水野誠一

みずのせいいち



当選回数回

水野誠一の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○水野誠一君 ただいま笹野先生から薬害エイズについての情報隠ぺいということについて御批判があったわけでありますが、私は逆に、こういった批判あるいは自己矛盾を恐れずに、今回省内の情報ディスクロージャーに踏み切ったということに対して、厚生省が大きな一歩を踏み出したんではないかというふ...全文を見る
○水野誠一君 この問題は非常にこの調査会にとっても大きな問題で重要な問題だと思いますので、今のお答えの最後の部分、つまりこれからの課題として十分に勉強していきたいと。我々も知識というよりもむしろ知恵を使っていきたいというふうに考えております。  次に、厚生年金基金について伺いた...全文を見る
○水野誠一君 この問題もまた今後の研究課題にさせていただきたいと思います。  続いて大蔵省に伺いたいと思います。大蔵省には高齢化社会に向けての社会資本整備という視点から伺いたいと思います。  我が国の社会資本、下水道、公園、道路、いろいろあるわけでありますけれども、欧米諸国に...全文を見る
○水野誠一君 そういう状況の中で、もう一つは、建設公債をどういうふうにとらえるかということになると思います。  国債の発行に関して、今財政当局は非常に慎重な姿勢をとられているというふうに考えます。しかし、公的な投資、公共投資ということを考えていったときに、物によっては後に続く世...全文を見る
○水野誠一君 おっしゃるとおり、社会資本整備と財源という両方の非常に今難しい問題、つまり財源の問題で縛られながら社会資本整備をしなきゃいけないという課題を実現していくためには、恐らくめり張りのある財政運営とかあるいは効果的かつ長期的視野に立った公共投資の厳選、そのためには、先ほど...全文を見る
02月15日第136回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○水野誠一君 高速道路の料金問題について、建設大臣にお伺いしたいと思います。  私は、欧米を旅行いたしますといつも感心させられるのは、すばらしい高速道路がある、無料である、すなわちフリーウェーであることであります。このあたりに、日本が経済大国になったとはいえ社会資本の蓄積の格差...全文を見る
○水野誠一君 一日に二、三台しか車が通らない林道に立派な舗装工事がなされているとかいった話がよく引き合いに出される道路行政でありますが、このイメージを一新する意味でも、ぜひこの御検討を進めていただきたいというふうに思います。  さらにもう一つ伺いたいのですが、高速道路行政におい...全文を見る
○水野誠一君 次に、多目的ダム等建設事業の実施について建設省にお伺いをしたいと思います。  平成六年度の会計検査院の決算検査報告を見ますと、多目的ダム、河口堰等の施設を建設する六事業において、過去に八百五十一億円が費やされていたにもかかわらず事業が長期に停滞しているという指摘が...全文を見る
○水野誠一君 この委員会自体が第三者によるチェック機関ではなくて、委員会の設置主体はあくまでも事業者自身であるということから、本当の公平性といいますか批判性というものが維持できるのかどうかという疑問もあるようであります。このような批判に対する意味でも、客観性を持ち、関係住民の意見...全文を見る
○水野誠一君 次に、公的介護制度について厚生大臣に伺いたいと思います。  厚生省の推計では、二〇〇〇年には介護が必要な高齢者が二百八十万人、二〇二五年には五百二十万人と倍増する予測がされておるわけでありますが、このような莫大な介護需要に対応できるシステムとして公的な介護制度を創...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。終わります。
02月22日第136回国会 参議院 逓信委員会 第3号
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○水野誠一君 さきがけの水野でございます。  大臣は、本年一月二十三日に「「第二次情報通信改革」に向けた規制緩和の推進について」を発表されました。そこでは、行政改革委員会等の意見を踏まえて、参入規制の問題、料金規制あるいは接続規制の緩和、見直しなど、情報通信を取り巻く社会経済情...全文を見る
○水野誠一君 今、あえて冒頭で大臣にお考えをもう一度確認させていただきましたのは、競争というものの概念、しかもこの情報通信という分野における競争の概念というのは、どうも国内の市場だけをにらんでいるということではない、もっと大きな世界の情報通信市場というものをにらんで物事を発想して...全文を見る
○水野誠一君 競争というものを国内の競争に限定せずに、国際的視野からぜひお考えをいただきたいというふうに思います。  次に、放送行政について伺いたいと思うんです。  先ほど山田先生からVチップについての御質問がありました。私もVチップに絡めて、日本の低俗番組あるいは暴力番組と...全文を見る
○水野誠一君 今、日本とアメリカでは暴力あるいは麻薬等々の浸透度も違うというお話もあったんですが、ともかくここ数年の麻薬あるいは暴力についての変わりようといいますか、さま変わりというのは大変急速に進んでいる。その浸透はどんどん入ってきている。それから、犯罪の若年化あるいはその手段...全文を見る
