水野誠一

みずのせいいち



当選回数回

水野誠一の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第147回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○水野誠一君 前回あるいは今回の各委員からの専門的な意見陳述を伺っておりまして、かなり具体的提案がなされているということでございますので多く申し上げることはないんですが、幾つか感じている点を申し述べたいと思います。  憲法とは、皆さんおっしゃるとおり、まさにその国の形を示すもの...全文を見る
03月14日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○水野誠一君 まず、深谷大臣に伺いたいと思います。  大臣は、さきの所信表明演説の中で、今後の通産省行政を行うに当たって六つの課題をお挙げになりました。その中に、第三の課題として、総理の指示によって立ち上げられたミレニアムプロジェクトの推進をうたっておられるわけであります。 ...全文を見る
○水野誠一君 今お話しの中にあった雇用の創出という部分、これは、いろんなこれも見方があると思います。通産省の予測数値と郵政省の予測数値では約倍ぐらい違っていたというようなことがありますし、私は、なかなかこの部分というのは、いわゆる省力化、人間の合理化をする技術でありますから、そこ...全文を見る
○水野誠一君 ネットワークの世界の変化スピードというのは、いわゆるよく言われるドッグイヤー、つまり普通の時代の一年がインターネットの世界では七年に匹敵するとよく言われます。それほど速いスピードで技術進化が進んでいく。こういう世界でありますので、やはり行政の対応というのも今までのよ...全文を見る
○水野誠一君 よく日本とアメリカの特許摩擦というのが目立つわけでありますが、とりわけハードウエア、製品特許でもよく言われるサブマリン特許、これはアメリカの特許制度の一つの特徴とされているわけですが、グローバルスタンダードではなくてアメリカンスタンダードじゃないか、こういう問題とい...全文を見る
○水野誠一君 もう時間がないので終わりますが、一言だけ申し上げておきたい。  つまりそれは、今大臣の御説明にあったGDPを大きく引き下げた要因になった個人消費の部分、これはひとえに私は将来不安だと思います。企画庁が今度まとめられた九九年度の国民生活選好度調査でも、暮らしよい方向...全文を見る
03月15日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第3号
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○水野誠一君 私は昨日、電子商取引の推進をめぐる質問の中で、ネット取引課税の問題について機会を改めて触れたい、このように申し上げましたが、きょうまずこの点から伺いたいと思います。  昨日の日経夕刊にも記事が載っておりましたが、インターネットを使った電子商取引を通して物品やサービ...全文を見る
○水野誠一君 今、大臣のお話にもありましたんですが、アメリカは、インターネットを通じた電子商取引を非課税とする国際ルールをつくるべきじゃないかということで、九八年にWTOにそういう提唱もされているわけでありますが、その片方EUでは、ことしに入ってから産業界の反対、これは事業者の負...全文を見る
○水野誠一君 今度の七月の沖縄サミットの材料として、テーマとしてこれは話題に上る可能性というのはいかがなんでしょうか。その辺は何か御存じでしょうか。
○水野誠一君 ありがとうございました。  大いにその辺のリーダーシップを、EU、アメリカというちょうどはざまにいます日本がやはりとっていく絶好のチャンスではないかなと思いますので、私はそういったテーマについてもぜひ議論をしていただければというふうに思います。  次に、堺屋長官...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  大いに期待したいものではあるわけでございますが、今政府広報などで一般から広く企画、アイデアを募集中というふうに伺っておりますけれども、これまでにどれくらいの数が集まっているのか、それからまたそれらの扱いについて今後どんなスケジュールでお...全文を見る
○水野誠一君 伺うところによると丸一年間にわたる企画ということで、これは私はもう、先ほど長官が言われているようにドッグイヤーと言われる変化の激しいインターネットの世界で一年間魅力的な運営を続けていくということの難しさ、これはすごいことじゃないかなと思うんです。  今お話を伺って...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
03月23日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第6号
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○水野誠一君 参議院の会の水野でございます。  今回の問題というのは、昭和三十年以降、今日に至るまで約四十年間、計九次にわたって実施されてきた我が国の石炭政策は一貫して構造調整と段階的な縮小を目的としてきた、このように理解をしています。また、その最終局面というべき時期に当たって...全文を見る
○水野誠一君 今回の法改正のベースともなった昨年八月の石炭鉱業審議会の答申によりますと、「技術移転計画が完了する平成十八年度までの間、電気事業者に対し国内炭の引取協力を期待する。」、しかし「引取協力は平成十八年度限りとし、平成十九年度以降においては当事者間の自由取引に委ねるべきで...全文を見る
○水野誠一君 よくわかりました。  次に、国内の石炭需要のほとんどを占める海外からの輸入炭の価格推移について伺いたいと思います。  先ほどの試算でも輸入炭は五千円という炭価で固定して試算をされているわけでありますが、実際は、石油ほど相場変動の激しいものではないと聞いております...全文を見る
○水野誠一君 さらに、今のところ伺いますと下落傾向と。しかし、今後海外での需要の変動、あるいは先ほどから大臣からも御答弁ありましたが、露天掘りができない、したがって高度な技術によってコストが上昇していく、そういうことで今後とも変動の可能性、むしろ上昇の可能性、それと今の御答弁には...全文を見る
○水野誠一君 さて、国内に炭鉱を有することの意義について多くの識者がそれぞれの立場や見識に基づいた発言をされていますが、その中で九州大学の内野健一教授の意見を拝読しました。平成九年に衆議院の石炭対策特別委員会で参考人として出席されております。  会議録からごく簡単に御紹介します...全文を見る
