三浦久
みうらひさし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月27日 | 第96回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号 議事録を見る | ○三浦(久)分科員 大蔵大臣にお尋ねいたしたいのですが、私は、北九州における同和関係者による土地転がしの問題についてお伺いしたいと思うのです。 これは昨年の行革国会で問題になっておりますので、御承知だと思います。しかし、私が一応概略を御説明申し上げたいと思います。 北九州...全文を見る |
○三浦(久)分科員 五十三年度の脱税容疑の問題は、ことし、五十七年の三月十五日で公訴時効になってしまうのですね。いまだに何の措置もとられていないわけです。三月十五日というと、もうほんのわずかなんですね。こういう時効というものを頭に入れて捜査をなさっているのかどうかですね。時効切れ...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 日本同和会の会長の松尾正信それから部落解放同盟小倉地協の前書記長の木村政男、これはわれわれが調べた結果では非常に大口ですね。これについては、ことしの初め、松尾については二億円の脱税ですよ。税額について二億円の修正申告をさせている。また、木村政男については五千二...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 松尾正信と木村政男については、もう修正申告まで行政指導によってなされているわけです。おたくたちが脱税の捜査をするときには、出先の国税局と十分な連絡をとってやっておるはずでしょう。片っ方は結論が出ておるのに、片一方はまだ何もしておりません——何もしていないとは言...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 私は、そういう言いわけはきかないと思うのだな。あなた、調査をすると約束したのだから、調査したけれども調査した結果は言えません、そんなばかげたことはないでしょう。常識ですよ。調査をいたしますと言えば調査した結果も報告する、これが常識じゃありませんか。検討すると約...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 そんなことを言ったってだめだよ。あなたたちは新聞に提供したことないと言うけれども、これは読売だけれども、松尾について二億円の課税をした、それについて新聞記者が質問しているのです、七億円じゃないのか、差益は七億円の所得があっておるじゃないかと。五十十三年度一年だ...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 調査の結果あなたたちが知り得た内容を言ってくれと言っているんじゃないのだな。それからまた、プライバシーの問題について、たとえばどういう財産があるとかめかけがいるとか、そんなことまで言えと言っているわけじゃないのだ。犯罪構成要件事実だけ言えと言っている。五十三年...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 そうすれば、私いま大臣のお手元に差し上げましたけれども、木村政男というのは五十三年も五十四年もこれだけ譲渡しているのだ。そして、これが五十年までは生活保護を受けていた男だ。いま三万五千平方メートルの土地を、われわれが知り得ただけで持っている。それに抵当権を設定...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 答えになってないじゃないか。三年間何で放置してきたんだ。こんなことわからないで放置してきたとは言わせないよ。大臣どうですか。五十三年、五十四年、五十五年、五十六年、みんな同じ所得申告じゃないか。こんなばかな話があるか、あなた。ちょっと洗ってみればすぐわかること...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 目の悪い人だってわかるわな。一方平米とか一万五千平米とかと転がされているんだよ。全部を把握できないと言うけれども、あなたそれは職務怠慢じゃないか。あなたたちが市役所や区役所に行ってみんな調べてきているでしょう。毎月とか二カ月に一遍とか三カ月に一遍、調べてきてい...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 条例によると言うけれども、北九州市の場合は確かに条例にありますよ。条例には何と書いてあるかといいますと、そんなものは非常に抽象的、同和関係者に減免するなんということは何も書いていない。その他特別の事情がある場合に市長は減免することができるということが書いてある...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 知らない。知らなければいいです、時間が来たから。これは解釈を乱用してやっているのです。ですから、国税にしてもその運用でもってこんな手心を加えておる。私は、大蔵大臣から表彰されてもいいと思っている。いま二億五千万円の税金がわれわれの指摘によって確保されたわけです...全文を見る | ||
○三浦(久)分科員 終わります。 | ||
04月19日 | 第96回国会 衆議院 決算委員会 第2号 議事録を見る | ○三浦(久)委員 労働大臣と防衛庁長官いらっしゃいますね。お尋ねいたしますが、鈴木内閣は憲法を尊重する内閣だということを何回も強調されておられます。そうであれば、憲法で保障された基本的な人権、すなわち個人の尊重であるとか、法のもとの平等であるとか、思想、信条の自由であるとか、結社...全文を見る |
○三浦(久)委員 それじゃ、重ねて労働大臣にお尋ねいたしますが、民間の企業が採用や人事異動に際しまして、労働者のプライバシー、すなわち本人の本籍であるとか親、きょうだい、友人、知人の職業、また勤務先、団体加入の有無、また妻の前戸籍、妻の親、きょうだいの職業や収入、妻の交友関係、こ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 本人の能力、適正、それを判定するのに必要な範囲にとどめるべきだというお考えだと思うのですね。 それでは、人事院いらっしゃっていますか。——人事院の方にお尋ねしますが、公務員の採用の場合に、本籍とか親の職業とか団体加入の有無等について調査をしたりしておりますか...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすると、いまのお答えですと、公務員はもちろん、民間企業の場合でも、要するに働く人の基本的人権を擁護するという立場から、そういう社会的な身分であるとか家族の職業、収入の有無とか団体加入の有無というプライバシーにわたる事項については、労働者に申告をさせたり、また...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 ちょっと資料を配付することをお許しいただきたいと思いますが、いかがでございましょう。 | ||
○三浦(久)委員 この資料は、一から五までありますけれども、一は、防衛庁が軍需企業から、防衛生産従事労働者と言うのですがね、その労働者の身上調査書、これを提出させているわけですが、その身上調査書であります。また、資料の二は、労働者の経歴明細書であります。 わが党の調査によりま...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 私は、それは間違いだと思うのですね。いま確かにおっしゃいました。防衛庁の訓令に秘密保全に関する訓令というのがありますね。それからもう一つは、防衛秘密の保護に関する訓令と、二つあります。庁内用とMSA問題と、二つありますね。そのいずれも、これは秘密保全に関する訓令...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすると、この契約条項に盛り込むべき基準、その基準をちゃんとつくってあるわけですね。その基準に基づいて企業が秘密保護に関する規則をつくる、それを防衛庁が確認する、こういうことになっているわけですね。 そうすると、防衛庁が確認したこの秘密保護に関する規則には...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 あなた、いま大事なことを一つ抜かして読んだでしょう。いま(10)まで読みましたね。防衛秘密の方の五号様式の(11)に何と書いてあります。「その他必要な事項」と書いてあるじゃないですか。この項目であなたたちが指示しているのは大体間違いがないです。 会社が勝手に...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうしますと、結局いま私が指摘したこの経歴の明細書、こういうものが防衛庁に出ているというのは間違いない。すると、この内容から見て、これが企業が自発的につくったものでないということはもう明白ではありませんか。これは明らかに防衛庁が指示してつくらせたものです。たとえ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 ちょっと局長、言葉は悪いけれども、あなたは私どもに対してうそを言っていると思うのですよ。これは企業から届け出があって確認をするまでに大体どのくらい時間がかかっていますか。私どもの調査によりますと、六カ月もかかっているのですよ。そして、自分の妻の実家に防衛庁の職員...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 それではだれかに依頼してやらしていますか。たとえば警察であるとか、または地方自治体であるとか、または公安調査庁であるとか、そういうところに依頼して調査をさせているのですか。どうですか。そうしたらなお人権侵害でしょう。 | ||
