丸谷佳織

まるやかおり



当選回数回

丸谷佳織の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第156回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○丸谷委員 おはようございます。公明党の丸谷佳織でございます。  イラク情勢について質問をさせていただきます。  今回のイラクの諸問題に関しましては、原因というのは、当然、大量破壊兵器の保有というものを国際社会が理解できる形で破棄し得なかったフセイン政権にあるということを踏ま...全文を見る
○丸谷委員 実際には、大臣がおっしゃいましたように、亡命という道筋がかなり閉ざされているのかなと思う反面、各国の動きの中では、亡命に関しても、水面下で模索しているという努力をしている国もあり、我が国も、その中で何をできるのか、この短い時間でありますけれども、また外交努力を重ねてい...全文を見る
○丸谷委員 副大臣がおっしゃいますように、実際に我が国の今後の安全保障上、国連が形骸化するということは非常に大きな損失でありますし、今後、北朝鮮に対して国際社会が一致協力して取り組んでいくというためにも、国連また安保理の改革というのは必要だと思います。  そのために今何が必要だ...全文を見る
○丸谷委員 不幸にして武力行使に至った場合、やはり難民に対する人道的な支援が速やかになされるべきだと思っております。  現在、公明党の派遣団が、ジュネーブのUNHCRの事務所に参りまして、その後イランに行っております。UNHCR事務所ではルベルス難民高等弁務官と会談をし、またケ...全文を見る
○丸谷委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月23日第156回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○丸谷委員 公明党の丸谷です。どうぞよろしくお願いします。  本日、審議案件になっています三条約のうち、まず国際組織犯罪防止条約から質問をさせていただきます。  今日、マフィアですとか、あるいは暴力団などが絡む薬物の密輸ですとか、銃器の不正取引など、国際社会が協力して解決しな...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございました。  では大臣、席を外していただいて結構です。  今までの各審議の内容を聞いてみましても共謀罪に関することが非常に多く議論をされておりまして、私もいろいろなホームページですとか新聞記事等を読んでいく中に気になる部分もございますので、質問をさせ...全文を見る
○丸谷委員 明快な答弁、ありがとうございます。  国民に対しても、やはり法律ということに関しまして国民の理解を得ていく努力というか、説明責任も果たしていかなければいけないという意味で、要らない懸念を生まないような努力、広報活動も心がけていただけたらなと思います。  続きまして...全文を見る
○丸谷委員 では、本条約に関して最後の質問をさせていただきますが、司法通訳制度の充実に関しまして、公明党としましても、ずっと党の政策の中で要望を出してきました。その観点から質問をいたします。  国際組織犯罪に対処するためのみならず、外国人の増加に比例して犯罪も増加しているという...全文を見る
○丸谷委員 さまざまな現状の問題点も、課題点も挙げながら御説明いただいたわけなんですけれども、検討といっても、かなり前向きな意味での検討をぜひお願い申し上げまして、法務省に関しては、これで下がっていただいて結構です。ありがとうございました。  続いて、二つの条約に関して質問させ...全文を見る
○丸谷委員 わかりました。  私は、この児童の権利条約並びにそれに付随します二つの議定書に関しましては、本委員会でも何度も取り上げさせていただいております。  というのは、私の信念としまして、児童の商業的、性的搾取がなくならない限り、いかに経済的に豊かな国になったとはいえ、決...全文を見る
○丸谷委員 検討をしているのは存じ上げているんですね。その進捗状況がどのぐらいまで進んできたのかなということを非常に気にかけているわけでございまして、私の主張としましては、人身売買、トラフィッキングに関しては、国外犯の適用ということに関して、児童福祉法の第三十四条の見直しが一番迅...全文を見る
○丸谷委員 目標、目標というかめどを立てられるぐらいまで、ぜひ一生懸命急いで頑張っていただきたいと思います。またずっと質問をさせていただきたいと思いますので、児童の権利条約、人身売買ともに素早い対応を重ねてお願いしたいと思います。  では、最後に女子差別撤廃条約について質問をさ...全文を見る
