円より子

まどかよりこ



当選回数回

円より子の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第156回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○円より子君 お三方、ありがとうございました。  私は三十年ほど前に北欧諸国を取材に行きました。そのテーマは正にワーク・ライフ・バランスだったんですが、ある企業が、例えば夫と妻が共働きで、そして子供が保育園に行くのに二人がフレックスタイムを取っておりまして、一週間はお父さんが子...全文を見る
○円より子君 労働組合の中の執行部に女性がオランダが多いのかなという気もしたんですけれども。  個人の意識は、それこそ三十年ぐらい前から、特に女性たちの意識は、長時間労働をやめて子育ても個人の生活もお互い楽しみ合いましょうよと、何とかならないかなと、先ほども申しましたように変わ...全文を見る
○円より子君 ありがとうございます。  西嶋参考人にお聞きしたいんですが、ダイバーシティーの考え方、大変面白いと思うんですが、これをまず日本語で言うとどういうふうに言えるかという。いつもリプロダクティブヘルス・ライツなんかもなかなかいい日本語にできないんですが。  それともう...全文を見る
○円より子君 もう一問、短くよろしいですか。
○円より子君 駄目ですか。はい。じゃ、結構です。  ありがとうございました。
02月26日第156回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○円より子君 民主党の円より子です。  今日はお三方から大変有意義なお話を聞きまして、私はずっと都心部といいますか、都会にしか住んでいないものですから、全く農村、漁村、林業、様々なこと知らないと言っていい人間なので、四十を過ぎて初めて娘と稲刈りをしたと、そういう体験しか持ってい...全文を見る
○円より子君 ありがとうございました。終わります。
03月14日第156回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○円より子君 民主党・新緑風会の円より子でございます。  本日は、主に経済の問題でお聞きしたいと思っておりますが、まず今日、私、ここにたくさん新聞記事がございますのは、毎日、この十一日に八千円を切った株安のことで三月危機は起こるのではないか、日本の経済がもたないのではないかと。...全文を見る
○円より子君 何だか随分あっさりと、余り、やはり実務の面での危機感の認識がそれほど、実務やっていらっしゃる方から比べると甘いのかなという気がするんですが、例えば大手銀行が自己資本を増資をなさいましたけれども、これがすべて飛んでしまうのではないかという不安がありますけれども、一体ど...全文を見る
○円より子君 例えば、今おっしゃった総額二兆円の大手銀行の年明け以降の自己増資額というのが、それはなぜそういうことになったかといいますと、不良債権処理や保有株の下落に備えた国有化回避策ではなかったかと思うんですけれども、この株安で、私も先ほど申し上げたように増資で集めた資本すべて...全文を見る
○円より子君 では、塩川大臣にお聞きしたいと思いますけれども、塩川大臣も今の株安、円高について竹中さんと同じような認識でいらっしゃるのか。どういうふうにまた危機意識をお持ちになって、どういう手を打たなければいけないと思っていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
○円より子君 この株安が銀行だけではなくて経済界、企業等に与える影響等についてはどう思っていらっしゃいますか。
○円より子君 昨日、我が会派の峰崎議員が予算のごろ合わせをなさっていましたけれども、そのときに塩川さんにお聞きしたら、いや、そんなごろ合わせを今考えているような心の余裕はないんですよとおっしゃった。経済、財政をやっていらっしゃるリーダーとしては、どんな状況でも実は心の余裕を持って...全文を見る
○円より子君 ちょっと塩川大臣又は政府参考人の方でもよろしいんですが、お聞きしたいんですが、小泉総理就任時と今の株価、両方と、その差額を教えていただきたいと思いますが。
○円より子君 今、東証一部の時価総額、昨日の時点で二百二十七兆とおっしゃいましたか、ちょっともう一度確認させてください。
