水野賢一

みずのけんいち



当選回数回

水野賢一の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第177回国会 参議院 議院運営委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  会計検査院の場合、何か検査の中で問題を見付けたとき、例えば公正取引委員会なんかは検察に対して告発するということがよくあるわけですけれども、会計検査院の場合だと、会計検査院法の三十三条で通告という、つまり告発よりもかなり、数段落ちたよう...全文を見る
○水野賢一君 会計検査院は、横領とかそういうようなことに対して目を光らせるというのはこれは当然のこととして、それに加えて、やはり会計基準あってこその監査だというふうに思うわけですね。  その点から考えると、私たちは現状には不備があるというふうに考えていまして、こうした公会計の基...全文を見る
○水野賢一君 あと簡単にいたしますけれども、こうした基準作りにおいて私たちは、手前みそになるかもしれませんけれども、我が党所属の桜内文城議員のいわゆる桜内基準というようなものというのは国際基準に準拠しているなかなか優れたものではないかというふうに考えていますが、参考人の御意見も聞...全文を見る
02月09日第177回国会 参議院 議院運営委員会 第4号
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○水野賢一君 ただいま議題となっております同意人事について一言申し上げます。  私たちみんなの党としては、先日政府から提示をされた七機関十名の人物、適格性については大きな問題があるとは考えておりませんので、賛成をいたします。  しかし、政府の対応に大きな問題点もありますので、...全文を見る
03月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  民主党が野党だった時代、天下り根絶を強く主張しておりましたけれども、そこに期待をした人たち、国民も多かったんじゃないかと思いますけれども、総理、端的に伺います。民主党政権になって天下りは根絶されたんでしょうか。
○水野賢一君 天下り全面禁止じゃなくて、今総理、天下りあっせん禁止という言葉を使われましたよね。ここにからくりがあるんですよ。当人たちがあっせんがなかったと言ったら、要するに問題ないということになりかねないんですね。  じゃ、これは担当大臣でいいですけれども、あっせんがあるかど...全文を見る
○水野賢一君 今基本的には再就職等監視委員会できちっとチェックするというふうにおっしゃいましたよね。確かに国家公務員法百六条の五にそう書いてあるんですけれども、今いろいろ紆余曲折があるというふうにおっしゃっていました。  今この再就職等監視委員会の委員長、誰でしょうか。
○水野賢一君 本来、法律では、委員長に加えて委員四名がいるはずなんですよね。いずれも空席になっているという、そういうことですよね。そもそもこの天下りの監視機関というのが法律上はだから規定はされているんだけれども休眠状態になっているという、こういう状況があるんで、ここに問題があるん...全文を見る
○水野賢一君 おっしゃるとおり、国家公務員法の百六条の八に、両院の同意を得て内閣総理大臣が任命するというふうに書いてある。しかし、この同意人事、内閣から国会に対して提示もないというのが今の状況ですけれども、総理、伺います、なぜつくらないんでしょうか、この再就職等監視委員会を。
○水野賢一君 そもそも、政府というのは立法府が、国会が作った法律を執行するのが政府の役割なんですよ。これを、既にある法律、国家公務員法でつくらなきゃいけないというふうに書いてあるにもかかわらず、これをつくらない。政府が法律守らなくてどうするんですか。  総理、もう一回お答えくだ...全文を見る
○水野賢一君 今新法を作ったらというようなお話だったと思うんですけれども、実はこれ、現行法のままでできるんですよ。  じゃ、この新法、まだ国会に法案提出していませんよね。確認します。
○水野賢一君 今先行してという話がありましたので、その方向を私も期待したいというふうに思いますけれども、今日の今までの段階で提示されてきていないんですよね。  その中で伺いますけれども、今この再就職等監視委員会のメンバーを何か任命すると不都合が生じるのでしょうか。
○水野賢一君 それならば、早く提示してくればいいんですよ。逆に、つくらないことで何か弊害はあるんですか。
○水野賢一君 どうも考え直して改め直したいような様子が見受けられるところありますけれども、現実にこれまでずっとこの監視機関が休眠状態なことによって弊害が出ているんですよ。  今年も元旦早々からとんでもないことが起こった。去年の八月まで資源エネルギー庁の長官だった人、石田徹さんと...全文を見る
○水野賢一君 今官房長官がおっしゃった、昔は自分の所管の関係の企業には二年間天下れなかった、これは確かに廃止されたんですね。しかし、その廃止というのは、廃止する代わりに一方で監視機関をしっかりとつくるということが前提でこれは廃止されたんじゃないですか。監視機関がないままこれ関係企...全文を見る
○水野賢一君 法律論のちょっと細かいことを言うと、再就職等監視委員会が立ち上がるまでの間は政令において、この政令もいろいろ議論を呼んだんですが、この政令において総理、内閣総理大臣に調査権限があることになっていますけど、事実関係伺いますけれども、総理、その権限に基づく調査はやったん...全文を見る
○水野賢一君 確かに総理自身が属人的に調査をするんじゃなくて、今おっしゃったようにやるべきことは第三者機関がやる、だから再就職等監視委員会をちゃんと立ち上げるべきだというふうに一貫して私たちは言っているんですよ。  それで、更に言うと、最近明らかになってきたのが、この東京電力の...全文を見る
○水野賢一君 先ほど私は百一人天下りということを指摘をさせていただきましたけれども、その中で、国会で指摘をされたからこの東京電力のケースは調査をしたという話ですけれども、じゃ、それ以外の百人、調査したんでしょうか。
○水野賢一君 今主務大臣がしっかりと監督をしているからいいんだという話ですけれども、じゃ、中野大臣に伺いますけれども、中野大臣はこの公務員制度改革の担当だけじゃなくて、一方で国家公安委員長ですよね。つまり警察庁を管理しているわけですよね。百一人天下りいるという中に警察庁からの天下...全文を見る
○水野賢一君 そのときにはどういうふうにちゃんと監督していたんですか、大臣は。
○水野賢一君 そもそも、さっき、昔は自民党時代のときに二年間天下りが禁止されていたという話がありましたよね。そのときに時の民主党は、この二年間の規制じゃ緩いんだ、もっと長くすべきだというふうに言っていましたけれども、大臣、何年だったか覚えていますか。延長しろと言っていたんですよ。
○水野賢一君 官房長官、今事実関係は違いますよ。修正した上で賛成したというのは国家公務員制度の改革の基本法の方であって、あなた方はこの国家公務員法の改正には民主党は反対したんでしょう。違いますか。
○水野賢一君 それで、まだ質問に答えてないんですが、二年の天下り禁止は短過ぎてもっと延長すべきだというふうに言っていたのは何年だったんですか。大臣、どうですか。
○水野賢一君 今の間に事務方から教えていただいたようですけれども。  しかし、総理、五年と言っていたんですよ。五年間所管業界に天下っちゃいけないと、総理、言っていたんですよ、民主党は。それが、二年はおろか四か月で天下った、しかもその監視機関はないままだという。これ、おかしいと思...全文を見る
○水野賢一君 質問は、五年間所管業界に天下っちゃ駄目だというふうに言っていたのに、四か月でその所管業界のど真ん中に行くのはおかしいと感じませんかという質問なんです。  それで、総理、総理ですよ。総理は国会答弁で度々びっくりしたというような発言よく使われますけれども、この東京電力...全文を見る
○水野賢一君 何かよく分からない答弁をしていますけれども、いずれにしても、五年間駄目だと言っていたのが、監視機関もないままに四か月で天下れるようになったという、この民主党の言行不一致が問題だということなんです。  じゃ、この石田さんという資源エネルギー庁だった人が、東京電力のた...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、口利きを受けた経済産業省、資源エネルギー庁の人はどうすることになっているんですか、法律上。
○水野賢一君 要は、口利きがあったときにはこの監視機関の方に届けることになっているわけですよね。  ところが、その監視機関が、また同じ話なんですけれども、監視機関が機能をしていないという。そして、総理もさっきちょっと申し訳ないというような言い方をしていましたね。一年半以上、民主...全文を見る
○水野賢一君 やっていないんですよ。  法案を出したというふうに言いますけど、それは廃案になったんですよね。要は、法案を出しても、法律というのは成立するかどうか分からない。成立しても施行されるまでの間の一定の期間がある。だから、現行法でもできることをやるべきだということを、現行...全文を見る
○水野賢一君 今、現行法の中でも、今までずっと反対をしていた再就職等監視委員会の人選をどうも行おうとしているということをほのめかしているような感じはいたしますけれども。  ちょっと、この同意人事に関係して、これはどなたに伺うべきなんですかね、官房ですかね。昨年の十一月に、仙谷官...全文を見る
○水野賢一君 つまり、同意人事の任期が切れちゃっても、ちょっと間があった、遅れちゃって提示をしてきたということのその責任を取ったという、そういうような理解でよろしいですか。
○水野賢一君 つまり、遅くなったことに対しては申し訳ないというふうに謝っていて、意図的に今度、この再就職等監視委員会の委員みたいに一年半もの間意図的に提示してこない、こっちの方は責任ないんですか、総理。総理、どうですか、遅れただけでも責任があるんです。
○水野賢一君 結局、何でこの再就職等監視委員会の人選を出してこないのか、この一年半もの間空白にしていたのか、明確な説得力ある理由は全くないんですよね。  私、どうも実は監視されたくないんじゃないかというふうに思うんですよ。民主党政権がいかにずさんなことをやっているかということが...全文を見る
○水野賢一君 一年半もの間、監視委員会を立ち上げないからそういうふうに思うんですよ。  じゃ、総理に伺います。いずれにしても同意人事の中には、この再就職等監視委員会だけじゃないですよ、三月三十一日ぐらいで切れる同意人事ってたくさんあるんですね。五、六機関あるというふうに思います...全文を見る
○水野賢一君 今月中には提示しないという、そういうことでいいんですか。
○水野賢一君 どうも内々いろいろ聞くところによると、明日にもいろいろな同意人事、今月の月末で切れる同意人事について国会の方に内示というか提示というかしてくる、これは再就職等監視委員会じゃないですよ、ほかのを含めてあるというふうに聞いていますけれども、それは事実ですか。
○水野賢一君 じゃ、その中にはこの再就職等監視委員会の委員は含まれていないと、そういう理解でよろしいですか。
○水野賢一君 そうすると、これさっきも申し上げたように、仙谷官房長官のときに、同意人事の提示を遅らせているということによって、これ自主返納を、俸給、したわけですね。  総理、これだけ遅れていて、しかもあしたの提示もないというようなことであれば、総理、これは責任はどういうふうに取...全文を見る
○水野賢一君 いずれにしても、近々出したいという意向をほのめかしているのはよく分かりましたけれども、それはそれで評価します。  しかし、これまで再就職等監視委員会がないために、さっきの東京電力のケースを含めて、問題がないかどうか監視するところがないんですね。それで、総理の権限に...全文を見る
○水野賢一君 天下りあっせん禁止というときに、問題は誰があっせんすることが禁止なのかということなんですよね。役所の職員があっせんするのは、これは明らかに国家公務員法百六条の二の違反ですよ。じゃ、大臣や副大臣とかいわゆる政務三役があっせんする場合はどうなのかというと、これは実は答弁...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、違法ではないけれども菅内閣ではやらないと、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○水野賢一君 今大臣もほのめかしていましたけれども、そうすると、どっちにしても国家公務員法改正案を今国会に出すわけですけれども、その中で、もう菅内閣がやらないと言っているんですから、これは政務三役によるあっせんも法律で禁止するということを考えないんですか、どうですか。
