丸谷佳織

まるやかおり



当選回数回

丸谷佳織の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第169回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○丸谷委員 公明党の丸谷佳織でございます。おはようございます。  私も、引き続きチベット問題についてお伺いをしたいと思います。  今国会での本委員会の冒頭で、外務大臣から、ことしの取り組み、また外交に対する姿勢の御発言がありまして、我が国の基軸であります日米関係の次に日中関係...全文を見る
○丸谷委員 中国に対して日本のメッセージ、外務大臣は、記者会見あるいは国会の場におきましても、透明性が非常に重要であるということを、透明性という言葉をお使いになってそのメッセージ性を示しているものと推測をしております。  どのタイミングでどういうレベルで何を伝えていくのか、一番...全文を見る
○丸谷委員 先ほど三ッ矢議員からの質問の中にもありましたけれども、私たち外にいる者にとりましては、このチベット自治区にいる人以外にとって、今回のこの情勢というのは全く見えてこない。報道によって死亡者数も全然違いますし、また、中国の対応というものも報道によってすべて違うということを...全文を見る
○丸谷委員 その透明性を高めるために、中国側が透明性の高い説明、報道をするのか、あるいはまた国際的な調査を受け入れるのか、これはまた中国側の選択によるわけですけれども、日本側としてはあくまでも、軍事力についても透明性を求めるメッセージを日本としては出しておりますけれども、そういっ...全文を見る
○丸谷委員 そういった実態の調査をするためにも、中国におります外務省の職員、そちらに赴きたいということを言ってもなかなか受け入れてもらえないといったような状況もあるようでございますけれども、邦人の保護はもちろんでございますが、そこの関与のあり方に関しても、中国側に対して理解を求め...全文を見る
○丸谷委員 時間になりましたので終わらせていただきますけれども、やはり我が国と中国の関係の重要性を踏まえて、より透明性の高い、また中国の国際社会における立場を占めるように促すのも我が国の使命と考えておりますので、外交的な取り組みをぜひ今後とも強化されますようによろしくお願いいたし...全文を見る
04月04日第169回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○丸谷委員 公明党の丸谷佳織でございます。大臣、どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず最初に、昨日逮捕となりました、横須賀で起きましたタクシー運転手の高橋さん刺殺事件につきまして、お伺いをしたいと思います。  この事件、三月十九日に起きまして、三月二十二日には、逮捕された...全文を見る
○丸谷委員 私が今お伺いいたしましたのは、今回の地位協定が捜査に何か支障があったのかという以前に、昨日、駐日大使を外務省にお呼びになって、日本の考え方また国民感情というのを十分にお伝えになったのかどうかということをお伺いさせていただいた次第でございますが、大臣、直接会われてどのよ...全文を見る
○丸谷委員 今、副大臣から先に認識を述べていただきましたけれども、今回のこの十九日の事件が起きて逮捕に至るまで、日米地位協定による壁というのがなかったのか、弊害がなかったのかという認識については、外務省としては、アメリカ側の協力の実態も含めて、支障が出たとは考えていないという認識...全文を見る
○丸谷委員 この委員会で検討をなされる案件も含めまして、やはり早い結論を国民は待っていると思いますので、ぜひ積極的に、また前向きに取り組んでいただきたいと思います。  また、再発防止という観点では、例えば夜間の外出禁止であるとか、あるいは、日本では今までこういった事件があった、...全文を見る
○丸谷委員 わかりました。  運用の改善がなされてから実際に今まで五回ですか、起訴前の引き渡し、身柄拘束を求めました。その中で、一件につきましては身柄拘束がされていません、起訴前の引き渡しがされていません。その理由というのが、日米の合意の中でコンセンサスが得られなかったというこ...全文を見る
○丸谷委員 わかりました。  新しい言葉ですよね。平和協力国家としての日本という、括弧づきでの新しい言葉が、福田政権になって、また高村外務大臣になって出されたということにその意味を探っていくところでございます。今までですと、ピースキーピング、PKOの参加もございましたが、今後は...全文を見る
○丸谷委員 先ほど御法川議員の質問の中でも、このODAの件について、副大臣、御答弁されていらっしゃいました。なかなか、国内的な事情あるいは財務当局の折衝等も含めまして、正直な話、非常に厳しい状況であるといったようなメッセージが伝わってきた次第でございます。  平和協力国家として...全文を見る
○丸谷委員 その方向でぜひお願いしたいんですけれども、私がさきにちょっと長々と申し上げちゃった内容なんですが、需要と供給がマッチしていませんよね。大きな開きがあり過ぎますよね。この点についてはどのように認識されていらっしゃいますか。
