三上隆雄

みかみたかお



当選回数回

三上隆雄の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第126回国会 参議院 科学技術特別委員会 第1号
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○三上隆雄君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
02月23日第126回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○三上隆雄君 私は、本日、建設委員会に差しかえで、去る二月一日の東京都江東区の東京都が発注した水道工事現場の事故について、限られた時間でございますが、質問をしたいと思います。  今回の事故の犠牲者は五人であります。その中で四人が死亡、一名が重傷を負っているという大変痛ましい事故...全文を見る
○三上隆雄君 それでは、まだ一向に調査が進んでいないという判断になりますね。大体この種の工事現場の調査の場合は今のようなペースで進んでいるんですか。
○三上隆雄君 事故の発生当時からもう二十日以上過ぎているんですよ。またそのような調査をしている現状ではあきれて物が言えないわけでありますけれども、順次質問を進めていきたい、こう思います。  それでは、これまた労働省の管轄になると思いますけれども、今回の工事の発注者、そして元請、...全文を見る
○三上隆雄君 これもこれも現在調査中ということになりますと質問の仕方もないような感じもしますけれども、設計どおりの工法と工程で今までのところ進んでいるのかの調査はしていますか、指導官庁として。
○三上隆雄君 事故が起きるまでの調査よりも、そこまでの段階で工法上、工程上契約どおりに進んでいるかということを聞いているんです。
○三上隆雄君 それでは、現場のことについて若干質問したいと思います。  私ども午後の段階で、一時ごろでしたか現場に行ったわけでありますけれども、現場の責任者からは一定の報告をいただきました。そのときの報告では、掘削現場のガスの濃度を探知するその機械から制御室に通報されてそれをキ...全文を見る
○三上隆雄君 限られた時間でありますから、まだ調査の段階ですから詳しい報告はなされていないと思いますけれども、この後に労働委員会あるいは厚生委員会でまた質問を重ねたい、こう思っています。  現段階での質問を続けたいと思います。  元請と一次、二次請負の今回の工事の進め方、いわ...全文を見る
○三上隆雄君 今までもこういう事故が二度と再発しないように万全を期すという政府の答弁があったわけでありますけれども、今回また同じような事故が起きました。こうなった以上は、被災者をいかにして最大限に待遇、補償してあげるかということになるわけでありますから、そのことについてどうなって...全文を見る
○三上隆雄君 労災保険法に基づく補償は当然でありますけれども、今回の事故はやはり私は、さっき前段で言ったように人災による災害であると言わなきゃならない、こう思うわけであります。それもまた最終的な判断は事故の調査の完了後でないとこれははっきりしたことは言えないけれども、今の段階で言...全文を見る
○三上隆雄君 そこで、実は私どもの立場で実際現場を調査したいわけであります。あの現場の調査をどうかお願いしたい、早期に調査をしたい、こう思うわけでありますけれども、そのいかんはどうでしょうか。もしそれができないとすれば、東京区内に最もあの工事に類似した現場があるでしょう。そこでも...全文を見る
○三上隆雄君 きょうはこの席に関係省庁がおられるわけでありますから、国会議員による調査をぜひとも、これは委員会の所管になるかな、調査方をお願いしたい、こう思います。  それでは、建設大臣に最後に。この種の日本の公共事業の大部分は建設省が担当し、そしてまた指導しているわけでありま...全文を見る
02月26日第126回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
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○三上隆雄君 私は、日本社会党・護憲民主連合の立場で、党のエネルギー政策とその方針を含めて若干の質問をいたしたいと思います。  資源の乏しい我が国の発展と国民生活の向上安定を図るには、教育の振興により国民の能力を最大限に開発し活用させることが最も重要でありましょう。いわば人間が...全文を見る
○三上隆雄君 日本の技術は最高で絶対安全を確保できるという確信があるんですね。事前に私が質問したことに答えてください。
○三上隆雄君 だから、世界的にプルトニウムなり原子力政策から撤退している状況を日本がどう受けとめて、あえて日本だけが突出して、これから基本計画におきますと倍加していくという方針でしょう。ですから、いろんな問題があるから、危険やリスクやそれからいろんな経済性の問題から問題があるから...全文を見る
○三上隆雄君 それでは、次に進みたいと思います。  原子力政策の中で一番ネックになっておるのはやはり高レベル放射性廃棄物の問題だと思います。原子力施設の稼働によっての事故や放射能の漏出の危険はもちろんでありますが、廃棄物の処理や保管が未確立のままいわゆる見切り発車をしたのが原子...全文を見る
○三上隆雄君 世界的にまだどこの国もその最終処分地を決定し得ないような状況、そしてまた今後段の局長のお話ですと、その組織をつくるために地元の了承を得るというお答えがありましたけれども、何で今地元の了承を得なきゃならないのですか。青森県を指定しているわけじゃないでしょう。なぜ地元と...全文を見る
○三上隆雄君 将来未確定なものであれば、地元という文言必要ないでしょう。それは指摘をしておきますし、青森県ではないということを確認の上で質問を進めたい、こう思います。  じゃ、現在では全く日本の国内では最終処分地の予定地が見当たらないという解釈でよろしゅうございますか。
○三上隆雄君 それ以上この議論は進まないと思いますから、次に進みたいと思います。  それでは、今まで日本の原子力政策を進める上で、日米原子力協定に基づく事業が今回の政権交代で影響あるのかないかは別にして、最近そのことが報道されております。アメリカの日米原子力協定に基づいた方針が...全文を見る
○三上隆雄君 最近の新聞報道に、この原子力協定に基づいて、その変更に基づいて、原子炉安全研究、廃棄物処理研究等については継続すると、しかし新型炉の研究は、逆な言い回しですけれども、解釈すればそれは今までの方針とは違うというような報道がありましたけれども、その報道に対してどう思いま...全文を見る
○三上隆雄君 それでは、次に進みたいと思います。  プルトニウムの問題でありますけれども、世界的にプルトニウム利用は撤退もしくは保留が主流になっている中で、我が国のプルトニウムの生産や備蓄に対して近隣各国の不安や警戒が高まっていることは事実であります。我が国はプルトニウムは備蓄...全文を見る
○三上隆雄君 なかなか私の質問に対して答えがないので、しかも局長は大変な早口で、私記録することができません、記録を通してこれからまた質問することもあると思いますけれども。  そこで、六ケ所村の再処理でつくろうとする量は幾らですか。
○三上隆雄君 それでは、関連してもう少し続けたいと思います。  将来六ケ村にMOX燃料工場をつくるのかという前提で、まあ質問する前提ですよ、つくるという前提でなく、大間ATRのMOXの量と東通原発、ATRとすれば、そのMOXの量。そうなった場合に青森県にどのくらいのプルトニウム...全文を見る
○三上隆雄君 決められた時間がもうそろそろないので、質問を飛ばして次の問題を質問したいと思います。  返還プルトニウム及び高レベルの廃棄物は実際六ケ村に入ってくるのかどうか。県議会の質問ではあり得るというお答えをしたわけですが、科技庁ではそれを否定したという県議会のやりとりがあ...全文を見る
○三上隆雄君 県議会の質問でありますが、「海外に再処理委託したプルトニウムは、将来六ケ所村に持ち込まれる計画もあるが、県の見解は。」いかがかと。これに対する内山室長の答弁であります。「返還プルトニウムは再処理施設の立地協力要請の際、返還製品の貯蔵も含むということだった。今回の申請...全文を見る
○三上隆雄君 そう。
○三上隆雄君 時間がもう経過しましたけれども、最後にもう一つ確認をして終りたいと思います。  さっきも質問しましたけれども、六ケ所村にMOX燃料工場をつくるのですか、つくらないのですか。
○三上隆雄君 だから結論的に申しますと、いろいろ世界的に問題がある、しかも最終候補地が世界的に決まっていない、そういう中で、日本が今の生活レベル、そして経済を落とさないために進めていくんだ。そこまではわかりますけれども、やはり科学技術行政の中でもっと違うクリーンエネルギーにもっと...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○三上隆雄君 ただいま田名部農水大臣から五年度の農水予算三兆三千八百五十億円という予算の提示がございました。日本の五年度の総予算が七十二兆三千五百四十八億円。かつて日本の総予算が三十兆円時代にも農林予算というのは三兆円を超しておったわけであります。したがって、その当時の総予算に対...全文を見る
