真鍋賢二

まなべけんじ



当選回数回

真鍋賢二の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第145回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○真鍋国務大臣 先ほど来先生の御指摘をいただいたことは、環境行政の中で大切な事柄ばかりでございます。  特に野生鳥獣の問題を取り上げていただいたわけでありますけれども、これは、人間と自然、言いかえれば鳥獣との関係がどういうふうにあったら好ましいのか。もちろん共生していかなければ...全文を見る
○真鍋国務大臣 藤前干潟の件につきましては、かねてからいろいろと御心労を煩わせておったところであります。  今、計画についてということでございましたので、私が長官に就任する以前のことでございますので事務的に読ませていただきますが、藤前干潟の埋立計画は、昭和五十六年に港湾計画に位...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど来、先生からいろいろな御心配をいただいておるわけでありますが、それらの問題につきまして、今通産大臣からもお話がございましたけれども、通産省の審議会であります化学品審議会、そしてまた環境庁の中央環境審議会において答申を得て、その後いろいろ論議を深めておるところ...全文を見る
01月29日第145回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○真鍋国務大臣 先ほど先生から出た図面は環境庁の方からの書類だと思いますけれども、しかし、それはいっときのものでありまして、ダイオキシンの濃度の今環境庁が持っております資料によりますと、随分減少いたしております。十倍云々というような数字は、個々の数字では当てはまらないわけでありま...全文を見る
02月03日第145回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○真鍋国務大臣 先生ただいま御指摘をいただきましたように、ダイオキシン問題は環境保全上極めて重要な問題だと認識をいたしております。  そこで、国民の健康を守るために、関係省庁とも連絡をとりまして、現在、排出削減とか、汚染実態の把握とか、汚染土壌対策の検討など、各般にわたって検討...全文を見る
02月09日第145回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○真鍋国務大臣 それでは、所信を申し述べさせていただきたいと存じます。  第百四十五回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  二十一世紀まで残すところあと二年という時期を迎え...全文を見る
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○真鍋国務大臣 平成十一年度環境庁関係予算案について、その概要を御説明申し上げます。  まず、予算の基礎となっております環境政策の基本的な考え方について御説明申し上げます。  二十一世紀まで残すところあと二年という時期を迎え、未来への発展の基盤を築く上で、現在、環境行政は極め...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生が御指摘されましたように、環境ホルモン問題やダイオキシン問題については、水俣病の教訓をぜひ生かしていきたいと存じまして、その対応を急いでおるところでございます。いずれにいたしましても、国民の健康や生態系への影響を未然に防止する観点から、各種の対応を進めてまいろ...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生からただいま御指摘をいただいたように、通産、環境、両省庁にわたります審議会の答申を受けまして、両省間でもう何十回もの集いをしてきたところであります。意見調整をして今国会にぜひ法案として提出したいということで、法制局の御指導もいただいておるのが現況でございます。...全文を見る
○真鍋国務大臣 ダイオキシン問題につきましては、当初、平成十一年度予算で計画を立てまして調査をすることに相なっておったわけであります。しかし今、予算審議中でございますし、しかも、所沢における野菜の問題点が大きく取り上げられたところでありますので、早急にその対応を図らなければならな...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど来の議論を聞いておりまして、廃タイヤが有価物であるか廃棄物であるかというような認識の相違が出ておりました。私たちは、野積みにされておるタイヤというものは廃棄物であるというような位置づけをいたしまして、廃棄物の処理を環境庁として真剣に考えていかなきゃならない、...全文を見る
○真鍋国務大臣 瀬戸内法が施行されてから二十五年間になるわけでありますけれども、その間にはその法律の役目を、十二分とは言いませんけれども、十分発揮してきたもの、私はこう思っておるわけであります。  現に私も瀬戸内海に住んでおる者でございまして、瀬戸内の赤潮の発生なんかを見まして...全文を見る
○真鍋国務大臣 私は、昭和三十四年の九月の伊勢湾台風の状況を承知いたしておりました。そして、その後の名古屋周辺の道路補修とか土地造成の改修に当たりまして、その砂は藤前干潟の土砂をもって充てたわけであります。そうしましたところが、その干潟はいまだにもとの干潟に回復することはできてお...全文を見る
○真鍋国務大臣 藤前干潟を例に出されて、それと同じような問題処理にならないかということでございますけれども、やはりケース・バイ・ケースでございまして、それはそれなりの歴史と、そしてまた今日置かれた場所づけがあるわけでありまして、それらの問題をよくよく勘案しながら事の処理に当たりた...全文を見る
○真鍋国務大臣 私も環境庁長官になってまだ日が浅うございます。すべての歴史にたけておるわけではございません。そんな点で、過去の歴史をひもときながら、現在環境庁としてなすべき仕事はどの辺にあるかということについての検討を進めてまいりたいと思っておるところであります。  藤前干潟の...全文を見る
○真鍋国務大臣 かつて私は、瀬戸内海のしゅんせつ航路の土砂をどうするかということについての検討もいたしたわけであります。それがためにということで、香川県の沖合の番の州の埋め立ては航路しゅんせつでもって処理することができて、両者相まっての利得があったというふうに受けとめておったとこ...全文を見る
○真鍋国務大臣 山元先生の御意見を伺っておりまして、我々が肉眼で現地で見た第一印象というものが大切なものだ、私はこう思っておるわけであります。それほどの景観の地をなぜ埋め立てなきゃならないかというその疑問の心を私は大切にしていきたいと思っております。  これは泣き言を言うわけで...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生御指摘のとおりでございます。私も、今のお話を聞きながら、環境庁としてとるべき対策を懸命にやっていくつもりでございます。
○真鍋国務大臣 山元先生は、環境庁の政務次官も務め、また環境委員長を務められたわけでありまして、環境面につきましては、大変な御活躍をいただき、また、たけた意見を出していただいておるところであります。  その先生がおっしゃる環境破壊の問題、これまでのいろいろな経験学の中から言われ...全文を見る
○真鍋国務大臣 一月十九日に答申を受けまして、その問題について真摯に取り組んでいこうということでございます。  今回の答申については、総合的、体系的に今後の瀬戸内海の環境保全のあるべき方向が打ち出されており、環境庁としては重く受けてとめております。今後、本答申を具体化するため、...全文を見る
○真鍋国務大臣 前回先生から環境委員会で質問を受けた当時と、私、現在の認識との差異に大きなものがある、こう自分で思っておるわけであります。先生があれほど熱意を込めて海砂採取の禁止を訴えておられた意は、やはり先見性を持ったものとして私は受けとめさせていただいたわけであります。  ...全文を見る
○真鍋国務大臣 昨年十一月にやりました瀬戸内海の瀬戸内環境知事会議、円卓会議の成果が非常に私は大きかったというふうに思えてなりません。それで、広島県ができることなら他の県もできるじゃないかというような意見が出てまいりましたし、このところ、マスメディアの世論のリードぶりも非常に時宜...全文を見る
○真鍋国務大臣 他省庁にわたって私から意見を申していくのは越権行為じゃないかとも思っておるわけでありますけれども、香川県の要望というものを運輸省、関西空港の方に申し入れましたら、それに対する理解を示していただいて、香川県以外の海砂を使って対処していきましょうということになったわけ...全文を見る
○真鍋国務大臣 先般の予算委員会におきまして、斉藤先生から質問があるということで答弁を持って待ち構えておったわけでありますけれども、残念ながら時間切れになってしまったわけであります。  私は、先生の高邁なる意見を大変力強くお聞かせもいただき、また、私自身もその面について今後真剣...全文を見る
02月23日第145回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 渡辺先生、もう御専門でございますので、数字のことについても熟知なさっておると思いますが、環境庁でも今年度より、大気のダイオキシン類などによる健康影響の調査を実施しておるところでございます。  調査地域といたしまして、今、先生が御指摘になられました大阪府...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) できるだけ早くということで調査を進めておるところでございます。  しかしながら、このダイオキシン問題については環境保全上極めて重要な問題であると認識していまして、国民の健康を守るためには広範な施策を推進していかなければならないと思っておるところでありま...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 遅くなっておるというのは、今まで調査をしておったわけでありますけれども、動物実験等によって科学的知見を得なければならないということで、その報告をWHOから求めておったところでありまして、その点につきまして若干、安全宣言をしなけりゃならないわけでありますか...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほども答弁申し上げましたように、環境庁としても時期的には早くからこの問題に取り組んでおったところであります。  その都度数値も発表いたしたわけでありますけれども、しかしながら数値の安全基準というものがいかほどであるかというところの指針が出ておりません...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ただいま厚生大臣からも発表されましたように、平成八年の厚生省の発表によりますと、十ピコグラム、一キログラム当たりの許容量ということであったわけでありますが、一年後の平成九年では環境庁では五ピコグラムというような形になりまして、そこに一年間の間でも格差が倍...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシン問題で所沢の生産者やまた消費者の皆さん方には大変御迷惑、御心配をおかけしたところであります。  これらの問題につきまして関係省庁、いわゆる厚生省、農林省とも環境庁一緒になりまして早速に取り組んだところであります。二月八日に関係省庁の事務方会...全文を見る
02月25日第145回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシンは、環境保全上また国民の健康上大変重要な問題と受けとめて、これらに対処してまいったところであります。  去る二十三日に、閣僚懇談会の席上で、この対策会議を開催しようということで、総理大臣のもとに閣僚対策連絡協議会を昨日開催いたしました。その...全文を見る
02月26日第145回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 今、厚生大臣から環境庁と厚生省の違いにも触れていただいたところであります。環境庁としては、人の健康を確保するために、より積極的に維持されることが望ましい水準として、体重一キログラム当たり五ピコグラムということにいたしたわけでありまして、先ほど厚生大臣から...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) コプラナーPCBの問題も含めてでございましょうか。  この問題につきましては、WHOとかアメリカ関係では数値のとり方が違ってまいっておると思うところであります。日本は一以下のものはゼロというような換算をしておるわけでありますから、そういう点ではこのコプ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど先生にPCBの件でございませんでしょうかという再質問をさせていただいたわけでありますけれども、これはもう厚生大臣が大方のことをお答えになりましたのでいかがなものかと思って答弁をおくらせていただいたわけであります。  環境基準の設定については、新し...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁がどうのこうのというわけではございませんでしたが、たまたま藤前干潟の消滅を考え、そしてまたその地が名古屋市のごみの捨て場になるというふうなことを目の当たりに見まして、ごみの捨て場だったらまだほかにあるんじゃないだろうかということで、干潟は一たん消滅...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私は、かねてから百聞は一見にしかずということで、やはり持論は、その現地の視察によって裏づけされなければならないという哲学を持っておるわけであります。  その面に沿いまして、三番瀬の干潟が今問題になっておるということで、先般も千葉県の手賀沼の視察をさせて...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシンの発生原因と申しましたら、やはり燃焼過程とか漂白過程とか農薬製造過程とかいうところから発生すると言われておるわけでありますが、日本のダイオキシン発生の原因はほとんどが燃焼過程、いわゆる廃棄物の処理場から発生したものではないかと思われておるとこ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシン削減計画につきましては、今、公明党、民主党からダイオキシン対策の法案が提出されておるところでございまして、今国会におきまして、これらの法案を各党間で協力し合って立派な法案として作成したいものだと思っておるわけでありますけれども、とりあえず内閣...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁では、今年度から地方公共団体におけるダイオキシン類の分析機器等の整備に必要な経費に対して補助を行っておるところであります。  地方公共団体がみずから各種の発生源及び環境中のダイオキシン類を測定、分析することは、ダイオキシン対策の推進の観点から非常...全文を見る
03月01日第145回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 先生も御承知のように、ダイオキシンのTDIの問題につきましては、年次ごとに厳しさを増しておるところであります。それは、人間に与える、また生物生態に与える影響の大きさがそのようにさせたものと思っておるところであります。  そこで、WHOにいたしましても、...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシンが環境ホルモンの一つであるということは、動物実験や胎児や乳幼児に影響をもたらす可能性があるとする報告から理解されておるところでありますけれども、いまだその環境ホルモンにつきましても確かな定義がございません。  御案内のように、昨年十二月に京...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) かねてより三番瀬の干潟の大切さということが唱えられておったわけであります。平成四年に環境庁としても港湾審議会の方に意見を申し出たところでございまして、その後の経過を踏まえながら船橋市側からと市川市側から三番瀬を視察させていただきました。大変生物や人間に優...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほども答弁で申し上げましたように、三番瀬というのは東京湾に残されたかけがえのない生物や人間の生息また住環境であるわけでありまして、これをぜひ大切にしていきたいと思っておるところであります。港湾審議会の答申、環境庁の答申をも踏まえながら、千葉県との連絡も...全文を見る
