水野賢一

みずのけんいち



当選回数回

水野賢一の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第180回国会 参議院 本会議 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  みんなの党を代表して質問します。  まず、総理は、金曜日の渡辺喜美代表への答弁で、橋下市長にシロアリがたからないことを祈ると、何か腹いせのように述べました。あの意味不明な発言は何なんですか。真意を説明してください。  橋下市長は改...全文を見る
03月21日第180回国会 参議院 本会議 第7号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  答弁内容によっては持ち時間の範囲内で再質問をする可能性もあることをあらかじめ申し上げます。  税制改正の内容に入る前に、一点申し述べておかなければならないことがあります。  本来、予算案と国税、地方税の改正法案、さらに赤字国債発行...全文を見る
○水野賢一君 二点について再質疑をさせていただきたいというふうに思います。  一点目は総理に対してですけれども、予算の自然成立の起算日について改めて伺います。  事実上答弁を拒否されたようですが、この問題ははっきりさせておかないと、今後、解釈に困る事態が起き得るわけです。もち...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず、大きな問題になっている東日本大震災による津波などを中心とする震災廃棄物といいましょうか、瓦れき処理の問題、この問題について伺いますけれども、環境省がパンフレットを出していますね。この「津波被害による岩手県・宮城県の災害廃棄物の受...全文を見る
○水野賢一君 活用方法というのは、どういうふうに活用されたんでしょうか。
○水野賢一君 広域処理の必要性を理解してもらうということ自体はそれを否定するものでも何でもないんですけれども、これ中身を見ますと、岩手県は十一年分の災害廃棄物が発生している、宮城県は十九年分が発生しているというふうにありますよね。普通に思うのは、これは福島県のことは書いてないんで...全文を見る
○水野賢一君 要は、今大臣の御答弁にもあったように、福島県には当然福島第一原発事故があるわけですから、その多くの津波に襲われた地域の廃棄物というのが放射能汚染をされているという可能性は非常に高い、これは分かりますよ。  しかし、これ、県で区別をするといっても、放射性物質というの...全文を見る
○水野賢一君 要は、ちょっとデリカシーにやっぱり欠けると思うんですよね。この表紙を見ると、「東北の一日も早い復興のために」というふうに言っていて、まさに大きい問題である福島県のことは外してこの岩手県、宮城県の話だけしても、もちろん岩手、宮城の状況も深刻だと思いますよ。しかし、これ...全文を見る
○水野賢一君 いみじくも今大臣がおっしゃられたように、これ広域処理の受入れ手に向けてのものなわけですから、だからそういうふうにしたということなんでしょうけれども、やっぱりまさにデリカシーというか、被災を受けた福島県の立場というものも配慮したような形で、つまり広域処理は大切なことな...全文を見る
○水野賢一君 これ、誰でも結構なんですけど、じゃ、政務官、目が合ったのでお伺いしますけど、政務官に伺いますが、これ災害廃棄物って、つまり災害廃棄物、震災廃棄物って、別に元々廃棄物処理法に入っているわけじゃ、そういう言葉があるわけじゃないわけですから、廃棄物処理法は産廃と一廃、産業...全文を見る
○水野賢一君 ということは、一般廃棄物というのは原則的には市町村が処理するわけですよね。市町村が処理するとなると、これは千葉県全体で見たら、それは十何年分とか、今言った四年分とかということにはならないでしょうけれども、旭市だけにとってみたら四年分の廃棄物が一気に出てきて、それを原...全文を見る
○水野賢一君 次の話題に移りたいというふうに思いますけれども、ホットスポットと言われるような、いわゆる汚染が問題になっている地域が多くありますよね。これ、じゃ、汚染が問題になっている地域で、よく学校の校庭が汚染されている、若しくは公園が汚染されているというような問題がありますけど...全文を見る
○水野賢一君 そういう土の場合、除染に伴って出てきた土は廃棄物じゃないということですが、じゃ、側溝、道路の側溝なんかですね、そこを除染したときに出てくる汚泥なんかの場合は、これはどうなんでしょうか。
○水野賢一君 そうすると、側溝を除染したときに出てくる汚泥、俗に言う汚泥なんかの場合だと、これは産業廃棄物だということですよね。  普通、産業廃棄物というと、工場などから出てくるものを一般的には産業廃棄物というふうにイメージしますけれども、そうするとちょっと俗に言う産廃とは違う...全文を見る
○水野賢一君 いや、何でこの質問をするかというと、要は、側溝からの汚泥というのは基本的には産廃だという話ですよね、今の答弁は。そうすると、産廃というのは処理をするときになかなか厳しいわけですよね。これは、一方で理由は当然あるというのは分かっています。私も初当選してから十数年、環境...全文を見る
○水野賢一君 要は、私もこれを昔のように逆行させるような形、これは厳しくしてきた経緯は経緯としてあるわけだから、それを否定するわけではないんだけれども、さはさりながら、非常時で、なおかつ側溝にそのまま残っているというのを放置するのがいいわけでもないわけですから、ここは、今大臣もお...全文を見る
○水野賢一君 経済産業省側にお伺いしたいと思いますけれども、原発事故の話でありますが、福島第一原発がレベル7ということは、これはもう誰もが知っていることでしょうけれども、福島第二原発もそのときに事故を起こしたわけですよね。これはレベル幾つだったんでしょうか。
○水野賢一君 これ、今レベル3の事故というと、これだって普通でいったら大変なことなわけですよね。片方がレベル7だから、それよりはましだというだけな話であって。  そうした中で、地元福島県も第二原発も廃炉を要望しているわけですけれども、これ、経済産業省としては廃炉についてどう考え...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、伺いますけれども、今、保安院、四月一日から規制庁になることは絶望的で、まあ私たちはそれで、この原子力規制庁を賛成しておるわけじゃないから、それでいい、いいというか、保安院がいいと言っているわけでもないんですけれどもね。  その保安院は、何かそろそろ終わりそう...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので最後の質問にいたしますけれども、大臣にお伺いをしますけれども。  これ今、原子力規制庁に移っていくとなると、原子力規制庁が必要な許認可等々は行うような形になるわけですが、どうもその前に、今の保安院長の答弁は、別に駆け込み認可しているわけじゃないんだとい...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので終わりますけれども、これだけの大きい原発事故後に、原則としては新たな許認可は避けるべきではないかというふうに考えていることを申し上げて、私の質問を終わります。
03月27日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第9号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  私たちみんなの党は、政治主導を確立するためには、幹部人事、部長とか審議官以上の人事に関しては、首相とか官房長官が一元管理できるような仕組みにすべきだということを主張していますし、これは別にとっぴな発想ではなくて、麻生内閣でさえと言っち...全文を見る
○水野賢一君 あと、人事院勧告の土台になるものとして、民間の給与実態調査というのを行っていらっしゃいますよね。ただ、そのときの民間の給与実態調査の対象にしているのが大企業に偏っていて、本当の意味での民間のレベルではなくて、それを極めて高いレベルで判断しているんじゃないかというよう...全文を見る
○水野賢一君 最後の質問にさせていただきますけれども、同意人事というのはこの人事官を含めてたくさんあるわけですけれども、そのたくさんある中で、恐らく私は唯一だと思うんですが、人事官だけは国家公務員法で、これは大臣というか政府が提示をしてこないと、六十日間提示をしてこないと政府側の...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  昨年の東日本大震災によって大変な被害、特に津波による被害が大きかったわけですけれども、そのとき、本来厳重に管理されているべき廃棄物、PCB廃棄物ですね、こうしたものが津波によって流されてしまったとか行方不明になってしまったということが...全文を見る
○水野賢一君 今のお話というのは、つまり、本来あるべきところにないことが確認されたのがその台数ということですけれども、一方で、例えば原発の近くとか、そもそも確認のために入れないというものもあるでしょうけれども、つまり、今の台数に含まれていない、だけれどもなくなっちゃったかもしれな...全文を見る
○水野賢一君 それで、津波が襲ったということでいうと、やはり東電福島第一原発、第二原発。特にトランス、コンデンサーなんかはそういう発電施設なんかのところには多くあるというふうに思うのが普通であって、大震災直前の段階で、直前の段階で東電の福島第一原発や第二原発にPCB廃棄物、どのぐ...全文を見る
○水野賢一君 今おっしゃったものは流されていないというのは確認されていますか。
○水野賢一君 この問題、要するに、PCBというのは今新たには作っていないけれども、しかし四十年ぐらい前に、そのころに生産禁止されていますから作っていないけれども、当時四十年ぐらい前までに作られたものが捨てるに捨てられなくて、処理するのがなかなか難しいから厳重に保管しているという状...全文を見る
○水野賢一君 ということは、二〇一六年には処理が終わって、日本中のPCB廃棄物は、こういう高圧トランスとかコンデンサーなどのですね、全部処理が終わって、なくなってなきゃいけないんですけれども、大臣、これ二〇一六年に終わりそうでしょうか。
○水野賢一君 いろいろ遅れているといっても、事情があるでしょうし、それをただ単に遅い遅いと言って、それはやっている側にはやっている側の苦労があるわけでしょうから、ただ単にそれを責め立てるつもりはないんですけれども、何でこれを言うかというと、今国会にも産廃特措法も、これは同じ廃棄物...全文を見る
○水野賢一君 PCB廃棄物の処理に関して、かねてからネックの一つとして言われていたのが処理費用が掛かるということですよね。処理費用が掛かるから、特に中小の事業者が処理をするときには基金をつくってそこから処理費用を補填してあげる、補助してあげるという仕組みがありますけど、これ大体国...全文を見る
○水野賢一君 これ、四億八千万というのは一番最初のところで出したということで、毎年毎年の拠出はないですよね、どうですか。
○水野賢一君 そうすると、これPCBというのは、これは産業廃棄物ですよね、確認です。廃リ部長。
○水野賢一君 産業廃棄物というのは、大原則としては、これは排出者が、つまり税金で処理するものじゃなくて、産業廃棄物というのは本来税金で処理するものじゃなくて排出者が処理費用を負担すべきものなわけですよ。  だけれども、それを処理費用、そうはいってもいろいろと大変だからということ...全文を見る
○水野賢一君 今大臣の答弁の中でちょっと触れられましたけれども、必要なそういう負担のお願いをしていく可能性みたいなことにちょっと言及はされましたけれども、民間事業者に対してですね。  例えば、これは作ったところというのは鐘淵化学とか三菱化学なわけですよね、当時の三菱モンサントで...全文を見る
○水野賢一君 今PCBが津波で流された話から入りましたけれども、これ津波というのは別にPCBに限らずいろんなものを押し流してしまうわけですけれども、これ保安院なのかもしれませんが、低レベルの放射性廃棄物、これが流されたということはありますか。
○水野賢一君 東日本大震災の直前には、福島第一、第二にはどのぐらいの低レベルの放射性廃棄物があったんでしょうか。
○水野賢一君 最初におっしゃった答弁というのは、この今おっしゃった十七万本とか一万本という、これは流されていないものが確認されたと、そういう理解でよろしいわけですか。
