白眞勲

はくしんくん

比例代表選出
立憲民主・社民
当選回数3回

白眞勲の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○白眞勲君 民主党・新緑風会・日本の白眞勲でございます。  まず、最近の北朝鮮情勢についてお聞きしたいと思いますが、北朝鮮は非核化第二段階の措置の一つ目で昨年末が期限だった完全な核申告、核計画の申告に応じていないわけなんですけれども、まず高村大臣にここでお聞きしたいと思います。...全文を見る
○白眞勲君 相当に頭に来ているということですよね。そういう中で、北朝鮮側は逆に、いや、核計画はアメリカに昨年の十一月に申告書を作って内容をアメリカに通報したんだというふうに主張しているようでして、大分アメリカ側あるいは今、高村大臣の認識とも違うようなんですけれども、私個人としまし...全文を見る
○白眞勲君 今回のポイントというのは、ウラン濃縮とか核拡散といった問題どころか、ヒル国務次官補によりますと、それ以前の核計画や核施設も含まれていなかったということであるわけなんですけれども、そうしますと、いわゆるアメリカのテロ支援国家指定解除など一連の措置も今後しばらくないという...全文を見る
○白眞勲君 といいますと、やはりこれはしばらくないというふうに日本政府としては考えているんでしょうか。
○白眞勲君 先日、アメリカのヒル国務次官補は、佐々江アジア大洋州局長と会談した後に韓国に行きまして千英宇主席代表と会談したわけですけれども、ソウルからの報道によりますと、今月にも北朝鮮の核開発をめぐる六か国協議の非公式会合を開催する方向で検討していることを千さんは明らかにしている...全文を見る
○白眞勲君 六か国協議、非公式会合です。
○白眞勲君 そうしますと、今のところ六か国協議、これはオープンの六か国協議というのは開かれるということはないということですね。
○白眞勲君 続きまして、町村官房長官にお聞きいたします。  先日、私の同僚である牧山委員の質問の際に、総理の年頭所感に関する北朝鮮の言及がなかったことについての質問で、官房長官が記者会見とどうも何か混同されていたのかなというようなことだったので、もう一回改めてお聞きしたいと思い...全文を見る
○白眞勲君 ですから、触れなかったのが非常に私には、逆に言うと何でだろうなというふうに思うんですね。この国民の関心が非常に高い、なおかつ今も大臣おっしゃいましたようになどなどということで大分あちこちでいつも北朝鮮あるいは拉致問題についてはお話をされているという中で、この今、正に審...全文を見る
○白眞勲君 別に、町村大臣をどうこうということではございませんので、今日これから正に午後、総理も御出席されますから、私の同僚がこの件についても、直接聞けば一番話が簡単ですので、聞きたいというふうに思いますが。  ここで、アフガニスタンのISAFの件についてお聞きしたいと思います...全文を見る
○白眞勲君 いや、それはちょっと、非常に苦しそうな今表情であったように私、高村大臣、思ったんですけれども。  今、完全に、それでなくたって、逆に町村官房長官も石破大臣も、それぞれISAF本体への自衛隊の参加については憲法違反になると当時おっしゃっているわけなんですね。ですから、...全文を見る
○白眞勲君 町村大臣も、都合によって忘れちゃったり忘れられなかったりするのかもしれませんけれども。  十月五日の記者会見でしょうかね、町村大臣はISAFは正に武力行使を伴う地上軍だとおっしゃっているんですよね。今は、何かISAFは武力行使というわけでもないみたいなこともおっしゃ...全文を見る
○白眞勲君 今も、今度はISAFは正確には分からないんだとおっしゃっていますが、十月五日の記者会見でISAFは正に武力行使を伴う地上軍だと断言されているじゃないですか。私は、これおかしいと思いますよ。答弁がちょっと非常にあやふやなんじゃないかなというふうに私は印象を持っているんで...全文を見る
○白眞勲君 非常に複雑怪奇に言われちゃうと、私さっぱり分からなくなってしまう。  整理して考える必要があると今おっしゃったり、詰めた議論が必要だというふうにもおっしゃっているわけですね。だったら、何でそのときにISAF参加について憲法については妥協の余地はないと思いますとぽおん...全文を見る
○白眞勲君 ですから、変わっているんじゃないんですか、当時の話と違うじゃないですかというふうに私は申し上げているわけなんですよ。  だから、ISAFの問題については、総理ははっきりと憲法に抵触するんだとここで言っているんですよ。我が国はアフガニスタンの地上における活動はできない...全文を見る
○白眞勲君 ということは、どっちなんですか。憲法違反なんですか、憲法違反じゃないんですか。これ福田総理の答弁とどう違うんですかということを聞いているんですけれども。お願いします。
○白眞勲君 ですから私は聞いているんですね。例えばということでISAFについては我が国の憲法に抵触をするということをおっしゃっているわけですよ。つまり、小沢論文というものに対してのそれは御発言かもしれませんけれども、例えばということで例に例えてこのISAFの問題を出したときに憲法...全文を見る
○白眞勲君 いや、ですから私が申し上げるのはISAFについて聞いているわけですよ。国連決議云々ということを聞いているわけではございません。ISAFについてどうなんですかということを聞いている、ISAFの実際の活動について聞いているんですよ。
○白眞勲君 私にはそういうふうには全然読めないですね、これ。正に、もう一度そこを読みますと、ISAFの問題ですが、これは正に治安維持ということにおいて武力行使を伴うことなんですよと、はっきり言っちゃっているわけじゃないですか。その後、いわゆる戦闘行為というものも含まれているという...全文を見る
○白眞勲君 ちょっと今の言い方よく分からないんですが、もう一度お答え願えませんか。ちょっと、全然分からなかったんですけれども、お願いします。
○白眞勲君 また、じゃこれについて聞きたいと思いますけれども。  ちょっとこれ、次のことについて聞きたいと思います。「しらね」の火災についてお聞きします。  十二月に火災を起こしたヘリ搭載護衛艦の「しらね」ですけれども、何か報道によりますと、何か修理やめて除籍する方向だ、除籍...全文を見る
○白眞勲君 除籍もそうすると含まれるということなんでしょうか。
○白眞勲君 原因は分かったんでしょうか。
○白眞勲君 もう火災起きて三週間ですよね。これ、非常に重要な私は艦艇だと思っているんですね、船だと思います。たしか観艦式の際には総理が乗る船である。そんじょそこいらの船と違って非常に重要な船であるわけで、そういったものについて四か月と今おっしゃいましたけれども、できる限り早くとい...全文を見る
○白眞勲君 いや、全然理解できないんですよ、私には。今も何か少々事実も分かってきたというふうにおっしゃいましたけれども、その少々事実が分かってきたなら、それを逐一やはり国会に報告していただくということも私は必要だと思うんですけれども、大臣、どうでしょうか、その辺、放火の可能性も含...全文を見る
○白眞勲君 国民の非常に貴重な税金で造った船であります。そして、その船が八時間も燃えてしまうと。まして、いわゆる海上自衛隊の正に顔とも言える船だと私は思いますよ。そういう船がこういう状況になっているというのは非常に私は遺憾なことだなというふうに思うんですけれども。  今三点言い...全文を見る
○白眞勲君 ちょっと細かいことかもしれませんけれど、このCICのみならず、当然その上にある、延焼していた可能性もあるわけで、そこに、例えばブリッジの上にぐるぐる回っているレーダーですか、ああいったものというのはやっぱり壊れちゃったんですか、それもちょっとお聞きしたいと思うんですけ...全文を見る
○白眞勲君 大臣は先日の御答弁で、この船相当古い船だとおっしゃって、消火設備等新しいものがなかったと、こうおっしゃっているわけなんですけれども、これ、航海中の火災じゃなくて停泊中、それも消防車に来てもらって消してもらったわけですよね。これ相当深刻だと私は思うんですよ。  やはり...全文を見る
○白眞勲君 何度も言うようですけれども、この「しらね」、非常にいい、いいというか、非常に顔になっている船であったというところですけど、私の記憶ですとその乗組員が機密情報を漏えいさせた事件があったり、今度はもしかしたらこれ使い物にならなくなるようなダメージが今回この船に出てきたと。...全文を見る
○白眞勲君 最後でございますけれども、電子目安箱についてお聞きしたいと思います。  この情報提供の専用ページ、いわゆる電子目安箱、これ防衛省のホームページに分かりやすい場所に設置されたとのことですけれども、あのときはまだ一件も来ていないというんですけど、その後来ましたか。
○白眞勲君 終わります。
04月16日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  今日は両先生方、本当にいろいろといいお話、参考になるお話をお聞かせいただきましてありがとうございます。  お二人の先生方、両方とも同じ質問だということで聞いていただきたいと思うんですけれども、今、私が聞きたいのは、外国人の持つ位置付...全文を見る
04月22日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  まず、今日の朝といいますか、午前二時五十分ごろという報道なんですけれども、発生しました、タクシーの運転手の方を陸上自衛隊の練馬駐屯地所属の自衛官の少年が殺害した事件についてお聞きしたいと思うんですけれども、その詳細についてまず防衛省に...全文を見る
○白眞勲君 国民の、今まさに大臣がおっしゃいましたように、生命を守るべき自衛隊がこういったことを起こしたことに対しては誠に遺憾であるというふうに私も思うんですけれども、最近、「あたご」の事件もそうなんですけれども、一体これどうなっちゃっているんだという感じがするわけなんですけれど...全文を見る
○白眞勲君 今回の事件の類似性と言っちゃなんですけれども、この前脱走した米兵のやはりタクシーの運転手の殺害事件というのもあったわけですけれども、それと関連すると、何か私自身じくじたる思いがあるなというのはあるんですが、この件について大臣としてどういうふうにお考えですか。
○白眞勲君 それでは、次の件に移りたいと思うんですけれども、李明博大統領が昨日まで日本を訪問されていたわけですけれども、その概要とかあるいはプレス発表文を見ますと、福田総理との会談で北朝鮮に対しての日米韓の連携をより深めるということで合意したということなんですが、これだけですと全...全文を見る
○白眞勲君 それは発表文に書いてあったことをそのままお読みになったようなものでして、だから私が申し上げているのは、実際拉致についてはどういう具体的な話があったのかどうかというのをお聞きしているわけなんですけれども、その辺についてはどうなんでしょうか。
