丸山和也

まるやまかずや



当選回数回

丸山和也の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第171回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第1号
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○丸山和也君 主に木寺参考人にNGOに関してお聞きしたいと思うんですけれども。  ここのレポートでも、環境NGOと緊密に意見交換等を実施してと、外務省、会議共催と書いてあるんですけれども、この緊密にということが、言葉の表現ですから、実際はどのようにやっているのかですね。やはり余...全文を見る
○丸山和也君 例えば、よくニュースになるので非常に分かりやすいから言うんですけど、グリーンピース辺りはやや要注意団体と政府は見ているんですか、それともそういうふうには見ていないんですか。  私はグリーンピースのサポーターを長くやっておるんですけれども、別にそういうことでという意...全文を見る
○丸山和也君 まあ、大したことはなかったけれども。あれですよね、一つの団体でも、この部分はちょっと対立するけれども、ほかではいいことやっているというのはいっぱいありますからね。そこら辺が難しいんだと思うんですけれども、懐深く対応してやってくださいよ。  以上です。
02月25日第171回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第3号
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○丸山和也君 一点なんですけれども、私は牧野委員とはちょっと反対というあれで。  やはりNGOというのは、その存在が、要するに政府の意見とも違う、政府ではできない、そういうところに対してどう力を民間が発揮するか、あるいは、ある意味においては政府をどうやって市民的な力でリードする...全文を見る
○丸山和也君 いやいやもう、いつも常々そういうふうに聞いておりますから。
03月17日第171回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○丸山和也君 丸山でございます。  今日は、出入国管理に絡む問題と、それから刑事裁判の検察の求刑の問題、それから死刑の問題と、時間限られておりますので、この三点に絞ってお聞きしたいと思っています。  まず、出入国管理に関する質問ですけれども、これは非常に大局的なあれなんで大臣...全文を見る
○丸山和也君 つまり、何も答えていただいていないということに、もう決め付けはしませんけれども、取りようによっては、各歴代大臣がこういう答えをしておられるものですから、一体どうなっているんだろうなということで改めて私、森法務大臣にお聞きしたわけですけれども、残念ながら、これから閣議...全文を見る
○丸山和也君 ありがとうございます。  基本的に私も門戸は広く、しかし違反には厳格にということがやっぱり大事だと思いますので、このノリコちゃんもやっぱり親がこうやって違法なことをしてやってきたんだと、そのおかげで、家族は、両親は頑張ってくれたけれども、やっぱりその因果といいます...全文を見る
○丸山和也君 分かりました。  それと、若干ちょっとみみっちい話かも分からないんですけれども、そういう警察なり摘発されたり、その後裁判を受けたり、いろんな行政手続、司法手続及び、日本国内でですよ、そういう方が増えるに従って当然行政コスト、司法コストが日本国内で掛かっているわけで...全文を見る
○丸山和也君 だんだん減ってきていますからいいんですけれども、どんどんどんどん増えてきたらやっぱりそういうことももしかすると考慮しなきゃならないかなと思ったり、私、ちらっとしたものですから、少し念頭に置いていただきたいと思います。  それから、時間の関係で、じゃ次の問題に行かせ...全文を見る
○丸山和也君 もう二十五年ぐらい前、二十年ぐらいになりますかね、四国の修学旅行生が中国で列車事故に遭いましてたくさんの方が亡くなったんですね。そのときの最初の提示が恐らく一人頭二十万ぐらいだったと思うんですよね。これでもよく出している方なんだというふうに言われました。  私もそ...全文を見る
○丸山和也君 その執行の点ですけれども、粛々とやっていただく、それは結構なんですけれども、前にも私、鳩山法務大臣にもお聞きしたんですけれども、平均七年半ぐらいですね、死刑判決が確定してから死刑を執行されるまで掛かっていると。中には早いのもぽつぽつ最近はあるようですけれども。そして...全文を見る
○丸山和也君 終わります。