○三浦(久)委員 それじゃもう一つお尋ねしますが、労働者についてあなたたちは、どういう秘密業務にどういう労働者が従事しているのかは知っておる、こう言いましたね。すると、その労働者の確認はしてないのですか。この資料の第四によれば、いわゆる「秘密事項を取り扱う者は、防衛庁の確認を得た...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 ですから、それは確認をしているのでしょう。確認をした後に確認通知というものを出しているじゃありませんか。 それじゃ、もう一つお伺いしましょう、時間がありませんから。そういう秘密取扱者が外国旅行するとき、これは資料五を見てください、これは「防衛秘密関係者が外国...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 それは私は違うと思うのですよ。やはり企業が自発的に、労働者が外国に行く場合に三十日前に防衛庁に届け出るなんて、そんなことないでしょう。防衛庁自身がこれは要求しているから企業がこういう態度をとっているんだというのはもう明白な事実じゃありませんか。何のために三十日も...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 もう時間がありませんから結論に入りますが、防衛庁から要求したのでなくても、防衛庁にはそういう届け出がなされているということですね。それからまた、先ほどの経歴明細書、奥さんの二親等以内の人々についてまでその職業やら何やらを全部申告させるというような、こういうことが...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 大臣、ちょっと恐縮ですが、それでは、御調査いただいて、もしか先ほどの方針と違うような点があれば、是正の御指導をなさる、こういうふうに承ってよろしいでしょうか。 | ||
○三浦(久)委員 終わります。 | ||
○三浦(久)委員 まず総理にお尋ねをいたしたいと思います。 いよいよ第二回の国連軍縮特別総会が近づいてきたわけであります。聞くところによると、総理自身も御出席になって、そして演説をされると承っておりますが、当然長崎やまた広島のああいう悲惨な実情というものを訴えられるだろうと思...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いろいろ工夫をして、原爆の悲惨な実態を一人でも多くの人々に認識をさせていくということが大事だと思う。それができるのは私はやはり唯一の被爆国の日本しかないと思うからなんです。ですから、何も演説だけでしかできないというように、いますっと作業が進んでいるとおっしゃるの...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 お聞きのとおりで、せっぱ詰まってきょうあしたという作業にかかっている。しかし作業部会すらできていないような課題がいっぱいあるのですね。ですから、私はそういう意味では、まとまった具体的な軍縮提案というものが各国合意の上で出されるという可能性はもうほとんどないのでは...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 これから十分演説の内容について吟味したい、こういうことでございますね。そうすると総理のいまのお話を承っておりますと昨年十二月の通常の国連総会ですね。ここでたとえば核兵器の使用禁止決議、これにわが国は反対をしているとか、また核を持っていない国に核兵器を配備してはな...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 私は昨年暮れの国連総会におけるわが国の態度、そういうものは変更しないまま総理が国連の軍縮総会に出席したとしても、それはむしろ妨害者としての役割りを果たすのであって、国連総会を成功させるということにはならないのではないか。ですからぜひ、総理自身に昨年の暮れの国連総...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 時間がありませんので、余り長々と当然なことを、いままでの答弁を繰り返していただかなくて結構なんです。 実効ある措置をとると言うけれども、あなたたち、一九六一年のこの宣言に賛成した理由を何と言っていますか。「同案が採決されれば、それは核軍縮の分野における現実的...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 直接にお答えにならないで、いままでの答弁をオウム返しにされているだけですけれども、それではもう時間がありませんので聞きますが、わが国は非核三原則を遵守するのだということを総理はたびたび言われております。これが守られているかどうかということについては、われわれは大...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 総理にお尋ねしますけれども、そうすると、わが国のような核兵器を持ち込ませないという非核三原則をとっている国がどんどんふえるということには反対なんですね。そうなんですか。 | ||
○三浦(久)委員 最後に、もう一問だけお尋ねします。 アメリカのレーガン大統領は、本当の核軍縮を行うためには、核軍拡をやってソ連に優位を保たなければならない、こういうふうにおっしゃっています。私は、こういう考え方は、際限のない核軍拡競争に道を開くものだと思うのですけれども、こ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 結局、お聞きしていますと、核軍縮というのは究極的な目標だ、遠いかなたの問題だ、現実には結局は、軍備の拡大とか核軍拡、こういうものを推し進めていくのだというふうにしか総理の御答弁からは受け取れないのですね。ですから、それは際限のない核軍拡に道を開くのであって、やは...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 私は、日本共産党を代表し、昭和五十三年度決算に反対、国有財産の増減及び現在額総計算書に反対、国有財産無償貸付状況総計算書に賛成するものであります。 まず、五十三年度決算に反対の理由を述べます。 当時日本経済は、不況とインフレが同時に進行するスタグフレーシ...全文を見る | ||
05月12日 | 第96回国会 衆議院 決算委員会 第3号 議事録を見る | ○三浦(久)委員 大蔵大臣にお尋ねをいたします。 五月の八日に三月の税収が発表されたわけですね。大体これから推定をいたしますと、五十六年度の税収不足というのは確定的。このことは大臣も認めておられます。大臣は四月八日の衆議院の大蔵委員会では数%の上ぐらい狂うのではないか、こうい...全文を見る |
