丸山和也

まるやまかずや



当選回数回

丸山和也の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第174回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○丸山和也君 丸山和也でございます。時間が限られておりますので、儀礼的答弁は一切なしにしてやらせていただきますので、そこのところは御了承いただきたいと思います。  鳩山総理の昨年十月における所信表明演説、それから今国会での施政方針演説、これは非常に、鳩山カラーが出ているという、...全文を見る
○丸山和也君 非常に謙虚なお答えをいただいて、次の質問、どういうふうに切り出そうかと考えるところでありますけれども、まず、やっぱり鳩山総理というのは、僕は最高権力者という言葉を使うのは嫌なんですけれども、国家の、日本国の最高指導者だと思うんですね。それから、まだまだこれからだとお...全文を見る
○丸山和也君 よく、東洋といいますか、中国並びに日本の歴史の中で、仁という言葉がありますね、仁政の仁。仁愛とか仁義とかいろいろ使われますけれども。このいわゆる仁という言葉も、私の理解するところでは他人の立場に立って他人を思いやった思いやりの心だと、究極はですね、というふうにも言わ...全文を見る
○丸山和也君 私の尊敬する台湾の指導者、李登輝さんもやはり仁という言葉を非常によく使われる。それで、これは西洋の愛とは少し違うんだけれども、西洋では愛とか慈悲とか言うんだけれども、少し違う、やっぱり仁だというところで、これが日本の非常に一つの、政治の最高の理念の一つじゃないかとい...全文を見る
○丸山和也君 そこで、鳩山総理に、並びに岡田外務大臣等も含めてお聞きしたいんですけれども、この普天間基地問題というのは外交問題であるだけでなく、基本的に僕は総理の力量が最初に試されている事件だと私は思うんですね。  そこで、私は、本当にそういう覚悟を持って、あるいは総理は県外移...全文を見る
○丸山和也君 非常に生意気なことを言いますけど、そこが覚悟のない表れじゃないかと私は思うんですね。もちろん、せっぱ詰まっているから、沖縄県民の方の一日も早い、もうこれ当然ですけれども、一日も早いからといって、今までの、あんなAかBかCかという、かき混ぜてどれかにするとか、あるいは...全文を見る
○丸山和也君 この点については考えが違いますけれども、これ以上言っても平行線でありますのでここで終わりますけれども、是非、やっぱりいったん決めた以上は、その移転、どこに移転されるか、移転されないかも含めて、今後長期にわたってまたそれが存続するわけですから、そこら辺の重みをかみしめ...全文を見る
○丸山和也君 心構えとしてはやはり分かりやすいと思うんですよ、今までいろいろ無駄があったと指摘されているわけですから。その無駄を徹底的に排除して、それの上でなお足りない場合は消費税を上げると。  しかし、常識的に考えても、幾ら節約、節約じゃない、削減しても、あるいは事業仕分で仙...全文を見る
○丸山和也君 菅財務大臣はこのようにおっしゃっていますが、仙谷大臣、おられますかね。  大臣の手腕にも相当懸かってくると思うんですけれども、行政刷新会議で華々しくやっぱり国民の耳目を集めて、非常に評判がある意味では良かった、しかし結果は余り出なかったじゃないかと、いろんな評価は...全文を見る
○丸山和也君 そこは、それはいいですから。
○丸山和也君 政権を取るためには、尋常な正論を吐いているだけでは政権は取れない、とにかく政権を取るということで、政権交代と掲げていましたけど、そのためには少々、まあだまくらかすとは言いませんけれども、耳当たりのいいことでも言ってやるのがやっぱり大人なんだ、それを学んだとじっくりお...全文を見る
○丸山和也君 私も弁護士を長くやっておりましたから、見ますところ、やっぱり報道によりますと小沢幹事長は不起訴だと。これは恐らく、石川容疑者その他の方の、一部小沢幹事長には報告したというような供述はあるようですけれども、積極的な小沢幹事長が指示をしたとか、そういう小沢幹事長自身の供...全文を見る
○丸山和也君 時間がなくなってきましたので、もう最後に締めくくりたいと思うんですけれども、なぜ私がこのように言うかというと、歴代総理と違って、鳩山総理というのはやっぱり非常に精神性を重んじる方だと、道徳性といいますか、宗教心。だからこそ、あのマハトマ・ガンジーの七つの罪ということ...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、時間が来ましたので、どうか、見識、胆力、それから宗教心といいますか、そういうのを堅持されて、ますます強くされて、日本丸のかじ取りを誤らないように頑張っていただきたいと思います。  それから、先般オホーツクに寒中水泳どうかとお誘いしたんですが、返事もらっていま...全文を見る
02月10日第174回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第1号
