白眞勲

はくしんくん

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

白眞勲の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  本日のこの防衛施設庁の、関する件についてお聞きする前に、一点ほどちょっとイラク南部のサマワで活動している陸上自衛隊の部隊撤退についてお聞きしたいと思うんですけれども、一月にイギリスのロンドンで、日本とイギリスそれにオーストラ...全文を見る
○白眞勲君 そこで、イギリスが撤収開始を当初予定五月から三月に前倒しする方針をこの当局者実務者会合において示したということなんですけれども、防衛庁長官、これは事実でしょうか。
○白眞勲君 前倒しするという方針は決めたんですね。
○白眞勲君 そうしますと、今できるだけ早くというふうに言ったのはどの時点だというふうに防衛庁長官は御認識されていますか。
○白眞勲君 そうしますと、英豪軍が撤退ということを決めた時点では日本の自衛隊も撤退するということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 続きまして、防衛施設庁幹部らにかかわる競売入札妨害事件についてお聞きいたします。  まず、防衛庁長官にお聞きしたいんですけれども、この事件の発覚した際の記者会見等、また今日のこのお話で、この入札談合事件についてのお話で、誠にざんきに堪えない次第でありという、事態を深...全文を見る
○白眞勲君 また、その後ですね、怒りを覚える、怒りさえ覚えると言っているんですね。この怒りという言葉が、今までこの事件明るみに出てから何度も出てくるわけでして、きっと本気で怒っているんだなという感じするんですけれども。  もしかして、その任命権者である小泉総理大臣に対して、こう...全文を見る
○白眞勲君 長官、私よりも人生の大先輩に対しまして、このようなことを大変申し上げるのも何か甚だ恐縮だと思うんですけれども、あえて申し上げますが、本当に今回の事件について怒りたいというのは私は国民なんですよ。そうじゃないですか。私は、このような不祥事が例えば一般企業で起きた際に、記...全文を見る
○白眞勲君 ちなみに、そこにいらっしゃる北原防衛施設庁長官は、御答弁に出るたんびに謝罪されているんですね。まず、答弁する前に謝罪をしてって、これ私、当たり前だと思うんです。  長官は当然、防衛施設庁の長でもあられるわけですよ。部下には一生懸命謝らせておいて自分は怒っているんだと...全文を見る
○白眞勲君 この国民の税金を一滴も無駄にしてはならない、かつ高度な倫理観を持っていなければならない中央省庁のトップクラスの幹部が逮捕されたということに対して、その組織の長たる長官が事件発覚後、今まで一度も国民に分かりやすい形での謝罪というのはしていないと私は思うんですね。  今...全文を見る
○白眞勲君 反省、謝罪をすることから私はすべてがスタートするというふうに思っておりますが、長官の一連の御発言を聞いていますと、その記者会見、最初の事件の発覚した後の記者会見から、すぐに防衛庁解体ということをおっしゃっているわけですね。これって、私、非常に不思議なんですね。  ま...全文を見る
○白眞勲君 先ほども浅野委員の際にも、治外法権的になっていると聞いているという答えが、これは非常に厳しいお言葉だと私は思うんですね。あるいは、今も閉鎖性が非常にあるということが今御指摘されましたけれども、そういったことって、いつから長官は認識されたんですか。
○白眞勲君 長官は、何度も申し上げるんですが、八年前にも長官をされているわけでして、そのころ防衛施設庁はあったわけです、当然。そのころはそういうことは全然気にも掛けなかったんでしょうか。
○白眞勲君 これは防衛庁長官が離任、八年前離任されたときのあいさつ文をちょっと私、読まさせていただいたんですけれども、その中に、防衛庁の戦後のマイナスの遺産を一掃する役割は私にしんがりを任せていただきたいと思いますと、そこでそうお話をされております。しんがりは八年前にされているん...全文を見る
○白眞勲君 今までずっとお話を聞いていると、何か非常に防衛施設庁が悪玉になっている。私は、防衛施設庁の皆さんは本当に一生懸命、一部の今回の逮捕された以外の方々は一生懸命やられているんではないんだろうかなというふうに私は信じていきたいんですね。  そういう中で、解体だ解体だと。そ...全文を見る
○白眞勲君 それって私、説明にはなってないんじゃないかなというふうに思うんですね。解体するというのは非常に重い言葉だと思うんですね。  今、北原さんが、三千百名いらっしゃると、職員の数が、そういう御答弁が浅野委員からの件でありましたけれども、つまり家族まで入れると約一万人以上に...全文を見る
○白眞勲君 今長官はしっかりと推進していきたいとか誠意を持ってとかいうようなたぐいのことをおっしゃってますけれども、三月ですよね、期限が。まあいわゆる一つの目安とするのが三月であるという中で、解体だって言った以上、これ早く住民の皆さんに説明しなきゃいけないんですよ。説明してるんで...全文を見る
○白眞勲君 解体をした後の、防衛施設庁がなくなっちゃったわけでしょ、なくなるわけですよね。それで、そのいつなくなるかとか、あるいはその地元の住民の方々に対してどういう御説明をされているんですかということなんですよ。それを私、聞いてるんですね。
○白眞勲君 速やかにとおっしゃっても、今解体というふうに最初からおっしゃってるじゃないですか。つまり、速やかにということは、いずれ解体される。今ここにいらっしゃる、例えば住民の相手をされている施設庁の職員の方がどうなるか分からないという実態は変わらないわけですよ。検討委員会からの...全文を見る
○白眞勲君 施設庁長官としては、私は本当、精一杯のことをやられていると思います。でも、施設庁長官では私は限界があると思うんですね。解体するとしちゃった以上、長官自らが施設庁の皆さんに対してきちっとした訓示なりなんなりを出さない限りは、それは施設庁の皆さん大変だと思いますよ、私。ど...全文を見る
○白眞勲君 正にそのとおりだと思うんですけれども。政治のリーダーシップを取らなければいけない、それもそのとおりだと私は認識しております。しかしながら、実は、今まで防衛庁長官が今回この事件に関連して御答弁されたものと、実は私、八年前のこの議事録全部、全部読み返しました。そしたら、ほ...全文を見る
○白眞勲君 長官としましては、やっぱり前回と同じような御答弁、今もお話しされながら同じことを言っているんじゃないかなと御自身もお感じになっているんじゃないかと思うんですね。本当に同じなんですよ、御答弁の内容が。全く変わっていない。そうせざるを得ないんだなというお立場も何となく分か...全文を見る
○白眞勲君 結局、この八年前のこの事件から、そのときにも委員会を二つつくっているんですね。八年間論じてきているんです。また今委員会を二つつくりました。もうこの対策について国民待てないと思うんです、私。今この場で、今の実際の御認識、対策をお話しいただきたい。お願いします。
○白眞勲君 その御答弁は八年前と変わっていないんですよ。八年間何をやっていたんだということが国民の意見なんですよ、これ。  もう一度、国民納得できません、そんなあれでは、御答弁では。どういうことなのか、この場でもう一回、どんな対策をするんですか。もう一回お話しいただきたい。
○白眞勲君 その御答弁では納得できません。それで談合がなくなるんですか、完全に。  再度お聞きいたします。  いいですか、もう八年間たっている。長官も御存じのように、日本は今、未曾有の一千兆円の借金国家。これ本当に喫緊の課題ですよ。悠長なことを私は言っていただけない、言えない...全文を見る
○白眞勲君 国民を守るべき防衛庁です。その一部の幹部が、国民の血と汗と涙の結晶である税金を無駄に使った、これ大変なことですよね。  私は、談合をやめさせるのもそんな難しい話じゃないと思うんですよ、私。それは何かと。談合をやったら絶対に企業が損する仕組みをつくっちゃえばいいじゃな...全文を見る
○白眞勲君 以上で質問を終わります。
02月22日第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。お二人の参考人、非常に関心のあることを本当に分かりやすく説明してくださいまして、大変ありがとうございました。  まず、小川参考人にお聞きしたいんですけれども、私も何かこういう共通の通貨って必要なんだろうなということは感じておりま...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  ODAの改革、そのためには実際に今実施している様々なODAというものを見つつ検証していく必要があるんではないか、そういうふうに感じまして今日は質問させていただきたいというふうに思っております。  特に、スマトラ沖の大地震、...全文を見る
○白眞勲君 つまり、実際にこのインドネシア政府との一月十七日付けに締結された交換公文を読んでみたところ、どこにも緊急ということ、つまりエマージェンシーという言葉が入っていないということからしても緊急でも何でもないというふうにも判断できるわけで、今もお話あったように、ほとんどがそう...全文を見る
○白眞勲君 ところで、一月の二十一日に参議院と衆議院でこのスマトラ沖の地震の災害に対します決議が満場一致で採決されているんですけれども、この文章を読みますと、既に実施している緊急支援に加え、国際社会との協調の下、社会基盤への深刻な打撃を受けた被災国の中長期的な復旧復興につながる支...全文を見る
○白眞勲君 いや、私が申し上げているのは、一月十七日にはもう交換公文締結しているんですよ。今おっしゃいましたのは、佐藤局長さんおっしゃったのは、一月二十一日に踏まえてというのは変な話でして、その前にもうこの交換公文が締結されているということからして、だったら最初から、こういう交換...全文を見る
○白眞勲君 ですから、申し上げているのは、内容的に見ても中長期的な視野に基づいてやっているんじゃないかということを私は申し上げているわけですよ。実際に、その実行されているものについても、去年一年間にほとんど実行されているものというのはないじゃないですか。お金もほとんど半分ぐらいは...全文を見る
○白眞勲君 国会決議との整合性について質問しているんですよ、私は。その辺についての答えになっていないんじゃないでしょうか。もう一度お答えください。
○白眞勲君 何か余り説明になっていないような説明じゃないかなと私は思うんですけれども。  じゃ、ちょっと財務省にお聞きしたいと思うんですけれども、インドネシア政府側からODAに関していろいろ頼んできているんだと思うんですね、最近もそうだと思うんです。そのうち、例えば二〇〇五年の...全文を見る
○白眞勲君 財務大臣、そうおっしゃいますけれども、私も今議論したように、一月二十一日には国会決議がなされて、その舌の根も乾かないうちに金利を上げようと。ちょっと私、どうしても合点がいかないんですね。このようにアジアの友人がひどい目に遭っているときに、お互いさまじゃないかと、もう少...全文を見る
○白眞勲君 そうだと思うんですね。小泉総理はこの一月の六日、平成十七年ですけども、ASEAN主催緊急首脳会議においてもこう言っているんですよ。被災国からの要請があれば、関係各国とともに公的債務の支払を一定期間猶予すべく、これら各国にも働き掛けていきますとスピーチされているんですね...全文を見る
○白眞勲君 そうはいっても、今、官僚の棒読みみたいなことを言わないで、政治家なんですから。今、麻生大臣もちょっとタイミングが悪いんじゃないのとおっしゃったばっかりじゃないですか。それでその今度は副大臣が、いやいや、やっぱりこれこれしかじかで、低、貧、何ですか、低所得国ですか、何か...全文を見る
○白眞勲君 それはやっぱり、私も民間にいたとき言われましたよ。銀行から金利を上げるぞと言われたら、嫌だ嫌だと言われたって、何だかんだと言われりゃ、それはしようがないですねと言うんです。それはしようがないですねと言われたから上げるのもういいんですという話じゃないでしょうと私は思うん...全文を見る
○白眞勲君 ありがとうございます。やっと配慮という言葉をいただいたということで、是非配慮を強力にしていただきたいというふうに御要望をしたいと思います。  続きまして、実際の支援の方法につきましてお伺いをしたいと思います。  先般、週刊誌に津波関連の支援のやり方についての記事が...全文を見る
○白眞勲君 ということは、昨年の春ごろに会っていないということですね。
○白眞勲君 四月の十二日、あるいはその前後に、あるいは春ごろに会っている、あるいはその辺どうなんでしょうか。もう一回お願いします。
○白眞勲君 それはいつですか。
○白眞勲君 つまり、四月の十二日に飯村大使と渡邉公使が会ったということですね。
○白眞勲君 実は私、このホームページには、四月十二日にインドネシアのアルウィ大臣から渡邉公使に対して追加の要望を伝えたにもかかわらず、結局受け入れられなかったという指摘がありますが、事実関係はどうなっているのかということに対して、そのような事実は一切ありません、そもそも四月十二日...全文を見る
○白眞勲君 まあいずれにしましても、そうすると、このホームページで何か全否定をされているんですね、これ見ると。これ、おかしいんじゃないんですか。
○白眞勲君 でも、四月十二日に会っているわけですよね。で、実際に経済担当が渡邉公使である以上、飯村大使が行っても、説明としてはやはり渡邉公使が説明をしたと。つまり、その飯村大使に代わって説明をしたという部分においては、この記事を全否定するだけのものではないと思うんですけれども、い...全文を見る
○白眞勲君 ただ、このホームページを見ますと、これ、ホームページというのは御存じのように、まあ私が言うこともないんですけれども、これは当然インドネシア側もみんな見ているんですね。  で、私の聞いている話ですと、おかしいじゃないかと、その四月の十二日に確かに渡邉公使が、そういうこ...全文を見る
○白眞勲君 何かこういう書き方されると、会うこと自体何か否定しているんですね、これ見るとね。渡邉公使が会っていないって書いてあるじゃないですか。  会ってるんだったら会ってるって書きながら、飯村大使とは一緒には行っているけれども、今言ったような御答弁をされたらどうだったんですか...全文を見る
○白眞勲君 事実と食い違っているほどのものでも私はないと思うんですね。その飯村大使と渡邉公使は会いにいっているわけですよね。これは飯村大使に代わって渡邉公使が面会したという事実もありませんって書いてあるんですよ。やっぱり、これきちっと書くべきなんじゃなかったのかと私は思うんですけ...全文を見る
○白眞勲君 その先に進めなくなるんですよ、私。  この四月の十二日に会った会わないで何か私もやっているのも何かどうなのかなというふうにも思われますけれども、これ非常に重要なんですね。会っているわけですね、だから結局は。会っているにもかかわらず、なぜホームページにはこういう書き方...全文を見る
○白眞勲君 いや、私は別にやましいと言っているわけじゃない。やましいと疑われてしまいますよというふうに申し上げているわけなんですよ。  私、別に佐藤局長さんをここで責めているわけじゃないんですね。これちょっと、何かちょっと今膨れた顔をしていたんで私申し上げるけれど、そうじゃない...全文を見る
○白眞勲君 私、この前、アルウィ大臣とインドネシアでお会いしたときに、アルウィ大臣がこうおっしゃっているんですね。トレーニングセンターを造ってほしいと渡邉公使に伝えたって言っているんですよ。  そうすると、私が聞いた人はアルウィ大臣じゃなかったということですかね。その辺、もう一...全文を見る
○白眞勲君 佐藤さんとしましては、多分この件についても相当向こうと、インドネシアにある日本大使館とやって、そういう話を伝聞として聞いているということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 そうすると、私のいわゆるアルウィ大臣と確認したのと全然食い違うんですね、これ。渡邉公使と会ったときにこういうやり取りがあったよということを私は聞いているわけでして、この辺、やっぱりきちっとしておかないといけないんじゃないかなというふうに思うんですよ。  で、ここでち...全文を見る
○白眞勲君 なぜここまで私がしつこく聞くのかというと、アルウィ大臣はトレーニングセンターを造ってほしいと渡邉公使に伝えたんですけれども、何かそれが立ち消えになっちゃったというふうにおっしゃっているんですよ。で、相手国の大臣ですよ。その大臣に対して依頼があったら、当然のごとくその方...全文を見る
○白眞勲君 正に大臣がおっしゃったように、やはり日本大使館とそれから外務省との意思の疎通、あるいは私がもしかしたら間違っているかもしれません、これは。それにしても、やっぱりきちっと確認する必要が私はあるんじゃないかなと、やっぱりこの辺は非常に重要な部分があるんじゃないかと思います...全文を見る
○白眞勲君 ああ、そうですか。私はJICSのクントロ長官にお会いしましたところ、私とJICSとはコミュニケーションはないと言ったんですよ。これは話がちょっと違うんですけれども、もう一度御確認願います。
○白眞勲君 十二月十四日にどういう話をされたんでしょうか。
○白眞勲君 クントロ長官はですね、私と一月にお会いしたときに、もうJICSではなくて、我々はもうJICAとやりたいんだと、その件についてJICAにもお話ししたということなんですけれども、JICAさんは御存じでいらっしゃいますか。
○白眞勲君 まあ、私は、この援助全体のスキームというものを見直す必要があるんじゃないかなと。いずれにしましても、クントロ長官は私に対してはJICSとはコミュニケーションはないと断言されて、JICAとばっかりコミュニケーションがあるんだって言っているんですね。ところが、実際この案件...全文を見る
○白眞勲君 確かに、私はJICSもJICAさんも別に責め立てているわけではないんですよね。ただ、例えば担当者さんだって、JICSの担当者さん、バンダアチェでお一人はたしかデング熱か何かにかかっちゃってひどい目に遭ってるわけですよ。やっぱりね、そういう一生懸命現場の人たちはやってい...全文を見る
○白眞勲君 いや、私は現地のJICSの長谷川所長に聞いたら、一社だけが値札を入れたというふうになっているんですけど、その辺どうなっているんでしょうか。
○白眞勲君 何かちょっとごまかさないでください。結果的に一社になっちゃったわけですよね。価格の審査としては一社しか残ってなかったということですよね。
○白眞勲君 それ変じゃないですか。一社しか入札しなければ、これまあ百万円弱じゃなかったかと思うけれども、私だったら一億円ぐらい出しますよ、これ。それだって入札を、これ、あれじゃない、決まっちゃうじゃないですか。  これ、会計検査院の方いらっしゃっていると思うんですけれども、その...全文を見る
○白眞勲君 結局、複数社がなければこれは入札として成り立たないということを今会計検査院の方はおっしゃっているわけですよ。ということは、これやっぱり恣意的、だからホームページにも複数社間の価格競争と書いてある。複数社間の価格競争は結果的におかしい、なかったということが言えるわけです...全文を見る
03月28日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  私は、まず防衛庁、自衛隊の海外における位置付けみたいなことからスタートをさせていただきたいと思うんですけれども、まず防衛庁長官にお聞きいたします。  さきの二月三日の私の質問、外交防衛委員会において、額賀防衛庁長官が自衛隊...全文を見る
○白眞勲君 大臣が口を滑らせてきっと、かなと私も思ったんですけれども、じゃ何で今になって訂正なんだろうかと。約二か月たっているわけなんですね。それに私が今ここで指摘しなければ、この議事録はそのままほっておかれたわけでございます。つまり、これは事務方にお聞きしたいんですけれども、長...全文を見る
○白眞勲君 事務方の方はこの日本軍というふうに言ったということは認識していたんですか。
○白眞勲君 官房長は知らなかったということは、どなたもこのいわゆる議事録を精査する方が、何ですか、防衛庁にはいないということなんでしょうか。
○白眞勲君 極めて私は問題のある発言だと思って御指摘しているわけなんですね。私もそのときに、読みましょうか、ここ、「英豪軍が決めれば日本軍が撤退するという形ではありません。」と、ぽんと答えているんですよ、額賀長官がですね。当然私もそのときにえっと思ったんですね。  そうしたら、...全文を見る
○白眞勲君 いや、私は官房長を責めているわけではございません。自衛隊としてあるいは防衛庁としてのシステムとして、こういったものがどなたかは分かっているはずですよね。  もう一度お聞きしますけれども、どなたかが分かっているはずでいて、それが官房長にも上がっていないというシステム自...全文を見る
○白眞勲君 これ、極めて私は大きい問題だと思っているんですね。もちろん、この一字一語が単に聞き逃したという部分では私はないと思うんですよ。これ、いわゆる防衛庁というのは、日本の防衛をつかさどっているわけですよね。こういう細かいこと一つ一つをきちんきちんとやっていくということが私は...全文を見る
○白眞勲君 こういったシステムというのはないんですか、今まで。
