水島広子

みずしまひろこ



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水島広子の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第162回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  きょうは、本会議を挟みまして午前と午後とに二分割されておりますけれども、専ら南野大臣に質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  南野大臣、この青少年担当の大臣になられてかなり日がたつわけですけれども、き...全文を見る
○水島委員 ぜひ、これから青少年に関する施策を講じられる上では、今の視点を本当に大切にしていただきたいと思うんです。  私も、以前からこの委員会におきましても、子供たちにとって重要なのは一貫性だということを訴えてきたわけでございます。大人社会から一貫性のない気まぐれなメッセージ...全文を見る
○水島委員 もちろん、すべての人がいろいろなところで発言していることに対して抗議をしろと言っているわけではなくて、少なくとも南野大臣の目の前でそのような発言がなされたときにはきちんと対応していただきたいということでございますので、今深くうなずいていらっしゃいますのでお約束いただけ...全文を見る
○水島委員 今、関係する省庁から子供の部分を切り出してというふうに大臣はおっしゃったのですが、ちょっとそれは答弁書をつくられた官僚の方がよく理解されていないのではないかなと思うのです。  あくまでもそれぞれの、教育にしろ社会保障にしろ、もともとの役所の中に当然子供を担当する部署...全文を見る
○水島委員 それでは、例えば二〇〇五年度の予算で、各省庁がどのような予算を子供のために組んでいるか把握をしていらっしゃるでしょうか。そして、青少年と少子化を担当する大臣として、各省庁にその予算についての要望や注文というのは出しておられるのでしょうか。
○水島委員 今、大臣は、きちんと連携をしている、予算についても承知をしている、要望もしているという御答弁でございましたので、それがきちんと成果を上げられたかどうかというのを、またぜひ後日伺いたいと思っております。  御承知のように、ノルウェーの子ども家庭大臣というのは、独自の予...全文を見る
○水島委員 それは大変心強い御答弁なんですが、何か、健全育成というと全く違う方向を向いてしまったり、虐待防止というとまた違う方向を向いてしまったりという政治家の方が多いように思いますけれども、結局、扱っているところは全く同じというところだと思います。  今の社会は、もう皆さんも...全文を見る
○水島委員 今、子ども・子育て応援プランのことを大臣はおっしゃったわけですけれども、その思想そのものは全く私も異存はないんですが、ただ、この子ども・子育て応援プラン、全体を見ますと、事業主の理解が得られないことには進まないものばかりが実は一番重要な部分を占めておりまして、ここが私...全文を見る
○水島委員 実は、私、十二月に韓国に行ってまいりまして、韓国では子供ではなくて女性部、女性省ができたので、そこも見てきたんですけれども、その女性部の大臣が、結局、閣議で各省庁の男女共同参画にかかわるところを常にチェックしていて、いろいろとかみつくもので、もうそろそろ女性部の影響か...全文を見る
○水島委員 人権相談という観点からいえば、今の機能を充実させていけば何とかなるのかもしれないんですけれども、この子どもオンブードに期待されている役割というのは、個別の相談に応じるということだけではございません。  私も、二〇〇三年にこの委員会の派遣でノルウェーに行かせていただき...全文を見る
○水島委員 多分それでは全く足りないと思いますので、私たちはさらに子どもオンブードが必要だということを訴え続けてまいりたいと思っております。  きょう午後にももう少し個別のテーマを伺おうと思いますが、これからいろいろと個別のテーマを議論していく中で、だれがちゃんと子供の代弁者と...全文を見る
○水島委員 何となく少しわかった気もしますけれども、元来というか、今まで法務大臣というのは法務大臣職に専念されてきておられまして、それはそれで本当に忙しい仕事だなと、私も前、法務委員会にいましたのでよくわかっているつもりなんです。  あえてその忙しい法務大臣にプラスアルファでこ...全文を見る
○水島委員 そうすると、任命された時点では、特に小泉さんの方から、南野さんはこのために兼任にしているんだというような、そういう説明とか注文は何もなかった、ただぽろぽろと個別に任命されたというふうに考えてよろしいでしょうか。
○水島委員 あったのだろうということなんですけれども、今までの法務大臣は、法務大臣ということで任命されてそこでおしまいだったわけで、その次の、内閣の中の仕事としてというそこが追加されなかったわけなんですけれども、南野大臣の場合にはそれが追加されている。  ちょっとこの点、しつこ...全文を見る
○水島委員 では、また午後に質問を続けさせていただきます。  ありがとうございました。
○水島委員 それでは、午前に引き続きまして質問をさせていただきたいと思いますので、南野大臣、よろしくお願いいたします。  午後は少し各論について伺いたいと思います。まず、児童ポルノについて伺いたいと思います。  先日、ヨーロッパにおけるペドファイル情報ネットワーク根絶プロジェ...全文を見る
○水島委員 今、そこで描写されている子供本人の人権ということのほかに、子供を性の対象として見る風潮というふうにおっしゃったわけですが、そういう観点からいきますと、議員立法では見送りになっております漫画とか疑似ポルノなどについては、大臣はどうお考えになりますでしょうか。
○水島委員 今の御答弁では、とても午前中、子供の利益を代弁して大臣みずからが子どもオンブードのように活躍してくださるというのからは、ちょっと違うのではないかというふうに思います。  あくまでも子供の利益を代弁して発言していただくのであれば、いろいろな議論があるうちのやはり子供の...全文を見る
○水島委員 バランスをとってというのは、最終的に政治決着の場でバランスをとればいいわけであって、やはりまず提案する人がいなければ議論にならないわけなんです。  ちょっとまた午前中の質問みたいになりますけれども、そうすると、大臣は、青少年担当の大臣としては子供の利益を代弁してきち...全文を見る
○水島委員 そうすると、大臣は、青少年担当大臣というそのような立場をもっても、この児童ポルノ、子供をそういう性の対象として見るようなものとして、漫画とか疑似ポルノとかそういうものについても、何とかこれを根絶できるように工夫をしたいというふうには御発言いただけないということなんでし...全文を見る
○水島委員 この表現の自由と、実際に、ただ子供の権利を優先させなければいけないということについては、きちんと議論をして法的な整理が必要だと思うんですけれども、その議論を始めることができない状況にあるわけでございます。  そのときに、やはり子供の権利から考えるとこうだということ、...全文を見る
