三浦久

みうらひさし



当選回数回

三浦久の1985年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○三浦(久)委員 まず最初に、総務庁長官にお尋ねをいたします。  政府並びに自民党は、ここ数年、財政危機というものを口実にいたしまして、公務員労働者にさまざまな犠牲を強要してきたと思います。この内閣委員会でも、ついこの間審議をいたしましたように、スト権剥奪の代償措置として設けら...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、私はやはりこの退職の問題、いろいろな問題がありますね、定年制の問題、退職手当の問題、勤務延長の問題、再採用の問題、いろいろな問題があります。ですから、こういう問題についても、私はやはり職員団体と十分に交渉をして、そして職員団体の意向が十分に反映され...全文を見る
○三浦(久)委員 職員団体の意向とか要望とかそういうものは十分に拝聴した、こういうことを言われているわけでありますけれども、そういうことはないでしょう。  例えば公務員再採用ですね。国家公務員法八十一条の四ですか、再採用の要件であるいわゆる公務の円滑な遂行を確保するというのです...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、それはちょっと事実と違うと思うのだよ。交渉したことは私、否定いたしませんよ。だけれども、公務の能率的な運営を確保するために再採用することが必要なのかどうかという問題については、あなたは職場の実態を踏まえながら職員団体と交渉したと言うけれども、そういう事実は...全文を見る
○三浦(久)委員 そうでしょう。だから、そこは職員団体と交渉してないのですよね。公務の能率的な運営を確保するために再採用が必要かどうか、この職場ではどうなのかということについては、あなたたちが自分で判断をしておるのです。これは管理運営事項だというようなことで、自分で判断しておる。...全文を見る
○三浦(久)委員 だから、結論だけを押しつけるのじゃなくて、何でそれなら職員団体に納得させないのですか、あなたたちは。それは交渉してないから、職員団体、というよりもその構成員が納得しようがないのです。全然納得させていない。  先ほどあなたは、こういう問題については当局が判断せざ...全文を見る
○三浦(久)委員 大蔵省、ちょっとよく聞いておってくださいよ。大蔵省に聞かせたいために言っているのですから。  五十六年の六月二日、参議院内閣委員会で当時の斧任用局長、この方はこう言っていますね。「われわれは、職員団体のそういう反対の御意思でありましたけれども、反対の理由なども...全文を見る
○三浦(久)委員 今までどおりやるという意味ですか。今までどおりじゃなくて、今までのことは悔い改めて、これからは誠意を持ってやるというならいいけれども、今までも誠意を持ってやっていた、これからもそのとおりだというのじゃ、事態は全然変わらないということじゃないですか。今私が言ったよ...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、もう一回言いますけれども、あなたたち自身が必要なのかどうかということの判断を含めて、職員団体と交渉を持つべきだということを言っているのです。そのことは持てませんか。もう必要ないと当局が一方的に決めたんで、その問題は一切話し合いの対象にはならない、そういうふ...全文を見る
○三浦(久)委員 もう同じ繰り返しになりますからやめますけれども、実際に公務の必要があるかどうかということについてあなたたちは何にも交渉していないんだから、私は、これからでも遅くないから、やはり誠意を持って交渉に応ずるべきだ。その中で、個別的なものについては、これはだめですとかい...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、例えば今までお父さんが外国人で母親が日本人であったという場合には、外国の国籍ですね。ところが今度は、男女平等だからというので、これは日本の国籍を持つことになる。届け出るということですね。これは三年の経過措置があるというふうに聞いておりますけれども、...全文を見る
○三浦(久)委員 おおよそどのくらいかということで結構だと思うのですが、推定で。
○三浦(久)委員 ああ、ごめんなさい。そういう二万五千人ぐらいの人々が結局届け出によって国籍を取得しようとしていく。そうすると、そういう事務はどこで扱うのでしようか。法務局で扱うと思うのですが、法務局のどういうところで扱うようになりましょうか。
○三浦(久)委員 そうすると、もう大部分のところでは戸籍課というところがやっておりますね。私、法務局の戸籍課の職員と会っていろいろ実情を聞いたのですけれども、とても時間がかかると言うんですね。届け出を受理するぐらいだから余り時間がかからないだろうと思っておったら、一人について約一...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、事前の相談、それにかなり時間がかかるというのですが、戸籍課というのはその相談だけやっているわけじゃありませんね。ほかにもいろいろな仕事があると思うのですけれども、どんな仕事がありますか。
○三浦(久)委員 そうすると、国籍に関する事務というと、帰化をする場合とか国籍離脱の問題とか今回の届け出の問題とか、いろいろありますですね。それで私、職員に聞きましたら、もう今は毎日毎日この新しい国籍取得の届け出の相談だと言うのですよ。ですからもうほかの事務が全くできない。例えば...全文を見る
○三浦(久)委員 もう法務局の場合は、登記事務なんかが本当に人員不足で大変な状態ですね。その上に、今度こういう届け出の事務が追加されてきておる。ですから、これにはもう人員をふやすというような余地しかないのですね。ですから総務庁長官、現場の職員はどう言っているかといいますと、国会は...全文を見る
○三浦(久)委員 もう一つ、空港の問題でお尋ねしますが、運輸省、お見えでしょうか。  これは福岡空港なんですけれども、ここに消防車がございますね。ところが、その消防車の人員が足りないということを言われているのですね。この福岡空港にはどういう消防車が配置されておるのでしようか。
○三浦(久)委員 そうしますと、どういう勤務形態になっていますか。今、人員がどのくらいで、どういう勤務形態でやっているか、ちょっと御説明ください。
○三浦(久)委員 三直四交代でやっていますね。そうですね。そうすると、一つのグループがありますね、それは一つが四名で、あと三つのグループは五名ずつで勤務するということになるわけでしょう。そうすると、超大型が二台と中型が一台と指令車が一台、これで四台ですね。給水車が一台で五台ですね...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、超大型車一台について二人乗る場合もある、もう一台は一人しか乗れない、これは人間がいないのだから。そうすると、この超大型車というものを運転手だけで持っていって消火作業をするのですか。今、運転と消火作業と両方やるという体制になっているのですか。
○三浦(久)委員 今のお話ですと、運転して走りながら消火作業をすることはできないというお話ですね。ところが、そういう消火作業というのは初期消火というのが大事なんで、とまって一秒でも早くばっと消火作業に入るというのが大事でしょう。近づきながらさあっと、そういう薬剤の消火液を散布する...全文を見る
○三浦(久)委員 総務庁長官、お聞きのとおりなんですね。ですから、大型といってこれは物すごく大きなものですね。それがたった一人で運転して、そして万が一のときには消火作業にも当たる、これはもう超人的な能力が要るのじゃないかと思いますね。やはり運転にも気を使わなければならない、消火作...全文を見る
○三浦(久)委員 だんだん本性が出てきたような気がしますけれども、時間がありませんから次へ参ります。  最後にお尋ねしますが、今回の改正では、再任用職員については失業者の退職金というものが支給されないことになっておりますね。失業者の退職金というのは何となく耳なれない言葉なんです...全文を見る
○三浦(久)委員 今度の改正で、再任用職員については失業者の退職手当金を支払わないということになっておりますね、括弧書きで。これはどういう理由でしょう。
○三浦(久)委員 勝手に六十歳定年の退職金と一年ないし三年の再採用後の退職金とを足してしまって、それで比べるなんて、そんなことは勝手にはできないはずです。それはまたおいおい質問していきます。  労働省にお尋ねしますけれども、再任用後の一カ月の俸給が仮に二十五万円、これは大体八割...全文を見る
○三浦(久)委員 おたくからちゃんと計算してもらっているものだから、答弁できると思って質問したのですが、おたくのお答えですと、今の設定で百四万五千八百円の失業保険を本来であればもらえるんだという。そうしますと、俸給月額が二十五万円で勤続三年の人の退職手当は七十五万円ですよ。それで...全文を見る
○三浦(久)委員 総務庁にお尋ねいたしますが、再任用職員には失業者の退職手当金が支払われないことになっておりますが、そうだとすると、その職員に雇用保険法をかけさせるのでしょうか。
○三浦(久)委員 何ですか、雇用保険に加入はさせないということですか。それをちょっと、質問に答えてください。
○三浦(久)委員 労働省にお尋ねしますが、雇用保険法の第五条、ここでは公務員にも雇用保険法というのは適用されるようになっていると思います。そして第六条の第四号で適用除外になっているというふうに思うのですが、そのとおりですか。
○三浦(久)委員 そうすると、この適用除外の要件というのは、公務員の場合、例えば「国に雇用される者のうち、離職した場合に、他の法例、条例、規則等に基づいて支給を受けるべき諸給与の内容が、失業給付の内容を超えると認められる者であって、労働省令で定めるもの」、こうなっていますね。それ...全文を見る
○三浦(久)委員 何でそんな計算の仕方ができるのですか。六十歳定年でやめたときのものと後の三年間勤めた退職金の額とを合算してやるなんて。それからまた、もう一つは、例えばちょっとわかりやすく、二十歳で勤めて、六十歳でやめて、後三年勤めた、四十三年勤めたとします。そうする場合に、あな...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたは雇用が継続している、民間の場合にA社に勤めておって、やめてまたA社に勤めた、こういう場合には雇用が継続していると見る。そうすると、今度の場合も、いわゆる再採用の場合も雇用が継続している、そういうふうに見るのですか。
○三浦(久)委員 それはなぜですか。それでは労働省に聞きますが、前の雇用と後の雇用とが継続をしていない、別の雇用だという場合には、後の雇用の退職金が保険給付よりも少ない場合には雇用保険に加入させなければいけませんか。
○三浦(久)委員 そうすると、あなたの今の答弁を聞いていると、その再採用の場合には前とずっと雇用が継続している、同一だ、だから二つ合算しちゃっても構わないんだ、退職金の額を合算しても構わないんだ。そしてまた、保険期間も四十三年というふうに定年プラス三年、さっきの設問でいけば四十三...全文を見る
○三浦(久)委員 人事院にお尋ねしますけれども、私は御説明を聞いて、再採用の場合は新しい身分を取得するんだ、一たんそこでやめてしまいまして、そして新しく身分を取得する、ですから例えば一日あけて雇用される、任用される、そういうふうに聞いておるのです。そしてまた、再採用の場合の給与も...全文を見る
○三浦(久)委員 中途採用の扱いとはどういうのですか。
○三浦(久)委員 全然別な雇用なんですよ。そこで雇用が継続していると言えないのですよ。六十歳定年までと再採用の場合に全く雇用が違うのに、何で雇用保険上は同一とみなされるのですか。それをちょっと説明してください。