○白眞勲君 ということは、ということはですよ、何か白の質問はまあいいやと思っていたということですか。
○白眞勲君 極めて、まあちょっと言い方悪いですけれども、たるんでいるというふうに私は思えるんですね。日本軍ですよ、これ言ったのが。これ私はもしかしたら、わざと防衛庁長官、今回、日本軍という言葉を使ったのかなと思っちゃったりもしたんですよ。というのは、小泉総理が自衛隊は外国では軍隊...全文を見る
○白眞勲君 決めれば、決めれば日本軍が撤退するという形……
○白眞勲君 そうすると、本日、自衛隊のトップでおられる防衛庁長官は自衛隊を日本軍と言い、その表現自体を正当化させるような発言を本日これは撤回ということでいいんですね。
○白眞勲君 そうしますと、これも、議事録からもこれは何らかの手続を取ってやっていただくということでいいですね。
○白眞勲君 そうしましたら、ちょっと拉致問題についてお話をお聞きしたいと思います。  最近、拉致関係について、漆間警察庁長官がやる気を起こさせるような発言をした後、相次いで捜査当局が、例えば辛光洙などの令状を取ったわけです。また、四月からは拉致問題対策室を警察庁の中に設置するな...全文を見る
○白眞勲君 ということは、結局、日本政府が圧力を掛けると、この被疑者の北朝鮮からの引渡しにも何らかの良い影響が出るということではないのかなというふうにも思えるんですけど、つまり外務省のマターであると、こういうふうにも思えると思うんですけど、ちょっと外務大臣にお聞きしたいんですけれ...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、ちょっと聞きたいんですけれども、もう一年半になる、例の横田めぐみさんのものとして北朝鮮側が出した遺骨が日本側の鑑定で別人だったということにつきまして、当時の細田長官が、官房長官ですが、北朝鮮に対して、迅速かつ誠意ある対応をしない場合、日本政府として厳しい...全文を見る
○白眞勲君 違法というのはどういう意味でしょうか。
○白眞勲君 私は、以前、去年の五月に何度か政府に対する質問主意書で、万景峰号を止めたらというふうに投げ掛けたんですね。そのときに政府の回答は、現時点において入港禁止を取ることは考えていないということだったんですけれども、当時の現時点ということになりますと、もう一年半もたっていると...全文を見る
○白眞勲君 どうでしょう、ですからこそ万景峰号を止めたらどうかなというふうに思っているんですけれども、いかがでしょうか。
○白眞勲君 今、法の執行ということ、違反があれば当然執行するんだという内容のことでございましたけれども、細田官房長官は一年半前にも既に厳しい対応というお話をされている。私の答弁書でも、政府は、この厳しい対応には、当然、特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法、今日はいらっしゃるはず...全文を見る
○白眞勲君 ちょっと確認したいんですけど、その中には万景峰号も、強烈な実施と今おっしゃったと思うんですけれども、強烈な実施の中に含まれるということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 ありがとうございます。  なぜ私が万景峰号にこだわるかといいますと、あの船は、結局、北朝鮮の金正日氏とその幹部たちの食料なども運んでいるわけなんですね。結局、北朝鮮に対しての経済的ないろいろな圧力という中で一番効果的なのは、やはり金正日氏とその側近に対する圧力である...全文を見る
○白眞勲君 是非よろしくお願いしたいと思います。もういいですから、どうぞ仕事してください、次の。  次の質問に参ります。  今年末に任期が切れるアナン国連事務総長の後任としまして、例えばアジアからはタイのスラキアット副首相、そしてスリランカのダナパラ元国連事務次長、そして韓国...全文を見る
○白眞勲君 大体いつごろをめどに考えていらっしゃいますでしょうか。
○白眞勲君 ところで、麻生大臣、御自身が出る御意思というのはあるんでしょうか。というのは、韓国も現職の外務大臣が立候補しているということですし、それとも総裁選に出た方がいいのかなと、総裁選の芽がなくなったら国連事務総長選かなと、その辺がどうなのかなというのもあって、また逆に言うと...全文を見る
○白眞勲君 ということは、やはり日本としては常任理事国入りということをあくまでも目指すということでよろしいんでしょうか。
○白眞勲君 続きまして、思いやり予算、いわゆる在日米軍駐留経費負担特別協定について御質問いたします。  いわゆる思いやり予算につきましては、一月二十三日にゼーリック副長官と日本の麻生外務大臣がサインをされたわけですけれども、私、一つ疑問になるのは、向こうが副長官、まあ副大臣です...全文を見る
○白眞勲君 いや、私がお聞きしたいのは、過去にそういった例はあったのかということでございます。
○白眞勲君 そう簡単にぽんとおっしゃっていただくと私もびっくりするんですけれども、やっぱり過去にそういった例がないことは、いわゆるこれは極めて異例だというふうに私は思えるんですけれども、何の問題もないというふうに麻生大臣はおっしゃるんですけれども、逆に言うと、途上国に対してもそう...全文を見る
○白眞勲君 こういった外交の、私も素人ながら感じるのは、外交というのはやはり過去の例というのに基本的にのっとってやっていく部分があるんではないかなというふうに思うんですね。  ここに金田副大臣もいらっしゃいます。金田副大臣、一月二十三日に日本にいらっしゃったし、もし何だったら自...全文を見る
○白眞勲君 いや、ですから、金田副大臣、自分はどうでしょうかということなんです。署名する気ありましたかということです。
○白眞勲君 いや別に、金田さん、別に今ここで御決意を聞いているわけではありません。こういった例のときには、せっかく副大臣という職務が、そういうお役をいただいていらっしゃるわけですから、やはりこういったときには、じゃ私がやりましょうと言うぐらいのやっぱり気持ちというのがあってもいい...全文を見る
○白眞勲君 是非、もし今度こういった、相手がゼーリックだといってもやはり副大臣がやるのが筋であるというふうに私は思うんですね。向こうから頼まれたから麻生大臣がほいほいと行ってやるんではない。その辺を、大臣、ここの辺もう一回、今度はそういうことをやらないようにしてください。ちょっと...全文を見る
○白眞勲君 もしそういったときにも、まあうちにも副大臣がいるから、じゃ副大臣もよろしくというぐらいのことを言ってほしいということなんですけれども、もう一度お願い申し上げます。
○白眞勲君 続きまして、在日米軍駐留経費負担特別協定で第四条に規定されている米国の節約努力についてちょっとお聞きしたいんですけれども、これって五年前に入れた条文ですよね。節約しますということですよね。つまり、思いやり予算で、何ですか、五年前に、節約の義務というのかな、それを、努力...全文を見る
○白眞勲君 この省エネ機器の、何ですか、ってありますよね。この省エネ機器って、これ五年前から今のだと、秋葉原へ行けば、それ替えるときにはみんな省エネタイプですよ。これ別に努力でも何でもないじゃないですか、これ。替えればそれは省エネ機器になりますよ、そうですね。  それから、何で...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、値段的に幾らぐらい節約したんですか。
○白眞勲君 そうしましたらますます、こういった数字的に出るのが不可能だからといって、何ですか、省エネ機器を買いました、ああそうですか、努力しましたねということには私はならないんではないかなというふうに思うんですね。  ですから、例えばの話、まあ今回はしようがないにしても、どうせ...全文を見る
○白眞勲君 今おっしゃいましたように上限というような形で、上限を引き下げろと言うと、向こうは嫌だ嫌だって言うに決まっていると思うんですよ、それは、一回決めた上限を下げるのについては。だったら、逆にその上限を少し上に上げても、例えば一割二割をあんた方が最初から負担してくれというよう...全文を見る
○白眞勲君 是非よろしくお願いしたいと思うんですね。そういうふうにしないと日本の国会が黙ってないよ、納得させられないんだよと。二年後ですね、特に、少なくとも私自身もじっとしていれば二年後もまだ国会議員おりますので、白が納得しませんと言っていただいて結構ですから、是非アメリカ側と十...全文を見る
○白眞勲君 ありがとうございます。  ところで、防衛庁長官にお聞きしたいんですけれども、政府が在日米軍再編協議で目標としていた三月中のアメリカ政府との最終報告合意、2プラス2、これ開かれませんよね、三月中には。ということは、この在日米軍再編協議の三月末までの最終報告合意は断念し...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、2プラス2は今月中に開かれるんですか。
○白眞勲君 ちょっと私よく分からないんです。2プラス2が開かれるかどうかをお聞きしているんですけれども。
○白眞勲君 非常に一生懸命お話ししていただくのは分かるんですが、要するに、だから三月末には開かれませんよね。
○白眞勲君 大体いつごろ合意するおつもりでしょうか、最終合意を。
○白眞勲君 何か非常に議論が、何かよく、だから、2プラス2は開かれないわけですよね。
○白眞勲君 そうしましたら、続きまして、スマトラ沖大地震の緊急援助につきましてお聞きしたいと思います。長官、しばらくお休みいただいて結構でございます。  この件につきましては、先日のODA特別委員会でも私、御質問したんですけれども、極めて私自身重要な問題だと考えておりますので、...全文を見る
○白眞勲君 私は、そういうふうに依頼をしたというふうにクントロ長官から直接受け取ったわけですね。それに対してJICAさんが、はいとおっしゃったというふうに言っているわけなんですね。それでちょっと何度もお聞きしているわけなんですけれども。  じゃ、ちょっとJICSさんにお聞きしま...全文を見る
○白眞勲君 その席にJICAさんはいらっしゃったんでしょうか。
○白眞勲君 それ、非常に重要なんですけれども、JICSが本当に、いわゆるBRRですね、BRRとJICSが単独でお話をしていたのか、JICAさんと同席してお話をしていたのかをもう一度確認したいと思うんですけれども、そういう何か、確認しておりませんがいたと思っていますみたいなことを言...全文を見る
○白眞勲君 ちょっとその答弁ね。何で分かっているのにそういうことを言ったんですか、今。何か、まるで何かやましいことでもあるんじゃないですか。
○白眞勲君 普通ですね、まあ、じゃいいや。  このとき、十二月十四日がクントロ長官とJICSは最初に会ったんでしょうか。
○白眞勲君 クントロ長官が就任したのはいつですか。
○白眞勲君 私の記憶だと六月ぐらいかと。まあいいや、五月か六月です。  六月からこの十二月まで会わなかった理由は何ですか。
○白眞勲君 これ、一般企業で、百四十六億円もの調達の、いわゆるお客さんですよね。一般企業でしたら、私、普通社長か取締役が発注決めた途端すぐあいさつに行きますよ、長官には。いや、ここ仕事くださってありがとうございますと。もうまずそのスタンスからして私はおかしいと思うんですよ、それ。...全文を見る
○白眞勲君 一番重要なのは、私はクントロ長官も重要な方の一人だということで認識しておりますけれども、なぜ会わないんですか。その合理的な説明をしていただきたい。
○白眞勲君 今、その前にきちんとあいさつするのが筋じゃないかということに対して御答弁されたじゃないですか、それはそうですけどって。今おっしゃったのに関して、その合理的な説明がないということを私は申し上げているんですけれども、もう一度御答弁願います。
○白眞勲君 あなたが行った、行く行かないではなくて、いわゆるJICSの幹部として、ですから、別に専務理事を責めているわけじゃないんですよ。ただ、そのJICSの幹部が当然のごとくクントロ長官とは、これ、一般論としてどうですか、専務理事。お会いするのが当たり前なんじゃないんですか。
○白眞勲君 いや、私が申し上げているのは、今まで会っていないその合理的な理由は何なんですかって。全然説明してないじゃないですか。もう一度お願いします。これ以上聞きませんよ、私。
○白眞勲君 立場で難しいというのも変な話じゃないんですか。  何で、じゃ、JICAはどんどん会って、理事長まで会っているってこの前の御答弁でありましたよね、JICAさんは。何でJICSが会っていないのか。会って、基本的にはやっぱりクントロ長官とアチェの復興に際して具体的に話をす...全文を見る
○白眞勲君 委員長。
○白眞勲君 ですから、何度も申し上げているじゃないですか。その次官と具体的な話をしても、だから結局、クントロ長官はJICSはないと言っているんですよ、JICAしかいないというふうにしか認識してないんですよ。ですからこそ、私はこういうふうに申し上げているわけじゃないですか。  で...全文を見る
○白眞勲君 ですから、その手数料問題についてもう何かよく分かんなくなって、向こうもJICAでやりたいというふうに言っているわけじゃないですか。  ここで、この前もODAの特別委員会で私が申し上げましたように、その机、事務用の机ですね、これが最終的には一社しか、一社が、いいですか...全文を見る
○白眞勲君 せんだってのODAの特別委員会で会計検査院からも、この入札については価格競争と言っているわけですよ。価格競争が、一社しか札を、価格の値段を入れてなければ、これ価格競争にならないじゃないですか。まして、事務用机ですよ。普通の机だ。その普通の机に対して一社しか応札していな...全文を見る
○白眞勲君 ですから、最終的に価格競争力のあったのは一社だったということですよね。
○白眞勲君 一社しか言ってないじゃないですか。
○白眞勲君 時間がそういうことでないので、またこの件についてはやっていきたいと思いますが、どうしても私はこの一社というのは腑に落ちないんですね、これね。何というんでしょう、何か疑われますよ、こういうことやると。  それと、もう一つ、ちょっとその疑われるであれなんですけれども、建...全文を見る
○白眞勲君 いや、検討じゃなくて、これ、当然船積み書類についてはチェックをするでしょう。そのためのJICS、調達代理機関じゃないんでしょうか。それチェックしているんですか、まず、じゃ船積み書類については。
○白眞勲君 終わります。
04月12日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  本当に、お三方のいい御意見を聞きまして、なるほどなというところが結構あったわけなんですけども。先ほど犬塚委員からも、JICAのいわゆる援助に対する考え方というものが、ちょうど昨日の朝日新聞にも出ていたんですけども、いわゆる、...全文を見る
○白眞勲君 白でございます。  本当に貴重な御意見、ありがとうございます。  でも、せめてやっぱりプレートだけは現地の人が読めるプレートにすべきだなというふうに思いますので、是非そういったものがおまとめになるときには、何かこういった委員会でおまとめになるときがありましたらお願...全文を見る
04月13日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  まず、国連公海漁業協定について御質問いたします。  この条文の第六条の一に、海洋生物資源の保護及び環境汚染の保全のために、予防的な取組方法と書いてあるのですが、もしこれに従って、当該沿岸国によって科学的な根拠が希薄な状態の...全文を見る
○白眞勲君 次に、この条文の第十二条に取締りの件について書かれているわけなんですけど、そこでお聞きしますが、これって場合によっては実力行使というのも含まれるんでしょうか。
○白眞勲君 その場合、検査国が当方にとって納得のいかない取締りが行われた場合、我が国、どのように対応するのか、お聞きします。
○白眞勲君 ところで、これと少し関連してお聞きしたいんですけれども、昨年の十一月三十日に韓国の海洋水産部が発表したんですが、北朝鮮が一昨年、中国との五年間の共同漁労に合意し、一昨年の冬から百隻、中国の漁船、そして昨年は八百隻が日本海でイカ漁を始めたと。その影響でしょうか、二〇〇三...全文を見る
○白眞勲君 水産庁さんとしては承知していなくても、実際、韓国の報道では、こういうような実際にもう取れなくなってきているという報道がありますので、是非この辺は十分に調査していただきたいなというふうに思うんですね。といいますのは、当然イカというのは泳げますから、この件というのは単に北...全文を見る
○白眞勲君 是非、このイカ、私も大好きですから何とか、この沿岸の漁民の皆さんもこれから大変なことになるんじゃないかなと思います。本当にこれ、水産庁の皆さん、外務省の皆さんと手に手を取り合って、けんかしないで是非やっていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします...全文を見る
○白眞勲君 是非強く呼び掛けていただきたいと、いろいろなチャネルを通じて。特に中国なんですね。やっぱり中国は、特に環境に関する件については、この件のみならずいろいろと頭悩ます部分もあるんじゃないかなと思うんですね。  最近では韓国が、日本もそうなんですけれども、西日本で黄砂、麻...全文を見る
○白眞勲君 続きまして、拉致問題についてお聞きいたします。  政府は、この十一日に、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの娘キム・ヘギョンさんと韓国の拉致被害者である金英男氏が父と子の関係である可能性が高いと発表したわけですけれども、ここでお聞きしたいんですけれども、政府、外務省に...全文を見る
○白眞勲君 十二時半ごろに検査機関から結果がもたらされたんでしょうか、外務省に。
○白眞勲君 韓国側としましても、今回のこのニュースを受けまして、これから救出に向けて北朝鮮側に対して働き掛けるんではないかというふうに思うんですけれども、日本政府として当然、今までと同様だと思いますが、韓国側とは連携して、連携を取ってやっていかなければならぬと思うんですが、そこで...全文を見る
○白眞勲君 その連携の強化の方法についてはどうお考えでしょうか。その辺まではまだ決まっていないんでしょうか。
○白眞勲君 ここでポイントとなるのが北朝鮮側の出方だというふうにも言えると思うんですけれども、まあ、もちろん相手のいることだからよく分かりませんけれども、今までの対応から考えてみると、今回も例の遺骨の問題と同様、また日本側のでっち上げだなんというようなことを言われる可能性があるん...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、将来的にはその可能性もありというふうに見てよろしいんでしょうか。
○白眞勲君 そうしますと、続きまして、普天間の移設の件についてお聞きします。  普天間飛行場は以前から国連軍地位協定において、アメリカ軍の基地としての役割のほかに国連軍基地としての役割も担っているのはまあ余り一般には知られてないと思うんですけれども、今回、普天間飛行場の代替施設...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、今後どのような手順で国連軍地位協定の締結国に対し説明をするおつもりなんでしょうか。
○白眞勲君 続きまして、インドネシアの津波関連についてお聞きしたいと思います。  ちょっと一度確認したいんですけれども、昨年四月十二日の会合において、日本側にアルウィ大臣が何かお願いしたということはないんでしょうか。それに対して日本側が何かを答えということもないんでしょうか。そ...全文を見る
○白眞勲君 飯村大使とアルウィ大臣が昨年四月十二日に面会したときの公電というのは当然あるかと思うんですけれども、その公電はお出しいただくことはできますでしょうか。
○白眞勲君 つまり公電があるということですね。
○白眞勲君 JICSさんにお伺いしたいんですけれども、前回の私の質問において、十二月十四日にバンダアチェ復興支援庁のクントロ長官と担当者が面会をしたことの件について、この面会というのは元々アポなしでの面会、事前に約束をしていないで面会をした、つまり先方との次官との協議の席上、偶然...全文を見る
○白眞勲君 つまり、今回佐々木理事長さんが正式に初めてお会いしたということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 何で会ったんでしょうか。
○白眞勲君 いや、私が聞いているのは、何で会ったんでしょうかという、その理由を聞いているんですけれども。
○白眞勲君 前回の私の質問で、JICSの櫻田専務理事が、JICSがインドネシア政府のあくまでも調達代理機関という立場でございますので、実際問題として、なかなか私どもの立場ではお会いすることが難しいという側面があることは是非御理解いただければと思いますと御発言されているわけなんです...全文を見る
○白眞勲君 閣僚クラスだから会えなかったということは、何か余りにも自分を卑下し過ぎているんではないんでしょうか。閣僚だからこそ会う必要性が私はJICSさんとしてあるんではないんだろうかというふうに思うわけなんですね。というのは、JICSというのはインドネシア側と協議して緊急支援の...全文を見る
○白眞勲君 それでは、佐々木理事長は今回お会いしてクントロ長官とどんな話されたんですか。
