三浦久

みうらひさし



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三浦久の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第101回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○三浦(久)分科員 厚生大臣、カネミのことをちょっとお尋ねいたします。  一月の十七日に福岡高等裁判所で和解の勧告が出されましたね。もう内容は御承知のとおりであります。国は和解の勧告に応じなかったわけですが、その過程で大臣は初めてカネミの油症患者の皆さん方にお会いしたのじゃない...全文を見る
○三浦(久)分科員 そして、その和解の勧告というのはかなり厳しいものだったですね。私もカネミ油症事件介護団の副団長で国を提訴した張本人なんですけれども、私ら専門家から見ますと、この和解の勧告というのは、これは法的な責任も国にあるということを前提にしているというふうに思います。例え...全文を見る
○三浦(久)分科員 一審でたしか二回勝訴していますね。ところが、それは地方裁判所の話でありまして、現在はその上級審での判断なんですよね。上級審でああいう勧告が出されているわけであります。ですから、私はそういう理由はちょっといただけないというふうに思っております。  また、拒否を...全文を見る
○三浦(久)分科員 一審の判決は重いと言われましたけれども、しかし、高等裁判所の勧告も私は非常に重いと思うのですね、上級審ですから。  それで、お尋ねいたしますが、三月十六日に判決が出されます。私は、国が敗訴することはほぼ間違いないだろうというふうに確信をいたしておりますが、高...全文を見る
○三浦(久)分科員 それはちょっと私は違うと思うのですよ。仮定の問題みたいに言われますけれども、三月十六日ともうすぐなのです。勝つか負けるか、どっちかなのです。ですから、これはまさに現実の問題であって、まだどうかわからないからということでは私はおかしいと思うのですね。負けた場合に...全文を見る
○三浦(久)分科員 何となく被害者の救済に熱意がないのじゃないかという感じが私はいたします。  私、この問題をかなり前から取り上げておりまして、四十八年三月六日の衆議院予算委員会の分科会、ちょうど十一年前ですね。そのときに私は被害者救済の問題について御質問いたしました。そうした...全文を見る
○三浦(久)分科員 あなたたち、十一年前にやるという約束をしておって、それは難しい問題だから結論が得にくい、そんなばかな話はないじゃないですか。それはやらないのですか。――ほかの問題をやらなければいけませんので、それは後でやりましょう。国が敗訴した場合は患者さんの恒久対策というこ...全文を見る
○三浦(久)分科員 生活保護者の請求権がどういうように侵害されてきておるのかということを振り返ってみますと、こういうパターンだと思うのです。  まず、申請用紙を申請者に渡さないのです。ひどいところは窓口にも置いてない、すぐ面接でいきますから。申請用紙を申請者に渡さないで、ケース...全文を見る
○三浦(久)分科員 そんなことを聞いているのじゃないのです。相談に乗るのはいいのですよ。当たり前のことなんですよ。だけれども、今のように相談に乗って、いやあなた、まだ慰謝料の請求もしていない、扶養義務の履行の請求もしていない、だからそれをやってからいらっしゃいませと言って、受け付...全文を見る
○三浦(久)分科員 何かいろいろ条件をつけられますけれども、そんなことないでしょう。だって、申請の意思がある人に対しては交付しなければいけないのでしょう、あなたたちの二十八年の通達によれば。例えば、所在が明らかであろうとなかろうとまず受け付けて、そして保護の決定をするのに二週間あ...全文を見る
○三浦(久)分科員 いや、あるんだから、そんなこと言っちゃいかぬですよ。また後から例をいっぱい出しますけれども……。
○三浦(久)分科員 ですから、扶養義務の履行を請求してからじゃないと受け付けませんということはだめですね。
○三浦(久)分科員 相談に応じるでしょうが。相談に応じないなんて言わないですよ。応じないなんて言う人はいませんよ。さっき言ったように、応じるけれども扶養義務の履行を請求してこなければ受け付けない、もう一回戻ってやってこい、そういうやり方がいいのかと聞いているのですよ。質問に答えて...全文を見る
○三浦(久)分科員 では、それで追い返していいわけですか。あなたは、扶養義務の履行をまず別れた夫と相談をしてください。それてなければ受け付けられませんと言って帰していいのですか。そんなこと、二十八年の通達に反するじゃないの、おかしいよ。そんなでたらめなことを言っては困りますよ。も...全文を見る
○三浦(久)分科員 聞くのは当たり前さ。帰していいのかということを聞いているのだよ。
○三浦(久)分科員 ないじゃなくて、あった場合はどうかと聞いているのだ。なぜちゃんと答えないのだ。
○三浦(久)分科員 時間ばかり食ってしょうがないじゃないですか。あなたは何でそんな答弁しているのですか。三十分しかない時間なんですよ。最初からそう言えばわかることでしょう。ちゃんとそういうふうに聞いているじゃありませんか。あなた、十分も時間を浪費させているじゃありませんか。  ...全文を見る
○三浦(久)分科員 もう時間がありません、分科会ですから守らなければいけませんから。  先ほどあなた、生活保護というのは自立を助長するんだ、こうおっしゃいましたでしょう。そのとおりですよ。しかし、それは保護を打ち切るとか保護を出さないことによって自立と言うのじゃないのですよ。法...全文を見る
○三浦(久)分科員 それでは、時間がありませんので、また直接交渉いたしますのでよろしく。
03月10日第101回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○三浦(久)分科員 私は、大蔵省に防衛費の後年度負担問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  五十九年度の防衛費の政府予算案は、歳出が二兆九千三百四十六億円であります。そして後年度負担の新規分が一兆一千五百九十九億円、後年度負担の既定分が九千八百八十二億円ございますから、後...全文を見る
○三浦(久)分科員 平均伸び率を計算してないというのですけれども、これは単純に計算すれば出るわけで、間違いがないと思います。  私が言った伸び率で計算をしてみますと、三年後の六十二年度には防衛費は三兆五千九百四十億円になります。そして後年度負担は同じ六十二年度には三兆六千三百八...全文を見る
○三浦(久)分科員 何か答弁を避けようとしていますが、計算すればそうなるのです。五年間の防衛費と後年度負担の伸び率をそのまま適用して計算すれば、私が今言ったようになることは間違いがないですよ。何せ後年度負担が雪だるま式にふえているということは、あなた数字でおっしゃってはいないけれ...全文を見る
○三浦(久)分科員 今の答弁を聞いておっても、五十三年度に比べて五十九年度は初年度支払い額がうんと少なくなっていますね。ですから、後年度負担がどんどんふえるようにふえるようにやっておるわけですよ。  それで、ちょっと大蔵省にお尋ねしたいのですけれども、こういう債務負担行為をやる...全文を見る
○三浦(久)分科員 そうすると、幾らでもいいということですね。
○三浦(久)分科員 しかし、同じP3Cを購入する場合でも、五十三年度は初年度支払い額が二・一%だった。五十九年度は〇・三%なんですね。同じ機材を買う場合でもこんなに違ってきているので、何かそこに一つ基準みたいなものがないと……。後年度負担をいたずらにふやしていいわけではありません...全文を見る
○三浦(久)分科員 それでは、後方経費の後年度負担、これは継続費がありませんから国庫債務負担行為ということになると思いますけれども、その問題についてお尋ねいたします。  まず、大蔵省に。一般的なことですが、国庫債務負担行為というのはどういう予算の執行の場合に認められるのか。これ...全文を見る
○三浦(久)分科員 そうすると、いずれにしても初年度では事業が完成しないという場合にだけ認められるということでしょう。  ちょっと防衛庁にお尋ねしたいのですけれども、P3CとかF15などの航空機の修理、これは予算上は装備品等整備というのに含まれていますね。これは後年度負担の対象...全文を見る
○三浦(久)分科員 そうすると、その修理に二年も三年もかかって、あなたたちが言う有事に間に合うのですかね。修理している間は飛ばないのでしょう。何かしっくりこないのですよね。例えばP3CでもF15でも、何も今新しく発注しているというものじゃありませんよね。これは閣議了解事項で、五十...全文を見る
○三浦(久)分科員 そうすると、今飛行機が、P3Cが故障したという場合には、部品はストックされてあるのですか。それで修理はすぐできるのですか。どうなっているのですか。
○三浦(久)分科員 そうすると、一つの部隊が持っているP3CならP3Cを全部修理するのに二年、三年かかるというのじゃなくて、一つの飛行機、一機単位で修繕するのに、注文してからでき上がるまで二年ないし三年かかる、こういう話ですか。
○三浦(久)分科員 そうすると、在庫がないものだったら二年か三年かかるということになるわけですね、修理するのに。
○三浦(久)分科員 大体わかりましたけれども、一年間で、発注して年度内に買えるものもあると言いましたね。どの程度あるのですか、全体の修理費の。
○三浦(久)分科員 予算書を見ると、航空機修理で五十九年度の支出が三億七千万、それで六十年度以降支出が九百三十四億円ですよ。そうすると、これは〇・四%。いや間違いないです。わずか三億七千万円ぐらいしか年度内に購入できないのですか。こんな少ない額しか購入できないの。もっとあるんじゃ...全文を見る
○三浦(久)分科員 それは幾ら計上されていますか。
○三浦(久)分科員 だってこの千二百五十一億円というのは、国庫債務負担行為を前にやっておって、今年度いわゆる既定分として支払うものは入っているのでしょう。
○三浦(久)分科員 ですから、今年度部品を購入できるというようなものについて幾ら予算化しているのかということをはっきりさせてもらわないといけないけれども、時間がないから先に行きます。また後でゆっくり……。  こういう問題もあるのですよ、後年度負担の問題で。いわゆる思いやり予算と...全文を見る
○三浦(久)分科員 だって単年度でできるのでしょう。それを何もこんな百平米の米軍用の住宅をつくるのに、後年度負担を利用する手はないと思うのですよ。  私、建設省にもいろいろ聞いてみたのです。建設省がきょうお見えになっていらっしゃるのでちょっとお尋ねしますけれども、五十八年度、五...全文を見る
○三浦(久)分科員 ないのですよ。そうでしょう。防衛施設庁だけが何でそういうことをやるのかということ、会計の原則をルーズに崩しているのではないかと私は思うのです。  それから、例えばこういうのもあるのですよ。これは五十九年度の問題ですけれども、横田にやはり高級将校用の住宅、これ...全文を見る
○三浦(久)分科員 話を聞いておってもよくわからないですね。よそのものと一緒にやるからということですか。
○三浦(久)分科員 そうしたら、それだからといって、何もこんな二百平米の住宅や百平米の住宅を建てるのに後年度負担を利用することはないじゃないですかね。建設省だってどこだってそういうことはいっぱいありますよ。そんなことやってない。やっているのは防衛庁ないしは防衛施設庁だけなんですよ...全文を見る
○三浦(久)分科員 国庫債務負担行為というのは単年度主義の例外なんだということですよね。そのことをもっと厳しく考えなければいけないのじゃないですか。今のようにルーズに後年度負担をどんどんふやしていくと、それは何か理屈をつければ幾らでもできるでしょう。例えば十二月に発注するから年度...全文を見る
