丸山和也

まるやまかずや



当選回数回

丸山和也の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○丸山和也君 自民党の丸山和也です。  たった二十分しかありませんので、つまらないといえばつまらない質問になりそうなところを何とか頑張ってやりたいと思っていますが、小川法務大臣は私とくしくも弁護士、司法研修所同期ということで、片や法務大臣、片や無冠の法務委員ということで気持ちよ...全文を見る
○丸山和也君 そのような趣旨のようなんですけれども、その趣旨がおかしくないかということで私は質問をさせていただいているんですけれども。  何も法曹三者といっても仕事は全く違いますし、それから将来に関しても、かつては弁護士というのはいわゆる自由業ですよね。大臣が一つの事件で七千八...全文を見る
○丸山和也君 その理由だけで上乗せをしていくということについては是非見直していただきたいということを言って、私のこの件に関する質問は終わります。  それから、今日はメーンであります金融庁の方においでいただいているんですが、いわゆる昨今非常に問題になっております為替デリバティブに...全文を見る
○丸山和也君 と見ますと、数字だけ見ても圧倒的にというか、為替デリバティブに関する申立てが多いことですね。それで、これについてはこれから更に大きな問題になると思うんですけれども、その前に、そもそもいわゆる為替デリバティブの金融機関を通じた販売総額というのは分かるんでしょうか。分か...全文を見る
○丸山和也君 六万件を超える契約数がありまして、私の調べたところによりますと、この金融ADRの中で結構解決するケースが多いと、一般のケースに比べましてね。その理由は、むしろ、端的に言いますと、余りにもむちゃくちゃな販売をした金融機関が、ということについての、自負心からといいますか...全文を見る
○丸山和也君 千四百……
○丸山和也君 今日ここで質問させていただく意図は、やっぱりあれですね、これまあ若干円高、まあちょっと止まっていますけれども、八十円前後になったということで、かつて百円、百十円ぐらいで販売して、これ三十円近い円高に振れたということで、もうこれを買っている、結構中小企業が多いんですね...全文を見る
○丸山和也君 ですから、商品の個々の、こういう商品ということじゃなくても金融商品取引法に違反していないかどうかという審査といいますか、そういうのは事前にされていたんじゃないんですか。
○丸山和也君 よく金融商品取引法の三十八条、四十条とか、それから適合性の原則とかこういうことが書いてあるんですけれども、これらにも適合性の原則にも反しているようなケースがいっぱいあるように思われますし、まず、それから事前の説明とかそういうことに関して、三十八条とかそれから四十条、...全文を見る
○丸山和也君 和解率が高いということは非常に結構だと思うんですけれども、若干、これは真実かどうか分かりませんけれども、金融機関側で、今まで余り調子よく和解に応じ過ぎたと、また責任の度合いを認め過ぎたと、これからはもうちょっと厳しくやろうかというような、ここまで譲歩することもないん...全文を見る
○丸山和也君 それは失礼いたしました。  やみの指揮権発動というのは、一昨年有名になりました尖閣諸島の事件に関して、中国人船長を法に従って粛々とやると。要するに、逮捕、起訴、裁判、それから強制送還ということも想定されますけれども。ところが、突如として、九月二十四日、一昨年の、那...全文を見る
○丸山和也君 終わります。
03月15日第180回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也でございます。  今日は、本来総理にする質問ということで準備をするつもりで、まあしたわけでありますけれども、総理がおられないということで、今日の私の質問に答えてくださる方は総理のつもりで答えていただきたいと。そうじゃないとこれは質問のしがいがあ...全文を見る
○丸山和也君 それで、承知をされたんですけれども、どういうふうに考えているか、思われているんでしょうか。
○丸山和也君 それについて回答はございましたですか。
○丸山和也君 使用目的のほかに、それからこの広さの問題、これもあると思うんですね。  それから、なぜこれを取り上げるかというと、例えば中国は名古屋市においても国家公務員宿舎跡地も総領事館用地として取得を目指しているという報道もされています。そのほかに、民間でもやはり日本の森林そ...全文を見る