○三浦(久)委員 そうすると、A社に勤めておって、定年でやめてまたA社に勤めた、そういう場合には雇用保険上一たんやめたことにしない。やめたことにしないというのはどういうことですか。保険期間を通算するということでしょう。保険期間を通算する、だから雇用は同一とみなされるのだ、こういう...全文を見る
○三浦(久)委員 この通算をするというのは、何も同一の事業主に雇われた場合だけじゃないのですよ。通算をするのは、例えばA社に勤めておって、やめて、それでまた一年以内にB社に勤めた、その間に保険給付をもらわなかったという場合には、A社とB社の場合だって雇用保険上は保険期間としてはち...全文を見る
○三浦(久)委員 だって、人事院は新たな雇用だと言っているでしょう。新たな任用なんですよね。それをあなたが勝手に、何の根拠も示さずに、雇用保険法上は同一の雇用なんだからそれは継続しているとみなす、そんなこと勝手にみなされては困るわけだね。そうでしょう。さっき言ったように、身分が一...全文を見る
○三浦(久)委員 面倒くさいから、ちょっと一つずつやっておられないのですが、あなたはさっき、退職金の額を算定する場合、六十歳でやめたのと後の延長になった場合と二つ合算する、雇用保険の保険期間を計算する場合も合算するんだ、こう言いましたね。あなた、そう言いましたね。雇用が同一なんだ...全文を見る
○三浦(久)委員 それはあなた、政策論なんですよね。政策論というのは、そういう意味では、立法理由とかそういうものは私はよくわかりますよ。しかし、少なくとも、そういう行政をやる場合に、法律をつくるという場合に、他の法律との整合性というものをこれは考えざるを得ないんだね。そうでしょう...全文を見る
○三浦(久)委員 それは法律の精神じゃないよ。あなたたちが一致しているのは政策目的が一致しているというだけであって、法制度そのものの趣旨が一致しているということじゃありませんよ。今、含まれているわけじゃないと言うけれども、山地さんはそう答弁しているじゃないですか。どうなんですか。...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、労働省にお尋ねしたいのですけれども、A社というところに勤めていますよ、そしてそこをやめた。やめて、例えば失業保険金をもらった。もらってから、今度B社に勤めた。そういう場合に、これは通算できますか。今度二番目にB社をやめたときの保険期間を、A社とB社の...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、あなたは再任用者の場合だけを何で通算するのですか。例えば六十歳定年までの保険期間と、一応保険を掛けたものとみなして、いわゆる保険給付を計算してみなければいかぬから、その場合にあなたは、六十歳までのと、後の三年間を足すと言ったね、さっき。保険期間を計算...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、雇用が継続しているかどうかということは、雇用保険は雇用保険で考える、いわゆる退職法は退職法上で考える、こういうことですか。そうであれば、さっきの人事院の説明じゃないけれども、これははっきり雇用が切れているのであります。雇用がはっきり切れていて、新たに...全文を見る
○三浦(久)委員 もう時間がありませんので申し上げたいのですが、私は、この法律をこの内閣委員会が可決をするということになりますと、これは雇用保険法との関係で重大な矛盾が出てくるというふうに思わざるを得ないのですね。ですから、労働省が言うように、法的に性格が別な雇用をしゃにむに一つ...全文を見る
03月08日第102回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
議事録を見る
○三浦(久)分科員 厚生大臣、まず生活保護の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  最近、現場からの報告によりますと、生活保護についての締めつけが非常に厳しくなっているということを私は感ぜざるを得ないわけであります。その中には、実施要領にも違反をしているというふうにも思わ...全文を見る
○三浦(久)分科員 ところが、実際に福祉事務所がやっているのを見ておりますと、いわゆる短期保護という言葉が定着しておりますように、おまえさん、一カ月だけ生活保護をあげましょう、二カ月だけやりましょう、そういうのが多いのですね。生活保護の決定、これは開始決定にしても廃止決定にしても...全文を見る
○三浦(久)分科員 これは札幌の例なんですけれども、きのう、厚生省の方にお伝えして、厚生省もお調べいただいたようでございます。  これは札幌の福祉事務所の例ですが、五十九年の九月の二十一日に保護の申請が出されているのです。それで、いろいろ交渉をしたあげく細かいことは省略しますが...全文を見る
○三浦(久)分科員 ですから、例えば十月の収入が入るのは一般的に十月の二十五日ごろなんでしょう。十月の九日に保護の決定をしておいて十一月の一日から保護は廃止ですと、同じ日付でもって開始と廃止を同時に通告するというようなことは許されるのかどうか。  今、局長のお話によれば、例えば...全文を見る
○三浦(久)分科員 ですから、こういうことがなされていれば遺憾だと思いますとおっしゃいましたけれども、なされていたのでしょう。だって、きのう私が担当の係官に連絡をして、いろいろ調査をしたらしいですよ。そういう事実はあったのじゃないですか。もしあれだったら、名前を言ってもいいのです...全文を見る
○三浦(久)分科員 だって、保護の廃止をしておって継続はないでしょう、廃止決定を出しておるのだから。あなた、確かめてないのですか。私、ちゃんとここにコピーを持っていますよ。保護の廃止決定をすれば継続はできないでしょう。新たに申請をして、そしてまたやらなければいけないのじゃないです...全文を見る
○三浦(久)分科員 だから、廃止を取り消しているわけでしょう。やはり手続上まずいということですね、あなたが違法と認めるかどうかは別としても。ですから、こういうことが頻繁に行われているのです。  それから局長、実際に現場ではどういうことが行われているかといいますと、確かに、あなた...全文を見る
○三浦(久)分科員 それから、保護の申請をしたときに、保護開始決定に際しまして例えば生命保険を解約させるとか、貯金があるとそれを全部おろさせるとか、いろいろあるのですよ。一般的に、貯金を何十万持っておるとかそういうような場合でしたら、例えば一万円でも二万円でもいいですよ、普通の預...全文を見る
○三浦(久)分科員 大臣にちょっと聞いていただきたいのですけれども、私、かわいそうだと思うのですよ。小学校の生徒が学校に行って、千円なら千円ずつ毎月貯金している。それをおろさせるというのは物すごく酷なんですよ。一定の目的があるわけですね。年度末の旅行に行こうというので積み立ててい...全文を見る
○三浦(久)分科員 押し問答になりますからやめますけれども、確かに今あなたのおっしゃったとおり、それは旅行には行けるでしょう。しかし、子供の心に傷をつけないということ、せっかく旅行という楽しい夢を見ながら積み立てているものまでおろせと言わなくたって、やり方はもっとあるのじゃないか...全文を見る
○三浦(久)分科員 そうすると、生活保護の申請をしたときにもう一律に保険加入者に対しては保険を解約させるというようなことは、間違いだということですね。
○三浦(久)分科員 それじゃ、またそういう方向で北九州の例をちょっと調べていただいて御指導いただきたいと思います。  それから就労指導をよくされますね。ところが、北九州の場合ですけれども、就労指導に従ってパートで働きに行くのですね、そんなに簡単に仕事ありませんから。仕事しろ、仕...全文を見る
○三浦(久)分科員 実際に今の就職戦線がどうなっているのかということはよくわかっているはずなんですよね。ですから、やむを得ずパートで働いているわけです。それは福祉事務所の方でもっといい仕事をぱっと探してくれるのなら喜んで行くでしょう、賃金は高い方がいいのですから、同じ働いているわ...全文を見る
○三浦(久)分科員 しかし、職安に行ったら追い返されるというような病状の人に対して就労指導するというのは、私は間違いだと思います。  それから、細かい問題でちょっと恐縮なのですが、中学校の制服です。これは転校したときに転校先の学校、そこで校則でもって制服を着用するとなっていれば...全文を見る
○三浦(久)分科員 それから、こういう例があるのです。主に単身の老人の場合だと思います。入院しますね。六カ月以上入院していると住宅扶助を打ち切られてしまうでしょう。これは気の毒なのですよ。だって、入院していて荷物をどうするのかという問題があるのです。  きょうNHKの朝の報道で...全文を見る
○三浦(久)分科員 大臣、よく考えてほしいのですけれども、それは国の税金ですからむだには出せませんね、社会通念上妥当な保護で落ちつかなければいかぬ、これは当然ですよ。けれども、例えば一年なら一年入院しておって、さあ、帰る家がない、そんな思いをさせていいのかどうか。病いは気からとも...全文を見る
○三浦(久)分科員 私は、これは限度なんて設けるべき問題じゃないと思うのですよ。例えば一年でも二年でも住宅扶助を続けて、帰ってきたら前の家に住ませてやる。新しい、どこへ行くかわからない、どこの公営住宅に入れるかわからないというような、そんな不安な状態にお年寄りの病人を、単身老人を...全文を見る
○三浦(久)分科員 終わります。
03月12日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○三浦(久)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国家公務員等退職手当法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行います。  近年、政府・財界は、高齢化社会への対応と称し、中高年齢労働者に対し賃金や退職金を切り下げるとともに、自助精神の名によって、健康保険や年金の抜本...全文を見る
03月26日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○三浦(久)委員 最初に、総務庁長官にお尋ねをいたします。  我が党は、従来から、国民本位の簡素で効率的な行政機構を実現することは、政治の民主化にとっても、また財政の民主的な再建にとっても重要であるという見地をとってきたわけであります。地方の出先機関についても、むだな業務と機構...全文を見る
○三浦(久)委員 大蔵省にお尋ねいたします。  三支局の中でもとりわけ人員削減が計画されているのが、一番大きいのが福岡の財務支局でございます。この財務支局について、配転問題を含む職員の勤務条件について、当局は労働組合と誠意を持って話し合っていくべきだと思いますが、どうでしょうか...全文を見る