○水島委員 大変わかりにくいですね。  法的にどうこうというと議論があると言って、でもそれを言っていないわけではないということなので、そういう単純な法律をつくるかどうかは別として、今すぐ法規制の対象にするかどうかは別として、何とか子供が、漫画であっても疑似ポルノであってもそうい...全文を見る
○水島委員 何かだんだん珍問答になってきてしまいましたので、ちょっと先に行きたいと思うんですけれども、そのようなお気持ちがあるということは今伺わせていただいたつもりですので、この点についてまた個別の議論のときにもう少し伺いたいと思います。  先ほど言ったように、日本は、児童ポル...全文を見る
○水島委員 ここから先、どれだけ国際的な知見を取り入れて政府が工夫してくださるかというのは、これからは法務委員会の審議になってくると思いますので、ぜひ、またそちらできちんと御披露いただきたいと思っております。  次に、子供の立場からまた御答弁をいただきたい問題といたしまして、懲...全文を見る
○水島委員 今のが従来の政府答弁だと思うんです。ただ、常識的な範囲で懲戒と虐待というのは区別すべきだ、虐待防止法で定められている虐待の定義でないものが正常な懲戒だ、そのようなことをおっしゃっているんですけれども、実際に虐待防止法の定義している虐待であったかどうかというのは、どれほ...全文を見る
○水島委員 何か、民法を所管している法務大臣である南野大臣が法律の改正案を出せないというのは、内閣には法案提出権があるのかないのか、ちょっと心配になってきましたけれども、何か、政権かわりましょうという声も今上がっていたようですが、本当にそのときには、政府提出でこの懲戒権をきちんと...全文を見る
○水島委員 今、すごいことをおっしゃったんですけれども、何が虐待で、何がしつけであるかというのは、その親の感覚であるというふうに御答弁くださって、それはだめ。それは違う。それはちょっと大変な発言をされてしまったわけなんですが、ちょっとこれは、今までの虐待の議論を一からやり直さなけ...全文を見る
○水島委員 いや、まだ言い直していないですね。親がどのようにしつけをするかというのは親の問題ということだと、客観的に見て明らかに虐待であるようなものでも、親がしつけと言うのであればそれはこの親がそうやってしつけていることというふうに今のだと理解できてしまいますけれども、南野大臣は...全文を見る
○水島委員 まだきちんと御答弁いただいていないんですが、それが虐待的な方向に行くのはいけないと。今、私はずっと懲戒と虐待の違いということについて質問をしてきているわけなんですけれども、今のような答弁をされてしまうと、ますます懲戒と虐待が一体化したものになってきてしまうんですけれど...全文を見る
○水島委員 だんだんわからなくなってきましたけれども、例えば、では、私が法務大臣に、法務大臣じゃなくても内閣の大臣、国務大臣でいいんですけれども、質問するとして、私は自分の子供はたたいて育てておりませんけれども、仮に私が子供を持つ母親で、大臣、私はしつけのつもりで、毎日、子供が悪...全文を見る
○水島委員 客観的に観察すると、五十発はたたき過ぎ。それでは、例えば、悪いことをするので、大体毎晩一回は顔をひっぱたいていますと。これはどうなんでしょうか。
○水島委員 本当にきょうの御答弁では、せっかく虐待の防止に向けて動き始めている現場が、また何かスタート地点に戻されてしまうんじゃないかというふうに大変心配になるわけなんです。  やはりこれは、そのような個別の、そこに込められている愛情がとか、例えば、先ほど自民党席の方から、感情...全文を見る
○水島委員 今のような御答弁を続けなければならないのは、これは懲戒権のところに手を加えない限り、多分大臣は何度聞かれてもそういうあいまいな答弁を繰り返していく運命にあるんだと思いますし、大臣御本人もそんなことが言いたいわけではないので、今非常に不愉快な思いだと思うんですね。  ...全文を見る
○水島委員 そういうふうになればいいと今他人事のように答えられたんですけれども、大臣が青少年担当の大臣で、先ほど子どもオンブードとしての機能も持ってくださると言ったわけですから、子供の立場から、この議論をもっともっと巻き起こさなければいけない立場なんです。議会を説得しなければいけ...全文を見る
○水島委員 また他人事のような御答弁をいただいてしまったんですが、この問題も、大人の問題が子供にツケ回しされているという構造をきちんと説明すれば、直接お話しした方はほとんど、それはやはり変な法律だというふうにおっしゃるわけです。だから、やはりきちんと子供の権利を代弁する、あるいは...全文を見る
03月30日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  本日は、幾つかのテーマについて尾辻大臣にお尋ねをしたいと思います。いずれも一つ一つきちんと御答弁いただかなければならない重要なテーマばかりでございますので、ぜひ大臣には明快な御答弁をよろしくお願いいたします。  まず、学童保育につ...全文を見る
○水島委員 別途に連絡をするということでございますけれども、それが何を意味するのかということをもう少し明確にお答えいただきたいと思います。障害児の受け入れについて別個に御検討いただけるということを意味しているのでしょうか。  この障害児受け入れは、二〇〇一年から試行事業としてス...全文を見る
○水島委員 これは、障害児の部分はきちんと別個に対応していただくような方向での御検討をいただくというふうに御答弁をいただいたという確認でよろしいでしょうか。もう一度、議事録に載るように、はいと言っていただけますか。
○水島委員 さすがは尾辻大臣、本当にありがとうございます。  本当に、あさってから四月ということでございますので、ぜひ速やかに御検討をいただいて、障害児の受け入れなどを逆行させないためにしっかりとお取り組みをいただきたいと思います。  政府がつくりました子ども・子育て応援プラ...全文を見る
○水島委員 何か完全に支離滅裂な御答弁をいただいているわけでございますけれども、これはかなり重大な問題だと思います。  生後半年までに接種した方が効果が上がるということは、それはそれで認めるとしても、半年までに打つように推奨するということと、半年を過ぎたら一切定期接種として認め...全文を見る
○水島委員 先ほどいろいろなことをずらずら言いましてわかりにくかったかもしれないので、簡単にまとめて申し上げますと、つまり、免疫不全のお子さんにBCGを接種してしまうと、それが非常に重症な、時には命にかかわるような副作用を起こすことがある。その免疫不全の特にそういうBCGと相性の...全文を見る
○水島委員 全然納得していないんですが、ちょっと厚生労働省の方に確認したいんですけれども、今の大臣の答弁、また今回の方針に基づきますと、今お手元に配っているこの図、斜め線がかかっているこの部分、ここの書きぶりというのはどういうふうに変わるんでしょうか。
○水島委員 もう少し、この白い枠組みの法定の部分と推奨の接種の時期、斜め線をかけているところ、これについてもっと教えてください。
