真鍋光広

まなべみつひろ



当選回数回

真鍋光広の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第120回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○真鍋委員 このたび委員会に付託されました法律案は、日本の高等教育全般にわたる問題、その一端がまず出てきたわけでございます。この際ひとつ日本の高等教育の現状というものについて、まず最初に伺ってみたいと思うわけでございます。  もちろん、高等教育というのは、もともと国家有為の人材...全文を見る
○真鍋委員 直接のお答えはちょうだいできませんでしたが、感じとしては、やはり大学のあり方についてもいろいろ検討していかなければいかぬ点があるように私は感ずるわけでございます。  この法案の中で、例えば奈良先端科学技術大学院大学の新設、こういうのがございます。それからまた岐阜大学...全文を見る
○真鍋委員 今伺いましたら、アメリカの四三に比べまして三二ということですから一〇ポイントくらい低いわけですね。  これから十八歳人口が減ってまいりますけれども、これから二十一世紀を迎えるに当たって大体どのくらい、つまりこうした在学率というのは上がっていくのですか下がっていくので...全文を見る
○真鍋委員 伺うところによりますれば、アメリカあたりではパートタイムの学生というのは非常に多いと伺っておるわけでございまして、いずれにしましても、高等教育を受けたいという人の数はこれからどんどんふえていく、さらにふえていってもらわなければ困る、このように私は思うわけでございまして...全文を見る
○真鍋委員 拝見しまして、この中には、例えば昼夜開講制という制度であるとか夜間主コースというような非常に弾力的な学生の需要、要望に合った考え方、こういうことが既に書かれておりまして、そのことがまた、この法案の中で、小樽商科大学の短大であるとかあるいは岐阜大学の工業短大、これを廃止...全文を見る
○真鍋委員 次に、大学評価のシステムということも一つ書かれておるわけでございます。この中で、アメリカのアクレディテーションのシステム、こういうことが書かれていますが、これはどういう仕組みになっておるのでございましょうか。
○真鍋委員 そういった制度、思想というものを受け継いで、日本でもひとつ大学の自己評価というものをてこに、学生にとってもいい、あるいは教育の効果を考える上でもいい仕組みにしていこう、こういうことだと思います。  そういう中で、いただきました答申集の二十六ページを見ておりましたら、...全文を見る
○真鍋委員 次に、学位制度の改革について伺いたいと思います。  私も大学を出さしていただきましたので学士なんだと思うのですが、学士を称したことは余りないわけでございます。今度は称するのではなくて、学位をやろうということでございまして、これだけ高等教育を受ける方々が多くなった時代...全文を見る
○真鍋委員 外国から日本に留学においでになる方の中には、理科系もございますが、同時に人文・社会科学系の方もおられるわけでございます。またこっちの方にしっかり入って留学してくれるように奨励をしないことには、理科系の話というのは思想が日本的思想とか日本精神というのをバックにしておるわ...全文を見る
○真鍋委員 それでは、行政指導が大学の自治に合うものかどうかはわかりませんけれども、いずれにしましても、文部省に対しては、「大学名を付記する」ということの結果として、大学によって大変に、かえってこのために制約的に働くということがみだりにあってはならぬと思いますので、御要望だけさせ...全文を見る
○真鍋委員 ただいまの御答弁である程度理解ができたような気はいたすわけですが、同時にまた、課程制ということになりましたら、この課程が、つまり博士課程に入ったら、逆からいうと博士にならなければ卒業できないということになるわけでございまして、せっかく意気込んで外国の留学生、ここでまた...全文を見る
○真鍋委員 いずれにしましても、ひとつ学位制度というものを弾力的に扱っていこうじゃないか、こういう前向きのことだと考えまして了解いたしたいと思うわけでございます。  次に、学位授与機構の話でございます。  非常に新しい概念だと思うわけでございまして、生涯学習というものを国とし...全文を見る
○真鍋委員 法案の附則には経過措置がございまして、改正前の学士の称号は、改正後の規定による学士の学位とみなすというふうに書かれておりますが、これは具体的には、例えば私どものようなかつて三十年近く前に大学を出た人間は学士の学位を持つことになると考えてよろしいのでしょうか。
○真鍋委員 ということは、教職についてない、つまり一般の既に卒業した方々は、学士の学位はいただけないといいますか、あるものとみなされないというふうに考えてよろしゅうございますか。
○真鍋委員 ちょっと私には理解できにくいわけでございますけれども、事は政府の各大学校のこれからの卒業生というものは、この法案を通していただければ、これからは卒業生学士ということになっていくわけでございましょう。しかし、その場合に、既に御卒業された方はある一点からぐっと差ができてし...全文を見る
○真鍋委員 御方針は伺いましたが、さらにまた、もうちょっと地方にぜひひとつ緩めていただきたい、このように御要望申し上げておきます。  今回、大学審議会の答申、そしてまた、このような法案を通じまして、私は新しい動きというものを感じ取りまして、非常に高く評価いたしておるのでございま...全文を見る
○真鍋委員 どうもありがとうございました。終わります。