○水野誠一君 大変結構なことだと思うんですが、しかし、とはいえ五年間というのはあっという間に過ぎてしまう。その間に技術移転というような非常に具体的なプランももちろんこれはいろいろ立てられていると思うのでありますが、しかし、五年たった後にまた今後どうすべきかという議論をしても遅いと...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
04月04日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第9号
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○水野誠一君 最後の質問になります。  今回の法改正においては、これまでの指導という文言を支援に改めるということ以外に、その支援事業における国と自治体の役割の明確化あるいは中小企業診断士の資格を現状に即したものへと再構成することなど幾つかの柱があるわけでありますが、今後の中小企...全文を見る
○水野誠一君 今の御答弁でわかった部分もあるんですが、例えば最近の報道で、通産省系の社団法人日本工業技術振興協会の専務理事が自分が経営する映像製作会社に不正融資をしていた、それを労働組合が糾弾して辞任に追い込まれた、こんな記事を拝見いたしました。もちろん今回の法案とはこの話は直接...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  続いて、中小企業支援関連施策として幾つか最近のトピックについて確認をさせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事馳浩君着席〕  私は、最近といいますか先週、イタリアの商工会議所に当たる組織が主催しました国際セミナーにパネ...全文を見る
○水野誠一君 実証期間が九九年で終了したということなんですが、今後はどういう御計画なんですか。つまり、せっかく九五年から九九年までそういった実証期間を設けて実験的にやってこられた。そしてアクセス数も、五万二千件というのはインターネットの世界では決して多い数字ではないと思うんですが...全文を見る
○水野誠一君 イタリアなんかでも私はこの点についても実はちょっと質問を受けたんですが、まだまだそういうものの存在すらよく知られていない面があるんじゃないか。大変これは日本固有の問題だけじゃなくて、先進七カ国がそれぞれ本気になって取り組むということと同時に、今おっしゃるように、さら...全文を見る
○水野誠一君 依然、多くの中小企業には、その必要性を認識しても、あるいは資金的な用意があったとしても、社内にIT関係のノウハウがないために情報武装化に踏み切れなかったり、あるいは効率的な投資が実現できないというケースも多々あると聞いております。私の身近にもそういった例を幾つか存じ...全文を見る
○水野誠一君 今の御答弁にもあったように、経営戦略とIT戦略双方に精通するなんというのは、なかなか私はスーパーマンみたいな優秀な人材が果たしてそうそういるものなのかということもちょっと危惧をしますし、また、今回の中小企業診断士というようなものと果たしてどこが違うのか、どうそこを区...全文を見る
○水野誠一君 大変ユニークでまた重要な制度だと思いますので、大いに今後も研究を進めていただきたいと思います。  最後に、大臣に今後の中小企業政策に取り組むに当たっての姿勢を伺いたいと思います。  これまでの議論の中にも、単に法律の名前を「指導」から「支援」に変えたからといって...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
04月05日第147回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○水野誠一君 私は参議院の会の水野と申します。  きょう皆さんのいろいろ意見を伺っていて、憲法と現実の生活との乖離とか、あるいは皆さんの実感からの疑問というのがよく出てきたと思います。単なる空理空論に終わらないいい意見をいろいろ述べていただいたと思っています。  その中でも特...全文を見る
○水野誠一君 参議院の会の水野でございます。  きょうは大変おもしろいいろいろ御意見を伺うことができたんですけれども、期せずして、今回の後半のグループでは情報とプライバシーの問題、つまり報道の自由と基本的人権という、ややもすると大変矛盾する要素のある議論、これが出てまいりました...全文を見る
○水野誠一君 わかりました。
04月13日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第10号
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○水野誠一君 参議院クラブの水野でございます。  今回の産業技術力強化法案では、その制定目的として、米国などに比べた産業技術力の低下懸念、それ以外に次のようなことが説明されているわけです。「国際競争力の激化と産業構造の変化の中で、これまで我が国が得意としてきたコスト低下、品質改...全文を見る
○水野誠一君 次に、今回最も話題となっております国立大学などの教官の兼業規制緩和について幾つか確認をしたいと思います。  これはもう既に皆さん御指摘のように、昨年十一月の閣議了解で国立大学教官等が民間企業の役員を兼務することについて道を開く旨が盛り込まれてようやく法案の姿になっ...全文を見る
○水野誠一君 いずれにしても、この制度が有効に活用されるということは大事でありまして、ひとつなるべくシンプルに、なおかつ基準が各大学によって差ができるようなことがないように、できるだけこれから運用上の御配慮をいただくべきじゃないかなと、かように思います。  それから、これまで国...全文を見る
○水野誠一君 これは通告していない質問なのでちょっと恐縮なんですけれども、中谷先生の場合はソニーの社外役員というポジションでありましたが、これはいわゆる社外役員ではない常勤役員ということも視野に入れておられるのでしょうか、その点はいかがなんでしょうか。
○水野誠一君 それからもう一つ伺いたいのは、外国企業でもいいのか、あるいは外資系企業、恐らく外資系企業はこれは日本に籍を置く企業でありますから問題ないと思うんですが、日本に基盤を置かない例えばシリコンバレーにあるアメリカの企業からこういう要請があった場合、これはいかがなんでしょう...全文を見る
○水野誠一君 私は、今の点は意外と重要なテーマかなと思っているんです。法律的には今人事院からお答えがあったように海外の企業でも問題はないと、しかし片方では国内の競争力を強化するためなので原則は日本企業だということであります。  これは後でちょっと特許の点についても触れさせていた...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  次に、これも先ほど来話題になっております公務の勤務時間外の活動を原則とするという今回の措置について少し伺うとともに意見を述べさせていただきたいと思うんですが、私は、どうも今回のこの勤務時間外という規定についてはいささか現状、この現代の今...全文を見る