03月24日第171回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。  今日は、今現在進行形とも言える政治資金規正法違反事件との関連もありますし、それから政治と金の問題に関して、中心にしてお聞きしたいと思います。  まず、政治資金規正法ですけれども、これは昭和二十三年に施行されまして今日までいろいろ改正...全文を見る
○丸山和也君 はい。
○丸山和也君 まさに非常に重要で、捜査当局において適切に対処されなければいけないものだと思うんですね。  しかし、やはりそれがまさに過去においても非常に問題になってきた。例えば、造船疑獄事件においてはいわゆる指揮権というものが発動された。捜査を中止させるというか、止める方向で発...全文を見る
○丸山和也君 この両名はその後、両名というか、佐藤、池田両名はその後総理大臣にもなっているわけですね。それで、当時やっぱりこれによって日本の司法制度といいますか、法治国家の根幹が崩れたとも言われているし、あれで当時としては戦後の体制を維持するためにやむを得なかったんだというような...全文を見る
○丸山和也君 政治家のいわゆる金にまつわる事件に関しては、今般、民主党代表の小沢一郎氏の政治資金規正法違反容疑事件に関しても、これは国策捜査であると、簗瀬国対委員長ですか、おっしゃったこともありますし、民主党の、それから鳩山幹事長も非常に疑問があるという発言をされて、そういうお気...全文を見る
○丸山和也君 例えばこの十四条ですね、指揮監督権というのがないとすると支障は起こるんでしょうか。必要なんでしょうか。私の質問はそういうことなんですけれども。  例えば、検察の独走とか、あるいは政治的意図の下に検察が動き過ぎるとか、あるいは検察国家になるおそれがあるとか、こういう...全文を見る
○丸山和也君 これは若干アメリカと比べますと、日本は例えば検事正というのが各地方検察庁に一名ずつございますね。約五十ぐらいあるんですかね、ちょっと数は正確に覚えていませんけれども。すると、アメリカ辺りだと検事正というのはほぼすべて選挙の洗礼を受けるわけですね。日本の場合は、検事正...全文を見る
○丸山和也君 指揮監督権には、積極と消極と両方あると思うんですね。今まで問題になったのはブレーキを掛けるという方で問題になっているんですけれども、やはりこれは両方の側面があると思うんですね。  例えば、金丸事件のときは、たしか佐川急便から五億円ですか、違法献金、政治資金規正法違...全文を見る
○丸山和也君 個々の事件にどうこう言うわけじゃないんですけれども、やはり常に政治家と犯罪の場合、指揮権の問題、あるいはそれが動いたんじゃないか、動いていないんじゃないかということが話題になりますものですから、極めてそれは積極、消極両面においても公正かつ適正でなければいかぬと思うん...全文を見る
○丸山和也君 だんだん時間も余りありませんもので余りこれ以上質問できないんですけれども。私は今月に入って小沢代表の資金管理団体経由の献金について、小沢代表は、これは単に政治資金規正法上の形式的な手続の問題であって、問題があるとしても形式犯だというふうにおっしゃっております。  ...全文を見る
○丸山和也君 それでは、最後になりますけれども、恐らく今日いろんな小沢代表の秘書を起訴する起訴しない、私は見ていませんけれども、それに関するいろいろ小沢氏自身の見解も聞かれるんじゃないかと思っておりますが。  私は、小沢代表は、ここで小沢代表は、私、彼についていろいろ発言された...全文を見る
○丸山和也君 質問を終わります。
04月09日第171回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。よろしくお願いします。  基本的に三名の参考人に同じようにお聞きしたいと思っていますけれども、先ほど竹田さんからの昭和三年のですか、新聞記事を見せられて、驚いたというか面白いなと思ったんですけれども。時代は違いますけれども、ほとんど今の裁...全文を見る
○丸山和也君 それでは、もう一点、いわゆる評議ということについて、先ほども参考人の何名かがおっしゃっていましたけど、これなかなか検証も難しいでしょうけど、実際、評議というのはかなり難しいと思うんですね。それで、私がその中で特にちょっと注目して、どうなるのかなと思う点があるんですけ...全文を見る
○丸山和也君 ありがとうございました。大変難しいと思いますけれども。ありがとうございました。
○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。よろしくお願いします。  裁判員制度の中で今まで余り集中的に質問されていない点なんですが、いわゆる一審じゃなくて控訴審の在り方ですね、これについて少し質問をしたいと思うんですけれども。  一審は裁判員が参加する裁判員制度ということでがら...全文を見る