○水野誠一君 今のお話はよくわかりましたのですが、ともかく送信方法としてのデジタル化ということをぜひ郵政省としても御推進をいただくということによって、郵政省のお考えになっている二十一世紀の情報通信のビジョンというものにひとつしっかりとした整合性を持たせていただくということをお願い...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
02月28日第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○水野誠一君 それでは、まず通産省に伺いたいと思います。  きょうもいらしておりますが、横川審議官が、以前の調査会で、産業政策の現状と課題というテーマで中長期の経済的問題についてお話をされました。日本経済の将来の空洞化に対応するための政策課題ということで、規制緩和あるいは制度改...全文を見る
○水野誠一君 続いて、国民負担率の増加について伺いたいと思います。  我が国の高齢化社会が進んでいく中で、社会保障費の増加というのは避けられない、また国民負担率は今後相当高くなるという予測ができるわけです。一般に、国民負担率の増加というのは、民間市場の活力を阻害する、ひいては経...全文を見る
○水野誠一君 続いて、自治省に、地方税における法人課税に関して伺いたいと思います。  今もお話が出ておりましたが、産業の空洞化ということに対処していく中で、法人税の問題というのは無視できないと思います。現在のように企業活動が大変国際化をし、ボーダーレス化していく、企業が経済活動...全文を見る
○水野誠一君 今の問題に多少関連するんですが、国税と地方税の納入手続が別々であるということが、一方ではかなり経営コストを上昇させているという点もあると思うんですね。これは確かに、これから企業というものがさまざまな合理化を図りながら利益体質に持っていかなければいかぬという中では、こ...全文を見る
○水野誠一君 これは、地方自治の精神あるいは分権化の精神と事務の簡素化というのは違う次元の話だというふうに思いますので、ひとつこういう新たなるベンチャービジネスを育てていく上でもぜひこの実現を図っていただきたいというふうに思います。  次に、労働省に高齢者の就業について伺いたい...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。
03月14日第136回国会 参議院 逓信委員会 第4号
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○水野誠一君 私は与党ではございますが、半分ぐらい上田先生の審議会に対する要請はわかるような気がいたしまして伺っておりました。  この「二十一世紀の知的社会への改革に向けて」という答申につきましては、世界的な共通課題でもあり、これは非常に重要な問題だというふうに受けとめておりま...全文を見る
03月26日第136回国会 参議院 逓信委員会 第5号
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○水野誠一君 さきがけの水野でございます。  十五番目の登板ということでありまして、前に出た質問と完全に重複を避けるというのは至難のわざでございますが、なるべく視点を変えて御質問をさせていただきたいと思います。  郵政省にまず伺いたいのですが、NHKの関連事業に関してはNHK...全文を見る
○水野誠一君 そのときに私はもう一つ伺いまして、NHKの子会社の財務内容について情報公開を積極的にやるべきじゃないかというふうに伺いました。そのときに楠田局長は、今後、政府の方針にのっとって必要な措置をとっていく、こういう御答弁をされたのでありますが、それ以降、省内ではどんな議論...全文を見る
○水野誠一君 次に、川口会長に伺いたいと思います。  今年度のNHK予算が赤字予算であるということについては、もう既に北岡委員、鶴岡委員、松前委員、伊藤委員等、まだ漏れがあるかもしれませんが、からも御指摘があったということで、またかという感じかもしれないんですが、私は、繰越金に...全文を見る
○水野誠一君 それで、私も計算してみますと、ここ数年間は年間大体三百人ずつぐらいの減というふうに理解をしております。それと比べますと、ことしの五十五名というのはややスピードダウンしてきているのかなと。もちろん減らせばいいということではないんですが。  ただ、もう一つの視点は、平...全文を見る
○水野誠一君 この要員の問題というのは単純に民放とは比較はできない面もあろうかと思うんです。民放というのはキー局で見ると大体平均千五百人体制でやっておられる。これがさらにネット局に広がっていった場合に、百七十八社で約三万一千名というのが今の現状だというふうに私は理解をしています。...全文を見る
○水野誠一君 私も、今、川口会長がおっしゃったように、質ということを落としてまで合理化を図れというようなことは決して申し上げておりません。特に、NHKのつくり出す文化というものは非常に重要なものである。まして、これからは国際的に評価され通用する番組制作というものをぜひお考えいただ...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  先ほど上田委員の方から住専についてNHKの報道のお話があったわけでありますが、今、国民の最大関心事というのは恐らく住専の問題ではないかなというふうに思います。これについては民放も、そしてまたNHKも、いろんな時間を割いて住専とは何か、あ...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。
