丸山和也

まるやまかずや



当選回数回

丸山和也の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月25日第177回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。  今日は三十分間という長いような短いような時間でありますけれども、二点に絞って、外弁問題とそれから外国人政策、いずれも法務省にとって重要な議題だと思います。これについて質疑させていただきたいと思います。  まず、外弁、いわゆる外国法事...全文を見る
○丸山和也君 これは経済動向と関係なく、やはり基本的には増加しているんでしょうか。一時減ったという、あるいはクローズした事務所がたくさんあるということも聞いたんですけれども、そういうリーマン・ショックとかバブルの崩壊とか、いろんな関係とほとんど関係なく漸増というふうになっているん...全文を見る
○丸山和也君 それだけ需要があるというふうにとらえていいかと思うんですけれども、そうなりますと、極めて外弁問題というのは今後も基本的に増加していくというふうに一般的には考えられるんで。  ここで、いわゆる外国人弁護士という中に、外国法事務弁護士という正規に登録された資格を持った...全文を見る
○丸山和也君 結構いろんな仕事やっていますと、外国法アドバイザーという名前であったり、研修生という名前であったり、顧問というか、そういういろんな肩書を付けてやっている方がたくさんおられたり、あるいは肩書一切なしで雇用されている方が相当いると思うんですけれども、これはいわゆる、例え...全文を見る
○丸山和也君 少し注意する必要があると思うのは、いわゆる資格要件を満たさない人、あるいはとにかく、出稼ぎと言ったらおかしいんですけれども、日本に来て、やっぱり外国で弁護士資格があるということで結構安易に雇用されて、外国文書の翻訳とかそういうことをやっているというんですが、実際は、...全文を見る
○丸山和也君 おっしゃるとおりだと思うんですね。非常にこれ活動の実態が把握が難しい。しかも組織の中ですし、それから対外的には名前出したりをしませんから。  ただ、実際は、やはり外弁問題が規制緩和とかの、サービスとか貿易の自由化の一環としてずっと、外圧とは言いませんけれども、まあ...全文を見る
○丸山和也君 法人化についてもいろんな議論がありますので、是非慎重に進めていただきたいと思います。  それから、外国法事務弁護士にはいわゆる保険に入る義務といいますかね、業務に関して損害を与えたときにはそれを賠償するということで保険に入らせるように義務が課されているんじゃないか...全文を見る
○丸山和也君 念のためお聞きします。すると、保険に入っていない場合は事実上登録は認めていないんですか、その点を。
○丸山和也君 この問題で、最後にTPPの関係で、日本がそれに加盟した場合に外弁、外国法事務弁護士制度に何か劇的な影響があるのか、今まで述べられた、大臣を含めて述べられた、そういうこととは基本的に余り関係ないのか、あるいはどういう部分が影響があるのかないのかについて少しお聞きしたい...全文を見る
○丸山和也君 では、時間の関係で、次の外国人政策といいますか、についてお聞きしたいと思うんですけれども。  これは、僕、前から何度も政府にお聞きしているんですけれども、そもそも日本の政府というか、法務省中心になると思うんですけれども、外国人に対して、これは受け入れる、いわゆる人...全文を見る
○丸山和也君 よく分かりませんけれども、おっしゃっていることが。  基本的にこれ縮小社会を目指しているんですよ、日本の外国人政策という観点から見るとね。確実に、もう何十万人ずつ毎年入れていかないと確実にこれ減るんですよ。だから、それはそれで縮小社会を目指す入管行政ということで、...全文を見る
○丸山和也君 恐らくそういうことだと思うんですね。私がそれを要望したいのは、そういうメッセージを例えばはっきり出して、その上で国際社会あるいは日本国内でどういう方向に日本は進んでいるんだということを意思形成をする必要があると思うんですね。  例えば、二〇一一年、今年の一月九日の...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○丸山和也君 丸山和也でございます。  今から質問させていただくんですが、この度、検察の在り方検討会議というところから再生に向けてという提言が出されているんですが、こういうことですので、これらを中心にしながら二、三絞ってお聞きしたいと思うんですけれども。  前に、たしか前川委...全文を見る
