水島広子

みずしまひろこ



当選回数回

水島広子の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月19日第159回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  このたび民主党の次の内閣の雇用担当大臣というのを拝命いたしまして、本日は、与党の大臣に主に雇用問題についての質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、若年者の就労についてお伺いいたします。  日本の...全文を見る
○水島委員 日本の若年就労施策というものが極めておくれているということを今大臣から率直に御答弁いただいたわけでございますけれども、そんな中でも遅まきながら始めていただいているということはもちろん評価できますし、また、今大臣は、若者自立・挑戦プランの推進という、その枠に沿った御答弁...全文を見る
○水島委員 今大臣がお答えくださったことはそれとしては結構なことだと思いますけれども、肝心の、若者一人に着目をして、その若者が本当に長期間何もできない、何もしないでいるような状態を余り長くつくってしまうと、本当に本来の仕事をするという生活に入りにくくなるという、そのような観点から...全文を見る
○水島委員 私もつい最近まで知りませんでしたので、両大臣が質問通告をするまで御存じなかったとしても、それを責めるつもりは全くございませんけれども、河村大臣から御説明をいただきましたように、ニートというのは、ノット・イン・エデュケーション・エンプロイメント・オア・トレーニングの頭文...全文を見る
○水島委員 今、それぞれの大臣から御答弁をいただきまして、多分ニートの実態に対する理解とちょっとずれているんじゃないかなというような感想を持って今伺っていたんです。そういう側面が全くないと言うつもりはございませんけれども、本当にニートという人たちが、働く必要がないから働いていない...全文を見る
○水島委員 ぜひそういう取り組みはかなり積極的に進めていただきたいと思っておりますし、また、もちろんこれは、子供本人の問題ではなくて、当然子供は大人社会の中で育っているわけですから、今の家庭がかなり閉鎖的な環境にあるという問題であるとか、また、家庭において、後で少しまた質問させて...全文を見る
○水島委員 坂口大臣の御答弁については、ちょっと後ほどまたコメントをさせていただきたいと思うんですが、今の河村大臣の御答弁の中で幾つか確認をさせていただき、また約束をしていただきたいことがございますので、お願いしたいと思います。  先ほど、学校を中退したような子供たちに関して、...全文を見る
○水島委員 ありがとうございます。ぜひお願いいたします。  その際に、やはり若者の場合、一カ所の職業になかなか居つかないというところもありますので、一回就職したからもう後は自分でやりなさいということではなく、本当に安定して仕事ができるようになるまで、そういう子供たちが自分がかか...全文を見る
○水島委員 ぜひその点もよろしくお願いいたします。  さて、次に、坂口大臣への質問に今度また戻らせていただきますけれども、先ほど大臣は、ニートについての質問をさせていただきましたときに、忙しいお父さんがいるということをなぜ感じないのかということが問題だと。これは坂口大臣と私との...全文を見る
○水島委員 ちょっと答弁がずれたような感じもいたしますけれども。  そもそも、地域において何をやっていくかというようなことを考える以前の問題として、やはり働き方、その中で、働くという時間を自分の生活の中でどのような形で位置づけていくかというような、これは時間的な位置づけでもあり...全文を見る
○水島委員 それはぜひお願いしたいと思いますし、また追って、どんな状況か、お聞かせいただきたいと思っております。  また、もう一つの問題は、やはり均等待遇の実現ということでございます。  雇用の流動化が多様な働き方として評価されるようになるためには、均等待遇の実現がかぎとなる...全文を見る
○水島委員 もちろん、そんなことを均等待遇と呼んでいるわけではございませんので、大臣も百も御承知だと思います。私たち、今国会に法案提出予定でございますので、ぜひ、そのときには与党の皆様にも積極的に御賛成をいただいて、真摯な御議論をいただけますように、あらかじめお願いを申し上げてお...全文を見る
○水島委員 本当に、虐待はもう社会の根幹を揺るがす重大な問題でございますので、虐待された子供たちの命が失われているということもそうですし、その子たちがこれからずっと生きていかなければいけないということを考えますと、しっかりとした力を注ぎ込んでいかなければいけない領域だと思いますの...全文を見る
○水島委員 よろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
02月27日第159回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  短い時間ではございますけれども、専ら小野大臣に本質的な質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  小野大臣は、青少年育成担当大臣という大変責任の重い仕事をされているわけでございます。本来であれば、こ...全文を見る
○水島委員 今の答弁は大変悲しく伺いました。  そもそも、先ほどから大臣の御答弁を伺っておりますと、この岸和田の事件、いろいろな連携の問題があったということは認めていらっしゃるわけです。そして、今も連携という言葉を使っておっしゃっていました。まさに、そのような省庁の縦割りが問題...全文を見る
○水島委員 では、もう一度答弁をやり直していただきたいと思いますけれども、本当に今回の事件、いろいろな意味での連携の問題であったと思います。もし御理解いただけないようであれば、この後また御説明したいと思いますけれども、そのように連携の問題であった。そして、結果として、一人の貴重な...全文を見る
○水島委員 ということは、小野大臣は、青少年育成の中の虐待を除く部分の担当ということなんでしょうか。
○水島委員 責務は、例えば厚生労働大臣、文部科学大臣も感じていらっしゃるでしょうし、恐らく、それはすべての国会議員、また政府の皆様も感じていらっしゃることなのではないかなと思っておりますけれども、あえて私は、これは今、小野大臣への意地悪で言っているわけではないんです。今回のケース...全文を見る
○水島委員 私は、すべての事件で大臣が現地に行くべきだと申し上げているわけではありませんけれども、今回は本当に象徴的な事件であったし、それは初期の報道からも十分わかったことでございます。  ですから、今、現地に行かれなかった大臣のかわりに少し説明をさせていただきたいと思いますけ...全文を見る
○水島委員 もう一度確認させていただきますけれども、青少年育成担当大臣が文部科学省と連携をとったことはないという御答弁なんでしょうか。(小野国務大臣「ちょっとお待ちください、今」と呼ぶ)では、とめてください。済みません、時間が限られているので。
○水島委員 済みません。つまり、先ほどの御答弁は、青少年育成担当の大臣が文部科学省と連携をとられたことがないという御答弁なんでしょうかというふうに聞きました。
○水島委員 では、今極めて消極的な御答弁をいただいたんですけれども、今回の岸和田のような事件が本来は起こってはいけなかった、起こる前に、省庁の連携の悪さということに対してもっと積極的な手を打たなければいけなかったと思います。  そういう意味で、これからは、単にそうやって報告を聞...全文を見る
○水島委員 それで、昨年十二月に策定されました青少年育成施策大綱なんですけれども、これは私も読ませていただきました。中に書かれていることは、前も、これはたしか審議会の報告書が出たときにもこの委員会でも申し上げましたが、内容は、本当に日本の政府にしては大変いい内容だなと思っていると...全文を見る