○水野誠一君 またさらに、先ほど来これも議論になっておりますけれども、一定期間休職の制度、これもいろいろな問題を私ははらんでいると思います。  これはもう既にいろいろ御指摘がほかの委員からありましたので余りここで繰り返してお尋ねすることはいたしませんが、特に休職できる期間や手続...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  最近、いろいろ報道なんかを読んでいても、日本の企業に、産学協同の重要性を認めながらも、国内の煩雑な制度を嫌って欧米の大学に研究委託をする動きがふえている、こんな話も聞くところでございます。  産業競争力会議の会議録にも、例えば味の素社...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  続いて特許政策との関連について伺いたいと思います。  本法案では、特許取得のインセンティブを高めるために、大学や大学教官に対する特許料の軽減措置、いわゆるアカデミックディスカウントをするということが盛り込まれておりまして、これは通常特...全文を見る
○水野誠一君 伺うところによると、特許庁は九八年から国立の研究機関や大学が保有する国有特許の使用料を自由化したと伺っております。それによって、従来はその特許を応用した製品の売上金額の数%というところに固定されていた特許使用料を、特許の利用価値に応じて大学などの研究者が民間企業と交...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  次に、産学共同プロジェクトの一つの例として遺伝子特許についてちょっとお話を伺いたいと思います。  最近、セレラ・ジェノミクス社というアメリカの企業が大変話題になっている。これは、遺伝子情報ゲノム解読の分野で約三十億あるという塩基配列デ...全文を見る
○水野誠一君 大変わかりやすく御説明をいただいて、ありがとうございました。  特にこの日本独自の強みを生かした研究をさらに進められるということ、これは大変重要なことだと思いますし、今回の産業技術力強化法というもの自体がそこの推進にも役立つということを私は大いに期待させていただき...全文を見る
○水野誠一君 終わります。     ─────────────
04月19日第147回国会 参議院 本会議 第18号
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○水野誠一君 参議院クラブを代表しまして、今議題となっております消費者契約法案について質問をさせていただきます。  繰り返しになりますが、国民生活センターや全国の消費生活センターに寄せられた苦情・相談件数は、平成十年度において約四十一万件とこの十年で三倍に増加し、そのうち約八割...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第11号
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○水野誠一君 もう大分各委員から質問が出てまいりまして、最後の質問となります。私は多少時間を短縮して、皆さんお疲れなんで、貢献したいと思います。  きのうも実は代表質問を若干させていただきまして、それぞれについての御答弁をいただいたわけでありますが、きょうはその代表質問を若干補...全文を見る
○水野誠一君 その中で、取り消し権行使期間の問題、これはどんな議論だったんでしょうか。特に、民主党案の中で、取り消し権の時効は追認が可能になったときから三年、契約締結から十年ということで、非常にその期間を長くする案が出ているわけでありますが、それについての議論というのをもう少し教...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  そういった双方の立場からいろいろな議論がされたということ、これがこの法案を決めていく上で非常に重要なポイントだと思ったので、あえて伺わせていただいたわけです。  次に、代表質問でも伺いました高齢者に対する消費者教育、啓蒙の重要性という...全文を見る
○水野誠一君 ちょっと先ほど私が触れた一人当たりの相談に係る金額とか、被害金額と言っていいかと思うんですが、その辺のデータというのはあるんですか。
○水野誠一君 大臣みずから大変細かいところまでお答えいただいて恐縮でございます。  今のお話もそうですし、先ほどの梶原先生の事例というのもかなり金額が大きな事例かと思うんですが、さらに言うと、もっと私が耳に挟んでいるところでは、アルツハイマーの御老人が完全に必要のないアクセサリ...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  次に、消費者契約法と個別業法との関係について何点か伺いたいと思います。  消費者契約法の民法や個別業法との関係、これは私は大変重要だと思うんですが、従来、事業者と消費者の間のトラブルが宅建業法や訪問販売法などの個別の業法で調整されてい...全文を見る
○水野誠一君 さらに同じような事例を伺いたいんですが、宅建業法との関係でございます。宅建業法を見ますと、三十八条に損害賠償額の予定等の制限に関する条項がありまして、業者は宅地や建物の売買契約において、買い手の債務不履行を理由とするキャンセルの際の買い手に対する損害賠償額をあらかじ...全文を見る
○水野誠一君 ということは、すべてそれぞれの業法が優先するというわけでは必ずしもない。ケース・バイ・ケースなんでしょうか。
○水野誠一君 じゃ、もう一つ伺いたいんですが、割賦販売法との関係もございます。  この割賦法では、第六条二項に、品物の代金の支払いが滞った場合には、事業者は未払い代金分に対して六%を超える遅延損害金を請求することができないと規定しております。  一方、この本法案は、九条二号に...全文を見る
○水野誠一君 法学部じゃないものですから非常に勉強になりまして、よくわかります。またもっと勉強させていただきたいと思います。  次に、インターネット関係、これが非常に今もう申し上げるまでもなく盛んになってきている。この中で幾つかお尋ねしたいと思うんですが、まず、消費者及び事業者...全文を見る
○水野誠一君 次に、勧誘と単なる広告との違いという点、これもインターネットの世界ではなかなか線引きが難しいんではないかと思うんですが、この点について伺いたいと思います。  この法案の中に消費者が契約を取り消すことができる要件を定めているのが第四条の部分でありますが、ここには、契...全文を見る
○水野誠一君 ということは、例えばだれでもアクセスできる状態にあるホームページ上に特定の商品の紹介がある、購入を勧める内容だった場合でもそれは勧誘にはならないということ、そういう理解でよろしいですか。
