円より子

まどかよりこ



当選回数回

円より子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第142回国会 参議院 本会議 第7号
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○円より子君 民政党の円より子です。  私は、民友連を代表し、ただいま議題となりました預金保険法の一部を改正する法律案及び金融機能の安定化のための緊急措置に関する法律案につきまして、法案に反対の立場から討論を行います。  去る一月二十六日、大蔵省の現職金融検査官二名が複数の大...全文を見る
02月25日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○円より子君 きょうはお忙しい中ありがとうございます。二十一世紀に向かって国民の不安を払拭してどういう社会を私たちが目指していけばいいのかを考える上で大変大事な御示唆をいただきました。  そこで、手短に質問させていただきたいんですけれども、先生も負担と給付のことをお話しなさって...全文を見る
○円より子君 ありがとうございます。
○円より子君 お話をありがとうございました。  私はいろいろ家族の問題を今までやってまいりまして、例えば住宅事情ですとかそういったものがかなり家庭機能の低下に影響しているというふうに思ってきた者なんですが、先生のいろいろな御研究の中では、社会保障というのは今までコストがかかるだ...全文を見る
○円より子君 うらやましいですね。
○円より子君 住宅政策についてはちょっと食い違いがあったかもしれませんが、先生のおっしゃるようなゆったりした自然環境のいい一軒家に住めるということは、皆さん多分それは日本人としては望んでいると思うんです。  地方と都会とでは随分違うかと思いますけれども、都会の場合、これだけ地価...全文を見る
○円より子君 ありがとうございました。
03月11日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○円より子君 落合さん、きょうはありがとうございました。  事前にお配りいただいた資料も読ませていただきましたし、今までも落合さんのものは随分目を通させていただいております。  それでお伺いしたいんですが、先ほどおっしゃったように児童福祉法の改正ですとか、また、今まだ出されて...全文を見る
○円より子君 ありがとうございます。
○円より子君 もう一問させていただきます。  先ほど、家事労働の話が出ましたけれども、今、少子化の問題は、大分厚生省等がその原因を言うのは変わってはきましたが、まだかなり大きい部分は晩婚化のせいだということがよく言われます。確かにこの十年ほど、二十代後半、三十代前半の未婚率とい...全文を見る
○円より子君 きょうのお話、大変ありがとうございました。  先ほど先生は、子供たちの教育にも居住空間というものが大変影響しているとおっしゃいました。私は、この二十年来、離婚ということを切り口にして家族の問題を追ってまいりまして、その中にやはり居住空間ですとかコミュニティー、また...全文を見る
○円より子君 政治家としてはもちろん頑張りたいとは思います。
○円より子君 戦後はとにかく住宅難で、雨露さえ何とかしのげればいいというような発想があったかもしれないんですが、もう五十年以上もたって、私なんかもまだ議員になって五年ですが、何とか住宅政策をちゃんと、女性や男性も含めて、すべての人たちのためにここが一番基本だと思うんです。やってい...全文を見る
○円より子君 例えば先生、台所で私などお料理をつくったり食器洗い、もちろん女性ですから仕事をしながらそういうこともやっているわけですね。そうしますと、今の流しはほとんど低くて腰痛になってしまうんです。それで今、流し台の下をちょうど足の出ている分だけ入れるようにして少し高くすれば腰...全文を見る
○円より子君 それがなかなか政策に生かされてこなかった一つの要因がしらなんて私などは思っているんですが。
03月12日第142回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○円より子君 民友連の円より子です。  神戸市の連続児童殺傷事件で、月刊誌が少年の検事調書を載せましたけれども、この件については、検察当局の供述調書が漏えいしたというふうに言われております。この事実関係の解明に努力すると法務省の方は答えられておりますが、その後この解明は進んだの...全文を見る