○三浦(久)委員 次に、政治倫理の問題についてお尋ねをいたします。——大蔵省、私の関係ではお帰りいただいて結構です。  政治倫理についてお尋ねを申し上げますが、法務省いらっしゃっていると思いますが、一九八二年の第九十六国会では、当時の鈴木総理、現総理の中曽根さんを初めとして現職...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、その理由は別といたしましても全部不起訴ですね。しかし、これが全部不起訴になっているというのは私どもは到底納得がいかないわけであります。例えば、私どもの調べによりましても、中曽根総理について言えば、中曽根自身が選挙の収支報告書を訂正したと認めたものだけ...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、結局腐敗の伴いやすい政治献金は防止する、そして選挙の公正を維持する目的でこれは設けられているんですね。だから単なる形式犯ではないんです。それにもかかわらず関係者が一人も処罰されないというのは、私どもとしては常識では考えられないと思うのです。  ですか...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、余り悪質じゃないという判断なんですけれども、例えば金額が少ないとか、それからまた初めてだとか、改悛の情が顕著だとか、いろいろあると思うのです、不起訴理由は。そういうもののどれに該当するのか。個々一人一人の問題については言えないとあなたたちとしては言う...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、この処置を見ておりますと、やはり法の執行に適正を欠くんじゃないか、そういうふうに思わざるを得ないわけですね。相手が現職の総理大臣だから、また元総理大臣だから、また現職の閣僚だからという、そういう理由で手控えをしたというのであれば、私はこれはゆゆしい問題だと...全文を見る
○三浦(久)委員 そうですか。そんなことは今までなかったことですけれども、こういうものは大体事務的に扱うというのが本来の慣行だったというふうに思うのですけれども、それはちょっと困りますね。委員長、もう委員部に全部資料を用意しておるのですよ。それはちょっと、現職の閣僚がいろいろ違法...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは、委員長がそう言うのなら私は読み上げなければいけないが、ちょっと時間が足りないものですから、それじゃ、私どもが選挙に関する収支報告書等によって調べました名前、それをちょっと読み上げてみましょう。  郵政大臣の左藤恵議員ですね、この方は、十二月の十五日に...全文を見る
○三浦(久)委員 私の言うのはうそだと言うのですか、あなたは。私たちは、この前の五十七年の予算委員会のときでも、資料に基づいて全部事実を指摘しているのです。それはそれで、あなたたちが調べて、さっき言ったように十九人は起訴猶予というふうになっているというお話でしょう。警察だってほと...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたたちは、選挙に関してかどうかということがわからない、よく調べてみないとわからぬとかそういうことを言われるけれども、しかし、選挙運動期間中に金を持っていけば、選挙に関する政治献金だという強い推定が働くというのは当然のことなんだ。それで、我々から指摘されて、今...全文を見る
○三浦(久)委員 総務庁長官にお尋ねいたしますけれども、きょうは官房長官が衆議院の決算委員会の総括質問で出られないということですので、迷惑でしょうけれども、かわって総務庁長官にお尋ねをいたします。  まず、こういうように国政のトップに立っている人々がこう遵法精神がないということ...全文を見る
○三浦(久)委員 では検察庁にお尋ねいたしますけれども、先ほど私、指摘いたしましたが、左藤郵政大臣、石原元環境庁長官、山下元防衛庁長官、こういう方々は前回に続いて二度目なんですね。こういうことをやっちゃいけないんだということを知っていながら、またやっているわけです。それからまた、...全文を見る
○三浦(久)委員 事実関係を知らないのは警察と検察庁だけであって、私らでははっきりしているのです。こんなもの何もそんな難しい事実の確定がいるわけじゃないのですよ。収支報告書を見て、それで建設省へ行って、さあ、国と請負契約関係にあるかということを調べれば、それで済んでしまう問題です...全文を見る
04月16日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
議事録を見る
○三浦(久)委員 まず、官房長官にお尋ねをいたしたいと思います。  旧日赤及び陸海軍の従軍看護婦さんの慰労給付金の問題でございますが、長い間かかっていろいろ運動された結果、やっとことし上がったわけです。初めに、その増額の内容についてお尋ねをいたしたいと思います。
○三浦(久)委員 一二・三%というのは、五十五年度を基準とした物価上昇率だと思うのですね。日赤の方はもう五十四年に慰労給付金が出ています。その他の陸海軍の従軍看護婦さんは五十六年から出ています。そうすると、何で五十五年度を基準にしたのですか。これは五十四年度を基準にすべきが相当だ...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、この問題はかなり消極的だと思うのですよ。大体絶対額が少ないわけです。今度の増額だってほんのわずかなものです。ですから、なるべく増額が多くなるような措置を配慮してやるのが温かい配慮だと私は思うのです。ですから、五十四年度を基準にしてやってあけたらよかったと思...全文を見る
○三浦(久)委員 財政事情が大変厳しいと言いながら、軍事予算はどんどん増大するというのは私はけしからぬと思っておりますけれども、今回の増額は、ないよりはあった方がいいです。それは経済的な価値を維持するのだということなんですね。ところが、経済的な価値を維持するという観点であれば、私...全文を見る
○三浦(久)委員 政府は、所得保障とか生活保障という性格は持たせないと言うけれども、実際に要求をして今受給をしている人たちにとっては、これはもう生活保障的な意味合いを持っているんですね、わずかな額であっても。それはいろいろな人々の要求とか手紙とか、そういうものを見ればよくおわかり...全文を見る
○三浦(久)委員 今受給されている方々というのはもうかなりの年齢になっていらっしゃるんですね。それでもう病気になったり、いろいろな老人性の病気が出てなかなか働けない、大変暮らしに困っておるという切実な訴えも出てきております。私のところにこんな手紙も来ていますね。   青春時代の...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは官房長官、この問題についての質問を終わりますので、御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。  次に、総務庁長官にお尋ねを申し上げます。  国際青年年の問題ですが、国際青年年は一九七九年の国連第三十四回総会で決定をされまして、「参加、...全文を見る
○三浦(久)委員 今の青年の置かれた立場を理解するという点は、私もそのとおりだと思うのです。ただ、後藤田総務庁長官の青年の置かれた環境というものに対する認識と私の認識とは、ちょっと違うと思うのです。今は成熟社会とか言われていますね。今、そういう観点から豊かな社会というものが与えら...全文を見る
○三浦(久)委員 「参加」というのは国際青年年の主要テーマの一つですね。「参加」の中でも、国政に参加する、政治に参加するというのは、これはまた非常に重要な「参加」の内容だと思いますが、そういう「参加」のいわゆる選挙権の問題について何ら調べていないというのは、ちょっと問題ではないか...全文を見る
○三浦(久)委員 勉強というのと検討というのといろいろ使い分けておられますね。この前の予算委員会では、国際青年年だからといってすぐ十八歳選挙権を検討すべきということにはならぬのだ、こうおっしゃいましたね。きょうは勉強ということを言われましたけれども、私はやはり検討すべきだと思うが...全文を見る
○三浦(久)委員 後藤田総務庁長官は自民党に入党されておられるのでしょう。そうすると、自民党の入党資格というのは何歳か御存じですか。
○三浦(久)委員 確かにそうですね。ここへ党則を持ってきましたけれども、私どもの共産党も十八歳で入党なんですよ。そうしますと、政党に入党するということは政党の活動をするということでしょう、活動してよろしいということですから。そうすると、例えば自民党さんの党則を見てみますと、党員の...全文を見る
○三浦(久)委員 押し問答してもしようがありませんけれども、しかし、民主青年同盟というのは政党ではございませんから、それはひとつはっきり頭に入れておいてもらいたいと思います。ごっちゃにしてもらっては困ります。  それで、今の質疑ではっきりしたのは、十八歳の選挙権がどういう国で実...全文を見る
○三浦(久)委員 次に、国際青年年事業の推進方針、推進方針というのが出ているのですね。昨年に決定されておりますが、その推進方針と予算の関係についてお聞きしたいわけであります。  この推進方針というのは、去年の六月十八日に推進会議が決定したものであります。それで、この中に国内関係...全文を見る
○三浦(久)委員 次に移らせていただきますが、厚生省にお尋ねをいたします。  日本遺族会というのがありますね。この日本遺族会から平和祈念総合センター基本構想というものが発表されております。これは一九八〇年度から毎年厚生省予算に調査費がつけられて、補助金として遺族会に出されてきた...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、今までは遺族会に調査費という補助金を与えてやらせておった。今度は基本構想が出たから、今度は厚生省自身が調査費を予算として計上して、そして検討に入る、こういう段階でしょう。そうすると、今、この平和祈念総合センター基本構想というものを参考にしてとあなたは...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃ、私の口から言うのもなんだから、あなたから言ってもらいますが、この平和祈念総合センターの基本構想というのは、概略どういうものですか。
○三浦(久)委員 ちょっと時間がないから私が言いましょう。今あなたが言ったのは、冒頭に確かに「再びいかなる戦争にもまきこまれずに平和を持続したいというのが、わが国の願いである。」こう書いていますけれども、中身は全然違うのですよ。これは我が国の願いで、遺族会の願いであるとは書いてな...全文を見る
○三浦(久)委員 これは内容はとても問題があるのですよ。あなたもこれは読んだと思いますけれども、どういうスタンスでこれは書かれていると思いますか。例えば侵略をした、我々が東南アジアに侵略した、これは侵略ですよ、他民族の主権を侵害しているのだから。ですが、そういうことに対する反省の...全文を見る
○三浦(久)委員 こんなものを参考にしてはいけないと言うのです。今あなたが引用したものだって、「日本がおこなった侵略戦争であり国際犯罪だとする親方、あるいは日本が仕掛けられ挑発された戦争などの観察もある。」というのも、これは挑発されたら戦争をやっていいのですか。これはそういう感じ...全文を見る
○三浦(久)委員 外務省はこの基本構想の全く一部分、まさに何というか、隠れみのにするような部分だけを読み上げてそんな答弁をしていますけれども、あなた、この中身を見てごらんなさいよ。こんなものをつくりましたら、それはもうアジア諸国の皆さん方は大変な騒動になるのじゃないですか。  ...全文を見る
04月18日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
議事録を見る
○三浦(久)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、恩給法の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  本法案に反対する第一の理由は、本来人事院勧告どおり増額すべきであるにもかかわらず、恩給年額等の改定を、人事院勧告大幅切り下げの公務員給与に連動させたことでありま...全文を見る
04月23日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
議事録を見る