○丸山和也君 抽象的にはそういうことかも分からないんですが、ちょっと分かりにくいからお聞きしているんですが、つまり制度上は変わっていない、しかし運用上影響が出るんじゃないかと。しかし、やっぱり裁判員が参加した裁判であっても、当事者、一方がこれはもうおかしいと、事実認定もおかしい、...全文を見る
○丸山和也君 端的に聞きまして、私も刑事事件を時々やっていたんですけれども、なかなかやっぱり控訴審で新たな証拠の取調べとか、いろんな事実誤認、量刑不当を主張しても認められないことが基本的に多いんですけれども、これ裁判員制度になってその傾向は更に強まるのか、どうなんでしょうか。予測...全文を見る
○丸山和也君 それでは、待望の法務大臣にお聞きしたいと思うんですけれども、ちょっと古いんですけれども、二〇〇一年の五月一日に北朝鮮の金正男さんが偽造パスポートで成田に到着して、不法入国ですね、それで身柄を拘束されたという事件がございました。そう記憶に古いあれではないから御存じだと...全文を見る
○丸山和也君 そういう表向きの理由になっているんですけど、あのときたしかマスコミで出たのはほとんど外務大臣だったんですよね、たしか田中眞紀子さんだったと思うんですが。それで、法務大臣の影が全くなかった。森法務大臣じゃないですよ、あの当時のですけれども。それで、私は異様に思ったんで...全文を見る
○丸山和也君 すると、また同じような、例えば同一人物でもいいし、それに類似するような人物が同じように入国したと、偽造パスポートとか、そういう場合はもう、いやあ大変だ、どうぞお帰りくださいということで二、三日に帰ってもらうということをするのか、あれを教訓にして今度はしっかりと調べる...全文を見る
○丸山和也君 このときに、たしか飛行機は全日空で二階を貸切りにして帰ったというように報道されているんですけど、この帰る、チャーター便ではないと思うんですけれども、ちょっと分かりませんが、この飛行機運賃とかそういうのは本人がちゃんと負担したんでしょうか。
○丸山和也君 決して貧乏な、お金のない人じゃないと思いますので、当時も、ぷらぷらいろいろなところで遊んでいたということですから、当然、日本政府の旅費で帰すということは、帰したとしたらとんでもないことではないかと思ったものでお聞きしました。  それと、送還先がたしかこれ、中華人民...全文を見る
○丸山和也君 北朝鮮に関しましては、つい先般、本参議院でも決議が通りましたけれども、北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議案というのが可決されました。多数で可決されたわけでありますけれども、この中で、法務大臣にお聞きしたいんですけれども、国連の方に安全保障理事会に申立てをしている...全文を見る
○丸山和也君 何年から。
○丸山和也君 分かりましたけど、補足質問ですが、原則禁止ということは、やっぱり例外が結構あるんでしょうか。本当にもうほとんど例外ない、一〇〇%禁止という状況なんでしょうか。それについてちょっと突っ込んだあれを。
○丸山和也君 いわゆる拉致事件という、これはそういうものは存在しないと言われていたんですけれども、北朝鮮の方もこれを認めて、存在していたということになって、それからはやもう何年もたっているんですけど、なかなか全面解決に至らない。これはもちろん国を挙げての、どの役所、一省の問題でな...全文を見る
○丸山和也君 いわゆる拉致は、法的に見ましたら、やっぱり日本の主権の侵害であり、それから個人の人権の最大限の侵害ですね。ですから、いわゆる日本の法治システム、統治システムすべてが外国の、まあ国家的犯罪と見ればですよ、国家的組織によってじゅうりんされたという事件なんですよね。だから...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。  今日は、今、足利事件なんかも非常に取り上げられておりますので、そういうことも念頭に置きながら、主として刑事司法の在り方そのものというか、基本的なところで質問させていただきたいと思っております。  私も弁護士を長い間やっており...全文を見る
○丸山和也君 そういう説明がるるこれまでもなされているんですがね。すると、捜査段階での認定を、要するに、これは元々信憑性が高いものだと、司法の役割が非常に少なくなると思うんですね、裁判所自身の。もう、とにかく起訴されたらこれがまあ九分九厘間違いないんだという前提でスタートしている...全文を見る
○丸山和也君 僕はやや、むしろ逆だと思うんですね。やはり、そういう何が何でも起訴した事実、起訴事実を認定させていこう、またしようと、そういう流れがあるから、たまたま無罪になったときにひどいやっぱり批判が出てくるんだと思うんですね、初めてそういうところで突破口が開くものですから。 ...全文を見る
