水野賢一

みずのけんいち



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水野賢一の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第186回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず、総理の歴史認識をお伺いしたいと思うんですが、これ必ずしも侵略なのか否かとか、若しくは謝罪するとかしないとかといったような外交的な話じゃなくて、国内的な問題をちょっとお伺いしたいんですが。  一九三〇年代から四〇年頃にかけて国内...全文を見る
○水野賢一君 一方、経済システムとか官僚機構に関しても、当時台頭してきた革新官僚なんて言われる人たちというのは、要は、自由放任じゃ駄目だ、統制型でしっかりとやっていかなきゃいけないというような主張なんかをして、どんどん言わば社会主義的なというか、言わば国家社会主義的なというか、そ...全文を見る
○水野賢一君 総理が今いみじくもおっしゃられたとおり、みんなの党は基本的に、当時、つまり一九四〇年頃にでき上がってしまったような体制、言わば戦時体制的な、官僚統制とか若しくは統制経済的な、そういうようなものは当時の歴史的な問題だというだけじゃなくて現在にもつながっているんだと、む...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、規制改革についてお伺いしたいと思うんですけれども、総理は岩盤規制というようなことをおっしゃられますし、そこに風穴を空けていくことが大切だと、私たちももっともだというふうに、賛成でございます。  岩盤規制というのは、私のイメージだと、例えば農業とか医療とかエネ...全文を見る
○水野賢一君 今総理がおっしゃられたように、二年間に集中的にこの岩盤規制を、国家戦略特区を突破口にして穴を空けていくんだと、ダボス会議ではドリルで穴を空けていくというふうにおっしゃいましたよね。それは分かるんですけれども、二年でやるということになると、少なくとも今国会に国家戦略特...全文を見る
○水野賢一君 いや、大臣のおっしゃっていることは一般論としては分かるんですけど、それで、今国会にその法改正を提出をする予定というのはあるわけですかという質問です。
○水野賢一君 国会が始まるときに、政府は今国会の提出予定法案というのを出してきますよね。それで、八十本今回は提示してきて、検討中というのがそのほかにもあるわけですけど、その検討中にも、今のところ、少なくとも国会が始まるときに提示してきたものには検討中にも入っていなかったんですが、...全文を見る
○水野賢一君 規制緩和というのは、掛け声は昔から言われているんですよね。これは新語・流行語大賞というのがありますけど、二十一年前の流行語の金賞というのを見ると規制緩和なんですね。だから、前からずうっとこういうふうにこれは言われているんだけど進まない。結局、既得権との闘いもあるから...全文を見る
○水野賢一君 タクシー業界にいろいろ問題があるとしても、それを供給過剰のせいにするというのは、私はちょっと違うんじゃないかと思うんですね。だから、やっぱりこれは、例えば労働条件がとか事故の問題とかというのは、基本的には、例えば労働条件の待遇を改善するとか、そういうところで変えてい...全文を見る
○水野賢一君 規制緩和に逆行しているというふうに思いますし、大臣のおっしゃられた理屈は基本的に業界がおっしゃっているような理屈で、だからこそ、それに従っていると岩盤規制が打破できないというふうに懸念するんですが、ちょっとエネルギー、原発政策に入りたいというふうに思います。  今...全文を見る
○水野賢一君 その三・六兆円というものの根拠が正しいかどうか、いろいろ議論があるんですけど、それはともかく、今の大臣の御発言だと、基本的に電力が仮に十分だとしても、基本的にはやっぱりそういう国富流出論なんかがあるから、安全審査を通ったものは再稼働したいと、そういう理解でよろしいで...全文を見る
○水野賢一君 ですから、原子力規制委員会がその安全基準に照らしてこれは稼働して構わないというものは稼働するんであって、そのときは電力の需給がどうなのかということは直接的には勘案しないと、そういう理解でよろしいですか。
○水野賢一君 先ほど茂木大臣も世界で最も厳しい安全基準というふうにおっしゃいましたし、総理も世界一厳しい安全基準をクリアしたものは動かすという言い方をしていますけれども、ところで、日本の原発に関する安全基準は本当に世界一厳しいんですか。世界一厳しい根拠を示してください。
○水野賢一君 田中委員長の今までの発言聞いていると、これまで大体こういうトーンだと思うんですね。日本の安全基準は、福島原発の事故の前は非常に世界水準から見てもお粗末というか穴があったものだったと。それがその後、事故があったから言わば世界水準のものに追い付いてきたと、追い付くべく努...全文を見る
○水野賢一君 私の理解では、田中委員長が言っているのは、世界水準のつまり遜色ないところには来たということは言っていたと思うんですけれども、総理、世界一というふうに言うときは、つまり二位じゃなくて一位なんだというぐらいの厳しいということを、だからそれをクリアしているんだから安全だと...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、それだったらまだ分かるんだけれども、総理の今までの発言というのは世界一なんだということを前提にしてしゃべっていますから、それで海外にも売り込むとかですね、国会答弁でも世界一という言い方をしていますからね。これはつまり、非常に新たな安全神話的な感じがしま...全文を見る
○水野賢一君 これは、厳しい水準をしっかりと維持してもらわなきゃ困るということは間違いないんですから、そこは原子力規制委員会もしっかりやってもらいたいと思いますが、原発の新設、増設はどう考えていますか。
○水野賢一君 大臣、具体的なことは想定していない、次のステップだというふうにおっしゃっていますが、一方で、島根とか大間の原発については進めるという話のようですけれども、これは政府の用語では新増設には当たらないということでしょうか。
○水野賢一君 だから、多分おっしゃりたいのは、新設というのは多分全く新しいサイトに造るということなんでしょうし、増設というのは既存の、例えば三号機まであるところに四号機を造るとか、同じ敷地内にですね、そういうのを増設ということをおっしゃっているんだと思いますけど、ちょっと気になる...全文を見る
○水野賢一君 というのは、増設になるということですか。
○水野賢一君 何を言っているか、多分ほとんどの人は、分かったような分からないような、詭弁のような詭弁じゃないような気がしないでもないですけれども。  それでは、はっきり答えてください。リプレースというのは増設とは別の概念だということですね。
○水野賢一君 そうすると、さっき、増設というのは今想定していないとか、次のステップの話だというふうに言っていましたけど、増設はそうなのかもしれないけれども、リプレースは、じゃ今も想定の範囲内だという、そういうことですか。
○水野賢一君 最初から分かりやすく言っていただきたいというふうには希望しますけれども。  エネルギー基本計画というのが今策定の準備段階にありますよね。これはいつ頃策定されるんでしょうか。
○水野賢一君 何月とかというめどは特にないわけですか。
○水野賢一君 このエネルギー基本計画というのは、例えば原発を何%にするとか、再生可能エネルギー何%だ、火力何%だという、そのことはエネルギー基本計画本体には入らないと理解していいんでしょうか。
○水野賢一君 じゃ、エネルギー基本計画の中には、その電源構成の比率というのは入らないんでしょうけど、例えばほかのものでは何か入れる、例えば長期エネルギー需給見通しとかですね、そういうようなことは考えていらっしゃるんでしょうか。
○水野賢一君 いや、私が聞いているのは、エネルギー基本計画には電源構成別に何%、何%とは入らないかもしれないけど、別のところではそういうものは打ち出すんですかと。閣議決定する基本計画じゃないかもしれないけど、どこかには書くんですかと、そういう質問です。
○水野賢一君 例えばエネルギー需給計画などです。
○水野賢一君 今、茂木大臣の答弁の中にもありましたけど、総理もよく可能な限り原発の割合は低減させていくということはおっしゃっていますよね。つまり、ゼロじゃないかもしれないけど可能な限り低減をさせるという言い方をしていますけど、これはどこの基準に、低減と言う限り、どこかに比べて減ら...全文を見る
○水野賢一君 総理は、原発は低減を可能な限りしていきたい、一方で、ゼロというのはいろいろ問題があるという。だから、その間のどこかにベストミックスを考えながらそういう解答があるということなんでしょうけれども。  ところが、電力というのは自由化していきますよね。私たちは、あの法案は...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、ベース電源として原子力に期待していることは分かるんだけど、別に国がやっているわけじゃないんですから、発電というのは。そうすると、電力事業者が、これはコストに合わないとかって、もうベース電源も自分たちはもう石炭火力中心でいくとか地熱中心でいくとかといった...全文を見る
○水野賢一君 いや、勝手にそんなふうに決めたって、自由化するんだから事業者がどう判断するかじゃないですか。
○水野賢一君 いや、だから、事業者の判断の結果、原発が思いのほか減ったときは何か優遇策とかを考えるんですかという質問をさっきからしているんですよ。明確に答えなさいよ。(発言する者あり)
○水野賢一君 ちょっといろいろ失礼いたしましたが。  再生可能エネルギーなどについては、例えばこれは事業者がやっていくにしても固定価格買取り制度などでそれを導入することを優遇する制度というのをやっていますよね。原発については、つまり減り過ぎちゃったらそういう何か誘導するとかとい...全文を見る
○水野賢一君 原発について、言わばそれを立地のために誘導するような政策の一つとして、様々な補助金とか交付金とかという形で、つまり立地を誘導するようなことって今までもやっていましたよね。いわゆるその典型的なのが電源三法交付金というやつですけれども、これはちょっと事実関係だけ伺います...全文を見る
○水野賢一君 今、原発、水力、地熱というふうにおっしゃって、何かいろんなものを支援しているようにおっしゃいますけど、事実上、これはほかもできるのは事実なんだけれども、事実上原発中心なんですけれども。これは、だって、原発を設置するのを優遇するための措置なんですから、この優遇するため...全文を見る
○水野賢一君 いや、どうも話がかみ合わないのは、総理御自身が可能な限り低減と言うんだから、そうおっしゃっている以上、そういう特別な優遇策はなくして、そこは市場メカニズムに任せたらどうですかということを言っているんですよ、総理。
○水野賢一君 いや、だからエネルギーに一長一短があるとか、ベストミックスが望ましいとか、一つに偏るのじゃなくて、いろいろと、国産もあれば、安定供給もあれば、環境もあればだとか、そういうようなことを別に私は否定しているんじゃないんですよ。こういう特別な優遇策を今までやってきた、ここ...全文を見る
○水野賢一君 いや、別に大臣が違法なことをしたと言っているんじゃなくて、事実として電力会社にたくさんパーティー券を買ってもらったんですかということを聞いているんです。
○水野賢一君 じゃ、たくさんかどうかは別として、報告書に記載をされる制限内において買ってもらったのは事実ですか。
○水野賢一君 事実は認められたようですけれども、具体的に、例えばこれ、民主党政権のときに枝野大臣は、東京電力からパーティー券何口を何回分けて買ってもらったとかということを、制限内のですよ、報告義務範囲外のでもちゃんと公表はしていますけど、甘利大臣、きちっと内訳などを公表するおつも...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、ちょっと視点変えますけど、この報道によれば一年間に年間九回ぐらいパーティーやってということが書いてありますけど、これ大臣就任後もやり続けているんですか。
○水野賢一君 そのときも電力会社には、御自身がじゃないかもしれないけれども、秘書さんとかが頼みに行ったりとか、そういうことはしているわけですね。
○水野賢一君 別に私も違法だと言っているわけじゃないんですけれども、電気料金を原資にしたところから、それから献金、失礼、パーティー券ですね、これについて何かじくじたる思いとか、そういうことは特にはないですか。
○水野賢一君 原発の運転期間についてお伺いしますけど、これ原則四十年というふうに法律で決まっていて例外として延長が認められるというふうになっていますが、これは民主党政権のときにできた法律ですけど、ここを変えるという予定は今考えていらっしゃるんでしょうか。
○水野賢一君 今規制委員長が答弁されましたけど、この規制委員会、二年前に設置されて委員長を含めて委員が五人いますけれども、一番最初に任期が切れる方はいつ任期切れになりますでしょうか。
○水野賢一君 そうすると、九月には新しい人を誰か選ばなきゃいけなくなってくるわけでしょうけれども、これ民主党政権のときに例えば、法律に加えて、年間五十万円以上原子力事業者から報酬をもらっているような人は駄目とかですね、その委員になるのは、これは言わばガイドラインを作っているんです...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、その九月の人選をするときには、民主党政権のときにできたそのガイドラインに沿った形で、それにのっとった形で人選をすると、そういう理解でよろしいですか。
○水野賢一君 いや、そうすると、変える可能性があるという含みがあるわけですか。
○水野賢一君 こういうことは、じゃ、もっと厳しくする可能性もあるわけですね。
○水野賢一君 要は、いろいろとどんどんどんどん抜け穴が広がってきているという懸念があるんですよ。例えば、この規制委員会の事務局に原子力規制庁というのがありますけれども、ノーリターンルールというのが原則としてあるんですよね。これは、昨日まで経産省で原発推進というふうに言っていた人が...全文を見る
○水野賢一君 これ、抜け穴だらけじゃないですか。  これ、それで、国会事故調というのがありましたよね、あの原発事故を受けての国会事故調査委員会。これは、ノーリターンルールは五年の猶予なんか要らないんだという提言出しているんですね。即時実行すべきだと。これは、国会がつくった調査委...全文を見る
○水野賢一君 だって、この原子力規制庁は、ナンバースリーの審議官だった人が、世間に公開する前の資料を日本原電という電力会社に渡していたということになって、これは問題になって処分されましたよね。処分されたんだけれども、それで出身官庁の文部省に戻った。  これ、下村大臣、こんなこと...全文を見る
○水野賢一君 だから、その法律が間違っていると言っているんですよ。だから、国会事故調がその法律を変えるべきだというふうに提言をしているんだということを指摘しますけど。  ちょっとこれ、規制委員会と似た名前の組織ですけど、原子力委員会というのがありますけど、これは原子力政策の司令...全文を見る
○水野賢一君 今大臣がおっしゃったように、法律にはそういう規定がないんですが、じゃ、法律じゃなくて何かガイドライン的に、さっきも原子力規制委員会の方はガイドラインがあるわけですけど、ガイドライン的なものは何かありますか。
○水野賢一君 確かに大臣も同じ認識持っていると思うんですけど、だから、いわゆる原子力村ずぶずぶみたいな人が原子力委員になっちゃまずいというのは思っていらっしゃるようなのが今伺えますけど。  じゃ、せっかく今国会で原子力委員会設置法って改正しますよね。改正せっかくするんだから、そ...全文を見る
○水野賢一君 おっしゃっていることも分かりますけど、ただ、これ事故後初めてこの原子力委員会設置法を改正するんですから、そのぐらい厳しくしてもいいというふうに私は希望をしたいというふうに思いますが。  次の話題に移りますが、天下りの問題について伺いますが、安倍内閣になってから天下...全文を見る
○水野賢一君 つまり、もう天下りあっせんは基本的に禁止しているわけですよね、禁止しているけれどもそれに違反したのが一件あったと、そういう理解でいいですか。
○水野賢一君 まさに今大臣がおっしゃったように、天下りあっせんが認定されたのは一件、まあ本当に一件だけなのかという気はしますけれども、一件あったのは事実ですよね。これ、じゃ、あっせんした人、これは国土交通省の事務次官までやった人ですけれども、これ何か処分を受けたんでしょうか。
○水野賢一君 今いみじくもおっしゃられたように、退職後に、事務次官辞めた後にその人のことを注意したんですよ。はっきり言って痛くもかゆくもないわけですよね。  これ、稲田大臣にお伺いしますけど、各省庁の幹部がこういう行為をしたときは、今のように痛くもかゆくもないようなことになっち...全文を見る
○水野賢一君 先ほど、天下りあっせんが認定されたのは一件だけという話ですけど、これ、安倍政権が発足後に早期退職勧奨というのは、まあ最近これは、やまったようですけれども、中央省庁の官僚のうちどれだけに早期退職勧奨があってどのぐらいの人が拒否したとかという数字ありますか。
○水野賢一君 いや、これが、まさに天下りが、あっせんがあるだろうと疑われることのそのものじゃないですか、今おっしゃったのは。だって、三百何人に肩たたきをして、それで何にもあっせんしないで、次の就職先の面倒も見ないで肩たたきをして、それで誰も拒否しなかったなんて、そんなことは常識で...全文を見る
○水野賢一君 時間が参りましたので、松沢委員の方に関連質疑ということで移りたいというふうに思いますが、基本的にこの天下りの問題などもまだまだ根深いし、みんなの党はしっかりこうした問題を追及していくことを申し上げながら、私の質問を松沢議員の方に替わりたいというふうに思います。
03月13日第186回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  原子力規制委員会についてまずお伺いしたいんですけれども、現在の原子力規制委員会というのは二年前に発足して、メンバーは五人いるわけですけれども、この五名のうちに今年中に任期が切れる人たちがいらっしゃると思うんですが、これはどなたで、いつ...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、九月十八日に任期が切れるといっても、大体、今日、官房副長官に来ていただいていますけれども、九月のそのぐらいに任期が切れる人というのは、通常国会というのは六月下旬ぐらいに終わりますけれども、大体、あれですよね、九月のその時点で国会開いているかどうかというの...全文を見る
