水野賢一

みずのけんいち



当選回数回

水野賢一の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第162回国会 衆議院 議院運営委員会図書館運営小委員会 第3号
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○水野小委員 今御説明のあったような法改正、四条、九条、十六条並びに核燃サイクル云々という部分のことで了といたしたいと思います。
04月26日第162回国会 衆議院 環境委員会 第9号
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○水野委員 自由民主党の水野賢一でございます。  温暖化対策推進法の改正についてお伺いをしたいと思います。  この地球温暖化対策推進法は、今までも京都議定書を達成するための国内担保法だというような説明をされておりましたし、今までの経緯を見ても、そういうような流れの中にあったわ...全文を見る
○水野委員 今回の法改正の根幹の部分は、一言で言うならば、事業者が今どれだけの温室効果ガスを排出しているのかということをきちんと算定して報告してそれが公表されるという、この制度を、この仕組みを新たに導入するということが根幹になると思うわけであります。排出削減ということが大切なわけ...全文を見る
○水野委員 今、そういう一部、二部上場の企業というのは、いわば日本を代表するような企業と言っていいでしょうけれども、そこが四分の一、しかもそれは回答した上の四分の一ですから、回答率、今の話を聞くと、六千三百五十四社のうち二千七百九十五ですか、回答率がさほど高くないということを考え...全文を見る
○水野委員 では、三千トンというのは、例えばガスごとに三千トンという理解でいいんでしょうかね。というのは、例えば、二酸化炭素を二千五百トンで、ほかの温室効果ガス、SF6を七百トンという場合は、合計で三千二百トンになりますよね。そういうような場合というのは対象になるのかどうか、お答...全文を見る
○水野委員 こうした算定・報告・公表制度というのは、諸外国でも既に導入しているところがあるわけですね。EUしかり、カナダしかり、また、イギリスは独自のものを導入しているというようなことがあるわけですけれども、当然そうした国々でもすそ切りはあるわけですが、そのレベルというのは、二酸...全文を見る
○水野委員 確かに今回のこの制度の導入というのは、EUなどに比べて時期としてはおくれたわけですけれども、その厳しさにおいてはそれよりも格段に厳しいということが言えるんではないかというふうに思います。それだけ世界に冠たる環境立国を目指すのにふさわしい法律だというふうに高く評価をさせ...全文を見る
○水野委員 もう一点、カバー率の話でお聞きしたいと思うんですけれども、五四%といっても、これは二酸化炭素の全国の全分野の話ですよね。産業部門だけに限れば、ほとんどの工場とかは、重立った工場ですけれども、この新制度で対象になるというふうに思いますけれども、産業分野だけでいえばカバー...全文を見る
○水野委員 非常にそういう点では、私は、改めて申し上げると、世界に冠たる立派な法律が、今審議をして、成立をすればできることになるのではないかなというふうに思っておりますし、その運用についてはしっかりとやっていただきたいというふうに、環境省、経済産業省にもお願いを申し上げたいと思い...全文を見る
○水野委員 あと、この報告・公表制度ですけれども、例えば二酸化炭素の排出量といったときに、一般的な、工場で石油を燃やしたとか、石炭を燃やしたというときは、係数を掛ければすぐどれだけの二酸化炭素が出たということを計算できますから、これは話はわかりやすいんですけれども、問題は電気だと...全文を見る
○水野委員 私は、こうした排出量の公表は義務化するべきだというようなことを、かねてから、年来ずっと言い続けてきたわけであります。そして、三年前にこの温暖化対策推進法が改正をされたときも私はこれは強く主張したんですけれども、そのときは残念なことに盛り込めなかったわけなんですね。 ...全文を見る
○水野委員 こうした排出量の公表制度というものを義務化するということは、一方においては、こういうことをきちんと公表されるということになれば、事業者も、野方図な排出とか、無計画なCO2の放出とか、そういうようなものは自制しようという心理は働いて当然なわけですね。そういう点からも効果...全文を見る
○水野委員 今法律についてずっとお伺いをしてきましたけれども、実は一番大切なのは、もちろん京都議定書の六%削減を達成するということも大切なんですが、さらに大切なのは、実は大気中の温室効果ガスのレベルを安定化させるということなわけですね。それによって気温の上昇を防ぐということなわけ...全文を見る
○水野委員 時間ですので、最後の質問にしたいと思いますけれども、今回のCO2などの排出量の報告・公表制度というのは、報告や公表をするというときには、当然それが正しい報告であるということが大前提なわけですよね。  実はこれ、似たような制度でも、既に経済産業省の所管している省エネ法...全文を見る
○水野委員 ありがとうございました。  時間ですので、終わります。