○水島委員 ゼロから六カ月、全部べたで斜め線がかかるというふうに考えていいんですか。
○水島委員 白といいましても、ほかのポリオ、三種混合、麻疹、風疹、日本脳炎、みんな白の枠の中に斜線部分が必ずあって、麻疹なんかもかなり短いんですがきちんと推奨期間というのがあるんですけれども、BCGだけただの白抜きですか。
○水島委員 推奨するという通知をしていないという割には、なぜ厚生労働省が監修しているここで斜線部分というのが三カ月からになっているんですか。
○水島委員 先ほどの御答弁、その法律と通知に基づいてこれをつくっているというのと、今の後ろの先生方の御意見というのと、既に矛盾しているわけなんです。  先ほどから、大臣、恐らくきちんとした情報を上げてもらっていないんじゃないかなと思うんですけれども、これは明らかに、大臣が今まで...全文を見る
○水島委員 私の一番の希望は、今までどおりに、法定期間を変えないで、ただ六カ月以内に受けてくださいということをぜひ推奨だけしていただきたいというのが私の希望でございますけれども、どうしてもそんなのだめだという場合には、せめて、この定期接種と認めるべき要件のところに、「医師が必要と...全文を見る
○水島委員 ぜひ、きょう私が質問申し上げましたこと全部にすらすらと答えられるような検討の結果を出していただきたいと思います。  私、何も非常識なことは申していないつもりでございます。当然、厚生労働行政にかかわる方たちにとって当たり前のことを申し上げてきたつもりでございますので、...全文を見る
○水島委員 正しく認識していただけているということでございます。  また、最近、G7の中では、ここのところエイズ患者がふえ続けているのは日本だけということで、先進国のエイズ関係者などの集まりでは、日本のエイズ対策の取り組み方の甘さが話題になっているということを医者の仲間などから...全文を見る
○水島委員 このようなゆゆしい現実を前に、国としてはどのような取り組みをしておられるのでしょうか。また、その効果はどのようになっているんでしょうか。
○水島委員 効果も聞きました。
○水島委員 今大臣がおっしゃいましたように、エイズと性的接触ということは重大な関係がございまして、エイズの前には性感染症ありという言葉をよく耳にするわけでございます。HIV、エイズが拡大する背後には性感染症の拡大があるということでございます。日本における性感染症の現状もかなりゆゆ...全文を見る
○水島委員 私も、厚生労働省が出されています性感染症に関する特定感染症予防指針を拝見させていただきました。これを読みますと、実にきめ細かな対応策がまとめられておりまして、感服をいたしました。今、これの見直し作業に着手しているということも聞いております。もちろん、時代に即した検討を...全文を見る
○水島委員 具体的に、今まで足りなかったところというのはどのようなところというふうに、大ざっぱで結構ですけれども、どういうふうにとらえていらっしゃるんでしょうか。
○水島委員 今何でお答えいただけないのかわからないんですけれども、これはきのう質問を事前通告しておりまして、その質問取りのときには、教育機関との連携が悪いとかずばりお答えになっていたので、それをちょっと今御答弁いただきたいんですけれども、どうでしょうか。
○水島委員 まさにそれなんですね、今まで足りなかったことというのは。厚労省が書き上げられたものは本当にきめ細やかですばらしいことが書いてあるんですけれども、十代までの若者、子供たちというのは学校に行っているわけですから、こんなすばらしいものが仮に保健所にあったとしても余り関係ない...全文を見る
○水島委員 この緊急避妊法というのが存在しないのは、先進国の中では日本だけだというふうに伺っております。日本人は特に望まない妊娠が多いわけですから、本当に心も体も傷つける人工妊娠中絶を防止していくためにも、これは早急に緊急避妊法を使えるようにすることが重要だと思っております。 ...全文を見る
○水島委員 では、これはきちんと具体的にいつまでに何をしていただけるという形で、もう一言御答弁いただけますか。
○水島委員 官僚の方がお答えになった感じとしては前向き答弁かなという感じがするんですけれども、大臣、これは本当に、日本だけがそういうものが使えない。その結果として、結果として中絶をしなければいけない人ができてしまっている。それも、レイプとか、全く本人に罪のないようなことでこういう...全文を見る
○水島委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それで、残り時間が五分になってきたんですが、きょう文部科学省からもいらしていただいておりますので、ちょっと一つ質問させていただきたいんです。先ほどの文部科学省との、教育現場との連携ということなんですけれども、先ほどのこの性感染症の特...全文を見る
○水島委員 日本家族計画協会の北村先生が行いました全国調査の結果が今手元にございますけれども、六割を超える国民が、コンドームの使い方については中学卒業までに知っておくべきだと回答しております。性感染症予防にはコンドームが必須であるということは常識となっているわけでございますけれど...全文を見る
○水島委員 有効であることにも触れるということなんですけれども、自分自身の中学時代なんかを振り返っても、ちょっと触れられたようなことを覚えているとはとても思えませんので、やはり教育のあり方というものは本当に工夫していただく必要があると思います。  教育のあり方としては、科学的な...全文を見る
○水島委員 今大臣がおっしゃったようなことは、私たちは当時の審議のときからずっと指摘をしてきたことばかりでございますので、とりあえず、きょうは一言、宣戦布告のようにさせていただいて、これからしっかりとこの点については議論をさせていただきますように、くれぐれも安易なことをされないよ...全文を見る
04月15日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。本日もどうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、大臣にお礼を申し上げたいと思います。  この前、三月三十日にこの委員会で大臣にお願いを申し上げましたBCGの接種とそれから学童保育のことについて、早速対応していただきまして、子供た...全文を見る
○水島委員 済みません、もう一つ、この結論の出し方についても言っていただきたいんですが、これはどう見ても、確かに目で見ますと、訪問介護の利用回数が多いグループの方が要介護度が悪化しているパーセンテージが高いということまでは言えると思いますけれども、利用するに、「多くなるにつれて、...全文を見る
○水島委員 通所との比較ですとかその点については私もきょう初めて伺いましたので、今大変興味深く伺ったところなんです。  ということは、結局今の結論から言えることは、通所の方がいいんじゃないかという単純な結論ではなくて、恐らく、それぞれの方の生活実態を見て、実際にその方の生活がど...全文を見る