○丸谷委員 かなり離れているんですよね。需要と供給のバランスがすごく崩れていまして、当然、供給に合わせて需要を拡大していくというのはそんなに簡単な話でもないし、ポストがそもそもあるわけでもないしということなんだと思うんですけれども。  特に私がお伺いしたのは、やはり博士号、マス...全文を見る
04月10日第169回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○丸谷委員 公明党の丸谷佳織でございます。岸田担当大臣また高村外務大臣、どうぞよろしくお願い申し上げます。  さて、岸田沖縄北方担当大臣におかれましては、実に大臣に就任されてから十日目で早速根室の方に視察に行っていただき、地元関係者また旧島民の皆様を中心に懇談会を持っていただく...全文を見る
○丸谷委員 どうもありがとうございます。  まさしく大臣が現場に行ってそのまま感じていただいたとおりの声を、私も日ごろ皆様から聞かせていただいている次第でございます。  ソ連に不法占領されましてから、もう実に六十三年という月日が流れております。六十周年の佳節のときに、何か、プ...全文を見る
○丸谷委員 大臣がおっしゃいましたように、歴史の事実、また国際法の中でのこの北方領土の位置づけ、我が国の考え方というのをまず次の世代の人たちが知らないことには、何も自分たちの考えも持てないでしょうし、また行動にもつながらないということで、ぜひ文部科学省とも強い連携をとりながら、教...全文を見る
○丸谷委員 ぜひそのようにしていただきたいと思います。  また、皆さんの懸念としましては、一八五五年に日露通好条約が結ばれまして、国境が画定をされました。その中で、正式な形で択捉島と得撫島に国境が引かれて、そして四島に日本人が、一八五五年以前にも住んでいましたけれども、それから...全文を見る
○丸谷委員 ぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、外務大臣、外務省にお伺いをしたいと思います。  最近、日ロ関係は、領土の問題だけではなく、当然、日ロ間の互恵関係、それが経済的な発展、あるいはエネルギー問題、環境問題、サミットに向けての取り組み等々、非常にハイレベルで...全文を見る
○丸谷委員 極めて厳しい国会情勢、運営状況ではございますけれども、せっかくいい交流ができているときですし、また、ロシア側からも外務大臣の訪ロを切に願う声が届いているというふうに承知しておりますので、週末等を利用してすぐにでも、ぜひこれは外務大臣の役割としてロシアを訪問していただき...全文を見る
○丸谷委員 委員長、どうもありがとうございます。また、大臣、どうもありがとうございました。ぜひ前向きに、またしっかりと取り組んでいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。
04月16日第169回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○丸谷委員 公明党の丸谷佳織でございます。  大臣におかれましては、大変タイトなスケジュールの中、ロシアを訪問されまして、本当に御苦労さまでございました。本日は条約についての質問の場所ですので、また一般質疑の時間をいただいた際に今回の訪ロの成果等についてぜひお伺いをさせていただ...全文を見る
○丸谷委員 今御説明をしていただいた中から理解をするところ、従来ですと、今までですと、外交ルートを通じていろいろなことから始めなければいけなかった、捜査のお願いをしなければいけなかった、それが、直接やりとりができるようになるので、時間的に短縮化というか迅速化が望めるということであ...全文を見る
○丸谷委員 国会の中で条約の審議が行われている、今国会でもたくさんの条約の審議を行っているわけなんですけれども、国民の皆様の生活と直接、ダイレクトにつながっているものは、条約というものは余り多くございません。ただ、今回、ギョーザの問題がありまして、日中刑事共助条約については本当に...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございます。  国内での治安対策もそうでございますけれども、やはり、こういった国際的に逃亡犯が逃げてしまった場合、海を越えて逃げてしまった場合の刑事共助条約等は、積極的に結んでいただくことによって国民の安心、安全ということも得られることにつながると思います...全文を見る
○丸谷委員 以前、私もポーランドの大学で日本語教師をさせていただいたことがあるんですけれども、非常に語学の才能がある生徒でも、やはり、コミュニケーションツールとしてしゃべることというのと、日本語は漢字も平仮名も片仮名もあるわけで、それを読んで、理解して、自分で書いてという国家試験...全文を見る
○丸谷委員 今の御説明の中でございましたけれども、人の移動についても公聴会が行われております。どういった意見が出ているのか、この点と、あと、フィリピン上院での締結の見通しについてお伺いいたします。
