三石久江

みついしひさえ



当選回数回

三石久江の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月07日第129回国会 参議院 労働委員会 第3号
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○三石久江君 護憲リベラルの会の三石です。  私は、従来から一貫して女性の立場から意見、質問を申し上げてきましたので、今回もその角度から質問をさせていただきます。  我が国の景気は依然として低迷が続いておりますが、そのため雇用情勢が厳しい状況にありますことは労働大臣の所信表明...全文を見る
○三石久江君 次に、大臣は御存じかと思いますけれども、財団法人二十一世紀職業財団という財団があります。御存じでしょうか。  以前は女性職業財団といって女性の職業能力の向上や雇用管理の支援を行うため昭和六十一年男女雇用機会均等法の制定を機に設立されたもので、昨年四月に新たにパート...全文を見る
○三石久江君 お答えを聞いて、私はこの言葉が優秀な女子が例年より多かったと出たらどうなるかななんて考えたりしたんですけれども、次の質問に入ります。  昨年からいわゆる就職活動に関する協定というのが緩められて、会社訪問が野放しのようになったと聞いております。甚たしいのは二月、三月...全文を見る
○三石久江君 大変ありがとうございました。  二十一世紀には女性がもっと生き生きしますので、どうぞ大臣もよろしくお願いいたします。  終わります。
○三石久江君 最後の質問者になりました三石です。  今回の障害者の雇用促進に関する質問ですが、私は重度心身障害者、障害児並びに肢体不自由児などに対するボランティア活動に個人的にかかわってまいりましたが、障害者の職業能力の習得にはいろいろな難しい問題があることを承知いたしておりま...全文を見る
○三石久江君 次に、障害者雇用支援センター、支援センターの内容は、先ほどの小野議員の質問でお聞きしましたが、今までにも障害者職業センター、障害者職業能力開発校がありまして、各県には一カ所ずつ地域障害者職業センターがあります。それらとの関係はどのようになりますか。また市町村レベルで...全文を見る
○三石久江君 予算の必要ということをお伺いしたんですけれども。
○三石久江君 次に、障害者雇用支援センターでは個々の障害者に対してきめ細かな支援をすることになりますので障害者の職場定着に効果的であると思いますが、職場定着を円滑にするには職場の上司や同僚の意識、理解が欠かせません。このような上司、同僚の理解を進めるための施策としてはどのような措...全文を見る
○三石久江君 次に、障害者の就労支援機器についてお尋ねいたします。  最近の情報処理機器の発達は、障害者雇用の可能性を大きく広げております。さまざまな障害に対応した入力装置を備えたコンピューターやソフトが開発され、このような機器があって初めて就労可能となったケースも実際に出てい...全文を見る
○三石久江君 ところで、このような就労支援機器があることを知らない事業主が多いのが実情ではないかと思います。助成措置だけでなく、これらの機器の普及に関する事業主への啓発を行っていくべきだと思いますが、労働省の対応はいかがですか。  また、労働省自体として就労支援機器の開発はどの...全文を見る
○三石久江君 そこで、今回の改正には障害者を取り巻く職業環境整備を図るための助成措置の拡充が盛り込まれておりますが、通勤や住宅対策、さらに各種福祉対策のための施設設備の設置、整備に関しては総合的な福祉事業の一環として関係省庁が連携して政府全体として取り組んでいくことが必要と考えま...全文を見る
○三石久江君 最後に、大変難しいことだと思いますが、障害者をめぐるさまざまな問題の解決には政府全体の積極的な施策の展開も必要ですが、何よりも国民全体の理解が必要不可欠であると考えます。障害者の雇用の促進に関しましても、最終的には事業主の意識の問題、さらには国民全体の意識の問題にか...全文を見る
06月09日第129回国会 参議院 労働委員会 第4号
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○三石久江君 護憲リベラルの会の三石です。  一昨日も話題になっておりましたけれども、最近の経済見通しは明るい兆しか見えてきたといいましても、今現在、雇用状況は依然として厳しい状態です。そう思います。中でも高年齢者の有効求人倍率は大変低くて、最近の全体の求人倍率が〇・七以下で大...全文を見る
