水野賢一

みずのけんいち



当選回数回

水野賢一の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第183回国会 参議院 本会議 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  みんなの党を代表して質問いたします。  召集日の所信表明演説で、総理は、経済再生や震災復興の重要性について強調していました。これらが極めて重要な課題だということについては何の異論もありません。しかし、その解決のための具体策にはほとん...全文を見る
02月06日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第5号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  委員長にお伺いをさせていただければというふうに思います。  夏ぐらいまでには新安全基準をお作りになられる方向だというふうに思いますけれども、今の所信の中でもありましたが、この新安全基準というのは、科学的、技術的な見地から安全面を確保...全文を見る
○水野賢一君 これまで、今の所信の中でも、日本の基準は、安全基準ですね、そういう基準が世界標準に比べて不十分だったという御指摘がありましたけれども、一方、審査の方ですね、安全の審査の方に関しても、最近、活断層などをめぐって、従来、これは活断層じゃないというふうにされていたものが活...全文を見る
○水野賢一君 いわゆる四十年ルールについてのことをお伺いをしたいと思うんですが、四十年ルールについての議論というのは大きく分けて二つあると思うんですね。  一つは、今の四十年というルールそのものを、例えば六十年に延ばそうとか三十年に短くしようとかという、こっちのルールそのものの...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、現行の四十年ルールの中では、個別の原子炉、発電所がこの延長という特例に当たるか当たらないかということの判断が、四十年を迎えたもので申請があればですね、事業者の方から申請があればそういう判断が出てくると思うんですが、これはどうなんでしょうか、委員長のイメー...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと話は飛んで、いわゆる職員のノーリターンルールについてお聞かせいただきたいというふうに思います。  これは、法律では、ノーリターンルールは原則なんだけれども、最初の五年間は猶予というふうになっていますね。一方で、委員長も御承知でしょうけれども、国会事故調査委...全文を見る
○水野賢一君 国会同意人事の承認というのは、委員長とあと四人の委員の方々がこの国会、衆参両院の承認の案件にかかっているわけなんですけれども、こうやって所信を聴取して我々がヒアリングをできるのは認証官でもあられる委員長だけという形ですので、委員長にお聞きしたいと思いますけれども、こ...全文を見る
○水野賢一君 時間の関係で最後の質問にしたいというふうに思いますけれども、活断層問題などをめぐっては、原発事業者からも随分、原子力規制委員会は厳し過ぎるんじゃないかとか、いろんな反論があるようですけれども、私などはそういう事業者側の論理ばかりに引きずられてきたのが今までの原子力行...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
02月15日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第6号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  杉本参考人にお伺いしますけれども、参考人の公取委員長としての候補の提示に当たって、これは大変ある意味では残念なことだったわけですけど、着目されたのが、事前報道されたかどうかということが随分着目されちゃって、そっちが騒ぎになった...全文を見る
○水野賢一君 もう一つ、これは安倍内閣になってから、今回まさに安倍内閣が候補として提示をしておられるわけですけれども、一方、報道などだと、これ、実は公取委員長が欠員になったのというのはこの総選挙の前、野田内閣のときだったわけですよね。その野田内閣のときも人選、何らかの形でしなきゃ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、当時のことはそれは分かりました。  この安倍内閣になってからの今回の話ですね。今回の話というのは、提示に至るまでというのは当然打診があるわけでしょうけれども、これは具体的にどういうルートでどなたからなんでしょうかね。総理からあるのかとか、いろんなレベルがある...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  じゃ、ちょっと公取としての中身の話をお伺いしたいと思いますけれども、公取というのはまさに競争政策の総元締であって自由経済の番人なわけだから、それに対して、これはちょっと失礼な言い方だったらば恐縮ですけれども、一つの考え方としては、財務省、大蔵省出...全文を見る
○水野賢一君 公取というのは再販制度も見ているわけですよね。この再販制度については何か御意見、御見解ございますでしょうか。
○水野賢一君 最後の質問にいたしますけれども、先ほどの質問の中にもちょっと触れておられましたけれども、電力自由化若しくは発送電分離、こうした問題というのは、まさに最も地域独占が事実上許されていて競争がない世界の一つが電力の問題なのだというふうにも私は思いますけれども、こういうよう...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  今国会はいろんな意味で国会同意人事が注目をされていますけれども、今日も衆参両院で四十一名の国会同意人事の採決が予定をされていますが、ところで、既にもう今日現在、任期が終わっているにもかかわらず、切れているにもかかわらず、政府が人選の提...全文を見る
○水野賢一君 原子力委員会の委員五名全員任期が切れていると思いますけれども、任期切れたのはいつか分かりますか。
○水野賢一君 つまり、安倍内閣が発足した直後にこの五名全員の任期が切れたんですよね。ならば、今回の四十一人と一緒にこの後任の人たちの人選を国会に提示するのが普通じゃないかと思いますけど、何で任期切れなのにこれ国会に提示さえしてこないんでしょうか。
○水野賢一君 いや、任期はこれは三年と決まっているんですよね。在り方検討するのは分かるんですけれども、在り方検討をしているからといって勝手に任期を延ばしてよろしいんでしょうか。
○水野賢一君 在り方を検討しているのは分かりましたけど、じゃ、いつまでに検討結果がまとまる、若しくはこの結論が出るんですか。
○水野賢一君 これ、原子力委員会の在り方というのは原子力委員会設置法という法律で決まっているんですよね。ですから、これ、在り方変えるんだったら法改正が必要なんですけど、これは今国会の法改正も一応視野には入っているのか、それとも今国会は無理なのか、どうなんでしょうか。
○水野賢一君 そうすると、どんなに早くても秋になるとなると、これ、総理にお伺いしますけど、これ、任期は三年なんですよね、その三年がもう既に切れているんですよ。三年の任期を、確かに職務継続規定というのは法律上あります、ありますが、それは例えば三年一か月とか三年二か月だったらこれは話...全文を見る
○水野賢一君 いや、在り方検討するのは結構なんですけど、しかし、結局、その間任期が切れているにもかかわらず、今までの人に職務継続規定という例外規定でずっと続けてやってもらっている。その間国会の同意も何にも得ないと。それは、検討していても、一方で同意人事の提示を、後任をちゃんと選ん...全文を見る
○水野賢一君 今、山本大臣から廃止を含めてという話ありましたけど、となると、廃止になると、後任者はそもそもいなくなっちゃうと、そういう可能性も理論上はあり得るわけですか。
○水野賢一君 じゃ、そうすると、原子力委員会設置法六条三項を見ると、後任者が任命されるまでは今の人も引き続き在任するって書いてあるんですよ、原子力委員会設置法六条三項です。そうすると、廃止で後任者がもし選ばれないんだとしたら、職務継続規定を活用するというのはそもそも法律違反になり...全文を見る
○水野賢一君 それはちょっと強引な解釈だと私は思いますけれども、これ何でこの問題取り上げるかの背景の一つとしては、今の原子力委員、今の原子力委員の中に東電マネーを平然と受け取って、しかもそれは原発事故後ですよ、原発事故後、顧問料という名の下に東電マネーを平然と一年も受け取っていた...全文を見る
○水野賢一君 具体的に名前を挙げていただければと思います。
○水野賢一君 じゃ、その尾本委員が今日おいでですのでお伺いしますけれども、尾本さん、事故後も、原発事故後一年間、あなたは東電から顧問料という名でお金を受け取っていましたね、原子力委員と同時に。
○水野賢一君 要は、尾本さんは政府の原子力委員と同時に、東電からそれと同時にお金をもらっていたんですよ。  それで、あなたは今までの国会での答弁で、金はもらった、しかしそれは幾らかは明らかにしない、返金もしない、原子力委員も辞めないということを言っているんですね。金額とかぐらい...全文を見る
○水野賢一君 推定約月百万近くだというふうに想像されるんですけれども、あなたはそれで任期切れているんですよ、切れているんですよ。任期切れているけれども、引き続き職にとどまるつもりですか。
○水野賢一君 山本大臣、これ少なくとも情報公開で幾らもらっていたかぐらいは政府として公開させるように求めたらいかがですか。
○水野賢一君 確かに、任期が切れるまでの間だったら、今大臣がおっしゃられたように、罷免はできなくはないんだけれども難しいんですよ。ところが、今、任期切れているんですよ。任期切れていれば、後任を選べば、大臣が、政府が後任を選べば自動的にあの方は失職するんですよ。後任を選んだらいかが...全文を見る
○水野賢一君 これは、一番いい検討は、もう検討というよりも後任を選んで、選べば失職するんですから、それが一番いいと思っていますが。  尾本さん、続いてお伺いしますけど、あれですか、今、金額言えないという話ですけど、返金はしないんですか。
○水野賢一君 これだけ問題になって、山本大臣も私と同じ思いを共有しているところもあるようですけど、尾本さん、自分から辞めれば問題解決するんですよ。自分から辞めるつもりはありませんか。
○水野賢一君 総理、これはそもそも、これはもう任期は三年で切れているんですね。しかも、これだけ問題がある人がもう三年今数か月に入っているわけですよ。さっきの山本大臣の答弁にもあったように、これすぐどうなるかが決まらない。秋の臨時国会を待つとか、更に人選をするといったらもっと、四年...全文を見る
○水野賢一君 今問題になっているのは、要は、本人じゃなくても、例えば学者だったら研究室とかにいろんな原子力業界からお金もらっていたとか、ゼミの教え子の世話をしていたとか、電力会社が、就職のですね、そういうことが問題になっているとき、この人は本人がお金を月推定百万もらっていた。それ...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
03月19日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第15号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  会計検査院の役割に対しての国民の期待というのは、やっぱり無駄遣い、税金の無駄遣いがあっちゃいけないということで非常に強いと思うんですけれども、その無駄遣いとか問題点のその調べていく端緒として、会計検査院のホームページを見ると、「情報提...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  じゃ、現行の仕組みの中での、確かに今の私の質問というのは、そういう制度を変えるべきじゃないかというのは立法の方の話でもあると思うんで、なかなかお答えにくいところもあるというふうに思いますけれども、現行の制度の中でちょっと御質問させていただければと...全文を見る