○三上隆雄君 今、局長からニュージーランドから六年来の植物防疫法で規制されている諸条件をクリアする技術が確立したから所定の合意をして、最終的には三十日の公聴会――今ちょっと聞き漏らしたけれども、公聴会というのは今月の三十日に開かれるその公聴会を意味したんですか。
○三上隆雄君 それを利害の伴う生産者なり関係諸団体の意見を聞いて最終的に政府が判断するという、そういうお答えがありましたけれども、一言も、そしてまた、政府が私どもに何度か説明した資料を見ても、安全を確立する技術はできたといえども、産地のその病害虫が撲滅されたという表現と説明は一言...全文を見る
○三上隆雄君 わかりました。ニュージーランド自体に対象病害虫のコドリンガと火傷病はなくなったとは言ってないということですね。――じゃ、実際の園地で、例えばうわさで伝えられる指定された産地から今輸入されようとしておりますけれども、その産地にはもはや規制されたコドリンガ、火傷病はない...全文を見る
○三上隆雄君 ただいまの答えでは、火傷病についてはその指定された園地には、まあ園地では余りにも小さいけれども、産地にはないということですね。
○三上隆雄君 わかりました。後ほどまたそのことについては詰めたいと思います。  私は前段輸入することを前提としてすべてのことを進めているという表現をしましたけれども、今回突発的にというか突如として昨年の六月に初めて本県のりんご協会の木村会長に来年度輸入の状況になってきたというこ...全文を見る
○三上隆雄君 だれがわかりますか。
○三上隆雄君 はい。関連があるから聞いているんです。
○三上隆雄君 それでは、確認をしておきますけれども、近藤大臣が九一年の五月にニュージーランドヘ行かれたか。そしてその報告、大臣のそういうところに訪問するのは復命書というか、一般人が復命書という、その報告の書類等があるものかどうか、あったら私の質問中にその書類を示していただきたいと...全文を見る
○三上隆雄君 リンゴの大産地はむしろ北島なんでしょう。南の方は少ないわけでしょう。今回あえて南島を選んだというのは、火傷病がないということから南島を選んだわけですね。
○三上隆雄君 それでは、そのことはまだお答えできないかもしれませんけれども、ここまで進んだとすれば、その指定する産地というか地区というか、それは何カ所あって、どのくらいの面積を指定しようとしているんですか。
○三上隆雄君 今の段階で発表できないから発表しないんですか、それとも全くそれは検討していをいということですか。
○三上隆雄君 それでは、今最終的に公聴会をやるという段階に来ているわけでしょう。農水省の防疫官も向こうの現地へ行って調査しているんでしょう。どこをどういう形で調査してきたんですか。
○三上隆雄君 そんなことでこのような恐ろしい病害虫の侵入の危険性があるものを入れるべきじゃないと思うんだよ。  だから、最初から入れることを前提にして皆さん方が進めているんじゃないか。近藤大臣が行ったときにこんなことを言ってきている。一つの情報ですよ、これは。行った際にこんなこ...全文を見る
○三上隆雄君 その具体的な種類については資料を通して提示していただきたいと思います。  私の持っている資料をまず皆さんに御理解いただくために申し上げたいと思うんですが、日本で使用されてはならない、そしてまた登録のない農薬が、実際ニュージーランドで使われている農薬ですよ、グサチオ...全文を見る
○三上隆雄君 私が示したこの農薬についての今お答えですか。私の示した規制されている、あるいは中止になった、日本の登録にない、それに対する答えですか。
○三上隆雄君 それから、デナポンという農薬があるんです。これは日本でもまだ使用されております。登録にあります。しかし、使用基準が日本では規制されております。その規制というのは、収穫二十五日以前でないと使えないという、そういう農薬であります。しかし、ニュージーランドは五日前までこれ...全文を見る
○三上隆雄君 これから指導するということですか。
○三上隆雄君 日本で規制されている農薬を使わないとコドリンガを防ぎ得ない。その防ぎ得る技術をその農薬によって確立されたということであなた方が今入れようとしているんですよ。矛盾しませんか、それは。
○三上隆雄君 それでは、ニュージーランドの使用基準からいって日本でも五日前までは使ってもいいということを判断していいですか。そうなったら日本の農薬の安全基準、安全性に対する考え方というのを根本的に変えなきゃだめなんですよ。へ理屈を言わないでくださいよ。  そして、ニュージーラン...全文を見る
○三上隆雄君 このデナポンというのは安くて毒性が強くて、だから日本でも使いたいんですよ、出来秋の収穫前にいろんな害虫が発生するから。それを使わないで高い農薬を使っているんですよ。そんなことちゃんとわかってくださいよ。  それからもう一つ、ナフタリン酢酸という、これもまたポストハ...全文を見る
○三上隆雄君 これから輸出するときは、その農薬を使わせないということですね。それもまた危険の一つですからわかっていてくださいよ。  それから火傷病、さっきからコドリンガと火傷病と一緒くたな議論をしていますけれども、火傷病について質問したいと思います。  火傷病というのは、リン...全文を見る
○三上隆雄君 日本の水道でも使われている消毒剤だと言われていますね。その水道のときには、私がさっき例にとったのは七ppmということです。それが果実の場合は一〇〇で許容範囲内だということでよしとする判断に私は問題があると。これについて厚生省の考え方をお尋ねしたいと思います。
○三上隆雄君 〇・何ppm以上ですか。
○三上隆雄君 次に、さっき私はヤケ防止の消毒剤でちょっと勘違いしましたが、ジフェニルアミンという農薬はありますか。これはヤケ防止なんだそうで、さっきの冷蔵ヤケというものを防止する。それも日本ではやらないものを、輸入品についてはその農薬で消毒しないと来る途中で特にグラニースミスとい...全文を見る
○三上隆雄君 品質的には向こうは、ニュージーランドのリンゴとナシの販売公社という一つの大きな公社的な組織、ボードという組織があるわけでありますけれども、そこの現在の販売指導体制からいくと、品質が日本のような品質化するということは私は目に見えて確実だと思うわけです。この間行ってきた...全文を見る
○三上隆雄君 だから、入れなきゃならない、入れたいという前提で物を考えるからそうなるんですよ。入れなくてもいいことがありますよという考えでいけば、輸入国が、ちゃんと条約で示しているんだから、輸入国が植物防疫法上からいって判断すれば、その判断の基準というのは、全島が沖縄にやられたよ...全文を見る
○三上隆雄君 それと同じじゃないですか。沖縄から入れないというのは、本土にいない虫が沖縄にいたから入れないんでしょう。  今回も、コドリンガという虫が日本にいないのに向こうにいて、それが撲滅されてないから我々は入れなくてもいいという理由をつけているんだよ。あなた方は技術が確立し...全文を見る
○三上隆雄君 どこまでやりとりしても、大臣はそういう認識で入れようとするわけだから、これはやむを得ないにしても、我々は断固としてとめたいと思いますよ。日本の果物生産者のために、消費者のために。それほど安全性についても問題がある。  それから、検査でも目に見えているでしょう、なか...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 科学技術特別委員会 第5号
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○三上隆雄君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、今回提案されております新技術事業団法について主として質問申し上げ、残された時間、若干別な質問をいたしたいと思っております。  第二次大戦の廃墟から約半世紀、世界有数の経済国になり得たことは、平和憲法のもと、教育の振興による...全文を見る
○三上隆雄君 では次に、新技術事業団の現行の国際研究交流促進事業の実態はどうなっているかをお尋ねしたいと思います。
○三上隆雄君 ただいま後段で毎年一件の国際共同研究をするというお答えがありましたけれども、もちろん一年でその研究の成果あるいは実績が出ない問題もあるわけでありますから、継続的にやった場合に、二年度もまた新しい問題を研究するという意味でとらえてよろしゅうございますか。
○三上隆雄君 次に、新技術事業団に追加される研究交流促進事業はどのようなものを意味するのかお答えいただきたいと思います。
○三上隆雄君 それでは次に、科学技術特別研究員事業も今回の事業で追加される部分だという御説明がありましたけれども、その研究者の身分、それから現状と事業団移管後の差異といいますか条件の違いはどうなるのかお尋ねをしたいと思います。
○三上隆雄君 ただいまの説明では、研究の成果も期待ができ、そしてまた任に当たる研究員その者の身分等も保障される、そういうことでございます。したがって、大いにこの法案については賛意を表したいと思います。どうかより成果の上がるような事業運営にひとつ御努力を願いたい、こう思います。 ...全文を見る