○丸谷委員 我が国におきましては、一九八五年に女子差別撤廃条約を批准して以来、男女共同参画社会の実現に向けて、徐々にではあるが進展をしてきています。  一九九九年には男女共同参画社会基本法も制定しまして、ジェンダー・エンパワーメント指数は六十四カ国中三十一位とかなり低いものの、...全文を見る
○丸谷委員 副大臣も、あれ、夫婦別姓制度賛成論者だったんじゃないかなという気がしましたけれども、立場上、政府の見解ということでお伺いしましたので、また議員に戻られた際にはぜひ賛成をしていただきたいと思います。  本当にこの別姓、民法改正に関しては、私自身、また公明党としましても...全文を見る
○丸谷委員 お願いをしまして、質問を終わります。ありがとうございました。
05月13日第156回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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○丸谷委員 おはようございます。  インターネット異性紹介事業、いわゆる出会い系サイトを利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律案に関して質問をさせていただきます。  昨年の本委員会で、出会い系サイトにおきます児童の利用のあり方、またネット上で行われます児童の売買春への...全文を見る
○丸谷委員 今のお話の中で、今回の法律をつくることで、入り口から子供たちが入れないような形、書き込みをできないような形をつくることで、普通の子供たちはかなり今までの状況から一変して書き込みをしなくなるだろうというようなお話があったわけなんですけれども、実際、出会い系サイトというと...全文を見る
○丸谷委員 確かに、議員立法でできました児童買春、ポルノに係る行為を禁止する法律でも、これは、買う方が悪いんだという規定の法律ではありましても、児童に対価を示して性交をさせる買う側は、成人であってもあるいは未成年であっても、買うこと自体の行為が禁止されるわけですから、その買うとい...全文を見る
○丸谷委員 先日の参考人質疑におきましても、保護観察であれ、試験観察であれ、少年法のもとで処罰を受けた子供は前歴として一生背負っていかなければいけないと、子供の将来性をおもんぱかった切実な意見も出されていましたし、これは非常に大事な視点だと私も思います。  そこで、警察庁にお伺...全文を見る
○丸谷委員 ですから、結論的には、今法律が施行した後、例えば、対象となった青少年あるいは児童に対しては、将来、国家公務員を採用する際に法的に不採用となることはないという理解でよろしいですね。
○丸谷委員 でも、罰則規定が今前提とされていることと違いますでしょう。  では、本法律案の施行から見て、警察庁、いかがですか。
○丸谷委員 ありがとうございました。  でも、この法律は、そもそも、児童を罰するためにつくる法律ではありませんで、何人であれ出会い系サイトを利用して児童を性交等に誘引させないためにつくる法律なわけです。そのためには、罰則を厳しくするという以上に、出会い系サイトに児童が入れなくす...全文を見る
○丸谷委員 今おっしゃった例で、例えば自分は二十のOLですといって、本当は児童なんだけれども、年齢を詐称して性交等に及んだ。本文の書き込みの中にも、十六歳だということはなかった。でも、実際に買う側が現場に行って性交をしたときに児童であった場合には、これは当然、その次の段階というか...全文を見る
○丸谷委員 そのようにぜひしていただきたいと思います。  次に、総務省、同じく経産省に再びお伺いをさせていただきますけれども、例えば外国の例を見てみますと、政府のみならずインターネット事業者も協力して児童に有害な情報の流通の防止に取り組んでいる、こういった活動は非常に評価すべき...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございました。  業界の自主的な取り組みに任せるということになってしまいますと、どうしても、これは私の偏見かもしれませんが、なかなか日本の場合、もうからないことはしないというような傾向もあるのが業界の現状ではないかといった意味で、社会に寄与するとか、あるい...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございました。
05月21日第156回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○丸谷委員 おはようございます。  まず、イラクについてお伺いをしたいと思います。  フセイン政権が崩壊をしましてから一カ月が過ぎようとしているわけなんですけれども、現在のイラクの状況は、治安の面ですとかあるいは暫定統治機構の面ですとか、人々の生活に密着した、また実際に必要な...全文を見る