○水島委員 大臣、ありがとうございます。また誠実にお認めをいただきまして、これで審議を先に進めることができると思います。(発言する者あり)褒めぬ方がいいぞという声が今飛びましたけれども、ぜひこの評価にこたえて、この先の答弁もスムーズにいただきたいと思います。  次に行く前に、今...全文を見る
○水島委員 手違いだったんだろうなとは思うんですけれども、当時、今もそうですけれども、山井義員は、かなりこのことを真剣に思い詰めて、毎日、筋トレの効果、効果といって、本当に朝から晩まで走り回っていました。そういう人に対して資料を送るときに、その論文の内容をきちんとチェックしないで...全文を見る
○水島委員 今いろいろな声が委員の間から出ていたんですけれども、今回の議論をしていく上で、データが欲しい、エビデンスが欲しいという声は、これは党利党略ということではなくて、何に基づいてこれから制度をつくっていくべきかということを本当にみんなが知りたいと思っております。例えばトレー...全文を見る
○水島委員 ありがとうございます。  いつまでにというのを詰めないと多分怒られると思うんですけれども、きょうは金曜日で、来週の審議が多分水曜日ですので、多分このくらいの仕事でしたら水曜日までにできると思いますから、水曜日の審議までに、日本語で、少なくとも質問する議員が読めるよう...全文を見る
○水島委員 当然、これだけの国際的なエビデンスがあるわけでございますので、申請されたときには優先審査扱いにしていただいて、欧米の低用量ピルを参考に、高過ぎず安過ぎない薬価で保険適用として、一刻も早く日本の子宮内膜症の女性たちが使えるようにしていただきたいと思いますけれども、この点...全文を見る
○水島委員 承認された後に保険適用というのは、むしろ当たり前のことなんですけれども。  大臣、先ほどちょっと私早口で申し上げましたので、よく御理解いただけなかったかもしれないんですけれども、そのように、前からずっと外国では使われてきている低用量ピルという薬が、日本で保険適用され...全文を見る
○水島委員 では、ぜひよろしくお願い申し上げます。  それで、また介護保険の方の質問に戻らせていただきます。きょうは私は、本当は一番質問したかったことは高齢期のうつについてなんですけれども、だんだんと時間がなくなってまいりまして、審議時間を本当にきちんととっていただけるかどうか...全文を見る
○水島委員 そういったこともとても重要だと思いますけれども、既にいろいろなところで指摘されていますけれども、例えばケアマネジャーの独立性を確保するということの方が本質なのではないかと思います。待遇を今よりもずっとよくするかわりにサービス事業所との接触を禁ずるというような仕組みにど...全文を見る
○水島委員 今のは一つの手法かもしれませんけれども、ケアマネジャーの立場に全然立っていないと思うんですね。  ケアマネさんは本当につらい立場に置かれていて、事業所に所属していらっしゃる方の場合には事業所からのプレッシャーを日々感じ、ノルマを課され、そしてまた、独立してやっておら...全文を見る
○水島委員 ちょっとずれていると思いますし、多分効果がないと思いますので、もしもそういう考えでなさるのであれば、そういう効果が出たのかどうかというのはきちんと検証していただく必要がありますし、最終的には、私は、先ほど私が申し上げましたように、そういう仕組みをちゃんとつくる、それが...全文を見る
○水島委員 恐らく、ケアカンファレンスの中で位置づけていくにしても、その参考になるデータというのはやはり必要だと思いますので、国として、介護予防などについてのナショナルセンターをちゃんとつくっていただいて、研究を積み重ねていただく必要があると思うんです。  大臣にぽっと伺います...全文を見る
○水島委員 さすが、現実感覚を忘れていらっしゃらない大臣の御答弁と伺いましたので、宇都宮市の方たちにもぜひ今の大臣の答弁を参考にしていただきたいなと思います。  きょうは、本当は私、もともと介護についてはうつについての質問を担当しようと思っていたんですが、どうしてもここまでの議...全文を見る
○水島委員 これは、原因という言葉を新聞で使っていたので驚いたのもあるんですけれども、がんの原因というのがそんなに簡単にわかるものだったら、多分みんな治っていると思いますので、何が原因のがんかなんというのはやはりわからないと思うんですね。  例えば先天性の小児がんなんかを除けば...全文を見る
04月22日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  大臣、ちょっと突然質問をしますけれども、ぜひ気楽に答えてください。  大臣、私と一緒にエアロビクスをしませんかとお誘いしましたら、どういうふうにお答えいただけますか。
○水島委員 では、そうしたら、一緒にエアロビクスをしていただけるということなんでしょうか。
○水島委員 なかなか勇気のある、さすがおしゃれな大臣だなと思ったんですけれども。今、委員会室のこの反応ですよね、おおというような歓声が上がることからも。  今、私が大臣にエアロビクスをお誘いしましたときに、大臣はどういうものを思い描かれたでしょうか。
○水島委員 エアロビクスの教室というのは、当然、インストラクターが前にいて、音楽がかかっていて、みんなでいろいろと、私もエアロビクス好きなんですけれども、そういう教室ですよね。うなずかれているのでそういうことだと思うんですけれども、やはり日本語でエアロビクスと言うと、エアロビック...全文を見る
○水島委員 御専門の先生と言われてしまいましたが、私、エアロビクスのインストラクターの資格も持っておりませんし、決して御専門ではなくて、むしろ、今申し上げたのは、庶民感覚からいってエアロビクスという言葉はこういう意味でしょうと。だから、まさに庶民の代表である大臣は、全く何の疑いも...全文を見る
○水島委員 もうこの話は、時間がなくなっていくばかりですので、次に行きたいんですが、ただ、きょう、資料一でお配りしてしまったので、誤解される皆様がいらっしゃるといけないので、ちょっと説明しておきます。  これはちなみに有酸素運動と筋トレとの費用効果を比べたもので、これを読んでい...全文を見る
○水島委員 私もホームページは見ました。すべての人がホームページにアクセスできると思います。厚労省に質問したわけですよ。だれが聞かれてもそういうことは答えられるんですね、ホームページに書いてあることは。  厚労省が答弁をしたということは重いことなんです。その中で、国会の参考人に...全文を見る
○水島委員 ホームページにはほかにもいろいろなことが書いてありました。そういうふうに御紹介くださるのであれば、ホームページの全文をそれこそコピーして皆さんに配るくらいのことが一番公平だと思います。  厚労省の答弁というのはやはり重いわけなので、そこで、よくわからないのに、そこの...全文を見る
○水島委員 恐らく、これを見たときに一般の国民がどう受けとめるかということについての視点が、多分その議論の中で欠けていたんじゃないかなと老婆心ながら思いますので、これを普通に素直に読んだら、ああ、この団体、いい団体だと受け取ると思いますので、そういう目からもう一度よく読んでいただ...全文を見る