○三上隆雄君 どうぞひとつ大臣、その決意に基づいて日本の科学技術がより振興発展されんことを心から私も切望して、御健闘を御期待申し上げたいと思います。  それでは次に、核燃料サイクル施設を含めて、原子力政策についてお尋ねをしたいと思います。  我々人間が文化的に生きていくために...全文を見る
○三上隆雄君 そのシンポジウムの詳細についての議論は後ほど具体的にしたいと思います。  それでは、時間の関係もありますので、緊急を要してお願いしておきたいことをまず先にお願いやら質問をしたいと思います。  実は、私の事務所から資料の要求をしたわけでありますけれども、私が期待し...全文を見る
○三上隆雄君 ただいまお答えのとおりであります。実は、最初に来た資料がこれであります。(資料を示す)これで皆さん判読できますか、このような資料で。二回目に要求したら今お答えのこのパンフレットでございます。科学的にこれを精査して、そして国会の場で議論する場合にはお互い同じ条件で議論...全文を見る
○三上隆雄君 今の資料と関係しないとは言えないわけでありますけれども、原子力に関する基本的な考え方として民生、自主、公開という原則があるわけであります。その公開の立場、そして民主の立場からいって、我々が要求した資料は適切にしかも機敏に提示していただかないと議論ができない、こう思う...全文を見る
○三上隆雄君 大分時間が経過してからその答弁者の立場を確認するわけでありますから、今のお答えの人の御紹介をまずお願いしたいと思います。どなたでしたか。――失礼いたしました。  福島第一原発の事故の際、今まではそんな事故はないというそういう報告は確かにしたわけですね。
○三上隆雄君 そうすると、福島第一原発のときの発表は、今まではそういう事故がなかったという発表、その方が過ちであって、前の美浜の場合は、もっと事前にその事故があったということを報告、公表していたわけですね。そう解釈していいんですね。
○三上隆雄君 当然電力会社の方では、事業者の方では、美浜で以前に類似の事故があったということはわかっておったわけでしょう。なぜ福島でやったときにそういう、今回は三度目ですよ。三度もあるということは、それなりの対応をするはずでありますから、また国民にそういう報告をすることによって正...全文を見る
○三上隆雄君 だから、行政庁にあったらどう思うの、それは。
○三上隆雄君 何か責任回避ですよ、そういう重大なことをね。じゃ、これはどなたが答弁してくれるの。  別な角度で、大臣はどう思いますか。今のこの私とのやりとりと、その経過を踏まえてどう思いますか。
○三上隆雄君 反省の姿勢があるけれども、現実は現実としてはっきり認識しなきゃだめだと思うんですよ。福島第一原発の事故のときに、前に二度も起こったものを今回の事故が初めてだと公表をする、その姿勢に問題があるんですよ。それをどう考えるかということです。
○三上隆雄君 この問題はこれ以上言っても、これはもう過去のことでありますから。しかし、こんなことのないように慎重に対処していただきたい、こう思います。  それからもう一点確認したいと思いますけれども、六ケ所で最終的な、いわば一番大きなプロジェクトであります再処理施設が、当初の予...全文を見る
○三上隆雄君 地元の新聞の報道の表現によれば、「「設計及び工事方法の認可」を申請、現在科学技術庁が審査中だが、関係筋によると事業者は近く同申請の補正書を科技庁に提出する見通しだ。設工認申請にかかわる補正は全国の原子力施設の中でも初めて。補正に対する審査も要するほか知事による建築確...全文を見る
○三上隆雄君 それでは確認しておきますけれども、当初の設計に対して科学的なあるいは新技術が開発されて今までの設計を、これは改善するためでもどっちでもいいですから、今までの技術以上の進歩が近々発見されて設計するのか、先ほど来説明しているように数字的な若干の不足があって追加補正するの...全文を見る
○三上隆雄君 そういうお答えをいただきますとこの問題もやっぱり触れなきゃならぬと、こう思うんです。  この新聞記事の後段に「現行の電気料金割引制度(原子力発電施設等周辺地域交付金)」というものがありますね。これが微妙に、三月着工と四月着工とではそれに影響があるかないか、その点を...全文を見る
○三上隆雄君 じゃ、それに対する適切な答弁を適切な方からお答えいただきたいと思います。
○三上隆雄君 この事業執行、工事施行の面からいえば、慎重に慎重を期してやるのは当然であります。私も望むところでありますけれども、地元市町村なり県はいわば私から言わせればこの交付金が目当てで、県民の嫌なものを要請しているという趣旨もないわけじゃないんです。ですから、その措置が今回、...全文を見る
○三上隆雄君 そうすると、それは通産省でないとお答えできないということですか。
○三上隆雄君 しかるべき答弁を私の質問の時間内にお示しいただけませんか。
○三上隆雄君 いや、その努力だけでもしてくださいよ。政府の要人が国会で答弁するわけだから無責任な答弁もできないのは当然でしょうけれども、少なくともそれは影響はないですよぐらいのことはできないんですか。皆さんそれぞれ科技庁と通産省はいろんな連携を持ってやっているわけでしょう。感覚的...全文を見る
○三上隆雄君 それでは、私の時間内でできないとすれば、少なくともきょうのこの委員会続行中にそれをお示しくださる御努力をまずお願いしたいと思います。その努力ぐらいはできますでしょう。
○三上隆雄君 少なくとも私の質問時間にその連絡した結果だけは報告願うことを約束して、次に進みたいと思います。
○三上隆雄君 私はそんなにくどいことを言っているんじゃないんです。交渉した結果、だれに交渉してそれはできない、できないとすればいつまで報告するという、そのことを報告できないかと聞いているんです。
○三上隆雄君 極めて政治的な御答弁だと思いますけれども、期待してお待ちをしたいと思います。  それでは、さっきの朝日新聞社のプルトニウム国際シンポジウムの件について若干質問したいと思います。  朝日新聞の報道によりますと、「第一部 軍縮とプルトニウム」、「第二部 日本のプルト...全文を見る
○三上隆雄君 この新聞の集約版を見て、この集約版そのものも相当縮小されたものだと思います。私の質問はそれをまた要約して質問するわけでありますから大変な縮小で、これは当を得ない質問になるかもしれませんけれども、適切なお答えをいただきたいと思います。  まず、第二部の方の「日本のプ...全文を見る
○三上隆雄君 第二部のこの四人のパネラーの中で、日本人の高木さんのことに若干触れながら質問を続けたいと思います。  高木さんの主たる主張というか意見というのは、先ほど私もこの原子力に関する公開の民主性、それについて質問しましたけれども、日本のプルトニウム情報はもっと公開すべきだ...全文を見る
○三上隆雄君 だから、高木さんが言っていることは、はっきりしたシーズを持てないでいろいろ予想するわけでありますから、実際それを進めている現場から見ると若干その現状に合わない予想が出てくるかもしれませんけれども、大枠としては、将来少なくとも燃料加工工場が三、四カ所は必要だ、プルトニ...全文を見る
○三上隆雄君 これもまた想定したことのやりとりになるかもしれませんけれども、高木先生が予想したそういうルートが現実化する場合には、日本の国内で数キロのプルトニウムが移動しなければならないというニュアンスが短文ですけれども出ています。数キロというのは何キロかは知りませんけれども、少...全文を見る
○三上隆雄君 あり得るとすれば、これが普通の我々の常識的な考えたけれども、あり得ない方が多いとすればほとんどが六ケ所に集中されるという危険性も私は予感としてあるわけですけれども、それは絶対ありませんね。
○三上隆雄君 距離の長短というのは、敷地内を 移動するのも、また福井県まで移動するのも、九州まで行くのもこれは移動であると思いますけれども、今の技術でプルトニウムを輸送するとするならば、国内あるいは陸上あるいは海上でもいい、輸送するとするならばどんな方法があって安全に輸送できる...全文を見る
○三上隆雄君 前段の話に戻りますけれども、第二部の四人のパネラーのうち、ロシアのクドリャフツェフですか、なかなか面倒な名前ですけれども、この人と鈴木先生はどちらかというと資源の再利用という視点、立場で主張されている。ウォーカーさんと高木さんは安全性の問題から、そして経済性も含めて...全文を見る
○三上隆雄君 それでは、今予算の時期でもありますので若干伺いますが、先般高木先生がこんな話をしていました。これはさきに、私もそうでしたし、同僚議員も日本の科学技術予算の中で五六、七%が原子力予算であるという指摘をしながらその視点で質問をしたわけでありますけれども、高木先生の分類で...全文を見る
○三上隆雄君 いや、後段の質問はどうお考えですか。
○三上隆雄君 予算は結果的に通るということになりますけれども、今年度、平成五年度の予算は傾向的にはこの割合がどうなりますか。この割合のままに増額ということになっておるでしょうか、それともどちらかのウエートが高まっているか。傾向としてお示しいただければと思います。
○三上隆雄君 いや、しかし、ことしの予算の傾向として、皆さん予算を積算する上でやっぱり常識的に持って、予算を提案されているわけでしょう。傾向としてもわかりませんか。
○三上隆雄君 額ではどうなっていますか、平成二年度に比べて。
