三浦久

みうらひさし



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三浦久の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第94回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○三浦(久)委員 共産党の三浦久でございますが、公述人の先生方には大変御苦労さまでございます。大変お疲れだと思いますけれども、二、三御質問をさせていただきたいと思います。  今度の予算を見ますと、御承知のとおりに軍事費が大分増強されているわけですね。そして、初めて福祉の伸び率を...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは、また大川先生と池田先生にお願いいたしますが、私は、財政再建というのは何のためにやるのか、やはり国民生活を守るためだと思うのですね。ところが、今度の予算を見てみますと、財政再建のためだと言って大増税をやる。この増税も一方ならぬ増税なんですね。たとえば五十...全文を見る
○三浦(久)委員 ありがとうございました。  終わります。
○三浦(久)委員 公述人の先生方、大変御苦労さんでございます。お疲れのところ恐縮でございますけれども、二、三お尋ねを申し上げたいと思いますが、まず最初に谷合先生にお願いいたします。  予算には賛成だけれども、いろいろ注文があるんだ、こういうお話でありました。それでお伺いをいたし...全文を見る
○三浦(久)委員 五十嵐先生からお話を承りまして、私、全く同感なんですね。大企業の八割が障害者雇用率を守っていないわけであります。これは大変けしからぬことだと私どもは思っておりまして、予算委員会でもわが党の不破書記局長が、この問題で政府を追及いたしております。大企業は利潤の追求を...全文を見る
○三浦(久)委員 きょうは論争をする場所でなくて、私の方が御意見を拝聴するという立場でございますので反論はいたしませんけれども、大体国鉄は、いま八千二百億円以上の利息を払っているのですね。国鉄を再建するという場合に、利息も払う、元金もそのまま払うというようなことで果たして再建がで...全文を見る
○三浦(久)委員 高原先生、もう一問だけ恐縮ですが……。主婦の立場でお話しになったわけですが、軍事費の増強の問題ですね。この問題について一つもお触れになっていらっしゃらないので、ちょっとお尋ねしたいのですが、財政法というのは原則として赤字国債を禁止しているわけですね。これは財政法...全文を見る
○三浦(久)委員 ありがとうございました。終ります。
02月28日第94回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○三浦(久)分科員 私はいま大きな社会問題になっております北九州小倉での暴力団抗争の問題についてお尋ねいたしたいと思います。  まず一番最初に、警察庁からお見えになっていらっしゃいますので、警察庁の方からお尋ねいたしたいと思います。  小倉の暴力団を二分していると言われている...全文を見る
○三浦(久)分科員 まず当面のそういう対人関係といいますか、暴力団をどんどん警察力で逮捕、また検挙していくというやり方と同時に、やはり資金源対策とか武器対策が非常に重要だと思うのですよ。北九州には大体六百名くらい暴力団員がいると言われておりますけれども、警察がこの前料飲組合連合会...全文を見る
○三浦(久)分科員 昨年一年間で拳銃を百八丁押収した、それは前年度に比べてかなり多い数になっていると思うのです。この事件では二人殺される、対立しているもの同士が両方一名ずつ死んでいるわけですね。そうして最初は、公判維持のために必要最小限度の二丁しか押収されていない。それも一丁は自...全文を見る
○三浦(久)分科員 いろいろな困難性があると思いますけれども、やはり武器の押収というのはかなりの重点を置いてやっていただきたいと思います。  それから、また資金源対策なんですが、民事介入暴力の問題がありますね。この事件を契機にして、福岡県の弁護士会が民事介入暴力被害者センターと...全文を見る
○三浦(久)分科員 県警五名というのは専門ですか兼任ですか。
○三浦(久)分科員 これをいわゆる兼務を解いて専任させるという方針はございませんか。
○三浦(久)分科員 時間が余りありませんので、今度は自治省の方にお尋ねしたい。  五十三年の警察白書では暴力団の特集をやっているのですね。そこの中に、暴力団を鎮圧するためには二つの手段がある、一つは直接的な制圧だ。その直接的な制圧というのは、いま刑事局長が言われた三つの手段があ...全文を見る
○三浦(久)分科員 でき得る限度といっても暴力団と癒着したりしてはいけないわけでして、やはり全力を挙げて社会の敵を孤立化させるという方針は貫いていかなければいけないのじゃないでしょうか、でき得る限度というのは何か条件づきみたいな気がするのです。  ちょっと時間がありませんので次...全文を見る
○三浦(久)分科員 余りすごい名前が出てきたので、明確にしろと言ってもできないのかもしれませんけれども、しかし自治省としては、暴力団は社会的に孤立させる、それには自治体が積極的に率先してやらなければならないということをおっしゃっているわけですからね。そうすれば、やはりそういう人た...全文を見る
○三浦(久)分科員 だれが見たってそうです。  それから、この北九州というのはいろいろな問題があるのですけれども、暴力団関係に関して言いますと、こういう事件があるのです。殺された佐古野、草野一家のナンバーツーですね、この佐古野が、北九州市若松区に株式会社九州工築という会社を持っ...全文を見る
○三浦(久)分科員 もうちょっと具体的な問題を言いますと、二月十一日の新聞が一斉に報道しているのですけれども、横断歩道橋の横にある暴力団事務所のために、北九州市が二百万円で大型の目隠し、いわゆるガードですね、ピストルの弾を撃たれてもいいようなものをつくってやっているのですよ。これ...全文を見る
○三浦(久)分科員 そういう自治体がはっきりした態度、毅然とした態度を暴力団に対してとらないということが、さっき大臣がおっしゃったような暴力団を醸成する土壌をつくり上げているのですよ。  それだけじゃないのです。政治家が暴力団との醜い癒着を深めているということを私は指摘したいの...全文を見る