○白眞勲君 何か御依頼は受けなかったんですか。
○白眞勲君 何で今ごろ来たんだということは言われませんでしたか。そもそも百四十六億円の支援が決定してから、困ると、今ごろ来ても困るんじゃないかということは言われなかったですか。私だったら、もし今、佐々木理事長さんがこの場でいらっしゃったら、私の立場からすればそういうの言っちゃいま...全文を見る
○白眞勲君 インドネシア政府が、バペナスとではなくバンダアチェ復興支援庁とやってくれということをそもそも言っているんではないかと思うんですけれども、今回そういったことについては、例えばそのバペナスとやって何でうちとやらないんだというようなことは言われませんでしたか。
○白眞勲君 そうすると、次にいわゆるJICSの行っているこの復興関連の入札につきましてお聞きしたいんですけれども、ほかの国々、インドネシアに対する支援をしているほかの国々は、その津波の件の入札についてはBRRの事務所でやっているんではないかと思うんですけれども、どうなんでしょうか...全文を見る
○白眞勲君 でも、ほかの国々がどこで入札をしているかというのは関心ないんですか。
○白眞勲君 救急車の入札の件について聞きたいんですけれども、この入札が一度流れましたよね。その理由は何でしょうか。
○白眞勲君 ちょっと確認したいんですけれども、つまりスペックが合わなかったから流したということですよね。つまり、その折、応札した各社というのは金額も入れた札を入れたんでしょうか。
○白眞勲君 つまり、そのスペックを先に審査した後に価格の競争をさせるということでよろしいですね。
○白眞勲君 続きまして、前回の放送局用の家具についてお聞きしたいんですけれども、これって普通の事務用机ですよね。この件について、前回の質問において最後時間がなかったので途中で終わってしまったんで再度またお聞きしたいんですけれども、十一社に対しファクスで通知をして、そのうち三社が応...全文を見る
○白眞勲君 これは、三月二十三日のODA特別委員会で、私の質問に対し会計検査院からこう言っているんですね。入札制度と申しますのは、端的に申し上げますと、入札参加者にその申込みに係る金額、いいですか、金額ですよ、金額、これを記入した札を投じさせて競争をさせる、そのうち最も有利な札を...全文を見る
○白眞勲君 それちょっと分からないんですけれどもね、一社で何でこれが価格の競争が成り立つんですか。もう一度お答え願いたい。非常に納得いかないんですけれども、お答えください。
○白眞勲君 答えになってないんです。何で一社で価格競争が成立するのかということを私は聞いているんです。もう一度お答えください。
○白眞勲君 これ外務省のホームページに載っているんですけれども、「JICSによる調達は、複数社間の価格競争の結果に基づいて行われており、」って書いてあるじゃないですか。今の御答弁と矛盾してませんか。これ、どうなんですか。もう一度お答えください。
○白眞勲君 今一社とおっしゃったじゃないですか。一社が価格の競争が成り立つっておっしゃったじゃないですか。今、外務省のホームページには「複数社間の価格競争の結果」って書いてあるじゃないですか。一社っていうのは複数じゃないですよね。
○白眞勲君 矛盾してるんですよ。  ちょっともう一度聞きますよ。ちゃんと納得いくお答えをお願いしたいんですよ。私、これ以上進めませんよ、これ。  「JICSによる調達は、複数社間の価格競争」って書いてあるわけですよ。一社でどうやって競争ができるんですか。それをお答えくださいと...全文を見る
○白眞勲君 今、佐々木理事長さんはスペックを先に審査しますとおっしゃったんですよね。そういうことですとおっしゃったじゃないですか。それで次に価格を競争させるとおっしゃったんです。つまり、スペックの検査では三社があったけど、検査で二社を落としたと。価格の競争をさせるといって、一社が...全文を見る
○白眞勲君 はい。
○白眞勲君 この続き、またやりますので、是非、ちょっと佐々木理事長さん、また、申し訳ないですが、御足労を願いたいと思います。よろしくお願いします。  ありがとうございます。
04月26日第164回国会 参議院 憲法調査会 第3号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  先ほどから議論になっております憲法改正国民投票制度における、速やかにこの制度を確立すべきだという御意見に対しまして一言申し上げたいというふうに思うわけなんですけれども、そもそもこの憲法改正論議が、私は、別に合意ができたわけで...全文を見る
05月09日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲です。  まず、国際民間航空条約改正議定書についてお聞きいたします。  この改正議定書は平成元年に作成されたということなんですけれども、国会提出まで何と十七年も掛かっていると。この件について衆議院外務委員会においては、委員数の増加に関しては...全文を見る
○白眞勲君 いや、私の聞いているのは、どのような働き掛けをしていたんですかということなんですよ、ほかの加盟国に対して。それについてお答えくださいというふうに言っているんですよ。もう一度お答えください。
○白眞勲君 いや、ですから、具体的にどこの国に対してどのように働き掛けたのか。アジアの国ということではなくてですね、どこの国に対してどういうふうに働き掛けをしたのかということをお聞きしているんですけれども、お答えください。
○白眞勲君 しているはずなんですけどね。どのような働き掛けをしたのかということは私は聞いているはずですよ、昨日の時点で。もう一度お答えください。
○白眞勲君 どのような働き掛けをしたかどうかが分からなければ、その十七年間ほっておいたという理由もよく分からないわけなんですね。結局、その十七年間、十七年後にこれがやっとここの、まあ何というか、国会の場に出てきたわけじゃないですか。その間の経緯について私はお聞きしたいということは...全文を見る
○白眞勲君 次に、国際水路機関条約改正議定書についてお聞きいたします。  この改正議定書の効力発生に必要な締約国数は五十か国だとのことですけれども、現在の締約国数というのは五か国しかない。  これ、外務大臣にお聞きしたいんですけれども、今後、早期の発効に向けて政府はどのような...全文を見る
○白眞勲君 是非早めの発効に向けて努力をしていただきたいというふうに思います。  続きまして、先日、日米両国政府が取りまとめました日米安全保障協議会、いわゆる2プラス2における米軍再編協議について御質問をいたします。  まず、防衛庁長官にお聞きいたしますけれども、ワシントンで...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、具体的に従来の枠組みのどこを変えたいというふうに防衛庁長官としてはお思いになっているんでしょうか。
○白眞勲君 そうしますと、有事になったときとか何かのことも今お触れになりましたけれども、当然日米共同作戦計画も含まれるということで認識してよろしいですね。
○白眞勲君 つまり、その日米共同作戦計画は今後スピードを上げてやっていくという認識でよろしゅうございますね。
○白眞勲君 そうしますと、当然使用する道路や港、空港、医療施設など、具体名を挙げなければこれ進まなくなってくるんではないかなというふうに思うんですけれども、この件に関して該当施設というか、に対しては策定決定前に了解を得ていかなければいけないということも作業として当然必要になってく...全文を見る
○白眞勲君 あと、アメリカのラムズフェルド国防長官が今回この記者会見のときに、今回の合意で満足するわけにはいかないというふうにお話しされたということですけれども、長官としては、どこの部分が満足していないというふうにラムズフェルド長官は考えたと思いますか。
○白眞勲君 私の認識というかマスコミも、このラムズフェルド長官の今回の合意で満足するわけにはいかないというのは、紙での合意ではなくて実際に実践してくれるのかどうかという部分での満足度が違うんじゃないのかなと、ちゃんと金で払ってくれるのか、金を支払ってくれるのかという部分の満足度じ...全文を見る
○白眞勲君 いわゆる日本側が負担する今後グアムの移転経費とかその他いろいろなものだというふうな意味です。
○白眞勲君 その件に関しまして今まで地元住民への十分な説明が一貫して後回しにされてきた。この後回しにした理由というのは何なんでしょうか。
○白眞勲君 この再編にかかわる日本側の総負担額というのは、ローレス国防副次官が二百六十億ドル、三兆円と、びっくりするような金額を提示したんですけれども、それに対して政府の安倍官房長官は途方もない額とお話しされた。長官はこの金額はやっぱり驚いているんでしょうか。
○白眞勲君 私聞いているのは驚いたかどうかという話なんですね。
○白眞勲君 私聞いているのは驚いたかどうか聞いているんであって、何か交渉しましたとかいう経緯を聞いているわけじゃないんで、結局やっぱり驚いてないということを一生懸命お話ししてくださっているんだなというふうに、私としては印象として持ちましたけれども。  麻生外務大臣は、この三兆円...全文を見る
○白眞勲君 先日のテレビで防衛庁長官が、在日米軍再編の最終報告に盛り込まれた日本国内の基地再編に伴う施設整備費について、二兆円も三兆円も掛かることではないというふうにお話しされたんですけれども、だったら幾らぐらい掛かるという御認識なんでしょうか。
○白眞勲君 ただ、四月二十四日に防衛庁守屋事務次官がグアムの移転経費を除き八年間で二兆円と試算していると、こう発言されているんですね。今試算ができていないというふうにおっしゃいました、長官は。これ矛盾していますけれども、その件についてどういう明確な御説明をしていただけるんでしょう...全文を見る
○白眞勲君 全体的なイメージでも、二兆円と試算しているというふうにお話ししているのに、なぜこれはイメージなんでしょうか。今、二兆円も三兆円も掛かることはないということをもう一度、額賀長官が今おっしゃったにもかかわらず、片や事務方のトップである方は二兆円と試算しているとはっきりとお...全文を見る
○白眞勲君 ですから、守屋事務次官と同じ話をしているんじゃないんでしょうか。
○白眞勲君 グアム移転経費を除きとはっきりと守屋事務次官はおっしゃっているんですよ。ですから、これは私は矛盾していないと思うんですけれどもね、いわゆる守屋事務次官と、今、額賀防衛庁長官がお話ししていることは、全く一緒の話をしながら金額が違うんですよ。これについてどうなんですかとい...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、今言った地域の振興費や思いやり予算を含めると二兆円、三兆円は掛かるということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 でも、思いやり予算だけでも六千億円ですよね。そうすると二兆円、三兆円も掛かることがないと言いながらも、思いやり予算を入れればこれは普通に二兆円を軽く突破するというのが一般的な考え方だと思うんですけれども、長官、いかがでございますか。
○白眞勲君 今回、最終報告の中に記述された海兵隊のグアム移転経費の日本側負担分については六十・九億ドルという数字で、長官は積み上げ方式ということで決めたということらしいんですけれども、当然根拠があってその数字というのははじき出されたと思います。  その中で、四月二十八日に衆議院...全文を見る
○白眞勲君 全然私の聞いたことに答えになっていないですよ。  八千百六十万円は、確かに二十五・五億ドルです。数字は今おっしゃいました二十一億ドルというふうに考えても、これ計算すると一戸当たり七千万円になっちゃうんですよ。建築費で七千万円なんですね。これ相当な金額だということは間...全文を見る
○白眞勲君 合理化を図っていくって、これはまずこの話合いをするときに、ある程度それは戸数が決められているんだったらば、金額幾らぐらいということは、その辺りのグアムの相場ということを考えてやっていくべきなんではないんだろうかというふうに思うんですね。  私も、この件について現地の...全文を見る
○白眞勲君 いや、ですから、プール付きって向こうが要求したらプール付きにするんですか。
○白眞勲君 これは、国内で海兵隊の司令官用の住宅というのが大体二百四十平米ぐらいじゃないかと言われているんですよ。そうすると、これは百十坪いかないですね。百十坪ということは、何ですか、三百三十平米、じゃないや、三百六十とか七十になりますよね。ですから、これ、平均がですよ、平均でも...全文を見る
○白眞勲君 ハクだから博識というのはまあ有り難いことなんですけれども。  でも、プール付きかどうかというのも、結構やっぱり一般国民からすりゃこれはちょっと驚くんですよね。今、長官は全然御否定されていませんよね、それについて。プール付きはとんでもないよねとかいう話は全然しないわけ...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、相当、額安くなりますね。
○白眞勲君 それから、これは返してもらうということですよね、家賃だということなんですけれども。これは例えば、これ八千万円の返済で金利二%ぐらいでざっと計算すると、毎月二十万円、これ家賃払ったとしても六十年近く掛かるんですね。六十年もたったら、これ、家つぶれちゃいますよ、普通、大体...全文を見る
○白眞勲君 今、長官のお話聞いていると、全然まだまだこれは道半ばというようなイメージしか持たれないんですね。精査精査とか、話し合ってとか、これからとかいう言葉ばっかりが多分これから議事録見ると何個も出てくるんじゃないかと思うんですよ。もう一度これは精査する必要性があるんじゃないか...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、なぜこの普通の事務用の家具を、アチェから飛行機で約二時間ですね、ジャカルタまで、これ、日本でいうと福岡から北海道にまでの距離に匹敵するかもしれないような遠いところで調達するのか、理由がよく分からないんですね。要するに、奥尻島の津波の際に福岡で普通の家具を調...全文を見る
○白眞勲君 じゃ、実際にこれを調達した会社というのはバンダアチェとかメダンに事務所があるんですか。
○白眞勲君 それをやっぱりきちっと私は精査していただきたいと思うんですね。  やはり、バンダアチェで津波が起こったと、こういう事務用の机等については十分にバンダアチェでも調達できる、それだったらそこでお金を落としてあげるのが筋なんじゃないのかなと私は思うんですけれども、その辺に...全文を見る
○白眞勲君 今、インドネシア政府と協議したということですけれども、インドネシアのどこと協議して十一社を選定したんでしょうか。
○白眞勲君 情報省が、そうすると十一社を提示したということなんでしょうか。
○白眞勲君 私、実際先方のバンダアチェ、地元のラジオ局、これは調達された荷物が届いたラジオ局に行って幹部の方に聞いたんですけれども、この程度の家具ならばアチェ市内で安く調達可能だと言われちゃったんですね。大体百万円だということですけど、彼らが調べたら、四十五万円ぐらいでアチェで調...全文を見る
○白眞勲君 まあこの辺は認識の違いだというふうに思いますけれどもね、たかが百万円程度のことで何でこうやって白はしつこくこの佐々木理事長さん、皆人件費の高い人たちを呼ぶのかというふうにも思われるかもしれませんけど、要は、調達した相手はやはりマスコミなんですね、現地の。で、マスコミが...全文を見る
○白眞勲君 これは、例えばアチェ、この津波というのはちょっと地震と違うなというのは、私も印象としてあるのは、流されたところは流されて大変な被害なんですけれども、流されていないところは全然、まあ被害ないわけなんですね。ですから、例えばメダンとかなんかでしたらば全然被害はないというと...全文を見る
○白眞勲君 ここに私、紙一つ持ってきたんですけれども、前もって事前にこれ通告して、この紙あるよって、この紙、御認識あると思うんですけれども、これに書いてある、この紙って一体何ですか。
○白眞勲君 もう一度ちょっと。インドネシア政府で何とおっしゃいましたか。
○白眞勲君 つまり、日本政府側が作成した紙じゃないということですね。
○白眞勲君 もう一度お聞きしますが、インドネシア政府側が作成したんであって、日本政府側が作成したわけではないということですね。
○白眞勲君 今ちょっと、ちょっと違うんじゃないですか。  今、インドネシア政府側が作成したというふうに言っていて、今度は原案が作成はインドネシア政府側だというふうにおっしゃったんですけれども、どういうことなんですか。もう一度お聞きしたいんですが。
○白眞勲君 そこで、もう一つお聞きしたいんですけれども、三億一千百万円がこれJICSに入金されたという事実はないですか。
○白眞勲君 昨年の五月にJICSの当時の総務課長さんが週刊誌に対して、この手数料三億一千百万円は既に受け取ったというふうに話をしたとのこともあるんですけれども、そういった事実というのはないということですね。
○白眞勲君 以上です。
05月23日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  まず、この法律案の質問の前に先立ちまして一点お聞きしたいと思うんですけれども、先ほど山本委員からも御指摘のありました北朝鮮のテポドンミサイルの状況について、現時点での状況について防衛庁長官、御説明願いたいと思います。
○白眞勲君 そうすると、この前の報道以降、お話ししたくないということになっちゃったわけですか。
○白眞勲君 つまり、今も差し迫った状況ではなくて、引き続き注視していくということでよろしゅうございますか。
○白眞勲君 防衛庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、まず全体のことについてお聞きしたいと思います。  長官は、例の官製談合事件をきっかけに防衛施設庁を解体するとおっしゃっているわけですが、その方向で新しい組織づくりの作業も進めているとも答弁されているわけですね。で、平成...全文を見る
○白眞勲君 分けて考えていただいたら分かりやすいとおっしゃるんですけど、やはり施設庁が今度統合されるとなると、当然それは内部部局とか装備本部とか、そういったものについてもある意味私は影響を受けていくんではないんだろうかというふうにも考えているわけなんですね。その辺は、ただ認識の違...全文を見る
○白眞勲君 そのライフサイクルを見据えたコスト管理ということですけれども、具体的に何%コスト削減ができるのかという質問に対して、これはまた御答弁されているんですね、もう実際に。それを見ると、どれだけ実現できるかというのはまだで、これから研究していきたいと答弁されているんですよ。そ...全文を見る
○白眞勲君 ですから、私は申し上げているのは、まずはそういったものをもっとよく研究してからその組織というものの在り方というのを考えていくというのが私は普通の筋だというふうに思うわけなんですね。  今、研究していくんでしたら、当然これプロジェクトチームとか、そういったものを内部で...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、私、これは防衛庁長官にちょっとお聞きしたいんですけれども、私は、以前、これはこの委員会で質問した武器調達において、海外においてはオフセット取引というものが一般的に行われているわけなんですね。それについて、今プロジェクトチームで、ライフサイクルコストの削減...全文を見る
○白眞勲君 正に今御指摘のように、やはり武器輸出三原則とか、そういった絡みがありますから、これをそのまま持っていくことは不可能かもしれません。しかし、やはりもうともかく限られた予算の中でいかに充実した装備を造っていくのかということは、もうこれはやはり考えていかなきゃならないことだ...全文を見る
○白眞勲君 私が申し上げているのは、それぞれがチェック機能を持っているのはいいんだけれども、結局それがたらい回しになって何が何だか分からないということにならないのかなと。最終的に責任者は防衛庁長官ですよということになっちゃうとそれはちょっとどうなのかなというふうに思うんですけれど...全文を見る
○白眞勲君 今の内局における監査・監察部門がどちらかというと統括しているようなイメージをおっしゃっていましたよね。それでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 今、内部部局にある監査・監察を行う組織がある、今度つくる、そこの部分がどちらかというと統括的な意味合いを持っているということでよろしいですね。
○白眞勲君 これ、実は防衛施設庁入札談合再発防止に係る抜本的対策と、こういうこのいわゆる、何ですか、この前の官製談合においての木村副長官が委員長として、これ四月二十七日に報告書の概案出ているんですけれども、その十四ページに、「組織」という項目の中にこう書いてあるんです。ちょっと読...全文を見る
○白眞勲君 それ全然矛盾しているじゃないですか。内部部局に監査・監察は置かないで切り離して独立するって書いているじゃないですか、こちらの文章には。今はそうじゃないようなことをずっと言っていたじゃないですか。それは何ですかということなんですよ。ちぐはぐじゃないですかということで、全...全文を見る