○水野賢一君 私たちとしては今あるそういう制度はしっかりと生かしていくべきだというふうに思いますし、また、公取などと同じように刑事告発できるような形でこれは法改正もしていくべきだと考えておりますが、これは立法側の対応だというふうに思いますが。  続いての質問ですけれども、今回の...全文を見る
○水野賢一君 内閣の方から我々が聞いているのは、任期については二年後の、今から二年間の山浦検査官の残任期間というふうに聞いているわけですが。  そこで、そうすると、本来七年のところが二年だけの提示になっているわけですよね。そうすると、それは普通考えて極めて短いわけなんで、その後...全文を見る
○水野賢一君 検査官は合議体なわけですけれども、ですから三人の検査官の合議体ですよね。当然チームワークみたいなものも必要になってくる面もあるかと思いますけれども、既に今いらっしゃる検査官、つまり河戸さんと森田さんのお二人がいらっしゃるわけですけれども、その人たちとは何か今まで一緒...全文を見る
○水野賢一君 最後の質問にいたしたいというふうに思いますけれども、今まで検査官の中に、例えば河戸さんなんかは元々プロパーで、検査官でずっと来られた方でしょうけれども、武田参考人の場合は今度検査院関係のことは初めてになるわけでしょうから、もちろんそうやって外部から入ってくる人も必要...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
03月21日第183回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  今日は大気汚染の問題などを中心に議論をさせていただければと思うんですが、大気汚染の場合、その守るべき基準というか、これよりも汚染物質の値は低い値じゃなきゃいけないという一つの基準に環境基準というのがありますよね。環境基準というのは別に...全文を見る
○水野賢一君 つまり、今答弁にあったように、類型によって、つまりこれは印旛沼と手賀沼だと環境基準違うんですよね。  大気の場合っていうのはそういう環境基準が何か類型によって違うというのはありますか。例えば、東京と大阪と甲府だと全然守るべき環境基準は違うとかって、そういうのはあり...全文を見る
○水野賢一君 今、局長から生活環境項目と健康項目の話があったんですが、端的に言えば、水の場合はいろいろ選べるっていうこともあるわけですよね。例えば、印旛沼だと飲料水だからこれは環境基準をもっと厳しくしなきゃいけないとか、手賀沼はそうじゃないから、例えば工業用水、農業用水のところは...全文を見る
○水野賢一君 まず感想を言うと、最新のデータが二十二年度だというのはちょっと古い気がするんですよね。環境基準、そもそも、今そらまめ君とかそういうようなのでオンラインでもうどういう値だということが分かっているものが、三年ぐらい前のものが今最新のデータというのは古いという気がしますが...全文を見る
○水野賢一君 今、世の中で悪化が問題になっているときに改善のというのが、まあ二年ぐらい前の話をしているからそういう話なのかもしれませんけれども、これ、特にPM二・五に関しては今話題になっているのが中国起源のということがかなり危惧されているというか、黄砂に続いて越境してきているとい...全文を見る
○水野賢一君 PM二・五は確かに最近測定も始まったとかということで知見が十分まとまっていないのかもしれませんけど、大気汚染っていわゆる伝統五物質なんというのがありますよね、二酸化窒素とか二酸化硫黄とかですね。そういう伝統五物質についてはいろいろと知見もたくさんあるんでしょうけど、...全文を見る
○水野賢一君 政務官にお伺いしますけれども、よく光化学スモッグ注意報というのがありますよね。光化学オキシダント注意報とか、一定の濃度が高くなったりとかすると注意報とかが発令されるんですけど、これは別に光化学オキシダントに限らず、大気汚染防止法上は二酸化窒素とかSPMとか二酸化硫黄...全文を見る
○水野賢一君 続いてお伺いしたいのは、ただ、これは法律上はできるわけですね。その基準、濃度以下だから別にあえて発令する必要はないのに発令する必要はないんでしょうけれども。それで、PM二・五に関しても、これは大気汚染防止法を、現行の大気汚染防止法のままで発令できるのかとか、若しくは...全文を見る
○水野賢一君 こういう大気汚染に関して、例えば、これは副大臣にお伺いしたいんですが、NOx・PM法なんかでは、NOxの環境基準の達成率は何年までにどのぐらいにするんだとか、そういう目標を立てたりとかしているんですね、NOx・PM法に基づく総量削減基本方針とかによって。  政府と...全文を見る
○水野賢一君 達成率を高めていきたいというのは当たり前のことであって、要は、今現在、例えばNOx・PM法に基づく基本方針でNOxとかSPMに関しては何年に何%という目標を立てているんですから、そういうようなものがあるのかということ、つまり何年にはほぼ一〇〇%にしたいとかという、そ...全文を見る
○水野賢一君 今、理由としてPM二・五に関しては環境基準が最近できたということを理由にしていましたが、例えば光化学オキシダントなんというのは昔から環境基準あるんですよ。これはほとんど達成率〇%ですよ、達成率ほぼ〇%。この光化学オキシダントについてはこういう、何年には何%にしたいと...全文を見る
○水野賢一君 私は何もとっぴなことを言っているんじゃなくて、こういう何年までにどのぐらいの達成率を目標にするんだということというのは、現在でも自動車NOx・PM法で、一定の地域ですよ、自動車NOx・PM法の対策地域においては自動車由来のそういうものに対して何年にはほぼ達成率一〇〇...全文を見る
○水野賢一君 大気汚染による健康被害の話になると、健康被害を受けた人たちに対する補償制度というのは今もあるわけですよね、公害健康被害補償法ですけれども。公害健康被害補償法に基づいてその認定患者の方々への医療費とか障害補償費というのが払われているんですけど、その原資として、例えばこ...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから時代遅れだと言っているんですよ。その昭和六十三年で認定を打ち切ったこと自体も、これも問題があるんじゃないかということは当然議論していきたいと思うんだけど、ちょっとそこまでは今日入りませんけど。  つまり、今問題になっているのは、どちらかというと硫黄酸化...全文を見る
○水野賢一君 知見は深めていっていただければというふうに思いますけど。  さっき言った汚染負荷量賦課金の話にちょっと戻りますけど、これ、先ほど申し上げたように新日鉄住金だとこういう三十六億円ぐらいそのための負担金みたいなのを払っているわけですよね。東京電力だと二十六億、北海道電...全文を見る
○水野賢一君 つまり、税金を充てているんですよね。だから、要するに、固定発生源の分は企業が負担して、移動発生源、つまり自動車ですけど、これは税金を充当しているわけだから、もちろん自動車所有者だって一定の責任あるじゃないかといったら、それはそうだと思いますよ。だけど、必ずそういう排...全文を見る
○水野賢一君 大臣の御尊父が東京都知事だったときに、東京都で条例作りましたよね、医療費の無料制度というやつですけど、要するに都内のぜんそく患者とかに関しての。この制度をつくるために国も六十億円一応出しているんですよね。だから、国もかかわっている制度なわけですけど、第一次安倍内閣の...全文を見る
○水野賢一君 建前は知っているんだよ、その辺。
○水野賢一君 東京都の方が決めれば、環境省としても前回と同じように前向きな対応を取っていただきたいと思いますが。  石原都知事のときにディーゼル条例というのが随分話題になりましたけど、これちょっと、私、素朴な疑問として聞かせていただきたいのは、ディーゼル条例って、要するに一定の...全文を見る
○水野賢一君 ということは、特段厳しい上乗せ条例を佐倉市が作れば、それは可能ということですよね。分かりました。  最後に、時間の関係上、最後の質問をさせていただきたいと思いますけど、大臣にお伺いしたいのは、特にディーゼル排ガスに関して、そらプロジェクトという長い研究をしてきたん...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
05月09日第183回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  一昨年の原発事故、大震災に伴う原発事故の後、原子力政策がいろいろ問われるようになったわけですよね。これ、もちろん日本のエネルギー政策をどうやっていくんだとか、環境政策をどうやって進めていくんだという政策論の部分ももちろんあるわ...全文を見る
○水野賢一君 まさに当然と言えば当然のことだと思うんですね。原子力規制委員会という去年できた組織は、去年できたわけですから、そういうような法律上も、若しくは法律によらないかもしれないけどガイドライン的にそういう一定の規制みたいなものをつくっているわけなんですけど。  日本の原子...全文を見る
○水野賢一君 今現在、あすかエネルギーフォーラムとはどういう関係になるんですか、今現在は。つまり、秋庭さんが原子力委員に就任した後は、それまでは理事長だったわけですよね、それまでは理事長だったのは分かるんですけど、その後は、理事長を退任されて、今はどういう御関係になるんでしたっけ...全文を見る
○水野賢一君 今のお話は、ですから、今は顧問だから、いわゆる理事長という運営をする責任者ではないから、それがどこからどうそのNPOがお金もらっているかというのは承知していないということですよね。それは分かりましたけれども、じゃ、ちょっと逆の言い方になりますけど、じゃ理事長だった時...全文を見る
○水野賢一君 その様々なところというのは、委託事業とか、それは一定の理由があるのかどうかは別として、少なくとも当時においては東京電力や、その様々なところの中には電気事業連合会とか東京電力とかそういうところが含まれるというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○水野賢一君 それは、金額の細かい何円どうのこうのということは別として、含まれていたことは間違いないわけですよね。  それで、あすかエネルギーフォーラムというNPO法人は、元々秋庭さんは理事長でいらっしゃって、今は顧問ということですけれども、そうすると、理事長として例えば報酬を...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  そうすると、今現在は秋庭さんは、顧問っていろんなタイプがあると思うんですよね。それこそ本当にアドバイスをするだけというような顧問もあれば、実はさっきの名前出た尾本彰さんなんかは顧問という名の下に毎月推定百万ぐらいのお金を顧問料として東京電力からも...全文を見る
○水野賢一君 分かりましたけれども、その中で、ちょっと私もきちっとした通告をしていなかったんで詳細のことはよろしいんですけど、今、例えば講演を頼まれたとかというので行くことがあるというおっしゃり方でしたよね。それはそれなんですけど、そういうものの頻度とかというのは、つまりどういう...全文を見る
○水野賢一君 そのグループもあるというふうにおっしゃられましたけど、そのグループと理解していいんですかね、石川県なんかで、北陸電力なんかを中心とする石川県の経済界が主催する講演会などに、秋庭委員は、原子力委員会の定例会が、これも二、三年前の話ですけれども、具体的に言うと二〇一〇年...全文を見る
