三浦一水

みうらいっすい



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三浦一水の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第145回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○三浦一水君 通告をしておりました総理初め関係の大臣にはお待たせをいたしました。自由民主党の三浦でございます。  午前中の若林先生の質問を引き継ぐような形になるわけでございますが、農業問題を中心にお伺いをしたいと思います。  若林先生の話にもありましたが、我が国の自給率は戦後...全文を見る
○三浦一水君 自給率をこの基本法の中に設定するかという議論につきましては、午前中、大臣からの所見もお伺いいたしました。そういう中ではございますけれども、基本計画の中で位置づけをしていきたいというお話がございました。  基本計画とはそもそもどのような効能を持つものなのか、簡単に御...全文を見る
○三浦一水君 大臣も十分御認識の中かと思いますが、やはり私は若林先生と同じように、自給率をきちっと念頭に置きながら国の政策を進めること、このことが、農業者に対しましても、あるいは消費者たる国民に対しましても最も安心感を与えるべき方法であると考えております。それを担保していただくが...全文を見る
○三浦一水君 大臣は言葉にしてはおっしゃいませんでしたが、手順を踏みたいということをおっしゃったわけでありますが、今直接支払いという方式が盛んに議論をされております。私は、これはこの公益的な機能を積極的に評価する中で抜くことができない我が国の中で持つべき一つの政策であろうと考えて...全文を見る
○三浦一水君 中山間地の農業を考えますときに、片方で忘れることができないのは林業が果たしている役目でもございます。今回創設すべく取り組みがされておりますのは農業基本法であって、林業基本法ではないということではございますが、いわゆる食糧、農業、農村であります。その地域を考える場合に...全文を見る
○三浦一水君 私は、次期交渉に向けましては、このミニマムアクセスの数量をできればもちろんゼロにしたいという思いはあります。しかし、少なくとも参加加盟国並みの通常ルールに戻していくという点では、我が国は憶するところは一点もないと考えております。それでこそ私は国際的な貿易ルール、我々...全文を見る
○三浦一水君 国民の代表としての議員の立場としても精いっぱいの努力をする決意を申し上げまして、次の質問に移らせていただきます。  経済企画庁長官に一点お尋ねを申し上げたいと思います。  経済の空洞化という言葉は最近余り使われなくなったような気がいたしております。円高をきっかけ...全文を見る
○三浦一水君 長官のお話はよくわかったところでございますけれども、これは企画庁じゃなくて通産省なりあるいは中小企業庁にお尋ねをすべきところかと思いますけれども、現実に地方におきまして、撤退されるよりは、我々の給料を下げてでも、あるいは時短をしてでも企業に残ってもらいたいという現状...全文を見る
04月27日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○三浦一水君 自民党の三浦でございます。  三人の参考人の方々には、本当にお忙しい中、きょうはまことにありがとうございました。  今回のこの卸売市場法につきましては、昭和四十六年に制定をされて、二十八年間、今日まで改正なしに施行されてきているという状況の中で、いろいろお話もあ...全文を見る
○三浦一水君 次に、取引方法の改善ということについてお尋ねをしたいわけであります。  現状、相対取引の比率は高まり、また今回の法改正で、これを一般化していく中でさらに高まるという予測が立つかと考えております。相対取引を行うことで、それが予約相対という形の中で、よいものが先取りを...全文を見る
○三浦一水君 杉谷参考人に重ねてお尋ねを申し上げたいんですが、指し値をし、そして相対取引に臨むといったようなことが今回の法改正に基づいて期待をされているところでございますが、指し値と申しますのが、いわゆるバイイングパワー、いわゆるプロダクションパワー、ここに大きな力の差がある中で...全文を見る
○三浦一水君 杉谷参考人にもう一点お尋ねをしたいんですが、資料の最後のページの(3)のところで、「産地から直送した取引については、取引の実態に応じた手数料体系の導入を検討していく」べきという御要請がございます。この点をもう少し詳しくお聞かせいただければと思います。
