丸山和也
まるやまかずや
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月25日 | 第169回国会 参議院 法務委員会 第3号 議事録を見る | ○丸山和也君 自民党の丸山和也です。 大臣に、三十分の時間内で厳しいんですけれども、数点、大臣並びに関係者の御見解をお聞きしたいと思います。 まず第一に、刑事犯罪の刑期の件なんですけれども、日本には御承知のように終身刑というのがございません。そして、よく世上では、無期懲役...全文を見る |
○丸山和也君 是非、更に検討を進めていただきたいと思います。 それから、次に進めますけど、やはり鳩山大臣といえば死刑の問題を大々的に取り上げた大臣ということで、再度御質問させていただきたいと思うんですけど、第百六十八国会で当法務委員会で大臣の所信のあいさつという中で、死刑の執...全文を見る | ||
○丸山和也君 特殊な事件は、それはそもそもそういう運動があるかも分かりませんが、一般の死刑の確定した事件で、まあ死刑反対の立場からの反対は、これはもう一般としてあり得ると思いますけれども、粛々として行われることと、それから一般の通常の死刑事件に、すべていわゆる個別に反対運動が事前...全文を見る | ||
○丸山和也君 私もそのとおりだと思うんですね。いろんなこういうマスコミをにぎわす事件になりますと、法務省は協力すべきでないとか、けしからぬとか、あるいは一事不再理だからそもそもそういうことを受け入れて協議することすらけしからぬというような意見も一部では出ているようでありますけれど...全文を見る | ||
○丸山和也君 一審の刑事を除いて相対的にかなり、高裁民事辺りだと半分ぐらいになっていますけど、これはひとえに裁判の迅速化が望ましいという考えからこういうふうになっていると考えるべきなんでしょうか、それとも事件数が増えて裁判官が足りないから処理できないからということなんでしょうか。...全文を見る | ||
○丸山和也君 もちろん迅速化によっていろいろなメリットもあるわけですけれども、平たく言えば行き過ぎて十分な審理がなされないといいますか、そういうことで、いわゆる急ぐ余りに粗雑な結論を出してしまう、あるいは当事者に不満足が残らないように、是非ともそこら辺の運用状況については十分配慮...全文を見る | ||
○丸山和也君 大臣、いろいろありがとうございました。 そして、大臣の所信の中で、もう最初も今回もですけれども、和の文明、最初は和の文明、今回は和をなす文明となっているんですが、ここが違いがあるのかどうか、一緒なのか分かりませんけれども、それと美と慈悲の文明ですね、これを非常に...全文を見る | ||
04月09日 | 第169回国会 参議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。 何点かあるんですが、まず生命保険会社並びに損保会社における保険金の支払漏れについて、これはもう新聞紙上でもさんざん報道されて、金融庁の方も大変御努力いただいてかなり改善が進んでいるというふうに伺っておるんですけれども、これについて、再...全文を見る |
○丸山和也君 そうしますと、これでほぼ調査も完了したと。これから金融庁としていかなる処分をなされるおつもりなのか、また、今後こういうことが再発しないために、処分以外にどういう金融庁としての指導といいますか、そういうことをされるおつもりなのか、基本的な考え方で結構でございますけれど...全文を見る | ||
○丸山和也君 ありがとうございました。 かなりこの間、金融庁のもう鋭意御努力によって改善が進んでいるというふうに私も結構肌で感じていまして、期待をしておりますんですが、とにかく大臣がおっしゃったように、保険会社が保険金を払わなくてどうするんだと、まさにそれに尽きると思うんです...全文を見る | ||
○丸山和也君 すると、これからは、もちろん談合そのものが発生がなくなるということが最大の目的でありますけれども、仮にそういうことが公取なり刑法で指摘されて事実が確定された場合に、やはり違約金なり、あるいは条項がなくても損害金を算定して返還させると、国庫補助金相当額にも比例する割合...全文を見る | ||
○丸山和也君 冬柴大臣の顔をじっと見たら金を返さぬという自治体はまずないと思いますんで、是非御努力をお願いしたいと思います。ありがとうございました。 それで、法務大臣がいらしていただきましたので、次の問題に移らせていただきたいと思います。 たまたま私、今日、前から読んでい...全文を見る | ||