○水野誠一君 ということは、今確認をしていただいたので非常に明快になりましたけれども、電子メールで特定の人に対して寄せられた情報というものは、これは勧誘になる、そういう理解ですか。よろしいですか。
○水野誠一君 しかし、最近またいろんな意味でインターネットの情報伝達手段というのが高度化してまいりまして、特定の個人向けに用意されたホームページに、いわゆるプッシュというような手段なんですが、特定の情報を入れてくる。つまり、言ってみれば、だれもがアクセスできるホームページというこ...全文を見る
○水野誠一君 大変重要なポイントだと思うんです。といいますのは、今まさに消費者、事業者の関係とか勧誘、広告の関係とかというのが従来の常識でははかれないところに、ちょうど変わり目に来ているという、まさに転換期だと思うんです。そういう中でこの法律が定められるわけですから、今回この法案...全文を見る
○水野誠一君 大いにその点に期待をして、私の質問を終わります。
04月25日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第12号
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○水野誠一君 お疲れさまでございます。  私は最後の質問者になりました。大抵聞きたいことはもう各委員がほとんど聞いてしまうということでいつも苦慮するんですが、私、先ほど採点という中で、皆さんの採点を伺っていると大体良と可の間ぐらいと。ただ、岡田さんが一番最初に七十点とおっしゃっ...全文を見る
○水野誠一君 次に、岡田さんに伺いたいんですが、今こういった法律が立法されているということ、これを私も周りの人たちに聞いてみると知らないんです、こういうことが今、国会で議論されていると。特に、こういった被害に遭う方、遭いそうな方ほど知らないんです。これは非常にやはりそこに重要な問...全文を見る
○水野誠一君 特に予防の仕事というのは、この消費生活相談員だけの仕事じゃなくて、特にお年寄りやなんかを被害から守るというようなときには介護の場面とかそういうものも大いに使って、もうあらゆるところから周りに防御のネットワークを張っていくというようなことをぜひやるべきだと私は思ってお...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  最後に藤森先生に伺いたいと思います。  これは民主党案でもあるんですが、契約取り消し権の行使期間というのが議論になりました。これは、先ほど先生から一つ、例えば霊感商法みたいな例もお挙げになって、被害者が気がつくのが意外と十年先というこ...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
05月11日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第15号
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○水野誠一君 私は、今回の独禁法改正の大きな柱は、被害者が裁判所に独禁法違反行為の差しとめ請求ができる道を開いた、いわゆる差しとめ請求制度の導入にあるとの理解をしております。  現行の独禁法では、個人あるいは企業が独禁法違反行為の差しとめを求める手段が、従来、公取委員会に申し立...全文を見る
○水野誠一君 特にここ数年、不当廉売に関する公取委員会の注意処分の件数が非常に急増していると、こういう記事を拝見しております。これは事実なんだろうと思うんですが、そこで、この件数の推移あるいは業種の内訳などについて説明をしていただきたいと思います。  また、はるかに件数は少ない...全文を見る
○水野誠一君 今のお話を伺っても、この三年間で注意処分が非常に急増しているわけですが、その理由や背景ということについて公取としてはどうお考えなのでしょうか。
○水野誠一君 今のお話を伺っていてもわかるのは、注意処分が十一年度では六百七十二件という件数にもかかわらず、警告というレベルになるともう年に一、二件というふうに極端に減ってしまう。これはなぜなのかなと。  その注意を受けた段階で業者側がそれなりの対応をするということで、それ以上...全文を見る
○水野誠一君 確かに警告や勧告になれば時間がかかるということもわからなくはないんですが、しかし大体が注意で終わるということ自体が、言ってみれば、業者側にしてみれば非常にこれは注意を受けたら頭を引っ込めておけばいいということで、また勢いほとぼりが冷めればやる、同じような問題を起こす...全文を見る
○水野誠一君 今回の法改正では、まさにそうした個別案件ごとに判断される要素を多く含んだ不当廉売について案件ごとに裁判所で判断される道が開かれたわけでありますが、議論の過程では裁判官ごとに判断がばらばらになるという危惧も一方ではあるわけであります。  また、そもそも不当廉売につい...全文を見る
○水野誠一君 十二年の四月七日の日本工業新聞だったと思うんですが、不当廉売の定義を明確にするという目的で公取が検討委員会をつくるという記事を拝見しています。これは何か学識経験者も交えた検討委員会だというふうに伺っておりますが、そういう御計画はあるんでしょうか。
○水野誠一君 私は、実を言うと、この検討委員会をつくるという話を記事で拝見して大変期待していたところでありまして、繰り返し言われている五十九年の基準といいますか、これに基づいてということでありますが、いかんせん、その時代と今とは状況が変わってきているということが言えると思うんです...全文を見る
○水野誠一君 どうも記事がミスリードというか先走りだったようなんですが、そうだとしても、特許法や著作権法などというものは、発明や著作といった創作活動を活発化するために特許発明者、著作者に排他的、独占的権利の行使を認めるものでありまして、この結果、権利者以外の事業活動が必然的に拘束...全文を見る
○水野誠一君 今、政務次官の方からマイクロソフトの問題が出ました。これは最近のいわゆる独禁法問題としては最大の話題だと思います。その内容についてはもう皆さんも御承知のとおりだと思うので触れませんが、これは日本においても同様のやはり問題というのがあるのではないか。  つまり、今、...全文を見る
○水野誠一君 まさに今アメリカで進行中のマイクロソフトをめぐる裁判について、日本の公取がコメントするという立場にないことを十分承知した上でお尋ねするわけでありますが、先ほど細田政務次官もおっしゃっておられるところでありますが、こういったインターネットの世界の実現ということによって...全文を見る
○水野誠一君 最後に、細田政務次官に、今と同じ問題でございますけれども、今後こういった新しいネットビジネスも含めた市場の変化というものに対して、先ほどの話でありました検討委員会というようなもの、勉強会というようなものも含めてぜひ通産省リードの中でしっかりとやっていただきたいと思う...全文を見る