○三浦一水君 増田参考人にお尋ねをいたします。  いわゆる鮮魚の仲卸におきまして経営状況が非常に赤字状態が多い、過半を超えるということでございますが、これについては全体的にどのような取り組みの姿勢をお持ちか。時間の関係がございますので、簡潔にお願いを申し上げます。
○三浦一水君 自民党の三浦でございます。  三人の参考人の方々には、お忙しい中、本当にありがとうございました。  まず、本間先生にお尋ねしたいと思います。  先生は、JAS法の改正の方向性を検討してまいりました委員会でその座長をお務めになってきたと伺っておりますが、食品の表...全文を見る
○三浦一水君 引き続き、本間参考人にお尋ねを申し上げます。  民間工場の品質管理体制というのは非常に改善をされ、向上してきたという背景があるかと思います。そういう状況の中では、一部にはJAS規格そのものが不要ではないかといったような議論も国内にあるわけでございますが、今後、その...全文を見る
○三浦一水君 有機食品の表示適正化のために今回の法改正では検査・認証制度を導入するということになっているわけでありますけれども、これについて本間参考人のお考えを聞かせていただきたい。
○三浦一水君 同じ内容でございますけれども、有機食品の表示実態を見るに当たりまして、この問題、伊藤参考人にもちょっとお尋ね申し上げたいと思うんです。  検査・認証制度を導入して表示の適正化を図るということでありますけれども、生産者においてもこの点はメリットが考えられるのではない...全文を見る
○三浦一水君 伊藤参考人におかれましては有機農業に本当に長年お取り組みになってきている、また非常な成功もおさめられているということであります。  今後、我が国の農業の中で、先ほど御意見の中にもありましたように、持続的あるいは環境循環型農業ということはそれなりの位置づけをされなが...全文を見る
○三浦一水君 ありがとうございました。
○三浦一水君 自民党の三浦一水でございます。  最初に、卸売市場法について幾つか御質問させていただきたいと思います。この市場法は昭和四十六年に制定をされて、今日まで制度面での変更がないという立派な法律であります。その間、生鮮食料品の流通の中心的な役割を担ってきたわけでありますし...全文を見る
○三浦一水君 たくさん言っていただいたわけでございますけれども、その中に私はどうも感じ切れないのは、生産者の視点がどのぐらい盛り込まれながらこの法改正に取り組みをなさってきたかなというのが、ちょっと聞いていてもぱしっと受けとめができないような感じがいたしております。  そこで、...全文を見る
○三浦一水君 大体もう先で聞きたいことも全部言っていただいたような気もするんですけれども。  私は、党の農林の場でも大臣のいろんな所見を伺ってきましたし、全国の農家はもちろんでありますけれども、なかんずく御地元の北海道の農家を考えられますときに一番考えるのは、そこの農家が十分な...全文を見る
○三浦一水君 一番最初に言われました、生産者側が希望の価格を提示していく、指し値ということで言われたかと思うんですが、これにつきましては、米でもほとんど機能していない指し値というものが今後、市場の取引の中で機能していくのかな、大きな疑問が私もあります。  それは基本的に、川下、...全文を見る
○三浦一水君 おっしゃることはわかります。現状で生産の委託販売ということについて、卸、仲卸の機能というのはよくわかるんです。しかし、これはビジネスでありまして、要は、仲介する者としてはこの商売がまとまればいい、相対においては余計そういう性格が強くなってくると私は見ております。 ...全文を見る
○三浦一水君 答えはできるだけ簡潔にお願いいたします。たくさん質問があります。  今の話の中で、数字を言ってくださいよ、最低競り数量というのはどういう目安でやっていくのか。  それからもう一つ、答えが長いのでもう一つ追加してください。数量割合に対して品質的な割合をいわゆる最低...全文を見る
○三浦一水君 信頼すべき農林省ですから、指導はしっかりやっていただき、我々も信頼したいと思うんですけれども、これはきちっとやってもらいたいと思います。そうでないと、ほかに歯どめがないということを十分御認識いただきながら進めていただきたいと思います。  次に、同じ意味合いではござ...全文を見る
○三浦一水君 加えて、その市場取引委員会の構成の中に生産者の代表的な方を入れていくことについてはどういうお考えですか。
○三浦一水君 ということは、入っても構わないと。ただ、選びにくいんじゃないかということも含めてですね。  しかし、さっき私が相対取引の部分で話しましたように、仮にすそ物が競りに比較的多く回るとそれが建て値になっていく、そして相対取引の価格を引き下げる要素になる、またそれを繰り返...全文を見る
