松本惟子

まつもとゆいこ



当選回数回

松本惟子の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第147回国会 衆議院 労働委員会 第2号
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○松本(惟)委員 民主党の松本でございます。  私、まず、労働安全衛生の問題についてお伺いをいたします。  ただいま政務次官のお話にもございましたけれども、昨年起きました東海村の臨界事故、これは本当に空前の大事故でございました。被曝した大内さんが亡くなられましたことは大変痛ま...全文を見る
○松本(惟)委員 新しいお言葉、安全文化の創造ということは、大変耳ざわりがいいわけですけれども、どうぞ具体的にしっかりと取り組んでいただきたいということを申し上げます。  続きまして、昨年の十月六日、福岡県の筑紫野市ごみ処分場に掘られました井戸で、作業員三名が死亡をしております...全文を見る
○松本(惟)委員 報道によりますと、産興の関連会社である産興リサイクル研究所の研究員が、水質検査のために井戸の階段をおりて、水を採取しようとして突然倒れた。研究員を救出しようと近くにいた作業員二人が井戸に入り、また倒れた。そして、四人目の作業員、この方は今入院中で現在治療中でござ...全文を見る
○松本(惟)委員 労働行政でしっかりと周知徹底を図られているということですけれども、これが現場で守られていないがために大変痛ましい事故が起こったわけでございます。私は、この筑紫野市の事態だけでなく、次に起こったらどうするということでなく、徹底的にこの件について原因を究明されまして...全文を見る
○松本(惟)委員 認定につきましては、ジェー・シー・オーのときは九月三十日の事故発生、十月二十六日に認定をされております。今回は十二月二十日ごろに申請をしたと伺っておりますけれども、二カ月かかっています。迅速な労災補償を行うと大臣が所信で言われております。今後も、労働災害につきま...全文を見る
○松本(惟)委員 二五%まで引き上げるときの論議、大変なものがあったんですよね。そのときの根拠は今おっしゃられましたようなことでしたけれども、今回四〇に引き上げる、本来ならば長期休暇は六割というのが妥当だと思いますけれども、四割に引き上げるための根拠というか、状況の御説明がござい...全文を見る
○松本(惟)委員 制度のあるところ八・二というのは、私職場におりまして、これは非常に女性労働者の悩みだったんですね。やはり家族の責任というのは、職場で幾ら均等とか平等とかいいましても、女性の肩に依然として重い。年次有給休暇を使ってしのいでいるということを御存じでしょうか。八・二の...全文を見る
○松本(惟)委員 頑張っていただきたいと思います。  次に、女性と男性がともに家庭と仕事を両立できるようにするために、男性に対して家庭責任を果たせるような奨励策が必要と思います。これは、やはり企業文化を変えていくという意味で、産むのは女性しかできませんけれども、生まれた後は両性...全文を見る
○松本(惟)委員 雇用均等政策研究会の報告によりますと、欧米の企業においては、労働者の家庭、生活事情を配慮したファミリー・フレンドリーな雇用管理制度といたしまして、家族看護休暇制度、在宅勤務、転勤に当たって家庭の事情を配慮する施策が織り込まれているというふうに書かれておりました。...全文を見る
○松本(惟)委員 取り組み始めたばかりとおっしゃられましたけれども、職場や社会の人間化というふうに呼ばれて久しいわけですけれども、これもやはり欧米におくれをとっているなという率直な感想を述べさせていただきたいと思います。  私は、北欧のような、例えばパパクオータというような制度...全文を見る
○松本(惟)委員 知恵は出せばいろいろ出てくるのじゃないかと私は思います。北欧のような強制力を持たせたものでなくても、何らかの形、例えば、きょう議論するつもりはないのですけれども、均等法で取り入れました女性のための積極政策、企業が手を挙げた場合には何らかの措置を講じるというような...全文を見る
○松本(惟)委員 前向きな御答弁というふうに受けとめさせていただきたいと思います。  続きまして、ILO条約の批准についてお尋ねをしたいと思います。  私は、当委員会で質問に立つとき、いつも労働大臣に、先進国並みに条約を批准することをお願いをしてまいりました。さまざまな面で国...全文を見る
○松本(惟)委員 大変前向きな御答弁をいただきましてありがとうございました。  これで終わります。