○水野賢一君 今の時点で、細かい日にちは別として、いつ頃、例えば何月上旬とか中旬とかぐらいには出したいとか、そういうようなことまで決まってはいますか、そこまでは決まっていませんか。
○水野賢一君 いずれにせよ、今国会中に提示はされる方向ではあるわけでしょうから、そうすると、ちょっとここでお伺いしたいのは、この原子力規制委員会の人選に当たっては、民主党政権のときに、今日、お手元の資料として、資料一としてお配りをさせていただいたペーパーにありますけれども、要件と...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、環境大臣にお伺いしますけれども、この民主党政権のガイドラインも、だって、これは先の話じゃなくて、今国会中には選ばなきゃいけないわけですから、そのときにはガイドラインを作り直した上で人選をするという可能性があるということですか。
○水野賢一君 いや、そうすると、大臣のおっしゃっていること、総論としてはそれは分かるんだけれども、要するにお聞きしたいのは、原子力規制委員会を選ぶときというのは、法律に欠格要件とかいろいろあるわけですね、こういう人はなっちゃいけないとかという。そういうことだけじゃなくて、ガイドラ...全文を見る
○水野賢一君 ただ、実はこの法律というのは議員立法でできているんですよね。これは議員立法というか、正しくは衆議院の環境委員長提案なんですけど。その委員長提案で出されるときの国会答弁なんかでも、ガイドラインを作ってやっていくんだということは、提出者も当時の政府の人たちもそういうこと...全文を見る
○水野賢一君 分かりましたけど、それでいうと、間違いがあれば間違いは正すという話だとすると、去年、井上副大臣が国会答弁している、基本的に踏襲すべきだというふうに答弁しているのは、これは改められる可能性があるということですね。
○水野賢一君 ちょっと別の角度から、じゃ質問いたしますけれども、実はこの原子力規制委員会の委員については、人選の仕方をこういうふうにすべきだというふうに国会事故調が提言しているんですね。これは資料二としてお配りをさせていただいている資料でございます。国会事故調というのは、釈迦に説...全文を見る
○水野賢一君 確かに、国会同意人事というのは、以前は、いわゆる西岡先生が議運委員長だったときに作った西岡ルールとか、要するに事前に漏れたものは認めないとか、そういうことがあるので、それとは完全に一次選定とかなんとかで絞り込んでいくというプロセスはオープンにという話と重なるわけなん...全文を見る
○水野賢一君 ちょっとしつこいようで申し訳ないですけれども、この提言五のところに書いてある、一次選定をして候補者を相当数選んで、その上で絞り込んでいくというような、そのプロセスを今回やるのはちょっと難しそうだなという印象は持っているという、そういうことでよろしいでしょうか。
○水野賢一君 私も議運の理事この三年余りずっとやっているんですが、いわゆる西岡ルールという、名前が出たらアウトよというのは、それは、そのルールそのものは廃止はされたということは申し添えておきたいというふうに思いますので、いろんな角度から検討してもらいたいと思いますが。  ちょっ...全文を見る
○水野賢一君 いや、独立性が大切だということは私もよく分かっているつもりなので、だからこそ一党一派だけのを受けるというのは、経緯がいろいろあるのは分かりますけれどもね、私は慎重であってほしいなという要望だけいたしたいと思いますが。  原子力委員会の方、今規制委員会の話聞いてきま...全文を見る
○水野賢一君 だから、まさにごく最近も東電記念財団の理事をやっているんですよね。  この資料四というふうにしてお配りをした資料というのは、国会に政府側が同意人事を求めるときに原子力委員会委員長としての、こういう人ですよという略歴とかを渡したやつ、これを見ると、大学教授とかそうい...全文を見る
○水野賢一君 今御説明を受けたそこは分かりますけれども、それはまさにセンシティブな問題ですから、センシティブな問題だけにしっかりとした情報開示ということを求めたいと思いますが。  ところで、原子力委員会もこれ設置法を今国会で改正しようとしていますよね、政府は。そのときに、例えば...全文を見る
○水野賢一君 そこは前進だというふうには思いますけれども。  この原子力委員会の設置法というのは改正しようとされているわけですね、今国会で。そのときには、法律には、例えばこういう人はなれないとか、例えば今現在原子力事業者に何かこういう関係がある人はとか、そういうものを作るという...全文を見る
○水野賢一君 今日はこの原子力問題だけじゃなくて本当は去年改正されたフロン法についての質疑もしたかったんですけれども、それでわざわざ別の委員会から経済産業副大臣にも来ていただいているので、質問時間がほとんど終わっちゃって非常に恐縮であって誠に申し訳ないんですけれども。じゃ、決意だ...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
03月14日第186回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  NHKと政治の関係についてちょっとお伺いをしていきたいと思うんですが、放送法を見ると、放送法の三十一条の三項で経営委員になれない人というので七項目にわたって書いてあるんですね。その中に「政党の役員」ということも書いてあるんです...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、法律に明記していないからこそ総務省の解釈を聞いているのであって、代表者とか会計責任者は役員だろうというのは常識的にそう思いますけど、じゃ、例えば政調会長とか国対委員長とか、若しくは、若しくはですよ、政党というのは党本部だけじゃなくて、例えば多くの衆参の...全文を見る
○水野賢一君 それはさっきの答弁と同じなんですが。  じゃ、次の質問に移りますけど、放送法の三十一条の四項というところを見ると、委員の任命、これは経営委員の委員のことですね、委員の任命については、五人以上が同一の政党に属する者となってはならないというふうにあるんですね。これ、政...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、政党によっては、党員という制度もあればサポーターとかという制度もあったりしますよね。このサポーターはどうなんですか。
○水野賢一君 じゃ、今現在経営委員がいますよね。今現在の経営委員というのは、つまりこれ、五人以上が同じ政党に属しちゃいけないと書いてある以上、誰がどの政党に属しているとか、誰が無所属だとかということを総務省は把握しているんじゃないかと思いますけど。そうじゃないと、この法律に違反し...全文を見る
○水野賢一君 それはどの時点でどう、これは事務方でも結構ですけれども、どういうふうに確認していますか。
○水野賢一君 経営委員長に伺いますけど、就任するというか、この候補になるに当たって、あなたは何党に属していますかということは聞かれましたか。
○水野賢一君 委員長が何党に属しているか属していないのかは結構なんですけど、要するに、聞かれたか、確認されたかされていないかということを記憶をちょっと鮮明にしていただければと思うんですけれども。
○水野賢一君 じゃ、総務省側に伺いますけれども、政府の方は、基本的にそういうものというのは文書にきちっと、記録というのは文書に残っているはずだし、文書に残っていればそれは情報公開法で請求すれば基本的に、そんな特定秘密とかでもない限り基本的には開示するべきものでしょうけど、これはち...全文を見る
○水野賢一君 NHKの経営委員というのは国会同意人事の対象ですが、これも事務方で結構なんですが、国会同意人事って三十何機関かありますよね。その三十何機関の中に、同じ政党にこうやって何人属していちゃいけないとかという、こういうような規定があるものというのは、つまりこの放送法に規定し...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、だから、全ての国会同意人事の対象がこういう政党所属のことをいろいろ規定しているわけじゃないけれども、幾つかあるということですよね。  幾つかあるというのは、これ総務省に伺いたいですが、これは何でNHKの経営委員会の場合はやっぱりこういう政党に、同じ政党...全文を見る
○水野賢一君 これは副大臣にお伺いしますけど、不偏不党性を担保するためにということでいうと、じゃこれ、あれですか、副大臣、要するに、政治活動とか政党活動とかを何も自由にしていいとかという、何人の範囲の中だったら自分たちの見解とかをどんどんどんどん自由にしゃべっていいとかということ...全文を見る
○水野賢一君 何だかちょっとよく分からないですが、いずれにせよ、NHK、これは経営委員であれ会長であれ、右であれ左であれ、特定の何かイデオロギーに基づいてそれを普及宣伝するという場では本来ないはずですから、それは当然承知しているはずなんですが。  会長に伺いたいのは、NHK会長...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、経営のいろんな体質とかそういうようなことは別として、報道とかそういうことについては今までの報道で大きい問題はなかったという、そういう、経営の、会社の体質とかそういうようなことについては改革の余地はあるかもしれないけど、報道という部分については政治的に大き...全文を見る
○水野賢一君 さっき、ちょっと先ほどの質疑の中にもありましたけれども、例えば、今後、会長の一連の発言とか経営委員のいろいろな問題で例えば支払率とかが今後下がったりした場合、下がったりしたとき、これは数字で明確に下がったりしたとき、先ほど経営委員長の御答弁だと、仮定の質問には答えに...全文を見る
○水野賢一君 では、会長に伺いますけど、じゃ、やっぱりそういう分析をした結果、その大きい原因は御自身若しくは御自身の発言とかそういうようなことが来した混乱などに原因があると御判断されたときは、御自身では出処進退はそのときは考えられるわけでしょうか。
○水野賢一君 政治との関係でもう一点、ちょっと戻ったような話になりますけど、あれですか、会長は、今まで例えば選挙の決起大会だとか、会長がですね、政治家の選挙の、若しくは政治家のパーティーだとか、別にこれは今までそれに出ることは問題はないと思いますけれども、そこら辺についてはよくお...全文を見る
○水野賢一君 今後は、例えば会長として、そういうようなものに会長として出るということはいろいろと問題があるかもしれないけど、会長じゃなくて個人として、籾井さん個人としてお出になるとかなんとかということは、NHK会長の職にある間ですね、そういうことというのは構わないとお考えか、個人...全文を見る
○水野賢一君 これは経営委員長の方にまたお伺いしますけど、経営委員長も、これは経営委員会が会長とかを選任されるわけですよね。そのとき、こういうことになるとはそのときは思っていなかったんでしょうけれども、その時点では思っていなかったでしょうが、今現在、会長の選任後に大きい問題になっ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、今現在から振り返ってもその判断は特に間違いはなかったという、そういう理解でよろしいですか。
○水野賢一君 時間の関係なので最後の質問にいたしますけれども、話は今までの政治とかNHK等の話とはちょっとそれますけれども、あれですよね、よく旅館なんかでたくさんテレビがあるところは受信料の支払を何台にするんだとか、個別の一個一個の部屋で大変じゃないかとか、いろんな話があったりし...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
03月17日第186回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  今日は、フロンの問題を取り上げたいと思います。  まず、私自身のこの問題に対する基本的な考え方についてちょっと申し上げたいと思うんですが、フロンというのは大きく分けて二つの問題があるわけですよね。一つはオゾン層を破壊するという問題で...全文を見る
○水野賢一君 さすがにオゾン層を破壊するタイプのフロンというのは、まさに名前どおりにオゾン層保護法によっていろんな規制が、日本ではCFCはもう生産禁止とか、HCFCは何年までに生産禁止ということが決まっているんですね。  ただ、これは今答弁にあったように、オゾン層保護法という名...全文を見る
○水野賢一君 そうなんですね。ですから、極めて強力な温室効果ガスのこのHFCについては生産、使用を直接禁止する法律というのはないわけですね。ないんだけれども、去年改正されたフロン法によって、初めてHFCに関しても生産や使用に対して一定の基準というか、判断基準とかの書き方によっては...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、つまり、今までは全くフロンの生産とか使用について、今言っているフロンというのはいわゆる代替フロンです、つまりオゾン層は破壊しないけれども温室効果が極めて高いというこのタイプのフロンについては、従来は全くそこに規制がなかったけれども、去年の改正された法律を...全文を見る
○水野賢一君 今、副大臣の答弁にもあったように、最終的には経済産業省の判断ということもあるわけでしょうが、環境省側はこうやって望ましいというふうに副大臣が答弁をしましたけれども、経産省の参考人で結構ですけれども、カーエアコンは入る見込みだというふうに理解してよろしいですか。
○水野賢一君 だから、産構審のその議論の結果を踏まえというのも分からなくはないんだけれども、基本的に今おっしゃられた前半の部分は、ヨーロッパなんかでだってそうやってやっているということですよね、だから厳しい、GWPが一五〇以下にしなきゃいかぬとかという。というようなことをおっしゃ...全文を見る
○水野賢一君 さてそこで、何を製品として指定するかということもあるんですが、それに加えて、指定製品について、指定製品の製造業者等の判断基準というのもこの法律の十二条で書いてあるわけですよね。  その判断基準については、トップランナーの水準を求めるというような答弁が今もあったふう...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、同じ質問について、経済産業省の政務官にもお願いしたいと思います。
○水野賢一君 ちょっと大臣に基本的な考え方だけ伺わさせていただければと思うんですが、今、環境副大臣そして経済産業政務官からも前向きな答弁あったというふうに思います。トップランナーの最高水準のものを判断基準にしたいということなわけですけど、これ、トップランナー方式というのは、基本的...全文を見る
○水野賢一君 しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  去年改正されたフロン法では、一方でフロンの漏えい量の報告ということも十九条で定められているわけですね。要するに、フロンというのは使っているうちに、業務用冷凍空調機器のフロンであれ、カーエアコンのフロンであれ、いろんな...全文を見る
○水野賢一君 事業所管省庁というのは、要するに、例えば病院とかだったら厚生労働省とかって、そういうような理解でよろしいんですか。
○水野賢一君 じゃ、この省令というのは具体的にはいつ頃定める方向にあるんでしょうか。
○水野賢一君 そうすると、それで、じゃどういうふうに省令定めるかという話になってくるんですが、漏えい量の報告というときに、事業所単位で行うのか、事業者単位で行うのかという話があるわけですね。要するに、事業所というのはその一個一個の工場ですよね、事業者というのは会社全体という形にな...全文を見る
○水野賢一君 確かに、物すごい小さいところの中小企業とかでそんなに漏えいしていないところまで全部報告というと、これはまた労多くして益少なしという、そこまでやれというわけじゃなくて、やっぱり一定以上の漏えい量のあるところに関しては事業者はもちろん事業所もデータを取っていいんじゃない...全文を見る
○水野賢一君 今いみじくも田中政務官おっしゃられたとおり、去年、法律を制定するときの審議の中で当時の環境政務官だった齋藤健さんも、これは会社全体単位はもちろんのこと、そういう事業所単位のデータも取れるようにした方が望ましいというようなことを答弁しているんですよね。  ですから、...全文を見る
○水野賢一君 最後の質問と言ったんですけれども、時間まだ二分ぐらいあるので、非常に恐縮で、そのことを余り蒸し返すつもりはないですけれども、理由は何ですか、交通渋滞という、そういう理由でよろしいんですか。
○水野賢一君 以後気を付けていただければということを申し上げながら、私の質問を終わります。
04月10日第186回国会 参議院 環境委員会 第4号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  今日は、水環境の問題、水質の問題とか、こうしたことを中心にお伺いをしたいと思うんですけれども、まず、水が、水質がきれいかどうかということの指標というのは、一般に、湖沼とか海域、海の場合などはCODという値を使うわけですね。この...全文を見る
○水野賢一君 つまり、環境基準が設定されてから、このCODを測るときの手法は過マンガン酸カリウムを使うということが続いているんですが、これ、もちろん一長一短あるわけでしょうけれども、これは何で重クロム酸カリウム法じゃなくて過マンガン酸カリウム法を使うようになったんでしょうか。
○水野賢一君 確かに一長一短あるから、それはそれでいいんですけど、ただ、世界的にはこれ極めて少数派だと思うんですよね、日本の測定方法が。  そうすると、日本のこのデータを基に例えば学者が論文書いたりしても、世界的には、だって、世界では使っていない指標だから、余り評価されないとか...全文を見る
○水野賢一君 私も絶対にどっちがいいとか悪いとかと言うつもりはないんですが、ちょっとお伺いしたいのは、水の水質の基準というときに、これは、今言っているのは公共用水域、つまり湖沼とか海域とかをいう話をしていますが、水道水にも当然基準がいろいろあるわけですよね。  厚生労働省に伺い...全文を見る
○水野賢一君 その省令が、平成十六年ですか、その辺りに変わって、今まで水道水質の基準というのはCOD、過マンガン酸カリウムを使ったCODの測定でやっていたんだけれども、これを新しい概念のTOC、トータル・オーガニック・カーボンに変えましたよね。これは何で変えたんでしょうか。