○三浦(久)分科員 終わります。
03月27日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○三浦(久)委員 外務省にお尋ねをいたします。  たびたび我が党が質問をいたしておりますが、極東有事研究の問題について、またお尋ねをいたしたいと思います。  「日米防衛協力のための指針」いわゆるガイドラインと言っておりますが、その第三項に明記されている極東有事の際の日米間の協...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、ほとんど行われていないというふうにお伺いしてよろしいでしょうか。その研究グループの研究対象というのは、どういうものがございましょうか。
○三浦(久)委員 局長、作業の内容を聞いているのじゃないんですよ。研究の内容まで私は聞いているのじゃありません。どういうことが研究の対象になっているのかということを聞いているのです。それをお答えいただきたいと思います。  何も細かい、米軍がこういう行動をした場合に日本の政府がこ...全文を見る
○三浦(久)委員 それはガイドラインに書いてあるわけだから、そうじゃなくて、種々の研究グループに分かれて研究が行われていると言うから、聞いているのです。  しかし、研究だと言うけれども、研究した結果、そういう便宜供与というものを実際に行う場合があり得るわけですね。今局長も言われ...全文を見る
○三浦(久)委員 私はちょっと納得いきませんね。今の、ただ抽象的に安保条約の効果的な運用に影響を及ぼすというだけで、それじゃ、あなたたちはずっとこれから研究の対象も国民の前に明らかにしない、国会にも明らかにしないでやりおおすつもりなんですか。それは余りにも国会の軽視じゃありません...全文を見る
○三浦(久)委員 答弁になっていませんよ。あなたたちは研究結果は義務づけられないと言うけれども、任意にやるのはいいと言っているじゃないですか。任意に法律を変えてどんどんやっていくのは構わないんだということを言っておるわけだから、それは答弁になりませんよ。  そういうことで国民に...全文を見る
○三浦(久)委員 私は納得しませんけれども、時間が過ぎますので先へ進みますが、自衛隊の基地の共同使用というような、それこそ重要な問題までこのガイドラインの三項には研究対象にするとちゃんと書かれているのですよ。では「その他」というのはどういうものが研究対象になっているのかと聞いてい...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、防衛庁にお尋ねしますが、自衛隊は極東有事の際に、自衛隊がですよ、日本政府がじゃありませんよ、自衛隊が米軍物資の輸送、それから米軍の救助、米軍武器の修繕、米軍の傷病者の看護、治療、それから弾薬、燃料の提供、こういうものは自衛隊法上できるのでしょうか。
○三浦(久)委員 そうすると、北米局長、そういう今私が例示した問題は、この研究の対象にはできないということですね。
○三浦(久)委員 おかしいじゃないですか。あなたは先ほど現行法の枠の中でやるんだと、今の関係法令の枠の中で研究するんだと、こう言ったわけでしょう。ですから今私が具体的に、自衛隊はこういう行動はできないだろう、だからそういう行動については研究対象にできないだろうと言ったら、それも言...全文を見る
○三浦(久)委員 あなた、まじめに言ってくださいよ。だから、研究をする時点での現行法令にはその研究対象は縛られるわけでしょう。将来変わるかどうかということは別な話です。だから、今の自衛隊法がそのまま存続する限りは、その自衛隊法でできないことは研究の対象にできないということははっき...全文を見る
○三浦(久)委員 だから、現在の法律で違法だということになればもう研究はしないわけでしょう、そういう結果が出てきたら。どうなんですか。違法だとわかったら、わかってまで研究だからいいといって続けるのですか。そうじゃないでしょう。
○三浦(久)委員 そうするとあなたたちは、どんな問題でも研究の対象にしてよろしい、明らかに現在の法律で自衛隊としてはできないような問題についても便宜供与の研究の対象にしてもよろしいというふうにお考えになっていらっしゃるのですか。それじゃ、その点はっきりさせてもらいましょう。
○三浦(久)委員 そうするとあなたたちは、研究は、憲法に違反しない、例えば集団的自衛権の行使に当たらないとか非核三原則に違反しないとか、憲法に抵触しないことであれば、今の自衛隊法に違反をするようなことでも研究の対象にしていいということですか。それをちょっとはっきりしてくださいよ。...全文を見る
○三浦(久)委員 それはできないというのは、便宜供与はできないということでしょう。ボーダーラインの場合は、あなたがおっしゃるような問題も確かにあるでしょう。しかし、あらかじめはっきり今の自衛隊法では便宜供与はできないというような問題だってあるわけです。例えば、今防衛局長が言ったよ...全文を見る
○三浦(久)委員 北米局長に聞きます。自衛隊が米軍に対して弾薬や燃料を供給するというような便宜供与は、研究の対象にできるのですか。今の自衛隊法ではそれはできないことになっておるのですけれども、研究の対象にはできるのですか。その点、時間稼ぎをやらないで率直に答弁してください。
○三浦(久)委員 差し控えたい、差し控えたいといって言わないのは、もうけしからぬですね。自衛隊が現在、自衛隊法上できないことでしょう。だからあなたの方で、いや研究は構わないのだ、研究は憲法上の制約だけなんだ、出てくるものは法律に違反しちゃいかぬけれども、研究は法律に違反するもので...全文を見る
○三浦(久)委員 質問に対して答えないわけですから、もう非常に残念です。これ以上押し問答していると次の質問ができなくなりますので、大臣ももう大分前からお見えになっていらっしゃいますので、次に参ります。  この内閣委員会で、昭和五十八年三月二十四日に我が党の榊議員が質問した問題で...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、七月二十一日に着きまして二十七日まで、これは何もしていないということですか。では、何でもっと早く帰さなかったのですか。おかしいじゃないですか。
○三浦(久)委員 恐らくそう言うだろうと思って、私、日本航空で調べたのですよ。そうしたら、これは全然欠航になっていないのですよ。二十三日も二十六日も二十七日も、この当時成田とマニラを飛んでいるのは三便しかありません、迂回するのはもっとありますけれども。この三便について調べたら、二...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしたら、私の言ったことはうそだというのですか。七月の二十三日、二十六日、二十七日、JALの七四二便、みんな同じですね。そしてマニラ発が、二十三日は十四時四十八分、二十六日は十六時九分、そして二十七日は十四時五十六分、成田着の時間もわかっておりますよ。こういう...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたたちは何でもアメリカの言うとおりなんだよね。核の問題にしてもそうだ。核はアメリカが持ち込んでいないと言えば、ああそうですかといって調べもしない。今度の問題でもそうでしょう。あなたは気象庁に問い合わせたと言っているけれども、今の答弁では、いや、アメリカからそ...全文を見る
○三浦(久)委員 対米従属もきわまれりというところじゃないですか。  それで、日本の政府が雇用している基地の従業者を外国に、フィリピンに派遣をして修繕をさせるというようなことは禁止されてないと言いましたけれども、行政というのは、禁止されてないことは何でもできるのですか。全く逆立...全文を見る
○三浦(久)委員 椎名答弁がありますよね。たまたま領海の外に出たという程度のことはいいんだと書いていますよ。あなたは今、一歩と言ったけれども、フィリピンまで一歩ですか。日本の領海から一歩出たぐらいはいいみたいなことを言ったけれども、フィリピンまでは一歩ですか、あなた。ちょっとおか...全文を見る
○三浦(久)委員 どうしていいわけなんですか。修理が終わってないからいいということですか。  それじゃお尋ねしますけれども、ミッドウェーがフィリピンのスビック基地におった。そこに横須賀の基地の従業者が日本からわざわざ飛行機に乗って、飛行機でも軍艦でもいいですけれども、行って、停...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたはさっき、無制限に認められているものじゃないと言ったじゃないですか。私が、じゃノルウェーでもアメリカでも行っていいのかと言ったら、そういうことじゃないんだと言ったじゃないですか。今度、じゃフィリピンだと言ってもう少し近くなったら答弁ができないのですか。じゃ...全文を見る
○三浦(久)委員 時間がありません。もう来ておりますのは承知しておりますが、あと一問だけお願いします。たった一問だけ、よろしゅうございますか、今のに関連して。
○三浦(久)委員 お許しがありましたので、それじゃ一つ具体的に事例を挙げます。  今私が言ったこと、フィリピンに停泊しているミッドウェーに基地従業者を飛行機で運んで、そして修繕に従事させている例があるのです。言うから、後で調べてください。  一九八〇年八月四日です。横須賀のア...全文を見る
○三浦(久)委員 質問を終わります。
04月12日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○三浦(久)委員 まず、運輸省にお尋ねをいたしたいと思います。  今回の運輸省設置法の改正で陸運局と海運局の統合が行われますが、この統合によって国民に対するサービスは低下しない、低下させないというふうに言われておるわけです。そういたしますと、例えば福岡の場合ですが、福岡市に陸運...全文を見る
○三浦(久)委員 国鉄の再建監理委員会、お見えになっておりますね。再建監理委員会の今後のスケジュール、それと経営形態や長期債務の処理についてどういうお考えを持っていらっしゃるのか、お尋ねをいたしたいというふうに思います。
○三浦(久)委員 長期債務の問題は再建にとって欠かすことのできない問題ですよ、これをどう処理するかというのは。この基本的な方向というのは臨調答申にちゃんと出ているわけでしょう。例えば、新しい会社に合理化努力を払ってどの程度負担が可能か、それで負担させた後のものは結局国が負担するの...全文を見る
○三浦(久)委員 例えば長期債務、これはどんなに合理化努力を払っても新会社に全部押しつけるというのは不可能だと思いますね。毎年二兆円ずつ借金はふえていっているわけですからね。ですから、来年あなたたちがお出しになる場合には二十四兆円ぐらいになるのですか。実施するときには二十八兆円ぐ...全文を見る
○三浦(久)委員 ところが、あなたたちは緊急十項目だけはじゃんじゃんやっているわけですね。それで、肝心の赤字の一番大きな原因についてはまだ検討中ですとか、基礎的な調査中ですとか、そんなことを言って、しかし緊急十項目だけはどんどん大車輪をかけてやっているというのが現状なんですね。要...全文を見る
○三浦(久)委員 監理委員会というのは、いわゆる構造的な赤字と言われる問題についてまだ何にも検討してないという感じがするんです。例えば、この構造的な赤字をそのまま放置していることによって昭和五十五年度から五十九年度までに赤字がどの程度ふえているかといいますと、これは一つ一つ細かく...全文を見る