○水野賢一君 そうすると、菅総理、大蔵省の事務次官だった齋藤次郎さんが日本郵政の社長になった、まさにあれは当時の亀井大臣によるあっせんだというふうにも言われている。ああいうことは菅内閣ではやらないという、そういう理解でいいですね。現在の基準ではできないということですね。
○水野賢一君 何かよく分かったような分からないような答弁ですけれども、総理はかつて野党のリーダーだったときに再三再四こういうことをおっしゃっているんですよね。天下りをなくすのは簡単なことなんだ、採用した企業には発注しないという閣議決定を、そういうことをすればもう天下りなくなるんだ...全文を見る
○水野賢一君 何だか分かったような分からないようなところがありますけれども、状況が変わったんじゃなくて総理の考え方も変わったんですか。つまり、当時は閣議決定をしろと言っていたわけですね。今はしなくていいということですか。
○水野賢一君 渡辺大臣が国家公務員法を改正したとき、翌年の基本法じゃないですよ、国家公務員法の改正をしたとき民主党は反対していますけれども、今はそのときの路線は正しかったというふうに考えていると、そういう理解でいいですか。
○水野賢一君 ところで、民主党が去年の参議院選挙のときに作ったマニフェスト、マニフェスト二〇一〇にこういうふうに書いてあるんですが、「まだ、実現できていないこと 引き続き取り組みます。」というふうに書いてある中にこうあるんですね、「「天下りあっせん」は禁止しましたが、「あっせん」...全文を見る
○水野賢一君 だから、裏下りがあるからこそ監視委員会を、渡辺代表が大臣だったときに作った法律で監視委員会つくることになっているんですから、それを早く機能させなさいよということを再三再四言っているわけです。  そもそも、民主党政権が発足をしてから次から次へとマニフェストがほごにさ...全文を見る
○水野賢一君 まあ随分変われば変わるものだと思いますけれども、かつて官民人材交流センターを天下りセンターというふうに言っていた時代とは随分、天下りバンクと言っていたんですよ、当時は、随分変わったというふうに思いますけれども。  さて、この問題、もう最後にしますけれども、改めて最...全文を見る
○水野賢一君 この点は一定の評価はできるというふうに思いますけれども。  では、次に特別会計というか特定財源についてお伺いをします。  今、国会で審議されている税制改正法案が成立をすると、今年の十月からいわゆる環境税、政府の用語を使うと地球温暖化対策のための税が導入をされます...全文を見る
○水野賢一君 つまり、特定財源が拡充されるんですよ。  総理、特定財源というのは、必要だから予算を付けるというんじゃなくて、むしろどうしても税収があるから使い切るまで使う、つまり無駄遣いの温床になるというふうに民主党批判していなかったでしょうか。だから、原則これは廃止、縮小なの...全文を見る
○水野賢一君 いや、温暖化対策は重要なんですけれども、それだったら一般財源からお金をつぎ込めばいいだけのことなんですよ。  総理に聞きますけど、総理はかつて道路特定財源の一般財源化のときなんかにこう言っていませんでしたか。道路が本当に必要なら一般財源で造ればいいんだと、だから、...全文を見る
○水野賢一君 これ温暖化対策といっても、特定財源だから実は使えるのはごく一部のことであって、幅広く全く使えないんじゃないですか。  例えば、じゃ伺いますけれども、森林がCO2を吸収する、森林対策に使えますか。
○水野賢一君 要は原則使えないんですよね。  じゃ、温暖化を引き起こすのというのは、別に二酸化炭素だけじゃなくてフロンというのがありますよね。かつてオゾン層を破壊するということで大きい問題になりましたけれども、フロンはオゾン層を破壊するだけじゃなくて強力な温室効果物質、これ二酸...全文を見る
○水野賢一君 HFC。
○水野賢一君 つまり、この強力な温室効果ガスであるフロンの回収、破壊も大切な温暖化対策ですけれども、これには使えるんでしょうか、この石油石炭税は。
○水野賢一君 結局、温暖化対策に使うと言えば聞こえはいいですが、実は温暖化対策の中でも極めて限定的なものにしか使えないんですよ。結局、経産省や環境省の一部の部局の予算が増えて、そこが補助金配分の権限を握るというんだったら、単なる省益拡大になるだけだというふうに思いますけれども。 ...全文を見る
○水野賢一君 つまり、はっきり言えば鉄鋼会社が使う石炭は非課税というわけですよね。そうすると、これによって鉄鋼業界が課税を免れているのというのは、金額で言うとどのぐらいになるんですか。
○水野賢一君 つまり、細部のそこら辺の非課税措置などのさじ加減で業界の損得が極めて大きく、八百億円なんという単位で左右されるわけですよね。だから、鉄鋼メーカーが天下りを、経済産業事務次官なんかを天下りで受け入れたんじゃないですか。結局、さっきの天下りの話にも関連しますけれども、こ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、このエネルギー需給勘定、ここにも多分剰余金、いわゆる埋蔵金と言っていいかもしれませんけれども、剰余金があったはずですけれども、どのぐらいですか。
○水野賢一君 要は、剰余金がこれだけあるところに、更に新税によって税収が入ってくるというのが実情ですよね。  よく特別会計は母屋でおかゆなのに離れですき焼きだというふうに例えられますけれども、これ例えて言えば、もうすき焼きで満腹のところに、剰余金があるところに、更にごちそうをた...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと話題を変えますけれども、総理はよく消費税を上げる前に解散で国民の審判を問うというようなことを言っていますけれども、上げる前と一口に言ってもいろいろあるんですよね。一つには、例えば消費税増税の具体案を示した段階ということもあれば、はたまた一方では、法律は変えて...全文を見る
○水野賢一君 残り時間も少なくなってきたので、前原大臣の件について伺いますけれども、前原大臣が在日韓国人から献金を受け取っていたこと、総理はいつ知ったんでしょうか。審議中ですか、予算委員会の質疑の中ですか。
○水野賢一君 事前に聞いていたとかということはないですよね。
○水野賢一君 外務大臣は当面置かずに枝野官房長官が臨時代理ということですけれども、先ほどもちょっと話ありましたけれども、G8のサミットが来週の今ごろあるんですよね。これは枝野官房長官が行くんですか。
○水野賢一君 政治と金にまつわることで前原大臣が辞任したわけですから、後任を選ぶときも、同様の問題がないかどうか、多分今、身体検査、一生懸命やっているんでしょうけれども、どういう形でやっているんですか、総理。
○水野賢一君 内閣情報調査室とか、そういうのを使ったりとかしてやっているんですか。
○水野賢一君 じゃ、前原前大臣の問題に関して、総理の任命責任について、この点どう考えるのか、お伺いします。
○水野賢一君 最後にクエスチョンタイム、党首討論について伺いますけれども、菅政権が発足してから八か月間行われなかった。最近行われるようになってまいりましたけれども、しかし、これはですね……(発言する者あり)
○水野賢一君 これは非常にいいことだとは思いますけれども、これは総理が、最終的には国会が決めることだけれども、総理がやっぱり党首討論をやろうというふうに指示をされたんでしょうか。
○水野賢一君 みんなの党は現在十名の参議院議員がいますので、申合せ上はQTに参加する権利があるんですよね。権利があるにもかかわらず衆議院の現場の委員会に委員がいないというような、つまり、権利があるが、それによって行使できないという妙な状況になっているんですけれども、十名という要件...全文を見る
○水野賢一君 それでは、時間も参りましたので終わりますけれども、民主党政権が、もう今や菅内閣への国民の信頼が地に落ちている、そうした中でまさに政権選択をやり直すべきだということを、私たちの主張を申し上げて、質問を終わります。
03月24日第177回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず、大震災後の最初の環境委員会でありますから、犠牲者に哀悼の意を述べるとともに、政府に対しては、被災者支援また復興に全力を挙げていらっしゃるというふうに思いますけれども、そうした努力を引き続き努められることを要望をしたいというふうに...全文を見る
○水野賢一君 炭素トンから二酸化炭素トンというのは十二分の四十四を掛ければ計算できるわけですから、余りここで目くじらを立てたことを言うつもりはないんですが、今までこの環境税の議論というのは炭素トン当たり幾らということで議論するのが当然のように、もう常識のようにそうやっていたんです...全文を見る
○水野賢一君 私も炭素トンの方が慣れているものですから、ちょっと以降、炭素トンの方で申し上げさせていただければと思うんですけれども。  それで、環境省が環境税の具体案を提示をしてきたのというのは、平成十七年の税制改正のときからだと思うんですね、二〇〇五年税制改正。ですから、平成...全文を見る
○水野賢一君 後ほど、その一般財源か特定財源なのかということもちょっと議論したいと思うんですが、極めて低い税率なんですよね。これ、ガソリン、リッター当たりにするとどのぐらいになります。
○水野賢一君 つまり、ガソリンが〇・七六円上がったらガソリン使うのを抑制しようという人は、私極めて少ないんじゃないかというふうに、もっと高い税率じゃないと、いわゆる価格インセンティブ効果は働かないというふうに考えるのが当然だと思うんですが。  そこで、これも参考人で結構ですが、...全文を見る
○水野賢一君 今、価格効果、財源効果、それぞれを分けるのはなかなか難しいという話がありましたけれども、これは、今までもこういうような提案するときというのは、大体価格効果でどのぐらい、財源効果でどのぐらいというような言い方していらっしゃったと思うんですけれども、この辺は、私はこんな...全文を見る
○水野賢一君 そういう形で効果が現れていけば、もちろん税を導入するのには効果を狙っているわけでしょうから、そういうことを期待されるのは分かりますけど、一方で、税である以上、経済への影響、特にそれは増税なわけですから、経済にとって一般的に言えば冷え込ませる、そういうような効果もある...全文を見る
○水野賢一君 余りそう大きい影響は経済にはないという試算だということなんでしょうけれども。  ちょっとこれは伺っていきたいのは、環境税の仕組みづくりで、これは副大臣に伺いたいんですが、環境税の仕組みっていろいろあり得るんですよね。今まで環境省が提案をしていた、今年じゃないですよ...全文を見る
○水野賢一君 アナウンスメント効果なんかを言えば下流課税の方がいいという考え方は当然あり得ると思うんですが、まあ地方税構想とかいろんなことを総合的に勘案しなきゃいけないから、一定の理解はしますけれども。  さっきの特定財源か一般財源かという話に入りたいと思いますけれども、今回は...全文を見る
○水野賢一君 ただ、民主党もかねて言っていたのは、例えば道路特定財源なんかのときもそうなんですけれども、要は、特定財源というのは無駄遣いの温床だと。つまり、これは必要があるから使うんじゃなくて、税収があるから使い切るまで使っちゃうということに特定財源というのはなりがちだと。  ...全文を見る
○水野賢一君 いや、国民の理解とか、先ほど納税者の理解というような話もありましたけれども、しかし、これは個別間接税だから特定財源にするなんという必要は別に必ずしも全然ないんですよね。例えばお酒に掛かっている酒税、別にこれはアル中対策税でもなければ、たばこ税も肺がん対策税でも何でも...全文を見る
○水野賢一君 つまり、石油、石炭の輸入とか若しくは大量消費者などが納税者というような形に、実質上の納税者という形になると思うんですけれども、そうするとこれは経産省に伺った方がいいのかもしれませんけれども、石油石炭税の大口の納税業界というのは、まあ要は化石燃料を大量に消費している、...全文を見る