○白眞勲君 全然、私ははっきり、小島さんの言っていることよく分からないんですけれども、内部部局には置かないといって書いているじゃない、独立した存在となっているということになっているじゃないですか、この報告書になると。今、内部部局に監査・監察機構を置きますとおっしゃったじゃないです...全文を見る
○白眞勲君 いや、私が申し上げているのは、ここに内部部局から独立して監査・監察機能をやっているというふうに、やるべきだということをここで報告書で書いているにもかかわらず、今回の法律案では内部部局に監査・監察機能を置くんだと書いてあるから、それが矛盾していませんかということを言って...全文を見る
○白眞勲君 ちょっとまだ私自身、この問題については不思議で不思議でならない部分であります。  じゃ、もう一つ、ちょっとこの報告書概案で木村副長官にお聞きしたいんですけれども、この報告書の概案の一番最後に「おわりに」という項目の一番最後の部分に、これ読みますと、引き続き、防衛庁と...全文を見る
○白眞勲君 私がお聞きしているのは、自衛隊は政治的に中立ですかどうかということを聞いているんですよ。それについてお答えください、事務方の方。
○白眞勲君 いや、ですから、聞いているのは、自衛隊は政治的に中立かどうか聞いているんですけれども。
○白眞勲君 大した難しい質問しているつもりじゃないんですけれども。自衛隊、自衛隊は政治的に中立かどうかを聞いているだけなんですけれども、ちゃんとお答えください。
○白眞勲君 当たり前の御答弁、本当にありがとうございました。  そうすると、自衛隊を所轄する防衛庁も、私は、政治的に極めて中立的な意味合いが私は必要だというふうに思うんですね。  木村長官にちょっと、じゃ、副長官にお聞きしたいと思うんですけれども、過去に防衛庁が出したこのよう...全文を見る
○白眞勲君 私は、もちろんそれはいろいろな方の意見を聞くってこれは当たり前のことなんですけれども、この報告書の中に活字で自民党だ、公明党だということを書かれるということ自体が、あれっというふうに思う人たちだっているわけなんですよ。私はそれを感じて、ちょっとこれは私は軽率なんじゃな...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、この五名の方々は、この最後の公明党とか自民党と書いてあるこの文章については了承されていたんですか。
○白眞勲君 じゃ、ちょっと委員長にお願いしたいと思いますけれども、この五名の方々が最後の部分、了承されたかどうかをもう一度確認していただきたいと思いますので、よろしくお取り計らいのほどをお願い申し上げます。
○白眞勲君 次に、今般の在日米軍再編等についてお聞きしますけれども、先日の当外交防衛委員会で配っていただいた防衛庁長官発言に関して、同僚議員の質問に対してお答えされていますけれども、もう一度、長官にお聞きいたします。  この前の紙では、この前というか、その紙では、守屋次官の発言...全文を見る
○白眞勲君 この既に負担している経費という部分がこの前も話題になったわけですけれども、先日、長官は思いやり予算のことだと、大部分がというようなニュアンスのことをおっしゃったんですね。  思いやり予算というものもやってますねと、これは長官がおっしゃった言葉ですけど、それに加えて今...全文を見る
○白眞勲君 常識的に考えましたら、前回のこの防衛庁長官発言の文章の中に、二兆円の中に既に負担している経費が含まれているというふうに思えるわけですけれども、その辺は長官はいかがなんでしょうか、もう一度お聞きします。
○白眞勲君 いや、それはもちろん二兆円という数字は十分に負担が大きいのは分かるんですけれども、この文章を見ると、既に負担している経費がこれは思いやり予算だと、再編に伴う新たな経費も負担するという、この二つのがあるから二兆円なんじゃないかということで、その間に挟まっているんだという...全文を見る
○白眞勲君 もう一回ちょっと説明してくれませんか。笑いながら説明されちゃうと、ちょっと私も分からないんですけれども、やっぱりおかしいと思っているから笑っているわけでしょう。
○白眞勲君 じゃ、もう一度お聞きします。  このグアム移転経費、私は、この前の話ですと、この二兆円の中にいわゆる思いやり予算は含まれてないんだという明快な御答弁をされましたけれども、この文章、防衛庁長官発言の中には、二兆円というのは、既に負担している経費に加えというのが入ってい...全文を見る
○白眞勲君 入っていないんですか。もう一度お聞きします。
○白眞勲君 つまり、この文章でいいますと、グアム移転経費に関連しての後の、既に負担している経費に加えというのは、これは除いてもいいということなんですか。
○白眞勲君 そうしますと、これは五月十二日に参議院本会議で浅尾慶一郎委員の質問に関して、この件に質問に関して、防衛庁長官、額賀さんがこうおっしゃっているんですね。  我が国はグアム移転経費だけではなく、同じことですね、ここまではね、国内でも大きな負担をしていることを米国に伝えて...全文を見る
○白眞勲君 じゃ、もう一回読みますよ。我が国はグアム移転経費だけではなく国内でも大きな負担をしていることをというふうに言っているんですね。国内でも大きな負担をしているという現在進行形なんです。今現在していることを米国に伝えていることを分かりやすくイメージ的に話したものだというふう...全文を見る
○白眞勲君 ですから、正にそのとおりなんです。正にそのとおりだと思うんです。ですから、思いやり予算はこの中では負担しているということを言っているわけですから、結局、二兆円の中には負担している思いやり予算を入れているという御答弁をされているじゃないですかということなんです、私は。で...全文を見る
○白眞勲君 いや、正にそのとおりでございます。  これは浅尾慶一郎氏が二兆円について聞いているわけですよ。それに対して長官は誠実にきちんとお答えになっていて、そこには国内でも大きな負担をしていることを米国に伝えて交渉してきたというふうに、思いやり予算を入れて交渉してきたというこ...全文を見る
○白眞勲君 でも、今国内でも大きな負担をしているのは、国内の米軍の基地の負担だというふうにおっしゃったじゃないですか。違いますか。
○白眞勲君 今は、これから将来掛かることを負担というふうに言っていないんです、これは。  国内でも、もう一度申し上げます、国内でも大きな負担をしていることをというふうに言っているんですよ。その前に、我が国はグアム移転経費だけではなくと言っているんですけれども、その後に、国内でも...全文を見る
○白眞勲君 今、だって、その前に長官は、これは国内での基地負担だっておっしゃった、つまり思いやり予算だということをおっしゃっているじゃないですか。今になったらまたそれは、じゃ、思いやり予算はこの中に入っていないんですか。
○白眞勲君 じゃ是非、委員長、これ、質問の中身を点検してまたお答えいただきたいというふうに思います。
○白眞勲君 そうしましたら、今回、在日米軍再編関連経費の財源についてお聞きしたいんですけれども、中期防の見直しということにならないのかなというふうに私は考えているんですけれども、財務省にまずお聞きしたいと思います。  中期防に上乗せにならないようにするとたしかお答えになっている...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、財務省にお聞きしたいんですが、要するにこれは、もしかしたら中期防を見直すことも念頭に置いているんだということを意味しているということでいいんでしょうか、財務省は。
○白眞勲君 ですから、私が聞いているのは、中期防に上乗せにならないようにするというふうに言っているわけじゃないですか、する必要があると考えているということは言っていらっしゃるわけですよね、財務大臣が。現在の中期防衛力整備計画に上乗せにならないようにする必要があると考えておりという...全文を見る
○白眞勲君 いや、私が聞いているのは、必要があるというふうに考えているというふうにおっしゃっている以上、これは中期防の見直しというものも念頭に置いていると、考えの一つとしてあるのでしょうかということを御説明いただきたいというふうに聞いているんですよ。お答えください。
○白眞勲君 ですから、私が申し上げているのは、今、前提条件は分かっていますけれども、その中に中期防衛力整備計画に上乗せにならないようにする必要性があるということを言っているということは、中期防衛力整備計画についても何らかのメスを入れるというか、考えを入れて、そこに手を入れるという...全文を見る
○白眞勲君 何で答えてくれないのかさっぱり分からないんですけれども、私は。  じゃ、長官、余り時間もあれですから、これ、こういうことを財務大臣が言っているということに対して長官としてはどういうふうにお考えでしょうか。
○白眞勲君 あるいは、予算、限られた予算の中でやはり装備面に手を付けるというものが、何か報道ではちょっと、中期防というものに手を付けなければいけないんじゃないかというような報道なんかもちらほら見えるんですけれども、それにつきまして長官としてはどういうお考えでしょうか。やはり装備面...全文を見る
○白眞勲君 私、個人的には、やはりアメリカ軍の引っ越し代とか何かでお金を使うと。お金を使うのは、いい悪いはまたそれは別の議論がありますけれども、その引っ越し代のために肝心かなめの日本の防衛力が何らかの形で低下するというのも、これも何か困った話だなという部分はあるんですけれども、そ...全文を見る
○白眞勲君 いや、私の意見を、私は今日聞いているわけでございまして、長官はどうお考えなのかなというふうに思っているんですけれども。
○白眞勲君 ありがとうございます。  そうしましたら、その次の合意文書の文言についてお聞きしたいと思うんですけれども、今まで極東という言葉がいろいろな面で使われていたわけなんですけれども、今回の文書を見ると極東という言葉は一つもなくて、アジア太平洋地域という言葉が逆に随所にちり...全文を見る
○白眞勲君 いや、私がお聞きしているのは、アジア太平洋地域はどこを指すと御認識されているのかなということなんですけれども。
○白眞勲君 私、具体的にどこを指すのかなと聞いているんですけれども。それじゃ、ちょっと、もっと具体的に言いますと、グアムというのはアジア太平洋地域に含まれるんでしょうか。
○白眞勲君 再編実施のための日米のロードマップの中身についてお聞きしたいんですけれども、その中にアメリカ陸軍司令部能力の改善という項目がありまして、キャンプ座間のアメリカ陸軍司令部は二〇〇八年アメリカ会計年度までに改編されると書いてあるわけですけれども、これはアメリカ第一軍団司令...全文を見る
○白眞勲君 アメリカ第一軍団司令部、第一軍団は太平洋からインド洋に至るアメリカ太平洋軍の責任地域に展開して様々な軍事作戦を遂行すると、イラクにも行っているという状況だと思うんですけれども、これって日米安保の枠外ではないんでしょうか。
○白眞勲君 そうすると、第一軍団の司令部はそのままシアトルにはこれからは残らなくなるんですか。
○白眞勲君 そうしますと、今度来る、座間に来る人たち、来る司令官は中将ですか。
○白眞勲君 今回、ミサイル防衛の項目ですね、このロードマップの中の、中間報告に記述がなかった弾道ミサイル防衛のSM3についての、前回中間報告には記述があったSM3が今回なくなっちゃったんですけれども、なぜなくしたんでしょうか。
○白眞勲君 そうすると、ミサイル防衛についてちょっとお聞きしたいんですけれども、今回、日本は、アメリカとSM3ブロック2というミサイルの共同開発を計画しているというんですけれども、それでいいんでしょうね。
○白眞勲君 つまり、SM3ブロック2というミサイルを計画するわけではなくて、それを基礎にもう一つ新しいミサイルを計画するんですか。
○白眞勲君 このミサイルなんですけれども、アメリカ海軍のミサイル開発の幹部がこの前テレビに出ていたんですけれども、このSM3ブロック2というのはICBM用だと、大陸間弾道弾を撃ち落とす、迎撃するものなんだというような話が出ているんですけれども、大陸間弾道弾というと、これは日本の上...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、アメリカと一緒に共同開発しているけれども、日本用に造っているんだという話なんですけど、それってよく分からないんですけれども、もう一度御答弁願いたいですけれども。
○白眞勲君 ですから、私がお聞きしているのは、SM3ブロック2というのはICBM用に造っているわけですね。それが日本の地域に、日本の防衛地域に配備された場合に、これICBMかどうかというのは判別して撃ち落とすということもあるんじゃないか。そしたら、それは集団的自衛権の行使に当たっ...全文を見る
○白眞勲君 このミサイル防衛に関しまして、今千葉に設置されているFPS—XXレーダーを今年から配備させるということも聞いているんですけれども、それは事実ですか。
○白眞勲君 違います。XXレーダーの方ですよ。
○白眞勲君 今年から配備させるというのは違うんですか。
○白眞勲君 そうしましたら、続きまして、日本国際協力システムさんにお伺いしたいというふうに思います。  まず、前回お聞きしました放送局用家具について御答弁されたわけなんですけれども、その際、予定価格を決める際に市場の状況などを調べた上で決めるのでそんなに高い価格にはなっていない...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、佐々木理事長さん、その折に、私が何でジャカルタでそろえなければならないのかというふうに、質問に対しまして、業者はジャカルタの業者ですが、その業者がメダンとかバンダアチェで現物を調達することも可能とおっしゃっているわけですね。もしそういう認識を持っているな...全文を見る
○白眞勲君 この家具の調達において、十一社の業者を決める際、情報省から情報をいただいたという御答弁をされたんですけれども、そのリストにはファクス番号や担当者名も書いてあったんでしょうか、それとも業者名だけが書いてあったんでしょうか。
○白眞勲君 そうしましたら、去年の十月に、この家具の業者の選定について外務省が私への答弁で、大手の業者というとある程度限られているということで、主要な業者を網羅して出したものと話しているわけなんですね。つまり、そうしますと、何かまるでその折のお話というのは、私はJICSの独自の判...全文を見る
○白眞勲君 これちょっと大きな問題だと私は思っているんですね。インドネシアの法律ですと、インドネシア側がこのような業者の選定にかかわって推薦すると汚職になる可能性があるということを私聞いたことがあるんですよ。つまり、具体的に、そうしますとインドネシア情報省のどの部署のだれがリスト...全文を見る
○白眞勲君 じゃ、質問変えまして、JICSは、インドネシアでこういう形で家具を調達するといった場合、インドネシア情報省とのやり取りをやった場合に、汚職になる可能性があると認識して行ったんでしょうか。
○白眞勲君 ですから、私が聞いているのは、汚職になる可能性があると認識していたのかどうかということなんですけれども。
○白眞勲君 前回の私の質問の中で、このインドネシア側が作成した紙、これ前と一緒のやつですけれども、についてお聞きしたんですけれども、これ見ると、テレビとラジオ局の品物については、これ情報省って書いていないんですよ、ここに、右側に。また見ていただければいいんですけれどもね。テレビ局...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、上部が出ているから、これ上部と相談したんだということなんですね。
○白眞勲君 二〇〇五年四月の十二日にインドネシアのアルウィ大臣と日本側の飯村大使、渡邉公使が面会したときに、この書類というのは日本側から出された書類なんでしょうか。
○白眞勲君 そうしますと、これは日本側の渡邉公使、飯村大使が持ってきた資料ということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 そうしますと、その場における、何でこの資料をインドネシア側から出てきた資料なんですということをアルウィ大臣に説明したんでしょうか。
○白眞勲君 あと三億一千百万円についてJICSさんにお聞きしたいんですけれども、これは一度JICSにこの金額が入金されたということはありませんか。
○白眞勲君 質問を終わります。ありがとうございました。
05月31日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  まず、先日のインドネシア・ジャワ島中部を襲った地震におきまして、多数の被災者の皆様に対し、謹んでここでお見舞いを申し上げます。  さて、ここで今回の地震につきまして、日本政府が緊急無償資金協力として拠出することにした約一千...全文を見る
○白眞勲君 そのほかに約二千万円相当の緊急支援物資を送るということですけれども、この違いというのはどこにあるんですか。
○白眞勲君 実は私、昨日までインドネシアに行っておりまして、日本が緊急無償支援資金協力として一千万ドルを拠出したというニュースというのは現地の方々ももう知っておりました。そういった面では非常に印象深いなということだと同時に、やはり私たちはアジアの友人としましてこのような対応という...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、百四十六億円の中から八十二億円が取りあえず行き先が決まっていると、で、実際に支払われた金額、百四十六億円のうちの三十二億円しかないということだと思うんですね。そうすると、百四十六億円の中から八十二億円を引いた約六十億円というものは今どうなっているんでしょ...全文を見る
○白眞勲君 いや、私聞いたのは、その約六十億円ですね、残っている六十億円というのは今どこにあるんでしょうか。
○白眞勲君 JICSさん、いらっしゃると思うんですけれども、現在その残りの六十億円、約六十億円、それと支出が完了まだしていない、支出していないお金も大分ありますよね。三十億円としてまだ約百億円、まだ百億円ぐらいがJICSの口座に眠っているというか、置いてあるという形になりますよね...全文を見る
○白眞勲君 もう一年以上たっているのに六万円しか付いてないんですか、もう一度お聞きいたします。
○白眞勲君 でも普通は、いわゆる普通の会社でいう当座預金ということですよね、そうしますと。そうすると、これ百億円が一年間以上も眠って、これ国民の税金ですよ、これも、さっきの黒岩さんの話じゃないですけれどもね。実際にこうやって支払われる金額がまだ残り、それだけのものが残っていて、こ...全文を見る
○白眞勲君 やっぱり、支出にしても何月何日に支払うということが決まっているのと、それが大体このぐらい、三か月後だな、六か月後にこれは払われる金額だなというのが決まれば、その間は私は普通の、例えば麻生大臣だって百億円もし持っていらっしゃったら、それを当座預金に入れないで、三か月だけ...全文を見る
○白眞勲君 いや、私は別に株式みたいに非常に危険なものに運用しろと言っているわけじゃなくて、元金保証とか、そういったところのそういう定期に入れるくらいのことはやってもいいんじゃないかということを申し上げているわけなんですね。  その辺は是非これからよくやはり工夫していただいて、...全文を見る
○白眞勲君 質問通告していますよ。
○白眞勲君 皆さん、今お聞きになったと思うんですね。一昨年の十二月の津波、それの一月に百四十六億円が決まって、実際に医薬品がすべて届き、七月から契約を始めたんですよ、六か月後に契約を始めて、医薬品の、それで九月にすべての医薬品が出されたと。当然、何かの理由があってそういうふうにな...全文を見る
○白眞勲君 初めて聞いて、多分驚かれた部分もあるんじゃないかなというふうにも思うんですけれども、今、一応一千万ドルですよね。たしか一千万ドル決めているということですけれども、今後、追加ということは考えているんでしょうか。その辺につきまして官房長官、お答えいただきたいと思います。
○白眞勲君 是非、本当によく検討していただきたいと思うんですね。  一応二千万円相当の品物というのをすぐに、迅速に対応されたということはいいかと思いますし、また、自衛隊ももう入ったということも聞いております。そういう面では非常に迅速に動いているなというふうにも思うんですけれども...全文を見る
○白眞勲君 その中で、前回の、私、このODA特別委員会で財務省の竹本副大臣が、一昨年のこの津波に関しまして、インドネシアのこの津波に関連して、財政面において、このインドネシアの財政面において十分配慮しながらこれから対応していきたいというふうに御答弁されているんですね。  財務副...全文を見る
○白眞勲君 是非、今後またよく配慮して前向きにこの辺りの検討というのをしていただきたいというふうに思っております。  今お手元にお配りしました資料をごらんいただきたいと思うんですけれども、まず三枚目の方から行きたいなと思っているんですけれども、英語で書かれているように見えるけど...全文を見る
○白眞勲君 ほかの方は、想定といっても相当大ざっぱな表なんですよ。JICSさんのフィーだけがぴたっと決まっているんですね、これ。  ですから、普通は、私は表として書くんであるならば、この横にJICSフィーがそれぞれのあれによって二%ですよということを書いて、最後にこんなになりま...全文を見る