○三浦(久)委員 防衛庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。  五九中業についてでありますが、防衛庁が昭和五十九年度の中期業務見積もりの策定作業を行っておりますね。これはこの前中間報告がなされたということが新聞で報道されております。報道によりますと総額が十九兆円、そして主要装備...全文を見る
○三浦(久)委員 アメリカは、日本の防衛力の整備の問題については、継戦能力の向上を初め自衛隊増強の対日圧力をずっと続けておりますね。特にこの報道を見てみましても、例えばついこの間、我が国の松永駐米大使が着任のあいさつをしに行ったのに対して、アメリカのワインバーガー国防長官、この方...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、アメリカと協議することはないということでございますね。
○三浦(久)委員 五九中業は「防衛計画の大綱」の達成を期するということになっていますね。そして中曽根総理自身も、この大綱の水準を達成することが目的なんだと再三言われておられます。ところが、この肝心の「防衛計画の大綱」は、先ほどもちょっと話が出ましたけれども、主要装備の数をただ抽象...全文を見る
○三浦(久)委員 大綱というのは防衛力整備の基本的な目標になっているわけですよね。その基本的なものが極めてあいまいだということは、私は大変問題があるだろうと思うのです。ですから、防衛庁長官も、大綱の水準を達成するのとGNP一%を守るのとどっちが大事か、こう言われると、大綱水準の達...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、そう言われますけれども、同じ戦闘機でも種類もたくさんあって、それはかなり値段の違うものがたくさんあるわけです。ですから、どういう機種の飛行機がどうだということが明らかになりませんと、全くもう幾ら金がかかるのかわからない、国民はそういう不安の気持ちを持つの...全文を見る
○三浦(久)委員 シーレーンの共同研究のときには、これは五十八年度で完成する現有兵力と理解してくれと言われましたでしょう。このシーレーン研究というのは五十八年から始められたからですね。日米共同作戦計画というのは、これが始まったのは五十三年十二月の長官の指示で始められたと思うのです...全文を見る
○三浦(久)委員 日米共同作戦計画、これもエンドレスにずっと研究していくんだ、こういうお話ですが、昨年日米双方でまとまった共同作戦計画案、私らも中身を見れないからどういうものなのかわからないからお尋ねするんですけれども、それをつくったときには、日本の現有兵力というものはどういうも...全文を見る
○三浦(久)委員 研究の具体的内容に入る、しかしそのくらいのことは言えるんじゃないですか。長官から指示があったときの五十三年の時点の現有兵力を前提にして作戦計画を立てたのか、それとも昨年の十二月の段階なのか、それとも大綱水準の達成の段階なのか、そういうことは言えるんじゃないですか...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃもう一点聞きますけれども、この日米共同作戦計画案、どういうものか内容がわかりませんが、ここでは共同作戦計画ですからいろいろなことが想定されて書かれているんだろうと思うのですね。そうすると、そこでやはり日本とアメリカの軍隊の兵力差とかそれから装備の差とか、...全文を見る
○三浦(久)委員 この大綱の水準も、それから日米共同作戦計画にしても、五九中業にしても、それぞれ非常に密接な関連性を持った問題だというふうに私は思います。全然内容が、五九中業は別ですが、あとの二つの問題については極めてあいまいなまま、また日米共同作戦計画案についても全く国民に知ら...全文を見る
○三浦(久)委員 じゃ、五九中業を離れて聞きますが、「防衛計画の大綱」ですね。この大綱上、空中給油機というのは持てることになっておりますかお尋ねしたい。
○三浦(久)委員 そうすると、あなたは、この大綱の作戦用航空機、これはまとめて四百三十機となっているわけですけれども、この中に入り込ませることも可能だ、何とか入れたいというお話なんですけれども、しかしこの別表を見てみますと、基幹部隊ということで、基幹部隊が七つ、ずっと明示されてい...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、この大綱自身、あなたもいろいろ苦労しているように、空中給油機が入り込む余地がないんですよ。ですから、素直にこの大綱の水準を達成するというのであれば、空中給油機は持てないということなんです。それを無理やりこの大綱の水準で持てるんだということでいろいろ考え...全文を見る
○三浦(久)委員 全国で、石狩湾、陸奥湾でしょう、この訓練海域が設定されているのは。そのほかに北九州沖、それから周防灘、下関ですね。そうすると、あの付近にもう三つも重なっているわけです。そのほかにもう一つ響灘につくろうという。これはやはり対馬海峡の封鎖ということと関連があるのじゃ...全文を見る
○三浦(久)委員 終わります。     —————————————
○三浦(久)委員 安倍外務大臣にお尋ねいたしたいと思います。  中曽根総理が二月十九日の衆議院の予算委員会で、日米共同作戦中、公海上の米艦の核使用については、安保条約の解釈上、日本が排除する立場にはないというふうに答弁をいたしました。御承知のとおりであります。事は日本の防衛の問...全文を見る
○三浦(久)委員 私の質問はそういう一般的なことではなくて、核兵器を先制的に米軍が使用する場合に、事前に協議をするようになっているかどうかということを聞いているのであります。
○三浦(久)委員 そういう答弁はちょっと逃げの答弁ですよ。総理大臣自身が二月十九日の予算委員会で、「日本列島が侵略されて敵が日本に上陸しているとか、日本が爆撃されているとか、そういう非常事態」のときには共同対処するんだ、共同対処している中で、公海上で米艦が核を先制的に使用しても、...全文を見る
○三浦(久)委員 適当でないとか適当であるとだれが判断するのですか。質問について答える義務があるわけでしょう。そういう答弁はちょっと納得いきませんね。時間が限られているから、質問に端的に答えていただきたい。  それでは、協議がされるだろうということだけはわかりました。それは条約...全文を見る
○三浦(久)委員 制度上どうなっているかということは非常に重要だと私は思うのですよ。常識上それはいろいろ協議するでしょうというだけでは、協議しなかった場合どうなるのかということですね。アメリカ側からも協議は申し入れない、そうすると、あなたの場合だと、こっちが協議を申し入れることは...全文を見る
○三浦(久)委員 協議の内容ですけれども、日本側から協議を申し込むということになれば、恐らく核の先制使用は中止してほしいというような内容になるのだろうと思いますが、安倍外務大臣、これは基本的なことですからぜひ御答弁いただきたいのです。協議をして、その結果、日本側が米軍の核先制使用...全文を見る
○三浦(久)委員 総理大臣が、核の先制使用について、それは安保条約上排除する立場にないとはっきり答弁されているわけですね。だから、それとの関連で聞いているのです。排除する立場にないということであれば、いろいろ協議をした結果、同意することもあり得るということになるでしょう、核の使用...全文を見る
○三浦(久)委員 ちょっと注意していただけませんか。質問に答えていただきたいのです。  ですから、そういう立場に立ては、協議をしても同意をするということもあり得るということになるじゃありませんか。必ず拒否するんだということじゃなくて、同意をすることもあり得るということになるのじ...全文を見る
○三浦(久)委員 同じような答えですね。そうすると、やはり同意することもあり得るということでしょう。  それでは、時間がないからちょっと先に進まなければいけませんが、協議の結果、日本側が核の先制使用について同意しなかったという場合も状況によってはあるだろうと思うのですね。アメリ...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、安保条約の仕組み上、日本が拒否した場合に果たして米軍がそれに拘束されるのかどうかということ、そのことについては今お答えになられませんでしたよね。安保条約によって日本の平和が守られていると言うけれども、例えば安保条約の第五条によって、日本が有事でない場合に...全文を見る
○三浦(久)委員 何か全然質問に答えていませんね。非核三原則の話なんて聞いてないでしょう。公海上の問題は非核三原則と関係ないじゃないですか。そう言っているわけでしょう。日本の領空、領海、それからまた領土、そういう中での話でしょう、非核三原則というのは。そういうことを今まで何回も何...全文を見る
○三浦(久)委員 侵略に対して最善の対処をする、その最善の対処の中にそういう核兵器の使用も許す、そういうものが入るのですか。そこを聞いているんですよ。最善の対処をするというのは当たり前ですよ。最善の対処の中に——これは非核三原則の問題じゃないんですよ。公海上から米軍が、日本に上陸...全文を見る
○三浦(久)委員 言っておりますね。いや、それは答弁にならぬじゃないですか。そうすると、それじゃアメリカ軍が使用すること、それは日本としてはもう了承する、そういうことですか。これは何も否定していないんですよ。「そのときの情勢で大局的に判断をすべきものがあります、」こう言っているわ...全文を見る
○三浦(久)委員 抑止力と言うけれども、核兵器があるから核戦争が阻止されているなんて、そんなばかな話がありますか。核兵器があるから核戦争の危険が強まっているだけであって、核兵器があるから核戦争を抑止しているんだなんて、そんなことはもう国民の常識から反していることですよ。本当に核戦...全文を見る
○三浦(久)委員 核が何で抑止力ですか。それじゃ、アメリカだけが核を持っていたときに、昭和二十年の八月の六日と九日に日本がやられたでしょう。アメリカ自身が核兵器を使用したわけでしょう。その被害を日本が受けたんですよ。核兵器が抑止力だったら、恐らくあれは使わなかったでしょう。何が抑...全文を見る
04月26日第102回国会 衆議院 本会議 第25号
議事録を見る
○三浦久君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました第百二通常国会の会期五十七日間延長提案に対して、反対の討論を行います。(拍手)  今回の会期延長の目的は、目下参議院で審議中の補助金削減一括法案を初め、男女雇用機会均等法案、児童扶養手当改悪法案、また本院...全文を見る
05月28日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
議事録を見る
○三浦(久)委員 最初に、後藤田長官にお尋ねをいたしたいと思います。  いわゆる臨調行革というのが、中央でもまた地方でもどんどん進んでいます。私どもは行政改革というものに反対しているのではありません。我々は、やはり簡素で効率のいい行政機構をつくる、そしてお金のかからない政府をつ...全文を見る
○三浦(久)委員 今度の法案についても、私は国民の生活に非常に大きな影響を及ぼす問題だということをまた後で具体的に指摘をしていきたいと思いますが、まず最初に総論的にお伺いをしておきたい問題があります。  例えば、政府はそういう立場ですから、今後も地方行革というものをどんどん進め...全文を見る
○三浦(久)委員 地方行革をやる場合に、今度の法案でもそうですけれども、地方自治体の自主性の尊重ということが言われているのですね。今度の法案の提案理由の説明の中にもそれが強調されております。しかし、では実際に地方自治体に対して国家が、政府がやっていること、それは果たして全体的に見...全文を見る