○水野誠一君 終わります。     ─────────────
05月17日第147回国会 参議院 憲法調査会 第8号
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○水野誠一君 水野でございます。  きょうは大変貴重な……
○水野誠一君 参議院クラブの水野でございます。  きょうは大変貴重なお話を伺えてありがとうございました。  私は、特に石毛先生の「文化麺類学ことはじめ」なんかを初めとして食文化の本を多く読ませていただいておりまして、きょうは食関係だけではなくて非常に幅広くお話を伺えたと思いま...全文を見る
○水野誠一君 もう一つ石毛先生に伺いたいと思いますが、これからもう一つの方向として多民族国家を目指していくべきだということが最後の結論でございました。それによってこれからの日本に活力がまたよみがえってくるのではないかというお話もございました。  そこで伺いたいんですが、文化人類...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  それでは、次に暉峻先生に伺いたいと思います。  先生のユーゴにおけるNGO活動、大変敬意を表したいと思っております。一つそこで伺いたいんですが、戦争にもいろいろな歴史があるわけですが、国家間の戦争から冷戦期を経て今地域紛争の時代に入っ...全文を見る
○水野誠一君 終わります。  ありがとうございました。
05月25日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第18号
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○水野誠一君 御苦労さまでございます。私は参議院クラブの水野でございます。  まず、森嶌先生に質問させていただきたいと思います。ほぼ質問、同僚議員からもう出尽くしておりまして、少し補足的な質問になろうかとも思います。  私はこの高レベル放射性廃棄物処分懇談会の報告書を拝見させ...全文を見る
○水野誠一君 まさにそこの点だと思うんですね。新たな審議会をつくれないけれどもやっぱりそういう機能は必要だというところで、私もそこのところが、一番実行力のあるそういった監視機構がどういうふうに機能していくのかというところが大変関心のあるところでございまして、そんなことであえて伺わ...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございます。  次に、徳山先生にお尋ねしたいと思うんですが、先生の先ほどちょっと御説明、最後の方にもあったんですが、ナチュラルアナログですか、ということの御説明がありました。ちょっと説明が十分理解できなかったんですが、もう少し御説明いただけますでしょうか...全文を見る
○水野誠一君 最後に松田先生に伺いたいと思います。  先ほど来、活断層の話がいろいろ出てまいりまして、私も大変いろいろ勉強させていただいたんですが、一つ伺いたいのは、例えば十勝沖地震というのがございましたね。ああいったいわゆるそこに活断層が地表に必ずしもなくて、例えば海底のいわ...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
○水野誠一君 私は、参議院クラブの水野でございます。きょうは、本当にお忙しいところ、御苦労さまでございました。最後の質問者ということでございまして、各同僚委員からもいろいろな質問がもう既に出ておりますので、少し補足的に、また違う視点から伺ってみたいと思っています。  まず、前田...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  基本的にもう今の御返事で私も結構だと思います。  ともかくこれからやってみなければわからないことというのが余りにも多い。事実、地層処理の問題についても、これから地層研究ということをやろうという段階でありますし、しかもそれが本当に地下水...全文を見る
05月30日第147回国会 参議院 経済・産業委員会 第19号
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○水野誠一君 昨年来、ジェー・シー・オー事故などによって当委員会でも原子力政策のあり方について議論する機会がたびたびございました。現実に今現在三五%以上のエネルギー需要を賄っている原子力発電そのものを否定するものではありませんが、プルサーマルやあるいは高速増殖炉の実現可能性、そし...全文を見る
○水野誠一君 その研究開始がされまして、その後に安全性確保について重大な問題点が明らかになったり、あるいは予想しないアクシデントが発生する可能性というのも当然あるわけであります。そのときに、この地層処分という方向を転換することもあり得るのかどうか。処分手法についての研究をもっと幅...全文を見る
○水野誠一君 ちょっとしつこいんですけれども、結局、安全管理面ではこれから研究すべきことも多いというのは、安全規制について法律を本法案とは別に定める理由として通産省も何度もおっしゃっていることであります。    〔理事加藤紀文君退席、委員長着席〕  となると、その深層地下処分...全文を見る
○水野誠一君 最後の御答弁の部分が私は大変重要だと思いますので、ひとつよろしくお願いをしたいと思います。  次に、核燃サイクル構想全体における廃棄物の流れについて幾つか確認をしたいと思います。  国内の使用済み燃料の貯蔵量は、現在ガラス固化体換算で約一万二千六百本分という説明...全文を見る
○水野誠一君 ガラス固化体一万二千六百本相当の使用済み燃料というのは、今もお話があったように既に存在するストック分でありまして、また一方、国内の発電所から発生する使用済み燃料、いわばランニングで発生する分が年間約九百トンから一千トンウラン。六ケ所村再処理工場の処理能力が今もお話あ...全文を見る
○水野誠一君 再処理をしなければいけない量がどんどんふえることはもう明らかなんですが、にもかかわらず、二〇一〇年までに結論を得るというのは伺っていると非常に何か悠長な感じもするんですね。これはやはり大変重要な問題なんで、一つその辺を指摘をして、次の問題に移りたいと思います。  ...全文を見る
○水野誠一君 先ほどのジェー・シー・オーの問題なんですけれども、事業許可が取り消しになったけれども廃棄物の管理を行う、許可と言っていいのかわかりませんが、義務を負わせているということだと思うんですが、事業自体がもう行えなくなってしまったジェー・シー・オーという企業にそれだけの七千...全文を見る
○水野誠一君 いずれにしても、原子力行政というのは大変長期にわたるものでありますので、またその後のきちっとした追跡調査もしっかりとやっていただきたいと思います。  次に、本法案に戻りまして、最大の課題である特定放射性廃棄物の最終処分地の選定手続について確認をしたいと思います。 ...全文を見る