○水島委員 局長というお立場ですから、撤回しますと素直に言えないのかもしれませんが、一面的であったという言葉が出ましたので、それをもって、局長がきちんと現状を認識されているということを私として理解させていただきたいと思います。  がん検診の受診率を本当に上げたいのであれば、例え...全文を見る
○水島委員 本当に、効果と、こんな場合には悪化するんですというデータも全部開示した上で、それでもやりたい方はどうぞみたいな、そういうオプションもありますというような形で広報をしていただきたいと思います。それはぜひ、こんな形で広報することに決めましたというときには必ず私どもにお知ら...全文を見る
○水島委員 理想というのはだれでも持っているものだと思います。  主治医とおっしゃいましたが、医者全員がうつについての知識を持っているわけではございませんので、そこのところはくれぐれも誤解のないようにしていただきたいと思います。  ですから、ここで、やはりきちんとうつのことに...全文を見る
○水島委員 本当に、サービスの変化を通告したためにお年寄りが自殺するというケースを一例も起こさないようにしていただきたいんです。これだけは本当にお願いをしておきたいと思います。  そして、今、ヘルパーさんも含めてそういう研修が必要だということを局長がおっしゃいましたけれども、本...全文を見る
○水島委員 ぜひよろしくお願いします。  また、新潟県における高齢者自殺介入活動の比較を見ましても、うつ状態に対する危機介入と並んで、高齢者福祉活動、つまり、訪問や在宅・施設福祉サービス整備状況が自殺抑止効果の発現に関与するということが示唆されているわけです。つまり、どういうこ...全文を見る
○水島委員 ぜひ、いろいろ考えられるときに、単身だけではなく、また高齢者だけの世帯ではなく、多世代同居の高齢者の方というのを必ず忘れないようにしていただきたいですし、先日質問させていただきました宇都宮市の生きがいデイの問題などでも、やはり、条件を絞ってくると、つい単身者という形に...全文を見る
○水島委員 ぜひ力を入れていただきたいと思います。何といっても、認知症患者の家族を中心とする身近な人が病気について適切な知識を持つということが重要でございます。病気についての理解がないと、患者さんと家族の人間関係が壊れていきます。認知症の症状のコントロールを考えていく上では、やは...全文を見る
05月18日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  今回の自立支援法案については、そもそもの財源の確保の仕方、また、それに伴って発生した応益負担という世にもおかしな仕組み、そこに最大の問題があることは既に指摘をされてきたことでございますけれども、ただ、これらの問題については、本来は、...全文を見る
○水島委員 それをお願いした上で、本日は、厚生労働大臣の権限の中で十分対応できる点に絞りまして、主に精神障害者についての質問をさせていただきたいと思います。かなりの覚悟で来ておりますので、ぜひ、きっちりと御答弁をいただけますようにお願いいたします。  精神保健福祉法の三十二条と...全文を見る
○水島委員 そしてまた重要なのは、精神障害者の場合、家族が病気や治療の必要性を理解していないことが多いという現実でございます。服薬を続けなければ病状の安定が失われてしまうのに、いつまでも薬に頼らないでと服薬をやめさせようとする家族も少なくありません。これは、どれほど病気の経過が長...全文を見る
○水島委員 大臣、本当に尾辻大臣らしく率直にお認めくださいまして、ありがとうございます。  家族としては、当然愛情は十分にあるし、御本人のためになることをしたいという気持ちは家族としては十分に持っていらっしゃるけれども、やはり、精神障害を持っている、病気を持っているということに...全文を見る
○水島委員 本当に私は尾辻大臣はすばらしい大臣だと思っておりますけれども、今またその思いを新たにしたところでございます。率直に認めてくださってありがとうございます。ぜひ、また先ほどと同じでございますけれども、新たにそういう情報を頭に入れていただいて、制度の組み立て直しをしていただ...全文を見る
○水島委員 今まで一律五%とはおっしゃいますが、自治体によって、独自の制度を持っていて、実際には自己負担をゼロにしているところもあるわけでございます。  私も、今回このやりとりを厚生労働省の方としていて、そうはいったって五%が一〇%になるだけじゃないですかというような言い方が非...全文を見る
○水島委員 当然答えになっていないんですけれども、多分、今大臣と指名したのに部長が出てこられたということは、やはり最終的な責任者は大臣だから、かばって出てこられたのかなとちょっと思ったんです。  恐らく、今の時点で、だれがどういう形で責任をとるのかということは幾ら聞いても答弁で...全文を見る
○水島委員 市町村、市町村とさっきからおっしゃっていますが、市町村に本当にそれができるのかということを後で質問させていただきたいんです。  一つだけ部長についでにお答えいただきたいんですけれども、シミュレーションとして、三十二条が廃止されて、かつ、今厚労省が言っておられる重度か...全文を見る
○水島委員 今の答弁が議事録に残るということにもきっと意味があるんだと思いますが。  今部長がくしくもおっしゃったように、一番信頼されているのは主治医でしょうというのは、多分そうなんだろうと思いますが、その主治医をもってしても患者さんを説得できないというときにどうするのかという...全文を見る
○水島委員 アメリカ精神医学会のDSMでいいますと、双極1型障害、いわゆるバイポーラー1だけを含むのか、それとも軽躁病エピソードと大うつ病エピソードを繰り返す双極2型障害、いわゆるバイポーラー2も含むんでしょうか。どちらでしょうか。
○水島委員 当然、最初の答弁ですと、含むということになると思います。  いずれの場合であっても、例えばバイポーラー1の場合、つまり本当の、本当のというか、本当の躁病エピソードと大うつ病エピソードを繰り返すというようなものであっても、例えばその分類の中には単一躁病エピソードという...全文を見る
○水島委員 バイポーラー1にしろバイポーラー2にしろ、初回エピソードが大うつ病エピソードから入る人と躁病エピソードから入る人というのが両方いるわけでございます。  つまり、委員の皆様はほとんど何か話がわからないようですので簡単に言いますと、躁うつ病と平たく言いましても、躁病とう...全文を見る
○水島委員 ちょっともう一度、今さらりと流されたところをもう一度伺いたいんですけれども、そもそも、どうしてこれらの三つの病名に限られたのかというところをきちんと御説明いただきたいのと、あと、専門家に集まってもらって何とかしますといっても、これは十月が施行で提案されていて、十月まで...全文を見る
○水島委員 今、レセプトを収集したというのは、私はきょう初めて聞きましたので、そこから導き出された、この根拠となっているデータを資料として見せていただきたいんですけれども、委員長、そのようにお願いできますでしょうか。
