水野賢一

みずのけんいち



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水野賢一の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月15日第190回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○水野賢一君 民主党・新緑風会、水野賢一でございます。  総理は、昨年の通常国会の会期を九十五日間という戦後最長の延長をされましたよね。その最大の理由は安保法制を成立させるためだったわけですね。確認です。
○水野賢一君 ところが、その安保法制が成立した後の秋になりますと、今度は野党が臨時国会召集を要求したにもかかわらず、言わば無視、黙殺をしたわけですよね。自分が、御自身が通したい法案を通すときには目いっぱい国会を延長をしておいて、そして今度は、野党が国会を開くことを、つまり議論をす...全文を見る
○水野賢一君 野党の国会召集要求というのは別にとっぴなことを言ったわけでも何でもないんですよね。毎年秋には臨時国会を開いているのが通例で、それをやろうと言っただけのことなんですよね。  しかも、しかも、十月上旬には内閣改造もあって、今日も座っていらっしゃる九人もの新閣僚の方々が...全文を見る
○水野賢一君 今の御答弁は、じゃ、七十五日掛かったけれども七十五日は合理的な期間の範囲内だという、そういう御答弁だと理解してよろしいですか。
○水野賢一君 全くそれはへ理屈以外の何物でもないというふうに思いますけれども、これ去年の秋の問題をいろいろと取り上げているのは、これ申し訳ない言い方ですけれども、安倍政権のルール無視、手続無視の象徴だから、これは去年の秋の問題だけれども引き続き申し上げているわけですが、これ政策と...全文を見る
○水野賢一君 政府の審議会なんかの役職のうち重要なものの中には、政府が任命するだけでは不十分で、国会の衆参両院が承認して初めて就任できるといういわゆる国会同意人事というものがありますよね。これ、国会が開かれていなければ、つまり閉会中だったら同意のしようもないわけなんですけれども、...全文を見る
○水野賢一君 今の原子力委員会の話なんかは、これ全然違うところで通告したのも併せてお答えになっちゃって、余り関係ない話だったんですけれども、いずれにしても、国会が閉会中に会計検査院の検査官と公取の委員が空席になっちゃったわけですよね。  今、これは総理も望ましくないということだ...全文を見る
○水野賢一君 だから、違う話をすり替えても困るので、今回のようなこういうことの例はないんですよ。  同意人事というのは、大切な役職だからこそ国会同意を必要としているわけですよね。会計検査院だって公取だってその典型ですよ。そのポストが空席になる、しかも理由は国会を開かないうちに任...全文を見る
○水野賢一君 いや、委員長が存在しているから、委員長は空席じゃないんだからいいんだと言わんばかりの答弁ですけれども、これは、同意人事の対象は委員長だけじゃなくて委員も同意人事の対象なんですよ。だから委員だってそれだけ重要なポストだということを申し上げておきたいというふうに思います...全文を見る
○水野賢一君 全く理解できないというか、ルール無視の典型的な事例だというふうに思いますけれども、補正予算の問題についてお伺いをしたいというふうに思います。  補正予算の大きな柱の一つが、低所得者、低所得高齢者に三万円を一回限り支給する臨時福祉給付金ですよね。これは、対象者はどの...全文を見る
○水野賢一君 これは対象者、その一千百万人がお金を受け取るには市町村への申請が必要になるわけですよね。
○水野賢一君 これは対象者に自動的に振り込まれるわけじゃなくて申請が必要ということになると、一〇〇%の人が申請するとは限らないわけですが、これ近い例でお伺いしますけど、既に実施された平成二十六年度のいわゆる簡素な給付措置、似たような、似たようなというか関連性のある制度ですけれども...全文を見る
○水野賢一君 これは、今度の三万円の給付金というのは、申請期間というのは何か月ぐらいあるんでしょうか。
○水野賢一君 そうすると、支給開始日とかは自治体によって違うようですけれども、あれですか、国としての基準としては、支給の時期については、さすがに参議院選前には配り終えてくださいとかそんなことは言わないでしょうけれども、いつぐらいに始めていつぐらいに終わるようにという、そういう基準...全文を見る
○水野賢一君 この給付金は、事実上、国が主導して実施するわけですし、経費も事務経費含めて国が全部持つけれども、形の上では実施主体は市町村なわけですよね。  こういう点はかつての麻生内閣のときに話題になった定額給付金とも似ている面があるわけですが、そこで、そのときの議論になったこ...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、これ理論上は、自治体がこれはやらないという、自治体としてこういうことはやらないということを決断することも理論上は可能なわけですか。
○水野賢一君 これも定額給付金のときに話題になったんですが、これはお金は市町村経由で、補助金を国から出して市町村経由で個人に支給されるわけですから、そうすると、当時議論になったのは、市町村の税金滞納している人には自治体は配らないでそのまま差し押さえることが可能なのかということが話...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、例えば軽自動車税だとか、そういうようなものを滞納している人を市町村が差し押さえることは、望ましいとは思っていないけれども、これは可能性としてはできるということですか。
○水野賢一君 これ、予算担当している麻生財務大臣に伺いますけれども、定額給付金のときは総理でいらっしゃったわけですが、そのときは、高額所得者は申請を自発的に控えてくれとおっしゃって、さもしいとか矜持の問題とかとおっしゃったのが話題になりましたよね。  今回は低所得者が対象だから...全文を見る
