三浦久

みうらひさし



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三浦久の1983年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第98回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○三浦(久)分科員 国鉄にお尋ねをいたしますが、いらっしゃいますね。  まず、入浴規制の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  昨年の暮れから国鉄当局は入浴の規制を始めました。いままでは、一日の仕事が作業ダイヤに従って終わる、終わった後その仕事によって付着した油であると...全文を見る
○三浦(久)分科員 いま門司の鉄道管理局管内では、門司機関区の百三十九名を含めまして五百三十七名が賃金カッットされていますね。新潟はまだ若干少ないですけれども。これはあなたたちいま、その後調査したら勤務時間内に入浴していることが判明したなんて言っているけれども、そんなことは明治以...全文を見る
○三浦(久)分科員 あなたたちはそんな形式的なことを言うけれど、それじゃいままで門鉄の客貨車区とか機関区、そういうところで明治以来ずうっとやってきていることで何か支障がありましたか。事故があって対応できなかったことがありますか。いままでそんなことないじゃないですか。そんなへ理屈を...全文を見る
○三浦(久)分科員 実質的なおそれないじゃないですか。いままであなたたちが何十年もやってきていて何の支障もなかったことじゃないですか。作業上の支障もないよ。そんなことは常識でわかることですよ。実質的に勤務に支障がある、何が勤務に支障がありますか。何もないじゃないですか。  それ...全文を見る
○三浦(久)分科員 その勤務時間内というのは去年からあなたたちが急に言い出したことであって、仕事が終わったらすぐ入るというのがずっと行われてきていたんですよ。あなたそんなこと言ったってだめですよ。  それに、労働安全衛生規則の六百二十五条にこういうのがありますね。「事業者は、身...全文を見る
○三浦(久)分科員 それは問題はないけれども、しかし汚染職場かと聞いているのです。  屋外作業が多いというけれども、保線の場合そうですね。しかし、汗をちょっとかく程度ではふろなんか設置しない場合もあるわけだ。しかし、余りひどい汗だとかふん尿を浴びるとか、それからまた屋内だって、...全文を見る
○三浦(久)分科員 労働省にちょっとお尋ねしますけれども、この労働安全衛生規則の六百二十五条の汚染職場というのはどういう職場を言うんですか。
○三浦(久)分科員 あなたとここで論争しておってもちょっと時間のなにがあるから……。健康に被害があるという場合には、たとえば鉛中毒だとか、特定化学物質だとか、有機溶剤だとか、また別にちゃんと規定があるのですよ。わかっているでしょう。ですから、何か健康にというようなことで、ちょっと...全文を見る
○三浦(久)分科員 ですから、国鉄の総裁、やはり職場の状況によっては時間内に入浴をさせるということは必要なんです。特におたくの場合は、仕事が全部終わってしまって退勤時間のわずか二十分前に入るという、それだけのことなんですよ。それも長年の慣行としてずっと行われてきたことですね。そん...全文を見る
○三浦(久)分科員 だからいけないというのですよ。あなたたちが職場規律と言うのであれば、また世論というものをおもんぱかってと言うのなら、そういう問題も調べてみなければだめじゃないですか。あなたたちの考え方というのは本当に非常識的。  それで、あなたたちは団体交渉もしてないのです...全文を見る
○三浦(久)分科員 お聞きになったでしょう。一定の決められた労働時間をどういうように使用するか、労働者にあなたたちが使用させるかという問題なんだから、いつ入浴させるかということは。だから、これは完全に労働条件なんです。  それから、公労法の八条に団体交渉事項が書かれていますね。...全文を見る
○三浦(久)分科員 そんなことないですよ。賃金を幾らにするか一方的にあなたたちが決めたら、それはけしからぬ、だめだと言って団体交渉するというのは当然交渉事項でしょう。あなたたちが勝手に決めるということ自体が間違っておることなんです。労働条件の一方的不利益変更というのはできないこと...全文を見る
○三浦(久)分科員 いま言われたことを現在の入浴規制の問題に当てはめれば、一般的に言ってもこれは労働条件ですよ。そしてまた衛生に関する事項というのに該当しますよ。そうすると、これは公労法八条によって団体交渉の対象にせざるを得ない問題です。そして、時間がありませんから具体的な経過を...全文を見る
○三浦(久)分科員 終わります。
03月05日第98回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○三浦(久)分科員 通産省にお尋ねいたしますが、白島や上五島の石油洋上備蓄基地の建設をめぐる問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  この問題は、昨年十二月十六日の予算委員会でも、私取り上げて質問をさせていただきまして、そのときに、これはどうも国家的な大談合の疑いがあるぞ、...全文を見る
○三浦(久)分科員 いつですか。
○三浦(久)分科員 春というのは季節の問題でありまして、いつまで春か余りはっきりしないのですが、今年度にどうしても着工するということで準備を進められているのですか。
○三浦(久)分科員 そうすると、工事の発注に当たって、備蓄会社の規則によりますと指名競争入札が原則だ、随契もできるようになっていますね。どういう契約の方法をなさるつもりなんですか。
○三浦(久)分科員 そうすると、まだ決まっていないということでございますか。
○三浦(久)分科員 これは大変膨大な計画なんですよ。陸上の施設設備から、貯蔵船をつくるとか堤防をつくるとか、大変膨大な設備です。ですから、どの部分については指名競争入札、どの部分については随契でやるとか、そういうことがわかっていなければならない。春といえば三月、四月の話でしょう。...全文を見る
○三浦(久)分科員 しかし、一応まだ契約の姿勢を崩しておられないのです。私、この前は間組がもうすでに施工設計をやっている疑いが濃いのだということを指摘したわけですが、その後いろいろ調べてみますと、日立造船なんというのは、自分が受注するということに確信を持って、もう機構や組織をつく...全文を見る
○三浦(久)分科員 非常に熱心にやっているということはわかるとおっしゃるのですが、自分が受注できるかどうかわからないのに、こんなに大がかりな組織をつくってやるでしょうか。彼らは、おれはもう絶対に受注できるんだという確信を持っている。そういう確信はどこから生まれてきたのかということ...全文を見る
○三浦(久)分科員 これは会社の宣伝物ですけれども、これは「会社のあらまし」これは「会社概要」これは日立造船のものです。これを見ますと、絵入りでいろいろな宣伝がされていますけれども、この中にもあるのですよ。この中にも「開発目標」とかそういうものがありまして、「海上石油備蓄」「国家...全文を見る
○三浦(久)分科員 しかし、それは公になっていないでしょう。
○三浦(久)分科員 そうすると、私は間組が施工設計をやっていることを言いましたけれども、日立造船も施工設計をしておると思うのですよ、これだけの体制をとってやっているわけですから。ところが、基本設計というものがわからなければ、施工設計なんていったって、やみくもにやらなければいかぬわ...全文を見る
○三浦(久)分科員 そうすると、三菱重工にしても日立造船にしても、国家備蓄に移行した後もいろいろ調査研究していますね、非常に熱心に。ここに資料を持ってきていますけれども、時間がありませんから一々挙げません。そうすると、そういう実験をしたり調査研究した結果というものは、三井共同コン...全文を見る
○三浦(久)分科員 そうすると、たとえば学会なんかで三菱とか日立がいろいろ発表しています。そういうものは見るけれども、それ以外に日立や三菱が秘密とするようなデータ、そういうものの提供を受けていない、こうおっしゃるのですか。
○三浦(久)分科員 運輸技術審議会から、五十三年四月七日に「石油洋上備蓄問題についての安全指針に関する答申」というのが出されていますね。運輸省、きょうお見えになっておられますが、出されておりますね。その答申の中に「貯蔵船及び港湾の施設の設計」という項があります。その項の中の「係留...全文を見る
○三浦(久)分科員 そうすると、三菱や日立からも資料の提供を受けているというふうにおっしゃるわけですか。
○三浦(久)分科員 そうすると、三菱や日立から資料を提供されているということはお認めになるわけですか。
○三浦(久)分科員 かなり長い間金をかけて集めた資料だと思うのですよ、三菱とか日立造船は。これをただで提供しているのですか。無料で提供しているのですか。それはどういうふうに御承知になっていらっしゃいますか。
○三浦(久)分科員 組織的に受けたことがないとか、有料で受けたことがないというようなことをおっしゃるのですけれども、そうじゃないですよ。  運輸省が来られていますが、運輸省の港湾技術研究所が五十五年九月に港湾技術研究所報告というものを出しています。その十九巻三号で発表した研究論...全文を見る
○三浦(久)分科員 運輸省がそういう技術の基準、たとえばあなたたちが、申請してきた場合にそれが本当に安全かどうかというものをチェックするための、そういう基準をつくるためにも、ちゃんと三菱とか日立造船から既存の資料を提供してもらってやっているわけでしょう。それはあたりまえのことだと...全文を見る
○三浦(久)分科員 私たちがいままで公団からいろいろ説明を受けてきましたけれども、フィージビリティースタディーをつくったときには、全然民間とは関係がない、大体この程度の規模のものをつくりたいという、それだけしか私どもの方としては諮問をしておりませんと、そういうふうにいままでずっと...全文を見る
05月11日第98回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○三浦政府委員 現在、健康管理体制の一環としまして巡回健診その他も行っておりますので、毎年継続的に健康管理を行っております。
○三浦政府委員 旧令の非共済組合の関係のたとえば学徒動員等の人々に対する対策につきましては、確かに先生おっしゃいますように共済組合員であった人たちよりも対策が時間的に若干おくれた面はございますが、今年度、介護手当あるいは家族介護手当を新設することによりまして大体旧令の共済組合員の...全文を見る