○丸山和也君 やはり、恐らく中国は、いつとは言いませんけれども、近いうちにGDPにおいても世界一になるんじゃないかと言われておりますね。それで、中国の広大なプレゼンスというのは、やっぱり世界の安全保障の上でも非常に大きなテーマになってくると思うんですね。だから、中国のやることとい...全文を見る
○丸山和也君 いろいろお答えいただいて有り難いんですが、やはり今外務大臣がおっしゃった、長期的にウイン・ウインの関係でやっていくんだと、これは言葉としてはまさにそうだと思うんですよ。しかし、それは並大抵のことでこれは実現できないですよ。例えば一昨年の尖閣諸島の事件のあれ見たって、...全文を見る
○丸山和也君 是非これは、国益を守るということについてはいろんな観点から考え方はあると思いますけれども、ちょっと日本の土地取得に関しては野放しになっていると。これは中国だけじゃありませんよ。韓国による対馬の土地取得が非常に問題になったこともあります。やはり全般的に、自然環境の保護...全文を見る
○丸山和也君 アメリカでは、大使館であれ領事館用地であれ、売り渡すということをしないんですね。できないことになっているんじゃないかと思うんですけれども、あるいは政策かも分かりませんけれども。  日本は、ちょっと言い過ぎかも分からないけど、すぐアメリカに右へ倣え、あるいは追随とい...全文を見る
○丸山和也君 当然、言われなくても大切な検討課題であることは分かっているので、玄葉大臣も次期総理になられるかどうかは別にしまして、クリントン国務長官とも大変親しく、写真で見ると堂々と会見しているように見えるんですよ。ですから、いろんなやっぱり意見交換もされて、意見も聞かれたらいい...全文を見る
○丸山和也君 くどいようですが、非常に大変で、中国だって政治体制が変われば、まあ変わることを前提にしてですけど、日中安保条約だって必要性が出てくると思うんですよ、いずれね。だから、そのときにきちっとした日米と同様、日米もそうですけど、日中安保条約を締結する段階になったって、やっぱ...全文を見る
○丸山和也君 まさにそこなんですよ。いい答えしていただいたんですけどね。まさにそこなんですよ。政治が要するに形式的法手続を取った、あるいは多数決で決まったということで全て流されていくならば、本当の国民の義憤なり疑問なりあるいは怒りなんというのは、要するにもう取り上げられない形にな...全文を見る
○丸山和也君 あの当時、マスコミも含め九割方は政府の介入だと。外交関係を配慮してと検事は言っていますが、政府が、官邸が、つまり菅総理と当時の仙谷官房長官がこれは事実上指示をして釈放されたと。これはマスコミも全部言っているし、国民だってあの当時世論調査すれば、世論調査すればよかった...全文を見る
○丸山和也君 ばかな答弁をして国会の時間を空費したくないんですけど。  昨年の九月二十四日の産経新聞の一面でも、前内閣官房参与の松本健一さんが、菅、仙谷氏が政治判断したということをはっきり断言しておられる。仙谷氏の友人ですよ、これは、大学時代からのね。もう明らかなんですよ。こう...全文を見る
○丸山和也君 そういう説明をすることについて、良心の呵責とか恥ずかしいとは思いませんかということを聞いているんです。
○丸山和也君 中身のある答弁が全くなされてないんですけれども、あなたはこのことについて前官房長官の仙谷氏と話をしたことがありますか。
○丸山和也君 僕は当時、仙谷氏に電話で話したんだけど、法的処理をしたらAPECが吹っ飛んじゃうよ、だからできないんだということをおっしゃった。そのことは御存じですか。
○丸山和也君 調べてくださいよ、これから。彼は健忘症だと言った。健忘症だったら官房長官やれないはずなんですよ。あなたは健忘症じゃないんですか。
○丸山和也君 明治二十二年に、大隈外務大臣ですよ、黒田内閣のときに、やっぱり条約改正、幕末からの不平等条約をずっと改正しようとしていた。それでも進めようとした内容がやや屈辱的だということで、外務省を出たところですよ、正門のところで来島恒喜というのが爆弾を投げ付けた。外相の足が吹っ...全文を見る
○丸山和也君 どのようにして学ばれるんですか。
○丸山和也君 この中国漁船の釈放問題について再度調査をしていただきたい。どうですか。
○丸山和也君 時間の関係で自見大臣にお聞きしたいと思います。  自見大臣、金融ADRの現状はどのようになっておりますでしょうか。とりわけ為替デリバティブの処理に関してお聞きしたいと思います。
○丸山和也君 ADRの現在の機能の在り方について問題は、どこが問題だと思われていますか。
○丸山和也君 監督を強化する方向で考えておられるんですか、それとも、むしろADRに対しては監督を緩めていくというようなことなんですかね。そこが今ちょっと問題になっているんですけれども。