○三浦(久)委員 しかし、四月、五月というのはもう額が決まっているでしょう。ただ、取り込みが四月、五月とずれ込んでいるというだけであって、三月期決算で決まっているわけですから、そんな未確定というような問題ではないのですね。 それはそれとして、それではもう五十七年度に入っていま...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 大臣、一銭も一円に至るまでぴちっと確定するのはそうかもしれない。しかし、いまの段階でおおよそ二兆円以上とか二兆円から三兆円の間とかそういうようなことは予測がつくのじゃないですか。これだけ膨大な予算を皆さんたちが組んでいる。補正予算だって組む。そういう収入はみんな...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 補正予算が成立してからわずか三カ月なんですよ。この三カ月の間にいまあなたが言われた二兆四千億円程度の税収の見込み不足が出てきた。これは一体どこに原因があるんですか。三カ月先も読めないのですか。本当のことを言うと三カ月先じゃないんだ、四月の八日には数%の上の方だけ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いまあなたが言ったことは、それは補正予算をつくるときはそうだったかもしらぬけれども、二月の九日、十日予算委員会で補正予算の審議があったでしょう、そのときにみんなわかっていることじゃないですか。ですから、わが党もその当時、二月の九日、十日の時点では法人税にしても十...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 官僚の中でも大蔵官僚は優秀だとか世上言われている。私のコメントは避けますけれども、そう言われているよ。たった二カ月先の予測もできないのですか。そんなことは考えられないじゃないですか。皆さん方の答弁を見ていると、一応逃げを打って、見積もりは見積もりでございます、歳...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 当初予算を組むときなら一年何カ月か前まで見通す、こうなるけれども、補正予算でこんなに狂っちゃいかぬですよ。だからこの補正予算の審議のときに、おれが責任持つのだと福田さんも渡辺大蔵大臣も言われているのだ。それはやはり狂っちゃいかぬという前提があるから、わしが責任持...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 大臣の弁解は長々と聞かしていただきました。しかし、あの予算審議のときに五十六年度の税収についてこう言っているのです。福田さんは、税収は私が責任を持って見積もっておりますので、その見積もりの責任は私にございます。それを受けて渡辺さんが、部下が責任を持つものは大蔵大...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 大臣、役人がそういうことを言うのなら私も納得しますよ。足りなくなった、さあ制度上は決算調整資金がありますよ、足りなければ国債整理基金がありますよ、まだ足りなければ補助貨幣の回収準備金とかなんとかがありますよ、それを使うのですよ、それが私は責任をとることですよ、そ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすると、責任をとるというのは居直るということなんですね。居直るということが責任をとるということですね。そういうふうにお聞きしておきましょう。 それからもう一つ。今度国鉄問題をちょっと聞きますけれども、第二臨調答申が国鉄問題に関して第四部会でそろそろ出そう...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 それは五十五年度でしょう。五十六年、五十七年度の末になると十八兆円を超えるのですよ。十八兆四千億円ぐらいになるのです。 もう時間がありませんので、一問だけ伺いますが、運賃の値上げが客離れを招来しているということば言えると思うのです。ところが、予算を編成すると...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 ちょっと時間がありませんので、それはまた後で論争しましょう。 終わります。 | ||
05月13日 | 第96回国会 衆議院 決算委員会 第4号 議事録を見る | ○三浦(久)委員 まず最初に運輸省にお尋ねをいたしたいと思います。 運輸省は先月、モーターボート競走法の施行規則を改正していわゆる場外舟券を発行できるようにいたしましたね。私は、この点は非常に腑に落ちない。特にモーターボート競走の問題については、絶えず笹川良一の意思が非常に強...全文を見る |
○三浦(久)委員 時間がないから、余り細かい点について反論していると時間がなくなってしまうので正確に言ってほしいのだ。いまあなたの答弁、幾つかの間違いがあるし、そしてまたちょっとうそもあると私は思うのですよ。というのは、ファンサービスというけれども、通常の行政であれば行政サービス...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 それは競艇とか公営ギャンブルをやることを前提にしてやる場合にどうするかという話なんです。そうじゃなくて、私が聞いているのは、ギャンブルそのものをどういうふうに見るかということです。公営であろうと公営でなかろうと、ギャンブルという本質には変わりがないのです。 ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いま確かに公営ギャンブルが行われているのですね。私それを全く否定するわけじゃない。しかし、いま公営ギャンブルの現状がどういう状態にあるのかということを後でまたじっくり御説明いたしますけれども、これを現在より以上にふやすというようなことはすべきではない、私はそうい...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 回数にカウントされないんじゃないか。 | ||
○三浦(久)委員 それから開催日の問題を言いますけれども、これは競馬の場合は都道府県でもって何回と決められていますから、ちょっと競輪とか競艇と違うのですけれども、それでも競馬は、私ちょっと調べてみたのですが、北海道で一番多くやるところはどこだ、岩見沢の競馬場なんですけれども、ここ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 何か余り多くないみたいなことを言っていますが、それじゃ北九州市の例をちょっと挙げてみましょう。 委員長、ちょっと資料を配付させていただきたいと思います。 | ||
○三浦(久)委員 運輸省も総務長官もちょっとお読みいただきたいと思いますが、いまお渡しいたしました資料、私どもが調べまして、北九州市のギャンブルの開催状況を記録にしたものであります。 これは八一年十二月と八二年一月にやっております。別に他意はありません。ほかの月がうんと下がっ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 浸透し過ぎてしまっているわけですよ。浸透し過ぎているのです。これはみんなが好きだから、何かいいことだから行くというのではなくて、やはり働かないで金をもうけることができる、そういう場所をたくさん国が——まあ国でしょう、国がつくっているわけだから行くわけで、そういう...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 総務長官、先ほど総理府の方で吉国意見書、これは五十四年の六月二十一日、この問題に触れられましたけれども、この吉国意見書の一番最後をごらんいただけるとわかると思うのですけれども、「公営競技の運営について、できるだけ統一性を確保するため、関係省庁間の連絡体制を強化す...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 それは総理府が所管しているのですか。 | ||
○三浦(久)委員 そこでは、ギャンブル全体としてこの地域ではどれくらいが適当だとか、そういうような全般的な議論はないのですか。 | ||
○三浦(久)委員 実質的にこの回数をふやす。場外舟券の発売の問題についても、直前に受けただけで、詳細については何も聞いていないというようなことでは、いわゆる統一性を確保するための連絡体制を強化することというような状況にはなっていないと私は思うのですね。 ギャンブルというものが...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 それでは次に移ります。 先ほどBG財団の問題を言いましたけれども、このBG財団というのは、競艇施行二十周年記念ということで、昭和四十九年にBG財団の協賛レースというのがやられたわけですね。このBG財団というのはその四十九年にできたわけです。何の実績もないBG...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 このBG財団が「笹川孝子の像」というのを全国につくった海洋センターに設置しようとしているのです。いまこれはどういう状況になっているのか、ちょっと御説明いただきたいと思うのです。 | ||
○三浦(久)委員 いや、それだけじゃないでしょう。いま設置されているのはそうだけれども、これから設置しようとしている個所、それからどのくらいBG財団が「笹川孝子の像」を発注しているのか、その予算、そういうものを全部説明してください。 | ||
○三浦(久)委員 「笹川孝子の像」というのはどういうものですか、ちょっと説明してください。 | ||