○丸山和也君 そういう発想が、だから駄目なんですよ。要するに、いわゆる法曹三者を一体として育てていく、みんなで協力してやっていくんだと、これは当たり前のことであって、そういう抽象的な一般論と具体的に問題が指摘されていることは峻別せにゃいかぬと思うんですよね。そして、そういうことを...全文を見る
○丸山和也君 僕は、言葉じゃなくて、特捜部を置くならやっぱりしっかりしたエリート集団として組織をつくり上げるべきだと思うんです、むしろね。何となくエリート意識を持つなとか特権意識を持つなみたいなことでは、中途半端な特捜部があっても意味がないと思うんですよ。巨悪を追及する、政治的な...全文を見る
○丸山和也君 僕はその考えは間違っていると思いますね。一般論って何となく耳触りはいいんですけれども、検察も全てそれはもちろん重要で、どれが重要でどれが重要でないということは全くないんですけれども、特捜部というような、特別、独自の捜査権限を持って自己完結するような組織をわざわざ残す...全文を見る
○丸山和也君 個々の人選について余りとやかく言うつもりないんですけど、一例で挙げて、一番上に、アルファベット順なのかな、これ、石田省三郎さんという弁護士さんおられますけど、この方は仙谷元官房長官の推薦ですか。仙谷さんの事件を片っ端からこの人が代理人としてやられている方なんですけれ...全文を見る
○丸山和也君 ありがとうございました。  たくさん刑事の弁護に精通した弁護士がおられるものですから、石田さんここに出られているということで、やや、ちょっとあれっと思って、というより面白く思ったんですけれども、なかなかユニークな人選だなと思ったわけで、そういうわけで一つ聞かせてい...全文を見る
○丸山和也君 今、やはり日本に、問題になっているというか、一つは可視化の問題ですよね。全面可視化に向けた動きが進みつつあると思うんですけど、可視化の問題。それから、最近というか、近年取り入れられました検察審査会制度の、法改正に基づく検察審査制度ですね。それと、それからやはり私が先...全文を見る
○丸山和也君 終わります。
05月17日第177回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○丸山和也君 では、大分人数少なくなりましたところで、四十分という時間があるんですけれども、三十分でやめておけという声もありますので、そこらは臨機応変にやらせていただきたいと思うんですけれども。質問がそうたくさんありませんので、大臣も長々と、と言っては失礼ですけれども、十分に語っ...全文を見る
○丸山和也君 今おっしゃっていただきましたことであると思うんですが、そうだとしますと、私がやや不満に思ったというのは、やはり今大臣の答弁の中にもありましたように、親権の在り方というか、それが非常に一つの根幹になっているように思うんですね。そういう問題意識を持っておられると。  ...全文を見る
○丸山和也君 基本的には前向きに共同親権について検討をする価値があるとおっしゃっていただいて非常に結構だと思うんですけれども、私は、民法の改正といいますのは、平易なようで、社会の根幹といいますか、人間関係の根幹にかかわるやっぱり大きな一種の地殻変動を起こすぐらいのものですから、な...全文を見る
○丸山和也君 しつこいようですけれども、例えば協議離婚、まあ離婚については同意している、それで面会交流についてのみ両親が対立していると。それで、母親の方としてはできれば会わせたくない、子供がどうするとか、自分が、まあいろんな配慮はあるんでしょうけれども、会わせたくないと。しかし、...全文を見る
○丸山和也君 是非お願いしたいと思います。  それから、よくそういう子に会わせない理由、制限する理由として、暴力を振るうとか、かつてDVがあったとか、それから、よく女性側から主張されるんですけれども、そういう例もそれはあるんでしょうけれども、いろいろ細かく聞いてみますと、女性か...全文を見る