○水野賢一君 要は、今おっしゃられたように、当時の厚生科学審議会の答申で、この過マンガン酸カリウム方式の欠点をいろいろと書いてあるわけですよね。今おっしゃられたけれども、水中有機物の指標としては不十分だとか、今、参考人は測定精度がやや低いというふうにおっしゃいましたけど、この答申...全文を見る
○水野賢一君 確かにデータの連続性というのは当然必要だというふうに思いますので、私としては、今絶対変えるべきだと言っているわけじゃなくて、ちょっとその見解を伺ったということでありますけど。  じゃ、現状、その水の汚れというのはCODで測っているわけですが、そのCODでどこの沼と...全文を見る
○水野賢一君 印旛沼、手賀沼はいずれも千葉県であって、私も千葉県選出で、特に印旛沼は私の住んでいるところの、私も印旛沼のほとりのところに住んでいるわけなんですけれども。  環境省は、湖沼水質保全特別措置法という法律に基づいて全国で十一ぐらいの湖沼を指定湖沼として指定しているわけ...全文を見る
○水野賢一君 要は、湖沼水質保全特別措置法で指定されると、その地域には水質保全計画を作りなさいということが法律の内容なんですよね。だから、それは野方図にいろいろと無計画でやっていいわけじゃないですよということは分かるんだけれども、現状、だからといって何か特典があるわけでもないんで...全文を見る
○水野賢一君 さて、湖沼の汚れとかの場合、当然そこに理由はいろいろありますよ、それは工場排水とかもあるだろうけど、それだけじゃなくて生活系とか面源負荷とかいろんなものがありますからなかなかそう簡単じゃないということは分かるんですが、一方で、あれですよね、排水にいろいろ規制を掛けて...全文を見る
○水野賢一君 だから、今おっしゃられたように、メニューとしては法律上あるわけですよね。それは、メニューがあるからといって、それを使うか使わないかということはあるだろうし、今おっしゃったように、地元の知事とか、千葉県でいったら森田健作さんとかなんでしょうけど、そういう人が望むか望ま...全文を見る
○水野賢一君 国土交通省にも参考人をお呼びしているんですが、時間の関係で、申し訳ないですがちょっとそこをスキップさせていただいて。  先ほどもほかの委員からも浄化槽の問題についてもいろいろとかなり力の入った御質問もございましたので、ちょっと浄化槽の問題をお伺いしたいんですが、下...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、国交省にちょっとこのことに関係して伺いたいんですが、下水道法十条では確かにただし書があるんですね。ただし書で、特別の事情があった場合には接続しなくていいというふうに書いてあるわけなんですけれども、ところが、その接続義務が特別の事情があると免除されるようになって...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと長々と話されるとあれなんですが、要は、ごく簡単に言えば、確認しますよ、ごく簡単に言えば、これはせっかくもう既に汚水処理施設があるわけだから、下水道じゃないかもしれないけど、あるわけだから、わざわざ下水道につながなくていいという、そういうことが裁判の判決で出て...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、結局、そのただし書があるんだから、わざわざ接続を無理強いしなくていいという、市の方が無理強いしようとしていたから、その市が負けた、敗訴したということなわけですよね。  ちょっと聞きたいですけれども、そうすると、そういう判決が出た後は、この十条一項のた...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、その運用の中で、つまり今はもう下水道に接続をそんなに強要しないという例はたくさん出てきているという、そういう理解でよろしいんですか。
○水野賢一君 プール排水とかなんとかというのは普通の一般の家庭ということとは違う話でしょうから、一般の家庭なんかででも、つまり一般の家庭とかの合併浄化槽とかで、もちろんそれは高度処理型とかそういう条件はあるかもしれないけれども、そういうことの場合には、このただし書が発動していいと...全文を見る
○水野賢一君 多分六、七年前だったと思いますけど、地方自治体が運用を判断するときの基準として何か通知を、こういう点には留意しろとか、何か通知を検討していたんじゃないかという気がしますけど、その辺どうだったんでしょうか。
○水野賢一君 いや、当時、ちょっと私も記憶で申し訳ないんだけれども、そういう、六、七年前ぐらいに当時下水道部長とかが来て、これは緩和していく中での留意点をいろいろ今検討しているということをいろいろ言っていたと思うんですけれども、それはだから、実際にはそのときはそういうことも検討し...全文を見る
○水野賢一君 それじゃ、しかし、ただ、そういうことを検討していたということは検討するだけの余地があったからだと思うんです。それで、筋から考えて、やっぱりこれは、だって浄化槽とかの性能とかも上がって、それは、接続義務をそこまで無理強いをする必要はないだろうという方向は私は非常に筋が...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので、終わります。
04月15日第186回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  この放射線発散処罰法ですね、この法律というのは、要するに放射性物質を発散させることによって人に危害を加えるような個人に対して刑事罰を加えるという、そういう法律ですよね。  じゃ、どういう場合が処罰対象になるのかということをち...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、いわゆる普通、核兵器と言っているのというのは、原爆が典型ですけれども、核分裂反応によって、それによって爆発させるというのがいわゆる核兵器ですけど、そういうの以外に、最近問題になっているのは、核分裂反応によって別に爆発するわけじゃないけど、通常爆弾なんだけ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、こういうような別に核爆弾とかダーティーボムだけじゃなくて、原発の原子炉を、格納容器、圧力容器とかそういうようなところを破壊することで放射性物質を拡散させて故意に人を死傷させようとした場合、これはどうなりますか。
○水野賢一君 別に電力会社の原子炉のみならず、原子炉とかというのは大学の研究室とかそういうところにもあったりとかしますよね。こういうようなところをターゲットにして、同じような攻撃を加えて放射性物質を発散させようとした場合、この場合はどうなんでしょうか。
○水野賢一君 今度は、原発とかの原子炉を攻撃するんじゃなくて、要は、今回福島第一原発事故というのが明らかになったのは、原発というのは、原子炉そのものを直接壊さなくても、壊れなくても、冷却施設が壊れてしまえば時間がたてばメルトダウンしてしまうということは今回まさに明らかになったわけ...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  それでは、この法律の中にこういう文言が出てくるんですよね。「原子核分裂等装置」というような形で、要するに、いわゆる原子炉とかそういうものというのはまさに核分裂を起こす装置ですから、そこら辺の話は分かりやすいんですけれども、等、等とかというのがいろ...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、確認ですけど、例えば再処理施設、国内における再処理施設とかを何かテロリストが攻撃したとかというときは、この法律とは直接的には関係ないという理解でよろしいわけですか。
○水野賢一君 さて、先ほど、例えば核爆弾を国内で爆発させるだとか、そういうようなことを質問しましたけれども、これは、どちらかというとイメージしているのはテロリストとかが、犯罪者とかがこういうような行為を行ったときというのは法律の対象になるんでしょうけど、例えば戦争で、まあ正々堂々...全文を見る
○水野賢一君 さて、そうすると、あとちょっとお伺いしたいのは、現行法の六条ですね。六条というのは改正されると新七条に値する形になるんですけど、要するに放射性物質を発散させるぞみたいな形で脅迫した場合は懲役五年以下の刑というような形で書いてあるわけなんですけど、これは一般的な刑法の...全文を見る
○水野賢一君 さて、ここでいろいろこの法律が罰則として定めているものというのは、実は今その脅迫なんかだって、刑法だって脅迫罪があるように、ほかの法律と重なるようなものってたくさんありそうなわけですよね。例えば、人を死傷させるとかというふうにいえば、当然死亡させれば殺人罪が刑法上適...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、まさにこの法律にも違反をしている可能性が高い、刑法の殺人罪にも該当する可能性が高いという場合、これはどういう整理になるんですかね。併合罪になり得るのか、それとも観念的競合という形になるのか、ちょっとその辺を、見解を伺いたいと思います。
○水野賢一君 しかし、観念的競合になる場合も十分あり得ると、もちろんケース・バイ・ケース、そのときの法と証拠に基づいて判断することだけれども、そういうこともあり得るという理解でよろしいですか。
○水野賢一君 さて、この法律はいろんな条約の担保法であるんでしょうけど、基本的に核テロ防止条約の担保法という側面があると思うんですけど、この核テロ防止条約は多くの国が締結していますけれども、この締結国のうち重立った国々というのはやっぱりこういう特別法を作っているんでしょうか。どう...全文を見る
○水野賢一君 この法律、放射性物質発散処罰法というものの一つの特徴として、国外犯処罰規定があるわけですよね。刑法にも国外犯処罰規定があるわけですけれども、刑法以外の法律でこういう国外犯処罰規定を設けている法律というのは、どうなんでしょうか、あるのかどうか。  ちょっとお伺いした...全文を見る
○水野賢一君 そういう意味では比較的珍しいんだろうというふうに、本法は、そういうふうに思うんですが。  法務省にお伺いしますけど、その他の省庁、環境省が所管している省庁以外の法律でこういう国外犯処罰規定を設けているものというのは何か、どういう状況ですか。
○水野賢一君 さて、刑法にも国外犯処罰規定は規定されているんですけれども、その発動例というのはそうそう多くないとは思いますし、それはなかなか海外での事件の証拠を集めるのも大変だったりとかするとは思うんですけれども、これ発動された実例としてはどういうものがありますでしょうか。
○水野賢一君 まさに今おっしゃられたように、日本赤軍の事件なんかは、日本国民が犯罪を犯した場合、加害者だった場合だったわけですよね。こういうものに対しては刑法で従前から国外犯の規定があったんですけど、二〇〇三年改正で、十一年ぐらい前の改正で、一定の事案に、殺人とかですね、一定の事...全文を見る
○水野賢一君 刑法の場合は、この国外犯の処罰規定というのは、つまり、日本人が無関係の場合というのはないわけですよね。今申し上げたように、日本人が被害者の場合とか若しくは加害者の場合ということは刑法では国外犯処罰規定が発動される、無関係の場合には発動されないはずなんですけど。  ...全文を見る
○水野賢一君 されるですね。
○水野賢一君 分かりました。  じゃ、この法律、放射線発散処罰法というのは、制定されてから発動されたりした、若しくはこれによって摘発した例というのはございますでしょうか。
○水野賢一君 海外では同種の法律での摘発例というのは何かありますか。
○水野賢一君 ちょっともう通告の質問が大体終わってしまって、通告なくて申し訳ないんですけど、ちょっと気になるのが、この法律というのは基本的に意図的に放射性物質を発散させるというときの処罰法ですよね。じゃ、逆に言うと、意図的じゃないけれども、原子炉とかが暴走することによって事故を起...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、ちょっと通告なくて申し訳ないんですけれども、大臣にお伺い最後にしたいと思うんですけれども。  そうすると、意図的に何かこういう、原発を攻撃したとかということによって放射性物質を発散させた場合には、特別にこういう法律で重くなるわけですよね。だけど、過失とかの場...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
05月15日第186回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  まずおわび申し上げなきゃいけないのは、途中でちょっと出入りせざるを得ないことがありまして、全部聞けていなかった上での質問という大変失礼なことをおわびを申し上げたいというふうに申し上げます。  塩原参考人にお伺いをしたいのは、...全文を見る
○水野賢一君 これ、信州ジビエというのは基本的にはニホンジカを中心としていて、その他の例えばカモシカとかそういうのというのもあり得ることはあり得るわけなんですか。
○水野賢一君 ありがとうございます。  坂元参考人にお伺いをしたいんですが、御説明の資料の中で、殺傷個体の放置禁止解除とかに関して、資料をそのまま読み上げますと、鹿の死体が熊を誘引し人身被害に結び付くおそれがないかとか、鉛の弾で撃たれた鹿を食べたワシタカが鉛の中毒を起こすおそれ...全文を見る
○水野賢一君 ありがとうございます。  先ほど来の議論の中で、認定事業者というのが今回の法改正で位置付けられていくということについての御意見で、坂元参考人からはいろいろお伺いしたんです、過去の質問でもお伺いがあったと思いますけれども。  坂田参考人と石崎参考人にお伺いをしたい...全文を見る
○水野賢一君 ありがとうございました。  私の質問は終わります。
05月22日第186回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  鳥獣保護法の改正についてお伺いをいたしますが、ちょっとそもそも論的な話になりますけれども、この鳥獣保護法は、鳥獣の定義として、第二条で、「「鳥獣」とは、鳥類又は哺乳類に属する野生動物をいう。」というふうにあるんですね。確かに、...全文を見る
○水野賢一君 鳥獣保護法のこの八十条というのには適用除外があるわけなんですよね。どういうものが適用除外かというと、具体的なことは環境省令で定めていくわけですけれども、その環境省令で定めるものとして二つ書いてあるわけですね、要件が。そのうちの一つというのは、他の法令で捕獲等について...全文を見る
○水野賢一君 今の八十条のところで、細かい話ですけれども、細かい改正があるんですね。今までは、他の法令によって適切な保護管理がなされている鳥獣は適用除外でいいというのが、今度は、適切な保護若しくは管理がなされている鳥獣というふうに、保護管理から保護若しくは管理というふうに文言が何...全文を見る
○水野賢一君 さて、その八十条は、もう一つの適用除外要件というのが書いてあるわけですよね。つまり、今申し上げたような、ほかの法律でいろいろと保護管理しているんだから、あえてやる必要はないでしょうということもあれば、もう一つの適用除外要件として、環境衛生維持に重大な支障を及ぼすおそ...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  今後は、この八十条に基づいて環境省令で定めている動物というのが、今までの場合だと、そういうドブネズミとかハツカネズミもあれば、一方で、ほかの法律で定めているからというものもあるわけなんでしょうけど、この具体的に定めている鳥獣に何か変更は、八十条に...全文を見る
○水野賢一君 この法律の、今回の法改正によって、法律の定義を定めている二条で、希少鳥獣について定義を定めていますよね、今回の改正で。希少鳥獣というのは今後どういう形の指定になるんでしょうか。種ごとの指定になるのか、それとも種よりも上の属とか科のレベルでも指定することはあり得るのか...全文を見る
○水野賢一君 さて、そうすると、この百三十六種を指定するとなると、一方で、希少鳥獣というようなときに、似た概念として、種の保存法では、国内希少野生動植物種とか、別に法的な根拠があるわけじゃないかもしれないけどレッドリストとかというのは作っていますよね、環境省でも。これとの関係とい...全文を見る
○水野賢一君 ちょっとそこをもう一回整理したいのは、要するに、レッドリストではⅠAとかⅠBとかⅡ類とかありますよね。それが自動的にこの希少鳥獣になるわけじゃないですよね。そのⅠA、ⅠB、Ⅱ類から、更にその中から選ぶという、そういうことですか。
○水野賢一君 逆に言うと、ⅠAだけれども希少鳥獣にならないということもあり得るわけですか。
○水野賢一君 ちょっとしつこくて悪いですけど、ⅠAというとき、別にレッドリストとかに載るのは必ずしも鳥獣だけじゃないですから、鳥獣以外のものが入ってくることはないでしょうけど、ⅠAの場合だとまあ自動的に希少鳥獣になるんでしょうけれども、じゃ、ⅠBだったらどうなんですか。
○水野賢一君 だから、つまりⅠAは自動的になるわけでしょう、希少鳥獣になるわけでしょう、ほぼ自動的に。ⅠBとかⅡ類は自動的になるということですかということです。
○水野賢一君 そうすると、さっき指定はそんなに変わらないという話ですから、そこは今後も基準としては変わらないということだというふうに思います。  じゃ、続いて伺いたいのは、種の保存法では九十前後のものが国内希少野生動植物として指定されていますよね。これを、ちょっと後で正確な数は...全文を見る
○水野賢一君 その方向としては、ですから政府としてもしっかりと方針としても打ち出しているということだと思いますけど、もうこれは事務方で、局長で結構ですけど、これ、二〇二〇年というと六年後で、三百というと、単純に計算すると、六年後で三百だと、単純な割り算をすればですよ、一年に五十ず...全文を見る
○水野賢一君 特定希少鳥獣管理計画についてお伺いしたいんですけれども、これ、希少鳥獣と言っているのを、一方で捕獲とかそういうことをかなり念頭に置いているような管理をしていいのかという気もしないでもないですけど、ここら辺はどうなんですか。
○水野賢一君 ですから、絶滅危惧があるものは原則保護だけど例外的にそういうふうに管理計画の対象になることもあり得るということなんでしょうけれども、地域とかそういうことによってはですよ。具体的に今念頭に置いている何かこういう、希少鳥獣なんだけれどもこの管理計画の対象にしようとしてい...全文を見る