○水島委員 では、それを見せていただいた上で、ただ、今答弁していただいたように、施行に間に合うように対象の見直しをしていただけるということでございますので、ぜひ、きょう、私はこれからこういうふうに見直したらいいんじゃないかということを提案させていただきたいと思うんですけれども、そ...全文を見る
○水島委員 実証的なデータがうつ病についてないとはとても思えないんです。  きょう、お手元の資料で参考資料一というのをちょっと見ていただきたいんですけれども、これは、まず百余りの疾患、これは身体疾患も含んでなんですが、その百余りの疾患を対象としたクリス・マレーらのWHO研究とい...全文を見る
○水島委員 その作業、どの病気を入れる入れないという作業は、結果として不毛に終わると思いますので、今のうちに警鐘を鳴らしておきたいと思うんです。  例えば、今うつ病のことを言いましたが、それ以外にも重度かつ継続を満たすと思われる状態には、極めて重症な強迫性障害とか、生活制限の著...全文を見る
○水島委員 GAFが一般の医療機関で使いこなせないとおっしゃいましたけれども、GAFの判定もできないようであれば、やはり三十二条の申請をする者としては私はふさわしくないと思いますので、GAFが使いこなせないような人が今三十二条の申請をしてしまっているから乱用されているんじゃないん...全文を見る
○水島委員 GAFが外されるとして、先ほどの部長のような理由であるとしたら、それは断じて納得できませんので、また、逆に、そんなことだけが理由だったんだとしたら十分GAFでやっていけると思いますので、ぜひそういう落ちつきどころに向けて三十二条を残していただけますように。これは本当に...全文を見る
○水島委員 私も、もし自殺する方が出たらだれが責任とるんだなんという、そんな質問をもうしたくないので、みんなでここで議論を尽くして、これならやっていけそうですねというような、そういう結論に達することができますように、大臣のさらなる御尽力をお願いしたいと思います。  そして、きょ...全文を見る
○水島委員 ぜひ、先ほど私が申しました心配が解消できますような、そんな結論を出していただきたいと思います。  そして、これは本人負担というふうにした場合であっても、個別の利用者の経済状況に応じた負担軽減措置もさらなる検討が必要であると私は考えております。  働き盛りの人で家族...全文を見る
○水島委員 それはぜひ必ずしっかりとお願いいたします。  そして次に、応益負担について、本来、応益負担という仕組みそのものについて尾辻大臣に伺うつもりは余りなかったんですけれども、全体の考え方として確認しておきたいこともございますので、少々伺わせていただきます。  先ほど御紹...全文を見る
○水島委員 ちょっと驚きましたというか、すごいですねという感じなんですが、お手元の参考資料四には、その検証結果の要旨、これは新聞からとったものなんですけれども、載っております。右側が宇都宮地検の検証結果、左側が栃木県警の検証結果でございます。左側は、わかりやすいように線を引かせて...全文を見る
○水島委員 予定をしていないといっても、禁止をされているわけではない、法律内で可能なことであるわけでございますので、これだけの事件を犯しておきながら、今の答弁というのは、全くもってみずからが犯した罪の重さを自覚していないと申し上げざるを得ないと思います。  もちろん、厚生労働委...全文を見る
○水島委員 法務省の方がちょっとはわかっているかなという答弁でしたけれども、何か録画とか録音をされて困るような取り調べを警察ではされているのかと思って、今、私、ちょっと背筋が寒くなる思いがいたしました。当然、公務としてしっかりと仕事をされているわけですから、誇りを持って仕事をされ...全文を見る
○水島委員 何も取り調べの状況をテレビで実況中継しろと言っているわけではないのですから、録画、録音しておいて、こういう問題が起こったときに、きちんとした手続に基づいて弁護人が見られるようにというようなことで言っているわけで、また裁判の証拠にするというようなことで言っているわけであ...全文を見る
○水島委員 私は精神科医でございまして、精神障害者の方との話というのは割とうまい方だと思いますし、いろいろな病的体験を聞き出すのも割と得意な方なんですけれども、そんな私でも、知的障害者の方から証言を引き出せるかというと、全く自信がございません。それほどやはり特殊なトレーニングとい...全文を見る
○水島委員 大体思ったとおりの答弁だったんですけれども。  尾辻大臣、私、先日、刑務所に入ってこられた山本譲司さんからお話を聞く機会がございまして、私も改めて驚いたんですけれども、やはり日本の行刑施設の中における知的障害者の方の割合の高さというのは、私が思っていた以上のものでご...全文を見る
○水島委員 一九九五年だったと思いますが、私が駆け出しの精神科医だった時代に精神保健法が改正されて精神保健福祉法になりました。まだ精神保健指定医でもなかった駆け出しの医者にとって、法改正というのは大変な重みを持っていたということを記憶しております。そして、医者にとって以上に、患者...全文を見る
○水島委員 また三年後ということで、今回のが本当にとりあえず改正だったのかなという感じを今また感想として持っているところなんです。  やはり、この法律にすべてが支配されている世界におりました、また今も少しおります立場としては、この法案が審議されているんだということを余り多くの国...全文を見る
○水島委員 本当は私、その具体的な内容が決まって初めてこういう法改正が可能になると思うんですけれども、これはやはり精神衛生法から精神保健法へ切りかえてきたかなり根本的な部分にかかわりますので、絶対にそういう緩みが出ないのかということを、どれほどの病院がそれに当たるのかというような...全文を見る
○水島委員 ぜひよろしくお願いいたします。  施設の子供であっても、当然、障害を持つ子も持たない子もともに育ち合っていく環境がここでも必要だと思いますので、ぜひ大きな視点からきちんとこの見直しをしていただけますようにお願いいたします。  ありがとうございました。
06月06日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第4号
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○水島議員 民主党の水島広子でございます。  先ほど古屋議員の方から女性と年金について民主党への問題提起がございましたので、こちらからもお話をさせていただきたいと思うんです。  まず、民主党案が育児に対応できるのかという御質問だったんですけれども、逆に私はそれを政府・与党側に...全文を見る
06月30日第162回国会 両院 年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議 第5号
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○水島議員 民主党の水島広子でございます。  私もきょうの議論をまた伺っておりまして、ぜひ先輩の皆様にお願いを申し上げたいと思うんですけれども、まず、きょう、不安をあおる、あおらないという議論がございました。もちろん、それに対しては、私は現状を正しく認識するということが大前提と...全文を見る