○丸山和也君 それに関しまして、日米間で、ある報道で調べたところによりますと、日本人女性とアメリカ人男性が結婚して向こうに住んでいたんですけれども、主としてDVかも分かりませんけれども、そういう理由で子供を連れて、もちろん夫の承諾なく独断で子供を連れて帰ってきて、それで、男性側か...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、時間の関係で一点だけ。  ちょっと前後して元の問題に戻るんですけれども、離婚後の面会交流の中で、今、何というんですか、FPICというのが、御存じかと思うんですけれども民間団体でございまして、これが家裁の調査官とかいろいろやられた方が中心になってつくられている...全文を見る
○丸山和也君 ありがとうございました。終わります。
06月09日第177回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○丸山和也君 自民党の丸山和也です。  今日は、大臣並びに政府関係者の方に、非常にややテクニカルな要素もたくさん入っている改正案といいますか法律案が出まして、これについてお聞きしたいんですけれども、まず、いろんなところで大臣ももう既にお答えになっていて法案の趣旨とかあるんですけ...全文を見る
○丸山和也君 分かりました。  それで、今サイバー犯罪条約のことが、既に平成十三年にですから、これは署名されたわけですか、それから随分時間がたっているという関連性をお述べになったんですが、もう一つの国際組織犯罪防止条約ですか、これの関係性は全く念頭に今回の法案提出とは、念頭にな...全文を見る
○丸山和也君 御説明は分かるんですが、もう一つの条約と言われましたこちらの方は、国内法の手当てという視点からも、既に政府の方から国会に提案され、随分審議も議論もなされた経過もあるわけですね。それの方は今回すっぽり抜けてしまってというか、外に置いていてということで、今回このサイバー...全文を見る
○丸山和也君 よくお言葉ですがという言葉を使うんですが、それは私好きじゃないんですけれども、質問させていただきたいのは、けんけんがくがく大変な議論が幅広いスパンの中で行われていることは私も概略知っているんですが、その意見の中には、いや、もうそもそも国内法の整備はできているんだとい...全文を見る
○丸山和也君 そういうことですか。やっぱり聞いておいてよかったんですけれども。私は、今回国会の衆議院の答弁よりもやや、更に慎重になられたような、後退されたような感じを受けるんですけれども。まあ全体としてはこれから検討だということは常々おっしゃっている、そこはよく分かるんですが。何...全文を見る
○丸山和也君 民主党政権を中心にした今の政府も、この大震災、原発、それから党内の、二分するような、党内に党があるような状況ですから、なかなか大臣としても一致団結してそういう方向に進むというのは難しいと思うんですけど、これは私、内容は別としてもこういう手当てはやっぱりやらないと、国...全文を見る
○丸山和也君 例えば、例えばと言うと変ですけど、いろんなコンピューターいじる人が非常に趣味的に、まあオタク的という表現もありますけれども、そうじゃなくても趣味としていろんなソフトを作られる、ウイルスも含めて、あると思うんですね。そういうものを例えば実験的に作っただけでも、すると処...全文を見る
○丸山和也君 そうなってくると、実際の捜査の運用において、そういう目的があったのか、故意があったのか、正当な目的なのかどうかという、いわゆる内心の問題ですね、そこにまさに入っていくわけですね。  すると、もちろんそういうのを大量に作って使用した前歴があると今回もそうだろうという...全文を見る
○丸山和也君 是非、そういう実務的にといいますか、安心できるような運用が必要だと思うんです。  それと、今大臣のお言葉の中に保全要請ということがありましたけれども、これについて若干私がお聞きしたい、ちょっと疑問に思うところがあるんです。  保全要請をするということは、あらかじ...全文を見る
○丸山和也君 そうすると、その保全要請があれば保全されるという、割かし従順な日本国民の特性から見て、お上からそういう要請があればこれ従うということを期待されているんじゃないかと思うんですけれども。  それともう一つ、その保全要請の中には通信の内容そのものも含まれるんでしょうか。...全文を見る