○白眞勲君 まさに首脳会談であるならば、それほど具体的にああでもないこうでもないということを話さないというのは分かるには分かるんですけれども。  そういう中で、報道によると、日本からもボーナスがあるということを伝えてほしいというふうに李明博大統領に言ったという報道があるんですけ...全文を見る
○白眞勲君 今の話というのは日朝平壌宣言に書かれているわけでして、当然それは国交正常化の後には経済協力をしていきましょうということは言っているわけでして、それを何でボーナスという言い方をしなきゃいけないのかなというのがさっぱり私には分からないんですけれども、それについて、大臣、ど...全文を見る
○白眞勲君 今の話を聞いてもそうなんですけれども、日朝平壌宣言によって経済協力が行われるんだということだとすると、余り何か北朝鮮問題に関して、今回の話合いにおいてイニシアチブはどの程度あったのかなという、やはり私は福田総理がもっとよりイニシアチブを取ってやっていくべきだというふう...全文を見る
○白眞勲君 つまり、今回の件については、今の話ですと、前の政権とは一緒にやれなかった部分があるけど、今度は、今回はやれそうだという部分では前進だったというふうに解してよろしいんですね。
○白眞勲君 そうしますと、やはりアメリカの動向というものも一つ気になるところだと思うんですけれども、北朝鮮の核計画の申告問題では、アメリカと北朝鮮の協議、今日からですね、四月の二十二日の今日再開されるようでして、また先日の衆議院の外務委員会でも、齋木局長さんからの御答弁では、アメ...全文を見る
○白眞勲君 要するに、ライス国務長官、今も御発言があったんですけれども、ライス国務長官は記者会見で、対テロ支援国家指定解除をすることを示唆するような記者会見もされているんですね。核計画の申告がなされた後も申告の検証には時間が掛かる、こうおっしゃっている。  片や、十九日にブッシ...全文を見る
○白眞勲君 ちょっと、そうしますと、くどいようなんですけれども、まだ日本にはそういう相談はないということですか。
○白眞勲君 つまり、ちょっとくどいようで本当に恐縮なんですけれども、最終的じゃない状況での支援指定国家解除の話というのもやはり出てきているということなんでしょうか。
○白眞勲君 そういう中で、第二段階の措置の中には、もちろんこの核の問題もそうなんですけれども、日朝ということでいえば、当然これは精力的な協議を通じて具体的な行動を実施していくこと、つまり、拉致問題についても何らかの動きがなければならないことがその第二段階の措置の中で約束されている...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、拉致問題は日本が考えているだけであって、アメリカがどう考えるかは別問題だということでいいわけですか。その六者会合で合意したということは、当然日本もそれでサインしているんじゃないんでしょうか。
○白眞勲君 いや、私の聞いているのは、第二段階が終了したということの認識の中には、当然それは日朝の間の具体的な拉致問題か何か、何らかの動きがなければならないということも六者会議の中で合意されていることではないんですかということなんですけれども。
○白眞勲君 そういう中、日本は北朝鮮に対する独自制裁、この前延長したわけですけれども、ちょっとこれ事務方で結構でございますが、今北朝鮮は食料不足深刻だという話もあるんですけれども、今北朝鮮の状況についてどのように認識されているんでしょうか。
○白眞勲君 今私が申し上げた日本独自の制裁についてちょっとお聞きしたいんですけれども、そういう中、北朝鮮が解決に向けた具体的な行動を取る場合には、いつでも制裁の一部又は全部を終了するということを政府が談話で発表した。つまり、制裁には延長したものの、段階的に制裁を解除する可能性もあ...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、その具体的な行動を取る場合に、例えば人の往来を認めようではないかということもあり得るということなんでしょうか。
○白眞勲君 そうしますと、北朝鮮側の状況ということですから、段階的な制裁解除の条件という中には、これ拉致問題について高村大臣は以前答弁された「進展」がない限りは、段階的というか、一部であったとしても制裁の段階的な解除はあり得ないということなんでしょうか。高村大臣、お答えください。
○白眞勲君 そうしますと、例えば誠意ある対応と前、安倍総理がおっしゃったんですけれども、誠意ある対応の場合には段階的な解除はあり得ないということでよろしゅうございますか。
○白眞勲君 李明博大統領がアメリカのブッシュ大統領とも会談をされているわけですけれども、その中で在韓米軍の削減方針を見直すという合意がなされたわけで、防衛大臣にちょっとここでお聞きしたいんですけれども、気になるのはこの在韓米軍の削減凍結なんですけれども、当然これはアメリカの世界戦...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、今の中ではもしかしたらグアムの再編にも何らかの変化を及ぼす可能性ありということでよろしいんでしょうか。
○白眞勲君 次に、航空自衛隊のイラクの活動について、先ほども同僚浅尾議員から名古屋高裁での判決についてのお話があったんですけれども、防衛大臣にお聞きいたしますが、この判決を極めて遺憾だということをお話しされておりまして、これまでの活動に何らの問題はないんだということもお話しされて...全文を見る
○白眞勲君 ただ、論理構成上必要か必要じゃないかを大臣が言うというのはどうなのかなと私は思うんですね。  つまり、これは司法の判決の中で、恐らく高裁は論理上必要であるからそれを言及したんじゃないかなと私は思うんですね。全く関係ないものを書いたわけではないと私は思うんですね。ずっ...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、今の話ですと、聞かれたから私は答えたんであって、聞かなければ私は答えないぞということだったんだということでの立法府の判断ではないんだという言い方のようにも聞こえなくはないんですが、そうすると、その判決自体は尊重するということですね。
○白眞勲君 つまり、裁判所の判断を尊重するということでよろしいですね。
○白眞勲君 裁判所の判断の中には当然、傍論とはいえども、そこには判決理由が書かれているわけですよね。その判決理由についてはじゃ尊重はしないということなんでしょうか。
○白眞勲君 じゃ、傍論でも判決文に書いてあるわけですけれども、それは尊重するのかしないのか、どっちなんでしょうか。
○白眞勲君 だったら、逆に言えば、私は法的拘束力を持たないということを言っているんですか。その辺ちょっともう一回お話ししたいと思いますけれども、法的拘束力を持たないんですか、これは。
○白眞勲君 つまり、私自身承服し得ない、そんなの関係ねえということなわけですか。
○白眞勲君 今回の高裁の判決というのは、イラクに自衛隊が空輸活動で派遣されていること自体が憲法九条に違反しているというふうに書いているわけでして、二段構えになっているわけじゃないですか。結局は、イラク特措法に照らしてみても違反しているけど、そもそもイラクに行くこと自体が憲法九条に...全文を見る
○白眞勲君 つまり、それ九時ごろではないということですね。
○白眞勲君 ヘリが二機使われたということは連絡していませんね。
○白眞勲君 実は、これは民主党の朝の外務防衛部門会議でもこの問題について話があったときに、けが人と「あたご」の航海長を運ぶために捜索中のヘリ二機が使われたということは、そのときに海上保安庁の方が、いらっしゃった保安庁の方までびっくりしちゃってて、ああ、二機も使われてたんですかみた...全文を見る
○白眞勲君 ただ、これホームページ見ると、全部捜索中になっているんですよ。四機が捜索中になっているんですね。捜索を継続中となっていて、現場海域にいるというのと捜索しているヘリというのはこれ違うんじゃないんですか。それは、それを合わせたんだったら四機以上いますよ、これ、もし現場海域...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、実際には捜索してなくて、向かっているヘリまで入れて四機ということであって、捜索中のヘリというのとちょっとニュアンス違うんじゃないんですか。それが何で捜索捜索、捜索中だ捜索中だといってこれを多めに言っているのかなというのが私は不思議でしようがないんだけれども...全文を見る
○白眞勲君 ですから、私が申し上げているのは、実際に捜索活動に携わっているのは、その時点で三機なら三機って書くべきなんじゃないんですか。それを何で五機、四機だとか、そういうふうに、何かその辺りにいたヘリコプターまでみんな加えるのか、それがさっぱり分からないんですね。  それで、...全文を見る
○白眞勲君 じゃ、二十八日は午前九時現在に六機が実際に捜索にかかわっていたんですか。
○白眞勲君 最初の事故発生直後に、これよく見ると、捜索活動に使っていた、これは防衛部会でCというヘリコプターの名前になっているんです、ABCのCですけれども、これが幕僚長を搭乗させるために一度戻っているんですね、捜索活動から。それで、それまで三機態勢で捜索していたものが二機になっ...全文を見る
○白眞勲君 七時五十分ですと、「はるさめ」にいたこのCという飛行機は横須賀の近くにいるんですよ、もう。七時五十二分に横須賀に来ているんですよ。ですから、実際にこれそのときに飛んだヘリコプターですよ。その現場海域にいるかもしれないというふうに考えられるヘリコプターがA、B、Dの三機...全文を見る
○白眞勲君 それはおかしいじゃないですか。七時五十二分に到着したヘリコプターということは、七時五十分時点ではもう横須賀のヘリポートの真上でばたばたしながら降りていく寸前のところじゃないですか。それも含めて四機ですというのは、それは余りにもちょっとおかしくないですか。防衛大臣、どう...全文を見る
○白眞勲君 今二点、重要なことをおっしゃっているんですね、防衛大臣は。  一点は、ホバリングまでしているものに対して捜索とは言えないとおっしゃったわけですよ。私もそう思いますよ、それ。横須賀のもうヘリポートの上でホバリングだか何かよく私は専門用語知りませんけれども、そこら辺りに...全文を見る
○白眞勲君 足らなくはないけど、十分じゃないんですか。
○白眞勲君 もう一つ防衛省にお聞きいたします。  汽笛は鳴らしたんでしょうか。
○白眞勲君 確認中って変な話で、鳴らしたか鳴らしていないかぐらい確認中って、それは私はちょっと理解できないんですけれども。これは艦長は記者会見で、最初に汽笛が鳴った時点で何かあるなと思ったとおっしゃっているんですよ、記者会見で。その後、艦内マイクで衝突という意味のマイクが入ったと...全文を見る
○白眞勲君 それ、全然答えになっていませんよ。要するに、汽笛を鳴らしたか鳴らしていないか、防衛省としてはどうなんだということを聞いているんですよ。お答えください。