07月01日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  私も、五島委員に引き続きまして、自立支援医療について質問をさせていただきたいと思います。  今、五島委員の質問に対する尾辻大臣の答弁を伺っておりまして、ますます納得できませんし、全く尾辻大臣が御答弁されているとは信じられないような...全文を見る
○水島委員 今、大臣の御答弁、後半の部分はもうここのところおなじみの御答弁ですので、そちらは余り聞いておりませんでしたけれども、少なくとも児童福祉法に規定されたこの医療の意味づけが変わるわけではないということは、前半で御答弁くださったわけでございますが、今回、厚生労働省から提出さ...全文を見る
○水島委員 子供中心に考えるのが当たり前で、その環境として、育ててくださっている親御さんのことを考える必要がある、その考え方でしたら私も全く同じでございますので、ここからもぜひそういう趣旨で御答弁をいただきたいと思うわけです。  大臣は、例えば先天性の心臓疾患を持ったような子供...全文を見る
○水島委員 負担が大きくなるということは認めざるを得ないという御答弁で、まさにそういうことであるわけですけれども、激変緩和措置、経過措置などと幾ら言ってみても、基本的にこれだけの負担増になるということはお認めいただけると思います。  これを、どうしても医療費という話になりますの...全文を見る
○水島委員 それでは、例えば、こんな制度を導入するのであれば、すべての病院に親が無料で泊まれるような宿泊施設を整備するとか、いろいろそれ以外の面での配慮が必要になってくると思うんですけれども、そこまで思い切ってなさるおつもりなんでしょうか。
○水島委員 今大臣がたちどころに言われても難しいとおっしゃったその感情を、今心臓病のお子さんを持つ家族の方たちはお持ちであるわけです。たちどころにこんなことを言われても本当に難しいということを今皆さんお感じになっているわけですから、ぜひそれは大臣、人間として共感をしていただきたい...全文を見る
○水島委員 制度そのものは維持されて生き残っても、それが、本来その制度が恩恵を与えるべき子供たちや御家族がそこまでついていけなくなってしまう、そんなことになったら、そもそも制度としての意味が全くないわけでございますので、先ほど私が、まず子供を中心に、そして子供の環境をつくっている...全文を見る
○水島委員 まだ大臣はおこたえくださらないわけですけれども、ただ、これは、委員長も含めて、この審議をお聞きになっていた政治家の皆様、国会議員であれば、これは何とかしなければいけないんじゃないかなとそろそろ思われているのではないかと思いますので、私は、そういう皆さんの良心を信じたい...全文を見る
○水島委員 そのような位置づけについて、実は私、前回質問をするまでにははっきりとした説明は聞いたことがないような気がしておりますけれども、ですから、重度かつ継続というのが、症状の重さというのを意味する重度という言葉なのかなと私は思って前回の質問をさせていただいたところでございまし...全文を見る
○水島委員 前回の整理ということでもう一つ伺いたいんですけれども、通院医療の認定の有効期間のことでございます。  この認定の有効期間については、現行は二年に一回再認定をするかどうかの手続がございましたけれども、今回の見直しは、この期間を一年に短縮して、公費負担医療が必要かどうか...全文を見る
○水島委員 ちまたに流れているうわさの中には、重度かつ継続以外の人はだれでも一年だけで打ち切られると言っているような人もいるようですけれども、それは全くの誤解であって、再認定も、あくまでも症状と医療の必要性に基づき行われるものであり、必ずしも一年で打ち切られるというものではないと...全文を見る
○水島委員 先ほど部長が触れられました自立支援医療制度運営調査検討会、専門家による会議でございますけれども、この第一回の会議が六月二十二日に開かれましたので、私も傍聴に行かせていただきました。  この検討会の中では、重度かつ継続の範囲を考えるということが、部長がおっしゃったよう...全文を見る
○水島委員 統合失調症の方の場合はデイケアの利用率が相対的に高いので、厚生労働省のようなデータ抽出を行えば医療費が高いのは統合失調症ということになるのですが、統合失調症の方すべてがデイケアを利用しているわけではありませんし、ほかの疾患の方でもデイケアを利用することはあるわけです。...全文を見る
○水島委員 検討会を続けられるのはもちろん結構なんですが、その中で、重度かつ継続にどの病気を入れるかという議論をしている限り、私は議論は不毛だと思っております。  日本の精神医学では、いまだにエビデンスベーストあるいはエキスパートコンセンサスとして、この疾患に対してはこの治療パ...全文を見る
○水島委員 入院から地域へという場合に、核となるのがこの通院医療ということになるわけですから、そこのハードルを上げておいて、入院から地域に誘導していますと言われても、それはやはり筋が通らない話になるわけです。  先ほど申しました点も含めまして、この精神医療の医療費の問題について...全文を見る
○水島委員 尾辻大臣は必ず考え直していただけると信じまして、もう一言お願いをいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
07月26日第162回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。  参考人の皆様、本日は、貴重なお時間をいただき、貴重なお話を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。  また、今、子供たちが非常に貧困な環境で育たなければならないこの日本の社会にあって、多くの方たちが胸を痛めながらも、ど...全文を見る
○水島委員 ありがとうございます。本当におっしゃるとおりだと思います。  チャイルドラインも、国際比較で見ますと、きちんと公費が投入されていて二十四時間フリーダイヤルで受けられる国ほど子供の声をきちんと拾えているというようなデータもチャイルドラインの方から見せていただきまして、...全文を見る
○水島委員 貴重な御提言をありがとうございました。  それでは、時間が限られていますので、次に坪井参考人に伺いたいと思いますけれども、私も、子供たちとかかわっていく上で一番大切なのは愛情ともう一つ一貫性だと思っておりまして、やはり坪井さんがそれだけ子供たちに信頼されるというのも...全文を見る
○水島委員 ありがとうございます。  時間がいよいよ限られてまいりましたけれども、次に、藤田参考人に一言質問させていただきたいのです。  やはり、若年の雇用のことに取り組んでおりますと、どうしても教育現場と実際の経済界との連携ということが非常に重要になってきまして、インターン...全文を見る
○水島委員 ありがとうございました。  中西参考人に質問する時間がなくなってしまったんですけれども、本当に貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。