04月02日第136回国会 参議院 逓信委員会 第6号
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○水野誠一君 さきがけの水野でございます。  まず、坂本弁護士を初め、被害者の皆さんの御冥福を心よりお祈りしたいと思います。  既にいろいろな御質問が出てまいりまして、私は最後の質問者でありますので、総括の意味も含めて質問を申し上げたいというふうに思います。  私は、今回の...全文を見る
○水野誠一君 都合がよければ報道の正義の仮面をかぶり、そして都合が悪くなると娯楽番組だからと言って責任を逃れる、こういう体質というのが私はどうも問題なのではないかなというふうに思います。そういう意味からも、ワイドショーの性格、そして責任のあり方というものを明確にしていただくという...全文を見る
○水野誠一君 先ほども紹介がありましたが、筑紫哲也氏は「ニュース23」の中で、過ちに真っ正面から対応できるかどうかが死活にかかわるのに、その意味からもTBSは死んだに等しいということを言っています。この報道が非常に大きく取り上げられたわけでありますが、その別の日にこうも発言されて...全文を見る
○水野誠一君 これも先ほどから繰り返されていることなのでありますが、今後、こういった体質の転換あるいは民放全体における報道姿勢、報道倫理というものの見直しを今回の問題を奇貨としまして積極的に向かっていただく、進めていただくということをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただ...全文を見る
04月09日第136回国会 参議院 逓信委員会 第7号
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○水野誠一君 私は郵便貯金に関して伺いたいと思います。  郵便貯金については、平成五年の第三次行革審の答申の中で「簡易で確実な少額貯蓄手段の提供という本来の目的に沿って、民間金融市場との整合性を図る。また、個人貯蓄分野における資金シフトを回避し、民間金融機関とのトータル・バラン...全文を見る
○水野誠一君 今の御説明で適切な指導はされているということで安心をいたしましたが、ともかくこういう時期が時期だけに、民間金融機関とのいたずらな摩擦はできるだけ避けて、調和を図っていただきたいというふうに思います。  次に、要介護者に対する定期郵便貯金の金利の優遇等の措置について...全文を見る
○水野誠一君 今の説明で大体わかったんですが、ともかく利用者の利便性あるいは人気性ということも考えて、将来は定額貯金にも金利優遇サービスを拡大していくということもぜひ御検討をいただきたいというふうに思います。  次に、簡易保険の運用状況について伺いたいと思います。  郵政省が...全文を見る
○水野誠一君 次に、簡保事業団による単独運用指定金銭信託、これについて伺いたいと思うんですが、このいわゆる指定単運用の悪化が問題になっているというふうに伺っておりますが、事業団の運用状況というのはどんなぐあいなのか、また累積赤字というのはどの程度今現在あるのか、お示しいただければ...全文を見る
○水野誠一君 今御説明のあった指定単の運用利回りというのは公開されてないというふうに聞いておりますが、なぜこれが公開されないのか。また、簡保事業団の運用実績を評価する上からも、私は今後公開すべきだというふうに考えるんですが、この点について郵政省のお考えを伺いたいと思います。
○水野誠一君 情報公開という観点からもぜひこの辺は御検討いただきたいというふうに思います。  それから次に、平成六年度はかなりの円高であって、外債の運用における評価損が九千億円を超えている、たしか九千四十二億円となっているというふうに聞いております。昨年来、円安に進んできている...全文を見る
○水野誠一君 今のお答えが本当だとすればかなりの改善だというふうに思います。  その次に、簡保資金は長期貸し付けや地方債の購入によって地方公共団体の行う各種公共施設の建設資金に充当されているというふうに理解をしているわけであります。つまり、自治体のいわゆる箱物建設に一役買ってい...全文を見る
○水野誠一君 今の数字はわかるんですが、どの分野に重点配分していこうというような方針、これについてもう少し伺いたいと思います。
○水野誠一君 ということは、大体ここ何年間というのは基本的にその重点配分というのは変わらないと理解をしていいわけですか。
○水野誠一君 ありがとうございました。
04月22日第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○水野誠一君 まず、八代参考人に伺いたいと思うんですが、先生がお話しいただきました高齢者と女性の労働力問題というのは、非常におっしゃるとおりだというふうに伺いました。とりわけ、その量的な需給のマッチングということにおいては、非常におっしゃるとおりだと思うのでありますが、その一方で...全文を見る