○丸山和也君 質問は尽きないんですけれども、少し、一点、通告はさせていただいていないんですけれども、専門の大臣でありますし、専門的な事柄でも必ずしもないんですけど。  いわゆる、平成十八年だったかな、自殺対策基本法というのが制定されました。それで、日本は非常に自殺大国だというこ...全文を見る
○丸山和也君 時間もなくなりましたのでこれで終わりたいと思うんですが、やはり何か事が起こると、やっぱり全てにそれが、目が奪われてしまって、本当のやっぱり危機といいますか、長期的に潜んでいる危機ということがやや忘れがちになって後回しにされてしまうという、それこそまさに危機だと思いま...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○丸山和也君 まず、質疑に先立って、大変びっくりすることが起こりまして、今日私はそうたくさんの質問項目ないんですよ、三つ四つ絞って質問するということで。  今回の、今朝閣議決定されてきましたけど、福島、東電原発の賠償支援機構に関するスキームですね、この法案について、これからまさ...全文を見る
○丸山和也君 私がなぜこれを聞いたかというと、非常にこの菅直人という名前には思い出がございます。先ほど山田委員も申されましたけど、菅総理、山田委員、私、同じ生まれでございます。仙谷さんも同じ生まれなんですよ。まあ、よりによってというか、こういう偶然なんですね。  それで、山田委...全文を見る
○丸山和也君 要するに、こういう答弁をされているあなたと野党時代の党首あるいは自民党政権を追及してきたあなたと同一人物かということなんですよ。そこがまさに問われているんですよ。その程度の答弁は総理じゃなくても誰でもできますよ、はっきり言って。まさにあなたが喪失過程にあるんですよ。...全文を見る
○丸山和也君 菅総理、あなたは、あなたの本の中にもよく出てくるし、もちろんブログにもあるんじゃないかと思われるし、よく言葉で、諦めないという言葉をよく使われるんですよね、諦めないと。これはある意味ではすばらしい言葉であり、エンジンみたいなものですよね、人間の生きていく上での。 ...全文を見る
○丸山和也君 総理が基本姿勢が全く変わっていなく、しかも情熱も持って、考え方も間違っていないと、諦めないでやると、それならどうして近々退陣をするというようなしようもない発言をされるんです。あれもその場だけの発言ですか。あるいは、そうかと思うと二次補正をつくってからだとか、あるいは...全文を見る
○丸山和也君 せっかく与謝野大臣も来ていただいておりますので、一言。  これだけ三顧の礼をもって入閣されたわけでありますけれども、この税と社会保障の一体改革というのは、与謝野大臣が考えておられるようにというか、あるべきだと思っているような方向とスピード感を持って現内閣で動いてい...全文を見る
○丸山和也君 例えば、与謝野大臣も民主党政権が日本の財政を滅ぼすという本まで書かれていて、民主党のマニフェストを維持している上で、例えば今回の災害の復興に関する二十兆円ぐらいの予算、財政的規模も必要でしょうけれども、ほとんどそれに近いようなマニフェストをそのとおり実行すれば、それ...全文を見る
○丸山和也君 亀井氏はそうやって張り切っておられたように思うんですけれども、結果的にはなかなか菅総理からもそういう協力の下地といいますか後押しがなかったということも述べられているようでありまして、案を発案されるのはなかなかお得意のようですけれども、やっぱりそれを動かすということに...全文を見る
○丸山和也君 一定のめどが付くまで頑張ると。まあ、やってくださいよ。それでどういう結果が出るかということはほぼ予測もされますし、時間の問題だと思いますからやられればいいと思うんですけれども。私が言いましたのは、山田委員が言いましたように、やっぱり同世代の人間として菅直人というのは...全文を見る
07月25日第177回国会 参議院 本会議 第27号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。  私は、ただいま議題となりました第二次補正予算案に関し、甚だ不十分な内容であると考えますが、一日も早い復興を最優先するために、賛成する立場から討論いたします。  そもそも、この政府提出の第二次補正予算案は、第一次補正予算の延長にすぎず...全文を見る