○水野賢一君 今後の検討課題ということで、今何か念頭に置いているというわけではないということですかね。  じゃ、ちょっと別の観点から聞きたいですけど、レッドリストだとか希少鳥獣というのは要するに数の問題でしょうけど、別に一方では、文化財的な価値のあるものとして特別天然記念物とか...全文を見る
○水野賢一君 ちょっと視点を変えたところでお伺いしたいんですが、前に、こういう希少生物というか特別天然記念物でもあるんだけれども、トキとかコウノトリですね、これどちらも今、野生復帰をさせている。ひなが生まれたとかというふうになっていますよね。トキはどういう形で、この保護増殖を図る...全文を見る
○水野賢一君 これ、そういう同じような頃の法改正の議論のときに、漁業対象の海洋水産物には種の保存法の対象にしないという覚書があったことを私もちょっと取り上げたんですが、質疑の中で。これは平成四年の段階で、環境庁ですね、当時の。環境庁と水産庁の間にそういう覚書があったんですが、それ...全文を見る
○水野賢一君 その前はあるんですか。
○水野賢一君 というと、だから、覚書としては無効だけれども、今のところまだ指定はしていないという、そういうことですね。分かりました。  お伺いしたいのは、現在、特定鳥獣保護管理計画というのがありますよね。それで、これは新しく第一種と第二種に分かれる形になると思うんですが、保護な...全文を見る
○水野賢一君 さて、鳥獣保護法というのは罰則とかについても八十三条以下でいろいろ定めているんですよね。これ、鳥獣保護法の罰則が適用される例というのはどのぐらい数としてはあるんでしょうか。
○水野賢一君 先ほど、鳥獣保護法以外のほかの法律でしっかり保護とかしているものについては鳥獣保護法の適用除外だという話がありましたけれども、そういう典型的なものの一つとして臘虎膃肭獣猟獲取締法なんかがありますよね。  これは水産庁に伺った方がいいんでしょうけれども、この臘虎膃肭...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、四十年間ぐらいはそういう不届き者はいないということですね。  鳥獣保護法の七十九条ではこう書いてあるんですね。環境大臣はということで、環境大臣は、鳥獣の数が著しく減少しているときは、都道府県知事に対して指示できるという、そういう条項があるんですけど、これは発...全文を見る
○水野賢一君 この七十九条も今度微妙な改正をしていて、今まで鳥獣の数が著しく減少といっているのを、今度改正で、鳥獣の生息数が著しく減少といって変わっているんですけど、これは何か数と生息数というのは意味が変わるんですか。それとも、単なる何か用語の調整という、それだけのことなんでしょ...全文を見る
○水野賢一君 先ほど来、認定鳥獣捕獲等事業者制度についてのいろんな話がありますけど、イメージとしては、いろいろ猟友会とかそういうところを認定していきたいんだなというのは分かりますし、先ほどの答弁でも、命を無駄にするということは良くないということで、ジビエの活用なんかの話もありまし...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、質問は、レジャー目的の狩猟団体を認定することというのもあり得るということですか。
○水野賢一君 だから、その要件に合致すれば、目的ということを特に法律上何か要件にしているわけじゃないという、そういうことですよね。
○水野賢一君 さて、法律の四十条が改正されて、年齢を二十歳から十八歳にするという規定がありますね、狩猟免許に関しての話ですけれども。  これ、ちょっとこの法律の話から飛ぶんですが、今、憲法の国民投票法の関係なんかで、成人年齢どうするんだ、公職選挙法の投票権年齢どうするんだという...全文を見る
○水野賢一君 ありがとうございます。  さて、残りの時間ちょっと、環境問題であるんですけれども、鳥獣保護法から離れて、温暖化対策推進法についてお伺いをしたいと思いますが、温暖化対策推進法という法律で、一定の温室効果ガスを出している事業所や事業者は、自分たちでどれだけ何トン出して...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、二〇一〇年度にどこの会社が何トンのCO2出したとかということは、これが今手に入る最新のデータだとなると、今二〇一四年度なんですから、今年度のは無理だということは常識で分かりますけれども、四年前のが最新データというのは非常に遅いと思うんですが、何でこんなに...全文を見る
○水野賢一君 明日公表するにしても、それでも三年前のということですからね。今おっしゃられたような事情があるんだったら、そこら辺改善の努力をしっかりやっていただければというふうに思います。  それで、じゃ、その最新のデータというのを見ると、これは大体一万社ぐらいの会社が、つまり大...全文を見る
○水野賢一君 今おっしゃった権利利益保護請求をすると、つまり簡単に言えば、これは企業秘密だから出しちゃ困るんだと言っている会社があると出さなくていいということは、一応法律上はそういう条項あるんですけれども、一万一千社が報告していて二社だけ駄目って言っているのは、これはやっぱりちょ...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、この一万一千の会社はみんなこれは別に出しても構わないということで出しているのに、何でヤフーとアット東京は出さないのかということが問題なんですけれども、これは、一応ルール上は所管省庁がそれを認めたら出さなくていいってなっているんですけれども、所管省庁は総務...全文を見る
○水野賢一君 何でそのCO2の排出量が分かると困ることになっちゃうんですか。
○水野賢一君 じゃ、同業他社というのは、みんなやっぱりこれは、これは要するにアット東京とかこのあれは全部いわゆるあれですよね、こういうデータセンターの業界というのはみんな、公表みんなやっていないわけですか。
○水野賢一君 データセンターとかの例えば大手なんかの、例えばさくらインターネットなんという会社は、我が社は二万三十三トン出していますとか、株式会社アイネット、五千二百七十トン出していますとか、株式会社インターネットイニシアティブ、七千四百九十トンとかと、同業他社は全部法律に基づい...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、それはだから同業他社はやっていないんだし、しかも、じゃ、何でそれがCO2だと駄目なんだということですよ。事業規模が分かるとかというのだったら、こういう会社は、じゃ、有価証券報告書なんかで、例えば売上高だとか従業員数だとか、そういうようなものも公表してい...全文を見る
○水野賢一君 これは実はいろんな経緯があって、じゃ、環境省に伺いますけど、今、最新の年度の二〇一〇年度というのは二社だけ駄目と言ったわけですね。じゃ、二〇〇九年度とか二〇〇八年度、その前はどうだったですか。
○水野賢一君 該当するものがないということは、つまり、同じ一万一千かどうかは別として、全ての会社が公表したという理解でいいですね。
○水野賢一君 つまり、それで更にその前を言うと、公表しないと言っていたところは結構あったんですよ。ところが、そんな合理的な理由は全然ないということで、どんどんどんどん、おかしいじゃないかということをやっていって結局ゼロにしたのに、新たにまた最近、二社がこれは企業秘密だから困るとか...全文を見る
○水野賢一君 前向きな答弁してもらって、それは有り難いわけなんですけど、要するに、企業側はやっぱり何となく嫌なわけですよ、そういうものを公表されるというのは。だから、要するに、別に本当に致命的な企業秘密だったらそれは非公開でもいいんだけど、そうじゃなくて、何となく予防線を張ってい...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので、終わります。
06月12日第186回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  まず、去年、大気汚染防止法が改正をされて、放射性物質の適用除外がなくなったんですね。それによって、環境省が大気中の放射性物質の常時監視をすることに法律上なったわけですけれども、この問題から取り上げたいと思うんですが。  常時...全文を見る
○水野賢一君 PM二・五は環境基準が設定されたのも最近だから今まさに増やそうとしているということは分かるんですが、さて、大気汚染防止法の改正で放射性物質もこれは環境大臣が常時監視するようになったんですよね。では、この放射性物質については全国何か所で常時監視しているんですか。
○水野賢一君 今、答弁の中で、環境省がやっている十か所とそれに原子力規制庁の二百九十七を足し合わすと言っていましたよね。だけど、去年改正された法律は、明確にこれ、常時監視するのは環境大臣がしなければならないと書いてあるんですよね、大気汚染防止法の二十二条三項。これは、環境大臣がや...全文を見る
○水野賢一君 従来の公害物質は、大気汚染の場合は、大気汚染防止法上は、従来の例えばNOxとかPMについてはこういう書き方ですよね、二十二条一項では。要するに、これは都道府県が基本的にやることになっているんですよ、都道府県がやることになっているいわゆる法定受託事務なんですよ。だから...全文を見る
○水野賢一君 いや、僕は別に原子力規制庁が測定しているのがいけないと言っているわけじゃないですよ。いけないと言っているわけじゃないんだけれども、要は法律を作るときには、環境大臣がしっかり今後やるんですというふうにそういうふうに言って法律を改正して、そういうことを言っていながら、だ...全文を見る
○水野賢一君 この問題自体はそんな天下の一大事じゃないからそれ以上こだわりませんけど、ちょっと大臣に感想ぐらい伺っておきたいところですけれども。  要は、法律作るときは環境大臣がしっかりこれは常時監視するんだと言っていたけど、実際にやっているのは、この法律改正後、環境省の仕事は...全文を見る
○水野賢一君 こういう大気汚染物質で常時監視しているものというのは、さっきからあるような二酸化窒素とか二酸化硫黄とかSPMとか、いろいろあるわけですけど、こういう常時監視している物質の中には環境基準を設定しているものも結構あるわけですよね。今言ったような物質は当然そうです。まあ設...全文を見る
○水野賢一君 さて、ここからは原子力規制委員会の人選問題を伺いたいと思います。  これは、衆議院では火曜日、参議院では昨日、新しい原子力規制委員が、政府から提示された方々が、二人が国会でも承認されたんですけれども、同意されたんですが、さて、まず大臣にお伺いしたいのは、原子力規制...全文を見る
○水野賢一君 いやいや、法的に、だから今大臣がおっしゃったように、欠格要件は、例えば、今現在原子力事業者とかその役員とか従業者である人とか、そういう人はなれないというふうになっているんですね、規制委員に。でも、こんなことは当たり前なんですよ。なぜならば、規制機関なんだから、規制機...全文を見る
○水野賢一君 いやいや、そんなことはないですよ。だって、原子力規制委員会じゃないけど、原子力委員会には東京電力から顧問料を百万円も月にもらっている人が原子力委員に同時に就いていたんだから。そんなことは想定、それを想定しない方がおかしいんであって、今までやっていたんだから。大臣、そ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、伺いますけれども、お手元にお配りをした資料の二というやつですね、平成二十四年六月十九日の参議院環境委員会の議事録です。今大臣おっしゃったように、これは議員立法で成立しました。だから、提出者というのは衆議院の環境委員長だったんですね。御承知のとおり、そういうとき...全文を見る
○水野賢一君 いや、まず、過去も準ずるというふうに言っているときに、過去三年準ずるなんというふうに答弁していないんだから、勝手に三年に限定するのもそもそもおかしいんだけれども。  大臣に伺いますけれども、大臣がいみじくもおっしゃったように、これ議員立法なんですから、議員立法の提...全文を見る
○水野賢一君 過去は準じないということですか。大臣。
○水野賢一君 だって、国会で提出者が言っていることを、だから、国会で議論をするときに提出者が言っていることと、後で法律の解釈を変えていいわけないでしょう。大臣、そんなことが許されるんですか。
○水野賢一君 いや、だから、それは立法者が過去も準ずると言っているんだから、それは過去も準ずるんでしょうということですよ。  じゃ、大臣に聞きますけど、昨日まで電力会社の社長だった人が原子力規制委員会になることは法律上は構わないということですか。
○水野賢一君 それは、これは政府の閣法じゃないんですよ、議員立法なんだから、議員の提案者が言ったことに拘束されるのは当たり前でしょう。行政府が勝手に解釈を変えるというのはおかしいでしょう。違いますか。
○水野賢一君 いや、全く納得しないけれども。  ちょっと井上副大臣に伺いますけれども、あなたは、去年の十一月、これは資料一というのです。これは民主党政権で適格者かどうかのガイドラインを作るときには、ガイドラインありましたよね、それについてこう言っているんですね。  民主党のと...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、今回あなたは踏襲したの。
○水野賢一君 大臣は考慮していないと言っていますよ。
○水野賢一君 ちょっと意味不明な答弁やめてもらいたいけどね。  ただ、ちょっと今日は官房副長官にもお忙しい中来ていただいているので、副長官にも質問しないのもお忙しい中来ていただいて失礼なのであれしますから、これ、実はガイドラインって政府の、政府って、環境省の策定じゃなくて内閣官...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので終わります。
06月12日第186回国会 参議院 内閣委員会 第22号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  国家行政組織法の三条委員会とか八条委員会という言われ方がよくされるんですけれども、原子力委員会というのは内閣府に設置されているわけですよね。これは、内閣府は国家行政組織法の範疇外にあることになっているから、だから、これは今まで...全文を見る
○水野賢一君 とはいっても、実態としては、これは内閣府にあるから形式的には国家行政組織法とは離れているわけだけれども、形式論としてはそうなんだけれども、実態としては国家行政組織法の八条委員会と同じようなものだという説明もされていたんですけれども、ここも今回の法改正では変わらないと...全文を見る
○水野賢一君 さて、今も議論の中で原子力政策大綱の話あったわけですね。これは最初は長期計画、長計というふうに言われていたのが、そういう形で昭和三十一年から作られていて、一番最新のものというのは、この原子力政策大綱に名前が変わって二〇〇五年に策定されているわけですよね。  これ、...全文を見る
○水野賢一君 今まであった長期計画にしても原子力政策大綱にしても、今までも別にこれ、原子力委員会設置法に明示的にこういうものを策定しろと書いていたわけじゃないんですよね。明示的に書いていたわけじゃないけど作ってきたんですね、これまでは。  ということは、今回法改正で、あれですか...全文を見る
○水野賢一君 その今おっしゃった二条のそこというのは、これは今回改正あったんですか。
○水野賢一君 いやいや、今聞いたのは、今までの法律には明示的にはこういう大綱を作れとは書いてなかったわけでしょう。書いてなかったけれども、設置法の二条の所掌事務の中に読み込めるものがあるから、だから書いて作っていたということでしょう、そういうことでしょう、今まで。大綱を作れとは法...全文を見る
○水野賢一君 ということは、今後も法理論上はそこは維持されるのであれば、今後も法理論上は作ることは妨げられるわけではない、やるつもりはないけれども妨げられるわけではないと、そういう理解でいいわけですか。
○水野賢一君 分かりました。  近年の原子力委員会を見ていて一番恥ずべき事件というのは、原子力委員でいながら、委員でいながら同時に東京電力から顧問料をもらっていたという人間が原子力委員にいたということなんですよね。しかもこれは、あの福島第一原発事故の後、一年間も平然と顧問料をも...全文を見る
○水野賢一君 罷免じゃなくて、就任できるかどうかという、その欠格事由があるかということですよ。
○水野賢一君 入れていない。
○水野賢一君 だから、だから言っているんですよ。  つまり、せっかく法改正をして、しかも過去にそういう業界の人が、いや、過去に業界にいたというんじゃないですよ、その業界にいて顧問料をもらっていながら原子力委員を務めているような人がいたという事例が直近あったんだから、せっかく法改...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、大臣の答弁を伺っていると、大臣も思いは同じだと思うんですよ。そういう人が原子力委員として適切じゃないとは思っている、不適切だと思っているということではあるわけでしょうから。ならば、それはそういうことにしっかりと留意は、それは山本大臣はされるかもしれませ...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、原子力委員会についてもう一つちょっと問題を指摘したいと思うんですが、これ、原子力委員の任期というのは三年ですよね。三年なんですが、これ、実は福島第一原発事故が起きたときの委員というのは、当時は委員は五人だったんですね、今回の改正で委員の人数を三人にするんでしょ...全文を見る
○水野賢一君 だから、これ国会同意人事なわけですよね。国会同意人事というのは、例えばこの場合は任期三年だから、三年で国会は同意したのに、四百五十何日超過してやったということは、四年半ぐらいですよ、三年任期の人が平然と国会の同意もないまま、いや、国会の同意があれば別ですよ、ないまま...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  ただ、私として申し上げれば、これは後任が決まりにくい状況があったというのであれば、少なくともその人たちを、これ原子力委員会の人は再任できるんですから、再任で国会に再提示をして国会の承認を受けるべきだったということは申し上げたいというふうに思います...全文を見る