10月06日第163回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号
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○水野委員 自由民主党の水野賢一でございます。  さて、六者協議が開始をされて二年余りたって、今回初めて共同声明が採択をされることになりました。その点で、核問題に関しては一歩前進をしたという見方もあり得るかもしれません。もちろん、これは今後詰めなければいけないことがたくさんある...全文を見る
○水野委員 そうした誠意ある対応が迅速に行われない場合には厳しい対応をとるということを官房長官もおっしゃり、政府としてのそういう姿勢だったというふうに考えますけれども、では、政府は、その後、北朝鮮に対して何らかの厳しい対応というものをとったのでしょうか。
○水野委員 今、人権決議だとか麻薬取引の問題、通貨偽造に対して、もしくはPSCなどを通じて厳しい対応をとっているというようなお話がございましたけれども、明らかに、昨年の十二月に官房長官が厳しい対応をとると言ったときというのは、前後の文脈から考えて、これは経済制裁、すなわち特定船舶...全文を見る
○水野委員 そうすると、昨年政府が言っていた、すなわち、北朝鮮が迅速かつ誠意ある対応をとらない場合には厳しい対応をとるというふうに言っていたことというのは何だったのかということになるわけですよね。  そのときに、政府側は確かに期限は設定をしておりませんでした。何月までに回答がな...全文を見る
○水野委員 私は、そうすると非常にこのことは残念に思うわけであって、去年の段階で、経済制裁ということを選択肢の一つだとか、それを含めて考えるということをあれだけおっしゃっていながら、北朝鮮から誠意ある対応がないにもかかわらず、そのことが現実に行われていないというのは、言葉が軽いの...全文を見る
○水野委員 ここは見解が違うとしか言いようがないんですけれども、拉致問題に関して前進があったから経済制裁を発動しませんよという、これだったらわかるんですね。ところが、今のお話を聞いていても、拉致問題に関しては具体的には前進というのはないわけですよね。その中で制裁について現実に発動...全文を見る
○水野委員 これも大臣でも局長でも結構なんですけれども、共同声明に拉致という文言は入っていないんですね。もちろん諸懸案というようなことの中には拉致は含まれるという解釈なんでしょうけれども、この拉致という文言を共同声明の中に入れられなかった、これで十分だというふうにお考えでしょうか...全文を見る
○水野委員 交渉の結果だから、それは日本側が要望するものが全部入るわけじゃない、これはある意味ではわかりますよ。しかし、そのことを言えば、例えば北朝鮮側の具体的に求めていたものというのは、軽水炉がありましたよね。これは具体的な軽水炉という文言も共同声明の中に入っているわけですよね...全文を見る
○水野委員 この点は、おっしゃることはわかることはわかるんですけれども、今後も毅然とした姿勢でこの拉致の問題というのを取り上げていただきたいというふうに思います。  さて、外為法による経済制裁というのは、実は必ずしも特殊なことではない、戦後の日本も何度もやっていることなわけです...全文を見る
○水野委員 今のように、実は経済制裁というのは、日本も多くの国々に対して発動したことがあるわけですね。これは国連決議などに基づいて発動したり、いろいろな理由はあるわけなんですけれども、今の中でも、例えばアンゴラとかナミビアとかシエラレオネというような国々に対してでも発動をした例と...全文を見る
○水野委員 今のお答えからも明らかなように、これだけ対北朝鮮の経済制裁問題というものを国内で議論をしていても、例えば、今の例が典型だと思うんですけれども、船舶の入港数というもの自体がふえているわけですよね。万景峰号、二〇〇三年には十回だったものが翌年には十六回に、そして全体の船舶...全文を見る
○水野委員 例えば、日本が経済制裁の議論などをしていても、日本以外の国、特に中国などが北朝鮮に対していろいろな支援を行っているというふうに言われております。その中国から北朝鮮に対しての経済支援というものの実態がどういう状況なのかというのは、どういうふうに外務省として把握しています...全文を見る
○水野委員 この対話と圧力ということが対北朝鮮外交で言われている中で、例えば圧力をかけていくとしても、中国が一方で支援をしているというのでは、せっかく国際的に圧力をかけるという段になっても、これがいわば露骨な抜け道になってしまうということもあり得るわけですね。  日本としては、...全文を見る
○水野委員 その点に対しては今までないということはよくわかりましたけれども、今後、その点に対して問題提起をしていくというおつもりはございますか。
○水野委員 時間でございますので、簡単に最後にしたいと思いますけれども、きょうの韓国紙の中央日報によれば、日本と北朝鮮の政府間対話、これが再開で合意をしていたのが、来週中に審議官級の出席によって行われるというような報道が出ておりますけれども、これは事実でしょうか、いかがか。これは...全文を見る
○水野委員 以上です。