○三浦政府委員 いま四点御質問がございましたが、一つはPR不足ということでございますが、私ども、毎年全国の課長会議を開くたびにこの問題を取り上げまして、PRを徹底するように言っております。なお、学校の同窓会等を通してやるのも一つの手ではないかと考えておりますので、また広島県の方と...全文を見る
○三浦政府委員 私の方から二点お答えいたします。  国民健康モデル事業におきます健康管理情報システムと老人保健法の健康診査のデータ処理との関連というお話でございますが、私ども全国の三十万人ぐらいの都市五カ所でいまこのモデル事業の調査をやっておりまして、当然これの結果が出ましたら...全文を見る
○三浦(久)委員 生活保護行政の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  現在、適正化推進事業というのが行われておりますけれども、これに付随いたしまして、各地で行き過ぎと思われるような事案やまた権利侵害というようなものが続出をいたしております。  具体的には私は後でその事...全文を見る
○三浦(久)委員 具体的な事実関係を指摘する前に、今度施行規則や施行細則が改正になりまして、それによって、申請をするときに同意書というものを添付させるようになっています。その同意書というのは、ここにモデルがございますが、「保護の決定又は実施のために必要があるときは、私及び私の世帯...全文を見る
○三浦(久)委員 えらい抽象的な御答弁なんですけれども、いろいろ調査をするということは当然なことでしょう。ですから、法律にも第二十九条に調査することができるということは書かれていますね。この同意書というのは、この二十九条の内容をそのまま持ってきているわけです。しかし、私はこれは越...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、包括的に申請の時点で提出をさせるということが不当であるということを言っているわけであります。調査をするということは結構だと思います。そしてまた、調査をする場合に、必要があったときに同意書をとるということも、それは具体的にいままでやっておったのと同じように、...全文を見る
○三浦(久)委員 私の聞いておるところでは、東京都は提出させていないとか、京都府、京都市、神戸市、大阪府、大阪市、こういうところが提出をさせていない。そして、これはちょっと疑義があるのじゃないかというような意見を厚生省に出しておるということも伺っておるのですが、その点はいかがです...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、私がお聞きしたのは、意見みたいなものを厚生省に出している、そういう都道府県もあるのじゃございませんか。
○三浦(久)委員 ですから、やはり自治体でもこれはちょっとまずいぞ、要保護者の基本的人権を守るという観点からまずいぞという感じを持っているわけですね。それは当然ですよ。必要の有無にかかわらず調査活動に着手しちゃうわけですから。これは調査活動の一部ですから。ですから、そういう意味で...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、私が聞いているのは、わざとそういうお答えをしているんだろうと思うのですけれども、これを出さないからといって、保護の開始、そういうものを故意におくらせるというようなことはしてはならないというふうに思いますが、いかがでしょうかと聞いているんです。
○三浦(久)委員 そうすると、場合によってはこの同意書を出さないからうんとおくらせてもいい、そういうことになるんですか。私はそういうことにはならないと思うのですね。それなら、個別的に必要があれば同意をとってそしてどんどん調査を進めていけばいいんじゃないですか。ちょっとお答えがおか...全文を見る
○三浦(久)委員 それは個別的な同意書をとればいいだけの話であって、それを出さないからといって故意におくらせる、そういう理由にはならないと思うのですね。まあいいでしょう。  次に、ちょっと具体的なケースを申し上げますが、私が住んでいる小倉の北区の問題なんですけれども、この福祉事...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、あなたの方では福祉事務所の窓口に申請用紙を置かなくてもいいという考えなんですか。それはおかしいじゃないですか。それはあなたたちの行政の都合だけを考えて、国民の権利という問題については非常に配慮が足りないやり方だと私は思うのですよ。何も必ず相談を受けな...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、申請書を提出したいというものは提出させて、それからあなたたちが調査をしたらいいじゃないですか。それでこういう点はどうだこうだといって調べて、是正すべき点があれば是正させて、そして保護にのせるか却下するか決めればいいわけですよ。それが、申請を受け付けても...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、それは申請をするという国民の権利を妨害していることになると私は思うのです。事実上妨害していることになると思います。いやそれは申請者のためにやっているんだと言うけれども、申請者が申請したいと言えば、むだになろうと何しようといいじゃないですか。ですから、そ...全文を見る
○三浦(久)委員 じゃ、もう一つ例を挙げますが、小倉北区の、これは御婦人なんですけれども、アルバイトをしておったというんですね。アルバイト先で六万円の収入を受け取っておった。そしたら、そこへ担当の係長と担当のケースワーカーが来まして、給料六万円というのは安いじゃないか、十二万円払...全文を見る
○三浦(久)委員 生活保護関係の質問はこれでやめますので、最後に大臣、ちょっとお伺いしておきますけれども、私はいまの適正化事業、これは本当に法に厳格に従ってやるということよりも、逆に、生活保護者というのは何か不正受給をしているのじゃないかというような、はなからそういう目で見て、そ...全文を見る
○三浦(久)委員 次に、学童保育についてお尋ねをいたしたいと思います。  小学校の低学年、一年生、二年生、三年生、この留守家庭の児童、いわゆるかぎっ子、こう言われておりますけれども、こういうかぎっ子に対する学童保育ですね、これに対する政府の基本的な考え方をまず最初にお伺いいたし...全文を見る
○三浦(久)委員 究極的には児童館でやっていく、それまでの間は都市児童健全育成事業、これも併用してやっていく、こういうお話だと思いますが、児童館というのは留守家庭の児童だけを対象にしているのではないと思いますね。一般の児童も対象になっているわけです。ですから、児童館をつくって児童...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、政府の方針としては、児童館の運営一般で解消してしまうということになりますね。ただ児童館をつくっていればいいんだ、そして学童保育クラブはそれに吸収するというわけですから。それでいわゆる学童保育をやるための専門の部屋とか専門の指導員とか、そういうものは...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、それはわかっているのですよ。だから、そういう一般の児童を対象にした機能だけしか果たさせないというのでは、学童保育をやらないということにしかならないのですよ。そうでしょう。いまのお母さん、お父さんたちの要求というのは、専門の部屋をつくってください、専門の指導...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、それは全然違うと思いますよ。だって、それはそうしたら一般の児童対策じゃありませんか。そうでしょう。それだけでいいという考えじゃありませんか。だって、児童館に遊びに来る子供、これはいつ来てもいいんでしょう、いつ帰ってもいいんでしょう。それだったらかぎっ子対策...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、それはあなた、もちろんかぎっ子は除くとかなんとかという意味じゃありませんよ。だけれども、一般の児童対策しかやってないということじゃありませんか。  それじゃお尋ねしますが、いわゆる学童保育というのは何ですか。
○三浦(久)委員 そうするとあれですか、学童保育というのは児童福祉法の第三十九条第二項によって行う保育を言うということですか。
○三浦(久)委員 そうすると、現在都市児童健全育成事業の中でやっている児童育成クラブ、この児童育成クラブが行っているものは学童保育と言うのですか。
○三浦(久)委員 文部省にちょっとお尋ねしますが、あなたたちは学童保育という問題についてどういうふうに対処してきていますか。
○三浦(久)委員 文部省は最近学童保育に物すごく消極的ですね。どんどん手を引くというようなことですが、五十六年の四月十七日、いま隣にいる井上さんが質問していますね、学童保育について。検討すると言っているんですが、どういうふうに検討されたんですか、いままで。
○三浦(久)委員 もう時間がありませんのでやめますけれども、厚生省も文部省も、また機会があったらこの問題はもう少し時間をとって私質問をいたしたいと思いますが、きょうは、ほかに迷惑をかけますのでやめます。
05月19日第98回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○三浦(久)委員 まず、総理大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  憲法改正の問題ですが、ことしの自由民主党の大会宣言に、自主憲法の制定ということが盛り込まれております。参議院選挙の政策には、この憲法の改正は除外をされております。しかし、国民は、中曽根内閣がいつ憲法の改正に乗り...全文を見る
○三浦(久)委員 中曽根総理は、昭和三十年に「自主憲法の基本的性格」という本をお書きになりまして、その中で「自主憲法のための改正要綱試案」というのを発表しておられます。その後、昭和三十六年に「高度民主主義民定憲法草案」というものをお書きになっておられると思いますけれども、そのとお...全文を見る