○丸山和也君 ありがとうございました。 先般、割かしヒットしました「それでもボクはやってない」という映画で、有罪率九九・八%は日本の刑事裁判の特異性って、あれは算定が若干アメリカなんかと違いまして、アメリカの場合は起訴前に有罪の答弁をすれば起訴されませんから、ちょっと単純にそ...全文を見る | ||
○丸山和也君 ありがとうございます。ちょうど今が一年前の勝負どころだと思いますので、是非これが前進するように気合を入れるためにも、広報を含めて頑張っていただきたいと思います。 質問を終わります。 | ||
04月18日 | 第169回国会 参議院 決算委員会 第3号 議事録を見る | ○丸山和也君 自民党の丸山でございます。 今日は、外交問題といいますか、そこに絞って何とか、大臣その他にお聞きしたいと思っています。 今日、新聞を見ていましたら、日本経済新聞、大臣が中国の外相、ヤンさんというんですかね、楊と書きまして、と、にこやかでもないんだけれども、握...全文を見る |
○丸山和也君 そこなんですが、それに対して、どうも報道によりますと、中国は、今回のチベットの問題というのはダライ・ラマないしその一派が意図的に起こしたものであって、その背景にはチベットの独立運動を目指しているんだと。だから、その独立を目指すということを放棄することと、それからこう...全文を見る | ||
○丸山和也君 まあ今の状況で、日本の姿勢を見ていても、また外務省の力量を見ていても福田さんの姿勢を見ていても、恐らくそこまで突っ込んだことはされないということは私もよく分かっているんですけれども、やはり日本がアジアの中で存在感を示すというか、やっぱり発言するときは発言すると。仲よ...全文を見る | ||
○丸山和也君 じゃ、せっかくあれですから、お願いします。 | ||
○丸山和也君 じゃ、その点は是非お願いします。 それから、大臣、また後で聞きたいんでいてくださいね。 それから、次の問題ですね。 これも今日の新聞、読売新聞なんですが、「ヤミ金収益日本に返還」ということで、これは日本では初めてのケースだと思うんですけれども、いわゆる五...全文を見る | ||
○丸山和也君 そのような手続であったとしまして、返す義務がないところを返してやるんだから五〇%でも有り難いと思えと、平たく言っちゃえばちょっとげすな表現になりますけれども、そういうふうにも取れるんですけれども、これ、例えばそう言うと、まさに交渉の領域だとも取れるんですね。法律上の...全文を見る | ||
○丸山和也君 すると、スイスの国内法で平等に分配するという解釈から基本的に折半ということになったというふうに、そのように理解してよろしいんですか。 | ||
○丸山和也君 じゃ、それ以上そのことは追及しませんけれども。 あとは、できるだけ速やかにその合意文書が交わされて、現実に日本にその収益金が返還されて、そこから日本での分配というのが手続が始まるんだと思うんですが、これはどのような段取りといいますか、で進むのか、簡単で結構ですけ...全文を見る | ||
○丸山和也君 この問題は、最終的にきちっと返還のための配当をするということで着実にやっていただきたいと思うんですけれども、これは、今、要するに犯罪というのは、国内だけでなくて海外にわたってインターナショナルに行われる時代になっています。そして、これまでは犯罪は罰すると、処罰すると...全文を見る | ||
○丸山和也君 そのような見解は、私も新聞でもテレビでも、あるいはいろんな政府の高官からも何度もお聞きしているんですけれども、それを聞いていると分からなくなってくるんですね。 それで、ざっくばらんと言っては申し訳ないですけれども、ざっくばらんなところ、いわゆる日本政府が拉致被害...全文を見る | ||
○丸山和也君 明治新政府のころに、征韓論が非常に沸騰したころに西郷隆盛が、詳しいことは時間がありませんので言いませんけれども、おれが一人朝鮮に行くと、そこで話をしてくると、こう言ったんですね。でも、みんなが止めて、おまえが行ってどうするんだと。彼は決して、朝鮮をたたけという主張じ...全文を見る | ||
○丸山和也君 そうなりますと、是非大臣が中心になってこれからおぜん立てをやっていただきたいと、こういうふうに申しておきます。 それと一点、これは外務省というより法務省に対するちょっと質問というより、だったのかも分かりませんけれども、大した質問じゃないんですけれども、私がちょっ...全文を見る | ||