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○松本(惟)分科員 松本でございます。連日御苦労さまでございます。  きょうは私は、WTOの問題の中の労働基準の関係と、それからもう一つは、我が国が主体的に行うことのできる国際的公正基準、ILO条約の批准の問題の二点について質問をさせていただきたいと思います。  昨年、シアト...全文を見る
○松本(惟)分科員 報道によりますと、最も議論が紛糾いたしましたのは農業問題というふうに報道されておりました。遺伝子組み換え食品の問題等々、私ども関心深い問題もございまして、お伺いをしたいところでございますけれども、何せ時間がございませんので、私は、今回は貿易と労働基準の問題につ...全文を見る
○松本(惟)分科員 おっしゃるように、労働基準の問題は、国連の別の機関がございます。ILOがございまして、実は、ILO条約の策定、採択の作業にも私はかかわった経験がございます。後に申し上げますけれども、相当たくさんの条約が採択をされておりますが、今日のように、世界じゅう市場経済が...全文を見る
○松本(惟)分科員 審議官がおいでになって活躍をされたというのは伺っておりますけれども、やはり閣僚の一人として、私は貿易と国際的に公正な労働基準のコンセンサスづくりというのは非常に大事なことだと思いますので、今後重要な会議にはぜひ労働の分野からも派遣をしていただくようにお願いをい...全文を見る
○松本(惟)分科員 細かい中身をきょうお伺いする時間はございませんので、前向きの方向でこれから、WTOの外側に、ILOの問題というよりもILOの中核となる条約、多分、それぞれの他の条約というのはILOの方で扱っていくというのが、おっしゃるように一義的な任務だというふうに思いますか...全文を見る
○松本(惟)分科員 大臣のお考えを伺ったのですけれども、お返事がございませんでした。残念でございます。  今おっしゃられましたように、私は、グローバル化の競争のもとで社会的公正基準、公正競争を確保していくという上に立ちますと、最低保障し、最低遵守すべき基本的な権利として、結社の...全文を見る
○松本(惟)分科員 ありがとうございました。
03月24日第147回国会 衆議院 労働委員会 第5号
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○松本(惟)委員 私は、高齢者雇用対策について、まず初めに労働大臣に、高齢者雇用対策についての基本的な御認識を伺いたいと思います。  超高齢化社会の到来が二十一世紀の初頭に予想されます中で、年金制度、医療制度、介護保険制度など高齢化対策についてのさまざまな施策が現在提起をされて...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  そこで、電機連合が昨年の十二月に発表いたしました人生八十年時代のライフデザインに関するアンケート、こういった調査がございます。  六十歳以降の雇用のあり方について一番多い意見といたしまして、定年六十歳で希望者が再雇用などで働けるよ...全文を見る
○松本(惟)委員 その方向でしっかりと取り組んでいただくことをお願いしたいと思います。  ここで今ある法律について伺いたいと思いますが、資料の中を見まして気がついたことですけれども、労働大臣が継続雇用制度の導入とか改善に対する計画の作成を指示することができ、またその計画が不適当...全文を見る
○松本(惟)委員 最後の方におっしゃいました、この法律が的確に運用されるように御努力をしたい、その意欲を受けとめさせていただきたいと思います。ルールですから、つくった以上はやはり着実に進めていっていただきたいなと思います。  次に、定年の段階的な引き上げを促進するために、継続雇...全文を見る
○松本(惟)委員 取り組みをしっかりとしていただきたいと思います。  次に、再就職援助計画でございます。  定年に引き続きまして、再就職援助計画の作成について、現行制度では、公共職業安定所長は、離職をする高齢者等の職業の安定を図るために必要があると認めるときは、援助計画の作成...全文を見る
○松本(惟)委員 改正案では、中高年齢者の再就職の促進等の措置の対象を、高年齢退職者から四十五歳以上の在職求職者まで拡大をして、事業主は再就職援助に関して必要な援助を講じる努力義務が課せられています。再就職援助計画の作成等がリストラ促進に悪用されるのではないか、これは別の議員から...全文を見る
○松本(惟)委員 労働組合や労働者代表の関与については省令の中に定めるというふうに受けとめさせていただいてよろしいですか。
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  雇用保険法の改正につきまして、基本手当の所定給付日数について、一般の離職者に対するものと、倒産、解雇等により離職を余儀なくされた者とに分けて給付されることになっています。離職を余儀なくされた者の区分につきましては、政省令等で基準を明...全文を見る