○円より子君 こういった事件が起こること自体大変問題ですので、本当に速やかに解明していただいて、早速対策を立てていただきたいと思っております。  マスコミがこういったものを公表することも、私は少年法で保護すべき利益と比べて公共性や公益性が高いとは思えませんので、これも大変問題だ...全文を見る
○円より子君 ちょっと警察庁にお聞きしたいんですけれども、今急増しておりますナイフによる少年たちの事件、こういったものの背景、特徴的なこと、また原因等、つかんでいらっしゃいますでしょうか。
○円より子君 文部省にお聞きしたいんですが、今のような警察庁の少年事件の背景、原因等、また法務省もこれからそういったあたりを分析していきたいとおっしゃっていますけれども、今の子供たちの置かれている教育、そういったものがもしかするといろいろ原因があるのではないかということも考えられ...全文を見る
○円より子君 教育の専門家がお集まりになってこれからいろいろ御検討なさるんでしょうけれども、もう以前から言われておりますけれども、人間関係というのはやはりゆとりがないと、信頼関係は大事ですけれども、切れてしまう子、切れるというのがあれですが、それを受けとめることができなくていろい...全文を見る
○円より子君 アメリカではテレビ業界で番組を格付することを義務づけたものですから、それによって四大テレビ局の問題番組が三年前に比べると半減したというような調査もありまして、これは表現の自由との兼ね合いがありますけれども、マスコミ各社にも自主規制をぜひお願いしたいというふうなことを...全文を見る
○円より子君 今の御答弁を聞いて安心いたしました。本当にこれは縦割り行政ではなく各省庁が連携をして、ぜひとも子供たちの状況をどうしていくかということを含めて少年法を慎重に検討していただきたいと思っております。  それで私の質問を終わります。ありがとうございました。
03月19日第142回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○円より子君 民友連の円より子です。  まず、最高裁にお伺いしたいと思いますが、私、この四年ほどずっと法務委員会に所属しておりまして、毎年この時期になりますとこの裁判所職員定員法の一部を改正する法律案というものが出されて、今まで見ておりますと、ことし二十名の増員をしたいというこ...全文を見る
○円より子君 平成五年から昨年までで六十四人ふえて、一人頭二百七十から二百八十件がようやく二百四十件になったという状況ですが、そうしますと、七人とか十人とか十二人とか、ちまちまとふやすことで五年間で何とかこのくらいにはなったけれども、少しずつふやすことの効果があるのかどうか、その...全文を見る
○円より子君 ただいまの御答弁を聞いておりますと、あたかも私の方が増員をするなと言っているのに対して、これだけ事件が多くなっているから増員が必要だと一生懸命おっしゃっているように聞こえるんです。そうしましたら、もっとそれこそ五年間にちまちまと分けずに六十人ぐらいぼんとふやしたいと...全文を見る
○円より子君 今おっしゃってくださったとおり、アメリカの法曹人口は九十三万六千九百余人ですが、そういうことを見ますと、これはもう別格としても、とにかく日本の場合、法曹一人当たりの人口というのがもうお話にならないほど人口の方が多くて法曹人口が少ないという形になっておりますけれども、...全文を見る
○円より子君 これは司法予算といえどももちろん国民の税金でございますし、それから今は大変な赤字財政の中でございますから、常に〇・四%台をずっと保っているということは褒めてさしあげたいぐらいの抑制力ではないかと思うんです。  ただ、こういった司法予算の少なさが本当にその機能がきち...全文を見る
○円より子君 法務大臣もそのようにおっしゃっておりますし、これは元最高裁の長官でいらっしゃる矢口洪一さんがお書きになっているものですけれども、現在の倍の法曹人口の四万人は必要ではないかというふうにもおっしゃっているんです。最高裁、いかがですか、二十人なんという増員じゃなくてもっと...全文を見る
○円より子君 それで、今度の増員、平成五年からずっと判事補の増員でございますけれども、判事補の方が判事として一人前というとおかしいですが、判事としての仕事をなさるのに大体何年かかるんでしょうか。