○水野賢一君 大震災に関係することで、焼却場の焼却灰のことについてちょっとお伺いしたいと思うんですが、いわゆる福島県とか近隣だけじゃなくて、ほかでも、関東地方なんかでもホットスポットと言われるような地域がいろいろありますよね。そのホットスポットと言われる地域なんかでは、特に草木と...全文を見る
○水野賢一君 八千ベクレル未満の場合は、一応最終処分場に埋めても構わないわけなんですよね。構わないとはいえ、とはいえ、現実問題としてはなかなか、住民感情いろいろありますし、当然、なかなか埋めるのに困ったりしているところが多いわけですよね。  例えば、千葉県なんかでも、いわゆる東...全文を見る
○水野賢一君 これは一つの市などにとっても億の単位のお金がこういうような、例えば中間処理施設を造るとか、そんなようなことによって掛かってきたりとか、要するに、本来そんな負担をする必要がないものが追加費用としてそのぐらい掛かってきたりするわけですから、そういう方向で、今大臣の御答弁...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、本来、十五万キロワット以上の火力発電所を設置するときはアセスを受けなきゃいけない、いわゆる一種事業、一種ですよね。これはどのぐらい震災後に、本来受けなきゃいけないけれども、今環境省はアセス法五十二条二項によって適用除外にしていますよね。本来受けなきゃいけないの...全文を見る
○水野賢一君 これ、大臣、つまりその六か所というのは、本来はアセスを受けなきゃいけないんだけれどもアセスを受けていないんですよ。これ、緊急時だからということで理由を説明しているんでしょうけれども、要するに発電所が足りないと困るから、緊急時だからアセスを経ずにすぐ発電所を建てるとい...全文を見る
○水野賢一君 私はちょっとそこは理解できないんだけれども、結局、東京電力が発電所造ろうが、どこが発電所造ろうが、やっぱり、例えば近隣住民からしたら、NOxは出てきたりとかSOxは出てきたりとかするわけですよね。であれば、同じ条件じゃないと、つまり東電のアセスは緊急時だから免除、ほ...全文を見る
○水野賢一君 こういう一つ一つの細かいところで、既存の電力会社が有利になっているような制度がたくさんあるということに問題があると思いますが。  ちょっと、経済産業省側でいいんですけれども、アセスの対象、つまり義務的な対象より低い十五万キロワット未満の場合だと、これ火力発電所を震...全文を見る
○水野賢一君 こういうようなものはアセスの対象外ですからともかく、少なくとも、お互い対象になっているような十五万キロワット以上のものというのは平等に扱うべきではないかというふうに思いますが、大臣、これ五十二条二項は何か改正をしたり運用を見直したりとかという考えはないですか。
○水野賢一君 ちょっと話題変えて、環境省が買っている電気というのは、二十四年度も環境省、電気買いますよね、平成二十四年度も。これは、環境省と厚生省は一緒でしょうけれども、これ結局、入札結果はどうなったんでしょうか。
○水野賢一君 今、政府が購入する電力のこともいろいろ話題になっていますけれども、これ何か訂正する点があったら、白石さん、後でちょっとお願いします。  それで、環境配慮契約法という法律がありますよね。これ、CO2をなるべく出さない電気を買うという、そういうような法律ですけれども、...全文を見る
○水野賢一君 環境配慮契約法は、要するにCO2を出さないというその観点からのみ判断しているわけだから、これはやっぱり、原発はCO2は出さないけれども、これは安全に運転していたって必ず放射性廃棄物は出るわけですから、そういう環境負荷もあるというマイナス点も考慮した上での電力の調達に...全文を見る
04月16日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
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○水野賢一君 みんなの党としては、ただいま議題になっている郵政改革法案については、委員会付託の前に本会議での趣旨説明質疑が必要だと考えています。  この法案は、郵政民営化の方向を逆行させ、特に金融部門での再国有化を進めるというもので、内容的にも問題があると考え、反対です。  ...全文を見る
04月17日第180回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  原子力問題については、原子力委員会とか原子力安全委員会というのがありますよね。それぞれ任期は三年なわけですけれども、昨日、四月十六日をもって、原子力安全委員会の五名の委員のうち三名が昨日で任期切れですね。このままだと五名中三名が空席と...全文を見る
○水野賢一君 でも、任期は三年なわけですよね。それを、緊急避難的に大臣がお願いをするというんじゃなくて、本来は、任期が来たんですから、後任を選ぶというのが普通であって、それで、今、緊急避難とおっしゃいましたけど、緊急避難が例えば一週間ならともかく、三か月、六か月とかになったりする...全文を見る
○水野賢一君 今の委員の人たちが去年の経験を経て、経験豊かで知見を持っているという、その理屈は一定の理解はしますよ。しかし、しかしですよ、これは法律上、つまり三年で任期が来るんですから、恐らく今、職務継続規定というのは、大臣おっしゃっているのは、この原子力委員会及び原子力安全委員...全文を見る
○水野賢一君 これ、何も法律の細かい文言解釈するつもりないんですけれども、これを見ると、普通に読むと、後任者が任命されるまではというふうに書いてあるんですが、後任者は任命しないんでしょう、これ。なぜならば、この機関は、原子力安全委員会はなくなるんですから。違いますか。
○水野賢一君 後任者が任命されるまでというふうに法律に明記されているのに、後任者を任命するつもりもないのに緊急避難というのは、私は非常に法律論として、その人たちがいい悪いの話じゃないですよ、経験を持っているか持っていないかの話じゃなくて、法律論として無理があるんじゃないかというふ...全文を見る
○水野賢一君 公正中立なというふうに言っても、それで、東京電力の顧問の方が参加できるかどうか、原子力委員会に参加できるかどうかを確認するんじゃなくて、東電の言いなりになるんじゃないですかというふうに思うのが普通だと思いますが、それで、その尾本さんに来てもらっていますので伺いますけ...全文を見る
○水野賢一君 あなたね、これ三月三十一日ということは、原発事故が起きて一年間、あなたは原子力委員会の委員とこの東電の顧問を兼務していたんですか。そういうことでしょう。
○水野賢一君 ばかなことを言っちゃいけませんよ。  じゃ、顧問料はもらっていたんですか。
○水野賢一君 大体、東電からお金をもらっている人が、同時にこの時期にですよ、この時期に原子力委員会の、顧問を、三月三十一日ということは半月前までやっていた。幾らもらっていたんですか。
○水野賢一君 少なくとも、東京電力の顧問というのは、じゃ、あなたが就任したとき何人いましたか。
○水野賢一君 我々の調べだと、去年の七月までは二十三人いたんですよ。それを十一人に今減らしたわけですね、最後の段階、今年の三月の時点まで。でも、あなたは残っていたんですね。そういうことですね。
○水野賢一君 個別の誰に幾ら払っていたかということは、これは明らかにされていないんだけれども、この十一人のうち八人には給料が支払われて、これは東京電力の資料ですよ、八人に対して合計、年間七千七百万円出ている、約年間一千万円もらっているんですよ。年間一千万円東電からもらっている人が...全文を見る
○水野賢一君 こういう状況が、大臣、今の原子力委員会であり、原子力安全委員会の実態なわけですよ。これ、ちなみに任命したのは民主党政権になってからですからね。民主党政権になった直後の二〇〇九年十一月に国会で、これ同意人事だから、採決されているんですから。  これが、こういう原子力...全文を見る
○水野賢一君 同意人事の中で、これは我々も不明を恥じなきゃいけないのは、私たちの党もこの採決のときには賛成していますから、そういう不明は恥じますけれども、しかし、さっきの、ちょっと尾本さん答えていないけど、辞任するつもりはないんですか。
○水野賢一君 これ、大臣、こういう同意人事を提示するときにきちんと調べるのは当然だと思うんですけどね。  例えばこの前話題になった調達価格等算定委員会、再生可能エネルギーの価格を決める委員会、これなんかだって、経済産業省は、経済産業省ですらですよ、ですらこの人選する人たちには、...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので最後の質問にしますが、これ、原子力委員会の委員も罷免もできるんですよ、法律上は。これは、大臣がじゃなくて内閣総理大臣がという形になりますがね、原子力委員会及び安全委員会設置法の七条並びにそれを二十二条で準用するような形で。  こういう人は、大臣がここで...全文を見る
○水野賢一君 それでは、自発的に辞職をされ、今まで顧問料として受け取っていたものを返金されることを求めて、私の質問を終わります。
06月14日第180回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  今日は、原子力の問題、特にいわゆる原子力村と言われる問題についてお伺いをしますが、原子力委員会というのがありますよね。大臣、この組織の改革というのは今のところ考えていないんでしょうか。  というのは、原子力安全委員会については、これ...全文を見る
○水野賢一君 そうした方向性を出していくための会議の中で、この原子力委員会の中に小委員会があって、核燃料サイクルなどのコスト、コストだけじゃないかもしれないけれども、いろんなことを検証する小委員会があったんですよね。その小委員会で議論するに当たって、推進派、俗に言う原子力村の人た...全文を見る
○水野賢一君 大臣の記者会見などでも、これ、例えばいろいろ議論するに当たって事業者からも物事を聞いてデータとか材料を集めること、そこで、そういうことを聞いた上で判断すること自体は問題ないという趣旨のことをおっしゃっていらっしゃいますよね。そのことは一般論としては私もそのとおりだと...全文を見る
○水野賢一君 事業者を含めていろんな人たちからいろいろと話を聞いていくというならば、これ話は分かりますよ。だけれども、これ、事務局が公表している資料を見ても、二十三回全部電気事業連合会を呼んでいるんですね。日本原燃、これは再処理する会社ですよね。この再処理する会社、二十三回のうち...全文を見る
○水野賢一君 日本原燃は、それは再処理する会社なんですから、これ、使用済燃料を全量直接処分なんかしちゃったら会社そのものが要らなくなっちゃうわけですよね、これは再処理する会社なんですから。ですから、利害関係者そのものなわけですよ。それを二十三回中二十二回呼んで、多角的に材料を集め...全文を見る
○水野賢一君 小委員会は確かにオープンなんですよね。だからこそ、そのオープンな小委員会じゃなくて、その前に秘密会を推進派だけでやっていたんじゃないかという疑念があるわけですから。これは副大臣のところで、今おっしゃったようないろんな検証をしているわけでしょうから、しっかりと検証して...全文を見る
○水野賢一君 簡潔にしてくれない。長いよ。
○水野賢一君 ちょっと委員長、注意してくださいよ。長いですよ。
○水野賢一君 ちょっと分かったような分からないような答弁ですけれども、近藤委員長、申し訳ないけど、いろいろ長々と話されても、多くの人は委員長のおっしゃっていることを基本的に信用していないんですよ。  去年の十二月、去年の最後の原子力委員会で、十二月二十七日、これは議事録にもちゃ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、必要があればやるということですか。  というのは、あなたは五月二十九日の新大綱策定会議で、こうした会合は反省した上でもう開かないと言ったんじゃないですか。それとの整合性はどうなんですか。
○水野賢一君 要は、事業者が持っているデータをもらうために彼らと接触することが全部いけないと言っているわけじゃないんですよ。ところが、二十何回やったもののうち、ほぼ全部事業者だけから聞いているというそこのやり方に問題があると言っているんですけど。  僕は、大臣もちょっとさっきの...全文を見る