○松本(惟)委員 厳しいところに給付の重点化を図ることによって組みかえを行ったというふうに理解をいたしますけれども、この保険の性格から無理なのかなという気もいたしますけれども、高齢者の方々は自分の人生設計を立てて働いておられるということから見ますと、何らかの経過措置はとれないもの...全文を見る
○松本(惟)委員 今後、こういったさまざまな雇用形態が出てくることと思います。パートタイマーの問題も含めまして、均等待遇その他、先ほど同僚議員が、横断的な社会的基準は、日本は非常におくれているのではないかというようなことも発言ございましたように、こういった問題につきましても、ルー...全文を見る
○松本(惟)委員 検討課題にぜひしていただければというふうに思います。  時間が迫りましたので、用意をしました設問を少し割愛させていただきますが、お願いをしておきたいことが一つございます。  それは、先ほどもるる申し上げましたように、やはり中高年の方々が仕事を探すということは...全文を見る
○松本(惟)委員 それでは、関連いたしまして、厚生省の方にお尋ねしておきたいと思うんです。厚生政務次官にお願いをいたします。かけ持ちで御苦労さまでございます。  老齢基礎年金の支給資格期間を満たした人が六十歳になったときに、六十五歳前であっても、希望して請求すれば老齢基礎年金が...全文を見る
○松本(惟)委員 時間が参りましたので、終わりにいたします。ありがとうございました。
04月14日第147回国会 衆議院 労働委員会 第7号
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○松本(惟)委員 私は冒頭に、最近の雇用失業情勢につきまして労働大臣にお尋ねをいたします。  総務庁が三十一日に発表いたしました労働力調査によりますと、二月の完全失業率四・九%、これは、統計を開始いたしましてから、一九五三年以降最悪の記録になっております。このうち、倒産とかリス...全文を見る
○松本(惟)委員 ありがとうございました。  では、続きまして、雇用保険法の改正法案についてお伺いをいたします。  改正案の大きな柱の一つは、一般求職者の求職者給付の重点化ということでございます。  現行の給付体系を見直し、一般の離職者に対する所定給付日数と、倒産、解雇等に...全文を見る
○松本(惟)委員 お答えいただきましたけれども、私の主張は主張としてお心にとめておいていただければというふうに思います。  次の質問でございますが、昭和四十九年の雇用保険法制定当時の資料を拝見いたしますと、現行制度のように年齢などによる就職の難易度に応じて給付日数を定めた理由と...全文を見る
○松本(惟)委員 四十九年の改正そのものについての評価は別といたしましても、改正の思想というか基本的な考え方とか枠組みが大変明確だったように私は思います。それに比べますと、今回の改正は制度設計のちぐはぐなところがあるのではないかというふうに思うわけであります。今後、審議会等で改め...全文を見る
○松本(惟)委員 お答えのように、初回のときに判断をなさるということでございますけれども、仮にその決定に不服がある場合、通常の労働保険審査官への審査請求を行うようなことになるのかどうか、確認的に伺っておきたいと思います。
○松本(惟)委員 続いてでありますが、特定受給資格者となるかどうかは離職をしている者にとっては深刻な問題だと思います。離職理由について事業主との間で主張が異なった場合の判断基準が明確でなければならないというふうに思います。そうでなければ、その取り扱いをめぐって、職安の窓口で大混乱...全文を見る
○松本(惟)委員 離職者の自己申告を十分に尊重するということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、離職を余儀なくされた者の範囲についてお尋ねをいたします。  現行法では、正当な理由のない自己都合退職について一定の給付制限が行われております。労働省の説明に...全文を見る
○松本(惟)委員 それでは、認定基準の中の正当理由ありとされている中に、「父もしくは母の死亡等家庭の事情の急変により退職した場合」や「配偶者等と別居生活を続けることが困難となったことにより退職した場合」等があります。  時間的に余裕がないという点では、例えば家庭事情の急変も含ま...全文を見る
○松本(惟)委員 政務次官のお答え、大変含蓄のあるお答えであるというふうに承っておきたいと思います。  私は、家族的責任に対する配慮につきましては、単に個人の問題ではなくて、今日では社会的な責任があるというふうに価値観が変化をしつつあるのではないかというふうに思います。  御...全文を見る
