三石久江
みついしひさえ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月26日 | 第120回国会 参議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○三石久江君 恩給局に恩給法に関連いたしまして質問させていただきます。 恩給法の中で遺族に支給される普通扶助料と公務扶助料について質問させていただきます。 まず、平成三年度恩給種類別予算の内容によりますと、普通扶助料の受給者は、文官が六万二千人、軍人関係が五十一万五千人、...全文を見る |
○三石久江君 なぜお尋ねしたかといいますと、普通扶助料の寡婦加算が六十歳以上十三万五千円、公務扶助料の遺族加算は十一万四千七百円。公務扶助料を受けているのは今お聞きしましたようにほとんどの人が戦死者の妻である寡婦で、現在では六十歳以上の方々ばかりです。普通扶助料の寡婦加算より公務...全文を見る | ||
○三石久江君 もう一つ、寡婦加算、遺族加算がつけられている理由をお聞かせください。 | ||
○三石久江君 ただいまの御答弁では、いろいろの事情、予算編成上の理由ということで格差ができたということですね。この格差ができたというのであれば、それは行政側の責任であって、扶助料を受けている者にとっては甚だ心外なことではありませんか。それを埋めるのは当然であると思うんです、どんな...全文を見る | ||
○三石久江君 ただいまの御答弁で今後ともとおっしゃいましたけれども、この方たちはもう大変な年齢なんですね。今後十年という間にはその方たちはどうなるかわからないという状態も含まれておりますので、今後ではなく、来年からぜひそれを考えていただきたいと思います。長官にもそのことで少しお話...全文を見る | ||
○三石久江君 十分に検討して早くやっていただきたいと思います。 次に、先ほども同僚議員からお話がありましたけれども、旧日本赤十字救護看護婦並びに旧陸海軍従軍看護婦の処遇について厚生省に質問いたします。 恩給法には旧軍人、旧軍属が含まれていますが、旧日本赤十字社救護看護婦並...全文を見る | ||
○三石久江君 今の御答弁ですと、陸海軍の方は把握していないということで、私はもうびっくりいたしました。これはぜひ把握していただきたいと思うんです。全部はつかめないというのは、女性のことはほっておいていいということなんでしょうかと思ってしまいます。 そこでまず、これら看護婦に対...全文を見る | ||
○三石久江君 それでは、戦死者あるいは戦傷者に補償または救護の手を差し伸べているということはいかがですか。 | ||
○三石久江君 次に、日本赤十字社救護看護婦、陸海軍従軍看護婦、この方々に慰労金というのが支給されておりますが、この慰労金の受給者の二千百二十五人のうち月額にしますと一万円が六八%、一万四千百七十円が一四%、一万七千五百円が一三・七%、二万五千円が三・四%、二万六千円が〇・七%、三...全文を見る | ||
○三石久江君 その改定はいつですか。 | ||
○三石久江君 改定も少ないなと思っております。 それで、もう一つお尋ねしたいんですけれども、この方たちの年齢構成はお幾つですか。 | ||
○三石久江君 この看護婦さんたちも大変に高年齢だと私は思うんですね。十分に考えて給付金を出していただきたい、もう少し上げていただきたいと思っております。 総務庁にお尋ねします。どんな理由があるにせよ、敵、味方の区別なく負傷者を救護するという日赤の精神、あるいは自分自身が志願し...全文を見る | ||
○三石久江君 今の御答弁ですけれども、婦長以上は恩給の対象になっているのに看護婦は除外されているということですね。これは身分法によるものということですが、旧軍人、旧軍属にも恩給法が適用されているのに看護婦は兵隊扱いにもなっていないということだと思うんです。靖国神社には婦長、看護婦...全文を見る | ||
○三石久江君 大変困難なお話だということですけれども、その昭和五十三年八月三日の各党の合意というのをちょっと読ませていただきますと、 日本赤十字社従軍看護婦の処遇について 日本赤十字社従軍看護婦の処遇については、各党代表よりなる懇談会において、以下三点の合意を得た...全文を見る | ||
○三石久江君 とにかく月一万円から三万円の慰労金では生活の足しにもなりません。国のために命がけで働いた看護婦のために月一万円では涙が出ます。重ねて言います。御検討ください。いかがですか。 | ||