○水島委員 課長会議で、人員配置をふやしていくための調整ですとか、かなり大きな決断が必要とされるようなことが本当にできるんでしょうか。  私たちは、このたび民主党の案といたしまして、内閣府に児童虐待防止会議を置くということを提案させていただいています。その議長は内閣総理大臣が務...全文を見る
○水島委員 私、今虐待に特化して質問させていただいておりますが、その虐待というテーマで会議をつくらなくて大丈夫ですかということを伺っております。
○水島委員 どこでという質問が委員から出ておりますので、それも答えていただきたいんですが、そのときにそんなペースで大丈夫かという一つの例といたしまして、これはかなり大きな問題の調整も必要となることでございます。人員をふやすというような、ある方向性に基づいて進めていく作業のほかに、...全文を見る
○水島委員 だれが検討して、そして先ほどの、どこで御報告になるかというのと同じなんですけれども、大臣は、では、きょうこの問題を引き取られて、どこで議論をして、必要があればどうやって法務省と連携していただけるんでしょうか。
○水島委員 では、それをやっていただける、議論をしていただけるということで伺わせていただいたんですけれども、先ほどからちょっと、大臣の御答弁がやや受け身であることが大変気になっているんですけれども、青少年育成担当大臣としては、私はやはり子供たちのために先頭を走っていただきたいと思...全文を見る
○水島委員 これもまた驚いたわけでございますけれども、ということは、大臣がそういうお考えなら何となくわかります。子供の権利を守っているのは文科省だから法務省は親権の問題について消極的なのかなと、何となく政府内の理解が今わかったんですが。  国連の子どもの権利委員会からも、独立し...全文を見る
○水島委員 済みません、国連の勧告についてどうするかということに御答弁いただきたいんですが。
○水島委員 もう質問の時間が終わるわけですけれども、私、きょうのこの二十五分間の質疑を通しまして、もっと小野大臣に青少年育成担当大臣としての自覚を持っていただきたいと、大変僣越ながら申し上げたいと思います。  それは、大臣の責任責任というだけではなくて、それだけ期待、本当に多く...全文を見る
04月15日第159回国会 衆議院 憲法調査会 第6号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  木村先生、本日はお忙しいところ貴重なお話をいただきまして、本当にありがとうございます。  インフォームド・コンセントの木村先生と「幸せなら手をたたこう」を作詞された木村先生が同一人物であるということを私は本当に最近まで存じませんで...全文を見る
○水島委員 ありがとうございます。  そしてもう一つ、基本的な点でございますけれども、先ほど先生は自己決定というのがこのバイオエシックスの中でのかなり根本的に重要な考え方であるというふうにおっしゃいまして、私も本当に大変重要なことだと思っております。  その一方で、先生が先ほ...全文を見る
○水島委員 つまり、何か社会的に大体の枠組みとされるようなガイドライン外のことをもし個人が求めるようなことがあった場合、それは当然、それを遂行していく上での社会的なサポートシステムもないであろうし、それに関しては余りにもリスクも高いというような観点の御意見であるのか、ちょっとそこ...全文を見る
○水島委員 先生がお考えの法律にした方がいいというのは、かなりぎりぎりの問題というか、かなりいろいろ議論が分かれる中でも、恐らく、先生として、この一線を踏み越えてはいけないというところを法律にしたらというような御意見かなと伺いました。  その場合に、先ほども、一般市民を巻き込ん...全文を見る
○水島委員 ありがとうございました。  今ので非常によくわかりました。つまり、当事者が、むしろ自分の当事者としての意識を何とか形にしたい、解決してもらいたい、そういうことで向かっていくということで、勘違いが今解決されました。  さて、そうでありますと、ますます、自分が当事者に...全文を見る
○水島委員 先生のお話、本当にすべてもっともだとうなずいて伺っていたんですけれども、一点だけちょっと首をかしげた箇所がございまして、ちょっとそこについて、もう少し御説明をいただきたいと思うんです。  先ほど、戦争以外のジェノサイドというような部分で一つ、中絶の話を取り上げられま...全文を見る
○水島委員 大変失礼な誤解を、私も聞き違えてしまったようで、本当に申しわけございませんでしたけれども、先生がそういうお考えだということを伺って、ますます尊敬の念を深めるわけでございます。  きょう、本当に、御出席の委員の皆様もいらっしゃいますので、ぜひこの機会に改めて申し上げて...全文を見る
○水島委員 ありがとうございました。  大変心強く考えさせていただきました。  最後に、もう時間が終わるところなんですけれども、知る権利といたしまして、私たちは、やはり、医療の現場でいけば、今、日本における大きなテーマはカルテの開示ということになっていると思います。  これ...全文を見る
○水島委員 どうもありがとうございました。
04月28日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  ようやく大臣に一回目の年金の質問をさせていただく機会をいただきました。この年金の法案、私も大変な法案だと思っておりまして、かねてからずっと審議の準備をしてまいりましたし、また、知れば知るほど審議しなければいけないことが次々とあらわれ...全文を見る
○水島委員 ありがとうございます。ぜひ委員長はそのようにお願いしたいと思いますし、先ほどからあれだけ大きな声でこれを訴えていらっしゃった与党の皆様ですから、よもや否決されるというようなことはないと思いますけれども、ぜひ御協力をお願いしたいと思っております。  そして、もう一つ、...全文を見る
○水島委員 済みません、何か先走っていろいろお答えいただいているんですが、今質問申し上げましたのは、基本的な考え方として、そのようなイメージキャラクターとして使う方が年金に未加入、未納であるというのはやはりよろしくないから、確認をして、ちゃんと払っている方を起用したいという考え方...全文を見る
○水島委員 では、大臣にまたお聞きしますけれども、年金の保険料を引き上げるというような法案を提出する提出者が年金の未納、未加入であるということはよろしいとお考えでしょうか、よろしくないとお考えでしょうか。
○水島委員 大臣はこの前から故意にそこをすりかえられて、閣僚としての責任の重みというものを全く考えない答弁をわざとされているんだと思いますが、閣僚としての責任の重みを痛感されて日々お仕事に励んでいらっしゃる坂口大臣としては、本当に、まさにじくじたる思いかもしれませんけれども、これ...全文を見る
○水島委員 過去のことをどう扱うかということについては、私はやはり二十年以上払っていなかった方が閣僚の座にとどまられるのはどうかなとこれは率直に思っておりますし、多くの有権者の方が同じ御意見だと思いますので、それは有権者の方の御判断をいただきたいと思っております。  過去をどう...全文を見る
○水島委員 先ほどから、語るに落ちるといいますか、大臣も繰り返し、国民としての当たり前の義務だというふうにおっしゃっていますので、国民としての最低の義務を果たしていない方が大臣になっていいのかと。うちの子供も上の子は小学校に入りましたけれども、小学生にでもぜひ聞いてみたいところだ...全文を見る
○水島委員 いろいろと答弁くださっているわけですけれども、とにかく、これはきょうお出しになるとか出さないとかいう話を聞いていますので、もう少し時間を待ちたいとは思います。可及的速やかに全大臣がきちんと御自身の記録を出されなければ、こんな答弁書を書いて、一般市民に対しては記録を出せ...全文を見る
○水島委員 質問時間がなくなってもったいないんですけれども、まだ大臣は勘違いをしていらっしゃっる。お支払いしていただくとかそういうことじゃなくて、これはつまり、払っていない人はイメージキャラクターにふさわしくないということを言っているわけです。この方にさらに払っていただくかどうか...全文を見る