○白眞勲君 いや、私聞いていませんよ、そんなこと。つまり、漁船の方、聞いているわけじゃないんですよ、私は。当然、その艦内にいれば汽笛が聞こえたかどうかぐらいのことは分かると思うんです。それが確認取れていないというのはどういう意味なんだか。全然答えになっていませんよ。
○白眞勲君 電話については、海上保安庁に対して、聞いていないと海上保安庁が言ったにもかかわらず、電話したしたとおっしゃっているんですよ。それで今度、汽笛について鳴らしたかどうかというのはもう分かりませんなんて、そんなの当直の士官に聞けばすぐに、いつごろ鳴らしたのかというのは全部聞...全文を見る
○白眞勲君 防衛省さんにお聞きします。  調査が終わった時点で防衛省としてきちんと発表するようにお願いしますけれども、大臣、よろしくお願いします。お答えください。
○白眞勲君 在日米軍駐留経費負担特別協定について、そもそも論でちょっと一回入ってみたいなと思うんですけれども、これ、先ほど犬塚委員からもこの思いやり予算、いわゆる思いやり予算ということで始まったというところが、当初の予算が六十二億円だったものが今年度はおよそその三十四倍の二千八十...全文を見る
○白眞勲君 外務大臣にお聞きいたしますけれども、政府はこの駐留経費の負担額は、当時の金丸長官の説明にあった思いやりの立場というのが込められているのか、今、それとももう込められていないものなのか、どちらなんでしょうか、お答えください。
○白眞勲君 それは、相手を思いやるということ、これは別に軍事の間でなくても、外務大臣であるならば外交であり、また防衛大臣であるならば当然お互いの防衛、防衛の立場からの意味合いでの思いやりとか隊員に対する思いやりとか、いろんな思いやりというのは私はあると思うんですよ、もちろん。 ...全文を見る
○白眞勲君 でも、最初始まったのは、自民党が思いやりという言葉を言ったから思いやりが始まったわけでして、野党が今思いやりを使っているから、我々は使っていないというのは、それはそれとしての見解ですけれども、最初の時点での思いやりだということは、自民党から使ったんじゃないでしょうか。
○白眞勲君 この在日米軍駐留経費については、負担の割合についてちょっとお聞きしたいんですけれども、これは平成十七年のデータをずっと使っているんですね。これ不思議でしようがないんですね。米国とぎりぎりの交渉を行ってきたと外務省はいつもおっしゃっているんですけれども、交渉をするときに...全文を見る
○白眞勲君 違いますよ。各国比較じゃないんですよ。これ、アメリカの予算を聞くだけですよ。アメリカ側に聞けば出てくるじゃないですか。何でそれが各国予算になっちゃうんですか。すり替えないでください。もう一度お答えください。
○白眞勲君 間もなく出てくると思いますとおっしゃっているじゃないですか。それでいて、そういう何かしらを切ったようなことをされても困るんですけれども、この辺どうなっているんですか。
○白眞勲君 私が聞いているのは、データが間もなく出てきますと言っていて出てこないのはどういう理由なんですかというふうに申し上げているんですよ。一年以上出ていないじゃないですか、新しいデータが。そして今、ぎりぎりの交渉と言いますけれども、データもないのにどうやってぎりぎりの交渉がで...全文を見る
○白眞勲君 全然答えていないですよ。私が聞いているのは、間もなくと言っていて何で出てこないんだと言っているんですよ。国会で間もなくとおっしゃっているんですよ、衆議院予算委員会、平成十九年三月一日に。そうおっしゃっていて全く出していないじゃないですか、それはどういうことなんですかと...全文を見る
○白眞勲君 日本側がほとんど負担している光熱水費についてお聞きしますけれども、この第四条に、米国の節約努力に関する規定に一層という文字が今回加わったことによって節約努力はより強まったというふうに、我々から見ると外務省は胸を張っているんだなということなんでしょうけれど、これも二年前...全文を見る
○白眞勲君 具体的には、何かこの前も御答弁で、白熱灯を蛍光灯に変えたり冷房を省エネタイプにしたりということをおっしゃっているんですけれども、確かにそういったことをやらないよりはいいけど、ただ、エアコンをつけっ放しにして外出しているような話というものもあるわけで、どの程度の効果がこ...全文を見る
○白眞勲君 米軍が今度グアムに移転しますよね、海兵隊の。そのグアムに移る海兵隊の光熱水費などの駐留経費まで日本が、これ守ってくれるんだということで、今後負担するなんということはないでしょうね。言っていること分かりますか。
○白眞勲君 ここで基地従業員の労働基準法違反についてちょっと厚生労働省に聞きたいんですけれども、労働基準法違反はいつから把握し、現在何項目の違反があるのか、お答えください。
○白眞勲君 これ、長年の間、違反を厚生労働省として放置しているわけですね。これ、何でこんなことになっているのかなと。これ、雇用主である防衛大臣に対して是正勧告、あるいは逮捕、送検、これ労働基準法違反ですよね、これ何でしないんですか。明確にお答えください。
○白眞勲君 駐留軍だよ。
○白眞勲君 これ、厚生労働省としてもしっかりと、労働基準法違反が実際にあるわけで、それも把握しているにもかかわらず、より一層この件についてはきちっと防衛省に対して働きかけを強めることを望んでおきます。これ、もう答えいいです、時間がないので。  もう一点だけ。これ外務省にちょっと...全文を見る
○白眞勲君 最後ですけれども、現在脱走中の者が十名ということでよろしいですね。最後です。
○白眞勲君 ちょっと後で議事録見てみますけれども、ちょっと何か今十名と聞いてちょっと変だなと思ったんですけれども、いいです、分かりました。  ありがとうございました。
04月25日第169回国会 参議院 本会議 第15号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  私は、会派を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国と...全文を見る
06月04日第169回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  まず、今年三月下旬にラオスの日本大使館に北朝鮮から逃れた脱北者と見られる男性が駆け込んだことについて外務大臣にお聞きいたします。  この男性は、かつて北朝鮮に渡った在日朝鮮人夫婦の子供だったと本人が話しているとも伝えられているわけな...全文を見る
○白眞勲君 それはおかしいんじゃないんですか。いるかいないかぐらいはおっしゃってもいいんじゃないかと思うんですけれどもね。その事情について、それは説明していただかないと困りますね、もう一度お答えください。
○白眞勲君 もう報道されているんですよね、ラオスに入ったということは。それを、有無も含めてお話しされない理由というのは今全然納得いかないんですね。これじゃ聞けないですよ、これ以上。もう一度お答えください。
○白眞勲君 じゃ、今二か月以上経過しているわけですけれども、その結果についても一切答えないというのはちょっと余りにも長過ぎるんじゃないかなと思うんですけれども。その結論としてどうなのか、じゃ、外務大臣、高村外務大臣、お答えください。
○白眞勲君 今現在、瀋陽や北京などの日本の公館に何名の脱北者とされる方がいるのかもお答えできないんでしょうか。お答えください。
○白眞勲君 全然理解できませんね。  当然、その脱北者の中には日本人とその子供たちもいるんじゃないかなと思うんですけれども、それについてなぜ国民に対して報告する必要がないというふうに言えるんでしょうか。その理由についてお答えいただきたいと思います。
○白眞勲君 その関係国との信頼関係の関係国ってどこですか。
○白眞勲君 それは、ちょっと私たちとしては納得いかない御答弁ですね。  この件については、またほかの委員会も含めてやりたいと思っています。
○白眞勲君 我が国の邦人、なかんずく、もしかしたら拉致された方もその中にいらっしゃるかもしれない。そういう中で、やはり国民に対して、今一体その在外公館にどのぐらいの人数のどういう方々がいるか、人数ぐらいはおっしゃっていただいてもいいんじゃないのかなと。個別具体的なことについては、...全文を見る
○白眞勲君 日本政府としましては、この食糧支援、人道的な食糧支援に関しまして、官房長官、どのようにお考えでしょうか。
○白眞勲君 北朝鮮からアメリカ側に核計画の膨大な資料が五月に提出されているわけですけれども、このいわゆる基本的なポイントとして、プルトニウムとその関連の資料だということらしいんですけれども。  外務大臣にお聞きいたします。これ大臣も再三にわたって指摘されているとおり、ウランにつ...全文を見る
○白眞勲君 最近の報道によりますと、北朝鮮が核無能力化の象徴として、寧辺の核施設の冷却塔を爆破して、その模様を世界に中継する案が浮上しているということがあるんですけれども、齋木局長にお聞きしますが、アメリカや北京でいろいろな協議があったと思うんですけど、その辺の話というのはあった...全文を見る
○白眞勲君 報道があるという意見交換をされたんですか。そうすると、報道があるという意見交換ってどういう意見交換なんでしょうか、もう一回お聞きしたいと思います。
○白眞勲君 それに対して意見交換でどのような結論といいますか、それが出たんでしょうか。
○白眞勲君 高村大臣にお聞きいたします。  私はこのような、もちろんこれ爆破するということ自体どうこうということではないんですけれども、セレモニーのような感じが私はしてしようがないんですね。セレモニーをすることはもちろんいいんですけれども、一番重要なことは、いわゆるこういった爆...全文を見る
○白眞勲君 私は高村大臣とはちょっと見解が違いまして、別にそれは、爆破することでパフォーマンスとしてやっていくんですということだったら、それはそれでも意味はあるかもしれません。しかしながら、ポイント、一番重要なのは、我々が目標としているのは、北朝鮮のすべての核並びに関連する施設を...全文を見る
○白眞勲君 そこがポイントだと思うんですけれども、専門家は分かっておるんだといっても、一般の人たちはやっぱり映像というのは非常にセンセーショナルな部分が私はあると思うんですね。核施設が爆破されてなくなっちゃった、少なくともそこの場所は。確かにそれは一歩前進だというふうに今高村大臣...全文を見る
○白眞勲君 町村官房長官にもお聞きしたいんですが、こういったパフォーマンスについて町村官房長官はお好きでいらっしゃいますでしょうか。
○白眞勲君 もう一度ちょっとお聞きしたいんですけれども、北朝鮮をめぐる日米韓三か国の首脳の会議とそれから北京の会談で、齋木局長にちょっとお聞きしたいんですけれども、ロシアが参加していないこの理由は何なんでしょうか。
○白眞勲君 終わります。