○円より子君 今、塩川大臣お聞きになっていたと思いますけれども、株価は約、小泉総理就任時が一万四千円、それが今日の午前中、八千円台に上がって私もちょっとほっとしましたけれども、それでも半分近くに下がっているわけですよね。それから、時価総額というのが三百九十一兆だったんです、三百九...全文を見る
○円より子君 デフレのことはもちろんいろいろ世界的な問題もありますけれども、これもまた臨時国会で、昨年の、申し上げたことなんですが、バブルのときに値が上がって、そのときは小泉さんも土地を早く下げろ下げろと言って、今は上げろ上げろなんて言って、みんなおかしいんじゃないかとおっしゃい...全文を見る
○円より子君 では、副総裁にお聞きしたいと思いますけれども、今まで日銀は政策的にデフレ対策というものをどういうふうにやってこられたんでしょうか。
○円より子君 ちょっと資産デフレについてお聞きしたいと思うんですが、卸売物価ですとか小売物価の伝統的な日銀政策が幾ら効果があったとしても、日銀で鬼平と言われた三重野総裁が日本の資産インフレ退治を言われて、それがいまだにこの傾向が私は続いているように思うんですけれども、そしてそのこ...全文を見る
○円より子君 ゼロ金利政策も、また量的緩和の拡大も余り効果がなかったのではないかと。せっかくマネタリーベースが増えても市中に全くお金が回らないという、そういう状況がずっと続いているように思うんですけれども、そういう中で、今株安、今日八千六円になったと言われていますが、かなりひどい...全文を見る
○円より子君 その今、前向きな方向で考えていない、適当でないというのは、そういったことが日銀資産を目減りさせるようなリスクがあるということからなんでしょうか。
○円より子君 竹中大臣に再度お伺いいたします。  もちろん、日銀の独立性ということを尊重しなければいけませんが、今、政府としては、日銀と一体となってどういう手を打つべきとお思いになっていますでしょうか。
○円より子君 今、私が質問いたしましたのは、今のももちろんお答えいただいて結構なんですが、日銀副総裁にお伺いしました日銀のETFやそういったものの、今までの非伝統的政策を取ることについて、例えば日経連の奥田さんが、八千円を切った場合にそういった禁じ手である株や土地の購入など、大胆...全文を見る
○円より子君 それでは、円ドル為替レートについてお伺いしますが、前回の予算委員会で塩川大臣は私の質問にお答えになって、十一月の二十五日でございますが、円が高過ぎると、OECDの購買力平価からいけば百五十円か百六十円ぐらいが望ましいのではないかと御答弁くださったんですが、今もそうい...全文を見る
○円より子君 そのときに日銀の速水総裁は、円の力の強いことは大変重要なことで、円にはインテグリティーがあるということまでおっしゃって、いつも速水総裁の持論といいますか、円高は戦後半世紀を経て日本が強くなったあかしであると、で、円安を志向して国を売ってはいけないというふうによくおっ...全文を見る
○円より子君 円について、通貨についてはそういう御意見、当然だと思いますが、今、輸出産業にとってはこの百十七円とかの円高というのは大変な痛手を被るというようなことで、もう少し円安にならないかなというところがあります。それでも、今のドル安であってほしいというスノー長官が本音を漏らさ...全文を見る
○円より子君 その今の円高株安が中小企業には大変な影響を与えていると私は思うのですが、経済産業大臣の方に、今日は副大臣が来てくださっていますでしょうか、お伺いしたいのですが、貸し渋りや貸しはがしが大変な状況下から、倒産も増えましたし、自殺者も増えております。この五、六年、自殺者が...全文を見る
○円より子君 ちょっとあれですが、ついでにと言っては申し訳ありませんが、同じく副大臣にお伺いしたいんですが、イラク攻撃がどうなるかという状況でございますけれども、アフガニスタンやイラクなど最近の国際紛争の後ろにはエネルギー、石油・ガス資源などの大きな国益の変化が透けて見えるんです...全文を見る
○円より子君 それでは、年金、ちょっと順番を変えまして、株安のことが年金資金の運用にかかわりますので、ちょっと先にこちらをさせて、質疑通告と順番が変わりますが、させていただきたいんですが、厚生労働大臣、お願いいたします。  社会保障審議会の年金資金運用分科会で公的年金による株式...全文を見る
○円より子君 ちょっと質問の前に、日銀副総裁、結構でございますので、御退席ください。また、経済産業省の方も結構でございます。ありがとうございました。藤原副総裁、長い間お疲れさまでございました。  今、済みません、途中で、坂口厚生労働大臣のお答えをいただきましたが、これは平成十二...全文を見る