○水島委員 言わずもがなですという答弁は、私は初めていただいたので、どう解釈していいか。  つまり、これは大臣の方がその影響は大きいということでよろしいんですね、大臣。今うなずかれました。与党の方もごらんになりました。議事録にそのように残させていただきます。今の話はここまでにし...全文を見る
○水島委員 その内容も内容で、これは大きな問題がありますけれども、私ちょっと、きのう、厚生労働省というのは一体どういう役所なんだろうと、疑問に思ったことがございます。また我が党の山井議員が、きのう、この点について確認した結果はどうですかというふうに厚生労働省の方に聞いたそうでござ...全文を見る
○水島委員 今、そこで山井議員が怒っていますけれども、本当に私もその怒りはよくわかります。  委員会でこうやって、今大臣に質問したら、副大臣がやっと答弁くださったけれども、これでは連日、自分の事務所に大臣か副大臣に来ていただかないと話にならないということなんでしょうか。そうやっ...全文を見る
○水島委員 何度も連絡をした、言いわけはやめてくれと、今、横で山井議員が言っていますので、私も全く同じ気持ちでございます。  そしてもう一つ、金曜日の答弁について確認させていただきたいんですけれども、政務官が最後のころに答弁した、これはとんでもない変な答弁がございました。私、ち...全文を見る
○水島委員 そういう一般論でなくて、明らかに間違ったことをおっしゃっているんですね、政務官は。その後に、悪い影響は出ないというふうに考えておりますというふうに断言されています。これは一体、何の根拠があってこういうことをおっしゃるのか。  結局、こういうふうにこれが結ばれていると...全文を見る
○水島委員 企業の責任とか長い目で見るととか、いろいろ今壮大なお話をくださったわけですけれども、これは長い目で見なくても、その場で人がどうやって生きていくか、どうやって働いていくかという深刻な問題があるわけでございます。  私の事務所なんか、企業ではありませんけれども、株式の配...全文を見る
○水島委員 理解をすると失業率というのは下がるんでしょうか。理解によって雇用が改善するというのであれば、政府なんか要らないということになるんだと思いますけれども。  今度は、雇用に与える悪影響ということについては、今まで指摘されていながら、それに対するきちんとした答弁が今まで委...全文を見る
○水島委員 今おっしゃった、特に、多様な生き方、働き方というものに関しては、御答弁を伺いますと随分矮小化されたなというふうに感じておりますが、その点、これからここで質問させていただきたいと思っております。まず、その前提としまして、多様な生き方というふうにおっしゃっているわけですけ...全文を見る
○水島委員 こんな議論がつい先日予算委員会であったばかりだというのに、先週の木曜日、私が質問取りをいたしましたときにいらっしゃった方、審議官の方だったと思いますけれども、モデル世帯というのは全体の何%ぐらいなんでしょうねと尋ねましたら、平気な顔をしまして、この「モデル世帯である者...全文を見る
○水島委員 そんなことは予算委員会でも審議されていることであって、その後に、私が質問の事前通告のときにそういうふうに言っているわけですから、いや、実は予算委員会でもこれは結局計算できないということになったんですよとお答えいただくのが当たり前のことではないですか。どうせ、こんな議員...全文を見る
○水島委員 つまり、今副大臣は、私がばかにされたわけじゃないんだとおっしゃるということは、万人に対して平気でこういうのを配っているということなんですよ。こうやってモデル該当率は半分ぐらいあるんだから、これは半分ぐらいの人が大丈夫なんだということを故意に流しているとしか思えない。そ...全文を見る
○水島委員 全体の八割ぐらいある世帯であれば目安世帯として条文に書く意味はもしかしたらあるかもしれませんけれども、そうじゃないわけです。また、今、五〇%ぐらいをめどにというふうにおっしゃっているわけですけれども、実際のところは、ほかの類型では五〇%を切っているということになるわけ...全文を見る
○水島委員 よくわかりませんでしたけれども。つまり、支給開始年齢の引き上げということは視野に入れているのかどうかだけお答えいただけますか。
○水島委員 言い切って本当にいいんでしょうか。これは本会議のときからずっと質問してきていることですけれども、保険料の上限を決めて、そして給付水準の下限を決めるということ、それで支給開始年齢も変えないということ、こんな制度というのは本当に可能なんですか。大臣、本当に今の答弁でいいん...全文を見る
○水島委員 何か万能の神のような御答弁をいただいたんですけれども、そもそも政府は、少子化対策、少子化対策と言っていて、出生率は上がったんですか。今までの対策で何が足りなくて、これからどういうことをすると上がるとか、その辺、当然考えられてそういうことをおっしゃっているんだと思うんで...全文を見る
○水島委員 結局のところは、希望的観測に基づいて予測値なるものを出しているということでございますから、よくそんな恐ろしいことができるなと、そんな答弁をさせられている大臣は、ある意味で大変お気の毒だと思います。  ただ、お気の毒と言っていましても、大臣はやはり責任者でありますから...全文を見る
○水島委員 何か、ほかのことについては、時間をかけてじっくり検討される大臣のようなんですけれども、さっきの上限と下限を決めて約束してしまうとか、そういうのは何も考えないで決めているようで、おかしいなと、改めて今御答弁を伺って思ったところです。  今のような質問、実は私はたくさん...全文を見る
05月07日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  強行採決後の質疑ということで、キツネにつままれたような、大変奇妙な気持ちで今この場に立たせていただいておりますけれども、とりあえず質問させていただきますので、本日もよろしくお願いいたします。  そして、質問に先立ちまして、やはり先...全文を見る
○水島委員 坂口大臣らしからぬ御答弁でございましたけれども、これは、官房長官みずからが、採決の時期を考えて公表の時期をずらしたというふうにお認めになっていることでございますので、内閣として、本当に真摯に反省していただきたいと思いますし、きちんとした形で責任をおとりいただきたいと思...全文を見る
○水島委員 坂口大臣のおっしゃるとおり、やはり年金制度というのは世代間の助け合いであって、そのような考え方に基づいて少なくとも運用されているわけでございますから、このような、幹事長のように、払わなければもらえないんだからそれでいいじゃないかというような言い分を、与党の幹事長ともあ...全文を見る
○水島委員 そういうことでありましたら、これは幹事長御本人にどういう真意でこのようなコメントをされたのかを伺う必要があると思いますし、また、ここに書かれていることがもし間違いであれば、これはきちんと訂正をしてもらわなければいけないわけでございますので、この発言がひとり歩きしていき...全文を見る
○水島委員 ぜひお願いいたします。  また、強行採決前に私が理事会で諮ってくれとお願いいたしました、全議員の年金保険料納付の実績ですとかほかの件もございますので、お忘れではないと思いますけれども、理事会のメンバーの皆様、よろしくお願いいたします。  さて、法案についての質問に...全文を見る
○水島委員 この骨抜き、先送りパターンというのは、何か小泉政権に特有のものなのではないかなとこのごろ感じているわけでございますけれども、ちょっと個々のテーマについて伺わせていただきたいと思います。  まず、第三号被保険者につきまして、今回の改正で手つかずになった、また論点として...全文を見る
○水島委員 民主党案でも、もちろん、現在の女性の就労率の問題ですとか男女の賃金格差というこの現状を踏まえまして、民主党案というのは本来は個人単位化の年金制度ということになるわけですけれども、その修正、修正個人単位とでも呼ぶんでしょうか、二分二乗方式というものを採用させていただいて...全文を見る