○水野賢一君 いや、それは、あなた、七条を読んだだけであって、それは分かっているんです。七条の中に、例えば職務上の義務違反だとか、その他委員たるに適しない非行があるという場合に罷免できると、そんなことは書いてあるんですよ、法律に。だから、それを読んだってしようがないのであって、そ...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、法律には全部書けないだろうから、それは政府の意思としてどういう場合があり得るのかということを聞いているんですよ。
○水野賢一君 大臣のその言葉を信じたいというふうに思います。  さて、原子力委員会では、二年ほど前、近藤委員長のときですけれども、秘密会合を重ねていたということが大きい問題になったんですね。しかも二十三回もですね。これで大問題になったんですが、これは、このとき、原子力委員会とし...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので最後の質問にしますけれども、今のことは、今、最後に、今後ともそういうふうにしていきたいというふうにおっしゃったのは、今後、この法改正後の新しい原子力委員会でもこの前のことを反省して打ち出した方針というのは堅持されるという、そういう理解でよろしいですか。
○水野賢一君 終わります。
06月17日第186回国会 参議院 環境委員会 第10号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  大臣発言問題も後ほど後半で取り上げますけれども、まず法案について何点か伺います。  まず、これ、地域自然資産区域というのは、これ法律読むと、国立公園とか国定公園とか自然公園に指定されている地域を念頭に置いているのかなという気はするん...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、自然公園法というのは、自然公園というのは利用の増進をうたっていて、この法律の法案名も持続可能な利用という法案名になっていますから関係が深いと思うんだけれども、一方で、自然公園法と似たようなものとして自然環境保全法という法律があるんですよね。この法律に基づ...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  それで、この法律に基づく、この法、今の時点だと法案と言うべきかもしれないけれども、この法案に基づく地域自然環境保全等事業として入域料を収受する場合というのがあるわけですよね。入域料を徴収する主体というのはどこなのかというのはちょっと確認しておきた...全文を見る
○水野賢一君 今お伺いした中では、つまり地方自治体だけが該当するということですよね。  さて、ところが、別にこの法律がなくたって、今だって入域料を徴収したりしている例というのはありますよね。法定外目的税なんかで徴収しているというのは一つの典型例でしょうけれども。  そうすると...全文を見る
○水野賢一君 提出者に伺いますけど、これ、この法律に基づいて入域料を取る場合というのは、どうも何か収入を環境保全経費に充てるんだということを前提としているような気がするんですよね。つまり、例えば国立公園みたいなところでのトイレの整備だとか柵の整備だとか、こういうことを前提としてい...全文を見る
○水野賢一君 いや、入域料を取るんだから環境保全経費に充てろというのは、一見もっともらしいような気がするんだけど、ただ別の考え方も当然あり得るわけで、人がたくさん入り込むことが環境に悪影響を与えるんだから、だから、別に目的税的に取るんじゃなくて、高い値段を課すこと自体に意味がある...全文を見る
○水野賢一君 要は、ある種特定財源的にやるというのは一見いいんだけど、僕はやっぱり環境に対して負荷を与えるものに税を課すということ自体に意義があるんじゃないかと思いますが、まあその議論はおいておいて。  ちょっと提出者に伺いますけど、これ、地域自然資産区域というのは陸域のみなの...全文を見る
○水野賢一君 大臣に伺いますけれども、大臣の発言、これはちょっと法案から離れますけど、最後は金目でしょ発言というのは、大臣、この発言をされたということは事実ですか。
○水野賢一君 ということは、事実だということは、その前に官房長官のところでそういう話をされていたということは、官房長官に対しても、最後は金目が、問題を解決するのは金目の問題なんですと、そういう御説明を官房長官にもされていたということですか。
○水野賢一君 大臣はこれは会見などでも陳謝はされたというように聞いていないでもないですけど、ちょっとこれ、大臣、こういう発言をされたことに対して、さっきもちょっと触れられたかもしれませんけど、どういうふうにお感じなのか、何かおわびがあるのか、そういうようなことについてはどう考えて...全文を見る
○水野賢一君 まず、今御発言で、品位を欠いたというようなことではおわびがありましたけれども、これは当然、傷つけたのは、特に、何もこの委員会にいる人たちの心を傷つけたというだけではなくて、より直接的には、より深刻には福島県の被災地の方々に対してなわけですけど、福島に行っておわびをす...全文を見る
○水野賢一君 では、閉会をしたら行く、すぐ伺うという、そういう理解でよろしいですか。
○水野賢一君 時間ですので最後の質問にいたしますけれども、この発言というのは、大臣自身も品位を欠いたということは認めて、多くの人に不快な思いをさせたということ自体は認めていらっしゃるようですけれども、そういうことであれば、当然、進退というようなことですね、他人に言われなくても、自...全文を見る
○水野賢一君 こうした発言に対しては強く抗議をして、私の質問を終わります。
06月19日第186回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず、冒頭申し上げますのは、本来、質疑順というのは大会派順というのが慣例でありますけれども、その中で、私が今日同時並行に行われている他の委員会で質疑をする関係で順序を入れ替えていただいたことに、それに御協力、御理解をいただいた委員長並...全文を見る
○水野賢一君 大臣は、会見などでは発言については撤回しないと言っていたと思うんですけど、今の委員会冒頭の発言では、撤回するというふうにおっしゃいましたけど、どの部分を撤回されたんですか。
○水野賢一君 今、するともしないとも言っていないみたいなことを言っていましたけど、今冒頭で撤回をしたというふうに言ったのは、これは何だったんですか。冒頭の発言の中で、大臣はどの発言について撤回をすると言ったんですか。
○水野賢一君 じゃ、撤回をするというのはこの環境委員会の場で今公式に言ったんでしょうけれども、どの発言を撤回したんですか。
○水野賢一君 だから、品位を欠いたから撤回するのは、品位を欠いた発言というのは何という発言だったんですかと聞いているんです。
○水野賢一君 大臣、要は、最後は金目でしょという発言を自身が言ったのをもうここで言いたくないからそういうことなんでしょうけど、じゃ、私が言いますよ、最後は金目でしょ発言は撤回するということですね。
○水野賢一君 さて、大臣は、三年前に自民党幹事長だったときに、当時の鉢呂経済産業大臣が死の町だという発言をした、若しくは放射能を付けちゃうぞというような発言、これあったのかどうか、私ははっきり言って分かりません、分かりませんが、そういうふうに報道をされたとき、万死に値するというふ...全文を見る
○水野賢一君 いや、質問に答えていないんですが。  かつて、こういうデリケートな問題に対して万死に値するというふうに発言をされたわけですね、幹事長のときに、鉢呂大臣の発言に対して。それは事実ですか。
○水野賢一君 となると、今回の御自身の発言というのは、私は、常識的に考えて、死の町という発言よりも最後は金目でしょ発言の方が深刻な発言であり、より住民の方々の多くの人たちの心を傷つけた発言じゃないかというふうに思いますけれども、それならば今回はもっと万死に値するというような認識は...全文を見る
○水野賢一君 いや、要は、今後もしっかり頑張っていくかどうかは今聞いていないんです。つまり、自分の発言は万死に値する発言じゃないかと、どう思いますかと、それを聞いているんです。
○水野賢一君 鉢呂発言のときに、当時の石原幹事長は、これ記者会見でこういうふうにも答えているんですね。これは自民党のホームページにも載っているものですけれども、鉢呂発言に対して、子供さんたちを傷つけているわけですから、良識ある大人が酔っ払っても、どんな状態でもそんな話はしてはいけ...全文を見る
○水野賢一君 予算を確保するための努力というのは一方で必要でしょうけれども、しかし一方では、地元の理解ということも当然必要なわけですよ。その中で、大臣は、御自身の発言が中間貯蔵施設に関しての地元の理解に対して非常にこの政策を進める上でマイナスになったというふうにお考えではないです...全文を見る
○水野賢一君 いや、一刻も早い整備が求められているというふうに大臣がおっしゃるけれども、御自身の発言はその整備のためにマイナスだったんじゃないですかと、どういう認識を持っているんですかという質問です。
○水野賢一君 井上副大臣にお伺いしますけれども、中間貯蔵の地元への説明会とかそういうようなものは井上副大臣が常に行っていらっしゃるようですが、井上さんの目から見て、この大臣の発言というのは地元の理解を得る点に関してはマイナスに働いたというふうに副大臣は思いませんか。
○水野賢一君 その事実関係の話じゃなくて、まず、細かいそんなことを言っているんじゃなくて、大臣の発言はマイナスだというふうに、地元でマイナスの影響を与えるんじゃないかと思いませんかという、正面から答えなさいよ、質問に。正面から答えろよ。はぐらかすなよ。
○水野賢一君 あなたね、思わないの。副大臣として異常な答弁だと思いませんか。これは何、じゃ何、プラスでもあると思っているのか。
○水野賢一君 じゃ、井上副大臣、この発言が地元に悪影響を与えない根拠を示してください。
○水野賢一君 それは願望でしょう。与えないとあなた言ったんだよ。その根拠を示してください。
○水野賢一君 この最後は金目でしょ発言というのが多くの人たちをやっぱり怒らせることの原因というのは、これは、どう考えたってこの発言というのは、金が付けば最後はどうにかなるというように受け止められる発言だと、そう聞こえるのが普通なわけですよね。  大臣、そういうふうに思っているわ...全文を見る
○水野賢一君 それでは、自民党の今までの原発関連施設を推進するときに、何か金目のものを付ける、まあこれ金目と言うと品はないのかもしれないけど、要するに、それによって利益誘導的に、迷惑施設に対してだったらお金を付けるというような政策が今まであったのかどうか、その点については大臣はど...全文を見る
○水野賢一君 発言だけじゃなくて、ちょっと政策的なことも一点きちっと聞いておきたいんですが。  原子力規制委員会ですね、原子力規制委員会の国会同意人事、今国会で二名提示されましたよね、二名とも承認されてしまいましたけど。一名の方は私たちも反対したんですが。  さて、この人選に...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので終わります。
06月19日第186回国会 参議院 議院運営委員会 第34号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず、規程の方を中心に質問をさせていただきたいと思うんですが、この情報監視審査会の委員というのは八人で組織すると書いてありますよね。これ、会派の所属議員数の比率によって割り当てるというふうになっているんですが、現在の参議院の会派の人数...全文を見る
○水野賢一君 別にうちの党が入っていないから言うわけじゃないんですが、これ、普通に考えて、やっぱり多くの人たちが多くの立場からいろいろと見る方が客観的だという議論は十分あり得ると思うんですけれども、これは何で、例えば、例えばですよ、議運なんかは十人以上いる会派は必ず割当てがあると...全文を見る
○水野賢一君 だけど、議運理事会だって国会内の組織ですよ。
○水野賢一君 議運は、長いこと、基本原則として十人以上いると入れるようになっているということをまず指摘したいと思いますが。  じゃ、この規程の三条一項にこう書いてあるんですね。委員は、会期の始めに議院において選任しというふうにあるんですが、ここで言う会期というのは、この第百八十...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、基本的には、三年間、その選挙が終わったときの議席数を前提として委員を配分するということを前提としているんでしょうが、これ、あれですよね、私も議運の理事をこの四年、今四年目に入っていますけれども、この四年間を見ても、会期途中で、会期というかその三年間の中で...全文を見る
○水野賢一君 それじゃ、あれですか、例えばこういう場合はどうなんですかね。例えば、私たち大きい政党が二つだけあっていいと言っているわけじゃないですが、話分かりやすくするために、例えば二つだけ主な政党があって、四人、四人だったとしますよね、八人の割当てが。それで、第六条で、委員に欠...全文を見る
○水野賢一君 そのときに、これは例えば二つの政党で四人、四人で、その二つの政党ともあって、一つの政党の一人お亡くなりになって三人になったというんだったらこれは話は分かりやすいけれども、その会派が分党でもしちゃってなくなっちゃったとか、そういう場合はどうするんですか。
○水野賢一君 五条二項で、特定秘密を漏えいしたことによって懲罰科せられると委員を解任されるというふうに書いてありますけれども、これは情報漏えいで懲罰が科せられた場合は指すようですけど、それ以外の理由で懲罰科せられるということもあり得ますよね。こういう場合は解任には至らないわけです...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、逆にこういう場合はどうなんですか。今、委員である人が情報漏えいしたことで懲罰受けたら解任されるというのは、これは分かりました。分かったんだけれども、逆に、かつて情報漏えいの理由で懲罰を受けたことがある人というのはあり得ますよね。だけど、そういう人が三年間たった...全文を見る
○水野賢一君 これは法案の方になるのかもしれませんけど、憲法五十一条から見ると、特定秘密を院内の質疑とか討論で漏えいした場合は、懲罰の対象かどうかは別としてですよ、少なくとも刑事責任は問われることはないと理解してよろしいですか。
○水野賢一君 じゃ、あれはどうなんですか。質疑、討論で漏えいした場合というのは確かに免責特権に当たるんでしょうけど、例えば院内でですよ、院外じゃなくて、国会内で、院内において、国会議員が記者会見とかぶら下がり会見なんかで、そういうときに情報漏えいした場合は刑事責任問われるんですか...全文を見る
○水野賢一君 今の話だと、要するに、正規なこういう、今私がしゃべっているような、正規な国会での質疑とか討論とかでのものは免責の対象だけど、院内であっても、議事堂の建物の中であったって、ぶら下がり会見とかそういうところでしゃべったらそれは刑事責任問われるんだということでしょうけど、...全文を見る
○水野賢一君 私の理解では、理事会というのは少なくとも院の正式な機関だというふうに思いますけれども、理事会は免責特権の対象にならないんでしょうか。
○水野賢一君 じゃ、今の話聞くと、理事懇は……。
○水野賢一君 非常に、だからそういうことをきちっと詰めて、というか、私たちもこの法案というだけじゃなくて、法案、若しくは規程なんか特に見せていただいたのはごく最近ですから、こういうことをきちっと詰めるような作業を、やっぱり僕は徹底した審議が必要だと思いますよ、こういうような。 ...全文を見る
○水野賢一君 それは、二つの院に両方とも、両方の院に造るんですか。それとも、例えば衆議院と参議院の間にある常任委員長室みたいな感じで両院の人たちが共用して使うような形で。どういうイメージなんですか。
○水野賢一君 ちょっと曖昧な感じがするんですけれども、じゃ、一つしか造らないということも、一つの部屋を使って両院の人たちが両方とも使うということもあり得るということですか。
○水野賢一君 要するに、詰めていないわけでしょう。要は、そういうようなことはもっと徹底した審議が必要だということを私は申し上げたいと思います。  ところで、審査会の事務局というのは、これは専従の職員を充てるんでしょうか。
○水野賢一君 審査会の事務局職員というのは適性評価の対象になるんだと思いますけれども、速記者もこれは含まれるわけですよね。
○水野賢一君 この情報監視審査会というのは傍聴を許さないことを原則としておりますけれども、これは国会法五十二条二項で規定している秘密会とは何か内容的に違いがあるんでしょうか。
○水野賢一君 時間ですので、私の質疑は終了して、同僚の薬師寺みちよ議員に質問のバッターを替わっていただきたいというふうに思います。
06月19日第186回国会 参議院 内閣委員会 第23号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  まず、山本大臣にお伺いいたしますけれども、大臣も再三答弁していらっしゃるのは、今まで原子力委員会というのは原子力政策大綱を作ってきたと、昔の名前でいえば長期計画ですよね、長計ですよね。これを作ってきたけれども、今後はもう策定し...全文を見る
○水野賢一君 私の申し上げた問題意識はかなり理解していただいているようで、そこはしっかりやっていただければというふうに思います。  さて、原子力規制委員会の人事についてお伺いをいたします。  原子力規制委員会というのはこれは国会同意人事の対象ですから、今国会にも二人政府の方か...全文を見る
○水野賢一君 最初は何かちょっとわびたようなところから入って、最後は結局、百八十度違うことを言っているのに矛盾しないと言っているんですが、井上さん、民主党政権のときのガイドラインを基本的に踏襲すべきというんだったら、これは例えば、基本は残していて一部変えたというんだったらこれはそ...全文を見る
○水野賢一君 ないんでしょう、ないということでしょう。だから、基本的に踏襲といったら、一部は何か基準を変えるかもしれないけれども、ガイドラインというのはあってしかるべきでしょう、一部は変えたとしても。ないということは、そもそも踏襲していないんじゃないかと言いたいんだけれども。 ...全文を見る
○水野賢一君 いやいや、質問に答えていないんであって、要するに、精力的に審議をしたんですよ、そのときに。精力的に審議をしたときに、立法者、これは議員立法ですから衆議院の環境委員長提案ですよ。その環境委員長も環境委員長代理も、若しくは当時の政府の人たちも、これは法律を通した後はガイ...全文を見る
○水野賢一君 だから、これは法律の審議のときに、抜け穴だってことなんですよ。つまり、法律は過去のことについて書いていないんですよ。今現在、原子力事業者の人間が規制委員会の委員になれないということは法律に書いてあるんですよ。だけど、そんなことは当たり前なんですよ、だって規制組織なん...全文を見る