○三浦(久)委員 このBG財団の金というのは半ば公金ですよ。協賛レースをやって自治体から寄附させているわけでしょう、BG財団、あなたたちが強制的に。その金で、笹川がお母さんをおぶった、それをかたどった「孝子像」を全国の海洋センターにどんどん設置するなんというのは一体どういうことで...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 変な言いわけは私はしない方がいいと思うのですよ。BG財団の主な財源というのは、私が何回も指摘していますけれども、これは協賛レースの金じゃありませんか。寄附金とかそんなものはわずかなものでしょう。四百億も五百億もする金を運輸省が自治体から寄附させているんだから。そ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 BG財団そのものにも、笹川がこんなものを四十九年につくって、それで運輸省から競艇の金をどんどんつぎ込ませた、こんなやり方自身私は反対です。だけれども、一歩譲って、BG財団の寄附行為を見て、親孝行を奨励するなんて書いてないよ。親孝行なんというのは人に強制されてする...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 あなたたちがいつも笹川の事業に協力する場合にはそういう言い分を使うんだね。子供だってわかるでしょう。だれが、笹川が自分のお母さんをおぶった「孝子の像」を欲しい欲しいと言いますかね。それは海洋センターをBG財団につくってもらいたいから、さあおまえ要求を出せと言われ...全文を見る | ||
05月14日 | 第96回国会 衆議院 決算委員会 第5号 議事録を見る | ○三浦(久)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となっております予備費使用等承諾案件のうち、昭和五十五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和五十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十六年度特別会計予算総則...全文を見る |
06月26日 | 第96回国会 衆議院 予算委員会 第23号 議事録を見る | ○三浦(久)委員 私は、まず最初に、アメリカのヘイグ国務長官の辞任問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 日本時間のきょう早朝に、アメリカの国務長官であるヘイグ氏が辞任をされました。この理由ですね。なぜ辞任をしたのか、この点についての政府の御見解をただしたいと思います。 |
○三浦(久)委員 そうすると、いまのお話ですと、アメリカの政府部内の対立というものが原因であるというふうにうかがわれますね。そういたしますと、ヘイグ国務長官の辞任によりましてアメリカの外交政策に今後どういう変化が生ずるというふうに日本の政府はお考えでございましょうか、御見解を承り...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 次に、私は、証人喚問の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 総理、われわれはいわゆる灰色高官と言われる政治家を含む証人喚問を現行法でやれということを終始主張し続けてきたわけであります。ところが、きょう証人喚問をするように動議を提出したのですけれども、残...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いまの議院証言法というのは廃案になっているんですか。効力がなくなっているんですか。議院証言法というのは現在効力があるものじゃございませんか。どうでしょうか、大臣。 | ||
○三浦(久)委員 総理大臣自身も今国会中に証人喚問が実現するように強く希望する、こう述べられているから、証人喚問をする必要性は認められておるのですね、必要性は。そうであれば、いまある法律、この法律に対していろいろな意見がある、これはあたりまえですね。完全無欠の法律なんてものはあり...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすると、日本国民でありながら、おれはこの法律気に食わぬから、変えてくるまでおれはその法律には従わないんだ、そういうような主張が許されるのですか。大臣、どうですか。 | ||
○三浦(久)委員 議院証言法の改正が先だというけれども、これは改正じゃない、改悪ですよ、自民党の案というのは。私は余り内容に深く立ち入りませんけれども、たとえば補佐人に異議申し立て権を認める、これはどういうことなんですか。委員長が許可して発言するわけでしょう。そして、発言をしたら...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうしますと、たとえば政治家が証言台に立つ、そして偽証をたくさん、うそばかり。検察庁自身が持っている資料から見ても、これはもう明らかに偽証だということがわかっていても、この告発がないといわゆる裁判にかける、刑事責任を追及する、起訴をする、そういうことはできない、...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 総理、いまお聞きのとおり、結局これは結論から言えば安心して偽証ができるような制度にしようということなんです。大体、告発の要件を二分の一から三分の二にしようということは政治家の証人喚問が問題になってから出されてきているのですね。これはやはり政治不信を招く。たとえば...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 われわれは、議院証言法の改正がなくても現行法で十分できると言っているわけですね。ところが、自民党自身がこの議院証言法の改正にこだわり、そして、いままでの経過も踏みにじっていろいろな条件をつけてきているということ、このことは、私は証人喚問の妨害以外の何物でもないの...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 しかし、では、加藤六月氏が現行法でも証言に立ちたいというふうに言っている事実はあるのですか、ないのですか。 | ||
○三浦(久)委員 きょうの報道によると、三鷹の市議会でも結局佐藤孝行氏の辞職、さらに航空機疑惑事件の全容の解明、これを早くやれという、こういう決議がなされ、そのほかにも自治体でそういう決議が次から次へとなされる、そういう動きがありますね。そういう意味では、この航空機疑惑の解明とい...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 ところが、先般臨調の第一部会の報告が出て、行革の理念問題についての報告をされております。この中で、国家目標として三つ設定しているわけですね。これは、憲法に国家目標が制定されているのに、臨調自身がそれにかわって国家目標を制定するなんというのは、私はとんでもないこと...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 これはまだ報告の段階だからコメントの段階ではない、こういうお話ですね。しかし、これは三つの国家理念、国家目標として出されてきているのであって、この部会報告それ自体が変わるというようなことは、私はないと思うのですね。もしか平和とか豊かさのゆえに社会の活力が失われる...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 運輸大臣にお尋ねいたしますが、この民営分割という構想に対してはどういう御見解をお持ちでございましょうか。 | ||
○三浦(久)委員 運輸大臣、運輸大臣は五月十七日、部会報告が出されたときに記者会見されていますね。そこではちょっといまと違った趣旨の発言をされていると思うのですよ。かなり具体的にお話しになっていらっしゃいますね。たとえば、国鉄の地域分割、それから強力な国鉄再建監理委員会の設置、そ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうして、本答申に向けて運輸省の考え方、これをずっと述べていく、それで審議、検討を求めていく、こういうこともおっしゃっておられますね。いかがでしょう。 | ||
○三浦(久)委員 そういたしますと、この部会報告に対して運輸省としてはどういうお考えを持っていらっしゃるのか。運輸省自体がそういう考え方を臨調にどんどん伝達をしていく、こう言っておるわけですから、どういうお考えを持っていらっしゃるのか、お尋ねをいたしたいというふうに思います。 | ||
○三浦(久)委員 その私なりの意見、私なりと個人的な意見ではだめだと思うのですね。やはり運輸省としての意見だと思いますが、その私なりの意見をちょっと開陳願いたいというふうに思います。 | ||