○白眞勲君 何かあると、何かインドネシア側がやったからさというような感じのニュアンスしかちょっと取れないんですけれども、じゃ、この資料を持って、四月の十二日に日本大使館の渡邉公使、あるいは外務省さんが言うには飯村さんも、飯村大使も一緒だったということなんですけれども、四月の十二日...全文を見る
○白眞勲君 そこで、このお手元の一枚目と二枚目の資料を見ていただきたいと思うんですが、これは外務省のホームページの資料なんですけれども、特に二番目、三番目ですね、ごめんなさい、三番目のところが、この資料①はこれ二月の二十七日の時点では、ちょっと読みますと、昨年四月の十二日、インド...全文を見る
○白眞勲君 恐らく佐藤局長、今もおっしゃったように、承知しておりません、聞いておりませんということだと思うんですね。これもう佐藤局長のお立場からすれば、聞いても、向こうからそう言われたらそう答えざるを得ないと私は思うんですよ。  で、公電もあるということですから、是非公電の方、...全文を見る
○白眞勲君 ですから、その公電を出してくださいと言っているんですけど。
○白眞勲君 公電あるというふうに前回の外交防衛委員会でおっしゃっているじゃないですか。公電出していただきたいと思うんです。お見せいただくことはできないんですか。──じゃ、委員長、是非これをお願いいたします。
○白眞勲君 実は、私、皆さんのお配りしたペーパーとはちょっと違うんです。ここにこう書いてあるんですけれども、ここに、実はアルウィ大臣が自分の字で書いたやつなんです。それを持っているんですよ。そこには、ニューVOCトレーニングというふうにここにちゃんと書いているんですね。それで、そ...全文を見る
○白眞勲君 つまり、私が申し上げているのは、問題は、これは相手国の大臣の執務室で日本の大使の人間が、日本大使館の人間が話した、そして、それに対して向こうの大臣が要望についてそのままになっているというのは非常に外交的な非礼を伴うことではないかなというふうに、もしこれが本当であるなら...全文を見る
○白眞勲君 前向きな御答弁、本当にありがとうございます。  それで、最後にちょっと会計検査院に、あとちょっとだけお願いしたいんですけれども、今も黒岩委員からもありました。やはりこういった問題、ほかにもいろいろなやっぱりODA、この関係について調査しなければいけないことは一杯ある...全文を見る
○白眞勲君 最後になります。  官房長官にちょっと最後にお聞きしたいんですけれども、私、こういった今、黒岩委員の問題点というのも指摘されました。やはりこれは政府として、やはり外務省の組織ももちろんそういったもので、あるいは会計検査院も頑張っているという中で、政府として官房の中に...全文を見る
○白眞勲君 終わります。
08月11日第164回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  まず、イラク特措法基本計画の変更について外務大臣にお聞きいたします。  イラクでの航空自衛隊の活動の拡大については国連のアナン事務総長が頼んだとのことですけれども、具体的にアナン事務総長がバグダッドやエルビルまで飛ばしてく...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、アナン事務総長が実際にバグダッドとエルビルという話をしたということですね。
○白眞勲君 次に、飛行機に乗せる兵士なんですけれども、完全武装の兵士も含まれるんでしょうか。
○白眞勲君 武装というのは、まあいろいろあると思うんですね。小銃を一丁持っている場合も武装だろうし、相当な装備を持っても武装は武装だと思うんですけれども、その辺りのどこまでを、まあいわゆる完全武装というんでしょうかね、そういうものについての何か基準というのはあるんでしょうか。
○白眞勲君 安全確保のための活動において実際に運ぶ際に、だれの依頼でどのような形で運ぶ形になるんでしょうか。
○白眞勲君 そうしますと、そこで多国籍軍からの要請の中には、場合によってはそういう武器弾薬ということも含まれるわけですね。
○白眞勲君 そうしますと、例えばそこに箱で、多分こん包された箱が具体的に言いますと来た場合に、それの中身は確認しないでそのまま乗せてしまうということなんでしょうか。
○白眞勲君 いや、私が聞いているのは、きちんと調べているのかどうかということなんですけれども。
○白眞勲君 そうしますと、場合によっては武器弾薬も含まれるというふうにはなりませんか。
○白眞勲君 アメリカのブッシュ大統領は、さきに訪米したマリキ首相と会談した際に、バグダッド治安強化のために兵力の増強を合意したということなんだそうですけれども、自衛隊の航空機がその兵士をバグダッドに送るということはないですね。
○白眞勲君 今さっきも浅野委員からお話があったんですけれども、航空自衛隊の撤収要件についてお聞きしたいんですけれども、米軍の司令官が議会の公聴会で内戦に直面している等の発言が今もあったということありましたけれども、これは内戦ということになったら撤退ということでよろしゅうございます...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、その内戦の定義というのはどういうふうになっているんですか、日本政府として。
○白眞勲君 そうしますと、この戦闘地域も同じような雰囲気だし、この内戦というのも今まで定めてないというんだったら、これちゃんと定めておかないといけないんじゃないんでしょうか。その辺についていかがでしょうか。
○白眞勲君 ですから、内戦についてもきちんと定義をしておかないといけないんじゃないんでしょうか。
○白眞勲君 いずれにしましても、米軍が内戦という言葉を今はもう使い始めていると、まあ、まだなっていないということにしてもですね。  ただ、今、麻生外務大臣も内戦にはなってない、内戦にはなってないと今までずっとおっしゃっていたわけですから、当然それは定義があっておっしゃっていたも...全文を見る
○白眞勲君 午前中も質問がこの件についてあったんですけども、ニューズウイークの八月七日発売の記事に、もし内戦のような状況になったら米国も撤退するというような記述があるんですけれども、そうしましたら自衛隊も撤退ということでいいですね。
○白眞勲君 私が聞いているのは、バグダッド周辺にアメリカ軍がもう一人残らずいなくなっちゃった、そのときにも自衛隊は活動をすることもあるんですかと聞いているんですけども、その辺についていかがでしょうか。
○白眞勲君 いや、私が申し上げたいのは、内戦という形で内戦が行われている場合に米軍が撤退するという選択肢があるという、そういう報道があるわけでして、その米軍が撤退したにもかかわらず日本の自衛隊はそのままいるという選択肢もあるのでしょうかということを聞いているんです。もう一度お答え...全文を見る
○白眞勲君 次に、海上自衛隊の隊員による内部情報の不正コピーと海外無断渡航について御質問したいと思うんですけれども、昨日、上海への無届け渡航について不幸な事件が起きました。お亡くなりになられた隊員の方の御冥福をお祈り申し上げます。  そこで、まず防衛庁にお伺いいたします。  ...全文を見る
○白眞勲君 今回名前が挙がって、これでこの今回の情報漏えい、情報漏えいじゃない、情報の何ですかね、情報取得というんですかね、それと、それから無届け渡航について、四人になってしまったということで、事件そのものが広がりを見せているような印象を持っているんですね。特に、今回の護衛艦「あ...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、今類似しているというふうに言ったことからすると、やはり関連性の有無も含めて現在調査中ということでいいですね。
○白眞勲君 前回は流出事件ということで、自分が故意に取ってそれを何とかしようということよりは、どちらかというとウィニーというウイルスによって取られちゃったみたいな部分もあったと思うんですけれども、今回の事件というのは、当事者が自ら進んで情報を抜き取ると、抜き取ったということにおい...全文を見る
○白眞勲君 今の警察の捜査に支障がないようにしっかりとというのは何かよく分からない話なんですけれども。警察の捜査は警察の捜査でしっかりとやってもらわなきゃいけないけれども、自衛隊としては自衛隊でやっぱり内部できちっとこの件については調査をしていただきたいというふうに思うんですけれ...全文を見る
○白眞勲君 五百八十本も出したら、一年でしょう、三百六十五日でということになりますと、一日一本以上ということになります。そうすると、現場では、ああまた来たかみたいな感じになってしまうんじゃないのかなというふうに私は思うんですね。  この件について、我が党の榛葉議員が今年三月の予...全文を見る
○白眞勲君 正に長官、私もその気持ちはおっしゃるとおりだと思うんですね。  もちろん機密漏えいについて、私は、今おっしゃった対策というのは、「秘密電子計算機情報流出等再発防止に係る抜本的対策の具体的措置について」という文書だと思うんですね。それも私も読んでみました。読んでみたと...全文を見る
○白眞勲君 私もこの情報関係について今回いろいろ調べてみたところ、何かインテリジェンスというのは何か三つあるらしいんですね。人が陥る、情報漏えいの、三つ大別されると。一つはイデオロギーだそうですよ。で、もう一つが欲望だそうですよ、女性とか金とか。で、もう一つが恨みなんだそうですよ...全文を見る
○白眞勲君 別にこれ資料を持っていかなくたって、これ今年に入ってから二十回以上も、二十日以上も滞在しているんですね。で、親密な女性と毎日会ってると仮定したならば、いろいろな話をしているんじゃないかなと思うんですよ。もし私が、何というんでしょう、だれかターゲットがいて、何か陥れよう...全文を見る
○白眞勲君 たしか、事前で私それも提出要請しておいたんですけれども。  まあいいです。過去何回かあるということですよね。
○白眞勲君 ですから、やはり今でもこれだけ、冷戦時代が終わったとしても、ぱたぱたぱたぱたあるというような状況ですよね。  私は、この前の上海の総領事館員の自殺に関する件で外務省が防諜対策を強化したということですけれども、ちょっとここで外務大臣にお聞きしたいんですけれども、是非そ...全文を見る
○白眞勲君 どこでもいいんですけれども、そういう……
○白眞勲君 今、外務大臣がおっしゃったように、なかなか外務省が他省庁のことまで手付けるなんというと、いろいろそれは、いろいろな向こうも向こうで余計なお世話だとかなんとかと言われるだろうし、なかなか難しい部分はあると思うので、今、安倍官房長官がおっしゃいましたように、それ政府全体と...全文を見る
○白眞勲君 是非そういう機関というものを検討していただいて、機関じゃなくても何でもいいですけれども、もっと積極的にこの機に行っていただきたいなというふうに思います。  今回、上海に関して二人の方がお亡くなりになっているわけですが、今後、実は彼らもある意味被害者でもあるのかもしれ...全文を見る
○白眞勲君 韓国国家情報院が発射の三、四日前に北朝鮮が航海禁止区域を設定したことを既に把握していたというんですけれども、日本側はこの情報をキャッチしていたんでしょうか。
○白眞勲君 この件について韓国では、分かっていたのに、前もって分かっていたのに何で教えなかったんだと。というのは、そこに漁船がいたり、あるいは航空機が飛んでいたということもあったということで、いわゆる航空、海事関係者に適切に何で言わなかったんだということで大問題になっちゃったんで...全文を見る
○白眞勲君 今回、ミサイル発射において、七発発射されたうちの七発目が大分遅れて発射されましたけれども、なぜ遅れたと長官は判断されているんでしょうか。
○白眞勲君 あと、報告書の作成が遅れているという報道なんですけれども、理由は何でしょうか。
○白眞勲君 北朝鮮のミサイル発射の後、国連決議が出されるまでの経緯につきまして、午前中、我が党の長島委員も質問でも、麻生外務大臣の中央公論九月号に載せている文章について御質問がありましたけれども、一生懸命頑張ったというのは私も何かその文章を読んで感じ入るものがあるんですけど、そこ...全文を見る
○白眞勲君 大臣のおっしゃることは分かるんですよ。内容が肝心だということだということだと思うんですけれども、いや、私が申し上げているのは、ただその文章に、最初に提出した文章に七章が書いてあって、それに対して外務大臣が、七章というのが軍事的措置にお墨付きを与えることを当初は知らなか...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、この文章では「聞けば」というふうになっているんですけれども、これはどういう意味なんですか。
○白眞勲君 聞けば、聞けば……
○白眞勲君 今、自分が全部書いたわけじゃないというふうに今おっしゃったんですけれども、じゃだれかに書いてもらったということなんでしょうか。
○白眞勲君 国連安保理事会においてのこの決議というのは、国連憲章に基づいて加盟国に拘束力を持つものだということで認識していいですね。官房長官、お願いします。
○白眞勲君 この国連決議の後に、一か月以上たつのに、私が知っている範囲内においては、拘束力を持つ内容であるということならば官報に掲載されてしかるべきだと思うんです。どうも何かされていないような感じなんですね。外務省のホームページにも日本語の仮訳も載っていないという状況なんですけれ...全文を見る
○白眞勲君 じゃ、ちょっと確認しておいてください。すぐ分かると思います。  それと同時に、これ、決議に沿って当然外為法の経済制裁措置ということをしなければならないというふうに思うんですけれども、官房長官、いかがでございますか。
○白眞勲君 そうすると、やるということですね。
○白眞勲君 靖国神社についてちょっと麻生大臣にお聞きしたいんですけれども、八月八日に朝日新聞に投稿されていますね。その靖国神社の非宗教法人化についてその中で述べられているんですけれども、そもそも閣僚が特定の宗教法人の解散を提言すること自体、憲法に定められた政教分離の原則に反するこ...全文を見る
○白眞勲君 朝日新聞のここに八月八日付けがありますけれども、外相麻生太郎というふうに書いてあるんですね。ですから、それを見ると、今の御発言はちょっと違うんじゃないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○白眞勲君 ここにその文書を私も持っているんですけれども、そこを読みますと、私がこのように靖国について議論することさえ、厳密に言うとこの原則との関係で問題なしとしません、まして政治家が靖国に祭られただれかれを分祀すべきと言うなどは、宗教法人に対する介入として厳に慎むべきですという...全文を見る
○白眞勲君 今おっしゃいましたように、理屈として正しいと。正に私は理屈を申し上げているわけでして、そういった面で言うと、やはり私は宗教の、政教分離の原則に反するということで大臣もある程度お認めになったというふうに私は認識しております。  そこで、安倍官房長官にお聞きいたしますけ...全文を見る
○白眞勲君 まあいろいろな見解は一杯あると思うんですね、私は、靖国に関して。で、特別にこの見解を載せた理由、その趣旨は何なんでしょうか。
○白眞勲君 つまり、このアメリカ大学教授の引用部は長官が共感された部分だということだということでいいわけでしょうけど、そうすると、そこに、「日本の政府や国民が不名誉なことをしたかもしれない人びと」というのはA級戦犯というふうに読んだわけでしょうか。
○白眞勲君 もう一度ちょっと麻生大臣に、例の麻生さんの投稿された部分についてちょっと一つだけ聞き忘れたことがあるんですけれども、何でこのタイミングでこの文章を出されたんでしょうか。
○白眞勲君 はい、そうです。
○白眞勲君 終わります。
10月24日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  まず、外務大臣にお聞きしたいんですけれども、北朝鮮から先週、軍関連の物資の積載が疑われる貨物船が出航したとの報道がありますけれども、この件に関して独自に、あるいはアメリカ側から何か把握していますでしょうか。
○白眞勲君 そうしますと、今のところあるともないとも言えないということなんでしょうか。
○白眞勲君 そうしましたら、続きまして、六か国協議について、この北朝鮮の核実験に関連しましてちょっと外務大臣にお聞きしたいと思うんですけれども。  以前、麻生大臣が、六か国協議をつくった本来の目的というのは北朝鮮に対して核を持たせないためにつくっているものなんだと、そういう観点...全文を見る
○白眞勲君 つまり、失敗だったということでございますか。
○白眞勲君 つまり、基本的に、北朝鮮を除く五か国というのは、いわゆる核保有を認めるわけにはいかぬという考え方に立ってこれからもやっていきたいということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 そうしますと、この前、先日ライス長官が来日しまして、外務大臣と船舶検査について協議をして、着実に実施するとの報道があったわけなんですけれども、具体的にはどのように実施するおつもりなんでしょうか。
○白眞勲君 ところで、中国の唐家セン国務委員との間で、訪朝を受けまして情勢はどう変化と、どう変化したと外務大臣、防衛庁長官、それぞれお考えになっていますでしょうか。
○白眞勲君 防衛庁長官。
○白眞勲君 私も、今回唐家センさんがその後、半歩前進みたいに若干、何か若干、少し動いたみたいなことは言っていても、ほとんど変化のないというような内容のことも言っているというような感じなんですけれども、そうしますと、大臣、これから二度目、三度目の核実験の可能性というものはやはり排除...全文を見る
○白眞勲君 今回中国が、今おっしゃったように相当な気合を入れて訪朝をして、それでいろいろな交渉をして、それでもやはり、いまだもって二度目、三度目の核実験、再核実験をやるという可能性というのは否定できないということでよろしゅうございますか。もう一度お答えいただきたいと思います。
○白眞勲君 そういった中で、今、日本のいわゆる核兵器の保有に関するいろいろな議論があるわけなんですけれども、そういった中で、麻生大臣が今も、先ほども同僚議員に対しまして言論を、議論をと言ったかな、議論を封殺すべきではないというお話をされましたけれども、やはり私自身は、外務大臣とか...全文を見る
○白眞勲君 言論封殺ということというよりも、やはり外務大臣というお立場にある方がそういった議論というものを持っていくというのは、今までのそのいわゆる核保有三原則といったものについてのことはあるという、過去のことから今度、未来の方に今度ずれていって、未来の方に行くたんびの議論である...全文を見る
○白眞勲君 ここでちょっと視点を変えて質問をしたいと思うんですけれども、経済産業省にお聞きいたします。  過去に日本製のトレーラーを北朝鮮に輸出した実績というのはあるんでしょうか。──ちょっと、大臣に聞かせてください。
○白眞勲君 せっかく政務官いらっしゃっているわけなんで、是非発言の機会をまず政務官の方に与えていただきたいというふうに思います。もちろん、参考人の方にしゃべるなということではないんですけれども、せっかく来ていただける以上、そこから話を始めていただきたいなというのが私の希望ですので...全文を見る
○白眞勲君 私は、キャッチオール規制ということではなくて、その以前についてはどうなんだということも聞いているんですけれども、それもお答えいただきたいと思います。可能性はどうなんでしょうか。
○白眞勲君 今、可能性が否定できないということでございますけれども、ここで防衛庁にお聞きしたいんですけれども、ミサイル関連部品について、どうでしょうか。というか、ミサイル発射用のトレーラーですね、が日本製である可能性というのは今の話では大であるというふうに思うんですけれども、その...全文を見る
○白眞勲君 これですね、ミサイルの発射台ですよね。その発射台について、今防衛庁として把握していないというお答えでよろしいんですか。もう一度お答えいただきたいと思うんですけれども。
○白眞勲君 それは当たり前じゃないですか。それは防衛庁が北朝鮮の軍隊まで所管しているわけないわけでして、そういうことではなくて、製品として、製品というんですかね、こういった装備について、どこどこ製でありということはある程度把握しているんじゃないかなという、その可能性についてはどう...全文を見る
○白眞勲君 もう一度、最後、ちょっと最後に非常に重要なところを言っているんですけれども、大古さん、もう一度お答えください。日本製の何と言ったんですか。
○白眞勲君 つまり、日本製のトレーラーが、いわゆるミサイル発射用のトレーラーの中に日本製が使われているという可能性についてもあるということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 そうしますと、もう一つちょっとお聞きしたいんですけれども、ミサイル部品、ミサイル関連部品については、じゃこの中に日本製が含まれている可能性というのはどうなんでしょうか。これについては装備品ですから、もう少しきちっと答えられるんじゃないかと思うんですけれども、いかがです...全文を見る
○白眞勲君 じゃ、これはやはり可能性はあるというふうに見てよろしゅうございますか。
○白眞勲君 非常に、何というんでしょうね、トレーラーにしても部品にしても、今、日本に向けられているノドンミサイルが、実はその内容的には日本製も可能性も否定できないという、何ともじくじたる思いを私はするんですけれども。  ところで、ちょっとここでお聞きしたいんですけれども、これ経...全文を見る