○水野賢一君 ということは、納税者の理解を得てということを先ほどおっしゃっていたのは、こういう石油業界、電力業界、ガス業界などの理解を得たいと、そういうことですか。
○水野賢一君 要は、環境税、炭素税に対する考え方がちょっと違っていると思うんですよね。  つまり、環境税、炭素税というのは、本来は環境に悪いものは人為的に高くすることによって、それに依存しない、ほかの燃料に切り替えるとか、要は価格インセンティブ効果が働くということこそ環境税の命...全文を見る
○水野賢一君 要は、それは国によっていろんな仕組みの違いが、つくり方があって当然だと思います。ですけれども、環境税だから環境に使わなきゃいけないというような固定的に考える必要はないんであって、より高い税率、しかしそれだけでは単なる大増税になっちゃいますから、別の部分に、減税に回す...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、その後、大体事実上折半されてきたのは事実ですから、事実上暗黙の合意があったということなんでしょうけれども。  このとき、当時の鈴木環境大臣と平沼経済産業大臣の間で合意文書があって、そのときの合意文書を見ると、環境省は今後も温暖化対策税の導入を検討するという旨...全文を見る
○水野賢一君 ところで、事業仕分、民主党政権になってからの事業仕分で、特別会計などについての事業仕分もいわゆる第三弾というような形で去年行われましたけど、この事業仕分の第三弾の中で、この石油石炭税が入る先のエネルギー需給勘定ですよね、エネルギー需給勘定は環境省と経産省だけで分け合...全文を見る
○水野賢一君 今のお話聞くと、今度の、今審議している予算の中では何にも変わっていないけれども、来年以降は変えると、そういうことでいいんですか。
○水野賢一君 要は、仕分が、仕分の場ではもっともらしい結論を出して、結局、本当に実際に予算編成するときなどにはいつの間にかうやむやになっているということの典型例じゃないかというふうに思いますけれども、そのことは指摘をさせていただきたいと思いますが。  さて、副大臣にお伺いします...全文を見る
○水野賢一君 前向きに検討してもらえばというふうに思いますけれども、何でこのことを言うかというと、フロンというのは、じゃ、参考人でいいですが、これ自然界に元々存在している物質なんでしょうか。
○水野賢一君 つまり、これだけ温暖化が問題になっている中で、自然界に存在しない温室効果ガスをわざわざ生産しているわけですよ。しかも、そのわざわざ生産している中では排出を最初から前提として生産しているようなものまである。例えばパソコンのほこり飛ばしのスプレーとか、もう放出を前提とし...全文を見る
○水野賢一君 わざわざこれだけ極めて強力な温室効果ガスを何万トンという単位でつくっている。どのメーカーがつくっているんでしょうか。
○水野賢一君 じゃ、HFCの方でいいんですけど、HFCの方でいいんですが、今言った中の大手メーカー、例えば旭硝子とかダイキンとか三井・デュポンとか、そうした会社の生産量、これは把握しているはずですけれども、どのぐらいでしょうか。
○水野賢一君 以前、任意で受けていませんでしたか。今も任意で受けているんじゃないんですか。
○水野賢一君 政府が持っているデータは、基本的に情報公開法などに基づけば何人が請求したってこれは出すのが当然じゃないですか。何で出せないんですか、あなた。
○水野賢一君 ちょっと何を、さっき出せないと言ったのは何を出せないと言ったんですか。もう一回ちょっと、あなたの答弁は分かりにくいから。明確に言ってください。
○水野賢一君 出せないのは何ですか、出せないのは。
○水野賢一君 ガス種別ごとデータというのは、ちょっとガス種別ごとの何、会社ごとの、ちょっと明確にしてください。
○水野賢一君 要は、HFC23とかを三井・デュポンがどれだけつくっているということは駄目と、そういうことですか。
○水野賢一君 そうすると、HFC23を国内全部で、トータルでどれだけつくっているかという、そのデータが出せないということですか。
○水野賢一君 これは何で。一般論として言えば、特定の企業のデータだったらまだその会社の利害にかかわるから出せないというのはまだ分かりますけれども、何で国内全体の数が出せないんですか。あなた方持っているんでしょう。これは明らかな情報公開法違反であり、国会審議においておかしいでしょう...全文を見る
○水野賢一君 今、政府は任意で得た情報でも情報公開法の対象にするという、そういう情報公開法の改正案を今国会に出そうとしていますね。そういう中で出せないというのは非常におかしい話だと思いますから、これを委員会の方に提出を求めます。  よろしくお願いします。
○水野賢一君 せっかく政務官にも経済産業省から来ていただいていますから、今のやり取りについて政務官どういうふうにお考えかということをまず伺いたいと思います。
○水野賢一君 ところで、フロンは、これCFCは生産規制もうされているんですよね。というように、同じように、これオゾン層破壊だけではなくて、これだけ地球温暖化が問題になっている中で、HFCとかそういうものに対しても生産規制、これもう、つまり回収、破壊すればいいんだというんじゃなくて...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
03月25日第177回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  この度のように大震災や津波で大量の瓦れきが発生をすると、そこに含まれているアスベストによっての健康被害というものも懸念をされるわけなんですけれども。  そこで、過去の例をちょっと伺いたいんですが、厚生労働省に伺いますけれども、阪神大...全文を見る
○水野賢一君 まさに阪神大震災のときもそういうことでアスベストに暴露してしまった方もいるわけですから、今後も非常にその点留意しなきゃいけないわけなんですけれども。  そこで、環境省に伺いますけれども、大気中のアスベストの濃度というのはいわゆる環境基準、例えば二酸化窒素とか一酸化...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、まさに大気中のアスベストの濃度を測っていくという必要もあるわけですけれども、解体とかというときだけじゃなくて、まさに一般大気環境といいましょうか、そういう一般大気環境におけるアスベストの濃度について、この地域においては特に測定をしていくという考えは、副大...全文を見る
○水野賢一君 しっかりと取り組んでいただければというふうに思います。  アスベストによる健康被害を受けた人は、労災の方だけじゃなくてそれ以外の方もシームレスに救済していく必要があるということで、二〇〇六年にアスベスト救済法ができたわけですよね。今回の大地震とか津波による、被災地...全文を見る
○水野賢一君 アスベストによる健康被害の一番典型的なものとしては中皮腫がよく挙げられるわけなんですけれども、それ以外にも、今おっしゃられた指定疾病にも、肺がんなんかも指定疾病になっているわけなんですよね。  そうすると、肺がんによって今全国で年間亡くなる方が六万七千人ぐらいいら...全文を見る
○水野賢一君 さて、アスベスト問題は今回の地震とか津波がなくても、これ元々、今からピークを迎えるというふうに考えられていたところもありますけれども。というのは、建物の解体などが、アスベストを含んでいる建物の解体などは今からピークを迎えるというふうに思いますけれども、これは国土交通...全文を見る
○水野賢一君 ですから、これは地震がなくてもまさに今からピークを迎える問題であるわけなんですけれども、ますますもって、こうした大震災で大量の瓦れきが発生をしたわけですから、しっかりとこうしたアスベストによる健康被害が生じないように各関係機関は連携して取り組んでいただきたいというふ...全文を見る
○水野賢一君 自民党政権のときのことをそんなに擁護しなくてもいいんじゃないかなという気もしないでもないですが。  質問を続けますけれども、アスベストの使用というのは、今現在はもう青石綿でも茶石綿でも白石綿も、大原則としては全面的に禁止をされているわけですけれども、例外的に一部の...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、唯一残ったその例外的なものも来年度が終わる辺りでは禁止をされて、全て完全な意味での全面禁止になると、そういう理解でよろしいですか。
○水野賢一君 さて次は、津波などで流された可能性のあるPCBの問題について質問をしようと思ったんですけれども、先ほど加藤委員の方からもちょっとございましたので、そこは後回しにして、昨日質問をいたしましたフロンの問題に入りたいというふうに思います。  何でこのフロンの問題を取り上...全文を見る
○水野賢一君 例えば、その作り方のノウハウとかそういうようなものを、これが企業秘密とかということは分かりますよ。何でこの生産量が企業秘密なんですか。
○水野賢一君 いや、御理解できないんですけれども。  そんなことを言ったら、フロンで、例えば法律で既にCFC、まあCFCは今つくっていないけれども、HCFCとかそういうようなものは法律で報告義務があるわけでしょう。そういうようなものは、だから企業も公開しているわけですね。企業も...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、HFCの中の23とかそういうような個別の品目についてフルオロカーボン協会からデータ入手していますよね。保管期間、どのぐらいですか。
○水野賢一君 一般国民には、若しくは国会でこうやって資料要求をしても出さないというものを経済産業省だけ持っていて、三年たつと廃棄して、一体何の、どういう役に具体的に立てていたんですか。
○水野賢一君 だから、二酸化炭素よりも、今おっしゃられたように、一万一千七百倍も強力な温室効果ガスなわけですよね。だから、そういうようなものをつくっていて、それがどういうふうにどのぐらい生産されているかということは国民も知る必要があるんじゃないですかということなんですよ。何で、政...全文を見る
○水野賢一君 この秘密主義というか隠蔽主義というか、どこを向いて政治をやっているのかという姿勢、まさに自民党のときと全く変わらないというふうに思うんですね。自民党のときと、よりたちが悪いのは、口では情報公開とかそれでも言っていながら実際に実行しないという、まさにたちが悪いというふ...全文を見る
○水野賢一君 作り方のノウハウとかの場合は秘密ということはあるんでしょうけれども、生産量が一社、二社だからこれ公開しないという、つまり生産量、その会社のが分かっちゃうから公開しないということですよね。そんな理屈は成り立たないんですよ。なぜならば、会社はいろんな、ほかのものだって生...全文を見る
○水野賢一君 そんなことは知っている。HFCの話をしているんです。
○水野賢一君 別に国際約束がなくたって、単独でそういうようなものが必要があれば法改正したっていいんですけど、その辺はどうですか。
○水野賢一君 理解に苦しむ答弁を続けていますけれども。  じゃ、政務官来ていただいているんでもう一問聞きますけれども、温暖化対策がこれだけ叫ばれている中で、先ほども申し上げましたけれども、一般人にも省エネを呼びかけているという中で、わざわざ極めて強力な、CO2の一万倍も強力な温...全文を見る
○水野賢一君 政務官には余り役所の言うことに取り込まれないように、しっかりとした、これは政治主導でやっていっていただきたいというふうに思いますけれども、PCBの質問もする予定ではございましたが、これはまた別のときに回して、私の質問を終わらさせていただきたいと思います。
○水野賢一君 終わります。
03月29日第177回国会 両院 平成二十三年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○水野賢一君 私たちみんなの党は、現在議論されております平成二十三年度予算案等に反対をしております。理由としては、さきに自民党が述べた理由とは異なる点もありますけれども、反対という結論においては同一のものでございます。  まず、私たちは、消費税は地方の財源にすべきだというふうに...全文を見る
03月31日第177回国会 参議院 議院運営委員会 第9号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  同意人事について一言申し上げます。  日銀の政策委員会審議委員の白井早由里氏については、財務省の関税・外国為替等審議会の委員のときの発言を見ても、実質実効為替レートが高くないから円高ではないという趣旨の見解を示すなど、円高容認論者と...全文を見る