○水野賢一君 財務大臣、昔の話で申し訳ないですけど、麻生大臣は定額給付金の一万二千円を受け取るのか、御自身が受け取るかどうかでいろいろと二転三転あったというふうに思うんですが、年齢によって加算されたかもしれませんから一万二千円じゃないのかもしれませんが、結局、結論はお受け取りにな...全文を見る
○水野賢一君 そのときの一大事の大騒ぎだったわけですけれども、麻生大臣にとってはその一万二千円の話は余り記憶にはないのかもしれませんけれども。  今度の臨時給付金について伺いますけれども、これは外国人も、もちろん不法滞在者とか観光客は除いてでしょうけれども、外国人も対象ですか。
○水野賢一君 来年以降は、これは年金生活者支援給付金支給法という今度は法律に基づいて最大年六万円が支給されますよね。支給される範囲が狭くなるわけですけれども、これは一回限りじゃなくて恒久措置という、法律に基づいているものは恒久措置という理解でよろしいですね。
○水野賢一君 この来年以降の給付金の性格なんですけど、これはどういう性格のものなんでしょうか。つまり、景気対策なのか生活支援なのかということでいうと、どういうような性格を持つものなんでしょうか。
○水野賢一君 そうすると、今御答弁にあったように、低年金者への福祉ということを念頭に置いているんだから基本的には生活支援だというような、そういう色彩が来年度からのは強いんでしょうが。  総理に伺いますけど、総理は、今回の三万円の給付金というのは来年以降の恒久措置の最大六万円の給...全文を見る
○水野賢一君 かつての定額給付金のときは、リーマン・ショックなどによる景気悪化というのが背景にあったわけですよね。景気が悪くなると景気対策として現金をそうやって給付して、多少良くなると、といっても実感があるかどうかは別ですけど、それでも多少良くなると今度は果実の均てんだといってま...全文を見る
○水野賢一君 軽減税率の対象品目というのは、これは毎年見直すことを前提としているんですか、それとも、未来永劫とは言わないけど、取りあえず恒久措置として今回決めたものでいこうとお考えなんですか。
○水野賢一君 軽減税率を導入すれば当然税収は減るわけですよね。  これはちょっと通告していなくて申し訳ないんだけれども、昨日の日経新聞には、穴埋め財源として外為特会の活用が浮上と出ていましたけど、これも安定的な恒久財源の有力な候補というわけですか。
○水野賢一君 一方で、安定的な恒久財源と言うときには、論理的には、軽減税率若しくは据置税率と言うべきなのかもしれないけれども、これで減収になった分を標準税率の方を上げて、つまり一〇%よりも高くして賄おうということも論理上はあり得るわけですよね。  これは選択肢には含まれるわけで...全文を見る
○水野賢一君 軽減税率による減収はよく一兆円というふうに言われるんですけれども、軽減税率の対象というのは二つあって、外食を除く食料品と新聞ですよね。  これは、一兆円というのは、二つ合わせて一兆円ということですか。二つ合わせて一兆円ということですか。
○水野賢一君 この新聞の話なんですが、ちょっとじゃその前に、食料品の方の話というのは、これは別にあれですよね、消費税法で一々食品とは何ぞやということを定めるわけじゃなくて、食品表示法に書いてある食品というのがこれが食品なんだという、そういう定義だということでいいですよね。
○水野賢一君 一方で、新聞については何か別の法律で新聞の定義定めているわけじゃなくて、消費税法自体で週二回以上発行の新聞とか定期購読されるものだというようなことを定めるという形になっていますよね。  ちょっとお伺いしたいのは、普通に考える新聞とか以外に業界紙とか英字紙とか政党の...全文を見る
○水野賢一君 いや、そうすると、質問は、だから、業界紙だろうと英字紙だろうと政党の機関紙だろうと、これは何でも週二回以上発行で宅配ならば対象だということですね。
○水野賢一君 結局、これ何紙ぐらいが対象になるんですか。
○水野賢一君 これ、ですから、週二回とかという要件を満たせば、別に競馬新聞だろうと株式新聞だろうと、宅配がどれだけあるのか私知りませんけれども、要件を満たせば対象にはなり得るわけですか。
○水野賢一君 これ、あれですか、新聞社が、うちの新聞はこれは毎日発行、日刊だから軽減対象にしてくださいとかという、これはどこかに申請したりして認可されるとかという、そういうプロセスを何か経るんですか。
○水野賢一君 これ、同じ新聞でも、定期購読、つまり家庭に配達されるものは対象で、キヨスクなんかで購入すると軽減にならないというのは、これは何か意味があるんでしょうか。
○水野賢一君 確かに、諸外国を見ても新聞とかを対象にしている国があるのは事実ですよね。ですが、これは、日本でこれを対象にする理由というのは、あれなんですか、例えば活字文化の保護だとか知る権利だとかそういうことで対象にするのか、それとも低所得者対策ということ、それが理由なのか、この...全文を見る
○水野賢一君 私は、新聞に関しては、例えば再販制度だとか公正取引委員会の新聞特殊指定があることは、これは理解しますけれども、これ何でここに唐突に出てきたのかというのは実はよく分からないところがあるし、これ、食料品に関しては、政府側のいろんな資料を見ると非常に詳細に、例えば精米だけ...全文を見る
○水野賢一君 軽減税率というのは、これは総理にお伺いしますけれども、各業界にとっては自分のところの商品が対象になるか否かが死活問題なわけだから、陳情合戦のおそれになるんじゃないかとか、それが政官業の新たな癒着につながるんじゃないかというようなこと、懸念は以前から言われたりすること...全文を見る
○水野賢一君 原発の問題についてお伺いしますけれども、日本の電源構成で、原発の電源は将来何%ぐらいにしていくという見込みについては、どういう見込みに今なっていますか。
○水野賢一君 林大臣にお伺いしますけれども、原発依存度については今まで可能な限り低減というふうにおっしゃっていたわけですよね。その可能な限り低減と言っていたのが、その結果が二〇から二二なんですか。それとも、余り低減するのはまずいということで二〇から二二ぐらいは必要だという、こうい...全文を見る
○水野賢一君 というと、この二〇から二二というのは可能な限り低減した結果これだったという、そういう理解でいいわけですか。