○白眞勲君 その諸般の事情を総合的にというのは、何を諸般の事情というふうに考えているんでしょうか。
○白眞勲君 いいですよ、参考人でいいですから答えてください。
○白眞勲君 何とももはやでございまして、ちょっとどうにもならないんですが、私は思うんですが、やっぱり何でこの輸出を止めなかった。今、一つは何か外貨獲得の手段として輸入を止めたんだと言うんですけれども、例えば自転車にしたって北朝鮮に送ってそのまままた別の国に送ることによって稼いでい...全文を見る
○白眞勲君 今、自転車、中古の自転車の話が出ましたけれども、これが例えば今の状態で言いますと、別の国に、つまり北朝鮮からの船舶は入港禁止にしたかもしらぬけれども、例えば別の国の船舶が正々堂々とこれ北朝鮮向けに持っていくんだと言っても、今の状態ですと取り締まることはできませんね。例...全文を見る
○白眞勲君 余りそうぶつぶつ言われちゃうと私はやっぱり政務官の方に聞かなきゃいけないのかなというふうに思いますので、もっとぴりっと答えていただきたいなというふうに思うんですけれども。  要するに、中古の自転車を日本の船が、例えばですよ、日本の船、まあほかの、どこかの国と言っちゃ...全文を見る
○白眞勲君 語尾ははっきり言っていただきたいと思うんですよね。  要するに、それで、私が、今何か経産省のお話ですと何かもう減っていますよなんて言っているんだけど、今日もらった資料によると輸送用機器は対前年比一四・六%増えているんじゃないんですか、去年よりも。ですからそれは、どう...全文を見る
○白眞勲君 その中で、国連安保理事会で決められたぜいたく品の輸出禁止措置についてお聞きしたいと思うんですけれども、この件について麻生大臣、以前、これを買っているのはあの国は一人ぐらいしかいませんと御答弁されておるわけですね。  具体的に、高価なものというのがぜいたく品ということ...全文を見る
○白眞勲君 そこがやはり一番私はポイントになってくるんじゃないのかなというふうに思うんですね。例えば、中国が今後北朝鮮に対して輸出をするといった場合に、我々の感覚ともしかしたら違う、あるいは北朝鮮にとってみてのぜいたく品というのが果たして私たちの思っているぜいたく品とどう違うのか...全文を見る
○白眞勲君 是非、十分に推測できるだけではなくて、何とか一つの大きな、みんなが、ああ、これはやはりぜいたく品だよねと。やっぱりそれは目標というか目的というのはやはりあそこにいる一人の人の、あるいはその辺の周りの、その周辺の人たちに対しての大きな圧力になるんではないのかなというふう...全文を見る
○白眞勲君 今、梅田さんから違反しているところは挙げれば切りがないとおっしゃっていて、じゃ遵守しているところはどこかといえば基本認識ですと。それって、基本認識って、それは当たり前の話で、それはその遵守しているというところの部分というふうには私は言えないと思うんですけれども、もう一...全文を見る
○白眞勲君 いいですよ、もう読まなくて。
○白眞勲君 有効であるというふうに考えていると言っても、これは遵守しているというのと私は違うと思うんですね。その守っているところですよ。だから、認識ではなくて、守っているところはどこですかというふうに聞いているんであって、それではちょっと全然明確ではないんじゃないかなというふうに...全文を見る
○白眞勲君 今、有効であるというのは具体的にはまだあるというふうに言っていますけれども、どこですか、有効であるというのは。まだあるというのは。
○白眞勲君 はい、わかりました。はい。
○白眞勲君 私が言っているのは、守っているところはどこかですよ。考え方を共有しているところはどこかと聞いているわけじゃないんですよ。あの日朝平壌宣言において、いいですか、違反しているの反対が守っているわけでしょう。その守っている場所はどこですかと聞いているんですよ。何も守っていな...全文を見る
○白眞勲君 聞いてない、聞いてないよ、そういうこと。答えてないよ、答えてないよ。  全然答えてないじゃないですか。外務大臣、よろしいですか、麻生外務大臣。どうですか。
○白眞勲君 非常に明快な、さすが私の言葉を代弁していただいたというふうに、愛情を持っていただいたことに感謝したいというふうに思いますけれども。こっちを守っているけど向こうは守っておらぬということだと。本当に、端的にそうなのかもしれません。  そういう中で、やはり日本としては誠実...全文を見る
○白眞勲君 確かに、拉致の皆様が、拉致された方々が一部であれ帰ってきたということは一歩前進であったということは間違いがないと。ただし、それは日朝平壌宣言を調印した折にそれが実現されたわけだし、金正日氏が謝ったということであったと思うんですが、その後の、つまり二〇〇二年の九月のこの...全文を見る
○白眞勲君 最後に、もう時間も時間ですので、防衛庁長官にお聞きしたいんですけれども、平成十八年十月十六日に防衛庁の出した長官の答弁についてという文書があります。  その中で、日本がアメリカ艦船に補給をしている最中に攻撃を受けた際、自衛艦があくまで自己等や、自分の、自らのですね、...全文を見る
○白眞勲君 はい。ということは、今後やはりこの件についても議論をしていきたいというふうに思っているということですか。
10月26日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会、白眞勲でございます。  テロ特措法についてお話をお聞きしたいというふうに思っておりますけれども、この運用において、私、海上自衛隊の対象地域、つまりそのどこで給油活動を行っているのかというのを地図上で具体的な場所を明示するように求めてまいったわけなん...全文を見る
○白眞勲君 正に私の言いたいことを全部、久間長官が全部言ってくださいましたので、私もどうやってこれからやっていこうかなというのもあるわけなんですけれども。  ただ、ちょっとこの紙見ていただきたいと思うんですけれども、私はともかく、これ、本当再三にわたって、これ、実は事務所の方か...全文を見る
○白眞勲君 私も多分そうだというふうには思っていたんですけれども、普通、それでしたら、何か線をここだというのを持ってくるとか何かしないと、何となく、何か小学生がこの辺に落書きしたような感じで書いてあるわけですよね。これ、どういうことなのかなというのをもう少しこの辺誠実を持っていた...全文を見る
○白眞勲君 不誠実な印象ではないんですよ。これ不誠実そのものですよ。こういうことを、国民の皆様にこういう陸地にまで上っちゃったものでこういうことを出されちゃうと、一体何ですかこれということになるわけでして、シビリアンコントロール何だかんだといったって、これシビリアンコントロールも...全文を見る
○白眞勲君 長官の非常に誠意を持ったお答えに非常に私も感銘を受けておるところなんですけれども。  ただ、精一杯広げましたというのはうまくないわけでございまして、精一杯広げて陸地まで掛かっちゃったら、これは精一杯の、広げた、そんな陸地にも掛かっちゃって精一杯広げられても困るわけで...全文を見る
○白眞勲君 この辺りというと、またこんな陸地に掛かったような図、書類を持ってこられても困るわけでして、私は、やはりきちっと精査するためにはどこでというのをある程度プロットしていただきたいと私は思っているわけなんですね。そうしないと、これ判断しようがないんだと私は思うんですよ。その...全文を見る
○白眞勲君 ちょっと久間長官が何か御不満そうな顔しているんで、久間長官、ちょっとお願いします。
○白眞勲君 正にそういったことだと思うんですけれども、私は、できましたらもっと本当に正確な地域というものをある程度、大体この程度というか、この辺りを中心にどこどこどこどこやっているんだということをしっかりと出していただかないと、やっぱりこれ判断のしようがないんですね。  まあ何...全文を見る
○白眞勲君 ただ、今日採決しようかなとも思っているわけですけれども、今日できる、今日はできないんでしょうか。お願いします。
○白眞勲君 是非その資料、しっかりとした資料を出していただきたいなと。そうしないと、これ手挙げろったって手挙げようがないんじゃ、まあどうせ反対だろうと言われりゃそうかもしれないんだけど、でも、やっぱり自民党の皆さんにも手挙げる気持ちを、やっぱり挙げたくないなという気持ちにさせてい...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、やはりそれほどの危険性はないということなんですか、それともそれほどの危険性があるということなんでしょうか。
○白眞勲君 そうしますと、それは戦闘地域になっちゃうんじゃないんですか。
○白眞勲君 そうしますと、今後、今周辺事態等の論議というのは今盛んに行われている中で、仮に認定した場合、これは何度も同僚議員の方からも質問があったわけなんですけれども、日本周辺において自衛隊の補給艦によるアメリカ軍艦への給油ということをしなければならないわけですから、ということは...全文を見る
○白眞勲君 事務方で結構ですけれども、船がインド洋から戻るのに、日本近海まで戻るのに何日掛かるんでしょうか。
○白眞勲君 三週間ということは二十日以上掛かるわけでして、そういうことを考えますと、周辺事態といっても相当に、もう周辺事態に認定される事態というのは相当な事変が、事態が急迫しているような状況にもなっているわけですし、その時点においてはもう、当然もう計画は立てているんじゃないかとは...全文を見る
○白眞勲君 官房長官にもお聞きしたいんですけれども、テロ特措法とそれから周辺事態による活動を比較した場合、どちらが優先順位が高いというふうに認識していますか。
○白眞勲君 いずれももちろん重要なんですけれども、どちらを重点に置いているんでしょうか。
○白眞勲君 ちょっとそれは私は変じゃないのかなと思うんですね。やっぱりこれは、日本の周りで何か起きたときが重要に決まってんじゃないかなというふうに私は思うんですね。  法律の、純法律的な立場からすれば両方とも同等の法律の位置付けかもしれませんけれども、やはり日本国民の生命と安全...全文を見る
○白眞勲君 当然のお話を当然のようにお話をされたわけですけれども、それでもやっぱり日本が重要だということをもっと強調されるようなスタンスでお話をされた方がいいんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、いかがですか。
○白眞勲君 そうしますと、やはり今、久間長官にもお聞き申し上げましたけれども、やはり日本の周りでそういう周辺の事態が発生した場合というのは、インド洋での展開している艦船というものはやはり帰国の準備というものも念頭に置いてやっていくということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 官房長官にじゃお聞きしますけれども、今長官からは士気にも影響するし今のスタンスは変わらぬということだと思うんですけれども、やはり三週間船が戻るのに時間が掛かる、何だかんだすりゃ四週間近くになってしまうだろうと思います。そういったことを考えますと、やはりテロや周辺の事態...全文を見る
○白眞勲君 ですからどうするんですかと聞いているんです。念頭に置くのは分かりましたけれども、ですからどう、どう、どう行動するんですかということです。
○白眞勲君 そのいわゆる北朝鮮の今国連決議というのは、今長官の方からお話ありましたけれども、先日アメリカが、今回の北朝鮮が核実験を行ったと断定していると、それからまた韓国政府も、昨日でしたっけ、北朝鮮、核実験を行ったと発表している、そういう中で、日本政府としては現在どのように判断...全文を見る
○白眞勲君 今回の北朝鮮への独自制裁の中で、先日の外交防衛委員会で、私、経済産業省にお聞きしたんですけれども、何で輸出は止めなかったのかと聞いたところ、もう麻生大臣も久間長官も覚えていらっしゃると思うんですけれども、高木大臣政務官が、政府におきましては諸般の情勢を総合的に勘案した...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、当然、今後は輸出も止めるという選択肢もありということですね。
○白眞勲君 ですから、輸出を止めることもありということですね。
○白眞勲君 もう一回お聞きします。輸出を止めるかどうかを聞いているんです、私は。
○白眞勲君 そうしますと、昨日、おとといですか、当外交防衛委員会での、日朝平壌宣言について遵守しているところはどこかと梅田さんにお聞きしましたところ、うやむやだったんですよね。じゃ、ちょっと今度は逆に違反しているところは文言上どこだか教えてください。
○白眞勲君 外務大臣にお聞きします。  拉致問題はどうでしょうか。違反しているんでしょうか。
○白眞勲君 つまり、その後の誠意が見られないという部分においては違反しているということで見ていいですね。
○白眞勲君 ですから、そこが違反しているということなんでしょうか。どうなんでしょうか。
○白眞勲君 そうしますと、遵守しているというふうにも言えないということですか。
○白眞勲君 先日、北朝鮮の貨物船四隻が、十月九日の核実験以来、北朝鮮西海岸の港を出港して日本海から対馬海峡を経て東シナ海に行ったという報道があるんですけれども、それについてどの程度政府として把握されていますでしょうか。
○白眞勲君 ところで、そうしますと、いわゆる対馬海峡だと思うんですけれども、今の話というのは。その対馬海峡の幅というのは何海里ですか。
○白眞勲君 元々、日本が批准した国連海洋法条約におきますと十二海里ということですから、そうすると、対馬海峡東水道の一番狭い壱岐と対馬との間は領海法によると、対馬海峡などはそのまま当分の間三海里を適用するということになっているわけでして、この海峡に公海、公の海が存在するということで...全文を見る
○白眞勲君 国際法上なり得ないと言っても、逆に言えば船舶検査もできるんですよね、じゃ、国際法局長、お聞きしたいんですけれども。それは自由にできますよね、今の現行法上で。
○白眞勲君 さっぱり言ってることが分からない。もっと手短におっしゃっていただきたい。領海において船舶検査ができるかどうかということを聞いているんです。
○白眞勲君 官房長官、できるわけですよ、ですから領海を三海里から十二海里にすれば。それは今、昭和五十二年に施行されているこの、何ですか、領海法で附則、附則って附属の部分、附則でその三海里にするという部分が出ているわけなんですね。それを取っちゃえばいいわけです、簡単に言えば。そんな...全文を見る
○白眞勲君 何で、官房長官なのに。
○白眞勲君 官房長官、お願いします。
○白眞勲君 私のお聞き申し上げているのは、この対馬海峡において三海里を十二海里にすればいいじゃないんですかということを言っているわけなんですね。  ですから、そうすれば、別に今自民党の皆さんが考えているような特措法とかなんとかとかいろいろな意見というものも、比較的穏やかな形でこ...全文を見る
○白眞勲君 今、国際法局長さんの方からお話があったんですけれども、何か三海里、三海里というのが世界の常識みたいなことをおっしゃっているようなんですけれども、それだったらなぜ、その前にちょっと一つ聞きましょうか、韓国はこの部分、何海里に設定していますか、対馬海峡の部分。
○白眞勲君 そこで、もう一つちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、私は今回の国連の制裁決議が朝鮮戦争の折に結ばれた休戦協定との関係をきちんとクリアして制裁を科すべきであるというふうにも思っているわけなんですね。その辺大丈夫なのかなと。  つまり、休戦中の国家に対して国連が制...全文を見る
○白眞勲君 非常にクリアなお話をありがとうございました。是非それをしっかりとやはり国民の皆さんにお話をしていただくことも必要なんじゃないかなというふうに思っております。  それで、外務大臣にお聞きしたいんですけれども、日本は安保理事会の今議長国として、また前回のミサイル発射のと...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、今回七章、その中には四十一条、四十二条というのも検討の中にあったというふうに思うわけですけれども、今回としては日本はその四十二条も含めて第七章については盛り込むように働き掛けを積極的に支持したのかどうかというのをお聞きしたいんですけれども。
○白眞勲君 そうしますと、前回、八月十一日の外交防衛委員会でのミサイル発射の際の、中央公論に、麻生大臣が私の質問に対していろいろお答えになっているわけなんですけれども、そのときに、七章というものが文言が盛り込まれた当初の米国案に積極的に支持したということというと、それはやはり今回...全文を見る
○白眞勲君 はい。もう一回、もう一回聞きますね。  要するに、今回のいわゆる制裁決議において、やはり七章というものも入るということで日本は積極的に関与もしていたということでしょうから、当然それは武力行使も認識していたということで考えていたということでしょうか。
○白眞勲君 終わります。
11月07日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  今同僚の山本議員から六者協議についていろいろな質問がありましたので、まず、独立行政法人国際協力機構法の一部を改正する法律案についての質問の前に、幾つかの点について質問させていただきたいと思います。  先ほど、今、まず、五者...全文を見る
○白眞勲君 つまり、その結束が、五者の結束が重要であると。と同時に、北朝鮮がまず無条件に復帰するということであって、何か条件を付けるようだったらば、まだする必要はないんじゃないかということでよろしゅうございますか。
○白眞勲君 その中で、最近ですか、北朝鮮側が日本は出てくるなというようなことを言っているわけですけれども、日本政府としては、やはりそういう五者が結束したという条件と同時に、無条件で北朝鮮が復帰というものをのんだ後の六者協議が開かれた後に、二国間協議、つまり日朝間の二国間という協議...全文を見る
○白眞勲君 今そういう中で、昨日ですか、アメリカの国務省のバーンズ次官、それからジョセフ次官との会談で北朝鮮による拉致の問題を六か国協議で議題とする方向で一致したということですけれども、それでよろしゅうございますか。
○白眞勲君 つまり、その六か国協議でも議題として上げるということでしょうか。
○白眞勲君 そうしますと、最近警察庁で発表した曽我ミヨシさん、ひとみさんの拉致容疑として逮捕状を発付した被疑者、通称キム・ミョンスクですか、の引渡しも当然六か国協議で日本側は要求すべきと考えますけれども、麻生大臣、ほかの被疑者のことも含めてその引渡しについては要求しますでしょうね...全文を見る
○白眞勲君 ただ、警察庁でこの前そういうキム・ミョンスクという名前が挙がり、マスコミでも相当報道され、そして日本国民の関心も非常に高いという中でこういう六か国協議が開くタイミングでは、日本政府としてはこれをやはり北朝鮮に向かってやはり引渡しを要求すべきであると私は考えますけれども...全文を見る
○白眞勲君 つまり、そのなり得た場合には当然、なり得たというか、そういう状況になったらそれは要求するということでよろしゅうございますか。
○白眞勲君 ちょっと、その取り上げられることになるって何が取り上げられることになるのか、ちょっともう一度。
○白眞勲君 つまり、その拉致の中でのこの被疑者の要求ということも取り上げるつもりでいるかどうかということを聞いているんですけれども。
○白眞勲君 先日、ベーリング海で操業していた日本漁船四隻がロシア国境警備当局に連行されましたけれども、その後の情報についてどうなのか、外務省、お聞きしたいと思います。
○白眞勲君 私もこの漁船が現在ロシア当局の検査を受けているという報道を受けているわけなんですけれども、検査ってそんなに、魚の検査だったらそんなすぐ分かるわけでして、そんなに時間掛かるわけないなというのが私の印象なんですけれども、それについては大臣どうでしょうか。
○白眞勲君 正に今大臣がおっしゃったように、そんなに長く勾留、勾留というんでしょうかね、ずっといるいわれはないというのはそのとおりだと私も思うんですね。検査の結果だったらすぐ分かるわけですから、早く結論を出して早急に対処してもらいたいというふうに是非お願いしたいというふうに思いま...全文を見る
○白眞勲君 つまり、変わらぬということでしょうか、今までと。
○白眞勲君 ですから、今まで国会で度々麻生大臣が御答弁されたのと何ら変わりはないということでございますか。
○白眞勲君 それでは、新JICA法に移らさせていただきます。  まず、今回の改正案ですと、JBICの円借款を簡単に言えばJICAにやらせるということだと思うんですけれども、その場合、今までJBICが行ってきた国際金融業務、つまりアンタイドローンの途上国の構造調整等に資する日本か...全文を見る
○白眞勲君 JBICの海外事務所については今後どのようにするつもりなんでしょうか。JBICの方、お答えいただきたいと思うんですが。  と同時に、JICAの在外事務所とはどういう関係になるのか、JBICと統合されるのかどうかをJICAにお聞きしたいと思います。
○白眞勲君 いえ、いいです。  そうしましたら、それ、JBIC、JICAさん、別にお答えしなくてももうはっきりとおっしゃっていただいたんでいいですけれども。  今回、ODA改革においていわゆる海外経済協力会議というものを内閣に設置したということですけれども、調べてみると、この...全文を見る