○三浦(久)分科員 刑事局長にちょっとお尋ねしたいのですが、これは警察庁の方針と真っ向から相反することですね。これだけ大きな影響力を持っている人々が暴力団の妻がやっている会社の創立祝賀会に生花を出すというようなことは、これは私、大変な事態だと思うのですよ。警察としてはいいことだと...全文を見る
○三浦(久)分科員 もう時間がありませんが、一応稲川会の仲介でこの工藤会と草野一家の和解が成立した。これは何か今月の二十五日ごろにそういう報道がなされております。しかし、彼らがそういう和解をしたというのは、とのまま抗争を続けていると警戒態勢も厳しいし、自分たちの商売が上がっちまう...全文を見る
○三浦(久)分科員 終わります。
03月03日第94回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○三浦(久)分科員 私は、産炭地域における地方交通線の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず最初に、運輸省にお尋ねをいたしますが、きょう閣議決定で特定地方交通線の廃止の基準について政令が決定されたわけでありますけれども、これによりますと、第一次、第二次というふうに段...全文を見る
○三浦(久)分科員 そうしますと、全国的なことをお尋ねしていると時間がありませんので、筑豊の関係にしぼってお尋ねいたしますが、今度の政令によりまして、筑豊関係ではどこの線が廃止をされるのか。たとえば五十七年度までの分、六十年度までの分、それ以降の分に分けて御説明をいただきたいと思...全文を見る
○三浦(久)分科員 きょう運輸委員会でもらっているのですよ。これは各委員に全部配付になりました。ですから、秘密でも何でもないと思いますね。ただ、正式には、確かに国鉄が選定をして、大臣の承認は受けていないという段階ですけれども、ずっと積み上げてきているわけですから路線名も皆わかって...全文を見る
○三浦(久)分科員 通産大臣にお尋ねをしたいと思うのです。  筑豊はほとんど壊滅状態なんですよね。これは乗車密度二千人以上四千人未満というものを入れますと、ほとんど全減という状況であります。いままで大臣にもいろんな陳情が行われたと思います。私のところにも、ローカル線を廃止しない...全文を見る
○三浦(久)分科員 大臣も筑豊の出身ですから、筑豊の状況というのは、大臣は私より以上によく御存じだろうというふうに思うんですね。失業の問題、生活保護者の問題、さらに鉱害復旧の問題、炭柱改良の問題、また商店街の売れ行きが激減をしているとか、非行少年が非常に多いとか、いろいろな閉山の...全文を見る
○三浦(久)分科員 そういう御努力をされたということはわかりますね。宮田線が第一次、第二次からも外されておりますからね。しかし、これから地域開発が行われる、たとえば学校が建つとか住宅ができるとかそういうようなことで一定の交通需要が見込まれる、それも考慮に入れるということなのですが...全文を見る
○三浦(久)分科員 大臣はいま、できれば政令の内容もある段階では変えていきたい、そういう趣旨のことを言われたと思うのですけれども、私はこう思っているんですよ。昭和六十年度までに廃止をされる路線が出している赤字というのは、いままでは九百九十五億円だと言われたのです。ところが、今度例...全文を見る
○三浦(久)分科員 そういう綾でひとつ御努力を賜るようにお願いを申し上げたいと思います。  次に、鉱害復旧の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  臨時石炭鉱害復旧法、略称臨鉱法と言っておりますけれども、これは五十七年の七月に期限が切れますね。それまでにいわゆる鉱害復旧...全文を見る
○三浦(久)分科員 五十六年度の予算を見ますと、予算額が四百七十一億円、工事額六百三十九億円、これによってどの程度復旧率が上がることになりますか。いま、五十五年度末では七〇%くらいとおっしゃいましたね。五十六年度末ではどのくらいになりましょうか。
○三浦(久)分科員 そうすると大体一年間で一〇%くらいの進捗率、こういうことになりますね、そうすると、五十七年の七月に切れるわけですから、五十七年の四月、五月、六月、七月というこの四カ月間で残り全部やる、この法律が生きている間に全部やるということはちょっと不可能じゃないか。いま残...全文を見る
○三浦(久)分科員 なかなか延長するということは言えないのでしょうけれども、残存鉱害量があるにもかかわらず臨鉱法を期限切れのままにしておくというようなことはできないのでしょうね。どうでしょうか。
○三浦(久)分科員 終わります。
03月07日第94回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○三浦(久)委員 私は、日本共産党を代表し、昭和五十六年度予算三案に反対の討論を行うものでありますが、初めに、去る三月五日、自由民主党が単独で予算三案を強行採決したことについて触れたいと思います。一予算修正をめぐり各党で協議中に一方的に質疑を打ち切り、一党で強行採決をしたことは、...全文を見る
03月24日第94回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○三浦(久)委員 まず、運輸省にお尋ねをいたします。  昨年の二月二十八日に都労委が、日本航空労働組合からの申し立てのありました不当労働行為救済事件について組合の主張を全面的に入れて救済命令を出しました。この件について、まずお尋ねをいたします。     〔委員長退席、楢橋委員...全文を見る
○三浦(久)委員 早期に当事者間で解決するように、こういう要望をしたというのですが、それは私に言わせると何もしていないのと同じなんですね。当事者で話し合いがつかないからあれだけ十数年間にわたって審査をし、その結論が出たにもかかわらず、まだそれに従おうとしない、当事者間で話し合いが...全文を見る
○三浦(久)委員 労使の関係には介入できないと言うけれども、この都労委の命令というのはどういう命令ですか。会社は組合員に対して差別した賃金の差額を支払え、そういう内容の命令なんですよ。そしてそれは、後で労働省に聞きますけれども、現に効力を有しているんですよ。そうであれば、この日航...全文を見る
○三浦(久)委員 この義務の内容ですね。いまあなたはただ命令に従う義務が生ずると言いましたけれども、もっと具体的にこの救済命令に従ってお話をしていただきたいのです。いかがですか。