○三浦(久)委員 では、次に移ります。過員問題について国鉄当局にお尋ねをいたしたいと思います。  国鉄は、今もお話がありましたけれども、経営改善計画に基づいて三十五万人体制を六十年度までにつくり上げるということでずっと要員の削減をやっておりましたね。それが一年余りを残して超過達...全文を見る
○三浦(久)委員 今一万近くと言われた過員はあっちこっちに出ておりますが、私も門司鉄道管理用管内を、全部じゃありませんが、幾つか、いわゆる過員センターと言われておるものを見て回りました。門司鉄道管理局では営業開発センターとか運転技術センターとか、そんな名前をつけて集中配置をしてい...全文を見る
○三浦(久)委員 ここは朝の九時から午後の一時まで、渉外活動の準備ということで労働者がずっとおるところです。そして、午後一時から、こういう企画商品がありますが、切符要りませんかと言って、ずっと各戸を訪問して商品の宣伝とか販売とかいうことをやらしておるわけですね。そうすると、私はこ...全文を見る
○三浦(久)委員 こういうことはいいことかどうかということを聞いておるのであって、あなたの弁解を聞いておるのじゃないから、結論は簡単に言ってください、余り時間がないから。  それで、これは労安法に基づく事務所衛生基準規則に違反しているのですよ。それなら、そういうものは早急に改善...全文を見る
○三浦(久)委員 それから、午前中三時間も四時間も渉外活動の準備をさせておきながら、一人一人について机もいすもない。それで長いすみたいないすがあります。それも六十二人が全部座ることはとてもできません。ですから、ただパイプいすにみんな多くの人が座っておるのですよ。それでどうやって渉...全文を見る
○三浦(久)委員 それから、便所もそうだ。私が三月十九日に行った段階では、六十数名も入れておきながら、この事務所衛生基準規則に違反をして大便所一個だ、小便所一つしかない。そういう状態であなたたちは労働者を放置しておるのですよ。私が三月三十日に行ったときには、二、三日前に大便所と小...全文を見る
○三浦(久)委員 まだいっぱい具体的な問題があるのですよ。もう一つだけ具体的な問題でお尋ねしたいのは、門司港の運転技術センターというのがあります。  ここでは、職員が昼休みに食事に行くのに、構内に線引きして別館の食堂までは行ってよろしい、こっち側は物資部の販売所までは行ってよろ...全文を見る
○三浦(久)委員 これは、すぐ隣は門司鉄道管理局の庁舎なんですよ。管理局の人は昼休みに自由に飯を食いに行っていますよ、私もよく食堂で一緒になりますから。だから、余りへ理屈を言わない方がいいのじゃないですか。  何でこんな収容所みたいな権利侵害が行われているのかということなんです...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、こういう指導をあなたさせているわけですか、ぼけなすだとかばかだとか、こういうことは。相手が返事しなくても、六名なのだからわかるじゃないか。それに今あなた、何々君、何々君と猫なで声で言っているけれども、現場へ行ってごらん、呼び捨てだよ、だれだれ、だれだ...全文を見る
○三浦(久)委員 あなた、この事例知らないと言うけれども、この人は労使で問題になって、三月十日ごろに静岡の営業部長に転勤させられているじゃないですか。そうでしょう。あなた知らないことないでしょう。どうですか。
○三浦(久)委員 知らないことないじゃないですか。これが問題になって転勤させられているのですよ。労働者に対してこういう扱いをするというのは私は許せない。  それでもう一つ。今言ったような労働者に対する職場環境をああいう劣悪な状態に陥れているという一つの原因は、労使間に団体交渉が...全文を見る
○三浦(久)委員 私が言った休養室の問題とか便所の問題、換気扇の問題、いわゆる職場環境改善の問題とか賃金の問題とか申し入れがあって、それを断れば不当労働行為になるんじゃないかと聞いているのです。
○三浦(久)委員 労働省にもう一つ承りますが、団体交渉の申し入れ書の中に管理運営事項だというような問題も入っている、労働条件も入っておる、混在しておるという場合、そういう場合に、混在しているからわしは労働条件についても団交には応じないというようなことはどうなんですか。これは不当労...全文を見る
○三浦(久)委員 それで太田さん、門司地本の幸三十三号から三十八、四十、それにまた枝番がついたり追加になったり、いっぱい出ていますね、団体交渉を申し入れてくれと。その中には労働条件に関する問題がたくさんあります。もちろん当局がこれは管理運営事項だと主張しているものもあります。です...全文を見る
○三浦(久)委員 それは合理化事案全体についての話であって、過員問題についての過員の運用の問題、これは団交事項にしろという要求になっていますね。おたくは管理運営事項だからだめだ、こう言っているわけだ。しかし、そういう争いがあるにしても、過員の運用並びに過員についての労働条件の問題...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃ、その団体交渉の問題については一言だけ。過員の労働条件の問題については、今後も団体交渉はいたしますね。
○三浦(久)委員 それじゃ過員の活用の問題で、もう時間が余りないのですが、過貝の活用状況について私はお尋ねしたいのですが、ちょっと育ってくれませんか。
○三浦(久)委員 まず私、営業開発センターに行ってびっくりしたのは、これは三月三十日時点ですよ。まず労働者がずっと地域を回ってきますね。それについてどのくらい売り上げがあったのかとか、そういう報告すら聴取していないんですね、三月三十日の段階で。ですから、本当に営業活動をやらせる腹...全文を見る
○三浦(久)委員 委員長、済みません。あと一問、一分だけ。  労働省にちょっとお尋ねします。  労基法の十五条に「労働条件の明示」という問題がありますね。それで、労基法の施行規則の第五条に業務に関する事項も明示すべき労働条件だということになっておりますね。そうすると仕事の内容...全文を見る
○三浦(久)委員 時間超過して申しわけありません。  労働省にお尋ねします。  労働基準法第十五条に「労働条件の明示」の条文があります。それを受けて、労基法の施行規則の第五条に、業務に関する事項も明示すべき労働条件というふうになっておりますね。ですから、当然仕事の内容、業務の...全文を見る
○三浦(久)委員 終わります。どうも済みませんでした。
04月24日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○三浦(久)委員 まず労働省にお尋ねをいたしたいと思います。  労働省は四月十九日にいわゆる男女雇用平等法案要綱をまとめて、労働大臣の諮問機関である婦人少年問題審議会へ諮問をいたしております。これは三月二十六日の同審議会の「雇用における男女の機会の均等及び待遇の平等の確保のため...全文を見る
○三浦(久)委員 それは私は理屈にならないと思うのです。諸外国の例との関連もありますけれども、なぜ昇進についての差別撤廃を禁止規定にできないのかということです。女子であることを理由に、それだけを理由にして昇進に差別をつけてはならないということは当然なことであって、我が国の慣行とか...全文を見る
○三浦(久)委員 それではもう一つお尋ねいたしますが、その現在存在している差別というものを撤廃をする、そのためにいわゆる男女雇用平等法というものを制定するのではないのですか。
○三浦(久)委員 そうすると、一番大事な問題は、募集とか採用とか配置とか昇進とか、そういう問題だと思うのですね。これについて努力義務になっているということが私はどうしても理解ができないのですよ。この要綱では両方とも「努めなければならない」となっていますね。「均等な機会を与えるよう...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、努力をすれば結果的には男女差別になってもやむを得ないということになるのじゃありませんか、努力義務なんですからね。努力しさえすればいいので、結果的には男女差別というものが出てきてもこの法律では何ら規制することができないということになりますね。  今...全文を見る
○三浦(久)委員 もう一つは、結局企業努力というのも一つあると思いますね。そうしますと、その指針をまず最初につくって、それを守ってもらうようにするのだ、こうおっしゃっていますけれども、その指針の内容についてはどんなことをお考えになっていらっしゃいますか。
○三浦(久)委員 それは、例えば要綱の募集、採用、配置、昇進、この四つの問題について指針を出すというわけでしょう。そうするとこの内容になるわけですね。そうすると、それはやはり、守らなくても、努力すればいい、いわゆる努力義務だけの問題になるのじゃないですか。それでは、守らなかった場...全文を見る
○三浦(久)委員 その期待が私は甘いと思うのですね。企業の善意に期待をするというようなことで男女の差別の撤廃が実現するとお思いなんですか。賃金の問題にしても、労働基準法の第四条に、賃金について差別してはいかぬという、そういうのがありますね。これは罰則の規定がある。それだってあなた...全文を見る
○三浦(久)委員 調停の話が出ましたから言いますけれども、これに調停、書いてありますが、調停は、募集、採用については除外しておるでしょう。私はそれも非常にけしからぬことだと思っておるのですけれども、除外した理由については、時間が、ちょっとおしりが詰まっていますので聞きませんけれど...全文を見る
○三浦(久)委員 それは全く、あなたたち、熱意がないですよ。それなら、一方の労働者が調停の申請をしたときには事業主は出頭しなければならないとかなんとか、そのぐらいのことを何で書けないのですか、あなた。そうでしょう。調停というのはすべてその同意を得るものだからというようなことで、み...全文を見る
○三浦(久)委員 外国の例はまた後でお尋ねしますけれども、国内の、例えば家事調停では、調停が不調に終わったときには審判に移行することができますね。そして、審判というものを出せば、それは当事者を拘束するんですね。みんなそういうふうになっているんですよ。それから労働委員会の場合でも、...全文を見る
○三浦(久)委員 それは法律で、出てこなくてもよろしいですよ、調停をしても従わなくても何の拘束力もありませんよ、そういう法律をつくるからそうなるんですよ。出頭しなければなりませんよと、そしてまた、この調停は不調になった場合にはちゃんと拘束力を持たせるような手続に移行するんですよと...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、世界では努力義務にしているなんというところはないのです。ほとんど禁止規定にしているのです。日本だけですよ、こんなことをやっているのは。  では、そういう禁止規定に違反をした場合に、罰則を付している国がありますね。これはどんな国がございますか。
○三浦(久)委員 それから、日本の雇用機会均等調停委員会のようなものを各国もつくっていますね。つくってない国もあります。例えばアメリカでは、雇用機会平等委員会というのをつくっていますね。イギリスでは機会均等委員会というのをつくっておりますね。そうすると、これはこの委員会が一定の判...全文を見る
○三浦(久)委員 私は今アメリカとイギリスの例をお尋ねしたのですよ。アメリカでは不調のときには委員会が申立人にかわって裁判所に提訴することができるようになっている。こういうふうになっているのじゃございませんか。
○三浦(久)委員 ですから、アメリカの場合には、不調のときにはやはりそういうふうに強制力を持たせるようなところにちゃんと手続が移行することができるようになっているわけですね。日本の場合とは大違い。調停の出しっ放しで、当事者が従わなければ、拒否すればそれっきり、もう何もなくなってし...全文を見る