07月29日第177回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第4号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。質疑をさせていただきます。  今回、以前にも同様の理由で延期を議題として法案が成立したわけですけれども、さらに今回再び、予想されていたように再延期の提案がされているんですけれども、当たり前のことですけれども、災害の現状等を踏まえ、その必要...全文を見る
○丸山和也君 細かいことをちょっとお聞きする前に、今回、十二月三十一日までの再延期を、そういうふうになっているわけですけれども、これにより、例えば国政選挙への影響とか、一時うわさされています脱原発解散もこれで封じ込められるんじゃないかと、そのような思惑とかは全く関係ないんでしょう...全文を見る
○丸山和也君 分かりました。そういう状況も面白いかと思いますけれども。  まあそれは別としまして、十二月三十一日までの再延期ということで、まあ切りのいい数字にはなっているんですが、見通しとして、十二月三十一日であれば大丈夫だという、こういうことで十二月三十一日にされているのか、...全文を見る
○丸山和也君 そこで、大臣にお聞きしますけれども、民主主義の根幹と言われる選挙がなかなかできない、再々延期になっていくという状況は、被災地の復旧復興が予想より長引いているということに尽きるんでしょうけれども、しかしその原因はといいますと、やっぱり復旧復興に関する取組が遅れていると...全文を見る
○丸山和也君 今まさに非常に大事なことをおっしゃったと思うんですね。確かに復旧復興が遅れているのは総務大臣一人の責任じゃないと思うんですよ。もちろん、だけど連帯責任はあると思うんですけれどもね。しかし、それはそれとして、選挙はやっぱりどこかでめどを立てて、それこそ腹を決めてやらな...全文を見る
○丸山和也君 決意をお聞きしました。  ありがとうございました。
10月27日第179回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○丸山和也君 自民党・無所属の会の丸山和也です。  今日は新しい大臣の下での初めての法務委員会ということでいろいろ質問させていただきたいと思うんですけれども、その前に、今回質問に当たって政府参考人として、検事総長、それから最高検察庁公判部長兼裁判員公判部長、かつての前福岡高等検...全文を見る
○丸山和也君 その程度の疑問じゃ困るんですよ。真実のほどはどうかなという、それは誰でも思いますよ、百人が百人。問題は、ちょうど尖閣衝突から一年たって、当時の、内閣官房参与になる直前のことですけれども、松本健一氏の詳細な証言ですけれども、証言内容の衝撃度なんですよ。  これは、要...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、大臣、あなたは今法務大臣ですからね、やっぱり内閣の一員として法務行政の最高責任者ですから、当時の問題も解決されたわけじゃないんですよ。政府が強弁しているだけで、国民的疑惑は全く解明されていない。ほとんどの国民はうそだろうと思っています。国民の常識、あなたがおっ...全文を見る
○丸山和也君 それは失格じゃないですか。当然、こういう問題は一年たったから消えてしまうという問題ではなくて、これからもっと大きな問題になりますよ。しかも、法務行政の責任者として就く以上は、死刑問題もそうですけれども、いろんなことについて自分なりのやっぱり覚悟と、それから過去に積み...全文を見る
○丸山和也君 全く中身のない答弁だと思うんですよ。しっかり確認されて、報告されていると思いますのでという、思うという意思統一をしているというだけのことじゃないですか。何ら確認されていませんよ。  じゃ、あなたは法務大臣ですけれども、前任の、何代目か前になりますけれども、柳田稔元...全文を見る
○丸山和也君 柳田大臣は、三つのことだけ覚えていりゃいいんだということで、短期間で辞められた方ですけれども、非常に法務行政の在り方としては、なめたというか軽率というか、余り熟知もされていないような方だった。恐らく指揮権発動ということについてもそんなに研究されている方でもないと思う...全文を見る
○丸山和也君 ということは、指揮権発動というものが手続を踏まずにやるようなことはとんでもない、それは法秩序の観点から許されないことですね。