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○丸山和也君 ありがとうございます。  李参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、この地球温暖化の問題、極めて、素人的にといいますか、一般の人もそうだと思うんですけれども、なかなか、結構重大な問題という認識は深まりつつあるんですけれども、具体的になかなか進まない一つの理由とし...全文を見る
○丸山和也君 李参考人に詳しく説明していただいてありがとうございました。参考にさせていただきます。
02月24日第174回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第3号
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○丸山和也君 特に山本参考人にお聞きしたいんですけれども、ほかの方もあれば言っていただいて。  ちょっと、やや漠然としたというか質問で申し訳ないんですけど、何年か前に宇宙の、ホーキング博士というのが、講演がありまして、その中で、私の記憶によりますと、人類は、この地球上のですよ、...全文を見る
03月19日第174回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。よろしくお願いします。  今日、大臣に五項目ぐらいをいろいろ御質問したいと思っているんですけれども、基本的には、大臣の所信表明に対して別にけちを付けるとかけしからぬということじゃなくて、やっぱりそれを中心にして、そこに盛られている...全文を見る
○丸山和也君 大臣おっしゃったように、これから議論を是非進めていただきたいと思うんです。といいますのは、私も、もう大分前ですけど、結構の数、少年事件をやったことがございまして、やはり少年というのは、幾ら家庭裁判所が保護者的立場から配慮していろいろやってくださっている、やっぱり一つ...全文を見る
○丸山和也君 では、是非よろしくお願いします。  次に、いわゆる人権救済機関の、これはここ数年随分話題になりまして、賛否両論あり、また国際機関から指摘もされている、こういう国際的にも注目されているイシューだと思うんですけれども、これについて少しお聞きしたいと思うんですけれども。...全文を見る
○丸山和也君 大臣、今非常に大事なことをおっしゃっていただいたんですけど、やっぱり政府から独立した形でと、これは非常に大事な点だと思うんですね、この点については後にもちょっと触れたいんですが。  やはりこれが非常に議論を沸騰させた理由の一つは、どういう位置付けの機関なのかなとい...全文を見る
○丸山和也君 是非そういう幅広い視点で柔軟に検討していただきたいと思います。  それから、これが、次が一番具体的には問題になった点かと思うんですけれども、いわゆる私人間というのか、私人による人権侵害と言われるものですね。これがまさにこの社会の中でいろんな形で、これは人権侵害じゃ...全文を見る
○丸山和也君 是非その点は、基本的には自由にし、しかし行き過ぎというところにはやっぱり時代に応じた権利保護、人権の擁護、侵害に対する調査、そういうことで保護の手を差し伸べるという、こういうスタンスでいくべきだと思いますので、是非十分な意見を聞いて、バランスのいい配慮を是非しながら...全文を見る
○丸山和也君 では、具体的なスケジュールについてはもう余り聞いてもちょっとあれでしょうからお聞きしません。  次の問題に行きますけれども、いわゆる取調べの可視化の問題、これも大臣は大臣になられる前から個人的主張としてもされていましたし、民主党の政策の中でも重点政策の一つ、公務行...全文を見る
○丸山和也君 やっぱりこの可視化というのは、一つは、全然やらないで危険だ、やってみてどうと。やっぱりやってみないと分からない面も結構あるんですね、一部、部分的可視化を既にやっていますけれども。だから、外国においてもやっぱり制度導入前は賛否両論あった国がたくさんあったと聞きます。や...全文を見る
○丸山和也君 質問通告してないんですが、そこで、ちょっと大臣の言葉に出ました、やっぱり最後は裁判所が決めるんだと。そこで一言、これは私の希望ですから回答は要らないんですけど。やっぱり司法制度改革によって司法試験の合格者が大幅に増えてきていると。これはある意味では、大きな司法をつく...全文を見る
○丸山和也君 複雑な胸のうちをお聞かせいただいたんですけれども、一応制度を前提とした上で、二つばかり私の方から注文というか、問いたださせていただきたいことがあるんですが。  一つは、現行制度の中の執行の方法ですね。特に告知の問題。今日執行するぞというのが、聞きますところによると...全文を見る
○丸山和也君 時間がなくなりましたので、実は法テラスについて少しお聞きしようと思ったんですけれども。  法テラスが随分利用状況も増えてきて認知もされつつあるということで、また他のいろんな機関との連携も少しずつ進みつつあると聞いているんですけれども、簡単にそれについて一言、どうい...全文を見る