○円より子君 市場での運用で株は、一体株式にどのくらいのパーセンテージ投資していらっしゃるんでしょうか。
○円より子君 今のはパーセンテージでいくとどのくらいですか。国債や株式の割合としての、株式の割合です。
○円より子君 それでいきますと、十四年度は四・〇六%、外国株の方で二・二七%ということだと思うんですが、そうではなくて、国内の株式に、市場関係の運用額約二十八兆円を、二五%、それから外国株式に一四%、合わせて四〇%掛けているんではないでしょうか。
○円より子君 実は、国民から預かっている年金をそうした今のような株の変動で、いずれ上がることだってもちろんあるかもしれませんが、今どんどん下がり続けているような状況の中でまた株式にこれだけ投資することはどうなのかという意見はたくさんございまして、一〇〇%国債を買っていれば、何も、...全文を見る
○円より子君 慎重にというように、まあ条件はあるけれどもと塩川大臣がおっしゃったのですが、坂口厚生労働大臣は、もう一度、この株式運用についてどうお考えでしょうか。
○円より子君 先ほど申しました、新規資金配分の公表が見送られたということで、随分市場ではこの公表先送りに対していろいろな憶測が乱れ飛んでいるらしいんですが、そもそも、やはりかなり大きな額ですから、年金資金は株式市場に大きな影響を与えると思います。それが逆にPKO的なものになってし...全文を見る
○円より子君 こうしたものがかなりの損になったとしてもどなたが責任取るかという、そういったことがきちんと決まっているわけでもありませんので、是非とも、本当に今、年金がどうなるかというふうに不安におびえていらっしゃる方々が多いところで、そして、もしかして給付が減り、負担が増えるので...全文を見る
○円より子君 まず、消費税というよりもまず税収の減少が年々見積り、予算編成時の見積りよりも減少の方が大きくなっていると思うんですけれども、今年度もまたこれでは法人税がかなり減るのではないかというふうにも思いますし、また、先ほどから申しますように、土地等が下がっておりますから、昔は...全文を見る
○円より子君 まあ、見積もったとおりいくということであれば大変よろしいですけれども、そうなることを私も期待いたしますが、なかなか今の現状では厳しいかなと思っておりまして、かなり甘い見通しではないかなと思っているんですが。  今日は、今、私の手元にはもう様々、今回の税制改革につい...全文を見る
○円より子君 政府税調の去年の十一月十九日の当初答申では、「消費者の便宜のため、価格の総額表示が促進されるよう配慮していく必要がある。」と、慎重な取扱いを求めるものでしたが、なぜ突然義務付けになったのかはどうでしょう。
○円より子君 当初からそういうふうにして消費者に分かりやすくしたいというふうにおっしゃっていますが、今度のこれが本当に消費者利便に貢献するとは私には思えませんで、逆に総額表示にすることによって幾ら税金を取られているのかということを国民の目からそらすためで、消費者の負担感とか痛税感...全文を見る
○円より子君 痛税感ですとか消費者の負担感をそらすためではないとおっしゃっていますが、私、先ほど申し上げたように、ホップ・ステップ・ジャンプの三年、五年、十年でこの日本の経済を再生するためには、もう思い切って今消費税を、もちろん後で必要だとしても、下げるぐらいのことが必要だという...全文を見る
○円より子君 認識が国民と随分違うなという気がいたしますが、今、百円ショップの方なんかもどうしていいかとても悩んでいらっしゃいますし、まずスーパーやコンビニ、そして出版業界等も、総額表示方式の例が出ておりますが、大変また変えることに対してのコストが掛かることで、このデフレ下でまた...全文を見る
○円より子君 つまり、じゃ、出版業界はまた何十億のお金を掛けないといけないという、そういう、出版業界だけではなくてスーパーやコンビニ等、それから小売店等、様々なところがそれだけの経費が掛かることについてはどうお思いなんでしょうか。
○円より子君 先ほど、まあ今、いつもEUのことが引き合いに出されますけれども、元々のあれが違いますからね。  ですから、みんな本体とそれから税ときちんと書いて出す方が国民にとっては私は利便性があると思いますので、今回のこの改正というのは、大変、消費者の利便性も無視した、そして小...全文を見る
