本(惟)委員 済みません、御発言中ですけれども、簡潔に、要約をしてお話しいただけませんか。個別法の審議のときですとかなり厳密に必要かと思いますけれども、包括的で結構でございます。
○松本(惟)委員 例えば、オーストラリアだとかカナダだとかノルウェーだとかデンマークだとかスウェーデンだとかベルギーなんかでは、基本法令または個別法令で間接差別の定義を明確にして禁止しているというふうに私は伺っているんですけれども、もし誤りがあれば後日お聞かせをいただきたいと思い...全文を見る
○松本(惟)委員 含んでいるということでございますけれども、含んでいるということであるならば、わかりやすく、今、直接目に見える、一目でわかる差別的な取り扱いというのは、これはあってはならないということで、是正はできると思うのです。問題は、中立的に見えながら実は差別につながっている...全文を見る
○松本(惟)委員 実は、積極的な改善措置と表現をされたことの意味合いはどういうことなのかということもお尋ねしたいと思います。  私自身は、これは改善措置という言葉の響きからしますと、大変慎重にゆっくり、慎重はもちろん大事だと思います、緩やかに少しずつ直していくというふうなニュア...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  やはり、さまざまな国におきましてそれぞれの取り組みが行われているということでございます。そしてそれは、私が承知しておりますのは、ゴール・アンド・タイムテーブル、つまりゴールを決めて、そこに至るタイムスケジュールをきちんと立てて是正計...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  二〇〇〇年プランの中で、検討するというふうに書かれていますので、それに沿って御努力をなさるという官房長官の御決意も伺わせていただいたわけですが、その検討がよい方向に向かいますことを念じてやみません。  さらに、重複をいたしますが、...全文を見る
○松本(惟)委員 御努力をされているということはわかるわけですけれども、平等取り扱い、成績主義、こうおっしゃるこの二点についてでございますが、以前から、お尋ねすると必ずこの二つの言葉が出てくるのですね。これは決して否定するものではないと思います。  しかしながら、この原則のもと...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  現実的な御苦労というのは本当に、いろいろなこぼれ話も伺っておりますし、おありだろうと思いますが、さらなる御努力を、私も含めて御一緒に進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、中央省庁の再編に...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  定数と、それから男女の比率について、初めて日本の法律の中でアファーマティブアクション、つまり割り当て制度を書かれた画期的なものである。その中で今回の基本法が議論をされたわけでございます。  次の質問ですけれども、中央省庁等改革基本...全文を見る
○松本(惟)委員 大変ありがとうございました。  時間が参りましたので、午前中の質問はこれで終わりにさせていただきたいと思います。
○松本(惟)委員 それでは、引き続いて質問をさせていただきます。  官房長官、大変御多忙のところ、ずっといていただいてありがとうございます。  それで、推進体制というのがこの基本法を動かしていく上で大変重要なことだと私は思っておりますので、午前に引き続きまして再度確認をさせて...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  二十五人ということでございます。  今国民の皆さんが心配をしておられますのは、参画会議への移行で、この審議会、つまり、午前中にも申し上げましたように、国民各層の意見、民間の意見を反映して、しかも、四〇%条項、つまり一方の性が一方の...全文を見る
○松本(惟)委員 質問の趣旨は、国民各層の意見が反映をされる大変画期的な運営がこれまでの審議会においてはなされてきたということは、これは本当に関係する人々がひとしく評価をしているところでございます。やはり民間と一緒になってこそ実効が上がっていくという基本法でございますし、実態を変...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  重ねてお願いをさせていただきますが、新しい参画会議の構成におきましても、有識者の二分の一という配分、さらには民間各層からこの有識者を選任し、配置していただきたいというふうに思います。そして政府とこの学識経験者と称する方々が一緒になっ...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  真摯な参議院での討論を経まして与野党合意で前文がつけられたことについて、私もよかったというふうに思っております。  あと一つ質問をさせていただきたいと思います。  男女共同参画社会というのは、国会の中ではこれまでの審議を通じてか...全文を見る
○松本(惟)委員 どうもありがとうございました。  本当に、御苦労と御努力を受けまして、衆議院におかれましても、私も一生懸命、残された審議の時間、この法案がよりよいものとして誕生しますように力を注いでまいりたいということを申し上げまして、質問を終わらせていただきたいと思います。...全文を見る
06月10日第145回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○松本(惟)委員 民主党の松本でございます。  本日は、参考人の皆様におかれましては、大変御多忙の中、私どものために御意見を述べていただきましたことを心からお礼を申し上げさせていただきます。  私は、この基本法、二十一世紀の日本のあり方を決める重要な課題の一つだというふうに思...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  次に、中下参考人にお伺いをいたします。  先ほど間接差別のことについてお述べになっておられましたけれども、明白な差別というのは解決の手だてがほぼできている。しかし、これから問題なのは、見えない差別、見えにくい差別に対する手だての問...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  私自身も実は、基本法の性格上、やはり現実にある差別を平等の方向に向かって誘導していく機能を法律自体が持たなきゃいけない、ですから現状追認型の基本法であってはいけないと思っていますし、これは均等法の審議のときにも、ちゃんと附帯決議の一...全文を見る
○松本(惟)委員 それでは、最後の質問でございます。この点につきましては、中下参考人及び樋口参考人にお尋ねをいたします。  この基本法が成立いたしますと、具体的に推進体制とか、それから基本的な施策について着手をされていくわけでございます。同時に、この基本法が実効を持つためには、...全文を見る
○松本(惟)委員 お約束の時間が参りました。ありがとうございました。
12月14日第146回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号
議事録を見る
○松本(惟)小委員 私も同様でございますので。
○松本(惟)小委員 同じですけれども、率についてはまた別に議論をすればいいと思いますので、とにかく、上限率を定めるということの決議は、私はやはりきょうさせていただきたいなと思います。