○三浦(久)委員 ここに「大右翼史」という分厚い本があります。これは右翼の歴史を書いた本ですが、この中にも中曽根総理のこの「高度民主主義民定憲法草案」というものが転載をされておりますから、これは総理がお書きになったことはまず間違いがないだろうというふうに私は思います。  この昭...全文を見る
○三浦(久)委員 国防の義務というのは徴兵制度を可能にするものだと私は思うわけでありますけれども、いかがでございましょう。
○三浦(久)委員 そうすると、いまの国防の義務というようなものは憲法改正の際には明記はしない、そういうふうに伺ってよろしいのですか。
○三浦(久)委員 いえ、いえ。論争しておると時間がすぐなくなってしまうので次に行きたいのですけれども、政治日程にのせないとはいっても、しかし、あなた自身は総理大臣をやめたらまた改憲運動をやるのだというようなこともおっしゃっておられるわけであって、そして、また、そういうふうにあなた...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、十五年戦争を自衛のための戦争であったとか、民族の解放闘争であったとか、そういうようには認識されておられないのではないでしょうか、どうでしょうか。
○三浦(久)委員 なかなかそこをはっきりおっしゃられないようですけれども、そのくらいのことはお答えになって当然だと私は思うのです。多大の迷惑をかけた、しかしそれは正義の闘争であった、そういうふうにお考えなんですか。私は、総理の腹は、いままでの一連の答弁を見るとそうではないと思うの...全文を見る
○三浦(久)委員 個人的に大東亜戦争というふうに使ったり、また一杯飲んで軍歌を歌ったり、そういうことを私は言っているんじゃないのです。政府の公式的な発言や文書の中では大東亜戦争という言葉は慎んだ方がいいのではないでしょうかと聞いているので、それにまともにはお答えになれないでしょう...全文を見る
○三浦(久)委員 それは年の問題じゃないのじゃないですか。戦争に対する反省の問題でしょう。私ももう五十二歳ですから、戦争は経験しておりますよ。しかし、なるべくそういうものは使わないようにみずからを戒めているつもりです。  ところで総理、福岡市の中央区谷二丁目の国有地に膨大な碑が...全文を見る
○三浦(久)委員 何言ってるんだ。何が好ましくないんだ。論議を続けていくことが何が好ましくないんだ。そんなばかなことを言ってもらっちゃ困りますよ。わずかな時間を、長々と書いてきたものを読まれても本当に迷惑しますよ。  総理、そういう碑文が刻まれた大きな碑、いわゆる聖戦碑と言われ...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、日本共産党を代表し、昭和五十四年度決算外二件に反対の討論をするものであります。  まず、五十四年度決算に反対の理由を述べます。  第一に、本決算は、歴代自民党政府の政策運営の失敗がもたらした五年来の不況のもとで、これに反省するどころか、すでに破綻してい...全文を見る
05月20日第98回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号
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○三浦(久)委員 質問に先立ちまして、質問のために必要な資料を各委員並びに政府委員に配付をいたしたいと思いますので、お許しをいただきたいと思います。
○三浦(久)委員 私は、まず最初に、大洋漁業グループ、いわゆるマルはグループと言われている会社の一つであります林兼商会というのがあります。この林兼商会の土地売買や宅地造成をめぐる疑惑についてお尋ねを申し上げたいと思います。  この問題は、わが党がすでに参議院の建設委員会また予算...全文を見る
○三浦(久)委員 疑惑が持たれておりますのは、この土地の値段が近隣の土地に比べて不当に高いということ、また、市街化調整区域であるからこれを市街化区域にする、そのための政治工作資金が大量に流れたのではないかという点であります。  公団は、この土地の売り込みや価格決定に当たってフィ...全文を見る
○三浦(久)委員 平川氏らは政治家や有力者にいろいろと働きかけていることが判明をいたしております。資料No.7、この平川メモによりますと、この土地の売り込みに当たって、昭和五十五年の十月ごろであります、まず最初に自民党の田原隆代議士が公団の福岡支社に行ったというふうに書かれてあり...全文を見る
○三浦(久)委員 その後、古賀雷四郎という参議院議員、この方がまた公団の九州支社を訪れてやはり滝井部長と面談をして、そしてこの売り込みを打診をしているということが記載されておりますけれども、そういう事実は御存じございませんか。
○三浦(久)委員 同じ平川メモには、ちょうど同じころ、まだ正式に林兼商会から売却の申し入れがある前に、県庁の係長、私、名前を知っておりますし、あなたたちも知っておると思いますけれども、特に名前は言いませんが、県庁の係長が公団の九州支社を訪れている、そして売り込みを打診している、そ...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、公団としては、この売り込みや価格の決定に当たって政治家その他社会的な有力者の働きかけは全くなかった、こういうように考えておられるのですか。
○三浦(久)委員 これは、厚くなるので裏と表と印刷していますのでちょっと読みにくいと思いますけれども、資料のNo.8、註文書というのがありますね。おわかりですか。註文書の裏に仮領収書というのがあります。第二議員会館四三〇号室田原事務所山元廸夫さんという方が六千五百万円受け取った、...全文を見る
○三浦(久)委員 この二つの事件は同時に進行しておって、同じ人物が双方に関係してくるわけであります。私ども一から十まで全部証拠を握るわけにいきませんけれども、これだけの証拠をわれわれは収集して質問をしているわけであります。したがって、われわれはそういう疑いが非常に濃いということを...全文を見る
○三浦(久)委員 それはちょっとおかしいのじゃないですか。われわれも平川と大関からずっと事情を聞いているのですよ。資料をいっぱい持っています。いまこれからお話ししますけれども、具体的事実の確認に至らないというのは、確認しようとしないから確認できないということではないかと私は思うの...全文を見る
○三浦(久)委員 これはしかし、私の言ったことが事実であるとすれば犯罪でしょう。どんな犯罪ですか。
○三浦(久)委員 それでは警察庁、この武尾、鈴木、小松、暴力団、小松もいまは暴力団の準構成員になっているようですが、なぜこの三人が大関を呼び出してピストルでおどかしてまで資料の返還を求めたり、またいわゆる報酬請求権の放棄を求めたりしたのかということです。これは林兼商会、それとその...全文を見る
○三浦(久)委員 これは私、大変なことだと思うのですよ。大洋漁業というと百五十億円の資本金を持っている会社ですよ。林兼産業というのは四十四億円の資本金を持っていますね。そしてその子会社である林兼商会は一億八千万円の資本金です。そして中部一族の中部一次郎というのが林兼産業の社長でも...全文を見る
○三浦(久)委員 ところが、これが成功しなかったわけですよ。そうすると、それからまた数日たってからです。今度は平川に役者をかえて別の刺客が送られるのですよ。それはだれかといいますと、井村陽一であります。これは暴力団山口組系伊豆組の元構成員であります。もう一人、進藤貢、これは現在暴...全文を見る
○三浦(久)委員 もう調査という段階じゃないと思うのですよ。調査というのは、捜査に至る前のことをあなたたちは使い分けて言っておられますね。もう調査の段階じゃないでしょう。これだけの資料をあなたたち握っているというのなら、もう捜査をしなければいけない時期に来ているのじゃないでしょう...全文を見る
○三浦(久)委員 答えは同じ答えしか出てこないわけでありますけれども、私の方で事実を指摘しましょう。  ちょっと先ほど落としましたけれども、七月八日の井村、それから進藤と平川とのやりとりの問題、おどかされた問題ですけれども、このときには井村陽一は、三千万円を支払う、そういうこと...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、これは非常に反社会的な事件だと思います。暴力団を雇って、そして五億円の報酬を支払わないためにこういう暗躍をするというようなことは、私は許せないだろうと思うのですね。特に、先ほど言いましたように、中部一次郎というのは安倍外務大臣の後援会の会長なんですよ。そし...全文を見る
○三浦(久)委員 では、ちょっと個別な案件に入りますが、五十六年四月八日、この日に福岡市の料亭満佐で、筑紫野市の松田市長、公団の九州支社の開発部長である滝井さん、それから林兼商会の小山専務、彼らが会合を開いております。そして、そこで土地の売買の問題について話がなされておって、議事...全文を見る
○三浦(久)委員 これは、満佐にだれが払ったかと聞けばわかることじゃないですか。そして、社会通念上儀礼に及ぶような問題ならいいけれども、一回に三人で三十四万円という遊びの金まで林兼商会に出させたとすれば、それは職務に関する賄賂ですね。正当なことをやっておったっていかぬわけですよ。...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは、もう一点だけその問題についてお尋ねしますが、筑紫野市の松田市長に林兼商会から、二千万円と当初言われておりましたが、われわれの調べによりますと五千万円にふくれ上がっておりますが、五千万円の賄賂が贈られたという複数の証言をわれわれは得ているわけであります。...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは、また別の機会に、いまの松田市長の点についてはもう少し具体的に質問をさしていただきたいと思います。  次に、奥田知事に対する暴力団の暴行問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  ことしの五月十日十二時四十五分ごろ、奥田知事が県議会の一階ロビーで右...全文を見る
○三浦(久)委員 そこに問題があると私は思うのですよ。当時の警備、右翼が当時押し寄せてくるというのは十分わかっておったからこそ、警察も知事の身辺警護ということで警備警察を派遣しておったのだろうと思います。これは博多署とまた県警本部両方から派遣されておったようでありますけれども、そ...全文を見る