○三上隆雄君 この予算の現状を見て、やはり原 子力予算が多いということはそれぞれ認め合っている。しかも、局長の言うように科学エネルギーだということから、したがって自然にあるものをエネルギー化する、活用するのとは根本的にその予算の発生の度合いが違いますから高いのはわかりますけれど...全文を見る
○三上隆雄君 原子力原子力という一点張りでこの路線を走るんではなく、皆さんは危険だと思わないようでありますけれども、これほど危険を、あらゆる場面で危険が予想されるものを、そしてまた将来のリスクを考えたときに、やはり早い時期にこれにかわるエネルギーの開発を進めていただきたいというの...全文を見る
○三上隆雄君 そこで、今回朝日新聞が主催した国際プルトニウムシンポジウム、この種のものを何とか政府の機関でやれないものか。そうすると、そうすることによって国民は信頼するんです。いろんなパンフレットを出しています、先ほどパンフレットの資料も要求していますけれども。これは少なくとも私...全文を見る
○三上隆雄君 今石田局長から私の要請しているようなそういうシンポジウムは問題なしと言えないというお答えでしたけれども、例えば社会党内でもはっきり申し上げて、特に電機を中心とした産業に関係の深い地区からは、どちらかというと容認せざるを得ないのではないかという見方がないわけではござい...全文を見る
○三上隆雄君 予算的にはどういうふうになりますか。
○三上隆雄君 事務当局の考え方を聞いてもなかなか、これは政治的な判断ですから。長官どうでしょうか、一度各党が一緒になって、それに政府もバックアップして、政府が推進してきた立場でそれをやるというのは今の立場ではなかなか至難でしょうから、政党間が共同してパネラーの選出も運営の方法も公...全文を見る
○三上隆雄君 それでは最後に、今この原子力政策を進める上でいろいろ問題があるけれども、最終的には廃棄物の処理が私は一番ネックになると思うわけであります。  例えば現実の話、廃棄物が今青森県の六ケ所に全部集中廃棄されることになります。青森県が今、私はこのことを提唱しておりますが、...全文を見る
○三上隆雄君 最後に中島大臣の御見解を聞いて終わりたいと思いますけれども、先ほどのフィルターに関する資料は出していただくということと、このフィルターをなくして、あの変更というのは今までの計画よりもフィルターの方を簡潔化するということなんですね、簡単に素人的に言うと。まあ資料を見な...全文を見る
○三上隆雄君 いや、私の入っている情報とは若干違うけれども、じゃそれは資料を見てからの議論にまつことにして、最終的に長官、先ほどの私の質問に対する御見解をお聞きし、確認をして私の質問を終わりたいと思います。
○三上隆雄君 大臣も私も地元の負託にこたえて国会に来て、私はまだ一年の新米であります。大臣はもう何十年もやられて、今大臣、二度目の経験ですか、長野県にこの廃棄物を持っていって長野県民がこれを否定したときに、あなたはそれを受けることができますか。政治家としての判断を一言お聞きして、...全文を見る
○三上隆雄君 今のは平成四年度予算措置のことと五年度予算措置が二つダブって私聞きましたけれども、四年度の方はもう予算執行が全部終わっているわけで、まだ残っている部分、それは四年度の予算に影響あるかな。その点はどうでしょうか。
○三上隆雄君 わかりました。
○三上隆雄君 私は、ただいま可決されました新技術事業団法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、民主改革連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     新技術事業...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○三上隆雄君 私は、原材料の供給事情及び水産加工品の貿易事情の変化に即応して行われる水産加工業の施設の改良等に必要な資金の貸付けに関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本共産党、民主改革連合、二院クラブの...全文を見る
04月08日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○三上隆雄君 本日は林業二法案の審議が主題でありますけれども、委員長のお許しを得て、緊急を要する問題と私は解釈しておりますから、短い時間ではありますけれども時間をちょうだいいたしましたので、あえて質問したいと思っております。  今回のニュージーランドのリンゴの輸入に関しての質問...全文を見る
○三上隆雄君 その当時の報道では、技術的問題では輸入解禁を先送りしないというような報道があったそうでありますけれども、そんな話し合いは全くないと断言できますか。簡単に申し上げてください。
○三上隆雄君 限られた時間でありますから、進みたいと思います。  先般の公聴会は、最初申請した公述人が六十五、六名、私は足かな数字を持っていませんけれども、そうであったわけですけれども、当日三十日参加したのは三十六名であったわけであります。いろいろ紛糾しまして、午後の十時までか...全文を見る
○三上隆雄君 今二名と言いましたか、二名。この間は三名という話でしたけれども、二名に違いないわけですね。
○三上隆雄君 そこで、この問題も含めて紛糾したわけであって、生産者のほとんどというより生産者のすべてがこういう不公平な運営の仕方、それから公聴会の意味も不明確な中で、これはこの公聴会に参加しても意味がないということでそれぞれ退席して、最終的に六名でしたかな、最終的に公述に応じた人...全文を見る
○三上隆雄君 私はこのような状態ではこの公聴会はやっぱり無効であると、こう判断せざるを得ないと思うんです。したがって、これからもっと広く国民に周知徹底せしめて、この重大な問題を生産者、消費者に広くアピールして、公聴会をもう一度私は開催すべきだと思いますけれども、いかがなものでしょ...全文を見る
○三上隆雄君 それでは、あと二、三質問があるわけですけれども、限られた時間ですから、私の意見を申し上げて、最後に大臣の御意見を聞いて、終わりたいと思います。  私ども、今まで主張してきたことは、もちろんリンゴだけでなく、この病害虫が万が一にも日本に入った場合に、リンゴだけでなく...全文を見る
○三上隆雄君 入ったら終わりです。  終わります。
○三上隆雄君 私は、ただいま可決されました林業改善資金助成法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本共産党、民主改革連合、二院クラブの各派及び各派に属しない議員新間正次君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読...全文を見る
04月15日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○三上隆雄君 私は、通告では午後の開会冒頭、緊急を要するリンゴの問題について質問するという通告でありましたが、きょうは主題が漁業三法でございますから、時間のある限りそちらの方に時間を持ちながら、最終的には前段申し上げた質問に切りかえたい、こう思っております。  午前中、我が先輩...全文を見る
○三上隆雄君 ただいま長官から御説明がありましたけれども、先般の四人の参考人の意見を聞いて、今までとは情勢が違ってきたなという感じを持ったわけであります。今まで参考人三人、四人というメンバーでそれぞれの意見を拝聴すると、必ずその法改正について異論がある人があるわけでありますけれど...全文を見る
○三上隆雄君 それから、私は前にも質問をしまして、質問というよりも要望申し上げましたが、先ほど菅野先輩委員からも質問がありました。漁協というのは、産業組合的な性格、いわゆる職能組織ですね、それともう一つは地域の協同組合という性格があるんだということを菅野委員からも指摘し、質問いた...全文を見る
○三上隆雄君 ただいま長官から、時期尚早であるが、そしてまた地域の実態と御意見を聞きながらそれに対応するというお答えがございました。  当初のこの合併の目標は、とりあえずは一市町村一漁協、そして将来的にはその府県が求めるのであれば府県一漁協という大きな構想があるわけですけれども...全文を見る
○三上隆雄君 次の問題に入りたいと思います。  沿岸漁業あるいはつくる漁業でございますけれども、漁民は魚をとって、それを販売して業をなすわけでありますけれども、その販売の方法と漁協の関係、そしてそのとった原材料に付加価値を高めて加工をすることもまたこれからの漁民としての大きな営...全文を見る
○三上隆雄君 その意味でも適正な規模の漁協が必要であるしその合併も必要であると、そうなると思うわけでありますけれども、青森県の場合は加工業が一千三百億円、水揚げ高の方が逆に少なくて一千億円の状況で、田名部大臣はその専門家ですから私から言うまでもないと思いますけれども、そういう状況...全文を見る
○三上隆雄君 冒頭申し上げましたけれども、今回の法改正は基本的には私ども賛成でございますし、将来問題の残らないような、そういう方法で漁業行政に取り組んでいただきたい、こう思います。  以上、後ほど時間に余裕があればまた魚の問題に返りたいと思います。  それでは、大臣はいろいろ...全文を見る