○水野誠一君 次に、環境整備機構は、文献調査を経て概要調査地区を選定することになるわけですが、六条三項に、機構は概要調査地区を選定したときは、その実施計画を変更し、通産大臣の承認を受けなければならないとあります。ここで言う通産大臣の承認というのは、閣議決定を伴う最終処分計画の改定...全文を見る
○水野誠一君 さらに確認をしたいんですが、その後、機構が精密調査地区、最終処分施設建設地の選定を行った際には、いずれも六条三項を準用するとされています。通産大臣の承認にはいずれも閣議決定を伴う最終処分計画の改定が必要で、その都度、四条五項の当該地区首長の意見を聞き、これを十分尊重...全文を見る
○水野誠一君 あえてその確認をさせていただいたのは、法文を読んでもなかなか難しくて、その手続のフローチャートがよくわからないということでありまして、私はこういうことかなと思って自分なりにこういうものをつくってみたんですが、今の説明で確認ができました。なるべくこういった手続、特に国...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
08月07日第149回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○水野誠一君 無所属の会の水野でございます。  さきの総選挙の結果分析の一つに都市住民の反乱という言葉がございます。都市部と地方の有権者の投票行動に大きな差があらわれた。端的に言えば、東京で特に顕著だったんですが、都市部で自民に厳しい結果が出たということだと思います。東京では、...全文を見る
○水野誠一君 今回の選挙の結果もあるわけでありますが、よく東京都民一人当たり租税収入、払っているお金が二百万、そしてそれに対して投資、一人が享受できる投資額というのは大体三十二万。それに対して、島根では四十一万円税金を納めて一人当たりの投資では六十九万円。まさに払った以上のそうい...全文を見る
○水野誠一君 それに関連してでもあるんですが、自民党内の協議の中で、財政法第四条を改正して公共事業以外にも建設国債を使えるようにすることを検討するという報道が先日流れました。  国債の一本化に関する議論は過去にもありますし、また賛否両論あることは承知しておりますが、財政法四条が...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
08月09日第149回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○水野誠一君 無所属の会の水野誠一でございます。  本日は幾つか御質問させていただきたいと思うんですが、一昨日の予算委員会で、最近、自民党内で検討が始まっているという財政法四条を改正して、建設国債の適用対象を拡大するという案について質問させていただきました。国債の一本化という議...全文を見る
○水野誠一君 今の議論の建設国債の適用拡大の目的、これが光ファイバーだったということも関連すると思うんですが、この光ファイバー問題というのは、言うまでもなく、IT革命を支える通信インフラの基幹をなすものとして期待が大変大きい分野であると思います。  この光ファイバーを引くという...全文を見る
○水野誠一君 電子商取引が増大してきている。あるいは現在盛んに言われる音楽や動画コンテンツの流通が始まっている。あるいはインターネット人口がかつて想像もしなかったほどのスピードで急増している。こういった情報トラフィックの加速度的な増大が確実である以上、それを支える情報インフラの整...全文を見る
○水野誠一君 ともかくこういった情報通信インフラが本当に、スーパー林道、スーパー農道のように立派な設備はあるんだけれども使われないというようなことにならないように、民間との連動も含めてぜひ本当の意味での活用できるインフラ整備に努めていただきたい。そのためには、私は通産省の役割とい...全文を見る
○水野誠一君 時間なので終わりますが、今いろいろお答えをいただいている中で、特にイン博のお話もございまして、大変私も期待しております。  ただ、インターネットの楽しさを国民が本当に痛感しているかどうかということからいくと、私はやっぱりこの一・五メガというような非常にスピードのあ...全文を見る
09月20日第149回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○水野誠一君 無所属の会の水野誠一でございます。  先日、次期通常国会に電子政府一括法案を提出予定という政府のIT戦略会議の方針決定という報道を拝見いたしました。情報技術の進歩、進展に合わせて国への申請や届けなどの行政手続の電子化を実現するために必要な法令を改正するということで...全文を見る
○水野誠一君 今の御答弁を伺いまして、またさらに伺いたいと思うんですが、電子政府、その先には電子自治体というのが位置してくるわけでありまして、行政の情報化という点について中央と地方の温度差、これはかなりあるんじゃないかという危惧をしております。  中央省庁ではほぼ一人一台のパソ...全文を見る
○水野誠一君 ぜひ、住民とのインターフェースになります市区町村レベルでのばらつきという点については御留意をいただきたいと思うわけであります。  次に、総合行政ネットワークについて伺いたいと思います。  やはり二〇〇三年までに国とすべての地方自治体をオンライン化する、それによっ...全文を見る
○水野誠一君 百七団体、実際データは一年で減ってきたということなんですが、これやはり全部歩調がそろってこないことには機能していかない問題だと思うんですが、それは二〇〇三年までという非常に限られた時間の中で実現できるというふうに予測をされておりますか。
○水野誠一君 私もいろいろ電子政府の必要性ということについて考えてきたわけでありますが、そもそも電子政府あるいは効率的で質の高い行政サービスのニーズというものは九〇年代初頭のシリコンバレーに端を発していると、こういう話が出てまいりました。  シリコンバレーに集積したIT企業、こ...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
11月07日第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第1号
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○水野誠一君 無所属の会の水野でございます。  本日は、先ほど円委員の質問にもあったことですが、中小企業金融安定化特別保証制度、いわゆる特別信用保証制度について伺いたいと思います。  九八年十月に実施されたこの制度は、中小企業に対する金融機関の貸し渋りが深刻化していた当時、二...全文を見る