○三浦(久)委員 やはり勧告なり通告なりは守らなければならないものだという観点があるから、事後に守っておるかどうかを調査したり報告を受けたりするわけでしょう。私はそう思いますね。出しっ放したとか、それに当事者が従わなければ何の効力もないというものとは違いますね。これが果たして拘束...全文を見る
○三浦(久)委員 総務長官が期待されるのは結構ですけれども、現実はあなたが期待したようにはこの法律では動かない、このことを私ははっきり断言をしておきたいと思うのです。まさにこれは抜け道だらけのざる法です。私は、ざる法と引きかえに女子についての時間外労働、休日労働、これを強制し、さ...全文を見る
○三浦(久)委員 大体あなたたちの考えはわかりましたけれども、私は、人事院としても女性労働者の実態というものをよく研究すべきだと思うのですよ。さっきの労働基準法研究会第二小委員会専門委員報告にも出ておりますように、ああいう立派な報告が出ているのだから、それをちゃんと参考にすべきだ...全文を見る
○三浦(久)委員 人事院はこれまで、産後の休暇を八週間にするということを国公労連という労働組合やその婦人協議会に対して約束をし、国会でも実施をするというふうに答弁をしてきております。ところが、三年たってもまだこれが実現をしていないわけですね。ところが、今回の雇用平等法案では産後休...全文を見る
○三浦(久)委員 厚生省にお尋ねいたしますけれども、国立病院の看護婦さんは産休に入る直前まで深夜業をしているのですね。これが先ほど言ったような母性機能に大きな障害を与えて、さまざまな異常分娩というようなものを発生させる一つの大きな原因になっていると私は思うのです。それで、人事院規...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、それはもう準用してやっているということですか。請求があったら深夜業はさせていないということですか。
○三浦(久)委員 そうすると、一〇—七の解釈で、軽易な作業につかせなければならぬということで深夜業は外すことになっている、こういうことですか。
○三浦(久)委員 もう一つ人事院に聞きます。  人事院規則一〇—七は、第八条と第十条で妊娠中の女子職員の通院休暇と通勤緩和措置を定めておりますね。これは労働基準法にはない女子保護規定であります。ですから、これを労基法にも取り入れるべきだというふうに私は考えているわけですが、人事...全文を見る
○三浦(久)委員 時間がないからこっちの質問に答えてくださいよ。福祉法というのは努力義務になっているのですよ。だから、基準法できちっとそうさせるようにしたらどうかということを聞いているのだから、ちゃんと答弁しなさいよ。そういうことを労働省に提案したらどうかということを聞いているの...全文を見る
○三浦(久)委員 終わります。
05月10日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○三浦(久)委員 私はまず最初に、放送衛星ゆり二号aの問題についてお尋ねをいたしたいというふうに思います。  このゆり二号は五月三日に突然故障を起こしたということでございますが、あとはもう中継器一つしか残っていないで大変不安定な状況になっておりますね。この故障の原因と今後の対策...全文を見る
○三浦(久)委員 今度の放送衛星の問題については国民もかなり期待しておったと思うのですね。特に高品位テレビの問題とか、また非常に音質がよいと言われるPCM音声放送、こういうニューメディアの事業に対して国民が大変期待をしておったと思いますが、今度の故障でこういうニューメディアを使っ...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、ニューメディアの実験というのはかなり制約を受けるということになりますね。大変残念なことだと思いますが、また来年の八月に予備機であるゆり二号bを打ち上げる予定でございますね。そうすると、これも今回のゆり二号aとほぼ同じ構造だということを聞いておるわけで...全文を見る
○三浦(久)委員 宇宙衛星はかなり故障が多いですね。ひまわり二号も故障したままですね。何か対策が発表されているようですけれども、ひまわり二号についてはどういう対策を講じておられるのか、お伺いをいたしたいというふうに思います。
○三浦(久)委員 何かトラブルが非常に多いのですけれども、これはやはり技術を外国に依存をするとか、その結果ブラックボックスを使用せざるを得ないとか、そういうことにも大きな影響があると私は思うのですね。ですから、自主開発路線というものをもっと強化をしなければならないのではないかとい...全文を見る
○三浦(久)委員 確かに二月の大綱の改訂で、自主性の確保とか独自の技術力を確立していくとかという方針が出されておりますね。しかし、これはたくさん打ち上げる、経験をうんと積んでいくということが必要だと思うのです。ところが今度、ことしの四月二十七日の経済対策閣僚会議でもって対外経済対...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、外国からの輸入の可能性に道を開いたという点ではやはり制度的には大きな後退だというふうに言わざるを得ないし、今自主開発路線は変わっていないんだ、こういうふうに言われましたけれども、今までの自主開発路線それ自体がかなり外国に依存をしておるということが言えるわ...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、私はもっとしっかり自主開発路線というものを推進していただきたいのですよ。  今度の対外経済対策の決定によりまして、自主開発路線が非常にあいまいになるということと、もう一つ、衛星の平和利用の問題ですね。平和目的の利用に限るのだというここがかなりあいまい...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、民間が購入した場合でも国会決議は適用になるということですね。それをちょっとはっきりさせてほしいと思います。
○三浦(久)委員 わかりました。  次にお尋ねいたしますが、今衛星問題についてお尋ねしましたけれども、この衛星について、日米の双方で共同して軍事利用する、そういう動きがありますね。それと関連して、日米共同訓練もまた最近盛んに行われておりますが、それとの関連でちょっとお尋ねしたい...全文を見る
○三浦(久)委員 そのガイドブックは、どういうことが記載されているのですか。
○三浦(久)委員 この「防衛施設広報」によりますと、こう書いていますね。「千歳基地では、米隊員の外出に備え、”千歳ガイドブック”を作り、基地内の説明のほか、千歳市や札幌周辺の市街地、観光地などをはじめ夜の盛り場まで紹介、ウィスキー、ビールなどの値段も書き添えられた。」こういうふう...全文を見る
○三浦(久)委員 これはアメリカ側の要求によって作成したものですか。
○三浦(久)委員 アメリカ軍が訓練に来た。そのアメリカ軍の夜のプライベートな行動まで国費を使って、二千円だろうと三千円だろうと税金なんだから、そういう国費を使って何で案内をしなければならないのかということですね。私がその内容を、どういうような案内をしているのかというので、防衛庁に...全文を見る
○三浦(久)委員 だから冗談じゃないと言うのだよ。私が一市民として千歳をいろいろ歩き回りたいからくれと言ったわけじゃないのです。そうでしょう。さっきも言ったとおりです。あなたたちは、そうすると、日米共同訓練は夜まで一緒にやるのですか。そんなことじゃないでしょう。ですから、内容につ...全文を見る
○三浦(久)委員 それは詭弁ですよ。最初にこの回答は、残部がないから出せませんという理由じゃないじゃないですか。共同訓練を円滑に実施するために作成したものだから出せないと言っている。だから、残部がないからというのは今あなたが思いついて言っていることなのであって、幾らでもまだ残って...全文を見る
○三浦(久)委員 では理事会でよろしくお取り計らいのほどをお願いいたします。  それじゃ郵政省、大臣にお尋ねいたします。  今回の法案でございますけれども、地方貯金局と地方簡易保険局を地方郵政局に統合するということなんですけれども、この案は臨調の答申に基づくものですね。最初に...全文を見る
○三浦(久)委員 どうもお話を聞いておっても、業務の違いは何も解消されてないわけでしょう。業務の遅いというのは残っているわけで、当初の意見がそのまま貫かれなければならないのに、今、当初反対しておったものを出す。私は非常に一貫性がないということを指摘しておきたいと思います。  そ...全文を見る
○三浦(久)委員 また、今回の統合によりまして、貯金業務と簡保の業務との人事交流が計画されていると聞いておりますけれども、そういう配置転換の場合、当該労働組合と十分に協議をするとか、また本人の意思を十分に尊重する必要があるだろうと思うわけでありますけれども、その点はいかがでござい...全文を見る
○三浦(久)委員 また、今、貯金局や簡易保険局の職場では人減らし合理化が行われるのじゃないかという心配をしているんですね。というのは、これまでもオンライン化によってずっと人が減らされている。ですから今度の統合を契機にして一層そういう人減らしが行われるのじゃないか、そういう心配を持...全文を見る
○三浦(久)委員 次に、五九・二を契機にされた郵便輸送の問題をちょっとお尋ねします。  ことしの二月の国鉄のダイヤ改正を契機として、郵便物の鉄道輸送を大幅に削減いたしました。自動車輸送を中心に切りかえていっているわけです。そしてまた同時に、県内の翌日配達体制の確立や、また区分方...全文を見る
○三浦(久)委員 ところが、実際はそうなってないみたいですね。一例を言いますと、これは私の地元の郵便局の問題ですけれども、今度地域区分局が福岡県で四つありますね。その一つである東小倉と博多、これのダイヤを見ますと、大体一時間二十五分になっているのです。労働者に言わせますと、スピー...全文を見る
○三浦(久)委員 次は、さくら二号の問題をお伺いいたします。  防衛庁お見えですね。硫黄島というのは有事の際にシーレーン防衛にとって非常に重要な位置にあると、現在の夏目次官が昨年答弁をされていますね。この硫黄島の基地が最近非常に強化をされているというのが現状であります。例えば、...全文を見る
○三浦(久)委員 空域監視隊用に移動三次元レーダーというのが配備をされる予定ですね。大体いつごろ配備をされるのか。また、三次元レーダーの性能、その利用目的等々についてお尋ねいたします。
○三浦(久)委員 性能はどういう性能ですか。
○三浦(久)委員 硫黄島基地では、ことしの一月から海上自衛隊の対潜哨戒機のP2Jが対潜訓練を行ったり、また夜間の離発着の訓練を行っておりますね。ことしの十月からは航空自衛隊のF4ファントム戦闘機による、まず夜間訓練、低高度要撃訓練、電子妨害下の要撃訓練、こういうものを始める予定で...全文を見る
○三浦(久)委員 こういうように硫黄島での訓練が非常に頻繁に行われるというようになっているわけですね。そういうときに、通信衛星であるさくら二号の利用という問題が出てきているわけであります。  この通信衛星を使っての通信というのは、本土の基地との連絡用というのは当然なんですけれど...全文を見る
○三浦(久)委員 引いてもらったと言うけれども、まだ引いてないでしょう。どうですか。
○三浦(久)委員 そうすると、例えば移動訓練というのですか、こっちから出かけていって硫黄島で訓練しますね。そういう場合に、いつからいつまでファントムの訓練をやるぞ、何機ぐらい行くぞ、そういうような指示とかもこれでやるのでしょう。それからまた、訓練結果の報告、そういうものもこの通信...全文を見る