○水野誠一君 今のお話は大変よくわかるんですが、特に情報産業というのは、女性や何かが対応できるという問題だけではなくて、つまり労働集約型産業ではない。つまり大きな雇用をつくり出す産業ではない。そういう面からも、私はやはり、先生がある論文の中で、生産性の低い産業に市場から退出を迫る...全文を見る
○水野誠一君 よくわかりました。  もう一問だけちょっと伺わせていただきたいんです。  先ほどから、お話の中で真性デフレということを恐れておられるというお話がありました。私も、放置しますと真性デフレよりもむしろスタグフレーションの問題というのがあるのかなということで、それはお...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございます。
04月25日第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○水野誠一君 さきがけの水野でございます。  きょうはありがとうございました。  南部先生にまず伺いたいと思うんですが、先ほどオープンネスの欠如ということでお話をいただきました。  私は、先日、ジョージ・ソロスが日本に来ましたときに少人数で一緒に夕食をとる機会がありました。...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  もう一つ伺いたかったのは上場の問題でありまして、ベンチャーキャピタルのお話というのがあったわけですが、日本で第二店頭市場というのが出てきた、しかしまだ残念ながら活性化しているとは言えない。これは、先ほどから先生のお話を伺っていますと、単...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  続いて、三橋参考人に伺いたいと思うんですが、先ほどのお話の中で、独占禁止法の強化というようなこと、つまり市場秩序の維持ということをおっしゃっているわけでありますが、この独占禁止法の問題と規制緩和というのはある意味においては非常に裏腹の問...全文を見る
○水野誠一君 今のお話は大変よくわかりました。  先ほどのお話の中で、規模の経済から規模の限界ということになっていくというお話があったわけでありますが、これは私は、言いかえると範囲の経済という言葉が非常にこれから重要な意味か持っていくんではないか。単にスケールメリットを追求する...全文を見る
○水野誠一君 先ほどお話しの中で、今、情報産業というものが第二次産業あるいは第三次産業に非常に大きな影響を与えてその産業構造を変えつつあるということを伺いながら感じたわけでありますが、こういった産業が片方で非常に生産性を上げていく、高生産性を実現していくということの中で、やはり新...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。
04月26日第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○水野誠一君 きょうはありがとうございました。  まず、佐野先生に伺いたいと思うんですが、私も実は慶応で、先生の後輩になりますが、川田ゼミで労働経済学を学ばせていただきました。昨年は藤沢の総合政策学部でソーシャルマーケティングの教鞭をとらせていただいたというようなことで、実は先...全文を見る
○水野誠一君 私も同じようなイメージで申し上げておりましたんです。  それで、一つ今度は鷲尾先生に伺いたいんですが、先ほど持ち株会社のお話が出ました。実は私も与党商工調整会議の座長としまして、ここニカ月間、百数十時間論議をしてまいりまして、昨日その労使スタディーチームの取りまと...全文を見る
○水野誠一君 今のお記を値いまして大変参考になりました。特に、連合の方の立場としては労組法の改正などという含みを、幅を持たせていただいておりますが、私は大いにそこに望みをつなぎながら対応を考えていきたいというふうに思っております。  本日はありがとうございました。
05月07日第136回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○水野誠一君 さきがけの水野でございます。  私は放送番組審議会の内容の公表について御質問を申し上げる予定でありましたが、もう既に西川委員からも同様の御質問がありました。私といたしましても、その内容について、本来定められておりますように、日刊新聞紙への掲載、その他のできるだけ多...全文を見る
○水野誠一君 つまり、現在もこの大阪有線放送社及びその関連会社の八百十一の営業所のほとんどが全国で無届けで営業を続けているということになるわけであります。また、NHKあるいは民間放送を初め、テレビあるいは放送大学に至るまでの多くの番組を放送局もしくは著作者の許諾なしで再放送してい...全文を見る
○水野誠一君 正常化に向けて努力をされているということでありますが、この有線音楽放送正常化連絡協議会というのもそう頻繁に開催されているようではない。私は一年に一回と伺っていたんですが、今伺いますとどうも半年に一回ずつということであります。しかし、宇野社長が逮捕されてからもう十年近...全文を見る
○水野誠一君 また、この会社が自社ケーブルを利用して通信カラオケに進出する計画を持っていたという話も日経ベンチャー等々の雑誌に紹介をされております。また、全国八百十一カ所ある放送所でCATV局の認可を取る予定というような報道もあったわけでありますが、それは事実であったのでしょうか...全文を見る