04月14日第177回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  環境アセス法に関連して質問をさせていただきたいというふうに思いますけれども。  この環境アセスは、以前は閣議アセスなどというふうに言われていた時代もありますけれども、一九九七年に環境アセス法が成立をしたそれ以降、今の環境影響評価法に...全文を見る
○水野賢一君 発電所三十九件ということですけれども、発電所の中には、例えば原発もあれば火力発電所もあれば、水力もあれば地熱もあるというふうにいろんな発電所があると思いますけど、この種類別の件数、三十九件の内訳はどうなっていますでしょうか。
○水野賢一君 確かに最近は地熱発電所は新設されていないということもあるかもしれませんけれども、今度、これは法律事項じゃないのかもしれませんけれども、政令で風力発電も対象にしようというふうに考えていらっしゃるというふうにお伺いしますけれども、この風力発電のアセスが対象になってくると...全文を見る
○水野賢一君 これ通告してなくて申し訳ないんですけど、これは多分、何万キロワット以上とかというふうにするんだと思いますよ。そのときに、これは単体じゃなくて、ウインドファームだったらウインドファーム全体の大きさという、そういう理解でいいんですかね。
○水野賢一君 風力発電の場合、このアセスの、アセスというか、風力発電の環境への影響というか環境負荷としては、例えば低周波とか騒音とか、若しくは景観とかいろいろあるというふうに思うんですけれども、これはどういうものを評価項目、大体何項目ぐらいを評価項目として考えていらっしゃるのか、...全文を見る
○水野賢一君 まだ今検討中ということみたいですけれども、じゃ、原発は当然アセスの対象ですよね。  一方で、原子力発電所というのは、これは安全に運転していても、今回事故が起きましたけれども、大変なことが起きましたけれども、安全に運転していても、一方でこれは放射性廃棄物が必ず出てく...全文を見る
○水野賢一君 これは特に高レベル放射性廃棄物の最終処分場の場合は、この面積の割には非常にそういう意味では危険という言い方をすれば危険、多くの人たちが心配をするという施設であることはこれは間違いないわけですから、こうしたこともしっかりと、今現在はまだいつ地層処分するということが決ま...全文を見る
○水野賢一君 CO2もこのアセスの対象にしていくということは大いに結構だと思うんですが、この今言ったシグマパワーが山口県の宇部に石炭火力を造ろうとしたときに私ちょっと気になったのは、当時の環境省がこういう説明していたんですよね。これはPPS、つまり新規参入事業者で、ここ一個にしか...全文を見る
○水野賢一君 この辺の話は、そうすると、一般電気事業者だとこうやってCO2をたくさん出す石炭火力発電所を造って構わないけれども、PPSは駄目というような話になりかねないわけですよね。つまり、非常に東京電力なんかには有利だけれども、PPSの場合はそれが駄目ということになりかねない。...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと話、次に進みますけれども、今報道などによると、福島第一原発が止まったことによって、東京電力が新たに例えば代わりの電源、代わりの発電所を造るときなどは、この法律の五十二条二項の環境影響評価手続の適用除外をする可能性があるようなことも今報じられていますけれども、...全文を見る
○水野賢一君 適用除外に今度する、法律に、現行法にも確かに適用除外はあるんで、それを発動するということはあり得るのかもしれませんけれども、大臣、適用除外になっても環境負荷をできるだけ小さくするというのは、これは当然のことだというふうに思いますけれども、大臣、どうでしょうか。
○水野賢一君 アセスが適用除外になっても当然企業は、例えば既存の、今敷地内でというような話もありましたけれども、そういうようなところで何か新たに発電所を造るといっても自治体と公害防止条例なんか結んでいる例がありますよね。当然この公害防止条例は守るのが当然だというふうに思いますけれ...全文を見る
○水野賢一君 これでもう一個聞きたいのは、アセスの適用除外になっても例えば千葉県なんかも硫黄酸化物の総量規制の対象になっていますが、こういうような窒素酸化物とか硫黄酸化物は総量規制が一方で行われているという中で、そちらの方は適用除外になるわけじゃないですよね、総量規制については。
○水野賢一君 最後の質問にいたしますけれども、今、福島第一原発関係で電力不足、この福島原発が止まったことによっての電力不足を解消するために発電所を復旧さそうということで、まさにこれ適用除外という話が出てきているんでしょうけれども、そうすると、これ普通に法律読むと、東京電力が発電所...全文を見る
○水野賢一君 以上です。終わります。
05月18日第177回国会 参議院 議院運営委員会 第16号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  日韓図書協定の委員会付託について意見を申し上げます。  私たちみんなの党は、協定そのものについては四月二十八日の衆議院本会議でも賛成をいたしております。しかし、外交上の大きな問題であり、議論すべき多くの課題があることも事実です。例え...全文を見る
05月20日第177回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  東京電力の原発事故によって電力不足が懸念されるようになりました。さて、そうした中で、これはもちろん節電も大切なわけですけれども、一方では電力供給を増やすということも考えなければいけないというふうに思います。  かといって、安易に原発...全文を見る
○水野賢一君 その四基は、本来であればアセスの手続を受けなければいけないけれども、今回それをしなくていいということになったわけですが、環境大臣に伺いますが、確認しますけど、このつまりアセスの適用除外というのは、アセス法ができて以来、この五十二条二項というのは、この発動は初めてです...全文を見る
○水野賢一君 これ、昔ならば、関東エリアで電力事業を営むというのはもう東京電力だけというふうに決まっていたんですけれども、今は、少しずつではあるけれども電力が自由化されていますから、電気事業というのは、例えば東京電力とか関西電力というような一般電気事業者以外にも新規参入の事業者と...全文を見る
○水野賢一君 非常に不平等じゃないですか。つまり、東京電力だけが新しい発電所を造るときはアセスを免除されて、じゃ、今後、新しい発電所を東京電力が造るときは周辺の大気環境には窒素酸化物とか硫黄酸化物とかまき散らしていいと、そんなわけはないでしょう。一方で、じゃ、新しい電気事業者が何...全文を見る
○水野賢一君 全く理解できないですね。管内に電力を供給する義務があるといっても、それを果たしていないのが東京電力なんですから、ますますもって理解できない。  この問題、いろんな考え方があり得ると思いますよ。例えば、一つの考え方としては、災害時で非常時だから環境アセスはふだんより...全文を見る
○水野賢一君 災害復旧のために電力供給を緊急に必要だというのであれば、さっき申し上げたように、昔は確かに東京電力しかその能力はなかったんですよ、しかし今は、先ほど申し上げたように四十以上もの新しい新規参入事業者もあって、そういうところだって発電能力は持っているんですから平等に扱う...全文を見る
○水野賢一君 この石田さんという方は、余りにも世間の批判が強かったんで、結局、元旦に天下って四月末で退職することになりましたけれども、まさか退職金とか、それに準ずるお金とか、そのお約束なんかはなかったというふうに思いますけれども、東京電力に確認します。
○水野賢一君 この天下り問題に関しては、実は国家公務員法上は天下りの監視機関として再就職等監視委員会というものが法律上規定されているんですね。規定されているにもかかわらず、民主党政権がその委員を選任しないから、法律上形はあるけれども実質上全然動いてこなかったという状態が長らく続い...全文を見る
○水野賢一君 先日、海江田大臣が東電の報酬に関して、会長、社長は半減、五〇%減しても三千六百万円もあって、これは問題だというようなことをおっしゃっていましたね。それは普通の感覚だというふうに思いますが、これ普通に聞くと、会長、社長の報酬というのは逆算すると年間七千二百万円なのかと...全文を見る
○水野賢一君 あんまり人の財布の中身をあれこれせんさくしたくはないですが、ここは公的資金を今から入れるという話になっているわけですから、徹底した情報開示を求めるのも当然のことだと思います。  さて、東京電力が損害賠償するのは当然なんですね。損害賠償するのは当然なんですが、それに...全文を見る
○水野賢一君 何とか自分の責任を回避しようという姿勢は、どうも今の与党と似たような感じを感じますけれども。  私も実は以前、自民党の衆議院議員を務めていたこともあるんで、以前のことを記憶しているところもあるんですが。当時、与党だったんですね、自民党。そのとき、党内でいろんな、例...全文を見る
○水野賢一君 今、民主党が与党になったわけですけど、民主党政権の下でも同じことをやっているんですか。
○水野賢一君 計画停電ですけど、あれ、もう無計画停電という批判も非常に強かったんですが、こういうようなこと、例えばこういう事態に備えてシミュレーションとか訓練とかって、事前に東京電力やっていたことがあるんでしょうか。
○水野賢一君 この点、問題にせざるを得ないのは、特に被災地でさえ、被災地でさえ計画停電の対象になったところがあるんですよね。例えば、私は千葉県の選出ですけれども、旭市なんというのは津波で十三人の方もう亡くなっている、若しくは浦安市は八五%が液状化した。そうしたところまで計画停電の...全文を見る
○水野賢一君 終わりますけれども、解散をして信を問う、そのことをしていただきたいというふうに思います。  終わります。
05月24日第177回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  法律というのは、制定したりとか改正したりするときは結構議論になるんですけれども、その後その狙いどおりにちゃんと施行されているのかどうかというのを検証をすることも大切だと思うんですが。  そこで、まず最初に、二〇〇九年に改正された土壌...全文を見る
○水野賢一君 しっかりとまた正確な数字などを把握するようにも努めてもらいたいと思いますが。  そうすると、この法改正のとき結構議論になっていたのが築地市場の豊洲への移転問題だったわけですよね。今までの旧法のままだと、ここには昔、東京ガスの工場があったんだけれども、その東京ガスの...全文を見る
○水野賢一君 それで、もう一つその改正のころに話題になっていたことの一つが自主的な調査、この場合法律の全くの枠外だということが問題になっていましたよね。  例えば、マンションを造るときなんかにディベロッパーはちゃんと調査をしないとマンションが売れないから自主的には調査するという...全文を見る
○水野賢一君 こういう部分もしっかりとした対策を取っていっていただければというふうに思います。  さて、この土壌汚染対策法だと、有害物質使用特定施設を廃止した場合でも、廃止した場合は調査に掛かるんだけれども、調査に入っていくという大原則があるにしても、この施設は廃止して、だけど...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、猶予という方が、普通イメージだと調査をするのが原則になっていて、猶予というのがその例外なのかと思いきや、猶予の方が数としては圧倒的に多くなっているという形になるわけですけれども、ここはいろいろ議論のあるところだというふうには思いますが、いずれにしても二〇...全文を見る
○水野賢一君 土壌汚染対策法では、例えば汚染原因者が分からないときなどに、そのときにも汚染を除去するのを支援するための基金が、土壌汚染対策基金というのが法律上規定されていますけど、これ基金としてどのぐらい今たまっているんでしょうか。
○水野賢一君 この基金、せっかくそれだけのお金がたまっているのに、使い勝手が悪いとかいうことで余り使われていないというふうに思いますけれども、過去に適用されたもの、どのぐらいあるのか、また、使い勝手を良くするための工夫などについてどう考えていますか。