10月23日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  まず、先日行われましたアメリカ政府によるテロ支援国家指定解除の件について幾つかまず御質問させていただきたいと思います。  まず、外務大臣にお聞きいたします。  韓国の報道によりますと、大臣は、十月十日、ライス国務長官とこのテロ支援...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、テロ支援国家指定解除については、解除しないでくれというふうにおっしゃってはいないということですか。
○白眞勲君 いえ、私のお聞きしているのは、テロ支援国家指定解除について、しないでくれとかしてくれとか、そういった話というのは中曽根外務大臣からされたのかどうかということを聞いているんですけれども。
○白眞勲君 そうしますと、アメリカ政府が解除を行うと正式に通告をしたのはいつでしょうか。
○白眞勲君 いや、正式に通告したかどうかは、じゃ、お聞きしたいんですけれども、正式には通告してないんですか、したんですか。どっちなんですか。
○白眞勲君 いえ、私が外務大臣にお聞きしているのは、テロ支援国家指定解除についてアメリカ側からの正式な通告はあったのかなかったのか、あったならばいつなのか、それを聞いているんですけど。もう一度お答えください。  大臣に聞いているんですよ。
○白眞勲君 それ、おかしいんじゃないですか。その通告があったかなかったかぐらいはちゃんと、正式にあったかなかったかぐらいのことは言ったっていいと私は思うんですけれども、何でそこまで逆に差し控えなきゃいけないんでしょうか。それに対してどういう意味合いがあってそれを差し控えなきゃなら...全文を見る
○白眞勲君 ちょっとおかしいんじゃないですか、それは。通告があったかなかったかぐらいは言ったっていいんじゃないかと思うんですけれども、何でそれを言えないんですか。米国との関係でどういう関係があってそれを言えないんでしょうか。
○白眞勲君 いや、私は具体的なやり取りを聞いているんじゃないんですね。具体的なやり取りはそれは外交上いろいろあるでしょうから、それについてどうこうということではないんですが。最終的な意思決定をいつやって、それをいつ日本側に伝えたのかというのはこれ極めて重要なことであって、そのいつ...全文を見る
○白眞勲君 ですから、それに対する正式な通告があったのかないのかを聞いているんですが。
○白眞勲君 最終的な意思決定の説明があったとおっしゃったので、それは通告だと私は思うんですよね。それはいつなんですかと聞いているんですけれども。
○白眞勲君 何でその時間も言えないんですか。
○白眞勲君 全然答えになっていないんですね。  対外発表の前に行われたということですね、通告が、通告というのが、意思決定をしたという。その時間を、いつだということを聞いているんですよ、私は。それを全然お答えになっていないじゃないですか。それは当たり前じゃないですか。事前にそれを...全文を見る
○白眞勲君 私が申し上げているのは、正式にアメリカ政府からこのテロ支援国指定解除についての日本側への解除しますよというその通告がいつになったのか、その日時を教えていただきたい、それをお聞きしているんですけれども、もう一度お答え願います。
○白眞勲君 いや、私が申し上げたのは、米国の国内事情じゃなくて、日本政府に対してはいつ知らせたかということであって、極めて不誠実な答弁だと思います。もう一度お願いします。  日本政府に対してどうなんだということを私は聞いているんですよ。だから、アメリカ政府がいつ決定したかの日時...全文を見る
○白眞勲君 今、先ほど中曽根大臣の方から、ブッシュ大統領と麻生総理との協議もやったということをおっしゃっていましたけれども、その協議はいつなんですか、じゃ。
○白眞勲君 それはいつですか。
○白眞勲君 ブッシュ大統領は、テロ支援国指定解除を発表したのが十二時です。で、今、中曽根大臣は、協議をしたのは、つまり十一時三十分に麻生総理とブッシュ大統領が協議をしたということは、その時点ではまだ解除するかしないかを決定していないということで、それからその三十分の間に決めたとい...全文を見る
○白眞勲君 いえ、私は、今、中曽根大臣が協議をしてそれで決めたということを言ったから、その中に麻生総理とブッシュ大統領との会談も含まれているんだというふうにおっしゃったからそういうふうに私は解釈したんですけれども、またそうやってごまかさないでいただきたいと思います。その辺、どうな...全文を見る
○白眞勲君 それは聞いていますけれども、ブッシュ大統領が拉致問題については強い気持ちを抱いているというのは聞いているんですけれども、それに対して麻生大臣はどういうふうにお答えになったのかというのも聞きたいんですが。  その前にちょっと河村官房長官に一つだけ。もう時間も、全然先に...全文を見る
○白眞勲君 ちょっとはお話ししてくださらないとなと思うんですね。  これは、韓国とアメリカの、李相憙国防大臣、ゲーツ国防長官はきちっと、米韓双方の情報機関は依然として政権を掌握していると判断しているとこの前もちゃんと会見で話ししているんですよ。日本政府はだんまりを決め込んでいる...全文を見る
10月28日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  まず、先日行われましたアメリカ政府による北朝鮮のテロ支援国家指定解除の件につきまして幾つか御質問させていただきたいと思います。  麻生総理にお聞きいたします。先日の参議院予算委員会で総理は、この北朝鮮に対するアメリカのテロ支援国家指...全文を見る
○白眞勲君 総理のおっしゃるところというのは私も非常に気になっていたところでもあります。私は、テロ支援国家指定解除を今時点ですること自体に私は問題があるなというふうに思っているんですけれども、それと同時に、今おっしゃいましたように、その合意の中身ですね。つまり、今回の北朝鮮のテロ...全文を見る
○白眞勲君 麻生総理のおっしゃるとおり、それをどこまで解除するのかというのも極めて大きな問題でして、ということになりますと、テロ支援国家指定解除、これは解除は解除で、解除なんですけれども、その解除の中身についてをどこまで解除するのかということだと私は理解しますけれども、その辺につ...全文を見る
○白眞勲君 そこだと思うんですね。つまり、その相手がどうなっているのかよく分からぬという部分。今もよく分からぬ、あるいは幾ら何でも遅過ぎるんじゃないかと。  ここでポイントになる、いわゆるそもそも論になるわけなんですけれども、交渉相手の指導者の金正日氏が今一体どうなっているんだ...全文を見る
○白眞勲君 もちろん、これ以上言いたくないという部分というのはあると思うんですけれども、でも、相当ちまたでは今おっしゃったようにうわさが飛んでいるわけなんですね。すべてをお話しできないのは分かります。でも、だんまりというのもどうかと思うんですね。  ちなみに、韓国の李相憙国防大...全文を見る
○白眞勲君 そういう中で、今回、テロ支援国家指定解除をしたという中で、六者会合を動かすためにはしようがないという判断があったとするならば、やっぱり金正日氏のこの健康悪化説とも何か関連性があったというふうには思えるんでしょうか。その辺は総理、どういうふうに思っていらっしゃるんでしょ...全文を見る
○白眞勲君 ここで表をちょっと見ていただきたいと思うんですけれども、(資料提示)これはアメリカのテロ支援国家指定解除に至る経緯を日本との関係で時系列として出したものです。  ここで注目しなければならないのは、六月二十六日のテロ支援国家指定解除の発表です。まさにその二週間前に日朝...全文を見る
○白眞勲君 全然私の質問に答えてないんですよね。  私の質問は、最初の六月の日朝交渉によってただ言葉の口約束だけされただけで、最終的には何のその後進展もないんですよ、拉致問題については。それでいてテロ支援国家指定解除がされてしまったということについて、どうなんですかということを...全文を見る
○白眞勲君 いや、だから、その時点でそうだったらいいんですよ。十月中に解除をするという連絡はないんですと。その翌日に解除されちゃったんですよ。何ですかということなんです、私が聞いているのは。どうなっちゃっているんですかということなんですよ。  そのときには、もう十月十日の時点で...全文を見る
○白眞勲君 全然お答えになっていません。答えてください。  十月中に解除することはないと国民に向かって説明したんですよ。ああそうかと、私も、ああ十月中にはないんだなと思ったら翌日解除されちゃっているんですよ。だから、どういうことなんですかということを聞いているんですよ。
○白眞勲君 全然答えになっていないんですけれども、これ以上また聞いてもしようがないから次行きますけれども。  外務大臣にお聞きいたします。  先日の当外交防衛委員会で、十月十日の夜にライス国務長官と電話会談を外務大臣されていますね、その会談で、こう答えているんですよ。テロ支援...全文を見る
○白眞勲君 今も外務大臣は解除はしてほしくなかったんだと、本音はという趣旨の御答弁をされている。だったら私は言えばよかったと思うんですよ、そのときに。やっぱり継続して言うことが重要だと思うんですよね。何となくやっぱり、拉致を、進展させるためには、解除をやっぱりするよりもしない方が...全文を見る
○白眞勲君 全然、何か言い訳に終始しているようにしか私は感じられないんですけれども。  そこで、もう一度中曽根外務大臣にお聞きしたいんですけれども、アメリカ政府はいつ日本政府に対してテロ支援国家指定の解除を正式に伝えたんでしょうか。日時を教えていただきたい。
○白眞勲君 今、中曽根外務大臣は、ライスさんとのお話の中で、外務大臣とですね、最終的な意思決定の説明がありましたというふうにして、その後に意思決定されたものだというふうに言ったというふうにおっしゃいましたけれども、この前の御答弁で中曽根外務大臣はこうおっしゃっているんですよ。 ...全文を見る
○白眞勲君 それは違いますよ。御答弁されているんですよ。最終的には総理とブッシュ大統領の会談もあったわけでありますが、米国政府はそういう日本側との協議を踏まえて最終的に意思決定をしたと書いてあるんです。  つまり、ブッシュ大統領との会談もあったわけでありますがと言って、その協議...全文を見る
○白眞勲君 いいえ、ですから、何度も何度もあれなんですけれども、ブッシュ大統領と総理との会談もあったわけですが、そういう日本側との協議と言っているんですよ。そうしたら、それはブッシュ大統領と麻生総理の会談も、これ協議のうちですよ、それは。それはちょっと強弁ということになりますよ。...全文を見る
○白眞勲君 さっき一番最初に外務大臣がおっしゃったときには、最終的な協議をして意思決定をしたのは自分と、自分って、中曽根外務大臣とライスさんがお話をした後に最終的な意思決定をしたものであるというふうに、お読みになったから、もう一回その文書を見たらいいじゃないですか。書いてあるんだ...全文を見る
○白眞勲君 ですから、結局、歴代の外務大臣は私の国会の質問でも、最終的に解除するときは日本と相談すると答えていて、そして日本の意向を今回私は無視されたんじゃないかなというふうに思うんです。  最終的な意思決定は、同盟国としてこれ通告するのは当たり前なんですね。それがないまま、協...全文を見る