○三浦(久)委員 その義務ですけれども、行政上また公法上の義務だと思うのですね。この命令によって会社と組合員との間には直接法律関係、権利義務関係は発生しない。しかし、会社はその労働者に賃金を支払うべき公法上の義務を負っているというふうに理解してよろしいのですか。どうでしょうか。
○三浦(久)委員 公法上の義務、行政上の義務というのはだれに対する義務でしょうか。
○三浦(久)委員 大臣、いまお聞きになりましたか。いま義務違反が続いているのですね。昨年の二月二十八日に都労委の命令が発せられましたね。その後、中労委の履行勧告がなされている。この履行勧告というのは都労委の救済命令が現在効力を発生しているということを前提にして行われたものだと思い...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、去年の二月二十八日から現在まで日本航空株式会社は、いまあなたがおっしゃったような履行すべき行政上の義務、公法上の義務に違反をしている、そういう状態をずっと続けているということになりますね。どうでしょうか。
○三浦(久)委員 大臣、どうですか。いまそういう国の法律に基づく公法上の義務に違反をしているという状態がずっと続いているのです。裁判なら最高裁の判決が確定しなければ何の義務も生じません。しかし、これはそうじゃないのですね。そういう状態を運輸省がそのまま放置しておいていいのですか。...全文を見る
○三浦(久)委員 審問協定とか立証協定というのは、それは審問をするための協定であって、だからといって組合が、この救済命令はそれまで履行しなくても結構です、そういうことを決めたということには、私も事情を聞いてみると、なっていないはずですね。それはお認めになると思うのです。いま社長さ...全文を見る
○三浦(久)委員 原状回復が困難だとおっしゃいましたね。私は必ずしもそうは思いませんけれども、しかし、仮に原状回復が困難であったとしても、違法な状態を続けるということはよくないことですね。あなたたちにはそういう違法な状態を続けない手段があったはずなんです。それは都労委の救済命令と...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、中労委でもうあとやらないということですか。また中労委の命令が出ますね。それに対してまた行政訴訟できるのですよ。ですから、会社がどこまでも最後まで争うということになりますと、一番長い道をあなたたちは選んでいるのですね。あなたたちは、短くしようなんていま...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、もう中労委段階で和解をするか、それとも中労委の命令が出ればそれに従う、そういうお考えですか。もうほかには争いませんか。
○三浦(久)委員 しかし、それは答弁が矛盾しているでしょう。余り裁判なんかで争いたくない、だから中労委へ持っていったんだと、こう言うから、じゃ中労委どまりかと。あなた、中労委の命令が出たら裁判しかないのですよね、取り消しの行政裁判しか。それならいまの参考人の答弁が、一貫した答弁を...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃ、あなたたちは自分の満足する答えが出るまではずっとこういう公法上の義務に違反をし続けると、そういう意味ですか。
○三浦(久)委員 もう幾ら聞いても同じ答えしか出てこないでしょうから、大臣にちょっとお尋ねしたいのです。  いま労働省も、また朝田参考人もお話しになりましたように、現在この命令に従って履行をしなければならない公法上の義務に違反をしているということは認められているのですね。また、...全文を見る
○三浦(久)委員 それは大臣ちょっと違うんですよ。労使関係がお互いに、国が決めたルール、また労使が決めたルール、そういう枠の中で行われているときにはそういう紛争に介入してはいけないと私も思います。それはそのとおりです。しかし、いまはそうじゃないんですね。完全に公法上の義務に違反を...全文を見る
○三浦(久)委員 それは都労委の救済命令が出るまではそれでよかったかもしれませんよ。紛争があって、そしてずっといろいろ経過があって、都労委の命令が出るまではそれでいいかもしれない。都労委の命令が出た段階では違法な状態が続くのです。再審査の申し立てをしようと行政訴訟をしようと、履行...全文を見る
○三浦(久)委員 終わります。
03月27日第94回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○三浦(久)委員 ここに京浜外貿埠頭公団がつくりました「海上コンテナ輸送と外貿埠頭公団の十年」という本があります。この本の百八十三ページに「公団埠頭貸付方式の特長」という項目があるんですね。そこでどういうことが書いてあるかといいますと、これは公共コンテナバースと違ってこういう特徴...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、いま港湾管理者に直接移管するという案も検討の対象になったと言われましたね。それはなぜ実現しなかったのでしょうか。
○三浦(久)委員 しかし、その港湾管理者に移管したからといって、専用使用ができないというわけではないでしょう。ですから、港湾管理者からのいろいろな意見書とか要望書を見てみますと、専用使用をするのだ、させるのだ、こう言っていますね。私どもは、専用使用をさせるということに反対ですけれ...全文を見る
○三浦(久)委員 それは株式会社にしますと、税金上、税制上いろいろな問題が出てくるのじゃないですか。だから、株式会社にしなかったのじゃないですか。業界は、株式会社にしてくれという要求を出したときもありますね。ところが、出してから、いろいろな負担がかかり過ぎるというので、現在の案に...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、私が申し上げたいのは、まず閣議決定で港湾管理者に移管すると決まっているのですよ。それからまた、港湾管理者自身も、直接自分のところに移管してくれと強い要求を出しているのですよ。そういう閣議決定とか港湾管理者の要求よりも大企業の要求の方が優先しているという...全文を見る
○三浦(久)委員 それはちょっと勝手にそういうふうに解釈してはいけないと思うのですね。たとえば、この出資をしたときには地方議会の議決を経ているはずですよ。そして、出資をした場合に、その出資というのは解散になったら返ってくるというものなのですね。出えん金というのは返ってくるかどうか...全文を見る