○三浦(久)委員 その見失ったということが問題なんですよ。知事の身辺警護なんだから、それを任務分担してぴしっと決めておけば、こういうことは全く起こらなかったことだ。ですから、いま局長さんのお話を聞いていると、おれたちは右翼の陽動作戦にやられちゃった、そういう発言でしょう。それは全...全文を見る
○三浦(久)委員 福岡県警は、万全の体制でやっておった、何の手抜かりもなかったなんて言ってないのですよ。やはりそういう手落ちはあったということを認めているのです。ですから、そう強弁なさらない方がいいんじゃないですか。それにまた、あなたたち、県警の三時の新聞記者会見で、そういう事実...全文を見る
○三浦(久)委員 終わります。
05月25日第98回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第5号
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○三浦(久)委員 大臣にお尋ねいたしたいと思います。  夕張新鉱の再建問題を考えるに当たって大事なことは、この問題は雇用問題であり、また地域振興の問題であると同時に、国のエネルギー政策上この山の開発というものがどうしても必要である、そういう観点ではないかと私は思うのですが、大臣...全文を見る
○三浦(久)委員 これからのエネルギー政策、石炭政策、そういうものの方向づけが決まるような大きな問題だというふうにお考えになっていらっしゃるだろうと思います。  私、いままで大臣と同僚の委員の質疑を聞いておりまして、大体大臣のお考え、いわゆる山中提案の輪郭がほぼわかってまいりま...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、石炭協会のやり方をそのままなぞっておったのでは同じ結論になるので、ひとつその点を十分に配慮してほしいということを申し上げたいわけであります。  大臣にお尋ねいたしますけれども、いわゆる山中提案というのは、道にこの新鉱の経営に参加してほしい、そういうことを...全文を見る
○三浦(久)委員 通産省と北海道庁との折衝の中で、経営に参加するやり方はいろいろありますが、たとえば、それでは道が出資しよう、そういうふうになった場合に、この出資について財政的な手だてを大臣はどのようにお考えになっていらっしゃるのでしょうか。いろんなやり方があると思うのですけれど...全文を見る
○三浦(久)委員 出資をして、そしてそういう形で経営に参加をするとすれば、これはすぐには黒字に転化するなんということはとても考えられないわけであります。そうすると毎年、かなりの期間赤字が出てまいると思うのですけれども、そういう赤字対策上の問題についてはどういうふうにお考えになって...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、あらゆる面から見て財政上の負担はかけない、こういう大臣の決意だというふうに承っておきたいと思います。  それから、この夕張新鉱が出炭をする石炭のユーザーですね、これを使用している会社、これは新日鉄とか日本鋼管また東京瓦斯、こういう関係の会社だと思い...全文を見る
○三浦(久)委員 終わります。
07月07日第98回国会 衆議院 決算委員会 第8号
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○三浦(久)委員 私は、まず再審問題についてお尋ねをいたしますが、最初に裁判所にお尋ねをいたしたいと思います。  最近、財田川事件やまた免田事件等、死刑囚の再審決定が相次いで起きております。そしてまた、近くその第一審判決も出されようといたしております。  そのような状況を踏ま...全文を見る
○三浦(久)委員 まだ、たとえば再審の第一審判決が出された段階で原確定判決の効力は失われるのだ、そういう説もあるのじゃないですか。
○三浦(久)委員 もう裁判所は結構でございます。  検察庁にお尋ねをいたしますけれども、いままで検察庁は、再審判決の確定によって原確定判決は効力を失う、そういう見解をとってきておられるわけであります。そういたしますと、死刑囚の場合は、刑の執行停止があっても、いまお話がありました...全文を見る
○三浦(久)委員 法務省の職員といっても、かなり地位の高い人ですよね、特に名前を言いませんけれども。  私は、従来の法務省や裁判所の見解、この矛盾が最も強くあらわれるのは、死刑囚の場合、死刑判決の場合だと思うのです。自由刑の場合は、執行停止になって身柄が釈放されますから問題はご...全文を見る
○三浦(久)委員 では、次に法務省の民事局にお尋ねをいたしたいと思います。  これは登記所の問題なのですけれども、登記事故の問題です。いままでも登記簿に関する事故というのはたくさんあります。この国会でもたびたび指摘されておりますけれども、またことしの五月にも事件が起きていますね...全文を見る
○三浦(久)委員 こんな事件がもしか相次いで起きるということになると、これは国民の財産の安全上大変重要な問題だと私は思うのです。  いま、職員は仕事をしながら閲覧監視のために目を光らしておったとか言われますけれども、そういう状況じゃないでしょう。私も登記所に何遍も行っております...全文を見る
○三浦(久)委員 閲覧監視員なんというのを配置するようにしていますが、その状況はどうなっておるのですか。
○三浦(久)委員 監視員のことをちょっと聞いたのですけれども、何か年間に十人くらいだというのでしょう。そうすると、いわゆる登記所、そういう登記事務を扱っている庁ですね、これがいま千二百から千三百くらいあるというのですよ。まあ一人庁もあるから、全部に配置ということにはならないだろう...全文を見る
○三浦(久)委員 終わります。     ─────────────
○三浦(久)委員 私は、福岡県知事奥田八二氏に対する右翼の襲撃事件についてお尋ねをいたしたいと思います。     〔中川委員長代理退席、委員長着席〕  五月二十日の地方行政委員会で、私は、五月十日に奥田八二県知事が県議会の一階のロビーで右翼に襲撃をされた、その問題についてお伺...全文を見る
○三浦(久)委員 この二回とも、結局右翼の陽動作戦にやられているのですね。そうでしょう。二回ともそうなのです。これは、確かに右翼は悪いと思いますよ。しかし、私は、警察にも警備上の責任があると思うのです。いまあなたは、検挙をずっとしておる、厳正、公平、中立にやっておるのだ、こう言い...全文を見る
○三浦(久)委員 次に、私は林兼商会の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。これはなかなか複雑なんですけれども、私、この前も地方行政委員会で質問いたしております。  大洋漁業グループの林兼商会が、去年の四月二十二日に福岡県の筑紫野市塔原地区にある林兼商会所有の十三万坪の土地...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは、事件に対する考え方をちょっとお尋ねしておきたいと思うのですけれども、林兼商会がこの塔原の土地十三万坪を売却するに当たって、平川芳延というフィクサーですね、これは表面に出ない男なんですが、それと大関剛夫、こういうフィクサーに依頼をしているわけですよ。そし...全文を見る
○三浦(久)委員 ところが、私たちの耳には余りいい情報が入ってこないのですね。たとえば県警の幹部が、共産党が取り上げた事件の後追いなんかできるかとか、そんなことを新聞記者に言ったというので、その新聞記者から私たちの方にそういう情報が入ってくるんですよね。私は、これではだめだと思う...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすれば、私もこの前具体的に事実を指摘しましたけれども、料亭満佐の問題ですよね。五十六年の四月八日に福岡市の料亭満佐、これは一流の料亭であります。ここで筑紫野市長の松田とかそれから公団の九州支社の開発部長である滝井氏、それから林兼商会の小山専務、こういう人たち...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、満佐だけの問題じゃなくて——満佐の事件というのは簡単ですよね。非常に簡単な事件です。しかし、これに関連する事件の全容をやはり把握した上でやりたい、こういうことですね。  それなら、ついでにお話し申し上げておきますけれども、この満佐の事件自身は簡単で...全文を見る
○三浦(久)委員 ここに領収証があるのです。これは六千五百万円のうちの一部であります。平川芳延の仲間である大関剛夫、同じフィクサーです。この大関が、県庁の今井一廣という人物がおります。県庁の職員であります。これは、五十五年当時は福岡県労働部の労働福祉課の係長だというふうにわれわれ...全文を見る
07月08日第98回国会 衆議院 決算委員会 第9号
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○三浦(久)委員 まず、住宅・都市整備公団に対してお尋ねをいたしたいと思います。  家賃の値上げの問題ですけれども、公団は十月一日から一斉に家賃の値上げをしようとしておりますが、全国の公団入居者、これは大変怒っております。できるだけ低廉な家賃で住宅を提供する、これが公的住宅の趣...全文を見る
○三浦(久)委員 格差是正というものを理由としながら、今回一斉に値上げの通知がなされておる。それを見ますと、逆の格差が出ているということが報告されております。これはかなり全国的にそういう状況が出ておるわけですね。古い家の方が高くなっておるというようなことがちょいちょい言われるわけ...全文を見る
○三浦(久)委員 まあいいですよ。家賃値上げについては居住者のかなり強い反対がありますけれども、これを押し切って値上げに踏み切っているわけなんですね。  ところが、一方では、公団の土地の買収問題、この問題では非常に大きな疑惑を生んでいると私は思います。不正な方法で不当に高く買っ...全文を見る
○三浦(久)委員 私どもはことしの六月一日に秋山さんと会ってお話を聞いておりますが、秋山さんは議事録を読んだ感想をいろいろ言われております。これは必要があればまた後で述べますけれども。議事録を読んだ感想を言われた後にこう言っているのです。私は五十六年二月十七日に林兼商会の小山専務...全文を見る
○三浦(久)委員 私どもは直接本人から話を聞いておるわけですよ。ですから、こういうふうに秋山氏がこの土地の購入に対して消極的であったということは、なかなか話が進まないということでしょう。それで、この前も指摘いたしましたように、五十六年の四月八日、料亭満佐での筑紫野松田市長、滝井部...全文を見る