○白眞勲君 つまり、豪州がその部分を負担するということは知っているんですか。  もう一回、ちょっとお聞きしたいと思います。
○白眞勲君 極めて興味深いお話だと思うんですね。  だってアメリカは、ヒルさんは、日本が重油支援をしない、これ拉致問題あるから重油支援をしないことは分かりますと、その気持ちも分かるんだと言いながら、アメリカはその二十万トンを、協議を、別の国と協議をしていると。これ、やってくれと...全文を見る
○白眞勲君 日本政府の拉致問題に対するスタンスというのは、これは対話と圧力だということは前々からそのとおりだと思うんですけれども、その中の拉致問題に対する圧力の一つの大きなカードであるテロ支援国家指定解除がカードとして今失われつつある。そしてなおかつ、日本側がその経済支援を、エネ...全文を見る
○白眞勲君 つまり、オーストラリアに対してもその二十万トンの支援はできる限りしないでほしいと、その旨の話もしたいということでしょうか。
○白眞勲君 今、テロ支援国家指定の解除とかエネルギー支援等の肩代わりの問題とかいろいろありました。大分、北朝鮮と日本とのやはり拉致問題に対するスタンスというのもこれから変えていく必要性もあるのかもしれない。  そういう中で、拉致問題、どのように総理は今後解決するために具体的に行...全文を見る
○白眞勲君 そういう中で、やっぱり私は、日米同盟、日本、アメリカからのイエスマンだけになっちゃいかぬというふうに思われているんですけれども、どうもその辺について、この給油問題について考える際にいろいろこれ考えていかなきゃいけない部分があるんじゃないかなというふうに思うんですけれど...全文を見る
○白眞勲君 いや、私は不思議でしようがない。  今申し上げたのは、このパキスタンの沖のところに展開すればいいじゃないですかと、ここの、その部分ですよね。ところが、実際には三か所ですよ。三か所に展開されているわけですよね。で、よく見ると海賊がいっぱいいるんですよ、この何ですか、ソ...全文を見る
○白眞勲君 いや、相当強調してますよ。もうそればっかりなんですよ、これ見ると。  もう、例えば防衛大臣のお話なんか、この趣旨説明ですか、この前のごあいさつなんか見ると三行なんですね、テロリストについては。それで、この海上の安全については六行書いてるんですよ。  つまり、私が申...全文を見る
11月06日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  まず、防衛省の最近の不祥事に関する質問もたっぷりやりたいなと思っているんですが、その前に外務大臣に、アメリカのテロ支援国家指定解除に関する質問をさせていただきたいと思います。  先日十月二十八日の当外交防衛委員会で中曽根外務大臣は、...全文を見る
○白眞勲君 事務方としかるべきところじゃどうにもならないんですけれども、事務方、どの級ですか、だれ、局長ですか。
○白眞勲君 平成二十年の八月十一日の外務大臣の会見記録、これ当時は高村外務大臣だったと思うんですけれども、こうおっしゃっているんですね。私からライス長官に対しまして、テロ支援国家指定解除について、検証体制も整っていないし、具体的にどう着手するかも決まっていない状況下で解除はないと...全文を見る
○白眞勲君 このテロ支援国家指定解除関係について、齋木局長が後ほどいらっしゃるということですから、そのときにまたちょっとお聞きしたいというふうに思っております。  では次に、昨今の防衛省の不祥事について御質問をいたします。  それにしても、最近、防衛省の不祥事、余りにも多過ぎ...全文を見る
○白眞勲君 防衛庁から防衛省に昇格する際に、防衛庁設置法改正案、この附帯決議の八の中にこう書いてあるんですね。ちょっと読みますと、「防衛施設庁入札談合事案、情報流出事案、薬物事案等の一連の遺憾なる不祥事にかんがみ、真に国民の負託に応えるため、抜本的体質改善に努めるとともに、防衛省...全文を見る
○白眞勲君 防衛大臣のじくじたる思いというのも私は感じるときがあります。  私もこういう皮肉っぽいこと言いたくないんですよ。ただ、私別に意地悪したいわけじゃないんです。ただ、去年は事務次官ですね、背広組のトップが問題を引き起こしていて裁判で実刑判決ですね。そして、今回は制服組の...全文を見る
○白眞勲君 是非、その対応に邁進していきたいという言葉を、と同時に附帯決議をもう一度みんなで読んでいただいて、やはりどう自衛隊があるべきかということも、今後これをしっかりと、私はやはり気合を入れてやっていただきたいというふうに思うんですけれども、そういう中で幾つかちょっと質問させ...全文を見る
○白眞勲君 今防衛大臣はなぜという思いがあるとおっしゃったわけですけれども、その思いというのを、つまり意図というのは本人に聞いたんですか。何でなの、何で書いたのって聞いたんですか。
○白眞勲君 つまり、自分の認識は違うんだと、大臣とは、ということをお話しされたということですか。
○白眞勲君 これだけの地位のある方、制服組のトップにある方が、こういう論文が世に出たら波紋が広がることが分からないわけないと私は思っているんですね。大臣はどうお思いですか。
○白眞勲君 つまり、確信的におやりになったというふうに認識しているということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 私、そこで、意図も余りお聞きになってない、何でということをお聞きになってないままやっぱり更迭するってどういうことなんだろうなあというふうに私は思うんですよ。  ですから、やはりそうなると、防衛省としては問題が大きくならないうちに問題の本質を隠そうとしているんではない...全文を見る
○白眞勲君 いや、私は、この空将の方が大きいとか小さいとかそういう話じゃなくて、この問題が、波紋がどんどんどんどんこれから広がるのを防ぐために防衛省として更迭して辞めていただいたと、そういうふうにおっしゃっていますけれども、辞めていただく形にして問題を終わらせようとしているのでは...全文を見る
○白眞勲君 今、さっき藤田委員からなぜ解職というか懲戒手続ですか、を取らなかったのかという質問に対しまして、大臣は、簡単に言えば時間が掛かるから、辞められちゃうから、その前にこういう形で退職の手続を取ったんだというふうに私は取りましたけれども、また多分そうだと思いますね、それはね...全文を見る
○白眞勲君 懲戒手続にも入らないうちに、何で時間掛かるのかというのはよく私には分からないんですよ。国民にも私、分からないと思うんですね。懲戒手続を取っても、迅速な懲戒手続を取ればそんな数か月も掛からないと思うんですけれども、その辺いかがでございますでしょうか。
○白眞勲君 いや、これはNHKのニュースで報道されているんですけど、御本人がNHKの取材に懲戒手続の審理は辞退しませんと、時間掛かっても審理はきちんと行ってほしいということを本人が言っているんですよ。懲戒手続、懲戒審理してくれと言っているんですよ。懲戒審理してくれというのに、何で...全文を見る
○白眞勲君 いや、時間が掛かってもやらなきゃいけないことは私はあると思っているんですね。ですから、時間が掛かるからこっちにしましたということでは物事の本質というのはきちっと出てこないと思うんですよ、私は。もちろん分かりますよ、時間が掛かったら辞められちゃうからその前にというのは分...全文を見る
○白眞勲君 今、空将空将というお話をされていますよね、いわゆる将軍、空の将軍という空将だということなんですけれども。降格だというんですけど、空将は、私、空将であって、元々この方、航空幕僚長は空将でいらっしゃいますよね。  ですから、私は、降格といっても航空幕僚長の任を解くという...全文を見る
○白眞勲君 航空幕僚長でこのまま御退職された場合とそれから空将になって退職された場合に退職金の違いはあるんでしょうか、ないんでしょうか、お答えください。
○白眞勲君 この同じような取扱いってちょっとよく分からないんですけれども、金額的には一緒だということですか。
○白眞勲君 防衛大臣、この件についてどういうふうにお考えでしょうか、防衛大臣の御見解をお聞かせください。
○白眞勲君 今回の事案については、文書で通知すべきことをしなかった理由は何だと防衛大臣お思いですか。今回、この論文を出したもの、文書で通知していませんね、その通知していなかった理由は何だとお思いですか。
○白眞勲君 この方は、今までいろいろな論文を出しているときには全部文書で通知、全部かどうか分かりませんけれども、少なくとも通知していたこともあるわけで、そういったことからすると、文書で通知する義務は当然御本人としてはよく分かっていたわけですよね。それをしなかったということに対して...全文を見る
○白眞勲君 中江官房長にちょっとお聞きしたいんですけれども、先ほど口頭で通知があったとのことですけれども、いつどこでかははっきりと覚えていないと、ただ口頭ではあったんだと。でも、それって、大体、いつって、何月の何日何時何分までは分からなくても、大体どの辺りでどういう話をしたかとい...全文を見る
○白眞勲君 つまり、これは明確な内規違反ということでよろしゅうございますね、その部分については、ということは。
○白眞勲君 これ、本人は、懸賞金三百万円とこの懸賞論文の主催者のグループのホテル巡りの御招待券を受け取るつもりだということらしいんですけれども、これ、内規違反をしたにもかかわらず、懸賞金や招待券はそのままもらえるんですか。
○白眞勲君 何かこれ、国民からしたら余り納得いかないんですよ。内規違反をしたにもかかわらず、ちゃんと、しっかりとお金はいただけるんですというのは、すごいこれ、官房長官、お聞きになっていてどうですか、これ納得いかないと思うんですけれども、官房長官のちょっとお考えをお聞かせください。
○白眞勲君 官房長官、全然、それは当たり前ですよ。例えば、恋愛小説を書いて、それで何か芥川賞をもらいましたといったら、良かったねという話になると私は思いますよ。ただ、こういうたぐいで、なお内規違反をしているにもかかわらず、それで賞金をもらったことに対して国民感情として私は納得いか...全文を見る
○白眞勲君 いや、官房長官、もちろんその内容も内容だけれども、内規違反をしているんですと、今はっきりとお答えになったわけですよ。内規違反をしてもそのお金をもらえることに対して国民的な感情はどうなんですかということなんですよ。その内容は、論文の内容についてはそれはまたいろいろ、これ...全文を見る
○白眞勲君 ちょっとここで、ちょっと別に、齋木局長がいらっしゃったので、すぐお出にならなきゃならないということなんでちょっと一点。ちょっとまた逆に戻りましてテロ支援国指定解除の関係について。  この前、ワシントンにおいて、ヒル国務次官補を初め、国家安全保障会議及び副大統領府等の...全文を見る