○三浦(久)委員 科学技術庁にお尋ねいたしますけれども、宇宙開発事業団法の第一条に「平和の目的に限り、」という規定があり、「平和の目的に限り、」というのは非軍事だという政府答弁がありますけれども、それは現在でも変わりませんね。
○三浦(久)委員 そうすると、非軍事に限るということは、軍事目的の利用はしてはならないということに論理的にはなるんじゃありませんか。どうでしょうか。軍事と非軍事に分けて、非軍事に限るというわけですから、軍事はいけない、そういうことになるんじゃありませんか。どうですか。
○三浦(久)委員 いや、今科学技術庁がそう答えられたので、それとの関連でお尋ねいたしておりますので……。
○三浦(久)委員 課長さん、どういうものが軍事になるのか、どういうものがしたがって非軍事になるのかということはいろいろ議論があるだろうと思いますね。また、防衛庁も政府も議論をしたいでしょう。しかし、その境界がどこかは別としても、少なくとも論理的には非軍事に限るのだと言えば軍事はだ...全文を見る
○三浦(久)委員 法制局にお尋ねいたしますけれども、五十八年五月十六日、参議院の安保特で、前法制局長官の角田さんが、偵察衛星を打ち上げることは「宇宙開発事業団はできない」というふうに述べていますね。そしてその理由として、軍事利用だからできないんだなということに対して、「そのとおり...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、偵察衛星というのは、結局軍事的な情報を収集する、そういう目的の衛星だ、いわゆる軍事利用を目的としているから、結局事業団が打ち上げることは事業団法一条によって禁止をされるということになると思うのですね。  郵政大臣にお尋ねしますが、この宇宙開発事業団...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし大臣、平和目的に限るというのは非軍事に限る、というのはもう歴代の科学技術庁長官の答弁ですよ。それを訂正されるのですか。平和的利用に限るというのは非軍事に限るということは、何回も念を押されている問題で、そのとおりですということを言われているのですよ。そのとお...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、平和目的に限るというのは非軍事なのだということは何回も言われているでしょう。岩動さんも言っておれば、安川さんも言っておれば、歴代の長官がみんな言われておることですよ。ですから私は、平和目的に限るというのは非軍事という意味ですねというふうにお尋ねしているので...全文を見る
○三浦(久)委員 郵政大臣の答弁に関連して質問しているので、郵政大臣からお答えいただきたいと思うのでございますけれども……。
○三浦(久)委員 そういうことでしょう。そうすると郵政大臣、政府は、また政府関係機関はそういう国会決議を尊重し遵守しなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
○三浦(久)委員 そうしますと、先ほど私がお尋ねいたしましたように、硫黄島というのは人家がないところなのですね。アメリカの基地と自衛隊の基地しかないところです。その自衛隊が例えば軍事訓練をやるためのさまざまな指示を出す、そういう通信にこのさくら二号を使うというわけでしょう。そうす...全文を見る
○三浦(久)委員 それは公衆電気通信法の何条に基づくのですか。
○三浦(久)委員 そのほかまだあるでしょう、第三十条は。今のは「目的」の項に書いてあるのであって、精神規定なんですよ。もっとはっきりしたものがあるでしょう。第三十条にちゃんと書いてあるんじゃないの。
○三浦(久)委員 そうするとあなたたちは、自衛隊から加入電話の申し込みがあればそれを全部承諾しなければならない法律上の義務がある、だから使わせざるを得ないのだ、したがって法律に基づいてやっているのだから平和目的利用には反しないのだ、そういうようにおっしゃるわけなんですか、どうなん...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたたちは大事なことを隠しているわけです。  電電公社来ていますか。電電公社、三十条の前に二十九条がありますね。その二十九条というのは、電話加入区域を指定しなければならないでしょう。電話加入区域を指定していないところに申し込みをしても、それは拒否してもいいわ...全文を見る
○三浦(久)委員 まだ硫黄島は電話加入区域に指定されていませんね。
○三浦(久)委員 まだ設定されていないんだよね。そうすると、電話加入区域の指定をする場合にどういうことをあなたたちは考慮しなければならないようになっておりますか。
○三浦(久)委員 それは電電公社の内規の問題でしょう。
○三浦(久)委員 そうじゃなくて、法律上どういうことを考慮しなければならないようになっているかということを聞いているのです。——私が言いましょう。  公衆電気通信法第二十九条第三項で、第一項というのは加入区域の指定の問題でありますが、「前二項の規定による指定をするに当っては、一...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、この第二十九条の第三項によると、加入区域を指定する場合にはいろいろな条件を考慮しなければならない。考慮しなければならないということは、それを考慮して指定したり指定しなかったりするということなのであって、これは一つの裁量行為なんです。指定しなかったから...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、またいわゆる内規の基準に合わないところもあるわけでしょう。十世帯よりも少ない集落、そういう場合でも自分で設備費を出せば加入申し込みできますね。しかし金がたくさんかかるから加入できないという世帯まで入れるとどのくらいになりますか。今お話しになったのは、いわ...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、やはりこれは裁量行為なんですよね。いろいろな基準で選定していって、できるところからやっていく、そういうことになっているわけですね。ですから、硫黄島の自衛隊の基地に関して何でそんなに急いで使用させなければならないのですか。私は非常に不思議です。  郵...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃお尋ねしますけれども、まだついてないところがたくさんあるわけです。この電電公社の内規に照らしてもちゃんとその条件を満たしているそういう集落についても、まだ電話加入区域の指定がない。それはたくさんあるというふうに今お話があったでしょう。それにもかかわらず、...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃ何で内規に合致して、例えば十以上の集落があるのにいまだに加入区域の指定をしていないのですか。していないということは、じゃ違法になっているわけですか。そういうことじゃないでしょう。どうなんですか。
○三浦(久)委員 ここは一世帯もないんですよ、あなた。世帯ということから言えば、住民登録がされていない。一世帯もないんですよ。そしてそれは軍事目的に使われる。もうはっきりしているわけだ。それを何で硫黄島だけほかの地域よりも急いで加入区域指定をしなければならないのかということ、これ...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、その場合に何を考慮しなければならないのかということですよ。それは公平という問題もあるでしょう。差別的な取り扱いをしてはならないという精神条項、それも考慮に入れなければならないでしょう。国会決議はもっと頭の中に入れてもらわなければならない問題でしょう。そ...全文を見る
○三浦(久)委員 終わります。
○三浦政府委員 地方貯金局、地方簡易保険局が郵政局に統合されましても、個々の職員につきましてその職務の内容に基本的に変化はない、このように考えております。したがいまして、処遇につきましても基本的に変更はございません。
06月19日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○三浦(久)委員 まず、総理大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  現在の教育の現状というのは、まことに憂慮すべき状況にあることは国民のだれでもが認識していることだと思います。例えば校内暴力の問題、非行の増大の問題、また受験競争の過熱化の問題、偏差値による進路決定の問題、体力の...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、総理に社会主義者になれなどということを全く期待はいたしておりません。しかし、世界には現在国連加盟国は百五十八カ国あるわけです。その三分の二に当たる百一カ国がどの軍事ブロックにも属さない非同盟中立の国になっているわけであります。ですから、西側諸国の一員という...全文を見る
○三浦(久)委員 憲法はどういう国家像を想定しているかというと、いわゆる対立する軍事ブロックの一員としてそれ相応の軍事的な分担を負担をする、そういうことによって日本の平和を守るというような立場はとっておりませんですよね。これは、諸国民の公正と信義に信頼して日本の平和と安全を確保す...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、教育行政で今やらなければならないことは、やはりこの教育諸条件の整備確立だと思うのですね。その中でも特に、まず緊急に解決をしなければならない問題はマンモス校の解消ではないかというふうに思っております。また、四十人学級の実現というものも早急にやらなければならな...全文を見る
○三浦(久)委員 何か一生懸命やっているというお話ですけれども、実際そうじゃないじゃないですか。児童生徒急増都市について、昭和六十年度まで確かに用地取得について七分の二の助成をするという措置はとりましたね。しかし、これは六十年度までの話でしょう。そして六十年度までに解消されるとい...全文を見る
○三浦(久)委員 解消を指導すると言ったって、解消のネックというのは用地取得に余りにも莫大な金がかかり過ぎるからでしょう。ですからあなたたちも児童生徒急増都市については土地取得について特別な助成をしているわけだ。ですから、指導しているだけじゃだめなんですよ、ある程度そういう助成措...全文を見る
○三浦(久)委員 総理、眠いだろう、お疲れだろうと思うのですけれども、総理自身の発言に関係する問題ですので、ちょっと御容赦いただきたいと思いますが、総理は五十六年の十月三十日の参議院の本会議で、この問題、行革特例法の問題について聞かれまして、「時限立法は時期が来たらこれをやめるの...全文を見る
○三浦(久)委員 そういたしますと総理、この行革特例法を検討しているということは、また再延長する、そういうことを今御検討になっていらっしゃるということなんですか、大変なことだと思いますが。
○三浦(久)委員 それは延長する場合もあるでしょうけれども、これはしかし国民の非常に期待の強いものですね。  六月六日の朝日新聞の世論調査を見ましても、教育改革で何から手をつけてほしいか、こういう問いに対して圧倒的に多いのが、一学級の人数を減らしてほしいということなんですよ。こ...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、今白紙というふうに言われましたけれども、ちょっと信じがたいことですよね、八月にはもう概算要求の時期なんですから。それを現在総理大臣や文部大臣が四十人学級の問題について白紙だというようなことを言われても、私どもはそうですかというふうに納得することはできない...全文を見る