○水野賢一君 今議論しているこの土壌汚染対策法というのは、対象にしているのは、例えば六価クロムだとかベンゼンだとかトリクロロエチレンとか鉛とか、そういうようなものは、自然由来のものは除くんでしょうけれども、そういうようなものを対象にしているけれども、逆に言うと放射性物質は対象じゃ...全文を見る
○水野賢一君 必ずしも明確になっていないというのは非常に心もとない話であって、今これだけこの原発事故で、特に土壌汚染というのは深刻な課題なわけですから、これは大臣に伺いますけど、これまさに明確じゃないというのは、このままでいいというふうには思いませんけれども、大臣、どういうふうに...全文を見る
○水野賢一君 要は、これだけ重要な問題が責任がどこにあるのか分からないというような感じで、すっぽりと抜け落ちちゃうというようなことがないように、これは私も今、じゃ、ここが所管すべきだといういい案が瞬時に言えるわけではないですけれども、様々な協議をして明確な責任体制を取ってもらいた...全文を見る
○水野賢一君 今の電源立地対策の予算のうち、原子力とか水力とか地熱とか火力とか太陽光とか風力とか、いろいろあるでしょうけれども、その予算の内訳、それぞれどうなっていますか。
○水野賢一君 実態としてほとんど原子力偏重と言っていいというふうに思いますが。  昨日、私も実は浜岡原発の方へ行ってきたんですね。みんなの党の視察団で行ってきたんですが、そこで御前崎の市長たちともお会いしたんですが、そのときちょっと話題に出たことの一つとして、よく、これは官房長...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、最後に伺いますけれども、今お話にあったように、原発というのは定期検査がありますから一〇〇%の稼働率ということはないわけであって、そうすると、その場合でも、だから、一〇〇%稼働したときに比べて八一%なのかということの確認と、その二年後、二年後とかは、要するに二年...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
05月26日第177回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  水質汚濁というときに一番典型的なものというのは排水が汚濁している、汚れているということになるわけでしょうけれども、それ以外にも貯蔵タンクなどから、意図はしていないんだろうけれども漏れてしまうということもあるわけでしょうし、そうしたこと...全文を見る
○水野賢一君 確かに未然に対策を取るというのも、これもこれで費用は掛かるかもしれないけれども、しかし、一旦事が起きてしまった後に対策を取るよりはずっと安く済むというようなこともありますから、だからこそ、経済的に見てもこうした未然対策をするということは大切ですから、私たちみんなの党...全文を見る
○水野賢一君 水質汚濁防止法違反、いろいろあるんでしょうけれども、その中で排水の基準を守らなかったものというのは年間どのぐらいありますか。
○水野賢一君 二〇〇五年には、千葉市にあるJFEの製鉄所が高アルカリ水とかシアン化合物なんかを東京湾に流していたということで、これが発覚して大問題に当時なったんですけれども、このときに法人としてのJFEとか若しくはその担当責任者、刑事責任としてどういうようなものが問われたでしょう...全文を見る
○水野賢一君 私も千葉県選出でありますし、もちろんこれは当然許されざる事件だったわけですけれども、このとき問題になったことの一つというのは、そういう違法な排水を海に流していたということと、もう一つデータの改ざんがあったんですね。  そのデータの改ざんというのもこれは極めて深刻な...全文を見る
○水野賢一君 これで法改正して、未記録、虚偽記載に罰則が新設されたということ、そのこと自体は方向性としては結構だと思うんですけれども、罰則というのはどのぐらいなんでしょうか。
○水野賢一君 これ、三十万円以下の罰金というのは極めて、極めて軽過ぎるというふうに思うんですね。  例えば我々政治家は、これはちょっと比べるのが適当かどうか分かりませんけれども、例えば政治資金規正法で収支報告出しますよね。虚偽記載とかの場合、まあどこかの政党の元代表とかもこれは...全文を見る
○水野賢一君 いや、それは今まで全くなかったところに比べれば、その一定の抑止効果がそれは出てきたんでしょうけれども、それを言うと、大体環境の法体系全体の、例えばこういう報告義務があるとかいうものに対する虚偽記載とかのことが全体として軽過ぎると思うんですね。  例えば、CO2の排...全文を見る
○水野賢一君 政治資金規正法はいろいろ議論のあるところでしょうし、政治家みんないろんな思いを持っていると思いますが、そちらはここの主の議題ではありませんので、環境に対してのこの届出などに対する虚偽記載や未記載などに対することが全体として軽過ぎるという問題意識を伺えることができたの...全文を見る
○水野賢一君 つまり、東京湾の中に流れ込んでいく、そういう汚染物質の総量についての目標は達成しているんですよね。しているんだけれども、一方で東京湾の、今のCODとか窒素とか燐、生活環境項目の環境基準というのは依然として達成率が低いままだと。そうすると、要はその規制そのものがちょっ...全文を見る
○水野賢一君 今お話にあったうちの実現可能なという部分が非常に安易な目標値にならないように、そこら辺は気を付けていただきたいということを要望したいというふうに思います。  じゃ、湖沼の話、湖とか沼ですね。湖沼の水質保全についての法律、湖沼水質保全特別措置法、これにも総量規制の制...全文を見る
○水野賢一君 湖沼水質保全特別措置法では全国十一の湖沼を指定しているわけですけれども、例えば印旛沼とか手賀沼とか琵琶湖とか霞ケ浦とか、そういうところはもう一九八五年に指定されているんですよね。  だから、それから二十数年間たってもなかなか劇的な改善というのは見られない、水質の状...全文を見る
○水野賢一君 確かに、湖沼の汚染というのは多くの場合、特定の何かの、工場からの排水が原因というだけじゃなくて、いわゆる面源負荷とか自然系とかと言われるものとかも多くあるわけですから、総量規制がどこまで適するかというのはいろいろ議論のあるというところだと思いますが、なかなか劇的な改...全文を見る
○水野賢一君 湖辺環境保護地区については、制度はあるけれども空振りになっているということでしょうけれども、制度をつくるときの趣旨からすれば有効に活用するように留意してもらいたいと思いますが。  これ、水質汚濁防止法の特定事業場というのは全国に二十七万ぐらいあると思いますが、湖沼...全文を見る
○水野賢一君 私も千葉県選出なんですが、千葉県は、湖沼水質保全特別措置法に基づく指定湖沼というのは全国で十一なんだけれども、一番最初に指定されたのは五つなんですね。五つのうち二つが千葉県内で、印旛沼と手賀沼なんですが、特に私は印旛沼流域のところに住んでいますので、そのことについて...全文を見る
○水野賢一君 指定湖沼というのは都道府県からの申出によるんでしょうけれども、最終的にこれは国が、大臣が指定をするわけですから、つまりここは、一般的にもちろん全国の湖沼も水質を改善しなきゃいけないというのは当然ですが、指定湖沼というのは特にここは改善しなきゃいけないということで指定...全文を見る
06月07日第177回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○水野賢一君 おはようございます。みんなの党の水野賢一です。  議題になっております環境教育推進法の改正についてお伺いしたいと思うんですが、この法律、平成十五年に成立をしているわけですから既にある法律なわけですが、まず最初に伺いたいのは、現行法の施行状況。というのは、現行法でも...全文を見る
○水野賢一君 政令市までは分かりましたが、一般市は調べていますでしょうか。
○水野賢一君 法律作った後も、その辺もフォローアップもしっかりしていただければというふうに思います。  通告していたものからちょっと一問飛ばして、改正案二十一条の三というところで、公共サービスに対しての民間団体の参入の機会増大についていろいろ書いてあるんですよね。これを見ると非...全文を見る
○水野賢一君 続く二十一条の四について伺いたいんですが、これいろんな協定の締結について規定しているわけですが、協定といっても、これを読むと、誰と誰がどう結ぶ協定なのか、国とか地方公共団体も関係しているのは分かるんですが、例えば地方公共団体と民間団体とか、国民という文字もありますが...全文を見る
○水野賢一君 この二十一条の四の例えば二項とか四項とかで、国とか地方公共団体がかかわるような協定に関しては、その協定の内容について情報公開しろというような努力義務規定みたいなのが入っているわけですよね。  そこで、ちょっとお伺いしたいんですが、別に国や、国というか、特に地方公共...全文を見る
○水野賢一君 要は、公害防止協定って、積極的に公表をしなきゃいけないというような法令上の義務はないんですね。もちろん行政が持っているものだから、その市町村の情報公開条例なんかに基づいて請求をされたら公開するって、それはそういうケースはありますよ。それはそういうケースはありますけれ...全文を見る
○水野賢一君 現行法では、確かに公害防止協定を公表しろということを自治体に対して言うものではない、そういう制度はないんでしょうけれども、まあ大臣もそういう、方向としては公開される方が望ましいということだと思いますし、そうなっていくことを希望したいと思います。  さて、ちょっとこ...全文を見る
○水野賢一君 慰留をされたとかというのは、例えば大臣からとか総理からとか副大臣からとか、あったんでしょうか。
○水野賢一君 個人的なことであれですけれども、私も実は九年前ですね、外務政務官というのを辞任をしたことがありまして、それは政局というよりはもっと政策的な、台湾・中国問題をめぐる政策だったんですがね。そのとき大臣でいらっしゃったのが、外務大臣でいらっしゃったのが今日いらっしゃる川口...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
06月13日第177回国会 参議院 議院運営委員会 第21号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  ただいま議題となっております同意人事について一言申し上げます。  私たちみんなの党としては、先日政府から提示をされたうち、本日議題になっております九機関二十二名の人物、適格性について大きな問題があるとは考えておりません。よって、賛成...全文を見る
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  総理は、最近は脱原発だとか再生可能エネルギーの普及に非常に熱心なようですけれども、この大震災の前を振り返ってみると明らかに原発推進していたわけですよ。それどころか、海外への売り込みにまで奔走していたんですね。  今年一月の施...全文を見る
○水野賢一君 私たちも、再生可能エネルギーの普及そのものにははっきり言って大賛成なわけですよ。そのための手段として全量再生可能エネルギーの固定価格買取り制度、これも極めて有効な手段だというふうには思っています。しかし、これを導入をするということは、つまり電力会社が自然エネルギーを...全文を見る
○水野賢一君 要するに一件だけ。つまり、電力会社間競争なんていうものは事実上全くないんですよね。しかも、今言ったのは既存の十電力の間での越境の話ですけれども、それ以外の新規参入事業者、いわゆるPPSです、これが自由化された電力のうち占めている、参入している割合というのはたった三%...全文を見る
○水野賢一君 そこは全く認識が同じなんですけれども、こんな独占企業のまま、ただ単に何でも料金に転嫁をされたら国民は本当たまらないわけですよ。電気料金を上げるというのは、これは税金を上げるよりもずっとやりやすいわけですよね。税金を上げるというのは曲がりなりにも国会で法案審議してそれ...全文を見る
○水野賢一君 しっかりと検討をして、しっかりとその方向に進んでもらいたいというふうに思いますが、この部分に対する懸念というのは、菅政権発足して一年余りたちますけれども、これまで多くのことを総理がまさにぶち上げて、しかし実現したものが、まあないとは言わないけれども、ほとんどないと。...全文を見る