03月02日第145回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 去る二十七日、八日の両日、沖縄本島を訪問させていただきました。  今回の訪問の目的は、来年早々オープンいたしますやんばる野生生物保護センターをまず視察させていただきました。その後におきまして、北部の訓練場を含む山原地域の森林、そしてまた沖縄海岸国定公園...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 実際に現地を視察した漫湖は、沖縄県の人口の集中する地域であります那覇市と豊見城村にまたがった所在地でありまして、渡り鳥の渡来地としてだけでなくて都市部に残された貴重な干潟であると認識をいたしております。その価値や保全の必要性を改めて感じた次第であります。...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) サンゴの白化現象につきましても、船上、海上よりその現場を見せていただきました。白化現象が非常に大きいことに驚いたわけであります。これはもう早急に対策を講じていかなければならないということを痛感いたした次第であります。  そこで、現在、環境庁と水産庁では...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先日の沖縄訪問時に嘉手納地区の飛行場で過去にPCBが投棄されたという報道の場所を視察して、これは地位協定等々もございまして施設内に入れませんので、その周辺区域外から視察をさせていただいたわけであります。環境庁といたしましても、昭和五十一年度からずっとこの...全文を見る
03月04日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第1号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 第百四十五回国会における参議院国土・環境委員会の御審議に先立ちまして、環境行政に対する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いしたいと存じます。  二十一世紀まで残すところあと二年という時期を迎え、未来への発展の基盤を築く上で、現在、環境行...全文を見る
03月05日第145回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 昨日、公聴会では、青山公述人からダイオキシン問題に関して、ダイオキシン対策の推進が必要であることなどについてお話があったと伺っております。  環境庁としては、ダイオキシン問題は国民の健康にかかわる環境保全上の重要な課題と認識しており、従来から廃棄物焼却...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁といたしましても、WHOから一から四という数値を示されたわけでありますから、その科学的知見を尊重しながら、厚生省、環境庁でも専門家会議を開いて、その専門家会議の意見をちょうだいしながらその数値を決めてまいりたいと思っておりますけれども、健康上どうし...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私もきょう、そのような発言があったということについてお聞きしたわけでありますけれども、その詳細な内容につきましては、今、調整局長のお話ししたとおりでございます。私はそれ以上の知識を持ち合わせておりません。
○国務大臣(真鍋賢二君) 私もじかにその発言を聞いておりませんけれども、リスク論を述べてたばこに対する有害性を指摘したのだと思っておるわけであります。その有害性については、もう御案内のように非常に健康によくないということでありますから、その点についてはこの発言に対して十分な意識が...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生の御趣旨を体しまして、調査して、また後刻報告をさせていただきたいと存じます。
○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシン問題につきまして、立法府において対策を講じなければならないということで、公明党さんを初めといたしまして、民主党からも意見の出ておるところであります。私も、その案文を拝読させていただきまして、大変立派な御意見をちょうだいいたしておると、こう拝察...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほども申しましたように、事情を十分聴取しまして、後刻しっかりとした回答をさせていただきたいと思っております。
03月08日第145回国会 参議院 本会議 第6号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 所沢におけるダイオキシン問題についてのお尋ねでございますけれども、現在、環境庁、そして厚生省及び農林水産省の三省庁の連携による調査を、埼玉県の協力を得ながら進めているところであります。また、作物、土壌、大気などの検体の採取はすべて終了いたしまして、三月末...全文を見る
03月09日第145回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○真鍋国務大臣 昨日は、所沢を初めといたしましてくぬぎ山周辺、また寄居を初めとしまして埼玉県の所々方々を視察させていただきました。大野先生を初めといたしまして、県議会中でございましたけれども、土屋知事さんや県議の堀口先生そしてまた多くの県会の先生方のお出迎えをいただきまして、懇談...全文を見る
○真鍋国務大臣 一連の報道による国民やそしてまた生産者に対する不安感、危惧感というのは大なるものがあるということを認識いたしたわけであります。それがためには、何としても多くの皆さん方に科学的調査によるデータを持ってもらわなきゃならないということで、いわゆる科学的知見を公表すべく努...全文を見る
○真鍋国務大臣 昨日も現場を視察させていただきましたけれども、環境問題の解決というのは、やはり現場の状況を的確に把握して、そしてそれに対処していかなければならないという考えを私は終始持ち続けております。このために、昨日、焼却施設やその周辺、そしてまた寄居の最終処分場も見せていただ...全文を見る
○真鍋国務大臣 地球温暖化に対する問題の取り組みにつきましては、世界各国がそれぞれの立場に立って取り組んでおるのは、先生御承知のとおりであります。  島嶼諸国におきましては、温暖化による水位の上昇によりまして埋没してしまうおそれのある危機感を持ってCOP会議にも臨んで、それを主...全文を見る
○真鍋国務大臣 この問題に取り組ませていただきましてまず感じたことは、人間は自然と共生していかなければならない、言いかえれば、自然の中に生かされておると言っても過言でないと思っておるわけです。そんな観点に立ちますと、自然環境をよりよくしていくと同時に、現在ある干潟を含めて立派な施...全文を見る
○真鍋国務大臣 まさに百聞は一見にしかずで、私も所々方々を見せていただいておるわけでありますが、まだ中池見のところは視察をしていないわけであります。  先ほど人工干潟の問題が先生から指摘されましたけれども、たまたま私は伊勢湾台風のときに補修地域を見たわけであります。それがちょう...全文を見る
○真鍋国務大臣 大阪ガスさんは、環境問題でも非常にすばらしい取り組みをしていただいておるということで、環境庁としてもこの間表彰をさせていただいた企業でもあるわけであります。  その企業が関係する地域でございますし、また、私自身その地を訪れたことがございませんので、ぜひ佐藤先生の...全文を見る
○真鍋国務大臣 私も、長官に就任して、三番瀬という干潟があるということについての認識は持っておったわけでありますけれども、一度も訪問したことはございませんでした。そこで、藤前干潟の問題も一応方向性がついたので、次なるところということで、三番瀬の場所を見せていただいたわけであります...全文を見る
○真鍋国務大臣 長官に就任してから、いろいろな問題が山積しておるわけでありますけれども、まずできるものからということで、一つ一つ取り組みをさせていただいておるところでございます。  たまたま雑賀崎のこの地域も瀬戸内の国立公園の地域内にありまして、一度この地を見てみたいもの、こう...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど来御論議をいただいておるダイオキシン問題も、環境ホルモンの一種である、こう言われておるわけであります。  環境ホルモンにつきましては、第一回を昨年十二月に京都で開催いたしたわけであります。その折にも、けんけんがくがくの意見が出まして、甲論乙駁で、意見の一致...全文を見る
○真鍋国務大臣 環境庁ができて二十八年になるわけであります。その間、皆さん方の御協力をいただき、ようやくにして今日を迎えたかなと振り返ってみてつくづく思うわけであります。しかしながら、環境行政の中で環境庁の果たす役割というのは、大きな権限もございませんし、またそれ相応に調整省とし...全文を見る
○真鍋国務大臣 今千人ばかりの環境庁の職員数で賄っておるところであります。まさに少数精鋭主義で仕事に臨んでおるわけでありますけれども、これでは人が足らない、こう思っておるわけでありまして、環境省に昇格した暁には、やはりリストラの折でございますけれども、必要なところには必要な人を配...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生の激励をいただいて、勇気百倍でございます。  まず、数字にしてみれば、倍増計画を図っていかなきゃならないと思っておるところであります。でき得ることならば、私は環境行政の中に森林行政なども取り入れていきたい、こう思っておるわけであります。一府十二省庁ということ...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生は易しい言葉で政策アセスメント的な手法というようなことを申されましたけれども、環境庁としての用語で申させていただきますならば、政策や計画段階における環境配慮を徹底するためのいわゆる戦略的環境アセスメントについては、国際的動向や我が国での現状を踏まえて、制度化に...全文を見る
○真鍋国務大臣 私も、就任以来、低公害車、低燃費車に対する特別優遇策を講じていかなきゃならないということで、低公害車に対しましては無税運動を環境庁として初めて税制改革で取り組んだところであります。しかしながら、なかなか税制調査会の壁も厚うございまして、税制調査会というのは免税にす...全文を見る
○真鍋国務大臣 おくれておる、おくれておる、こうよく言われるわけでありますけれども、ダイオキシン問題につきましては、環境庁としてはもう精いっぱいの取り組みを迅速にしたつもりでございます。ただ、現象的に見ますると、そのおくれを指摘されてもいたし方ない、こう思っておるところであります...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほども申しましたように、三省庁で取り組んだことだけでは十分国民は安心感が得られないだろう、国として取り組むべきだということで、早速内閣としてダイオキシン対策関係閣僚会議というものを設けまして、その最高の責任でもって事の処理に当たっていこうということに相なったわけ...全文を見る
○真鍋国務大臣 公明党、民主党から法案が出ておることは承知をいたしておりますし、また、それを拝見させていただいておるところであります。  私たちもそれらの問題について今まだ勉強中でございますけれども、しかし、その対策は早く講じていかなきゃならない。ただ、これはもう一党一派の問題...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど御指摘をいただきましたように、地球温暖化防止のための対応といたしましては、クリーンなエネルギーを確保していかなければならないことは言うをまちませんけれども、それがためにということで、日本も風力発電であるとか地熱とかいろいろと新エネルギーを開発しておるところで...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生の貴重な御提言をちょうだいいたしました。環境庁としても、健康にまつわる問題でございますので、今後検討課題とさせていただきたいと存じます。
○真鍋国務大臣 昨年の十一月六日付で、国道四十三号及び阪神高速三号神戸線における自動車公害対策についての要望書をちょうだいいたしております。  国道四十三号、阪神高速の沿道地域については、平成七年の最高裁判決において、道路交通騒音等による沿道住民の生活妨害について国と阪神高速道...全文を見る
○真鍋国務大臣 アセスの大臣と言われたわけでありますけれども、これは平成三年の九月十七日付での意見を申し述べたところでございますので、もうずっと以前のことでございます。  第二東名、第二名神自動車道の環境影響評価については、閣議決定要綱に基づく建設大臣の意見照会に対して、先ほど...全文を見る
○真鍋国務大臣 ダイオキシン対策としては、大気汚染防止法や廃棄物処理法に基づき、廃棄物焼却炉等に対する規制を導入するなど、各般の対策を実施しているところであります。  また、御指摘の規制前の焼却炉についても、既設の施設に係る基準値を設定し、施設の改修も含めて必要な対策を行わせる...全文を見る
○真鍋国務大臣 簡潔にということでございますので、十分意を尽くせませんけれども。  くぬぎ山周辺を見させていただきましたけれども、確かにホウレンソウの、またお茶の適地であるということは認識しておったとおりでございました。そこで立派な野菜がとれるということについての、土壌、土質等...全文を見る
○真鍋国務大臣 役人の発言となりますと、なかなかわかりにくい言葉になっておると思います。私は、もう当然含まれるべきだ、こう思っております。
03月10日第145回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 先生の地元であります佐世保港にまつわるいろんな問題があることを私もよくよく承知をいたしております。  特に米軍の施設等から排出される問題、そしてまた地元の佐世保重工から生じる問題等々が時にはいがみ合っておる状況にあるわけでありますけれども、このPCBの...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来お話がございましたように、環境産業、エコビジネスというのは今日非常に普及してまいっておると思うわけであります。先生がけさほどお尋ねのありました雇用の創出でございますけれども、これは私は、サービスとか観光、いろんなところから雇用の創出はあると思いま...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私も二月十五日の日に三番瀬の干潟を見せていただきました。船橋市側そしてまた市川市側から見せていただいたわけでありますけれども、率直に言って、まだ東京湾にもこんなにすばらしい干潟が残っておったのかなというのが印象でございました。それだけに、この干潟を大切に...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生の座右の銘で「元始女性は太陽であった」という文言がございました。私は、その太陽であるというのがまさに女性じゃないかと思っております。母乳を与えることによって親子の人間関係と申しましょうか愛情というものが個々に通ずるわけでありますから、母乳が危ないとい...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 思いはたくさんあるわけでございますけれども、こういうところでございますので簡単に答弁をさせていただきたいと存じます。  トキは日本の自然を表徴する鳥類であるとともに、我が国及び中国のみに生息している絶滅のおそれの高い種であります。しかしながら、日本国名...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 河川の生活環境の保全に関する水質環境基準につきましては、全国の河川で昭和四十五年以来順次設定されてまいりました。その後、水質が改善したり、人々の河川に対する考えが変化してきたなど河川の水質に対する時代の要請も変化してきております。  このようなことを踏...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 時間がございませんので簡単に申し上げますけれども、河川等を含む水環境の場合、水質のみならず、水量、水生生物や水辺の景観などを総合的にとらえることが重要と認識しております。御提案の清流を守るべき河川や景観を守るべき河川といった目標も、こうした観点の重要性を...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御指摘のように、鉛の散弾銃によって捕獲されたシカというものは大変体内にたくさんの散弾がされておるわけであります。そして、そのシカを持ち帰って適切な処理ができるならばいいといたしましても、なかなか重うございますし、また山の中でございますので、いいところ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生の御高説もっともだと思っております。できる限り意に沿うように私たちも頑張ってまいりたいと思っています。  ただ、代替品いろいろございますけれども、その研究成果と相まって措置をしてまいらなければならないと思っておるところであります。