○三浦(久)委員 一つ一つ反論していると時間がなくなりますので一つだけ反論しておきますが、例えば起債の許可の問題ですけれども、これは模律ではどうなっているのですか。「当分の間」というふうになっているのでしょう。当分の間が何年続いておりますか。三十八年間続いておるのですよ。結局、政...全文を見る
○三浦(久)委員 統計主事というのは、我々の調査によると、昨年十月一日現在で全国で二百八十八人になっているのですね。そして、これはまさに総務庁が世界に誇る統計水準、これをつくるのに貢献をしてきているわけです。そして現在でも、地方においてより質の高い統計調査員を確保することが求めら...全文を見る
○三浦(久)委員 それなら今までどおり必置規制でいいじゃないですか。今までどおりでいいのであって、統計の実施体制の充実というものはこれからも図っていくんだと言っているのなら、今の制度をもっと拡充していく方向で考えるべきなのであって、それを置いても置かなくてもいいですよというような...全文を見る
○三浦(久)委員 確かに「他職の活用」という面はあるのですよね、食品衛生監視員をそれに充てるとかいろいろやっていますから。しかし、置かなきゃならないということにはなっていないわけでしょう。どうなんですか、そうするとこれは、こういう仕事をしてもしなくてもいいということになるのですか...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、家庭用品衛生監視員とか毒物劇物監視員ですか、これは置かなければならないのですかね。「称する」というふうになっておりますけれども、「称する」という人間は置かなければいけないのですか、どうなんでしょうか、そこがよくわからない。
○三浦(久)委員 そうすると、必要がなければ指定しなくてもいいということなんですね。やはりこれは置いても置かなくてもいい、指定してもしなくてもいいということでしょう。ですから、有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律の第八条は、今の法律では「家庭用品衛生監視員を置く」というこ...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから必要なんでしょう。これからじゃんじゃんやっていかなければならない仕事ですよ、国民の生命とか健康に関する問題なんですから。じゃんじゃんやっていかなければならない問題ですよ。だから、何でそれを必要のあるときにはさせることができる、他職の活用でいいんですと、そ...全文を見る
○三浦(久)委員 現在、指定有害物質というのは十七物質ですね。これは年々どんどんふえているのです。例えば昭和四十九年には二物質が指定されましたけれども、五十年には六物質になりました。そして現在は十七物質になった。増加をしているんですよ。お尋ねしますが、今後この指定有害物質は減る傾...全文を見る
○三浦(久)委員 大体増加の傾向にあるということをお認めになっておると思うのですね。私、東京都に聞いてみましたら、やはりふえていくだろうという予測ですよ。そして東京都の場合は、五十九年度実績では立入件数、それから苦情処理相談、こういうものが年間に千三百件もあるのですよ。違反件数は...全文を見る
○三浦(久)委員 一つ一つこういう反論をしておると時間がなくなってしまうのですけれども。統計主事の問題でも、統計主事というものを外さないで、統計主事というそういう任命をして、そして実際に統計の仕事に情熱を持ち、責任を持たせるということの方が、よりこの統計事務に堪能な職員が出てくる...全文を見る
○三浦(久)委員 そこは押し問答になるからもう次に進みます。  しかし、少なくともこの食品衛生監視員に兼務させる、兼務させるから必置規制を外さなければならないというそんな必然性は全くない、そんなことは全く詭弁ですよ。結局はもう地方自治体の業務量の縮小ですよ。こんな国民の生活に重...全文を見る
○三浦(久)委員 長官、お聞きのとおりですね。九万件も立入調査やなんかしておるのですよ。それほど重要な問題ですね、この毒物劇物監視というのは。私、厚生白書をちょっと見てみました。厚生白書によりますと、現在その登録されている箇所が五千二百三十七カ所ふえた。これはいつからふえておるか...全文を見る
○三浦(久)委員 それは違いますよ。だって、今までは必要性があるから毒物劇物監視員というのを置いておったのでしょう。これは置かなければいかぬことになっているのです。「国及び都道府県に毒物劇物監視員を置く。」置いて、その仕事を専門にさせているわけですよ。ですから、今度は「他職の活用...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから一応、しかし、三百床以下の病院並びに療養所というのは百十三あるということでしょう。二百五十三の百十三というと、これは四〇%以上ですね。四十四、五%になりましょう。大変な数ですよ。約半分近くの国立病院とか療養所というものがつぶされてしまうということ、みんな...全文を見る
○三浦(久)委員 ちょっと質問に答えていませんね。今、あなたは、高度医療とか先駆的な医療というものを中心にやってきた、それで私のおっしゃるとおりですと。私、そんなこと言ってないですよ。高度医療も先駆的な医療もやりながら、地域におけるいわゆる地域医療の中核的な医療機関としての機能を...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、私らは、それがけしからぬと言っているわけなんです。現在も、地域の中核的な医療機関として、本当にその地域の国民から信頼されて、そして立派な医療機関として医療活動をやっているようなものを、もっと充実するためだといってそれをみんな廃止してしまう、そんなばかげ...全文を見る
○三浦(久)委員 それは理解できませんよ。そんなこと、理解できません。なぜ現在、地域の中核的な医療機関として立派な仕事をしているそういう国立病院とか療養所を廃止しなきゃいけないのですか。何で自治体に移譲しなきゃならないのですか。その点もう一回はっきりおっしゃってください。どうして...全文を見る
○三浦(久)委員 全くあきれ果てた方針だと言わなければならないですよ。  今あなたは、国立病院や療養機関としての機能をうんと充実していくんだ、それにふさわしい国民に役立つものにつくりかえていくんだ、こうおっしゃっているわけでしょう。それは結構です。地域医療もやり、そしてなおかつ...全文を見る
○三浦(久)委員 今地域的な偏在というようなことを言われましたけれども、そういう地域的な偏在をなくすためにこういう再編成が行われているんじゃありませんですよ、長官。これは「基本指針」を見ればはっきりしています。そんなことじゃないのです。後者のいわゆる高度医療であるとか先駆的な医療...全文を見る
○三浦(久)委員 硬直しているのは長官の方だと私は思うのです。長官自身がいろいろ国民と接触して、ほとんどの人が軍事費をもっとふやせと言う、そんなことはありませんよ。この前、もう二年ほどになりますか、NHKの世論調査がありましたね。ここだって、軍事予算の拡大を望まないというのは七十...全文を見る
○三浦(久)委員 話し合いというのではなくて協議しますか。協議はしませんか、しますか。
○三浦(久)委員 この統廃合の対象になる病院や療養所ですね、九州を私はちょっと調べてみたのです。これはかなり多いですね。そのために自治体の反対決議も非常に多くて、大分県、宮崎県、沖縄県の三県は、これは一〇〇%であります。すべての地方自治体が反対の決議をしています。それで、九州全体...全文を見る
○三浦(久)委員 ここは結核の病棟が百五十床でしょう。そうすると、あなたたちが言っているいわゆる政策的な医療をやっているところなんですよ。だから、確かにここでは機械的に三百床というものを適用するのじゃない、弾力的に考えていく、それは政策医療の内容等々を検討しながら考えていく、こう...全文を見る
○三浦(久)委員 だから、大変な不安定な状態に今置かれているということですよね。患者さんたちも本当に心配しておるだろうと私は思います。  私、地元から話を聞いたんですけれども、この病院を地方自治体に移譲しよう、そういう動きがあると聞いたんですが、そうですか。
○三浦(久)委員 自治省にお尋ねしますが、赤字の病院だからといって、だから地域医療は自治体の責任だ、県や市町村の責任だ、こういうようなことでこの移譲をさせられるということはどういうふうにお考えになっていらっしゃいますか。
○三浦(久)委員 十分協議して引き受けるのですか。あなたは参議院で内藤議員の質問にはそう答えていませんね。そういうことは困るというふうに答弁されていますよ。どうですか。議事録ありますから、読み上げましょうか。
○三浦(久)委員 厚生省にお尋ねしますが、自治体にこれを移譲するということで話し合いますね。話し合った結果、とても引き受けられぬということになる可能性が強い、特に筑豊の場合は。田川市郡なんというのはどこだってみんな赤字ですから大変な財政困難に陥って、もう赤字財政団体になっていると...全文を見る
○三浦(久)委員 結局はどこも引き受け手がなければ廃止してしまうという運命じゃありませんか、この「基本指針」に従えば。どこの地域の医療機関でもそれぞれの長い間の歴史というものを持っているのです。特に筑豊の場合には、特にこの田川新生病院の場合には、炭鉱労働者はもう本当に、あの傾斜生...全文を見る
06月04日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
議事録を見る
○三浦(久)委員 総理に、まず最初に、金鵄勲章の復権の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  政府は、生存者一代に限って着用を正式に認めるとの政令を閣議決定する方針を固めたというふうに報道をされております。ところが、この金鵄勲章というのは一体どういう勲章か。これは言うまで...全文を見る
○三浦(久)委員 今、内閣委員会で決議ということを言われましたけれども、これは請願の採択ですね。この請願の採択というのは大体全会一致というものが原則になっておりますけれども、このときのこの金鵄勲章復権の請願採択というのは、社会党、共産党が反対したにもかかわらず、自民党、公明党、民...全文を見る
○三浦(久)委員 この請願の運動体は、日本金鵄連合会というものであります。この日本金鵄連合会は、請願の中で、生存受章者は高齢だ、余命幾ばくもありませんとか、それからまた、我々は一片の赤紙で召集された者であるとか、そういうことを言って世の同情を買おうとしております。そしてまた、我々...全文を見る
○三浦(久)委員 これはちょっと時間外ですけれども、先ほど変な発言がありましたから一言言っておきます。  総理は、先ほど同僚議員の質問に対しまして、共産党が勝手に事実に基づかないで党史を書きかえているというような発言、全く関係のないそういう発言をされておりますね。時代とともに、...全文を見る
06月06日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
議事録を見る
○三浦(久)委員 答弁者の時間の御都合があるようでありますので、最初に、筑波研究学園都市にある国土地理院の日額旅費の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  国家公務員が公務出張の場合の日当、宿泊費用は、国家公務員等の旅費に関する法律で一般的規定がございます。その二十六条で...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、この日額旅費は低いということはお認めになりますか。
○三浦(久)委員 宿泊をするのに当たって出張された職員の方が大変苦労されておるということを言われましたですね。そういう事実はお認めになっていらっしゃる。ですから、五千六百二十円では大体安過ぎるということはもうお認めになっているだろうと思うのですね。そういう社会事情の変化によりまし...全文を見る