○三浦(久)委員 そうすると、その詳細にわたってはお話しできないこともあるかと思いますが、しかし民営分割という方向、これに対して賛成か反対かとか、そういうような基本的なお考えというのは、いま運輸省自身もお持ちになっていらっしゃるのじゃありませんか。いかがでしょう。 | ||
○三浦(久)委員 それでは、もう一つ重要な問題がこの部会報告で提起されていますが、それは国鉄再建監理委員会の問題ですね。これは国家行政組織法の三条に基づいて設置するというから、法律上は運輸省と同格になるわけですね。そういう行政委員会になるわけです。そうしますと、これは国鉄に関する...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 運輸大臣自身多少遠慮して答弁されておられるわけですが、この民営分割というのは私は国鉄の解体処分だと思っているのですよ。いま国鉄が営業キロ二万一千キロあります。地方交通線、いわゆる乗車密度八千人未満の地方交通線だけでも一万キロあるわけですね。この部会報告を見てみま...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 この経営改善計画によりますと、六十年度で、幹線で百億円黒字になるという計画ですよね。ところが、昭和五十五年度を見ても、新幹線では三千億黒字でしょう。それから、いま言ったいろいろな山手線とかそういうもので一千億黒字ですよ。五十五年度で、幹線では四千億円の黒字を出し...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 高木総裁は、分割になった場合に、九州と北海道が大変心配だということを言われましたが、その理由はどういうことでしょう。 | ||
○三浦(久)委員 運輸大臣、大体おわかりになったと思うのですけれども、幹線の中でも危なくなるのがある。いまの政府のお考えでも、幹線というのは鉄道の特性を発揮し得るものだ、こういうお考えなんですよね。そういうものまでどんどん廃止の危険にさらされるというようなことは、国鉄の公共的な性...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 運輸大臣にちょっとお尋ねいたしますが、欧米では、この鉄道はどういう経営形態をとっていらっしゃるのでしょうか。 | ||
○三浦(久)委員 総理大臣、鉄道を国鉄で維持していこうというのは、大体もう世界の趨勢なんですね。国が責任を持ってやっていこう、とても採算がとれない、そういうことでみんな処理しているわけです。ですから、いまの民営分割というのは、そういう意味では世界の趨勢に完全に反していると思うので...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 答申が出ていないけれども、基本的な方向というのは出ているのです。これは、さっき言いましたように、地方交通線ないしは一部の幹線までも廃止してしまう、そして採算のとれる路線だけを運営していこうというやり方ですね。私的な企業にやらせようという、そういう考え方です。とこ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 ちょっと私が答弁を補充するのはおかしいのですけれども、イギリスでは運賃収入に対して三五・六%の補助をしています。西ドイツでは運賃収入に対して七五・八%、これは一九八〇年ですが、補助しております。フランスでは六六・五%、日本では二四・九%。しかし、これは最近のこと...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 終わります。 | ||
07月07日 | 第96回国会 衆議院 決算委員会 第6号 議事録を見る | ○三浦(久)委員 私はまず最初に、米価問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 大臣、報道によりますと、今度の米価問題では、大蔵省は米価の引き下げ、農水省は据え置き、そういう態度を決定した、こういうふうに報道されているわけであります。しかし、昭和五十三年度から四年間この生産...全文を見る |
○三浦(久)委員 米をめぐる内外情勢は大変厳しい、また食管制度をやめろとか過保護だから保護をやめろとか、そういうようないろいろな要求も出てきているのだ、そういう中で食管制度を守っていくのだからやはりそれなりに配慮しなければならぬ、こういうお話だろうと思うのですけれども、しかし私は...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 それはいろいろな手段を講じて生産コストを下げていくということですね。私はこれは非常に大事なことだと思いますね。これは、ただ米は高ければいいというものじゃないと思います、高ければ高いほど税金で逆ざやを補っていかなければならないわけですから。ですから、そういう意味で...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 物財費がどんどん上がっているということは認められましたね。恐らく一八・八%もお認めになったんだろうと思うのですけれども、その結果、生産費を償えない状態に置かれている稲作農家の数はどのくらいになっているんでしょうか。 | ||
○三浦(久)委員 私たちが計算しますと、一・五ヘクタール以下の三百五十四万七千戸、これがもう生産費を償えないというような状況になっている。それから売り渡し農家数でいうと八九・三%、約九〇%、これだけの農家は生産費を補償されていないという状況になってしまう。これは四年間の米価の据え...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 確かにどんな経営規模の稲作農家に対しても生産費を補償しなければならないということにはならないと思うのですよ。しかし、いま私が指摘したように、九〇%近い農家の生産費が補償されていないというこの現実。いやしかし米はつくられているからいいじゃないか、こうおっしゃるけれ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 大臣にちょっとお尋ねしますけれども、十三日に諮問するのでしょう。算定方式もまだ決まってないのですか。そんなことはないのじゃないですか。もしかいままで二十二年間も続けてきたこの生所方式を変更するというのであれば、それはきわめて重大な政策変更じゃありませんか。そうい...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いままで生所方式をとっていながら、家族労働費の問題とか資本利子の問題とか地代の問題とかいろいろいじくっていますね。しかし、それはあなたたちとしてはやはり生所方式の枠の中でやっているということなんでしょう。ですから、いまいろいろ苦労して、家族労働費をどうやって安く...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いや、私は米価について言えと言っているんじゃないですよ。たとえば米価を何%上げるか、何・何%上げるかとか、そういうようなことは確かにぎりぎりまでいろいろな折衝があると私は思いますよ。諮問するぎりぎりまであると思う。それは理解できますけれども、しかし算定の方式です...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 了解はしませんけれども、もう答えがありませんから次へ進まざるを得ないですね。 農協が昨年政府がやった方式と全く同じ方式でもってことしの米価を算定している。そうすると八%くらい上昇になる、こういう結果を発表しているのです。私も大体そんなものじゃないかと思うので...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 まあ、厳密に言えばそうかもしれませんけれども、いわゆる米価の算式、あなた方でつくっている算式がありますね、これによると、六十キロ当たりの求める価格、イコール、分母が十アール当たり平均収量でしょう、そして分子が十アール当たり平均評価がえ生産費でしょう、掛ける六十で...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 大臣、まあこういうところでの答弁ですから、確かに、いや、そうですとなかなか言えないでしょう。しかし、実際はアップするということは間違いないのですよ、昨年の方式でやれば。ですから、そういうことも頭の中に入れて、農民の生活を守る、また再生産を確保するという観点でひと...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすると、中核農家というのを農水省はどういうふうにお考えなんですか。 | ||