○丸山和也君 終わります。     ─────────────
03月25日第174回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○丸山和也君 引き続いて質問させていただきます。丸山でございます。  今、松岡議員が非常にいい質問をされていましたので、若干それに引き続いてお聞きしたいんですけれども、司法制度改革という中の大きな流れの中で、全体としての法曹人口の増加を図るということでここずっとされてきまして、...全文を見る
○丸山和也君 法曹人口が非常に少ない、あるいは司法予算がヨーロッパ先進国あるいはアメリカと比べても非常に少ないというふうに言われていました。そして、やはりそういう意味では本当の三権分立というのはその体を成しているのかというようなこともありまして、やはり法曹人口を増やす中で司法のパ...全文を見る
○丸山和也君 大臣の、基本的にはこれからもそういう認識の下に司法の力量を付けていくといいますか、司法の実質的に人員を含めて拡大する必要があるという御認識のようなことが分かりまして、それは納得いたしました。  そこで、その次の問題なんですけれども、拡大されつつある司法の中身なんで...全文を見る
○丸山和也君 やはり法曹一元化という、一元という理論もありますし、一人の人が判事やったり検事やったりあるいは弁護士やったりその他の民間の企業へ行ったりいろんなことをする、それは非常にいいと思うんですよ。それで、これはアメリカにおいてもほかの国においても行われていますけれども、制度...全文を見る
○丸山和也君 どのくらいが適正な審理期間かということは非常に実は難しいんですね。  それで、当然、もっと主張したいという当事者側からなると、民事の側ですけれども、やっぱり、いや、これはもう証拠調べ必要ないとか、あるいは、結審しますと言われたときは、今からやろうと思っていたときに...全文を見る
○丸山和也君 具体的にちょっと問題になりますのは、やはり人証調べをする事件は結構長くなっていると。ところが、やっぱり人証調べを決定するかどうかというところではねてしまうんですね、結構。やっぱりそれすれば長くなるということがありまして、結構実務家の中では、人証がかつてと比べて非常に...全文を見る
○丸山和也君 私は、インドでちょっと訴訟をやっていたことがあるんですけれども、あの国は非常に面白い国で、非常に司法が繁盛しているんですよ。繁盛していると言うとおかしいけれども、世界でも有数の訴訟国家でして、ある例、これ実例ですけれども、これ、私が担当しなかったんですけれども、境界...全文を見る
○丸山和也君 いつも模範回答が出るから、張りがあるというか張りがないというか、質問する側も複雑な心境なんですけれども。  例えば、現在、裁判官個人個人、一人当たり手持ち件数というのがよく話題になるんですけど、これはどのように推移しているのか。私の認識では、裁判官は本当に記録を家...全文を見る
○丸山和也君 これは、どうなんですかね、かなりオーバーワークになっているのか、それともまあまあそんなものだということなんでしょうか、それとも、いや、まだ少ないということなのか、ここら辺について若干コメントを、認識をお願いしたいと思いますけど。
○丸山和也君 細かいことを聞きますけど、この二百七十件のうちの過払い金というのはどのくらいの割合を占めているんですか。
○丸山和也君 そうしますと、それから推測しまして、二百七十件のうちの三、四割はそういうのが入っているんじゃないかと思われますから、そういう意味では過重ではないということになるのかも分かりませんけれども、裁判官の声として、実際に現在裁判をやっている、手持ち件数を抱えている、二百七十...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、ついでにもう一つ、裁判官の声といいますか、お聞きしたいんですけれども、我々から見ると裁判官というのは結構給料が高いと思うんですよね。そこら辺については、自分らは少し給料を減らしてもいいからあるいは裁判官を増やしてくれと、こういう声はないんでしょうか。
○丸山和也君 裁判所も、いろんな役所もそうですけれども、やっぱり自ら内部改革するという意味では、裁判官がやっぱり集まって、これだけの事件を抱えてみんな大変だと。中には、ノイローゼになったり時たま自ら命を絶ったりする人もあるじゃないですか。いろいろ、かつては、それは僕の聞いた話では...全文を見る
○丸山和也君 是非、いろんな角度から、硬直化しないで、やっぱりより充実した司法の実現のためにいろいろ、やっぱり司法制度の大改革の時期ですから、裁判所においても内部の率直な意見も入れて改革を進めていただきたいとお願いしておきます。  それから、合議と単独の審理についてちょっとお聞...全文を見る