○水野賢一君 昨日、衆議院で渡辺代表がこの問題を質問したときに、これに対して、経済産業省が問題があるならば勧告したり命令したりすることができるというふうに言っていたんですね。ところが、その経済産業省の高級官僚が今年の一月には東京電力に天下っていたわけですよ。この震災の後にまさに問...全文を見る
○水野賢一君 私たちの前向きな修正案というものを真摯に受け止めてもらいたいというふうに思いますが。  さて、原発のコストについて伺います。  今まで政府は、原発については、安全だというだけじゃなくて、一方で安くて経済的だというような、そういうような言い方をしていたわけですね。...全文を見る
○水野賢一君 今度、この前の人事によって新たに、目玉の一つなんでしょうけれども、原発担当大臣というような形で細野大臣が任命をされましたけれども、原発担当大臣ということですから、もちろん事故処理も大切であることはもう当然ですけれども、こういうような問題についても、この試算などについ...全文を見る
○水野賢一君 要は、今までのがフィクションだったんですよね。だから、本当に実態に基づいたしっかりとした試算をしてもらいたいというふうに思います。  さて、これまで電力会社は、例えば原子力は安全だとか原発は必要だとかいうCM、たくさん流していたわけなんですけれども、そのCMの内容...全文を見る
○水野賢一君 現行法の中でCM禁止というのを大臣が言うことはできないのかもしれませんけれども、しかし、お得意の要請するというのがあるじゃないですか。あの浜岡原発のときでも、止めるのを別に法的根拠がなくたって要請したりしたことがあるんですから、こういうようなことというのをしていただ...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと話題を変えまして、昨日の衆議院の予算委員会でも自民党の議員、また我が党の渡辺代表が取り上げた経済産業省の古賀茂明氏のことについても触れたいと思うんですが、一言で言えば、この古賀氏の問題というのは、経済産業省内の改革派で再生可能エネルギーでいえば推進派の古賀氏...全文を見る
○水野賢一君 大臣室に呼んでいるという話もありますが、肩たたきをした後に呼んでどうするんだという気がしますね。その前にこれはやるべきことなんであって、言わば首を切るためのアリバイづくりに後から呼ぶというやり方に対しては強く異を唱えさせていただきたいというふうに思いますが。  大...全文を見る
○水野賢一君 この問題、総理、結局、切るべき人を切らずに、切るべからざる人を切っていることがあるんだと思うんですよ。  今日も、経済産業省の高級官僚がインサイダー取引で、それで証券取引等監視委員会の強制調査を受けたというふうに大きく報道されていますね。切るべき人というのはこうい...全文を見る
○水野賢一君 これは、だから、総理のおっしゃっていることも、ですから、そういう中で、いい話もいい提言もしているようだと思うんであれば、ここの場で全てを語ることはできないかもしれませんけれども、そういう人の意見というのも取り入れるということは検討していっていいんじゃないですか。どう...全文を見る
○水野賢一君 今日もストレステストの話が随分と議論をされていますが、問題は、この問題、原発を浜岡のように止めるにしても、若しくは再稼働をさせるにしても、どういう基準なのかというのが透明じゃないということが問題だと思うんですね。  ですから、私たちみんなの党は、本日、今から夕方に...全文を見る
07月28日第177回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  世の中に出回る製品が環境にいいものが多くなるのは望ましいのは当然のことなんですけれども、とりわけ政府とか国会など国の機関が率先してそういう環境にいいような製品を購入しましょうということで、十年ちょっと前にグリーン購入法という法律ができ...全文を見る
○水野賢一君 文房具だとか照明とか自動車とか、こういうようなものが対象となる、これは当然だというふうに思いますけれども、電気、これは政府も当然、国の機関も電気も使用するわけですけれども、電気の調達、これ対象でしょうか。
○水野賢一君 電気も、環境にいいということでいえば再生可能エネルギーで発電した電気を率先して国の機関が購入するということは十分あり得るというふうに思いますが、これはなぜ対象じゃないんでしょうか。
○水野賢一君 グリーン購入法の代わりに、電気については環境配慮契約法で、まさに名前どおり、環境に配慮して契約をするというような仕組みにはなっているということは私も承知していますけれども、その環境配慮契約法については後でまたちょっと議論したいと思いますが、政府などによる電気の調達の...全文を見る
○水野賢一君 全国で年間に消費される全部の電力消費量というのが大体一兆キロワットアワー弱というふうに言われていますから、それでいうと、今おっしゃられた八十一億キロワットアワーというのは単純に計算すれば〇・八%ぐらいだろうなと、そのぐらいが国が関係する、独立行政法人などを含めて国が...全文を見る
○水野賢一君 今、この二十六階建てのビルで二億七千万円の契約をしているというような話ですけれども、政府全体とか独立行政法人等々を含めたもっと多くのお金が当然、当たり前ですけれども、電力会社に払っているんでしょうけれども。  ところが、ちょっとこれはもう大臣に伺いたいんですけれど...全文を見る
○水野賢一君 要は、国内の電気を、全て直ちに全部の原発を止めるというようなことというのは、それは現実になかなか難しいでしょうから、それは段階的にいろいろな議論はあるんでしょうけれども、さっきの話にあったように、政府並びに独法などを含めてもその割合というのは全国の〇・八%ぐらいなん...全文を見る
○水野賢一君 それは、環境省が購入していないのは、別に購入の道を排除しているわけじゃなくて、入札の結果としてエネットが取ったというだけなわけですから。  それで、それは原発を考慮した上で、じゃ大臣、原発を考慮した上でそれをやったんですか。
○水野賢一君 現行法でも、これ例えばグリーン購入法があるわけで、二百何品目を対象にしているわけですけれども、これを電気も対象にして、例えば原発に依存しない電気を購入するというようなことを盛り込むことは、現行法でも、つまり法改正なんかしなくても、現行法でも、やるかやらないかは別とし...全文を見る
○水野賢一君 グリーン購入法でこれを原発に依存しない電気を積極的に調達するということができるかどうかはまた技術的にもいろいろ今後詰めていきたいと、議論させてもらえればと思いますが。  今話に出た環境配慮契約法というのは、名前が、正式な名称というのは、国等における温室効果ガス等の...全文を見る
○水野賢一君 要は、運用次第で事実上東電に非常に有利になるという可能性があるので、そういうようなことに対しては懸念を表明させていただきたいというふうに思いますが。  経済産業省に伺いますけれども、参考人で結構ですが、電力の消費量が国内で一番多い事業所というのはどこで、どれだけの...全文を見る
○水野賢一君 三十一億キロワットアワーというのは確かに多くて、さっきの二十六階建ての環境省のビルの五十倍とかそのぐらいは使っているわけでしょうから、一事業所で。  ただ、これ本当に日本一なんですか。要するに、今おっしゃられたように開示してないところもあるわけでしょう。その不開示...全文を見る
○水野賢一君 これ、何でこのことを聞くかというと、今、再生可能エネルギーの買取り法案が衆議院で審議されていますけれども、その中で、報道ベースで見る限り、電力の大口需要家についてはこの新制度による、つまり価格が上がることによる負担を大口需要家に関しては軽減してあげようというような、...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと答えになっていないと思うんですけれども。  要するに、修正をするときには、もしここに軽減するなら公開すべきじゃないですかというのが質問です。
○水野賢一君 論理としてそれならば分かりますけれども、修正協議に関して言えば、どこかの政党と修正協議をするとどうも骨抜き、後ろ向きの修正になりかねないですから、私たちみんなの党は電力の地域独占打破とか発送電分離という前向きの修正を提示をしておりますので、これ、それでも成立する可能...全文を見る
○水野賢一君 要するに私なんですけれども。  ところが、出せと言ったけれども、経済産業省はその一部の、要するにこれ、出せと言ったけれども出さなかったから、私は情報公開請求したわけですよ。当時、私、自民党ですからね。与党の議員が出せと言っていたにもかかわらずそれを出さないというの...全文を見る
○水野賢一君 これ、総理が、新聞でも報道されていますけれども、経済産業省に対しては電力需給の状況を理解するために必要な情報は全て開示するようにという、文書で総理の方から経済産業省にあったというふうに報じられてもいますけれども、正しくはどうも国家戦略室ですか、そちらからなんでしょう...全文を見る
○水野賢一君 意見を聞いてじゃなくて、当該企業の言いなりなんでしょう、結局のところ。実態としてそうだ。私はずっとかかわっているんだから知っているんだよ、そんなことは。  大臣に最後伺いますけれども、この問題、実は裁判にもなっているんですよ。裁判になっているのは別に私が裁判を起こ...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので終わりますけれども、少なくとも民主党政権は、私に黒塗りで出してきたのは自民党政権時代のときでしたけれども、民主党政権は情報公開、情報開示ということをうたい文句にしていながらこういうような基本データさえ出さないという、このことに対して強く抗議をして、質問を...全文を見る
08月24日第177回国会 参議院 本会議 第35号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  再生可能エネルギーが環境面で優れていることは言うまでもありません。また、輸入に依存しないわけですから、これをうまく普及発展させれば、明治以来資源小国とされてきた日本を資源大国に生まれ変わらせる可能性もあります。  ですから、私たちみ...全文を見る
08月25日第177回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  福島第一原発事故によって放射能を帯びた瓦れきが大量に発生をしてしまったわけですけれども、だからこそ当面の措置として除染が必要だということは、これは言うまでもないわけですし、だからこそこの法案が今出てきているわけでしょうし、審議されてい...全文を見る
○水野賢一君 今、いみじくも提案者である、委員長が提案で、それとともに今日は委員会に来ていただいている馳代議士がおっしゃられたように、この法案というのはお掃除法案なわけであって、まさにそれが今一番求められているからこそ、この法案も出ているわけでしょうけれども。  今の質問にも関...全文を見る
○水野賢一君 私たちも、今、馳代議士がおっしゃられたような福島県方面の方々が土地に戻れないのかというようなことを、そういうふうに思われることも本意ではないわけですけれども。  だから、こういう問題は丁寧にやっていく必要はあると思うのは当然なんですけれども、そうした中で借り上げ、...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、これはもう既に発生してしまっているわけですから、どこかに埋設処分をしなきゃいけないわけですが、その埋設処分と一口に言っても、これは一方で高レベル放射性廃棄物の地層処分の処分場が決まらないという問題も一方でありますが、そのことはさておき、要は埋設処分を、地...全文を見る
○水野賢一君 場所とかそういうようなものというのはまだ決まっていないわけでしょうし、何か公募したりとか国から打診したりとかという、そういうことはあるんですか。
○水野賢一君 今、そうすると五十何万本が保管されているわけでしょうけれども、各事業所で。よくPCBなんか紛失したというような話が、保管されている間に紛失しちゃったなんという話を時々聞きますけど、こうした低レベル放射性廃棄物も保管しているうちになくなっちゃったとかという、そういう例...全文を見る