○水島委員 では、今後いろいろ与野党で御協議いただけるようでございますので、そのときには、この民主党案の中の二分二乗方式というものをぜひ真正面から御検討いただきたいと思っております。  その前に、先ほど大臣は、第三号の問題というのは、年金が世帯単位であるというそこの部分の問題な...全文を見る
○水島委員 済みません、しつこいようなんですけれども、今、今度は、被用者保険が世帯単位だということが問題だとおっしゃったんですけれども、そうなりますと、今度は、共働き夫婦で二号、二号の夫婦というのも当然いるわけです。ですから、被用者保険そのものが世帯単位だ、そういう問題ともまたこ...全文を見る
○水島委員 そうしますと、大臣は、やはり第三号というもの、今は被用者保険の中での位置づけがあるわけですけれども、これはきちんと見直していかなければいけないというお考えに立たれているんでしょうか。
○水島委員 今の御答弁、年金の見直しをしていく上での重要な論点としては御認識になっていらっしゃるという御答弁でございましたので、そうであれば、本当に、今回の附則、パート労働者のことについては附則に辛うじて書いていただいているわけですけれども、せめて、そこに今後の論点として書いてい...全文を見る
○水島委員 一つだけ確認させていただきたいんですけれども、この第三号の問題を指摘しますと、ちまたではすぐに、女同士の足の引っ張り合いなどと言われるわけでございます。  でも、これは女性だけが結婚の状態によって制度が変わるということでございまして、これは、女性がどういう立場に置か...全文を見る
○水島委員 何となくぱっとしない御答弁なんですけれども、意見が一致していないというのは、今提示されている選択肢が限られているからどれか一つに皆さんが満足できないのであって、これは、どんな立場の女性であっても、どういうライフスタイルを選択しようと、中立的に、満足できるような制度をき...全文を見る
○水島委員 ちゃんとお答えいただいていないんですけれども、時間があと五分ということになってきましたので、ぜひここで問題点をきちんと指摘させていただきたいと思っております。  今回、三号だけでもそうなったんだから前進だということであるようですけれども、分割というのが実際に協議によ...全文を見る
○水島委員 これは相当丁寧にその仕組みをつくっていただきませんと、DVについての、例えば市町村の理解というのはまだまだ十分ではございません。  今、私も地元で相談を受けておりますケースは、家に泊まりに来るような男性に暴力を受けたという方が、なぜかそれをもって事実婚であるというふ...全文を見る
○水島委員 よく検討して、DVの被害者の方たちが安心して、また経済的にも満たされるような仕組みを必ずつくっていただきたいと思っております。  そして最後に、もう時間がなくなってしまったんですが、パート労働者の厚生年金加入の問題というのも非常に重要な問題でございます。女性と年金検...全文を見る
○水島委員 ぜひ、御本人に向けては、今払えば厚生年金がもらえるんだということの啓発をきちんとしていただきたいと思いますし、事業主がこれを逆手にとって、パート労働者の労働時間を減らしていくようなことがないような仕組みをきちんと検討していただきたいと思っております。  また、もう質...全文を見る
06月03日第159回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  本日も、小野大臣に青少年施策の基本的な点について御質問させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。  質問に先立ちまして、もう既に本日もこの委員会で委員の皆さんが取り上げてこられましたけれども、私も、長崎県...全文を見る
○水島委員 そして、今大臣からコメントをいただいたわけでございますけれども、私が見ました新聞によりますと、早速、自民党の安倍幹事長は、教育基本法の改正が必要というようなことをおっしゃっているそうでございますけれども、私は、もうそのような底の浅い議論はいいかげんにしてもらいたい、本...全文を見る
○水島委員 では、大臣といたしましては、今かなりこのリヤド・ガイドラインを御評価いただいているというような御答弁でございましたけれども、これが少年非行の防止のための指針といたしまして、一〇〇%というのは難しいかもしれませんが、とりあえず必要十分なものだというような御認識をお持ちで...全文を見る
○水島委員 先ほど大臣が御紹介くださいましたように、非行の防止と簡単に言いましても、これだけ多くの取り組みが必要とされるわけでございまして、ということは、それだけ子供たちが複雑な要因の影響を受けて育っているということであると思います。  このガイドラインを見ましても、いろいろな...全文を見る
○水島委員 ということは、小野大臣がその作業をしてくださるということの確認でよろしいんでしょうか。
○水島委員 ちょっとここで確認としての質問になりますけれども、そもそも、日本において子どもの権利条約の遂行状況を監視している、その一番の責任主体はどこになっているんでしょうか。
○水島委員 何か今のお答えだと、その担当は外務省というように聞こえますし、実際に、私もいつも、この子どもの権利条約に関していろいろなことを省庁に伺おうとしますと、それは外務省ですということで外務省の方がいらっしゃるわけでございます。外務省が日本においては子供の権利を守っていく主体...全文を見る
○水島委員 ということは、日本で子どもの権利条約の遂行状況を監視していく一番の主体は小野大臣ということでよろしいんでしょうか。
○水島委員 大変心強い御答弁をいただきましたので進ませていただきますけれども、それでは、例えば今回の総括所見の中でも、非嫡出子の差別の問題ですとか、また男女で最低婚姻年齢が異なることも含めまして、私たちがかねてから法案を繰り返し提出して指摘した内容も含まれているわけでございます。...全文を見る
○水島委員 やはり今のような御答弁では、とても子供の権利の代弁者としてはふさわしくないというふうに思います。どちらかというと、何か法務省よりもちょっと後ろなんじゃないかなと思うくらいでございますけれども。  例えば、この非嫡出子の問題、もちろん大臣は、政府の見解といたしまして、...全文を見る
○水島委員 そのような地域レベルの活動ですとか、そういったことについては、国連の委員会でもきちんと知っているわけでございます。それでもやはり、この条約の監視する独立したシステムが全国規模で存在しないということを問題にしているわけです。  また、私が今子どもオンブードを日本でもつ...全文を見る
○水島委員 まず、小野大臣は、子どもの権利条約の趣旨には、当然その批准国の大臣として賛同されておりますでしょうか。
○水島委員 そして、その子どもの権利条約の遂行状況を監視する責任が小野大臣にあるという御答弁も先ほどいただいたわけですけれども、この非嫡出子の問題、本当に子供の立場に立って考えてみていただければ、これは明らかに子どもの権利条約の精神に反しているわけでございますし、だからこそ、この...全文を見る
○水島委員 その歴史的な流れとか、社会的な状況とか、いろいろな大人の立場とか、いろいろな大人の身勝手とか、そういう中で子供たちが犠牲になってきたのを何とかしようということで、こうやって子どもの権利条約もできたわけですし、今、世界各地でいろいろな人たちが努力をしているわけでございま...全文を見る
○水島委員 何か小泉首相のような答弁を最初いただいたような気がしましたけれども、慎重であるということと何もしないということは全然違うことであると思いますし、どれだけ時間をかけたかということではなくて、私は、この青少年問題というのは、本当に一人の大臣が専念してもやり切れないくらいの...全文を見る
○水島委員 その孤軍奮闘もちょっと気になるところでして、実は、例えばこの質問の事前通告をしましたときにも、子どもオンブードの話なんかを内閣府の方にしても、何か余りよくわかっていらっしゃらないような、それは何ですかというようなところもあって、青少年担当、大臣はいるけれども、どういう...全文を見る