○水野賢一君 いや、そもそもそれがおかしいんだけど、じゃ、聞きますよ。  このガイドラインの問題というのは、この人たちが、原子力規制委員会の委員の候補になる人が過去どういうお金をもらっていたかとかというそういうことを調べる、つまりガイドラインがあれば当然調べるわけですよね。じゃ...全文を見る
○水野賢一君 いや、調査したか聞いているんです。
○水野賢一君 いや、調査のその仕方というのは、そのガイドラインのあったときと同じレベルの調査をしたかということが質問です。甘くなったんじゃないかということです。
○水野賢一君 本当ですね、それ。本当ですね。そういうふうに私は必ずしも思っていないけど、本当ですね。
○水野賢一君 資料の二を御覧いただければと思うんですが、要するに、これ、この法案を質疑するときに、要は、さっき言ったように、今、原子力事業者の人が規制委員会の委員になれないなんていうのは当たり前なんですよ、そんなもの。だって、規制組織と推進、推進というか事業者が同じ人のことはあり...全文を見る
○水野賢一君 要は、過去も準ずるというふうに立法者が言っている、法案提出者が言っていることは現政権は踏まえないわけですか。これは、つまり、条文には書いていなくても、国会答弁で立法者の意思として示されていることというのは踏襲しないんですか。
○水野賢一君 いや、そんなこと言ったら、国会答弁で、法文の意味するところはどうだという提案者の答弁は意味がないじゃないか。
○水野賢一君 要するに、法文に書いていなければ、国会の答弁で立法者の意思として明確に言っていることは政府は無視していいんですかと言っているわけです、聞いているんです。
○水野賢一君 いや、全く納得しないし、大体、あなたの言っているのは、今日ほかの委員会でも、福島の例の最後は金目発言、あの発言に対して、福島の中間貯蔵施設整備に対して何の悪影響もないというふうに答弁しているその神経が大体理解できないんだけど、ちょっと大臣も大臣なら本当に副大臣も副大...全文を見る
○水野賢一君 何で不要なんですか。何で不要なんですか。
○水野賢一君 ガイドラインを踏まえないと言っているときに、こういうときにガイドラインを使うのはちょっといかがかと思いますけどね。  そもそも、この話というのは、情報開示請求を報道機関がやったら出てきたわけでしょう。情報公開法に基づく情報開示請求というのは、何人がやっても、若しく...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、調べてないということじゃないですか。
○水野賢一君 じゃ、今後はこういうような情報は、これは事実上公開情報ですからね、情報公開請求して出てくるような情報というのは、個人情報でも何でもないんだから。こういうような情報は、積極的に国会に対して同意人事を求めるときには提示するというふうに約束しますか。
○水野賢一君 要求がなくたって、そもそも規制組織なんだから、規制組織がいわゆる原子力村と決別しているとかということを国会に対して提示するときに情報を提供するのは当たり前でしょう。自分から出すべきじゃないですか。
○水野賢一君 それは、求めがなくても積極的に自分から出すということですね。
○水野賢一君 時間ですので最後の質問にしますけど、あなた方の、あなたの判断というのは基本的に信じられないと思います。  最後に、ちょっともう一回聞きますけれども、先ほど、最後は金目でしょ発言は中間貯蔵施設の整備には悪影響はないんだというふうに、つまり普通、常識で考えると、地元の...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
06月20日第186回国会 参議院 議院運営委員会 第35号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  まず、森まさこ大臣にお伺いしますが、大臣は男女共同参画大臣でもあるわけですよね。大きく報道されています、都議会で女性議員に対して品性下劣なやじがあったというふうに思いますけど、まずこの問題について、見識、見解を伺います。
○水野賢一君 私も同じ認識ですけれども、事実だというふうに思いますけれども、じゃ、事実だという前提に立てばという、それに立って結構ですけれども、やじを飛ばした人というのは都議会議員という公人なわけですから、自ら名のり出て謝罪すべきだというふうに思いますか。
○水野賢一君 では、法案また規程などについて質問をさせていただきたいと思います。  情報監視審査室というのは、これはどこに造る予定なんですか、場所としては。
○水野賢一君 議事堂の敷地内ということを前提としているのか。例えば、弾劾裁判所なんかはいわゆる議事堂の敷地外ですよね、参議院の別館にあるわけですから。国会の、議事堂のこの敷地外ということもあり得るわけですか。
○水野賢一君 要は、何にも決まっていないというのは先ほど来の質疑でも分かるんですけど。  改めて伺いますけど、工事費用、この情報監視審査室を造る場合、まあ別に何円何銭まで言ってくれとは言いませんよ、例えば千万単位なのか、一億単位なのか、十億単位なのかとか、そういうような大ざっぱ...全文を見る
○水野賢一君 大きく額が変わってくるから聞いているんですよ。  じゃ、ちょっとこれ通告していないけど、参議院の予算というのは年間どのぐらいか、発議者、知っていますか。
○水野賢一君 そうですよ。そうすると、じゃ、その四百四十億ぐらいのお金がこれだけに使われちゃったら、ほか、全然、人件費とかそういうものに回せないぐらい大きい額だったらどうするんですか。
○水野賢一君 だから、私もそんな四百何億掛かると言っているわけじゃないけど、少なくとも出す以上はイメージというものがあるでしょう、少なくとも。細かい何円何銭までは聞かないけれども。  じゃ、ちょっと伺いますけど、これは法案提出者に伺いますけど、国会法の改正案って、これは予算関連...全文を見る
○水野賢一君 だから、これは国会法そのものに、お金が掛かる話は国会法そのものに書いてあるわけじゃなくて規程の方に書いてあるわけだから、あえて言うならば、予算関連法案じゃなくて予算関連規程なわけでしょう。そういう理解でいいですか、提出者、発議者。
○水野賢一君 だから、予算を一定額って、どれだけの額か決まっていないからこれ不安に思っているのであって、そういう、やっぱり煮詰めてから出していただきたいというふうに思いますけど。  昨日も聞いたことですが、改めて伺いますけど、そもそも、このいわゆるシールドルームは二か所造るのか...全文を見る
○水野賢一君 本当に、かもしれないの答弁が多過ぎると思うんですが、ちょっと、やはり規程について伺いますが、第三条で、会期の始めに委員を選ぶという、その会期というのは三年ごとの選挙の後のということで昨日おっしゃいましたよね。  これは第三条に明示的に書いてあるんですが、そうすると...全文を見る
○水野賢一君 法律とかこの規程に、参議院選挙が終わったときの会期の始めにちゃんと人選をするというんだったら、それが原則でしょう。そこに例外を、一番最初だけは例外だというんだったら、何か附則とかそういうものでそういうことを、経過措置みたいなことを設けておくのが普通じゃないですか。そ...全文を見る
○水野賢一君 いや、憲法審査会のに倣ったんじゃなくて、衆議院のに倣ったんだというふうに推定をいたしますけれども。  さっき薬師寺委員からも質問がありましたけれども、これ、第十二条で定足数、「委員の半数以上の出席」というふうに書いてあるんですね。つまり、四人以上出席すれば議事が開...全文を見る
○水野賢一君 いやいや、欠けていなくたって、結局、その日はどうしても何か病気だとか都合が悪いとかということで出られない人が現実にあるわけですよ。私だって、弾劾裁判所の裁判員の予備員の第三順位か何かだったのに繰り上がって出たことあるんですから。だから、そういうようなことを、要するに...全文を見る
○水野賢一君 昨日の質疑で、憲法五十一条の国会議員の免責特権というのは、何か理事会は、理事会での発言は対象だけれども理事懇は対象外というような答弁が大口提出者からありましたけれども、こんなの、そのとき非常に、そのときの答弁も混乱していたんだけれども、問題が起こってから、ここは対象...全文を見る
○水野賢一君 昨日、大口さんは、理事懇は違うんだと、理事会は正式なものだけど理事懇は違うと言ったんですけど、そこはどうなんですか。
○水野賢一君 いや、つまり、これだけ重要な問題を、訂正を一日でするような答弁をしているようでは困るということを言いたいんですよ。  要するに、じゃ、正式なものはこれは免責特権の対象だというけど、じゃ、国会の当然質問や質疑は正式なものだから、これは免責特権の対象になるわけですよね...全文を見る
○水野賢一君 質問、質疑はそうだけど、じゃ、質問主意書はどうですか。
○水野賢一君 じゃ、お伺いしたいのは、特定秘密のことが含まれる質問主意書を誰かが出しますよね。質問主意書というのは、御承知のように、国会議員が直接内閣に出すんじゃないんですよ。国会議員が議長に出して、議長から内閣に出すんですよ。そうすると、じゃ、議長は、特定秘密の入っているものを...全文を見る
○水野賢一君 だけど、これは議長が内閣に出したときにホームページとかその他とかに全部載るわけですよ。議長が漏らしたことになるんじゃないですか。
○水野賢一君 漏らした人は議長ということでしょう。
○水野賢一君 あなたね、あなた国会法を読んで知っていますか。議長は経由じゃないですよ。議長は承認した上で内閣に出すんですよ。国会法七十四条ですよ。経由なんてばかなことを言っちゃ困りますよ。(発言する者あり)
○水野賢一君 いや、それ全然ちょっと分からないんだけど、本当に、罰則の話をあなたしていましたけれども、懲罰の話なんですか。どうなんですか。
○水野賢一君 まあ全然詰まっていないことがよく分かりましたけれども。  さっき福山先生が質問していたことで、三分の一の要求があれば情報監視審査会の開会要求されて開かれると言っていましたね。これはあれですか、どのぐらいの日程の以内に開くということはどうなんですか。
○水野賢一君 これは立法者の意思をきちっと説明、きちんと述べてもらわなきゃ困るんですよ。  何でそう言うかというと、憲法五十三条にはこう書いてあるんですよね。いずれかの院の四分の一以上の要求があったら、内閣は国会を召集しなきゃいけないと憲法に書いてあるんだけど、実は、実務上はこ...全文を見る
○水野賢一君 それは規程のことなんだから、規程の発議者が決めるのが、立法者の意思を、判断するのが当然でしょう。
○水野賢一君 いや、それだと適切に判断されないことが非常に多いんですよ。  結局、じゃ聞きますよ。そういう三分の一の要求がありました、半年間開きませんということは、その現場の中のことではあり得るということですか。
○水野賢一君 私の質問は、時間も参りましたのでこれで終わりますけれども、要は、私たちみんなの党は、この法案、また規程そのものについては理解はしておりますけれども、内容が全く煮詰まっていないというようなことや、質疑時間をもっと必要だということを要求をいたしまして、私の質問を終わりま...全文を見る
06月20日第186回国会 参議院 本会議 第33号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  石原伸晃環境大臣に対する問責決議案に賛成の立場から討論をいたします。  今回の、最後は金目でしょという発言に多くの人が怒っているのはなぜでしょうか。それは、この発言の背景には、金さえあれば最後は何とでもなるという大臣の本音が表れてい...全文を見る
10月08日第187回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一です。  まず、外交問題について伺います。  拉致問題に関して北朝鮮側の第一回目の調査報告が、夏の終わりから秋の初めと言っていたのが先送りされましたよね。これは、総理、北朝鮮側が約束をほごにしたという御認識ですか。
○水野賢一君 この調査報告の先送り、残念という話でしたけれども、日朝交渉において相手側には抗議をしていらっしゃるのでしょうか。
○水野賢一君 北朝鮮が調査委員会を立ち上げると言ったときに、政府は経済制裁の一部を解除しましたよね。このままいつまでも先送りが続くようだと、この一旦解除した制裁を復活させるということはあり得るのか。また、いつまでに北朝鮮側が調査報告をすべきだという、そういう期限は何か考えていらっ...全文を見る
○水野賢一君 先ほど総理からも拉致問題の全面解決という言葉がありますけれども、具体的にはどうなったら全面解決なんだというふうに考えていらっしゃいますか。
○水野賢一君 今、実行犯の引渡しの話もございましたけれども、今の時点で、既に北朝鮮に対しては、例えば実行犯、例えば辛光洙とかですね、引き渡せというような具体名を言って交渉しているわけでしょうか。
○水野賢一君 制裁に関していえば、一部解除したとはいっても、経済制裁というのは今も独自の制裁が続いているのがあるわけですよね、例えば輸出入の全面禁止なんかがそうですけれども。こうした制裁を全面解除するには、被害者の帰国ということはこれはもちろんのことですけれども、それに加えて、今...全文を見る
○水野賢一君 今、制裁には国連決議に基づくものもあれば独自の制裁もあるという話ですけれども、これは、拉致問題が全面解決した場合は、その独自の制裁の部分はこれは全部解除すると理解していいのか、それとも、やっぱり独自の制裁であっても、核、ミサイルなんかも考慮した上で判断していくのか、...全文を見る
○水野賢一君 集団的自衛権についてお伺いをします。  五月に安保法制懇の報告書が出た後の総理の記者会見で、総理は憲法について、いわゆる芦田修正論は取らないというふうに明言されたんですが、どうもその論拠がよく分からないんですが。総理のおっしゃる説明というのは、従来その考え、つまり...全文を見る
○水野賢一君 集団的自衛権のいわゆる歯止めに関してですけれども、安保法制懇の報告書では、発動要件の一つとして相手国の明示的な要請とか同意が必要というふうにしていたんですけれども、七月一日の閣議決定ではこの要請や同意の話はなくなっていますが、なぜでしょうか。
○水野賢一君 じゃ、総理にお伺いしますけれども、今の、当然の前提だから書かなかったということは分かりましたけれども、そうすると、相手国から要請も同意もないのに、日本が一方的にというか勝手にというか、これは自衛の措置なんだからといって武力行使をしに行くということは、これはないと明言...全文を見る
○水野賢一君 香港のデモについてお伺いしますが、香港でデモが繰り広げられていますけれども、総理は外交においては自由とか民主主義という価値観を大切にするという立場のようですが、その観点からすると、真の普通選挙を求めるというデモ隊の要求というのは至極真っ当だと思われるのかもしれません...全文を見る
○水野賢一君 原発問題についてお伺いをします。  野田総理のときに福島第一原発の、福島原発の事故収束宣言が出されましたけれども、安倍総理は去年三月の国会答弁で事実上これを撤回したんですが、それから一年半たった今、事故は収束しているのかどうか、どういう御見解かお聞かせください。
○水野賢一君 収束という言葉を使う状況にないと総理御自身言っている中で、一方で再稼働を進めていくということには私は強い違和感を覚えるわけですが、総理は構わないとお考えですか。
○水野賢一君 その再稼働される原発の一番手と目されているのが鹿児島県の川内原発ですよね。現在、原子力規制委員会は規制基準は満たしたと言っている段階なわけですけれども、これは何も一〇〇%安全だと言っている意味じゃないということを、規制委員会側も再三再四そういう趣旨のことを言っており...全文を見る
○水野賢一君 今大臣もゼロリスクじゃないというふうにおっしゃって、だからこそ防災計画とか避難計画が必要なわけでしょうけれども、避難計画というのはどこが策定しますか。
○水野賢一君 随分長く御答弁いただきましたけれども、地域が作る、自治体が作る避難計画にも不備が指摘されているわけですよね。例えば介護が必要な高齢者の避難については曖昧だとか、まだ細部が煮詰まっていないという批判が強くあるんですが、それだけにこの避難計画で大丈夫なのかということを原...全文を見る
○水野賢一君 いや、質問は、避難計画は原子力規制委員会の審査を受けていますかという質問です。
○水野賢一君 審査は難しいということは、審査を受けていないということですよね。
○水野賢一君 内閣府、審査しているんですか。
○水野賢一君 多分、大臣がおっしゃっているのは、内閣府の原子力防災会議が九月十二日に川内原発の避難計画を確認、了承したと言いたいんでしょう。でも、原子力防災会議というのは、これ全ての大臣が出席して、言わばしゃんしゃんと進めて、まあ私に言わせればかなり形式的な会議という印象がありま...全文を見る
○水野賢一君 いやいや、防災会議ですから。  いや、今ちゃんと論議したと言っていましたけど、議事録を見たんですけど、僅か二十分ですよ。しかも、この避難計画の確認だけじゃなくて、ほかに、合わせて四つの議題を処理したんですけれども、確認といっても私は形だけじゃないかという疑念が拭え...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、ちゃんと論議したというんだったら、五キロからどのぐらいの人を避難させるとか、三十キロからどのぐらいの人を避難させるとかということをちゃんと覚えていますかということです。
○水野賢一君 しっかりと審査した上でお墨付きを与えているわけじゃないというような疑念は拭えませんし、そもそもこれ、原子力規制委員会の役割というのは被曝から国民を守るための独立機関なんですから、せめてその審査はしっかりと受けるべきじゃないかというふうに思いますが、大臣、いかがですか...全文を見る
○水野賢一君 原子力規制委員会の問題についてお伺いしますが、この設置法の附則六条で、原子力規制庁の職員というのは原子力事業の推進部門に戻しちゃいけないことになっていますね。いわゆるノーリターンルールですが、なぜこうした規定があるんでしょうか。
○水野賢一君 まあそれはそうでしょうね。つまり、あした原子力推進で旗を振る可能性のある人が今日は規制だと言っても誰も信じないわけですから、当然そのルールは必要なわけですが。  じゃ、戻ることが禁じられている部署というのは具体的にどこなんでしょうか。常識で考えて、例えば資源エネル...全文を見る
○水野賢一君 今の答弁伺うと、例えば文部科学省なんかは文部科学省全部が駄目というわけじゃなくて、「もんじゅ」担当のところは駄目だけれども初等中等教育局なんかだったら構わないと、そういうようなことですか。