○丸山和也君 これについては、もちろん我々も代理人になったときに、合議にやってほしいなと思っても単独に行ったりすることも多いんですけれども、これについて意見を言ったからというと認められるということはないんですけれども、今一般的に合議、複雑性とか、いろんな観点から合議にふさわしいや...全文を見る
○丸山和也君 時間の関係で、今回の法改正に判事補の定員が二十人減って千人となり、一期当たりの判事補数は平均百人となるそうですが、今後、判事補の採用は百人以上採用はしないという考えなのかどうかについてお聞きしたいと思います。
○丸山和也君 では、一方、来年度、十年間の増員計画が一応ほぼ完了するということなんですが、その後のすると増員計画については何かお考えがあるのか、既にそういうことを検討されているのかどうか、そこら辺についてお聞きしたいと思います。
○丸山和也君 法務大臣にお聞きしたいんですけれども、こういうことで裁判官の増員というのが図られてきたと、しかし、まだまだ課題も多いし、今後の計画についても、含みはありましたけれども、検討していくということなんですけれども、大臣としては、今までの討論を見ていまして、今後の裁判官の数...全文を見る
○丸山和也君 最後の質問になりますが、これも大臣にお聞きしたいんですが、いわゆる法曹人口、司法試験の合格者数の問題があるんですけれども、これは今般日弁連会長選挙もあって、それで法曹人口の歯止めといいますか、千五百人程度が妥当だろうというような一つの考え方を示してその方が当選された...全文を見る
○丸山和也君 閣議決定は維持されているので、その方向を維持しつつも柔軟にやっぱり実情を検証しながら将来設計をしていくと、このように承りましたので、是非そういう意味で、新しい内閣の下、是非司法の充実ということについては、これはもう党派を超えた国民的課題であるし社会的要請だと思います...全文を見る
04月08日第174回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○丸山和也君 丸山でございます。  三点ほどに絞ってお聞きしたいと思うんですけれども。  まず一つは、公訴時効の今回殺人罪等に関して廃止をすると、これはある意味でもちろん犯人をいつまでたっても逃がさないということで、気持ちは十分分かるんですけれども、どうなんですか、じゃ、ほか...全文を見る
○丸山和也君 同じ質問なんですけど、やっぱり当事者でも御家族でもあられた岡村先生に。この問題のリード役でしたから、世論に関しても。やや私は批判的な意見を今申し上げたんですけれども、やはり当事者としてのいろいろ御意見、今私が述べました諸点について、どれからでも結構ですけど、是非お聞...全文を見る
○丸山和也君 でしたら、ここからが本番になってくるので、時間がありませんのでほかの方、是非言うことがあれば一言おっしゃっていただいて、なければ……
○丸山和也君 時間ですね。じゃ、私の方はこれで終わります。ありがとうございました。
04月13日第174回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○丸山和也君 丸山でございます。  今日は、この公訴時効の廃止という重大な法案に対して非常に問題が多いという気持ちを抱きながら幾つか質問させていただきたいと思っています。  まず、私つらつら、この前も質問ちょっとしたんですが、考えてみますと、やはりこの法案で最大の問題点という...全文を見る
○丸山和也君 まあ優等生的答弁で、千葉大臣はもういつも大臣になられてから超優等生で困っているんですけれども。  例えば、これ二十歳で罪を犯した人がいたとしますよね、殺人事件を。それで逃亡すると。七十年ぐらいたったら九十歳ですよ。おお、見付かったと。それで、九十歳の人を例えば絞首...全文を見る
○丸山和也君 大臣が奇しくも、九十歳ぐらいになった人が捕まって、そういうときはまあ公訴をするような気持ちにはならないんじゃないかというようなことを、ニュアンスのことをおっしゃったんですけれども、すると、長く逃げおおせて、年取って逃げおおせたやつが得だということになるわけですよ、長...全文を見る
○丸山和也君 基本的にそこらはなかなか法案提出側と私の意見は必ずしも合わないんですけれども。  それを前提にした上で、今回の法案が出されたことを前提にして若干具体的なことをお聞きしたいんですけれども、公訴時効の廃止、延長の対象となっている重要凶悪事件の捜査、これの年間発生件数と...全文を見る
○丸山和也君 すると、基本的に、捜査本部が置かれるというのは凶悪事件ですね、については非常に成績はいいという、解決といいますか、検挙期間も含めて解決しているという理解でよろしいんでしょうか。それとも、いやいや、もうなかなか解決しなくて困っていると。まあ、数字だけ見ると九〇%以上行...全文を見る
○丸山和也君 すると、その関連でもう少しお聞きしたいんですけれども、二十一年度には八十六件だと。これはここ数年といいますか、十年単位でもいいんですけれども、増えているのか、凶悪事件と言われるものが。それと、平行なのか減っているのかという点が一点。  それと、これは私の意見ですけ...全文を見る