○水野賢一君 要するに、必ずしも必要ないけど、その事業者に対しては渡しちゃっていたということなんでしょうけれども。  そうすると、これ議論されるのは、大臣もさっきおっしゃっていたように、小委員会でしっかりとオープンな場で議論されるべきものが、その小委員会の正式の委員を差しおいて...全文を見る
○水野賢一君 監督不行き届きの中で、いろいろ疑念が大きく思われている中で、何かさっきも反省という言葉もありましたが、例えば責任取って、まあ普通辞めるとか、何かそういうようなことは考えていないんですか。
○水野賢一君 御自身は、だから辞めたりとかするわけじゃなくてということなんでしょうけれども。  これ、大臣、大臣が問題にしている中で、原子力委員会の事務局に電力会社の会社員が出向していることは問題だというふうにおっしゃっていますよね。それはそのとおりだというふうに思いますけれど...全文を見る
○水野賢一君 大臣、これは見直す必要があるというふうにおっしゃっているようですけど、国会の場でもよろしくお願いします。
○水野賢一君 基本的にそのことには賛成ですけれども、ならば、つまり事務局にそういう電力会社の出身の人がいるとバイアスが掛かるんじゃないかと今話ありましたよね、少なくともそのおそれがあるじゃないかという。  それを言ったら、で、尾本さんに聞きたいんですけど、尾本原子力委員は、原子...全文を見る
○水野賢一君 今世間で問題になっているのは、要するに、例えば研究者とかがその研究室に寄附をもらっていたんじゃないかとか、若しくは原稿料とかをちょっと相場より高めに電力会社関係だともらっているんじゃないかとかという、それが問題になっているときに、そういうことじゃなくて、東京電力その...全文を見る
○水野賢一君 自発的に辞めたという言い方だけど、一年間もらい続けていたんだからね。  じゃ、返金するつもりはありますか。
○水野賢一君 時間が来たので終了しますけれども、この問題はあなた方が辞めるまで徹底して追及するということを申し上げて、私の質問を終わります。
06月15日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第17号
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○水野賢一君 ただいまの川合孝典議員の動議について意見を申し上げます。  そもそも、昨日二時から開かれました議院運営委員会理事会におきまして、本日の本会議は午前十時から所要約二十五分と一度決定をしたことであります。それを撤回をして異例の二ラウンドの形で本会議を行うということ、そ...全文を見る
06月18日第180回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  産廃特措法の改正についてお伺いをいたします。  この改正案は、現行法が十年間の時限立法だったわけだけれども、その期限が来るから十年更に延長するという法案ですけれども、法律を作ったとき、九年前の衆議院の環境委員会で、自民党の当時水野賢...全文を見る
○水野賢一君 細かいことで恐縮ですけど、その十年ぐらい前の質疑のときは、まあ九年前の質疑のときは、立方メーター、立米というふうによく言われますけれども、そのことで言っていますけど、今、最近のこの統計は全部トンで言っていますけど、この変化は何かあるんですか、理由が。
○水野賢一君 その法律を制定したときの質疑では、今後十年間でどのぐらいの国費が投入されるのかという、その見込みなのかという質問に対して、十年間で、当時の廃棄物・リサイクル対策部長が言うには、総事業費九百億円から一千億円程度で、そのうち国庫補助額の総額は三百から四百億円程度と試算さ...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、九年前の答弁のときの見込みとそんなに変わらないだけの事業費や国費の投入などがあるけれども、産廃の処理の方は遅々として進まないというのはちょっと残念な気がしますが。  質問を続けますけれども、これ、十年の時限立法が切れるから延長するわけですよね。先ほど言...全文を見る
○水野賢一君 私たちも賛成いたしますので、別にそれに、今年出したことに異を唱えているわけじゃありませんので誤解のないようにお願いします。  それで、これ最近も幾つか大臣が同意した案件があったと思いますけど、トータルで、この法律が施行されてから今日まで、この対象としている事案とい...全文を見る
○水野賢一君 全国の産廃の不法投棄の全部の山というのが、撤去されていない、原状回復されていない産廃の山というのがまだ千七百万トンぐらいあるわけですけど、都道府県別に見ると圧倒的第一位は千葉県なんですよね。第二位の三重県の二倍ぐらいあって、千七百万トンのうち四百万トンぐらい千葉県だ...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、もちろんこれは県の方が申請してこないわけだろうから県の方に聞くべき話なのかもしれないけれども、少なくとも何か一番多い、不法投棄の累積のある、たまっているのがある千葉県のところで申請ないというのは、やっぱり何か使い勝手が悪いとか、何かそこら辺、環境省側とし...全文を見る
○水野賢一君 今後も、自治体にとっても使い勝手のいいような形の法律の運用に努めてもらいたいと思いますが。  ちょっと視点を変えて質問していきますけど、これ、この法律が対象にしているのは平成十年六月以前ということは、裏を返すと、これ作るときの議論にもあったんですが、十年六月以降は...全文を見る
○水野賢一君 要は、平成十年六月以降に不法投棄されたものについては廃棄物処理法によって適正処理推進センター基金から補助するから一応手当てができて大丈夫だということだったと思うんですけど、本当にその適正処理推進センターに十分な基金、今あるんでしょうか。
○水野賢一君 これは大臣、この産業界に対してここに、適正処理推進センターに資金を出してくれという要請は大臣がやっていらっしゃるんでしょうか。
○水野賢一君 じゃ、これは事務方で結構なんですけれども、産業界からのお金、若しくは、これ十年前ぐらいの議論でもあったんですけど、医師会なんかもお金出しているんですね。ところが、十年前の時点で毎年というか、まあ元々、最初は出してなかったんだけど、年間五十万円だったんですね。これ、五...全文を見る
○水野賢一君 一億幾らというのは、十年ぐらい前にこれ、四億円を産業界から拠出してもらうのを目標としていませんでしたか。
○水野賢一君 九年前の質疑のときも私も、四億円が目標だったけど三億四千万円しか出してくれなかったということに対して質疑しているんですけれども、そうすると、当時よりもずっと何分の一かに激減しているんでしょうけど、これは大臣、ちょっとルーチンワークのようにやっていて、要請しているけど...全文を見る
○水野賢一君 廃棄物処理法の第十三条の十五にこう書いてあるんですね。「環境大臣は、前項に規定する基金への出えんについて、」、今言っている話ですね、「基金への出えんについて、事業者等に対し、必要な協力を求めるよう努めるものとする。」と。大臣の仕事として廃棄物処理法に明確に書いてあり...全文を見る
○水野賢一君 こういう廃棄物の処理の関係での産業界からの資金の拠出に関連してなんですけど、PCBのことも伺いたいんですがね。  PCBというのは、これはどっちかというと、不法投棄が問題というよりは、置いてあるんだけれども、それの処理がなかなか進まない、進まないし、そのための処理...全文を見る
○水野賢一君 PCBの話というのは、これはもう聞くまでもないけれども、要するに、元々この世の中に存在していないものなわけですよね、自然界に存在していないPCBをこれはわざわざつくったんですよね。日本国内では要するに鐘淵化学と三菱モンサントがつくったわけでしょう。そういう企業は、じ...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、それはその最初の電気絶縁物処理協会が出したということであって、その企業が出しているわけじゃないでしょうということの確認です。
○水野賢一君 それは、電気絶縁物処理協会は、解体したときに、廃止されたときに、それで今まで残っていたお金を出しただけで別に新たに拠出したわけじゃないんですよ、事実関係として。  このPCBに関しては、PCB処理の特措法ができたときに、平成十三年の三月三十日の当時の川口順子環境大...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、その四億八千万円でPCBの処理は足りるんですか。
○水野賢一君 だから、足りるんですかということは、要するに、PCBの全部の処理にどのぐらいの単位のお金が、つまり、十億単位なのか百億単位なのか千億円ぐらいになるのか、どのぐらい掛かるというふうに見ています  ちょっと、ちょっと速記止めてくださいよ。
○水野賢一君 大臣、要は数千億円単位掛かるものを四億八千万円出したってまさにこれはスズメの涙というわけであって、これは大臣として、当然そういう製造を、だって自然界にないものをわざわざつくったんですから、それが今問題になっているんですから、これをちゃんと資金の、処理のための費用の拠...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので終わりますけれども、確かに、一般論としていえば、廃棄物というのはその排出者が費用負担するのは当然なんです。しかし、わざわざ自然界にないものをつくって、健康被害を多く出して、なおかつもうけを得ていたんですから、それは負担するのが、それは全額と言っているわけ...全文を見る
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  この法案は、先週の金曜日に参議院では異例というべき二ラウンドの本会議をやって、二ラウンド目の本会議で趣旨説明、質疑をして、それで今日の委員会に至ったわけですね。ここまでに至る過程、この審議の進め方自体がもう異例のことずくめで、はっきり...全文を見る
○水野賢一君 私も、何も答弁内容が間違っていると言っているわけじゃないんですよね。だから、この審議の進め方と、何か通告ないって、できないのが当たり前なのであって、その中で国会日程を組んでいる中で、何かあたかも本会議場で我々が悪いかのような言い方をしたということには、わびがあったか...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、今の御答弁だと、単に現在というだけじゃなくて、過去も含めてそういうところに、まさにどっぷりつかったというふうにおっしゃっていらっしゃったので、そういう役員とかだった人は駄目という、そういう法案の理解でいいですよね。  じゃ、続けて、場合によっては、ちょ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、その相場観として、要するに提案者なんだから、提案者としてはその相場観がどの辺かということは、これは立法者の意思として示しておいてもらわないと分からないでしょう。その立法者がどのぐらいを相場観にしていたかということぐらいは示してくださいよ。要するに、過去にどっぷ...全文を見る
○水野賢一君 そうやって、結局、先送りしていくと、どういうものだか分からないようなものになっていっちゃうという懸念があるんですけど、ちょっと今のに関係するんですけど、十一条には、十一条のところ、三項ですね、これ、要するに、委員とか委員長は報酬を得て他の職務に従事したり営利事業を営...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、だから、どこかの例えば、これは電力会社だけを言っているんですか。電力会社の顧問とかそういうようなのは原子力に関係するからまずいけど、そうじゃなくて、例えば、そういうことで直接関係ないようなどこかの会社の、原子力と関係ない、そういうようなところの顧問とかは...全文を見る
○水野賢一君 私も適当じゃないというふうに思いますよ。それで、その中で、そうすると、この前から、生方委員長はここでお聞きになっているわけじゃないかもしれないけど、細野大臣なんかはお聞きになっていると思うけど、要は、今だって、これは原子力委員会の方の話ですね、原子力委員会の委員の、...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、大臣、今は原子力でもよくバックフィットというふうに言われて、新しく基準とか厳しくなったものも遡るとか、そういうふうに言われたりしていますよね。まあ、それはいろんな技術的なことの部分かもしれないけれども。少なくともこの原子力規制委員会ではあり得ないというふ...全文を見る