○三石久江君 では次に、今回の法改正で労働者の定年を六十歳にすることを従来の努力義務ではなく、六十歳を下回ってはいけない、六十歳を下回ることができないという実施義務にいたしましたことは、高年齢者の雇用の安定にとりましては大変喜ばしいことで、評価ができます。  しかし、都道府県別...全文を見る
○三石久江君 次に、この六十歳定年の実施義務につきまして、ただし書きで事業者が雇用する労働者のうち高年齢者が従事することが困難であると認められる業務に従事している労働者には適用されないようなことになっていますが、これには具体的にどのような業務を考えておられますか。労働省令で定める...全文を見る
○三石久江君 今回の六十歳定年の義務化の施行時期が、平成十年四月と大変遅くなっていますけれども、これはどのような理由によるものでしょうか。最近は不況のために定年の引き下げを行う企業もあるように聞いております。このような状況を考えますと、できるだけ速やかに施行すべきではないかと思い...全文を見る
○三石久江君 決意と努力をお願いいたします。  次に、定年後の継続雇用制度ですが、現在継続雇用制度を導入している企業はまだ大変少ないようです。今回の法案では、労働大臣が定年後から六十五歳までの継続雇用制度の導入とか改善の計画の作成を指示することができるという規定が設けられている...全文を見る
○三石久江君 できるだけ早く普及できるように、実際の効果が上がるようにお願いしたいと思います。  時間はありますけれども、最後に、大臣に冒頭でもお尋ねいたしましたように、現在高齢者の雇用は非常に厳しい状況にあります。今後六十歳定年の確立、定着と六十五歳までの雇用確保、さらに六十...全文を見る
○三石久江君 ありがとうございました。終わります。
06月20日第129回国会 参議院 労働委員会 第5号
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○三石久江君 次に、雇用継続給付制度のもう一方の柱、育児休業給付についてお尋ねをいたします。  育児休業法が平成四年四月から施行されましたが、必ずしも十分な効果を発揮していないと言われております。制定当初から何らかの所得保障措置が要望されておりましたが、時期尚早ということで見送...全文を見る
○三石久江君 今後引き上げていくかどうか。
○三石久江君 次に、先ほども大臣から伺いましたけれども、育児休業給付は基本給付金二〇%と育児休業者職場復帰給付金五%に分けられ、職場復帰給付金は休業前の職場に復帰して六カ月以上勤務してから支給されます。休業中に支給されてこそ効果があると思いますが、復帰後六カ月とは給付の目的にとっ...全文を見る
○三石久江君 そこで、平成五年の労働省の女子雇用管理基本調査によりますと、育児休業期間中に何らかの金銭が支給されている事業所は二八%で、その七六・三%は労働者負担分の社会保険料相当額に限られますが、全給与あるいは定率、定額を支給している企業もあります。このような企業が育児休業給付...全文を見る
○三石久江君 企業がそのような動きをするおそれはありませんかということについては、どうですか。
○三石久江君 次に、高年齢雇用継続給付及び育児休業給付の受給対象者の実数はどれくらいでしょうか。
○三石久江君 次に、介護休業についてですが、労働者の仕事と家庭の両立を図る観点から育児とともに今後重要になってくるのが介護の問題だと考えます。  現在、労働省においては介護休業制度の法制化について検討を行っていると聞いておりますが、まず、その検討状況は現在どうなっているのか伺い...全文を見る
○三石久江君 次に、再就職手当についてですが、失業給付の中で再就職手当の制度は再就職の意欲を呼び起こすために有効な制度であると承知しておりますが、今回この再就職手当について改正を行うこととされていますが、改正の内容及び考え方についてお伺いいたします。
○三石久江君 所定給付日数の変更について伺いますが、今回の改正内容は必ずしも日数の引き上げのみでなく一部引き下げになる年齢層も出てくるようですが、改正の内容及びその考え方についてお伺いいたします。
○三石久江君 最後に、今回の雇用保険法改正案は、高年齢者と育児休業取得者に対する雇用継続給付の新設を初めとして求職者給付の改善、就職促進給付としての再就職手当の改善など、きめ細かな配慮がなされていると思います。  しかしながら、大幅な改正の上、制度が複雑化すると思いますので、今...全文を見る
○三石久江君 ありがとうございました。
06月22日第129回国会 参議院 労働委員会 第6号