○三石久江君 十分に検討してやっていただきたいと思います。このようなことでは今回出されました政府の高齢者保健福祉推進十カ年戦略にも響きます。 そこで、厚生省にお伺いします。この十カ年戦略、いわゆるゴールドプラン、私はシルバープランと言った方がわかりやすいなと思うんですけれども...全文を見る | ||
○三石久江君 随分簡単におっしゃったと思うんですね。私はボランティアをしたこともございます。老人の介護もしたこともございます。この八万人というのは全国ですね。それをもっと地域にも広めてとおっしゃいますけれども、先ほど申し上げましたようにどなたにお願いするんですか。男性ですか、女性...全文を見る | ||
○三石久江君 やはりよく考えてくださって、今後のことですので、これから十分検討してやっていただきたいと思います。 そして、根本的に看護婦さんの問題を少し言わせていただきたいんですけれども、看護婦不足ということで、根本的にはまず労働条件の改善、看護婦の処遇を改善しなければ看護婦...全文を見る | ||
○三石久江君 いろいろと看護婦さんの問題では今後に随分かかわる問題だと思いますので、十分厚生省の方も看護婦問題を大きく取り上げて検討していただきたいと思います。 最後に、総務庁長官の御所見を賜って私の質問を終わらせていただきたいと思います。 | ||
04月12日 | 第120回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○三石久江君 功刀先生にお願いしたいのですけれども、先ほど地球の人口動態のお話をなさいましたと思いますけれども、人口分の資源掛けるテクノロジーというお話ですが、五十何億とかいうお話を聞いていて、日本の人口動態を今見ますと一・五七%と出ておりますけれども、二十一世紀に向けてこれをど...全文を見る |
04月18日 | 第120回国会 参議院 内閣委員会 第6号 議事録を見る | ○三石久江君 私は、中期防衛力整備計画の中で、同僚議員の方々は主として正面装備のことを質問されましたので、私は後方の支援施設などについてお尋ねいたします。 今までの防衛計画といえば飛行機が何機とかミサイルだとか船が何隻とか、いわゆる正面装備が論議のほとんどではなかったかなと思...全文を見る |
○三石久江君 隊舎の方は。 | ||
○三石久江君 わからないほどたくさんあるというわけなんでしょうか。 そこで、隊舎ですけれども、現在使われている建物はいつごろつくられたものか、隊舎の建設年度別の面積と構造、木造とかコンクリート別とかをお尋ねいたしたいと思います。 | ||
○三石久江君 隊舎の総面積は二百四十四万平方メートルのうち九十五万平方メートル、約四〇%が二十五年以上の古い建物で、二十年以上二十五年までのものを含めると約六〇%になるということです。 そこで、「平成三年度防衛力整備の概要」四の中に隊員施策の推進、生活関連施設の充実が挙げられ...全文を見る | ||
○三石久江君 後から調べてお出し願いたいと思います。 そこで、二十五年以上たった老朽隊舎が九十五万平方メートル以上あります。それを一カ年十一万平方メートルの改修、建てかえでは、この計画で見ますと十年くらいはかかるんですね。新設を含めて新中期防計画の年度内ではどこまででき上がる...全文を見る | ||
○三石久江君 自衛隊の隊員が住む家ですから、できるだけ早く完成することを希望します。 次に、冷房の新設が計画されておりますが、今まではなかったんですか。そして、これからどれほど設備されるのかお聞きします。 | ||
○三石久江君 ほぼと言われますと、沖縄と小笠原はほぼ完成なんですか。 | ||
○三石久江君 大変暑い日本ですので、よく我慢したなと思うわけです。 次に、厚生施設の整備充実とありますけれども、予算を含めた具体的な内容を明らかにしていただきたいんです。 | ||
○三石久江君 予算を含めた具体的な内容と言ったんですけれども。 | ||
○三石久江君 もっと詳しくお聞きしたかったんですけれども、まあ次に移ります。 次に、宿舎についてお尋ねをいたします。まず、防衛庁所管の宿舎の総数と構造、その建設年度並びに充足数をお尋ねいたします。 | ||
○三石久江君 大変老朽な宿舎が非常に多いというふうに思うんですけれども、その建てかえ及び改築、新設の計画はどうなっておりますか。整備の数及び経費の詳細について示していただきたいと思います。 | ||
○三石久江君 いろいろとたくさん御返答いただきました。 そこで、御返事の中に一般公務員の充足率が九六%ということに対して、九〇%を九一・三%に上げるということは平成三年度の計画で、五年後には一般公務員と同じレベルまで上げるということなんでしょうか。それと、現在のまだ不足してい...全文を見る | ||