03月11日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 藤前干潟は、先生御案内のように日本有数のシギ、チドリ、鳥類の休息地であり、また採餌場でもあるわけであります。特に、ラムサール条約の指定地域にもなろうかという候補地でもあるわけであります。この干潟というものが大事に保全されていかなければならないという意見は...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 精読はしませんでしたけれども、積ん読はさせていただいたところであります。  里地、里山というのは私も子供のころに遊び戯れたところであり、またその環境のすばらしさを感じておるところであります。何としてもこの里地、里山というものを大切にして、これから人間生...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 里地、里山が国土の四五%を占めておるということであります。それに関連しまして、先生が今言う広葉樹林の果たしておる役割というものを関連づけられると、こう思っておるわけであります。  広葉樹林の存在というものが日本の国土の上でいかなる役目を果たしておるか。...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) そもそも論になりますけれども、私は地球温暖化のために二酸化炭素の同化作用を行う植林をしてほしいという要請を所々方々でさせていただいておるわけであります。これは、日本だけでなくて、世界的な規模でのお願いもいたしておるわけでございます。  例えば、昨年水害...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私も、自分の郷里を含めて松くい虫の被害が大変大きく出ておるわけでありまして、この対策を急がなければならないということで、この関係関連予算にもお手伝いをさせていただいたところであります。そして、その散布によって非常に大きな効果もおさめたことを承知いたしてお...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 予防的原則ということで藤前と化学物質と両方にまたがっての御意見をちょうだいいたしたわけであります。  確かに、今までの法案の範囲ならば環境庁に与えられた権限というものも限度があったわけでありますけれども、それを最大限活用して有益性を出していかなければな...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシン対策関係閣僚会議を開催いたしましてこれからのダイオキシン対策の諸問題を検討しておるところでありまして、それがためにはということで、いち早く現地を視察してみたい、こう考えておったところであります。ちょうど予算委員会の合間を見まして現地を視察させ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁の顔の見えるように一つ一つ問題に取り組んでおるところでありまして、必ずその意に沿った努力をし、その体制をつくり上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○国務大臣(真鍋賢二君) 国民が豊かで安心できる暮らしを実現するためには、人間の生存の基盤である環境を守って子孫にいい状態を引き継いでいきたい、これが不可欠である、こう思っておるわけでございます。  私も、このところ、何か一言書いていただけないだろうかということで依頼を受けるわ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) これは各党の法案を意見としてすり合わせをさせていただいておるわけでありまして、三党によるすり合わせの上で立派な法案として提出していただきたいと思っておるわけでありまして、政府としてのコメントは差し控えさせていただきたいと思いますし、また、このダイオキシン...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生の御提出いただきました、この放出量の年変化を見ましても、やはり学者としての知見を持っておられる、また将来に取り組む見解についての御意見もちょうだいいたしたわけでありまして、大変参考になりました。  私も、かつてベトナム戦争であるとかセベソの工場爆破...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生のおっしゃるように、行政府の問題処理に私も疑念を持っておる一人でございます。やはり役所答弁を見ておりましたら、私もその一人になっておりますけれども、何とか審議会の答申を待ってというような答弁が余りにも多過ぎるような気がしてなりません。  そこで、私...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁では、道路交通騒音の現状を把握するために、毎年全国の自治体が測定した道路交通騒音レベルの結果を取りまとめておるところでございます。  平成九年度において全国の測定地点約五千地点のうち、これは朝、昼、夕、夜と四つのすべての時間帯で環境基準を測定して...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 詳細なことは聞いておりませんので、事務局でもって答弁させます。
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど申しましたように、全部の問題についての掌握はできておりませんけれども、先ほど申されておりますように、騒音問題について環境庁として十分な対応をしていく体制をつくらにゃいかぬと。  私も、就任しましてから、騒音箇所、川崎であるとか大和町であるとかいろ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境行政の中で都道府県や地方の権限移譲というものについて十分熟知していないわけでありますけれども、今お話をしておりました問題につきましても、環境基本法の第十六条第二項に基づいて都道府県知事に委任をいたしておるわけであります。  しかしながら、その委任し...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) まさしく先生のおっしゃるとおりでございまして、戦闘機の低空飛行問題につきまして米軍のものであるか自衛隊のものであるか、その確認を急がなきゃならない、こう思っております。  ただ、環境庁の出先の事務所も世界遺産地域連絡会議のメンバーでございますので、その...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 低空飛行による騒音が営巣に大きな影響を与えるということは当然理解できるわけであります。そういう問題につきまして、低空飛行の許可されていない場所でそういうことが行われるならば、これは厳重な申し入れをして今後そのようなことのないように努めていただきたい、こう...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) アメリカに対しましても、自衛隊に対しましても、環境上やらなければならないことはきちっと遵守していただきたい、こう思っておるわけであります。イエス、ノーというのははっきりしていかなきゃならないと思っておるわけでありまして、この点につきましては環境庁としても...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 三芳地区を初めといたしまして、くぬぎ山周辺の視察をさせていただきました。初めての視察であったわけでありまして、どういうところに焼却施設があるのか興味を持って見せていただいたわけでありますけれども、くぬぎ山地域には余りにも多くの焼却場が設置されておることに...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私は、環境庁が後追い行政になった理由というのは、やはり環境庁が誕生してからまだ年月が浅い、二十八年の年月の中でまず取り組んだ仕事が水俣病であるとかワクチン禍であるとかいうような行政の後追いの中に埋没したと申しましょうか、仕事に追っかけられたんじゃないだろ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 今数々の御指摘もいただきましたけれども、これは通産省その他の各省にまたがるいろいろな問題でございまして、ようやくにしてここまでよくまとまってきたなという感を持っておるわけであります。  しかしながら、完璧なものはないわけでありますから、これは先進諸国に...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境行政の中で考えていかなければならないのは、循環型社会の到来という位置づけをしていかなければならないと思っております。すべての廃棄物処理にいたしましても、まず循環ありきという形で想定した体制の中で運営をしていかなきゃならない、こう思っておるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 日本茶のよさというのはお茶にタンニンが含まれておってすばらしい健康体をつくるんだ、こうも言われておるわけであります。この間、埼玉県の知事さんが参りまして、私の元気はこのお茶を毎日飲んでおることだというふうに声高々に差し上げた情勢を見まして、まさに日本人の...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 学校給食の問題に当たりましては、私もお茶の取り入れをぜひしてほしいという気持ちを持っております。そして、学校給食の中でウーロン茶と日本茶のウエートがどちらがいいんだというぐらいの議論も学習の上でしていただいたらと思うわけであります。  ただ、飲むお茶だ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) なぜ埼玉県所沢周辺に廃棄物が搬入されるのだろうかというようなことを目の当たりに見てきました。半分以上が埼玉県以外から搬入される焼却物であるわけでありまして、そのごみ処理に当たって、やはり各県それぞれの責任の上に処理がなされていかなければならないんじゃない...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 一月末の予算委員会で、これは衆議院の予算委員会でございましたけれども、ダイオキシン問題についての質疑応答がございました。そのときに、中川農水大臣は、このダイオキシン調査に数カ月の調査期間がかかりますというようなことを返答しまして、その場はすっと流れていっ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 手前みそを言うわけではございませんが、中国に昨年参りましたところが、中国の大水害をいろんな形で原因究明しておりました。そこで、温家宝さんという副主席の方が私にないしょ話のような形で、これは災害として人工災害でございます。決して雨が多かったから長江のはんら...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 敬愛する島袋先生でございますけれども、環境庁につきましては手厳しい御意見をいただいたわけであります。後手に回るような環境行政も多々あることは私も承知いたしております。  しかし、言いわけになるかもわかりませんけれども、環境庁が誕生してまだ日が浅いわけで...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先般、辺戸岬の北端まで行ってまいりました。あの北部地域は大変新緑の候でありまして、まさに木の芽のすばらしい情景も見せていただいたわけであります。  そして、北部の演習場でございますけれども、一応平成十四年度末に返還されるということでございますから、それ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 沖縄は、先ほども答弁いたしましたように、自然環境を大いに活用しながら、そのすばらしい生息場所をいろいろと探索しておるわけでありますから、人間と自然というものがそこに調和のとれた生き方をしていかなきゃならないと思っておるわけであります。  先般もサンゴ礁...全文を見る
03月11日第145回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来お話がございましたように、今回の愛知万博は「自然の叡智」というのをテーマにいたしまして二〇〇五年に開催することが予定されておりますけれども、会場予定地及びその周辺は人とのかかわりの中で成立してきた二次林を主体とした里山であり、地元の有名なギフチョ...全文を見る
03月12日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 平成十一年度総理府所管一般会計環境庁予算案及び環境保全経費等について、御説明申し上げます。  まず、平成十一年度の環境庁関係予算について、その概要を御説明申し上げます。  平成十一年度総理府所管一般会計歳出予算要求額のうち、環境庁予算要求額は八百六十...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先般、私も箱根の山に参りまして、パークボランティアの皆さんと会談する機会がありました。大変な活躍をしていただいておるわけでありますが、山を愛する気持ち、または自然を大切にしなきゃならない気持ち等々のお話を伺ったわけであります。しかしながら、何と申しまして...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先般もパークボランティアの方とお目にかかりましたけれども、うれしいことには、ボランティアの募集をしましたら定員をはるかにオーバーした人たちに応募していただきました。それも周辺地域だけでなくして、広いところからの応募があったと聞いておるわけであります。私は...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来の先生の御高説をいろいろ伺っておったわけでありますけれども、私はもう一つ大きなものを忘れておるのじゃないだろうか。  今、一般廃棄物の問題につきましてはるるお話がございましたが、産業廃棄物の処理の仕方についてはまだ徹底したマニュアルができていな...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御承知のように、環境庁は誕生いたしましてからまだ二十八年の年月しかたっておりません。建設省を初め大蔵省や法務省その他の関係省庁の歴史と伝統を持ち合わせていない省庁であることは言うをまたないわけであります。  私も環境庁長官に就任いたしまして、省内に...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 今、先生の開発と環境保全の関係についての事例を挙げてのお話でございました。私も開発と保全というのは相まった形でやっていくべきではないかと、こういう気持ちをいつも持っております。  やはり、ケース・バイ・ケースでございまして、例えば三番瀬の問題にいたしま...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 我々、ごみ一つを処理しようとしたときにも、最初は燃えるごみと燃えないごみの分別だけに終始しておったように思えるわけであります。ごみというものはまさにリサイクルありきだ、循環型の社会の中でこの処理に当たっていくんだという概念に立つならば、その利用方法もおの...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) まず、情報公開でございますけれども、私も大臣に就任して以来、環境行政の中で情報公開は最有力なる行政の仕事だということを申し上げてきておるところであります。ですから、ほとんどのものが公開されていっておるわけであります。しかし、未知の分野が非常に多うございま...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先般の先生の御質問に関連してのお答えでございますけれども、厚木海軍飛行場内の米軍家族住宅地区の大気環境を保全するため、昨年九月十八日に行った閣議了解を踏まえまして、防衛施設庁と当該事業者との間で、去る三月五日に焼却施設の処理量を制限する等の民事契約が締結...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来お話も申し上げておりますように、やはり廃棄物を出さないというふうに努力を払っていかなければならないと思うわけであります。  しかしながら、出た以上はそれを何とか処理しなけりゃならないわけでありますけれども、それは循環型のリサイクル方法によって事...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 中央環境審議会の廃棄物部会の報告が出ましたけれども、日本の廃棄物といえば、産業廃棄物は年間四億トンも出、そしてまた一般廃棄物が五千万トンも出てまいるわけでありますから、これらの問題処理をいかにしていくかということは本当に大きな問題だと思っておるところであ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 昨年の第三次補正予算で、環境学習費ということで七億五千万の予算がついたところであります。これは何としても、先ほど先生がお述べになっておりますように、環境学習を常時なしていくというようなことが大切なことだというところに着眼いたしまして、全国を四カ所のゾーン...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 滋賀県の愛東町に、菜の花から油をとって、そしてまた廃油は車の燃料にということで、一石三鳥の作戦を講じておるというこの記事を見まして、大変心強さを感じたわけであります。こういうふうな循環型社会の活用によって社会が浄化され、そしてまたいい自然が保たれるんだと...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私は、琵琶湖に通ずる中小河川、そしてまた農道横を走る川なんかが、メダカやドジョウやカニというものがそこに生息するような状態をつくり出していくことが大切なことじゃないだろうか。それがためには、畦畔をコンクリートによって固める水路や道路でなくて、できる限り自...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来いろんな議論をされておったわけでありますけれども、環境庁予算が余りにも少ないということで激励の言葉をいただいておるわけであります。何としても環境庁予算を増額して国民の期待にこたえていかなきゃならないということでございます。  そこで私は思うので...全文を見る