○水野賢一君 島尻政務官に来ていただいていますが、今、秋庭委員とのやり取りの中にもあったんですが、秋庭委員御自身もおっしゃっていましたけど、原子力委員会の方はそういうガイドラインみたいなのがないからという話。つまり、さっき聞いた原子力規制委員会には、さすがに規制機関のところに原子...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、これも先ほど来言っているように、そんなに細かく通告していなかったんで申し訳ないんですが、政治家同士としての話として、やっぱり何らかのそういうガイドライン、それは程度をどのぐらいにするかといういろんな議論はあると思いますよ。それは、やっぱりこれだけ原子力行...全文を見る
○水野賢一君 今の話にも多少関係するんですけど、実は原子力委員会の、これは事務方でもいいんですけど、秋庭さんの本来の任期、原子力委員会って任期三年ですから、本来の任期というのはいつ切れているかというのは、これ、由木さん、分かりますか。
○水野賢一君 となると、つまり今年の一月一日以降は、本来は、失礼な言い方だったら申し訳ないけど、任期切れているわけなんですよね。ただ、もちろん法律の中に後任者を選ぶまでの間は職務継続規定みたいなのがありますから、そういう意味では、今職務継続規定の範囲なんだということは、別に僕は違...全文を見る
○水野賢一君 率直なお気持ちだったというふうに思いますけど。  これ、島尻政務官、本来、任期切れて、いや、別に僕は秋庭さんがいいとか悪いとかという問題じゃなくて、いや、それは任期切れたら別に再任できるわけですから、後任を出さないから職務継続規定でということですから、後任を選んで...全文を見る
○水野賢一君 というか、それが例えば職務継続規定によって三年の任期が三年一か月だとかというようになっちゃうとかというのは、それは、そういうことは世の中何となく常識の範囲であり得るんでしょうけど、だって、原子力委員会が次どうなるかなんていうのは、今議論をし始めようという段階ですから...全文を見る
○水野賢一君 それはちょっとなかなか、いろいろと立場で言える言えないがあるでしょうから苦しいところだと思いますけれども、ちょっとなかなか理解しにくいところだろうなというふうに思うのが常識だと思います。  最後に、秋庭委員にちょっと確認だけさせていただければと思うんですが、原子力...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
05月09日第183回国会 参議院 本会議 第17号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  川口順子環境委員長解任決議案に賛成の立場から討論をいたします。  まず、今回の問題の本質は、川口委員長が、私的な外遊を優先して、公務である委員会をすっぽかすという前代未聞の不祥事を引き起こした点にこそあります。  川口氏は、訪中の...全文を見る
05月13日第183回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  環境、エネルギー、原発等の集中審議ですので、まず大気汚染の問題からちょっと取り上げたいというふうに思います。  大気汚染といえば、古くは四日市ぜんそくだったりとか、若しくは十年ぐらい前にはディーゼル排ガスが問題になったり、最近は中国...全文を見る
○水野賢一君 この四万人の方々というのは、認定されると医療費を始めとしていろんな補償金というのを支払われるわけですけど、これは年間にしてどのぐらいの金額になりますでしょうか。
○水野賢一君 その四百六十八億円の財源になっているのというのは、基本的には汚染を引き起こした企業、それが支払う負担金ですよね。つまり、窒素酸化物とか硫黄酸化物とか、そういうようなものをたくさん排出した企業が支払っているわけですけれども、具体的にどういう企業がたくさん支払っているの...全文を見る
○水野賢一君 そうなんですよね。つまり、この大気汚染の健康被害者に対する補償のお金というのは、上位は大体鉄鋼とか電力の会社なわけですよね。別に払っているから偉いと言っているわけじゃないですよ、それだけ大気汚染物質をたくさんまき散らしたわけですから、当然といえば当然なんですが。 ...全文を見る
○水野賢一君 しかし、これ、もちろん運転する側も責任あるからといえばそれはあるのかもしれませんけど、これは誰がどう運転しても必ずそれだけの排ガスを出すという機械を造って、売って、もうけている以上、一定のやっぱり僕は責任というか、それが金銭的な部分もこれ支払があってしかるべきだと思...全文を見る
○水野賢一君 今のは国の制度なわけですよね、その公害健康被害補償法というのは。  自治体でも独自にやっぱり被害者の救済条例を作っている場合というのがあって、有名なのが東京の例で、これ制定するきっかけになったのが東京大気汚染訴訟という、自動車メーカーの責任というか、国や都の責任も...全文を見る
○水野賢一君 今の総理の、新たな知見得られていないんじゃないかというのは、ちょっとここは認識の違いで、そらプロジェクトのいろんな調査とかあったので私はそういう結果は得られてきているのじゃないかと思いますが、それは認識の今は違いでしようがないですけれども。  総理、国が独自の国と...全文を見る
○水野賢一君 今大臣のおっしゃった日産、トヨタも払っているじゃないかというのは、それは日産、トヨタも工場で多少は煙突から煙出しますからね。ただ、そっちの分は払っているんだけれども、自動車排ガスの分を払っていないということを申し上げているということも補足させていただきたいと思います...全文を見る
○水野賢一君 問題は、再稼働すると稼働するわけだから、安全に操業したとしても必ずごみは増えていくわけですよね。    〔委員長退席、理事小川敏夫君着席〕  今、再稼働条件、いろんな議論をされていますけれども、さっきも議論ありましたが、再稼働条件というときは、多分七月ぐらいには...全文を見る
○水野賢一君 総理、ですから私、ちょっとここはやっぱり一つの問題だと思っていて、今、産業廃棄物なんかだって最後のごみ捨場が決まらないと不法投棄の温床なんかになったりするので、最後のごみ捨場が決まらないと、つまり廃棄物を出しちゃいけないとかという、そういうふうになっているときに、原...全文を見る
○水野賢一君 おっしゃるとおり、もう既にあるわけですから、その使用済燃料がですね。だから、何らかの形で、再稼働しようがしまいがその処分場はどこか造らなきゃいけない、これはそのとおりなんですよ。  総理、でも、やっぱり再稼働すれば、そのためのいろんな使用済燃料とかごみみたいなもの...全文を見る
○水野賢一君 まさに今総理もおっしゃられたように、どの国でもこの問題はやっぱり困っているわけであって、逆にそれで、こうすれば解決するというめどがない中での原発というのは、やはり私は、ちょっと持続可能なエネルギーでは少なくともないんじゃないかというふうには思っているということを申し...全文を見る
○水野賢一君 御理解をというふうに言われてもなかなかこれちょっと理解難しい話であって、というのは、今、菅長官もおっしゃられたように、廃止とかいろんな在り方、廃止を含めた在り方いろんな検討しているというか、正しくは検討しようとしているというので、検討は始まっていないんですね、まだ。...全文を見る
○水野賢一君 いや、総理にそう言っていただくと恐縮ですけど、別に私、何かとっぴなことを言っているんじゃなくて、そんなに、じゃ、今の三人が欠くべからざる人物で、なおかつ新任はなかなか難しいというのであれば、これ、原子力委員って再任できるんですよ。再任できるんですから、私が言いたいの...全文を見る
○水野賢一君 その言葉をまずは信じたいと思いますが。  最後に、電力自由化の問題についてちょっと触れたいと思いますが、電力会社というのは普通の個人の家は選べないわけですよね、どの会社にするか。私は千葉県選出ですけど、千葉県に住んでいる以上、東京電力以外選べない。その東京電力の社...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので、終わります。
05月16日第183回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  温暖化対策推進法という法律は十五年前に制定されたわけなんですけれども、制定された当初は、つまり十五年前の時点というのは、要は法律の内容というのは、国とか地方自治体が自分の事務事業をやるときに、つまり役所の電気を使ったりとか若し...全文を見る
○水野賢一君 今お答えになったうちの区域施策編は、これは法律の最初からあったわけじゃないわけですから、事務事業編の方を聞いたんですが、事務事業編、つまり七九%ということは、逆に言うと二一%の自治体はまだ策定していないわけですよね。これは、こういうところには何か働きかけとかはしてい...全文を見る
○水野賢一君 まあ、さすがに小さい村とかまでに作れというのはなかなか現実問題として難しさもあるのかなという気もするんですが、いろんな努力はしていただきたいというふうに思いますが。  白石さんの方から、区域施策編の方の策定率はというのが次の質問だったんですけど、先走って答えていた...全文を見る
○水野賢一君 自治体のやることだから、国が余り強制的にこういうものにしなきゃいけないとはなかなか言いにくいと思うんですけど、そういう野心的ないい計画が、作っていくんであれば大いにいいことだと思うんですが。  副大臣、こういう計画というのは、もちろん作ることも大切なわけですし、計...全文を見る
○水野賢一君 今のが地方自治体のいわゆる実行計画というものについて伺ったんですが、これ、先ほど申し上げたように、法律ができた十五年前から、特に事務事業編についてはこの規定はあったんですが、その後、二〇〇五年の改正でかなり大きい変化がこの法律に加わったんですよね。それがいわゆる温室...全文を見る
○水野賢一君 そういう意味では、どちらかというと日本のこの制度の導入というのは、CO2などの排出量をきちっと公表しなさいという制度は導入は遅れたけれども、日本よりも例えばイギリスとかEUなんかは先行していましたからね、後からできたけど、より厳しい制度になっているという、現状でもそ...全文を見る
○水野賢一君 この制度での二酸化炭素排出のカバー率、つまり全国のCO2って大体十二、三億トン出しているわけですから、そのうちどのぐらいが捕捉されているというふうに理解してよろしいでしょうか。
○水野賢一君 それで、部門ごとに分かりますか。つまり、部門ごとというのは、これは当然産業部門の方が割合が高く捕捉をしているはずなんですけど、例えば業務とか運輸の方が捕捉率低いでしょうけど、それは分かりますか。
○水野賢一君 この制度の中で、都道府県ごとのCO2の排出量というのも、これも出していますよね。四十七都道府県で一番CO2をその区域から出している都道府県って分かりますか。
○水野賢一君 確かに千葉県なんですよね。要するに、これは、排出量というのは、排出先というのは、要するに製鉄所だとか石炭火力とかそういうところが、ちょっと電力をどうカウントするかはいろいろ議論があるんですけど、そういうようなところが大排出源だから、そういうものが多い千葉県が四十七都...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、その年のCO2の全国の排出量というのは約十二億トンですから、十二億九百万トンだったと思いますので、東京電力一社で全国のCO2の排出の六%、新日鉄で五%、一社で出しているわけですよね。結局、これはちょっと、電力は直接配分で見るのか間接配分で見る、細かい議論...全文を見る
○水野賢一君 さっきちょっと私も触れましたけど、この排出量の算定・報告・公表制度が導入されるとき、すごい反対があったんですよね。すごい反対があった。実はこれが、そのときの反対の理屈のかなり大きい理屈は、これは企業秘密だとかと言っていたんですけど、これは企業秘密のわけはないんであっ...全文を見る