○三石久江君 とにかく五年後には一般公務員と同じレベルにということなんですね。 そこで、次に宿舎の貸与基準についてお伺いしたいんです。宿舎の貸与基準は階級で決まっているんですか、それとも年齢、家族数で決まっているのですか。そのおおよその規格とその面積、貸与者の資格を示していた...全文を見る | ||
○三石久江君 この基準を見させていただいているんですが、私は自衛隊の士とか曹とか尉とかというのがなかなかのみ込めなくて、その人たちがどういう方なのかというのを随分勉強させていただきました。 そこで、一般公務員の場合は係員、係長、課長、あるいは俸給表の一級から順次昇級するので、...全文を見る | ||
○三石久江君 大変高い意識でこれからもやっていただくということは大変結構だと思いますけれども、最近の国民の生活環境というのはかなり改善されております。快適な生活を営めるように変わってきています。自衛隊といえども、最高とは言えなくてもプライバシーを侵されることのない、また自由にテレ...全文を見る | ||
○三石久江君 今後じっと見ていきたいと思います。 そこで、次に平成二年五月六日の産経新聞の「オピニオンアップ」によりますと、「自衛官の命九百万円也」という見出しです。ごらんになった方も多くあると思います。非武装中立を願っていた私ではありますが、現実には自衛隊が存在しております...全文を見る | ||
○三石久江君 ただいまの御答弁では一千七百万円支給したということですけれども、昨年衆議院における国連平和協力に関する特別委員会で明らかにされたように、警察の場合には公務死亡者に対し賞じゅつ金のほかに内閣総理大臣特別ほう賞金の制度があって一千万円以下の支給があり、さらに警察庁長官賞...全文を見る | ||
○三石久江君 余り時間もありませんので、やはり人間を大切にするということを主に置いていただきたいんです。 この問題は今回の湾岸戦争を契機にして出てきたものだと思いますけれども、平和時においても早くから決めておくべきことではないかと思うんです。私は、防衛庁、自衛隊が主に正面装備...全文を見る | ||
○三石久江君 終わります。 | ||
09月06日 | 第121回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号 議事録を見る | ○三石久江君 ただいまは、大変有意義な莫大な資料の御説明を賜りよくわかりました。私も環境庁に質問させていただきたいと思います。 昨日いただいた同じ資料を夜、朝までかけてじっくり読ませていただきました。現実に地球環境は最近急速に悪化の道をたどっていると思うわけです。外交・安保調...全文を見る |
○三石久江君 大変ありがとうございました。 地球環境保全に関する研究というのは範囲が極めて広域であり、学際的研究で、従来の学問分野の領域を越えて研究しなければならないところに難しさがあると思うんです。それだけに、ただいま示されました研究体制でここに挙げられた研究課題をこなすに...全文を見る | ||
11月21日 | 第122回国会 参議院 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号 議事録を見る | ○三石久江君 私、三石です。 本日は、諸先生方の論文を読ませていただいての質問にさせていただきたいと思います。 論文を読ませていただいて、読者というか、私の気持ちをいやか上にも引きつけるような論文で、ひとり食い入るように読ませていただきました。 そこで、まず進藤先生に...全文を見る |
○三石久江君 ありがとうございました。 次に、毛里先生に、同じような質問になりますけれども、先生の論文によりますと、ソ連の変革に対し中国はかなり自信を持って中国の特色を持つ社会主義の継続、発展をうたっております。その根拠の一つに物の豊かさを挙げておられます。 そこで、中国...全文を見る | ||
○三石久江君 ありがとうございました。 | ||
12月17日 | 第122回国会 参議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○三石久江君 三石です。 国家公務員の育児休業法案について質問をさせていただきます。 まず、その前に総務庁長官に。私は、育児休業とは、特に近年の女性の著しい社会進出や核家族化に伴います家族形態の変化から発生しましたところの女性の職業の継続と育児という家庭生活の二つの課題を...全文を見る |