○三浦一水君 ちょっとジグザグして恐縮なんですが、一つ項目を漏らしてしまいましたので。  さっきの市場法の話に戻させていただくんですが、きょうの参考人のお話を伺っておりまして、その中に、取引形態によって取扱手数料というもののやり方を今後見直していくべきじゃなかろうかといったよう...全文を見る
○三浦一水君 ぜひ検討すべきということの私の意見も申し添えまして、質問を終わらせていただきます。
05月13日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
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○三浦一水君 自民党の三浦でございます。  私は、持続的養殖生産確保法案について若干お尋ねをしたいと思います。  まず、大臣のお考えをお伺いしたいと思うんですが、我が国の漁業はいわゆる沿岸から遠洋へと広がって国民の食料需要にこたえてまいりました。さらに、昨年は国連海洋法条約の...全文を見る
○三浦一水君 国連の条約締結ということでこのような取り組みを意思決定されたというのではやっぱり遅いという気がします。そういうことをぜひ今後の施策の展開の中で取り返していただくようによろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、漁場環境の実態について、養殖魚の健康維持を...全文を見る
○三浦一水君 次に、養殖漁場の環境改善のための技術についてお尋ねをしたいと思います。  養殖漁場の環境改善をするためには、餌料あるいは養殖密度の改善、このようなことが大事かと思っております。このようなことは実施しようと思えば直ちにできるわけであります。しかし、長年にわたって魚類...全文を見る
○三浦一水君 冒頭、郷里の被害のことをちょっと話しましたが、実は平成五年、今から六年程度前に熊本県の天草地域で大量のクルマエビが死にました。三千三百万尾という大きな数字であったわけであります。  大量死が始まりましたのは、夏出荷用の夏エビに二百五十万匹の中国産のエビを初めて導入...全文を見る
○三浦一水君 魚介類の健康を維持し、どう管理していくかということは、これは経済的な側面も非常に強いわけであります。この基礎体力が弱まっているならば、非常に重病な患者さんが院内感染に抵抗するいわゆる免疫を持たないことと同じことであります。そういう悪い条件を取り除いていくためには、こ...全文を見る
○三浦一水君 次に、この法案の第七条に書いてございます都道府県知事の勧告と公表についてお尋ねをしたいと思います。  都道府県知事は、漁業協同組合等が基本方針に即した養殖業を行わないため養殖漁場の環境が著しく悪化していると認められる場合は、漁業協同組合に対して漁場改善計画の作成そ...全文を見る
○三浦一水君 私が言いたいのは、そういう状況の中で、勧告をして、さらにそれに従わない場合には公開もするということになれば、これはもう義務的なことだという解釈ができるんじゃないかということであります。そこまでの内容を含むのであれば、先ほど私が申しましたように、個々の経営体が対応でき...全文を見る
06月08日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第20号
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○三浦一水君 自由民主党の三浦一水でございます。  今回、新しい農業基本法を設立するに当たりましては、昭和三十六年に制定されました選択的な規模の拡大、そしてまた他産業並みの農業所得を追い求めてきた現行の基本法にかわっていくというものであります。二十一世紀を展望しながら、新しく三...全文を見る
○三浦一水君 今、大臣の答弁にありましたけれども、いわゆる選択的規模拡大そして他産業並みの農業所得の実現ということについては、現行基本法の実施の中で十分に得られなかったという総括だと受けとめさせていただきます。  その面について、このような文言は新しい基本法案の中には見られない...全文を見る
○三浦一水君 基本法というものは、農業の基本法にかかわらず、ほかの分野におきましても本来抽象的な性格であると考えております。現行の農業基本法においても、専ら国としての姿勢がどうであるか、意思がどうであるか、あるいはそのときの政治、経済の状況、これらのものに大きく影響されながら個々...全文を見る