○丸山和也君 ありがとうございます。  一部もう既にお答えになった部分もあるんですが、いわゆる検挙率も非常に良くなっているという状況のようですけれども、しかし未解決の事件もあるわけで、中長期的な方向として更に重要凶悪事件の検挙に向けて、今おっしゃった以外に、こういうことをより力...全文を見る
○丸山和也君 一点ちょっと通告もしていなかった細かい質問で、答えられればお聞きしたいんですけど。  DNA鑑定を非常に重視していく手法ということで、これは新しい時代の捜査として保存もできる限り予備的に取れるものは採取して保存していくと。一方、かつてやっぱり指紋の採取というのがあ...全文を見る
○丸山和也君 警視庁なんかも鑑識というのがありますよね。そうすると、やっぱりそういう部門のスタッフの、DNAも含めて、これから格段に充実されていくんだと、スタッフがやっぱり、予算も当然ですけど、充実されていかなきゃならないと思うんですけど、そういうことは当然、即できなくても、腹の...全文を見る
○丸山和也君 分かりました。  若干、最初の質問とも関連するんですが、公訴時効が凶悪重大事件についてはなくなったと、そして捜査は、かといってだらだらはやらないんだということを大臣の方からはおっしゃってもらって、当然だと思うんですが。  例えば、変な話ですけれども、なかなか例え...全文を見る
○丸山和也君 すると、するとというのはあれですけれども、そういう新しい刑事訴訟法下の捜査体制に備えるべくいろんな方針を打ち出されているということで、これは非常に結構なことだと思うんですが、各県警によっていろいろ違うと思うんですけど、現場の空気、空気というか、反応というのは、それは...全文を見る
○丸山和也君 ここら辺がやっぱり一番現実の問題としては、保管場所、それからそういうことにドラスチックに変わってくると、そういうとらえ方の認識といいますか、そこら辺がないと動かないと思いますので、是非徹底させるというか、理解をやっぱり深めるようにやっていただく必要があると思うんで、...全文を見る
○丸山和也君 ありがとうございます。    〔委員長退席、理事風間昶君着席〕  今紹介いただいた中の松山の事件、これは非常に有名で、ドラマにもたしかなったような気がするんですけれども、テレビドラマで私も見たことがあるんですけれども。あとの二件というのは、ちょっと私二番目ははっ...全文を見る
○丸山和也君 そうすると、時効完成間際に逮捕されるのもいろんなケースが、たまたま更に別事件を起こしてそれをきっかけに前の事件も発覚するような場合もあるし、先ほどおっしゃったDNA鑑定によって昔あった証拠から突き止められたという例もあるし、捜査官の執念によって追っていて最後にやっぱ...全文を見る
○丸山和也君 そのとおりだと思うんですね。そして、今までもやっぱり時効完成間際になると、あるいは近づくと、そういう一種の、最後にもう一回あらゆる情報をやって、見直して、また新しい情報も寄せてもらってやろうじゃないかと、こういう機運が特に重要事件については高まってきたと思うんですね...全文を見る
○丸山和也君 是非そこらを、一つの、がちがちじゃなくても、制度設計として入れていかないと、この時効の撤廃というのは逆にマイナスになると思うんで、是非留意いただきたいと思います。  それから、ようやく各論的質問に入るんですけれども、今回の改正によって強盗強姦致死ですか、は公訴時効...全文を見る
○丸山和也君 よく言われるんですけれども、物を取るのと婦女子を強姦するのとどっちがより重いんだというなかなか面白い質問が、答えるのに難しい質問があるんですけれども、その点については副大臣はどういうふうに思われますか。
○丸山和也君 では、副大臣としても、千円と婦女子のそれを比べてどっちがどうこうというようなことじゃなくて、いろんな意見はあるけれども、今後やっぱり法定刑自身についても、やっぱり大変なことでしょうけれども、時代に応じて見直していくということについては賛成だというお考えなんでしょうか...全文を見る
○丸山和也君 やはり刑法の実体法的な法定刑というのは、かなり歴史的な背景というか価値観が色濃く出ているんですよね。もう何回も何回も改正されていますけれども、刑の範囲とか見方、中には当然戦前の考え方を随分引きずっているものもいっぱいあるでしょうし、だからそこら辺はやっぱり節目節目で...全文を見る
○丸山和也君 最後に、時間が数分になってまいりましたけれども、大臣含めて、大臣、大臣におなりになる前から死刑制度の廃止ということをおっしゃっていましたよね、そういうお考えだと思うんですけれども。また、それを支持する方々の中でも、やっぱりそれは死刑を存置している国の方が世界的に見て...全文を見る
○丸山和也君 終わります。
04月14日第174回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第5号