○水野賢一君 ごめんなさい、ちょっと、十九年度以降はないということですよね。ないということですよね。要するにないんですよね、最近は。  つまり、私から言わせると、あのときSF6の排出量が分かると大変だとかって言って大騒ぎしていたんですから、だから要するに、そういう事業者がこれは...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、だからこれは、法律が施行された後には、多分そういう報告のとき、我が社は三弗化窒素は何トン出しているんですという報告が普通来るんでしょうけど、でも制度導入しようというときには、大体、その細かい数字は別としてですよ、どのぐらいの会社が出していそうだとか、大体...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  それで、こういう何か排出量の報告だとか公表だとかという話の、ほかにも環境関係でも、若しくは世の中ほかの分野のことでもいろいろありますけど、結構、虚偽報告だとか、そういうようなことが話題になったりすることがありますよね。政治家も政治資金の収支報告書...全文を見る
○水野賢一君 それは大いに結構なことなんですが、仮にそうしたことがあったときというのは、温対法上では、例えばそこに対して、事業所に対して立入検査をできるだとか、そういうようなことというのは法律上は、局長、できますかね。どうなんですかね。
○水野賢一君 この法律、まあ細かい話はしませんけど、基本的には、エネルギー起源CO2の場合だと、これ報告になるデータというのは、経済産業省が所管している省エネ法に基づいてそのデータを得ているんですよね。  省エネ法は、別にこの報告に限ってということじゃないでしょうけど、事業所に...全文を見る
○水野賢一君 ありがとうございます。  要は、省エネ法って一九七〇年代の後半ぐらいにできたと思うんですけど、それで、長らくこういう今のような指導とか立入検査とか、法律上はあるんだけれども、空文とまでは言わないけど、どちらかというとそういうところには抑制的に使っていたようなことが...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと通告していた流れと違っちゃって申し訳ないんですけど、この温暖化対策推進本部の話が出たんで、大臣に、これ感想だけでいいんですけど、この温暖化対策推進本部というのは温暖化対策推進法に規定されているわけですね。規定されているんだけど、別にあれこれ言うつもりはないん...全文を見る
○水野賢一君 別に私も、そのときの、例えばこういう計画の改定時期とかになると開いたりする回数が増えたりとかそういうこともあるから、ただ単に回数だけで熱心さを測るつもりはないですけど、事実としてちょっと奇妙かなというふうには思ったので聞いたんですが。  先ほどの議論にもありました...全文を見る
○水野賢一君 その三%余り増ということで、もうこれは当然、森林吸収源とか若しくはいろんな、クレジットとかいろんなことを勘案しているでしょうから、エネルギー起源CO2だけで見るとどのぐらいの増減になっていますか。
○水野賢一君 ですから、要は、六%削減の京都議定書自体は日本は達成できるんでしょう。できるんでしょうけれども、それは余り褒められたことじゃなくて、CO2ということに関して言うと一〇%も増えているわけですから。もちろんそれは二〇一一年度の話だけで、なおかつ原発のこととかあるのは分か...全文を見る
○水野賢一君 要は、新エネルギーの導入も目標達成計画で掲げていたようには思うようには進まなかったということですよね。  例えば、あと話題として、民生部門では、エコキュートとかエコジョーズとか、そういうようなものもこれだけ導入するんだというようなことを掲げていましたけれども、こっ...全文を見る
○水野賢一君 要は、エコキュートもエコジョーズも、下位目標のところも、上位目標はもちろんのこと、下位目標も達成できなかったということで、別に僕は、ここが駄目だった、あそこが駄目だったということだけをあげつらうつもりは全然ないんですけれども、要は、京都議定書の六%が達成できたといっ...全文を見る
○水野賢一君 どこが作っていませんか、どの部門は。作っていない部門がありませんか。
○水野賢一君 作っていない部門があるんじゃないんですか。
○水野賢一君 これは、まあ、それは作りやすいところから作っていったというのは分からなくはないんですけれども。要するに、エネルギー転換部門が極めて一番、これはまあ鍵というかみそというか肝というか、そういうところなんですけれども、これ実は法律作ってから、法律で策定することになっている...全文を見る
○水野賢一君 この排出抑制等指針、まあいろんな定め方がありますけれども、ベンチマークなんかが定められているものは、これを守っているかどうかというのはどうやって、これはフォローアップも大切になるんですけれども、というか、これをしっかりやっていくことが大切だと思うんですが、この辺はど...全文を見る
○水野賢一君 あと、ちょっと話戻っちゃうかもしれませんが、さっき、大臣、私も企業のどの会社がどれだけのCO2の排出量というのの算定・報告・公表制度の話、しましたよね。その議論の中で、私も自民党に所属しているとき、この温暖化対策何とか調査会とかがあるじゃないですか、ああいうのの中で...全文を見る
○水野賢一君 この法案、衆議院から参議院に送られてくるに当たって衆議院での議員修正があったわけですよね。議員立法の修正の中で、要するに国際協力、日本の技術とかそういうようなものを他国でのいろんな削減とか、CO2などの削減なんかのときも、我が国に蓄積された知識、技術、経験なんかを生...全文を見る
○水野賢一君 そういうものについても、これはもう修正者の誰が答弁してもいいんですけど、カウントされるようにしてもらった方がいいのかどうか、ちょっとその辺どうお考えか、お願いします。
○水野賢一君 さて、大臣にちょっと温暖化のそもそも論的なことをお伺いしたいと思うんですが。  これ、二酸化炭素の排出削減ということも重要なわけですけど、これ、根底のところには、気温上昇を抑えなきゃいけないとか、若しくは大気中の温室効果ガス、二酸化炭素などの濃度を一定のところで安...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので最後の質問にしますけれども、一部には、これが学会とかの主流の意見とは思いませんけど、一部には、例えば温暖化は起きていないんだとか、若しくは地球は寒冷に向かっているとか、若しくは温暖化起きていることは認めても、それは二酸化炭素が原因じゃないんだとかというよ...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので終わります。
05月21日第183回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず、省エネ法の改正についてお伺いをしますが、省エネ法の第五条というのでは、経済産業大臣が判断基準を定めることになっているわけですよね。この判断基準の中では、今の判断基準ですね、これの中では、事業者は年平均で一%のエネルギー効率を改善...全文を見る
○水野賢一君 産業部門の企業が省エネをするときというのは、要するに毎年毎年一%ずつ改善するというのはそう簡単な話じゃなくて、要はこのエネルギー効率改善する一番いい方法というのは、設備を更新したりとかして最新のものにするとか効率のいいものに更新するときに大幅に改善するわけですから、...全文を見る
○水野賢一君 今御答弁にあったように、省エネ法では定期報告を求めているわけですよね。つまり、どの企業がというかどの工場が、例えばどれだけの石炭を燃やしたとかA重油を燃やしたとかガソリンを使ったとかということを報告を求めているわけですよね。  ですから、その報告書を今のようなとこ...全文を見る
○水野賢一君 つまり、省エネ法という法律のかなりの根幹の一つは、そういう事業者に対して、どれだけの例えば重油だガソリンだ石炭だというようなものを使ったということを経済産業省に報告させるというこの定期報告の制度があるわけですけど、このデータというのは実は一般には開示されてないんです...全文を見る
○水野賢一君 十年ぐらい前、私が、だから、それでこの部分、情報出さないから情報公開法に基づいて情報開示請求したんですよね。そうしたら、そのころ、確かに情報公開請求したら出てきましたよ。段ボール十箱分ぐらい出てきて、これは全国の経済産業局にデータがあるわけですから、全国の経済産業局...全文を見る
○水野賢一君 利便性が高まっていくことはいいことで、要するに、こういうデータというのは、私が思うには、経済産業省だけでデータ抱え込んでいても余り意味ないと思うんですよね。  一方で、世の中の人たちが幅広く見ることによって、ここはちょっと省エネ進んでいないんじゃないのとか、そうい...全文を見る
○水野賢一君 いろんな試行錯誤があるというふうに思いますけれども、一歩ずついい方向に改善していただければと思いますが。  私が情報開示請求をして、どの企業がどれだけのエネルギーをどういうふうに使っているという情報を開示請求したときも、細かい数字はちょっと忘れましたけれども、不開...全文を見る
○水野賢一君 要は、事業者は、それは何となく、自分たちのエネルギー使用量が開示請求があってそれを出されちゃうと何となく嫌だから、これ、非開示、不開示にしてくれというふうに言ったわけですね、経済産業省側に。だけど、そのときは、これ出されると本当に利益にすごいマイナスになっちゃうから...全文を見る
○水野賢一君 おっしゃられるとおり、確かに最終的に最高裁で国の勝訴が確定しているんです。そのとおりなんだけれども、下級裁判所でつまり六回判決が出ているわけですよね。六回の中で五回は情報開示すべきだというNPO側が勝っているんですよね。国が勝ったのは一回。国から見りゃ一勝五敗ですよ...全文を見る
○水野賢一君 つまり、最高裁が認めたのは、それは要するに、不開示にしても構わないよというふうに言ったのは事実ですけど、開示しちゃいかぬと言っているわけじゃないわけですから、これは、公益上の理由があると判断するかどうかは議論は分かれると思いますけれども、私はそれだけの意味はあると思...全文を見る
○水野賢一君 そうなんですよね。だから、途中の段階では、つまり国が集める情報をもっと、余り細かい情報は集めないようにしようというふうに、そういう案があったわけですよね、途中段階ですよ。  ただ、さっき言ったように、国が持っている情報というのは基本的に情報を開示請求すれば出てくる...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので、もう最後の質問にしたいというふうに思いますけれども。  今度、トップランナー方式で、今までの二十六項目に加える、エネルギーを使ったりするもの以外も加えるという話ですよね。例示として窓とか断熱材とかそういうようなものを加えるというふうに言われていますけ...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
05月23日第183回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  種の保存とか、また絶滅の話に関してで言うと、この絶滅の危惧のある動植物などについて環境省がレッドリストとかレッドデータブックというのを作成していますよね。これは、作成には何か法的根拠というのはあるんでしょうか。
○水野賢一君 いや、私の聞いたのは、このレッドリストに指定されると何か強制とか何かが加わるかということじゃなくて、作成をするということに法律に根拠があるのかないのかと、そういう質問ですよ。
○水野賢一君 別に、作成に法的根拠なくても今まで四次にわたって作っているわけで、何かそれ実害があるわけじゃないかもしれませんけど、多くの場合、いろんなこういうものを作っていくときというのは作成に法的根拠があったりするような場合のものもあるわけであって、これは政務官、そういうせっか...全文を見る
○水野賢一君 レッドリストというのは十分類ぐらいいろいろとあるわけですよね。例えば、それは哺乳類であれ鳥類であれ爬虫類であれと、十分類ぐらいに分かれてリストを作っているわけですけれども、それで、種の保存法でいう国内希少野生動植物種というのがありますよね。これは、こっちの方は、例え...全文を見る