○丸山和也君 あっせん案というのは出るんでしょうけれども、特別調停案というのが一回も出していないというのはどういうことですか。
○丸山和也君 僕が聞いたのは、あっせん案は出るんだけれども、あっせん案を銀行側が拒否した場合に特別調停案というのが出ない、一件も出していないんですよ。どうして出さないんですか。
○丸山和也君 だから、なぜ特別調停を、一件もですよ、出さない、それはやっぱり銀行側に対するプレッシャーになるから遠慮しているんじゃないんですかと聞いているんです。
○丸山和也君 そうじゃなくて、ADRが出さないという、機能を自ら発揮しないことはどうしてですかと、怠慢じゃないですかと言っているんです。
○丸山和也君 個々かもしれないけど、一件も出していないというのは怠慢ということじゃないですか。どうですか。
○丸山和也君 特別調停案を出してくれという申立てがいっぱい行っても出さないんですよ。そこを、だからどうしてかと聞いているんです。
○丸山和也君 違いますね、違うんですよ、全然。(発言する者あり)
○丸山和也君 例えば数億円の損害が出て、何としてもADRに持っていくんだと。そうすると、ADRの方は、まあ、ざっくばらんというか、五分五分にしましょうと、フィフティー・フィフティーだというような案を出すんですよ、あっせんを。  とんでもないと。こんな悪質な、説明もしないで、為替...全文を見る
○丸山和也君 金融機関が公的資金の返済のためにどんどん売らせているんですよ。それを、やっぱり被害者はほとんど中小企業ですよ、大手銀行ですよ、相手は、それを救済するための措置なんですから、やはりもう一度ちゃんと指導力を発揮していただきたいということを大臣にお願いしておいて、私の質問...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○丸山和也君 自由民主党の丸山和也です。  今日は三点ですが、最初に、ちょっと順序は違うんですが、入国管理政策といいますか、そちらの方から少しお聞きしたいと思うんですけれども。  まず、これ過去にも何度か尋ねたんですけれども、大臣、そもそも日本は、入国管理局、それから入国管理...全文を見る
○丸山和也君 それも一つですよね。緊急に必要性を迫られていると。その少子化、高齢化が、福祉政策、もう全てですね、それから経済問題、それから全てに根底に大きく横たわって、今の政府も、まあ前の政府も随分苦しんでいるんですけれども。  しかし、一つの政策を、法案を作ってすぐ少子化が止...全文を見る
○丸山和也君 まさにしっかり議論する必要があるんですけれども、それがやっぱりなかなかなされないんですよね。  これちょうど、もう大分前なんですけれども、私の友人でもあったんですけれども、二〇〇四年の二月に元の入管局長、坂中英徳さんというのが、「外国人受け入れ政策は百年の計である...全文を見る
○丸山和也君 今、研修生の言及をされたんですけれども、これはやっぱり大胆な移民なり労働力を取り入れない便法として使っているような面がありまして、しかも一定期間であるし、それから、必ず帰ることが前提になっていますから。  だから、とてもこういう、何というか、決して悪い制度じゃない...全文を見る
○丸山和也君 是非、そういう問題提起というか問題意識を持って、随所でその問題提起をして議論を進めてもらいたいと思います。  先ほども言いましたジャック・アタリ氏なんかは、日本は完全に失敗したと、もうこれは回復不可能だろうなと言っているんですよ、そういう意味では、少子化という意味...全文を見る
○丸山和也君 衆議院の方でも同じような、この点に関していろいろ質問が稲田議員からされていまして、大臣も大分突っ込まれて、見直しということはどういうことかと大分突っ込まれたように思うんですが、まあ一般論だ一般論だということで答弁かわされていたように思うんですけれども。  それは別...全文を見る
○丸山和也君 そこまでは恐らく日本政府もやると思うんですね。ただ、見通しとして、それがこの当人に送達され、本人が法廷に出頭して裁判を受ける可能性は恐らく、恐らくというより全くといっていいぐらいないんじゃないでしょうか、常識的に。どう思われますか。
○丸山和也君 中国政府は、尖閣諸島、あの領域、尖閣諸島は中国の領土だと、固有の領土だと言っているわけですよね。だから、日本が違法な活動をしているんだと、日本の方がむしろ違法行為をやったんだと。今はどうか知りませんけど、日本にも損害賠償を請求すると、こうまで言っていたぐらいですから...全文を見る