○水野賢一君 私も、法律論でいえば、細野大臣が今おっしゃっているのはまあ確かに一理あるのかもしれないと思いますよ。つまり、国会で同意をされた以上、それは細野さんが、この人はもう辞めるべきだというふうに仮に思っても、大臣が仮に思われたとしたって、それは任期の期間は守られているわけだ...全文を見る
○水野賢一君 まあ大臣も内心は多分、こういうことをいろいろ追及されるような人は辞めていただけた方が有り難いだろうなと思って、枝野さんが今うなずいていらっしゃるようにも、私の目の錯覚かどうか分かりませんけれども、まあ大体常識的に思えば、みんなそう思うんですよ。  尾本さん、これだ...全文を見る
○水野賢一君 今、二〇〇九年から原子力委員をという話でしたけれども、あなたが顧問になったのも同じ二〇〇九年の十一月一日からなんですよね。  ほぼ同じ時期に、原子力委員になるのと東京電力の顧問になるのと同じ時期になるって、これ私には信じ難い、しかも、なったときというだけじゃなくて...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、まさに国会同意人事をするときに、それは国会側も、私自身も我が身を省みながら、そういう国会も同意人事が提示をされたときにどういう人物なのかということをきちっと見なきゃいけないということにはなると思うんですが。  これ、法律の話に、また生方さんの方に戻りますけれ...全文を見る
○水野賢一君 それで、要するに、国会同意人事の同意をするときの判断材料として、つまり、委員になった後いろんなこういうデータが公開されて、以前この人はもらっていたとか、今ももらっていますとかということが公開されても、同意人事の採決のときに、なっちゃっていた後だったら、今、細野さんが...全文を見る
○水野賢一君 一般論としては今大臣のおっしゃることというのはそれは分かるんですけど、これ、極めて重要な委員会で、結局、今まで寄附をこの人たくさんもらっていましたみたいなことが、これ同意しちゃった後、同意する前にそういう判断材料が示されないで同意した後分かったとかと言っても、それは...全文を見る
○水野賢一君 いや、その今おっしゃった人事官だとか会計検査院の検査官とかが、いわゆる面通しみたいなのを議運でやるのは私も知っていますけど、私が聞いているのはその話ではなくて、要は寄附を、つまり質疑を幾らそこでしたって、ちゃんと寄附をもらっているかどうかということがこれデータとして...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、尾本さんのようなケースの場合は罷免に値するんだというふうに思いますが。  国会事故調との関係について伺いたいと思います。  先ほど来も何回か質問の中で出てきましたけれども、これ、国会は、衆参両院、全会一致で、去年の九月だったですよね、去年の九月に国会事故調...全文を見る
○水野賢一君 世の中、急がば回れというんであって、しかも、何も三か月待てとか四か月待てと言っているわけじゃないんですよ。この、間もなく出てくるものを何で待てないのかというふうに思いますけれども。じゃ、生方さんに聞きますけれども、これ二月に黒川委員長が、政府が一月の末ですよね、この...全文を見る
○水野賢一君 それについて、筋の通った話だというふうに思いませんか。
○水野賢一君 何かちょっと答弁がずれているような気がするんだけれども、要は、黒川委員長が何をけしからぬと言ったのかというと、国会は、黒川さんの委員会の方に事故調査、原因と新たな行政組織の在り方について提言を出してくださいと国会が頼んだわけですよ。頼んだにもかかわらず、一月に、その...全文を見る
○水野賢一君 要は、何で待たないのかという、何でそれを参考にしないのかということなんですけれども、じゃ、参考にする価値がないと思っているんですか。
○水野賢一君 だけど、それは一日も早くと言ったって、もうずっと放置してきたんですよ、結局。一月に国会に提出をして今に至るまで放置されたものを、何であと十日ぐらいのものは待てないのかと、その合理的な説明がないでしょうということを言っているんです。どうですか。
○水野賢一君 付託は議運で行うかもしれませんけれども、あなた法案提出者なんですよ。付託をするとかなんとかという以前に、提出者として、誰かが提出してきた法案を衆議院の環境委員会に付託したんじゃなくて、あなたが提出者なんですよ。今の答弁おかしくないですか。提出者たる者が何で十日ぐらい...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、その論法でいくと、参議院の審議日程を考えていただいて出していただいたタイミングにはとても思えないタイミングで出てきたんだけれども、それはともかくとして、二十一日、延長されるかもしれませんよね。これは私が決めるんじゃないから分かりませんけれども。  延長された...全文を見る
○水野賢一君 これは、附則第五条で、さっき谷岡議員もここを指摘していらっしゃいましたけど、法施行後三年以内に、幾つかのものを検討して、要するに見直し条項みたいなのがありますよね。ここには、国会事故調が提出する報告書の内容ということは一応書いてあるんですけど、政府事故調の報告書とか...全文を見る
○水野賢一君 政府事故調は報告書、中間報告ですけど出していますけど、提出者は見ていますか。
○水野賢一君 実際に提出する前に詳しく見ていない人が、今後本格的な報告書が出たときにそれも参考にすると言っても余り当てにならないような気がいたしますけれども。  そもそも、だから今の安全委員会とか今の保安院に問題があると思うから、これ変えるわけでしょう。今の安全委員会、保安院、...全文を見る
○水野賢一君 どうも議論がかみ合わないと思いますけれども。  これちょっと話進めますけど、情報公開の話を聞きたいんですけど、さっきの法案の趣旨説明、この中でも、第四にという中で、原子力規制委員会は、保有する情報の公開を徹底することにより、透明性を確保するとかと書いてありますよね...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、情報公開法の対象になるということは、要するに、元々情報公開法というのは、基本的に政府が持っているデータは原則的に公開しなきゃいけないわけです。まあ不開示の部分もありますよ、黒塗りの部分になる部分はあるかもしれないけど。要するに、元々情報は公開法の対象なん...全文を見る
○水野賢一君 同じじゃあえて書く必要もないじゃないですか。普通の、わざわざ特出しして書いているということは、一般の情報公開の場合よりも情報公開のレベルが高くなるということでしょう。違いますか。
○水野賢一君 いや、そんなものは一般として、別にこれ書いてなくたって、一般に政府の持っているデータは情報公開法の対象なんだから開示しなきゃいけないんですよ、開示請求があれば。それを、一般には不開示要件として、じゃ六類型あるんですよね、六つぐらい、個人情報とかなんとかだったら公開し...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと答弁。
○水野賢一君 いや、だから、それは政府の持っているデータというのは、わざわざこの法律に、ここに書かなくたって情報公開法の対象になるわけだけど、じゃ、普通の情報公開法だと、六類型、個人情報とか法人の何とかとかという、そういうのは非開示要件になっているんですけど、同じように非開示にさ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、これは原子力規制委員会は情報公開法の対象なんでしょうけど、当然、その事務局的な補佐を担うのか、原子力規制庁がありますよね。こちらも対象になると理解していいですね。
○水野賢一君 ちょっとこれ、聞かなきゃいけないことがたくさんあるのであれなんですけど、じゃ、ちょっとノーリターンルールについて伺いたいと思うんですが、先ほども議論がちょっとありましたけれども、ノーリターンルールで、これはあれですね、法文でいうとこれは附則の六条になるんですかね。要...全文を見る
○水野賢一君 法案の提案者が原則的に答えてもらいたいと思いますけれども。  これはあれですか、じゃ、経済産業省だとした場合に、経済産業省、さっきもちょっとその議論ありました。経済産業省のエネ庁に戻るのは駄目というのは当然分かりますけれども、例えば中小企業庁とか貿易の担当とか、こ...全文を見る
○水野賢一君 まあ枝野さん、じゃ。
○水野賢一君 これは枝野大臣が答えていただきましたけれども、これは一応議員立法だから、生方さん、それでいいですね。
○水野賢一君 これで、情報公開の話にちょっと戻っちゃって申し訳ないけど、これ基本的には、抽象論だと分からないんですよ。というのは、抽象的な情報公開なんということは今までだって言われていたんですよ。原子力三原則というのを提出者は知っていますか。  原子力基本法第二条に出てくる言葉...全文を見る
○水野賢一君 だから、そこら辺のイメージが、あしたも審議ありますから、あしたまでに考えておいて、より具体的に答えをまとめていただければというふうに思いますけれども、お約束をお願いします。
○水野賢一君 再稼働の話についてちょっとお伺いしたいんですけど、これは政府でいいんですけど、ちょっと本質的な問題じゃないのかもしれないけど、枝野大臣にお伺いしますけど、再稼働って一般に言いますよね。それに対して、野田総理の発言聞いていると再起動というふうに、大飯原発の話なんかでも...全文を見る
○水野賢一君 これ、今大臣からおっしゃられたように、最終的に定期検査終了証を出すわけですよね。これは今は経済産業省が出すわけですけれども、これは法案通ると、提案者、これはどこが出すんですか。
○水野賢一君 そのことは法文上はどこで読むんでしょうか。
○水野賢一君 ちょっとここら辺はまたあした以降も議論をさせていただければと思いますけれども、今までこの再稼働に関してストレステストというのが話題になっていて、ストレステストは法的根拠がないということで、法的根拠のないストレステストを強制するのかとか、いや、それが必要だとかいろんな...全文を見る
○水野賢一君 これ、提案者が提案するときには、ストレステストは、あれだけ法的根拠がないストレステストは何だという議論があった中で、これを、法的根拠をストレステストに置くべきじゃないかというそういう議論は、これは別に代理の人を含めてもいいですけど、そういう議論、誰かなかったんですか...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので今日はこのぐらいにいたしますけれども、残余のまだまだ詰めなきゃいけないことたくさんありますので、あしたもまた続いて質問をさせていただきます。よろしくお願いします。  以上です。
06月19日第180回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  今度できる原子力規制委員会は非常に独立性の高い委員会になるわけですよね。だからこそ、昨日からの質疑の中でも、それに対して、独立性が高過ぎて暴走しちゃうんじゃないかという議論がある一方で、まだまだ独立性不十分じゃないかという声もあるわけ...全文を見る
○水野賢一君 結局、だから政府が作るわけですよね。つまり、これは政府が作るわけだけれども、政府が勝手に今から作っちゃ困るわけであって、そうすると、じゃ、細野さんでいいですけれども、細野大臣、このガイドラインというのはどういうようなものになりそうなのかということは、政府が作るわけで...全文を見る
○水野賢一君 しかし、早急に作るという中で、政府が作るときに、これ自体議員立法なわけですから、立法者の意思というものがある程度反映していてもらわなきゃ困るわけであって。これ、そもそもそんなガイドライン作るなんということを法文上どこか規定されているんですか。これは提案者に聞きたいで...全文を見る
○水野賢一君 要は、今答弁にあったように、明文的にそんなガイドラインを作るなんという規定はないわけですよね。法案にないものを後から政府が勝手な基準で作られちゃ困るというふうに思いますけど。  じゃ、提案者に聞きたいですけど、そのガイドラインのラインというのはどの程度になるのか、...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  それで、一方で、この法案の九条には原子力規制委員会の委員が罷免される場合も書いてありますよね。これは要するに、職務の義務違反とか心身の故障のためというようなときは、これは国会同意人事だから、国会で一回同意したものは国会の了承も得た上で罷免というふ...全文を見る