○丸山和也君 そして、そうしますと、前回うまくいかなかった理由もいろいろあると思うんですが、ちまたに言われているところを見ますと、日本だけじゃとても常任理事国入りという運動を起こすのも、また認められるのも無理だということで、G4とか当時言っていましたけれども、日本それからドイツそ...全文を見る | ||
○丸山和也君 確かに大臣おっしゃるように、単純に日本だけが入れるかという、単純投票すれば確かにそういうウエルカムな判断が出ると思うんですけれども、やはりその枠組みづくりが大変難しいと聞いているんですね。 それで、東京大学の今教授かな、前に国連の方へ行っておられた、国連次席大使...全文を見る | ||
○丸山和也君 じゃ、是非一歩一歩、成果が出るように頑張っていただきたいと思います。恐らく日本国民も、まあ一部の反対意見はありますけれども、常任理事国入りについては賛成が多数を占めておりますので、これも世論だと思いますので、是非進めていただきたいと思います。 なぜ中国かと私は思...全文を見る | ||
04月23日 | 第169回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第8号 議事録を見る | ○丸山和也君 マーティン・ウィリアムスさんとマルク・ベリボー参考人、両参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、御意見の中で、日本では、いろいろ取材をしても、これこれだと説明があっても、いや、自分の名前は出さないでくれとか、いわゆるニュースソース、これはもう伏せておいてくれと、こ...全文を見る |
05月19日 | 第169回国会 参議院 決算委員会 第8号 議事録を見る | ○丸山和也君 自民党の丸山です。よろしくお願いします。 今日は、特に文部科学省に限ってといいますか、質問をさせていただきたいと思います。 昭和、昭和じゃない、平成ですね、今の前半の質問がなかなかレトロな質問が多かったものですからそう思ったんですけれども、平成十八年の十二月...全文を見る |
○丸山和也君 いかにも大臣らしいというか、やや役人的な答弁で、やっぱりひとつぴんとこない点も、満点なんですけれどもちょっと物足りないなと思っておるんですけれども。 とすれば、やはり今回六十年ぶりに改正したというそれだけの重みがやっぱり今の答弁からは出ていないと思うんですね。や...全文を見る | ||
○丸山和也君 分かりました。 それでは、その中で個別にちょっとお聞きしたいんですけれども、御存じのとおり、学習指導要領というのがございますね。この学習指導要領というのは教育基本法の理念を踏まえて、教育基本法の理念を忠実にというか、それをあくまで踏まえて、そのラインにのっとって...全文を見る | ||
○丸山和也君 その中で、今日は二つ、いわゆる道徳教育というものと宗教教育、これについて時間の関係上お聞きしたいと思うんですけれども、まず宗教教育といいますか、これ、義務教育、家庭教育、幼児期教育などと並んで宗教教育などにおける新たな規定に対応した内容の改訂ということで、いわゆる宗...全文を見る | ||
○丸山和也君 基本的にはいいことだと思うんですけれども、やっぱりちょっと私が物足りないというのか疑問に思うのは、世界にこういう宗教があるよと、ここは、例えばイスラムはこれだよと、それからアメリカはこうだよとか、キリスト教にはこういうのがありますよ、仏教にはこういうのがありますよと...全文を見る | ||
○丸山和也君 まさにそういう方向であると思いますね、私も。そして、そうなるとやっぱり、これは道徳でこれは宗教でというはっきりした区別というのは付かなくなってくるわけですよね。 それはそれでどういう、定義は構わないと思うんですけれども、やっぱり目指す方向が生命とか自然それから宇...全文を見る | ||
○丸山和也君 すると、この道徳教育推進教師というのは、特別の資格を持つとか、あるいは特別の訓練なり修練あるいは修行を積んだ人を特別に採用するとか、教員の中から更にテストを重ねてあるいは認定をしてそういうポジションをつくるということでは特にはないんですか。 | ||
○丸山和也君 そうなってきますと、最後に大事になってくるのは、やっぱりそれを推進する教師といいますか先生ですよね。そのやはり人格の向上なくしてそれはあり得ないと思うんですね、究極は。幾ら口でいいことを言ってみたって、いい教材を作ってみたって、その先生が何か学校内あるいは外で善から...全文を見る | ||