○三浦(久)委員 この私学助成は、国会に来ている請願の中で最も多いのですよ。千六百万人の署名が衆参両院に寄せられている問題ですよ。そういう意味では、国民的なコンセンサスを得られている問題だと言っても差し支えない問題だと私は思います。それを財政上の都合だということで、さあ、どうなる...全文を見る
06月21日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
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○三浦(久)委員 まず文部大臣にお尋ねをいたします。  中曽根総理は、今回の教育改革では教育基本法は改正をしない、こういうように言明をされておられます。文部大臣もこの総理大臣と全く同じ考え方なのかどうかをまず最初にお尋ねいたします。
○三浦(久)委員 この問題に関する森文部大臣の発言というのは大変わかりにくい点がある、歯切れの悪い点があるのですね。具体的には後で御指摘を申し上げますけれども、私は、そういう森文部大臣の揺れ動く態度というのは現在の自民党の状況を反映しているのじゃないかというふうに考えているわけで...全文を見る
○三浦(久)委員 文部大臣、今あなたは自由濶達に委員の方には論議していただく、こう言われましたね。そうすると、その委員の先生方には、教育基本法の精神にのっとってやらなくてもいいということなんですか。政府は教育基本法の精神にのっとって教育改革をやる、そういう方針を決めておられる。そ...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、政府と委員と区別されていますね、この審議会の委員の先生方を。政府は法律を守るけれども、委員の先生方はこの法律は守らなくてもいいと、そういうお考えなんですか。どうなんですか、大臣。
○三浦(久)委員 そうすると、委員の先生は教育基本法の精神にのっとって論議をしなくていいわけですか。それをちょっと端的に聞きたい。
○三浦(久)委員 ですから、そういう文部大臣のお答えですと、政府は教育基本法の精神にのっとって教育改革をやるが、臨教審の委員の先生方はそういう枠に縛られないで自由にやってもよろしいと、そういうように聞こえるじゃありませんか。そうすると、委員の先生方は、この臨教審設置法の第一条の適...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、それは会長に期待するというような問題ではなくて、この臨教審設置法の第一条を政府も委員も守るのかどうか、そういう問題だと思うのですよ。  それで、今義務教育年限の問題が出ましたので、それに関連してお尋ねしますけれども、自由な論議をして、そして、義務教育年限...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、法律に答申や意見は尊重するとあるけれども、その答申が教育基本法の精神にのっとっていないというふうに政府が判断をした場合には、尊重する義務は免除されるといいますか、適用にならない、改正しないという方をとる、こういうお立場でしょう。そうすると、臨教審の答...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、それはもう何回も聞いているからわかっているのです。臨教審の答申が教育基本法の精神にのっとっていなければならないのではないですかと聞いているのです。
○三浦(久)委員 そうすると、臨教審の委員が論議をしたり答申を出す場合に、「教育基本法の精神にのっとり」というのは、何にもその拘束がない、そういうものから自由だということにはならないのですね。少なくとも私は、この臨教審というのは教育基本法の精神にのっとり、教育基本法に規定する教育...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、委員の人選は、やはり憲法や教育基本法の改正論者は任命しないというのが政府の態度でなければならないと私は思うのですが、どういうおつもりですか。
○三浦(久)委員 私は、だれを、どういう人を選ぶのかということを聞いているのじゃなくて、教育基本法の精神にのっとって審議をし、そしてそういう答申を出すことが期待されている臨教審の委員なんですから、当然教育基本法を改正しますというようなことを公然と言っているような先生方は委員にすべ...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは私は何となく首尾一貫しないという気がいたしますけれども、しかし文部大臣がはっきりそういうふうに御答弁になりますので、そういうふうに承っておきましょう。  もう一つ、文部大臣、六月十九日の「教育改革 この人に聞く」のインタビュー記事ですが、教育基本法は変...全文を見る
○三浦(久)委員 次に、六十年度の予算編成についてお尋ねいたしたいと思います。  六十年度予算編成について今検討を進めております臨時行政改革推進審議会の行財政改革小委員会、これは六月の二十五日には小委員会報告を行いまして、七月の上旬にも正式な意見を提出することになっております。...全文を見る
○三浦(久)委員 今までの行革審の審議、また臨調の答申、こういうものを見てみますと、私が今言ったように、いわゆる四十人学級の凍結期限の延長をやれとか、私学助成金の削減をやれとかいう内容が出てくるというふうに私はかなり強く予想できると思うのですよ。そういたしますと、これは大変な事態...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、そのことがすべての原因だと言ってはおりませんよ。教育荒廃の一つの要因になっているということは当然のことじゃありませんか。四十人学級というものは、行き届いた教育を行うために必要でしょう。ですからそれは、当然落ちこぼれをなくすために必要な措置だというのはだれも...全文を見る
○三浦(久)委員 私学助成の問題にしても、四十人学級の問題にしても、大規模校の解消の問題にしても、そのネックになっているのは何かといいますと、財政上の問題なんですね。そうすると、例えば大蔵との協議ができないからしょうがないんだとか、いや今百二十兆円の国債の発行残高があるからこれを...全文を見る
○三浦(久)委員 文部大臣と私は教育現場に対する認識が違いますね。私はおとといも総理質問で大規模校の問題を申し上げました。三十一学級以上の、まさに分離をしなければならないそういうマンモス校で教育を受けている人が三百万人いるんです。それで、いわゆる二十五学級以上の児童生徒ですと、こ...全文を見る
○三浦(久)委員 教育環境や教育諸条件の整備なくして今日の状況における教育改革はあり得ないということを私は強く申し上げて、次の質問に移ります。  ことしの三月と四月、福岡県の教育委員会は県立学校の全教職員を対象にいたしまして、卒業式また入学式で「君が代」を斉唱していたかどうか、...全文を見る
○三浦(久)委員 「君が代」が国歌だということ、このことは何か法律上の根拠でもあるのですか。人に歌うことを強制するというのであれば、何らかの法律上の根拠がなければできないことだと思うのですよね。大臣、どうですか。
○三浦(久)委員 ですから法律上の根拠は何もないのですよ。  それで、戦後の話ですが、昭和二十一年十月九日に、文部省令三十一号で国民学校令施行規則の一部改正というのが行われております。ここではどういうように書かれているかといいますと、「国民学校令施行規則の一部を次のやうに改正す...全文を見る
○三浦(久)委員 結局、戦後の「君が代」に対する混乱もあっただろうとおっしゃいましたけれども、「君が代」というのは戦前どういうふうに教えておりましたか。「君が代」というのは、天皇が治める御代が未来永劫に続きますようにと、そういう歌なんだ。これは戦前の教科書にはっきり書いてあります...全文を見る
○三浦(久)委員 冗談じゃないと思うのですね、私は。教育方針だと言うけれども、そしてまた学校でいろいろ論議をして決めたと言うけれども、だれが決めたのですか。職員会議で決めていないでしょう。職員会議の先生はみんな反対なのですよ。校長が勝手に決めてやっていることでしょう。いろいろ論議...全文を見る
○三浦(久)委員 私は国歌を一般論として否定しているのじゃありませんよ。「君が代」というものを国歌として、そしてその斉唱を強要するということを否定しているわけです。今あなたは、新しい憲法になった、象徴天皇のシンボルとしてこの国歌があるのだ、こう言われましたね。ですから、歌詞は同じ...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは次に、図書司書の問題についてお尋ねをいたします。  学校図書館法第五条によりますと「学校には、学校図書館の専門的職務を掌らせるため、司書教諭を置かなければならない。」というふうになっておりますが、この配置状況はどうなっておるでしょうか。
○三浦(久)委員 その九七・九%というのは、それは全く校務分掌で司書教諭の資格のない人たちがやっていることでしょう、そういうものも含まっているわけですね。ですから司書教諭として発令しているのは小学校で〇・五%、中学校で一・一%というお話ですけれども、この法律が施行されてから三十年...全文を見る
○三浦(久)委員 学校図書館法第一条は「学校図書館が、学校教育において欠くことのできない基礎的な設備であることにかんがみ、」云々、こうなっていますね。ですから、図書館活動というのは学校教育に対して非常に重要な位置を占めているのだと思うのです。そのために「専門的職務を掌らせるため、...全文を見る
○三浦(久)委員 相当な期間とおっしゃいますけれども、例えば達成率の多い中学校の場合をとっても一・一%でしょう。三十年で一・一%の進捗率ということになりますと、一〇〇%いくのにこの調子でいったら、三十年の百倍だと三千年かかるということになりますよ。これは文部省が図書館教育というも...全文を見る
○三浦(久)委員 時間が参りましたので質問をやめますけれども、私は、何を優先させるのかといえば、この前の新聞の世論調査でも、これ以上の軍備の拡大は望まないという人々が八〇%以上超えているわけです。ですから来年度予算の編成に当たっても、軍備の拡大というようなことはこれはしないで、そ...全文を見る
07月10日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第20号
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○三浦(久)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、臨時教育審議会設置法案並びに同修正案に対し、反対の討論を行うものであります。  まず、討論に先立って、次のことを指摘しておきます。  我が党の質疑時間の十分な保障、参考人質疑、修正案に対する質疑、また二日間の連合審査など...全文を見る
07月26日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第22号
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○三浦(久)委員 六十年度の防衛予算についてお尋ねをいたしたいと思います。  七月二十四日から防衛庁と大蔵省との間で、六十年度予算の概算要求基準についての交渉が続いております。防衛庁は六十年度予算につきまして当然増、いわゆる自然増と言われておりますが、これをどのぐらいと見ておら...全文を見る