○水野賢一君 これは、法律を見ると、原子力規制庁の職員がダイレクトに、例えば「もんじゅ」だとか核燃料サイクル担当になることは禁じられているのは分かるんですが、問題は、ワンクッション置いて、例えば別の部署を経験した上で、その後で例えば「もんじゅ」担当とか核燃料サイクル担当になること...全文を見る
○水野賢一君 これは法の精神からすると望ましくないけれども、じゃ、現行法は、少なくとも法律上明示的には禁じられていないということですか。
○水野賢一君 じゃ、これはもう政治レベルに聞いた方がいいと思うので望月大臣かと思いますけれども、これ、法の精神からすると、明らかにワンクッション置いて原子力部門に戻るというのはおかしいと委員長も言っている中で、だけど、法律で明示的に禁じられていないというのであれば、大臣、これはや...全文を見る
○水野賢一君 いや、総理のその言葉は非常にいいと思いますけれども、私が望月大臣に聞いているのは、それは運用によってそういう変なことはしないと総理がおっしゃっているのは分かりましたよ。しかし、そういう可能性が、法律上抜け穴がある以上、抜け穴は塞ぐべきじゃないですかと大臣に聞いている...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、法律の趣旨にのっとって運用するのは、それは総理も答弁されていらっしゃるし、大臣も答弁しているんでしょうけど、しかし、そういう疑義がある以上、法律だって見直していいんじゃないですかというのが私の質問です。
○水野賢一君 法改正が必要ないとまでおっしゃられるのはちょっと行き過ぎじゃないかというふうに思いますけれども。  次の質問に移りますけど、原発依存度のことについて伺いますが、四月に閣議決定したエネルギー基本計画では、原発依存度を可能な限り低減させるというふうに言っていますね。 ...全文を見る
○水野賢一君 今、早急にという話がありましたけど、エネルギー基本計画、四月の閣議決定した基本計画でも、このエネルギーミックスについて速やかに示すこととするとあるんですが、速やかというのはいつ頃を想定しているんですか、今年中ですか。
○水野賢一君 これは、示すのはどこで示すんですか。長期エネルギー需給見通しか何かで示すんでしょうか。
○水野賢一君 最近のデータ、例えば一昨年とか昨年とかの場合は、日本の発電量のうち原子力発電の占める割合は何%ぐらいでしょうか。
○水野賢一君 最近はそんなものでしょうね。今でも、今日の時点でも稼働ゼロなわけですから。  基本計画で言う可能な限り原発依存度を低減させるというのは、一体いつの時点に比べて低減させるんですか。今のその一・何%に比べて低減なんですか。どこに比べてなんですか。
○水野賢一君 私が聞いたのは、どの時点に比べて低減なのかということを聞いたんですが、ちょっと先へ進みますけどね。  そもそも、どの程度原発に依存するのかが全く示されていないまま再稼働というのは、これは順序が逆なんじゃないですか、大臣。
○水野賢一君 大臣は、可能な限り原発依存度を低減させるとおっしゃっていますよね。じゃ、どうやって低減させるのか、その具体策、何かありますか。
○水野賢一君 例えば、化石燃料を使わないようにするためには、具体策として炭素に課税するような環境税とか、そういうような方策ってあり得ますよね。そういうような形で、例えば原子力を低減化するならばウランに課税するようなウラン課税とか、まあ自治体でやっているところはありますけど、そうい...全文を見る
○水野賢一君 自治体でやっているものは、これは容認するわけですね。
○水野賢一君 原発立地を促進するために電源三法交付金という制度がありますよね。例えば、依存度を減らすためにだったらこういう優遇策はやめるとかという具体策があるならばこれは分かりますよ。だけれども、依存度を下げていく具体策というのは、私は非常に欠けているんじゃないかというふうに思い...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、いじっていないのは分かりましたけど、今後、制度を変更したりとかというお考えはありますか。
○水野賢一君 今年四月に閣議決定したエネルギー基本計画を読むと、原子力発電は発電コストが低廉、安いことですよね、安いと書いてあるんですが、原発はコスト面で安いとお考えですか。
○水野賢一君 今の八・九円というのは最低の場合であって、それよりも高い可能性は十分あるというふうに言っているんですが、今おっしゃったのは民主党政権のときのコスト等検証委員会の報告書だと思いますけど、この結果というのは現政権も踏襲すると考えてよろしいですか。
○水野賢一君 しかし、私、矛盾があると思うんですよね。安いならば自由競争で勝ち抜いていくはずなんだけれども、エネルギー基本計画にはこう書いてあるんですね。要するに、電力自由化の中で競争が激化すると原発が厳しくなるから、その場合でも安定的に運営できるような優遇措置を講じなきゃいかぬ...全文を見る
○水野賢一君 ということは、自由化をしていくと原発事業者が苦しくなることがあるかもしれないから優遇する措置はあり得るということですか、原発を特別に。
○水野賢一君 ということは、選択肢としては、そういう優遇策を導入するということは選択肢としてはあり得るということですか。
○水野賢一君 そうすると聞きたくなるんですが、再生可能エネルギーの電気を普及させるためにフィードインタリフという固定価格買取り制度が始まりましたよね。イギリスでは原発の電気にも似たようなことをしているというので経産省で研究を始めたそうですが、これも選択肢としてはあり得るということ...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、現時点で導入することを決めたわけじゃなくても、選択肢の一つとしてはこういう措置もあり得るということですか。
○水野賢一君 いや、こんな原発の電気を固定価格で買い取るような制度というのは、原発の利益はですよ、原発の利益は事業者に、リスクとコストは国民と消費者にというような制度ですから、こんなのは倫理的にも許されないと思いますけれども、大臣、そう思いませんか。
○水野賢一君 いや、決まっていないといったって、経産省の中で研究をしているわけでしょう、やると決めているわけじゃないかもしれないけど。  原発だけですよ、自由化していく中で競争の外に置くなんという制度が、そのことがあっていいんですか。どう思います。自由化の意味がないじゃないか。
○水野賢一君 いや、だから、再生可能エネルギーを普及させるための優遇策というのは、これは別に異論の余りないところでしょう。だけれども、原発を優遇する理由はどこにあるんですか。その競争の枠の外に置く理由はどこにあるんですか。
○水野賢一君 じゃ、現時点で考えていないのかもしれませんけれども、まさかこれ突然、政省令を変えたりするだけで導入できるなんということはないですよね。少なくとも導入するとなったら、これは法改正が絶対必要ですよね。
○水野賢一君 こんな制度を導入するのを法改正なく政省令で変えることは、政省令変えるだけで導入するなんという可能性はあり得るんですか。
○水野賢一君 じゃ、大臣御自身は、このCfDという原発優遇策はオプションの一つとしては面白いなというふうにお考えですか。私は、こんなものはそもそも認められるべきじゃないと思っていますけれども、そこら辺はどういうふうにお考えですか。
○水野賢一君 原発の新増設についてはどういうふうにお考えですか。島根三号とか大間とか完成が近づいているものは別として、一般的な原発の新増設についてどうお考えですか。
○水野賢一君 いわゆるリプレースはどうですか。
○水野賢一君 この想定していないという意味がどういう意味なのかよく分からないのですが、要は、想定していないと幾ら大臣が言ったって、例えば事業者が新増設の申請を出してきたら、これはどうなんですか。  原子力規制委員会にお伺いしますけれども、新増設は想定していないから申請があっても...全文を見る
○水野賢一君 いや、今おっしゃったように、これ申請が出たら少なくとも審査のプロセスには入るという中で、大臣、想定していないって、これどういう意味なんでしょうか。仮に規制委員会が許認可のプロセスを進めても、大臣としてはこれは稼働は認めないと、そういう意味なんですか。
○水野賢一君 それでは、午前の質疑はこのぐらいにいたしまして、午後は松島みどり法務大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  午前の質疑はここで終了をさせていただきたいと思います。
○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  松島法務大臣にお伺いをします。  昨日来問題になっているうちわの配布ですけれども、祭りの会場などで大臣御自身がお配りになったことはあるわけですか。
○水野賢一君 そうすると、大臣御自身も配布をしたということですけれども、うちわなのか討議資料なのかは別として、この作成を指示したのも大臣が指示したという理解でよろしいですか。
○水野賢一君 松島大臣の事務所は、うちわなのかうちわ型討議資料なのか別として、この配布物は今年の夏初めてこういうような形のものを作られたのか、それとも例年夏は夏祭りとかの時期になるとこういうものをお作りになっていらっしゃるのか、教えていただければと思います。
○水野賢一君 昨日問題になった資料は経済産業副大臣という肩書が入っていたわけですけれども、法務大臣に就任されてから同じような配布物、つまり、このうちわ的な配布物を作ったりはしていますか。
○水野賢一君 九月の上旬に作ったというのは、この昨日話題になった経済産業副大臣としてのバージョンじゃなくて、法務大臣バージョンの新しいうちわ型討議資料を作ったということですか。
○水野賢一君 それは当然、肩書も法務大臣と入っているわけですよね。
○水野賢一君 このチラシを、チラシというのか、うちわというべきなんでしょうけれども、何部というのか何本というのか分かりませんけれども、何本作ったかというのは、今はこれ通告していないので今ここで答えられなくてもいいんですけど、後ほど何らかの形で公表されたりとかするということは、お考...全文を見る
○水野賢一君 これ、理事会の話が今大臣自身からも出ましたけれども、理事会協議されるということを求めて、理事会協議で結構でしょうか。
○水野賢一君 大臣には釈迦に説法でしょうけれども、刑事訴訟法の二百三十九条一項で何人でも刑事告発はできるわけですから、これは松島大臣が刑事告発を受ける可能性というのは十分あり得ると思いますけれども、理論的には、法務大臣というのは個別案件に対してでも指揮権発動ということは理論上でき...全文を見る
○水野賢一君 これ、もし現職の大臣が、法務大臣が、任意であれ何であれ捜査機関の聴取を受けたりとかすることになればかなり異例なことであることは間違いないと思いますけれども、そういう場合は、あれですか、記者会見だとか国会とかで聞かれたら、こういう聴取を受けましたとかということは公表さ...全文を見る
○水野賢一君 松島大臣は今回のことなんかで内閣の足をかなり引っ張っているという見方が普通だと思いますけれども、大臣としての自らの進退とかについてはどうお考えですか。
○水野賢一君 それでは、私の持ち時間もそろそろ、関連質疑の渡辺議員の方に替わりたいというふうに思いますけれども。  最後に、菅官房長官にお伺いをしたいと思いますが、ちょっと話は飛んで、公務員制度改革の一環として大臣補佐官というのが制度化されましたよね。これ、冷ややかに見る人の中...全文を見る
○水野賢一君 以上をもちまして私の質疑を終了して、渡辺美知太郎議員に関連質疑をしていただきたいというふうに思っております。
10月16日第187回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  まず、地球温暖化問題、そしてアスベスト問題などについてお伺いをしたいというふうに思っております。  温暖化問題に関してですけれども、まず最初にお伺いしたいのは、温室効果ガスというか、二酸化炭素はいろいろなところから出るわけで...全文を見る
○水野賢一君 企業がどのぐらいになります。
○水野賢一君 いや、元々これ統計の取り方で、産業とか運輸とか民生とかという分け方もあれば、一方で、家庭に対しての企業・公共という、そういう二つの分け方のデータもあるはずじゃないですか。そっちの方を聞いているんですけど。
○水野賢一君 最初からそこを答えていただければよかったんですが。  要するに、日本のCO2なんかの排出の七八%ぐらい分が大体企業・公共部門なわけですよね。  じゃ、そこで、これは経産省にお伺いしますが、温暖化対策推進法でどの会社がどれだけのCO2出しているかとかということは算...全文を見る
○水野賢一君 別にたくさん出しているから悪いというわけじゃなくて、これは当然、銀行とかそういうところに比べれば、鉄鋼メーカーとか製鉄所とか発電所を持っているところが多くなるのはこれは当然ですから、東電が一番多くて、日本全国で大体一年間に十三億トンぐらい出しているものの九千八百万だ...全文を見る
○水野賢一君 この今お答えになった中部電力の碧南火力発電所というのは、火力発電所というのは例えば石油火力もあればLNGもあれば石炭もある、いろんな発電所がありますが、これは何火力発電所ですか。
○水野賢一君 さて、確かに石炭火力発電所は、だから極めてCO2の排出が多いわけですよね。  それで、ここでちょっとお伺いしたいのは、これも参考人で結構ですけど、石炭火力発電所の煙とかから出てくる煙のうちの二酸化炭素濃度というのはどのぐらいになるわけですかね。
○水野賢一君 大気中の二酸化炭素濃度というのは、大体三百何ppmが最近四〇〇ppmになろうとしているわけですから、パーセントでいったら〇・〇三%とか〇・〇四%のわけですから、それを一二%とか一五%という極めて濃度の高いCO2を出しているわけですから温暖化の大きい原因の一つにはなっ...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、極めてCO2、温暖化につながりかねない石炭火力発電所ですけれども、これ建設するときは、火力発電所も一定の規模以上はアセスの対象になりますよね。アセスの対象になるはずですが、そのときは二酸化炭素の排出ということは考慮するはずですけれども、二酸化炭素排出はど...全文を見る
○水野賢一君 石炭火力の発電が何も全部悪いというわけじゃなくて、こういう考え方もあるわけですよね。発電をして二酸化炭素を大量に空気中に放出するからいけないんであって、別に空気中に放出しないんだったら原料が石炭だっていいじゃないかという考え方は十分あり得るわけで、だから、発生した二...全文を見る
○水野賢一君 ですから、二酸化炭素を大気中に放出するんじゃなくて、貯留して地下とか海底の下に埋めるというか、そこに隔離するというか、そういうようなことの実験は、今大臣もちょっと言及された苫小牧の方でもCCSの実験を今から始めようとしていて、これは海底の下に二酸化炭素を圧入するとい...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、だから、本当に実際に海底の下に二酸化炭素を封じ込めるには許可が必要になってくるわけですけれども、この許可というのは今時点では出ているんでしょうか、それで今後どういう見通しなんでしょうか。
○水野賢一君 じゃ、今後事業者の方からそういう申請があったらきちっと判断をするということになるんでしょうけれども。  それで、今話をしているのは、海底の下に二酸化炭素を貯留する場合には、例えば国際条約ではロンドン条約の議定書とか、国内法制では今話にあった海洋汚染防止法とか、そう...全文を見る
○水野賢一君 今ルールは決まっていないから、今後必要が出てくれば検討するということでしょうけれども、じゃ、CCSはこのままで、望月大臣のさっきの答弁でもこれは重要な技術だというお話は分かるんだけれども、このままで果たして普及するのかというふうに思いますけれども。要するに、企業にと...全文を見る
○水野賢一君 要は、船でCO2を運んで圧入しようとパイプラインで圧入しようと、大臣御自身がお認めになっているように、これ企業側からしたら単なるコスト、つまり大気中に放出すればただでできるものが、そういういろんな手間が掛かるわけですよね。  だから、大臣も御答弁にあったように、放...全文を見る
○水野賢一君 温暖化関係では、数年前から、大きい施策の一つとして環境税というか炭素課税ですね、石油石炭税への上乗せ課税の形を取っていますけれども、これ大臣と、ちょっと個人的なことになりますけれども、ちょうど今から十年前ですかね、二〇〇四年末だったと思いますけれども、望月大臣が自民...全文を見る
○水野賢一君 炭素に課税することの重要さを今は御理解されているようで、それは良かったですけれども。私、でも、だからといって、今導入されているこの温暖化対策の課税の特例、いわゆる環境税、この在り方がベストだというふうには思っていませんので、ここはまた別のときに議論をさせていただけれ...全文を見る
○水野賢一君 アスベスト被害者に対しては、被害者に対する救済法が、十年もたっていないと思いますけれども、できましたよね、そのぐらい前に。それで、この被害者に対してはいろいろと救済するためのお金というのを、一般の企業と、それとアスベストに極めて関係の深い企業四社はこれまた特別にお金...全文を見る
○水野賢一君 もう時間も参っていますので最後の質問にしたいと思いますけれども、これ、今のは一般企業の話ですけれども、アスベストに関係する特別な関係の深い企業の場合は、特別事業主として更に特別にお金を払わなきゃいけないことになっていますよね。  これは参考人で結構ですが、今四社そ...全文を見る
○水野賢一君 ありがとうございました。終わります。
11月05日第187回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  まずお伺いをしたいのは、商品の中には、偽科学と言うとちょっと言い過ぎかもしれませんけれども、少なくとも効能とか効果が疑わしいものとか、少なくとも科学的には実証をされていないものとかだけれども、かなりそれを誇大に宣伝をしたりとか...全文を見る
○水野賢一君 それで、伺いたいのは、いわゆるEM菌というものなんですけどね。  これは、微生物が人間にとって有用な役割を果たすということには何の異論もないわけで、例えば物を発酵させたりする役割を果たすとか、乳酸菌がおなかにいいとか、浄化槽とかだって微生物の働きによって水をきれい...全文を見る
○水野賢一君 個別の事案については十分把握していないとおっしゃっていても、基本的に問題というのは個別の事案において発生するわけだから、そうしたことにしっかりと目を光らせていただければと思うんですが、それは今後のこととして。  環境省の高橋政務官に今日おいでいただいていますけれど...全文を見る