03月23日第145回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○真鍋国務大臣 ただいま議題となりました環境事業団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  環境事業団は、産業公害の防止、改善を目的として、昭和四十年に公害防止事業団として発足しました。以来、公害防止施設の設置等を促進するための建設...全文を見る
03月30日第145回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 佐藤謙一郎先生にお答えを申し上げたいと存じます。  PRTRの届け出先についてのお尋ねでございますけれども、本法案において届け出先を国としているのは、事業者の排出量の届け出を全国統一的なルールで行い、集計の迅速かつ効率的な実施を確保し、無理なく継続的に...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 田端正広先生にお答えを申し上げます。  PRTR制度と既存法との連携強化についてのお尋ねでございます。  PRTR制度の実施は、多数の化学物質について、事業者による化学物質の自主的な管理の改善を促進し、環境保全上の支障の未然防止につながるものと考えて...全文を見る
04月06日第145回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(真鍋賢二君) ラムサール条約の登録問題につきましては、まず国設の鳥獣保護区等の指定を受けなければならないわけであります。環境庁としましては、この問題につきましては愛知県の方に連絡をとってあります。現在、愛知県としまして代替地の問題等々いろんなものが検討されておるようで...全文を見る
04月07日第145回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(真鍋賢二君) せっかくの御質問でございまして、私の方から答弁させていただきます。  先生が今おっしゃっておりましたように、三月二十九日に第一次の報告を出したところでございまして、昨年の七月より、所沢市の周辺とか大阪府能勢町の二地域におきましてダイオキシン類の大気など...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私も、環境庁長官就任直後の記者会見で、日本のエネルギー増強に対する対策として何を求めなきゃならないかといったときに、代替とはもう言えない状態になっておるのが原子力エネルギーであるわけでありまして、日本のエネルギーの三分の一を原子力エネルギーで確保している...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁では昨年の七月から、今お話のございました所沢周辺と能勢町において、ダイオキシン類の大気などによる健康影響の調査を実施して、このたび三月二十九日に発表したところであります。血液中のダイオキシン類及びコプラナPCBの濃度については、所沢周辺及び大阪の能...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境影響評価につきましては、昨年の暮れからことしの二月にかけまして準備書が公告縦覧されて、そして住民の意見を聞いておるところであります。それをまとめまして県から、県がそれをまとめるわけでありますが、まとめた上でこれからの環境影響評価になってくると思うわけ...全文を見る
04月13日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第9号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御指摘のように、ダイオキシン問題につきましては政府を挙げて取り組んでおるところでございます。  ダイオキシン対策関係閣僚会議というのを開催いたしまして、今年に入りましてから三回その集いを持って、三月三十日に一応の基本指針を発表させていただいたわけで...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシン類の発生につきましては、先般もG8の会議がドイツのシュベリンで行われました。  ちなみに、ドイツを例にとってみますると、ダイオキシンの各発生箇所に測定機器を設置いたしておりまして、その機器によりましていち早く測定するという努力をいたしておる...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 白神山地の世界遺産地域は、ブナ林が原生的な状態で残存して、多様な動植物が生育、生息するなど極めて高い学術的な価値を有しておると私も認識いたしております。しかしながら、私はまだ現地を訪問していないので、できるだけ早く拝見させていただきたいと思っておるわけで...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 世界遺産になるがためには多くの皆さん方の御協力を得て今日を迎えた、こう思うわけであります。その間にNGOの皆さん方やいろんな関係者が努力なさった結果だと思っておるわけであります。  そこで私は、この白神山地の自然環境のみならず、ブナ林等の一つのかかわり...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) デポジット制度については、日本国内でもいろいろ検討をいたしておるところであります。三月一日でございましたでしょうか、厚生大臣が答弁なさったことも、前向きにそれは取り組んでいきましょうというような答弁であったかと思うわけであります。  これは、リサイクル...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先般もG8でドイツを訪問したときに、ドイツのお母さん方から、母乳に含まれておるダイオキシン対策はどういうふうな対策を講じたんですかということを伺いました。そうしましたら、やはり食品関係に含まれるダイオキシン類が多い。それから、先生が今おっしゃったように個...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 今各省から予算額が示されておりますように、各省庁の総計をしますると八百二十七億のダイオキシン対策費用になるわけであります。  その中において環境庁が二十三億五千万ということで、数字の上においては少ないんじゃないだろうかという先生からの御懸念でございまし...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ただいま議題となりました鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、野生鳥獣の保護に対する国民の要請が高まっている一方で、シカ等一部の野生鳥獣につきましては、中山間地を中心とする...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第10号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来、環境庁の局長の方からの答弁が少し要領を得ないようでございまして、私が補足させていただきますけれども、昭和三十八年までは狩猟法で事の処理に当たってまいったところであります。  先生も御承知のように、戦後の日本の状況というのはやはり社会経済の発展...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) いや、先ほど来の答えの補足をさせていただくために、当初のことを申し上げたわけであります。  ですから、今こういう状態になっておるというのは、まさにシカがふえ過ぎたということでありますけれども、ふえ過ぎた原因というのは今も申し上げましたような原因もありま...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来、小川先生、佐藤先生のお話を伺いまして、私も同感する面が非常に多うございます。人と野生鳥獣の共存を図っていく環境行政の中で何が大切かというようなことに思いをいたしながら、この法案提出に至ったわけであります。そこで、この法案をいかようにして処理して...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来の先生のお話をお聞きいたしまして、全体を見て各都道府県の指示もしなきゃならないという意義も十分理解できると思います。  ただ、私も現場を見まして感ずるのですけれども、地域地域にはそれぞれの専門家がおりまして、我々に多くの示唆を与えていただきまし...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) まさに今回の法律改正は、特定鳥獣の保護管理計画の制度はドイツに模倣したものである、こう言っても過言でないと思っておるわけでありまして、そういう点につきましては先進的な対応をしておるのじゃないだろうかということであります。ワイルドライフマネジメントの考え方...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 法改正に対する基本認識のお尋ねでございますけれども、現在、野生鳥獣をめぐって生じている自然生態系の悪化や農林業被害、個体群の地域的な絶滅のおそれの深刻化は、いずれも緊急の対応が必要とされております。  そこで、人と野生鳥獣の共存を図っていくための管理方...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私も、在任は浅いわけでありますけれども、その件につきまして伺いましたところは、そういう癒着関係はないということでありました。  鉛から銅へと散弾を切りかえていかなきゃならないということはいろいろ言われておるわけでありますけれども、しかし今、先生が言われ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 中長期的に立てば、先生がおっしゃるような取り組み方が大切だと私も認識をいたしております。  ただ、現在、自然生態系の悪化やまた農林業の被害や個体群の地域的な絶滅のおそれの深刻化等々を踏まえて、これらの問題をどのようにして処理するかということが求められて...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 前向きになるのか、その評価は皆さんにゆだねなければならないわけでありますけれども、今、堂本先生の切々たる訴えに私も胸を打たれた一人でございます。何といっても、鉛弾は禁止しなきゃならないという気持ちでいっぱいであります。  それで、これは私は浅学なもので...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 実は先日、日光国立公園を視察してまいりました。ふえ過ぎた野生鳥獣が自然の生態系を破壊するというような状況を目の当たりにいたしたわけであります。  ちょうど雪の日でございましたけれども、シカが随分戯れておりましたし、またシカによる被害状況もつぶさに拝見さ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 田村先生と同じ四国の人間で、私も山村の中で育った者の一人として、今のお話、もう子供のころの情景が目の当たりに浮かんでまいるわけであります。  なぜこんなになったんだろうかという疑問でございますけれども、これはやはり田村先生もそうだったように、田舎の人た...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 今、田村先生のお話のドイツの例でございますけれども、私もこの間G8の会議がありましてドイツに参りました。  例えば、高速道路の周辺二十メートルなら二十メートルのところは民家がない。そしてまた、その周辺には植林をしておる。植林をしても、伐採方法にもいろん...全文を見る
04月16日第145回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○真鍋国務大臣 小林先生の地元、栃木県の奥日光地方に四月八日、知事さんを初め地元市長さんのお世話をいただいて、現場をつぶさに視察させていただきました。ちょうど、まだ余寒さめやらぬ日でありまして、雪の降る日でございましたけれども、シカ等の生息場所を見せていただき、また、現にシカの群...全文を見る
○真鍋国務大臣 私が申し上げたいことを先生に今質問の中でるる触れていただきました。  私は、科学的知見に基づいた、地方分権体制の中においてこの法案の問題に取り組まなければならないわけでありますけれども、先般も栃木県知事さんとお話をしましたけれども、優秀な人材がそろっておると。例...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生今お話をいただきましたように、平成九年の九月に特殊法人の整理合理化についての閣議決定がされまして、環境事業団の融資業務を移管することが決定されたところであります。その際、環境事業団は、廃棄物やリサイクル、有害物質、地球環境保全の対策などに対応した事業を展開して...全文を見る
○真鍋国務大臣 今、局長の方から日本国内の対応についてお話をしましたけれども、私は、昨年中国に参りまして、この被害状況があらわれておるということも知らされたわけであります。  そこで、日本が中心になって、東アジア諸国にモニタリングネットワークを組むべしという意見も出しまして、中...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど来お話をいただいておりました酸性雨の原因につきましては、硫黄酸化物、窒素酸化物等によってなされるということであります。それらの問題については規制を厳しくして対応していかなければならないということで、実は、それらの問題について話し合いをしようということで、こと...全文を見る
○真鍋国務大臣 環境問題は民間にゆだねるのみでは解決できない問題であり、環境事業団が行う事業は、環境政策のツールとして、民間では採算面などから十分に実施することが困難なものについて現在実施しておるところであります。  しかし、今回の改正において新たに追加する環境浄化機材の貸付事...全文を見る
○真鍋国務大臣 私も、大臣に就任した直後に、王子アルカディアの現場を見せていただきました。まさに、平成元年当時はレジャー関係の事業がもてはやされた時代であったわけでありまして、それに即応した対応を第三セクター的に取り入れたのじゃないだろうかと思っておるわけであります。その後、経済...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生おっしゃいますように、今後とも環境事業団の事業の円滑な推進を図るためには、この償還リスクに適切に対応するための自己資本の充実が極めて肝要であり、政策コストとして貸倒引当金を計画的に積み増すなどによって自己資本の充実を図ってまいらなければならないと考えております...全文を見る
○真鍋国務大臣 産業廃棄物処分場の立地が進まない中で、量と質の両面から廃棄物による環境負荷の増大が深刻な社会問題となっておるのは御承知のとおりでございます。今回の法改正は、こうした状況に対応し、廃棄物処理施設の整備による適正処理を確保することを一つの大きな柱としております。  ...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど来、この廃棄物処理のあわせ処理の中で問題になるのは、やはり私は産業廃棄物の処理だと思うわけであります。産業廃棄物については、その処理についてフォローイングが十分できていないというところに大きな問題が生じておるわけでありまして、それをあわせて考えられる対応のた...全文を見る
○真鍋国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。  よろしくお願いいたします。(拍手)     —————————————