○円より子君 五年でというケースもあるようですが、なかなか判事の方は、もちろん定員が決まっておりますが、ふえない。そうしますと、判事補がだんだんふえてきて、十年ほどたてば判事の定員を変えるということにもなるんでしょうが、現実にはこの判事補の制度は廃止すべきだという御意見もあるよう...全文を見る
○円より子君 今おっしゃったことは合議体ですからというお話ですが、合議体の中には必ず判事がいるわけで、判事の数がふえない限りはやはり裁判官の負担というものがなかなか解消されないということになって、例えば先ほど最高裁の方から民事訴訟等の数がふえていることもお話がありましたけれども、...全文を見る
○円より子君 最高裁の方も一生懸命何とか機能的に迅速に、そしてまた裁判官個々の負担がふえないように、またふえることによって国民の司法を受ける権利を脅かさないように一生懸命努めていらっしゃるのはわかるんですけれども、何か主客逆転といいますか、こちらが本来は必死になって減らそうという...全文を見る
○円より子君 終わります。
04月02日第142回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○円より子君 民友連の円より子です。  きょうの外弁法の改正についてですが、このいわゆる外弁法といいますのは、昭和六十二年、弁護士法に対する特別法として制定されたということです。その当時から国際的な法律事務が大変増大しているということで、内外からの要望によってこの外弁法が制定さ...全文を見る
○円より子君 はい。企業で結構です。
○円より子君 ただいま説明のありましたような要望がかなりあったというふうに私も聞いております。  そうした点について、例えば今までは外国法事務弁護士の職務範囲としましては、原資格国法に関する法律事務と指定法に関する法律事務があったわけですが、今回の改正案では特定外国法に関する法...全文を見る
○円より子君 今現在、外国弁護士というのが八十人強というふうに聞いているんですけれども、最初に数を聞きましたときに、私の素人感覚ですがいかにも少ないなというのが実感でございました。  それで、国際的な法律事務がかなり増大しているからということで六年にも改正され、また八年にも改正...全文を見る
○円より子君 その外国弁護士の方たちにお聞きしましたら、日本というのは相当な経済大国で、日本が不況になれば世界じゅうに影響を及ぼすような状況になっていても、やはり今でもまだ極東というイメージで、ここに来てまで弁護士活動をしたくないという実情があるらしいんです。だから、希望して日本...全文を見る
○円より子君 今、法務大臣や政府委員の御答弁にもありましたように、今回の改正でかなり緩やかになり、外国弁護士に応募してくださる方がふえていくと思いますし、また国際化の中でこのことによっても経済活動がますます活性化し、円滑化すると思います。それで、私もこの改正に賛成でございます。 ...全文を見る
04月08日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○円より子君 坂本さん、きょうはありがとうございます。  育児休職などのところで、私も実は十五年前に娘を産みましたときに、七月生まれだったものですから本当に一歳の保育園に入るまでが大変でございまして、私も四月一日にうまく産めばよかったなと思ったんですが、こういった大変いい制度を...全文を見る
○円より子君 ありがとうございます。
○円より子君 今の自由にチャンスが与えられる社会ということや、それから先ほど川橋先生が質問なさったことに少し関連するんですが、女性の就業に関する税制が働く女性に不利にできていると先ほどおっしゃいました。私も川橋先生も多分皆さんそうだと思うんですが、基本的には世帯単位よりも個人単位...全文を見る
○円より子君 ありがとうございました。
○円より子君 きょうはお話ありがとうございました。  この十二ページの「最上町の福祉の状況」の「一人暮らし老人数」のところを見せていただいておりまして、今、全国平均ではたしか六十五歳以上でひとり暮らしをしている女性と男性の数は、女性の場合が六人に一人が六十五歳以上でひとり暮らし...全文を見る
○円より子君 今、ベッドを貸し出していらっしゃるということでしたが、寝かせきりにしないということもとても大事だということを書いていらっしゃいますが、ベッドだけじゃなくて、雪の多いところでバリアフリーの町づくりというのは大変かと思うんですが、でもなるべく少し足腰の弱った方たちに外に...全文を見る