○三浦(久)委員 そのときに平田次長は、福岡には連絡をとりました、よい土地のようですね、こういうふうに述べているらしいのですけれども、そういう事実はありましたか。
○三浦(久)委員 その後、五十五年十一月の五日、林兼の大束副社長、小山専務が平田次長に会って、これは公団の本社で会っておりますけれども、正式に売買の要請をした、そういう事実はありますか。
○三浦(久)委員 そうすると、小山専務がお見えになった、その後しばらくたってから小山専務が大束副社長と一緒に平田次長に会った。そういうことは認められるわけですね。——わかりました。  そういうことで、両方のパイプを使って話が進められておったと思うのですね。そういう中で、結局五十...全文を見る
○三浦(久)委員 これは料亭満佐というのは一流の料亭でしてね、このとき昼間から料亭で話しているわけですね。費用幾らだと思いますか、三十四万円ですよ。これは林兼商会が払っているのです。仕事の内容については、議事録を見ても、まあまともな話をしていますね。しかし、まともな話をしたからと...全文を見る
○三浦(久)委員 結局、邪魔者はもう追放されているという、そういうかっこうになっているわけであります。  それで、資料の一ですが、五十六年の五月二十九日、東京のホテルグランドパレスで平田次長と小山専務が会談をしている、そういう事実はありますか。
○三浦(久)委員 これは会談の主な内容というので、小山専務の直筆のメモがあるのです。これはホテルグランドパレスの便せんです、三枚。  この中に、こういうのがあるのです。最初は平田次長の言ったことが十項目について書かれている。そしてその次は、小山専務が公団に要望したこと、そのこと...全文を見る
○三浦(久)委員 いつごろからでしょうか。
○三浦(久)委員 そうすると、家族ぐるみのおつき合いだったということが言えるのじゃないかと思うのです。私らもちょっと調べてみましたら、総裁が世田谷区の上用賀のマンションにいらっしゃいますね。五〇九号が総裁の部屋で小松康彦は五〇三号、同じ階におる。小松康彦というのは総裁を大変慕って...全文を見る
○三浦(久)委員 つき合っていれば、相手がどう思うかわかるでしょう。この小松康彦の商売は何ですか。
○三浦(久)委員 総裁は、大関剛天という太った人を知りませんか。
○三浦(久)委員 大関剛夫氏は小松氏の友達なんですけれども、志村総裁の自宅にも伺ったことがあると言っております。それから、総裁に就任される直前の五十六年の八月、総裁は軽井沢に別荘をお持ちですね、レイクニュータウンにある総裁の別荘なんですけれども、そこに小松、大関が訪ねていった。総...全文を見る
○三浦(久)委員 もう記憶がないと言われればやむを得ないのですけれども、この大関とか平川芳延、さっき私はフィクサーと言いましたけれども、この二人は小松が総裁と非常に親しいということから、小松を自分たちの仲間に抱き込むわけです。そして、この土地が売れたら最低二千万円の報酬をおまえに...全文を見る
○三浦(久)委員 この平川と大関というのは全然表面に出ないのですよ。いろいろ人を使って交渉させるといいますか、そういう人なのです。ですから、総裁は平川は知らないでしょう。小松が当時——当時というのは五十六年十月ごろ、総裁が就任された後、五十六年十月以降この売買が成立する五十七年四...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、小松マンション、いわゆる日興マンションの小松事務所に電話をしたというようなことはありませんか。
○三浦(久)委員 日興マンションは大関の事務所があるところなんですね。そして、その大関がマンションの一室を小松に借り与えるわけです。その電話は四五二局の五一九二です。これは小松の専用電話です。秘密の電話で公表していないのです。どこかとホットラインをつくるための電話であります。この...全文を見る
○三浦(久)委員 ではお尋ねしますが、総裁はこの小松氏から杉塚・塔原地区の土地の資料を直接受け取ったことはございませんか。
○三浦(久)委員 五十六年十二月に、小松氏はこの塔原・杉塚の土地を見に行っております。そして帰りに、例の料亭満佐、ここで林兼の小山専務から接待を受けているのですよ。そのときに林兼商会から資料をもらっておるのです。その資料はちょっと古い資料だったらしいですね。しかしそれをそのまま帰...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは、さらにお尋ねします。  五十七年二月十二日、公団本社で総裁が本件の土地の売買を検討しよう、こういうふうに口火を切りまして、そして議題にのせたということがあったのではありませんか。
○三浦(久)委員 それではお尋ねしますが、五十七年の二月十二日に公団本社で全国的な支社長部長会議が開かれておりませんか。
○三浦(久)委員 その日、その支社長部長会議が終わった後、総裁が九州支社の方は残ってください、こう言って、同じ日の五時から会議を開いた。その会議の出席者は志村総裁、小林副総裁、そして本社からは平田次長、竹内部長、竹内さんというのは私今度初めて聞いたのですが、こういう方がいらっしゃ...全文を見る
○三浦(久)委員 都合の悪いことは記憶にないというのがはやっているようですけれども、これはもう証拠はあるんですよ。  それで、その二月十二日の午後五時から開かれた会議で、志村総裁が古い資料、小松から直接もらった資料を持ち出してきて、そして九州の土地の売買の問題について検討しよう...全文を見る
○三浦(久)委員 あなた、いま三月の理事会と言ったけれども、二月の十二日というのはその前なんですよ。それで二月十二日のときに、まさにあなたの頭越しだよね、あなたが担当だったのだから。そうでしょう、いまあなた担当だと言ったじゃない。それなのにあなたの頭越しに総裁がやったというので、...全文を見る
○三浦(久)委員 これは総裁に直接関係ないのですけれども、この二月十二日から二日たった二月十四日の日ですが、午後五時からの会議に出席をした九州支社の福井部長が小山専務と九州支社で会っているのです。総裁が提案者になって決めてくれた、こういうふうに報告をしているのですね。そういう事実...全文を見る
○三浦(久)委員 こういうことですよ。小松は、昨年の四月に売買契約が成立した後、林兼商会から二千万円直接もらっているんです。何で二千万円もらったかといいますと、林兼が五億円の報酬を平川、大関というフィクサーに払ってないんです。払わないんです。それでもめているわけです。そのために小...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃ、もう一問だけ、済みません。  五十七年の、先ほどの二月十二日の日のちょっと前の二月八日に、小松が総裁の自宅を訪ねて、この土地の件よろしくというふうに頼んだことはありませんでしたか。そのとき初めて小松は総裁に、そういう土地をよろしくと言って頼んだと、こ...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、入る必要がある、ないじゃなくて、そういう事実があったかなかったかということを捌いているのです。
○三浦(久)委員 それじゃ、また次の楽しみにいたしまして、きょうはこれでやめますが、最後に、会計検査院が来ておりますね。——会計検査院は、いままでの本委員会での質疑だけではなくて、参議院の質疑また地行の質疑等々、全部お聞きになっていらっしゃると思うのですけれども、私は、この取得に...全文を見る
○三浦(久)委員 終わります。
09月20日第100回国会 衆議院 本会議 第6号
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○三浦久君 私は、日本共産党を代表して、国家行政組織法関係整理法案など行政改革関連五法案について、中曽根総理並びに関係各大臣に質問をいたします。  第一に、五法案を貫く基本的な考え方についてであります。  言うまでもなく、すべての国民が本当の意味での行政改革の実行を強く求めて...全文を見る
09月27日第100回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○三浦(久)委員 中路議員の質問に関連して御質問をいたします。  田中金脈やロッキード事件に見られるような金権腐敗政治というものを追放していくということは、清潔な政治を行うための原点だと私は思うのであります。むしろ、いま国民が求めている本当の意味での行政改革を行う、そのための原...全文を見る
○三浦(久)委員 いま十二の候補地があると言いましたね。そのうちの一つに挙がっているのじゃありませんか。
○三浦(久)委員 総理、聞いてください。この地域は新潟市の佐潟というところを中心にした地域であります。私も昨年調査に行ってまいりましたけれども、非常に広い砂丘地帯です。どういう思惑で田中系企業の浦浜開発がこれを購入したのかはわかりません。しかし、この北陸ブロックに建設しようとして...全文を見る
○三浦(久)委員 候補地になっているということは、そこに建設される可能性もあるということじゃありませんか。特に有力候補地になっているということは間違いがない事実なんですよ。そうでしょう。いま政府委員もそういうように答弁されておりますよ、候補地の一つになっているということは。ですか...全文を見る
○三浦(久)委員 五十一年の二月に都市公園法が改正になりまして、その際に、環境庁の自然保護局長と建設省の都市局長との間に覚書を結んでいるはずです。その覚書はどういう内容でしょうか。
○三浦(久)委員 そういう協議の申し入れがいままでにありましたか。
○三浦(久)委員 だから、候補地の一つに選定をするときに、すでに環境庁といろいろ話し合いをして、了承が得られるのかどうかということを事前に察知しておかなければ、いろいろ予算をつけて調査をするわけでしょう、いろいろなことを調査したけれども、最後に環境庁に持っていったら了承が得られな...全文を見る
○三浦(久)委員 原則としては好ましくないというような御発言があり、最後にはケース・バイ・ケースだ、こうおっしゃるので、それは全く禁止はされていないかもしれない。いまの海の中道公園の問題は、五十一年の二月以前の問題でしょう。協議があったと言いますけれども、この覚書ができる前の話で...全文を見る