04月20日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第11号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 田村先生のお話を伺いながら、地方分権推進委員会の答申を受けた対応であり、ただ思いつきばったりの法改正でないとの背景のもとに今日の法改正が求められてきたわけであります。  被害状況の報告を受けますと、私も同じ四国に育った人間としてその痛ましさが目の当たり...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 省庁再編成に当たって、林野の部門も環境の分野に同席すべきではなかったかという感じを私は終始持っておるものであります。ですから、今はある意味で過渡期的な対応しかできなかったんじゃないだろうか。  先ほど来論議を聞いておりまして、林野行政の中で産業としての...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生も御案内のように地球の温暖化が叫ばれておるわけでありまして、その防止対策をいろいろと講じておるところであります。全国的に見ましても、昨今の気象状況も異変が起きておるんじゃないだろうか。  きょうの新聞にも出ておりましたように、二、三日のうちに十度も...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 福本先生の御指摘はもっともでございまして、私も禁猟区であるとか可猟区であるとかいう区別をしっかりわきまえてハンターに事に臨んでいただかなきゃならないと常々思っておりますし、また誤射ということも私の県でもあった事実であります。  そういう点におきましては...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 野生鳥獣というのは、我が国は六百以上の種類があるわけでありまして、それをいかに管理していくかということが問われるわけであります。今回のこの野生鳥獣の保護に関する改正にいたしましても、そういう観点に立って事の処理に当たっていかなきゃならない。  先生今御...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先般、私も栃木県の中禅寺湖畔に参りましてその現状について見せてもらったわけでありますし、また知事さん初め関係者の皆さんの御意見も伺ったわけであります。  野生鳥獣の保護等々を見ましたら、やはり地域の問題として掌握しないと国全般の掌握という形にはならない...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 野生鳥獣の頭数調べということになりますと、これはなかなか建築で言う設計監理するような形で掌握することが難しいわけであります。しかし、大方の数の把握はしておかなきゃならないと思って、それは掌握をいたしておるわけでありますけれども、果たしてその掌握の中からど...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) それぞれの果たす役割があるわけでありまして、私どもかねてよりNGOの活用というものについての指摘をしておるところでありまして、必要な場合はぜひそういう方たちの意見も伺いたいと思っておるし、また民意というものを反映するならばそれらにかかわる団体からも意見を...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 大臣として、立場上、出した以上は皆さん方の御審議をいただいて御協力いただかなければならないわけであります。  しかしながら、この問題につきましての環境庁側の対応が不足であるということは否めない事実でありまして、どうも法案審議になれない点もございましても...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生、大変熱心に猛禽類の鉛中毒の問題について御指摘をいただいておるわけでありますけれども、私も先生のお考えと同感であります。紀宮様の御発言の中にもそういう趣旨があったということでございますが、やはり鳥類に哀れみの気持ちを持って人間と共生していく対策を講じ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) オオワシやオジロワシの猛禽類に対して対策を講じなければならないというのは、先ほども答弁いたしましたように先生のお考えと全く同一でございます。  早くその鉛散弾を防止しなければならないという気持ちでいっぱいであるわけでありますが、私も何とかならないかとい...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 大臣命でできるだけ早くということでございますから、二年以内ということで、それはもうできるだけ早い、一年なら一年というような形で事を進めさせていくように指示いたします。
○国務大臣(真鍋賢二君) その目標に向かって努力してまいりますので、御了承いただきたいと思います。
○国務大臣(真鍋賢二君) 最初の質問でございますけれども、大臣が二年以内ということで一年以上のところでも頑張ってやっていこうということを命じると言ったのでありますから、先ほど総理が総理がと言っていますけれども、総理は大臣を任命したんです。字のごとく任せたわけですから、だから大臣が...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第13号
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○国務大臣(真鍋賢二君) ただいま議題となりました環境事業団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  環境事業団は、産業公害の防止、改善を目的として、昭和四十年に公害防止事業団として発足しました。以来、公害防止施設の設置等を促進する...全文を見る
05月14日第145回国会 衆議院 商工委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○真鍋国務大臣 先生御指摘のように、我が国としては、OECDの勧告を受けてからもはや三年になるわけでありますけれども、いまだにということで、今回このような法案づくりに着手したところであります。遅きに失したといえば失したわけでありますけれども、やはり準備期間等々がありまして、今日に...全文を見る
○真鍋国務大臣 情報公開法によりまして、渡すべきは感ずるわけでありますけれども、やはりいつもデータを国民に広く知らしめなければならないと思っておるわけでありますけれども、その中においてNGOの皆さん方の果たす役割というものが非常に大きくなってきたと思うわけであります。  ですか...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生、先ほど来からお話しいたしておりますように、PRTR法案というのは初めて作成するわけでありまして、最初から完璧なものがないわけであります。それでは先進国を見習ったらどうだという意見もあるわけでありますけれども、アメリカにいたしましても、また欧米諸国の先進国にい...全文を見る
○真鍋国務大臣 日本はかつて経済大国ということで、バブルの絶頂期が一九九二年前後にありました。その当時は、まさに大量生産、大量廃棄という概念でもって事の処理に当たったわけでありますけれども、それが大変な公害をまき散らした結果になったわけであります。  しかし、公害対策を講じてい...全文を見る
○真鍋国務大臣 情報は公開していかなければならないことは言うをまたないわけでありますけれども、それがいかに正確性を持っておるかという認識を問い続けていかなきゃならないと思っています。  先般の埼玉のホウレンソウやお茶の件にいたしましても、安全基準値というのがまちまちであったわけ...全文を見る
○真鍋国務大臣 化学物質の問題につきましていろいろな情報提供を願うのは、私は、従来の省庁からいって通産省だ、こう思っておるわけであります。今回のPRTR法案につきましても、通産省の協力、そしてまた環境庁のイニシアチブを、いろいろな面で整合性を図ってきたわけでありますけれども、多く...全文を見る
○真鍋国務大臣 省庁の多元性からいって、それを二つにまとめるだけでも大変なわざだと私は思っておるわけであります。  ようやくにして、通産省と環境庁が一緒になってという法案作成にこぎつけたわけであります。最初から一元ありきというような考えでなくて、そういう二元性を持った中にも一元...全文を見る
○真鍋国務大臣 PRTRは、事業者による化学物質の自主的な管理の改善を促進しまして、そして環境の保全上の支障を未然に防止することを目的として行う措置であり、事業者に対する規制を目的としたものではないわけであります。  また、事業所の所管大臣は、事業者から届け出を受理するにすぎず...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生御指摘の環境問題に対しては、やはり国、地方自治体、事業者、国民のおのおのが協力して取り組みを進めて、そして解決を図っていくということが重要であると考えております。  そこで、政府案では地方自治体の関与が少ないとの御指摘がございましたけれども、事業者に対する技...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生も長い間、研究者としていろいろな問題に取り組んでこられたわけでありまして、それもこれも、この法案も、そういう結果が今日法案として提出されておるのじゃないだろうか、こう考えております。  今通商産業大臣から御答弁された意味とほぼ同然でございますけれども、化学物...全文を見る
○真鍋国務大臣 内分泌攪乱化学物質、いわゆる環境ホルモンでございますけれども、これは環境保全上重要な課題であり、また、この問題に対する国民の不安を解消するためには対策を急がなければならないわけであります。  そこで、環境ホルモンの世界会議を昨年京都で開催いたしました。私も参加し...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど来、いろいろ議論をいたしておるところでございます。地方の市町村窓口がいいのか、中央官庁で統括した方がいいのか、意見の分かれるところでございます。両々、いいところと悪いところがあるわけでありますけれども、現段階におきましては、やはり中央の方で処理していくのが妥...全文を見る
○真鍋国務大臣 私も、終局的には先生のお考えと同様であります。しかしながら、現段階におきまして、この制度を運用していくためには、中央において、データベースなんかがインターネットによって処理されるときでありますから、そのような状態でしばらく運用をしていくべきじゃないだろうか、こう思...全文を見る
○真鍋国務大臣 ただいま通産大臣からお話がございましたように、やはり各省にわたる問題でありました。  この法案を作成するに当たりましても、通産省、環境庁のみならず、農林省とか厚生省等々が関与してつくり出した法案でございます。そういうことで、他省庁との調整を図りながら、この化学物...全文を見る
○真鍋国務大臣 環境庁のここ二十八年の歴史をひもといてみましても、今までは公害問題の後始末というような形で環境行政を遂行しておったような感じがいたします。もちろん、水銀禍であるとかイタイイタイ病、ワクチン禍の問題、いろいろ処理せなければならない大きな問題があったわけでありますけれ...全文を見る
○真鍋国務大臣 いろいろな国際会議に参加しまして感ずることは、日本が環境問題についてはもはや先進国であり、リーダー国であるという認識を持つものであります。その意識に基づいてこれから行動をとっていかなければならないということでありまして、今までの追いつけ追い越せでなくて、やはり途上...全文を見る
○真鍋国務大臣 先般も、つくばの国立環境研究所を訪問しましたら、まず何よりも人員増と申しましょうか、専門的な仕事に従事できる人を採用してほしいということでございました。  と申しますのは、やはりいろいろ仕事が多いわけでありますけれども、アルバイトでお手伝いをしておられる方々が非...全文を見る
○真鍋国務大臣 NGOの人たちのPRTRに対する御意見というものをいろいろとお聞きしたり、また仄聞をいたしておりますけれども、私自身は、この問題につきまして参考意見として聴取はいたしたいと思いますけれども、しかし、やはり政治家というものがこの問題について専門的に取り組んでおるわけ...全文を見る
○真鍋国務大臣 まさにこういう問題についても、日本の知見というのは高い水準にあるわけであります。  発がん性などの化学物質の有害性の分類システムとラベル表示については、現在、OECDとILOを中心にいたしまして、国際的な調和を図るために検討が進められておるところでございます。そ...全文を見る
○真鍋国務大臣 国民が安心できる安全な方法で、できるだけ早くPCBの処理を行うために、環境庁では関係省庁と連携しながら新たなPCB処理技術の実用可能性を評価してきたわけであります。その結果、廃棄物処理法の施行令等を改正しまして、従来から高温焼却によってやっておりましたけれども、昨...全文を見る
○真鍋国務大臣 五月一日の慰霊祭に初めて参加させていただきました。水俣病にかかわる皆さんのところにも立ち寄らせていただきました。大変御尽力をいただいた川本さんの遺霊、お位牌にも合掌させていただいたわけでありますけれども、それから以降、水俣病に携わる研究者の方々等も意見を交換させて...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御指摘のように、日本の戦後は欧米先進国に追いつけ追い越せということで頑張ってきたところであります。その期間中の国民の努力は世界的にも大変高く評価されておったところでありますけれども、昭和四十七、八年から五十年ごろにかけまして、日本が公害大国というレッ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 二〇〇一年の省に昇格するに際しましては、千人程度の人員ではまさに不足の状態であると私も常々考えておるところであります。しかしながら、省庁再編成でリストラを要求されておるわけでありまして、その趣旨に沿うならば多くの人員増ということは見込めないわけであります...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御指摘のとおりでございます。私も田舎育ちでございまして、日本の政治活動分野を見ましても、田舎から輩出されていった人材というのが大きく活躍しておるというのを目の当たりにしまして、やはり子供のときそういう自然とともに学習した、教育された人たちの今日あるの...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 愛知万博の予定地にオオタカが生息しておるということは、私は、このたびの愛知万博にふさわしい里山が存在したと思って大変歓迎をしておるところであります。そういう里山を活用することによって、自然に生息しておるいろんな生態系を知っていただくと同時に、これを一つの...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生がいろいろ御心配をなさって、オオタカ保護のために万全を尽くしていきましょうということであります。まさに同感でございまして、里山の保全を図りながら、何とか健全なオオタカが誕生していただくことを願っておるわけであります。  しかし、万博を中止するという...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御指摘のように、新しい物質に対する取り組む姿勢をしっかりと出していかなきゃならないということで、例えばダイオキシンの問題に対しましても、ただ環境庁と厚生省、農林省で対策協議会を開いて取り組むというのでなくて、ダイオキシン対策閣僚会議というものを設置し...全文を見る
05月17日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 人類に対する脅威は、軍事面だけでなくて、環境面からいいますと地球温暖化の問題であるとかオゾン層の破壊であるとかいうようなことがまず取り上げられると思うわけであります。これらの問題を整理することなくして人類の生存基盤に対する問題処理はできない、こう考えてお...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 地球環境問題が大変深刻化しております現状におきまして、人類共通の財産が脅かされているということに対しましてはやはり真剣に取り組んでいかなければならないわけでありますけれども、最近、地球環境問題の解決が人間の安全保障のかぎであるという議論がなされておるとこ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御指摘のように、一九七六年の枯れ葉作戦の被害等からも想定されますように、核にかかわる問題等々は、大変生存社会において大きな悪影響を及ぼして、また取り返しのつかない状態に追い込まれると思っておるわけであります。  未然に防止する策をいろいろと講じてお...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ただいまもお話し申し上げましたように、核兵器による環境影響は大変規模も大きく、また修復不可能なものであって、人類の存続にかかわる大きな問題であると私も承知をいたしております。  私としても万が一にもこのようなことがあってはならないと考えておりまして、そ...全文を見る
05月18日第145回国会 衆議院 商工委員会環境委員会連合審査会 第2号
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○真鍋国務大臣 一九九六年にOECDからの勧告を受けまして、ようやくにして我が国でもPRTRの法案化が現実視されてまいったわけであります。ここで、この法案の問題点は、先進国等々の法の運用なんかを取り入れまして、できるだけ完全なものにしていかなきゃならないと思って、通産省初め関係省...全文を見る
○真鍋国務大臣 ただいま通産大臣からも御発言がございましたように、三月二十三日に、規制の設定または改廃に係る意見提出手続、いわゆるパブリックコメントに関する閣議決定が行われたわけでありますが、この閣議決定に従いまして、対象物質を選定する際には政令案を公表し、提出された国民からの意...全文を見る