○三浦(久)委員 全然違いますね。だって、本当は新しく出資が返ってこなきやならない。それを今度は新しく寄付するということですからね。そういう効果をこの法律で発生させているわけですから、その場合に地方議会が何の関与もできない、そういう状況の中で、自治体の意思に反しておりませんとか意...全文を見る
○三浦(久)委員 最後に、はしけ業者の問題についてお尋ねをいたしますが、はしけ業者、これは第三種の業者と言われておりますけれども、まともな運賃、料金は受け取っていないということははっきりしていると思うのですね。それはなぜかというと、荷主や船会社は通常、第一種港湾運送業者に荷役全体...全文を見る
○三浦(久)委員 四十四年の一月三十日に通達が出されていますね。「港湾運送料金の下払いの確保について」という通達でありますが、ここでも「直接作業費の全額下払いの確保及び管理費の元請、下請間における協議配分の適正化について」答申の趣旨に沿って指導監督に当たられたい、こういう港湾局か...全文を見る
○三浦(久)委員 話し合いをやっても、強い者と弱い者が話し合いますから、なかなかうまくいかないという状況だと思うのですよ。  それで、ちょっとお尋ねしたいのですが、この港湾運送事業法の第九条で、運賃、料金を認可するようになっておりますね。この認可料金というのは、おたくの書いた本...全文を見る
○三浦(久)委員 そこがやはりなかなか守られていない原因だと思うのですね。  いま港湾局の方から資料をいただきましたけれども、三十二件の件数を調べた。実際に荷主と直接契約を結んでやっている場合にはほとんど認可運賃が収受されているのですね。例外というのはほんのわずかしかないのです...全文を見る
○三浦(久)委員 それは第三条とか第二条ですか、こういうところの定義をちょっといじくればいいのですよ。いまだって、これに解釈によっては下請業者が入らないということはないと思うのです。ちょっといじればできることなのであって、もう十数年来の懸案なんですから、何とかここでそういう問題を...全文を見る
03月31日第94回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○三浦(久)委員 私は、日本共産党を代表して、外貿埠頭公団の解散及び業務の承継に関する法律案に対して、反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、本法案が行政改革の名に値しないものであるということであります。  本法案は、従来の二つの公団の行ってきた業務を新たに設立する四つ...全文を見る
04月03日第94回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○三浦(久)委員 私は、まず最初に、長崎市の神ノ島LPG基地建設の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  神ノ島LPG基地は、長崎港の本当の入り口のところにつくろうというわけなんですね。この長崎港というのは、御承知のとおり、一日に二百隻の船舶が出入りをいたしております。そ...全文を見る
○三浦(久)委員 大臣、これは運輸大臣の権限なんですね。港湾局長の権限じゃないんで、その程度のことなら大臣からちょっとお答えいただきたかったんですが、どうなんですか。
○三浦(久)委員 港湾法の三条の三ですね、これは六項で、港湾計画というものが港湾の開発とか利用または保全上著しく不適当であると認めるときは、変更すべきことを求めることができるとあるんですね。私はこの条文を適用してやはりこの港湾計画の変更を変更すべきだ、大臣はそういう変更することを...全文を見る
○三浦(久)委員 たとえば海上施設では外航タンカー受け入れ桟橋、これは七万トン級のが一基つくられるわけですね。しかし、これは港の裏側といいますか、外になるわけですね。ところが、内航タンカーの出荷の桟橋、これは三千五百トン級が一基と千五百トン級が三基つくられるわけですが、これは長崎...全文を見る
○三浦(久)委員 では、どういう対策をお立てなんですか。いま言われたような対策について、あなたたちとしては具体的にお立てになっていらっしゃるのですか。たとえば設備ですね、そういうものを持っていらっしゃるんですか。
○三浦(久)委員 いまそういう港則法の適用を受けようということなんですけれども、しかし、それは荷役中の問題でしょう。じゃ航行中に消防船を一緒につけるとか、それからまた進路警戒船を一緒に同伴させるとか一そういうことはできないのですよ。ですから、これだけ船舶がふくそうしているところで...全文を見る
○三浦(久)委員 次に、港湾整備の第六次の五カ年計画についてお尋ねをいたします。  概算要求の時点で五兆三千七百億円という計画、それが三月十三日の閣議了解されたものでは四兆二千六百億円というふうになっておりますが、その計画の細部については、概算要求のとき作成した計画の程度すらま...全文を見る
○三浦(久)委員 いまこの法案を審査しているわけですよ。私は、この法案を審査するときにやはり出してくるべきだと思う。それは形式的には、この法律ができてから五カ年計画をつくって、閣議決定もらうんだ、こうなっておるけれども、実際この法案の中身というのは、その第六次の五カ年計画が妥当か...全文を見る
04月17日第94回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
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○三浦(久)委員 運輸大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、いままで本法案についていろいろな論議がなされてまいりましたけれども、各委員が一様に指摘するのは、この法案の本当の目的というのは港湾建設にあるのだろうか、それともごみ処理にあるのだろうかということでございます。私もその点に...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、いま大阪港でどういう必要性があるのですか。まだ、いわゆる五カ年計画に基づく港湾整備計画というのは、出てないでしょう。出てませんよね。そうすると、いま具体的にどういう必要性があるかわからないという段階でしょう。そうして、基本計画の作成については運輸省は何も...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、いまの時点では恐らくそういう事態は発生しないだろうと思う。基本計画に乗ってくるだろうと思うのですよ。しかし、これはずっと長く続いていく法律ですよね。そうすると、その法律自体の中に、ごみが確実に投棄できるという保証がないということであれば、私は欠陥法案だと思...全文を見る