04月14日第142回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○円より子君 円より子です。  保護司法の改正について、以前にも保護司については御質問させていただいたことがあります。そのときにも保護司の方々の年齢の高さが少し気になりまして、若い人たちの有能な人材の確保ということに努力しているのかということを質問させていただいたことがあるんで...全文を見る
○円より子君 ということは、アンケートのときには保護司会長と一般の保護司の方の答えに少し差がありましたけれども、その後さまざま改正に当たってこういうことだということをきちんと御説明なさった上で賛成を得てということであれば、現場の声も十分酌まれたということですね。そうなりますと、今...全文を見る
○円より子君 それでは、保護司の資格と年齢についてお聞きしたいんですけれども、同じアンケートに、今現実に保護司として活動していらっしゃる方たちが、望ましい保護司としての年齢層のところに四十歳代、五十歳代というところを挙げていらっしゃいます。  ところが、先ほど清水委員からの質問...全文を見る
○円より子君 犯罪をした者の改善及び更生を助けるという職務であれば、当然その前提となるところに、かつて犯罪を犯した人であっても、今安定した仕事をして、社会のために役立ちたい、またそういった一度は罪を犯した人の保護更生に携わりたいともし思う人がいれば、その人を最初から資格として外す...全文を見る
○円より子君 先日、この法務委員会の視察で関東医療少年院を見せていただきました。そのときにちょうど二十人近い十代の少女たちの勉強風景を見せていただいたんですが、恥じらいを見せてにこっと笑っているかわいい少女たちが多かったんですけれども、後でお聞きしますと、覚せい剤ですとか売春です...全文を見る
○円より子君 あえて私が女子の仮退院等についてちょっとお伺いいたしましたのは、例えばまだ十代で、もちろん今十六歳で女性の場合は結婚ができますが、法的な婚姻をしていなくて妊娠をしたり子供が生まれたというようなときに、女子の場合は退学をしてしまうケースがかなり多いんですね。本人の希望...全文を見る
○円より子君 文部省やまた地方公共団体としっかりとした連携をしながら、今後、保護司の方々が犯罪予防のため、また保護観察中の再犯を防ぐために頑張って活動していただくことを希望して、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
○円より子君 民主党・新緑風会の円より子です。  ただいま笹川委員長からの提案理由説明にもありましたように、坂本弁護士一家が拉致され殺害されていた事件、また河野さんらの松本サリン事件、そして地下鉄サリン事件の犠牲となって亡くなられた方々の無念や、またいまだに傷がいえず、深刻な後...全文を見る
○円より子君 今、委員長が説明してくださったように、確かに負債の方は五十一億九千八百万ですのに、オウムの資産の合計は十億四千万ということで、これでは被害者の方たちに配当できるものが二割に満たないという状況ですね。それで、今回国が債権を放棄したことによって、自治体もまた営団地下鉄も...全文を見る
○円より子君 終わります。
04月23日第142回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○円より子君 民主党・新緑風会の円より子です。  多くの会派からいろいろな御意見が出されて十分な審議もされたかと思いますけれども、一昨日、四人の参考人の方においでいただきまして御意見を伺いました。きょうはそれを踏まえまして質問させていただきたいと思っております。  実は参考人...全文を見る
○円より子君 私は理由を聞いたのであって、ということは少ないというふうに考えていらっしゃらないと考えてよろしいですか。一言でお答えください。
○円より子君 少ないという理由をお答えにならなかったんですけれども、法務大臣にもお聞きしたかったんですが、後にさせていただきまして、裁判所の方にお聞きしますが、今回の改正では、法曹人口が少ないから改正して増員するんじゃないんでしょうか。