○水野賢一君 二〇から二二%を達成するには、新増設はしないで達成できるということですか、原発については。
○水野賢一君 今の原発だけで達成できるということですよね。  原発は老朽化すると危険性が高まるから四十年で廃炉という大原則がありますよね。例外として二十年延長はできますけれども。そうすると、これ、四十年まで稼働したら廃炉にしなきゃいけないのが大原則ですけれども、四十年までの稼働...全文を見る
○水野賢一君 見込んでいるというのは、逆に言うと、四十年で全部終わっちゃったら二〇から二二は達成できないということですか。
○水野賢一君 いや、つまり四十年で止まっちゃったら二〇から二二は達成できないということですよね。つまり、六十年になるんだったら、六十年に何基か認められるから、この二〇から二二が達成できると、そういう理解でいいわけですか。
○水野賢一君 いやいや、ちゃんと答えてください。明確にちゃんと答えてくださいよ。
○水野賢一君 じゃ、もう一回聞きますよ。  要するに、二〇から二二を達成するには、四十年廃炉じゃなくて、それが延長される原発は絶対に必要なんですかと、そういう質問です。
○水野賢一君 もう一回聞きます。分からなくなってきたんですが、原子炉は原則四十年間しか使えないんですよ、例外はあるけど。四十年間しか使えない、その原則どおりやったら二〇から二二%は達成できるんですかということを聞いているんです。
○水野賢一君 つまり、規制委員会が、この炉は延長するというのをどこかで認めるものがなければ二〇から二二は達成できないという、そういうことですか。そんな難しいことを聞いていないじゃないですか。
○水野賢一君 つまり、規制委員会がもし、これは林大臣に、担当大臣に聞きますけれども、規制委員会がもし原則どおりに例外を一個も認めなかったら二〇から二二には達しないと、そういうことですね。
○水野賢一君 それじゃ、もし規制委員会が原則どおり四十年で全部廃炉というような形でやったときには二〇三〇年には何%になるのか、その上限が幾つになるのかというのは、これは経産省としては試算しているんですか。
○水野賢一君 いや、それは稼働率次第は当たり前だけれども、だからマックスだと言っているんです、上限はどのぐらいなんだと聞いたんじゃないですか。
○水野賢一君 この辺はちょっと答弁が非常に不安定だと思うので、きちんとした資料とかを、これ、理事会で見解をきちんと出してもらいたいというふうに思いますので、委員長にお願いしたいと思います。
○水野賢一君 じゃ、大臣は、原則四十年で廃炉という今の制度は、見直したり、若しくは原則を四十年より延ばすべきだというような、そういうお考えなんですか、どうですか。
○水野賢一君 質問は、大原則今四十年なんですよね、大原則を延長をするという、大原則を五十年とか六十年にするということは、大臣としてはそういう希望を持っていたりとかするわけですかという質問です。
○水野賢一君 大臣にお伺いしますけれども、十二月四日の閉会中審査、衆議院で、新増設とリプレースについては想定していないというふうに答弁していらっしゃいますけど、これちょっと用語の定義で申し訳ないんですけど、リプレースというのはどういうことを前提としているんですか。英和辞典とかを見...全文を見る
○水野賢一君 言葉の定義は分かりましたけど、想定していないということが私、実は意味不明なんですが、原発というのは別に国がやっているんじゃなくて、事業者がこれリプレースしようとしたりとか新増設しようとするんですよね。想定していないというのはどういうことですか。やりたいという事業者は...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、新増設というのは、国が決めるんじゃなくて、事業者がやりたいとかということを申請してくるわけでしょう。そのときに、想定していないというのは、じゃ、あれですか、新増設をどこかが申請してきても、それは原子力規制委員会は想定外だから審査は一切しませんという、そ...全文を見る
○水野賢一君 それじゃ、何で、想定していないというのは、じゃ、審査とか許認可とかは、そういうようなものは行わないわけではないわけですね。国としては行われたことはやっていくという、そういう理解でいいんですか。
○水野賢一君 いわゆる高レベル放射性廃棄物の地層処分問題を伺いますけど、極めて初歩的な質問で恐縮ですけど、原発が事故を起こさずに安全に操業したら、こういう高レベル放射性廃棄物は出ませんか。林大臣。
○水野賢一君 稼働している間は出るし、既に稼働していたもので出ているものもあるわけですから、どこかに埋めなきゃいけないという問題はあるわけですけれども、これ、埋める場所は、めどは決まっていませんよね。
○水野賢一君 今年度中に候補地をというのは、いつ頃ですか。参院選の後ということですか。
○水野賢一君 年度と年がちょっと混同しているようですが、何月ぐらいが、まあ断定的には言えなくても、イメージはありますか。
○水野賢一君 環境大臣に一般論で伺いますが、廃棄物処理法では、産業廃棄物のこういう処分業の許可を受けるためには、基準を満たした処理施設を有していないと許可されませんよね、産廃の場合です。
○水野賢一君 林大臣に伺いたいんですが、普通の産業廃棄物の場合は今おっしゃったように要は処分場なしに業を営めないんですけれども、これそもそも論なんですけど、何で原発の場合はごみ捨場がどこなのか全然決まっていないのに操業して、必ず出る核のごみを出すことは構わないのか、ちょっと、そも...全文を見る
○水野賢一君 いや、要はそれは産業廃棄物でも同じで、だからちゃんとごみを出すときには処分場まで決まっていなきゃいけないわけですよ。原発は何で処分場が決まっていないのに動かしていいのかという。今から見付けたいというのは、それは当たり前のことなんですよ。何で処分場も決まっていないのに...全文を見る
○水野賢一君 論点変えますけれども、原発輸出について伺いますけれども、原発についてよく日本の原発は世界一厳しい安全基準をクリアしているという言い方をされるわけですね、本当に世界一なのかは議論があるかもしれませんけれども。国内で再稼働をする原発は新規制基準を満たしているのは、これは...全文を見る