○水野誠一君 その効果に期待したいところであります。  次に、回収率の問題についてお尋ねしたいと思うんですが、この特別信用保証制度が倒産件数を劇的に減らす効果があったという点については私もある程度認めております。  また、ほとんど無審査とまでやゆされた融資基準の緩さということ...全文を見る
○水野誠一君 今、サービサーの話が出てまいりました。これは、確かに民間でもサービサーということが機能し始めているということを聞いておりますが、このために、特に信用保証協会が債権回収業務を行うサービサーをつくるに当たって、通産省もこれに法的根拠を与える信用保険法などの関連法案を今国...全文を見る
○水野誠一君 確かに、最終的には国が負担をする、つまり国民が負担をするというスキームが含まれている以上、その不良債権回収率、これを低いまま放置することは問題だと思いますから、いろいろな手だては必要だと思うんですが、しかし本当にこのサービサーというような考え方が機能するのかどうか、...全文を見る
○水野誠一君 今の大臣の答弁、大変結構だと思います。  私は、今までも単に額的な問題あるいは今利益が出ているかどうかということよりも、質的な問題、特にその企業の意欲あるいはいわゆる構造改善的な取り組みがしっかりとなされているかどうかというような経営改善計画のやっぱり質的判断とい...全文を見る
11月09日第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第2号
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○水野誠一君 無所属の会の水野でございます。  今、梶原委員から、内職・モニター商法に対してはどうも今回の法制の対応が後手に回っている、こういう御指摘がありました。最近の急速な増加傾向を見ると確かに梶原委員おっしゃるとおりではないかと思うわけですが、一方、今回、インターネットに...全文を見る
○水野誠一君 先ほど加納委員からも、法令の書き方と、それから省令の中身となかなかギャップがあるというか、わかりにくい、こういう御指摘があったんですが、私も実は、インターネットに対しての今回改正があるということで、どこに書いてあるのかなと思って一生懸命探したんだが、よくわからないん...全文を見る
○水野誠一君 今、大臣からの御答弁があったんですが、消費者啓発の上で、悪徳商法の実態あるいはトラブルの実態の情報を消費者に知らせていくということが大変これは重要であると。また、消費者の注意を喚起し自覚を促す上でも、こういった今お話にあったようなさまざまな手法をこれからトライしてい...全文を見る
○水野誠一君 前に国民生活センターの相談員の方に来ていただいて参考人質疑をしたときに、インターネットをもっと使えないのかというようなことを実は申し上げたときは、プライバシーの問題もあるので課題ではあるけれどもまだまだもう一つだというお話だったんですが、今伺いますと非常にインターネ...全文を見る
○水野誠一君 それに関連して伺いたいんですが、消費者保護に関していえば、法規制の整備も大変重要なんですが、先ほどから申し上げているような悪徳商法というのは法の網をくぐり抜けるためにいろいろ日夜彼らも努力をしている、努力をしているというとおかしな言い方ですが、考えているわけでありま...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  今回の法改正において、広告規制の対象者が統括者から勧誘者あるいは連鎖販売を行う者に広がったと。この場合の勧誘者、連鎖販売を行う者というのは、事業者、いわゆるBツーBというところのBですね、ビジネスに当てはまるということだと思うんですが、...全文を見る
11月15日第150回国会 参議院 憲法調査会 第1号
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○水野誠一君 無所属の会の水野誠一です。  きょうはありがとうございました。  まず、西部さんに伺いたいと思うのでありますが、きょうは西部さんのお話を伺っていて、習慣と伝統というものを混同していること、あるいはやっぱり人権という、これは非常に大きな問題でありますけれども、これ...全文を見る
○水野誠一君 もう一つ西部さんに伺いたいんですが、手元にあります資料の中に西部さんがお書きになった憲法試案というのがあります。これは先ほどおっしゃっていた廃憲論からくる根本的な組み立て直しの上でおつくりになったものなのか、これはまだ過渡期的なものなのかということを一つ伺いたいのと...全文を見る
○水野誠一君 次に、佐高さんに伺いたいんですが、先ほど冒頭、世耕さんから永住外国人の地方参政権問題について御質問があって、西部さんからのお答えはあったんですが、あのときまだ佐高さんからのお考えを伺っていなかったんですが、賛成かどうかという問題と、それから憲法との関連ということで伺...全文を見る
○水野誠一君 憲法との関係というのはどうでしょうか。
○水野誠一君 佐高さんにもう一つ伺いたいといいますか、お話を伺っていて、会社に憲法が入れない、番外地だということをおっしゃった。こういう考え方というのは確かにあるんだろうな、こういう言い方もおもしろいなと思ったんですが、私は、企業というものは人権主義が受け入れられないということよ...全文を見る
○水野誠一君 終わります。
11月16日第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第4号
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○水野誠一君 無所属の会の水野誠一でございます。  今、梶原委員からIT革命という言葉についてのお考えがいろいろお話があったわけでありますけれども、私も、IT革命という言葉を今、日本で、しかも政府が使うということについてはいささかいかがなものかと思っているところがありまして、こ...全文を見る
○水野誠一君 わかりました。  では、消費者側がその電子的手段による書面交付を受ける際には、単純なメールによるものでいいのか、あるいはバージョンの新しいブラウザを必要とするのか、あるいは書類が、ちょっと専門的になって恐縮なんですけれども、例えばワードのファイルなのかPDFファイ...全文を見る
○水野誠一君 ところで、こういう問題はどうなのかということでお尋ねしたいんですが、原則文書などの紙によるという考え方を変えずに、送信者側、受信者側の双方が電子的手段の方が望ましいと判断する場合に限り選択肢を広げるとされていることは、消費者保護などの観点からわからなくもないというこ...全文を見る
○水野誠一君 よくわかりました。  次に、総務庁に電子商取引を推進する上で必要となる規制緩和について伺いたいと思います。  規制改革委員会事務室が八月にIT戦略会議に提出しました、電子商取引促進のための規制改革等諸制度の総点検の現状という資料を拝見したんですが、民間における取...全文を見る