○円より子君 そうすると、ちょっと質問が後先になるかもしれませんが、過去十年間、また戦後の司法研修所の卒業生数と、その人たちが裁判官になったか、検事になったか、または弁護士その他といった内訳が出ておりまして、昭和六十二年以降は裁判官はほとんどずっと一二%前後、それから検事は一〇%...全文を見る
○円より子君 前回、裁判官の定員法の改正のときにも質問をさせていただきまして、そのときに東京地裁の例で、単独事件の手持ち件数がこのところの増員によって一時二百七、八十件のところが今は二百四十件程度になっているというお答えもいただきました。確かに事案に合わせて、事件の動向に合わせて...全文を見る
○円より子君 それで、財界等の期待もありまして、国際法とかそういった国際社会、経済界で活躍するような弁護士さんも必要だということで、例えば合格枠で随分若い人がふえてきまして、司法試験に受かる年齢もこのところかなり若返っているようです。大臣も質の高い法曹が必要だとおっしゃっています...全文を見る
○円より子君 それでは、裁判所の方に伺います。  参考人の御意見の中に、一極集中の東京型ではなくて大阪にも司法修習所を設けるべきではないかというような御意見があったんですが、その件について、また大臣からも今お答えがありましたけれども、質の高い、視野の広い法曹を生み出すために、例...全文を見る
○円より子君 それでは、社会人枠のことがあれなんですが、弁護士をまず何年がやってから裁判官や検察官になるという法曹一元制について以前随分話し合われたようですけれども、そのときにはまだ法曹人口の少なさやいろんな理由があってそのまま検討されただけで終わってしまったようです。今こそそれ...全文を見る
○円より子君 司法というのは、私の周りの普通の国民の人たちから見たら、やはり日本では紛争を司法によって解決しようというよりは、できるだけ裁判所とは一生かかわりがない方がいいと思っている方が圧倒的に多いというのが現状だと思うんです。  それで、そういったときに身近に国民の気持ちの...全文を見る
○円より子君 終わります。
05月11日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○円より子君 民主党・新緑風会の円より子です。  私は、少子・高齢社会についてこの数年間さまざまなデメリットの方の論議が随分盛んになっているのを見まして、デメリットばかりじゃなく結構メリットがあるんじゃないかと考えている人間でございます。  それはさておきまして、この十数年、...全文を見る
○円より子君 今持ち家率のことを言いましたけれども、全国的には持ち家が多いんです。東京では六〇・四%が借家という統計になっておりますけれども、実は年代別で持ち家率、借家率というのが出ておりまして、二十五歳から二十九歳の場合は借家が八七%、三十歳から三十四歳では六八・四%、三十五歳...全文を見る
○円より子君 居住水準のことは結構です。借家と持ち家の水準についてどうなのかを教えていただけますか。
○円より子君 平成五年の住宅統計調査というのが一番最新のものになるんですが、五年ごとですからことしまたなさって、近々、来年でも出るんだと思いますけれども、今おっしゃった持ち家と借家の最低居住水準と誘導居住水準というのがありまして、最低居住水準未満というのがあるわけです。これは、持...全文を見る
○円より子君 ちょっと戻りたいんですが、先ほど私は年代別の借家比率を述べさせていただきましたけれども、この借家の比率が今上がっておりますね、昭和五十三年、五十八年、六十三年、平成五年とずっと。建設省から住宅統計調査が出ておりますけれども、これを見ておりますと持ち家世帯率はどんどん...全文を見る
○円より子君 そうしますと、「第七期住宅建設五箇年計画」というのを建設省は出していらっしゃいますが、この「住宅建設の目標」のところに「人生八十年時代において、国民一人一人がそれぞれの人生設計にかなった住まい方を選択し、実現できるよう、二十一世紀初頭に向け、国民の住生活の質の向上を...全文を見る
○円より子君 今お答えいただきましたのでもうつけ加える必要はないかもしれませんが、先ほど年代別で言いましたけれども、先ほどの建設省のおやりになっている調査でも、借家の三人から五人世帯というのは、都市部だけじゃなくて全国平均でも、ですから都市と地方の別なく誘導居住水準以上の世帯の割...全文を見る
○円より子君 局長も、もう本当にミゼラブルな状況だというのは認識なさっておりますし、今後どんどん見直しを図って引き上げていきたいというお気持ちもよくわかりますが、水準というのは強制力はないわけですね、例えばこうあってほしい、望ましいという形ですから。  今まで日本の住宅事情が悪...全文を見る