○水野賢一君 ビジネスとしてそれを、何かラジオとしてそういうので、こういうのは効果があるよねとかと言うだけじゃなくて、ビジネスとして扱ったりとかしたことはございますか。
○水野賢一君 お伺いしたいのは、政務官に就任後、EM関連施設の視察だとか関連会社の人間と面会したこととか、そういうことというのは何かありますでしょうか。
○水野賢一君 ちょっと後半の部分はやや、やや、何というか、ワンクッションあるような。つまり、政務官として何か面会したことはないという、何か別の形では、何か面会というのとは違うような何かであるんでしょうか。
○水野賢一君 これ、政務官にもいろいろ言い分はあるんだと思うんですけど、週刊誌とかにも大きく、何も週刊誌記事が僕は全部世の中正しいと言っているつもりはありません、そんなつもりはないんだけれども、具体的に言えば、十月三十日号の週刊文春などで、政務官についてはトンデモ科学の広告塔、要...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、ちょっと環境省の事務方にお伺いしますけど、さっきから話にありますように、微生物が例えば下水道とか浄化槽とかで一般論として言えば汚濁を分解するとかという、そういうことは当然あるんでしょうけど、EM菌が何か河川や湖沼の浄化に効能があるというような、そういう科学的知...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、最近話題になっているのは、何か放射能を、放射性物質まで分解するというような話も、私はそういうことはないと思うけれども、そういうことを言う人もいるんですけど、これも環境省としては、事務方で結構ですが、何かそういうことはあるというふうに、そういう効果があるというふ...全文を見る
○水野賢一君 政務官が、これちょっと記事を基にしている話なのでもし違ったら申し訳ないんだけれども、どうも政務官は、EM菌は地球温暖化の対応も可能なすばらしい資材だとかっておっしゃっているようですが、地球環境局長に聞きますけど、何か普通考えてEM菌が、何というんですか、そうやって、...全文を見る
○水野賢一君 要は、こういう問題というのは、ただ、ちょっと実はたちが悪いのは、これを本当に信じる人からすると、世の中の人たちはまだこの良さが分かっていないんだというような、自分はそれが分かっているから世の中にその良さを広めていく使命があるというような妙な、宗教的なと言うとちょっと...全文を見る
○水野賢一君 そういう意味では、そういう混乱を省内で引き起こすということはないんでしょうけど。  じゃ、政務官にお伺いしますが、多分これは、個人としての信念と環境省の見解は違うということになるんでしょうけれども、あれですか、十月三十一日の衆議院環境委員会で政務官は、その議事録を...全文を見る
○水野賢一君 つまり、私が伺いたかったのは、個人としての考えと環境省の考えが違うというふうに国会で述べていらっしゃるから、衆議院の委員会で、個人としてはやっぱりEM菌はいろんなものに万能に効くんだという信念は持っていらっしゃるのかを聞きたかったんだけど、今お伺いすると何か記事で困...全文を見る
○水野賢一君 時間が来たので終わりますけれども、最初に有村大臣からも、偽科学とまで私も断定するつもりはありませんけれども、そういうように、いろいろと現状、効能や効果が疑わしいものに対して、商品としていろいろ売られたりとかするようなものに対してはしっかりと消費者庁としても目を光らせ...全文を見る
11月06日第187回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  今日は、政治と金に関する問題と、並びに政策問題についてもお伺いをしたいというふうに思っておりますけれども。  大臣も先月の二十八日の未明に、深夜に緊急の記者会見をされた。緊急の記者会見を異例とも言うべき時間にされたということ...全文を見る
○水野賢一君 これ、今いろんな御指摘もあってというのは、多分メディアからこういう政治資金に関する質問とかも出てきたということなのかもしれませんけど、ちょっとこの、何でこういう記者会見に至る、つまり大臣御自身が問題があるというふうに把握をされた端緒についてちょっとお伺いしたいんです...全文を見る
○水野賢一君 これ、夜中に記者会見をされて、実はその夜が明けてというか、閣議があって、閣議後に定例記者会見ってありますよね。ですから、実はその数時間後、数時間後というのは十時間もたたないうちに定例の会見があるわけでしょうけど、そうすると、ただ朝になると朝刊も出ているわけでしょうか...全文を見る
○水野賢一君 私も大臣のお人柄については存じ上げていないわけじゃないので、そういうことは必ずしも私もそうだと断定しているわけじゃありませんので。あと、エボラのことは全く頭になかったというのは、やっぱりこれまたこれでちょっと、直接の所管かどうかは別として、極めて世界的な重要な問題で...全文を見る
○水野賢一君 これは別に全部大臣の差配だと言うつもりはないですけど、環境省のホームページ拝見すると、大臣の記者会見とか談話の欄というのがあるわけですね、今までずっと歴代大臣が何月何日にこういう会見をしたとか載ったりしているんですけど。これ、二十八日未明の、つまり今話をしている記者...全文を見る
○水野賢一君 いや、ホームページ見ると、閣議後会見というのは閣議後会見で欄があるんですけど、それ以外に、何ですか、それ以外の会見というのも載せるようになっているはずなんですけど、だけどそこにも載っていないということなんですけど。ちょっといかがかと思いますけど、どうでしょうか。
○水野賢一君 要は、何を言いたいかというと、それだけ夜中にやるぐらい緊急性や重要性が高いんであれば、それだけ重要なことのために会見をやったのであれば、それは世の中に広く周知するためにわざわざ会見やったんでしょうから、そのことはホームページなどでも誰でもアクセスできるようにするべき...全文を見る
○水野賢一君 政策的なことについてお伺いをさせていただきたいと思いますが、環境アセスについてお伺いしたいんですけれども、環境アセスというのは、例えば新幹線建設するとか埋立てをやるだとか空港を造るとか発電所造るとかというときには、一定規模以上のものはなんでしょうけれどもアセスの対象...全文を見る
○水野賢一君 ですから、二年前からアセスの対象になって、これはだから法改正じゃなくて政令レベルの改正でしたよね。
○水野賢一君 太陽光発電は今も対象外のまま、つまり、風力は二年前から対象になって、太陽光発電は対象外のままなんでしょうが、これもどんどんどんどん普及していくことは大いに結構なんですけど、大規模な形の、つまり屋根の上に付けるとかそういうようなのは余りアセスだとかなんとかという話じゃ...全文を見る
○水野賢一君 これ、最終処分場ということは対象なのかどうかということをお伺いしたいんですが、もう結論から言えば、廃棄物処理法に基づく最終処分場は、これは一定規模以上のものが対象なんですよね。  ところが、原発から出る高レベル放射性廃棄物、これはあれですよ、福島のことを今言ってい...全文を見る
○水野賢一君 これはやっぱり将来いろいろ考えていく必要がある部分かなというふうには思いますけれども、ちょっとお伺いしたいのは、じゃ、今喫緊の問題として福島第一原発事故に由来するいわゆる指定廃棄物の最終処分場というのは、これはアセス法によってアセスを受ける必要は出てくるんでしょうか...全文を見る
○水野賢一君 だから、普通のごみの最終処分場というのはアセス法の対象だけど、これ、福島の指定廃棄物関係は対象じゃないですよね。だけど、だからといって、環境影響については当然配慮しなきゃいけないということは当然なんでしょうけど、その辺は何か、法律の対象ではないけど、ちゃんとそれに準...全文を見る
○水野賢一君 しっかりとした調査をしてもらいたいと思いますが。  今回、法改正でJESCO法を改正しますけれども、これ、汚染土の中間貯蔵施設の管理をJESCOがやるんでしょうが、施設そのものの建設はどこがやる形になりますか。
○水野賢一君 そうすると、だから、JESCOはその運営管理に当たるわけだろうから、このものを造るときに、中間貯蔵施設を造るときというのはこれまたいろんな議論が出てくるんだろうけれども、これはアセスの対象になるんでしょうか。
○水野賢一君 時間ですので終わりますけれども、法律の対象であろうがなかろうが、しっかりとここら辺のことは見極めていく必要があるというふうに思いますので、その辺のことをお願いをして、私の質問を終わります。
11月13日第187回国会 参議院 環境委員会 第5号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  全て質問は大島参考人の方にさせていただければというふうに思いますけれども。  私自身も、基本的な考え方を申し上げれば、国がこうした大事故の後始末に対して前面に出るとか責任を持って国が行うということに関しては、その言葉自体には...全文を見る
○水野賢一君 私もまさにそのように考えておりますけれども、そういう議論のときに出てくるのは、例えば一方で、東京電力が負担するといっても結局それは電気料金に上乗せされるだけだから税金でやるのと結局同じなんだみたいなことを言う人も中にはいるかもしれませんけれども、その点はいかがお考え...全文を見る
○水野賢一君 税金を安易に投入する前に、まず加害者が身を削るのは当然のことだというふうに私たちも思っておりますし、そして、ちょっと大島先生のおっしゃられたことでの、これは先ほどの参考人としての陳述の確認の部分になりますが、水俣病の原因企業であるチッソの場合は、二千五百億円を、国が...全文を見る
○水野賢一君 明確に分かりました。ありがとうございました。  それでは、大島先生の専門の分野の話になると思いますけれども、特に原発のコストについては非常に高い知見を持っていろいろと世の中にも訴えていらっしゃるというふうに思いますけれども、ちょっとJESCOそのものからは離れるか...全文を見る
○水野賢一君 再生可能エネルギーに関しては、そうした固定価格買取りのような形で少なくとも現時点においては優遇をして、そしてそれを普及のインセンティブにしようということは私も認められるべきことだと思っていますし、制度設計にいろんな工夫は必要かもしれませんけど、大筋においてはフィード...全文を見る
○水野賢一君 私たちも基本的にそのように考えておりまして、再生可能エネルギーにおいてフィードインタリフを投入する必要があるというのは、要は、現時点では再生可能エネルギーは高いと。高いものを安くしていくのは、一番いいのは大量生産していけば物が安くなるわけですから、今の現在だと、導入...全文を見る
11月18日第187回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  大臣、副大臣、政務官始め衆議院の先生方は大変慌ただしい状況の中でのこの質疑でありましょうが、私の所属する政党もなかなか今大変な状況であって、私もばたばたしていて、昨日、本当だったら私もいつも大体質問通告ちゃんとする方なんですけ...全文を見る
○水野賢一君 このJESCOの中間貯蔵施設の建設・運転費用を今のスキームでやるというのもその原則にはのっとっているというふうに、政府としてはそう考えていると理解してよろしいですか。
○水野賢一君 今後、これは中間貯蔵の話を今しているわけなんでしょうけど、最終処分地の建設とか運転とか、事故炉から出てくる放射性廃棄物の最終処分地の建設・運転費用については、この負担についてはどういうふうに、この中間貯蔵のスキームを基本的に踏襲する形になるんでしょうか。
○水野賢一君 今も一・一兆円の話ございましたけど、費用のことについてお伺いしたいんですが、福島復興指針では、今お答えにあったように、中間貯蔵施設の建設、管理運用等の費用を一・一兆円程度と見込んでいらっしゃいますよね。計画だと最大二千二百万立方メーターなわけですね、この除染実施計画...全文を見る
○水野賢一君 中間貯蔵施設の予定地について大島参考人がおっしゃっていたのは、土地の所有権の問題をこの前参考人質疑でおっしゃっていたんですね、その扱いをどうするかについて。要するに、売りたい人も売りたくない人もいるわけだろうから、その売りたくない人というのは、つまり三十年後に土地返...全文を見る
○水野賢一君 このスキームでは、要するに、中間貯蔵施設は福島県にというようなことなんでしょうけれども、最終処分地は県外ということを法律に明記しているわけですよね。ある施設をこの特定の何々県には造らないなどというようなことを明記している法律というのは何かほかにあるんでしょうか。
○水野賢一君 では、今回のは極めて異例の法令だという理解でよろしいですか。
○水野賢一君 いや、それはどこかの地域をいろいろ振興させなきゃいけないというのは、例えば沖縄に対してはいろんな手当てをしなきゃいけないとか、私は千葉県だけど、成田空港の周辺は成田財特法とかでいろんな手厚い補助があると、これはありますけど、この特定の県だけはここは造らないって、いや...全文を見る
○水野賢一君 いや、福島県はそれはそういう要望するのは分かりますよ。別に福島県の責任じゃないのに、そんなもの、最終処分場なんてどこも引き受けたくないわけだから福島も引き受けたくないのは当然でしょうけど、他の都道府県だってそれは引き受けたくないわけだから、それを他の都道府県ならばよ...全文を見る
○水野賢一君 それは、私はおっしゃっていることは分かりますよ、福島県に過重な負担があるんだしって、そこは分かるんだけど、それを法律に書き込む話じゃなくて、そのときのいろんな判断だということで選択肢は広げておいた上でそのときに判断をすればいいということだと思っていますが。  じゃ...全文を見る
○水野賢一君 念頭に置いてはいなくても、僕も通告していないからそこは申し訳ないんだけど、さっき申し上げたようなことで、念頭には置いていないのかもしれないけど、例えば条約とかそういうので国外移設というのが駄目とかということなんですか。それとも、そうじゃなくて、政策判断として今は考え...全文を見る
○水野賢一君 それはそれで結構ですが。  じゃ、このJESCOのことについてお伺いしたいんですが、当然、こういう中間貯蔵関係を扱うといっても、デリケートな話ですから情報の公開というのも求められますよね、関係者からのですね。その情報公開に関して、例えば原子力損害賠償支援機構だとか...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、非常に住民にとっても関心が高くて、それで国とも非常に関係深いんだから、だから情報公開法の対象になっていても全然おかしくないと思うんだけど、例えば、国が株主の一つである程度の、程度と言ってはなんだけれども、例えば関空の新関西国際空港株式会社、こんなのだっ...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、そういう請求がなくたって積極的にきちっと情報を公開しようという、それは一般論としては正しいんだけれども、そこには、例えばホームページとかで情報を幅広く公開していこうというのと、請求があったら基本的に何でも出さなきゃいけないというのは天と地の差があって、...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、JESCOについてお伺いしますが、これ、放射性物質から離れて、今までやっているPCBとかのことについてお伺いするんですが、あれですよね、PCBの処理というのは、これ、JESCOが処理するといっても、JESCO以外がビジネスとしてPCB処理に乗り出すこともこれは...全文を見る
○水野賢一君 PCBのことでお伺いしたいんですけれども、あれですよね、PCBの入っている高圧トランスとかコンデンサーというのは今も使用されていますよね。それで、使用されているけれども、PCB処理の特措法というのは、あれですか、PCB廃棄物の方の処理について定めているわけだから、何...全文を見る
○水野賢一君 だから、PCBは二〇一六年七月を処理期限にしていたのを政令改正して二〇二七年三月にまで延期しましたよね。延期したわけだから、延期したその二〇二七年の三月までには、今使っているトランスとかコンデンサーでPCB入っているものも、これも全部使っちゃ駄目ということですよね。
○水野賢一君 それでは質疑を終わりたいと思います。
11月18日第187回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○水野賢一君 みんなの党の水野賢一でございます。  とりわけ衆議院の先生方には、副大臣、政務官には、大変な状況の中での質疑でしょうけれども、またよろしくお願いいたします。  私自身は参議院議員ですけど、うちの方はちょっと、質問通告しなくて申し訳なかったんですけど、ちょっといろ...全文を見る
○水野賢一君 しっかりとよろしくお願いいたします。  また、いろんな不当表示等の解釈について、これについても基準を明確化するとかという話も必要になってくると思うんですが、それに関して、問合せのいろんな窓口の設置なんかの、相談体制というか、そういうことをしっかりやっていくべきじゃ...全文を見る
○水野賢一君 これは大臣に決意を伺った方がいいのかなというふうに思うんですが、課徴金制度導入に伴っていくと、いろいろ事務量が増えていくとか、そういうようなことなんかで今後予算の確保とか、若しくは人員の適正な配置なんかがいろいろ必要になってくることも、若しくは関係機関とか都道府県な...全文を見る
○水野賢一君 お言葉どおり頑張っていただければと思うんですが、今大臣おっしゃられたように、こういう不当表示ってやっぱり後を絶たないようなことがあって、これ全てを行政機関のみでなかなか監視することもやっぱり一方で難しいというのも、実際上やれることは一生懸命やらなきゃいけないんだけれ...全文を見る
○水野賢一君 自主申告による課徴金額の減額措置の話ですけれども、これも悪質な事業者に利用されることのないように、申告が適正なものかどうか厳正な判断を行うべきだというのも、普通、常識的に考えて必要なことだと思いますけれども、この辺について、どういうふうに対応していこうと思うとか、何...全文を見る
○水野賢一君 今質問してきたようなことというのは、大体党派を超えて必要だよねというようなことについては共通の理解があるというふうに思います。だからこそ、後ほど附帯決議というような形に収れんしていくんだというふうに思いますし、こういう文案をまとめてこられた各党の先生方にも敬意を申し...全文を見る
○水野賢一君 終わります。