○三浦(久)委員 この法案を提案しているのだから、恐らくそれは港湾建設の必要性というものを十分に勘案して出してきているだろうと思う。ですから、当初はそういうことは言えるかもしれませんけれども、それでは、皆さん方の説明によれば大体これは十年で満杯になるということでしょう。十年たった...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、港湾の機能の増進という目的がなければもうごみは捨てられないわけですよ。十年か二十年たって満杯になった暁に、十年も二十年もたって、港湾を埋め立てしながらつくるわけでしょう、りっぱな港湾を。そして、すぐまたそれをいじくらなければならないという必要性は私は出...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、埋め立てればそれで港湾機能の増進になるというわけじゃないのですよ。たとえば公園をつくるとか住宅地をつくるということ、それは港湾の主たる設備と相まった場合には、それは港湾機能の増進の一つの要素ということが言えるかもしれませんけれども、八百ヘクタールも千ヘク...全文を見る
○三浦(久)委員 港湾計画との調整を図っていかなければならないのは当然なんですよ。私が言っているのは、港湾機能の増進というものに寄与しなければごみ処理ができないというふうにみずから縛ってしまうというのはおかしいんじゃないか、そういうことを申し上げているわけなんですね。ですから、そ...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、日本共産党を代表して、四ツ谷光子君提出の広域臨海環境整備センター法案に対する修正案に賛成し、政府提出の広域臨海環境整備センター法案に反対の討論を行います。  政府提出法案は、当初の厚生省のフェニックス構想から大きく後退し、廃棄物についての国の責任をあいま...全文を見る
○三浦(久)委員 運輸大臣にお尋ねいたしますが、このたびの事件は、考えれば考えるほど腹の立つ事件だと思うんですね。新聞の報道でもおわかりのように、日本の国民が大変な怒りに燃えておる。一日も早くその真相の解明をしてほしいということで大変大きな関心を持っていると思います。  先ほど...全文を見る
○三浦(久)委員 きょうの時事通信のファクスによりますと、外務大臣が、きょうの午前の閣議が終了した後、塩川運輸大臣に対して、原潜の衝突事故について運輸省の調査が日本としてはファイナルなものになるのでしっかりやってもらいたい、アメリカ側の調査が出る、それと結局すり合わせなければなら...全文を見る
○三浦(久)委員 私どもも海上保安庁の係官に来てもらっていろいろと事情を聞いてみたのです。ところが、いま大臣がおっしゃったような積極的な姿勢はどうも見受けられないと私は感じたわけなんです。といいますのは、たとえば乗組員の供述でいろいろなことを言っております。たとえば明るくなってか...全文を見る
○三浦(久)委員 昨日、参議院の運輸委員会でわが党の小笠原議員が質問をいたしておりますが、答弁で若干保留になっている部分があるのですね。それをちょっとまたきょう追加して聞きますけれども、たとえば船員が漂流中にシュルシュルという音がしたとか、ドーンという大きな音がしたとかということ...全文を見る
○三浦(久)委員 十三名の人々の供述ですから、若干の食い違いとかいろいろなものがあると思います。あると思いますけれども、しかし、そんなに大きく食い違うということはないと思うのですよね。ですから、夕方だと言った人がおるんならそれでいいじゃないですか。朝だと言った人がおればそれでもい...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは、この救命弾ですね、救命弾が二隻のゴムボートに四発積んであったわけですね。一番最初にこの救命弾はどういう状況のときに使われたのか、御報告していただけませんか。
○三浦(久)委員 それから、アメリカの原潜の行動ですが、先ほどからも指摘されておりますように、救助をしなかった、これはけしからぬ話ですね。しかし、彼らがいろいろな事情で救助できなかったとしても、救助を人に依頼するということはできるはずなんですね。たとえばXXXという信号、これは自...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、本当にこれはけしからぬ話だと思うのですね。自分自身は救助はしない、人に対して救助を要請するということもしない。要するに、もう見殺しにしてしまおうという、そういう気持ちが何となくありありとわかるような気が私はするのですが、そういう判断はもっと資料が出て...全文を見る
○三浦(久)委員 だれですか。
○三浦(久)委員 それで、その自衛艦の中でいろいろ乗組員が証言したときに、テープレコーダーでその供述がずっと記録されていたということなんですが、そういうことは御存じでしょうか。
○三浦(久)委員 そうすると、そのテープレコーダーは、自衛隊から保安庁は入手しておりますか。
○三浦(久)委員 それはおかしいな。たとえば海上保安庁法二条、七条、これは海難救助とか、それからまた海難の調査とかいうものはおたくの仕事になっているわけだね。そうであれば、乗組員を引き継いだというだけじゃなくて、海難に関するそういうものもやはり手に入れるという努力はしなければいけ...全文を見る
○三浦(久)委員 聞かないで必要性がないなんて、聞いてみなければわからぬのだから、あなた、そんなことを言ってはいかぬ。それは余りにも予断と偏見を持った答弁だと私は言わざるを得ないのですよ。  それからもう一つ、船底に連れていかれて事情聴取された乗組員がいるそうです。自衛艦の船底...全文を見る