○水野誠一君 確かに、非常に対象範囲が広い検討でありますから大変だと思うんですが、やはりひとつ前向きに御検討いただきたいと私の方からもお願いをしたいと思います。  次に、これは通産省に電子商取引におけるセキュリティーの問題について伺いたいと思います。  これは言わずもがななん...全文を見る
○水野誠一君 これは、私は本当に重要な問題だと思うんですね。特に、民間でのセキュリティーの問題のみならず、やはり国の大きな情報に対する、機密漏えいに対する防御ということも含めて、私は日本は決してそういった民間における技術開発、研究も含めて、おくれているとは思っていないんです。ただ...全文を見る
○水野誠一君 今のお答えの中にあった、個人情報というものをどう扱っていくか、これはIT化を進めて合理化をしていくという視点とプライバシーの問題と、これは本当に今回の個人信用情報保護法の中に何か集約されているという感じもしますので、私は、これは拙速に答えを出すということだけではなく...全文を見る
11月27日第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第6号
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○水野誠一君 私は、以前の質問の中で、特別信用保証をめぐる事故率あるいは回収率とその回収機関であります、今も御質問ありましたけれども、サービサーについて触れてまいりました。今回の法案にはそのサービサーの法的位置づけを整備する措置も盛り込まれているということで、私はその効果に期待を...全文を見る
○水野誠一君 つまり申し上げたいことは、やっぱり質で見るということなんですね。額の上限というのはもちろんこれは法律でやりますし、制度ですからある限度を設けなければいけないというのもわかるんですが、また、逆に言えば、今長官がおっしゃったそれ以上のところで漏れる二%という中にも、非常...全文を見る
○水野誠一君 次に、ちょっと保証人について確認をさせていただきたいんですが、特別信用保証では借入企業の代表者が保証人になることが可能だったというのに対して、一般保証では原則的に第三者を保証人として立てる必要があるはずであります。しかし、それも運用で必ずしも必要でない場合があるとも...全文を見る
○水野誠一君 今の質問はわかりました。  中小企業の資金調達環境について、どうも私は今回の議論を聞いておりますと二つの見方が使い分けられているように思うわけです。依然貸し渋りは厳しいのだから特別信用保証はまだ継続すべきではないかと言えば、通産省は、いかに少し前に比べれば改善して...全文を見る
○水野誠一君 今大臣のお答えにもありましたけれども、厳格な審査、そしてその審査能力をいかに高めるか、これは研修とかいろいろお考えになっているということですが、やはりそういう意味での厳格厳密な審査と同時に、柔軟な運営、この二点をやはり通産省の御指導の中でしっかりとやっていただければ...全文を見る
11月27日第150回国会 参議院 交通・情報通信委員会、経済・産業委員会連合審査会 第1号
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○水野誠一君 無所属の会の水野誠一でございます。  今回の基本法、IT基本法案は非常に幅広く総花的な法律という感じがしております。文中、文案を見ても、法案を見ても、例えば、高度情報通信ネットワーク社会の形成は、すべての国民が、ネットワークを容易に利用でき、個々の能力を最大限に発...全文を見る
○水野誠一君 ありがとうございました。  衆議院の内閣委員会の参考人質疑を先日拝見したんですが、大変有意義な意見が多かった中で、慶応大学の國領先生が述べておられること、これは私は非常に印象深かったわけです。國領さんは、第三条においてすべての国民が主体的にネットワークを利用し個々...全文を見る
○水野誠一君 ひとつその辺は大変重要な点だと思うのでしっかりとお願いをしたいと思うんですが、森総理がIT、ITと言われれば言われるほどIT関係の株が落ちるという笑えないジョークのような話があったわけでありまして、私は大変これ問題だなと思うんですが、結局、やっぱり根本的基本的な考え...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 経済・産業委員会 第7号
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○水野誠一君 私も、この法案提出の唐突さについて、他の委員と同じく驚きを隠し得なかったということをまず申し上げたいと思います。  この委員会では、最近だけでも使用済み燃料の中間貯蔵施設に関する法案あるいは高レベル放射性廃棄物の最終処理に関する法案、原子力災害対策に関する法案、そ...全文を見る
○水野誠一君 法案提出者に今度は本法案の提出理由を伺いたいんですが、原子力はこういう理由で重要であるとか、地域振興は欠かせないといった一般的な説明は繰り返しほかの委員へのお答えで伺っておりますので結構であります。  私自身、先ほど申し上げたように原子力を全面否定はしておりません...全文を見る
○水野誠一君 どうもさっきから伺っていてよくわからないのは、振興の重要性、これもわかります。安全確保、防災という意味の重要性、これもわかるんですね。ところが、その二つを何か無理に一緒にしようとしているんじゃないか。ですから、よく子供に注射を我慢したらあめをあげます、何か買ってあげ...全文を見る
○水野誠一君 何かよくわからないような部分がいっぱいあるんですが、次に、財政規模について法案提出者に伺いたいと思います。  法案には、第九条に、補助率のかさ上げと地方債の元利償還に対する交付税措置のほかに、振興計画を達成するために必要があると認められたときには、国は財政上、金融...全文を見る
○水野誠一君 まだ事業計画そのものが出ていないから計算できないということなのかと思うんですが、今、三十三億という試算には八条関係の交付税措置については含まれていないということなんでしょうか。またさらに、九条関係のその他財政措置については全くフリーハンドであるわけですが、だれがその...全文を見る
○水野誠一君 今、原子力立地会議の話が出てきているわけですが、これは総理を議長として、そのメンバーが、総務、財務、経済産業、国土交通、環境など八人の関係大臣をもって充てるとされているわけですが、この法律を適用すべき原子力施設立地地域を指定し、また知事が作成する振興計画に総理が決定...全文を見る
○水野誠一君 その辺は法案の中で担保されているんですか。運営はそうするというお答えはわかるんですが。
○水野誠一君 どうもやっぱりこの会議のイメージがはっきりしないというのは、恐らく私だけじゃなくて各委員みんな共通しているんじゃないかと思うんですね。これは非常に重要な役割をする会議体であることは間違いない。しかも、大臣がずらっと並んで行う会議ということでありますから、大変これは原...全文を見る