○円より子君 この特別配偶者控除の廃止と同時に、今後、配偶者控除等も廃止していく方向ですとか、年金の第三号被保険者の問題等、様々議論されていると思うんですけれども。  今、専業主婦の人たちは冬の時代を迎えたと言っております。それは、家事、育児、介護等のアンペイドワークが、年金制...全文を見る
○円より子君 私は、それを廃止することは二十数年前から言い続けてきた方でございまして、別に反対しているわけではないんですが、今のこの不況下で、本当、世帯主の収入だけでも大変なときに、専業主婦がちゃんと働けるような状況があればいいと思っているんですけれども。  今、女性の失業率が...全文を見る
○円より子君 今、雇用形態が大変多様化しておりまして、二十代の女性の半分以上が非正規の仕事に就いていると言われております。そうしますと、この人たちが六十五辺りで年金を受け取るころには、ずっと非正規のままでいきますと、途中で結婚して、また夫の基礎年金部分が入るとかいろいろあるかと思...全文を見る
○円より子君 今日は少子化の問題、それから今の雇用、女性の雇用、それから年金の問題と順番にお話し、質問させていただいて答弁していただく予定だったんですが、時間が少なくなりましたから全部交えながら、それから大分はしょって質問させていただきますが、今、大臣が年金、女性の問題は少子化の...全文を見る
○円より子君 ありがとうございました。  法務大臣と警察の方には御質問できなくて大変申し訳ございませんでした。  これで終わります。
04月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○円より子君 おはようございます。民主党・新緑風会の円より子でございます。  酒類関係二法に対する質疑をこれから行わせていただきますが、酒類小売業免許に係る規制緩和といいますのは、平成十年三月の規制緩和推進計画の閣議決定に基づきまして、平成十三年一月にまず距離基準が廃止されまし...全文を見る
○円より子君 今おっしゃってくださった廃業とかまた失踪・行方不明者、自殺者数の状況なんですけれども、このまず廃業、倒産等の理由といいますのが、やはりその商圏内及び近隣に免許が付与され出店が集中したためということや、価格競争で売上げが激減したというのが大変多くなっているわけですね。...全文を見る
○円より子君 今のお答えですと、当然、私が先ほど申しましたように、規制緩和推進計画の閣議決定に基づいてということでございますけれども、こういった酒屋さんの今の現状、倒産が多く、また先ほど申しましたような理由によってほとんどが倒産、自殺、行方不明になっているという、こういう状況につ...全文を見る
○円より子君 社会的理由又は家庭的理由というのはどういうものなんでしょうか。
○円より子君 私は逆に、規制緩和のせいだけではなくて、この十年来の不況に対する政府の失政といいますか、そういうものが大きな影響をやはり与えているのではないかという気がする、ただ空き地のような問題だけではなくてですね。  それからまた、商店街の活性化ですとか町づくり全体の都市計画...全文を見る
○円より子君 私の質問の半分もお答えになっていないんですけれども、例えば今、中小企業、零細企業、一番銀行の貸し渋りや貸しはがしの影響を受けまして倒産、大変なんですけれども、一つにはそういった銀行の融資の問題もありますけれども、日本では個人保証というのがありまして、倒産、廃業した後...全文を見る
○円より子君 もう少し法案の方に戻りましてお話しさせていただきますと、この酒類小売業における過当競争といいますのは地域間によって格差があるように思いますけれども、免許枠過当競争地域の格差については財務省はどのようにお考えでしょうか。
○円より子君 次に、緊急措置法案提出の理由についてお伺いしたいんですけれども、先ほどから不況に対する政府の対策の欠如といいますか、そういったものや規制緩和等が輪を掛けまして、酒類販売業者には大変な厳しい現状となっているわけでございますけれども、でもまあこれからの時代を考えますと、...全文を見る
○円より子君 先ほど財務省の方がお答えくださったように、本当に免許枠過当競争地域の格差というものが随分あります。そうしますと、その地域の実情に応じた措置を図るという観点からは、正しくその核となりますのは緊急調整地域の指定及びそれに応じた免許付与の制限であると思うんですが、まず、こ...全文を見る