○円より子君 そういう形の建築基準をつくると逆に賃貸住宅が減るというふうにおっしゃられると、ああそうなのかと思ってしまう方も多いかもしれませんけれども、それは、例えば逆に無利子の百年返済の住宅融資をするとか家賃が何%以下になるように家賃補助をするとか、いろいろ私はやり方はあると思...全文を見る
○円より子君 子育て中にバギーに子供を乗せて歩いておりますと、保育園に行くにしても買い物に行くにしても、道路が本当に歩きにくいといいますか、そういうことは私も感じますし、大勢のお母さんたちからさまざま言われておりまして、ぜひとも生活道路というものを早く改善していただきたいと思いま...全文を見る
○円より子君 ちょっと時間がありませんので、この保育所の問題はこれだけではなくさまざまございますので、また別の機会にさせていただきたいと思います。  労働省の方に来ていただいておりますが、きょうは住宅問題等に重点を置いて質問をしてまいりましたけれども、女性が子供を産んでも働き続...全文を見る
○円より子君 終わります。
05月20日第142回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○円より子君 民主党・新緑風会の委員の方々の御承諾を得まして、会派を代表し、意見表明をさせていただきます。  私は、この本調査会が二十一世紀の経済社会に対応するための経済運営の在り方として、この三年間さまざまな視点から議論をやってまいりまして、また参考人の御意見等も聞き、初年度...全文を見る
09月22日第143回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○円より子君 円より子でございます。  まず、きょうは少年法の問題について大臣にお伺いしたいんですけれども、大臣は先日の法務委員会でも、少年法の改正問題について少年法の適用年齢のことについてお話しなさっていらっしゃいましたが、この適用年齢については幾つかの改正方法が可能かと思う...全文を見る
○円より子君 それでは、この年齢といいましても、今私が申し上げたのは少年法第五十一条についてのことですが、もう一つ、少年法の二十条で検察官への送致、これは十六歳以上は送致できますけれども、十六歳未満はしてはいけないということがあるんです。この場合、このことを改正して十四歳、十五歳...全文を見る
○円より子君 前任の下稲葉前法務大臣も、少年法に対する基本的な考えを随分きちんといろんなところでお述べになっていらっしゃいます。では、今、国会に任せたいというふうにおっしゃっていますけれども、大臣自身の少年法に対する基本的な考え方、それから少年事件についてどう思っていらっしゃるか...全文を見る
○円より子君 残念ながら、今の大臣の御答弁からは、少年法やまた少年の保護育成、そうしたものに対する基本的なお考えは余りなくて、ただ議論をしていただきたいというふうにしか私には聞こえなかったんです。  それから、先ほど石渡議員の御質問の答弁の中でも、今もそうなんですが、国民の基本...全文を見る
○円より子君 少年犯罪はずっと減っておりまして、最近ちょっとまたふえてきているというところで御心配なんだと思いますが、例えば今強盗がふえているとおっしゃいましたが、ちょっと警察にお聞きしたいんですけれども、強盗の中で路上強盗がふえているということ、おわかりになりますか。おわかりに...全文を見る
○円より子君 子供たちのわかりやすい言葉でおっしゃっていますか。どういう言葉で大体おっしゃっているんでしょうか。
○円より子君 大人でもそうなんですけれども、日本人というのはなかなか自分の権利を守るのが下手でございまして、子供たちが捕まってしまった、警察に呼ばれた、周りじゅうおまえは何か悪いことをしたんじゃないかというような人たちがいる中で、きちんと弁護士をつけるまで話さなくたっていいんだよ...全文を見る
○円より子君 家裁へ行くまでは成人の刑事手続と同じということですから、身柄を拘束された人はいつでも弁護人の援助を受ける権利がありますね。そういうときに、当番弁護士を呼んでくださいと言ったり、それを知っている少年は少ないわけで、それを丁寧に教えられても、付添人というのが家裁でも本当...全文を見る
○円より子君 じゃ、ほとんど保護者が立ち会っているんでしょうか。