○三浦一水君 大臣も御認識ありましたように、基本法が本来抽象的である、その時々の政治・経済状況によっても影響を受け、また国の姿勢というものが最も問われるのではなかろうかということであります。どうぞ、成立の折にはそのようなことを十分に踏まえながら今後の農政運営に責任を果たしていって...全文を見る
○三浦一水君 昨年の九月十七日の最終答申の中身では、その部分について、国内農業生産を基本とし、できる限り食料生産の維持・増大を図るというようなことではなかったかと思っております。それが農政大綱では、先ほど申しましたとおり、若干これについては修正に至るまで紆余曲折だなという感じがし...全文を見る
○三浦一水君 重ねての話になりますが、自給率とのかかわりで見ましても、自給率が結果的に上昇しないという状況が続いたといっても、この内容であればやむを得ずという解釈も成り立つのかな、そんな読み方もできるのではないかと思います。  そういう意味で、私が最も具体的に心配をしております...全文を見る
○三浦一水君 ありがとうございました。  再三申し上げますが、基本法の運用に当たりましては、実体法を十分に把握しながら、国が確固たる姿勢を持つということに尽きるかと思っております。その姿勢をしっかり持っていただきながらこの点につきましてもお取り組みをお願い申し上げて、次の質問に...全文を見る
○三浦一水君 関連して、食料・農業・農村基本問題調査会は、優良農地の確保に向けて農地確保方針の明確化と公共の財であることの認識の徹底と農地の適切な利用規制を求めておりますが、この点について御見解をお願い申し上げたいと思います。
○三浦一水君 我が国の現在の農地面積は五百万ヘクタールをちょっと割るという状況と伺っております。また、穀物飼料等を海外からの輸入に頼っているという現状の中で、海外の農地使用分を換算すると一千二百万ヘクタール、我が国の農地の二・四倍の農地を海外に借りているという状況が続いているやに...全文を見る
○三浦一水君 当然、担い手対策の中では新規就農をどう支援していくかという具体的な課題があるわけであります。今、資金的な対策が施されております。私は、いろいろな状況を見聞きするに当たり、これで十分かなと思う面が強うございます。十分な資金がまず新規就農者、なかんずくUターン的な農業者...全文を見る
○三浦一水君 限度額の問題につきましては、今御説明もいただきまして、重大な問題はないんじゃないかという御認識であります。しかし、実際これは融資であります。融資である中で、新規就農を目指す方が担保の提供が不可能だとすれば、融資は成り立たないということであります。  そういう意味で...全文を見る
○三浦一水君 検討をする中で技術的な問題もあり悩ましい問題もあるということでありますが、私は現場に足を運ばれるのが一番いいと思うんです。余り政策はひねくって難しく考えることはない、現場で本当の実態を受けとめれば必ずいい答えが出てくるのではないか。私は政治家としてもそういう信念を持...全文を見る
○三浦一水君 私企業に対する、企業活動そのものに対する規制はもちろんできませんし、お願いもしにくいわけではありますが、食料安全保障という考え方の理解を求めていく、その延長ならば私は得られる理解もあり、また我が国農業に利する点も出てくるのではなかろうかと考えております。難しい問題で...全文を見る
○三浦一水君 次に、いわゆる生活者、消費者の方々と農村の交流、あるいはグリーンツーリズムという言葉もよく使われておるようでございますが、この点についてお尋ねをしたいと思います。  グリーンツーリズムが言われて政策的にも実施を見ているところでございますが、非常にうまくいっている事...全文を見る
○三浦一水君 ちょっと私の聞く順序がまずかったなと、余りにいい例が出たのであとの質問がしにくくなったわけでございますが、実は、いわゆる農業が果たす多面的機能を理解してもらう場面としてもこういう交流の場というのは非常に大事じゃないかと考えておりますし、農家が、いわゆる条件不利な地域...全文を見る
○三浦一水君 ありがとうございました。
06月29日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第21号
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○三浦一水君 第二班につきまして、委員派遣の御報告を申し上げます。  岩永理事、佐藤委員、長峯委員、森下委員、小川委員、久保委員、大沢委員、梶原委員、阿曽田委員及び私、三浦の十名は、食料・農業・農村基本法案の審査に資するため、去る十五日、福岡県に派遣され、福岡市におきましていわ...全文を見る