○三浦(久)委員 日額旅費になじむと言われましたけれども、何でなじむのかといえばさっき言った理由でしょう。長期出張だ、そして宿泊が安くなるということでしょう。ところが、あなたの御答弁では、ちっとも安くならない、こういうお話です。ですから、過去においてこの法律の制定当時においてはな...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、日額旅費から外すかまたは今の支給規程を改善するか、いろいろな方法がありますけれども、しかし現在では低過ぎるので、実情に合わないので、何とかもうちょっとアップするように大蔵省とも今後協議していきたい、そういうお考えですか。ちょっと一言。
○三浦(久)委員 それは額も含みますね。
○三浦(久)委員 時間の問題があるそうですから、もうお帰りいただいて結構でございます。  次に、これも、筑波研究学園都市にある農水省の熱帯農業研究センターの主任研究官以上に支給されている俸給の特別調整額の問題についてお伺いいたしたいと思います。  この特別調整額は本俸の一二%...全文を見る
○三浦(久)委員 人事院に対して要望があるそうですが、人事院としては、この熱研の主任研究官等の特別調整額の問題についてどのようなお考えを持っていらっしゃいますか。
○三浦(久)委員 確かに、今おっしゃったようにこれは管理職手当として出発したわけですね。しかし、この主任研究官の方々にこういう特別調整額が支給されるようになったのは、昭和三十四年十月からでございましょう。それまでは支給されなかったのです。それを三十四年十月から規則を改正して支給す...全文を見る
○三浦(久)委員 何か私をおどかしているような答弁ですけれども、しかし、昭和三十四年十月にそういう主任研究官に適用になったというのは、やはり有能な人材を確保したいということ、それからまた、主任研究官のお仕事のいわゆる研究の特殊性というものに着目したものではないかというふうに私は思...全文を見る
○三浦(久)委員 それでは今後の検討に期待をして、この問題についての質問は終わらせていただきたいと思います。  次は筑波研究学園都市の問題ですが、移転手当の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  これは来年の十二月の末に期限切れになります。人事院はその改廃についての措置...全文を見る
○三浦(久)委員 今御答弁の中で、支給されている人といない人がいるという話がありました。私はそこもまた一つの大きな問題点だと思うのですよ。例えば移転職員が九%もらえる。移転職員以外の職員でも、移転職員との権衡上必要であると認められた職員には、職種、等級によって三%と九%という額が...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、いよいよ来年ということになるわけですけれども、やはり来年じゅうには結論を出されるわけでしょう。やはり一番よく事情を知っていらっしゃる方というのは、そこで働いている職員で組織している職員団体だろうと思うのです。ですから、こういう人々の意見を十分に反映さ...全文を見る
○三浦(久)委員 次に、厚生省にお尋ねをいたします。質問する事項は国立病院・療養所の看護婦さんの夜勤を中心とした労働条件でございます。  いわゆる二・八勤務の判定が出されました。これは人事院が昭和四十年五月二十四日、いわゆる夜勤判定というものを出しました。それからもう二十年たっ...全文を見る
○三浦(久)委員 去る五月二十日に、日本医労協が看護婦さんについての夜勤実態調査を行いました。これによりますと、国立病院・療養所の看護婦さんの月平均夜勤日数は九・三日であります。九日以上の夜勤者は全体の七六・八%に及んでおります。これは民間の看護婦さんよりも多い結果になっています...全文を見る
○三浦(久)委員 この二・八体制をつくるために、療養所や国立病院を廃止するんだというようなそんな議論は通らないですよ。それはこの前やりましたからちょっと話を進めますけれども、今なるべく早くやりたい、早期にやりたいと、心にもないことを言ったのじゃないかと私は思うんですね。私も、今ま...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、今年度も含めて過去五年間、どのくらい増員されたかといいますと七百二名です。七百二名を六で割りますと百十七名です。そうすると、ことしも入れて六年間の平均増加というのは百十七名です。千七百を百十七で割ってごらんなさい、十五近くなるでしょう。そうするとあ...全文を見る
○三浦(久)委員 厚生省は、やらなくてもいいというよりも、やってはならない病院の廃止というようなことに血道を上げて、本当に実現しなければならない二・八体制の問題については、判定が出てから、国会決議が出てから三十五年間もかかるような、そんなぶざまな状態じゃありませんか。そのために看...全文を見る
○三浦(久)委員 再編成はだめですよ。  人事院にお尋ねしますけれども、今のやりとりでもおわかりのように、あなたたちが二十年前に非常に苦労してあちこちの病院を調査して、ああいう二・八の判定を出された。それが二十年たってもこういう状態。あれが実現するまでに今のままだったらあと十五...全文を見る
○三浦(久)委員 総務庁長官にお尋ねをいたします。  今のやりとりを聞いておりまして、今の日本の医療というものが看護婦さんの献身的な努力によって支えられているということがおわかりいただけただろうと思うのですけれども、いつまでもこういう状況を放置することはできません。そういう意味...全文を見る
○三浦(久)委員 最後の質問になりますが、人事院にお尋ねしますが、人事院も判定を出したらもうそれで終わりというのではなくて、厚生省、総務庁ともよく協議をして、そしてこの二・八体制というものを人事院規則でもって確立するような努力をすべきじゃないかと私は思うのです。一遍にはできなくっ...全文を見る
○三浦(久)委員 時間ですから、終わります。
06月12日第102回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○三浦(久)委員 運輸省はお見えでございますね。——私は、まず最初に、五月二十八日の自衛隊機と全日空機の那覇空港における接触事故についてお尋ねをいたしたいと思います。  これは一歩誤りますと、大変な人身事故に発展をした事故だろうと私は思うのです。まさに軍民共用の空港の危険性をこ...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、滑走路に入ってから、おっおかしいといって気がついたでしょうか、接触する前に。おわかりですか。
○三浦(久)委員 そうしますと、接触するまで自衛隊のパイロットは気がつかなかったということなのですから、自衛隊機が誘導路から滑走路にもう何秒か早く入っておった、そして滑走路の中心線付近まで行っておったということになりますと、これはどんな事故につながったというふうに想像されますか。
○三浦(久)委員 いや私は、そういう前提でこの事故は調査しなければならないのだと思うのです。ですから、事故調査委員会をおたくの方でつくられて一生懸命やられているというのも、やはりそういうことが背景にあるからだと私は思うのですよね。  それで、問題は、自衛隊のパイロットが何で許可...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、誤認がどうかはわからないが、しかし進入の許可は出ていなかったということですね。
○三浦(久)委員 そうすると、誤認じゃないとすれば何なのかということですね。本来パイロットというのは、例えば有視界飛行の許可それから進入許可、離着の許可、こういう管制官の許可によってそれぞれの行動をするのではないのですか。
○三浦(久)委員 そうしますと、進入の許可がないのに入ったということは、やはり有視界飛行の許可を進入の許可と間違ったというふうに理解するのが素直な理解の仕方だろうと思うのですけれどもね、それともこのパイロットは進入許可が要らないのだとか発着の許可も離陸の許可も要らないんだとか、そ...全文を見る
○三浦(久)委員 おたくの調査文書ですね、これは報告書ですかね、先ほど言いました文書ですが、これによりますと、有視界飛行の許可を出した、それから出域周波数とトランスポンダーコードナンバー、これを指定したと言われていますね。これを全部パイロットが復唱したと言っていますね。復唱してい...全文を見る
○三浦(久)委員 コード番号の問題ですけれども、この報告書によると、パイロットはそのコード番号を間違って復唱したそうですね。間違って復唱したので、今度は管制官の方がそれは間違いですよと修正したと言っていますね。その修正には応じたのですか、どうなのですか。修正したコード番号をまた復...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、どうして進入したのかということがちょっとよくわからないのですね、どういう精神状態で。この前、日航機が羽田沖で墜落したということがありましたでしょう。あのときに精神異常だった。この自衛隊のパイロットにはそういう精神異常の兆候というようなものはございませ...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、精神異常の兆候等々について今の時点では全く否定することはできない、そういうことでございますか。
○三浦(久)委員 防衛庁、今の点どうですか。そのパイロットに異常がありませんでしたか。それからまた、パイロットはこの事故についてどういう見解を述べておられますか。
○三浦(久)委員 防衛庁でも事故調査委員会でもいいのですけれども、このパイロットは有視界飛行の許可を進入許可と誤認したという点については一切認めていないということを聞いておるのですが、そうですか。
○三浦(久)委員 防衛庁、どうですか。
○三浦(久)委員 さっきあなたは精神異常の点は答えたのだから、今の点も答えたらどうですか。パイロットがどういうふうに言っているのか、自分のミスを認めているのか認めていないのか、その点ぐらいはあれだけの事故を起こしたのだからちゃんとここで国民に向かって発表すべきですよ。自分の過ちを...全文を見る
○三浦(久)委員 運輸省にお尋ねしますが、ボイスレコードとかフライトレコードとか、また管制官との交信記録、こういうものがありますね。これは早目に公表すべきだと私は思うのです。それは自衛隊と運輸省の関係、同じ官庁ですし、同じ行政機構ですから、そういう意味ではいろいろ何となく遠慮しが...全文を見る
○三浦(久)委員 沖縄開発庁長官にお尋ねいたします。  那覇空港はもう大変たくさんの人々が利用しておる空港であります。民間人が利用しておりますね。これはやはり軍民共用ということが今回のような事故をもたらしておると思うのです。今度の事故のほかにも六月四日のバリアの問題がさっき出さ...全文を見る
○三浦(久)委員 私は、これが本当に大惨事に発展しなかったからいいのですけれども、今後那覇空港をどうするかということを考える場合には、この二百二十二名の方々が事故で亡くなった、まあ二百二十二名と特定するわけではありませんが、要するに、それだけ大きな事故が発生したのだという前提に立...全文を見る
08月20日第102回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
議事録を見る
○三浦(久)委員 私は、まず最初に靖国神社の公式参拝問題についてお尋ねをいたします。  中曽根総理を初め多くの閣僚は、戦後初めて靖国初社に公式参拝を強行いたしたわけであります。私は大変残念に思っております。これは国民の強い批判の声を押し切って強行されたものであって、本当に遺憾千...全文を見る