○円より子君 綾瀬事件のような場合には親が会いたいと言っても会わせてもらえなかった、そういったケースもあると聞いておりますし、そもそもこれは親の問題でもありますけれども、そういった非行に走っている子供に対して、もう親の方が手をやいているというケースも残念ながらあると思うんですね。...全文を見る
○円より子君 大臣は、家裁での少年事件の審判のときに付添人というのがきちんと子供たちについていることを御存じでしょうか、それとも付添人をつけられるシステムがあることは御存じでしょうか。
○円より子君 残念ながら、私も調べさせていただいてからわかったんですけれども、少年事件では一・五三%しか専門家の付添人がついていないんですね、専門家じゃなくてもなんですが。それで、凶悪犯と言われている殺人でさえ、もちろんこれが一番たくさんついているんですが、五八・五四%、強盗で二...全文を見る
○円より子君 確かに少年事件が多くてとても手が回らない、そういうふうに大臣はおっしゃっていますけれども、例えば訓戒指導などの教育的な措置で終わらせる審判不開始決定とか、それから審判を開いても少年院などには送らない不処分決定が七割強を占めておりますから、それほど弁護士が必要な事件と...全文を見る
○円より子君 それでは次に、今、私は被疑者とか加害者の側の少年の人権についてお伺いし、またその子たちを何とか更生させるための少年法であってほしい、そして少年法が厳罰主義に陥らないで、なおかつ子供たちの非行を減らしていく方法を皆さんで英知を集めて、法曹三者だけじゃなくて教育関係者、...全文を見る
○円より子君 被害者または被害者の家族にとっては、真相もその背景もわからなくて、ただ怒りと悔しさと悲しみの中に突き落とされる、そういう人たちに本当にどう配慮していくかというのはとても大きな問題だと思います。  そういう中で、少年事件等に関しては特に審判に被害者の家族なりが傍聴と...全文を見る
○円より子君 ありがとうございます。  同じような被害者の中に、特に性的な被害者である女性たちは、警察でその強姦されたことの話をし、そしてまた裁判所で話すというようなことで、二次的にまたセカンドレイプですとかサードレイプだとか、そういうふうにされていくのがとてもつらいというよう...全文を見る
○円より子君 さまざまに今後も配慮をしていただきたいと思っております。  それと、性的な犯罪の被害者だけではなくて、例えば突然交通事故で子供を失った方の悲しみとか苦しみとか、そういったもののやはり被害者の側の、被害者の家族の側のサポートシステムというのが日本は本当に欠けているの...全文を見る
○円より子君 今後、警察の事情聴取等にかかわる方々、それから裁判所、弁護士さん、すべて法曹界等もそうなんですが、そういう方たちも含めて相談にきちんと乗れる、そしていやしができるような人たちをふやしていく教育と、それから本当に被害者の支援、サポート、そういうことにもう少し公的機関が...全文を見る
○円より子君 法務大臣として、被害者の側の人権が今まで日本では本当に法務省も裁判所もすべて含めてどちらかというとそこへの法整備が私は希薄だったと思いますので、ぜひそれをやっていきたいというふうにおっしゃっていただきたかったんですが、ちょっとそれはもう終わりにいたしまして、一言最後...全文を見る
○円より子君 時間ですので終わりますけれども、議員立法は議員立法で私たちやりますけれども、法務省が出されているんですよ、法制審で、法務大臣の諮問機関で出されたものなんですよ。それをどうなさるのかということを聞いているんです。
○円より子君 委員長、よろしいですか、一言だけ。  法務大臣の諮問機関で民法改正をやってほしいとおっしゃったのは法務大臣なんですよ。そして、そこから出てきた答申を何とか国会に上程してそして議論をしてほしいとおっしゃるのはあなたなんですよ。ちょっとそこを間違えないでいただきたいと...全文を見る
10月08日第143回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○円より子君 おはようございます。民主党の円より子でございます。  本日の二法案の質疑に先立ちまして、まず、在日外国人の指紋押捺制度について法務大臣にお伺いしたいと思います。  六日の衆議院の法務委員会で、押捺制度の全廃を通常国会に提出する準備をしているとの大臣の御発言があっ...全文を見る