○白眞勲君 私は、この会議を基盤としてより戦略的にこのODAを実施していこうということは理解できるんですけれども、実際会議が開かれていない状況で新JICAだけがどんどん先走るというか、そういう形になるのはいかがかなとも思うわけでして、まず会議の結果を見ながら、個々の国々に対する援...全文を見る
○白眞勲君 ここで人事についてお聞きしたいと思うんですけれども、JICAにおける円借款業務の遂行においては、十月二十五日の衆議院外務委員会の御答弁によりますと、その分野、つまり円借款の部分についてはJBICのノウハウが必要である関係上、職員はJBICから移ると理解しております。そ...全文を見る
○白眞勲君 今調査という、一元化という話だと思うんですけれども、JICAの組織には国際協力総合研修所というのがあり、またJBICにおいては組織に開発金融研究所という部署がありますけれども、結局それは統合するということでよろしゅうございますか。
○白眞勲君 何か議論している、議論していると言うんですが、議論してから法律案を出していただきたいなというふうに思っちゃうんですね、これね。今、麻生大臣が非常にはっきりぽんぽんと、例えばあれは、海外事務所の件でも十九だというふうにぽんと言ってくださると。そういう形にしていかないと、...全文を見る
○白眞勲君 新しいJICAの人員は何人ぐらい増えるんでしょうか。JICAの方、お願いします。
○白眞勲君 全然答えていませんけれども、だから何人になるんですかと聞いているんですけれども。
○白眞勲君 そうしますと、検討中だと、人が増えるのも検討中だということは、施設の工事やシステムの統合などで当然新たな費用が掛かるというふうに思いますけれども、この見積りについても検討中ということでよろしいんですか、JICAさん。
○白眞勲君 今も一つの御答弁の中で検討中ですと、議論がありますと、論議をしているみたいなことをおっしゃっていると、議論をしている、検討中だ、検討中だ、議論をしているだけだと先へ進めなくなってきちゃうんですよね。  ちょっとまた、もう一つお聞きしたいんです。給料についてお聞きした...全文を見る
○白眞勲君 要するに、今も、これからいろいろ調整するということですよね。  そうしますと、結局、今まで御答弁で私がお願いしたことに、お聞きしたことについてはほとんどまだ決まっていないということになると。ましてや、JBICもこれからどうなるかということについては、今やっている最中...全文を見る
○白眞勲君 何か検討します、議論をしますと言われてて、さあ法律だけ通してくださいと言っても、何かまるでそれでは白紙委任じゃないかと。枠だけ決めて、あとは私たちの方でよしなにやりますからみたいな感じになってしまうということでは、ちょっと私としては気になる部分なんですけれども。  ...全文を見る
○白眞勲君 JBICさん、お願いします。
○白眞勲君 今、JICAさん、早期退職者というふうにおっしゃったと思うんですけれども、定年退職者は含まれてないんですか。
○白眞勲君 最後何と言った。最後何て言った。早期、早期……
○白眞勲君 ですから、その定年退職ですよ。定年退職についてはどうなっているんですか。定年退職者いないの。
○白眞勲君 それちょっと、JICSさんは、いらっしゃっていると思うんですけれども、JICSさんはこの新しい法律について影響は受けるんでしょうか。
○白眞勲君 JICSさんですよ。JICSさん、お願いします。
○白眞勲君 JICSがどうなるか分からないというと、職員の皆さんはすごく動揺すると思うんですけども、その辺はどう御認識されているんでしょうか、理事長さん。
○白眞勲君 インドネシアの津波関連についてJICSさんにお聞きしますけれども、放送局用の家具の調達について、お手元に資料をお配りしましたけれども、答弁の、提出資料①のところの線の引いた部分ですが、机については、家具については「情報省より情報をいただいて、それを、十一社を選んだ」と...全文を見る
○白眞勲君 これ、多少誤解じゃないですよ、これは。これ、どう考えたって、その最初の提出資料①を見れば、これはどう考えたって、「情報省より情報をいただいて、」と書いてあるじゃないですか。これを言っているわけですよ。これ、どういうことなんですか。もう一度御答弁いただきたいと思います。...全文を見る
○白眞勲君 全然答えとなっていませんよ。これは質問主意書の答弁書によると、「JICSが独自の市場調査に基づき対象となる業者のリストの原案を作成した上で、」というふうに言っているわけじゃないですか。つまり、これはどういうことかというと、原案はJICSが作成したということですよね。今...全文を見る
○白眞勲君 ですから、全然答えになってないじゃないですか。じゃ、何で五月の九日の日に「情報省より情報をいただいて、」というふうに言ったんでしょうか。これ、言ったということはここから物事がスタートしたということなんじゃないんですか。そういうふうにこれ理解できますよ。  それについ...全文を見る
○白眞勲君 ですから、そこはもう私何度も申し上げているんです。要するに、リストを作ったのがJICSであるということであるならば何でこういう言い方をしたんですかというふうに聞いているんですよ。それを聞いているんですよ。ちゃんと答えてください。
○白眞勲君 つまり、誤解が生じたということですけれども、もう一度聞きますけれども、これ、いいですか、リストを作ったのがJICSであるならば何でここで言わなかったんですかということなんですよ。それを誤解を生じたということですね。つまり、この答弁間違っていたということですね。
○白眞勲君 インドネシア政府のことを強調する必要はどこにあるんですか。
○白眞勲君 私は、答弁で何でじゃそんな大切なことをここでのせなかったんですかということなんですよ。JICSが原案を作成したんだということを何で言わなかったんですか、それをお聞きしたいんです。もう一回お答えください。
○白眞勲君 それは結果としてという、ごまかしですね。結果としてそういう答弁をしてしまいましたけれども事実はこうですというのは、それはごまかしということじゃないんですか。
○白眞勲君 認識じゃないんですよ、事実なんですよ。事実を私は聞いているんです。佐々木理事長さんの認識なんかは私は聞いてないんですよ。事実がどうだったかを聞きたいから私はこうやってお聞きしているわけですよ、しつこくと言われても。  ですから、これは、じゃ答弁のそごがあったというこ...全文を見る
○白眞勲君 今JICSが、答弁が不十分であったということですけれども、この質問書の答弁書に書かれている、委員会の御指摘の答弁もこの趣旨に沿ったものと考えると書いてあるわけですね。これ、いわゆる不十分だというふうに認めた以上、外務省としてはこの答弁書を不十分であるということで認めた...全文を見る
○白眞勲君 今、JICSが不十分だというふうに、答弁が不十分だということをお認めになったわけですよ。そういうことにもかかわらず、今まで私に対して何の働き掛けも何もなかったじゃないですか、この答弁について。それについて、外務省としてどういうふうにお考えになっているんでしょうか。
○白眞勲君 でも、この最初の十一月の、失礼しました、五月の九日の答弁が、これが不十分だったということは、この答弁書を書く自体で分かるはずですよね、外務省さんとしては。その辺については外務省さん、どうなんでしょうか。
○白眞勲君 JICSさんにもう一度お聞きしたいんですけれども、これは日本側のJICSがリストを出したということで、インドネシア側はリスト出さなかったんですか。
○白眞勲君 私に対して誤解を与えたから不十分だったんじゃなくて、これどう見てもこれは不十分なもの、答弁が不十分なものは不十分じゃないですか。  それと、今リストを出したのが何か日本だけで、JICSは出していないということでしたね、ごめんなさい、インドネシア政府側は出していないと...全文を見る
○白眞勲君 それで、私この五月の二十三日の外交防衛委員会でのJICSさんの答弁、これ質問で私がこの件についてこう言っているんですね。ちょっと読みますね。  「この家具の調達において、十一社の業者を決める際、情報省から情報をいただいたという御答弁をされたんですけれども、そのリスト...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、この五月二十三日のこの御答弁はうそですね。
○白眞勲君 私は、これ聞いているのは、これ情報省、もう一度読みますよ、もう一回聞いてくださいよ、ちゃんと。後でまたこれ議事録見ていただければと思うんですけれども。「情報省から情報をいただいたという御答弁を」、これ括弧して佐々木理事長さんがというふうにしておきますけれども、「をされ...全文を見る
○白眞勲君 はい。じゃ、最後の質問になります。  それで、この選定にかかわって、「インドネシア情報省のどの部署のだれがリストを出したんですか。」と聞いたんですよ、私は。そしたら、佐々木理事長さん、こう答えた。「現時点でちょっと承知しておりませんので、後ほど調べた上でお答えいたし...全文を見る
○白眞勲君 終わります。     ─────────────
11月29日第165回国会 参議院 本会議 第15号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  私は、ただいま議題となりました経済上の連携に関する日本国とフィリピン共和国との間の協定について質問いたします。  民主党は、アジア地域における相互協力と信頼醸成を進め、FTA、EPAの締結を推進し、農業分野などの貿易面のみ...全文を見る
12月07日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  今日は、防衛庁設置法の一部を改正する法律案について御質問をいたします。  先ほど、同僚議員の方から、防衛省昇格については八割が賛成だという話がありましたけれども、九割です、九割ですね、九割が賛成だというお話がありましたけれ...全文を見る
○白眞勲君 恐らく長官がお会いされた方というのは、どこの国でもトップクラスの方であって、非常にいわゆる教養のあるインテリジェントな方であると思うんですけれども、私が会っている人というのはそういう人たちばかりじゃなくて、一般庶民とも結構会話をさせていただいたりしますと、結構この問題...全文を見る
○白眞勲君 今のだらだらだらだらやるよりは早くやった方がいいということで、特に海外に向かってはきちんと説明すべきであるという大臣のお考え、長官のお考えですけれども、外務副大臣にじゃお伺いしますけれども、今後どのように諸外国にこの防衛省の昇格についての説明をしていくつもりなのか、そ...全文を見る
○白眞勲君 確かに、ディフェンス・エージェンシーあるいはミニストリーという違いというもの、これはちょっとまた後でも御質問もしたいなとも思っているんですけれども。  韓国の場合には防衛庁はパンウィチョンというふうに、ちょっと済みません、速記者の皆さん、ごめんなさいね、パンウィチョ...全文を見る
○白眞勲君 私、それは当たり前だと思うんですね。つまり、一つの主権国家が自国の政府機構を改編させることについて他国がとやかく言うわけないと私は思っているんですよ。それは当たり前のことでして、一番重要なことは、他国の懸念というのはどこを見ているかといえば、世論だと私は思っているんで...全文を見る
○白眞勲君 今の浅野副大臣が山のように一杯報道を持ってきているという報告なら、当然そういう直接的な懸念を示しているものは一個もなかったということなんですけれども、例えば韓国で一番発行部数のある新聞、朝鮮日報が二〇〇〇年三月九日付けで、タイトル自体が防衛庁から国防省へとなっているん...全文を見る
○白眞勲君 私がお聞きしているのは、今の山のように報道が来ているんだったらば、当然これが大臣の方まで上がってきてそれでこういう答弁になっているのか、それとも、そういうのは無視していい報道だけを外務大臣のところに持ってきているというふうな懸念はあるんじゃないかなと思うんですが、事務...全文を見る
○白眞勲君 私は思うんですけどね、先ほど浅野副大臣がいろいろな山のような報道があるということは全部報告が上がっているということも踏まえた上でこういう話をしたというふうにおっしゃっているわけですね。これは別に一か所だったら、それは漏らしたということだってそれはあるかもしれません、向...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、外務副大臣、先ほど国会の、これ代表質問での本会議で、衆議院の本会議で出している、あるいは衆議院の委員会でもあったような感じしましたけれども、懸念を表明している国があるとは承知していませんというのは訂正するということですね。
○白眞勲君 この場合の懸念を表明している国というのは、国は国であって、いろいろな世論も含めて国というのを国として意味するのが我々一般的な認識だと思うんですね。それについて麻生、外務副大臣どうなんでしょうか。ああ、浅野、間違った。
○白眞勲君 そうしましたら、これ、国会答弁、外交ルートを通じてという言葉をこれ入れるべきですよね。外交ルートを通じて懸念を表明している国があるとは承知しておりません、これ非常に分かるんですよ。ただ、この場合でいうと、懸念を表明している国があるとは承知いたしませんというと、それは国...全文を見る
○白眞勲君 それは私が聞いたからそのように理解してくれということであって、これだけ聞いたら、一般の国民は韓国の新聞、通常読んでいる人はいないわけですよ、中国も含めてね。そうしたら、こういったことはきちっと、私は、やっぱり議事録に載っているし、それからそう答えているんですから、代表...全文を見る
○白眞勲君 余り了解できないんですけれども、これ以上言ってもずっと行ったり来たりの話になっちゃうんだろうと思いますから、ちょっとここで先に進めたいと思いますが、このいわゆる報道というのは、これ衆議院の通過の前に報道されたものですけれども、実は衆議院通過した日から韓国の重立ったほと...全文を見る
○白眞勲君 今、正に長官おっしゃったように、いわゆるそのレベルなんですよ。そのようなレベルでのいわゆる交流というのは盛んになってきているということは確かにそうかもしれません。ただ、やはりその間に靖国の問題、正に今長官も御指摘になったそういった問題もあって交流が途切れている部分もあ...全文を見る
○白眞勲君 久間長官とか浅野副大臣とかがそういうことを一生懸命説得して回っていても、その後ろでいろいろな責任のある人たちが逆のことを言っている人たちも一杯いるわけなんですよ。そういうことを総合的にやっぱり各国の国民というのは判断してやっていくわけなんですね。  ですから、その辺...全文を見る
○白眞勲君 そこで、防衛省という名前なんですけれども、何で国防省じゃないのかということについて長官は、我が国の国民に対して安心感を与えるんだと前に御答弁されているんですよ、国防省よりは防衛省の方がと。そんなに安心感を与えるんでしょうかね。別に安心感を与えるということで考えるならば...全文を見る
○白眞勲君 もちろん、幾ら国民に安心感を与えているといっても、肝心の海外では、何というんでしょうかね、防衛省だか国防省だか、その辺の区別というのをどう位置付けるかというのは、またこれ微妙な問題が私はあると思うんですけれども。  ちょっと英字表記について聞きたいんですけれども、今...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、これ国防省ですよね。
○白眞勲君 諸外国で、いわゆる今ミニストリー・オブ・ディフェンスというふうにみんな言っていると、全部国防省で通っているわけですよね。私が今言っているのは、防衛省です。防衛省ですと今、西川さんおっしゃっているけど、これどういうふうに外国人にうちは防衛省なんだって理解させるんですか。...全文を見る
○白眞勲君 漢字を示すってどういうことですか。
○白眞勲君 全然分からないんですよ、答弁が。  今、国防省ではなくて防衛省だというふうに言っているわけですね。これ防衛庁のこの資料見ても、ばあっと全部、全部国防省、国防省、国防省、国防省と書いてあるんだ、この書類。ミニストリー・オブ・ディフェンスですよ、全部。うち、日本だけがミ...全文を見る
○白眞勲君 いや、私が聞いているのは、日本人との認識の若干のずれが生じている部分をどういうふうに英語で表現しているのかということを聞いているんですよ。
○白眞勲君 全然答えになっていませんよ。
○白眞勲君 そうすると、これは海外向けには結局、外国の人は国防省と認識してもしようがないということでいいわけですね。
○白眞勲君 最終的に何か英語の話を、私も英語よく分からない部分、先生はよく分かっている、長官は分かっているからそういうふうにおっしゃっているんだと思うんですけれども、ただ私はもっと別の部分でこの表現がやっぱりポイントなんじゃないかなと思うんですね。  つまり、例えば前にも緒方委...全文を見る
○白眞勲君 じゃ、ちょっとここでまた別の、ちょっと聞きたいんですが、防衛庁が省になったときに、自衛隊というのを自衛軍にするつもりはおありでしょうか。
○白眞勲君 じゃ、もうちょっとお聞きしますけれども、自衛隊のまま、憲法改正が行われるまでは自衛隊のまま行きますということでよろしいですね。
○白眞勲君 自衛隊の英語表記はどうなるんでしょうか。
○白眞勲君 フォース、フォースじゃないの。
○白眞勲君 フォーシズですね。
○白眞勲君 これは、今後、自衛軍というふうに訳したりしないですね。
○白眞勲君 これ、陸海空、それぞれの自衛隊はグラウンドとかマリタイムとかエアーを付けて、その後セルフディフェンスフォースとなりますよね。
○白眞勲君 これ、今後どうなるんでしょうか、防衛省に移行した後は。
○白眞勲君 そうすると、陸海空軍と訳したりはしないんですね。
○白眞勲君 では、例えば今後、情報本部、装備本部、技術研究本部というのがありますけれども、それが情報庁、装備庁、技術研究庁みたいに、その名前の変更可能性というのはどうなんでしょうか。
○白眞勲君 その今のところというのがちょっと分からないんですけれども。
○白眞勲君 そうすると、今後は可能性としてありということですね。
○白眞勲君 なぜこういう話をするかといいますと、今回の省昇格において度々長官も今まで御答弁されているように、今度ミニストリーになるんだと。それで、浅野副大臣も、エージェンシーじゃもう海外でたまらぬという部分があってということになると、当然この後エージェンシーが、このミニストリーの...全文を見る
○白眞勲君 つまり、エージェンシーというものを今後例えば、技術本部でしたっけ、技術本部とかなんかの人たちに英語でエージェンシーを付けることはないということですね。
○白眞勲君 海上保安庁との兼ね合いについてお聞きしたいと思いますけれども、防衛庁と海上保安庁とは今のところ同格と見ていいですね。
○白眞勲君 そうしますと、今正に久間防衛庁長官がおっしゃったように、防衛庁長官の、海上保安庁は、海上保安庁が防衛庁長官の指揮下に入る、有事の際ですけれども、ということですけれども、これは防衛省になってもその部分は変わらないということでよろしいですね。
○白眞勲君 そうしますと、その法的な位置付けというのは、自衛隊法にそれは書いてあることを今、久間防衛庁長官はおっしゃったわけでしょうけれども、これは自衛隊法だと。ところが、海上保安庁法には書いていないようですけれども、なぜでしょうか。海上保安庁にお聞きしたいと思います。
○白眞勲君 そうすると、何も触れてないということですから、有事の際には防衛省の防衛大臣が指揮をするといっても、海上保安庁はそのまま、その法律の中には、国土交通大臣の指揮下に入っているわけですよね、元々が。その変更がないということになると、防衛大臣と国土交通大臣の二人の指揮に入っち...全文を見る
○白眞勲君 非常に分かりにくいんですね。これ、有事の際というのは緊急のときですよね。緊急のときにこれ、現場は混乱しませんか。この辺どうなんでしょうか。海上保安庁、お答えください。
○白眞勲君 いや、私、問題ないわけないと思うんですよね。指揮官が二人いる形になっちゃうんですよ。ですから、私、その辺、やはりきちっと法的に整備をする必要があるんじゃないかなというふうに思うんですね。  それで、国土交通省の梶山さんですか、政務官、梶山政務官、どうですか、その辺ど...全文を見る
○白眞勲君 今、一部についての言及がありましたけれども、その一部というのは、そういうふうにどこで認識して、どういうふうなバックグラウンドでそれを書かれているんですか。
○白眞勲君 私、一つこれ梶山政務官にお聞きしたい、お話ししたいんだけれども、統制を受ける方なんですよ、国土交通省の海上保安庁はね。で、統制を受ける方が法律に書いてないというのは私、不思議でしようがないんですよ。統制下に入るという方はいいんだけど、統制に入る方が全く一言もその件に触...全文を見る
○白眞勲君 ただ、今申し上げましたように、指揮下に入るといっても、国土交通大臣の指揮下にも元々入っているわけですから、その辺の整合性をきちっとしないと、有事の際というのは急いでいるわけですから。その辺を、ちょっと久間防衛庁長官が非常にお話ししたがってしようがないみたいで、ずっと。...全文を見る
○白眞勲君 いや、私がお聞きしたいのは、今回は、内閣総理大臣の統制下であったものが防衛大臣の直接の統制下になるというところなんじゃないんでしょうかということなんですね。ですからこそ、法律をこの際だからきちんとした方がいいんじゃないのかという部分を私は申し上げているわけなんですけれ...全文を見る