○真鍋国務大臣 対象物質の選定に当たりましては、意見を聞く審議会に、環境庁といたしましては中央環境審議会、そしてまた厚生省にいたしましては生活環境審議会、及び通産省には化学品審議会ということを予定いたしておるわけであります。そして、審議会のおのおのの分野の専門的な科学的知見に基づ...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生御指摘のように、生活が多様化した中に、新しい化学物質が生まれてくるわけであります。我々国民生活にとって利便性のあるもので無公害のものならば、これはもう我々は大いに活用していかなきゃならないわけでありますけれども、そこに次々と問題点が出てまいるわけであります。 ...全文を見る
○真鍋国務大臣 この十四項目にわたる附属書に対しましては、やはりこれが基本となるわけでありまして、それは遵守していかなければならない、こう思っております。
○真鍋国務大臣 先生がおっしゃるように、所管省が一省になってやっていけばという御意見でございます。将来的にはそういうことも一つは想定されるわけでありますけれども、現段階におきましては、やはり事業所管というものは、通産省や環境庁というだけでなくして、政府自体が所管事業省という位置づ...全文を見る
○真鍋国務大臣 大野先生の所属する公明党からは、ただいま都道府県経由というようなお話がございました。そしてまた、民主党の方からは、市町村単位でいかがなものだろうかという提案もございました。我が方といたしましては、政府提案でございますので、もちろん先ほど来お話のあった意見を参考にさ...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生が御指摘の問題点につきましては、御存じのように、既存のいろいろな取り締まりや法案があるわけであります。  今回のPRTR制度は、化学物質の環境への排出量を把握するものでございまして、これを実施することによって化学物質の環境への排出の状況の全貌を明らかにするこ...全文を見る
○真鍋国務大臣 因果関係については、先生御指摘のようなことが考えられると思うわけであります。  PRTRの対象物質の選定に当たっては、人の健康を損なう等のおそれがある物質を幅広くとらえることとしております。このような考え方に基づきまして環境庁が行ったパイロット事業の結果等を踏ま...全文を見る
○真鍋国務大臣 水俣病にしても、イタイイタイ病にいたしましても、その原因を究明する時代的な背景があったと思うわけであります。今日になれば、PRTRのような法案を作成しましてその規制を図っていくことが可能になったわけでありまして、私も、水俣病水銀禍にかかわる罹病した方々に、本当にお...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生の御指摘の問題点につきましては、種々さまざまである、こう思っておるわけであります。  例えば、環境ホルモンと位置づけましても、これがどういう種類のものであるか。御案内のように昨年も京都におきまして世界の環境ホルモン会議を開きました。そのときにも、専門家の意見...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生の御趣旨に沿った対応ができれば、こう考えております。
○真鍋国務大臣 先生から、きょうは環境庁長官に全御質問をということで、ありがたい御指名を受けたわけでありますけれども、私の知見だけでは十分答えられない点も出てくるのじゃないかと思いますので、私の答えられる範囲内で答弁をさせていただきたいと存じます。  ただいま御指摘を受けました...全文を見る
○真鍋国務大臣 事業所管大臣は、企業を取り巻く競争環境や技術状況等を熟知していることと、全国統一的な判断を行うことができることから、本法案に基づくPRTRの届け出にかかわる営業秘密の判断を行う主体として適当である、こう考えておるわけであります。また、PRTRの届け出を全国統一的な...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生御承知のように、今回の法案は、OECDから勧告を受けて、日本で初めて取り組んだ法案であるわけであります。そこで、いろいろな問題が出てくるわけでありますけれども、最初からこれありきというような限定的なものは、私は難しいと思うわけであります。そこで、今回の法案処理...全文を見る
○真鍋国務大臣 決意といえば、これは何としてもやっていこうという気持ちでいっぱいであります。ただ、今日まで培ってきた日本の行政的な役割ということもかんがみまして、それを一刀両断に処理するというのも難しいわけであります。お互いが相協力しながらそういう方向性を見出していきたいと思って...全文を見る
○真鍋国務大臣 公開は大原則でありまして、先ほど来企業秘密というような点についておしかりも受けたわけでありますけれども、これは、最初からなじみがなければこの法案というものが執行できないわけでありまして、そういう点においては、不安感を払拭するという意味合いにおいてもそういうものを提...全文を見る
05月20日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第14号
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○国務大臣(真鍋賢二君) COP3の京都会議において決められた議定書というのは、大変立派なものであったと世界からも評価され、また我が国としてもその意識を強く持って責任を果たしていかなければならない、こう考えて私も就任以来その問題に取り組ませていただいたわけであります。  そこで...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 排出権問題もさることながら、日本の温室効果ガスの排出規制の問題についていかなる方法をとっていくか、先生から今御指摘をいろいろといただきましたけれども、考えていかなきゃならないけれども、やはり何といってもまず隗からということで自助努力が最大限必要だ、こう思...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生からの数々の御指摘、ごもっともだと思います。  まさに光エネルギーとか風力とか地熱とか、代替エネルギーを模索していかなきゃならない時代になったわけでありまして、そういうものに重点を置いていかなければならない、こう思っておるわけであります。  いよ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) そういう趣旨に沿って頑張ってまいりたいと思います。
○国務大臣(真鍋賢二君) まさに廃棄物問題は、環境行政においてもう真っ先に取り組まなければならない問題でございます。そういうことで、廃棄物行政と、またそれをリサイクルしていくという前提に立ちましての物質循環を基調とする循環経済型社会を形成していきたいと、こう思っておるわけでありま...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生から先ほど来御指摘をいただきましたように、中央環境審議会におきまして、廃棄物・リサイクル対策とか地球環境対策とか有害物質対策等について重点的に考えていきなさいということであったわけでありまして、これらの御指摘の問題点につきましては、大方この法案の中で...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 融資部門が新しい投資銀行に移管するに際しまして、その辺の懸念をしっかりと詰め合わせをいたしました。  ただいま御指摘のありましたダイオキシン対策費の問題に対しましても、この問題につきましては環境事業団が担当しておった当時以上に真剣な取り組みをしていただ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシン対策に係る特別措置法案が二党から参議院に提出されておることは私も承知をいたしております。議員立法ということでありまして、各政党間で話し合いをしておりまして、私からどうこう言うわけにはいきませんけれども、今、個人的にどうだというような意見を求め...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来この事業団の歴史を振り返ったわけでありますけれども、公害防止事業団、この環境事業団、それぞれ時代の要望を取り入れて、その目的達成のために頑張ってきた、こう私は評価をいたしておるわけであります。今回の改正案によりまして、その至らない点を網羅しながら...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生の厳しい御意見をいただいたわけでありますけれども、一つ一つ反論もしたい気持ちもいっぱいであります。  地球温暖化防止対策の京都会議の目標値を踏まえて、日本がどれほど努力しておるかということについては、先ほど佐藤議員の質問にも私は答えさせていただいた...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 事業団が焼却施設を設置します。また、投資してやっていきますというようなことを言っているわけではないわけでありまして、今までの信用と技術を駆使して、民間でやれない部分はやっていきましょう、またそれを範としなければならないところは提示していきましょうというこ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私は、先生は少々誤解をなさっている点があるのじゃないかと思うわけであります。一般廃棄物の処理につきましては、各市町村単位で大方の処理ができておるわけであります。しかしながら、産業廃棄物処理になりますとその規制もございませんしマニュアルもないというところで...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ただいま御指摘の点は、私も諸所にあるということはお聞きしておりますけれども、これは広域行政で問題処理に最初から取り組まなかった弊害だ、私はこう思っておるわけであります。ですから、市町村合併やその他これからの行政の中で、いかにして広域な面でこの仕事に取り組...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御指摘の問題は、地方の都道府県、市町村の問題であるわけであります。  先ほど来申し上げておりましたように、産業廃棄物の問題処理ということになると、今やどのように処理されておるのか、業者に委託したまでで、それ以後のフォローイングはできていないというよ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 最後に。  私の言及した言葉を先ほど引用していただいた部分がリサイクルして、最後に先生のおっしゃった言葉と同じことを申し上げたわけで、決して私こそ感情的になって問題を取り上げておるわけではないわけで、最終段階は最初私の言った発言どおりでございましたので...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) PFIの理解というものが、いま少し私は理解の仕方が違うんじゃないかと思っておるわけです。  PFIというのは、民間の資金や力をかりて目的を達成していくということでありますけれども、その中に政府関係の規制緩和がいろいろあるわけでありまして、その緩和政策な...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して努力いたす所存でございます。
○国務大臣(真鍋賢二君) 政府としては、この施行に当たっては当委員会での御議論、そしてまた御意見を踏まえて本法の適正な運用に万全を期してまいる所存でございます。そして、将来の検討については、その時点の知見と情報に基づき判断されるものであると存じます。  現在は一切の予断を持って...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど答弁いたしたとおりでございまして、それを実行してまいりたいと存じます。
○国務大臣(真鍋賢二君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。
05月24日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 私も、ことし二月に沖縄に参りまして、この山原地区のすぐれた自然環境を拝察させていただきました。  先生御承知のように、山原地域は平成十四年に一部返還になるとお聞きいたしておるわけであります。世界遺産の登録の基準が非常に厳しいということは聞いておりますけ...全文を見る
05月25日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○真鍋国務大臣 今総務庁長官からもお話がございましたけれども、今回の中央省庁再編成の問題につきましては、中央省庁等の改革推進本部とか総務庁から前回の行政改革の答申があった中での事の推移が行われておると思うわけであります。  私は、今先生からお話ございましたように、環境省に昇格す...全文を見る
○真鍋国務大臣 環境庁は、誕生いたしたのは昭和四十六年でありまして、いまだ二十八年の歴史しか持っていないわけであります。今までの縦割り行政の中においてやはり既得権の問題が生じてきておるわけでありまして、環境庁で環境、森林保全という面に着目いたしましても、それはなかなか着手できなか...全文を見る
05月26日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○真鍋国務大臣 先ほど来の先生のお話の中に、組織もまた体制も変革をしていかなければならないという御意見でございました。  私も、企業も組織もやはり三十年周期ぐらいで大きな変革を求めていかなければ組織の活性化はない、こう思っておるわけであります。それがためにということで、ちょうど...全文を見る
05月26日第145回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  現代では日常生活や経済活動に用いられている化学物質が数万種類に及ぶと言われており、近年では毎年約三百種類の新規の化学物質が開発、販売されて...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 内藤正光先生にお答えを申し上げます。  総理から総括的な答弁がございましたので、箇条的な御答弁をさせていただきます。  都道府県の役割と責任についてですが、修正により、都道府県がより主体的に制度運営に参画することになりました。  具体的には、届け出...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 福本潤一先生にお答えを申し上げます。  PRTRの届け出先でございますけれども、政府の組織や政府内の役割分担は国によってさまざまであります。我が国のPRTR制度は我が国の実情にふさわしいものとすべきであると考えております。環境庁と通商産業省を中心に、業...全文を見る
06月01日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○真鍋国務大臣 いろいろと御心配をいただいておりまして、環境省に昇格するに当たっての御意見、ごもっともだと思うわけであります。  かつて、自社さ政権ということで社会党にも御一緒になって政権担当していただいて、いろいろな意見をちょうだいいたしたところであります。私自身も野にありま...全文を見る
○真鍋国務大臣 行政改革会議によってそれぞれの分野に分かれたわけでありますけれども、私自身の考えを申せばということになぞらえて言うならば、やはり水にかかわる問題も環境行政の中で将来的には執行していくのがいいことじゃないだろうかというふうに考えておるわけであります。  しかしなが...全文を見る
06月04日第145回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○真鍋国務大臣 ただいま議題となりました鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、野生鳥獣の保護に対する国民の要請が高まっている一方で、シカ等一部の野生鳥獣につきましては、中山間地を中心とする地域におい...全文を見る
06月04日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○真鍋国務大臣 まさに今、引き継ぐべき中央省庁等の再編成の御審議をいただいておるところであります。  先ほど来、先生の御意見、私はもっともだと思うわけでありまして、残念ながら、私の選挙区の香川県の豊島が今問題になっておるわけであります。これは県が許認可を与えてそこに投棄をさせた...全文を見る
○真鍋国務大臣 並木先生からいろいろと御意見をちょうだいいたしたところでありまして、私も、ぜひこの多岐にわたる環境行政の中で人員増を求めてまいらなければ諸問題を解決することは不可能だ、こう思っておるわけであります。  そこで、せっかく二〇〇一年の省昇格を機会でございますので、私...全文を見る
○真鍋国務大臣 廃棄物処理とかダイオキシン、環境ホルモン等々の問題につきまして、十分な目配りをしていかなければならないと思うわけであります。  そこで、先般も私、くぬぎ山の周辺を視察させていただきましたけれども、産業廃棄物の処理場が林立しておるのを見まして、何とか整理を図ってい...全文を見る