○円より子君 また、この緊急調整地域の指定要件に、競争が厳しく小売業者の販売量が急減していることや過半数の小売業者が経営改善計画を提出していることを挙げておりますが、いずれにせよ税務署長は、所轄内の小売業の販売数量や販売場数の推移等の需給動向あるいは経営状況等を継続的にモニタリン...全文を見る
○円より子君 今度は小売業者に対して講じる支援措置ということについてお伺いしたいんですけれども、酒類小売業者の経営改善計画の実施や転廃業の円滑化のために国が必要な措置を講じることとしておりますけれども、原案ではまず、「必要な財政上の措置」となっていたんですが、これは当初どういった...全文を見る
○円より子君 財政上の措置というのはどういうのかと思っておりましたら、研修ですとかマニュアルの実施のための予算措置などというふうにおっしゃっていましたが、私は、共同で仕入れたりというようなところの規制緩和って大変重要だと思いますし、小売業者の方々が大きなスーパー等に対抗して競争を...全文を見る
○円より子君 ちょうど今お話のありました不当廉売等、リベートや透明性、そうした問題の透明性の確保について公正取引委員会にお伺いしたいんですが、実態調査で是正を指導なさっているようですが、実効性が弱いのではないかと。また、実効性確保の観点から、独禁法違反に対するペナルティーの在り方...全文を見る
○円より子君 案外時間がないものでございまして、あと七分かそこいらしか私に残されてなくなりましたので、ちょっとはしょって質問させていただきますけれども。  まず、未成年者の飲酒、それからまたかなり悪らつな飲酒運転等様々増えてきておりまして、私は、結構私もお酒好きでございますから...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○円より子君 民主党・新緑風会の円より子でございます。  八十五分だった質問時間が六十分になりましたので、かなり質疑通告したものを省かせていただくと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、平成十二年の改正案の法案審査で、取引所の株式会社化につきまして特定の株主に経営...全文を見る
○円より子君 もう一つ、持ち株会社による取引所の子会社化が可能となりますけれども、外国では持ち株会社形式によって随分統合再編が加速しております。中には国境を越えた買収競争に発展した例もありますけれども、将来的に日本の取引所が海外の取引所を買収したり、反対に海外取引所グループの傘下...全文を見る
○円より子君 外資を含めということは、今私が質問したようなことはないということなんですね。
○円より子君 何度聞いてもよく分からないんですけれども。直接私が質問したのに答えていただきたいのと、それと、竹中大臣に分かりやすくお話し、もし今の、海外の子会社になり得るのかどうか、それからもう一つは国民のインフラとしてどうなのかという、インフラなのかどうか、その辺の取引所の位置...全文を見る
○円より子君 大変分かりやすく、ありがとうございました。政府参考人の方の答弁で分かりにくかったものですから、つい大臣に補足してほしいなんて失礼な申し方をしまして、大変失礼いたしました。分かりやすい御答弁、ありがとうございました。  次に、証券取引所には、証券取引の場を提供する側...全文を見る
○円より子君 次に、証券販売チャネルの拡大についてお伺いしたいんですが、今回の改正で協同組織金融機関による有価証券の売買等の書面取次業務が解禁されます。これは既に銀行で解禁というかされているんですけれども、全く銀行の方では書面取次ぎが活発に利用されていないと私は聞いているんですが...全文を見る
○円より子君 今おっしゃったように、確かに勧誘とは何かというその定義が大変あいまいだったと思います。ですから、ガイドラインを出されたということなんですけれども、もう一つは、何かPRが不足していたのかなということや、それから私は、やっぱり銀証分離を変えるのは時期尚早というような形で...全文を見る
○円より子君 次に、先ほども参考人の中にも厚生年金基金の代行返上の話なども出ましたけれども、最近の株安、それの一つの原因がこのことだというふうによく言われておりますけれども、株価対策としてこの厚生年金基金の代行返上ルールの緩和がされるようですけれども、この現物返上の条件緩和によっ...全文を見る
○円より子君 確かに機関投資家の判断なんですけれども、九〇%が八〇%になったり、また十月からが九月に前倒しになったりということが本当に実行されるのかどうか。売り圧力、さっきの圧力が緩和されるのか、どの程度なのかというような、竹中大臣はどのように考えていらっしゃいますでしょうか。