○三上隆雄君 ですから、大臣に報告した書類はありますか。
○三上隆雄君 公聴会を聞いてもう二十五日ですよ。少なくとも二十日過ぎているんです。国のそれぞれの伝達事項というのはそれほどゆったりとしたものなんですか。もっと機敏性があって、それに従って決め事を決めて行政を展開していかなきゃならぬわけでしょう。あの公聴会が無効であるんならそういう...全文を見る
○三上隆雄君 そういう状態ですから、きのうも要請したとおり、もう一度公聴会を開いたらどうですか。
○三上隆雄君 これ以上議論しても水かけ論になると思いますけれども、やっぱり私は農水省に極めて誠意がない、こう思うのでありますし、今回に限ってこれほど報告がおくれているということでは私は行政執行がいかないのが当然であると思うから、私はあれはあなた方にも若干後ろめたさがある、後悔があ...全文を見る
○三上隆雄君 いや、私の言っていることは、国内法も相手の輸出国の農薬使用基準法も同じでなければ、国民の安全性からいっても、その生産の条件からいっても、それは同じにすべきだと思うんです。同じにする条件とするには、国民の健康、安全を守るにはやはり日本の基準が正しいと思うんです。  ...全文を見る
○三上隆雄君 今、大臣から、ガットの交渉の段階でも生産調整をしている品目については一律関税化については問題だという発言がございました。  ミカンは三〇%の生産調整をしました。リンゴは自主的に生産調整をしているんであります。そのことをはっきり御認識いただいて、先ほど菅野委員からも...全文を見る
○三上隆雄君 そこで、もう一度安全性の問題から、厚生省の関係と農水省の関係と、両省の観点から質問したいと思います。  先ほど私も希望を申し上げました。そういう薫蒸処理等の処置を要らなくする条件をつくる条件として、生産の段階で相手国は相手国なりの防除に当たっているわけであります。...全文を見る
○三上隆雄君 相手国を指導するということですか。日本では使えないから相手国を指導するということですか。
○三上隆雄君 それは逆じゃないですか。相手国を指導しなさいよ。日本は日本の農薬使用基準法に従って我々はやりますから、相手国がそれでその病害虫を防ぎ得る状況ができてから入れたらどうですか。私はそこを言っているんですよ。
○三上隆雄君 それだけじゃないよ。別の病害虫を防ぐのに日本で使えない、禁止されている農薬を使っているでしょう。
○三上隆雄君 だから、逆な視点で物を考えて物を言いなさいよ。日本人の健康を守るために日本はこれこれしかじかの農薬は使えないし、その濃度も期間も規制されているんだから、そのような条件を満たしてくださいよということを前提に交渉して、そしてそれができなかったらできるまで入れないという解...全文を見る
○三上隆雄君 日本の農薬になくてニュージーランドで現在使われている農薬の使用基準値を決めておりますかということを聞いているんです。  それが入ってきたらどうなりますか。
○三上隆雄君 今現在やっているということですか。
○三上隆雄君 その判断するのに時間はどのぐらいかかりますか。
○三上隆雄君 時間がないからきょうはこれでおかなきゃなりませんけれども、そのうち順次、農水委員会がまたありますから、追ってまた質問を展開したいと、こう思っております。  大臣、やはり日本の国民の健康をまず第一義的に考えて、このような状態で、生産者も消費者も問題があるのを、国際的...全文を見る
○三上隆雄君 私は、ただいま可決されました沿岸漁業改善資金助成法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、日本共産党、民主改革連合、二院クラブの各派及び各派に属しない議員新間正次君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○三上隆雄君 私も今回の法案に対する通告を十本ほどしておりますけれども、これまた緊急を要し、そしてまた最終的な今回のニュージーランド輸入に対するいわばセレモニー的な公聴会にかわる行事をきのう農水省でやられましたようでありますから、前段そのことについて確認をしながら政府の見解をただ...全文を見る
○三上隆雄君 実は、きのうは私は本会議がありまして、その大変重要な意見を聞く会に出られなかったわけでありますけれども、少なくとも後段あの会場に出て関係者の意見を聞いた範囲では、今局長が理解が一段と深まったというお答えがありましたけれども、私は全く逆だと思います。あれほど不安と不信...全文を見る
○三上隆雄君 だから、それを聞いて大臣はどう判断されますか。
○三上隆雄君 いや、貴重な時間だから、余り前にやったことをやりとりしたくはないと思いますけれども、先ほど村沢議員の質問にも局長が答えましたけれども、皆さんが正式に実施された公聴会と言われる報告書が大臣にまだ報告されていない、まだ検討中だという、そのずさんさは何なんですか。
○三上隆雄君 政府の対応を見ると、その場しのぎの何か隠し事が多いような気がしてならないんですよ。結局、最初あの公聴会がもめたのも、大臣に報告する旨のその報告書を公表するかしないかでまたもめたわけでしょう。今なぜそれを出せないんですか、二週間以上もたって。二十日以上たっているんです...全文を見る
○三上隆雄君 今、厚生省からお答えあったように、現実にニュージーランドでは日本で使用禁止の農薬も使われている。そして水際で心配されるコトリンが、火傷病があるから臭化メチル薫蒸をしなけりゃならない。そしてまた、次亜塩素酸ソーダという、そういう農薬でも処理をしなきゃならない、そういう...全文を見る
○三上隆雄君 臭化メチルについては、かつては米を薫蒸して問題があるということで禁止になって、そしてまた、今局長がくしくも言ったように、次亜塩素酸ソーダというものはまだ基準がない。農水省に基準がないとすれば、当然厚生省に食品衛生法に基づいた基準があってしかるべきだと思うんですよ。そ...全文を見る
○三上隆雄君 例えばの話ですよ、これを一つの基準をつくるといったらどのぐらい常識的に期間がかかるわけですか。
○三上隆雄君 その資料の収集にどのくらい時間がかかるか未知数の点もあるけれども、少なくとも全部そろった段階で半年ということは、相当な年月がかかるということだと私は判断します。それが現実に今入ってくる。そして果たして国民の健康を守れますか、そういう状態で。  それから、質問続けま...全文を見る
○三上隆雄君 それからナフタリン酢酸、これはどうでしょうか。
○三上隆雄君 それからデナポンという農薬があります。これはニュージーランドでは収穫五日前まで使用オーケーだということになっております。日本では収穫三十日前までは使用していいけれどもそれ以降は使用禁止であります。  調べてみますと、日本で使えない農薬あるいは使っても条件が違うとい...全文を見る
○三上隆雄君 私は単なる地元の利害で言っているのではありません。こういういろんな問題、今厚生省との関係で日本でまだ整備されていない問題がいろいろあるでしょう。ですから、そういう状況を踏まえればあえてなぜこう急いでやらなきゃならないか。確かに、前大臣がそのレールを敷いたかもわからぬ...全文を見る
○三上隆雄君 実は、きのうの意見を聞く会で答弁者は、七百四十五人の検査員がいて万全を期しているという言い方をしましたね。(「それは植物防疫ですよ。厚生省のあれじゃないんだ、農水省ですよ」と呼ぶ者あり)そうか。それにしても現状の検査体制は極めて弱い、こう思うわけであります。  そ...全文を見る
○三上隆雄君 いや、検査の体制をとると言うけれども、その農薬の残留基準、そしてその残留基準がないものは食品添加物としていいのかどうか。そして、食品衛生法で定めているもの以外の添加物の禁止はどうなりますか。
○三上隆雄君 今、たまたま出ていますけれども、その食品衛生法で定められていないものをどうして、どういう形で検査できますか。
○三上隆雄君 その基準をつくるのに、先ほどのとは違う、今質問していることの基準をつくるにはどのぐらい期間がかかりますか。
○三上隆雄君 いろいろ問題があることを承知でやっぱり入れなきゃならないという、そこに私は疑問を感じながら、きょうの主題の質問に入りたい、こう思います。  先ほど同僚議員からいろいろ質問されました。今回の農業共済法の改正によって一番問題になっているのは、農作物共済の部門の超過累進...全文を見る
○三上隆雄君 十アール当たりは大した額ではないけれども、そういう生産性の低い地域は面積が多いわけであります。そういう地帯の一戸平均の、今回の改正に伴う負担額の増額分はどのぐらいになりますか。
○三上隆雄君 その青森県の一番負担の多い組合は、ここで組合の名前をあえて言う必要もないけれども、大きく分けて津軽と南部に大別することができると思うわけでありますけれども、その実態というのはどうですか。
○三上隆雄君 津軽と南部とを比較して、きょうは県内問題を余り取り上げて、大変−しかし地元の問題が一番重要ですから。津軽と県南と大別して、その負担の割合がどうなるかということを聞いているんですよ。
○三上隆雄君 こういう地帯は、その地帯なりの今までの共済制度の精神にのっとり、今の制度はやっぱり私は存続していただきたいものだなと、こう思うんです。前に村沢大臣が六十年度の経過も言ったように、(「大臣じゃないよ」と呼ぶ者あり)いや、かつては影の内閣でありましたから。  それで、...全文を見る