○円より子君 いまだ外国人登録証明書の常時携帯義務や、不携帯に対する重い罰則規定の存在など、さまざまな課題も残っているかと思いますけれども、この国に親しみを持って、相互理解を深めてくださる外国の友人をふやすためにも、ぜひとも人権上のさまざまな問題の解決に今後も取り組んでいただきた...全文を見る
○円より子君 こういった裁判官の仕事というものは、良心的に本当に一生懸命やればやるほど忙しくなるたぐい、性質のものですし、件数だけでははかれないものだと思います。  今のアンケートによりますと、忙し過ぎることの弊害として、訴訟の進め方に何らかの影響があったという方がやはり一番多...全文を見る
○円より子君 残業手当がついてうまくいくものではないんですけれども、とにかく忙し過ぎて仕事を家に持ち帰ってまでやらなければいけないという状況の中で、このアンケートの方、裁判官をやっていた方ですけれども、高裁の裁判官時代に自分の知り合いの裁判官で四人も自殺した人がいるというのがある...全文を見る
○円より子君 次に、国選弁護人についてお伺いしたいんですが、まず我が国の刑事裁判において私選弁護士と国選弁護士のつく割合というのはどうなっているか教えていただけますか。
○円より子君 だんだんふえてきているのかなという気がするんですけれども、七割というのはかなり多いなと思うんです。ということは、特に国選弁護制度は随分我が国の刑事裁判において重要な役割を果たしているということになりますけれども、七割ということは、特に簡易な事件だけじゃなくて、重大事...全文を見る
○円より子君 今私が聞きましたのは、それはわかっているんですが、七割とおっしゃったので、その七割というのはそういった法定合議事件や否認事件でも七割なのか、そういう意味だったんです。私が知っているときは六割で、そのときはこういった重大事件の半数が国選弁護人ということだったものですか...全文を見る
○円より子君 国選弁護人のケースがふえているということなんですが、実はこの国選弁護人の報酬というものが今回の裁判官の報酬と比べますと随分低いのではないかということがずっと日弁連等から要望が出ております。  まず、裁判官の場合はフルタイムで働く人ですし、国選弁護人はその都度の事件...全文を見る
○円より子君 その八万三千百円を十五万とか、それから日弁連の方は二十万円以上というふうな要望が出てきているのは御存じだと思うんですけれども、その金額が適当なのかどうかということはおきまして、国選弁護制度によって裁判の七割が占められているということになりますと、ほとんどそこに頼って...全文を見る
○円より子君 責任を持って弁護士会が推薦をするというときに、なかなか受任してくれる人がいないというような問題があると思うんです。  それから、直近の五年間で裁判官の報酬は四・七%、国選弁護人の報酬は一二・七%の増額ということで三倍近いとおっしゃいました。先ほどのグラフをごらんい...全文を見る
○円より子君 今、経費の点でお話しいただきましたけれども、例えば外国人事件の場合というのは経費以外のところで、その家族や知人、関係者に話を聞いたりとかそういったことでも外国人が多かったりするわけですから、国選弁護人の方々のお話では日本人の事件よりもやはり時間と労力がかかるというこ...全文を見る
○円より子君 国選弁護人によって七割ということであれば、本当に国選弁護人の方たちが進んで弁護を引き受けてくれるという状況でないと刑事事件は大変だなという思いが私などはするんですけれども、国選弁護事件がふえてきていることの理由と、それからもし国選弁護人になり手がいないとしたら、先ほ...全文を見る
○円より子君 時間がありますのでもう一つだけお聞きしたいと思います。  国選弁護人の件ではないんですが、入国管理局でイラン人の二十八歳の青年が不幸にして事故で亡くなったということで、刑事事件ではそのときの警備の方たちは不起訴処分になっておりますが、家族から民事事件として訴訟を起...全文を見る
○円より子君 終わります。
12月07日第144回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○円より子君 民主党の円より子です。  先ほど同僚議員から、地域別の未婚率はどうなっているかというお話がありましたが、ことしの六月に国土庁から「地域の視点から少子化を考える」という報告書が出ておりまして、この中で地域別の未婚率が出ております。そこで、女性の労働力率が高い地域ほど...全文を見る