○水野賢一君 だから、今までの質疑からすると、例えば、当然、委員が、規制委員がですよ、東京電力の顧問みたいなことになって顧問料をもらうみたいになったら欠格事由に該当すると思いますよね、普通、どう見ても。そうすると、そういうときは国会の承認とかを得ずもう即罷免できるという、そういう...全文を見る
○水野賢一君 いや、それ、ちょっと細かい話で申し訳ないけれども、今、近藤さんは九条二項の方の、つまり両議院の同意を得て罷免という方で読んだけれども、欠格事由に該当したんだから、一項の方の同意人事になくても罷免できるんじゃないですか、どうなんですか。
○水野賢一君 ちょっと、余り細かい話なので、後でまた整理させていただければと思いますが、あしたも質疑ありますからあしたも伺いますが、要は何を言いたいかというと、これだけ原子力村との関係を絶たなきゃいけないという話をしている中で、今まで絶てていなかったということがあって、それが今も...全文を見る
○水野賢一君 だから、私も、最初に同意人事等々あった中で私自身も不明を恥じなきゃいけないというふうに思いますけれども、大臣も、ですからこの質疑なんかの前のときには尾本さんが東電から顧問料をもらっていたということまでは知らなかったという話ですけれども、知った以上、やっぱりそれは原子...全文を見る
○水野賢一君 要するに、私もさっき申し上げたように、まさか現職の原子力委員が同時に東電から毎月毎月顧問料を受け取っていたなんてことは夢にも思っていなかったわけであって、それは多くの人はそうだと思いますよ。  そのときに、だけどそういう例があって、本人が認めているわけだから、もし...全文を見る
○水野賢一君 それで私は別に満足しているわけじゃないけれども、一歩ずつ前進させてもらいたいというふうに思いますが。  そもそも、尾本さん、あなたがまず自発的に、どれだけの期間、毎月幾らもらっていたのか、それ自発的に公表してくださいよ。どうですか。
○水野賢一君 非常識極まりないとしか言いようがないですわね、これは。もう理解に苦しむんだけれども。  じゃ、あなたは原子力委員会の委員と東京電力の顧問を並立していたわけですよね、この二年ぐらい。その間、これは金もらっていたんだから、東京電力のために働いていたんですか。
○水野賢一君 顧問になった時期と原子力委員になった時期、就任した時期に数か月ずれがあるのは知っています。だけれども、両方同時並行的に顧問でありなおかつ原子力委員であるという時期は何年間かあるんですよ、現実に。今、話があったけれども、じゃ、金はもらっていたけれども、別に東電のために...全文を見る
○水野賢一君 東電のためにアドバイスをちょっとする程度の、そんな本格的に働いたわけでもない人間に金を払うぐらいならば、東京電力はそのお金というのは賠償に回すとか、若しくは電気料金を上げるのを抑制するとか、そういうようなことに本来使うべきであって、枝野大臣、これ、東京電力は電気料金...全文を見る
○水野賢一君 要は、今まで総括原価方式で、人件費なんかだって結局最終的にコストカットをしなきゃいけないというインセンティブ、東京電力になかったわけだから、だからこういうような無駄金をこういうような顧問に、もしかすると尾本氏の説明と違って、これは原子力委員会でちゃんと東電の利益を図...全文を見る
○水野賢一君 法文上はどこで読むんでしょうか。
○水野賢一君 それじゃ、情報公開の話についてもちょっと伺いたいと思うんですが、情報公開、昨日の話を聞いていると、どうも生方さんの話は、開示に対しての情報公開のレベルの話じゃなくて、ホームページなんかで積極的に公表するということに力点を置いて情報公開のことを言っていらっしゃると思う...全文を見る
○水野賢一君 それは別に大いに結構なことなんですけれども、じゃ、この二十五条で言っているのは、情報公開請求があったときの、そのときに対して普通の場合よりもより公表の度合いを高めるという、そういうことは意味していないんですか。
○水野賢一君 いや、昨日の答弁で、情報開示請求があったときも一般の場合よりは公開のレベルを高めるのが当然だとあなたはおっしゃっているんですよ。それは撤回するんですか、昨日の答弁は。
○水野賢一君 いや、確かにそれは公開できないものというのはあるんだろうけれども、情報公開法では、国の安全、まあ国家機密みたいなものとか六類型不開示要件というのがあるんですよ。何も国の安全だけじゃないんですよ、いろんな類型があるんですから。そういうような、じゃ、国の安全以外のことに...全文を見る
○水野賢一君 いや、それじゃ一般論過ぎて全然分からないんであって、どのぐらいふだんのものより公開のレベルが上がるかということを今日までにしっかりと精査して答弁すると、あなた昨日言ったんじゃないですか。
○水野賢一君 提案者として、法案提案者なんだから、そういう情報公開の規定をしつこいぐらい書いてあるんだから。書いてあるだけじゃ意味がないというのは昨日言ったでしょう。原子力基本法にも公開の原則があるんだけれども、公開されていなかったんだから、もっとだから具体的な、どのぐらい公開す...全文を見る
○水野賢一君 そのガイドラインを定めるとどこに書いてあるんですか、法文の。
○水野賢一君 ここちょっと納得していないんで、後でまたここはやりますけどね。  そもそも、じゃ、情報公開というなら、僕はちょっとさっき非常に疑問に思ったのは、加藤先生の質問の中で、加藤先生の質問というのは、基本的に廃炉の話、四十年廃炉というのは自民党が強く主張していたんじゃない...全文を見る
○水野賢一君 要は、記者発表をしたとかなんとかという以前に、要するに僕が聞きたいのは、そのときのメモとかいろんなものが、議事に関するメモとかが残っているのがあれば、それは記者発表とかなんとかだけじゃなくて、きちんと公表できるものは公表すべきじゃないですかと、そういう意味です。持っ...全文を見る
○水野賢一君 それが非公開なんですよ。  これはまた後でやりますけれども、そもそもこれだけ公開、公開と言っていながら、結局、非公開の密室でやって、それがおかしいと言っているんですよ。  ここは後で、午後も質疑をさせていただきたいというふうに思いますけれども、じゃ、午前中の質疑...全文を見る
○水野賢一君 午前中に引き続きまして、みんなの党の水野賢一でございます。  午前中の積み残しの情報公開の話も後ほど聞かせてもらえればと思いますが、ちょっとノーリターンルールのところについて先に伺いたいと思うんですが、これ、ノーリターンルールについては附則の第六条のところにいろい...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、二省プラスアルファはあるかもしれないけれども、そのプラスアルファはあるかもしれないけれども、その二省であって、その二省のこの部局は違うんだからここは戻っていいんだということは、つまり二省の中でも更にそこから一部が減るということは、これはないわけですよね。
○水野賢一君 そうすると、例えば文部科学省だったら、文部科学省の中の、例えば初等中等教育局は余り関係ないから、そこには戻っていいという、そういうことになるんですか。
○水野賢一君 いや、要するに、これは、別に私は、それはいろんな意見はあると思いますよ。ただ、作るときに明確にしておかなきゃいけないのであって、なぜ僕が言っているかというと、枝野大臣の昨日の御答弁だと、私はこういうふうに聞いているんですよね。経済産業省のエネ庁に戻るのは駄目というこ...全文を見る
○水野賢一君 細野さんとも思えないような答弁で、要するに、文科省は旧文部省と旧科学技術庁があるから、そもそもそういう縦割りをやめるために一緒の省にしたのに、これは旧文部省系だからいいんだみたいな、そういう訳の分からない答弁だと思いますけれども、これ、生方委員長、解釈、明らかに後で...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。経産省は分かったけど、じゃ、何で文部科学省は、文部科学省は違う余地があるということですか。
○水野賢一君 同じ原子力推進官庁で、なぜ経済産業省と文部科学省だと。つまり、経済産業省には非常に厳格なノーリターンルールが適用されるけど、文部科学省はそうじゃないという含みを残していらっしゃるけど、これはなぜなんですか。
○水野賢一君 じゃ、文部科学省の方は、これは具体的に明示してもらわないと後で混乱しますから、何局はよくて何局は駄目なんですか。明示してください。
○水野賢一君 今日の答弁にとって重要なところですから、つまり、今の話を聞いていると、経済産業省は厳格にノーリターンルールが適用されるけど、文部科学省については、多分常識的に考えて研究開発局は戻れないんでしょう、というふうに思いますよ。でも、初等中等教育局はいいみたいな印象がありま...全文を見る
○水野賢一君 いつまでにですか。
○水野賢一君 私たちは徹底審議を求めていますので、別にあしたの採決とかということを前提としていませんので、別にあしたじゃなくてあさってとか、ずっと後でも結構でございますけれども。  役所へのノーリターンは話は分かったんですけれども、分かったというか、納得はしていないですけれども...全文を見る
○水野賢一君 枝野大臣に伺いますけれども、運用上、法律上はどうも規制がないみたいですけれども、そこら辺はちょっと重大な関心を持って見る必要はあるかと思いますけれども、大臣、いかがでしょうか。
○水野賢一君 そうすると、今大臣が、大臣は法案提出者じゃないから、法案提出者に伺いますけれども、独立行政法人はちょっと難しいんじゃないか、普通に考えればということだと思いますが、提案者、それでよろしいでしょうか。
○水野賢一君 次の質問に入りたいと思いますが、四十年廃炉の話というのが話題になりますけれども、これまず法案提出者に聞きたいのは、四十年の理由、伺いたいと思います。何で四十年なのかという根拠を法案提出者に。
○水野賢一君 そうすると、今の話は、委員会が今後専門家としての見地から四十年というのを例えば六十年というふうに延ばすということもあり得るかもしれないし、二十年ということにすることもあるかもしれないしという、そういうニュートラルな、法文上はニュートラルだという、そういう理解でよろし...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、出てくる疑問は、これ例えば委員会が二十年で廃炉にすべきだという結論を仮に出したとしますね、仮定の話ですよ。そのときに、政治的に、二十年じゃ厳し過ぎるといって四十年にそれを政治的に延ばすのがまずいというのは、それは分かるんですよ。だから、そういうことは認め...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、そこは余り納得し難いところがあるんですけれどもね。つまり、政治的に緩くしちゃまずいというのは、これは分かりますよ。安全の専門家のことと関係なく政治的に緩くするという、これはまずいというのは分かるけど、政治的に、国民世論とかいろんなことを勘案して、各国の状...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、だから規制委員会がこの辺についてルールを決めていくわけですよね。  そうすると、例えば十三か月で定期検査なんというのは早過ぎるという議論、これ元々あったんですよ、そういう議論は。十八か月ぐらいにすべきだという議論があったんですよ。こういうようなことも、...全文を見る
○水野賢一君 これは、だから独立性との関係だというふうに思いますけど、私、ちょっとそれは解釈が違うんだと思うんですよね。安全を政治的に、恣意的に、エネルギー需給のことが大切だとかという論理で政治的に安全を脅かして緩和するということは、それはあっていけないけど、政治的に厳しくすると...全文を見る