○水島委員 孤軍奮闘されている大臣には本当に大変なお仕事だとは思いますけれども、ぜひ、これは本当に一日もサボっていられない領域でございますし、ほかのことの後回しにしてはいけない領域だと思いますので、これからなさるお仕事に関して、例えば数値目標を立てられるものであればきちんと立てて...全文を見る
06月08日第159回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  坂口大臣、本日もどうぞよろしくお願いいたします。  歴史は繰り返すといいますけれども、たしか、年金の法案が衆議院で強行採決された後も、私、何だかその後ここで質問に立たせていただいて、何やら腑に落ちないと、そのようなことを言った記憶...全文を見る
○水島委員 よく御存じないということですので、読ませていただきます。加害者の方のことについてだと思いますけれども、この井上大臣の発言。  女ですからな。女の子だからね。これは従来の考え方をある意味で多少覆すことじゃないですか。男がむちゃやって、なんかしでかす、ということはかつて...全文を見る
○水島委員 それでは、坂口大臣のお嬢さんあるいはお孫さんが、考えたくないことですけれども、突然こんな事件に巻き込まれて被害者となられたとき……(発言する者あり)これは自分のことに当てはめてもいいと思いますけれども、そのときに、時の大臣がこんなようなコメントをしたとして、それをどの...全文を見る
○水島委員 今、坂口大臣の御答弁、この事件のことについてということであれば、本当に私もその大臣のお気持ちは痛いほどわかりますし、大臣がそういうコメントをしてくださるということは、これは大臣として私はふさわしい発言だと思います。  私が今この質問をしましたときに、与党の皆さん、な...全文を見る
○水島委員 防災担当大臣が子供の人権に鈍感でいていい立場だとはとても思えませんし、防災というのはそういう仕事じゃないかと思いますし、有事法制に関しましても、基本的に、社会で暮らす一つ一つの本当に小さな命にまでも目を向けていく敏感さこそむしろ必要ではないかと思いますけれども、その点...全文を見る
○水島委員 ぜひ大臣には、内閣の中でしっかりと発言していただきたいと思います。  今回のこの井上大臣の件につきましては、例えば、こういう大臣がそのままやめないで続けてくれた方が、民主党にとっては選挙が有利じゃないかなんて言ってくださる方もいるわけですけれども、私はこの問題をそう...全文を見る
○水島委員 そういう事実婚状態にあって、そこにお子さんがいらっしゃって、その事実婚の方たちが親としての責任を果たしてお子さんを養育しているということであれば、これは本来の児童扶養手当の枠組みから外れるということは、それは私も理解しているつもりでございます。それは婚姻届が出ているか...全文を見る
○水島委員 例えば、ある女性が、私が母子家庭の母親だといたしまして、ある男性と知り合って、知り合った当初はよさそうに見えるということはよくあることでございます。それで、その男性の住まいは遠くの地方で、時々仕事でこっちの方に来て、来れば、それは人情もありますし、最初は恋心もあるでし...全文を見る
○水島委員 それは、新しく結婚されるときはまた対象外になるということぐらいは存じているんですけれども、今、要するに質問の趣旨は、外から見たときに、単に男女が同じ屋根の下で暮らしていて、それは、同じ屋根の下に暮らしている、最初のうちは結婚の約束もあったようだ、そんなような関係の男女...全文を見る
○水島委員 事実婚であるかないか、最初のころの大臣の御答弁と総合してみれば、今の御答弁で十分かなという感じもいたしますけれども。つまり、暴力によって一方的に居座られてしまっているような関係は事実婚とは呼ばないだろうと大臣最初に御答弁くださっていましたので、少なくとも、最初は、仲が...全文を見る
○水島委員 ぜひお願いいたします。  特に、本当に境界線上の事例が多いと思います。そういう中で、例えばこの前御報告に来てくださった方との対話の中でも、私が、例えばこういう見方もできるんじゃないんでしょうか、これはこういう立場だったからこういうふうに発言したんじゃないんでしょうか...全文を見る
○水島委員 ちょっと全体的なことも伺いたいんですが、今の御答弁の中で、小学校の低学年の方が高学年よりも経済的な負担が大きいというようなデータがあるんでしょうか。
○水島委員 どうも厚生労働省は、学童保育のことについても何か小学校低学年という考え方で、まるで小学校の高学年になれば子供は放課後一人でいていいんだというような考え方をとっているのかなと、前からちょっと腑に落ちないんですけれども、そういう考え方なんでしょうか、本当に。
○水島委員 高学年であっても、それこそ子供でございますので、むしろ、放課後子供が一人でいるようなコミュニティーじゃないようにしていかなければいけないということの努力は、これは高学年に関してもしていただかなければいけないと思っているわけでございますので、そこはきちんと御認識いただき...全文を見る
○水島委員 一つの考え方とおっしゃったんですけれども、そもそも大臣の頭の中では、児童手当と扶養控除の関係というのはどういうふうになっているんでしょうか。
○水島委員 残念ながら時間になってしまったので、もっともっとこの点を議論させていただきたかったんですけれども、今大臣がおっしゃった問題点というのは、民主党案であれば実はすべて解消をされております。  今おっしゃったように、確かに、扶養控除という控除という仕組みはあくまでも所得が...全文を見る
11月05日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  尾辻大臣、どうぞ、これからよろしくお願いいたします。  大臣は長い海外放浪歴があると伺っております。私の海外放浪歴はせいぜい一年ですので、大臣の足元にも及びませんけれども、勝手ながら親近感を持たせていただいておりますし、国際的に社...全文を見る
○水島委員 力強い御決意を伺わせていただきましたので、以後の御答弁に期待をさせていただきたいと思います。  まず、今回の児童福祉法改正案で、私が昨年六月六日にこの委員会で問題提起をいたしました乳児院と児童養護施設の年齢要件の見直しについて、法改正という形できちんとこたえてくださ...全文を見る
○水島委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  さて、法案に戻りますけれども、漫然と施設に入所させておかずに、環境改善のための努力を常にしていくという趣旨であれば、二年という期限をまず設けることは理解できます。ただし、二年という期限だけがひとり歩きしてしまって、...全文を見る
○水島委員 ぜひそういうふうにしていただきたいですし、本来であれば、法律をつくられるときに、まず二年を期限とするというふうに書き切ってしまうことよりも、そのような定期的なチェックが必要なんだということがもっとわかりやすいような形で法案をつくっていただきたかったとは思いますけれども...全文を見る
○水島委員 現在でも児童相談所の側ではそれが重要であるということを十分認識しながらも、実際にはそこまで手が回っていないというのが現実のようでございますので、周知徹底するだけでは恐らく足りないのだと思います。  その点も含めてきちんと考えていただきたいんですけれども、そのように児...全文を見る
○水島委員 先ほど私が提案をさせていただいたような枠組みも含めて、ぜひきちんと考えていただきたいと思っているんです。もちろん、現状でも、児童相談所のアプローチが難しくても、例えば母子保健課ですか、のような方たちは、子育て支援としてやってくるのであれば、そんなに警戒しないで受け入れ...全文を見る
○水島委員 そのような認識を持っていただいている大臣であれば、小泉内閣の一員として、最近どうも健全育成施策というのが何かひとり歩きをしてしまって、現在子供たちが置かれている状況を何も知らない人たちがあれやこれやと理屈をこね回しているような印象を受けておりまして、大変懸念しておりま...全文を見る