○丸山和也君 まさに、最後におっしゃった、日々生徒と向き合って、それでやる情熱を持った教師をつくっていくと、まさにそこだと思うんですね。 教育というのは、もちろん知識それから計算能力とか、いろいろそういうのもありますけれども、もう一つの方は、人間教育というのがやっぱり教育の一...全文を見る | ||
○丸山和也君 すると、福田内閣ではこの教育行政というのにどの程度本気でといいますか、福田さんは認識があるんですかね、大事なものだと思っているのかどうか。ここら辺は、総理といつも接しておられて、福田さんはそういう意味で認識が正しいのか、ちょっと足りないのか、全然ないのか、あるいは多...全文を見る | ||
○丸山和也君 そこが私、やや、若干心配している点がありましてね。 それで、これたまたま「総理大臣の器」という三反園さんがインタビューした記事があるんですけど、その中に、若干引用させてもらいますけれども、中曽根総理とインタビューしたんですね。 それで、総理に三反園さんが、そ...全文を見る | ||
○丸山和也君 じゃ、渡海大臣、是非頑張っていただきたいと思います。 それから、個々の問題について若干お聞きしたいんですけれども、もう随分久しく前から国際化の時代と言われまして、教育においても国際化に対応しなきゃならぬということで、小学校の五、六年生からですか、英語をもう取り入...全文を見る | ||
○丸山和也君 ありがとうございます。 まさに、私の体験からしましても、私も三十過ぎてからアメリカのロースクールに行きまして、さんざん苦労をして、それで、やっぱり幾ら勉強しても語学力というのはネーティブにはかなわないわけですよ。それで、帰ってきてからも、私の事務所でも、イギリス...全文を見る | ||
○丸山和也君 昨日の読売新聞一面に、中学社会の指導要領解説書と、指導要領のほかに指導要領解説書というのがあるんですね。それで、そこに竹島は日本領と明記すると、こういうふうに書いてあるんですけれども。 これは、あえてどういう意図で今回そういう明記するということになったんでしょう...全文を見る | ||
○丸山和也君 いや、そういうことを聞いておるんじゃないんですよ、だからね。 私が聞いているのは、これ地理の問題、問題と言うとおかしいけれども、日本の地図ですね、地理として、この領土は日本の領土です、北海道、国後、択捉はこうですよと、そういうことを主眼に、というか念頭に置いてい...全文を見る | ||
○丸山和也君 これは結構政治的に問題になっているところですから、非常に取扱いは難しいんだと思うんですけれども、やはり日本の歴史、伝統を教えるということと現代的な政治的イシューは必ずしも切り離せない。まさにこういう問題というのは、やっぱり日本の歴史をどう見るかという問題にもつながっ...全文を見る | ||
○丸山和也君 本当に児童が自ら自殺するというようなことは、ある意味じゃ、悲しいだけじゃなくて文部科学省の恥だと思うんですよね。そういうことが少しでも減るように全力でお願いしたい。 もう時間がなくなりまして、最後に一点だけ要望と質問をさせていただきたいんですが、全国都道府県教育...全文を見る | ||
○丸山和也君 ありがとうございました。渡海大臣、大分風格が出てきましたので、是非これ引き続いて頑張っていただきたいと思います。 ありがとうございました。 ───────────── | ||
05月28日 | 第169回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第11号 議事録を見る | ○丸山和也君 この調査会で何回かにわたって発信力ということでいろんな参考人から意見をお聞かせいただいて、至極ごもっともな点が多かったんですけれども、細かなことは言いませんけれども、基本的には、要するに、中身がなけりゃ何を発信してみても、ただ発信しても、発信という形は取れても大した...全文を見る |
○丸山和也君 私、さっきもちょっと、十分じゃなかったんですけれども、やはり日本の文化あるいは文明、発信力ということ、これは単に文化とかそういうのを世界に広めて知ってもらう、友好ということだけじゃなくて、非常に大きな力があると思うんです。 例えば、中東の紛争を見ていましても、あ...全文を見る | ||
06月03日 | 第169回国会 参議院 議院運営委員会 第28号 議事録を見る | ○丸山和也君 二点ばかりお聞きしたいと思います。 日銀は、これまでいわゆる俗に言われる超低金利政策というのをずっと取ってきまして、基本的には今もその延長線上にあるように思うんですけれども、これが正しいかどうかはいろいろな議論もありましたんですけれども、いわゆるデフレ脱却するた...全文を見る |