○三上隆雄君 果樹共済のことについて最後にお尋ねをしたいと思います。  台風十九号時代は、残念ながらあの時点での加入率は一三%台であったわけでありますけれども、今はおかげさまで三〇%台になったのですかな。なぜこれほど加入率が進まないと思いますか。
○三上隆雄君 農業共済全体の充実強化槽政府が唱える新農政に向けてもやっぱりもっと強化すべきだと思うんです。最終的には強化するということは、単なる一定の財政的枠内で今回のようにやりくりするんでなく、法の精神に基づいて予算措置をして、そして充実させるところを充実させていく、現状は今の...全文を見る
05月25日第126回国会 参議院 労働委員会 第10号
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○三上隆雄君 私は、このたび先ほど承認いただいた三石議員に差しかえをいただきまして、今回の労働基準法の一部を改正する法律案について、いわば恵まれない労働者の立場で質問を展開してまいりたい、こう思っております。  我が国は、戦後約半世紀にしてあの敗戦の廃墟から驚異的な発展をなすこ...全文を見る
○三上隆雄君 ただいま村上大臣からそれぞれ誠意のある御回答をいただきましたので、これから質問を続ける中でまた適切なお答えをいただきたいと思います。  それでは、今回の労働基準法の一部改正で、有給休暇の部分が雇い入れの日から起算して六カ月間継続勤務、そして全労働日の八割以上勤務し...全文を見る
○三上隆雄君 せっかく前向きなお答えをいただきましたけれども、先ほども質問申し上げましたが、行政指導では五年間経過してもなかなかその実施に踏み至らないという現実がございますから、どうぞひとつ早い機会にこれも特例という、どんな形でも結構でございますから、単なる行政指導でなく法制化の...全文を見る
○三上隆雄君 今ちょっと聞き漏らしたけれども、もう一度、いつまでですか。
○三上隆雄君 よろしくお願いを申し上げたいと思います。  それから三点目には、出稼ぎ労働者はほとんどのところが日給月給制であります。日給月給制のところでは、休日が多くなるとその分収入が少なくなるという問題がございます。出稼ぎ労働者は、限られた期間内にできるだけ多くの収入を得たい...全文を見る
○三上隆雄君 どうぞひとつ適切な措置を講じていただきたい、こう思います。  なお、申し上げますけれども、仮に六カ月勤務できなくとも、夫婦で来る場合があります。それから親子で来る場合があります。この間の江東区の事故現場も、親子で来られてああいう悲惨な事態になった。やっぱり夫婦とい...全文を見る
○三上隆雄君 前委員会で中村大臣から言明をいただきましたように、ひとつ前向きに検討されて、よりよい措置を講じていただきたいと思います。  なお、私どもがなぜあえてこの出稼ぎ労働者の雇用条件の改善を願うかというと、先生方あるいはこの会場においでいただいている皆さんそれぞれの考え方...全文を見る
○三上隆雄君 それにしても、この種の調査が約五カ月になってもそういう状態だということは、私は積極性に欠ける、こう思うわけであります。  その結果、いわば労災法上のそれぞれ被災者に対するある意味での補償はできたとしても、民事的な補償はこの結果が出ないとできないわけでしょう。これが...全文を見る
○三上隆雄君 できたら、その結果を私に書面でお示しをいただきたいと思います。  それでは、大臣に最後にお伺いしたいと思います。  このような一連の建設業における労働災害防止対策を労働省は今後どう進めていくのか。佐川急便に見られるように、ゼネコン、業界、官僚、政治家の姿勢が問わ...全文を見る
○三上隆雄君 若干予定の時間を経過しましたけれども、お許しをいただいて森林労働者の問題について一点だけお答えをいただきたいと思います。  森林は、我々人間が生きていくために極めて重要な機能を持っております。その山を守るための森林労働者は重要なまた役割を果たしているわけであります...全文を見る
○三上隆雄君 終わります。ありがとうございました。
06月01日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○三上隆雄君 それでは、先輩の村沢委員から総括的に、そしてまた各論についても相当な質問がなされました。私の時間も相当食い込まれておりますので、順序を大分変更して、皆さんの対応によっては大変な変更を来す場合もありますから、よろしく御協力いただきたいと思います。  まずとりあえずは...全文を見る
○三上隆雄君 ただいま大臣から、基本法の見直しをしなくとも目標とするものが達成できるという見解をいただきましたけれども、先ほど来、先ほどだけでなく常にこの委員会でも議論になっております、農業がこれだけ他産業と、あるいは地方と都市がこれだけ格差ができているのを是正するには、今までの...全文を見る
○三上隆雄君 野菜、畜産。
○三上隆雄君 それを維持するということですか。
○三上隆雄君 畜産は。
○三上隆雄君 肉、卵、乳ぐらいの。
○三上隆雄君 それでは、きょうは時間の関係もあって果樹の問題を若干取り上げてみたいと思います。  ただいま長期見通しを六五%だという数字を出されましたけれども、現状はおおよそ六〇%だと思いますが、これの考え方に御異論ございますか。
○三上隆雄君 じゃ、長期見通してはあと五%上げていくということになります。  ミカンは今自由化になっております。若干なりとも輸出をしているわけであります。かんきつ類全体で、昭和五十七年、これは三百六十三万五千トンあったわけでありますけれども、平成三年度は二百六十五万トンという極...全文を見る
○三上隆雄君 果樹全体の生産の拡大を図る。需要の弾性値といいますかその伸びはどうだと思いますか。大体今の日本の果物全体の需給量というのが、輸入も含めて七百五、六十万トンと言われておりますけれども、その消費の可能性、伸びる可能性がありますか。簡単に言ってください。
○三上隆雄君 それはこれ以上消費の拡大は望み得ないということになるわけであります。そうすれば、今回ニュージーランドから、初年度は少ないにしても、これからどんどん増量してくる可能性が十分ございます。それから推して考えますと、日本の果物は日本の農政の方向として拡大していくんだと、消費...全文を見る
○三上隆雄君 いつも国際競争に勝ち得るような競争力のある体質の強化を図ると言いますけれども、それはなかなか今までの予算の流れではできないと思います。  じゃ、具体的にこれからのことに簡潔にお答えをいただきたいと思います。  私は、今回のニュージーランドのリンゴが当初予定したよ...全文を見る
○三上隆雄君 今、局長が言ったように、平常ならばなっていない状況であえてことしなぜこう早急に解禁をしなきゃならぬのかということに我々は不信を抱くわけであります。  その意味で私どもは、少なくとも生産者に入ってこないということを、先ほど村沢委員に、入った場合には全額国の責任で全面...全文を見る
○三上隆雄君 時間がございませんので急ぎますけれども、どうぞひとつ産地の体制を万全にして、そしてまた消費者の健康を害するような、そういう方法の絶対ないように。  今またアメリカからも輸入されようとしておりますけれども、アメリカの状況はどうですか。新聞の情報を見ると具体的に来年度...全文を見る
○三上隆雄君 それでは、この問題についてはあす、あさって私の時間を大量に持っておりますから、引き続きやらせていただきます。  それでは最後に、麦価の問題。  いよいよあした米価審議会が開催されようとしておりますけれども、生産者団体は極めてささやかな願い、少なくとも生産費のアッ...全文を見る
○三上隆雄君 まだできていないというわけですか。
○三上隆雄君 おかしいですね。  終わります。
06月02日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○三上隆雄君 参考人の皆さん、日ごろそれぞれの組織で、そしてまたそれぞれの経営で模範的な立場で努力されていることに心から敬意を表したいと思います。なおまた、きょうは大変お忙しい中、こうして御出席をいただいて私どもに御助言賜ることにお礼を申し上げます。  大変これは失礼な聞き方に...全文を見る
○三上隆雄君 そうですか。私もかつては農協青年部の県の委員長をして全青協の役員もやった一人でして、一先輩として参議院にこうして籍を置いて、日本の農業そして農民を救わなきゃならぬということで、きのうもあのとおり一生懸命やっておりますから、どうぞ機会があったら、ひとつあなたは衆議院で...全文を見る
○三上隆雄君 ありがとうございました。  それでは、北海道の小林町長さんにお願いしたいわけでありますけれども、私どもの認識では、やっぱり北海道は規模の大きい、少なくとも農業生産としては模範的な地域である、そういう認識であると思います。行政の方々も、そしてオピニオンリーダーと言わ...全文を見る
○三上隆雄君 町長さんの冒頭の御発言の中で、規模拡大して企業的な経営と、それを支える農家も必要だという表現をされましたね。今まではそういう形が、大農があって、農閑期には適当な手伝いをして、そして農外収入を得たり、そういう形で地域というものを守ってきた。今新しい新農政というああいう...全文を見る