○水野賢一君 今、大臣からも立法者の意思が重いという話がありましたけれども、じゃ、立法者代表の生方委員長にお伺いしますけれども、そうすると、基本的には四十年を緩和するようなことって、まあそれは専門家が決めることですよ、専門家の技術的な専門性で決めることだけれども、四十年緩和という...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  次の質問に入っていきたいと思いますけれども、バックフィットの話をお伺いをいたします。  これは、バックフィットについては、このペーパーでいくと百一ページのところだと思うんですが、この第四十三条の三の二十三というところでいろいろと規定されていると...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、ハード面だけじゃなくて、運用というか、シビアアクシデントの対応とかそういうようなことについてもバックフィットの考え方は適用されると理解しましたけれども。  次に伺いたいのは、特別会計が、今度原子力安全規制対策という新しい特別会計に、勘定というか、そうい...全文を見る
○水野賢一君 電源開発促進勘定というのは今は何省が所管していますか。
○水野賢一君 要するに、さっきおっしゃった原子力推進官庁が所管している特会なわけですよね。これ、独立性、独立性とさっきから独立性の話をずっと延々と言っていながら、何でこの特会は、まさに経産省と文科省が所管している特会のところにこの安全規制対策を置くんですか。
○水野賢一君 そんな理屈が通用したら、そんな理屈が通用したら規制委員会だってそこに置けばいいという話になっちゃうじゃないですか。それは合理的な理由がないと思いますけれども、再答弁をお願いします。  いや、これは提案者に。だって、法案なんですから。法案の提案者が答弁してください。
○水野賢一君 いや、それは分かったんですけれども、つまり、区分経理をして、それ自体ちょっと僕は、何で特会を新たにぼこぼこつくるんだという議論はあると思うんだけれども、それ以前に、必要な予算があれば一般会計で対処すればいいじゃないかという議論は当然あり得ますよ。だけれども、それもあ...全文を見る
○水野賢一君 独立性が確保されるって、二つの省が所管しているその特会において何で独立性が確保できると言えるんですか。それは何か矛盾でしょう。
○水野賢一君 いや、今までより改善したということは、それはそのとおりだと思います。今までは、つまり、保安院がこの特会の予算も出していたんですかね。これは論外と言うべきであって、今までが論外だったんであって、今回、何でこの二省が、しかも原子力推進省庁だとさっき自らが言っている、提案...全文を見る
○水野賢一君 もう一度答弁してください。全然納得できない。
○水野賢一君 これ、この新しい対策の財源は何ですか。
○水野賢一君 これ、この対策に直入するんですか。電促税というのは、基本的に今までこういういろんな勘定に直入をしていたと思いますけれども。
○水野賢一君 さっきの話に戻りますけれども、これ何で推進省庁のところにある特会に規制のための予算が付くのかというのが全然答えとして、今までより改善したということは分かるけれども、何でそうなっているんですか、委員長。
○水野賢一君 何か分かったような分からないようななんですが、ちょっと質問の趣旨を変えますけど、じゃ、今までこれ、電源開発勘定は経産省と文科省の共管だったわけですよね。これに共管する役所も、環境省も加わるということなんですか。そういう意味なんですか。それとも今までのままなわけですか...全文を見る
○水野賢一君 それだったら、ますます、何でその二つの役所のままなのかということなんですけど、これ全然理解できないんですけど、さっきからの答弁が。どうですか。
○水野賢一君 これ、細野大臣のおっしゃっているのは、前の仕組みよりはよくなっているということは、それは理解しますよ。だけど、やはり筋として、要するに不十分じゃないかというふうに言っているし、それに対しての、さっきから、独立した組織にするんだということをずっと言っているのに、ここは...全文を見る
○水野賢一君 午前中、加藤先生が、国会事故調の結果を受けた形で各党協議を今後したらどうだろうかという提案とかありましたよね。そのときに、大谷提案者代理だったか誰だったかちょっと忘れましたけど、こういうものも見える形で検討をしっかりしていくとかなんとかとおっしゃっていたと思うんです...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、役所の中にも、そのときのいろんな役所として大臣に上げるときの報告書みたいないろんなペーパーが残っている可能性は十分あるわけですよね。そういうようなものは、役所が私的なメモじゃなくてちゃんと行政文書として作っているものは情報公開法の対象になるでしょうから、...全文を見る
○水野賢一君 結局、だから、公開は持っているものでもなかなか公開しないという話になってくるわけだろうけれども、要はそこが問題だと。これだけ情報公開とか透明性とか口では言うんですよ。これ過去に原子力について、口では安全を前提とした原子力の推進とかと昔から言っていたんですよ。口で言っ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、要するに、電力は足りるけれども、それでも原発はほかの必要性があれば再稼働するということは今は大臣としても容認するという、そういう理解でよろしいですか。
○水野賢一君 ちょっと残念な答弁のような気がしますが。  これ確認ですけれども、さっきの四十年の廃炉の話で、老朽化原発で、今もう四十年過ぎている原発というのは敦賀の一号とか美浜の一号とかありますよね。これは、この規制委員会ができた後は、規制委員会が判断して、その時点で例えば稼働...全文を見る
○水野賢一君 いや、要は何を言いたいかというと、今三十八年とかの、それが規制委員会ができたとき四十年になったものが、規制委員会が判断するだけじゃなくて、つまり四十年になって、今の時点では動いて四十年超えていますというものも規制委員会が判断する対象にはなるということですよね。確認で...全文を見る
○水野賢一君 最後に、これはちょっと政治的な話ですけれども、細野大臣とかからも答弁しにくいかもしれないけれども、要するに、今、国ではこの規制委員会をつくるときもこうやっていろいろ議論して、いかに原子力村の影響を受けないようにしようとか、いろんなことを議論していますよね。ところが、...全文を見る
○水野賢一君 確かに、これは地域のことに関してどこまで口を出すかというのはなかなか難しい問題だとは思いますけれども、私もこの政治の中にいても、これは例えば、ちょっと例えが変かもしれないけれども、我が党はちょっと小さい党だからあれですけれども、例えば党改革とかいうふうにいって党の本...全文を見る
06月20日第180回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず、ノーリターンルールの部分からちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、今、加藤先生の質問の中でもありましたけれども、ノーリターンルールというのは、これは原子力規制庁の職員がノーリターンルールなんですよね。逆に言うと、委員若しくは...全文を見る
○水野賢一君 法的に何がないですか。 〔衆議院議員大谷信盛君「不備があるとは理解しておりません」と述ぶ〕
○水野賢一君 いや、要するに、委員や委員長はその後、その後ですよ、退職後にそういう関係のところにお世話になることが、原子力村とかそういう関係のところにお世話になることは禁止されていないということへの問題意識が欠けているんではないかということをまず指摘をさせてもらいたいと思いますが...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、ワンクッション置こうがツークッション置こうが、戻れないものは戻れないということですよね。
○水野賢一君 法文に書き込んでいないというところに問題があるんだと思いますけど、そういうような答弁で立法者の意思は分かりました。    〔委員長退席、理事北川イッセイ君着席〕  これ、昨日の質疑で提案者の大谷さんが、ノーリターンルールについて、文部科学省については非常に曖昧だ...全文を見る
○水野賢一君 まあ苦しい答弁だと思いますけど、要は詰まっていないということなんですよ。それだけ、だからこそもっと徹底的な審議が必要だというふうに思いますが。  次の質問に進みますけど、大臣、原子力規制委員会が、この法案が成立をすると、私たちは採決反対だけれども、成立すると規制委...全文を見る
○水野賢一君 この規制委員の方々というのは、先ほど来もあるように、いわゆる原子力村の人たちをそのまま、少なくとも規制機関の方ですからね、規制機関に原子力村の人たちを入れるわけにはいかないというのはこれは当然のことであって、そういうような規定がいろいろと入っているんですね。今までの...全文を見る
○水野賢一君 要するに、東電の役員とかになっちゃったら、もう即罷免、これは分かるんですよ、これは法律を読めば自然にそう読めるんですが。  じゃ、役員とかではないけど、尾本さんのようなケース、百万円ぐらい、これは推定額ですけれども、毎月毎月東電からもらうようになっちゃった場合、委...全文を見る
○水野賢一君 いや、その論理はこれはむちゃくちゃな論理であって、この話というのは九条一項の話だけじゃなくて、七条の、細かい話ですけど、要するに、端的に言えば、どういう人間を国会に提示できるんだという話にかかわってくるわけですよ。今のその論理が、それは七条に援用される話だから。 ...全文を見る
○水野賢一君 それは、なった後も報酬を受け続けるということだと、確かに許可は、内閣総理大臣の許可が必要なんですよ、十一条ですね。  だけれども、じゃ、あれですよ、それは就任した後も百万円を受け取り続けるというんだと確かに許可は必要なんだけど、就任前に、じゃ先月までは百万円毎月顧...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、そういう人間を提示してきても、普通の感覚の人たちが国会議員になっていれば、それは国会で同意はされないと思いますよ。だけれども、論理的には、法文上の話を言えば、そういう人間を、つまり、顧問料、純粋な顧問料としてですよ、役員とかじゃなくて、純粋な顧問料とし...全文を見る
○水野賢一君 いや、今法文の話をしているわけだから、実態としてそんな人間をまさか提示してくるとはなかなか思わないし、提示してきてもそれが同意されるとは思いませんよ。  しかし、法文上、つまり、これだけそういう原子力村の人たちを入れないようにいろいろ配慮しているんですとかと言って...全文を見る
○水野賢一君 これ、原子力委員会の改革も今後議論になる必要があると思うんですよ。昨日もこの委員会でも複数の委員からその話がありましたが、じゃ、ちょっと大臣、原子力委員会の今の方々、五名の任期というのはいつ切れるのかを教えていただきたいというふうに思います。最初は十二月だと思います...全文を見る
○水野賢一君 要は、今年の十二月と来年の一月で五人の委員が全員替わるわけですよ。逆に言うと、これ、独立性のある程度ある機関ですからね、その機を逃しちゃうと、また三年間とんでもない人間が原子力委員になっても、これは国会で同意したんだからといってアンタッチャブルの世界になっちゃう可能...全文を見る
○水野賢一君 今の大臣の答弁の中で、原子力政策大綱は今の委員で作っていくんだという部分は、尾本氏に関しては私は全然納得していませんけれども、じゃ、早く原子力委員会改革というか、そこの基準みたいなのを作っていかなきゃいけないという思いは共有してもらえると思うんですけど、その新しく原...全文を見る
○水野賢一君 もう簡単に答えていただければ結構なんですけど、そうすると、詳細は別として、尾本さんのような方を再び提示するという、これだけは絶対ないということですね。
○水野賢一君 これだけ尾本さんに、焦点の方にお聞きしますけれども、再度確認だけさせていただきたいと思います。  あなたのおっしゃっていることは、要は原子力委員は辞めないと、任期満了まで。ということと、もう一つは、この顧問料は返還しないと。そして三つ目、幾らもらっていたかは明らか...全文を見る
○水野賢一君 これを厚顔無恥というのか、鉄面皮というのか、これが原子力村の実態だと思うと、唖然としますよ、本当に。こんな方がこの原子力政策大綱を作るということに対して私は強く異議を申し立てたいというふうに思いますし、あなたについては、在職し続ける限り、絶対に追及し続ける、辞めるま...全文を見る