06月08日第145回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○真鍋国務大臣 佐々木先生は地元岩手県で猟友会の会長として御活躍中でございまして、答弁者の私よりも鳥獣の問題についてはたけた御意見を持っておられると思うわけであります。今回の法案につきましての御質問でございますので、あえてお答えをさせていただきたいと存じます。  特定の地域の個...全文を見る
○真鍋国務大臣 ただいま先生から御指摘いただいた数々の問題は、まさに直面しておる大きな問題である、こう認識をいたしております。  そこで、狩猟は今日では鳥獣保護の法制度に組み込まれておるわけでありまして、このために個体数の調整や鳥獣の生息動向の把握等への貢献といった点において野...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生御指摘のように、諸所に被害が出ておったり、また動物の減少等もあるわけでありまして、まず現地を視察してみようということで、私も先般、奥日光、中禅寺周辺を視察させていただきました。まさにその様相が出ておりまして、シカの数にしてみればふえておる、またクマの数にすれば...全文を見る
○真鍋国務大臣 ただいま先生から承りました御高説、私はまさに同感でございます。そのような観点に立って事の処理に当たってまいらなければ、鳥獣の保護や生態系の管理というものは十分できないというふうに考えております。  そこで、国といたしましても、都道府県に対しまして、野生鳥獣の分布...全文を見る
○真鍋国務大臣 先般の当委員会におきまして、佐藤先生から中池見の湿地の重要性をるる説かれたわけであります。私も同感の意を表明して、できるだけ早く現地を見てみたいという意思表示をいたしたわけであります。  しかしながら、現地視察は多うございまして、国会開会中でございますので、ほと...全文を見る
○真鍋国務大臣 先般の行革特の委員会におきまして、公明党から、石田先生から貴重な御提言をいただいたわけであります。まさに、私は、時宜を得ておると思うわけであります。  ただ、今次中央省庁の再編成等の問題につきまして、もうある程度の筋書きができておるものでございまして、新しくそこ...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生の、北海道の農業関係者の気持ちや、そしてまた市民との対話の中における愛護団体からの陳情、両方の意見が交錯しておるというようなお気持ちを披瀝されたわけでありますけれども、私自身も、当初はそういう考えの上に立って動揺することも多かったわけであります。  しかしな...全文を見る
○真鍋国務大臣 御意見のとおりでございまして、そのような体制で頑張っていこうと思います。
○真鍋国務大臣 先生のおっしゃるとおりでございます。
○真鍋国務大臣 先生御指摘のとおり、ツキノワグマは国際取引が禁止され、またニホンザルは国際取引が規制されているわけであります。一方、国内的に見れば、両種とも全国的に見ると絶滅のおそれがある状態に至っていないが一部では危険な状態にある個体群も生じているわけであります。  このよう...全文を見る
○真鍋国務大臣 附則によりまして三年後に施行状況の検討が求められているところであって、環境庁としても、都道府県における特定鳥獣保護管理計画の策定の支援とか、野生鳥獣の生態や生息密度情報の整備、保護管理の担い手の育成等に関する施策について、当庁の施策はもとより、関係方面に対しても、...全文を見る
○真鍋国務大臣 そのように理解をしております。
○真鍋国務大臣 一般市民とかNGOに対する先生の思いはいつも聞かされておるところでありますけれども、私もその大切さ、必要性というものについて痛感をいたしておるところでありまして、多くのNGOの皆さん方にいろいろな問題が出るたびにお集まりをいただいて、御意見をいただいておるところで...全文を見る
○真鍋国務大臣 この法案を通じまして野生鳥獣と人間との共生を図っていくというのが、何としても最高の基盤であるわけであります。これを遵守しながら、先生の今御指摘のございましたように、これは日々新たなりということで、その時々の要請を受けて環境行政の中で生かしていかなければこの法案とい...全文を見る
○真鍋国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。  よろしくお願いいたします。     —————————————
06月08日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第19号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  現代では、日常生活や経済活動に用いられている化学物質が数万種類に及ぶと言われており、近年では毎年約三百種類の新規の化学...全文を見る
06月09日第145回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○真鍋国務大臣 私の答弁する機会が先生の場合少なかったんじゃないだろうかと思っておるわけであります。石田先生に対しましても、これからの環境行政の必要性という点につきまして環境庁なりの抱負を述べさせていただき、そのまた期待感にこたえるべく体制づくりを急がなければならないということで...全文を見る
06月11日第145回国会 参議院 本会議 第28号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 弘友和夫議員から力強い御質問をいただき、ありがとうございました。  いよいよ、環境庁は環境省に二〇〇一年から昇格いたすわけでありますけれども、環境省は、ダイオキシン・環境ホルモン問題を初め、廃棄物や地球環境の問題など重要な政策課題に早急に対応し、強力な...全文を見る
06月16日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁に対する御理解をいただいて感謝にたえない次第であります。  今、総理から御答弁いただきましたように、廃棄物を初めといたしまして、環境ホルモン、ダイオキシン、環境問題等々、たくさんの問題が続出いたしておるわけでありますから、それにふさわしい人員をぜ...全文を見る
06月29日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 先生の御指摘いただいたこの北部地区というのは山原地域でありまして、私も先般視察をさせていただきましたけれども、すばらしい自然林に恵まれておるわけであります。そこに野生生物、鳥獣等が生息しておるわけでありますけれども、何としてもこういう地域は大切にしていか...全文を見る
06月29日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第21号
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○国務大臣(真鍋賢二君) PRTR法の法制化に当たりましては、各省庁との調整が長時間にわたって論議されたわけであります。一省だけの意見でなくして他省庁間にわたりましたので、その調整に難航いたしたわけでありますけれども、ようやくにして今回でき上がったのがPRTR法案であり、法案とし...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境ホルモン問題につきましては、現在大きな政治課題、また社会問題でもあるわけでありまして、これらに適切に取り組んでいかなければならないということで、昨年末、京都におきまして世界の環境ホルモン会議を開催させていただいたわけであります。  我が国が開催地で...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 岡崎先生の御指摘でございますが、生まれる子供に大きな期待を寄せるのはどの親心も同じだと思うわけであります。年寄りの子供を産むなんというような考えは一切ございませんで、前向きに、子供を産めば早く成長してほしい、元気な子であってほしいと願っておるのがこのPR...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生の御指摘のような強い決意を持って事に処していきたいと思っております。
○国務大臣(真鍋賢二君) 疑わしきは罰せずというようなことわざがございますように、何でもそこのところに集積してという意見ではないわけであります。ですから、我々が考えますのは、先ほどしっかりいい子を産んでくださいというように、いい子を小さく産んで大きく育てるという信念がそこに私はみ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 今、先生の御指摘をいただきました点がこの各省庁間で話し合いをするところで難しいところであったわけであります。やはり、今までの審議会といえば専門的な知見を得られる最高の機関であるわけでありますから、各省庁の審議会を通して判断をゆだねなきゃならないと思ってお...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 言葉の結論でなくて、今の段階からそういうふうな状態にしていきたい。ここはやっぱり各省庁おられるわけでありますから意見をまとめなきゃならないわけでありまして、本当はそういう気持ちを出したいわけでありますけれども、この法案を作成し、またこの法案をよりよきもの...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 法案修正によって都道府県がより主体的に参画することになりまして、国と都道府県が連携強化を確保されることになったと考えておるわけでありまして、この強化策をぜひ生かしていきたいと思います。  簡単でございますが。
○国務大臣(真鍋賢二君) 政府案においては、先生今御指摘の環境負荷の低減という言葉を用いていないのでありますけれども、これは法文上の表現を検討した結果使わせていただいたわけでありまして、環境保全上の支障の未然防止という広い概念を採用することとしたからであります。
○国務大臣(真鍋賢二君) 事業者がみずからの化学物質の排出量を把握し、自主的に管理の改善を図ることや、国民の化学物質に関する理解を増進することは極めて重要なことであると考えております。  環境庁としては、PRTRによって得られたデータを集計、そしてまた公表することや、化学物質に...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来、社民党さんからの政府に対する対案等々の御説明もございました。将来的にはそうあるべきだという認識を私もいたしたわけでありますけれども、今の段階的な事柄からいえば、順序をひとつ踏まえていっていただけないかと。先ほど来、小さく産んで大きく育てると言っ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 奥村先生には環境行政に対する御理解を深めていただき、いろんなところで御質問、応援をいただいておることに感謝申し上げるわけであります。  中央省庁の再編成の中で環境省に昇格するわけでありますから、その前提を踏まえながら対処してまいりたいと思っておるわけで...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 法案作成時におきましては、関係省庁とすり合わせをいたしまして、衆議院で答弁させていただいたような法案であったわけであります。その後、衆議院におきまして修正されたわけであります。私は、修正された意見は真摯に受けとめてそれを遵守してまいらなきゃならないと思っ...全文を見る
06月30日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 今、中川農林大臣から御答弁いただきました点と重複するかもわかりませんが、先生が地球環境の面からいかがかというお話でございますので、限定して答弁をさせていただきたいと存じます。  森林は多様な野生生物種の生息地となっているために、生物多様性の保全の観点か...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁の資料でお答えをさせていただきますけれども、我が国の国土に占める森林の割合は六七%であります。これは世界の平均の約二七%と比較して非常に高い値であるわけでありますけれども、六五%のブラジルなどと並び世界有数の森林国になっておるわけであります。  ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 胸を張って言うのがいいのか悪いのか、いろんな複雑な気持ちになるわけでありますけれども、我が国は亜熱帯林から亜寒帯林に至るまで多様な森林を有しておりまして、そこに生息する生物の多様性も非常に豊かなものになっておるわけであります。また、森林が二酸化炭素の吸収...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来先生から御質問がありましたが、動物の生息なんかが随分変化しておるということでありまして、昨年も中国に参りましたときに、長江の周辺には水害の後ネズミが大量に発生しておる、そして他の動植物が絶滅状態にあるということで、ネズミ退治をしなければならないと...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁でも国立公園等々の管理のためにいろんなボランティア活動をお願いいたしておるところであります。近郊で、例えば箱根周辺でボランティア活動の皆さん方の募集をいたしましたところ大変な数の人に応募していただきました。我々が期待しておる以上にたくさんの人の関心...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境省に対する期待と注文をいただいた、こう理解いたしておるところであります。  中央省庁の再編成によりまして、環境省の果たす役割というものが多岐にわたっておるわけでありまして、これらの問題に積極的に取り組んでいかなければならないという気概は人一倍持って...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 環境庁の決意というものはかたいものがあるわけでありますし、積極的に取り組んでまいりたい、こう思っておるところであります。  例えば、今回の愛知万博の場所に関する問題意識も、そこを開発することによってそういうワシタカの生存が確認されたわけでありまして、そ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 中央省庁再編成によって、環境省が独自に取り組むべき問題と、ともどもに共管してやるべき仕事があるわけです。  例えば、農林水産省の森林行政なるものは共管体制に入るわけでありますけれども、段階からいいますと一元化が望ましいわけでありますけれども、今すぐ森林...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私は、就任以来、時間の許す限り各地を見て回っておるところであります。百聞は一見にしかずという信念を持って、各場所をつぶさに見て、その印象によって問題の取り組みに当たっておるところであります。  ちなみに、これまで大きな社会問題化した藤前干潟や所沢のダイ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生の御指摘のとおりでございまして、世界的規模の地球温暖化防止のための気候変動枠組条約の会合、いわゆるCOP3とか4とかいう会合にもNGOの皆さん方に積極的に参加していただきました。  しかしながら、そのCOP4の現地に参りまして感じたことでありますけ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 私が就任いたしましてから、この現状を承知する段階で、人生には早寝早起きということが言われておりますけれども、やはり早く朝のうちに仕事を能率よくやろうじゃないかということで、役所では九時出勤といったら、ちょっと早いな、九時半から十時ぐらいが仕事にかかる段階...全文を見る
07月01日第145回国会 参議院 国土・環境委員会、経済・産業委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御指摘のように、PRTRの実施によりまして、事業所は、大気への排出のみならず幅広い化学物質を対象として環境中への排出量等をみずから把握いたし、そして化学物質の管理の改善を図ることとなっております。そして、PRTRの対象物質は、今後政令で定めるところに...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 初めて取り上げるPRTR法案でありますので、やはり都道府県の責任者と主務大臣との連携を図らなければならないし、また主務大臣によって科学的知見をいただかなければならないし、また交換しなければならないという観点から、そのような対応がなされたと思うわけでありま...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) PRTR法案の作成に当たりまして、環境庁と通産省との両省間で数十時間にわたっての議論をいたしてきたところであります。まさにパートナーとしての仕事に着手できたと思っておるわけでありまして、こういう関係を密にして両省間の対立なき、間断なき対応をしていかなけれ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 政府案はベストなものだと思って出しておるわけでありますが、この問題につきましては、修正問題等は各党間でお話し合いをしていただいて、それで対応させていただきたいと思います。