○丸山和也君 これとも関連するといえば関連するんですが、基本的な日銀の金融政策の問題の一つであると思うんですが、いわゆるよく使われる言葉なんですけれども、政策なんですが、いわゆるインフレターゲットを導入すべきでないかとか、こういう意見もあるんですが、非常に明確な一つの考え方なんで...全文を見る | ||
○丸山和也君 以上で終わります。 | ||
06月05日 | 第169回国会 参議院 法務委員会 第15号 議事録を見る | ○丸山和也君 丸山でございます。 今回の少年法の改正について主にお聞きするつもりだったんですが、千葉先生が、幸いというか不幸というか、いい機会に窓口を広げていただきましたもので、若干昨日の最高裁判決とかについても意見を述べさせて、お聞きしたいと思います。 昨日の判決は画期...全文を見る |
○丸山和也君 ああそうか、法務大臣ですね。 | ||
○丸山和也君 非常にお力強い応援の答弁をいただいてありがとうございます。 この民法九百条の嫡出子、非嫡出子の相続分に関しましては、たしか私の記憶では最高裁の、何年か前、四、五年前ですかね、数年前の最高裁判決の中でも、三分の一ぐらいの最高裁判事はやはりこれは法の下の平等に抵触す...全文を見る | ||
○丸山和也君 最後にもう一点だけ。 今婚姻に関して、非常にやっぱり婚姻あるいは男女のカップルの形態の多様化ということがこれはもう社会現象として、もちろん日本は遅れているかと思いますけれども、かなり多様化していると。そこで、やはりシングルマザーなんという問題がもう随分前から起き...全文を見る | ||
○丸山和也君 すると、現在、これまで行われてきた少年審判の機能は損なわれないし教育的配慮も十分あって問題ないと、一方、被害者等の尊厳を重んじて参加、傍聴させると、こういうことのようです。 すると、やっぱりメーンは被害者等の参加といいますか権利の尊重と、こういうのが主眼であると...全文を見る | ||
○丸山和也君 これは、かなり私深い問題があると思いますね。例えば、これちょっと違いますけれども、やはり被害者の救済とか支援という問題と、被害者がいわゆる司法手続に参加するかどうか、またどこまで参加するかどうかという、これは全く実は異質のものだと思うんですね。 例えば、極端な話...全文を見る | ||
○丸山和也君 やはり被害者の支援という、救済という問題と、訴訟、審判、傍聴も含めた参加ということは、共通する部分もあると思うんですね。でも、全く同じ次元の話とはやっぱりちょっと違う。制度としてはやっぱりかなり違うということを知っておかないといけないと思うんですね。 それで、や...全文を見る | ||
○丸山和也君 倉田先生に。 | ||
○丸山和也君 同じく二十二条の四の相当性の判断についてちょっとお聞きしたいんですけれども、「少年の健全な育成を妨げるおそれがなく相当と認めるとき」というふうに修正されたんですけれども、この実際の、どういうファクターといいますか、要素を判断基準としてこういう判断をされるのかという点...全文を見る | ||
○丸山和也君 はい。 それで「妨げるおそれがなく相当」というのは、その経過じゃなくて、どういう判断をされるのかという中身のことをちょっとお聞きしているんです。 | ||
○丸山和也君 ありがとうございました。 次に、記録の閲覧とか謄写の問題についてお聞きしたいと思うんです。 これも改正の重要な一つの要素になって従来より拡大されているんですが、範囲が。これについてお聞きしたいと思うんですが、ここでもやはり心配する、反対する方々から、それは必...全文を見る | ||
○丸山和也君 今のお答えに若干関連してもう少しお聞きしたいんですけど、いわゆる社会記録と言われるもの、今御説明になった、それは除外される、閲覧、謄写の対象から。それで、ただ、そこの判断ですけれども、これについてもやっぱり、これだけ拡大するならいっそのこともう全部記録は閲覧、謄写さ...全文を見る | ||
○丸山和也君 余りしつこいのは嫌いなんですけれども、ここだけあれですが、すると、何が除外される社会記録だというのははっきり判別はできるんでしょうか。それとも、その場その場でこれは社会記録だというような形になるんでしょうか。 | ||