○水野賢一君 自然局長にお伺いしますけれども、キノコというのは何類になるわけですか、キノコ。
○水野賢一君 そうすると、だから菌類の中でもそれは物によるでしょう。例えば、キノコなんかは明らかにこれは個体識別できますわね。そうすると、こういうようなものは、局長でいいんだけれども、法的には指定し得る可能性は現行法でもあり得るわけですか、キノコが絶滅しそうな場合は。
○水野賢一君 だから、必要性がなきゃ別に指定する必要はないんだろうけれども、必要性があったりすれば法律上できないわけじゃないということですよね。  それで、レッドリストと種の保存法の方の国内希少野生動植物種の関係について伺いたいんですが、先ほども議論ありましたけれども、レッドリ...全文を見る
○水野賢一君 先ほど来の議論でも、国内希少野生動植物種の数を今の九十から大幅に増やしていくという方向、その方向には議論などを聞いていてもそう異論はないというふうに思うんですけれども、三百とかという具体的な数字目標も出ていますよね。  ちょっとさっきの議論で確認したいんですけれど...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、だからその五年間の間は特に閣議決定しないということなのか、つまり五年後の改定のときにはこういう文字が入ってきますよということなのか、それとも、その生物多様性国家戦略の全部の改定は五年後かもしれないけれども、まずはこの三百という目標は早急に何らかの形で盛り...全文を見る
○水野賢一君 何か長く答弁してもらった割にはよく分からないんだけど、要は生物多様性国家戦略は五年後ぐらいには改定するということは分かっているわけですよ、普通に考えたら。ただ、五年間ほっぽらかしにして、そうすると三百というのは口では、国会答弁とかそういうところでは言っているけど、閣...全文を見る
○水野賢一君 数を増やしていくに当たって、数を増やしていくというのはいいんですけど、それに当たってちょっとネックになっているような話もあるのかなというふうに思うんですよね。  それで、何を言いたいかというと、種の保存法というのができたのが平成四年ですよね。その平成四年に、当時は...全文を見る
○水野賢一君 この覚書は、その後、平成十四年にもちょっと改定をしたりした形で覚書が改定されたりしているんですけど、今局長の話聞くと、かつてはそういうような覚書を結んだけど、今はこの覚書はもう無効だと、そういうふうに、有効じゃないというそういう理解でいいんですか。
○水野賢一君 要は、この覚書は、じゃ、ちょっとここ重要なポイントなので政治レベルからも、誰でも結構ですけど御答弁いただければと思いますが、この覚書はもう現段階では有効じゃなくて、必要があればいろいろと指定は今後もしていくという、そういう理解でよろしいですね。
○水野賢一君 しつこくて申し訳ないんですけど、それでその状況の変化の中で現時点では無効だという理解でよろしいんですね。
○水野賢一君 ありがとうございます。  それじゃ、ちょっと別の視点から、今は増やす話、指定を増やす話しているわけですが、この国内希少野生動植物に一旦指定したんだけれども外したとか、そういう例というのはあると思うんですが、その例があればそれを答えてもらいたいのと、あと、あわせて、...全文を見る
○水野賢一君 それは、個体の数が回復して外すという、本当にそうであればこれは結構なことでありますけど、やっぱりこれ、種を保存していこうという方向の議論なわけですから、安易に、本当に存続がもう全然大丈夫だというときには、それは外すことは十分あり得るんでしょうけれども、安易な判断とい...全文を見る
○水野賢一君 要は、私も違和感をかねてからこれ持っていたんですけど、実害があるかどうか分からないんで、だからけしからぬと言っているわけじゃないんですけど、かねてからちょっと違和感を持っていて、確かに、トキもコウノトリも両方とも、これは両方とも種の保存法にも指定をされているという点...全文を見る
○水野賢一君 ちょっとやっぱり違和感を覚えるようなことというのは、自然に、トキとコウノトリと、そもそもトキ自体が種でいうとコウノトリ目トキ科なわけですから、非常に似たような、似たというか、そういうものの中でわざわざ別の法律でやるというのもいかがなものかなというふうには思っています...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、さっき申し上げたようなトキやコウノトリみたいに、種の保存法における国内希少野生動植物種であり、なおかつ特別天然記念物とか、そういうようなものというのも結構あると思うんですけど、これはどのぐらいあるんですか。
○水野賢一君 これは、天然記念物とか特別天然記念物というのは絶滅しそうかどうかで選ぶんじゃなくて、文化的に、文化財として価値があるかどうかという基準で選ぶから、視点が違うのはそれは当然分かるんですけど、この天然記念物や特別天然記念物の指定の仕方というのは、自治体から国に意見具申と...全文を見る
○水野賢一君 つまり、文化財保護法では、今おっしゃられたように百八十九条で、自治体とかからこういうようなものは指定されるに値しますよということで国の方に、文化庁の方に意見具申があるわけですよね。  そういう制度があるということを勘案すると、種の保存法の方に戻りますけど、この国内...全文を見る
○水野賢一君 私たちも基本的にはそれを、中環審のことを別に否定するわけじゃないけれども、それを否定するわけじゃないけれども、それはやっぱり専門的なある種の機関をつくるなり、また、そういうところから申請をしたりとか提言をしたりとかということをもっと踏まえられるような仕組みをつくって...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、国内由来の外来生物というのは、例えば、じゃ、小笠原諸島に本来生息していなかった動植物が例えば本土の方からやってきて小笠原で生態系を破壊したとか、若しくは、北海道に元々存在していなかった動植物が本州から渡っていって北海道の生態系を破壊したとかという場合は、...全文を見る
○水野賢一君 でも、そういう場合でも、実際に生態系に悪影響を与えるということはあり得ると思いますよね。そういうケースというのは、何か把握していたりとか、これはちょっと問題だとかというのはありますか。
○水野賢一君 つまり、問題を起こしているということは事実なわけでしょうから、そうすると、現行法では直接的に特定外来生物で指定するということはできないのは分かるんですけど、かといって放置していいというわけには、現実に生態系に悪影響を与えている以上、放置していいことにはならないでしょ...全文を見る
○水野賢一君 特定外来生物の被害防止法の十一条には、主務大臣による防除というのが規定されていますよね。これ、実施された例というのはどのぐらいありますでしょうか。
○水野賢一君 通告してあると思うんですけれども。  じゃ、この法律の十六条、十七条で負担金が徴収されることになっていますよね。これは、負担金徴収というのは、要するに、生態系を、特定外来生物によって被害があったときには、つまり、そういう外来生物を放しちゃった人とかそういうような人...全文を見る
○水野賢一君 これは、法律にありますけれども、空振りになっている理由とかって何かありますか。
○水野賢一君 確かに、そのきちっとした証拠がなければなかなか負担金を徴収するのは難しいというのは分かりますけれども、せっかく法律にも規定があるわけですから、そういう外来生物を例えば勝手に遺棄したりして、それによって生態系に悪影響を与えた人からは負担金を徴収する制度があるわけですか...全文を見る
05月24日第183回国会 参議院 議院運営委員会 第26号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。よろしくお願いいたします。  参考人にお伺いをしたいと思いますけど、会計検査院の検査官というのは任期が本来七年間あるわけですよね。七年間あるわけですけど、今回は前任者がちょうど五年ぐらいたったところで定年になったということで、その...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  今現在は早稲田大学大学院の教授でいらっしゃるわけですよね。これ、会計検査院の検査官は常勤でありますから、もし選ばれた場合には辞職予定というふうには聞いておるわけですけれども、そのほかにもいろいろ、官民競争入札等監理委員会委員だとか、そういうような...全文を見る
○水野賢一君 会計検査院の今度は仕事というか、そちらの方についてお伺いしたいんですけど、会計検査院法では、検査した結果、もし問題があったりしたようなことを見付けたりした場合には、ルール上は法律の会計検査院法三十三条で検察とかに対して通告ができるとかというふうに書いてあるんですね。...全文を見る
○水野賢一君 あと、地方自治体なんかの場合ですと、住民がちょっと問題があるんじゃないかというときに、住民監査請求なんかができるような制度が仕組み上ありますよね。一方、国の予算というか財政というか、その辺に関しては、いわゆるそういう検査の発動を国民が要請をするという、こういうような...全文を見る
○水野賢一君 もう時間ですので最後の質問にいたしますが、今のお話に関しては、確かにホームページなんかにも目安箱的なものは設けているので、そういうような声も積極的に生かしていければ、検査の中でですね、と思いますが、時間ですので最後の質問にしますけれども。  今回の経緯というのは、...全文を見る
○水野賢一君 ありがとうございました。終わります。
05月30日第183回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  このフロンの問題についてお伺いしますけれども、まず最初にお聞きしたいのは、フロンといってもいろんな種類がありますよね、CFCとかHCFCとかですね。これ、いずれにせよ、そのフロンというようなものというのは自然界に元々存在するも...全文を見る
○水野賢一君 そうなんですよね。フロンというのは二十世紀になってから人工的にわざわざ作られた商品なわけですよね、製品なわけですよね。だから、例えば、同じく温暖化を引き起こすとかといっても、二酸化炭素なんかと決定的に違うのは、二酸化炭素というのは別に人工的に作っているんじゃなくて、...全文を見る
○水野賢一君 一千万トンにもなるようなCO2に値するものをわざわざ作っている。ちなみに、このHFCの方も、換算すればこれは三千万トン分ぐらいになるんですよ。三万トンではあるけれども、換算するとですね。  これ、とんでもない量で、例えば日本で一番CO2出している会社、新日鉄だとか...全文を見る
○水野賢一君 それは基礎データだから、そういうものを集めてもらいたいんですよね。今までは、確かにオゾン層破壊タイプのフロン、具体的にはCFCとかHCFCに関しては、この配付資料にもあったように、旭硝子が何トンとかダイキン工業が何トンということは報告はありますけど、HFCはそういう...全文を見る
○水野賢一君 確かに、今現在必要としている分野があるんだという理屈もそれは一理はあると思いますよ。だから、私も生産にメスを入れるべきだというのは、何もあしたから急に全部作るなというんじゃなくて、それは一定の、その代替製品を、開発期間とか、一定のそういう移行期間みたいなものは必要だ...全文を見る
○水野賢一君 確かに今回の法改正はその意味では前進だと思います。だから、今まで回収率三割と言っていても、作ったもののうち三割が回収できているわけじゃないということだからこそ漏えいの部分も大切なんですが。  じゃ、法律の十九条に、漏えいが相当程度多い事業者はその漏えい量について報...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、三千トンと決めているわけじゃないけど、三千トンというほかの法律のがあるから、それを踏まえて検討するということなんでしょうけれども。  それで、副大臣、これ漏えいしているところって、例えばスーパーを例に取りますよね、スーパーとかを例に取ったら、これはあれ...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、イトーヨーカドー何とか店が仮に五千トン漏えいしたという場合は、これはその店ということは分からないという理解でいいわけですか。