○水野賢一君 その国会事故調については、私たちは一貫して申し上げてきたのは、国会事故調は間もなくその調査結果を公表するわけですから、それの中に、しかもそれは事故原因の調査のことも当然含まれているけど、それのみならず、新たな行政組織に対する提言ということもこれ含まれているわけですか...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  ただいま議題になりました衆議院環境委員長提案の原子力規制委員会設置法案に反対の討論をいたします。  まず、指摘しなければいけないのは、法案審議の手続の大きな問題点です。  本法案が起草され、国会に提出をされたのが先週の金曜日、六月...全文を見る
06月20日第180回国会 参議院 本会議 第17号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  ただいま委員長から報告がありました原子力規制委員会設置法案について、反対の討論をいたします。  まず申し上げなければいけないのは、国会原発事故調査委員会の報告書が間もなく衆参両院議長に提出されるということです。  昨年十二月に発足...全文を見る
07月10日第180回国会 参議院 予算委員会 第22号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  原子力政策についてお伺いをいたします。  日本の原子力政策の根本的な方針を定める原子力政策大綱というのがありますけれども、現在の大綱は七年前に策定をされていますが、今これを改定する動きになっていますよね。新しい大綱はいつごろ策定され...全文を見る
○水野賢一君 この大綱を策定するのは内閣府の原子力委員会ですけれども、この原子力委員会というのは何名で構成されているんでしょうか。
○水野賢一君 細野大臣、この極めて重要な原子力委員会、大綱を策定する原子力委員会の五名の委員のうちに、ごく最近まで、具体的に言うと今年の三月まで東京電力から顧問料という名目で東電マネーを受けていた人がいるという、この事実は御存じですか。
○水野賢一君 具体的に誰ですか。
○水野賢一君 今、電力会社との癒着とかがこれだけ問題になっている中、東電マネーを今年の三月、つまり震災以降一年間も平然と受け取っていた人がこの我が国の五人しかいない原子力政策を決めるトップの委員にいるということ、大臣、これ望ましいことだと思いますか。
○水野賢一君 今の大臣の発言聞いていると、まあちょっと問題あるかもしれないけれども、既に承認されてしまっているものだからいかんともし難いというようなトーンにも取れるんですがね、今後はしっかりやりますというようなトーンに取れるんだけれども、これ、大臣、望ましいと思う状況なのか。そう...全文を見る
○水野賢一君 それじゃ、この原発事故から一年間も平然と東電マネーを受け取っていた原子力委員の尾本さん、今日来ていただいていますけれども、あなた、毎月幾らもらっていたんですか。
○水野賢一君 ばかなことを言いなさんなよ。東京電力も、そんなところにまく金があるぐらいだったら、賠償の足しにしたり、電気料金の値上げを抑制したりすべきだと思いますけれども。尾本さんね、あなたがこれまでに言っていることは、金はもらったことは認めているんですよ。しかし、幾らなのかとい...全文を見る
○水野賢一君 あなたね、この恥知らずな答弁、今言いましたけれども、じゃ、改めて聞きます。原子力委員を辞任すべきだというふうに私は思いますけれども、あなたは辞任するつもりないんですか。    〔理事川上義博君退席、委員長着席〕
○水野賢一君 原子力事故の後も、以前ならばいざ知らず、事故の後も東電マネーをもらいながら同時に原子力委員を務めていて、あなた、良心の呵責を感じないの。
○水野賢一君 じくじたる思いがあるなら返金しなさいよ。  総理、これが原子力村の実態ですよ、この恥知らずな。これ総理、辞めないというふうに尾本さん言っていますけれども、総理は罷免できるんですよ。罷免ができるのは総理大臣だけです。原子力委員会設置法第七条で罷免をするつもりはありま...全文を見る
○水野賢一君 その法律解釈自体がおかしいと思いますけれども、民主党政権、これまで法律に基づかないこともいろいろやっているんです。じゃ、法律でそこで読めなくても、辞めるように勧告したり要請したりすることはできませんか。  総理ですよ、総理。総理に聞いているんですよ、総理。
○水野賢一君 全く腰が引けていると思いますが、細野大臣、大臣は原子力委員会の事務局に電力会社とかプラントメーカーの人が出向が多過ぎるって問題視していますよね。これ、どのぐらいいるんですか。
○水野賢一君 これ、大臣は問題視して帰ってもらうことにしたんでしょうけれども、何で、どこが問題なんでしょうか。
○水野賢一君 いや、まさにそうですよ。事務局にいても国民から疑念を持たれる。事務局でもそうなのに、トップの委員の五人の中にいるんですよ。これ、一人は明らかに判明しましたが、そうすると、残りの四人の委員も電力会社から資金提供を受けているかどうかとかということはちゃんと調べましたか。
○水野賢一君 総理、今問題になっているのは、直接例えばお金をもらっていなくても、学者だったら研究室に寄附を受けているとか、若しくは教え子たちが就職とかで電力会社が面倒を見るとか、そういうようなことが今問題になっているときに、直接お金を、東電マネーを受け取っている人が原子力委員にい...全文を見る
○水野賢一君 理解に苦しみますけれども、枝野大臣に伺います。  東京電力は、昨年の三月十一日以降、顧問に対しては一月平均九十万円、総額一億五千六百万円だと、そのお金を払ったと公表していますが、個々人については詳しく発表していませんよね。これ、情報開示すべきじゃないですか。
○水野賢一君 いや、この問題を何で聞くかというと、同じことが繰り返されるからなんですよね。今までの保安院とか安全委員会じゃ駄目だということで、今度、九月にも原子力規制委員会が発足するわけですが、この規制委員会も五名で構成されるんですけれども、任命のガイドラインというのが先週発表さ...全文を見る
○水野賢一君 公務員の倫理規程の話を言いましたけれども、一般の公務員の話と一緒にしてどうするんですか。事は原子力の安全の話ですよ。  じゃ、四年前まで東電の役員だった人は原子力規制委員になれるんですか。
○水野賢一君 いや、大臣が考えているかどうかじゃなくて、四年前まで役員だった人はなれるんですかと、このガイドライン上、それを聞いているんです。
○水野賢一君 これ、全く理解できませんよ。なぜならば、国会答弁と違うんですよ。法律は、今現在電力会社の役員の人は規制委員になれないと書いてあるんですね、まあ当たり前なんだけれども。  これは法律制定するときの国会答弁、具体的には六月十九日の環境委員会ですよ。法案の提出者は、現在...全文を見る
○水野賢一君 全然駄目ですよ。法案を審議するときだけ適当にもっともらしいことを答弁しておいて、成立したらその答弁を無視するというのはどういうことですか。今の答弁は全く納得できないです。これじゃ審議続けられませんよ。
○水野賢一君 いや、たった三週間前の答弁を平然と覆すようなガイドラインを作って理解できるわけないじゃないですか。ガイドラインを直してくださいよ。
○水野賢一君 いや、ガイドラインを、国会のときに言っていることと違うんだから、ガイドラインを直してくださいよ。
○水野賢一君 議員立法なんだから、その議員立法の提出者の答弁を尊重するのは当然でしょう。議員立法なんだから、その答弁を尊重してくださいよ、提案者の。閣法じゃないんですよ、これは。
○水野賢一君 全く理解できませんけれども、これ総理に伺いますが、国会の事故調査委員会が先週金曜日に報告書を提言しましたよね。ところが、その二週間前にこの原子力規制のための法案というのは成立しちゃったんですよね。成立したら、提言を受けたって、それを立法に生かすことができないじゃない...全文を見る
○水野賢一君 今、総理も重く受け止めてと言いましたけれども、これ細野さんに聞きますが、ノーリターンルール、これ、ノーリターンルールってどういうものか説明してください。
○水野賢一君 そのルールはなぜ必要なんでしょうか。
○水野賢一君 そうですよね。だから、独立性のために必要で、ところが法案では五年間猶予措置があるんですね。これ、国会事故調の報告書では当初より例外なくやれというふうに言っていますね。国会事故調の報告の方が当然のことだと思いますけれども、大臣、そう思いませんか。
○水野賢一君 そうした例外から骨抜き化されていくということを指摘したいと思いますが、これ、国会事故調の報告書は、その特徴は原発事故の地震原因説を否定できないというふうにしたことですよね。これ、安全基準の前提が、総理、変わる話ですよ。  再稼働の安全基準、この地震原因説を打ち出し...全文を見る
○水野賢一君 総理はこの再稼働の反対デモに対して大きい音と表現したそうですね。私は何もデモの人たちの言うことだけが国民の声だと言うつもりはありませんが、しかし、これを音と呼ぶ感覚がなじめないんですが、これはどういう意味なんでしょうか。
○水野賢一君 原発というのは、再稼働すれば、稼働すれば、安全に運転したとしても必ず高レベルの放射性廃棄物が出るんですよね。この処分の、最後は地面に埋めるんだけど、この地層処分のめどというか場所は今決まっていますか。
○水野賢一君 いや、まだ決まっていない、つまり処分のめどは立っていないんですよ。総理は消費税議論では次世代にツケを回さないというふうによくおっしゃるけれども、この再稼働に関しては、必ず放射性廃棄物は安全に操業していたって生まれるんですよ。こちらの方のツケは後世に残してよいというふ...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
07月26日第180回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  今日は、原子力規制委員会の人事を中心にお伺いをしたいというふうに思います。  六月下旬に原子力規制委員会設置法という法律が成立をしましたよね。私たちみんなの党は反対をしたんだけれども、極めて不十分な審議時間の中で成立をしてしまったん...全文を見る
○水野賢一君 先ほど議運の理事会なんかにも官房長官が来られて、そこでのお話だと、齋藤、長浜両副長官が事実確認をいろいろと、事前に情報を知り得る可能性のあった全ての者について調査したんだけれども、誰が報道機関に情報を漏らしたかという事実は確認できなかったということなんですがね。 ...全文を見る
○水野賢一君 この同意人事に関して、私も議運の理事であり、小さい政党ですけれども、みんなの党という政党の国対委員長をやっているんで、その立場から多少なりとも同意人事にかかわる立場なんで。事前に報道で、与野党で今回は俗に言う事前報道がそういった提示を受け付けないというルールの対象外...全文を見る
○水野賢一君 これはやっぱり法律の不備だと思うんですよね。なぜならば、だって今の、常勤だから同時にできないと言うんだったら、そんなことを言ったら電力会社の人だって同時にできないということになるわけだから、大臣の答弁はちょっとそこが弱いわけであって、これはやっぱりプラントメーカーな...全文を見る
○水野賢一君 それは大臣、ちょっと話を意図的にか分からないけれども混同しているところがあって、例えば、メーカーの技術者として二十年前にやっていたことがあるという人と四年前まで電力会社の役員だった人というのを、じゃ、一緒にしていいと思いますか。それはやっぱり違うんじゃないですか。
○水野賢一君 ところが、そうおっしゃるけれども、実は法案審議のときに、これは議員立法でしたからね、これは衆議院環境委員長提案の議員立法でしたが、その衆議院環境委員長並びに委員長代理は、法案審議の中で明確に過去も駄目なんだということを言っているんですよね、過去も準ずるとか、過去にい...全文を見る
○水野賢一君 お配りをさせていただいた資料が、「自己申告のお願い」というふうに書いてある資料ですけれども、その後、調査票がいろいろ書いてあるんですね。これが、政府が原子力規制委員に選ぼうとしている方々に対して、あなたは今までお金をもらっていませんかとか、そういうようなときに配った...全文を見る
○水野賢一君 いやいや、もっと前のことだって調べておいて、欠格事由に当たるかどうかは別として、やっぱり情報として知っておく必要はあるんじゃないかということですけれども、どうもかみ合わないんですが。  じゃ、聞きますけど、これ見ると、一枚目のところに、原子力事業者等というのは電力...全文を見る
○水野賢一君 なぜですか。