○白眞勲君 異を唱えてないと、つまり肩代わりをほかの国がしても異を唱えなかったんだということが確認できました。これ、私は本当に問題だと思っているんですね。  もう一つちょっとお聞きしたいのは、オーストラリア等というふうに書いてありますが、オーストラリアのほかにどこの国ですか。
○白眞勲君 では、齋木局長、結構でございます。ありがとうございました。  この懸賞論文、応募総数二百三十件。懸賞論文の方にもう一回戻ります。今、自衛隊員が七十八名、そのうち全員が航空自衛隊出身者であったと。で、第六航空団、これ小松基地所属だと思いますが、六十二名がそうだったとい...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、この前航空幕僚長の意向でこういう形で多くなったというふうに政府は判断していないということでよろしいですね。
○白眞勲君 過去の本人の書いた論文にも、今、先ほど藤田委員からも指摘がありましたように、同様の内容が書かれているもの結構ありますね。新聞記事によりますと、省内でも、以前から本人が言っていることだとか、あるいはあの人らしいと言われてずっと常々話していた人を今回、航空幕僚長に何で任命...全文を見る
○白眞勲君 でも、結局はこういう形に、降格をさせてしまったということは、結果的に失敗だったということですね。
○白眞勲君 これは任命責任、どなたがあるんですか。
○白眞勲君 任命責任、これは自衛隊の陸海空で最高の指揮官は総理大臣になるわけですよね。官房長官、そうですね。
○白眞勲君 今回、防衛省の背広組の不祥事ということではなくて、制服組ですよね。航空自衛隊の最高司令官が不祥事を起こしたとなると、これは防衛大臣の責任はもとより、最高指揮官としての総理大臣の責任はないんでしょうか。官房長官、お答えください。
○白眞勲君 じゃ、どうぞ。
○白眞勲君 官房長官、お答えください。
○白眞勲君 閣議に諮られて、それでこの人事案件が承認されたわけですよね。その閣議の際に、どういう閣議の審議を経てなったんですか。ただ、この方なりますからこれでよろしいですね、はいはいはいという感じになったのか、それとも過去のいろんな論文とか何か等を検討してやったんでしょうか。その...全文を見る
○白眞勲君 いや、私が申し上げているのは、これだけ航空自衛隊の中でも、この人らしいとかなんとかといって、常々この人が言っていることだということがもうなっていたわけです。当然論文もあったわけですよ。ところが、閣議においてもそういった審議は全然されていないと。  私は、やっぱりここ...全文を見る
○白眞勲君 ちょっとこれ海上幕僚監部で今日いただいた資料なんですけれども、教育資料の百五十三ページに、これは愛国心という論説という中に、ちょっとここだけ読みますね。にもかかわらずから読みます。敗戦を契機に我が国民は何事に対しても自信を失い、国家意識はもちろん、愛国心を口にすること...全文を見る
○白眞勲君 いや、印象としてどうですか、こういったものを見て。
○白眞勲君 ずっと今まで私議論をさせていただいて、何か私、今日は文句ばっかり言っているようで、本当に自分自身も嫌になっているぐらいなんですけれども、私、一つ不思議なのは、自衛隊員もこれ普通の人間であるわけ、もちろんですよ。いろんな考え方があって私はいいと思っているんです。  問...全文を見る
○白眞勲君 まさに私、大臣おっしゃるとおりでして、ともかく全部抑え込むんではなくて、どんどん言っていいんだよと、言っていい。その中でお互いにぶつけ合って、ぶつけ合ってぶつけ合って議論をけんけんがくがくやって、そこから何かいい方向に持っていかないと、上官がこう言っているから、この上...全文を見る
○白眞勲君 それ、ちょっと違うんじゃないんですか。その海上輸送の安全というのはこの法案に入っていないですよ、これは。これはあくまでもテロの流れであって、さっきもそれをおっしゃったんです。私、それでぴんときたんですね。これ、いわゆる海賊退治とかシーレーン防衛というのはこの活動の中に...全文を見る
○白眞勲君 そこなんですね、ポイントは。私は別に海賊対策をやるなと言っているわけじゃないんですけど、この法案には海賊対策、書いてないんですよ。だから、それを殊更に強調するのはいかがなものかというのが私の考え方なんですよ。こうやって法律をどんどんどんどん拡大解釈されるのが私は嫌なん...全文を見る
11月25日第170回国会 参議院 経済産業委員会 第3号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  大臣、APEC閣僚会議出席、本当にお疲れさまでございました。  一点ちょっとお聞きしたいんですけれども、今回大臣は中国、韓国、アメリカ等の二国間会談を行ったということでございますけれども、その中で北朝鮮に関する話題等については何かあ...全文を見る
○白眞勲君 今回、この承認を求める件につきまして、大臣は先日の衆議院の経済産業委員会で、この意義についてお述べになっていらっしゃるんですけれども、ちょっとかいつまんで申し上げますと、要するに北朝鮮に対して、経済効果だけではなくて、政治的意義にも着目しながら、それが拉致、核、ミサイ...全文を見る
○白眞勲君 外務省に、今日来ていらっしゃるかと思うんですけれども、参考人の方で結構ですが、ライス国務長官が六者会合の首席代表会合を十二月の八日に北京で開催するという内容の発表をしたということなんですけれども、これに関して外務省としてどうなんでしょうか。事実関係についてもお聞きした...全文を見る
○白眞勲君 最終的に決定してなくても、その辺りでやるということは決まったということですね。
○白眞勲君 そういった中、北朝鮮の核計画の検証について、北がいわゆるサンプル採取に関して文書化を拒否したとか、さらに、検証対象も寧辺だけだと、限定しているんだということが明らかになったと、明らかにしているということを言っているわけだということなんですけれども、そういう報道があるん...全文を見る
○白眞勲君 このサンプル採取というのは核検証の際にプルトニウムの抽出量を推定するのに欠かせない手続なわけで、今回、文書化を拒否していると発表しているわけですから、一体アメリカのテロ支援国家の指定の解除というものについては、このいわゆる文書化というのも一つの条件だったというふうに説...全文を見る
○白眞勲君 ですから、私がお聞きしているのは、これ、だからアメリカ側と北朝鮮側の認識の差がはっきりしているわけですよね。ということは、北朝鮮側が、つまり主体国である北朝鮮側がこういうことをやっていないということは、だまされたんじゃないかということなんですよ。それについてお答えくだ...全文を見る
○白眞勲君 このアメリカのテロ支援国家指定の解除というのは、日本にとっていわゆる懸案の諸問題の解決に大きな要素であると。  ちょっとここで大臣にお聞きしたいんですけれども、このような形で、いわゆる我々にとってみての重要な私はカードがこのテロ支援国家指定の解除であったというふうに...全文を見る
○白眞勲君 今大臣おっしゃいましたとおり、アメリカとしては、この指定解除というのはおおむね象徴的なものであって、ほとんどの制裁はほかの法令に基づいて引き続き残るということを説明しているということで、今大臣も直ちに影響があるとは考えていないというふうに御答弁されたんですけれども、よ...全文を見る
○白眞勲君 ですから、私が聞いているのは、全くゼロなのかどうかということを聞いているんです。その辺についてはどうでしょうか。
○白眞勲君 今、今のところは、いかなる今回そういった形では影響はないというふうに説明を受けたということなんですけれども、ポイントはこの合意が守られているかどうか。つまり、サンプル調査等のそういったものが今後文書化等も含めて合意が守られているかどうかということなんですけれども。 ...全文を見る
○白眞勲君 非常に決意込もったお話、ありがとうございます。確かに私もそう思うんですね。テロ支援国家の指定解除をさせておいて何も守らなければ、やはりそれはもう一度原点に戻るべきであるということだと思いますし、まさに私はそこがポイントだというふうにも思っているんです。  そういう中...全文を見る
○白眞勲君 いや、別に一概に申し上げないかどうかを私聞いているわけじゃなくて、中朝間の貿易の量だけ聞いたわけなんですけれども、増えていると。私のその数字とはちょっと、大分違うんですけれども、少なくとも増えているということは間違いないという中で、これは国連安保理の制裁を中国は守って...全文を見る
○白眞勲君 つまり、たばこや酒類、化粧品の輸出制限も守られているということでよろしいんでしょうか。
○白眞勲君 なかなかやっぱり、たばことかこれを輸出を制限するといっても、あそこは陸路で入っちゃいます、トラックで。そうすると、トラックのドライバーの全部の荷物を開けてチェックしているとは、私には到底ちょっと思えない部分があるわけなんですね。特にこれだけの数の量が増えているというこ...全文を見る
○白眞勲君 まさに今大臣おっしゃったとおりだと私は思うんですね。幾ら日本が経済制裁をしたとしても、その間、中国は貿易量を増やしていると。そういう中で、いや、迂回あるんじゃないのかなとか、そういった懸念というのも、これなかなか難しい部分はあると思うんですね、実際チェックするというの...全文を見る
○白眞勲君 大臣、非常にいい御決意、すばらしい御決意だと私は思うんですね。  六か国協議の中でしっかりした対応というものを取っていかなきゃいかぬ、まさにそういう部分もあると思うし、逆に言えば、今大臣もおっしゃったように今のままでいいのかみたいな、ああいうことでいいのかなという率...全文を見る
○白眞勲君 私は、二階大臣に大きな期待を寄せるんですね。やはり、いろいろ今まで報道ベースでもお聞きしますと、二階大臣、非常に活発に中国に訪問されて、いろいろな方とのパイプを持っていらっしゃると、相当すばしっこく動いているなという私は感じがしたわけでして、そういう方がやはり、中曽根...全文を見る
○白眞勲君 大臣の御決意ありがとうございます。  重層的な交流といいますか、様々な人たちが様々に交流をしていくって非常に重要なことだと思いますし、それがやっぱり相互理解にもつながっていくだろうと。そういう中で、日本が持っている様々な懸念、特に拉致問題について、これは話せばそんな...全文を見る
11月27日第170回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  この法案を審査するに当たりまして、私は、この法律の改正自体というものは、国籍って一体何なのと、国籍自体の在り方とかあるいは考え方、さらには婚姻、結婚についての認識の変化というものがやはり根底にあるような気がしているわけなんですね。特に...全文を見る
○白眞勲君 まさに大臣おっしゃるとおりだと思うんですね。やはりめり張りの利いた、外国人の人たちとどうこの国で共生をしていくか。つまり、もう法律違反してここに住んでいる人たちというのは、これは出ていってもらうと、これは当たり前だと私は思っているんですね。ですから、それも法律に従って...全文を見る