○水野賢一君 要は事業所ごとの方が細かいデータになるわけですから、それで、今、田中副大臣も温対法のことを例に出しましたけど、温対法の根っこにある省エネ法のデータなんかも、これは事業所ごとでデータをもらっているんですよ。つまり、それでいうと、ヨーカドーという全体じゃなくてヨーカドー...全文を見る
○水野賢一君 詳細は今後でいいんですけど。そうすると、ある程度、でも、どのレベルで決めるかということが重要になってくるわけですよね。例えば、カーエアコンだとEUなんかはGWP一五〇以下とかという、そういう方向になっている時代に、少なくとも世界最高水準ぐらいには厳しめのものになると...全文を見る
○水野賢一君 そういう方向で頑張ってもらいたいというふうには思いますけれども。  この法案、衆議院段階で修正されているんですよね。五年後見直し規定の部分をちょっと直しているんですが、それはそれで結構なんだけれども。これ、知見がいろいろ深まっていけば、別に五年間たたなくたって見直...全文を見る
○水野賢一君 そういう意味で、最新の知見等々や技術開発が進めば、適宜適切に時代に合わせた見直しをしていただければと思いますけれども。  これ、ちょっと環境省に再び聞きたいですけど、きちんと通告していなかったらここ申し訳ないんだけど、この法案は、さっき生産規制の話しましたけど、生...全文を見る
○水野賢一君 これもちょっと完全に通告できていなかったら申し訳ないんだけれども、事務方からサポートがあってもいいんですけど、このフロンというのは、さっき言ったように、生産を、つまり人為的にわざわざ作っているわけですよね。人為的に作っている中で、この配付資料にもあるように、旭硝子と...全文を見る
○水野賢一君 だから、今回の法律は我々は賛成です。賛成ですけれども、そういう視点も必要だと思いまして、事実確認をちょっとしたいのは、じゃ、議論がいろいろあったというようなあれですけど、今現在は徴収していますか、していませんか、費用を。
○水野賢一君 私は、やっぱり製造物の責任として、こういう部分の企業は、だってさっき申し上げたように、CO2と決定的に違うのは、わざわざ人工的に作って売ってもうけているんだから、それはやっぱり社会的責任があるのであって、それはそういう企業の社会的責任を問うためにも費用の負担などは求...全文を見る
06月11日第183回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  私は、まず最初に伺いたいのはフロンの問題。先日、フロンの回収・破壊法が改正をされるということになりましたけれども、その辺りのことをちょっと引き続き議論をしたいと思うんですが。  先日、フロンの法案が成立するに当たって、その審...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。ちょっと比べているものが微妙に違うからだということなんでしょうけれども。  じゃ、今回は大体三割台で、そういうCFCのみならずHFCとかHCFCとかひっくるめて計算すると今三割台だから、それを高めていかなきゃいけないということは分かるんですが、今回の...全文を見る
○水野賢一君 前もこれ議論したことですけれども、要するに、今、回収率と言っているのは冷媒として使われている機器の中に残存しているものの中のをどれだけ回収できるかということですから、実際には生産されたものの中の回収率はずっと低いわけですよね、三割に満たないわけですね。特に、物によっ...全文を見る
○水野賢一君 フロンの生産規制というのはそんなに突拍子もない話じゃなくて、現実にオゾン層破壊タイプのフロン、具体的に言えばCFCとかHCFC、これはもう生産規制は、CFCは完全に生産規制、HCFCは生産が二〇二〇年、先進国の場合ですけど、生産規制になっていくわけだから、そんな突拍...全文を見る
○水野賢一君 その方向でしっかりと、これはもう国際条約でも決まっていることでありますから、先進国の責任として、途上国は一定の猶予期間があるにしても、まず廃止の方向で進んでいきたいというふうに思います。  この委員会でも議論のあった話の中で、フロンの議論の中でフロン税という議論が...全文を見る
○水野賢一君 ありがとうございます。  それで、今経済的なアプローチ、税によるアプローチの話で、フロンでもその議題はあり得るわけですけれども、私はどちらかというと生産規制の方が王道じゃないかなとは思っていますけれども。  こういう経済的なアプローチの典型的な例の一つが、温暖化...全文を見る
○水野賢一君 いや、別に政治家としていろんな持論があったり関係者の方々の意見を聞くのが決して悪いとは思っていませんので、別にそのことが、当時そういう御主張をされていても、いけないとは思いませんし、私の記憶違いではなかったなというふうに今思ったところですけれども。  私はそのとき...全文を見る
○水野賢一君 これは段階的に課税、上がっていきますから、それが一番マックスまで来ると二千六百億円ということになるんでしょうけれども、これ、特定財源なんですよね。私がちょっとおかしいんじゃないのと、環境税の発想には賛成だけれども、ちょっと疑問を持っていると言ったのはその特定財源だと...全文を見る
○水野賢一君 今のただし以降の部分もしっかりやってもらいたいとは思いますが、基本的には、今前段の部分でおっしゃられたように、これはまさに納税者の理解を得るためというような名目の下に特定財源なんですよね。  じゃ、ちょっと別のことを聞きますけど、これ同じように、じゃ、エネルギー起...全文を見る
○水野賢一君 そうなんですよね。だから、まさに特定財源だから使えないわけですよ。  要は、これ、何で特定財源である必要があるのかということで、これは当然議論として、環境税なんだから環境に使うのは、特にエネルギー起源CO2に使うのは当たり前だという議論もあり得るんですけど、これは...全文を見る
○水野賢一君 経緯を言えばおっしゃるとおりで、確かに石油石炭税の上乗せ課税をしているわけですから、だから、そのやり方が、結局、石油石炭税というのはエネルギー特会のエネルギー需給勘定に入りますから、直入じゃないですけれどもね、直入じゃないけれどもそこに入りますから、それ以外のものに...全文を見る
○水野賢一君 つまり、この特別会計の議論というのは、もうこれ大臣に釈迦に説法ですけど、かねてから、母屋でおかゆでしたね、母屋でおかゆのときに離れですき焼きを食べているという議論というのがかねてからあったわけですよ。  そのときに、それが元々七百億円ぐらい剰余金があったものに、今...全文を見る
○水野賢一君 要は、特別会計、特定財源の議論というのは、結局、収入があるから使い切るまで使う、使い切らないと剰余金になっちゃうのかもしれないけれども、剰余金にならないようにするには、収入があるから使い切るまで使うというのは、まさにこれは無駄遣いの温床になるわけですから、だから、こ...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
06月13日第183回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず、大気汚染防止法の改正についてお伺いをしたいんですけれども、アスベストは、以前は魔法の鉱物とかというふうに言われて幅広くいろいろと利用をされてきた。それが、危険性がだんだんだんだん分かってきたからこそ規制が始まったわけですけれども...全文を見る
○水野賢一君 これ、日本のこのアスベスト被害の状況が特にひどいとなると、要するに規制が遅れたんじゃないかとかという、そういう責任論に、過去の政策のですね、責任論につながる話でもあるので、そこは、今まで余り私の印象では政府としてきちっと調べていなかったような気がするんですよね。これ...全文を見る
○水野賢一君 この被害者の方々のうち、労災で救済というか、労災の対象になる人もいるわけですけれども、それだけじゃシームレスな救済にならないということで、アスベスト被害の救済法というのができましたよね。  この法律では、要するに、救済のための財源を一般の事業者にも広く薄く負担をし...全文を見る
○水野賢一君 これ元々、だから、アスベストを大量に使ったりして製品を作ったとか、そういうような事業者は特に責任が重いということで特別事業主になっているわけなんですけれども、それで特別にそうやって救済のためのお金を納付しているわけですが、その中の水道管大手の日本エタニットパイプは、...全文を見る
○水野賢一君 どこの企業が幾らの資金を納付、つまり社会的責任があるわけだから納付しているというこのデータは、今、田中副大臣によってお答えいただきましたけど、これ、以前の自民党政権のときというのは非公表だったんですよね。これ、初めて公表されたというのは、二年前の八月だと私は思うんで...全文を見る
○水野賢一君 いや、私も別に自民党という公党が公にそういう密約したなどということを言っているわけじゃないですが、自民党政権の時代の環境省がそうしていたと言っているだけでありますから、そこは誤解していないと思いますけれども。  じゃ、ちょっと、これは大臣、一般論になりますけれども...全文を見る
○水野賢一君 続いて、放射性物質の方の問題に入りたいというふうに思いますけれども、これは、昨年、環境基本法が変わったことによって、放射性物質の適用除外が、基本的には環境基本法においても適用除外規定がなくなったということで、それに応じて個別法の方も直すということだというふうに思いま...全文を見る
○水野賢一君 環境基本法の前身として公害対策基本法というのがあったわけですよね、昭和四十二年にできているわけですけれども。この公害対策基本法の時代から公害というのは典型七公害という形で、大気汚染とか水質汚濁だとかそういうようなものが、典型七公害で騒音だとか悪臭とかが入っていたわけ...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、総務省に公害等調整委員会というのがありますよね。これの対象にも当然、この放射性物質による大気汚染とか水質汚濁だとかもなるのかということと、今まで、この総務省の公害等調整委員会というのは昔からあるわけですから、そこでこの放射性物質による汚染とかが、公害が扱...全文を見る
○水野賢一君 しっかりとした立場で問題解決に当たっていただきたいと思いますが。  この放射性物質でいうと、今はやっぱり指定廃棄物の問題というのが大きいテーマになっていますけど、これ、平成二十三年の十一月の政府の基本方針で、あれですよね、その指定廃棄物の八千ベクレルより多いものに...全文を見る
○水野賢一君 つまり、法律じゃないから、要するに当該都道府県の中でやるというのは法律じゃなくて閣議決定で決まっているわけですけど、これを見直す考えはないですか。
○水野賢一君 いや、ただ、それがなかなかいろいろと高萩でも矢板でも問題を起こしているわけで、現実的かどうかというのは私はかなり疑問に思っていて、だって、例えば、じゃPCBなんかこれ、千葉県で出たPCBは千葉県で処理するようになっていますか。
○水野賢一君 どこが事情が異なるんですか。
○水野賢一君 これはなかなか難しい問題で、じゃ、その対案を、どういう案がいいんだというと、これはなかなか非常に難しい問題だということは、私もそう思っています。  じゃ、ちょっと視点変えますけれども、一県の中で、今副大臣も答弁されましたけど、一県の中では一か所に基本的に集約するん...全文を見る
○水野賢一君 この問題、矢板にせよ高萩にしても、言わば突然押し付けられたというか、突然というような、寝耳に水だというような話なんかが問題の混乱を来したのがあると思いますし、私も、地元の成田の方なんかも、成田空港の問題なんかもそういう寝耳に水だというような話なんかが最初に、昭和四十...全文を見る