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○丸山和也君 いろんな質問、また参考人の方々からいわゆる日米安保、安全保障を軸にして、また中国のこれからの存在、あるいは脅威と言われて、いろんな角度から議論されてきたと思うんですけれども、私がお聞きしたいのは、やや、かなりスケールの大きな話といいますか、未来的といいますか、奇想天...全文を見る
○丸山和也君 それでは、まず川上先生と、それから植木先生に是非お聞きしたいと思っています。
04月19日第174回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○丸山和也君 丸山でございます。  今日は、時間が二十分ということで非常に短いので、大局的なことを少しお聞きしたいと思うんですけれども。  前原さんも念願かなってというか、政治家人生の中でついに大臣になられて、大いにこれから頑張ってやろうということで頑張っておられるんだと思う...全文を見る
○丸山和也君 そうしますと、それはそれでいいとして、取りあえずいいとして、コンクリートそのものの使い方といいますか、長もちのさせ方とか、そういうことについて少し、これ、非常にこれからやはり社会を考えた場合、大事な視点じゃないかと思いますので、やや啓蒙的な観点もあるんですけれども、...全文を見る
○丸山和也君 さすが優等生で、七世紀に建てられたものでございまして、といいますと、木造ですけれども、千三百年たっているんですね。それで、四百年とか五百年ごとに大修理をやっているということで、まだまだこれからももつだろうと。これはヒノキで造っていますから、恐らくCO2も何も排出せず...全文を見る
○丸山和也君 まさにおっしゃるとおりで、特に高度成長ごろを挟んでどんどんどんどん建造をいろんなものがされてきて、それがやっぱりだんだん数十年たってぼろぼろになりつつあると、また予想した以上の道路や橋に関しては通行量があって傷みもひどくなってきていると、こういう現実が全国至る所に来...全文を見る
○丸山和也君 参考までに、ここ国会議事堂というのは七十四年、竣工されてからたっているんですね。それで、御茶の水の、これ聖橋というんですか、これは八十三年だと。それから、北海道の小樽、堤防というのは百二年たっていると。結構百年近い、立派に存続している、今も使われている、幾らでもある...全文を見る
06月01日第174回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○丸山和也君 自民党の丸山でございます。  大臣にお聞きしたいと思います。  今回の民事訴訟法及び民事保全法の改正につきまして、ある意味で非常に画期的であろうと思いますけれども、すばらしいという反面、非常によく分からない点もいっぱいありまして、特に民事訴訟法の管轄に関するいろ...全文を見る
○丸山和也君 すると、やっぱりこのただし書の部分が結構僕は現実問題として大きな問題になってくると思うんです。  これは結局、すると、取りあえず管轄を認めて、あと訴訟の中で裁判所が受理して、その中で、立証の中で予見可能性というところで日本の裁判所の中で争えると、こういう枠組みがで...全文を見る
○丸山和也君 時間が本当に限られているんで、余り深くは聞けないんですけれども、ちょっとこれに関するわけでは必ずしもないんですが、全般的に、今回、いわゆる人事訴訟とか家事審判とかいわゆる非訟事件に関しては、国際管轄については何も定めがないんですよね。特に取り上げてないんですが、実際...全文を見る
○丸山和也君 次に、国際裁判管轄の合意についてお聞きしたいんですけれども、これは、改正案を見ますと、当事者は三条の七になっているんですけど、「当事者は、合意により、いずれの国の裁判所に訴えを提起することができるかについて定めることができる。」と、極めてフラットに広く書かれているん...全文を見る
○丸山和也君 ちょっと質問があいまいだったので分かりにくかったかも分かりませんけれども、いわゆる専属管轄の定めが法律にある場合はそれが優先するわけですよね、この合意管轄よりも。それから、あるいはこの合意管轄の定めによって法定の専属管轄を排除することはできないと思うんですよね。そう...全文を見る
○丸山和也君 私もまあ断定的にはよく分からないんですけれども、そういう意味ではないんじゃないかなというふうにも思うんですが、例えば仲裁なんかの場合は、仲裁合意というのはそれですべて管轄が決まるんですけれども、この法の趣旨というのは、要するに当事者が各法律によって専属管轄を定めてい...全文を見る
○丸山和也君 では次に、保全命令事件に関する国際裁判管轄の合意について。  これも、かつて保全事件というのは国際的にはなかなかほとんど行われないというか、希有な例だったんですけれども、これ条文ができて一気にこれはできそうな感じにはなるんですけれども、この条文はあるんですけれども...全文を見る