○三浦(久)委員 しかし、部会報告が中核農家という言葉を使っているわけだから、既存の概念として使っているはずなんですね。そうじゃないかしら。やはり農水省の方で中核農家という概念を使っているのでしょう。まあ、最近は余り使わないようにしているという話だけれども。それはどういう農家を言...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすれば、臨調の報告もやはりそういうふうに使っているというふうに見なければいかぬでしょう。これは確かに米価の問題だけれども、しかし、それ以外に中核農家という概念はないわけなんだからね。そうでしょう。稲作の中核農家の概念というのはまた別にあるのですか。 | ||
○三浦(久)委員 私はこういう考え方に批判的だから、あなたにいろいろ反論してもしようがないのだけれども、じゃ、米価算定に当たっての中核農家という概念はだれが決めるのでしょうかね。それは適当に農水省が決めていいんだと言えば、こういう部会報告とか、仮にこれと同じ答申が出れば、答申とい...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 次に移りますが、また部会報告は、現行の全量管理方式を見直せ、こう言っておりますけれども、これについてはどういうお考えですか。 | ||
○三浦(久)委員 これは先ほどの同僚の委員の質問もありましたけれども、第三部会報告、農業普及改良員、これの人件費の補助の打ち切りを提案しているわけですけれども、こうなりますと、やはりいろいろ各県で技術指導のアンバランスが出てきて、農業の全体の発展という意味からいって、私は非常に大...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 私は、この臨調の部会報告、第一部会、第三部会を通じて流れている考え方というのは、日本の農業というのは過保護過ぎるんだ、過保護だ、こういう観点に立っているだろうと思うんですね。それで、結局よく見ても、食糧の自給率の向上というようなことは一言も言っていないんですね、...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 時間がありませんので、あと二点ほどちょっと簡単に御質問いたします。 いま福岡県は干ばつで大変苦しんでいます。いろいろな被害が出ておりますが、この状況を農水省の方でどういうふうに把握し、どういう対策をおとりになっているのか、お尋ねをいたしたいと思います。 | ||
○三浦(久)委員 私も雨が降ることを望んで、きょうの質問に当たってちょっと電話をしてみたのですけれども、四ミリしか降ってないというのですね。ですから、これはかなり深刻な状況だと思います。今度の空梅雨、局地的だという面はありますけれども、かなり深刻だと思うのです。ですから、これから...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 終わります。 | ||
08月10日 | 第96回国会 衆議院 決算委員会 第7号 議事録を見る | ○三浦(久)委員 官房長官にお尋ねをいたします。 主に右翼暴力団の問題についてお尋ねをいたしますが、最近、いわゆる右翼暴力団の動きが非常に活発化しております。ことしに入ってからの主なものだけでも、日教組本部の襲撃事件がありますし、日教組の島原大会の妨害事件がありますし、またわ...全文を見る |
○三浦(久)委員 この右翼暴力団、いわゆる政治結社化した暴力団ですね、彼らはほとんど憲法の改正を唱える、また日米安保体制の強化を唱える、軍事力の増強も言っている。さらに靖国神社の国家護持という主張まで掲げています。また核兵器廃絶運動を敵視する。こういう意味では自民党やまた一部の自...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 商法の改正とか道交法の改正によりまして、いわゆる暴力団というものがどんどん政治結社に衣がえをしていぐ、それで多少の政治活動もする。全然しないのもありますね。また、多少の政治活動もやるがその実態は暴力団だ、そういうものもあるのです。そして、自民党の一部の政治家が集...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 これは稲川会の三本杉一家の総長が創立しているわけです。 稲川会というのはどういう暴力団ですか。 | ||
○三浦(久)委員 大行社の構成人員はどうなっておりますか。 | ||
○三浦(久)委員 どういう人々によって構成されておりますか。 | ||
○三浦(久)委員 そうすると、警察庁としてはこれを純粋な政治結社というふうには見ないで、暴力団的な側面もあるというふうに考えておられるわけですか。 | ||
○三浦(久)委員 いまお話しのとおりなんですよ官房長官。こういう右翼暴力団の機関誌に、なぜ、どういう経過で政府のこういう広告が載ったのか、その点を私はお尋ねいたしたいと思います。 | ||
○三浦(久)委員 ただそれだけですか。あなた、これは重大な問題でしょう。政府が金を出して暴力団の機関誌に広告を出した、いまそういうように疑われているわけですよ。経過を明らかにしろと言ったら、いつだれがどういう方法でもってこういう雑誌に載せたということまで調べなきゃいけないじゃない...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 これからしませんと言われたからそれで引き下がってきたみたいですけれども、編集人が交代しているなら、その編集人がだれで、そしてどういう経過でこういうことになったのかはっきりさせなきゃいかぬでしょう。 たとえば、広告を出す場合には、政府が原版を雑誌社に渡すのでし...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 推測でこんな大事なことを云々すべきじゃないよ、あなた。 ちょっと聞くけれど、あなたたちは、訂正記事出さしたの。謝罪文出さしたの。 | ||
○三浦(久)委員 事は非常に重大でしょう、あなた。右翼暴力団の機関誌に政府が金を出して広告出した、そういう疑いを持たれているんだよ。何で謝罪文とか訂正文を出させないの。あなたたちに何かやましいところがあるからじゃないのですか。 それで、これは私は犯罪の疑いがあるのじゃないかと...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 総理府、これは総理府と言っても、総理府の広報室長は内閣の広報室長を兼任しているわけですから、宮澤さん、あなた全然関係ないわけじゃないのですよ。 総理府、いま言われたとおりなんだ。犯罪を構成する疑いが十分にあるわけだ。特に著作権法についてはその疑いが十分にある...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 終わります。 | ||
09月21日 | 第96回国会 衆議院 決算委員会 第9号 議事録を見る | ○三浦(久)委員 外務大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 ことしの五月の三十日ですが、福岡市中央区二丁目にある谷旧陸軍墓地、ここは国有地ですけれども、そこに「大東亜戦争戦没者之碑」というものが建てられ、その除幕式が行われたわけであります。 これは非常に大きなものでありま...全文を見る |
○三浦(久)委員 大臣、これは現在の国有地であります。ですから払い下げは受けていないのです。現在、この国有地は市に無償で貸与されています。そしてその市が、今度この碑を建立する顕彰会というものに貸しているわけです。貸すに当たっては現状変更の許可申請を大蔵省にいたしております。そして...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすると、こういうような碑文の内容であれば許可はしなかったというふうに承ってよろしいですか。 | ||
○三浦(久)委員 大蔵省としてはどういうふうに処置をしたいというふうに考えておるのですか。 | ||
○三浦(久)委員 市に対して善処方を要望しているというだけじゃ私は解決にならないと思うのですよ。これはいま大蔵省が言われたように、いろんな手口を使って市をだまし、私は市が形式的にはだまされたかっこうになると思うのですね。本当は恐らくすり合わせでもってぐるでやったんじゃないかと思っ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そんなことを言っているから足元見られちゃうのだよ、あなた。本当にこの碑文を訂正させるという気持ちがあるのならそんな態度はとれないはずだ。たとえばあなた、これは納骨堂があると言ったが、確かにそうだ、ありますよ、私見てきた。しかし、骨が入っていますか、遺骨が。入って...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いやいや、国に対して市が、この碑の維持管理はだれがするというふうに申請をしてますか。 | ||