○丸谷委員 トッププライオリティーが治安の回復で、その次にライフラインの回復、とともに、本当にゼロからあるいはマイナスから人々の生活に必要なものを築いていかなければいけないという大変大きな課題を抱えているこのイラクは、単なる戦後の復興ではないという副大臣のお言葉に非常に感銘を受け...全文を見る
○丸谷委員 先日、新聞の中に、帝京大学の志方教授という方がイラクの復興について寄稿されていまして、それを読むと非常にわかりやすいなと自分では思ったんですけれども、復興作業は三階建てであると。一階部分は国家レベルの安全保障の枠組み、二階の部分が民主的な行政レベルの自治の枠組み、そし...全文を見る
○丸谷委員 今の大臣の御答弁の中で、例えば現在できることをまずやっていき、また状況に応じてそれぞれの支援の仕方というのは考えていくなり、変わっていくというのは当然あるんだろうと思うんですけれども、例えば現在できることといえば、PKO協力法ですとかあるいは国際緊急援助隊派遣法によっ...全文を見る
○丸谷委員 今大臣の方から決議案のお話がございましたけれども、実際に、我が国のイラク問題に対する一貫した態度というのは、やはり国際的な枠組みで、あるいは国際的な協力を得てイラク問題を解決していくんだというのが、我が国としての一貫した立場だったと思います。  そういった観点から見...全文を見る
○丸谷委員 大臣も先ほどおっしゃいましたけれども、暫定統治機構の設立にも我が国として関与していけるような意向もあるというお話もございました。  実際には、五月下旬にも設立されるであろうと言われていました暫定統治機構が、今の段階では、茂木副大臣とブレマー文民行政官の話の中でも、恐...全文を見る
○丸谷委員 台湾当局との連携はどのようになっていますか。
○丸谷委員 これは外務省にぜひお願いなんですけれども、九・一一の同時多発テロ、またSARSを受けて、航空業界ですとか旅行業界は、国内でも大変な被害を受けています。実際に倒産した旅行代理店もありますけれども、実際に感染をしていない日本に来ることをやめる、あるいはサッカーの試合に来る...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございます。  時間もなくなってまいりましたので、五月の五日から七日、インドネシア政府とユニセフ主催で行われました子供に関する第六回東アジア・太平洋会議に参加をさせていただきましたので、この点について質問させていただきたいと思います。  児童の商業的性的...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございました。引き続き、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  というのは、やはり、子供だけが、直接、政治に参加することができず、投票権も持てず、いかなる政治的な圧力団体にもなり得ず、児童の問題という、その当事者である児童が声を上げることができないという以...全文を見る
○丸谷委員 以上です。ありがとうございました。
06月27日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○丸谷委員 公明党の丸谷佳織でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  六月の二日なんですけれども、日本がイラクにおけるユニセフ緊急支援活動の最大の援助拠出国となるというニュースが入ってまいりました。日本の拠出金額の総額が一千五百万ドルを超えたということを受けまして、ユ...全文を見る
○丸谷委員 では次に、治安維持活動の範囲についてお伺いをさせていただきます。  現在、米英軍の活動のあり方としまして、公共の建物の警備ですとか、あるいは市街のパトロール、市民が保有しています大量な兵器の回収などを行っておりますけれども、実際には、フセイン政権の残党の一蹴作戦とい...全文を見る
○丸谷委員 実際には、非戦闘地域においてイラクの国民の生命と安全に資するための活動としての治安維持活動に対する後方支援という理解になるかと思うんですけれども、その非戦闘地域というものに関しましては、この委員会でもそれぞれ質疑がなされております。  私も聞いていますけれども、まだ...全文を見る
○丸谷委員 昨日の議論の中にも、自衛隊の派遣についての是非についての議論がございました。  自衛隊の長として、また防衛庁長官の思いも聞かせていただいておりますけれども、私自身も、我が国の自衛隊がイラクにおいて、本当に、非戦闘地域で治安維持の後方活動をするとはいえ、危険度がゼロで...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございました。  この法案の期間というのは四年になっておりますけれども、対応措置を実施する必要がないと認められるに至ったときには、速やかに廃止をするとなっております。どのような状況を想定してこの法案による支援の目的を達成したと考えるのかという点についてお伺...全文を見る