○三浦(久)委員 ないんですよね。結局、いままで五十一年の覚書を交わした以降は、国定公園の中に都市公園である国営公園はつくらない方がいいということでこういうことが行われてきているわけです。それなのに、なぜいまこの田中角榮氏が所有している土地、その隣だけには国定公園でありながらつく...全文を見る
○三浦(久)委員 これはもうかなり進んでいるんですよ。私も建設省の皆さんからお話を聞いて質問しているのですから。十二の候補地につきましては地元の皆さんに全部相談をしていると言うんです。しかし、十二の候補地は、では全部教えてくださいと言ったらそれは教えられませんと言うんだね。何で秘...全文を見る
○三浦(久)委員 結果的に見れば、ここに公園が建設をされれば田中角榮氏が二千三百万円で買った土地が三十億円の値段にはね上がるのですよ。素直に見ればそういうことなんですよ。国民が額に汗をしながら毎日働いていますよ。それでも生活水準が下がっているというのは家計調査ではっきりしているで...全文を見る
○三浦(久)委員 もう四年間これは候補地に上がりっ放しなんですよ。まだ候補地になっておるんですよ、内海さん。土地規制の問題についてもいろいろ調べるとおっしゃっているけれども、そんなもの調べなくたってわかるでしょう、自分たちが覚書を結んだそのものなんですから。そんなものは調査しなく...全文を見る
○三浦(久)委員 独断は、総理あなたの答弁だと思います。というのは、この十二の候補地を設定するに当たって、地元の要求を聞いて決めたのではありませんと建設省は答えております。建設省サイドでもって十二の候補地を決めた、こう言っておるのですよ。それはお間違えのないようにしていただきたい...全文を見る
○三浦(久)委員 法律的に問題はないとしても、結局は、田中系企業である室町産業に、虫食いの状態で国有地が点在しておったら使えない、そういう土地を虫食い状態をなくしてやったということになるわけであって、これはもう田中系企業の室町産業に莫大な利益をもたらした払い下げ、交換だということ...全文を見る
○三浦(久)委員 何か国の利益になるからやったような話をしていますけれども、それなら国が何でこの時期に急いでそういう虫食いの状態の国有地を交換という形で払い下げをしなければならなかったのですか。そんな緊急な必要性というのはないのです。むしろ田中系企業の室町産業の必要性からやられて...全文を見る
○三浦(久)委員 相互銀行法の第一条には「国民大衆のために金融の円滑を図り、」というふうに書いてあるのですよ。ですから、この相互銀行の目的というのは、中小企業とか自営業者とか、また消費者金融、そういうものが本来の目的なんですね。いわゆる総理の犯罪と言われているこの事件の保釈金を融...全文を見る
○三浦(久)委員 有権者が喜びそうなことをいろいろ誇大に宣伝する、そういうことはあるかもしれませんね。しかし、これはただ一般的に田中元総理を褒めていることじゃないのですね。中曽根総理との対比において物を言っているというから、私は例にして引き合いにして出したわけであります。  そ...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは別の資料をお見せいたしましょう。越山会だけではないですね。  読売の九月十二日付の新聞にこう書いてあります。「大株主が社長を選ぶのは当たり前だ」、これが田中角榮氏の持論だ、こういうふうに紹介されております。また、八月二十九日の田中派の研修会で田中元総理...全文を見る
○三浦(久)委員 私の質問は、田中氏自身が自分をキングメーカーだと思っているのではありませんかという質問でございます。
○三浦(久)委員 もしかこの「越山」の記事が本当だとすれば、これは大変なことですね。いま総理の犯罪ということで裁判にかけられている田中角榮氏、刑事被告人であります。この方が政界の最高実力者で、首相をつくるのもまた首相をおろすのも自由だ、キングメーカーだ、こういうようなことを堂々と...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、やはり清潔な政治は行革の原点だ、そういう立場でお尋ねをしているわけであります。  ところで総理は、参議院の予算委員会で、田中元首相に議員辞職を求めたらどうか、こういう質問に対しまして、自民党員はそういう心構えでいかねばならないが、無所属の方は自分で判断す...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、そういうことも言っておるけれども、しかし実質的には自民党員としての言動をしているというのが政治の実態ですね。  ここに毎日新聞の社説がありますけれども、この社説ではこう書いています。九月八日付の毎日新聞の社説でありますが、「「田中支配」の表現が一般化...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、実質的には無所属ではないわけですからね。ですから私は、あなたも政治の盟友でしょう、そういう意味では、同期生だとも言われておりますし、お互いに協力し合ってきている仲なんですから、当然辞職の勧告をしてもしかるべきだと思いますけれども、中曽根総理自身のいまの...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、現職の建設大臣が、自民党に票が出た県とか府とかまた市町村、そういうところにたくさん公共事業をやるけれども、自民党の票が出ないところには公共事業を余りやらないというような、そういう発言というのは、総理、どういうふうに思われますか。
○三浦(久)委員 それは大変なことじゃございませんか。これは、法律的に云々と言われましたけれども、法律的に言えば共謀なんですよね。一緒に意を通じて、ああ、あの先生のとおりでございますと言うわけですから、これは共謀ということですね。ですから私は、いま法律上どうのこうのということを聞...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃ、もう時間がありませんので、中曽根総理自身の発言についてお尋ねいたしましょう。  これは総理も本会議で質問されて答弁されておりますので簡単に申し上げますけれども、二階堂幹事長が「割当数字を達成できるかどうか。それは来年度予算編成で皆さんのところに公共事...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、投票率の悪いところはお仕置きをしたり優秀なところは表彰をしたり、これが民主主義なんですか。これはおかしいじゃございませんか、総理。棄権する権利というのはあるのです。投票をしない権利もあるのです。そういう人々に対してお仕置きをするというのは一体どうい...全文を見る
09月29日第100回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○三浦(久)委員 私は、まず最初に、行政事務の簡素合理化法案についてお尋ねをいたしたいと思います。  この法案の許認可の整理等につきましては、当然の改正と思われるものがたくさん含まれておりまして、わが党も賛成できるものがかなりございます。だが同時に、これらとあわせまして、国民の...全文を見る
○三浦(久)委員 次に、法案の機関委任事務の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  機関委任事務を基本的に廃止して大部分を地方自治体の権限に委譲する、こういうことは長年の自治体の念願でもありますし、また中曽根総理も、また歴代の自治大臣もこの機関委任事務の問題につきましては...全文を見る
○三浦(久)委員 それにしても、私は、今度の法案の中身というのはきわめてお粗末だと思うんですね。たとえば法律の本数で一割というふうに数えるのであれば、その一つの法律に機関委任事務が全部なくなったという場合にのみやはり一本整理した、こういうふうに数えるべきだと思うんですよね。ところ...全文を見る
○三浦(久)委員 終わりとするということじゃないことはわかりますけれども、しかし、基本的にはこの機関委任事務というのは残っておるわけでしょう。ただ標識の設置と国に対する報告義務だけをなくしておいて、あとは機関委任事務として残っているものを、いやこれは整理したのですというものの一本...全文を見る
○三浦(久)委員 やっていない市町村が多いからということを言いますけれども、そういうものはただ指導すればいいんであって、あなたたちがそれについての権限をいつまでも握っておるという理由には全くなりませんね。そしてまた、どの木を保存するかなんということを建設省自身が決めるわけではない...全文を見る
○三浦(久)委員 自治大臣にお尋ねしますけれども、これは本会議でもお尋ねして御答弁がありましたけれども、本当に今度の機関委任事務の問題については、もうお粗末という一言に尽きるんじゃないかと思いますね。自治大臣も、これはいろいろむずかしい問題があるんだということを随所で言われており...全文を見る
○三浦(久)委員 ぜひ実のある改善策を早急に樹立をしていただきたいというふうに思います。  次に、国鉄問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  中曽根総理は、国鉄問題は行政改革の二百三高地だ、こういうことを言われまして、分割・民営化という臨調の答申を受け、そしてまた国鉄の...全文を見る
○三浦(久)委員 余り影響がないというお話ですけれども、私はまだ影響の問題については何も質問をしていないわけです。  それでは、現在どのぐらいの列車本数が運行されているのか、それで、今度のダイヤ改正によってどの程度拠点間の直行列車が走るのか、それをちょっとお尋ねいたしたいと思い...全文を見る
○三浦(久)委員 これは私は、大変大きな問題があると思うのは、まず貨物駅が廃止になった、そのために国鉄を貨物輸送に利用できない、そういうのが一つ出てきますね。それから、貨物駅があっても、行き先がもう決まってしまっているわけですね。決まったところしか行かないわけですから、そのために...全文を見る
○三浦(久)委員 時間が余りないので、こっちの質問に答えてくれた方がいいのです。いま車扱い貨物について聞いたわけです。――もういいです、わかりますから。  車扱い貨物は、昭和五十七年で四千四百万トンなんですね。それが千七百万トンに減ってしまうのです。ですから、もう半分以下です。...全文を見る
○三浦(久)委員 北海道はローカル線の切り捨て、その上に貨物の大削減ということで、国鉄によって痛めつけられているというような状況だと思うのです。  奈良県などは貨物駅が一つもなくなってしまうでしょう。資料をいただきましたけれども、現在国鉄を利用して運んでいる貨物というのは十七、...全文を見る