○丸山和也君 すると、一つの解釈として、これは私が今思ったんですけれども、そういう調査官の報告書なり鑑別所の鑑別書というんですか意見書といいますか、そういうもの、少年の保護育成に関する一つの評価といいますか意見といいますか、その判定した人のオピニオンが述べられていると、こういうこ...全文を見る | ||
○丸山和也君 いろいろお聞きしますと、るる配慮もされているし、一方被害者の方ですね、いろんな形での参加も認められるということで工夫をされていると思うんですが。 何せこれやっぱり非常にデリケートな問題を含んでおりますし、少年法の第一条の趣旨から見て、実際、これがうまくいくか、あ...全文を見る | ||
11月13日 | 第170回国会 参議院 法務委員会 第2号 議事録を見る | ○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。よろしくお願いいたします。 まず、午前中にもやや若干関連した質問がございましたんですけれども、司法試験の合格者数という問題について少しお聞きしたいと思います。 いわゆる三千人という数字ですね、司法試験合格者三千人を当面の目標...全文を見る |
○丸山和也君 多分というか当然政府側としてはそういう答弁になると思ったんですけれども、私からのお願いですけれども、そうであったとしても、やっぱり恐らく多過ぎることになるんじゃないかというふうに私は思いますので、要望では千五百人程度が妥当じゃないかという御意見を申し上げて、多くても...全文を見る | ||
○丸山和也君 それで、これは今日の新聞かな、今日の新聞に、産経新聞ですけれども、たまたま昨日、現長崎県の対馬市長ですか、市長が東京に来られて、超党派の議員連盟、日本の領土を守るために行動する議員連盟というのができたそうなんですけれども、ここで財部市長がいろいろ現状の報告とか要望を...全文を見る | ||
○丸山和也君 いわゆる永山基準の中で幾つか、約九点ぐらいを最高裁は基準にしているんですが、その中の四番目の結果の重大性、特に殺害された被害者の数という、ここなんですね。 それで、これが、まあもちろんこれ一般基準としてそれで正しいと思うんですけど、現実的な運用においては、まあや...全文を見る | ||
○丸山和也君 余り議論は深くならないと思いますので、この程度とさしていただきまして。 それと、今度は、やや違うんですけど、死刑確定囚の問題ですね。それで、私は、最高裁も、今絞首刑といいますか方法は残虐な刑に当たらないと、いわゆる火あぶりとかそういうものでもないということ、残虐...全文を見る | ||
○丸山和也君 じゃ最後に、時間の関係でなかなか思うようにいかないんですが、ある刑務官に私、死刑の執行を立ち会っておられる、ずっと、方に一回話を聞いたんですけれども、やっぱり十年近くたつと大概の死刑囚というのはすごく静かになって、それからいわゆる人が変わったように自分の刑を受け入れ...全文を見る | ||
11月27日 | 第170回国会 参議院 法務委員会 第5号 議事録を見る | ○丸山和也君 自民党の丸山ですけれども、よろしくお願いします。 お二方に二、三点、同じ質問を順次さしていただきたいと思いますけど、若干やや大まかな、大まかというか、大局的な観点からどういうお考えを持っておられるかということをひとつお聞きしたいんですけれども。 たしか私の記...全文を見る |
○丸山和也君 はい。 | ||
○丸山和也君 自民党の丸山です。よろしくお願いします。 もう各委員が何度も聞かれているんですけれども、今年の六月のこの最高裁大法廷判決のもたらした意義というか、そういうとらえ方から少し聞かせていただきたいと思います。 これは法の下の平等という憲法十四条のここに、根幹にかか...全文を見る | ||
○丸山和也君 ありがとうございます。 私も午前中にも言ったんですけど、福沢諭吉が封建制度は親の敵であると言いまして、これは明治維新のころですけれども、それから戦前、家制度、家父長制度、いわゆる家という強固な制度がありまして、それが戦後、現憲法になりまして、それから家制度がなく...全文を見る | ||
○丸山和也君 それと、やっぱりちまたで一番問題になっているのは偽装認知とか犯罪行為が増えるんじゃないかということなんですけれども、ここでよく言われるのがいわゆる国籍法における血統主義という用語なんですけど、この血統主義というのが、法務省側の説明不足もあるのか、やや誤解されているん...全文を見る | ||
○丸山和也君 若干私が聞きたいのは、例えば、いわゆる純粋な意味での、我々素人的に言えば血統というと血のつながりと、じゃ、もう一〇〇%それを、まあ九九・九九九%か知りませんけど、科学的に立証するんだとやっぱりDNA鑑定が必要じゃないかと。それをしないで血統主義というのはおかしいじゃ...全文を見る | ||