○三浦(久)委員 私先ほど、アメリカの報告待ちになってはいかぬのだということを申し述べましたけれども、あなた方はこういう海難の調査については専門家ですよね。そうすると、いまの時点ではこういう項目とこういう項目が調査項目として足りない、こういう問題について調べればうんと真相に近づけ...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、それは調査項目を外務省にゆだねるのじゃなくて、保安庁は専門家なんだから、その専門的知識に基づいてこういう項目について調査をしてくださいということを申し入れてありますかと聞いているのです。
○三浦(久)委員 一日も早く真相を解明しようというんです。それをアメリカ任せ、外務省任せじゃだめだというんです、あなたたちがやるんだから。だから、ちゃんと最初に必要なものは全部項目を出して調べたらいいじゃないですか。足りなければまた聞きますでは一日も早くという態度にはならないので...全文を見る
○三浦(久)委員 これはあなたたちの方から積極的にやったのじゃないのでしょう。十一日に、逆に海難審判庁の本庁及び長崎の理事官が、海上保安庁の串木野保安部に電話で問い合わせているのでしょう。それ以前には、あなたたちは二十八条に基づく報告はしてないのですよ。二十八条に何と書いてあるか...全文を見る
05月22日第94回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
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○三浦(久)委員 まず、運輸省にお尋ねいたしたいと思います。  五十六年度の予算編成のときに、大蔵大臣と運輸大臣との間に交わされた覚書がありますね。現在、自民党が議員立法として提案している法案ですが、この覚書に基づいて提出をされているものなのかどうか、その関連を承りたいと思いま...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、これは大蔵大臣と運輸大臣との間に交わされた覚書なんですね。そして、ここでは予算が、いわゆる建設費が四十億円ずつ八十億円つけられていますね。それを執行しようというわけでしょう。執行するためにこの四項の凍結の障害を取り除こうというわけですね。そうすると...全文を見る
○三浦(久)委員 結局、私は内閣提案としては政府部内で意見の統一ができなかったのじゃないかというふうに思うのですよ。そこが最大の原因ではないか、私はそういうふうに思っているんですが、どうですか。
○三浦(久)委員 そうすると、運輸省として事務的に詰めるのがむずかしいということは、やはりあなたたちの判断として、いろいろ折衝しても内閣でこれの一致を見ることはむずかしかろう、そういうように考えたということはまず間違いないと思うのです。とすれば、大体この法律を執行するのは内閣なん...全文を見る
○三浦(久)委員 この法律ができまして、自治体との協議をいろいろ進めて、そして任意に自治体がお金を負担するという場合に、たとえば交付税の問題については、交付税で見ることはしないと大臣がおっしゃっていましたけれども、起債なんかは、そういう財政上の措置はおとりになる予定なんですか。
○三浦(久)委員 新幹線をつくってほしいというのは、かなり強い要望ですね。そうすると、無理して負担をしてでも早く着工してもらおうということで、その協議に応じて負担を自分でかぶる、こうなりますね。財政上の措置を何にもとらないということになれば、これは福祉とかまたは教育関係、そういう...全文を見る
○三浦(久)委員 運輸省に聞きます。  この法案は覚書に基づいて出てきたのだというのですけれども、覚書には「公的助成の方法及び地域の負担に関する制度が整備されるまで」、こうなっていますね。ところが、この法案には、地域の負担に関する制度と言えるのかどうかわかりませんけれども、地域...全文を見る
○三浦(久)委員 公的助成の方法というのは地域負担の問題とうらはらの問題ですね。たとえば負担の問題でも、国が七であれば地域は三、国が八であれば地域は二、うらはらの関係になっていますね。  それから、何を負担するのかということも一つの大きな問題だと思います。  それで、自民党の...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、そのうちのどれを考えているのですか。たとえば工事費を全額負担するという方法もある。それから、あなたたちの言っている二十年間、利息を国と地方公共団体で見よう、十年というのもありますね。ですから、そういう案のうちのどれを考えていらっしゃるのかということです。
○三浦(久)委員 それはちょっとでたらめですね。地方公共団体が勝手に決めていい、そんなことは子供だましでしょう。あなたたちが交通部会の中でいろいろ論議をされた。その中で、国鉄の財政再建との関係でどういうことを決めておられますか。国鉄に新たな財政負担を生じさせるようなことをしてはな...全文を見る
○三浦(久)委員 だから、根拠をちゃんと言って、こういうことを考えているんだと言ってもらわなければ困る。答弁者でしょう、あなた。答弁者なんだから、聞いている人間も、また、あなたの答弁を聞いていらっしゃる人々も、みんなわかるように答弁してもらわないと困ると思うのです。
○三浦(久)委員 それはちょっとでたらめなんだな、答弁が。それは工事費について三・五%以上の利息について補助しておる、いろいろわかってますよ、そんなことは。しかし、その利息だけ負担をするということじゃ、元金を返さなければならぬというのは新たな負担じゃありませんか。だから、運輸省自...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、一応制度と言うからには基準というのがなければいけないと思う。その基準をつくるに当たっては、いろいろ国鉄も入り、運輸省も入り、そして地方公共団体も入ってお決めになるのでしょう。しかし、その基準というのはやはり一鶴のものでなければならないと思うのです。という...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、各自治体ごとに負担割合も違えば、まあ金額は違ってもしようがないと思うのだけれども、何の基準もないのですか。パーセンテージをつくらないのですか。たとえば東北新幹線をつくる、関係の地方自治体の割合は五%だとか一〇%だとか、そういうことも何にもやらないので...全文を見る