○水野誠一君 法治国家として公平公正の原則でひとつ行政を行っていただきたい、指導を行っていただきたいというふうに思います。  次に、簡易保険に関して伺いたいと思います。  簡保資金が地方自治体の社会資本整備に貢献しているということは前回の委員会においても御説明をいただいたわけ...全文を見る
○水野誠一君 簡易保険の保険料の値上げに関して伺いたいと思います。  この値上げに関しては、前回の委員会でも伊藤委員が御質問されているわけでありますけれども、簡易保険の保険料がこの四月より新規契約分から五・八%引き上げられたということであります。私は、今回の値上げが特に養老保険...全文を見る
○水野誠一君 昨年の十月十七日の読売新聞の記事によりますと、平成七年度上半期の簡易保険の新規契約数が四百三十万九千件、保険金額は十一兆三千百九十八億で、前年同期と比べて件数で九・六%、保険金額で八・二%の増加であるというふうに報じられております。これは、最近の超低金利で民間金融機...全文を見る
○水野誠一君 次に、郵便貯金の金融自由化対策資金の運用に関して伺いたいと思います。  金融自由化対策資金は郵政省が自主運用をしているものでありますが、近年、超低金利による運用と調達コストの差である利ざやが明らかに減少傾向にあるわけです。平成六年度においては、五・一九%の調達コス...全文を見る
○水野誠一君 最後に、簡保資金の外債の評価損、これを前回伺ったわけでありますが、きょうは金融自由化対策資金の外債運用について伺いたいと思います。  平成六年度は評価損が五千七百十九億円だったというふうに聞いておりますが、七年度はどの程度なのか、これについてお答えいただければと思...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。終わります。
06月05日第136回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第7号
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○水野誠一君 きょうはありがとうございました。さきがけの水野でございます。  まず、高山先生に伺いたいと思うんですが、今お話の中で、少子社会に対して子供を少しでもふやしていこうという政策をとるべきだというお考えを伺ったわけであります。  確かに、人口構造というものが逆ピラミッ...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございます。  大谷参考人に伺いたいと思います。  おっしゃるボランティアエコノミーといいますか、ボランティアを経済のやはりある一つの要素としてとらえていくという考え方は私も大賛成といいますか、こういうことを考えざるを得ない時代になっていくというふうに...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。
06月20日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○水野誠一君 私は、本日、まず島根県の中海干拓事業について農林水産省に伺いたいと思います。  この事業は、戦後の食糧難時代に米増産のために計画された農水省の直轄事業として三十三年前に始まったものでありますが、中海と宍道湖の淡水化計画に住民が反対したために一九八八年から延期されて...全文を見る
○水野誠一君 次に、環境庁長官に伺いたいと思います。  中海の環境問題に関しましては、長官も非常に御関心をお持ちのようでございます。島根県に対しまして水質の再調査を要求されていらっしゃいましたが、先月県の方でも環境庁の要求をのんで一年程度の長期の水質調査を行うことを同意したとい...全文を見る
○水野誠一君 この事業自体、現在二百四十兆の国債残高あるいは財政赤字の中で果たして本当に行うべきかどうかということも含めてひとつ慎重な審議をしていただければというふうに思います。  次に、北海道東北開発公庫、いわゆる北東公庫の二つの開発プロジェクトに対する巨額な融資について、北...全文を見る
○水野誠一君 わかりました。  次に、むつ小川原開発株式会社について伺いたいと思うんですが、こちらについては平成七年十二月期の借入金残高が二千百十一億円、つまり、今伺いました苫東会社の約一・三倍になるわけであります。営業収益の方は二十六億円ということでありまして、苫東会社よりも...全文を見る
○水野誠一君 ちょっとそういうふうに希望的な観測は難しいのではないかなと思いますし、時間的にも制約がありますのでまた改めて質問をしたいと思うんですが、この千七百億円の北東公庫からの貸し付けというのが、これは不良債権化をする可能性というのがかなりあるのではないかなというふうに私は見...全文を見る
○水野誠一君 この北東公庫の問題について朝日新聞の平成六年の記事がありました。この中では、この問題が今後特殊法人の見直しあるいは当時ありました北東公庫と日本開発銀行との統合案というようなものにつながっていくのではないかという期待を込めた記事もあるわけでありますが、やはりいろいろな...全文を見る