○三浦(久)委員 そんなことうそですよ。それは、全然あなたたちは調べてないね。 | ||
○三浦(久)委員 そうでしょう。市が条例や施行規則に基づいて責任を持って維持管理すると言っているのでしょう。その市が顕彰会に対してはおまえがやれよ、こう言っているのですよ。何でこんなだまし合いみたいなことをしなければいけないのですか。それは、顕彰会が維持管理するということになれば...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 どうも非常に消極的なんだね、この碑文を訂正させるということについて。そういう態度でいいのですか。私は何か変な感じがするのですよ。たとえば、この碑の建立の発起人は、自民党の大物代議士と言われている三原朝雄さん、彼になっている。それから山崎拓という代議士もなっている...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 しかしあなたも相当なものですね。これは英霊が書いたんじゃないんだよ。英霊がこんな碑文を書いたんじゃないんだ。いま生きている者が書いたんだから。自分の評価として書いているのじゃないか。死んだ人の意思をそんたくして書いた、だから構わないんだみたいな、そういう考え方に...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 もう二重三重に違反しているのですよ。申請が全然違うということですよ。そうして出てきたものは、大東亜戦争、いわゆるあの侵略戦争を賛美する碑文が書かれているのでしょう。そんなものをつくるためにあなたたちはこの墓の管理をしているのですか。市に貸したのですか。そうじゃな...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 あなた、私の質問を何を聞いているの。私は市に対して契約の解除をやれと言っているのですよ。国と市との国有財産無償貸付契約書の四条と十条に違反しているじゃないか。だから市に対して契約の解除をしなさい、市に対して契約を解除すれば、当然もとの契約がなくなるのだから顕彰会...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いま非常に強い世論があるのです。こんなものけしからぬと地元でも大きな問題になっているのですよ。それで、あなたたちのさしがねかもしらぬけれども、市と顕彰会がいろいろ話し合って、そしていまどういうことになりかかっているかというと、この碑文の説明文をつける、こうなって...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 何たることですか、一体。あなたたちはこんな説明文をつけただけでよろしいというわけですか。あとは市民は黙っていろ、そういうことですか。外交問題に発展したらどうするのですか。ちょっとまいりましたね。私はもうちょっとまともな答弁が出てくるんじゃないかと思ったんだけれど...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 大臣、ただ関心を持って見守るということではなくて、どういう方向でいま一件落着がなされようとしているのかと言えば、さっき言いましたように、碑文はそのままにするのです。それでその下に、いやわしらは再び戦争が起きないようにするためにこの碑をつくったのですというような説...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 終わります。 | ||
12月16日 | 第97回国会 衆議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○三浦(久)委員 まず、総理にお尋ねをいたします。 総理は、この予算委員会の再開冒頭の発言で、特にその発言の後段でこのように言われています。「当面の人事院勧告については、各野党の質問に代表される意見も踏まえ、国会の判断を尊重し、十分検討いたしたいと存じます。」そうすると、この...全文を見る |
○三浦(久)委員 そうすると、現在も代表者会議が開かれておりますね。中断しながら継続していると思いますが、その結論を尊重するという意味だ、こういうことでございますか。 | ||
○三浦(久)委員 そうであれば、この補正予算の中ではいわゆるベアの一%を減額補正しておりますね。すると、これがそのままずっと採決まで持ち込まれてしまうということになれば、人勧はこの補正予算の審議でもう全然無視するという結果になってしまうわけですね。そうすれば、各党の協議がずっと続...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうしますと、この代表者レベルでの協議というものが調わない限りは採決に入らない。入ってしまえばこれは自民党の多数で成立してしまうわけですから、人勧無視という態度が如実にあらわれるわけですから。そうすると、私はいまの総理の御発言の趣旨と違うと思うのです。ですから、...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすると、いままで政府はこの人勧は凍結するという方針をずっとおとりになってきましたね。そうすると、国会の判断ですから、各党のそういう協議の結論に従うということになれば、政府の人勧凍結という方針は変わったというふうに承ってよろしいのですか。 | ||
○三浦(久)委員 これは総理大臣の答弁なんです。大出委員の質問に対する答弁として行われた。ですから、政府は政府で別の考え方があると言われたのでは、これはちょっと私はおかしいと思うのです。やはり各党でもって折衝したその結論を内閣としてものんだ。そして、内閣総理大臣としてここで答弁し...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすると、この答弁とは違う考え方を政府が持っていて、いままでと同じような態度をとり続けているということになれば、ここでの答弁というのはただ単に言葉で何か国民に期待を持たせる、言葉の言い回しでもって国民に期待を持たせておいて、実際は人勧を無視する、そういう態度を...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 だから私は、余りにもアメリカに遠慮し過ぎるんじゃないかと思うのです。日本の国会で、アメリカは軍備を削減すべきだとかアメリカは核兵器をやめるべきだとか、そういうような決議をしようとしたら、自民党の皆さんは必ず、内政干渉だからそんなことはできないと言うでしょう。 ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 べきであるなんと言うけれども、べきでありながらそれに違反してやる、そういう人だから、あなたはね。だから私は、べきであるという発言には納得しないけれども、まあ守るということを宣明したというふうに解釈をしましょう。 それでは法務省、刑事局長ちょっとお願いいたしま...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 処分請訓規程というのがありますでしょう。その処分請訓規程に基づいてそういう請訓というのが、いわゆる指揮を仰ぐための請訓というのが行われるのではありませんか。 | ||
○三浦(久)委員 そうすると、その処分請訓規程ですね、その中に収賄罪は入るのでしょうか。 | ||
○三浦(久)委員 そうすると、いまの御答弁の趣旨から言うと、贈収賄罪はこれに入らない。そして、この処分請訓規程というのは法務大臣がつくったのじゃありませんか、どうですか。 | ||
○三浦(久)委員 もう一つ聞いておきます。元総理大臣については請訓をしなければならないとか、元大臣については請訓をしなければならないというような規程になっているのか、それとも犯罪がただ列挙されているだけなのか、その辺をちょっとお尋ねしたい。 | ||
○三浦(久)委員 そうすると、法務大臣、ロッキード事件は収賄罪ですよね。被告人は田中さんがなっていますけれども、田中被告人、元総理大臣であっても、指揮権を仰ぐための請訓はあなたのところに行かないのです。 それで、法務省にお尋ねしますが、刑事局長にお尋ねしますが、最高検の次長検...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いえ、私は実態を聞いているのです。解釈じゃないです、これは。実際の検察の運用の実態がこうかというふうに聞いているんです。 | ||
○三浦(久)委員 そうしますと、指揮権発動する場合というのは、必ず請訓を受けて、それに基づいてのみしか発動されないわけですね。そして、ロッキード事件は収賄罪、そして田中元総理もこれは例外ではないということになれば、法務大臣、あなたのところに請訓は行かないのだから指揮権の発動という...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いやいや、法務大臣に聞いているんです。それはもう法務大臣です。いえいえ前田さん、ちょっとそれはだめだよ、法務大臣に聞いているんだから。 | ||