○丸山和也君 すると、そういうケースで、先ほどのそういう船舶の例とか極めて限られた場合に可能性があるというふうに思われるんですけれども、仮にそうじゃなくても、訴えは自由ですから、実際に保全の申立てをしたような場合、これは裁判所の判断になると思うんで、法務大臣に直接お聞きするのも変...全文を見る
○丸山和也君 というようなわけで、今回の法の改正は非常に、今まではほとんど裁判所の判断に任せられていた、条理とかいう一般的な判断に任せていたところを、大まかなところではメスを入れたというか、くいを打って方向性は示して枠も非常に広げたと思うんですけれども、結構広げただけに難しい問題...全文を見る
10月18日第176回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。よろしくお願いします。  まず、質問を全般を通じて少し、全部ではないですけど、このパネルを上げさせていただきます。(資料提示)  これは南洲翁遺訓ということで、西郷隆盛が言ったことを旧庄内藩の藩士がこれはいいということを書き残し...全文を見る
○丸山和也君 昔から、記憶にございません、覚えていませんというのは政治家のよく使う言葉で、だんだん政治家も偉くなるとこういう言葉をよく使ってくるんですね。我々のようなぺいぺいだとなかなか使えないんですけど、官房長官ぐらいになると平然と覚えていませんと、記憶にございませんとおっしゃ...全文を見る
○丸山和也君 ブレジンスキーの「ひよわな花」でしたかね、ああいう本も出していますけれども、ああいうことに関して官房長官と属国論についてお話をした記憶は私は一切ございません。  それから、官房長官は非常に、要するに気概はあるんだけれども気負いになってやり過ぎて失敗してはいかぬとい...全文を見る
○丸山和也君 この事件を耳にして私が思い浮かべたのが、ずっと古いですけれども、大津事件というのがありましたね。ロシア皇太子が津田三蔵でしたか、刀で切り付けられたと。それで、当時の伊藤博文含め権力者といいますか、これはやっぱり旧刑法に従って大逆罪というか、皇室等に、皇族に対する罪と...全文を見る
○丸山和也君 私は、逮捕したのをどう思われるかと言われると、私はもう当然のことだったと思っていますし、最初から言っていますように、逮捕、起訴、判決、それからそれに基づく送還なら送還と、ここまでをやって粛々とやると。  これは、中国がどんなにがんがん言っても、いや、これは国内法の...全文を見る
○丸山和也君 前原大臣は、私ずっと見ていると、出足は勇ましい、最後はいつも割かし動かないという感じで、応援はしているんですけれども、本当に柳腰外交ならしたたかに、しなやかにやっていただきたいと。  もう時間がありませんので次の問題に行きますけれども。次の問題、この問題に関する次...全文を見る
○丸山和也君 私が聞いているのは、それは当たり前のことであって、日本国として謝罪の要求、損害賠償請求を、これ損害が発生しているわけですから、それをする気持ちがあるのかどうかということをお聞きしておるんです。これはもう簡単にお答え、総理大臣として、どうですか。(発言する者あり)
○丸山和也君 法に従って粛々とやることが、刑事事件では完全に放棄、民事的な損害賠償請求すら何かもごもごして、事件は終わっていないとか、これから何とかなるのかが分からないような答弁では、これは、柳腰であって、しなやかだけどしたたかだという、したたかのシタもないんじゃないでしょうか。...全文を見る
○丸山和也君 いつもこういう形で答弁が終わるんですけれども、まあこれだけ、人の党のことはほっておいてくれと言われるかも分かりませんけれども、やっぱり国全体の問題でありますし。  それから特に、菅さんというのは、やっぱり市民運動から出発されて内閣総理大臣になられて、クリーンな政治...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、税制の抜本改革ということが叫ばれておりますので、その中でできるだけ早急にこの点にも見直しを含めた方向で検討していただきたいと思います。  質問を終わります。
10月26日第176回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山でございます。よろしくお願いします。  時間が短いんで、二点ばかりに絞って大臣等に中心にお聞きをしたいんですけれども。  柳田法務大臣も、法務大臣もちろん初めてでございまして、法務省という非常に重要な役所の長に立たれたわけですけれども、そもそも法...全文を見る
○丸山和也君 前回、森まさこ議員の質問の中でこういうことがあるんですね。大臣、閣僚の方が委員会で虚偽の答弁をしてもよいとお考えですかという質問に対して大臣は、虚偽の答弁を意識的にしていいかどうか、まずいんじゃないですか、それは当然と。虚偽の答弁は当然まずいと、こういうことをおっし...全文を見る
○丸山和也君 健忘症の人間が、後からあの発言はいいかげんだとかいうことがどうして言えますか、論理的にもおかしいんだけれども。そもそも、国会で私は健忘症ですからと、こういううそなことを言うということについて、法務大臣としてけしからぬと思いませんか。中身の答弁で、そういうことは言って...全文を見る