06月26日第183回国会 参議院 本会議 第30号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  平田健二議長に対する不信任決議案に対し、反対の立場から討論をいたします。  不信任案の理由を見ると、その冒頭に、先週金曜日の本会議を休憩でなく散会にしたことが挙げられています。しかし、それは議長が独断や職権で決めたことではなく、議院...全文を見る
08月07日第184回国会 参議院 議院運営委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  調査会は、参議院改革の一環として二十数年前に設置をされ、参議院らしく長期的視野を持って各会派の合意を大切にしながら運営をされてきたはずです。  今回提案をされている二つの調査会のテーマは、いずれも重要な課題であり、設置にあえて反対す...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  まず、ちょっと昨日起こったことについての話なんで質問通告が今朝になってしまって申し訳ないんですが、昨日、千葉県でPM二・五が非常に高い濃度になったということで注意情報を出しましたよね。これ参考人で結構ですけれども、この千葉県が...全文を見る
○水野賢一君 大気汚染防止法ではいろんな注意報とか、一番重いのは重大警報とかと出せるようになっていますよね。それで、一番典型的なのは光化学オキシダントについて、光化学スモッグ注意報というふうに俗に言われているやつですけれども、これ、光化学オキシダントだとか若しくはSPMとか硫黄酸...全文を見る
○水野賢一君 言っていることは分かりますよ。環境基準について、PM二・五は最近できたばかりだからということで。それは分からなくはないけど、同じ粒子でももうちょっと大きいいわゆるSPMなんかだと、これは出せるわけでしょう。SPMだとかSOxだとか二酸化窒素だとか、そういうようなもの...全文を見る
○水野賢一君 PM二・五についてはいろんな科学的知見とかそういうようなものをまだ蓄積していく段階ということは分かるんですけど、今局長の答弁でも、まだ制定していないというふうに、まだ法令に基づく注意報とかは出せる状況じゃないということは、いずれ知見が高まっていったりとかすれば、それ...全文を見る
○水野賢一君 恐らくPM二・五の場合、中国由来もあるんじゃないかとか、若しくは二次生成なんかも多いとかと、そういういろんなことが背景にあるんでしょう。いろいろそこは、そういうことをいろんな角度から今後研究していただければと思いますが。  では、本日の本題の原子力の問題についてお...全文を見る
○水野賢一君 月日が流れるのは早いわけですから、五年と言っていてもだんだん、もう一年たったわけですから、これはしっかりと検討をしていただければと思いますし、これは本質は、要するに今日規制と言っている人たちが、明日はじゃエネ庁とかで原子力の立地の増設だとかなんとかと言っているんじゃ...全文を見る
○水野賢一君 社会通念上、常識を踏み外さないような形でルールを作っていただければと思いますが。  今、原子力規制委員会の話聞いたんですが、原子力委員会というのがありますよね。原子力委員会で原子力委員というのが本来五人定数でいるんですが、原子力委員のこれ任期というのは何年ですか。
○水野賢一君 本来の任期の長さというのは、今切れているということは私も知っていますけど、本来の任期の長さは何年ですか。
○水野賢一君 それ、いみじくも今副大臣おっしゃったように、三年が切れているわけですよね。じゃ、具体的に切れてどのぐらいたっているのかというのは、じゃ今三人在職していますけど、原子力委員に、いつ切れたんでしょうか。
○水野賢一君 つまり、今おっしゃられたように、任期が切れたのは十か月前とか十一か月前なわけですよね。  それで、じゃ普通は、これ国会同意人事なんですよね、国会同意人事、原子力委員というのは。国会同意人事は、任期が切れたり、というか、普通は切れる前なんだけど、切れる前とか若しくは...全文を見る
○水野賢一君 いや、私の質問は、ですから提示を国会にしていますかと、任期切れで欠員があるけど、提示していますか。ということは、今のお答えでいうと、切れているけれども提示していないということですね。
○水野賢一君 今の後藤田副大臣の答弁は、この原子力委員会の在り方を検討しているから、在り方を検討しているから、任期が切れているんだけれども、三年の任期の人が三年十か月とか三年十一か月在職していて構わないというように聞こえるんですけど、何で在り方を検討していると、原子力委員会の在り...全文を見る
○水野賢一君 いや、そんなばかな理屈はあり得ないのであって、同意を得にくそうだから国会に政府が国会同意人事のものを提出しないなんというばかなことはあり得ないわけであって、同意するかどうかは国会が決めるのであって、政府が何で国会の同意が得にくそうだから任期切れの人を職務継続規定で続...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、この原子力委員というのは、再任できる規定はありますか、ありませんか。
○水野賢一君 いや、私が聞いたのは職務継続規定の話ではなくて、同じ人を再提示するということはできるんですかということを聞いているんです。
○水野賢一君 可能なんですよ。可能である以上、後藤田さんの今の理屈は、新しい人に就任してもらうことが難しいというんだったら、同じ人に、今現に三人仕事をしているわけでしょう。同じ人を再提示をして国会の了承をもらうのが当然でしょう。だって、国会は、任期三年の人事で、三年十か月ぐらい前...全文を見る
○水野賢一君 今の話は初めて聞きましたけど、要するに三人については国会に新たに同意人事案として今国会に提出するということですね。
○水野賢一君 いやいや、今あなたは国会に提示するって言いませんでしたか。その三人の方、三人の人というのは、今現在、任期切れなんですよ。だけど、仕事しているわけでしょう。だから、それはおかしいと。その職務ずっとやっているんだったら、任期が切れた段階で国会の承認を求めるのが筋でしょう...全文を見る
○水野賢一君 いや、そんなばかな理屈はないんですよ。職務継続規定というのは確かにありますよ。だけど、それは本来、例えば政府としては提案をしたと、だけど国会が承認しなかったりしたときに空白になっちゃうから、空白になっちゃいかぬということで、今までやっていた人がその職務をしようがない...全文を見る
○水野賢一君 いや、そんな理屈は通用しないんです。常識で考えて、要するに例えば一か月後にこの組織が廃止されるとかというなら分かりますよ。一か月後に廃止されるならば、一か月間の任期だけの人を提示するというのはそれはおかしいから今までの人をやってもらうって、これは分かりますよ。じゃ、...全文を見る
○水野賢一君 その理屈が大体おかしいんであって、じゃ、原子力委員会というのは廃止しようと思ったらすぐ廃止できるんですか。例えば政令か何かで廃止できるんですか。
○水野賢一君 原子力委員会というのは、原子力委員会設置法で決まっているんですよ。ですから、仮に廃止したり後継組織をつくるったって、そんなものは法改正をして、しかも、その後、法律が改正された日に廃止されるわけじゃないんだから、つまり、どんなに早くたって、じゃ今、この人たちの任期は三...全文を見る
○水野賢一君 いや、大体、今検討しているったって、じゃ、検討結果はいつ出て、いつ法律を法案として出すんですか。
○水野賢一君 注目されている大事な部門だからこそルールを守るべきなんでしょう。ルールとして任期は三年なんですよ。三年のものを平然と任期以上に職にとどめておくって、そんなことは、それが原子力だからこそけしからぬのですよ、ほかの分野でもけしからぬけど。  じゃ、近藤委員長、来られて...全文を見る
○水野賢一君 そういうことなんですよ。だから、政府が勝手に後任者が決まらないということで、職務継続規定でもう四年近くになるわけですよ。じゃ、何年間までだったら後藤田さんは許されるというふうに思っているんですか、三年の任期の人が、何年間までだったら許容範囲だと思っているんですか。
○水野賢一君 いや、正常な状態じゃないと思うのは当たり前なんですよ。じゃ、この三年の任期の人が、国会で三年で任期で承認された人が三年十か月ぐらい続いているのは、これはもうやむを得ない、許容範囲だというふうにお思いなんですか。
○水野賢一君 いや、話が全然かみ合わないんですけど、三・一一があった、だから原子力委員会の在り方を検討する、そのことは誰も別に否定しないんですよ。検討するのは結構だけど、検討している間だって原子力委員会はあるんだから、そのときに、何で任期が切れた人が意図的に、政府が後任を選ばない...全文を見る
○水野賢一君 簡潔にお願いします。
○水野賢一君 不適切なんだ、今は。  終わります。
11月06日第185回国会 参議院 議院運営委員会 第6号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  ただいま自民党から提出をされた動議に対し、反対の立場から意見を表明いたします。  まず、私たちは、政府提出の電気事業法改正案の内容には反対です。ただし、改正案の方向性を全て否定するものではなく、改革の方向が不十分だという立場から反対...全文を見る
11月14日第185回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  私たちはこの法案には反対の立場なんですけれども、これは、基本的な考え方を言うと、独立行政法人というのは廃止若しくは民営化していくのが我々の主張であって、それを国の組織に吸収する、しかも非公務員型の独法を公務員にするというのは極めて異例...全文を見る
○水野賢一君 今働いている人じゃなくて、新規に公務員OBを採用する、特に経済産業省とかもあり得るわけですか。
○水野賢一君 法的に規制されているわけじゃないんでしょうけど、ただ、運用の中で、そうはいっても一方で大きい疑問としてあったのは、要するに経済産業省と規制委員会なんかは、だって、そもそも原子力規制委員会のノーリターンルールというのは、余りそれが緊密に交流することはよろしくないという...全文を見る
○水野賢一君 今、森本さんからもノーリターンルールの部分に関してもちょっと触れていただいたようですけれども、これ、あれですか、現役出向の人の場合、ノーリターンというのは、これは今現在、理事にも経済産業省の現役出向がいますよね、JNESに。この人たちは、この法律に基づいて、五年たっ...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  それで、ちょっとノーリターンルールについて更に聞きたいんですが、これは大臣にちょっとお伺いしたいんですが、これ、ノーリターンルールというのは原子力規制委員会設置法に書いてあるんですね。ただ、書いてあるんだけれども、五年間最初は猶予期間があるという...全文を見る
○水野賢一君 これは政府参考人で結構なんですが、原子力規制委員会設置法というのは去年成立したんですが、何月何日だか分かりますか。
○水野賢一君 六月の二十日に法律が成立して、国会事故調が報告書を出したのって七月の五日なんですよ、約二週間ぐらい後なわけですけれども。二週間後に出した報告書でノーリターンルールを、こんな五年後なんという甘いことを言っていちゃ駄目だというような報告書を、法律ができた二週間後に国会事...全文を見る
○水野賢一君 それはちょっと残念な答えで。というのは、衆参両院が、全ての政党が全党一致で国会事故調をつくることを提言して、それで委員の人たちを選んで、そこが提言出してきたんですから、それを平然と、踏みにじると言うと言い過ぎかもしれないけれども、その部分に関しては黙殺するというのは...全文を見る