○水野賢一君 だから、世界一厳しい安全基準というのは、国内で再稼働するときの新規制基準は確かに世界一厳しいと、まあこれは自称なのか他称なのかそこは別としてですよ、だけれども、今私が聞いているのは、輸出する原発、原子炉は世界一厳しい安全基準というのを、何かそういうものをクリアしてい...全文を見る
○水野賢一君 再稼働の場合は確かに規制委員会の審査の対象になりますよね。これ、輸出するときには何か規制委員会の審査の対象になるんですか。事実関係を教えてください。
○水野賢一君 いや、だから、準じていくのは大事だと思うけれども、そのことは私も異論はないけれども、それを何か担保する制度があった上で輸出するんですかと。何か基準、審査していないわけでしょう。だから、それじゃ、ないわけじゃないですかと。
○水野賢一君 いや、それじゃ、世界一安全なものを輸出するなどというふうに言うのは、これは安全神話じゃないですかということです。
○水野賢一君 いや、そもそも原発輸出するときに経産省は確かに承認しますよね。そのときに承認するのは、核物質に転用されるかどうかということについては確かに承認の基準なんでしょうけれども、原子炉の安全性とかそういうようなこと、事故を起こさないということについては承認の基準の対象になっ...全文を見る
○水野賢一君 いや、だから、国内の基準は厳しいから、国内で売るときには確かに基準を満たした最新のものを売るかもしれないけれども、海外に売るときは、じゃ、まあ極端なことを言ったら、安かろう悪かろうなもので売ろうということは論理的にはあり得るわけでしょう。
○水野賢一君 いや、だから、国内と同じ安全基準のものを売っていくというそのこと自体は間違っていないと思いますよ。間違っていないんだけれども、そのことは、林大臣、あれでしょう、今、じゃ、そのことは、今自体それを担保するものは全くないということでしょう、今自体は制度として。
○水野賢一君 いつ頃までにその手続の整備するのをまとめて、誰がその責任者なんですか。  そんなものやっているといつ公表していたんだ、そんなことを。そんなもの聞いたことないよ、そんなものは。
○水野賢一君 それはあれですか、そうすると、規制委員会が輸出するものについても審査するということになるということですか、今後は。
○水野賢一君 内閣府の担当大臣、じゃ、いらっしゃるでしょうから、進捗状況を教えてください。
○水野賢一君 島尻大臣に伺いますけれども、これ何ですか、相手国が配慮するかって、ちょっともう一回詳しく教えてください。
○水野賢一君 相手国が原子力の安全性に対して配慮しているかどうかチェックすることは大切だと思いますよ。ただ、私が聞いているのは、日本が輸出する原子炉が安全なのかどうかというその審査体制が、その手続を進めているんでしょう、そういうことでしょう。
○水野賢一君 そのチェック体制というのは何のチェック体制ですか。
○水野賢一君 そうすると、日本の安全基準は世界一と言っている以上、世界一の基準の国に対してじゃないと輸出もしないと、そういうことですか。
○水野賢一君 林大臣に伺いますけれども、さっきから輸出プラントの安全性の話を基本的に聞いていたわけなんだけれども、これはあれですか、内閣府とかでチェックしているという、いろいろ今手続進めているというのは、この輸出プラントの安全性のことも対象になっているんですか。そういう理解で議論...全文を見る
○水野賢一君 だから、今そういうような安全基準、輸出するものについては今ないわけでしょう。だから、福島の教訓を生かして、その後、安全基準を厳しくしたなんということはないわけですね、輸出プラントに関しては。
○水野賢一君 いろんな国と原子力協定を結んでプラント輸出を図ろうとしている割には担当大臣の答弁も心もとないというふうに思いますけれども、時間も限られているので、外交問題について伺いますけれども、日韓の年末での慰安婦問題での不可逆的な解決という合意があったようですが、昨日、自民党衆...全文を見る
○水野賢一君 どこの国にも大局を見ないで変なことを言う人というのはいるわけであって、それが別に政府を代表しているわけじゃないとは思いますけれども、対外的には、あたかも政府の主張のように対外的には誤解を与えることもあるかもしれませんので、そういうことの払拭のためにはしっかりと力を尽...全文を見る
○水野賢一君 もう時間も限られているので、一問、天下り問題について伺いますけれども、天下りあっせんに対しては、今の法律ではそれをやっても刑事罰はないですよね。それに対して、野党時代の自民党で河野大臣は議員立法で刑事罰導入を求める法案を、提出者代表になっていますが、今担当大臣になら...全文を見る
○水野賢一君 野党時代にはもっともらしいことを言って、その後には、大臣になるとやらないというようなことがないようにしっかり取り組むことを祈念して、私の質問時間が来ましたので終わります。
03月10日第190回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○水野賢一君 民主党・新緑風会の水野賢一でございます。  五年前の福島第一原発事故で発生した指定廃棄物の問題から伺いたいと思うんですが、事故の後に各地で放射能汚染の廃棄物というのが出てきた。稲わらだったり、若しくは焼却灰だったり下水道汚泥だったりするわけですけれども、そのうち八...全文を見る
○水野賢一君 要は、僅かだけれども残るけど、それはそれでしっかり管理しなきゃいけないけれども、そのために特別な施設を造るというほどの必要性はなくなってきたんじゃないかというような御認識なんじゃないかというふうに思いますけど。  じゃ、茨城はそうで、他の四県についてはその辺は、方...全文を見る
○水野賢一君 お伺いしたいのは、今まで八千ベクレルを超えたものについては環境大臣が指定をして、だから指定廃棄物というふうに言われていたわけですけれども、これは、自然減衰をして八千を割り込んだというようなものがだんだんだんだん増えてくるわけですよね。これは幸か不幸か時間がたってなか...全文を見る
○水野賢一君 今のお話だと、解除する仕組みをつくっていきたいと。ただ、一方的に解除するんじゃなくて、ちゃんと地元と協議した上で、解除するときにはそうしますよというお話だと思うんですが。  これ、事務方で結構なんですが、指定解除というのは最初は余り想定していなかったわけですよね。...全文を見る