○三浦(久)委員 ナマズをつかむような話だから、ちょっと先に話を進めてみましょう。  午前中からの質疑で、これは強制するものじゃないということが何回も言われましたね。出しても出さなくてもいいんだということでしょう。そんなことで大蔵省は承知するんですか。これは地域の負担に関する制...全文を見る
○三浦(久)委員 もうこれだけで終わりますが、それはあなたの希望的な観測であって、この前も福井県や富山県の問題があるでしょう。あなたたちの前で協力しますと言って、今度は議会に報告して怒られて、また自治省にも怒られて、いやあれはわれわれの熱意を示しただけでございますといって、そうい...全文を見る
05月26日第94回国会 衆議院 運輸委員会 第14号
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○三浦(久)委員 運輸省にお尋ねをいたします。大臣お見えですから大臣にお尋ねをいたします。「五十六年度予算編成にあたっての整備新幹線の取扱いについて」の大蔵大臣との覚書、その第四項の問題についてお尋ねいたしたいのです。第四項で、公的助成の方法及び地域の負担に関する制度が整備される...全文を見る
○三浦(久)委員 また運輸省にお尋ねします。  そうすると、いま凍結されている予算が解除されるというためにはこの法案がまず通ることが必要だ、もう一つは、公的助成の方法が確立されることが必要、もう一つは、地域の負担に関する制度が整備されることが必要だと思うのですね。  それで、...全文を見る
○三浦(久)委員 大体の大まかな線だけはお考えになっていらっしゃるようですね。しかし、この覚書をつくってからもう半年たつのですよ。半年たつ間にまだその程度のことしか検討してないというのは、私はちょっとおかしいと思うのです。  いま負担の問題について、工事費全額を見るのか、利子補...全文を見る
○三浦(久)委員 工事費全額の補助を一応前提とした上で、その補助について国と地方公共団体との分担を決める、こういうふうに言われましたね。そうすると、その分担は、たとえば国が何割、地方自治体が何割というふうにお決めになるのですか、どうですか。その負担割合は別としても、方法としてはそ...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、もう一つは、国と自治体との負担が決まった場合には、自治体相互間の負担割合というものが当然また必要になってきますね。それはお考えですか。  それともう一つは、さっき言われましたように、その自治体というのは都道府県だけなのか、それとも通過をする市町村も...全文を見る
○三浦(久)委員 もう半年もたって、何にもわかっていないのですね。  それでは、ちょっとお尋ねしますが、各地方自治体、都道府県単位、また市町村まで入るかもしれないという、そういう自治体間の割り振りの問題についてどういう要素が考えられますか。この制度をつくられるわけですから、その...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたたち、これは五十六年度の予算なんだよ。大体、予算が成立したら五十六年度中に執行するというのが前提なんだ、これは。そうでしょう、八十億円の工事費は。調査費もそうだけれども、いま工事費を問題にしていますからね。そうすると、そういう予算の執行、凍結を解除する条件...全文を見る
○三浦(久)委員 あなた、さっき言ったでしょう、時間が短いから提案者は説明しなくてもよろしいかと。
○三浦(久)委員 運輸大臣にお尋ねしますが、いつまでにその公的助成の方法と地域の負担に関する制度をおつくりになるのですか。
○三浦(久)委員 できるだけ早いと言ったって、いま聞いた程度のことしか考えてないのですからね、運輸省は。私は、実際の話、執行する予定がないものを組んでいるのじゃないかと思うのです。  というのは、ここに一月六日の新聞がありますけれども、ここではこんなことを言っているのだね。議員...全文を見る
○三浦(久)委員 この法案ができてから公的助成の方法とか地域負担に関する制度を考えるなんて、そんなことナンセンスですよ。この法案と同時にここに提案をしてくるということぐらいの内容を詰めておかなければいかぬ話なんですよ。そういう検討とか計画というものは、この法案の成立とは関係なく、...全文を見る
○三浦(久)委員 運輸省に聞きますけれども、この法律ができて一応地域負担に関する制度ができたとしますね。さあいざ工事に着工するという場合に、その寄付金は予算に組まなければいけないでしょう。収入と支出、これは当然国鉄の予算に組まなければならない。それが寄付金というのか補助金というの...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、こういうことなんですよ。協議をするのはいいでしょう。その負担に関する制度をつくるために協議をすることは私は何も否定はしない。しかし、協議によって一つの制度ができた場合には、その制度が適用されるということなんですね。ですから、新幹線をつくってほしいと思えば、...全文を見る
06月03日第94回国会 衆議院 法務委員会 第18号
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○三浦(久)委員 まず最初に、地方自治法の第百条に基づく地方議会の調査権の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  この調査権というのは、国会に広範な国政調査権が認められていると同様に、やはり地方議会の権能というものを十分に発揮をさせたいという、そういう趣旨から認められてい...全文を見る
○三浦(久)委員 したがって、この調査権の行使というのは、円滑かつ効果的に行われなければならないと私は思うのですが、いかがでしょうか。
○三浦(久)委員 ことしの三月三日の日に、静岡県の富士宮市議会で、地方自治法の第百条に基づく調査を行うための調査特別委員会が設置をされたわけであります。富士宮市というのは、御承知のとおり日蓮正宗総本山大石寺があるところであります。また、創価学会の非常に大きな墓園でありますが、富士...全文を見る
○三浦(久)委員 もうちょっと詳しく言っていただけませんか。だれに対する贈賄容疑なのか。
○三浦(久)委員 これは滝川さんという市会議員なんですね。これは百条委員会推進派の人であります。先ほど申し上げましたように、この推進派と反対派というのは十二名対十二名ですから、そういう意味では一名がどっちかに回れば勢力比は逆転するという状況なんですね。そういう中で、いわゆる推進派...全文を見る