○三浦(久)委員 これはあなたも若干お認めになりましたように、中曽根内閣の政治的な姿勢に起因しているんですね。これはもう中曽根総理自身が、アメリカと日本は運命共同体だ、そういう認識を持っておられる。そしてアメリカに対してシーレーン防衛、こういうものを約束して、どんどんアメリカの要...全文を見る
○三浦(久)委員 そう言われますけれども、先ほども同僚議員が質問しましたように、この報告書というのはちゃんと一定の合議体としての結論を出しているんです。それは憲法に違反しないように靖国に対して公式参拝する方途を探るべきである、これは懇談会としてのまとまった意思表明なんですよ、合議...全文を見る
○三浦(久)委員 もう全くの詭弁ですよね。あの報告書を見れば、ちゃんと検討すべきであるというふうに書いてあるのですよ。憲法に違反しない公式参拝の方式を検討すべきだ、だから公式参拝やりなさい、一定の方向をぴちっと出しているじゃありませんか。それで出して、あなたたちはそのとおりやって...全文を見る
○三浦(久)委員 もう私の質問にはまともに答えていないですね。何しろ懇談会というのは、出席者の意見の表明または意見の交換の場であるにすぎないということなんですよ。一定の結論を出させるというようなことはあなたたち自身の責任で避けなければいけない問題じゃないですか。そういうことであれ...全文を見る
○三浦(久)委員 その宗教的な儀式を省いた云々というのは、それじゃちょっと二拍したとかなんとか、じゃ三つ打ったらどうなるのか、十打ったらどうなんだ、そういう話にもなるでしょう。ですから、こんなものは神社が内部で決めた規則の問題であって、そういう外形的な行動によってだけで判断しては...全文を見る
○三浦(久)委員 参拝というのは、あなたが言ったように「社寺に参って神仏を拝むこと」と広辞苑に書いていますね。神仏を拝むことなんです。これは社寺に参って拝むのだから完全な宗教的な行為なんです。社寺に参って追悼するのだからそれはそんな宗教的な活動じゃないんだ、あなた、そんなことは詭...全文を見る
○三浦(久)委員 全くでたらめの見解ですよ。  もう時間がないみたいですけれども、それじゃお尋ねしましょう。従来の形式でやるのなら憲法違反の疑いは消えないのですか、どうなんですか。二社二拍手一礼、そういう形式をやれば憲法違反の疑いがあるのですか。
○三浦(久)委員 そういう外形だけにとらわれて判断してはいけないというのが津地鎮祭の最高裁判決の結論なんだよ。そんな都合のいいところだけほじくって合憲だなんというのはもってのほかだよ。  それから、あなたの話を聞いていると、法律家らしくないんだよ。その必要性がある、要するにみん...全文を見る
○三浦(久)委員 そうでしょう。そうすると、みんながああいう形の公式参拝は合憲であると思っているということでしょう。みんなも思っていますか、あなた。社会通念というのは一般人が持っている常識、良識でしょう。そうすると、我々は一般人じゃないの。社会党も公民党も民社党も共産党も一般人じ...全文を見る
○三浦(久)委員 何が確信か。社会通念というのはあなたが今言った、日本の社会における一般人の持っている良識、常識でしょう。日本の社会を構成している日本人の大多数が公式参拝を合憲と思っているということが社会通念でしょう、あなた。国会の中だってこれだけの反対があり、仏教界もキリスト教...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたが最高裁の判決を出すから私も言っているんだよ。社会通念に従って客観的に判断しろというんだよ。主観的に判断してはいけないんだよ、あなた。少なくとも国会で半分ぐらいの勢力が反対している問題を、我々だってみんな何万という人から選ばれてきているんだ、その我々の支持...全文を見る
11月12日第103回国会 衆議院 本会議 第4号
議事録を見る
○三浦久君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、許可、認可等民間活動に係る規制の整理及び合理化に関する法律案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  法案の基本的な立場を貫いているのは、中曽根内閣の対米従属、大企業本位の政治姿勢であります。  総理は、七月の自民党...全文を見る
11月19日第103回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○三浦(久)委員 最初に、金子国務大臣にお尋ねをいたします。  政府は、アメリカなどの対日要求にこたえた市場開放のためのアクションプログラムを発表なさいました。それに基づいて、消費生活用製品安全法やガス事業法、それから消防法、電波法、航空法等の改定を一括法の中に入れて提案をして...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、この法案が出てくる経過を見ますと、市場開放のためのアクションプログラムということで大々的に宣伝されて出てきているわけです。ですから、安全性を中心にしてこういうものが考えられてきたということは言えないと私は思うのです。これはまた、後で具体的にずっと通産大臣...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、私は、政府の方針というのはやはり右へならえだと思うのです。右へならえというやり方なんですよ。  例えば、五十八年三月二十六日に基準・認証制度等連絡調整本部というものが「基準・認証制度の改善について」という文書を発表しておりますね。これはアクションプログ...全文を見る
○三浦(久)委員 しかし、それじゃ安全を守るという観点には立っていないということになりはしませんか。国際的に認められていても、その国の特殊事情によってやはりそれでは安全が保てないというものがあるわけですね。何でも国際的に右へならえじゃ安全が守れませんよという具体例として、今私は登...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃ金子国務大臣、御退席願って結構でございます。  通産大臣からせっかく御答弁をいただきましたから、では通産大臣にお尋ねをいたします。  各国が低い安全基準の水準にあるから日本もそれにならって低くするという発想では、国民の安全は守れないというのはもうはっ...全文を見る
○三浦(久)委員 今、基準・認証制度を緩和しなければならないというような、そういう状況には私はないと思うのですよ。  ちょっとお尋ねしますけれども、これは消費生活用製品安全法、略して消安法と言っておりますが、この消安法の関係でちょっとお尋ねしますけれども、この消安法制定以後、こ...全文を見る
○三浦(久)委員 今あなたがおっしゃったのは特定製品についてでしょう。
○三浦(久)委員 そんなに少ないわけだ。SGマークも含めて全体としてどのくらい出ているのかということをお尋ねしたいと思います。
○三浦(久)委員 そんなに少なくないでしょう。  昭和四十九年は八十二件、五十年が百二十六件、五十一年が百四十六件、五十二年が二百五十八件、五十三年が二百六十八件、五十四年が二百三十一、五十五年が二百十六、五十六年が二百六、五十七年が百九十七、五十八年が二百十七件じゃありません...全文を見る
○三浦(久)委員 これはおたくからもらった資料なんですよ。これは「事故情報通知件数総表」というのでもらっているんです。  それに例えば、一が家庭用電気製品、二が台所・食卓用品、三が燃焼器具、四が家具・住宅用品、五が乗物用品、六が身のまわり品、七が保健衛生用品、八がレジャー用品、...全文を見る
○三浦(久)委員 この法律では、「「消費生活用製品」とは、主として一般消費者の生活の用に供される製品(別表に掲げるものを除く。)をいう。」というふうになっていますね。ですから、今私が言ったのは、ほとんど消安法で言う「生活用製品」だと私は思いますよ。――まあいいでしょう。  それ...全文を見る
○三浦(久)委員 私が通産省に尋ねたら、五十八年に消費生活用製品の事故が二百十七件あった、そしてそのうちの百十二件がいわゆる製品の欠陥に起因するものだというふうにおっしゃったのです。そうするとこれは五〇%以上ということになります。あとの四十数%は使用方法を誤ったからだというけれど...全文を見る
○三浦(久)委員 大臣にお尋ねしますけれども、今言った消費生活用製品の安全行政のあり方としては、事故を未然に防止する、それから今事故が発生しているとすれば、それをゼロにするのは難しくとも極力少なくしていく、そういう方向でなされなければならないだろうと思うのですが、この点はいかがで...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、この自己認証制度の導入によりまして事故は減少するのでしょうか。減少する可能性があるのでしょうか。
○三浦(久)委員 だから、自己認証にしても事故の発生がないようなものを選んでやりたいんだ、こういうことでしょう。そうすれば事故は減るということは絶対ないじゃないですか。ふえるということはあっても、事故が減るということは絶対ないですよ、自己認証制度を導入しても。それはどうですか。あ...全文を見る
○三浦(久)委員 気持ちじゃだめで、実際にやっていただかなければならないのですよ。  この産構審の答申はどういうことを言っているかといいますと、「自己認証制度の導入」という項がありまして、ここで「消費生活用製品安全法に自己認証制度を導入するに当たっては、政府の関与を可能な限り少...全文を見る
○三浦(久)委員 ですから、その中で、消費者の安全をより強化するというような施策は何にもしないで、下手をすればかえって国民の安全が犠牲になるような自己認証制度を導入しようというのはどういうことなのでしょうか。私は、あなたたちが本当に事故発生を防止しようとか事故を少なくしようという...全文を見る
○三浦(久)委員 それじゃ、まだこれから必要があれば特定製品に指定するということなんですけれども、そういうことを先にやらなければいかぬですよ。  例えば、製品安全協会が認定するいわゆるSGマーク製品についてもお尋ねするのですけれども、事故によっていろいろ賠償措置がとられますね。...全文を見る
○三浦(久)委員 そうしますと、これらは特定製品に指定されていないのです。ところが、特定製品に指定されている圧力なべ、かま、それからヘルメット、こういうものの賠償金額よりもはるかに上回っている。だから、これは特定製品よりも危険なものだということが言えると思うのです。そうであれば、...全文を見る
○三浦(久)委員 それから、もう一つ安全の問題で重要なのは、特定製品の指定をみだりに解除したらいかぬということだと思うのですね。例えば金属バットの例なんかいい例で、これは指定を解除したら途端にだだあっと事故が発生してますわね。さっきあなたは、これは指定解除とは因果関係はない、こん...全文を見る
○三浦(久)委員 それから、消安法の特定製品を今度第一種と第二種に区分するということなのですけれども、私これは大体無理があるのじゃないかと思うのですね。法案を見てみますと大変おもしろいのですね。例えば「特定製品」の定義というのは、「消費生活用製品のうち、構造、材質、使用状況等から...全文を見る
○三浦(久)委員 今あなたの第一種、第二種の定義、選別する基準ですけれども、自己の力によって安全性を確保できない、そういう業界の製品を第一種というわけでしょう。そうすると、それは言葉をかえれば、自己認証にした方がいいものは第二種で、政府認証にした方がいいのが第一種ですというのと何...全文を見る