○水島委員 質問には答えていただいていないんですけれども、意識の浸透を図るとともに、まず実際に、乳幼児健診に行かれないケースというのは、私が住んでいます宇都宮市でも、乳幼児健診の指定日というのは平日になっているんですね。平日ですから、まず連れていくことができないわけです。そうやっ...全文を見る
○水島委員 ぜひそうしていただきたいと思います。  それから、先ほど乳幼児健診の受診率が約九割というような御答弁があったかと思うんです。  例えば、私の例で申しわけないんですけれども、私もそんなわけで子供を乳幼児健診に、二人目の子はなかなか連れていけないんですけれども、そうし...全文を見る
○水島委員 ぜひこれからは、転居が理由で虐待が再発するのを防げなかったという事例が本当に一つもなくなるように、しっかりとこの虐待防止法の改正の趣旨を踏まえてお取り組みをいただきたいと思っております。  さて、今回の児童福祉法の改正案で、虐待をした親に、児童相談所の指導を受けるよ...全文を見る
○水島委員 多分、その関係省庁というのは、一言で言うと法務省なんだと思います。今おっしゃったように、児相が当事者であって、保護者は当事者ではない、何かそういう理屈を法務省の方がどうもおっしゃっているようなんですけれども、これは次回、時間がありましたら、法務省の方にぜひこの委員会に...全文を見る
○水島委員 保護者指導が必要だということを家庭裁判所も判断するようなケースであって、家庭裁判所が児童相談所に、保護者に指導を受けさせるようにという勧告をしているような枠組みがあってもなお保護者指導を受けようとしない保護者のもとにも、子供が帰されるということがあるんでしょうか、今の...全文を見る
○水島委員 実は今、大変重要な審議をしておりまして、今回の勧告というものにどれだけの重みを与えるかということが今の御答弁にかかっているわけでございます。  ここで、そういうケースは親元に帰すことはまずあり得ませんというふうにはっきり言っていただけると、これは、子供を帰してほしい...全文を見る
○水島委員 ありがとうございました。  そして、今回の枠組みの中ではそのようなことで進めていかれるということなんですけれども、やはり先ほど大臣が答弁してくださったように、裁判所の相手が児童相談所であって、保護者というのはその枠外であるというような、そういう構造が、ちょっと、私は...全文を見る
○水島委員 私もそう思いますと答えていただきましたので、ありがとうございました。  実際に、そういう枠組みについて真剣に議論すべきときが来ていると思っております。子供の虐待だけではなくて、DVについてもそうでございますし、高齢者虐待という問題もございます。そのように、司法といわ...全文を見る
○水島委員 日本においても非常に立ちおくれている領域でございますし、こんなものがつくられているとは、私も知りませんでしたし、今まで虐待関係でいろいろな……(発言する者あり)これを知らなかったので、いろいろな虐待関係の、自治体の方もお集まりのようなところに私も講演などで顔を出させて...全文を見る
○水島委員 済みません。今の部分は私自身は通告していなかったので。ぜひ後でお知らせいただきたいと思います。  そしてこの本を読んでおりましても、中を見ますと、指導と言うけれども、指導してやるんだというような、そういう態度ではなくて、やはり支援する、一緒に取り組んでいくという姿勢...全文を見る
○水島委員 今回の改正の中でも、児童相談所の所長さんに研修が義務づけられるですとか、やはり児童相談所そのものの専門性を高めるということも一つの大きな課題であるわけで、今までその枠組みにそういう形で入っていなかった市町村が、ある意味ではそれ以上の専門性をこのたび要求されるということ...全文を見る
○水島委員 そして、基本的には、虐待については児童相談所が責任をとるという形になりますでしょうか。その点を確認させていただきたいと思います。  窓口が市町村で、虐待など難しい事例については児童相談所でというふうに説明を伺っておりますが、虐待というのは基本的に全部難しいケースです...全文を見る
○水島委員 恐らく、市町村の体制が整備されていく、またそこで人がきちんと確保されて、その質が一定レベルに達していくまでにはある程度時間がかかるというのは、普通に考えても当たり前のことだと思いますので、今度法改正されたから、これは市町村だ、これは児童相談所だということで、そのすき間...全文を見る
○水島委員 今、それぞれの児童相談所で使えるようにというふうにおっしゃったんですが、これは、窓口が市町村になりますと、市町村でも使えるようにというふうに考えていいんでしょうか。
○水島委員 活用できるというよりは、実際に最初の受け入れ段階で虐待の可能性というのをチェックするためのガイドラインであるとも思いますので、必ず市町村では、受けたときにはそれに基づいてチェックをするというような形で体制をつくっていただかなければならないと思いますので、よろしくお願い...全文を見る
○水島委員 今現在でも、自治体で児童相談所がみずからそのケースをかけて議論する、そのような協議会というか審議会というか、そういうものはあるようですけれども。  実際に、小山の事件のように、事件化するまで児童相談所側に問題意識がなかったというようなケースは、そういう仕組みではどう...全文を見る
○水島委員 周知徹底ができていなかったのをどう改善するかということを質問したので、ちょっと今のは御答弁に余りなっていなかったように思うんです。  時間がなくなってしまいましたので、ちょっとその点は本当に——周知徹底といっても、ぱっと書類を送っただけで、それが自分のところの問題な...全文を見る
11月10日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  本日も、大臣、よろしくお願いいたします。きょうは持ち時間がわずか四十五分間で、伺わなければいけないことが本当にたくさんございますので、こちらも早口で失礼いたしますけれども、ぜひ御答弁も必要十分に、明解に、よろしくお願い申し上げます。...全文を見る
○水島委員 かなり大幅に拡充していただいているということはもちろん了解した上で、それでもまだ十分ではないというふうに認識をしておりますので、ぜひ、さらに頑張っていただけますように、まずお願いを申し上げておきたいと思います。  また、自立援助ホームの設置状況は、現在のところ、大き...全文を見る
○水島委員 いろいろ通知を出していただいていても現状で、補助金制度でやっていても現状ということでございますので、恐らくそんな簡単なことではないんだろうと思っております。この点については、ぜひもう少し、どのようにガイドラインをつくって、それをナショナルミニマムとして確保していけるの...全文を見る
○水島委員 ぜひ、その際に、子供にとって何が一番よいかというその適切さを判断するときに、当事者である子供の意見もきちんと聞いていただきたいと思いますので、その点について一言確認させていただいてよろしいでしょうか。
○水島委員 ありがとうございます。  さて、この虐待をされた子供たちに良好な家庭的環境を確保していくためには、里親とグループホームが非常に重要な柱だと思っておりますけれども、それと同時に、児童養護施設の人員配置についても、家族のような愛着関係を築くという観点から、しっかりと見直...全文を見る
○水島委員 たしか、前回の審議の最初に、大臣が、お金がないからということは申し上げないつもりだと言ってくださったことをよく覚えておりまして、大変心強く思ったんですが、今の局長の御答弁も、全体の福祉行政の中で、またその財源を考えてというようなことであるわけですが、まず、ここが理想だ...全文を見る
○水島委員 恐らく、厚生労働省の方が相手だと、現場の方もお行儀のいいことしかおっしゃらないのかもしれませんけれども、私どもなんかが現場に参りますと、もう本当にすがりつくような勢いで、人が足りないんだから何とかしてくださいと必ず言われるわけでございます。  それが明らかに変わって...全文を見る
○水島委員 ぜひよろしくお願い申し上げます。  そして、今回の法改正で里親の権限が明確化されるということは結構なことだと思っておりますけれども、ここにまた懲戒という言葉が出てくることに、私はひっかかりを感じるわけでございます。  そもそも、厚生労働省は、懲戒権というのをどうい...全文を見る