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○三石久江君 護憲リベラルの会の三石です。  私は、まず労働省には婦人少年局から婦人局、各県には婦人少年室が置かれております。ネーミングには歴史がありまして、ネーミングは大切なものでもあると思っておりますが、一朝一夕には変えられないとは思いますけれども、最近のさまざまな行動計画...全文を見る
○三石久江君 十分に考えていただきたいと思います。  次に、雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等女子労働者の福祉の増進に関する法律、いわゆる機会均等法です。この機会均等法は施行以来八年が経過して女子の雇用管理の改善はかなり進んできたとはいいましても、平成四年度女子...全文を見る
○三石久江君 まだまだ差別があり、苦情がありという実態だと思います。  機会均等法の第七条にぼ募集及び採用に当たっては女子に対して男子と均等な機会を与えるように努めなければならないとして、第十二条で労働大臣は事業主が講ずべき措置についての指針を定めることができるとし、現に指針が...全文を見る
○三石久江君 局長から、企業が指針に反しているということについてお願いします。
○三石久江君 大変見解の相違があるなと思って聞いておりました。  次に、第十三条には、配置及び昇進、教育訓練、福利厚生、定年、退職及び解雇に関して、女子労働者から苦情の申し出があったときは苦情処理機関で自主的な解決を図るように努力義務を課しています。  そこで、指針で各企業は...全文を見る
○三石久江君 次に、第十四条には女子労働者と事業主の間で紛争が起こり、その解決についていずれか一万の当事者から援助を求められた場合には、都道府県の婦人少年室長は必要な助言、指導または勧告をすることによってその紛争の解決を援助することになっていますが、実際に紛争解決の援助が行われま...全文を見る
○三石久江君 それでは次に、第十五条から第二十一条には機会均等調停委員会による調停を規定していますが、調停の申請があったのは何件ほどですか。また、実際に調停した件数はどれほどですか。
○三石久江君 余り紛争解決の援助とか調停は機能していないんではないかなというふうに今お聞きして思いました。  そこで、時間がもう余りありませんので最後の質問にさせていただきます。大臣にです。  女子の就職とか職業の継続について男女差別が依然として存在するのは、せっかくの機会均...全文を見る
○三石久江君 均等法違反企業にはどういうふうに対処しますかというのを、一言もう一度。
○三石久江君 終わります。
11月15日第131回国会 参議院 労働委員会 第3号
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○三石久江君 私は、護憲リベラルの三石です。  浜本労働大臣は常に女性の側に立った大臣として、私は喜んでいる一人です。そこで、婦人の名称の問題について質問をさせていただきます。  私は、本年六月二十二日の本委員会で前労働大臣にも質問いたしましたのですが、最近のいろいろな行動計...全文を見る
○三石久江君 ありがとうございます。  それでは次に、議題を変えまして六十四歳までの雇用確保についての質問をさせていただきます。  年金改正法が可決、成立いたしまして、国民年金の支給開始年齢が二〇一四年から六十五歳に繰り下げられることになりました。繰り下げは段階的に行われるの...全文を見る
○三石久江君 大いに積極的に頑張っていただきたいと思います。  それで、次に雇用の分野における男女機会均等法について、先ほども吉川議員から質問がありましたけれども、私からも質問をさせていただきます。  大臣は、雇用の分野における男女の均等な機会の確保に努めるという所信を表明さ...全文を見る
○三石久江君 門前払いではないということなんですね。  次に、時間が一番最後で、背くんお帰りになりたいんではないかなと思いながら、介護休業制度について質問をさせていただきます。  大臣は就任に当たり、来年度の施策の中に介護休業制度だけはどうしても整備したいと意欲を見せておられ...全文を見る
○三石久江君 最後に、この制度の円滑な普及のためには介護休業導入企業への助成措置も不可欠でありますが、概算要求ではどうなっておりますか。  また、介護休業取得者には中高年齢者が多いと思われますが、休業中の収入確保が重要な問題となろうと思います。雇用保険の財政状況にも配慮が必要で...全文を見る
○三石久江君 終わります。