○三石久江君 総務庁長官にお伺いしたかったのです。 しかし、いろいろおっしゃいましたけれども、ぎりぎりであったということは事実ですね。国民の皆さんはこの育児休業をしっかり見ております。今後はこのようなことがないようにしていただきたいと思います。 そこで、人事院にお尋ねいた...全文を見る | ||
○三石久江君 ほぼ一〇〇%というふうにお伺いしたつもりでございます。 次に、第三条一項に「配偶者がこの法律により育児休業をしている職員」「を除く」とありますが、この法律によらないで育児休業をしている場合、職員は育児休業をすることができるのですか。また、夫婦ともに国家公務員であ...全文を見る | ||
○三石久江君 次に、また三条の一項で「その他の人事院規則で定める職員を除く」とありますが、規則の内容はどのようなものを予定しておりますか。また、「人事院規則で定める特別の事情がある場合」は、既に育児休業をしたことがあっても再び育児休業をとれるとありますが、この特別な事情についても...全文を見る | ||
○三石久江君 検討中ということですね。 次に、第七条、「育児休業に伴う臨時的任用」についてお尋ねをいたします。 育児休業の請求があった場合、「臨時的任用を行うものとする」と定められています。この育児休業に伴う臨時的任用は現行法でも定められています。現行法はそのまま新法に吸...全文を見る | ||
○三石久江君 わかりました。 さらにまた、今回新たに制度の適用を受けることとなる職種についても同様に適用されると理解してよろしいのでしょうか。 | ||
○三石久江君 いろいろの御答弁でしたけれども、いろいろな措置をなさらないで臨時的任用でしてほしいと思うわけです。それは、育児休業をとる方が周りの方に気兼ねをしたり遠慮したりして育児休業をとりにくくする、そんなことになりかねないので、ここのところを注意してなさっていただきたいと思い...全文を見る | ||
○三石久江君 ともあれ、育児休業をする者の身になって、民間の育児休業法に準じた方向に向けて努力をしてほしいと思います。 次に、第三条第一項と同様に第十一条第一項で、「配偶者がこの法律により育児休業をしている職員その他の人事院規則で定める職員を除く」とありますが、配偶者がこの法...全文を見る | ||
○三石久江君 そこで、同じ項目の中で「一日の勤務時間の一部について」は、どのようなもので、どの程度の時間を考えておりますか。 | ||
○三石久江君 それでは、まとめて二時間なのか分割しての二時間なのか、いかがですか。 | ||
○三石久江君 次に、第五条第二項によりますと、「育児休業をしている期間については、給与を支給しない」と規定されております。これまで女性教育職員等の特定職種だけに認めてきた育児休業制度を一般職種、しかも男性にまで広げだということは評価できることと思いますが、その期間中は原則無給とな...全文を見る | ||
○三石久江君 将来は所得保障制度ができればいいなと願って、このことを終わります。 また、附則第五条第二項では「職務の特殊性等にかんがみ」とありますけれども、職務の特殊性とは何でしょうか。育児休業給の支給について差別的に取り扱わなければならないほどの特殊性があるのでしょうか。こ...全文を見る | ||
○三石久江君 このことはこれまでにして、次に総務庁にお尋ねをいたします。 百歩譲って仮に今回は政府案のままスタートさせるにしても、今指摘した点については引き続き十分検討すべきであり、人事院において職員の平等取り扱い等の観点から十分検討させ、政府に対して、その結果に基づいて意見...全文を見る | ||
○三石久江君 検討するということですね。 次に、それでは大蔵省にお尋ねいたします。 育児休業をとった場合、この期間は給与が支払われませんので収入がありません。このことは第五条第二項が規定しているとおりです。 そこで伺いたいのですが、育児休業中の収入減の場合、所得税の課...全文を見る | ||
○三石久江君 わかりました。 では、人事院にまたお伺いいたします。 夫婦のいずれかが育児休業をとりますと、どちらかの給与は支給されませんので所得はなくなります。共働きで扶養手当の支給がなかった国家公務員にも、夫か妻のどちらか一方が育児休業をとれば扶養してもらわなければなり...全文を見る | ||
○三石久江君 よくわかりました。 最後に、今までるる質問してまいりましたが、冒頭でも申し上げましたように、本法案は国家公務員が継続して職業生活と家庭生活を営むことのできることを目的とするものであり、極めて重要な大切な制度と考えます。せっかく制定されましても、利用者が必置きなく...全文を見る | ||
○三石久江君 終わります。 |