○団長(三浦一水君) ただいまから参議院農林水産委員会福岡地方公聴会を開会いたします。  私は、本日の会議を主宰いたします農林水産委員会理事の三浦一水でございます。よろしくお願いいたします。  まず、私どもの派遣委員を御紹介いたします。  自由民主党所属の岩永浩美理事でござ...全文を見る
○団長(三浦一水君) ありがとうございました。  次に、福岡県食とみどりの会副会長林宏君、お願いいたします。
○団長(三浦一水君) 林公述人に申し上げます。  予定の時間が過ぎておりますので、そろそろまとめをお願い申し上げます。
○団長(三浦一水君) ありがとうございました。  次に、九州大学農学部教授村田武君、お願いいたします。
○団長(三浦一水君) ありがとうございました。  次に、九州大学農学部教授横川洋君、お願いいたします。
○団長(三浦一水君) ありがとうございました。  以上で公述人の方々の御意見の陳述は終わりました。  速記をとめてください。    〔速記中止〕
○団長(三浦一水君) 速記を起こしてください。  それでは、これより公述人に対する質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○団長(三浦一水君) 以上をもちまして、公述人に対する質疑は終了いたしました。  この際、公述人の方々に一言御礼申し上げます。  皆様方には、長時間にわたりまして有益な御意見をお述べいただきました。まことにありがとうございました。拝聴いたしました御意見は、今後の本委員会の審議...全文を見る
07月06日第145回国会 参議院 農林水産委員会 第23号
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○三浦一水君 自民党の三浦一水でございます。  食料・農業・農村基本法案につきましては本委員会で既に三日間質疑を行ってまいりましたが、本日はまことに御多忙な中に総理の御出席を賜りまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  本法律案の基本的な問題に絞りまして御所見を賜りたい...全文を見る
○三浦一水君 今回の新農業基本法が現行の農業基本法と大きく異なるところは、第一に、食料安全保障を明確に位置づけ、さらに農業・農村を食料の供給基地としてとらえるばかりではなく、従来、経済外効果として理解されてきた農業・農村の多面的機能というものをまた明確に位置づけたことであると、そ...全文を見る
○三浦一水君 同じ意味合いでありますが、農業の多面的機能の位置づけについてもお尋ねしたいと思います。  我が国は、空気と水と安全はただといったような価値観がこれまで存在してまいりました。その陰で、農林業が健全に機能することで確実に清浄な空気と豊富な水を提供してきたという歴史がご...全文を見る
○三浦一水君 これらのことを踏まえてまいりますと、私は、今回の新基本法の制定によりまして新たな理念に基づき二十一世紀を展望した施策を推進するに当たりさらに重要なことは、政策実施のための予算的な裏づけではないかと考えております。財政当局から、ややもすると、従来の農林水産予算の枠内で...全文を見る
○三浦一水君 ありがとうございました。
07月12日第145回国会 参議院 本会議 第35号
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○三浦一水君 ただいま議題となりました自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本共産党、社会民主党・護憲連合及び自由党の各会派共同提案に係る食料・農業・農村基本政策に関する決議案につきまして、発議者を代表し、提案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。  ...全文を見る
10月20日第145回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○三浦一水君 自民党の三浦一水でございます。  今回の台風災害につきましては、先ほど委員の先生方に黙祷もいただきましたとおりでありまして、全国で三十名というとうとい犠牲を出してしまったわけでございます。私は、今回最大の被災地になっております熊本県の選出でございまして、そういう意...全文を見る
○三浦一水君 次に、被害が非常に広範囲であります米の問題についてお尋ねをしたいわけでございますが、熊本県で言います米の生産額は六百億程度あるわけでございます。実際、今収穫を進めております。そういう中で、平均で言いますと十俵ぐらいとれる米でありますけれども、それが四俵であるといった...全文を見る