○水野賢一君 先ほど大臣もおっしゃられていましたように、指定が解除されると指定廃棄物からただの廃棄物になるわけですよね。ただの廃棄物といっても、廃棄物には一般廃棄物と産業廃棄物があるわけですから、大臣のお話でも、一般廃棄物になるものもあれば産業廃棄物になるものもあるということだと...全文を見る
○水野賢一君 というと、本来は、普通であれば一般廃棄物というのは市町村が予算も含めてやるわけだけれども、これはそういう経緯があるから、一般廃棄物にはなるけれども、財政面でも国としてちゃんと関与して責任は持っていきたいということだと思いますけれども、それは、何か法律上に根拠があるわ...全文を見る
○水野賢一君 解除後の、元指定廃棄物と言うべきなんですかね、それの行き先なんですけれども、これは指定廃棄物だったら各県で一か所に集中的に行くというはずだったわけですよね、本来は。だけど、一般廃棄物になると、これは市町村ごとに、例えば何々市の焼却灰はその市の処分場、こっちの市のもの...全文を見る
○水野賢一君 さて、先ほどのお話では、茨城県に関しては、八千を超えるものはごく僅かだから新たな施設は造らなくてもいいんじゃないかという考え方を大体示唆されて、あとの四県は、自然減衰によって八千ベクレルを超えるものは減りはするけれども、減るといってもかなりはあるわけだから、だから長...全文を見る
○水野賢一君 今おっしゃられたのは、場所についてはもう一回提示したところを変えるつもりはないという、そういうお話なんでしょうけれども、じゃ、その長期管理施設という、埋立候補地ですよね、その何トン埋められるかという、容量そのものはこれは小さくなる可能性というのはあるわけですか。つま...全文を見る
○水野賢一君 要は、この問題というのはなかなかデリケートな話で、今まで環境省が説明していたのは、これはどうしても、はっきり言って迷惑施設なわけですから、他県のものまで来るんじゃないかとかというそういう危惧、懸念というのは常にあるわけですよね。  だから、そのときに環境省はどう言...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、この指定廃棄物の話とちょっと相矛盾するような気がしないでもないんですけれども。  指定廃棄物の場合は発生県で必ず処理しろということになっているわけですよね。つまり、福島県のものは福島県で、茨城県のものは茨城県で、千葉県のものは焼却灰とか多いんだけれども...全文を見る
○水野賢一君 そうなっていることは知っているんですけれども、だから、それは指定廃棄物の処分に対する政府の基本方針と相矛盾するんじゃないかというふうに私はそういう感じもするんだけれども、これは今後議論をしましょう。  ちょっと話題を浄化槽の話に変えたいというふうに思うんですけれど...全文を見る
○水野賢一君 委託調査事業の一環で、これはあれですか、提言案というものを何かそろそろ出すやに聞いていますけれども、提言案というのがそろそろ出てくるという形になるんですか。
○水野賢一君 これは、提言をまとめるというと、会合はもう終わったという理解でいいんですか、会議は。
○水野賢一君 普通はこういうもの、何か提言を出すときというのは、最後に会合を開いて、そこで座長が案とかを出して、その案が取れてみんなで了承、多数決か分からないけど、そういう形になるんでしょうけど、会合はやらないけど、座長預かりになって、今から座長がその案を、提言を出すと、そういう...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、その三月一日の会合の次の会合というのが開かれるわけではないわけですか。三月一日が最後で、今後はもうないという、そういう理解でいいですか。
○水野賢一君 結局、それで、内容の話でいうと、法令上年三回で、ミニマムとしては三回保守点検すればいいというのが、それが十二回とか行われているのが横行しているという話については、提言ではどういう方向になりそうなんですか。
○水野賢一君 これは自治体とかで条例とかその他によって、言わば法令よりも上乗せして保守点検の回数をやらなきゃいけないということを何か定めているところというのはあるわけですか。
○水野賢一君 先ほど鎌形さんも環境法令としては何回以上という規定は一般的だという話があって、確かにそれは法令で三回以上と定めて三回が最低限になっていても、じゃ年に四回点検したら違法だということをなかなか言うのは難しいと思うんですけど、つまり、多く検査することを絶対悪いというふうに...全文を見る
○水野賢一君 同じことを消費者庁にもちょっとお伺いしたいんですが、つまり今大臣の表現を使えば、情報の非対称があるわけですから、きちんとした説明は少なくともした上で同意を求めないと、ちょっと契約としては問題が出てくるんじゃないかというふうに思いますけど、消費者庁の方はいかがですか。
○水野賢一君 最後の質問にいたしますけれども、浄化槽というのは、これは鎌形さんで結構ですけれども、普通は一般の個人個人の所有物なわけですよね。ただ、例外的に市町村設置型の浄化槽というのもありますよね、百何十かの自治体でそういうやり方をしているというふうに思いますけれども。市町村が...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので終わります。
03月23日第190回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○水野賢一君 水野賢一でございます。  まず、大臣が先月、長野県の講演でお話しになられた一ミリシーベルトは根拠がないというような話、後に撤回されたのは存じ上げていますけれども、福島県に関する部分は撤回されたということは存じ上げていますけれども、この問題についてお伺いをしたいとい...全文を見る
○水野賢一君 そういう意味で、ですから、百ミリを下回るような場合はなかなか疫学的に完全なエビデンスを見付けることは難しいし、ほかの要因だっていろいろと健康不安の要因があるということは分かるんですけれども、それでも、政府としては、基本的にやっぱり少なければ、浴びる放射線量は少なけれ...全文を見る