07月23日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○水野誠一君 新党さきがけの水野でございます。  まず、菅厚生大臣に、スピーチセラピスト、いわゆる医療言語聴覚士の資格制度に関して伺いたいと思います。  現在、全国に百五十万人の言語聴覚障害者がいるというふうに言われておりますが、その患者の方々のための言語聴覚療法を担当するス...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。ぜひこの三十年のブランクを埋めるべく積極的にお進めいただきたいと思います。  次に、農水関係でひとつ御質問をしたいと思います。  平成六年度の決算検査報告において不当事項として指摘されています畜産振興事業団の肉用子牛生産者補給金の交付に関...全文を見る
○水野誠一君 私は、今回の不正行為は明らかに犯罪行為に当たるのではないかと思うのであります。補助金の交付に関しては、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律というのがありまして、第二十九条に、偽りその他不正により補助金等の交付を受けた者は、五年以下の懲役もしくは百万円以下の罰...全文を見る
○水野誠一君 結局何にもやっていないということでありますね。文書による注意ということは処分とは言えないというふうに思います。  時間がなくなってまいりましたので、次に法務省に今の関連で伺いたいと思うんですが、畜産振興事業団の助成事業に関しては、平成四年度の決算検査報告においても...全文を見る
○水野誠一君 非常にまだ満足いく御答弁とは思いませんが、時間の関係もありますのでそろそろ終わらせていただきたいと思うんですが、補助金の不正受領で実際に告訴されている案件例は非常に少ないということがよくわかりました。  畜産振興事業団は、平成六年度に八百十五億円の補助金を生産者に...全文を見る
07月24日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○水野誠一君 さきがけの水野でございます。  まず、総務庁に伺いたいと思いますが、平成六年の衆議院内閣委員会で、さきがけの石井紘基議員が住宅・都市整備公団とその出資会社との不透明な関係を指摘いたしまして、当時の行政監察局長が可能な限り必要な調査を行うという答弁をしております。 ...全文を見る
○水野誠一君 今御説明にございました公団の出資会社でありますけれども、これは日本総合住生活株式会社という大変長い名前の会社でありまして、通称JSと呼ばれている会社であるということを私は認識しております。  この会社、住都公団が資本金の実は三分の二を出資しておりまして、公団が建設...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  次に、公団における随意契約について伺いたいと思います。随意契約というのは競争入札によらない発注方法でありますが、今回の行政監察は、今後競争入札に検討する余地があるということで住都公団の随意契約の例を挙げているわけであります。これは団地の...全文を見る
○水野誠一君 ぜひ今回の行政監察の勧告を受けとめて真剣に取り組んでいただきたいというふうにお願いいたします。  次に、住都公団の空き家問題に関して伺いたいと思います。  ここ一年ほど住都公団の空き家に関する新聞報道がしばしば目につくわけであります。例えば、これは毎日の六月二十...全文を見る
○水野誠一君 今、未入居の二千百十五戸が一千二十億円という大変大きな金額であるということも伺いました。これを一日も早く入居者を見つけるということをしていかなければいけないと思うのでありますが、ともかく非常に高額である、つまり家賃も高いし建設コストも高い、それから分譲価格も高いとい...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。終わります。
09月03日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○水野誠一君 私は、外務省にODA事業のことについて伺いたいと思います。    〔委員長退席、理事西田吉宏君着席〕  もう既にきょうも守住委員あるいは今井委員からODAについての御質問がありましたので、私はこのODA事業の評価活動あるいはフォローアップについて外務省の見解を伺...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  今、経済協力評価報告書のお話もあったわけでありますが、確かに外部の人によっての評価、これは半分ぐらい、これは拝見していても大変価値がある、評価内容が非常に学ぶべきところが多いなという感じがいたします。例えば、今回ではネパールの医療事業の...全文を見る
○水野誠一君 今のような例えば正反対の評価が出てしまうというような場合に、私は客観的に見て在外公館の評価というものがやっぱり甘過ぎるのではないかということを感じざるを得ないわけでありまして、ひとつその辺の指導ということも含めて、ぜひ評価の客観性ということを担保していただきたいとい...全文を見る