○三浦一水君 次に、被災しております各地域の農業振興についてお尋ねをしたいと思います。  被害の中身には、ガラス温室が全壊をしまして土壌の中にガラスが入り込んでしまっている、客土すら必要だといったようなものもございます。あるいは、花卉や野菜等の施設園芸におきましては、ビニールハ...全文を見る
○三浦一水君 次に、農地の災害についてお尋ねをいたしたいと思います。  台風十八号によりまして人的被害を出してしまいました松合地区を初めとします不知火海の沿岸におきまして塩害が非常に発生をいたしております。まずは塩害の発生の状況につきまして御報告をいただければと思います。
○三浦一水君 農地でありますので、本当に作物をなくして、施設をなくして、さらに農地ということになりますと、なかなか農家が自力で立ち上がるということはまさしく難しい状況になっております。  そういうことで、国としては塩害に各地で取り組まれた例もあるかと思うんですが、これまでの過去...全文を見る
○三浦一水君 今、対応を御答弁いただきました塩害の被災農家、被災状況、あるいはまた果樹の樹体等の被害と申しますのは、ことし復旧をして影響がなくなるという性質のものではないわけでございまして、今後数年にわたり、あるいは果樹等で本当に生産が復帰できるのは、私もミカンをやっておりますが...全文を見る
○三浦一水君 激甚の指定につきましては後ほど聞きたいと思いますが、それが指定になれば二百万という枠が二百五十万になるというふうには聞いております。しかし、私は、今は県民の声としては、そのまた倍ぐらいをぜひ用意いただければなというのが率直な声であります。ぜひ御検討を賜ればと思います...全文を見る
○三浦一水君 さらに、先ほどビニールシートがたくさんかかっていると申しましたが、住宅の被害についてお尋ねを申し上げたいと思います。  今回の個人住宅の被害額、これは熊本県だけの数字しか持ち合わせませんで恐縮ですが、五万五千棟ほどに及んでおります。全国ではまた相当な数ではないかと...全文を見る
○三浦一水君 今回、松合の災害の際に、先ほど御報告もありましたように、船だまりと国道の堤防の高さが違っていたというようなことがございます。ここでなくとも不知火の干拓等を見ておりますと農業用の干拓地の堤防の高さが随分違っている。その低いところから大量の海水が流入しているという実情が...全文を見る
12月03日第146回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号
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○三浦一水君 自民党の三浦一水でございます。  省庁改革、今回のこの取り組みにつきましては、政治主導を確立していく、また縦割り行政の排除を行う、さらに透明化・自己責任化、スリム化と四つの大きな柱を挙げまして、行政改革全体の中心的取り組みとして行われることを評価したいと思います。...全文を見る
○三浦一水君 しっかりとお願い申し上げたいと思います。  ところで、今国会が終わりますと、二〇〇一年一月の新府省の発足までほぼ一年しか残らないわけでございます。今回の法案が成立した後も、数千本に上る政令、省令の準備や、あるいはまた全省庁にまたがる大規模な引っ越し等も行われなけれ...全文を見る
○三浦一水君 次に、縦割り行政の是正についてお尋ねをしたいと思います。  縦割り行政の弊害につきましては、ここで私がいろいろと例示をする必要はないほどにさまざまなその弊害が議論をされてきているところでございます。人によっては、各省は独立国といったようなやゆをされている方もおりま...全文を見る
○三浦一水君 次に、独立行政法人制度についてお尋ねをしたいと思います。  今回、独立行政法人通則法を受けまして五十九の独立行政法人の設置法案が出されております。独立行政法人は業務運営の自立性、自主性が認められるその一方で、事後チェックがきちんと行われることが義務づけられておりま...全文を見る
○三浦一水君 独立行政法人の業務運営の自立性、自主性を高めて効率的で効果的な運営を目指していくということは、この仕組みで相当な担保が得られるのであろうと私も思います。しかしながら、この独立行政法人が本当にうまく機能をしていく、そのこと自体が大事であると考えております。実際に業務に...全文を見る
○三浦一水君 十分に都政時代の御経験を発揮して取り組みをいただくことを期待申し上げたいと思います。  次に、特殊法人について関連して質問をさせていただきたいと思います。  独立行政法人と同じように国の組織の外にありまして、そのあり方についてもさまざまな議論が行われていますもの...全文を見る