○三浦(久)委員 それは、いずれにしてもその製品が市中に出回った後の話ですね。ひょっとすれば、事故があったらやるというようなことになるのじゃないかと思うのですけれども、事故が発生してからでは遅いと私は思うのですね。この消安法というのは、事故の発生を防止するというのが目的になってい...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、特定製品の第二種製品については、全部事故が発生する前に試買テストをやるというふうに承ってよろしいのでしょうか。
○三浦(久)委員 ですから、今の御答弁にもあるように、国民はその製品の安全性についてやはり大きな不安を感ぜざるを得ない状況じゃありませんか。今の制度のままでいいじゃないですか。何で一種、二種なんて分けなければいけないのですか。それによって国民の安全というものが犠牲にされる。これを...全文を見る
○三浦(久)委員 たったそれだけですか。法制審議会はずっと眠っていますね。昭和二十九年に、民法について改正点があれば答申をしてくれということで諮問を受けていますけれども、二十九年から今まで、ずっとこの借地・借家法の改正なんというのは論議されてないのですよ。それが今度、急に六月から...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、質問に答えてください。それで法務省に働きかけたかと聞いているのです。
○三浦(久)委員 それはうそですよ。そんなことはあり得ないでしょう。  それではお尋ねしますが、中曽根内閣になってから、急に民間活力の導入ということが政策の柱として主張され出してきたわけです。それに勢いづきまして、民間デベロッパーが都市再開発をやるんだ、そのためにはこの借地・借...全文を見る
○三浦(久)委員 建設省は、港区の麻布台に通称狸穴分室という庁舎がございますね。大臣、ここをよく利用されていると報道されておりますが、ここでことしの三月一日ごろに、不動産業界の代表を招いて昼食をとりながら懇談をしたことがございますか。そのときの出席者は、安藤太郎住友不動産の社長さ...全文を見る
○三浦(久)委員 そのときに出席された不動産業界の方々から、借地・借家法の改正に力を入れてほしい、民間活力を発揮するためにはどうしても借地・借家法の改正が必要なんだ、だからぜひこれを強力に推進してほしいというような要望はあったのでしょうか、なかったのでしょうか。
○三浦(久)委員 今、不動産業界が関心を持っている一番大きなものは借地・借家法の改正なんです。ですから、それが出なかったというのは何となく納得しがたい面がありますが、しかし、私が出席しているわけじゃありませんので、大臣が出席されているのですから大臣の記憶をお聞きする以外にないわけ...全文を見る
○三浦(久)委員 そんなことはないです。今法制審議会の民法部会ですか、あれが出した問題点は全部JAPICなんかが指摘している問題ばかりじゃないですか。それについて建設省がどういう考え方も持っていない、そんなことは全くうそだと私は思います。――大臣、お急ぎでしょうからもう結構でござ...全文を見る
○三浦(久)委員 住宅事情が改善されているということなんですけれども、今あなたは一世帯当たり一・一の住宅があるのだ、こうおっしゃいましたね。しかし、人間の住める家というのはどのくらいあるのですか。あなたたちは空き家が多いということも言われておりますけれども、空き家は確かにあります...全文を見る
○三浦(久)委員 ちょっと私の質問に答えていませんね。空き家の数を聞いたわけじゃないのですよ。  ことしの六月十二日に、住宅宅地審議会が答申を出していますね。ここでは「最低居住水準未満世帯については、大都市地域を中心に解消に遅れがみられ、なお全国で三百九十五万世帯、主世帯総数の...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、あなたたちは今住宅事情は改善されていると言っていますけれども、それは前よりはよくなったということでしょう。しかし、四人家族で五十平米なんというのは人間が生きるためのぎりぎりじゃないですか。ぎりぎりですよ。そういうぎりぎりの基準を満たさないものがまだ三...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすれば、いわゆる全世帯数に比べて人間が住める家、そういう家は足りないということじゃないですか。それで住宅事情が改善した、だから統制令を取っ払ってもいいんだとか借地・借家法の改正をやってもいいんだとか、そんな理屈にはならないと私は思うのです。  それで、統制...全文を見る
○三浦(久)委員 では、何で統制令が守られていないと思われているのですか。それはあなたたち建設省がこれを守ろうとしないからなんです。あなたたち自身が、統制令があるんだよと言って積極的に国民に教えようとしていないでしょう。それどころか、あなたたち自身が統制令に違反したことを次から次...全文を見る
○三浦(久)委員 台帳はあるのですか。ないでしょう。
○三浦(久)委員 それから、第十五条に地代家賃審査会というものを設置しなければならないとなっているでしょう。これだってほとんど設置されていないでしょう。どうなんですか。
○三浦(久)委員 それじゃ、ないと一緒じゃないですか。そういうように、そういう実態であることを知りながら、あなたたちは、この統制令に基づいて審査会をつくりなさいとか台帳を整備しなさいということをやらないんだ。だから国民は地代家賃統制令があるなんて忘れてしまうわけだ。そうでしょう。...全文を見る
○三浦(久)委員 だから、もう廃止の先取りをやっちゃっているんだよね。国家公務員がそんなことではけしからぬことですよ。法律を遵守する一番責任がある公務員がそういう態度じゃ困るのですよね。  それと、そのほかにいろいろなことを言われましたね。修繕ができないから老朽化する、そういう...全文を見る
○三浦(久)委員 統制令対象の家賃、これは東京、京都、大阪の三大都市では、対象外の平均して三分の一ぐらいになっているんじゃありませんか。あなた調べていますね。
○三浦(久)委員 そうすると、地代家賃統制令が撤廃されれば当然上げてくるだろうと思うのですよね。そういうことは予想いたしておりますか。
○三浦(久)委員 そんなこと、それを考えないで何で――さっきから聞いていると、追い出された人については公営住宅で措置するとかなんとかいろいろ言っているでしょう。だから結局は、値上げがあってその値上げの負担に耐えられないで出ていくとか、そういうような人が出てくることを当然予想してい...全文を見る
○三浦(久)委員 あなたは、これが借地借家人の追い出しを目的としたものではないとか、それからまた、ほんの一部なんだ、こういうことを言われていますね。しかし、昭和五十七年七月三十日の臨調の第三次答申は、地代家賃統制令の廃止を提言していますよね。そこに何て書いてあるか。「地代、家賃の...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、地代家賃統制令を撤廃するとどうして建てかえが円滑にいくんですか。
○三浦(久)委員 長期的とか、そんなこと答申には何にも書いてないよ。むしろ、建てかえを円滑化するため早急にやれと書いてあるじゃないですか。そんな長期的な問題だったら、急いでやることないでしょう。長期的って何年。それなら何年か待ったらいいでしょう。あなたたちたった一年しか待たないで...全文を見る
○三浦(久)委員 いや、あなたたちの資料を読むと、地代家賃統制令の対象家屋に居住している人は、長年そこに住んじゃって本当に満足しておるというふうに書いていますよ。だから私は言っているのですよ。そうするともう出たくないのですよ。死ぬまでそこにいたいと思っている人たち、その人たちを強...全文を見る
○三浦(久)委員 法務省としては、ことしの初めまでは借地・借家法の改正は見直ししない、そういうような立場をとっておったのではありませんか。
○三浦(久)委員 どうも事実関係が違うね。あなたたち、借地借家人組合の人たちとの折衝の中で、法務省としては借地・借家法の見直しはしないということを言明しているのですよ。そういうことはありませんか、最近。ことしじゃないですよ。
○三浦(久)委員 それはあなた、うそだよ。それは借地借家人組合の人が参事官の名前まで挙げて言っているのだから。そんなことはうそだよ、あなた。言っているんだよ。いつから態度が変わったかということを私は聞きたいんだよ。あなたたちはずっと借地・借家法の改正をしなきゃならぬと考えておった...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、それはいつまでそういう立場だったのですか。
○三浦(久)委員 そうすると、六月までは基本的に見直すという考えはなかったということですか。
○三浦(久)委員 時間がありませんから、終わります。     ―――――――――――――
11月26日第103回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
議事録を見る
○三浦(久)委員 総理にお尋ねをいたします。  昨日、円相場は遂に一ドル二百円にまで達しました。今回の円高は、九月の五カ国蔵相会議、いわゆるG5の合意に基づいて、円買いなどの介入政策によってもたらされたものでございます。急激な円高は、一方では電力、ガス、石油会社などに巨額の円高...全文を見る
○三浦(久)委員 今総理がお話しになりました通産省の調査は十一月の十八日に中小企業庁が行っておるわけですが、この調査によりますと、輸出比率二〇%以上の産地、いわゆる繊維、陶器、金属食器、これらはすべて新規契約がストップしている、また値下げ要求など深刻な状況にあるということが報告さ...全文を見る
○三浦(久)委員 公正取引委員会と中小企業庁の連名で「下請取引の適正化について」という通達を出しておりますね。これは我が党が早くから要求した問題でありまして、大変結構なことだというふうに思うわけであります。ただ、下請に対する大企業による単価の切り下げ、また発注減らしといったしわ寄...全文を見る
○三浦(久)委員 総理大臣にお伺いいたしますけれども、この前、衆議院に参考人として出てこられました「野村週報」編集長の青山浩一郎氏、この方の試算によりますと、電力会社九社の円高と原油価格値下がりによる差益の合計は八千六百億円に上っており、このうち三〇%を家庭に還元するとすれば平均...全文を見る
○三浦(久)委員 そうすると、実際にじゃ総理が言われましたそういう利益が上がった場合には、消費者に還元するのですかどうですか。
○三浦(久)委員 大分消極的な御意見のようですけれども、時間がありませんからもう一問だけお尋ねいたします。  私の本会議の質問に対しまして、総理は、外国並みの市場開放をやらなくてどうして日本の将来があり得るか、共産党はこの点について目を開かれるように希望する。例によって、まるで...全文を見る
○三浦(久)委員 事実に基づいて正確な答弁をしていただかなければ困るということを強く指摘して、質問を終わります。
12月03日第103回国会 衆議院 内閣委員会在外公館に関する小委員会 第1号
議事録を見る
○三浦(久)小委員 ただいまの小委員長所見に対して、日本共産党の見解を述べさせていただきます。  日本共産党は、日本外交は平和五原則に基づいて行われるべきであり、在外公館の警備対策の強化及び緊急時の邦人保護対策の強化には、自衛隊の海外派遣は含まれていないものと理解していることを...全文を見る
12月10日第103回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○三浦(久)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、給与関係三法案いずれにも反対の討論を行います。  まず、一般職職員給与法改正案についてであります。  憲法では、労働者の生存権確保の基本的権利として、公務員労働者を含めたすべての労働者に労働基本権を保障しています。労働基...全文を見る