○水野賢一君 いや、だけど、作っていないって、何のルールもないと、だからこれは、この法律では明確に、例えば原子力規制庁の職員がですよ、今日まで規制したからあしたから電力会社に行くとかですね、何か原発プラントメーカーに行くとか再就職するというのはおかしいというふうに、国民の疑惑と不...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、だけどそれは、職員の人が辞めて電力会社に再就職するというふうに言ったら、幾ら規制委員会とか規制庁の幹部の人たちがそれはこの法律に基づいてまずいと言っていても、それはあれでしょう、一般の個人がそこに就職するということはできちゃうんじゃないですか、現実に。
○水野賢一君 いや、ないようにと言ったって、そういうことが現実の法制上、じゃ、何か、今これ罰則か何かがあったりとか強制力がありますか。
○水野賢一君 いや、だからこの附則では、再就職を規制するように今後措置を考えなさいよということをプログラム規定として入れているんじゃないですかというふうに聞いているんです。プログラム規定だというふうに思っていないんですか。
○水野賢一君 じゃ、もしそれで、ここに書いてあるにもかかわらず、原子力規制庁の職員がプラントメーカーとか電力事業者に再就職したら、止めようがないわけだから、そのときはどういうふうに責任取られるわけですか。
○水野賢一君 いや、これ大臣ね、やっぱりちょっと法律の解釈が間違っていると思うんですね。要するに、附則の中に明確に、「再就職を規制することとするものとする。」という、これはちょうどあれと同じですよ。今話題になっているのが六条四項でしょう。六条四項というのは、JNESを間もなく統合...全文を見る
○水野賢一君 まあまたそこは議論しましょう。  じゃ、ちょっと別の観点から伺いますけれども、今は規制庁の職員の話をしましたけれども、今度は原子力規制委員会の委員の方の話ですけれども。  原子力規制委員会の委員も、要するに、昨日まで電力会社で推進していた人が今日から規制だといっ...全文を見る
○水野賢一君 基本的には踏襲で分かるんですが、例えばこのガイドラインにこう書いてあるんですよね。就職前直近三年間に原子力事業者等及びその団体の役員、従業者等であった者とかはなれないとかというんですね。要するに、去年まで原子力事業者だった人が、東電の役員だった人が突然規制委員になれ...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  じゃ、その「等」には、例えば「もんじゅ」とかをやっている日本原子力研究開発機構とか、これは入っているんですか。
○水野賢一君 そういう答弁しないと、今原子力規制委員にいる人たちだって関係者がいるから、それはそういう答弁にならざるを得ないのは分かるけれども、ただ普通に考えて、「もんじゅ」とかで推進って昨日までやっていた人が急に規制委員になるのってやっぱり変だというふうに思いませんか。
○水野賢一君 だって、政府と一体としてやっていたんだから推進機関とは言えないというふうには言えないんであって、だって政府だって、さっきのノーリターンルールなんかは、経済産業省に戻っちゃいけないというのは、政府の一機関だってここは推進だということだからそういう規定があるんだから、ち...全文を見る
○水野賢一君 やっぱり、前例ないんですよね、その非公務員型を国の組織に吸収するという。そんな、つまり専門家としてこういう人たちが要るんだから吸収するなどという、吸収してその知見を集めた方がいいなんていったら、そんな理屈がまかり通ったら、例えば東芝だとか日立だとか、そういうところで...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、大臣に伺いますけど、環境省って関係する独法ってほかにもありますよね、環境再生保全機構とか、そういうようなところも必要があれば国の組織に吸収するということは、これは検討したり考えたりとかしているわけですか。
○水野賢一君 時間ですので終わります。
11月22日第185回国会 参議院 議院運営委員会 第11号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  ただいま議題となりました、いわゆる社会保障プログラム法の本会議趣旨説明を省略して当該委員会に付託する動議に反対の立場から意見を表明いたします。  同法案は消費税増税を前提とするものであり、増税の前にやるべきことがあると考えるみんなの...全文を見る
11月28日第185回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  COP19に対しての御報告もございましたので、今日は地球温暖化問題を中心にお伺いをしたいというふうに思いますけれども、二〇二〇年の削減目標についてお伺いをしていきたいんですが、先ほども話題が出ていましたけれども、二〇二〇年に三・八%の...全文を見る
○水野賢一君 今度の三・八%というのは、実はベースが同じじゃなくて、真水というか、国内での排出削減を三・八やるんだというのではないですよね。それもちょっと確認したいと思います。
○水野賢一君 そうすると、当然、一五から三・八に目標が変わったということ、これは私はそれを必ずしも是とするわけじゃないけれども、原発とかでの事情変更があるんだということは、おっしゃるのはまあ一定の道理はあるのかもしれませんけれども、何で目標値が、今まで真水でということでずっと自民...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、その目標値が変わるということは、つまり目標値が昔に比べて甘い目標値になるということは分かるんだけれども、真水、真水というのは非常に曖昧だと言うのであれば、もっと正しく私なりの解釈で言えば、国内での排出量削減ですよね、温室効果ガスの、ということ、それで目...全文を見る
○水野賢一君 つまり、今おっしゃられたように、国内での排出量削減としては、これはつまり今のところ一%というような、最大一%ということですかね、そのほかのいろんなものもあり得るとなると。森林吸収源の二・八がなくなるから最大一%というか、おおよそ一%というべきなのかもしれませんけど、...全文を見る
○水野賢一君 はい、そうです。
○水野賢一君 今度の三・八若しくは真水ということでいうと一%ぐらいの目標としているこの目標値というのは、原発稼働率はこの時点では何%を前提としているわけですか。
○水野賢一君 だから、実際に何%かは分からないけど、再稼働をこれは目指すべきだという立場と、そうじゃないという立場はあるでしょうけど、まあどっちにしても与党としては安全が確認されれば一定の範囲では再稼働という考えがあるんでしょうから、それを基にすると三・八よりは深掘りされていくと...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、二〇〇六年とか七年とかの時点で目標を二〇〇八年ぐらいに出すときだったら二〇〇五年というのが、今現在より何%減らすということで二〇〇五に多少なりとも合理性はあるような気はしますけど。九〇年というのは、これは気候変動枠組条約の根っこが九〇年なんだから、九〇...全文を見る
○水野賢一君 余り適切な判断だとは思っていないんですけど。というのは、実は二〇〇五年って、この二十年ぐらいを見ていて、排出量が一番多い年だとは言わないけど、多い方から三番目ぐらいなんですよね。だから、二〇〇五年を基準年にすると排出が減ったというふうに言いやすい年なんですよ。それが...全文を見る
○水野賢一君 それは一般論としては分かりますけど、それがいつごろなんですかということの、今日、何月何日ということを答えるのは無理かもしれませんけど、いつごろをめどとしていらっしゃるんですか。
○水野賢一君 まあ、エネルギー政策のいろいろな全般が決まっていかないと、なかなかここだけ決めるわけにはいかないということなんでしょうけど。じゃ、いつ作るかは別としてですよ、この計画というのは作るときに目標年次を決めなきゃいけないわけですね。というのは、計画期間というのを法律上定め...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、どこかの段階では、今日、明日とは言わないけど、どこかの段階ではこの温暖化対策推進法八条に定めてある地球温暖化対策計画を策定して、その計画の中で、正式に法律に基づく計画の中で、二〇二〇年度は何%削減、そして、そのための施策としてこういうことを考えているみた...全文を見る
○水野賢一君 大臣にお伺いしたいんですが、つまり三・八のままじゃないんだよということは分かります。分かりますが、そのとき、これ原発〇%を前提としているとなると、原発を動かしたいという意思が政府としてはあるわけでしょうから、それは世の中にはいろんな議論はあるでしょうし、我々は安直な...全文を見る
○水野賢一君 それじゃ、ちょっと京都議定書の目標がどれだけ達成されたかという話の方に進みたいと思うんですが、京都議定書の第一約束期間、日本は六%削減が目標だったわけですけど、八・二%と、速報値でありますけれどもそういう結果が発表されていますが、これは京都メカニズムとか森林吸収源と...全文を見る
○水野賢一君 だから、六%削減が達成できたんですというのは、そんなに立派な話というよりは、それはいろんな関係者が苦労したのは事実だと思いますよ、それはそうだと思いますけど、実は排出量、国内での温室効果ガスは一・四%増えているんですよね、その九〇年に比べても。  これ、京都議定書...全文を見る
○水野賢一君 大臣にちょっと、これ通告なくて申し訳ないんですけど、本来気候変動枠組条約という親条約みたいなところでも九〇年水準には戻ってなきゃいかぬというふうに、そういうことがあるんだけど、実は、だから京都議定書どころか気候変動枠組条約の理念からしても、一・四%増というのは十二分...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、京都議定書のどの部分がどうだったのかと。要するに、温室効果ガスというのはいろんなところから出てきますけど、京都議定書目標達成計画では産業部門というのはマイナス一一パーとか一二パー削減しなきゃいけないというふうになっているんじゃなかったでしたっけ。
○水野賢一君 その一一・三から一二・一%削減しなきゃいけないんだけれども、産業部門の排出量は五%しか減っていないんじゃなかったでしたっけ。五・二%しか減っていないんじゃないかと思いますけど、それ事実としてはそうですか。
○水野賢一君 そこはちょっとまた後ほど、今後よく議論しましょう。  ちょっと経済産業省からも来ていただいているのでお伺いしたいんですが、フロンの話なんですけど、フロンについては私は元々、これだけ温暖化が問題になっていて温室効果ガスの排出を削減しなきゃいけないと言っている中で、フ...全文を見る
○水野賢一君 前向きな方向で検討していただければということを改めてお願いしたいと思いますが、今申し上げたのは、どこの会社がどれだけどの種類のガスを作っているかの情報開示という話ですけど、それは言わば第一歩であって、それに加えて、そもそもそんなもの作っていいのかという、生産を抑制す...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので、終わります。
12月04日第185回国会 参議院 議院運営委員会 第14号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  ただいま議題になっております委員派遣に対し、反対の立場から意見を表明いたします。  まず申し上げたいのは、この委員派遣を決定するための特別委員会の運営についてです。  昨日十七時五十分からの同委員会の理事会では、中川特別委員長が野...全文を見る
12月05日第185回国会 参議院 本会議 第12号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  ただいま議題になりました水岡俊一内閣委員長解任決議案に対し、断固反対の立場から討論を行います。  本決議案は、自民党と公明党議員によって提出をされました。両党が本院において占める議席数からいって、採決になれば可決される可能性が高いで...全文を見る