○白眞勲君 私はいわゆる出生地主義を採用しろということを言うつもりは全然ないんですけれども、ただ、今いろいろな話がありましたけれども、諸外国も少子高齢化が進行する中、実際流入してくる外国人とどう付き合っていくのかということを考えて、結局その実情をある程度受け入れながら、また悩んで...全文を見る
○白眞勲君 ここで今回の国籍法について、改正のポイントの一つについてちょっとお聞きをしたいと思うんですけれども、恐らくここにおられる委員の皆さんも、この法案には基本的には賛成だけれども、いわゆる偽装認知について心配をしていることの部分があるんではないんだろうかというふうにも思いま...全文を見る
○白眞勲君 やはり偽装認知の懸念が生じるということを法務省自身も認めて、その対策をするんだということもお話は聞いているんですけれども、じゃここで、私、今日は本当、実は法務委員会は今日初めてこうやって質問に立たさせていただいて、驚いたのは、本当に多くの弁護士の皆さんがいらっしゃって...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、今回の件において、この国籍取得をするしない、これはちょっと別問題としまして、認知するという時点では外国人でも同様のケースが生じる可能性があるということですね。
○白眞勲君 つまり、その女性が外国人の場合でも同様のケースがあるということを聞いていらっしゃるということでよろしいですね。
○白眞勲君 そうしますと、認知された子が国籍取得の今度は届出を出す際に、法務局等に対して出すわけですよね、届出を。で、今までの御答弁では、相当厳格に認知に至る経過などを確認するということなんですよね。  そうすると、ちょっとその辺りで、今言った、そのいわゆる好意的な認知があるん...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと今度は、今までの御答弁ですと、いわゆる相当厳格に認知に至る経過を調べるんですよ、国籍の取得の届出をする際にと。要するに、それは調べるというのは何を調べるかというと、いわゆる本当に血縁関係があるかどうかを調べるという、その一点ですよね、つまり認知という部分に...全文を見る
○白眞勲君 そうすると、いわゆる法務事務官の方が国籍取得の際にいろいろヒアリングをするということで、今までの書類上のものとかいろいろなものを調べるという作業をして、今までは国籍を与えるかどうかをある意味事務官の方である程度の書類をそろえていくという作業をしていらっしゃったと思いま...全文を見る
○白眞勲君 今局長さんがおっしゃった部分というのは本当にそうだと思うんですけれども、いろいろな様々な私はケースが、今回もいろいろな認知から国籍取得に至る経過であるんではないかなという中で、私が心配しているのは、今おっしゃったように、いわゆる相当優秀だとしても、面接調査やあるいは事...全文を見る
○白眞勲君 いや、私は心配しているのは、世の中そういうものだって言われたらそのまま、何というんでしょうね、それ以上先へ進まなくなっちゃう部分が私はあると思うんですけれども。  私が気にしているのは、その法務事務官の皆様に過度な負担を与えるんではないんだろうかということなんですよ...全文を見る
○白眞勲君 やはり非常に国籍取得というのはその方の、その子の、お子さんの人生にもう大きな影響を及ぼす、まさにもう転換点にもなりかねないという大きな判断であるというものを認識して法務事務官の方もやっていらっしゃるとは思いますけれども、だったら、だったらやっぱり任意でDNA鑑定、強制...全文を見る
○白眞勲君 今局長さんから、外国人だからといって差別するわけにいかぬじゃないかと、DNA鑑定を外国人のみに課すわけにはいかぬじゃないかという話なんです。まあこれは、お言葉ですがと言っちゃいけないのかもしれませんけれども、だったら指紋ですね、入国のときの指紋なんかも外国人だけに課す...全文を見る
○白眞勲君 大臣の認識というのも私も同じ、共通認識な部分が私はあると思うんですね。  ただ、もう一つポイントになるのが、法務事務官の方がいろいろお聴きになるという部分、これも非常に微妙な部分があるんじゃないのかなというのも、私、逆に感じるときがありまして、相当詳しく、場合によっ...全文を見る
○白眞勲君 認知というのは、まあ今日はずっと認知って何という話になっちゃったんですけれども、扶養の義務があり、そして遺産相続の際に第一順位の相続人になるというものである。そして、なおかつ、一度認知してしまったら取り消すことができない制度だということ。私、これ、一般の方々は知らない...全文を見る
○白眞勲君 結婚の場合は離婚はできるわけですよね。一回結婚したら二度と取消しできないということはない。そういう役所に届出というのは、住民登録でも引っ越すときにはいつでも変えられるというか、そういうこともできるし、名前だって場合によっては変えることもできるし。要するに、届出というの...全文を見る
○白眞勲君 いや、本当のワルは自分で認知はしないんですよ。ワルがだれかに金出して、いわゆる何の知識と言っちゃ失礼な言い方かもしれないですけれども、そういったことに対しての関心のない人たちに、おいよっていうふうにやってもらうわけですから、そういう面でいうと、何というんですか、そのワ...全文を見る
○白眞勲君 私は、これ別に外国人の子供の親の認知だからというよりも、やっぱり認知というものというのはそういう責任が伴うものなんだと、子供の扶養だとかあるいは遺産相続の際にもそうなんですよということをやっぱり知るということも必要だと思う。これは日本人自身も知るということ、僕は必要だ...全文を見る
12月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲です。  まず、今回行われました六者協議についてお聞きいたします。  昨日までに行われた協議、いったん休会する可能性が高いとの報道が今朝のマスコミで一斉にされましたけれども、どこでねじれてどこが問題なのかとか、あるいはサンプル調査についての方法をどう...全文を見る
○白眞勲君 今回の交渉、六か国協議において、日朝交渉についてちょっとお聞きしたいんですけれども、全く先方からのなしのつぶてだったというようなことでよろしいでしょうか、外務大臣お答えください。
○白眞勲君 そういう中で、日朝国交正常化交渉を担当する北朝鮮の宋日昊大使が十月以降、日本側と連絡が取れない状態であるという報道がありますけれども、これは事実なんでしょうか。
○白眞勲君 いや、事実があるかどうかというか、連絡が取れないという事実があるかどうかですから、それ把握していないというのは変な話ですけれども、それどうなんでしょうか。連絡していないんですか。連絡して、向こうから返事ないんですか。
○白眞勲君 いや、ですから、連絡が取れないという報道があるについて差し控えるというのは変じゃないですか。なきゃないでいいと思うんですよ、私は。それまで差し控える必要はないんじゃないでしょうか。
○白眞勲君 いや、私が聞いているのは、宋日昊さんがどうなっているんだということを聞いているんですよ。十月以降、宋日昊さんと連絡を取ってみて連絡はなかったんですか、あったんですか、それだけですよ。
○白眞勲君 じゃ、それは具体的な回答なのか、何の回答もないのか、どっちなんですか。
○白眞勲君 つまり、宋日昊さんからの連絡はないということですか。あるかないかだけお答えください。
○白眞勲君 いや、窓口が宋日昊さんであるというふうに今おっしゃっているわけじゃないですか。ですから、宋日昊さんからの何の連絡もないのかあるのか、その報道についてのことで、私はそれだけですよ、聞いているのは。それについてちゃんと答えてください。
○白眞勲君 つまり、そこから具体的な連絡は来ていないと、そこに北朝鮮側から、宋日昊さん個人からは連絡が来ていないということでいいですね。
○白眞勲君 要するに、宋日昊さんからの連絡はないということでよろしいですね。確認です。
○白眞勲君 拉致問題を担当されているのは官房長官ですけれども、今、北朝鮮の人権侵害問題啓発週間の最中であるという中で、北朝鮮側から何の連絡もないと、日朝交渉しようじゃないかと言っても何も連絡ないと。これ、どうする気ですか。
○白眞勲君 これは韓国の報道なんですけれども、日本が拉致問題の未解決を理由に留保している例の重油二十万トン相当の、まあ何というんでしょうね、担当の、相当分のものを国際募金、つまり世界各国から集めて代替する予定だという報道があるんですけれども、事実関係はどうなんでしょうか。
○白眞勲君 これ、おかしいのは、何で議論する必要があるんですか。これは、二十万トンは日本が担当する分であって、日本がやめると言えばそれだけの話であって、それを国際社会が何でその二十万トンどうしようといって議論して、で、国際社会の、まあ今は何も決まっていないということですけれども、...全文を見る
○白眞勲君 全然答えになっていませんよ。つまり、エネルギー支援二十万トンを世界のほかの国が代替する予定で今話し合っていますと今おっしゃったわけですよ、石川さんが。それってどういう意味なんです。カードを一つ失うことじゃないですかということなんです、私が申し上げているのは。  そう...全文を見る
○白眞勲君 つまり、カードは失わないんですか。その二十万トンの、重油二十万トン相当を日本が留保しているものを、それをほかの国がやったとしてもカードは失わないということなんですね、じゃ。おかしいんじゃないですか、それ。
○白眞勲君 要するに、我々がエネルギー支援をしないでほかの国が支援することは、我々として妨害できないんだという意味合いですよね。それと同時に、今大臣は、カードを失うことにもならないんだという言い方をしている。これは極めて私は問題だと思いますよ。では何のために我々二十万トンをやめた...全文を見る
○白眞勲君 今ちょうど六か国協議がまだやられている最中であるということですから、なかなか今の段階でいろいろな話をすることはできないと思うんですけれども。  ちょっとこれ、そもそも論だけちょっと聞きたいんですけれども、アメリカのテロ支援国家の指定の解除というのは、今回、アメリカと...全文を見る
○白眞勲君 いや、私の聞いているのは、テロ支援国家を指定をした理由はどのような経緯で指定したのかなんです。解除じゃなくて、指定したのはどのような経緯なんでしょうか。大臣、お答えください。
○白眞勲君 ラングーンのアウンサン廟での爆破事件については、これは規定されているんですか。
○白眞勲君 では、よど号事件についてはどうなんでしょうか。論理的に合わないじゃないか。
○白眞勲君 先ほど石川さんは、八七年以前の事件だからラングーンは関係ないんだとおっしゃっていて、今度よど号事件というのはもっと前ですよ、これ。矛盾しているんじゃないですか。止めてください、委員長。
○白眞勲君 じゃ、さっきの御発言、御答弁は間違いだったんですね。