○水野賢一君 これは参考人でも結構なんですけど、長期的に一ミリシーベルトというのは、これはどこに書いてあるのか、法律なのか、何かそれに基づく方針なのか。どこに書いてあるのかをお伺いしたいと思います。
○水野賢一君 つまり、法律に基づいて閣議決定した基本方針に書いてあるということだと思いますけれども、これは、大臣、変えないということで今までも言明されていらっしゃると思いますけれども、改めて確認したいと思います。
○水野賢一君 今、参考人の方がおっしゃられた基本方針の中では、長期的な目標としての追加被曝線量が年間一ミリシーベルト以下というようなこととか、今後二年ぐらいの間に一般公衆の年間追加被曝線量を五〇%ぐらい減少させるとか、そういうようなことがいろいろ書いてあるわけですよね。  その...全文を見る
○水野賢一君 この長期的な目標というのは、別に除染だけで達成するわけではなくて、放射能ですから自然減衰をすることもあれば、いわゆるウェザリング効果と言われているようなものとかもあって減っていくわけですけれども、これも含んでいるというふうに理解をしていますけれども、そういうふうな理...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、これも別に参考人でも結構なんですが、先ほど出てきている基本方針という中には、長期的な目標ということで年間一ミリシーベルト以下ということが書いてあるのと同時に、平成二十五年八月までというようなこともいろいろ書いてあるわけですよね、当面やることって。長期的じ...全文を見る
○水野賢一君 そういう意味では、達成できているというような形でよかったというふうに思うんですが、今の答弁の中にもありましたけれども、要するに、自然減衰とかそういうのも含めてという話ですよね。ですから、放射能というのはその物理的特性によって、まさに自然にほっぽっておいても、その半減...全文を見る
○水野賢一君 四〇%というのは減ったうちの四〇%ということですか。それとも、六四%のうち自然減衰分が四〇%で除染とかによるものが二〇%台ぐらいだと、そういうことですか。
○水野賢一君 そうすると、確かに減っていったことはいいことなんだけど、それは除染による効果も、もちろんそれは、その努力はないとは言いませんよ、その努力はあるんだけれども、それよりも自然減衰の方が大きかったと、そういう理解をしてよろしいんでしょうか。
○水野賢一君 大臣に伺いたいんですけれども、今度は長期的な目標の方、つまり一ミリシーベルトの方の話を伺いたいんですが、長期的な目標といってもこれ、今も話があったように、自然減衰していくわけですよね、放射能である以上。そうすると、長期的といっても極めて超長期を取ってみれば、それは一...全文を見る
○水野賢一君 この問題は、恐らくなかなか、疫学的な形で一〇〇%何ミリシーベルトだったら安全で、どこからだったらすごく危険になるという、そういうことを完全に証明することというのはなかなか難しいとは思うんですよね。  ただ、やっぱり環境問題の一つの教訓というのは、例えば水俣病なんか...全文を見る
04月06日第190回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第4号
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○水野賢一君 民進党・新緑風会の水野賢一でございます。  「二院制議会における今日の参議院の役割」というテーマに沿って意見を表明をさせていただきたいと思います。  二院制の問題になりますと、どうしても必ず出てくるのが、一院制が優れているのか若しくは二院制の方が優れているのかと...全文を見る
04月21日第190回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○水野賢一君 民進党の水野賢一でございます。  まず、熊本を中心とする震災での被害者、被災者に対してお悔やみ、お見舞いを申し上げたいというふうに思います。  それでは、このPCBの法案について質問をしていきたいというふうに思います。  PCBは、新たな製造というのはもう四十...全文を見る
○水野賢一君 今部長がおっしゃられたように、このPCB特措法に基づいて、廃棄物として持っている人たちは届出義務があるわけですよね。だから、数としては把握していらっしゃるわけでしょうけれども、どの事業者がどれだけ持っているというのも当然データとして持っているわけなんでしょうが、具体...全文を見る
○水野賢一君 今おっしゃっていただいたようなところが多く保管しているということは分かったんですけど、鎌形部長に引き続きお伺いしたいのは、今この届け出られたデータは公表しているというふうにおっしゃったんだけど、確かに公表はしているんですね。  法律上も、法律の第九条では、このPC...全文を見る
○水野賢一君 それは別に公表には違いないかもしれないけど、やっぱりこういうのは、どこにどれだけあるということというのは届け出られている情報なんですから、行政機関が持っている情報というのは普通はもっともっとオープンに、それは県庁に行ったら見れますというのも公表には違いないかもしれな...全文を見る
○水野賢一君 そこはしっかりと、やっぱり情報はオープンにした方がいいというふうに思いますし、危険物だからこそオープンにした方がいいんじゃないかというふうには思いますが。  こうしたPCB廃棄物というのは特別管理産業廃棄物ですよね。特別管理産業廃棄物ですからきちんと本来管理しなき...全文を見る
○水野賢一君 それは何でもかんでも処罰すればいいとかという形とは思いませんけれども、これは明らかに廃棄物処理法に違反する疑いは非常に強いわけですから、そういうような形でちゃんと管理していなかったということは。しっかりとした指導を行っていただきたいと思います。  さて、大臣にお伺...全文を見る