○水野賢一君 放射性物質がなくなるのもちょっと困るんですが、ここら辺の管理はしっかりやっていただきたいというふうに思います。  今申し上げたのは原発以外からの低レベル放射性廃棄物ですが、原発由来の低レベルの放射性廃棄物というのは、これはもう既に今日本原燃が六ケ所村に埋設処分を現...全文を見る
○水野賢一君 環境大臣にお伺いしますが、この質問で、私が質問通告したので八と九ともうまとめて質問させていただければと思いますが、今お話あったように、日本原燃のその低レベル放射性廃棄物の処分場というのはまだまだ結構空いているわけですよね。まして、今から更に造っていこうとしていますか...全文を見る
○水野賢一君 最後の質問にさせていただきますけれども、私は千葉県選出になるわけですが、千葉県でもごみ焼却場の灰から放射性物質が検出されるということが結構あって、そうすると、灰は放射性物質が含まれているから処分場に、最終処分場に捨てることができなくなって仮置きしている。  仮置き...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  この石綿の救済法というのは、五年前に成立したときというのは、そのときの議論というのは、工場の労働者が、工場の従業員がアスベスト被害で被害を受けた場合は労災の対象になるけれども、例えばその工場の周辺住民だとか、若しくは家族の方とか、そう...全文を見る
○水野賢一君 確かに中皮腫などの場合は三十数年、四十年ぐらいたってから発症するとかという形があるでしょうから、そういう意味では高齢になってからお亡くなりになったりすることも多いでしょうから、平均的なそういう七千万円とかという額にはならない場合が多いんでしょうけど、それでもかなりの...全文を見る
○水野賢一君 今回の改正そのものとは、今回の改正には私たちみんなの党も賛成でありますけれども、こうしたものは大きい課題として今後いろいろ研究をしていく必要があるなというふうには思います。  さて、環境省側に伺いたいと思いますけれども、救済のための資金というのは、これ環境再生保全...全文を見る
○水野賢一君 この割合、一階と二階、九十億と三億ということですけれども、この割合はどういう根拠でこういうふうになっているんでしょうか。
○水野賢一君 今、二階部分の特別事業主が四社で三億円という話でしたよね。具体的に四社というのはどこの会社で、幾ら拠出しているんですか。
○水野賢一君 これ、今お答えいただいたんですが、今までこのデータは非公表にするというふうに何か決めていませんでした。今回、公表したのは初めてじゃないかというふうに思いますけれども、参考人、どうですか。
○水野賢一君 大体、まあ今回公表したから非常にいいことなわけで、それはそれでそういう姿勢に転じたことは評価しますけれども、要するに今の四社、クボタ、ニチアス、太平洋セメント、旧エタニットパイプですよね、その四社の、別にこんなものが秘密なわけでも何でもないわけですから、そういう意味...全文を見る
○水野賢一君 先ほど加藤先生の質問にもありましたけれども、これ、どこの国でもアスベスト被害というのはあるわけでしょうけれども、それは先ほども、世界の中で中位ぐらいとか、死亡者なども米英に次いで三位だとかという話も加藤先生から話がありましたが、これ、国際比較として環境省としてはどう...全文を見る
○水野賢一君 今おっしゃられた中皮腫の死亡者数の統計というのは、たしかきちっとそれを分けたのは一九九五年からだったというふうに思うんですが、その後も大体ずっと右肩上がりで上がってきているんですね。最初は九五年に五百人ぐらいだったのが、今は千人を超えるように年間なっているという状況...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
08月25日第177回国会 参議院 経済産業委員会、農林水産委員会、環境委員会連合審査会 第1号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  再生可能エネルギーのこの買取り法案の修正の大きい柱の一つは、電力多消費企業への配慮ですよね。そもそもそんな条項が必要なのかという議論もあり得るでしょうし、私は必要ないと思っていますけれども、仮に、仮に必要だとしても、何で平均の八倍で線...全文を見る
○水野賢一君 政府に伺いますけれども、平均の八倍といっても、その基準となる平均値が分からなきゃ議論の前提が分からないわけですが、じゃ製造業の場合で伺いますが、原単位の平均値というのは現在幾つなんでしょうか。
○水野賢一君 今現在その平均値も分からない、その中で八倍というのは非常に唐突感があるというふうに思いますけどね。  そもそも、この修正に対して当然出てくる疑問は、つまり八倍以上使った企業は大幅に減免するという修正ですからね、当然出てくる疑問というのは、六倍とか七倍今使っているよ...全文を見る
○水野賢一君 いや、質問はその〇・五三の話じゃなくて、今現在、平均の六倍、七倍使っている企業というのは結構あるんですかと、それどのぐらいあるのか、どういうところがあるのか、それを知っているんですかと、それが質問なんですよ。
○水野賢一君 今、法案の中に八倍って書いてあるんですから、それ現実に分からないというんだったらこの八倍条項の是非が判断できないじゃないですか。そんな修正案は無責任じゃないですか。  これ、そもそもこうやって、分からない、分からない、データがないというふうにおっしゃる中で、電気の...全文を見る
○水野賢一君 それは当然なんですよね、省エネ法でそういう報告しなきゃいけないことになっているんですから、これは持っているんですよ。  じゃ、法案提出者に伺いますけれども、そういう基礎データ、議論するときにそのデータは政府の方から提供を受けましたか。
○水野賢一君 いや、経団連の話聞いていないんですよ。政府が各企業から、大口事業者から省エネ法に基づいた定期報告のデータを持っている、そのデータを政府から報告を受けましたか、提供を受けましたかと言っているんです。
○水野賢一君 普通は法案を修正するときにこうした基礎データをきちんと参考にするのは当然だというふうに思いますけれども。  まあ恐らく皆さん方が提供を求めても出してはこないと思います。というのは、私自身、九年前ですけれどもね、与党自民党の当時政務官だったんですけれども、そのときに...全文を見る
○水野賢一君 今までに比べてかなり前向きな答弁をいただいたとは思いますが、ただ大臣、いつまで大臣なのかというと、恐らく数日後なのかなと、その後総理大臣になられるのかもしれませんけれども。ともあれ、経済産業省を所管しているのはもうあと数日の可能性があるわけですから、これを早急に明確...全文を見る
○水野賢一君 修正案提出者に聞きますけれども、今の議論を聞いていて、この基本的なこういう電力消費量のデータを経産省が持っているならば、それは出すべきだというふうに思いませんか、この議論を積極的にするためにも。
○水野賢一君 修正案提出者もそうおっしゃっているわけですし、これは裁判で争っているといっても、要するに、これは国が公開しないと言っているから公開しろという人たちと裁判になっているわけですから、公開すれば裁判終わるんですから、そのことは踏まえていただきたいと思いますが。  最後に...全文を見る
○水野賢一君 結果として、私たちは、特定の業界に、こうやって電気料金上がるからといって、電気料金上がるから特定の業界に減免するのではなく、あくまでも電気料金を下げる政策、つまり電力自由化とか発送電分離、若しくは地域独占打破、こういうようなものとセットにして行うべきだという私たちみ...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まずは地球温暖化問題について取り上げたいというふうに思います。  温暖化については、懐疑論、つまり地球温暖化を疑う、そういうような論議というのが一部にはありますよね。これは、地球は温暖化していないというようなことを言う人もいれば、人...全文を見る
○水野賢一君 この温暖化とかも、因果関係を一〇〇%の証明というのは実はなかなか難しいわけなんですよね。  例えば水俣病の例なんかを見ても、水俣病というのは早い段階からチッソ、当時の新日本窒素肥料ですよね、そこの排水に含まれる水銀が原因じゃないかという指摘は早くからあったんだけれ...全文を見る
○水野賢一君 その温暖化対策に対する国内対策の柱の一つが環境税が挙げられますよね。政府の用語を使えば地球温暖化対策のための税ですけれども、さきの大臣挨拶でもその導入に意欲を示されたわけですが、これは法案としては既にこの通常国会に提出をした国税関連法案の中に盛り込まれていますが、ま...全文を見る
○水野賢一君 十月一日からといっても、もう今既に十月二十七日なわけですから、そうすると、この法案も何らかの修正が当然必要になるわけであって、少なくとも施行期日の修正はどう考えても必要になるわけですね。そのときに、施行期日だけを修正するのか、それとも中身の修正も考えているのか、いか...全文を見る
○水野賢一君 中身は変えないということですけれども、その中身についてちょっと議論したいと思うんですけれども、地球温暖化対策のための税、以下、環境税というふうに言わせてもらいますけれども、これ大臣、特定財源なわけですよね。この税収はエネルギー対策特別会計の中のエネルギー需給勘定に入...全文を見る
○水野賢一君 特定財源とは何ぞやという定義をいろいろとここで議論するつもりはありませんが、過去の答弁でも、過去の大臣などの答弁でも、この新しい環境税は特定財源だということは認めていますので、それを前提に話を進めますが、まず私自身の環境税に対する考え方をちょっと申し上げれば、実は環...全文を見る
○水野賢一君 参考人で結構なんですが、今までこれ、ちょっと今の細野大臣の答弁だと、必ずここに使わなきゃいけない、ここに行かなきゃいけないというのとは違うんだという話ですが、基本的に今まで政府の説明というのは、環境税はエネルギー対策特別会計のエネルギー需給勘定に入るんだという、そう...全文を見る
○水野賢一君 いや、別に環境省関係に限らなくていいんですよ。ちっちゃく言わないでください。
○水野賢一君 それだけ剰余金、それでも減っているんですよ、前は千億以上あったんですからね。  要は、特別会計というのは、よく母屋でおかゆなのに離れですき焼きというふうに言われるわけですよね。そういうような例えがよく使われますけれども、これだけ剰余金があると。そこに新たに二千億以...全文を見る
○水野賢一君 だから、細野大臣がそうやって狭く使わないというふうに言ったって、結局これは使えないんですよ。  例えば、温暖化対策といっても温暖化対策の一部に使えるだけで、例えばこれ森林吸収源対策にも使えなければ、フロンというのは、種類によるけれども、CO2よりも一万倍以上も極め...全文を見る
○水野賢一君 さて、その環境税ですけれども、炭素含有量に比例をして課税していくわけですから、当然、化石燃料の価格は高くなるわけですよね、まあそれが狙いなわけですから。そうすると、発電に関していえば、これ相対的に原発がコスト面では有利になるわけですね、化石燃料の方が高くなるわけです...全文を見る
○水野賢一君 さて、温暖化対策のもう一つの柱として再生可能エネルギーの普及促進というのがありますよね。通常国会でも最終盤で固定価格買取り法案が成立したんですが、この法案、国会での修正によって、平均よりもたくさん電気を使う会社、八倍以上電気を使う会社は、そういう会社は電気料金が上が...全文を見る
○水野賢一君 大臣が公開するというように答弁して、その後新たに開示を何もしてこないというのはおかしいでしょう。  じゃ、ちょっと聞きますけれども、今現在、幾つの事業所分のデータが公開されていないんですか。
○水野賢一君 これ、何か電気の使用量を新たに調査しろと言っているわけじゃないんですよ。つまり、持っているんですよ、経済産業省は。その持っているものを公開しますというふうに大臣も言っていながら、その五百一、公開していないのが現状なわけですね。  この法案、さっき言った固定価格買取...全文を見る
○水野賢一君 最高裁の判決も私も全部読んでいるから知っていますけれども、これちょっと、最高裁の判決があるから公開できないというのは、これは間違いなんですよ。なぜならば、最高裁の判決はこう言っているんですよ。不開示情報に確かに当たりますねと言っているんです、最高裁は。情報公開法五条...全文を見る