○丸山和也君 裁判員制度というのは、これからどういうふうに、今までのやっぱり弊害というか欠点に対して風穴を空けるかというのが非常に期待されているんですね。だから、そういう意味では、賛否両論ありますけれども、予想もしないところで大きな司法制度、裁判の革命的な変化につながる可能性を持...全文を見る
○丸山和也君 それによって事件が早く処理できている、そういう行政的なといいますか、メリットはあると思うんですけれども、十年前と比べて倍ぐらいになっているということですよね。それで、ほとんどの事件は一回か二回で終わってしまうと。民事の場合は、高裁がまず実際に事件を再度検討する、検討...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、最後に、是非、そういう気分が、気持ちがかなり広まっていますので、そこら辺も配慮して御検討いただきたいと思いまして、私の質問を終わります。
06月30日第171回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。  これから質問させていただきますが、個々の今回の法案についてお尋ねする前に少しお聞きしたいんですけれども、今回、どうしてこういう、先ほどの質問にも若干重なるんですが、今回、入管法とそれから外登法による外国人管理といいますか、そう...全文を見る
○丸山和也君 点から線へということですね、何か松本清張をちょっと思い出したんですけれども。  近年、非常に不法滞在者が政府の御努力によって、当局の御努力によって減った、半減したというふうに聞いているんですけれども、この点については事実だと思うんですけれども、すると、今までの制度...全文を見る
○丸山和也君 分かりました。  それで、個々のちょっと質問に入る前に大臣にお聞きしたいんですけれども、前にもお聞きしたんですけれども、やっぱり基本的に外国人とどう向き合っていくかということ、さらに、外国人を日本にどのように受け入れるかという問題なんですけれども、とりわけやはり切...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、確認ですけれども、基本的に我が国としては、一部専門技能的な労働者以外は受け入れないと、そして移民も受け入れないと、単純労働は当然受け入れないという、それとちょっとお答えなかったんですが、難民とかそういうふうについても受け入れないと、非常に制限的にというか、ほと...全文を見る
○丸山和也君 是非、やはりこれは法務省にとりましても非常に重要な、いいと言うと変ですけれども、要するに、外国人をどのように受け入れるか、労働者、移民も含めてどのように国がそれを、姿勢で向き合うかということを、国の在り方とか日本の社会の在り方そのものを非常に大きく変えていくというか...全文を見る
○丸山和也君 それでは、個々のちょっと質問に入らせていただきたいんですけれども。  これまでは外国人登録証明書ですか、これは不法滞在者に対しても、まあ不法滞在者、一応いろいろ御意見ありましたけれども、不法滞在者に対しても発給されているわけですけれども、これは今後、在留カードとい...全文を見る
○丸山和也君 そのように説明されております。  それで、ちょっと念のためにお聞きしたいんですけれども、では、今までの制度の中で、戦後すぐとかそういうのじゃなくて、いわゆる割かし最近といいますか、不法滞在者で外国人登録申請をしてそれでカードを持っているという人の数というのはどのく...全文を見る
○丸山和也君 それでは、今回の法改正の中で非常に形としてはっきり変わったなというふうに思われるのは、やっぱり在留カードだと思うんですよ。これの導入だと思うんですよね。  それで、これについてお聞きしたいんですけれども、これはどういう手続で、いつ、どこでもらえるというか交付される...全文を見る
○丸山和也君 このカードはいわゆる券面の記載事項のほかにICチップが組み込まれていると聞いているんですが、これのやっぱり意味というのはどういうところにあるんですか。ICチップを組み込んでいる、またそこに記載されている内容との関係では。
○丸山和也君 ということは、額面だけでは偽造されやすいけれども、ICチップの中まではなかなか読み取られて偽造されるようなことはないから、これで偽造対策になると、こういう考えでよろしいんでしょうか。
○丸山和也君 これは、交付された場合、常時携帯義務というのはあるんですね。
○丸山和也君 現在、この関係で偽造、変造が非常に横行しているというようなことで特にこういう改正を取り入れられたと聞いているんですけれども、これ、ICチップを盛り込んだこの在留カードによって実際偽造、変造というのはほとんどなくなるというふうに思われているんでしょうか。どうなんでしょ...全文を見る
○丸山和也君 それでも偽造されたような場合に対しては罰則で対応すると、こういう考えなんですね。