○水野賢一君 そうすると、今ある処理基本計画をその文言のまま閣議決定するというわけじゃなくて、新たに追加することとかいろんなものが加わるということは分かったわけなんですけど、今までの処理基本計画で約束していた年限とかそういうようなもの、何年までにトランスの廃棄物はJESCOの施設...全文を見る
○水野賢一君 分かりました。  では、法律が施行されて新たな閣議決定を多分されるという方向なんでしょうけれども、これはいつぐらいに実施したいというふうにお考えなのか、そのめどをお伺いしたいと思います。
○水野賢一君 分かりました。  そして、PCB特措法というのは、ある意味においてはストックホルム条約という条約の国内担保法的な性格を持っているわけですよね。要するに、ストックホルム条約でPCBというものはいついつまでには廃絶しなきゃいけないんだということになっているわけですから...全文を見る
○水野賢一君 しっかりと努めていただければと思います。  ちょっと今の答弁の中で気になったんですが、これ鎌形さんでいいんですけど、高濃度はJESCOでしか処理できないというような言い方があったかと思うんですけど、これ、JESCO以外が別にやってもいいんですよね。法律上、民間事業...全文を見る
○水野賢一君 さて、今回の法律で新たに、先ほどもちょっと話がありましたけど、使用中のものについてもいろいろと、しっかりともう使用を中止させていくんだというようなことが入ってきたわけなんですけれども、それはそれでPCB対策としては評価しますけれども、これは経産省に聞くべき話だと思う...全文を見る
○水野賢一君 こういう使っているものについても使用期限を定めるとなると、議論としては、これはごみじゃなくて使っている、今も使っている有価物だということで、それを強制的に使えないようにするとなると、財産権の侵害じゃないかという議論も出てくることは出てくると思うんですね。別に私がそう...全文を見る
○水野賢一君 経産省の方にお伺いしたいんですが、PCBというのは、これは商品として作られたわけですけれども、これは具体的にはどこの会社が何トンぐらい作ったんでしょうか。
○水野賢一君 ですから、日本国内で作られたのは五万トン台になるわけですが、さて、これ、今PCB処理を推進するための基金がありますよね。先ほど来の質疑の中でも出てきた基金の話ですけれども、この基金に対しては国や都道府県がいろんなお金を出しているわけですが、PCBの製造業者はどのぐら...全文を見る
○水野賢一君 この基金には国や都道府県は毎年二十億円ずつぐらい出しているんじゃなかったでしたっけ。
○水野賢一君 私は、この処理基金に、つまりPCB製造業者の出す額は全体の五百何十億のうち一%にも満たないというのは少ないと思っているんですが、ちょっとそもそも論なんですが、ちょっとこれ大臣に通告していなくて申し訳ないですが、PCBというのは自然界にそもそも存在しているものなんでし...全文を見る
○水野賢一君 そういう意味では、まさにおっしゃるとおり、そうなんですよね。  だから、有毒物質、有害物質という中でも、例えばカドミウムだとかヒ素だとかというのは自然界にそもそもあるわけですね。だからといって、それによって被害があるわけだから、例えばイタイイタイ病なんかカドミウム...全文を見る
○水野賢一君 それは様々な意見はあると思いますよ。  それで、当然お金に関することだから、利害に関するから様々な意見はあると思いますが、私は、自分が言ったことは非常に筋としては当然のことだというふうに思っていますし、これ、大臣若しくは政務三役のどなたかでも結構ですけれども、この...全文を見る
○水野賢一君 これは議論を開始したのは結構なことだと思います。結構なんですが、製造事業者にも入ってもらってといっても、それは、彼らはそれは払いたくはないわけですから、その人たちの意見に余り引きずられちゃいけないわけであって、基本的には、筋としてやっぱりこれは製造者責任、つまり、大...全文を見る
○水野賢一君 飛行機というのは基本的に風の方向に向かって飛んでいくわけだから、それはだから、今の話というのは南風の場合の話ですよね。その場合に、特に着陸をするときの話なわけですけれども、これはそうすると、航空機騒音防止法なんかもありますけれども、それによる措置を新たに何か講じるか...全文を見る
○水野賢一君 これ、ちょっと環境省に全く関係ないわけじゃなくて、環境大臣にお伺いしますけれども、航空機の騒音についても環境省が環境基準を定めてはおりますよね。
○水野賢一君 そういう意味においては、これはやっぱり東京タワーよりも低いところを住宅地の上を日常的に飛ぶということについては、何か意見というか、ただまあ飛行ルートとかそういうことについては直接的にそれは国交省の所管かもしれませんけれども、何か御見解ございますか。
○水野賢一君 この問題は、またしっかりと主張させていただくことは主張させていただければと思いますが。  ちょっと話また飛びますけれども、これは原子力規制委員会になるんですかね。昨日、おととい辺りの報道で、福島第一原発からの、要するに、そこの汚染水問題ですね。福島第一原発の汚染水...全文を見る
○水野賢一君 じゃ、規制庁で結構なんですけど、これは、トリチウムを海に流す場合というのは数値がどれ以下ならば構わないとかって、何かそういう法令はどうなっていますか。
○水野賢一君 その限度の濃度というのはどのぐらいなんですかということです。
○水野賢一君 そうすると、基本的にはその六万ベクレル、その一定の量の中に六万ベクレル以内とかという、そういう濃度で規制をしていると、そういう理解でいいわけですか。
○水野賢一君 ちょっとこれは伺いたいのは、この問題は濃度規制だけでいいのかという話があり得ると思うんですよね。つまり、濃度規制というのは、希釈しちゃえば、薄めちゃえば幾らでも多く出せるわけですから、だからこそほかのいろんな、NOxでもSOxでもそういうのでも、総量規制といって、量...全文を見る
○水野賢一君 時間ですので、終わります。
05月02日第190回国会 参議院 本会議 第24号
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○水野賢一君 民進党の水野賢一です。  まずは、熊本地震で被災された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。  会派を代表して、地球温暖化対策推進法の改正案についてお伺いします。  温暖化に関しては、昨年十二月にパリ協定が採択されました。十日前には署名式が行われ、日本も署名...全文を見る