07月27日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第36号
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○水島委員 民主党の水島広子でございます。本日もよろしくお願いいたします。  まず、法案の質疑そのものに入る前に、やはりどうしても私も伺っていて腑に落ちないので、アスベストについて一問だけ伺いたいと思います。  先日、西副大臣がきちんと、これは行政の決定的な失敗というふうに御...全文を見る
○水島委員 今の御説明、こちらもいろいろ申し上げたいことはあるんです。例えば、今の大気中の基準だということをおっしゃったわけですが、旧環境庁、現環境省ですけれども、こちらは、大気の方については、八六年にWHOが示した安全基準と同じ基準に八九年にされているということで、きちんと大気...全文を見る
○水島委員 きちんとその趣旨が徹底されますように、また事例の検証も含めて、ぜひ実行していただきたいと思っております。  また、今回、私がまず思いましたのは、そもそも産業医が義務づけられているはずの職場であっても、産業医を置いていないところすらあるという現状であるわけですけれども...全文を見る
○水島委員 さらりとお答えいただいてしまったので、本当にちゃんとやっていただけるのかなとちょっと心配なんですけれども。産業医を置くことが義務づけられているのに置いていないところが明らかにかなりの割合あって、何でそういう現実が許されているんだろうかというのは、この分野の専門でない政...全文を見る
○水島委員 ぜひ成果を上げていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  また、現在、一つの事業所には実際には多くの方たちが入って仕事をしているという実態がございまして、そういういろいろな働き方の方たちが入っているという中では、時間外労働の把握というのは実は簡単なことで...全文を見る
○水島委員 制度上可能となっていても、実際それが運用されるかどうかというところは、今後の御努力ということもあると思いますので、ぜひそこのところはきちんと、よろしくお願いいたします。  次に、メンタルヘルスに入ってまいります。  健康情報というのは個人情報の中でも特に機微な情報...全文を見る
○水島委員 今おっしゃっていただいたところは非常に重要な点だと思います。職場で必要とされることというのは、その人がどういう病気であるかというレッテルを張ることではなくて、どういう配慮がそこの職場で必要なのかということだけが必要な情報だと思いますので、今言ってくださいましたように、...全文を見る
○水島委員 ぜひ、基本的な理念としてやはりプライバシー保護、本人の同意を得て何かを伝えるということはきちんと理念として徹底させていただきたいとは思うんですけれども、その一方で、気になりますのは、本人同意などという言葉がひとり歩きをしてしまうということでございます。例えば、今回は面...全文を見る
○水島委員 本当にそこの点は、ぜひ、今後いろいろ御指導をしていただく上でもきちんと踏まえていただきたいと思っております。  ただ、やはり、それを伺ってもなお納得できないのは、午前中の審議からもございますけれども、なぜ百時間以上の時間外労働者に本人の申し出が必要かというところは、...全文を見る
○水島委員 百時間以上時間外労働をしている方をつかまえて、事業主に知られることを恐れるかどうかというレベルの話ではなく、もう死ぬか生きるかのところの話でございますので、ここは本当にお考え直しいただく余地があると思います。  ぜひ、大臣も含めて、委員の皆様方も、こういう過労自殺を...全文を見る
○水島委員 では、大臣にあわせてお答えいただいてしまいます。局長が何かお答えになりたくないようですので、大臣に伺います。  今局長が御説明になったように、地域産業保健センターというのは、産業医を選任する義務のない小規模事業所に働く労働者に対して、ある意味では産業医を代替する措置...全文を見る
○水島委員 いろいろな施策の中で、どうしても小規模の事業所の方というのは、いつもいろいろな法律の例外規定のところに置かれてしまって、いろいろな恩恵にあずかることができないという仕組みになっているんですけれども、やはりメンタルヘルスのこと、また労働現場での健康の問題というのは、規模...全文を見る
○水島委員 局長からすっきりした答弁をいただきました。  大臣も同じお気持ちだと思いますけれども、本当にメンタルヘルスのことというのは、制度があるからどうぞお使いなさいと言って、それで済む問題ではありませんので、これが使いにくい人はこっちがいいですよというように選択肢をたくさん...全文を見る
○水島委員 ぜひよろしくお願いいたします。  そして、メンタルヘルスについては、先ほど来申し上げておりますように、本人は申し出られるような精神状態にはないということが多くございます。これは、例えばうつ病の人に治療を勧める困難さを私自身も嫌というほど経験してきたわけですけれども、...全文を見る
○水島委員 もちろん、家族と一口に言ってもいろいろな御家族がいらっしゃるわけですし、本当にそれが御本人にとっての利益と常に一致するかといえば、それは一〇〇%そうではないと言えるのでしょうから、今局長がおっしゃったことというのも全く理解できないわけではないんですけれども、そうはいっ...全文を見る
○水島委員 ぜひよろしくお願いいたします。  そして、いろいろなところの資源を充実させておくということの一つになると思いますけれども、現在も職場外の精神科医がメンタルヘルスの問題にかかわっているというケースが一番多いのではないかと思います。今回できます制度の中を見ましても、産業...全文を見る
○水島委員 多分、診療報酬上どうとかなんとか言い始めると、まず実現しそうもない話だと思いますので、私もすぐハードルが幾つも浮かんできてしまうんですけれども、何らかの助成制度とか何かの仕組みをつくっていただくということは、多分、労働行政の範囲の中で可能なんじゃないかというふうに思っ...全文を見る
○水島委員 ぜひ理事の皆さんには、この法案のつるしを解いていただきますように、よろしくお願いをいたします。  最後に、今回の法案そのものではないんですけれども、非常に関連する領域で、ちょっと自殺のことについて残りの時間で伺いたいと思うんです。  今回、職場のメンタルヘルスに目...全文を見る
○水島委員 ただ、この研究というのはうつ病関連の自殺予防戦略研究ということで、これは、例えば、私も昔こういう研究の末端なんかにおりましたけれども、研究者というのは、うつ病関連の自殺予防研究と言われれば、当然その枠の中でいろいろと研究を組み立ててこられるわけですので、やはりうつ病関...全文を見る
○水島委員 本当に、御本人にとってだけでなく、残された御家族の深刻な状況をぜひ皆様も見ていただいて、本当に政府を挙げて取り組んでいただけますように最後にお願いをいたしまして、終わらせていただきます。ありがとうございました。