○三浦(久)委員 だって、概算要求を今やっているわけでしょう。折衝している中で、当然増はこのぐらいですというような要求をあなたたちは持って折衝しているわけでしょう。報道されているじゃありませんか。例えば、後年度負担金の歳出化の増加とか給与の改定に伴う増加であるとか退職手当の増加で...全文を見る
○三浦(久)委員 時間が十五分ですから先に進みますけれども、大蔵省、おいでになっていますか。  我々は、防衛予算は大幅に削減をすべきだという主張をしておりますけれども、大蔵省としては概算要求段階でも、いわゆるGNP一%の枠というものは守るおつもりなのかどうか。何か新聞の報道を見...全文を見る
○三浦(久)委員 では次にまいりますが、F16の三沢配備に伴ういわゆる提供施設整備費、一般的に思いやり予算と言われておりますけれども、その問題についてちょっとお尋ねいたします。  先ほども御答弁がありましたけれども、アメリカのライアン司令官、これは三沢基地の司令官でありますけれ...全文を見る
○三浦(久)委員 アメリカの国防総省がアメリカの議会に提出した資料、いわゆる八五年度軍事建設計画というものがありますね。これによりますと、F16配備に伴う三沢基地プロジェクトは二千万ドルだ。これは約五百二十億円になりますね。そのうち日本政府は七八%、四百六億円を負担する、こういう...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、約束がないにもかかわらず日本政府は三沢基地建設のプロジェクト、この費用の七八%を負担するというふうに説明しているというのはどういうことなんでしょうか。もしかそういう約束がないにもかかわらずこういう説明が議会でされているとすれば、日本政府としてはその訂...全文を見る
○三浦(久)委員 これは約束とは書いてないけれども、日本側が負担すると書いてあるのですね。だから、そういう負担する意向というものを日本の政府が示さなければ、アメリカの政府が議会に対してこういう説明をするはずはないと思うのですね。ですから、こういうことはやはりちゃんと公にする必要が...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、司令部として使われる可能性があるということはお認めになるわけですね。
○三浦(久)委員 しかし、三沢基地というのは飛行機はP3Cしかいないでしょう。そうすると、それの指揮の司令部だけなんですよね。ですから、今度五十機もF16が移駐してくれば、それは当然手狭になるというのははっきりしているのじゃありませんか。
○三浦(久)委員 これは三沢基地の問題じゃありませんで、全般の五十九年度の思いやり予算の問題ですけれども、ことし初めて在日米軍に宿泊施設、これは隊舎とか住宅と違いますね、厚木につくられました宿泊施設、それから消防署、電話交換所、体育館、こういうようなものが提供されておりますね。そ...全文を見る
○三浦(久)委員 体育館なんかはどのくらいの大きさになっておりますか。——連絡しておいたはずなんだが……。
○三浦(久)委員 三沢にはないわけですけれども、米軍の体育館をたしか嘉手納につくられる予定になっていると思うのですが、これの大きさというのは五千平方メートルなんですよ。そして、日本の国立大学の体育館というのは平均千五百平方メートルです。だから、三倍以上の大きな体育館をつくってやる...全文を見る
08月21日第101回国会 衆議院 内閣委員会 第24号
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○三浦(久)委員 私は、質問に先立ちまして、本年度の人事院勧告の完全実施を強く要求をいたしたいというふうに思います。  この人事院勧告の問題というのは、ないそでは振れないというような問題ではないと思うのですね。やはり厳しい財政事情のもとでどういう政策を選択していくのか、いわゆる...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたは今政治家として、七月七日の録画でしょう、七月八日に放映されましたね、その時点でどういうものが出るか予測ができた、どのくらいの財源が必要なのか予測ができたと、こう言っておられる。それはうそじゃないですか。あなたは七月二十四日の参議院の内閣委員会の質疑で峯山...全文を見る
○三浦(久)委員 それは段階的解消の話ですか。公務員に不安感を与えないような発言をしたというのは段階的解消をやっていくという発言のことを言われているのですか、どうなんですか。
○三浦(久)委員 この人事院勧告がまだ出ていないのに、そしてあなた自身は先ほどから何回も、人事院勧告は最大限尊重する、その完全実施に向けて最大限の努力をする、こう言われていますね。中曽根総理も、国家公務員法上の尊重義務なんだと言われる。あなたも財政事情が云々だけではだめだ、やはり...全文を見る
○三浦(久)委員 長官の話を聞いていますと、国会では建前なんだ、本音は別なんだ、それでは国会審議は形骸化じゃありませんか。先ほどの話でもそうでしょう。八月に出るんだからわからないと言った、それはそう言ったけれどもそれは建前なんだ、本音はわかっているんだ、それじゃ一体国会というもの...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、その段階的解消の中身をちょっと説明していただけませんか。もう人事院勧告が出る前から勧告の内容がわかっている長官ですから、あなた自身頭の中で、では何年ぐらいで積み残しを解消しようと思っていらっしゃるのか、どういう方法でやろうとされておられるのか、おおよ...全文を見る
○三浦(久)委員 長官の発言というのは、公務員労働者のことを思っているというような、そういうポーズをとっておられる。しかし、本当に人事院勧告の性格というものを理解されているのですか。五十六、五十七、五十八年ですよ、ことしまた一般の職員が値切られれば四年ですよ。そして、今後段階的解...全文を見る
○三浦(久)委員 後藤田長官にお尋ねしますけれども、私は、段階的解消などというようなことをやればまさに憲法問題に発展をしていくと思うのですよ。  鈴木総理が五十六年十一月二十六日の参議院の行特委で、これは連合審査の席上ですが、五十六年の人勧の不完全実施ですね、「毎年毎年ごとしの...全文を見る
○三浦(久)委員 後藤田長官は五十八年、去年の三月十五日の参議院の予算委員会ですけれども、そこでこういう答弁をされているのです。人事院勧告制度というのは「ことしに限って作動をしなかったと、こう御理解を願いたい。」人事院制度はもう必要ないじゃないかとか、そういういろいろな質問を受け...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、やはり実現のための最大限の努力というものはしなければならないのですが、それは一片の、口先で努力しましたよと言うだけでは足りないと思うのです。先ほど五十八年度についてどういう努力をしたかという御答弁もありましたけれども、それは一般的に財源を確保する、そ...全文を見る
○三浦(久)委員 五十九年度には戦車六十両、それからF15、これは主力戦闘機ですが、十七機、対潜哨戒機、これはP3C八機、これを大量に購入の予定でございます。これらはもう契約したのですか。発注したのですか。
○三浦(久)委員 五十九年度防衛費に含まれている後年度負担金の歳出化の問題ですけれども、これは今年度の予算では九千八百三十一億円計上されておりますね、歳出化されていますね。これはどういうふうに執行されておりますか。
○三浦(久)委員 国庫債務負担行為の場合ですけれども、これは大体年割りを決めているようですね。その年割りを決めたとおり仮に年度末までに払わなかったという場合には、ペナルティーか何かを政府は取られるようになっていますか。
○三浦(久)委員 後藤田長官、今お聞きのとおり、この不要不急の経費がまだ執行されてないうんと残っているのです。本当に人事院勧告というものを最大限尊重するとか実現のために最大限の努力をするというのであれば、こういう不要不急の経費こそ不用額として落として、そして補正でもって組み替える...全文を見る
○三浦(久)委員 GNPの一%を防衛費が超えるかどうかということが一応の議論になっていますね。完全実施をするとそれを超える可能性が出るということです。そうしますと、それを避けるためにも正面装備費、こういうものの予算を削減するということが必要でありますし、また、自衛隊というものを米...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたにも、私は三十日に視察に行ってすぐ申し入れをしましたね。こんなこと中止をさせるべきですよ。見てごらんなさい、大和市というのは人口の密集地帯ですよ。ずうっとあの辺一帯は人口の密集地帯。そこを七十メートルから百メートルくらいの高さでビューと飛んでくるのですよ。...全文を見る
○三浦(久)委員 それは、若干違うという問題じゃないのですよね。このあなたたちの描いた絵ですと、飛行場の南側には何の被害も及ばないようなコースになっている。事実と全く違うということです。  委員長、調査をしてもう一回報告をさせていただけませんか。それで質問を終わります、時間が来...全文を見る
○三浦(久)委員 飛行コースが間違っているんですよ、これ。大和市も綾瀬市も相模原市もみんな中間報告書みたいなものを出していますけれども、もうほとんど相模川の付近まで来ているということを言っているのです。こんな飛行コースじゃないのです。ちょっと、調査をしてもう一回提出させていただけ...全文を見る
○三浦(久)委員 時間がありませんので終わります。もうしょうがないです。
10月05日第101回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号
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○三浦(久)委員 今回のにせ左翼暴力集団、中核派による自民党本部襲撃事件は、共産党が一貫して指摘をいたしておりましたように、彼らが非常に反社会的な犯罪者集団である、そういう本質を私はまざまざと見せつけたものだというふうに考えております。  午前中の質問を聞いてみますと、何か共産...全文を見る
○三浦(久)委員 にせ左翼暴力集団の犯罪行為というのはたくさんあるのですね。ですから、どのくらいの検挙率がというようなことを一つ一つお尋ねするのも大変だと思いまして、特に殺人事件は内ゲバで起きておりますので、私の方で内ゲバ殺人事件についての検挙率の資料をいただきました。これは四十...全文を見る
○三浦(久)委員 ところが、これは実際の検挙率をあらわしていないのですね。例えばこれは件数でしょう。検挙率というのは犯人が何人おって何人逮捕されたかということが検挙率であって、一件で十人の犯人がいた、それに対して一人つかまえたという場合には、一件発生して検挙件数一件と出てくるわけ...全文を見る
○三浦(久)委員 捜査の中身を聞いているのじゃなくて、何人犯人がおって何人検挙されたのですかということを聞いているのです。そんなことが捜査の秘密ですか。そんなことはありませんね。  私も、余りにも資料を出さないのでちょっと調べてみたのです。おたくの、いただいた資料を見てください...全文を見る
○三浦(久)委員 それはあなたたちのへ理屈であって、では、何でここにそういうことを出しているのですか。二十六人の割り出しに成功した、そのうち七名逮捕した、そういうことをちゃんと堂々と発表しているから私言っているわけであって、秘密なら発表しなければいいでしょう。発表されているじゃあ...全文を見る
○三浦(久)委員 困難性があることは私も認めますよ。しかし、これはきのうきょう起きた事件じゃないのです。十何年も同じことをやっているのですよ。これだけの残虐な行動を繰り返し繰り返し十数年間やっておるのです。それで警察を侮辱するといいますか、あざ笑うかのように犯行声明を堂々と出し、...全文を見る