○国務大臣(真鍋賢二君) 移動体からの排出量の推計については、現段階においては、技術上の制約から輸送機関により推計精度に差があるために、輸送機関ごとに公表、比較することは適切でないという運輸省の説明を踏まえて、とりあえずの三省庁間の判断を事務的に確認したものであります。したがって...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 化学物質にはいろいろなものがあるわけでありまして、近年その量は増加の傾向にあるわけであります。それらに対応する情報は不十分であります。それを十分なる情報提供をして国民の健康保持に当たろうというのが今回のねらいであるわけでありまして、その目的に向かっていろ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御承知のように、医学の面においても予防医学というのは大切であるわけでありますけれども、まず臨床医学でもってその病気の治癒に当たらなければならないわけであります。予防医学という形になりますと次なる段階に参るわけでありますが、決してこの予防医学を粗末にし...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来、運輸省のこの見解について御答弁を申し上げたところであります。確かに、この区分ごとに仕分けをすることは、今すぐどうだというような形にはならないと思いますけれども、これはやっぱり検討していくべきではないかと思っております。詳細についてはまた事務当局...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 踏み込んでという御意見もございますけれども、この法案提出は政府として提案いたしたわけでありますので、その枠を出るということは甚だ困難であるわけであります。  しかし、先生の御意見は私は非常に貴重な意見だと先ほど来傾聴させていただいておるところであります...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 政府としては、政府案を出しておるわけでありまして、それがもうベストな案だと、こう自負をいたしておるところであります。  先ほど来、党関係の御意見もございますけれども、これは各党間で話し合いをした上で処理していただきたいと思う次第であります。
○国務大臣(真鍋賢二君) 先ほど来、水野議員からもお話がございましたように、この法案は小さく産んで大きく育てるということでありますが、まさに立派に育てる法案にしていかなきゃならない、こう思っておるわけであります。  そこで、今回の法案というのは環境法制とは異なった画期的なもので...全文を見る
07月02日第145回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○真鍋国務大臣 ダイオキシンが人体に与える影響は非常に大きいということで、いろいろなところからこの問題について追求がされておるところであります。  それがためにということで、今年に入りましてから、環境庁、厚生省、農林省等々によりましてこの対策各省会議を開催いたしたわけであります...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほどお話がございましたように、日本の場合も厚生省と環境庁で数値が分かれておりました。  そこで、日本の数値をWHO並みにするにはどうしたらいいかということについて、今までは、WHOの材料と申しましょうか試験結果を重んじて、それを採用させていただいて研究結果を出...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生の御指摘どおりでございまして、毎々申しておるところでありますけれども、今年も環境ホルモン会議を神戸で開催させていただいて、世界の知見をここで集約してみたい、こう考えておるわけであります。  ですから、ダイオキシン問題につきましても、今日、日本の研究が世界的レ...全文を見る
○真鍋国務大臣 雑賀崎の前面の埋立計画につきましては、平成九年の港湾審議会の計画部会において、当初の計画に対しまして環境庁としての景観の保全等の意見を提出したところでございます。その後のことにつきましては、いろいろ経過があるわけでありますけれども、次の審議会には、特に景観面から修...全文を見る
○真鍋国務大臣 この数値を決めるには過程がございまして、ことしの初めに環境庁と厚生省の専門家会議にゆだねまして、数値いかにということでいろいろ検討を重ねていただいたわけであります。それが先般私の方に、四ピコグラムという一日の耐容摂取量を報告いただいたわけであります。  片や、環...全文を見る
○真鍋国務大臣 専門的な知見を私は有しておりませんけれども、意気込みというのは先生と変わらないものを持っておるわけであります。ダイオキシン対策関係閣僚会議におきましても、基本指針というものを絶えず見ていこうということで、その都度会議を開いて最高決定の機関としての使命を果たしていき...全文を見る
○真鍋国務大臣 まさにベルギーの事件は想像を超えた出来事であったわけであります。しかし、現実に起こったわけであります。そういうことが起こった場合にはどうあるべきかということは、やはり事前の打ち合わせを十分しておかなきゃならない、省庁を挙げて対策を講じる気概を持ってやっていかなきゃ...全文を見る
○真鍋国務大臣 御案内のように、今後四年以内にダイオキシン類の排出総量を平成九年比で九割削減するためには、廃棄物焼却施設等に対する規制措置を徹底するとともに、小型焼却炉や産業系の未規制の発生源についても排出削減対策を推進していく必要があると考えております。  そこで、御指摘の鉄...全文を見る
○真鍋国務大臣 御指摘のとおり、自動車からもダイオキシン類が排出されておる報告はございます。そして、日本の総排出量の現在では〇・〇七%というふうに聞いておるわけでありまして、この数字からすると、今すぐということもいかがかという感じもいたします。やはりこれは、自動車からのダイオキシ...全文を見る
○真鍋国務大臣 産業廃棄物焼却施設からのダイオキシン類の排出については、今後、より厳しい排出基準を適用することといたしております。この規制の徹底により、廃棄物焼却施設からのダイオキシン類の排出量は大幅に削減できると考えており、この対策を着実に推進してまいる所存であります。  そ...全文を見る
○真鍋国務大臣 四ピコグラム以下のレベルの微細な影響も考慮して調査研究を推進すべきとの結論が出され、第四回の閣僚会議においても了承されたところでございます。TDIは人の健康についての安全の基準であり、海外調査等も行い、専門家が詳細に検討した結果である四ピコグラム以下であれば安全と...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど来の御質疑を聞いておりまして、例えばお母様のおっぱいの問題でございますけれども、おっぱいによって生育した子供の方が健全に育つ、こう言われておるわけであります。しかしながら、ダイオキシンがたくさん含まれておりますよということになりますと、授乳ができなくなってし...全文を見る
07月02日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 今日の環境問題は、新しくは環境ホルモンとかダイオキシンが出ておるわけでありますし、また地球環境問題についても引き続きグローバルに取り組んでいかなければならないと思っておるわけであります。また、環境省に昇格をするならば、ごみ処理が一元化されて環境省にも参り...全文を見る
07月06日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第22号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 開示請求という方式は、さきに成立した情報公開法の考え方に沿うものであります。事業者それぞれが創意工夫をして、化学物質の管理に関する情報を主体的に国民に提供し国民の理解を深めるための努力をしてもらうには私はいい方式だと考えております。  そこで、この制度...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 広範にわたる問題でございますし、その御趣旨に沿って実行できるようにしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(真鍋賢二君) 対象物質や対象業種の指定などは政令にゆだねることになっております。科学的な知見の内外の動向や化学物質の取り扱いの実態に十分配慮して、そして機動的に対応できるようになっておるわけでありまして、この法案としては私はいい考えである、こう思っておるわけであります...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 近年、不況の折から、いろんな雇用の創出を図らなければならないわけであります。それがために政府といたしましてもいろんな対策を講じておるわけであります。産業戦略会議におきましても、七十万の雇用創出ということで力を入れておるところであります。環境庁といたしまし...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 国民の健康をダイオキシンから守っていこうという各党各派の皆様方の真摯なこの法案の取り組みによりまして、今回、ダイオキシン類対策特別措置法が提案される状態になったわけであります。私は、皆さん方の御努力、御苦心に対しまして、心から感謝をいたしておる次第であり...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 数々の御指摘をいただいたわけであります。まだまだその他の問題もいろいろと続出してくるものと思います。それらに対応するべく、環境行政をしっかりと受けとめまして頑張ってまいりたいと思っております。より一層の御指導をお願いいたしたいと存じます。
○国務大臣(真鍋賢二君) PRTR法案の審議に当たって、先生の基本姿勢を今お述べいただいたわけであります。私も同感でございます。ただ、むやみに審議会の意見だけ聞き及んで事の処理に当たるというのはもう旧来の方式でありまして、新しい方式では、先生が今御指摘になられましたNGO関係の皆...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 例えば、水銀禍の問題もそうだと思うわけでありますけれども、昭和三十一年ですから、四十年前にこのPRTR法案ができておればそれを未然に、また事後処理もいち早くできたんじゃないだろうかと思うわけであります。しかしながら、時代的背景がありまして、そのような対策...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 先般も申し上げたように、日本におきまして去年の十二月に世界環境ホルモン会議がとり行われたわけであります。その議論を私も終始聞いておりまして、環境ホルモンの知見というものはいかにして集約するかということが大切なことだということを感じたわけであります。  ...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) 農薬問題について先生の知見をお聞かせいただいたわけでありますけれども、私も例えば松くい虫なんかの対策におけるスミチオンのありようなんというようなことについては、常日ごろから懸念をするところであります。  やはり農薬もその対象に入れて、これからしっかりと...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) PRTR法案をまとめるに当たりまして、主管庁であります環境庁と通産省の間で長時間にわたって意見を交換してまいったところであります。  まず、この調整が難航いたしましたけれども、何としても早期にこの法律案をつくらなきゃならないという最終目的で両省とも一致...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重して努力いたす所存でございます。
○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシン類対策特別措置法案に対する内閣の意見を申し上げます。  ダイオキシン類対策特別措置法案については、政府としては異議はありません。
07月07日第145回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 人数を申し上げたいわけでありますけれども、廃棄物処理の一元化ということで厚生省から人数をどの程度移管しなければならないか、そしてまた共管事項といたしましては、今回通過をいたしましたPRTR法の通産省、そしてまた林野関係の共管事項、そういう中から人数を今抽...全文を見る
07月16日第145回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(真鍋賢二君) 先生御指摘のように、この北部地区は亜熱帯性自然帯が広がって、野生生物の生息とか生育地として重要な地域と認識をいたしております。先ほど防衛庁長官がお話しになられましたように、環境影響評価の点につきましてはこの地域がこの規模で調査対象にならないということでご...全文を見る
○国務大臣(真鍋賢二君) ただいま外務大臣が御答弁なさいましたので重複の点は避けたいと存じますけれども、この調査結果によれば、問題点の土壌から微量のPCBが検出されたものの、米側が健康リスクの評価を行った結果は、今お話しになったように人の健康に危険を及ぼさないという結論が得られた...全文を見る
07月19日第145回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(真鍋賢二君) ダイオキシン類の危害については国民一致した危険性を持っておりまして、全党一致でこのたびダイオキシン類対策法案が通過いたしたわけであります。それに基づいて、これからいろいろな問題が派生するわけでありまして、的確に対応していかなければならないと思っております...全文を見る
07月23日第145回国会 衆議院 環境委員会 第10号
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○真鍋国務大臣 先生、今、水俣病にお触れになっていただきましたけれども、水俣病が発生いたしたのは昭和三十一年でございます。今日まで四十数年間、この水俣病を中心にして日本の公害が発生いたしたわけであります。しかし、当時は経済成長中心の社会経済であったわけでありますし、また政治的にも...全文を見る
○真鍋国務大臣 先生お地元の名古屋の藤前干潟のごみ処分場も、ごみが大量に発生するということで設定されたわけであります。しかしながら、このたびの御協力によりまして、できるだけごみを少量化していこうということでそれに努めていただいておるところでありまして、まさにそれが一つの循環型の処...全文を見る
○真鍋国務大臣 おかげさまで、ダイオキシン対策の政府側の責任者として、このたびダイオキシン類対策特別措置法が成立したことは極めて重く受けとめておるところであります。そこで、これまた三月末に決定いたしましたダイオキシン対策関係閣僚会議の基本指針と相まって、法の運用に適切な対応をして...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど来触れておりますように、ダイオキシン対策推進基本指針においては、今後四年間に全国のダイオキシン類の排出量を平成九年に比べて九割削減するという目標を策定いたしておるところでございます。既設のごみ焼却施設からの排出については、現在講じている対策に加え、平成十四年...全文を見る
○真鍋国務大臣 ごみ減量化の問題につきましては、また、ダイオキシンの発生源の対応につきましても、今まで御指摘のいただいた点をよく考慮しながら、環境庁としては強力なリーダーシップを発揮してその目的を達成していきたい、こう思っておるところであります。  いろいろ至らない点も、また気...全文を見る
○真鍋国務大臣 食品問題でありますから、具体的には厚生省の管轄になると思います。いずれにいたしましても、ダイオキシン類の含有量の多いものに対しましては特別対策を講じていかなければならないと考えておる次第であります。  そこで、含有率の多い魚介類であるとか肉、卵類、乳製品等々につ...全文を見る
○真鍋国務大臣 現在、大気汚染防止法に基づきまして、新設のごみ焼却施設については、〇・一ナノグラムの基準を大規模施設に適用するなど、実施可能な最善の技術に基づく基準を適用しているところでございます。  既に設置されているごみの焼却施設については、燃焼管理の徹底により、対応可能な...全文を見る
○真鍋国務大臣 政治資金問題について当委員会で御答弁させていただくのはいかがなものだろう、こう思いますけれども、先生の御質問で、あえて私は申し上げたいわけであります。  環境庁においては、大気汚染防止法やダイオキシン類対策特別措置法によって、焼却施設の設置者である市町村や産業廃...全文を見る
○真鍋国務大臣 先ほど来、近藤先生や並木先生、皆さん、地元にいろいろな公害が発生して、その問題についてお触れになったわけであります。  現に、私も水俣市に参りましたところが、かつての公害排出の町であったわけでありますけれども、ごみ分別は二十二種類においてなされておる状況を拝見い...全文を見る