○円より子君 先ほどパッシブ運用のことがお話にありましたけれども、このパッシブ運用の拡大といいますのは、優良企業への資金配分機能を損ねるという指摘があると聞いております。この問題点については運用側としてどのようなお考えを持っていらっしゃいますか。
○円より子君 確かに、パッシブ運用は運用コストが安くて資産管理も簡便であるという、そういった利点があると思いますけれども、私は、パッシブ運用の比率を下げて社会責任投資の比率を上げるという、そういったことが高い運用利回りが期待できるんじゃないか、そんなふうにも思うんですけれども、そ...全文を見る
○円より子君 次に、株価の低迷背景に進みます。  いろいろ株価対策が検討され、方向性も固まっているようですけれども、証券市場の活性化ということでは、個人投資家が投資を行いやすい環境を整備するために、税制面からも私は投資家に対するインセンティブを付与する必要があると思っております...全文を見る
○円より子君 今、個人投資家を中心に配当利回りの良い株式への需要が高まっております。この株安の中でも高配当企業の株価下落率はかなり小さいというふうに思いますが、これは、収益力があって、なおかつ株主に還元することに積極的な企業を評価するという市場原理に即しているんだと思うんですね。...全文を見る
○円より子君 それでは、今度は証券取引等監視委員会の強化についてお伺いしたいと思います。  先ほどから言っておりますように、証券市場の活性化の前提には、証券取引の公正性を確保する、こういうことが喫緊の課題だと思いますが、この証券取引等監視委員会の人員は毎年増員されております。十...全文を見る
○円より子君 大臣おっしゃったように、本当に機能の強化が必要だと思います。  例えば、日本の場合は企業財務の分析がかなり手薄な分野ではないかというふうにも聞いておりまして、重要事件の摘発、また高度化する取引や企業財務への対応、こういったものをきちんとやはりしていく必要があるんじ...全文を見る
○円より子君 それでは、投資者保護に関する質問をさせていただきたいと思います。  最近、金融商品の契約保護の在り方について随分話題になっているんですけれども、民間生命保険の経営不振が続く中で、今回はまた予定利率の引下げとか、解約しばらくの間は禁止されるとか、いろいろ生命保険の問...全文を見る
○円より子君 平成十年には、全国消費生活情報ネットワークシステムの方で、伊藤さんも経済産業委員会のときに私がこの質問をしてお答えいただいたことがありますけれども、その平成十年に三百六十三件、共済に関する苦情相談があって、十四年には五百八十六件にやはり増えているんですね。そのうちの...全文を見る
○円より子君 ありがとうございます。  最後に、少し時間を早めたいと思うんですが、今の投資者保護とか消費者保護の、いろいろ苦情ですとか事件を見ておりますと、やはり国民の皆様方が何とか自分が働いて得た預金等を、この低金利で銀行に預けていてもあれだし、銀行もまたいつどうなるか分から...全文を見る
○円より子君 ありがとうございました。  終わります。
06月13日第156回国会 参議院 本会議 第33号
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○円より子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました保険業法の一部を改正する法律案につきまして、竹中金融担当大臣に質問いたします。  昨日、憲法が保障する財産権の侵害にもつながりかねないこの重要法案が残念ながら衆議院で与党の賛成多数で可決され、参議院に送られ...全文を見る
07月03日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○円より子君 おはようございます。民主党・新緑風会の円より子でございます。  六月十三日の本会議で竹中大臣に、会派を代表いたしまして、この生保の予定利率引下げ法案について質問させていただきました。それに引き続きまして今日は質問させていただきますが、その際に、私どもはもちろん生保...全文を見る
○円より子君 つぶすにつぶせない事情だからというのではないと今回もおっしゃいましたけれども、今、衆議院でかなりの時間審議がされてきましたけれども、案外、御自分が入っていらっしゃる生命保険がもしかして予定利率の変更でかなりのカットがされるということが分かっていらっしゃらない方々もか...全文を見る