○水野誠一君 今回の検査院の指摘というのもまだまだ氷山の一角であるような気がいたします。こういったODAなり借款の問題が非常に有効に生きていく、我々の出す金が有効に生きていくというためには、しっかりとした評価及びフォローアップというものをお願いしていきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。
09月11日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○水野誠一君 本日は、私は農水省に中海の干拓事業に関して伺いたいと思います。  この中海干拓事業につきましては、決算委員会の六月の総括質疑の際にも伺ったわけでありますが、そのときには大変残念ながら大原大臣が御健康上の問題で御欠席をされていました。また、その後、三党合意も出てまい...全文を見る
○水野誠一君 当然、私は今お話しになりました本庄工区の見直しについてお尋ねをしたわけでありますが、同様に今答弁の中にありました四工区、既にやられている四工区についても後で触れさせていただきたいと思います。  地元では干拓地での農業というものは今でも採算が合わないという声が強いよ...全文を見る
○水野誠一君 今、御答弁があったんですが、百四十一ヘクタールが売れ残っているという事実はまさにそのとおりだと思います。  ただ、その部分が貸し付けられてそこで農業が営まれているという説明があったんですが、これは本来の目的といいますか計画では売り渡すという計画のもの、それが売れ残...全文を見る
○水野誠一君 今、御説明があったんですが、ともかく現状百四十一ヘクタールが売れ残っているということは事実だと思います。そういう中で、その販売がされるかどうかわからない農地をさらにまたつくり増していくという必要があるのかどうか、これは大変疑問だと思います。  平成五年度の決算検査...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。大変心強いお話をいただけたと思います。  今、大臣がお触れになりました与党の三党合意でありますが、これまで大規模な公共事業というのは、社会状況あるいは経済状況が変化しても一度決まったらもうとまらない、戻れないという嫌いがあったわけであります...全文を見る
○水野誠一君 今私も申しましたように、この二つの条件というのが非常に重要な意味を持っている、重い意味を持っているということを十分にお考えいただいて御検討いただきたいというふうに思っています。  それから、最後にこの事業の地方負担金百二十億円の利子補給の問題に関して伺いたいと思い...全文を見る
○水野誠一君 今の点について、できますれば大原大臣からも一言お答えをいただければと思いますが。
○水野誠一君 この中海干拓事業の問題というのは、先ほどから申し上げてまいりましたように、公共事業というものの意味が時代によってだんだんに変わってくるというときに、勇気と知恵を持ってそれにどう対応していくかという非常に今政治が求められている一つのトライアル、試練ではないかなと、そう...全文を見る
11月19日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○水野誠一君 私は、大店法についてまず通産省に御質問申し上げたいと思います。  もう既に小山委員あるいは山下委員から大店法の規制緩和について御質問がありました。私は、多少違う観点になろうかと思いますが、まず通産省に伺いたいと思います。  十一月十四日の日経新聞の夕刊に、大店法...全文を見る
○水野誠一君 今の御答弁ですと、余り行き過ぎた指導というものがないというようなお話であったわけですが、例えばこの新聞記事の中に具体的に出ております米子のダイエーの五八・八%の削減というような数字もあるわけですが、こういう具体事例について、これは何ゆえにこういった削減率が出てきてい...全文を見る
○水野誠一君 余り時間もございませんので、その問題はまた改めて伺うとしまして、私も中小小売業者の保護、育成ということに対しては非常に重要なテーマであるということは理解をしております。しかし、そのときに大規模店舗法というようなものを強化するという形ではなく、むしろ特定商業集積法を拡...全文を見る
○水野誠一君 次に、最近話題になっております電子商取引のための暗号技術開発について通産省に伺いたいと思います。  盛んになっておりますエレクトロニックコマースの中で、セキュリティーの重要性というのはもう申し上げるまでもないわけでありますが、比較的進歩しておりますアメリカでも国防...全文を見る
○水野誠一君 それでは続いて、麻生経済企画庁長官にお尋ねいたしたいと思います。  私は昨年十二月のこの同じ決算委員会で、当時の宮崎経企庁長官に、昨年十二月に閣議決定されました構造改革のための経済社会計画について、当時の厳しい経済状況の中で景気の先行きに対する不透明感を払拭するも...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。