○丸山和也君 そこで、最大の、今一番問題になっている偽装認知、偽装国籍取得ということになってくるんですけれども、これ三つの段階があって、それぞれの段階でチェックすると。認知の届出は余り実際はあれだけど、国籍取得届の段階で一番それが、チェック機能が働くだろうというお答えをいただいた...全文を見る | ||
○丸山和也君 そういうふうに説明をされることは当然なんですけど、例えば実際に認知届なり持っていくとしますよね、窓口に。それで、偽装認知のあれですよ、偽装認知の関係の書類を持っていくと、いろいろ聴いているうちに、おかしいじゃないの、あなた、これ本当じゃないんじゃないのと言われて、い...全文を見る | ||
○丸山和也君 今、教科書的なお答えをいただいたんですけれども、それを、市町村窓口、法務局窓口、全国たくさんあるわけですよね。そういう中で、一生懸命仕事をされるということと、やっぱり犯罪行為を摘発して告発するということは、ちょっとやっぱり一般の人はなかなか、幾ら公務員であってもステ...全文を見る | ||
○丸山和也君 大体聞こうと思ったことをもうおっしゃったんですけれども、勉強のために少しお聞きしたいんですけれども、国籍法、現在の国籍法ですね、昭和二十五年制定ですか、戦前の国籍法においては、国籍の取得というのは、国籍取得の届出は必要だったんでしょうか、それは必要なかったんでしょう...全文を見る | ||
○丸山和也君 逆に言うと、ドイツなんかもそうじゃないかと思うんですけれども、短絡的に考えると、その方がむしろ時代の流れかなと思ったりもしないこともないんですよ。すると、わざわざ法改正をして、例えば戦後の体制、個人の自由を尊重した憲法下でこういう法律が逆に強化されて、それで今またい...全文を見る | ||
○丸山和也君 そこで、どうしても二重国籍問題というのが出てくるんだと思うんですね。それで、現在の国籍法においても基本的には二重国籍は望ましくないという発想ですよね。それで、先ほど局長の答弁の中で、例えば日本人男性がフィリピン人の女性との間に子供をもうけたと、そして生後認知をしたケ...全文を見る | ||
○丸山和也君 実際の運用で少しお聞きしたいんですけれども、二重国籍に関する問題なんですけれども、十五条で、法務大臣は、外国の国籍を有する日本国民で前条第一項に定める期限内に日本の国籍を選択しないものに対して、書面により、国籍の選択すべきことを催告することができる、そしてこれを、催...全文を見る | ||
○丸山和也君 だから、実際問題としては、例えばアメリカで生まれた子供さんとか、日本人夫婦の、出生地によってアメリカ国籍を持ったと、それで日本に帰ってきて、そのままにして二つのパスポートを持ってやっていて、成人になっても別に催告も受けないし、そのままずっといっている方もたくさんいる...全文を見る | ||
○丸山和也君 あえてそれを調べて催告もしないというのは、そういうことをすれば事務的手数も増えますし、そういう時代の流れもゆっくり見ていた方がいいという配慮からそういう催告もするようなこともないということなんでしょうか、現実的なとらえ方なんですけれども。 | ||
○丸山和也君 いや、私は決してそれでいいのかと言ってるんじゃなくて、非常に我が日本国も寛大なところがあるなというふうに思ったんですけれども。 ただ、この重国籍に関しては問題があるという方もあるし、やっぱりまじめな方で、重国籍を認めてくださいという請願も結構来るんですね。それで...全文を見る | ||
○丸山和也君 それで、胎児認知というのは特別届けが要らぬわけですよね。実際、胎児認知をしたしないというのはどういう、いや、胎児認知していたよというふうなことを後から言うわけですか。まさかお腹の子に向かって、認知すると、こう言うわけじゃないですよね。 | ||
○丸山和也君 実際、現在、胎児認知というのはかなり行われているんでしょうか。統計的数字がありましたら、ちょっと参考までにお聞かせいただいて、私の質問を終わりたいと思うんですけれども。 | ||
○丸山和也君 終わります。 | ||
12月04日 | 第170回国会 参議院 法務委員会 第6号 議事録を見る | ○丸山和也君 委員長、一点だけよろしいでしょうか。 |
○丸山和也君 自民党の丸山ですが、今日採決予定ということでありますんですけれども、とりわけ、この法の趣旨が……(発言する者あり) |