○三浦(久)委員 大臣、荷物と貨物は違いますので、その辺の区別をはっきりさせて御答弁いただきたいと思います。  ですから、コンテナを利用してもらうと言いながら、じゃ何でコンテナ基地をなくすのですか。おかしな話ですね。いまコンテナ基地があるのですよ。それをなくしてしまうのですよ。...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、言い方は比喩ですけれども、絞首刑の執行をちょっと延ばしたというだけですか。いま確かに足尾線が第二次の廃止対象路線になっておりますね。そして、大臣の方にも国鉄から特定交通線の選定についての承認申請がいっておると思うのですけれども、そうすると、それの結果...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、結局は、大臣が特定地方交通線の承認をすれば、二年でもって協議期間が終了して廃止になってしまうということでしょう。そうすると、来年の二月には廃止にならぬけれども、あと二年ぐらい後には廃止になってしまう、そういうことなんですね。  私は、それでは国鉄の...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、第三セクターでやっているのは、いままでほんの一、二でしょう。自治省は、そういうものは困る、金は出せませんよと言っているのです。国鉄という専門家がやりながら赤字になるところを、第三セクターでやって黒字になるなんということは、ほとんど考えられないことですね。...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、これは十七、八万トンぐらい送っているのです。これは貨物量が少ないから廃止になるのではなくて、ヤード系輸送が中止になりますから、ですから、ここでつくった製品とかいろいろな副産物がありますが、それを全国に輸送しておったわけですが、ヤード系輸送がなくなるために...全文を見る
○三浦(久)委員 大臣、あなたはそれでは貨物輸送について、全方位の輸送体系は好ましくないと考えているのですか。これは国鉄のこれからのあり方の問題だから私は聞きますけれども、あなたはそういうように、全国ネットワークといいますか、いわゆる全方位の貨物輸送体系、こういうものはいまの国鉄...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、結果的には財界がねらっているじゃありませんか。また後で詳しく言いますけれども。  いま高木総裁は、ヤード系の輸送が十年前からコストがかかってしようがないと思っておる、こう言いましたね。それなら何で十年前にこんなものをたくさんつくったのですか。資料をいた...全文を見る
○三浦(久)委員 貨物が減った、そういうことを何かいばって言われますけれども、これは国鉄総裁の責任じゃないのですよね。大体昭和四十年ごろに政府が、どんどんこれから貨物輸送がふえるだろうという見通しを立てて、そして国鉄にやらせてきたことなんです。その政府・自民党の見通しが狂ったとい...全文を見る
○三浦(久)委員 国鉄に遊休地がある。それはありますね。しかし、今度やろうとしておるのはそうじゃないのです。この全国的なネットワークをやめちゃう、国鉄をずたずたにしてしまう。いわゆるヤード系輸送をやめてしまう。そのことによって、吹田とか新鶴見とか大宮とか、そういう操車場を無理やり...全文を見る
○三浦(久)委員 中曽根さん、あなたは運輸問題は素人なんですよ。いま最後にこういうことを言ったけれども、黒猫ヤマトの宅急便というのは荷物なんですよ。荷物と貨物というのは違うんですよ。わかりますか。  それから、共産党がただ批判だけしていると言っていますけれども、われわれは十年前...全文を見る
10月05日第100回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○三浦(久)委員 先生方には大変御苦労さんでございます。  私は、まず最初に小関先生にお尋ねをいたしたいと思います。  先生は、英国の例を引き合いに出されまして、各省庁の局、部を政令に委任するということを合理化される発言がありました。私は、これはイギリスと日本の法律制度の違い...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、いま先生がおっしゃったように、問題は、省庁はもう法律で決めなければしょうがない。あとは部局ですね。これを法律で決めるのか政令で決めるのか、そういうことだと思うのですよ。  その問題に関しましては、たとえば、これは何回も論議されているのですが、先生も御...全文を見る
○三浦(久)委員 きょうは御意見を承るという席でございますので、それに対する反論は差し控えさしていただきたいと思います。  次に、暉峻先生にお尋ねをいたしたいと思います。  先生は、この行政改革、いわゆる中曽根内閣がやっている第二臨調路線に基づく行政改革、この問題についていろ...全文を見る
○三浦(久)委員 また暉峻先生ですが、臨調の答申の中に、日本の社会というのは成熟化している、物質的な豊かさにおいて成熟している、私はどこの国のことを言っているのかというふうに思うのですけれども、そういうくだりがありますね。そうして結局、そのために勤労意欲が失われているとか貯蓄意欲...全文を見る
○三浦(久)委員 もう一問だけ。  先ほど先生、救貧対策ということをおっしゃいましたね。よく施政方針演説の中にも、本当に救済を要する人々には温かい手を差し伸べるということを言うわけですけれども、それは裏返すと、いまは余りばらまき過ぎているからほかのものは削るぞ、そういうことだと...全文を見る
○三浦(久)委員 どうもありがとうございました。
○三浦(久)委員 共産党の三浦でございます。大変御苦労さまでございます。  まず、千田さんにお尋ねいたしたいと思いますが、先生は「正論」の八一年の八月号、これでこういうようにおっしゃっておられますね。鈴木・土光行革には「安全保障政策への本格的取り組みというかくれた長期的目標があ...全文を見る
○三浦(久)委員 ちょっと見通しが狂ったということですね。まあ結構でございます。  それから、浅野先生にちょっとお尋ねいたします。  先ほど、健康保険法の改悪によって本人が二割負担になる、これに反対だと、こうおっしゃいましたですね。今度の予算編成、来年度の予算編成に関しまして...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃ、もう一度確認をいたしたいと思いますが、そういう医療保険制度の抜本的な改正というもの、いろいろな方面ありますね、これが行われた後であればそれでもやむを得ない。八割給付というふうに提案があった場合には、その抜本的な見直しを行った後であればこういう改悪を受け...全文を見る
○三浦(久)委員 わかりました。  今度は室井先生にちょっとお伺いいたします。  臨調答申は行政というものを三つの分野に分けているのですね。一つは、社会保障、教育、農業、中小企業、こういうものは行政の果たすべき役割り、責任領域の見直しが必要だ、こう言っております。それからまた...全文を見る
○三浦(久)委員 先生の国家行政組織法の改正に関する考え方、よくわかりました。  私も、国家行政組織法定主義というものはやはり守っていかなければならぬ。これは憲法上の要請でございますから当然そうだというふうに思っておるわけですが、これを政令に委任した場合、われわれは有事立法体制...全文を見る
○三浦(久)委員 最後にもう一問ですが、政府は、今回の国家行政組織法の改正につきましては国会のチェック機能は十分働くじゃないか、たとえば国政調査権でもできるし、また予算審議の場合でも十分に審議できるではないか、こういうようにおっしゃっているわけですね。この点について先生どういうふ...全文を見る
○三浦(久)委員 ありがとうございました。
10月07日第100回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○三浦(久)委員 日本共産党を代表して、行政事務の簡素合理化及び整理に関する法律案に対する修正案の趣旨を説明いたします。  言うまでもなく、機関委任事務は、地方自治に対する重大な制約であり、自治拡充の見地から原則的に廃止すべきであります。また、許認可等についても、国民の要求や社...全文を見る
10月11日第100回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○三浦(久)委員 防衛庁にお尋ねをいたしたいと思います。  今回の法案で自衛官を千九百七十八名増員する、こういう要求になっておりますが、その理由、目的を明らかにしていただきたいと思います。
○三浦(久)委員 護衛艦はどういう護衛艦を予定しておるのですか。また、P3C、E2C、こういう関係はどうですか。
○三浦(久)委員 護衛艦の問題について言いますと、たとえば「さわがせ」だとか「しらゆき」だとか「はつゆき」だとか、それからまた潜水艦で言うと「せとしお」ですか、そういうようなもの、またP3C、E2C、そういうものの就役に必要な人員だということでいま要求されておるわけですね。  ...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、そういう人員の充足というのはどういうふうにやれるのですか。たとえば一部廃艦になったとか、そういう者を持っていくとかいろいろあるのでしょうけれども、しかし、それだけでは全部充足はできないと思うのですよ。だから皆さんが増員の要求をしていらっしゃるわけです...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、私は増員要求の理由が別のところにあると思うのですよね、現在、艦艇や航空機は動いているわけですから。そうすると、どういう部隊から充足をした、そのためにどこどこの部隊に穴があいておる、だから現在千九百七十八名必要なんだ、そういうことが出てきませんと、た...全文を見る
○三浦(久)委員 それは理解できますよ、あなたの説明は。説明は理解できるんだけれども、しかし、いま動いているわけですから、そうすると、今度千九百七十八名増員になった場合に、その人たちを護衛艦とか航空機に就役させるんですか。そうじゃないでしょう。そうじゃないと思うのですよ。やはりど...全文を見る