○丸谷委員 今の御答弁ですと、見通しが立っているときはもうちょっと積極的な御答弁があるので、今は本当にわからないという状況なのかなというふうに受けとめているわけでございます。  これはバイでの協定になるわけですので、私たちも、国内でバイの協定、条約について審議をする際に、相手国...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございます。  日・インドネシアEPAについては最後の質問になるんですけれども、EPAには知的財産保護対策というのが盛り込まれております。特にインドネシアにつきましては、二〇〇五年の国際レコード産業連盟の調べによりますと、海賊版の音楽ディスクが横行する国々...全文を見る
○丸谷委員 インドネシアにおきましては、デザイン創作の特徴の部分を有効に保護していくという意匠制度というものがそもそもありません。今回の日・インドネシアのEPAにおきましては、今までの知的財産保護対策よりももっと厚みのある内容で項目の合意がなされておりますよね。その中で、類似意匠...全文を見る
○丸谷委員 続きまして、最後に日・ブルネイEPAについてお伺いをいたします。  今国会の提出を検討していました日・ASEAN・EPAにつきましても、近々閣議決定の見込みというふうに聞いております。ブルネイに直接関係ないんですけれども、アジア各国とのEPA、今積極的に我が国として...全文を見る
○丸谷委員 そこで日・ブルネイのEPAなんですけれども、東アジア共同体というものが近い将来見えてきた。こういった経済活動の中で、今回日・ブルネイEPAの締約を機に、ブルネイを資源国としてだけ見るのではなく、日本にとって物流とか海の安全確保、シーレーンの安全確保等は非常に重要な問題...全文を見る
○丸谷委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
04月18日第169回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○丸谷委員 おはようございます。丸谷佳織でございます。  冒頭、質問通告とは違うのですけれども、昨日名古屋高裁で出されましたイラク空輸に対する判決について、まず外務大臣の方から、御感想と、また今後の活動に対する方針、思いをお聞かせ願いたいと思います。
○丸谷委員 ありがとうございました。  今回のこの判決に加えまして、いろいろな御主張の方がいらっしゃいますし、そもそも原告側がいるわけでございますけれども、このイラクに対する派遣とは別に、インド洋での補給活動に対しても、今回の判決をもって、この補給活動自体もこれは違憲になるのだ...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございました。  では、通告しておりますとおり、最初に、先週末、慌ただしい日程でございましたけれども、大臣はロシアを訪問されました。モスクワ、サンクトペテルブルクと、外務大臣また産業大臣、知事と会談をされましたけれども、まず、この訪ロの成果につきましてお伺...全文を見る
○丸谷委員 それぞれの分野におきまして、アクションプランを立ててから、本当に実現に向けて一歩一歩、ハイレベルからまた高い次元での議論によって少しずつ前進をしているという思いがしております。四月下旬に予定されています首脳会談、またG8等におきましても日ロ首脳会談が行われると思います...全文を見る
○丸谷委員 また、先ほど大臣御答弁いただきましたけれども、特に元島民の方から大変感謝の声が寄せられているのは、自由訪問の同行者の拡大を実現していただいたということで、やはり元島民の方、高齢化をしておりますし、また、自分の子供、孫そして配偶者ということでまさしく後継者を育てていると...全文を見る
○丸谷委員 海に浮いていた退役原潜というものがこれから二〇一〇年までにゼロになるという目に見える結果が出るというのは、非常にすばらしいことだろうと思います。  この船を処理していくに当たりまして、素人的な考えで恐縮でございますけれども、当然ごみの問題というのも出てくるだろうなと...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございました。  本日、もう一つテーマとして通告しておりますEPAにおける原産地規則について質問をさせていただきたいと思います。  昨日の衆議院本会議でも、日・インドネシア、ブルネイEPAが可決をいたしました。四月の二十五日の閣議では、今度日・ASEAN...全文を見る
○丸谷委員 平たく言いますと、有利な税率で貿易を行い、日本に、そしてまた各企業に得られるべき利益を確実にもたらすためにこの原産地証明制度があるということなのだと理解をいたします。  この原産地証明制度、現在、日本で申請と発給を担っていますところは日本商工会議所でございます。民間...全文を見る
○丸谷委員 多くの国においては、国が申請とか発給を担っているところでございます。我が国においては、日本商工会議所の今までの活動の背景等から見て、また経験値の高さから考えて、商工会議所さんが担っていただいているわけでございますけれども、民間でやっていただいていることだから国は知りま...全文を見る