○三上隆雄君 ありがとうございました。  そこで、新潟の関川さんにお尋ねしますけれども、きょう五人さんの御意見の中で、比較的合同の法案に対して否定的な御意見を述べられたのは関川さんがどちらかというとそういう見解を述べたと思います。  しかし、私ども実際農業現場にいて、今までの...全文を見る
○三上隆雄君 それでは、農業会議所の池田専務さんにお願いしたいと思います。  こうして見ると、今までのそれぞれの参考人の御意見を聞けば、経営体をつくる、共同化する、規模拡大する一番のガンになっているのは農地の集積が困難だということだと思います。その意味で、実際農業会議所は今まで...全文を見る
○三上隆雄君 最後になると思いますけれども、全中の石倉常務さんにお尋ねしたいと思います。  全中と私どもは常に一体的な考え方で行動をともにして、多くは聞く必要もないし語る必要もないと思いますけれども、農家自身が経営体となって一定の規模拡大をする、そして生産から販売、流通まで実際...全文を見る
○三上隆雄君 ありがとうございました。
06月03日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○三上隆雄君 実は、明日の質問の予定でありましたけれども、委員会の運営に協力するという意味で、最終バッターできょうこれからやることにいたします。また、通告した問題以外に二つだけ質問したい、こう思っています。なお、あしたの午後の段階でもう一度質問がありますから、質問の流れによって順...全文を見る
○三上隆雄君 大規模な開発は念頭にないということですが、ゴルフ場は大規模に入りますか、またリゾートホテル等はどちらに入りますか。
○三上隆雄君 それでは、運輸省おいでですか。−運輸省の方に、今回は農業機械化促進法の関係で、これに関連して質問させていただきますけれども、実は私が平成三年の七月の当委員会で、農業機械それから農業トラックの検査制度の見直しはどうかという質問をしたわけでありますけれども、その件につい...全文を見る
○三上隆雄君 ただいま今月中にでもその答申が見られるという経過が報告されました。  実は、私どもというより、日本の農業が国際的に競争でき得るような農業の体制をつくるということの大きな条件として、やはり生産のコストを下げなきゃならぬ。生産のコストそれ自体が諸外国と比較してどういう...全文を見る
○三上隆雄君 そうなれば、走行距離による検査の基準が一定の基準になるんじゃないか、こう思うんです。少なくとも一万キロあるいは一年のものを二年間にするという改善の方法も必要じゃないか、こう思うのであります。  特に、行革の方から御指摘があって今審議に付されているということであれば...全文を見る
○三上隆雄君 例えば、その中間の整備費がおよそ五、六万円かかるということですが、それは何か緩和できるような、そういう見通しがあるということですが、それはいかがでしょうか。
○三上隆雄君 よろしく御配慮をお願いすると同時に、改良車でメーターが調整できない車種については走行キロを重視した検定期間にしていただきたい、そのことを強く要望申し上げます。  どうぞ大臣、農水省としても農業政策の合理化という面からいってひとつ運輸省に強力に働きかけていただきたい...全文を見る
○三上隆雄君 どうぞひとつ、同じ日本国の政府間でありますから濃密な連携をとっていい方向へ改善をしていただきたい、こう思っております。  それでは、本題の質問に入らせていただきます。  実は、これからの質問もこの間の積み残しの質問と明日の質問に連係するから、進み得るところまで進...全文を見る
○三上隆雄君 ただいまの今年度分については収穫も終わったから恐らく入らないのではないかという政府筋からはっきりお答えをいただいたのはきょう初めてじゃないか、こう思うんです。今までこのことは外に発表されておりますか。
○三上隆雄君 そこで、今まで何度もお願いしたけれども、ことしがはいれない状況になったのなら、もう少し日本の消費者と生産者にはっきりした体制を示して理解のもとに入れるということができなかったかということはあの当時からもお願いしてきたし、今もその気持ちでいっぱいなわけであります。 ...全文を見る
○三上隆雄君 重大な変化があればそれは考えるということですから。  それでは次に、結局は産地対策ということになるわけでありますけれども、先日は光センサーの選果を何とかできないかという質問をいたしました。一定の合理化された生産のもとに選果、集荷の段階のことですから、やはり生産の段...全文を見る
○三上隆雄君 いや、私はリンゴだけのことを申し上げる気持ちは毛頭ございません。今までの経過を見れば、かんきつ類の三百六十三万トンが今二百万トンぎりぎりであります。ブドウは三十三万八千トンが二十七万トン、約八〇%に減少しております。日本ナシもしかりであります。  日本の主要な果樹...全文を見る
○三上隆雄君 時間もありませんから簡単にお願いします。検査官は派遣されていますか。
06月04日第126回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○三上隆雄君 私は、ただいま可決されました農業機械化促進法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民主改革連合、二院クラブの各派及び各派に属しない議員新間正次君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
○三上隆雄君 ただいまは我が党の大ベテラン議員が極めて高度な濃密な質問をいたしましたが、私は、その後を受けて若干の質問を申し上げたいと思います。しかしながら、私もまた稲村先生と同じで、シリーズ物、リンゴの輸入に関して後ほど質問を加えなきゃならないので、あらかじめ御了解を得ておきた...全文を見る
○三上隆雄君 実は、本委員会でも築地市場の実態を調査に行かせてもらいました。実際あの売り場にも有機農産物が陳列されて販売されている状況もつぶさに見させてもらったわけでありますけれども、果たしてその商品が実際そういう形で生産されているのかどうか、その産地から来たのかどうか。そして、...全文を見る
○三上隆雄君 前段申し上げましたように、まだ私は若干これを制定するには性急過ぎるなという気がするわけでありますけれども、これからの審議の中でそれぞれまた議論があって結論が出るだろうと思います。  そこで私は、食品の安全性という面から今回のリンゴの輸入問題をもう一度取り上げてみた...全文を見る
○三上隆雄君 ただいま田名部農水大臣からかたい決意をいただきましたけれども、大臣、この新聞をもう一度引用しますけれども、「「できる」「できない」をはっきりさせること、しかもすぐ反応すること、」、そして「「たかがリンゴ」と軽視することなく、問題の所在を明らかにし、日本の見解、対応を...全文を見る
○三上隆雄君 ガット上無理だと言うけれども、アメリカはスーパー三〇一条で日本に報復措置をとるということですけれども、この可能性がありますか、それをおどかしているような、威圧するような言い方をしていますけれども。
○三上隆雄君 私もそう思うのであります。逆に、日本のミカンのことを例にとってある程度の体制を整えるべきだと思いますけれども、スーパー三〇一条もアメリカの国内法であります。日本の果樹振興法、そしてまた農業基本法も日本の国内法であります。日本の国内法で、日本の果実に量的に、価格的に重...全文を見る
○三上隆雄君 難しいのか、それとも発動しない方が我が国にとって有利なのか、そこを簡単に一言で言ってください。
○三上隆雄君 それでは、厚生省の関係も来ていますから、最後にお尋ねしたいと思います。  アメリカの食品衛生法といいますか、連邦食品・医療品・化粧品法という具体的な法があるようでありますが、アメリカの場合は、原則的に安全基準というか、その基準がない場合は入れてはならないという、そ...全文を見る
○三上隆雄君 いつも不完全燃焼で終わるわけでありますけれども、とうとう時間が来ました。  大臣、こういう食品衛生上からいっても、農薬の使用基準からいっても、防疫の国内法上の条件からいっても、アメリカと日本はいろんなハシディがあるわけでありますから、その点でこれからの国際関係を維...全文を見る
10月25日第128回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○委員長(三上隆雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  去る八月二十七日の本会議において決算委員長に選任されました三上隆雄でございます。  甚だふなれではございますが、皆様の御協力を賜りまして、公正、円滑な運...全文を見る
○委員長(三上隆雄君) まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八月二十七日、大渕絹子君が委員を辞任され、その補欠として今井澄君が選任されました。  また、去る九月十日、直嶋正行君が委員を辞任され、その補欠として長谷川清君が選任されました。  また、去る十四日、下...全文を見る