○丸山和也君 結果はどうなりましたか。
○丸山和也君 やる気はあるんですかね。
○丸山和也君 時間がもう余りありませんので終わりますけれども、僕は決して反中国論者じゃなくて、将来的には防衛と考えたら、いずれ日中安保条約も必要になってくると思うんですよ、日米だけじゃなくて。そういうことも視野に入れながら、やはり中国とはきちっとした対応、毅然とした対応をしておか...全文を見る
05月16日第180回国会 参議院 憲法審査会 第5号
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○丸山和也君 ありがとうございます。自民党の丸山和也です。  二点、できるだけ簡潔にお伺いします。主として西先生に、それから補足的に高見先生にとも考えて質問いたします。  まず一点目、こういう緊急事態宣言と、それから先ほどもちょっと関連した質問がございましたけど、司法手続との...全文を見る
○丸山和也君 占拠された後といいますか。
○丸山和也君 本土なり島とかですね、日本固有の領土が。
○丸山和也君 できないと。  そうすると、素早くやらないと、やる時機を失えばもう駄目だということなんですか。
○丸山和也君 尖閣、竹島、北方領土とかございますね。
05月30日第180回国会 参議院 憲法審査会 第6号
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○丸山和也君 ありがとうございます。  今日は総括的な意見ということでございますけれども、まず第一に、参考人からのいろんな意見表明もございましたけれども、現在、世界百数十か国、二百か国近くあると思いますけれども、百数十か国つぶさにいろんな憲法規定を調べたところ、いわゆる国家緊急...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○丸山和也君 丸山和也です。  新任の滝大臣にたくさん聞きたいこともないわけではないんですが、二つ三つに絞ってお聞きしたいと思います。  まず、最近も話題になりました指揮権発動という法務大臣の権限に絡む件ですけれども、これは今日、小川委員が質問されるということで、あるいはこれ...全文を見る
○丸山和也君 もう一つ答えられていないんですけれども、私が最後に聞いた、あなたは法務大臣ですから、仮にここで検討するというときに、総理の了承というのは法的に必要なのかどうか、小川大臣が伺ったということがありますからお聞きしているんですけど、どういう御認識ですか。
○丸山和也君 個々のことを聞いているわけじゃないんで、法的見解だけをお聞きしているわけですから、一般論的なことは時間の関係でできるだけ簡潔に、良識のある法務大臣だと思っていますから、それはもう分かっていますから、法的見解をお聞きしたわけで、一々総理大臣に尋ね、あるいは了承を得ると...全文を見る
○丸山和也君 それでは、時間の関係で次に移りますが、いわゆる法務大臣がころころ替わるということで、なかなか法務行政が進まないということはあるんですけれども、それは別にしまして、個々の問題について大臣が幾ら替わろうと、民主党政権あるいはマニフェストでうたっていることいろいろ含めて、...全文を見る
○丸山和也君 おっしゃったとおり、法制審議会でもそういうもう答申が出ていますから、それをどうするかと。やっぱり国民的な議論を起こして、短兵急に決めることはないですけれども、やっぱり流れはやっていかないと、それで選択制ということもあるし、いや、時期早いならもう少し様子見ようというん...全文を見る
○丸山和也君 いわゆる終身刑の議論が出るときには、一方で死刑廃止論という、こういう主張もございまして、ややそういう流れの中で言われてきた趣もあるんですが、私は、個人的には、死刑は死刑として存置する、しかし犯罪の種類によってはやっぱり終身刑というのがよりふさわしいんじゃないかと。よ...全文を見る
○丸山和也君 簡単には比較できないんですが、例えば、もう治らないがんの告知とか、余命三か月とか六か月とかありますよね。それを昔はほとんど知らせなかった。医者も、本人が動揺するだろうと、かえって死期を早めるんじゃないかと。家族もそうです。家族にすら知らせないのもあったと聞いている、...全文を見る
○丸山和也君 強烈な反対論もいろいろあるんですけれども、それはそれとして、やっぱり表現の自由、言論の自由、とりわけ政治家なんかも含めて、そういうことに対して非常に縛られて悪影響があるんじゃないかと。  その人権擁護法案という名の下に人権弾圧が行われるんじゃないかという、まあ粗っ...全文を見る