03月13日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○真鍋委員 国有財産とりわけ国有地の高度利用につきましては、かねてから臨時行政改革推進審議会さらにはまた国有財産中央審議会の累次の答申に見られますように、これを大いに推進していくべきだ、こういうことでございます。そういう中で我が郵政事業がその一番基本になる資源でございます土地とい...全文を見る
○真鍋委員 経営基盤の強化ということでございます。いろいろ伺っておりましたら、現在二万三千の郵便局、その中で黒字局というのでしょうか、つまり収支率が一〇〇以下のところが四一%強ということでございますが、一方で収支率が一五〇を超える、つまり支出の方が収入の一・五倍を超えるというよう...全文を見る
○真鍋委員 ちょっと今十分聞き取れなかったのですけれども、適地というのは一万九千のうち百七十三とおっしゃった、幾らとおっしゃいましたか。
○真鍋委員 面積の方はどうでしょうか。それを足すとどのくらいになりますか。
○真鍋委員 地代等は郵政事業特会に入ってくる、こういう話でございます。  それで、この高度化利用の実施主体は簡保事業団でございます。簡保事業団の目的を見ておりましたら、簡保事業の健全な経営に資するために必要な業務を行うことを目的とするということでございますから、当然のことながら...全文を見る
○真鍋委員 要するに三事業に適正に分計する、こういうことであると承知いたしました。  いずれにしましても、とにかく事業別の区分経理というものを厳格にやるということが当面一番大事な話でございまして、これが、何となく金額が少ないからということであいまいになったり、そこの区分が適正で...全文を見る
○真鍋委員 大都市における地価対策ということが発想の大もとであったという御説明でございました。しかし同時に、郵便局と合築される高層建築物が立つわけでございます。また、経営基盤の強化に資することを目的としておる以上、おのずからそこにできます建物につきましては、郵政事業のために役立つ...全文を見る
○真鍋委員 四千平米というと、かなりなものが建つな、こんな感じがいたすわけでございまして、御期待申し上げておきます。  それから、先ほど採算局と不採算局という話をさせていただきましたけれども、都市部と都市部以外、分けるのが非常に難しいとは思いますけれども、三事業の都市部における...全文を見る
○真鍋委員 まあわかったようなわからぬような話でございますけれども、申しました趣旨は、普通局が中心になると思うのですけれども、特定局の扱います郵貯が七三%ということでございまして普通局が二七%というふうに、当然数の問題がありますから低いわけでございます。こうやって、合築によりまし...全文を見る
○真鍋委員 この質問をいたしましたのは、大蔵省の銀行行政とのかかわりがあるわけでございまして、御承知のように金融機関に関しましてはかねてから預金が不動産など固定的なものに固まってはいかぬ、こういうことで、厳しい不動産所有比率であるとかいろいろな規制を設けておるわけでございます。 ...全文を見る
○真鍋委員 次に、事業主体でございます簡保事業団についてお伺いいたしたいと思うのですけれども、簡保事業団は税金の方はどんなぐあいに、支払っておられるのでしょうか、どうなっておるのでしょうか。
○真鍋委員 つまり、法人税であるとか事業税、事業所税、これは払っておらぬ、こういうことになる。当然のことだと思うわけでございますけれども、しかし同時に、いよいよ民業と競合する場面にこれもまた入ってくるわけでございまして、その分安く貸したなどと下手に誤解されるとたちまち問題になると...全文を見る
○真鍋委員 当初、地価対策ということ、また事業用のスペースをしっかり供給しよう、こういう物の考え方でございますけれども、同時にまた一方で少し余裕ができ始めておるという情報もないことはないわけでございます。いわば簡保事業団が広くその利用者だけではなくて民間事業者と同じ分野に入ってく...全文を見る
○真鍋委員 それでは御希望申しておきますけれども、いずれにしましても法人税その他の分は安くなっておるわけです。やはり、並みの値段で貸すので、その差額ぐらいは市民のためのスペースにとか、あいているスペースになるかもわかりませんけれども何とかその部分を活用されるようにひとつお願いを申...全文を見る
○真鍋委員 終わります。
03月15日第120回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○真鍋委員 初めに阿部参考人にお伺いさせていただきたいと思います。  著作権は文化の基本であるというところから、また日本は四大条約のすべてに入っておる。そしてまた、この隣接権条約につきましても、条約に加入した段階で既に国内的には法制が整備されておった、こういう御指摘がございまし...全文を見る
○真鍋委員 世界の最高ということになりました。私どもが一番気にするのは、とりわけアメリカでございます。アメリカとの関係では、例えば実演者等の条約に入っておらないとか、日本との関係では、そういうなかなか解釈が難しい面が出てくるのですけれども、アメリカからいって、この改正でまだまだ足...全文を見る
○真鍋委員 さらにまた、科学技術の進歩に伴いまして、著作権に関しては次から次へいろいろ新しい問題が出てくる、不断にこれを解決していく努力を続けておかなければいかぬ、こんな趣旨の御指摘があったと思うわけでございます。そういう意味合いからいきましたら、現在残されておる調整すべき問題点...全文を見る
○真鍋委員 どうもありがとうございました。  私はこのように考えるわけでございます。芸術文化というのはとにかく金目にしにくい面がございます。したがって、だからこそ昔からパトロンが必要だということであったわけです。我が国が文化大国を目指していくにつきましては、日本の社会がみずから...全文を見る
○真鍋委員 終わります。ありがとうございました。