○丸山和也君 じゃ、少し具体的にお聞きしますけれども、これは報道されているし、官邸も認めていると思うんですけれども、那覇地検にあったビデオテープを官邸側が官邸に持ってこさせて検証していますね。これは問題があるんじゃないですか。ないんですか。  私の見解では、既にそこからいわゆる...全文を見る
○丸山和也君 官邸でビデオを見たこともないとおっしゃるんですか。そういうふうに認識しているということですか。もう一度お答えください。
○丸山和也君 私の常識というか、国民の常識というか、いろいろな報道をされているところから判断しますと、官邸にビデオを提出させて、ビデオを見て、ビデオに瑕疵があると。これじゃ起訴しても公判は維持できないという官邸側の意見、主にまあ仙谷氏の意見でしょうけれども、そういう結論が出て、そ...全文を見る
○丸山和也君 大臣がこの問題についてもう真剣に答えてやろうという気がないなら私も質問をやめますよ、もう、意味がないから。  でも、やはりこれ最初の法務委員会ですし、大臣の、しかも、これ、何といいますか、検察の問題でもあるんですよ。所信表明の中で第二項で検察改革と書かれている。こ...全文を見る
○丸山和也君 もう一度松本氏のこの証言を引きますと、松本氏は、ここにもありますが、官邸が、証拠となる地検のビデオテープに瑕疵があり、起訴しても公判に堪えられないと判断した。こういうふうに、彼は当時仙谷氏からいろんな中国問題について相談を受ける立場にあって、その直後に内閣官房参与に...全文を見る
○丸山和也君 じゃ、もうそのことについては聞きませんけれども、大臣、刑法百九十三条、公務員職権濫用罪というのがあるんですけれども、これは御存じですね。公務員職権濫用罪、これについてちょっとお聞きしますけれども。  当時の官房長官というのは仙谷由人氏、総理大臣は菅直人氏、これは間...全文を見る
○丸山和也君 いや、事実関係じゃないんですよ。これはもう尖閣事件とは関係ない一般事件、一般的な規定としてね。起訴独占主義というのがあるじゃないですか、起訴便宜主義もあります、起訴独占主義の中で、ある特定の刑事事件について起訴するかしないかというのは検事が専権でしょう。これはもう大...全文を見る
○丸山和也君 これは結構重大な回答をされたと思うんですが。  刑事局長、続いてお聞きしますけれども、すると、個々の事件について指揮権発動というような具体的な手続を取らなくて、結構話題になった一般事件としましょうよ。これについて官邸なりが、この事件、検察庁、本気でやるのと、この程...全文を見る
○丸山和也君 だから、答えになっていないんですよ。行政組織が法務省のあれだとか、そんなことを聞いているんじゃないんですよ。指揮権発動という非常に強力な例外的な行為の是非がかかわるような根幹の問題について、それが疑われるような行為が頻繁に行われるのか、あるいはどうかということを聞い...全文を見る
○丸山和也君 システムの一般論を聞いているんじゃないんでね、わざわざ手を挙げて答えていただかなくていいんですよ、そういうことについては。教科書を読むようなことであってね。  そうじゃなくて、これが新聞各紙、マスコミ、海外も含めて、政治的には中国の圧力に屈したと。もう諸外国全てで...全文を見る
○丸山和也君 それならそれで逆の宣戦布告みたいな態度だと思うんですけれども、いずれ明らかになりますよ、これは、それらしい事実があったということを。それを私言っておきますからね。どういう形で明らかになるかは分かりませんが、いずれ明らかになりますから。そのときには今の答弁をやっぱり恥...全文を見る
○丸山和也君 一応昨日通告していますので。余り細かいことは言っていませんけれども。しかも、そんなに難しい問題じゃなくて、いわゆる公設秘書というのは公設の秘書ですよね、国会議員の。国会議員の公設秘書を他の候補者の、地方選挙の候補者に派遣して、そこから指導料というか派遣料といいますか...全文を見る
○丸山和也君 誰か分かる人いませんかね、今の件。刑事局長。
○丸山和也君 いや、犯罪の成否を聞いているんじゃなくて、考えてみれば、自分の系列の議員、配下の者の選挙に対して応援というのをやりますよね、国会議員というのは。お互いだと思うんですけれども。そういうときに、自分の公設の秘書を派遣して、いろいろ仕事するわけですよ。それに対して、当然見...全文を見る