○水島委員 児童虐待防止法に定義されている虐待といいますと、結局、その児童の人格を傷つけたりとか、そういうことだと思いますけれども、実際に結果を見てみないとわからないというところもございますし、これは私、今、意地悪で申し上げているんじゃなくて、私は子育て相談とかよく受けるんですけ...全文を見る
○水島委員 尾辻大臣の弁護をするわけではないんですが、昔はもっと地域の子育て力がありましたので、親が少しぐらい感情的であっても、ほかの大人がそれを補ってくれたりという機能が昔はありましたので、昔に比べて今の方が、親が子供をたたくということの虐待的な要素というんでしょうか、それは多...全文を見る
○水島委員 その権利の濫用ということのほかに、懲戒権に含まれているものが一体何なのかという、行為として何が含まれているのかということも、ここでもう一つのテーマだと思うんです。  実際に、国連の子どもの権利委員会の勧告として、しつけであっても、しつけ及び規律の維持の形をとるもので...全文を見る
○水島委員 時代に応じた変化をするということが、法務省という役所の性質上、なかなか難しいところがあるのかなといつも思っております。  ただ、これは法務省だけの話ではなくて、当然政府全体、この問題、虐待にどれだけ本気で取り組むかということでございますから、政府全体として、本当の虐...全文を見る
○水島委員 率直なお答え、ありがとうございます。私もそう思います。  そして、このことが親権喪失の申し立てにブレーキをかけているという側面があるのではないかと思っております。個人名ではなく児童相談所長という資格で、あるいは自治体そのものが親権者になれるような仕組みが必要だと私は...全文を見る
○水島委員 ありがとうございます。  では、法務省の方にお伺いしたいんですけれども、今の点については、法務省としてはどのように検討されていますでしょうか。
○水島委員 今のことも含めて、ぜひ法務省にはこの親権のことをもう少しきちんと考えていただきたいなと思っております。  私、実は、虐待防止法の改正に当たって、法務省から最初、この親権喪失のことについていろいろ伺ったんですけれども、そのとき最初に伺った説明がかなり事実と違っていたと...全文を見る
○水島委員 ぜひ、行政の中で急いでいただく部分はもうできるだけ急いでいただきたいと思っておりますけれども、実際に法の施行日までに認定事務が完了しなかった方については、仮に法施行日以降に認定されたという場合には、申請日から認定決定日までの医療費が償還払いという形になるのだと思います...全文を見る
○水島委員 ぜひよろしくお願いします。私も病院で働いておりましたので、こういう書類関係の手続が本当に大変だというのはよく存じておりますので、ぜひその点については、くれぐれも御配慮をいただきたいと思っております。  また、今回の制度なんですけれども、自己負担のあり方についても疑問...全文を見る
○水島委員 多分、大臣がお持ちの原稿にはそう書いてあるんだと思うんですけれども、先ほど申しましたように、とにかく今、虐待というテーマを同時に扱っているわけであって、そういう親がこんなにたくさんいますという前提で話している中で、子供にお金をかけて検査を受けさせて、子供に最適な医療を...全文を見る
○水島委員 ぜひきちんと見直しをしていただきたいと思っております。  また、今回、施行が、恐らく春の施行というふうになると思いますので、その場合には、前々年の所得に基づいて最初の計算が行われることになると思います。本来、制度としては前年の所得に基づいてやるものだと思いますので、...全文を見る
○水島委員 児童相談所というのは本当にいろいろな仕事をされているんですが、ただ、もう今は、どんな児童相談所であっても、もともと人手が足りなかったり、あるいは虐待を余り得意としなかったり、そういう児童相談所であっても、やはり虐待への取り組みというのは児童相談所にとって今日的な中心課...全文を見る
○水島委員 あと、今回、保護者に指導措置を受けさせるための勧告が児童相談所に対してなされるという点を、この前も質問させていただいて、多少懸念しているんですけれども、この勧告が実際にどのように機能したのかということを、後日きちんと検証していただけますでしょうか。
○水島委員 時間がないので、次に、二つまとめて最後に伺いたいんです。  一つは、関係機関の連携強化はもちろんなんですけれども、民間団体、NPOとの一層の連携というものが改正虐待防止法でも規定されているわけですけれども、虐待防止ネットワーク、全国で見ますと、民間団体が入っているも...全文を見る
○水島委員 もう時間ですので、大臣には出ていただいた方がいいかと思うんですけれども。  今申し上げてきましたようなところ、本当に重要なポイントだと思っておりますので、大臣には、これを機会にさらにお取り組みをいただけますようにお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。あ...全文を見る
○水島委員 ただいま議題となりました児童福祉法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の要旨は、第一に、市町村は、この法律による事務を適切に行うた...全文を見る
11月12日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  私たちは、前回の本法改正時である二〇〇一年の六月に、初めて民主党の仕事と家庭の両立支援法案を提出いたしまして、秋の臨時国会で政府案とともに審議をしていただきました。仕事と子育ての両立の仕方は、それぞれの人の事情や価値観によるところが...全文を見る
○水島委員 今、率直な御意見を伺えて大変うれしく思っておりますけれども、今までの政府の対応を見ておりますと、一九九〇年に合計特殊出生率が一・五七と戦後最低になったことを受けまして、九四年にはエンゼルプラン、緊急保育対策等五カ年事業、九九年には少子化対策推進基本方針、新エンゼルプラ...全文を見る
○水島委員 私が質問しましたのは、そのような今までとられてきた政策の評価、検証をされたことがあるかという質問でしたので、今のお答えを伺いますと、多分されたことがないので推論を述べられたんだろう、そういうふうに理解をさせていただくわけですが、一日評論家みたいな方はどこにでもいらっし...全文を見る
○水島委員 安心をいたしましたけれども、大臣は、不妊の方ですとか、そういう子供を持ちたくても持てない方たちのサポートをするというのも厚生労働大臣の所管事項だと思っておりますので、そういった立場からも、持ちたくても持てない方たちを追い詰めるような、そんな施策には絶対に加担をしないで...全文を見る
○水島委員 ぜひよろしくお願いいたします。そのためには、民主党としてもできるだけ、できることはさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。  さて次に、この法案の内容に入ってまいりますけれども、子供の看護休暇のことについてまず伺いたいと思います。  今...全文を見る
○水島委員 今大臣の御答弁の中、一歩一歩近づけていきたいというのと、今の段階ではということがございましたので、こちらとしては当然次を期待するわけでございます。民主党案では、子供一人につき年間取得日数を十日とし、上限を十五日としておりまして、シングルペアレントの場合はその倍というこ...全文を見る
○水島委員 ぜひ、これは現実的な問題としてきちんと考えていただきたいと思います。  やはり、子供をもう一人持とうかと思うときに、持つと権利がその分半分になる、子供一人当たりで考えますとそういうことになりますので、これは本当に政府が一人っ子を誘導しているわけではないという立場を明...全文を見る
○水島委員 看護休暇の日数が足りなくなってしまうようなときには、現行でも、母親の方が父親よりも子供の病気のために休んでいる日数が多いんですけれども、足りないときには、ぜひ父親がとって何とか都合をつけてくださいということを、世の中のお父さんに向かって、今、大臣からちょっと言っていた...全文を見る