○松本(惟)委員 時間が参りましたので、最後に申し上げておきたいことが二つほどございます。  一つは、今るるお答えをいただきまして、家族的責任を持つ労働者に対する血の通った御答弁があったかと思いますが、二十一世紀、今後の雇用保険制度にふさわしいものとするための審議となりますよう...全文を見る
04月21日第147回国会 衆議院 労働委員会 第9号
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○松本(惟)委員 民主党の松本惟子でございます。  私は、できるだけ今回の改正法案に沿って、この法律の実効性がどこまで保たれるのかということも含めまして質問させていただきたいと思います。  昭和六十四年に現在の港湾労働法が施行されて以来、十年ちょっとたっております。同法におき...全文を見る
○松本(惟)委員 御答弁の中にもあったかと思いますけれども、この港湾運送事業における事業活動の特徴としまして、今のような背景を持って波動性にどのように対応していくかということがあると思います。  この波動性に対応する労働者として位置づけられていたのが、旧港湾労働法においては、技...全文を見る
○松本(惟)委員 やはり、取り巻く状況を含めまして注意深く見守りながら、制度の適合性についての検討をしていかなきゃいけなかったのではないのかなというふうに私は思います。  港湾運送事業の規制緩和に伴って今回法改正がなされるわけでありますけれども、港湾運送事業の規制緩和は、港湾労...全文を見る
○松本(惟)委員 引き続き検討していただきたいと思います。  次に、港湾労働者派遣制度についてお尋ねいたします。  改正案の大きな柱の一つは、六大港において、港湾運送事業主間における港湾運送の事業に係る港湾労働者派遣制度の導入ということにございます。この港湾労働者派遣制度とは...全文を見る
○松本(惟)委員 続いてお尋ねをいたしますが、部会の労働者代表委員がこの制度について賛成できないもう一つの理由がございます。労働省は当初、港湾労働者の派遣を行う場合には公的機関を通して行う案をお示しになっていた、ところが突然、事業者間で派遣を行う案に変わったということを挙げていま...全文を見る
○松本(惟)委員 実質的に公的機関を関与させる仕組みを考えているということでございましたけれども、労働者派遣法に基づく労働者派遣制度との関係につきましては、これは二月十日に出されたものですけれども、中職審事務局から港湾労働者派遣制度の基本的考え方が示されております。  これによ...全文を見る
○松本(惟)委員 よろしくお願いしたいと思います。いずれにしても、特別な制度というところに意味があるわけでございまして、混同がないようにしなければならないというふうに思います。  次に、現行法におきまして、港湾運送の業務に関する労働者派遣の業務を行う主体であります。この主体につ...全文を見る
○松本(惟)委員 労働大臣の定める基準の中に、適正な派遣料金というのならば、例えば派遣料金についてこの水準を下回ってはならないといったふうに一定の歯どめをかける必要があるのではないかと思います。  派遣料金については、その市場の中でおのずと決まるというふうな考えもありますけれど...全文を見る
○松本(惟)委員 審議会の議論を経てということでございました。  次の質問でございます。  二月三日付で中央職業安定審議会の専門調査委員港湾労働部会の労働者代表委員が意見書を提出をしています。これによりますと、第一に、港湾労働者雇用安定センターが行っている労働者派遣業務の廃止...全文を見る
○松本(惟)委員 改正案では、センターの業務として港湾労働者派遣の契約締結のあっせんを行うこととされています。先ほど申し上げましたように特別な派遣制度ということで、いわば営利性の排除と公平性を確保するため何らかの公的関与が必要であると思います。その意味からも、部会の委員の意見にも...全文を見る
○松本(惟)委員 次に、日雇い労働者の問題についてお尋ねをしたいと思います。  前提として伺いたいわけですけれども、そもそも、現行の港湾労働法におきまして、いわゆる日雇い労働者の位置づけと申しますか、役割はどのようになっているのでしょうか。  現行法十条において、「事業主は、...全文を見る
○松本(惟)委員 港湾における日雇い就労に第三者が介入することを排除するために、港湾運送事業主が港湾運送の業務に従事させる日雇い労働者につきましては、今おっしゃられましたように、公共職業安定所の紹介を受けることを原則としているということでございますね。  昭和六十三年当時の会議...全文を見る