○三浦(久)委員 しかし、制度の運用はそういうふうに行われているんですよ。十四条ただし書きの規定に基づいてこの処分請訓規程ができて、それに基づいてずっと行われて、理論的じゃなくて、制度の実態も請訓がなければやらない、こういう実態になっているんじゃありませんか。 法務大臣にお尋...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そういう抽象的なあれじゃだめですよ、あなた。私は具体的に聞いているじゃないですか、請訓がなければやらないのかと。そうなっておるでしょう。それは答えなければいかぬじゃないですか。制度の運用上そういうように定着しているものについてまであなたは反旗を翻そうというのです...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 答弁が違うのだよ。私は、請訓を受けなければやらないのかと聞いているんだよ。何を言っているんだよ、あなた。私は、あんたが絶対にやらないとかやるなとか言っているんじゃないんだよ。請訓を受けたらやる、請訓を受けなければやらないのかということを聞いているんだ。 | ||
○三浦(久)委員 ふまじめな答弁だよ、あなた。ふまじめですよ。この検察庁法第十四条のただし書きに基づく処分請訓規程というのがある。そして、それに入ってない事件については請訓はしない、それに入っている事件については請訓する。そしてまた、法律上は確かにそういう解釈も成り立つかもしらぬ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 あなた、指揮権の発動というのはきわめて政治的な問題、重大な問題なんですよ。それがどういう場合に発動され得るのかというようなことを、ただ検察庁法十四条のただし書きしか知らない、処分規程の内容も知らない、そんなことをよく公の席でいばって言えたものですね。あなたは不見...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 制度、法律に基づいて一定の指揮権発動のルールができているんですよ。だから、その定着した慣行とかルール、運用の仕方、そういうものを守るのですかという質問なんです。ですから、具体的には請訓がなければ発動しないのかと聞いているのですよ。それを何で答えられないのです。発...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 まだあとの別な質問がありますので、それはまた法務委員会で時間をとってゆっくりやりましょう。 総理、いまのように、指揮権の発動というのは、普通は請訓を得た上でしかやらないのですよ。指揮権の行使というのは、ああ結構だよと言う場合も、いや、だめだよと言う場合もある...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 いやいや、ひどい発言ですね。まともに答弁ができないわけで、ただ人を非難、中傷するという、そういう答弁は総理大臣としては余りまじめではない答弁だと私は思いますよ。もしか、そういうことを言われるんならちゃんと論証してください。 次に、通産省にお尋ねします。 ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 昭和五十三年度に国家備蓄事業が行われるようになってからの計画であります。もう大分時間がたっているんですね。しかし、いまだに運輸省の埋め立て認可がおりていません、消防法に基づく許可もおりておりません、また船舶安全法に基づく検査も終了しておりません、水域占用許可もま...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 エネルギー庁長官にお尋ねいたしますが、上五島にもう一つ同じような洋上備蓄基地の建設計画、これが行われていますね。これはいつごろ発注する予定なんですか。やはり同じですか。 | ||
○三浦(久)委員 この洋上備蓄基地の建設をめぐって地元の企業グループがいろいろ策動しているんですよ、おれのところが受注しようというので。それで、これは私がにらんでいると、大きく見まして上五島は三菱のグループ、白島は日立造船のグループ、これで仕事を分け合おう、そういう談合が行われて...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 そうすると、まだだれに発注するかも決めてないということでしょう。随契でやるのか指名競争入札でやるのか、そういうことも一切決めていないとおっしゃるわけですね。 ところが、次から次へと、いま私が言った、いわゆる公団を巻き込んだ大きな談合が行われているという疑いが...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 この白島の基地の建設は、当初は民間備蓄として計画をされたんですね。その民間備蓄での基地の建設をやろうというグループは、日立造船であり、そして新日鉄であり、間組であり、そして飛島建設であり、日商岩井だということは御存じですね。どうでしょうか。 | ||
○三浦(久)委員 そうしますと、このフィージビリティースタディー、これは「洋上石油備蓄システム基本計画策定業務報告書」、昭和五十四年三月という日付が打ってありますが、これが日立造船にちゃんと渡っているのです。そして、日立造船がどこどこに渡しましたという判こまで押してあるわけです。...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 こんなに大事なものが漏れても平然としておる。まああれしました――調査しましたとも言わない。あれしましたなんということを言っていますけれども、もっと管理を厳重にしなければいけないのじゃないですか、こういうものを。もう私は、日立造船の企業グループにあなたたちが渡した...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 三菱が白島基地の建設に動いたという動きは何にもない。ところが、日立造船が動いたという事実はある。特に五十二年九月二十日に日立造船グループが日立の本社で会合している会議の要録というのが、もう全部行き渡っています。私も持っておりますが、その中では、上五島のプロジェク...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 これは業者間には秘密にしなければならない事項ではありませんか。 | ||
○三浦(久)委員 それはなぜですか。 | ||
○三浦(久)委員 そういう答弁はおかしいんじゃないですか。いまの御答弁ですが、備蓄会社がやっているから公団は関係ない、そういう形式的な答弁はいかぬのじゃないですか。その備蓄会社というのは、公団が七〇%出資しているのですよ。何やるんだっておたくと協議してやっているのでしょう。そんな...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 あなたたちが指導してつくった契約規程というのがありますよ。いただきましたが、これには、契約に従事する職員は秘密を守らなければならないと書いてあるよ。それで、こんな基本設計、どこに委託したかなんということは、一々業者に知らせないのじゃないですか。そういうのはおかし...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 間組が設計をしているわけです。設計をするに当たっていろいろ連絡先が、いま私が言ったところなんですよ。間組というのは基本設計をするところじゃありませんよ。間組というのは、この事業を受注する、工事の受注に基づいて施工設計をするところでしょう。そうすると、ここですでに...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 厳正にと言うけれども、あなたたちの契約規程を見ますと非常に抽象的に、随契ができるようになっているのですよ。随意契約ができるようになっている。ですから、そういう規程に基づいてこういう日立造船グループに優先的に工事をおたくが発注する、そういうことを約束しているのじゃ...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 調査をするかと聞いているのです。 | ||
○三浦(久)委員 調査はしないんですか。ちょっと変だな、調査をするかと聞いているのに。まあいいでしょう、もう時間がありませんから。また関係委員会でじっくりやりましょう。 一つずつ質問する時間がありませんからちょっと言いますけれども、まだまだ疑惑があるのですよ。 たとえば白...全文を見る | ||
○三浦(久)委員 終わります。 |