○円より子君 今回、私の周りでいろんな方々が、取りあえずこの予定利率が、自分の入っている保険が、もしその保険会社が、今回こういう法案が出ているけれども、予定利率が引き下げられた場合はどうなるのかということをやはり担当者にお聞きになった方がかなりいらっしゃるんですね。そうしたら、ど...全文を見る
○円より子君 消費者の場合も賢くならなきゃいけないと思いますけれども、消費者といいますか契約者がですね。  今回、予定利率ということが随分大事なものなんだということが分かったとおっしゃる人たちは、自分が契約を十数年前、二十年前ぐらいにやったときの予定利率はこんな高かったのねと。...全文を見る
○円より子君 それでは、予定利率の実際に引下げ手続にどの生保も申請はしませんとおっしゃっていますし、それからこの法案は使われない方がいいということもあるかもしれませんが、一応セーフティーネットのためにやっておくということもあるかもしれませんが、仮に引下げ手続に入った場合のリスクに...全文を見る
○円より子君 是非そういう努力をしなきゃいけないと思いますけれども、さっき三塚さんの、九七年四月の日産生命の破綻のときに、これを最初で最後としたいとおっしゃられても、様々な経済状況でそういうリスクだって出てくる可能性はあるわけですから、昨日、おとといですね、金融再生プログラムと同...全文を見る
○円より子君 ありがとうございます。  一つは、私、やはり生命保険会社がきちんと、破綻した後もそうですし、いろいろ、予定利率を引き下げて、もし申請したら、合併等をして、その合併された側の、予定利率引下げを申請した会社の契約者の方のやはり利率が下がっていくといういろんな、その間は...全文を見る
○円より子君 りそなの場合も、もう一度きちんと査定をすれば債務超過だったのではないかというような意見もありますし、保険会社、生保の場合も、ソルベンシーマージン比率がほとんどが二〇〇%以上で全然問題はないと言われながら、その中身をもし検討をきちんとすればその辺も分からないというよう...全文を見る
○円より子君 平成七年に改正されて平成八年施行になりました改正保険業法で、保険金支払削減の変更を許す規定が削除されましたよね。このことも本会議のときに質問させていただきましたけれども、そもそも私的自治という観点からすれば、合意がなされさえすれば保険金支払額の削減は認めてもよいはず...全文を見る
○円より子君 先ほど来、経営責任や、それからディスクロージャーをきちんと、ガバナンスの強化、いろいろ大臣からも様々御答弁いただいておりますけれども、予定利率算出の根拠となっております費差益、利差益、死差益のいわゆる三利源につきましては、生保各社の合計値は金融庁から出されております...全文を見る
○円より子君 それでは、株式会社と相互会社を同様のスキームにすることについての問題点についてお伺いしたいと思うんですが、平成十二年の六月に、相互会社を株式会社化するための容易化、容易にするための措置が取られておりまして、今、日本の重立った生保は大体相互会社系だと思うんですが、かな...全文を見る
○円より子君 それでは、本会議のときにもしかして、答弁漏れということでもなかったかと思うんですが、議事録を後からいろいろ見たんですが、お答えがなかったところが、破綻時以外の契約条件の変更を可能とする今回の制度の導入によってますます、ザ・セイホと言われた我が国の生保業界、相当信用度...全文を見る
○円より子君 国際的な信用だけではなくて、最初にも申し上げましたが、国民の中でやはり生保に対する信頼が揺らいでおりますその一つの顕著な例が、今、月額二千円程度の掛金で済む掛け捨て型の生命共済が大変人気を得ております。  例えば、全労済の国民共済は、二〇〇一年度までの三年間で保有...全文を見る
○円より子君 終わります。
07月10日第156回国会 参議院 財政金融委員会公聴会 第1号
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○円より子君 本日は、公述人の四人の方々、お忙しい中おいでくださいまして、本当にありがとうございます。  衆議院の方で公聴会を開くことができませんでした。ようやくこうして参議院の方で公聴会を開いて皆様から御意見を聞くことができることを大変意義のあることだと思っております。  ...全文を見る