○水島委員 ありがとうございます。大変お父さんたちにとって励みとなったと思います。  それで、今回この政府案では、看護休暇を取得するために六カ月という勤続要件をかけてあります。まず、なぜこの勤続要件があるのかということを御説明いただきたいと思います。
○水島委員 労使の関係というところで、ちょっとするりと政府としては答弁を逃れてしまったかなという感じがするんですけれども。  ただ、考え方といたしまして、例えば、年次有給休暇は確かに六カ月の勤続要件というのがついております。これはこれで、今のような事業主側の負担ということで考え...全文を見る
○水島委員 看護休暇は突発的なものに対応するためで、予防接種なら事前に準備ができるということなんですが、事前に準備をして、どうやって受けに行ったらいいということをおっしゃっているんでしょうか。これは年次有給休暇をとって行けということになるんでしょうか。
○水島委員 済みません、確認しますと、看護休暇の枠では考えていらっしゃらないと。本来は年次有給休暇というのはそういう目的のものではないと私は考えておりますけれども、そうしますと、予防接種というのは休暇をとって受けに行くべきものではなくて、大臣がおっしゃったような、医師会との協力も...全文を見る
○水島委員 済みません、局長にちょっともう一問伺いたいんですけれども、予防接種についてそういう整備をぜひ進めていただきたいですし、私の住んでおります宇都宮市は、まだ乳幼児健診が日曜日には受けられないと思います。ですから、まだ全然全国的にきちんと広がっているとは思えないんですけれど...全文を見る
○水島委員 今の御答弁は少し整理が必要だとは思いますけれども、いずれにしても、では、今回の看護休暇の五日間というのは、慢性疾患などをお持ちでないお子さんが、突発的に病気になられたりけがをされたときのための休暇というふうに、とりあえず今のところ理解してよろしいんでしょうか。
○水島委員 とりあえずきょうの御答弁としてはそのように伺っておきますけれども、少し疑問が残りますので、またこちらもきちんと検討させていただきたいと思います。  時間がありませんので、次に、男性の育児休業について伺わせていただきたいんです。  二〇〇二年の育児休業取得率は、女性...全文を見る
○水島委員 ちなみに、厚生労働省の男性職員の方たちの育児休業の取得状況はいかがでしょうか。
○水島委員 やはり、目標の一〇%には全く届いていないようでございますし、取得率が平均一〇%になるということは、もっと高いところもなければそういう最終的な結果になりませんから、まず厚生労働省がぐんとそれを上げていただくように、男性の取得促進を、これは省を挙げてやっていただかなければ...全文を見る
○水島委員 またこれは時々伺っていきたいと思いますので、きちんとチェックをしておりますので、よろしくお願い申し上げます。  やはり、御自身が育児休業をとられることによって、また新たな問題が見えてくるというところもございますから、ぜひ、本日お並びの厚生労働省の男性職員の皆様にも、...全文を見る
○水島委員 済みません、伺ったのは、与党の啓発活動ということを何らかの形で考えていただけないかということなんですけれども、ちょっともう一言いただけますか。
○水島委員 基本的に、国会の多数決の力を持っているのも与党の皆様ですし、また、政府は与党の皆様と一体となって政策をつくっていらっしゃるわけでございますから、基本的に与党側の考え方が変わらない限り、日本の出生率というのは回復することはないだろうと思っておりますので、今言ったような観...全文を見る
○水島委員 とにかくお手並み拝見でございますので、きちんと、またその成果を見せていただいてから、もう一度副大臣からそういう力強いお言葉をまたいただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。  また、先ほど私がそのような例を申し上げましたのは、やはりそういうことが非常に大...全文を見る
○水島委員 ちょっとその保護者の私的な理由という方も少し気になるんですけれども、第一の方の理由の方なんですけれども、今おっしゃった御答弁を伺いますと、政府として、認可保育園と無認可保育所というダブルスタンダードを公的に認めたということになるんでしょうか。これは今まで決してお認めに...全文を見る
○水島委員 今、ただ局長は、無認可保育所の基準のこともおっしゃいましたけれども、これは我々が議員立法で提案するまで届け出制もなかったわけですから、さも両方きちんと見てやってきたというような御答弁をされるのは、ちょっといかがなものかと思うんですけれども。  いずれにしても、今まで...全文を見る
○水島委員 そういうことであると、一つは、この待機、認可保育園に本来は希望しているけれども認証保育所とか無認可保育所に入っている。本当にそれが満足できる形であれば、逆に、認可保育園への入所を希望して待機するという必要もなくなってくるわけですので、ちょっとそのあたりはきちんと実情を...全文を見る
○水島委員 その柔軟な対応の結果として、まだやめなければいけない自治体があるわけですので、ここは、柔軟というよりは、むしろ、本人がやめさせたくないという場合にはやめさせないというふうに、きちんと徹底していただくことが必要なんじゃないかということをもう一度質問申し上げたいんですけれ...全文を見る
○水島委員 先ほどの看護休暇のときも、私は一人っ子誘導策ではないかと言ったんですが、二人目を産むときに、上の子の保育園をどうするかというのはかなり現実的な悩みでございますので、これも、今のままのような状態ですと、やはり一人っ子誘導策ではないかとまた言わざるを得ないところにもなって...全文を見る
○水島委員 なかなか、自治体に強制できるかというような話になると、すぐ地方自治の話になってくるんですが、その一方では、今はとにかく国を挙げて次世代育成支援をやっていこうという時代なわけですから、特に、子供にとっての最善の利益のために子供の場を確保するということは必要なわけですから...全文を見る
○水島委員 パートの部分だけお答えいただいてしまったんですけれども、基本的にはワーク・ライフ・バランスというものの重要性は御理解いただけていると思っております。  時間がなくなってしまいまして、本当は期間雇用者のことについてもいろいろと確認させていただきたいことがあったんですけ...全文を見る
○水島委員 何か、一人の政治家としてのお答えとしてはちょっと小さかったのかなという感じがしますけれども、ぜひそんなこともきちんと考えていただきたいとお願いを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月16日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○衆議院議員(水島広子君) ただいま議題となりました児童福祉法の一部を改正する法律案に対する衆議院における修正につきまして、その内容を御説明申し上げます。  第一に、市町村は、この法律による事務を適切に行うために必要な体制の整備に努めるとともに、当該事務に従事する職員の人材の確...全文を見る
11月17日第161回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○水島委員 ただいま議題となりました育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  本修正...全文を見る
11月30日第161回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○衆議院議員(水島広子君) 山本委員にお答えいたします。  まず、施行後の適当な時期とはいつぐらいまでかというような御質問でございますけれども、改正後の育児・介護休業法の施行状況を勘案いたしまして、遅くとも施行後五年までに検討を行うことを考えまして提案をさせていただいたものでご...全文を見る