○丸山和也君 大臣に聞くにはつまらぬ質問なんですけれども、大臣も御存じないということなんですが、この問題について、次回までで結構ですから、公職選挙法の関係、その他刑法でも全て法令上問題があるのかないのか、統一的な見解を次回までに調べて報告していただきたいと思います。よろしいですか...全文を見る
○丸山和也君 十分早いですけど、終わります。
11月22日第179回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○丸山和也君 では、これから三点質問をさせていただくんですけれども。  まず、通告しています最初の、前にも何度かほかの委員の方からも取り上げられたことがあるんですけれども、いわゆる判検交流ということについて少しお聞きしたいんですけれども、大臣、このいわゆる判検交流の法的根拠とい...全文を見る
○丸山和也君 ということは、つまり、ああすべき、こうすべきというのが承知していないということは、いわゆる法的には判検交流の法的根拠は特にはないというふうに理解してよろしいわけですか。
○丸山和也君 私がお聞きしたいのは、それは当然、判検交流をする場合はそういう資格が必要だと思うんですけれども、そもそも今問題視されているのは、そういう判事、検事の交流ということが司法の仕組みの中で行われているということが果たしていいのか悪いのか、あるいはメリット、デメリットいろい...全文を見る
○丸山和也君 かなりの人数で実際行われているということなんですけれども。それと、これは日本の全裁判所というか全検察庁というか、特定の地域というんじゃなくて全国的に行われているというふうに考えていいんですか。
○丸山和也君 いや、私が聞いたのは東京と大阪とか大都市だけで行われているか、そういう地裁管轄ですね、検察庁、そういうんじゃなくて、いわゆる北海道から沖縄までそういう満遍なくというと変ですけれども、そこら辺は実際はどうなんでしょうか。
○丸山和也君 まあちょっとよく分かりませんけれども、その点はまた私が調べますけれども。  問題点に関してですけれども、いわゆる大臣も役人であったときに、そういう検事の方ですか、判事の方が来られて非常に交流もあってそういう体験もしたとおっしゃっているんですけれども、いわゆる、何と...全文を見る
○丸山和也君 もちろんそういう場合も含まれるんですけれども、特にそういうことじゃなくて、そういうシステムがあるという中で、やっぱり一体感が、役人同士というと変ですけれども、役人じゃないにしても、いわゆる一種の国側の大きな意味での、広い意味での権力側の一員のようになると、司法の独立...全文を見る
○丸山和也君 それぞれが立場でしっかりやるということは当然大臣おっしゃったとおりと思いますけれども、それがそういう交流によってゆがめられたり十分に発揮できなくなることがあるんじゃないかという観点から申しましたんで、是非、将来に向けて、批判的観点から検討をしていただきたいと思います...全文を見る
○丸山和也君 じゃ一言。前より大して進んでないけど、進みそうで余り進まなかったんですけど、大臣としては、そうだとすると、那覇地検が判断をしたということに、政治的状況を見て判断したということなんですけれども、こういうことについて、やや遺憾だなと、踏み込み過ぎているなというふうに思わ...全文を見る
○丸山和也君 残念ながら真実が明らかになりませんので、この委員会に松本前参与を参考人として招致していただきたいと思います。
○丸山和也君 それでは次に、もう一つの、いわゆる公職選挙法とマスコミ報道の在り方ということについてちょっとお聞きしたい。  これは、なぜこれを今聞くかということで若干理由を言いたいのは、実は、若干私事にかかわるんですけど、大阪府知事選というのが今選挙期間中ですけれども、あれに関...全文を見る
○丸山和也君 個別の事案ですから、またもう時間のたったことですからそれはどうこう言わないんですが、ここのいわゆる虚偽の事項、事実を歪曲する、選挙の公正を害する、ここなんですよね、核は。  それで、結局、選挙というのはやっぱり結構現在進行形といいますか、どんどん状況が変わっていく...全文を見る
○丸山和也君 個別の事案についてはおっしゃるとおりで、私もちょっと腹が立ったものだから、誰が断念という報道を流したのかと言ったら、それはニュースソースで言えませんといってマスコミは言うんですよ。だから、私もそれ以上言わないけれども、一般論としてこれからも選挙どんどんあるわけですし...全文を見る