○水野賢一君 いやいや、だから、じゃ、現在、独法の日本原子力研究開発機構に所属している人がこの委員にはなれるんですか。これはなれないはずだと思いますよ。七条七項三号で見れば、これは原子炉とか持っているんですから、これはなれないですよね。確認です。
○水野賢一君 現在。
○水野賢一君 それはちょっと違うでしょう。というのは、日本原子力研究開発機構は明らかに原子力推進機関で、しかも更に言っちゃえば、今日四時半に提示をしてくる中には更田さんという人が入っているわけですよね。この人は昔いたんじゃないんですよ、今この時点も日本原子力研究開発機構にいるんで...全文を見る
○水野賢一君 とても納得できる話ではないし、ちょっと理解に苦しむんです。  ちょっと別の角度から聞きたいんですが、ノーリターンルールを国会事故調は即時に始めよと言っていますよね。法案はこれ五年の猶予を持っていますけれども、これ当然、国会事故調の報告が出たんだから、それで法改正す...全文を見る
○水野賢一君 いや、法律はこれ三年見直し規定なんですよね。三年以内見直し規定ですよね、正しくは。ところが、五年間猶予期間あるという、五年間、今猶予期間、ノーリターンルールの完全施行まであるわけですよね。三年間たってから法律見直して厳しくしたって、五分の三の時期は過ぎちゃっているん...全文を見る
○水野賢一君 まさに、だからこそ、国会事故調はそろそろ提言するんだから、それを受けて法改正をすべきだと言っていたのに、拙速に法改正をする方がこういう問題を、だから我々は言っていたんですから。  じゃ、お聞きしますけれども、これ、法案審議のときにこんな議論があったんですね。経済産...全文を見る
○水野賢一君 ノーリターンというときに、戻るのは経産省本体も駄目ということは決まっているんだけれども、その下にある独立行政法人なんかも、つまり日本原子力研究開発機構なんかも含めて、これもノーリターンの対象になると枝野さんが答弁していますけれども、これは何でですか。
○水野賢一君 要は、この独法にはノーリターンの対象になっているわけです、独法も。だから、独法にも戻っちゃいけないわけですよ。つまり、それは文部科学省と経済産業省の所管の独法だから、原子力推進機関だから駄目だということになっているんですよ。ところが、その独法から今度、今日提示をされ...全文を見る
○水野賢一君 大臣の答弁を聞いていますと、要するに、日本原子力研究開発機構というのは旧原研系と旧動燃系があるわけですよね。そのうち旧動燃系はつまり原子力村だから、悪いという言い方がいいかどうかは別として、そっちは問題だけれども、旧原研系はいいんだと、なぜそう言うかというと、原研系...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第23号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  ただいま議題になっております社会保障と税の一体改革特別委員会の中央公聴会について、反対の立場から意見を申し上げます。  この公聴会は、国会法五十一条二項に規定される公聴会、すなわち、総予算及び重要な歳入法案について採決前に必...全文を見る
08月01日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第24号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  田中さんは、以前、原子力委員会の委員長代理でしたね。原子力委員会というのは、推進派だけを集めた秘密会合を近藤委員長の下でも開いたりしているということが今問題になっているんですが、田中さんが委員長代理だったときに、こういう推進派だけを集...全文を見る
○水野賢一君 今、藤原理事の方からも報酬の話を、質問がありましたけれども、報酬をこの三年間で受け取っていたことは、電力関係者から、それは認められたようですが、ところが、田中参考人が政府の調査票に対して、この五枚のペーパーを私持っていますけれども、七月に答えているときには、この三年...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、今報道されている、三年間で二十九万二千円というのが最終的な回答ということだと思うんですが、この答えがもし違っていたりした場合は、これは後で、つまり、同意人事の後、仮に委員長とかになられた後に、実はもっとありましたなんというふうに言われても困るわけですので...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと最後のところがよく分からないんですが、要は、言っていたことと違うことが後で発覚した場合、もし委員長になっていた場合は辞職をされますかという質問です。
○水野賢一君 今問題になっているのはここ三年間の報酬なんですが、その三年より前のことというのも、もし記憶にあれば、これは国会の方に提示をされるというような、若しくは記者会見などで自ら明らかにされるような、そういう考えはありますか。
○水野賢一君 ちょっと視点の違う質問ですけれども、田中さんは原研労組の執行役員だったというお話ございますけれども、事実なのか。並びに、政党の党員などになっていたこと等はございますでしょうか。
○水野賢一君 後半は、政党の党員などになっていたことというのはございますかということです。
○水野賢一君 最後の質問にいたしますけれども、安全委員会の班目委員長は、原発再稼働に対して、ストレステストの一次評価だけじゃ不十分だと、二次評価もやるべきだというふうにおっしゃっていたんですけれども、田中参考人はこの再稼働に対して、ストレステストの二次評価も行うべきだというふうに...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず法案について伺いますけれども、元々家電リサイクル法というのがありましたよね。それによって、いわゆる家電四品目、例えば冷蔵庫とかエアコンとか、そういうようなものはリサイクル法の対象だったわけですし、さらにその後、乾燥機なども加わった...全文を見る
○水野賢一君 抜け落ちるものは何かということを聞いているんです。
○水野賢一君 簡潔に答えてもらって結構ですから。  それで、今回、産業廃棄物処理事業振興財団というのが債務保証を行うなどの重要な役割を担うんですが、この財団への環境省を始めとするいわゆる天下りなどの状況はどうなっていますか。
○水野賢一君 さて、ちょっと法案から離れますけれども、今極めて大きい問題になっている原子力規制委員会の人事等々について伺いたいんですが、先日、二十六日に政府は国会同意人事として五名の委員長、委員の人選を提示しましたよね。そのときには、この五名の方々は、少なくともこの三年間は、この...全文を見る
○水野賢一君 今長々といろいろお話しした上で何かおわびがありましたけど、要するに、この問題というのは、これ、まだ今の時点だから、国会で採決をする前だからまだいいですよ。だけど、これ国会で採決が終わっちゃったら、例えば同意をされた後に、実はこれだけのお金をもらっていたんですみたいな...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、そこで我々に判断材料として提示してきたものが後で違ったと、同意した後違ったと言われたって、同意した後だったら困っちゃうわけですから、そのときは、あと残る方法は、罷免はこの法律の九条に規定されているんだから、その手続に入りますかと聞いているんですよ。
○水野賢一君 要は、罷免に対してしない含みをかなり残していることが残念なんですけれどもね。ちょっと、じゃ、別の視点から聞きます。  大臣、この実は四名に対して資金提供があったという話は、国会に対して正式にしていないんですよね。実は、今日の二時に参議院でも議運が開かれて、官房副長...全文を見る
○水野賢一君 おわびが続いていますが、要するに、それだけ問題のある対応をしていらっしゃるということだというふうにしか言いようがないと思うんですよね。  そもそも、これ法律では、原子力規制委員会設置法では、委員は、今現在、原子力事業者、俗に言う原子力村にいる人たちがなることはでき...全文を見る
○水野賢一君 時間が来たので終了しますけれども、今大臣の御答弁というのは、過去に原子力村にいた人たちも駄目よという国会答弁は答弁で大切だと言っているんですね。ところが、一方で、その大臣が、過去というのは三年間に限定なんですというガイドラインを自ら出しているわけですよね。それで、そ...全文を見る
08月10日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第26号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  八月七日に、みんなの党を含む七党・会派が野田内閣総理大臣に対する問責決議案を提出いたしました。  そもそも、問責決議案は内閣不信任案と同様に全ての議案に先立って審議されるべきものです。しかも、今回の決議案は七党・会派から発議者、賛成...全文を見る
08月10日第180回国会 参議院 本会議 第23号
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○水野賢一君 平田健二参議院議長に対する不信任決議案を提出するに当たり、趣旨の説明をいたします。  先ほど議長が開会のベルを押した本日の本会議は、社会保障と税の一体改革に関する特別委員会で可決をされた八法案を緊急上程して採決をするためのものです。簡単に言えば、消費税増税法案など...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 環境委員会 第12号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  この動物愛護管理法の話になると、避けて通れない話というのは動物実験の話なわけですよね。今回の法改正の中では動物実験の問題については改正に触れられておりませんけれども、政府にお伺いしたいんですが、動物実験によって犠牲となっている動物の数...全文を見る
○水野賢一君 この動物実験に対して例えば規制を加えるという話になると、必ず出てくる問題が、それだと薬が作れなくなるとか、ライフサイエンスの研究に悪影響を及ぼすというような議論も一方で当然あるわけなんですよね。さはさりながら、だから、一足飛びに動物実験そのものに規制を加えていくとい...全文を見る
○水野賢一君 これ、こういう情報開示を求めるようにすると、事業者とかからは、いや、そういうことをするとこういう障害があるんですという声は必ず出てくるんですよね。  例えば、恐らく、これもし、何を何頭実験に使ったんだということを、その情報だけで、見る人が見ると何を研究しているかと...全文を見る
○水野賢一君 ですから、法制定のときなんかに、これはもう本当に致命的な、これが分かると大変なことになっちゃう、我が社は潰れちゃうとかと大騒ぎしているけど、実は何のことはなく、よく考えてみると、まあそれを公表されるのは気持ちはよくないかもしれないけど、そんなに致命的な、絶対的な企業...全文を見る
○水野賢一君 最後の質問にいたしますけれども、ちょっと法律から離れて恐縮なんですが、今大きい話題になっている原子力規制委員会ですね。これ、同意人事の提示を国会にしてきてもう一か月ぐらいがたつんですが、これは法律上、この附則二条で、国会がこの同意人事の提示をしてから十日以内に議決が...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
08月29日第180回国会 参議院 本会議 第25号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  ただいま議題となっております野田内閣総理大臣問責決議案について、賛成の立場から討論をいたします。  そもそも、野田内閣に限らず、鳩山内閣、菅内閣を含めて、民主党政権自体の正当性が問われているのです。  三年前の夏の総選挙の結果、平...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 議院運営委員会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  特例公債法案について、本会議での趣旨説明、質疑を省略して委員会付託することに反対の立場から意見表明をいたします。  私たちみんなの党は、ただいま議題となっている特例公債法案の内容には反対です。しかし、内容への賛否の立場を超えて、この...全文を見る