○丸山和也君 分かりました。  じゃ、法務大臣の法的見解を、素人とはおっしゃいますけれども、決して素人かどうか分かりませんけれども、お聞きしたいと思うんですけれども。  これも公の記者会見ですけれども、私のことを指していいかげんな男だと言った、これは刑法の侮辱罪には当たりませ...全文を見る
○丸山和也君 私はテレビの報道でも見ましたし、新聞記事でも見ましたし、それはビデオもございますから、はっきり、明らかにこれはまあほぼ二〇〇%侮辱罪に該当する言葉だと思われます。ですから、これは手続的には告訴するなりして捜査当局の方に、事件になるんじゃないかと思われますから、決して...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、あなたの好きな西郷さん、ただ文字だけ勝手に引用しておるんじゃないと思うんで、聞かせてもらうけれども、最後に。  その中に、これ私が決算委員会でも引用したんですけれども、外交について、正道を踏み国を斃るるの精神無くば、外交交際は全かるべからず。彼の強大に畏縮し...全文を見る
11月11日第176回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○丸山和也君 自民党の丸山和也でございます。二十分間という短い時間を使わせていただいて、これから質問させていただきます。  まず、大臣、お聞きしたいんですけれども、ある小説で、「義民が駆ける」という小説が、タイトルのがあるんですけど、私もう二十年ぐらい前に読んで、最近ちょっと思...全文を見る
○丸山和也君 私がなぜここから聞いたかというのは、今回の尖閣のビデオの流出に関してこのことが頭をよぎったわけですけれども、これは例えば、私はやや国民、一国民ですけど、国民による一つの一揆みたいなものじゃないかと思ったんですね。政府並びに政府権力の行使、悪政というか、それに対する義...全文を見る
○丸山和也君 答えにはなっていませんけれども、私がこれ思ったのは、やっぱり四つの理由があると思うんです。まず第一、そのビデオを流出した当人の思いとして、まず中国人船長を釈放したことについての怒り、それが一つ。それから二つ目は、釈放理由について、起訴便宜主義の規定を利用して、犯罪後...全文を見る
○丸山和也君 まあ話にならないというか、別に捜査の内容をどうこう言ってくれというんじゃなくて、やっぱり法の執行の最高責任者として、それから、あるいは形式的に法に反すると、しかしそれが高度の国、国民、社会を思った一国民の義憤から出た行為である、こういうのがぶつかるような場面において...全文を見る
○丸山和也君 すばらしい、何というか、まあ病人でいえば腎臓の悪い人はたんぱく質とか余り取っちゃいかぬということですね。米から全部たんぱくを抜き去ってしまって、見た目はきれい、けど、かすのような米を食うんですね。大臣の答弁はそんな感じですよ。中身がない、全く栄養のない、しかし値段だ...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、ついでにもう質問抜きで私の方から三点ほど言わせてもらいますけど、これは秘密に該当しないと私は思うんですけれども、それの次に、政府は、これは刑事訴訟法の規定によって、今回ビデオを非公開とした理由について、捜査資料だから刑事訴訟法の規定で公判前には公にできないとい...全文を見る
○丸山和也君 ここではっきり言っているわけですから、まさか告訴を受理しないということはないと思いますので、そのようにお取り計りいただきたいと思っております。  それから、現在、海保職員が取調べを受けているということでありますけれども、これについてもどのように処分されるか分かりま...全文を見る
○丸山和也君 この事件が、ビデオの流出があった直後に仙谷官房長官が国家公務員法の罰則規定の改正、厳罰化に向けての、これしなきゃいかぬなという一つの感想という意見を表明されたんですが、これについては大臣はどのようにお思いですか。
○丸山和也君 官房長官が、国家公務員法の罰則規定の強化、厳罰化ですね、これについて言及されたんですが、これについては大臣はどのようにお考えを持たれていますかということです。
○丸山和也君 時間の関係で、海上保安庁次長にお聞きしたいんですけれども、今回、そちらの組織の中からビデオの流出、もう自白したという方が出ているわけですけれども、これについて私は、一つの義憤に駆られた行為であって、といって褒めるとか褒めないというわけじゃないんですけれども、非常に慎...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、最後にもう一回次長にお聞きしますけれども、個人的見解でもよろしいけれども、情報の流出に対しては確かにそのとおりだと思う。しかし、その情報を流出せざるを得ないとこの職員が思った、それについては共感されるところありますか。最後に一言。