○三浦(久)委員 また、百条委員会が市長を通して宗教施設の現地調査をしたい、そういう申し入れをした。これについても創価学会が拒否したという事実を御存じですか。
○三浦(久)委員 そうですか。それはもう間違いがないんですね、私ら文書を持っておりますから。  いまいろいろな理由を二つほどあなたは挙げられましたけれども、もう一つ大きな理由に、訴訟をやっているから応じられぬということもその拒否の理由になっていると思うのですね。いまお話がありま...全文を見る
○三浦(久)委員 そんなことが言えないのですか。私ちょっと判例を持ってきていますが、これは広島地方裁判所の昭和五十三年(行ウ)第九号事件、五十三年十二月十九日の判決、それとそれの控訴審である広島高等裁判所昭和五十三年(行コ)第十二号、昭和五十四年六月二十日の判決、これによれば、地...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、抗告訴訟の対象にならぬ、中身は審議しなくていい、門前払いだということで、これは却下されているのですよ。  そこで、そういうことを幾ら議論してもしようがないから議論を進めますけれども、行政訴訟を出す出さないにかかわらず、百条委員会から出頭の命令が来る...全文を見る
○三浦(久)委員 一般的、抽象的にはそうなると言うんだが、それは恐らく正当な理由との関係だろうと思うのです。しかし、正当な理由というのは、正当な理由があれば拒否できるということだけであって、そういう判断が最終的に裁判所で決着がつかぬ間は、それは当然、要求を受けたら出頭する義務、提...全文を見る
○三浦(久)委員 そんなことないですよ。そんなこと全くないでしょう。これはたとえば出頭を拒否するとか資料の提出を拒否した場合、その正当な理由がないと百条委員会が判断をしたら、告発をしなければいかぬでしょう。これは百条に書いていますね。刑事事件でもって判決が下されるまでそういう判断...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、そういう義務に違反をした場合には、法律上はどういう処罰を受けることになっておりますか。
○三浦(久)委員 自治省にちょっとお尋ねしますが、市議会は百条違反で告発しておりますか。
○三浦(久)委員 市議会では告発の決議はしたけれども、その時期については議長に一任、そういうふうになっているんじゃありませんか。
○三浦(久)委員 そうですか。私は議会からそういうように聞いております。  では、自治省にお尋ねしますけれども、拒否すると裁判にかけられるかもしれない、そういう非常に大きな危険を冒しても、創価学会や大石寺がそれをもいとわずに記録の提出を拒否するとか出頭要求を拒否するとかというの...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、大変希有な事例だというふうに言うことができると思うのですけれども、自治省は、百条委員会がその機能を円滑にかっ効果的に発揮できるようにということは思っていらっしゃるんでしょう。ところが、こういうようにいろいろな理由をつけて出頭を拒否するとか提出を拒否す...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、当事者の良識にまつ以外にないといいますか、そういうふうにお考えなんですか。
○三浦(久)委員 いま私が申し上げましたように、創価学会と大石寺による出頭拒否とか資料提出拒否というものは、いま続いているわけなんですけれども、その手段として裁判を起こしているわけですが、この裁判を今度は妨害しようという動きがあるのですね。これも私は大変しつこい動きだなと思ってい...全文を見る
○三浦(久)委員 私もその事件の内容に立ち入ることは避けますけれども、これは偶然の一致にしても何となく釈然としないという気持ちを市民に抱かせているのですね。  ここに静岡新聞の五月十三日の「大自在」というコラム欄がありますけれども、ここでこういうふうにこの筆者は言っておりますね...全文を見る
○三浦(久)委員 もう一問さしていただきますが、五百万円は高い、三十万円の修正案を出す、こういうやり方というのは良識に違反しないと思っていますか、どうですか。
○三浦(久)委員 しかし、あれだけ大きな事件、それに幾つもあるわけですよ。それがだれが考えても三十万円で応訴できるとは言えないだろうと私は思うのです。  警察庁にお尋ねをいたしたいと思いますが、いま反対派ばあらゆる機会を使って警察の力をかり、そして自派に有利な政治状況をつくり出...全文を見る
○三浦(久)委員 もう一つお尋ねしますが、百条委員会へ市当局が提出した資料の中から、ある議員の、これは反対派の議員の脱税が判明して、そして税金を徴収された。それに腹を立てて課税課の職員を守秘義務違反だというので告訴をした、そういうことを聞いておるのですが、そういう事実、ございます...全文を見る
○三浦(久)委員 これも百条委員会推進派の河原崎市会議員に対して、富士見小学校用地取得に疑惑ありということでこれも監査請求が出され、そうして反対派のビラの中で、この河原崎市会議員に黒い疑惑がある、県警も内偵中である、こういうことで大々的に宣伝をされているわけでありますけれども、こ...全文を見る
○三浦(久)委員 これからも反対派からいろいろな告訴とか告発とか、そういうものが出されてくる可能性は私は非常に強いと思うのです。しかし、そういうやり方というのは、事案の真相というものを解明をする、そしてまたそういう事実に刑罰法令を適用して法の秩序を保つ、そういうような目的から出さ...全文を見る
○三浦(久)委員 最後に自治省にお尋ねしますけれども、いまの法律の中でこういうように徹底的に資料要求も拒否する、証人要求も拒否する、裁判になっても構わぬというような態度でやると、百条委員会の機能は十分に発揮できないと私は思うのです。  それで、いままで私の指摘した一連の事実、こ...全文を見る
○三浦(久)委員 それは形式論だと思うのですね。しかし、たとえば広島地裁の判決、高裁の判決でも実際に門前払いを受けているとか、それからまた、ほかの人々はみんな応じているとか、そういう具体的事実、それからまた、そういうことを拒否する人はほとんどいないというような現実もあるわけであっ...全文を見る