○丸山和也君 そこで、やや問題にされていると思うんですけれども、個人情報との関係ですよね。これの個人情報が、あるいはこのカードに、ICチップに記載された個人情報が他の目的に利用されるとかあるいは流出するとか、こういう危険性というふうなことはないんでしょうか。
○丸山和也君 すると、それはむしろ偽造とか対策用にICチップを入れていると、表の面と中身、チップの中で違っている、偽造した場合は発見するツールとしてICチップを組み込んでいると、こういう理解でいいわけですか。
○丸山和也君 次に、それと、今回、改正で非常に私も前進したなと思う点が一つあるんですけど、やっぱりみなし再入国という点ですね。これについて、かつて非常に、意味のないというと変ですけれども、何度も何度もこういう手続を、再入国手続を取らなきゃならないということで、非常に日本にいる外国...全文を見る
○丸山和也君 非常にこれは僕は前進であり、私も外国人雇った経験があるんですけれども、そういう意味で利便性、あるいは図られて良かったと思っています。評価も高いと思います。  それで、それはその評価ということで、一方、在留資格の取消しということに関して少しお聞きしたいんですけれども...全文を見る
○丸山和也君 言うはやすしで、実際は結構難しいというか、ケースもあると思うんですね。  ちょっと立ち入ってお聞きしますけれども、DV被害に遭ったんだ、だから離婚したんだというようなケースがあって、それは虚偽であるかも分からないし本当であるかも分からない。そこら辺の調査というか判...全文を見る
○丸山和也君 そこら辺は、是非この修正された趣旨に沿ってやらないと、やっぱりかなりさじ加減で結構どうでもなると思うんですね。ですから、やはり慎重にというか、丁寧にやっていただきたいということを申し上げておきます。  それからもう一つ、やはり修正協議の結果が出ているんですけれども...全文を見る
○丸山和也君 分かりました。  それと、この九十日以内にという点ですね。私、これは必ずしもけしからぬというわけじゃないんですけれども、やや個人的な感覚として、九十日というのは逆にちょっと長過ぎるんじゃないかなという感触をちょっと持っているんですけれども、そこら辺についてはどのよ...全文を見る
○丸山和也君 おっしゃることは分かるんですが、逆に長くすれば、逆に、届け出る人はきちっと届けるんだけれども、だらだら余り長く余裕を与えているとかえっていいかげんになって届け出ないというか、こういう退去強制事由といいますか、取消し事由に該当する人が出やすいんじゃないかなと思ったもの...全文を見る
○丸山和也君 今そういうふうにお答えになって、これまで非常にこの制度を悪用して社会問題になっていて、それからもうブローカーも暗躍していた、一つの、入管政策の、くぐり抜けて悪用して社会問題に大変になっていたのが、今後これによって改善されると、またされなければならないと。そしてまた、...全文を見る
○丸山和也君 やはり制度をつくっても、それが本当にうまく運用されるかどうかは非常に重要な問題だと思うんです、特にこの部分に関しましてはですね。ですから、実際どういう運用状況になるのかということを、もうやっぱり十分調査していただき、またデータも集めて、それから見直しも含めて検討を是...全文を見る
○丸山和也君 そういうことなんですが、実際にこの制度の下で、いわゆる受入れ団体の中で非常に悪質だと、行為あったことが発覚したような場合、それに対してはどういう処置をとられるんでしょうか。
○丸山和也君 この三年から五年にというのは、そういうふうに持っていきたいということなんですか、そのようにするということなんですか。
○丸山和也君 こういう悪質な受入れ団体について、三年から五年これ停止するということもあるんですけれども、やはり氏名の公表とか責任の追及とか、こういう、単に停止期間を五年にしたということだけじゃなくて、もっとやっぱり厳しい罰則が必要だと思うんですね。よく、いわゆる外国人を食い物にし...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、今後はそういう各機関と連携した上で、悪質な刑事事件に該当するようなものについては刑事告発もすると、こういう強い姿勢で臨んでいくというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○丸山和也君 じゃ、是非期待しておりますので、それを見守りたいと思います。  それから、衆議院で修正された点についても若干お聞きしたいんですけれども、特別永住者については証明書並びに旅券の携帯義務条項を削除したとあるんです。これはどういう理由からなんでしょうか。
○丸山和也君 これについても、随分前から携帯義務をやっぱり削除すべきだという、もうずっと前からいろいろあって実現したと思うんですけれども、成り済ましという、そういう若干その危険もあるかも分かりませんけれども、この削除されるに至った理由というのは、やっぱりそういうことを常に、特別永...全文を見る