○丸谷委員 今アフガニスタンでも支援をしておりますけれども、カルザイ政権の強化を図っている段階だと思います。また、二〇〇三年十月にはロヤジェルガが開かれ、憲法が制定され、また来年には、六月選挙があって新政権の樹立という、こういった中での、何というんでしょうか、日本が今支援をしてい...全文を見る
○丸谷委員 そうしましたら、まだ具体的な内容は決まっていないということで、例えば、規模ですとか、あるいは活動内容ですとか派遣時期ですとか結成時期といったようなものもまだ決まっていないということでよろしいですか。
○丸谷委員 では、外務大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  デメロ国連事務総長特別代表が、六月にイラクに入りましてから積極的な活動を続けられておりまして、六月の八日からはイラク政治指導者と会談を重ねているということが報じられております。  この会談の中で、イラクの政...全文を見る
○丸谷委員 では、最後に外務大臣に質問をさせていただきたいと思うんですけれども、このデメロ特別代表は、イラクにおける女性の地位向上が非常に重要であるとしまして、イラクの婦人代表者とも精力的な会談を続けていらっしゃいます。女性の地位向上はイラク社会の民主化に不可欠であるということか...全文を見る
○丸谷委員 私も、外務政務官をさせていただいていたときに中東地域を担当させていただきまして、中東の女性のリーダーの皆さんと懇談をさせていただく機会がありました。その際に、中東の宗教、文化ということを背景に、西洋化というものに関しては非常な反発、抵抗があるわけなんですけれども、日本...全文を見る
07月01日第156回国会 衆議院 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○丸谷委員 公明党の丸谷佳織です。どうぞよろしくお願いいたします。  なるべく各党の議員の皆さんに質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。また、酷暑の中、現場を見なくて議員の発言なしという思いで、各政党、視察にいらっしゃったことに、大変敬意を表させてい...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございます。  先ほど来、各党、視察団によって治安というものに関する認識というのが若干違うのかなという印象を、私も、お伺いをしておりまして受けました。  その中で、治安維持活動及び行政サービスというものについて若干お話をお伺いしたいと思うんですけれども、...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございます。  行政サービス、また、ひいては暫定統治機構、そして、本格的な新政権の樹立に向けて我が国がどのような形で貢献をしていけるのか、このことも中長期的な問題として考えていかなければいけないと思いますけれども、末松議員にお伺いをしたいと思います。  ...全文を見る
○丸谷委員 また、アラビストとして末松議員にお考えをお伺いしたいんですけれども、例えばこういった統治機構の設立に当たっては、国連に対しての非常に強い要請があるというのが、やはり各宗派から、あるいは部族から中立である、ある程度一定の距離が置いてあるというところが理由かなと私は思うん...全文を見る
○丸谷委員 そうしましたら、緒方議員にお伺いをさせていただきます。  大変大ざっぱな理解度で恐縮なんですけれども、今、イラクの国民にとって、あるいはイラクにとって求められるもの、それは国連の援助であるというようなお話の理解をさせていただいたんですが、例えばそういった国連の支援を...全文を見る
○丸谷委員 時間がなくなりましたので、今川議員、山内議員、質問できませんで申しわけございませんでした。  以上です。ありがとうございました。
10月03日第157回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○丸谷委員 私は、自由民主党、公明党及び保守新党を代表して、議題となっておりますいわゆるテロ対策特措法の一部改正案について賛成、また、民主党提出の修正案について反対の立場から討論を行います。  平成十三年にアメリカで起きた九・一一同時多発テロは、卑劣なテロリストの手によって引き...全文を見る