○丸谷委員 おっしゃるとおりだと思います。申請件数がふえてくれば、それだけ日本商工会議所に手数料として入ってくるお金というのは累積していくわけですから回しやすくなるんですけれども、その分、件数がふえてくるので、やはりそこに追いついていかないという状況も出てくる。そこに、いかにより...全文を見る
○丸谷委員 その利用者の利便性を向上させるためにという観点から、例えば、我が国では、付加価値基準ですとか、あるいは選択型という形でやっていただいています。  これを非常に利便性としては高いものというふうに評価するところでございますけれども、すべてにおいて選択制にせよとは言いませ...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございます。  先ほどちょっと聞き忘れてしまったんですけれども、電子化に向けた取り組みの中で、オンライン化が申請等については進んでいると理解をしておりますけれども、このオンライン化は申請だけでしょうか、受け取りについては全国二十一の商工会議所に出向かなけれ...全文を見る
○丸谷委員 これはパスポートと同じ理由があるんだと思うんですね。受け取りは、やはり全国二十一の商工会議所にわざわざとりに行かなければいけないということで、その受け取る側が、本当にあなたが受け取るんですかという本人の確認等の意味もあって受け取りに行かなければいけないという状況かと思...全文を見る
○丸谷委員 以上で終わります。ありがとうございました。
11月12日第170回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○丸谷委員 おはようございます。公明党の丸谷佳織でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、日米関係からお伺いをさせていただきます。  今回の米国の大統領選挙は、世界各国で熱狂的な関心を持って見られていた大統領選挙だったと思います。実際に、オバマ新政権が来年の一月...全文を見る
○丸谷委員 大臣おっしゃいましたように、金融の問題、環境の問題を含めまして、一国の強い軍事力あるいはリーダーシップによって世界が動いていくということではなくて、当然我が国も含めたいろいろな国のいろいろな経験を生かしたものを国際問題の解決に充てていくということが非常に強く求められて...全文を見る
○丸谷委員 もう一つ、今回、米ロ協調の構築というのができる非常に好機ではないかと思っております。  一部には、新冷戦の時代が来るのかという懸念もされているわけでございますけれども、最近のグルジア紛争、これが発生した遠因の一つには、ソ連の崩壊後、米国がNATOの東方拡大を図ってい...全文を見る
○丸谷委員 もう一つ、大統領選を見ていまして、オバマ候補だった時代にいろいろな公約等々を出していらっしゃいましたけれども、非常に私自身も歓迎をして見ましたのが、核軍縮、また地球温暖化に対する取り組みの姿勢でございます。  一つ、絶対にオバマ大統領時代になし遂げていただきたいと思...全文を見る
○丸谷委員 実際に、来年の一月からアメリカでは新政権が誕生をいたします。  冒頭に申し上げましたけれども、アメリカのトップがかわることによって国際社会に与える影響というのは非常に大きい。その中で、日本がただどうなるのかなと見ているのではなく、日本の国益にかなうように、また国際社...全文を見る
○丸谷委員 ありがとうございました。ぜひ努力をしていただきたいと思います。  まさかアメリカがCTBTを批准するとは思わなかったという、非常に好機なわけですので、日本外交力というのを発揮して、頑張って結果に導くようにしていただきたいと思います。  次に、米印の原子力協定につい...全文を見る
○丸谷委員 非常に、本当にぎりぎりの御判断であったんだろうなというふうには推察するものでございますけれども、実際にはインドは、核保有国としては認めていないというような御答弁もあったわけですけれども、現実的にはインドは核兵器保有国でございます。しかも、NPTに加盟をしていない国でご...全文を見る
○丸谷委員 今回、NPT会合がございますけれども、その都度、なかなか具体的な成果が出ないとか、合意が出ない、結果が出てこない、本当にこのままNPT体制は大丈夫なのかといったNPTの弱体化というものも指摘をさせていただいておりました。今回、実際にこのNSGで例外的な措置というものを...全文を見る
○丸谷委員 NSGにしても、またNPTにしても、器というか、基礎は当然あって、枠はあるんですけれども、その内容がだんだん薄くなっていくというような状況では困りますので、NPT体制の再構築に当たっても、ぜひ外交政策の中で本当に力を入れて取り組んでいただきたいと思いますので、どうぞよ...全文を見る
○丸谷委員 中曽根外務大臣時代に非常に多くの結果を出していただけるように期待をさせていただきますので、どうぞ頑張っていただきたいと思います。  ありがとうございました。