○円より子君 山野井さんにお伺いしたいと思いますが、私たち、生命保険を契約するときに普通、保険金が幾ら入るか、保険料が毎月支払うのはどうなのかと、そこだけで割合見ておりまして、予定利率なんという言葉をほとんど知らないと思うんですね、多くの人が。  そうすると、今度も予定利率の引...全文を見る
○円より子君 ほかに、解約の控除ですね。
○円より子君 解約停止は、解約控除を掛けずに予定利率引下げが嫌な人は後で解約しても損を被らないようにするならいいですよということで最初法制局が認めたと聞いているんですけれども、もしといいますか、手続に失敗して破綻しましたら、解約申込みをしていた人にも責任準備金のカットや解約控除が...全文を見る
○円より子君 それでは、田崎さんにお伺いしたいと思いますけれども、大変な体験をなされて大変皆さん怒りを持っていらっしゃると思うんですけれども、今回も、予定利率というか、それこそ保険金のカットということがこの法案が通るとできるようになってしまうわけですけれども、それによって、中小企...全文を見る
○円より子君 ありがとうございます。  終わります。
07月15日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
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○円より子君 おはようございます。民主党・新緑風会の円より子でございます。  今日は二十五分という時間で総理にお話を、質問させていただきますが、余り細かいことはしないようにと思っております。  一つは、今、生命保険というのは、日本ではもう九割以上の世帯の方が生命保険に入ってい...全文を見る
○円より子君 選択肢とおっしゃいましたけれども、例えば、確かに、もし生保が予定利率の引下げを行おうとして申請しますと、総理が三か月の解約停止をすぐなさいますよね。その後で、例えば、今おっしゃったとおり異議申立てもできるわけです。  その異議申立てに十分の一以上の異議申立てがあれ...全文を見る
○円より子君 総理の一番最初に、予定どおり行われれば一番いいと思うと、それは何が予定どおり行われればということだったんでしょうか。
○円より子君 それでは、今のお答えの中でおっしゃっていた経営者の独自の、生保の会社の独自の判断でということがありましたけれども、私は、こういう予定利率の引下げの申請を仮にする会社があって、そして解約停止があってということがあっても、その後、解約が殺到してとか、そして新規の契約者も...全文を見る
○円より子君 この法律がなくても各生保会社はそういう経営努力を当然するべきだと思いますし、それから、まず、総理がおっしゃったように、もし申請などしたら、逆に破綻するかもしれないという、そういう危険もありますから、まずほとんど使われないだろうと公聴会でも参考人質疑でも言われているわ...全文を見る
○円より子君 どうもこの保険業法の予定利率引下げをわざわざ出すほどの生保の危機というのは、ないないとおっしゃっていますが、本当はあるのかもしれませんが、ちょっと今のでは、全体のお話は分かりましたが、感じられなかったんですね。  一つは、いつも物価が上がっていたのが、上がっている...全文を見る
○円より子君 どうもありがとうございました。  終わります。
07月16日第156回国会 参議院 本会議 第40号
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○円より子君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま趣旨説明がございました金融担当兼経済財政政策担当の国務大臣竹中平蔵君問責決議案に賛成する立場から討論いたします。  第一の、そして最大の問責理由は、竹中大臣の経済失政であります。  竹中大臣は、九八年八月、内閣総理大臣の諮...全文を見る
07月24日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第23号
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○円より子君 私は、ただいま可決されました貸金業の規制等に関する法律及び出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守新党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党及び国会改革連絡会(自由党・無所属の会)並びに各派に属しない議員大渕絹...全文を見る