○白眞勲君 もう時間もそろそろランチタイムですので、最後の質問にさせていただきたいと思いますが。  私が今言っているのは、何ら変更はないのは分かっているんですよ。何ら変更はありませんよと、それはもう分かりましたと。ただ、ポイントは、変更がないからもう何もしなくていいということで...全文を見る
○白眞勲君 終わります。     ─────────────
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  それでは、内閣府にお聞きいたします、官房副長官もいらっしゃったので。  今回、内閣府の所管から離れて防衛省ができるわけですけれども、内閣府としては今回所管から離れていくことに対してどう思っているのかなと。メリット、デメリッ...全文を見る
○白眞勲君 よく、今も久間長官も浅野副大臣も、そして内閣府でもそういう話があるんですけれども、いわゆる対等になるんだ、対等になるんだということなんですけれども、本当にそういった対等ということでこの防衛庁を省にしていくという方法でいいのだろうかという議論というのはしたのかなとちょっ...全文を見る
○白眞勲君 今、その官邸機能の強化というお話を正に鈴木副官房長官さんの方でおっしゃったけれども、その安全保障会議、国家安全保障会議、いわゆる日本版NSCを大きく拡大させるというような報道もある。その点と、内閣に今ある安全保障会議との兼ね合いはこれからどうなるのかなというふうにも思...全文を見る
○白眞勲君 二月でいい、二月ですね。
○白眞勲君 長官にちょっとお聞きしたいんですけれども、今後防衛省に格上げになった際、より政策に関与していくというふうになっていくと思いますが、先ほど申し上げたいわゆる日本版NSCと安全保障会議との兼ね合いはどういうふうになるんでしょうか。
○白眞勲君 内閣府にちょっとお聞きしますが、防衛庁を担当するというのは部局としてはあるんでしょうか。
○白眞勲君 そうすると、いずれにしたって仕事量は減るわけですよね。どのぐらい減るんでしょうか、お答えください。
○白眞勲君 つまり、今までも内閣府はスリム化、合理化が図られるほどの仕事はしなかったということですか。
○白眞勲君 つまり、所要の手続を行ったということは、右から左に判こを押して出していたってことですか、お答えください。簡単にお答えください。
○白眞勲君 要するに判こを押していたということだということだと思いますけれども。  ここに防衛庁が配っている「防衛庁を省に」というパンフレット、これ、多分委員の皆さん、皆さんお持ちになっているんじゃないかと思うんですけれども、この中にアンケート調査があっていろいろ書いてあるんで...全文を見る
○白眞勲君 ただ、私が思うには、逆に、省にすることに対して賛成か反対かということをこのパンフレットに入れて、賛成が多いんだったら、国民の大部分が賛成しているのだったらああそうですかの話なんですね。一番簡単で、単刀直入に聞くのが私としてはそれが一番だと思うんですけれども、何か奥ゆか...全文を見る
○白眞勲君 今、時系列というふうにおっしゃったんですけれども、久間防衛庁長官は大分前からこの防衛庁を省にするということに対して政府部内でもいろいろな意見交換があったということですから、当然時系列の中で、防衛庁を省にしていくのは賛成ですか反対ですかとか、そういったことをどんどん聞く...全文を見る
○白眞勲君 別に、その法案を提出すればそのアンケート調査をしろということでは私はないと思うんですね、別に。ただ、この自衛隊への認識度とか防衛庁としての認識というものをしっかりとやはり把握する必要性というのはあったんではないかなというふうに思うんですけれども。  内閣府は、ちょっ...全文を見る
○白眞勲君 これ、やはりちゃんと調査すべきだと思いますけれども、内閣府の鈴木審議官ですか、鈴木審議官さんですよね。じゃないや、岡下さん、岡下政務官。岡下さん、どういうふうに思われますか。
○白眞勲君 ともかく、やっぱり省昇格に対する国民がどういうふうに思っているのかというのをきちっと世論調査をするべきだと私は思っておりまして、新聞によりますと、これは六月二十日、日本経済新聞の記事ですけれども、防衛庁を省に昇格させる法案に関して、賛成は一七、反対が二一、どちらとも言...全文を見る
○白眞勲君 定期便化しているとの報道もありますけれども、そうなんですか。
○白眞勲君 いわゆる週二回、一回、一回というふうに決めて飛んでいるということでよろしいですね。
○白眞勲君 これまで、何を空輸しているのか、なかなか国会でもいつ質問しても答えてくれないんですけれども、何空輸しているんでしょうか、もう一度お答えください。
○白眞勲君 今回も、今おっしゃったように、その相手国との関係だということだからつまびらかにはできないというのが今までのずっとお決まりの答弁であるわけなんですけれども、今回衆議院でこの法案の附帯決議の中で、国際平和協力活動に当たって国民に対する十分な説明責任を果たすことというふうに...全文を見る
○白眞勲君 この相手国との関係、今おっしゃった他国との関係で公表ができないと。分かる気もするんですけれども、ただ、当然国際平和協力活動というのは、これは相手国があってからの国際平和協力活動なわけじゃないですか。他国との関係だというふうに全部言ったら、これ、何にもこれ公表できなくな...全文を見る
○白眞勲君 是非、これもシビリアンコントロールだと私は思っております。やはり情報の公開ということが一番重要なことであって、そういう中で、もちろんできないものはまあそれはしようがないねというのを、やっぱり国民がそこは、ああ、これはできなくてもしようがないねというんだったら、できない...全文を見る
○白眞勲君 陸上自衛隊でも、今回中部方面隊の内部資料が流出したとの報道があるんですけれども、この件についてはどうなんでしょうか。
○白眞勲君 今、私は思うんですけど、今回の情報流出もしかり、潜水艦の衝突事件とか麻薬だか談合だとか、一体どうなっているんだというふうに思っているのは、これは私一人なのかなというふうに思うわけなんですね。  恐らく、私思うに、九九・何%、九九・点々何%ぐらいの人たち、自衛隊員とか...全文を見る
○白眞勲君 防衛庁にちょっとお聞きしたいんですけれども、今後の予算編成に対して、これ長官がいいかと思うんですけれども、今回、本来任務に格上げになった海外の活動があるわけですけれども、これはやっぱり当然優先度は日本の防衛ということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 そこでお聞きしたいんですけれども、今度の予算編成に、今後予算編成のときに、例えば輸送機にするのかあるいは戦闘機にするのかとか、そういった、つまり次期戦闘機FXの選定というのも今後、今も話題になっている部分もあるとも聞いているんですけれども、どのような基準でそういったも...全文を見る
○白眞勲君 日米安保条約とか国連軍地位協定などというのは、今までどおり外務省が担当するんでしょうか。
○白眞勲君 ただ、今後防衛省となった場合に、外務省といわゆる同格となるわけですよね。2プラス2のときにも、今までもこれ、何かいろいろな報道では2プラス1・5だったのがやっと2プラス2になるんじゃないかみたいな話まである。そういう中で、防衛庁長官にちょっとお聞きしたいんですけれども...全文を見る
○白眞勲君 最後の質問だけします。  国連軍地位協定における我が国の後方司令部と今回の横田飛行場の共同統合運用調整所とはどのような関係を構築するおつもりなのか、外務省、お答えください。
○白眞勲君 国連軍地位協定なんです。
○白眞勲君 いや、そういうことではなくて、横田飛行場に今度、共同統合運用調整所ができますよね。それとの関係はどういうふうになるんでしょうかということです。
12月14日第165回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
議事録を見る
○白眞勲君 民主党・新緑風会の白眞勲でございます。  今日は、防衛庁設置法の一部を改正する法律案等について御質問をさせていただきます。  まず、その前に、北朝鮮の核問題をめぐる六か国協議について御質問をしたいと思います。  この十二月十八日に行われる予定だとのことですけれど...全文を見る
○白眞勲君 いや、まあ何でもいいです。
○白眞勲君 正に今大臣がおっしゃったように、この五日間と、非常に密度の濃い会議をやんないとなかなかその結論というものは出てこないんではないかといういわゆる懸念が若干私としてもあるわけなんですけれども、そういった中で、最近報道でも出てくるあれなんですが、よく北朝鮮が、最近非常にきつ...全文を見る
○白眞勲君 つまり、大臣としては、これは牽制だというふうに見ているということでございますか。
○白眞勲君 報道によりますと、この拉致の問題について、いろいろな関連でいろいろな話が出てきているわけなんですが、その中で、その六か国協議の中身について最近いろいろな報道が出てきていると。議長国の中国が五つの作業部会を提案したというふうにも言われているんですけれども、それは事実でし...全文を見る
○白眞勲君 これは、十三日に韓国の宋旻淳外交通商大臣がこういうふうに言っているわけなんですね。この作業部会について、五つに分ける、失礼、四つに分けて、別途、平和体制、まあ朝鮮戦争の休戦協定に代わって朝韓の、北朝鮮と韓国との間の平和体制について議論すると、つまり、結局五つに分けるん...全文を見る
○白眞勲君 今、麻生大臣がおっしゃいましたように、三つの日本案が、昔日本で提案したのを拡大形の形が五つというふうに御認識だと思うんですけれども。  ここでお聞きしたいのは、今年の二月に、日朝包括並行協議で、拉致問題を別個に協議するということで一度開かれたわけなんですけれども、そ...全文を見る
○白眞勲君 今大臣もおっしゃいましたように、この日朝間でやるのは結構なことなんですけれども、日朝間だけがこの六者協議の中で別枠でやられてしまったりして、拉致問題とかはそちらでやってくださいねということになると、逆にこのいわゆる拉致問題というのが棚上げされてしまう懸念というのがある...全文を見る
○白眞勲君 是非今回の拉致、非常にクリスマス前の短い、慌ただしいときかもしれませんけれども、しっかりとやはりこの件についてもいろいろな工夫を凝らして解決への道筋というのをつくっていただきたいというふうに思うんですが。  もう一つちょっと聞きたいのは、金融制裁に関してなんですけれ...全文を見る
○白眞勲君 要するに、北朝鮮としましては、この金融制裁を彼らとしては解いてくれというようなことと同時に、やはり基本的に彼らが考えているのはやっぱりアメリカだろうと。逆に言うと、アメリカとの関係で片が付けばという言い方がいいのかどうか分かりませんが、結局日本は付いてくると思っている...全文を見る
○白眞勲君 もう一度ちょっとお聞きしますけれども、拉致問題が解決しない以上は、核問題等が一歩前進程度では何もしませんよと、日本としては、ということでよろしゅうございますか。
○白眞勲君 先週もお聞きしましたけれども、海上保安庁の件についてお聞きいたします。  自衛隊法八十条には、防衛出動、つまり有事の際には総理大臣の統制下に入れて、海上保安庁は防衛庁長官の指揮に従うという部分があるんですけれども、今度防衛省に昇格した際には防衛大臣の統制下に入るわけ...全文を見る
○白眞勲君 これは、海上保安庁の認識はどうなんでしょうか、お聞きします。
○白眞勲君 引き続き海上保安庁にお聞きしますけれども、アメリカの沿岸警備隊と、有事の際、日米安保条約、そして国連軍地位協定に絡んで、海上保安庁としてはどのような連携を今後取っていくおつもりなのでしょうか。
○白眞勲君 これは質問通告してないんですが、外務省にちょっとお聞きしたいんですけれども、日米安保条約とか国連軍地位協定に絡んで、アメリカの沿岸警備隊との間、沿岸警備隊をどうしたい、こうしたいということの話合いというのは前にあったんでしょうか。もし御存じだったらお答えください。
○白眞勲君 もう一つ外務省にお聞きします。  この横田における共同統合運用調整所、前回も御質問を河相北米局長さんに申し上げたんですけれども、これちょっと補足したいんですけれども、国連軍における我が国の後方司令部とはどのような関係を構築するおつもりなのかをちょっとお聞きしたいと思...全文を見る
○白眞勲君 しかし、その有事の際に、朝鮮半島有事の際に、当然これは、後方司令部と共同統合運用調整所の関係というのがないとアメリカ軍としても、あるいは日本の自衛隊がどう運用していくかというのが、これはちょっと私は疑問に思えるんですけれども、その辺は大丈夫なんですか。
○白眞勲君 次の質問をしたいんですけれども、国家安全保障担当内閣総理大臣補佐官と防衛大臣との関係はどういうふうになるんでしょうか。防衛庁、お願いします。
○白眞勲君 ちょっと最後、最後がちょっと聞き取れなかった。そういう関係の前に何とおっしゃったんですか。
○白眞勲君 今のいわゆる総理補佐官ですね、補佐官は助言なんだと。防衛大臣は自衛隊を統括するんだと。でも、この防衛大臣だって当然総理に意見言いますよね。その辺はどうなんですか。
○白眞勲君 つまり、余り関係ないよということですか、補佐官は。
○白眞勲君 経験その他からいえば、久間長官の方が経験その他は相当あるんじゃないかなというふうに思うわけですけれども、例えば意見が違った場合どうなんですか。
○白眞勲君 つまり、その内閣の一員である防衛大臣の方がより上に立っているんだということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 つまり、そうすると、補佐官というのは法に基づく権限がないということですね。
○白眞勲君 そうすると、例えば国内でのいわゆる総理の言わば取り囲みみたいな感じでの場合はそういう感じなんでしょうということなんでしょうけれども、つまり、今度は海外での対外的な活動というふうに言った場合に、外国との付き合いはどちらが主としてやらなければいけないというふうに考えますか...全文を見る
○白眞勲君 例えば、アメリカを例に取って言いましても、もう間もなく2プラス2も始まるんではないかというふうに、もう始まっている場合もあると、そういった中で、例えば、この補佐官という方がアメリカに出掛けていって向こうのホワイトハウスの立場ある方々とお話をするというときに、補佐官の名...全文を見る
○白眞勲君 今回、イラクの派遣が本来任務になるわけですけれども、現在のイラク情勢について長官はどうお考えでしょうか。
○白眞勲君 私も同じような今非常に心配している状況になっておりまして、この前私もテレビで見てたんですけれども、イラクの子供たちが自由に外でもう遊べないんだと、もうどこで何が起きるか分からないと。ただ、一か所だけバグダッドでも安心なところがあるというんですよ。それはどこかというと、...全文を見る
○白眞勲君 そういう中で、最近アメリカの超党派の有識者グループが大統領に提出した提言の中でイラクの撤退について触れられているというわけですけれども、大分アメリカも何か揺れているなという感じがするんですね。どうもイラクに対してはもうそろそろアメリカも後ずさりを始めているような印象を...全文を見る
○白眞勲君 仮にこれ撤退ということになった場合に、アメリカ軍いなくなっちゃった、アメリカ軍いなくなっちゃったら日本の自衛隊どうするんですか。
○白眞勲君 もしアメリカが仮に撤退というふうになった場合に、日本は今航空自衛隊の空輸活動をやっているわけなんですが、それを、いわゆる撤退活動を手伝うんでしょうか。
○白眞勲君 つまり、撤退活動は手伝えないということですね。
○白眞勲君 そうすると、今後、もしかしたら法律を変えて、米軍撤退支援活動なんかも安全確保支援活動と一緒に入れるという可能性、法律を変える可能性もあるというんでしょうか。長官、お答えください。
○白眞勲君 今、違うじゃないですか、見解が。今、麻生大臣は、あっ、麻生じゃない、久間長官は、今の法律上では米軍の撤退はちょっと無理なんじゃないかというふうに言っているわけでして、これ、山崎さんのお話とこれ違いますよ。
○白眞勲君 いや、言っていることが違うというふうに言っているんですよ。今、久間長官は、今の法律の趣旨からすると無理があるんじゃないかというふうに言っているわけなんですね。それをまた今、山崎さんがそうおっしゃっている。これ、ちょっと違いますよ、これ。これ以上ちょっとできなくなります...全文を見る
○白眞勲君 非常に久間さんは分かりやすく御説明されるわけですね。つまり、その撤退活動自体で言えば、これは今の法律の趣旨からは反しているということになっていいわけですよね。
○白眞勲君 全然、だんだん分からなくなってきたんです。最初言っていることはすごく非常に明快な話で、要するに、この今の日本の法律体系では、米軍撤退ということでは今の法律の趣旨からしてちょっと無理だというふうにはっきりおっしゃったわけですね。それがむにゃむにゃむにゃむにゃ、何かだんだ...全文を見る
○白眞勲君 分かりました。ありがとうございます。  それでは、米軍撤退はあれですけれども、元々、久間長官はこのイラク戦争には反対だったんですよね。
○白眞勲君 つまり、まあ行っちゃったと、それでも。それに対しては今じくじたる思いがありますか。
○白眞勲君 結局、久間長官の予想が当たったというふうにも思えるわけなんですけれども、これは、アメリカも撤退という話もあるし、来年の七月末には期限切れのイラク特措法をこれでおしまいにするという可能性というのはあるんでしょうか。
○白眞勲君 今回の法案では、本来任務について、そこには別に法律に定めるところということでこのイラクの附則が書かれているわけですが、そこにテロ、イラク、まあ何でもありと、附則の中に、そういうふうにも私取れるんですね。  元々、附則というのは、それこそいわゆる足りない部分、不足を補...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、長官としては、今後やっぱり恒久法というのを検討していかないと全部附則の方に追いやられてしまうというのはいかがなものかというふうに思っていらっしゃいますか。その辺はどうなんでしょうか。
○白眞勲君 今回、本来任務にこのイラクの部分とかいろいろなものが格上げをされているということですけれども、例えば、うがった見方かもしれませんが、いわゆるこの附則、雑則というんでしょうかね、附則というんでしょうかね、だと、なかなか財務省の予算が取れないんじゃないかと。取れるためには...全文を見る
○白眞勲君 ちょっと外務省にお聞きしますけれども、イギリスの航空機が、北朝鮮の核実験絡みだと思いますが、たしかVC10ですが、これ、外務省、いつ連絡が来たんでしょうか。
○白眞勲君 これはどのような目的なんでしょうか。
○白眞勲君 いや、どのような目的かを聞いているんですが。
○白眞勲君 補給などというんですけれども、などには何があるんですか。
○白眞勲君 国連軍地位協定に基づいてやってきたということですから、当然どのような目的かをしっかりと把握すべきなんではないでしょうか。
○白眞勲君 ですから、その目的について聞いているんですよ。その目的に合致したものは何なんだと、その目的は何なんですかと聞いているんですが。
○白眞勲君 その諸決議は何を、何に該当しているというふうに認識しているんでしょうか。
○白眞勲君 防衛庁には説明をしましたでしょうか、外務省は、その件について。
○白眞勲君 その辺りの日にちと、どういう内容を防衛庁に連絡したかを後で教えてください。
○白眞勲君 アメリカの航空機もたしかこの時期に北朝鮮の核実験の絡みで来たとの報道も聞いているんですけれども、外務省は、いわゆる核の集じんというんでしょうかね、何というか、核物質の採取について、いわゆる北朝鮮の核実験のデータというのは、アメリカとかイギリスからデータをもらったんでし...全文を見る
○白眞勲君 ですから、データをもらったのかどうかを聞いているんですけれども。
○白眞勲君 データをもらったかどうかも差し控えるんですか、それでは。つまり、そういった結果がどういうふうになったということも差し控えて国民に説明しないんですか。それ、核実験ですよ。北朝鮮の核実験について、国連軍地位協定に基づいてアメリカとかイギリスの飛行機が日本の嘉手納に来て、そ...全文を見る
○白眞勲君 必ずしもすべて適さないということじゃなくたって、核物質があった、ないかぐらいのことは私は話していいと思うんですよ。軒先を貸しておいて、嘉手納という日本の基地を、まあアメリカ軍の基地かもしれないが、日本の領土ですよ。それを貸しておいて、何の話も国民に話さないという、ない...全文を見る
○白眞勲君 何かよく、よく一生懸命慎重に答えていただける浅野副大臣の熱意も私は感動しておるんですけれども、もう少しその辺はよく、どこまで、全部を、もちろん軍事的なこともあるから全部を私たちは出してくれとか、そういうことを言っているわけじゃないんですね。  ただ、やはり隣のところ...全文を見る
○白眞勲君 最後に、ちょっと防衛庁長官にちょっとお聞きしたいんですけれども、余りもうこういう話したくない件なんですね。結局また不祥事です。  今度はネットオークションですよ。整備実施規定とかがネットオークションに掛けられていたと。この人、何かヘルメットまで売ってた、ネットオーク...全文を見る
○白眞勲君 終わります。