○水野賢一君 ちょっといいですか。  あなたが今読んだのは、最高裁が言ったのは、情報公開法五条二号のただし書のことを言っているんでしょう。それと、私は七条の話をしているんだから、全然違う答弁しないでください。七条で公開していいと言っているんだから、じゃ、最高裁判決がある中で七条...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、いつまでに公開するわけですか。
○水野賢一君 大臣の答弁は八月なんですからね。八月からもう二か月たっていて、何も新しく調査するんじゃなくて、持っている情報を開示してくださいというんですから、すぐできるということをまず申し上げさせていただきますけれども。  最後に伺いますけれども、温暖化対策について。  温暖...全文を見る
○水野賢一君 増えている部分ということでごまかしちゃ駄目なんであって、産業部門の方が圧倒的にCO2を出しているんですよ。それは、運輸や民生は確かに伸びてはいるかもしれませんよ。だけど、圧倒的に量が多いのは産業部門なんですから、ここで作らないというのはおかしいというふうに思いますし...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので最後にしますけれども、これは結局、産業部門にこのベンチマーク作るのは、要するに業界団体が嫌がるんですよ。これは言わばキャップ・アンド・トレードとかそういうことにつながりかねないということで。  ただ、大臣、最後にちょっと伺いますけど、これは法律でこれを...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
12月01日第179回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  再生可能エネルギーの買取り法というのが通常国会の最終盤で成立をして、そして買取り制度が今後始まるわけですね。そうすると、今後一番の焦点になるのは、じゃ、幾らで買い取るのかという話になるわけですが、それを決めるのが調達価格等算定...全文を見る
○水野賢一君 御指摘のとおりというふうに言われても、こんなばかな話があっていいのかということなんですね。  今まで国会同意人事というのがいろいろ紛糾したことはたくさんありました、日銀総裁人事などを始めとしてですね。しかし、それは政府が出してきた人間が適当か適当でないかというのを...全文を見る
○水野賢一君 それで、これ極めてレアケースというか、私も初めて聞いた話ですからね、そんな、国会同意人事を政党側に推薦を依頼して、それに基づいてそれを政府が追認して出していくなんというのは。  じゃ、部長、ちょっと聞きますけれども、いつどのレベルでどういう形で政党から推薦があった...全文を見る
○水野賢一君 元々の三党合意の話と非常に混同して言っているんですけど、三党合意というのは、確かにこれは国会で修正されました、この法案は。修正されたのというのは、この調達価格等算定委員会を同意人事にしますよということは確かにこれ国会で修正されているんですよ。だからといって、同意人事...全文を見る
○水野賢一君 八月の十一日の三党合意というのは、あくまでもこの機関の人選は同意人事にしますよということを決めたんであって、その後の具体的な人事を提示してくるのが三党の推薦に基づいて提示をする、それを政府が追認するなんていう話は全くもって理解できない話だと思いますが、ちょっとこれは...全文を見る
○水野賢一君 よくまあぬけぬけと、三党から推薦を受けてそれを追認して出してきたって、正直と言えば正直、ぬけぬけと言っていると言えばぬけぬけと言っている気がしますが。  今、電力会社などとの関係、利益供与を受けたことがないという確認は一応したと、三党から推薦を受けた上でその人物に...全文を見る
○水野賢一君 利益供与の、つまり電力会社などとの関係が深いというと問題があるというふうには当然普通に考えて思うわけですが、例えば株式の保有だとか親族に電力会社の関係者がいるかとか、そういうことはチェックの対象になっていますか。
○水野賢一君 株式なども、少なくともこれは利害関係者になるわけですから、非常に深い。その間は例えば売買しないようにするとか、当然そういうようなことというのは検討すべきだと思いますけれども、いかがですか。
○水野賢一君 さて、COP17が今後始まるわけですが、そうすると、国際交渉に当たって、二酸化炭素排出に関して、よく乾いた雑巾論とか絞り切った雑巾論というのがあるわけですね、産業界なんかがよく言っている。要は、日本の産業界はもう既に省エネ努力を十二分にしているからこれ以上削減余地が...全文を見る
○水野賢一君 本当にトップ水準なのかどうかもいろいろと議論、これは数字は都合のいいところを比べれば幾らでも比べられますからね。ですから、本当にそうなのかということはいろいろ議論がありますが、要はこの話というのも、とかく、もう絞り切れないんだと、もう削減できない、つまり手抜きをした...全文を見る
○水野賢一君 この省エネ効率が本当にどういう状況なのかということの議論にはやっぱりデータがないといけないわけで、これは私も前から、エネルギーをどこの企業がどれだけ使ったかというデータは経済産業省は持っているんですね、省エネ法という法律に基づいて定期報告を受けていますから。電力の使...全文を見る
○水野賢一君 あと、このデータ、つまり石炭の使用量だとか電気の使用量だとかというデータは、事業者から経済産業省にそのデータが行くわけですが、これは保管期間というのはどのぐらいあるんですか。
○水野賢一君 そうすると、以前は一年だったところもあるわけですよね。そうすると、私は何を言いたいかというと、事業者からそういうエネルギーの使用量のデータを出させておいて、そして公開、世間にしないで、一年たったら廃棄しているというんだったら、一体何のためにこれ報告をさせる意味がある...全文を見る
○水野賢一君 こういうデータというのは役所だけで持っていても意味がないんですね。これは副大臣、例えば、私たち政治資金収支報告書というのを出しますよね。こういうようなのは、出すと、それが例えば公開されて、マスコミとか若しくはほかの人たちも見るということによって、それで、まあだからと...全文を見る
○水野賢一君 あと、これは部長で結構ですが、最高裁がこの前、判決が確かにありましたね。これは、一部の事業者については不開示にしても構わないという、そんなような判決だったんですが、この判決自体が不当だと思っていますが、それはともかく、一方で、情報公開法というのは、御承知のように、情...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、時間も参ったようですから最後の質問にしますけれども、今日から、経済産業省は夏に続いて節電の要請というのを十二月一日から公式に始めたわけですよね。  夏の電力使用制限というのは、電気事業法二十七条に基づく電力使用制限令を発していたんですが、夏がどうだったのかと...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
12月08日第179回国会 両院 東京電力福島原子力発電所事故に係る両議院の議院運営委員会の合同協議会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  委員長を初め十名の先生方には、大きな使命を引き受けられたことに対して、心から感謝を申し上げると同時に、また大きな期待を抱かせていただきたいというふうに思います。  既に政府の方には事故調査・検証委員会があるという中で、国会に...全文を見る
12月22日第179回国会 参議院 環境委員会 閉会後第1号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  温暖化対策の大きな柱というのが、再生可能エネルギーの普及ですよね。今年の八月に再生可能エネルギーの買取り法というのができたわけですけれども、そうすると次に焦点になるのは、じゃ幾らで買い取るのか。  というのは、高く買えば買うほど普及...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、ますますこの調達価格等算定委員会での議論というのが重要になってくるわけなんですけれども、この五人の委員の人選というのは、十一月に政府が、経済産業省が提示をしてきたんですね、国会同意人事ですから、これは。で、これはいろんな問題点が指摘をされて実は採決に至ら...全文を見る
○水野賢一君 そんなことは書いていないんですよ、合意文書には。そんなことは書いていない。人選の相談をするなんて書いていませんよ。事実と違う答弁しちゃいけませんよ。
○水野賢一君 相談なんて書いていないですよ。
○水野賢一君 今答弁にもあったように、好ましくない、異例だという話があったわけだから、それで、そういうふうに認めてるわけだから、政府も。だから、何もこの五人を全部、全員取っ替えるかどうか、これは話は別ですよ。だけれども、よもやおかしい、つまり異例の手続、好ましくない手続だったと認...全文を見る
○水野賢一君 だから、政府自身が異例で好ましくないという手続だったと言っている以上、それをそのまま同じことを出したら、これは事実上それを正当化しちゃうわけですから、そういうことはしないようにしてもらいたいということを言いますが。  これ、手続以外にもう一つの論点になったのが、人...全文を見る
○水野賢一君 これはちょっと通告なくて申し訳ないですけれども、この委員の任期って政務官、何年だか御存じですか。もしあれだったら事務方でも結構です。
○水野賢一君 三年なんですよ。一方で、この法律、再生可能エネルギーの買取り法というのは、附則第七条にどう書いているかというと、今後三年間は再生可能エネルギーの集中導入期間であって、だから、漫然とと言ってはなんだけれども、のんべんだらりんと再生可能エネルギーの普及というのじゃなくて...全文を見る
○水野賢一君 それは、そもそもこれは再生可能エネルギーを普及させるための法律で、しかもその法律の中の最初の三年間は集中実施期間というふうに、それは国会修正で附則第七条で加わっているんですよ。あなたのその答弁というのはそれを根本的に無視しているというふうに思いますが。そもそもこれは...全文を見る
○水野賢一君 八百三十一社がそれを超えてしまったというわけですが、その中には程度のひどいというか悪質というか、そういうものからちょっとだけ一瞬超えちゃったというのといろいろあると思うんですが、今五百五十時間、五百五十コマあるとすれば、そのうち一番最悪に超えちゃった会社というのは、...全文を見る
○水野賢一君 だから、ちょっとの時間うっかり超えてしまったというのと、やっぱり五百五十時間中の四百三十七時間超えていたというのは余りよろしゅうないですよね、これ罰則掛かっているわけですけれども。これ多分いろんな言い分はあるんだと思いますよね、そういう今のテナントの話なんかで。 ...全文を見る
○水野賢一君 温暖化対策に話を進めたいというふうに思いますけれども、温暖化というのは二酸化炭素がもちろん一番有名な温室効果ガスですけれども、二酸化炭素以外にも例えばフロンなんかも極めて強力な温室効果ガスですよね。これはオゾン層も破壊するという問題もあるけれども、同時に極めて強力な...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、これは今のはCO2換算ですよね、今言っている数というのは。となると、日本の一国のCO2の排出量が十二、三億トンぐらいですから、それよりもはるかに多いフロンが温室効果ガスとして全世界で出ているのが実態なわけですけれども。  じゃ、ちょっと事実関係伺います...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、要は、少なくとも今の京都議定書、私は京都議定書は極めて大きい歴史的な役割を持っていると思いますし、私はこれは重要なことだというふうに思っていますが、京都議定書の中では、CFCなんかを、これだけ出ているにもかかわらず、これはCDMの対象にならないから、つま...全文を見る
○水野賢一君 今後いろいろと研究していただければというふうに思いますが。  排出量取引について伺いますが、排出量取引は、民主党のマニフェストなんかでも、これはキャップ・アンド・トレードによる国内排出量取引市場を創設するとかとあるんだけれども、去年十二月の閣僚委員会では、慎重に検...全文を見る
○水野賢一君 終わります。