○白眞勲君 今、テロ支援国家の指定の解除という問題について、そのそもそも論で、一体何がテロ支援国家の指定の解除かどうかで、今外務省の皆さんを見ていると、何かわさわさわさわさして、どれが関係しているんだかしていないんだかもよく分からない状況じゃ、これ本当、私困ると思うんですよね。そ...全文を見る
○白眞勲君 通告しましたよ。
○白眞勲君 つまり、認めていないにもかかわらず、先ほど申し上げたよど号事件、この大韓航空機爆破事件における日本の国家主権にもかかわる問題、さらには拉致問題との関係も深い事件に関して何ら北朝鮮からの釈明もないまま、つまり、これらの事件自体を北朝鮮が否定している事実に対し、日本側は同...全文を見る
○白眞勲君 米国との度重なる協議だということですけれども、じゃ、ちょっと聞きますけれども、この参考資料ですか、今日お見せしました中に、大臣、こうお答えになっているんですね。つまり、先方のライス国務長官との会談の後に説明があったということ、この最終的な説明について、大臣、こうおっし...全文を見る
○白眞勲君 事務的な連絡だから教えられないというのは逆だと私は思いますよ。事務的な連絡だったら教えていただいていいと思うんですけれども、だれなんですか、お答えください。
○白眞勲君 お手元にある資料には、中曽根外務大臣がどちらも事務的な連絡だというふうにおっしゃっているから私は聞いているんですよ。書いてあるんですよ、これ。三つ目の下のところのここに書いてあるじゃないですか、中曽根外務大臣に。どちらも事務的な連絡だからということでと言うから、それは...全文を見る
○白眞勲君 なぜ私これを聞くかといいますと、衆参の両委員会でこのテロ支援国家の指定の解除をしないでくれということを決議までしているんですよ。決議までしても、かかわらず解除されてしまったということからして、だれから具体的にされたのかというのは、国会に対して政府が説明する必要が私はあ...全文を見る
○白眞勲君 今事務的な連絡ではなかったと。  「事務的な連絡ということでございますので、」って書いてありますよ、ここに、議事録に。おかしいじゃないか。
○白眞勲君 ちょっとごまかされているような感じでしようがないんですよね、それ。  この問題またやりたいと思います。  防衛大臣にお聞きします。  グローバルセキュリティーという雑誌といいますか、がありますけれども、今年の三月二十五日にスカッドミサイルの派生型スカッドERが開...全文を見る
○白眞勲君 航空自衛隊の第一術科学校の校長が部下の女性に対してのセクシュアルハラスメント疑惑で九月に更迭された件について、御質問を防衛大臣にします。  これは事実でしょうか。
○白眞勲君 大臣、この件に関しては報道で明らかになるまで知らなかった、ほぼ知らなかったという状況だったと。つまり、十月ぐらいまで知らなかったということは、これ、問題が発覚してから全然知らないまま大臣はいらっしゃったということでよろしゅうございますね。
○白眞勲君 なぜ大臣に報告しないんですか、新しい大臣に。これ当然報告するのが当たり前だと思うんですけれども、何でなんでしょうか。
○白眞勲君 防衛大臣、空将補といえば会社でいえば取締役級ですよ。取締役級の人が、新しい社長さんになって、セクハラで、当時、何ですかこれ、異動させられていた、知らなかったって僕はあり得ないと思うんですよ、普通の会社だったら。それで本当に私はシビリアンコントロール、つまり自分の部下が...全文を見る
○白眞勲君 これ、セクハラをして学校長が空席だったというのは、これ引継ぎの対象でなかったというふうに今人事局長は言っているわけですよ。それでよろしいんですか、人事局長、お答えください。
○白眞勲君 処分の検討をしているんだったら、処分の検討をしているということを報告するんじゃないんですか、普通は。お答えください。
○白眞勲君 最後に、海賊対策の件でお聞きいたします。  欧州連合のフィリップ・ジョーンズ司令官が記者会見で海上自衛隊の艦船がEUの海上作戦に参加する可能性について日本政府と協議していることを明らかにしたという報道がありますが、この件、いかがなんでしょうか。
○白眞勲君 私が聞いているのは、この欧州連合と日本政府が協議しているのかどうかの事実関係なんですけど、その辺はどうなんでしょうか。
○白眞勲君 鋭意努力している。
○白眞勲君 これ韓国は今度艦艇を派遣する予定だという報道なんですけれども、補給品はソマリア周辺で活動している日本やアメリカの補給艦を通じて補給品を受け取るんだという案を考えているというんですよ。これについて、事実関係どうなんでしょうか。
○白眞勲君 終わります。
12月16日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  外務大臣がいないので、ちょっとストップしちゃってください。
○白眞勲君 民主党の白眞勲でございます。  まず、イラクの航空自衛隊の空輸に関しまして、先日、これは東京新聞だったかな、記事が出まして、イラクで活動した航空自衛隊が、米軍など多国籍軍の要請で首都バグダッドと南部アリとを結ぶC130輸送機の定期便を新たにつくり、今年に入って週一回...全文を見る
○白眞勲君 つまり、増えたということですか。
○白眞勲君 アリとバグダッド間の運航回数は増えたんじゃないんですか。
○白眞勲君 その増えた理由は何でしょうか。
○白眞勲君 相当の多くの武装米兵を運んだという報道がありますけれども、それは事実ですか。
○白眞勲君 今まで何回ぐらい実施したのかも知りたいので、アリ—バグダッド間の輸送量、それと、あと、すべての回数ですね、その輸送量、人員数などの空輸実績を後ほど提出願いたいと思いますので、よろしくお願いします。
○白眞勲君 アリ—バグダッド間は、じゃ出さないということですか。
○白眞勲君 それはちょっと納得いかないですね。私は別にその内容を聞いているとかいうよりも、回数何回ぐらいかというぐらいは答えていただかないと。それまで、運用状況、ばれたら何か困るようなことがあるというのはちょっと、逆にもっと公開すべきだと私は思いますよ。  防衛大臣、どう思われ...全文を見る
○白眞勲君 できる限り、もう帰還命令も出して、もう実際帰ってくる予定だということですので、それも含めましてきちっとした内容を国民に公表していただくように御尽力いただきたいというふうに思います。  それでは続きまして、ちょっと官房長官にお聞きいたしたいと思いますが、先日行われまし...全文を見る
○白眞勲君 次の六者協議は一体いつなんだというのもまた関心のあるところなんですけれども、恐らくオバマ新大統領が就任した後のしかるべきときに行われるのではないかなというふうに見ていいと思うんですけれども、官房長官、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。
○白眞勲君 だとしますと、私、今回の六者協議がうまくいかなかったことを受けまして、なるべく早い時期に、オバマ大統領の就任後に麻生総理も訪米してその辺の内容を煮詰める必要があるんではないか。ほかにもいろいろ懸案あるでしょうから、そういった問題をやっぱり早急に解決すべき時期に来ている...全文を見る
○白眞勲君 そうしますと、一月二十日以降に麻生総理が訪米するということになるわけですから、選挙はしばらくないということでしょうか。
○白眞勲君 この六者協議で、特にテロ支援国家の指定の解除については、元来、私もこの委員会で相当お話も申し上げたとおりでございますけれども、そもそも論を申し上げますと、前にも申し上げましたとおり、アメリカと北朝鮮が検証措置についてのサンプル採取を含めたいわゆる科学的手続を採用するこ...全文を見る
○白眞勲君 確かにこれはアメリカの問題だというか、アメリカが決めることですよということだと思います。ただ、今官房長官も中心となる議題だというふうにおっしゃったところだと、私はポイントだと思うんですよね。  アメリカが決めるにしても、先週だったかな、私この委員会でも申し上げました...全文を見る
○白眞勲君 こういう中で、このエネルギー支援の問題についてちょっと外務大臣にお聞きしたいと思います。  日本が拒否しているエネルギー支援をほかの代替で済ませるのであるならば、ますます北朝鮮に対するカードは失うことになってしまうんではないかと、私は先日の当外交防衛委員会の質問でそ...全文を見る
○白眞勲君 全然答え分からないんですけれどもね。今言っているのは、日本が、これエネルギー支援の問題というのは、拉致問題の進展があればエネルギー支援をしますよと、進展がなければエネルギー支援はしませんよという部分で、その拉致絡みでずっと今までさんざん外交防衛委員会で議論してきたとこ...全文を見る
○白眞勲君 いや、全然答えになっていませんよ。カードを失うことにはならないと。つまり、拉致問題があるからエネルギー支援はしませんよと日本は言ったわけです。それはカードじゃないんですか、エネルギー支援自体がカードじゃないんですかということを私言っているんですが、それをカードじゃない...全文を見る
○白眞勲君 じゃ、この前の御答弁はこれはうそだったんですか。カードを失うということにはならない、そういうふうに思っておりますと書いてありますよ、これ、議事録にも。
○白眞勲君 ですから、ほかの国が支援しちゃったらカードを失っちゃうじゃないですかというんですよ、私が申し上げているのは。それが何でカードを失ったことにならないのか、その辺はどういうことなんでしょうか。
○白眞勲君 いやいや、日本独自のじゃない、私が申し上げたのはエネルギー支援に関してということで言っているんですよ。全然これは答えが違いますよ。
○白眞勲君 私がお聞きしたいのは、つまり、拉致問題はカードがあると、拉致問題のエネルギー支援というのは一つのカードじゃないんですかということなんですね、日本としては。ところが、それを、この前はそう聞いているんですよ、それをほかの国がそのカードを横取りしてやっているようなものじゃな...全文を見る
○白眞勲君 まだしっくりと、何かこうすっと入っていかないんですけれども、もう時間が時間ですので、防衛大臣にちょっとお聞きしたいと思います。田母神論文の関係です。  今回、田母神前航空幕僚長を更迭したわけですけれども、そのいろいろな今までの議論の中でちょっと一つ聞きたいことがある...全文を見る
○白眞勲君 つまり、品位を汚した、内容も内容で問題だ、そして手続上の問題もある、この三点が懲戒手続の問題だったということですね。
○白眞勲君 今までお話ですと時間が掛かる要素があるということだったんですけれども、今のこの三点でしたらそんなに時間掛からないんじゃないかと私は思うんですよ。品位の問題だというのはすぐ判断できるし、それから内容についてだってもう分かるわけですね。事実関係の確認で今までというのは長く...全文を見る
○白眞勲君 いや、それは内容についての意見であって、今までの事実というのは、客観的な証拠をいろいろ掘り起こすのに時間が掛かるからやはり時間掛かっちゃったわけだと思うんです、私は、懲戒手続の。ところが、そのいわゆる論文の内容についての議論を幾ら吹っかけてきたって、品位の問題だと言っ...全文を見る
○白眞勲君 全然納得しないけれども、終わります。