○丸山和也君 そういう歴史的経過を逆にお聞かせいただくと、逆に、今から言っても仕方ない、もっと早くこういうのが削除されてもよかったんじゃないかなという気もするんですね。  それで、実際問題として、これ携帯していないからといって検挙されたり処罰された例がもう全然ないようにおっしゃ...全文を見る
○丸山和也君 やはり厳格な法の執行ということと、それからできるだけ差別とかあるいはそういうのを廃止していくという、またそういう感情を持たせるということもできるだけ、場面も少なくしていくという考え方は、法の執行には厳格さとそれからやっぱり差別を廃止するという、この両面はやっぱり大事...全文を見る
○丸山和也君 この点は、聞くところによると、特に今野東先生が力を入れて主張されているんで、今それを言おうと思ったら本人がおられないんで非常に残念なんですけれども。私も、これからはむしろこっちの永住者の方の扱いをどうするかということの方が特別永住より重点が重くなってくると思うんです...全文を見る
○丸山和也君 今回の改正によってカルデロンさんのようなケースはかなりといいますか減っていくだろうというお考えを持たれているということと、それから、在留特別許可についてもよりガイドラインを作る方向で検討し、また、在留特別許可もこれまで以上に、個別の事案によるんでしょうけど、柔軟に判...全文を見る
○丸山和也君 非常に結構なお答えをいただきましたので、私も、ちょうど時間と、早いんですけれども、切りにいたしていただいて、次にバトンタッチさせていただきたいと思います。
11月19日第173回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○丸山和也君 丸山和也でございます。  今日は、千葉法務大臣の最初の法務委員会ということで、私も大臣就任のお祝いを申し上げたんですけれども、正式にこの場でいろいろ所信表明を中心にしながら御意見をお聞かせいただきたいと思っております。  まず、やや理念的なお尋ねをしたいんですけ...全文を見る
○丸山和也君 おっしゃることよく分かります。  それで、所信の中でも述べられておるんですけれども、しょっぱなに、私が預かる法務行政は法秩序の維持と国民の権利擁護を主たる任務としておると。まさにこれ歴代大臣皆さんも似たようなことおっしゃっていると思うんですね。  それで、ただ、...全文を見る
○丸山和也君 是非、これから何年法務大臣を担当されるか分かりませんけれども、やっぱり千葉カラーを出して、そういう人間主義にのっとって思い切ってやっていただきたいと。やはり政権が替わって、また法務大臣も替わって、いいカラーが出たなとやっぱり全国民から評価されるような、是非思い切った...全文を見る
○丸山和也君 是非、大臣におかれましては、そういう議論を呼び起こすような発言とか行動をやっていただきたいと思うんですね。やはり法務大臣がそういう外国人に対して、あるいは国づくりに関してこういう問題意識を持っている、それからこれについて議論しようじゃないかという姿勢を示すことは非常...全文を見る
○丸山和也君 前々の鳩山法務大臣も重く受け止めると言って、体重は重いんでしょうけれども、後で聞いてみたら、いや、特別何もやっていないんだということで私が文句を言ったことがあるんですけれども、是非、千葉法務大臣においてはそういうことがないように、少なくとも、事務方はなかなか難しいと...全文を見る
○丸山和也君 では、もう一つ民法の問題で、婚外子の相続分の問題があると思うんですが、これが触れられていなかったというふうに私ちょっと勘違いしまして、この点について、これについても千葉大臣は、要するに積極的に平等にするという方向のお考えの持ち主だと思っていたんですが、これは特に触れ...全文を見る
○丸山和也君 婚外子の相続分に関しては、判例も下級審と最高裁でばらばらになっていたり、それから国民の意見もいろいろあるようですけれども、基本的に、これは前も私言ったんですけれども、明治維新の直後に福沢諭吉さんという啓蒙思想家がおられましたけれども、あの方が「福翁自伝」という中で、...全文を見る
○丸山和也君 やっぱり人間が人間として一生を送る中で一番怒りに感じることは、やっぱり不当な差別なんですよ。いわれなき中傷とか不当な差別なんです。そのためには、やっぱり人は歴史の中で命を懸けて闘ってきているんですよね、いろんな形で。ですから、尊厳が踏みにじられるということがやっぱり...全文を見る
○丸山和也君 これで大体もう予定していた質問は終わりなんですが、どうか大臣におかれましては、いろいろ初めての大臣ということで非常に難しい点もあるでしょうけど、良くも悪くもって失礼なんですけれども、とにかく思い切って、とにかくリーダーシップを持って千葉カラーを出してばんばんやらない...全文を見る