11月20日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○水野誠一君 さきがけの水野でございます。  きょうは、通告の質問と順序を変えさせていただきまして、先に文部省にお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、文部大臣にお尋ねをしたいと思います。  このたびの行政改革委員会規制緩和小委員会の論点公開の中で初めて教育問題が取...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  それから、今申し上げた論点公開の中の二番目に「教育内容の多様化」というテーマがあるわけでありますが、ここでは教科書検定ということが大いに絡んでくるのではないかと思います。  御案内のように、教科書検...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  特にこの審議内容の公開ということについては、情報公開法の問題にしろ審議会の情報公開ということにしても今大きな歴史の流れだというふうに思いますので、ぜひその辺は積極的にお取り組みをいただきたいというふうに思います。  次に、郵政省にお尋...全文を見る
○水野誠一君 時間が余りございませんので、次の質問に行きたいと思うんですが、今盛んに行われていますインターネットにおける犯罪の問題ということが話題になってきております。  先日も京都の高校生ハッカーが逮捕されると、これは天才ハッカーというふうな言われ方をしておりますが。しかし、...全文を見る
○水野誠一君 本来は法制という視点からお答え一をいただきたかったんですが、時間がありませんので、またそれは次の機会にしたいと思います。  ともかく、まだ郵便料金のあり方等々も御質問したかったんですが、私は逓信委員会でまた次の機会にお尋ねさせていただくことにして、きょうはこれで質...全文を見る
11月27日第138回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○水野誠一君 さきがけの水野でございます。  先ほど峰崎委員からも御質問がもう既に出ている案件ではありますが地方自治体の不正経理問題と監査委員制度について重ねて御質問をしたいと思います。  もう既に御案内のとおり、昨年の夏以降、全国市民オンブズマン連絡会議に所属する弁護士ある...全文を見る
○水野誠一君 きょうの冒頭、大臣がおっしゃったように地方自治の御経験がないと、しかし生活者としての目でぜひそういう点を直していっていただきたい。そしてまた、大臣の非常に強いリーダーシップということに期待をしておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  この問題で、またセ...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  さらにお尋ねをしたいのですがその監査制度、今お話がありましたように、その外部委員の利用、登用とか非常に今いろいろな意味での見直しか行われているということについては大いに期待をしていきたいというふうに思います。自治省の調査によりますと、一...全文を見る
○水野誠一君 大変いい御答弁を最後にいただきました。まさに地方自治というもののあり方をこれから考える意味でも、今自治省が正しくいい指導をしていただくということが私は大事だと思いますのと、それからその使い分けということでは、悪い意味での使い分けではなくて、いい意味で責任を全うしてい...全文を見る
12月26日第139回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○水野誠一君 さきがけの水野でございます。  昨日、平成九年度予算の政府案が閣議決定されたわけでありますが、その中でも、公共事業については十兆円近い巨費が投じられているというにもかかわらず、ここ三十年間、省庁別シェアを見てまいりますとほとんど変わっていない。この硬直性こそが縦割...全文を見る
○水野誠一君 今のその社会情勢の変化ということが非常に重要な意味を持つというふうに思いますので、今後この点についてはまた別の機会に議論をしていきたいというふうに思っております。  次に、具体的な運用面で幾つか伺いたいと思うんですが、委員の選定について、通達では関係都道府県知事が...全文を見る
○水野誠一君 今、御答弁にもありましたその公開性あるいは透明性ということについても非常に大きな問題があります。きょうはもう時間もございませんので、余りそこは突っ込みませんが、マスコミ等も御用記事を書く数社にしか公開をしないとか、傍聴が許されないとか、こういった問題があることも申し...全文を見る
○水野誠一君 ともかくこういった制度は本当にきちっと機能されていく、そして公共事業の抜本的な見直しにつながっていくということが私は非常に重要だと思いますので、この制度が絵にかいたもちにならないようにくれぐれもよろしくお願いをしたいと思うところであります。  次に、農林水産省に伺...全文を見る
○水野誠一君 建設省に次いで公共投資の多い農水省にしては非常にこういった対応は大切だというふうに思うわけであります。  さて、この資料の中身の中で、事業の費用対効果分析の活用について述べられております。特に、「土地改良事業については、既に土地改良法に基づき経済効果を算定し、投資...全文を見る
○水野誠一君 この土地改良事業の事業再評価の制度についてお尋ねしたいと思います。  まず、先ほど建設省のときにも伺いましたが、長い年月にわたる事業において、社会経済情勢の変化の影響はやはり避けがたい面があるというふうに思います。時間の経過に従って、当初の事業目的が失われてしまっ...全文を見る
○水野誠一君 終わります。