○委員長(三上隆雄君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(三上隆雄君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ―――――――――――――
○委員長(三上隆雄君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  平成三年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、必要に応じ政府関係機関等の役職員を参考人として出席を求めることとし、日時及び人選等につきましては、これをあら...全文を見る
○委員長(三上隆雄君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ―――――――――――――
○委員長(三上隆雄君) 平成三年度決算外二件を議題といたします。  まず、平成三年度決算、すなわち一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書につきまして、大蔵大臣から概要説明を聴取いたします。藤井大蔵大臣。
○委員長(三上隆雄君) ありがとうございました。  次に、平成三年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに平成三年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、大蔵大臣から概要説明を聴取いたします。藤井大蔵大臣。
○委員長(三上隆雄君) ありがとうございました。  次に、平成三年度決算検査報告及び平成三年度国有財産検査報告につきまして、会計検査院長から概要説明を聴取いたします。中島会計検査院長。
○委員長(三上隆雄君) どうもありがとうございました。  以上で平成三年度決算外二件の概要説明の聴取を終了いたしました。  これより質疑に入ります。  本日は全般的質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(三上隆雄君) 自治省来ていますか。  見えていないようですので……。
○委員長(三上隆雄君) 午前の審査はこの程度とし、午後一時まで休憩いたします。    正午休憩      ――――◇―――――    午後一時開会
○委員長(三上隆雄君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、平成三年度決算外二件を議題とし、全般的質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(三上隆雄君) 答弁はいかがしますか。
○委員長(三上隆雄君) この際、中島主計局次長より発言を求められておりますので、これを許します。中島主計局次長。
○委員長(三上隆雄君) 他に御発言もないようですから、本日の審査はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後五時三十九分散会
11月05日第128回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○委員長(三上隆雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十月二十八日、島袋宗康君が委員を辞任され、その補欠として西川潔君が選任されました。  また、昨日、清水澄子君が委員を辞任され、その補欠として國弘正雄君が選任...全文を見る
○委員長(三上隆雄君) 平成三年度決算外二件を議題といたします。  本日は、皇室費、国会、会計検査院、法務省及び裁判所の決算について審査を行います。     —————————————
○委員長(三上隆雄君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(三上隆雄君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     —————————————
○委員長(三上隆雄君) それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(三上隆雄君) 午前の審査はこの程度とし、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時二十三分休憩      ————◇—————    午後一時十分開会
○委員長(三上隆雄君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、平成三年度決算外二件を議題とし、皇室費、国会、会計検査院、法務省及び裁判所の決算について審査を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(三上隆雄君) 他に御発言もないようですから、皇室費、国会、会計検査院、法務省及び裁判所の決算の審査はこの程度といたします。  次回の委員会は八日午前十時に開会し、全般的質疑の二回目を行います。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時四十九分散会    ...全文を見る
11月08日第128回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○委員長(三上隆雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五日、國弘正雄君が委員を辞任され、その補欠として栗原君子君が選任されました。  また、本日、西川潔君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました...全文を見る
○委員長(三上隆雄君) 平成三年度決算外二件を議題といたします。  本日は全般的質疑の二回目を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(三上隆雄君) 質問者が、官房長官退席してもとのことでございますから、どうぞ御退席ください。
○委員長(三上隆雄君) 静粛に願います。  それでは速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(三上隆雄君) それでは、速記を起こしてください。(発言する者あり)  静粛に願います。  ただいまの木暮君の質問に対してどなたがお答えできますか。
○委員長(三上隆雄君) 午前の審査はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十九分休憩      ――――◇―――――    午後一時三十八分開会
○委員長(三上隆雄君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、平成三年度決算外二件を議題とし、全般的質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(三上隆雄君) 簡潔にお願いします。
○委員長(三上隆雄君) ただいまの高崎君の最後の要望については、理事会で協議して対処したいと思います。
○委員長(三上隆雄君) ただいまの要望につきましては、後刻理事会で協議して対処したいと、こう思います。
○委員長(三上隆雄君) 以上で平成三年度決算外二件の全般的質疑は終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時十八分散会
11月15日第128回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○委員長(三上隆雄君) ただいまから決算委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る八日、栗原君子君が委員を辞任され、その補欠として清水澄子君が選任されました。  また、去る九日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が選任され...全文を見る
○委員長(三上隆雄君) 平成三年度決算外二件を議題といたします。  本日は、運輸省、郵政省及び科学技術庁の決算について審査を行います。     ―――――――――――――
○委員長(三上隆雄君) この際、お諮りいたします。  議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(三上隆雄君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。     ―――――――――――――
○委員長(三上隆雄君) それでは、これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(三上隆雄君) 午前の審査はこの程度とし、午後二時まで休憩いたします。    午後零時五十二分休憩      ――――◇―――――    午後二時二十六分開会
○委員長(三上隆雄君) ただいまから決算委員会を再開いたします。  都合により、暫時休憩いたします。    午後二時二十七分休憩    〔休憩後開会に至らなかった〕      ――――◇―――――