○三浦(久)委員 それは、警察官が自民党を襲えとか公明党の本部を襲えと言ったというふうに和田は言っているわけですね。それで間々田氏が証言に立って、そんなことは言っていないということは言っているんですよ。しかし判決自身は、間々田氏がちゃんと、十月二十日ごろ自民党や公明党の本部を襲撃...全文を見る
○三浦(久)委員 だからこれは判決と違うことを言っておるんですね。判決はそんなこと言っていない。  もう時間ですからやめますけれども、私は今回の事件を契機として、警察力を強化しようとか新しい治安立法をつくろうとかそういうような動きが見られるわけでありますけれども、本件は単純な—...全文を見る
10月25日第101回国会 衆議院 内閣委員会在外公館に関する小委員会 第2号
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○三浦(久)小委員 委員長所見第三項、定員の増加の項について、共産党の意見を申し述べさせていただきたいと思います。  小規模公館の定員増は現下の急務であり、共産党としては、第三項は小規模公館の定員増と理解しておりますので、念のため申し添えさせていただきます。  以上です。
12月13日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○三浦(久)委員 総務庁長官にまずお尋ねをいたします。  今回の三・三七%の給与の改善措置でございますけれども、これは六・四四%の人事院勧告を全く無視した、承服しがたい措置だというふうに私は言わざるを得ないと思います。  言うまでもなく、この人事院勧告制度というのは、労働基本...全文を見る
○三浦(久)委員 政府としては最大限の努力をした、こうおっしゃられているのですね。しかし、防衛費とか海外経済協力費とか、また大企業に対する補助金の増額とか、そういうものについては、私はかなり政府も努力しているだろうというふうに思います。数字は挙げませんけれどもね。しかし、人事院勧...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、先ほど、三・四%以内というふうに閣議決定した、そう決めたことの理由についていろいろ言われましたね。厳しい財政事情だとか、国民の間に生涯賃金についての批判があるとか、勤務ぶりについて批判があるとか、定期昇給が幾らだとかいうふうなことを言われましたね。そうす...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、生涯給与を官民比較した場合に公務員の方が高い、そういう批判がある、こういう意味なんですか。
○三浦(久)委員 そうすると総務庁は、生涯賃金について官がどのくらい、民がどのぐらいというようなことを御調査なさったことがあるのですか。
○三浦(久)委員 総務庁長官、そうするとあなたは、例えば民間よりも生涯賃金は国家公務員の方が高いという世間の批判があるけれども、そういう世間の批判が間違っておればそういう批判を受け入れる必要はないわけでしょう。どうでしょう。
○三浦(久)委員 しかし、それは全く間違っていることなんですよ。生涯賃金の官民比較を人事院はやったことがありますよ。日経連方式でもって計算をして、公務員の方が低いという結論が出ているのですよ。ですから、そういう誤った世間の批判というものに耳を傾ける必要はないでしょう。ましてや人事...全文を見る
○三浦(久)委員 総務庁長官、今お聞きのとおりですね。それは全く間違った批判なんです。そうでしょう。そうすると、そういうものを人勧抑制の一ファクターとして考慮するということも間違いじゃありませんか。どうですか。
○三浦(久)委員 そうするとあなたは、日経連の主張と今の人事院の答弁とどちらを正しいというふうに思われるのですか。批判があるからと言ったって、間違った批判に耳を傾けることはないのですよ。むしろ政府としては、そういう日経連のやっていることは間違っておる、公務員の方が生涯賃金は低いの...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、ちょっと問題はこんがらがってきますよ。あなたは、人事院の調査の方が正しいと言いながら——正しかったら片一方は間違っているわけですよ、日経連の方は。そうしたら、間違った批判にもあなたは耳を傾けて、そうして人勧抑制の一ファクターにした、こういうことをおっ...全文を見る
○三浦(久)委員 そんなことはありませんよ。あなたは政府の役人でしょう、大臣でしょう。人事行政の責任者じゃありませんか。そうしたら、同じ政府部内のいろいろな調査とか見解というものを尊重して、民間の誤った意見は正していくというのが私はあなたの立場だと思う。誤った意見だろうと何だろう...全文を見る
○三浦(久)委員 答弁逃げておられるでしょう。先ほどの答弁と違うじゃありませんか。先ほどはあなたは、人事院の見解のとおりだと思うと言われているのですよね。そうすると、人事院の調査は間違っていると言うのですか。見解の対立があっても、人事院としては専門的にいろいろ調べた結果、公務員の...全文を見る
○三浦(久)委員 今、日経連は生涯賃金の比較の発表はしていないのです。それはもう降参しているわけですよ。そんなものを出したって公務員の方が低いというのがはっきりしているから、その後出していないじゃありませんか。決着がついているのですよ、この問題は。対立があるなんという問題じゃない...全文を見る
○三浦(久)委員 それは完全実施した場合の話でしょう。そうでしょう。  ですから、今の答弁、おわかりでしょう。大体こんなものを比較するのが間違っているということ空言われているのです。これは人事院月報にも出ていますけれども、ここにはこう書いてあります。「春闘相場と勧告による引上げ...全文を見る
○三浦(久)委員 争いがあるって、どういう争いがあるのですか。人事院の見解に対して、また日経連がこの問題について、いやそうじゃないというようなことを言っているのですか、どうなんですか。
○三浦(久)委員 後藤田総務庁長官としては、どっちが正しいと思われておるのですか。
○三浦(久)委員 そんなあなた、給与担当大臣として人事院を無視しているじゃないですか。人事院を全く無視していると思いますよ。それは人事院という制度それ自体をあなた自身が否定している考えじゃありませんか。人事院が綿密に調査をしてその結果一定の結論を出す、それに対して一定の政治的な立...全文を見る
○三浦(久)委員 日本の公務員の勤務ぶりについて中曽根総理がこう言っておりますよ。五十六年十月八日の行政改革特別委員会、行管庁長官の時代ですけれども、日本の公務員は非常に勤勉であり優秀であると思う、こう言っておるのです。その一年前、五十五年十一月十一日の衆議院内閣委員会では、世界...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、それは公務員全体に対する批判じゃないでしょう。一部勤務ぶりとか、そういう個々的なものはまた個々的に是正していく措置があるわけですよ。だからといって賃金を抑制していいという理由にはならないでしょう。全体としては世界的にも極めて優秀な日本の国家公務員なんで...全文を見る
○三浦(久)委員 国家公務員は、この人事院勧告を抑制されたことによって非常に大きな実損を受けております。  今度の例えば差額の問題、この四月から十二月までの差額の問題だけ取り上げてみましても、完全実施と今の三・三七%とどのくらいの違いがあるかといいますと、これは私自分の選挙区の...全文を見る
○三浦(久)委員 官房長官、まだお見えになりませんね。それでは後藤田長官、段階的解消の問題ですから長官に……。そうですか。それでは、次の質問に参りましょう。  防衛庁の方へちょっとお尋ねをいたします。  自衛隊は化学戦、いわゆる化学戦といいますと、核戦争、それから細菌戦、毒ガ...全文を見る
○三浦(久)委員 その数をちょっとお知らせいただきたい。
○三浦(久)委員 化学防護衣はどうですか。
○三浦(久)委員 大宮に化学学校というのがありますね。この化学学校というのはどういうことをやっているところでしょうか。
○三浦(久)委員 そうすると、化学戦というのはどういうものでしょうか。
○三浦(久)委員 そうすると、毒ガスだとか細菌戦だとか、そういうものが含まれるのでしょうか。
○三浦(久)委員 そうすると、毒ガス戦は含まれるわけですね。
○三浦(久)委員 六十年度の概算要求で防衛庁は化学防護車一両、これに一億五千二百万円計上されていますけれども、これは従来の化学防護車とどう違うのでしようか。
○三浦(久)委員 そうすると、ちょっとこの毒ガス戦に限定して聞きますが、自衛隊自身が毒ガス戦の訓練というものをいたしておるわけでしょうか。
○三浦(久)委員 九月に宮城、岩手で行われました陸上自衛隊とアメリカの陸軍との日米共同演習、これはどういう訓練が行われたのでしょうか、お尋ねしたいと思います。
○三浦(久)委員 毒ガス戦の訓練、演習はしてませんか。
○三浦(久)委員 お話のとおりお聞きしておけばいいのですけれども、ちょっと違うのじゃなかろうか。例えば防護マスクの着脱訓練だと、そんなものを共同でやる必要はないわけですね。アメリカ軍と共同でやる必要はありませんよ。それから、お互いの防護マスクをディスプレーした、展示した、こんな訓...全文を見る
○三浦(久)委員 この毒ガスに対するアメリカ政府の考え方と日本の政府の考え方というのは違うと思うのです。というのは、日本の場合には、これは一九六九年七月二十四日の衆議院本会議で当時の佐藤総理がこう言っておられる。「化学・生物兵器の使用を禁止するとともに、さらに、その開発及び製造を...全文を見る
○三浦(久)委員 それから、毒ガスの使用を禁止しました一九二五年のジュネーブの議定書ですか、これを批准するに当たっても日本は何も留保条項はつけてないと思うのです。ところがアメリカは留保条項をつけてますね。先制使用はしないのであって相手から使われれば報復的にはそれを使いますよと、そ...全文を見る
○三浦(久)委員 防衛施設庁、お見えですね。横須賀市の長井町にあります米軍住宅の返還問題について一言お尋ねいたします。  この長井住宅地区というのは住宅が百二戸ありまして、それから小学校、消防署、そういうものを有している住宅地区ですね。これは、五十二年の十二月十五日に日米合同委...全文を見る
○三浦(久)委員 ここに米軍の内部文書があるのですよね。これは長井住宅地区問題に触れた文書ですが、こういうふうに書いてあるのです。「長井住宅地域は一九八四年三月三十一日に閉鎖の予定であったが、日本国政府が新しく池子に住宅を開設するまで、従来どおり長井住宅地を維持することを要請した...全文を見る
○三浦(久)委員 横須賀の軍事基地の中につくった長井住宅の代替住宅ですね、これはもうかなりの部分入居しているんですね。そうしますと、いや返還はしたいんだけれども、そのための代替住宅にはもう既に人が入っちゃっている、だからというのでまた新しい住宅建設の要求というものが出てくるんじゃ...全文を見る
○三浦(久)委員 中曽根総理は、総理になられてからこの問題についではっきり、国家公務員法上の尊重する義務を負っておるということを答弁されておられるわけなんです。そして、その国家公務員法上尊重する義務というのは、完全実施に向けて最大限の努力をする義務である、こういうふうにおっしゃっ...全文を見る
○三浦(久)委員 三年をめどに解消するということは、来年度は完全に実施しないということなんですよね。それはもうはっきりしているのです。同じお答えですから、私は質問の時間がありませんのでやめますけれども、藤波官房長官もそれから後藤田総務庁長官も、政治家であると同時に行政の責任者なん...全文を見る