05月12日第190回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○水野賢一君 民進党の水野賢一でございます。  今日は、強力な温室効果ガスであるフロンガスの問題を取り上げます。  二酸化炭素というのは最も代表的な温室効果ガスですけれども、温室効果ガスというのは別に二酸化炭素に限られるわけではないわけですよね。現に、政府が発表している日本の...全文を見る
○水野賢一君 今代替フロン等四ガスというふうにおっしゃいましたけれども、特に代表的な代替フロンともいうべきHFCの排出量というのはかなり急激な増加をしているわけですよね。
○水野賢一君 今いみじくも代替フロンという言葉が出ましたけれども、これは代替というのはどういうことかというと、いってみれば、本来のフロンとか元々のフロンというものの代替品という意味なわけですよね。元々のフロン、これは具体的な名前で言えばCFCとかそういうものになるわけですけれども...全文を見る
○水野賢一君 ということでいうと、つまり、三千万トン、四千万トンという単位がこのCFCやHCFCで二酸化炭素換算で排出されているということですよね。しかし、これは例えば、じゃ近々にも閣議決定されるとかと言われている地球温暖化対策計画とか、そういうところでは排出削減とかの目標に何か...全文を見る
○水野賢一君 いや、HFCは計画に入っているのは知っているんですよ。だから、それは代替フロンが入っているのは知っているんだけれども、元々のフロンは、それだけ極めて大量なものが放出されているにもかかわらずこの計画には入っていないという、そういう理解でいいわけですよね。
○水野賢一君 それは、大臣、排出量の公表のところからまず聞きたいんですけれども、この政府の発表しているのでは、さっき梶原さんがCFCやHCFCの二十五年度、二十六年度でおっしゃっていましたけれども、そういう数字って基本的に今まで公表していなかったんじゃないかと思いますけれども、こ...全文を見る
○水野賢一君 漏えい量と排出量は必ずしもイコールの話じゃないから、ちょっと私は今の答弁はいかがかとは思うんだけれども。  じゃ、もう一個伺いたいのは、地球温暖化対策計画を近々閣議決定するわけですよね、パブコメは終わったそうでありますけれども。こちらにはそういう元々のフロン、代替...全文を見る
○水野賢一君 要は、この地球温暖化対策計画というのは、昔は京都議定書目標達成計画と言ったわけですよ。それで、京都議定書の対象物質には確かにそういう元々のフロンは入っていないんですよ。だから、それをそのまま何となく引き継いでいるから、京都議定書上は確かに対象物質じゃないですからね、...全文を見る
○水野賢一君 今御答弁にあった五千百十七トン、例えばそのHCFCの話ですけれども、といっても、これ極めて強力な温室効果ガスだから、二酸化炭素で換算をしたら五千百十七トンじゃなくてもっとすごいCO2、CO2トンという言い方をしますけれども、そういうふうになるというふうに思いますけれ...全文を見る
○水野賢一君 そうですよね。つまり、実際のトンは五千トン台であっても、これは極めて強力な温室効果ガスだから、二酸化炭素の何千倍も温室効果をもたらすから、CO2に換算すれば七百六十万トンに相当するものがつくられているんですが、ところで、ちょっとここは通告していなくて申し訳ないけど、...全文を見る
○水野賢一君 おっしゃるとおり、自然界に存在しないわけですよ。だから、自然界に存在しないものを、これだけ温暖化対策ということが叫ばれて、これだけCO2排出削減というのを各地各地にいろいろ呼びかけて、普及啓発も呼びかけるために法改正している中で、自然界に存在しない極めて強力な温室効...全文を見る
○水野賢一君 要は、もちろん万全な対策は取ってもらいたいわけだけれども、フロンを、わざわざこの人工物質を作って売ってもうけるということ自体は構わないという、そういう御認識ですか。
○水野賢一君 フロンの製造に関しては、製造は経済産業省が所管しているわけですが、今でもいろいろ持っているデータというのがあるわけですよね。  さっき、HCFCで五千百十七トン製造していると言っていましたけど、これ具体的には、経産省に聞くと旭硝子とダイキン工業の二社が製造している...全文を見る
○水野賢一君 政府が持っているデータというのは、基本的には、よっぽどのことがあれば別ですけど、情報公開法なんかで公開をされるのが当然なわけなんですけれども、これについては持ってはいるけど公表しないという態度を取っていらっしゃるというふうに思いますけれども、事実関係はそれでよろしい...全文を見る
○水野賢一君 いや、それは大臣自身だって中長期的には廃絶されるのが望ましいと言っているようなものをわざわざ作っているわけですよね。作っていて、情報公開法のことを今おっしゃいましたけど、情報公開法は第七条で、仮に不開示情報が記載されている場合でも、公益上特に必要があると認めるときは...全文を見る
○水野賢一君 それは一般論の話であって、これだけ問題なものを作っているわけですから、そういうことについてはしっかりと公表すべきだと思いますが、時間ですので最後の質問にしますけれども、環境大臣に伺いますが、フロンというのは回収、破壊なども必要になってくるわけですよね。これ、この前の...全文を見る
○水野賢一君 終わります。
05月19日第190回国会 参議院 環境委員会 第11号
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○水野賢一君 私は、ただいま可決されました地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民進党・新緑風会、公明党、日本を元気にする会・無所属会及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     地球温...全文を見る