○松本(惟)委員 こういう事態がないように指導を強め、指導の充実を求めておきたいと思います。  次に、改正法の四十三条についてお尋ねをしたいと思います。  「港湾労働者派遣事業に係る事業主の義務」ということで、企業外労働者を業務につかせる場合は港湾労働者派遣を優先するというふ...全文を見る
○松本(惟)委員 文字どおり、おっしゃるとおりとすれば、一人でも派遣可能な労働者がいれば日雇い労働者の就労は認められないということになるわけでございます。  また、これで日雇い労働者の雇用に厳しい制限がかけられ、例えばやみ雇用などがないようになるのかどうかが問題だと思いますが、...全文を見る
○松本(惟)委員 次に、四十三条は、労働者派遣契約の締結に当たりまして安定センターにあっせんを求めることになっています。このあっせんがどのようなものになるかでこの法律の組み立ては変わってしまうと思います。そこで、その趣旨をより明確にするためにも、例えば港湾雇用安定等計画にその旨明...全文を見る
○松本(惟)委員 これをもって退職をされる方、定年退職に届いていらっしゃる方はまだしも、そうでない方々もおいでになるのではないかと私は思います。今国会でこの法案が審議をされているわけですけれども、まだ残った方々の処遇が見えない場合もございます。その中で、個々の労働者に選択が迫られ...全文を見る
○松本(惟)委員 格段の御努力をお願いしておきたいと思います。  次に、ILO条約の批准の促進についてお尋ねを申し上げます。  よく、いろいろなところで国際化とかグローバリゼーションとかいう言葉が使われ、そして対応するように規制の緩和が持ち出されているわけでございます。規制緩...全文を見る
○松本(惟)委員 前向きに御検討をいただきたいと思います。  ILO条約の採択あるいは見直しにつきまして、現在の我が国のILOにおける地位は、従来のように、あれはヨーロッパ主導の議論でもって決められる傾向があるからということではもう済まなくなってきている。やはり各国の実情に即し...全文を見る
○松本(惟)委員 大変ありがとうございました。  法案に則して細かい点も伺わせていただきました。  時間が参りましたので、終わりにいたします。
○松本(惟)委員 私は、提出者を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     港湾労働法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たり、次の事項について特段の配慮をすべきである。 ...全文を見る
05月10日第147回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○松本(惟)委員 おはようございます。私は、まずILOの百三十八号条約の批准についてお尋ねをしておきたいと思います。  現在、ILOでは百八十二の条約が採択をされておりますけれども、我が国が批准をしておりますのはそのうちの四十三条約でございまして、最近の批准ですと、一九九五年に...全文を見る
○松本(惟)委員 船員法との関係について一言だけ申しておきたいと思いますが、今おっしゃられたような理屈ですと、労働基準法も届け出になっていたわけでありまして、船員法は届け出がちゃんとあって、違反した場合罰則があるからいいということにはならないと私は思いますから、しかるべき時期に、...全文を見る
○松本(惟)委員 私も同様の認識を持っております。  百八十二号条約が採択をされました背景には、一九九五年の国連主催、社会開発サミットにおきまして、基本的な人権は国際社会に各国が参加するための必要な条件というふうにうたっております。その基本的人権の一つが児童の労働の撤廃というも...全文を見る
○松本(惟)委員 時間が押していますので、今のお気持ちを伺いましたけれども、私は実は、百三十八号は大変おくれて批准をする運びになった、このことは批准するということでいいわけですけれども、できれば百八十二号を一緒に批准できれば一番よかったのかなと思っております。  先ほどから、コ...全文を見る
○松本(惟)委員 ぜひとも、何か工夫ができれば、日本としての積極的な姿勢をILO総会でもお示しになられまして、あとは国内法の整備を急いでいただければというふうに思います。  と申しますのは、先般批准されました百八十一号条約は新しい条約で、飛び込みで一年足らずで批准にこぎつけてい...全文を見る
○松本(惟)委員 時間が参りましたのでここで終わります。どうもありがとうございました。また引き続き、場所があれば御質問をさせていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。