○三浦(久)委員 同じ答弁を繰り返されているので、この問題だけに時間を費やすわけにいきませんからあれですが、どう見たって、いま皆さんが説明している理由と今度の増員の理由というのは違うわけですよ。  それから、いままで何年もこの定員の増員要求が認められなかったということ、このこと...全文を見る
○三浦(久)委員 装備しているわけでしょう。結論だけ答えてください。  リンク11というのはどういうものですか。
○三浦(久)委員 私は防衛庁に聞いているのですよ。科学技術庁に聞いているのじゃないのですよ。そんな説明だったらリンク11の説明にならぬでしょう。ほかにもあなたが説明したようなものはいっぱいあるわけですから、ほかのものと区別してリンク11というのはどういうものか、特にここは内閣委員...全文を見る
○三浦(久)委員 各種の情報と言いますけれども、それは戦術上の情報ですよね。これはアメリカ海軍の戦術データシステムとして開発をされたものだというふうに私ども承知しておりますけれども、そうでしょうか。
○三浦(久)委員 そうすると、第七艦隊、これはいろいろ艦船がありますけれども、巡洋艦、駆逐艦、こういうものはこのリンク11を装備しておりますか。
○三浦(久)委員 いや、そんなことはないでしょう。あなた、リンク11だから、リンクしているんだから。リンクしたそのリンクを、どういうところとリンクしているかというようなことを言う立場にないということはおかしいじゃないですか。これは装備しているんですよ。あなた、それを否定できないで...全文を見る
○三浦(久)委員 それはおかしいですよ。リンク14があるというように聞いておるみたいな話をしているけれども、リンク14というのは、あなたたちがこれから最新の護衛艦じゃない護衛艦につけようとしているのでしょう。だから、あなたたち自身はその性能とかそういうものについては熟知しているは...全文を見る
○三浦(久)委員 委員長、ああいうことで答弁いいのですか。なぜ技術的なことが言えないのですか。それはおかしいじゃないでしょうか、委員長。  どういうものを装備しているのか。税金で買っているんでしょう、あなたたち。たとえばリンク11、リンク4A、リンク14、それぞれを検討して、リ...全文を見る
○三浦(久)委員 なかなか口がかたいですね。雑誌に書いてあるということじゃなくて、あなたたち自身が持っているものじゃありませんか。リンク11というのは、一つの機動部隊を構成しますよね、それが戦艦であるとか航空母艦であるとか巡洋艦であるとか、P3C、E2C、そういうもので一つの機動...全文を見る
○三浦(久)委員 P3Cというのは対潜哨戒機でしょう。そうすれば、原子力潜水艦の行動というものをずっとキャッチしているのじゃないですか、そういう情報を。どうなのですか。そんなことを言えないということはないでしょう、あなた。常識じゃないですか。
○三浦(久)委員 質問をよく聞いてから答えてください。  私は、ある特定のソ連の潜水艦がどう動いたかとか、そんなことを聞いておるわけじゃないでしょう。P3Cというのはそういうソ連の原子力潜水艦の行動を哨戒活動によって監視しているのじゃないか、そういうことですよね。それからまたE...全文を見る
○三浦(久)委員 P2Jはリンク11を積んでおりますか。
○三浦(久)委員 P3CやE2Cについては言って、P2Jは言わないというのはどういうことなのですか。答弁に全然整合性がないですね。短い時間で質問しているのですから、もうちょっと誠実に答えていただきたいと思うのです。  じゃ、ちょっとしぼりましょう。  P3Cの情報というのは戦...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、いますぐその情報に基づいてアメリカ軍が攻撃するか自衛隊が攻撃するか、それは別としても、そういうソ連の原潜の行動が哨戒活動によって監視され、その動き等々が全部伝送されているということははっきりしている事実じゃありませんか。P3Cの情報というのはリンク11を...全文を見る
○三浦(久)委員 リンク11というのはアメリカ海軍とリンクされているわけですね。そして、第七艦隊もこれを積んでいるということになりますと、日本の海上自衛隊や日本のP3Cが送ったその情報は、自動的に、たとえば第七艦隊のフラッグシップであるブルーリッジとか、また神奈川県の上瀬谷にあり...全文を見る
○三浦(久)委員 そんな答弁ばかりじゃ困るのですよ。これはリンク11なんだから、みんなリンクしているんですから。あなたも先ほど交換ということを言われましたけれども、これは短波でやっているわけでしょう。ですから、送ればアメリカの第七艦隊のブルーリッジだってそれをとれるのですよ。交換...全文を見る
○三浦(久)委員 違いますよ。あなたがいまおっしゃったような情報の交換のやり方もあるでしょう。しかし、リンク11で、コンピューターで制御されたそういうディジタルデータがぱっと行くわけでしょう。それはいろいろな記号を使ったり暗号を使ったりしているのでしょうけれども、非常に圧縮された...全文を見る
○三浦(久)委員 壊れた蓄音器みたいなことを何回も言ってもらっても困るのですよ。だから、そういうやり方もあるが、P3Cの情報というのは、いわゆるリンク11を通じて発信されるものは全部アメリカの第七艦隊のリンク11にだって受信できるわけでしょう。アメリカのだけには受信できないように...全文を見る
○三浦(久)委員 それはだめですよ。私も、情報というのは日本の国の判断でもってこれは出した方がいい、これは出さない方がいい、主権国家だとあなたたちが言うのだから、そうするのが正しいと思う。ところが実際には、こういうリンク11を取りつけることによってそういう判断はあなたたちができな...全文を見る
○三浦(久)委員 だから、それは私はうそだと言っているのですよ。リンク11というのは、アメリカの第七艦隊とかそういうものとリンクをされているということなんですよ。それは詭弁ですよ。P3Cを飛ばしてもその情報はアメリカに行かない、そんなことは絶対にあり得ませんよ。
○三浦(久)委員 それはあなた、頭の上でそう言っているだけで、実際は情報が打っちゃっているんだから。機械でもって、コンピューターでもって打っちゃっているんですから。それは行かないということを前提にして答弁しているわけですからね、それはもうだめです。  では、もう一つ論を進めまし...全文を見る
○三浦(久)委員 緊急のときにそんなことをやっている暇はないはずなんですよ。それは、大きな立場で日本の海上自衛隊が全部アメリカ軍の指揮下に入るとか、そういうことは考えられないかもしれない。しかし局部的にはアメリカの指揮下に入ることは可能なんですよ。  たとえば、あなたたちは、日...全文を見る
○三浦(久)委員 だって、本当にそんなことをやったら戦争にならぬでしょう。あなたたち、戦争できないでしょう。私、戦争やれと勧めているわけじゃないですよ。  ここに、安全保障制度調査会、これはあなた、どういう性格のものか知っておりますでしょう。ここで第一回研究会の報告書がある。こ...全文を見る
○三浦(久)委員 結局、事態はここまで来ているということなんですよ。あなたたちは自分の取捨選択に基づいて情報を提供すると言っているけれども、そうじゃない。リンク11を装備したことによって自動的に行っているんですよ。それを故意にあなたたちは隠している。これはきわめて国民に対する背信...全文を見る
○三浦(久)委員 その内訳ですが、一億六千六百万円は使用料。その使用料の内訳ですが、加入電話が四、専用回線が十四回線。端末装置、これの予算が五千四百万。そういうふうに承ってよろしいですか。
○三浦(久)委員 これは大変問題があると私は思うのです。硫黄島には自衛隊がおって、硫黄島の隊員の皆さんと家族となかなか連絡もできない、通話もできないと、何かまるで人道上の理由でさくら2号を利用するみたいなことを言っておりますけれども、そういうことであれば公衆電話でもつくればいいん...全文を見る
○三浦(久)委員 ちょっと質問に答えていませんね。どことこの硫黄島の十四回線はつなぐのですか。
○三浦(久)委員 答弁ありませんね。この専用線というのは家族の連絡用じゃないでしょう。これは、ある部隊と部隊間の、いわゆる硫黄島の部隊と他の自衛隊の部隊、どこか知りませんけれども、そういうところとの間の連絡、それから指揮、そういうものに使うものではないのですか。
○三浦(久)委員 そうしますと、あなたたちが専用回線を契約するということ、このことはやはり衛星の軍事利用を禁止した国会の決議に反していると私は思うんですよ。これはもう私が詳しく申すまでもなく、ことしの四月二十七日、衆議院の外務委員会で安田科学技術庁長官が、この国会決議の平和目的に...全文を見る
○三浦(久)委員 だから、あなたがそれは国会決議に違反しないとかそういうことを言われるのは結構です。ただ私は、それじゃ自衛隊が戦時に、有事のときにこれを使うとか、それから平時においてもまた、部隊の維持管理また編成、そういうものにこれを使うということは軍事利用ではありませんかと聞い...全文を見る
○三浦(久)委員 軍事というのは明確な概念がないなんて、そんなことはないですよ。軍事用語辞典でも引っ張ってごらんなさい、あなた。ちゃんと書いてあるでしょう。部隊の編成とか自衛隊の募集とかは軍事かどうかわからない、そう言われるから、それじゃ日本有事の際にその専用回線を使って部隊を指...全文を見る
○三浦(久)委員 軍事利用かどうかということを聞いているのです。問題があるかないか聞いているのじゃありません。政府の答弁でも、軍事利用は禁止されているということが言われているんですよね。先ほど御紹介したとおりであります。ですから、日本有事の際にこの専用回線、さくら2号を使った専用...全文を見る
○三浦(久)委員 それならそれで結構ですよ。だけれども、いま私が言ったことは軍事利用ですかどうですか。これだけちょっと答えてくださいよ。
○三浦(久)委員 ちょっとふざけた答弁じゃないですか、いまのは。ふざけていますよ。自衛隊が戦闘行動をする、それを指揮するということは軍事かどうか、それは軍事問題でしょう。何なんですか、それは。軍事かどうかということですよ。自衛隊が鉄砲を撃つ、ある指揮官が指揮をしてミサイルを撃たせ...全文を見る
○三浦(久)委員 もう時間ですからやめますけれども、しかし実際ふざけていますよ。自衛隊は平和を守るためにあるんだから、自衛隊が戦争するのに使ったって平和利用なんだ、平和目的なんだ、そういう考えでしょう。それだったら何のためにこういう国会決議をしたのですか。あなたたちの考え方は、結...全文を見る