三石久江

みついしひさえ



当選回数回

三石久江の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第132回国会 参議院 労働委員会 第2号
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○三石久江君 三石です。  震災から一カ月近くになりますが、まず、本日までに兵庫県南部地震でお亡くなりになられました五千三百人を超える多くの方々の御冥福を心からお祈りし、またおけがをされた多くの方々にお見舞いを申し上げます。  そこで、質問に入らせていただきますが、自分の家も...全文を見る
○三石久江君 大いにやっていただきたいと思いますが、この問題は一カ月、二カ月という問題じゃないんですね。一年、二年、三年になるかもわからない。腰を据えてやっていただきたいと思います。  次に、情報伝達などについてですけれども、罹災者にとって当初の混乱時には大変戸惑いが多く、苦情...全文を見る
○三石久江君 現地に行きますとまだまだ本当に徹底していないんですね。やはり事細かく考えてやっていただきたいと思います。  次に、失業保険、労災保険、雇用調整助成金などの給付あるいは未払い賃金の立てかえ払いなどについては厳正、公正でなければならないと思います。そのため、規定の手続...全文を見る
○三石久江君 次に、労働者の解雇について質問させていただきます。  被災地におきましてまず考えなければならないのは労働者の雇用を安定させることと思います。それには、被災状況によっても異なると思いますが、できる限り震災前の雇用関係が維持できるように支援し、必要のない解雇を防ぐこと...全文を見る
○三石久江君 確認の方法をお伺いしたんですけれども。今の事業が不可能になった場合にどのような確認をするのか。
○三石久江君 もう一つ、処分はどうですか、労働者を解雇したような場合の厳正な処分。
○三石久江君 次に、二次災害の防止について質問させていただきます。  復旧工事が進められてくると、労働災害、長時間労働による過労死などの二次災害と言えるもので命を失う場合が懸念されます。このような災害の防止について通達を出されたと聞いておりますが、具体的にどのように進めていくの...全文を見る
○三石久江君 よろしくお願いいたします。  次に、賃金不払いについてお尋ねします。  労働者の賃金や退職金などの不払いが生じていると聞いておりますが、何件くらい発生しているのか伺いたいと思います。  また、中小企業の労働者に対しては、賃金の支払の確保等に関する法律による未払...全文を見る
○三石久江君 最後に、雇用確保支援助成金制度の新設ということで質問させていただきます。  兵庫県は被災企業の事業再開で雇用を維持拡大しようとする事業主を助成する雇用確保支援助成金制度の新設を求めているとのことですが、その内容についてお聞きしたいと思います。  今回の震災のよう...全文を見る
○三石久江君 終わります。
03月17日第132回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○三石久江君 三石です。  私は、女性の問題について質問をさせていただきます。  法務省は人権を擁護する中心的な役所だと思っております。人権問題にはいじめとか同和問題とかさまざまな観点がありますが、男女の平等問題も人権にかかわる基本的な問題だと思います。最近は女性参画型付会の...全文を見る
○三石久江君 今後も考えてやっていただきたいと思います。  そこでまた、男女間の平等を考える上で大きな問題に、法務省が現在検討している民法の改正がありますが、本日は時間がありませんのでその内容には入りませんが、その重要な問題の改正を検討するに当たりまして、果たして女性の意見がど...全文を見る
○三石久江君 まずは一五%ということを目指していただきたいと思います。  次に、我が国ではいまだにどうもまだ女性は男性の附属品的な扱いとしか考えられていないのではないかという思いがあります。特に、役所においてはその傾向が強いのではないかと感じています。  例年、春と秋には園遊...全文を見る
○三石久江君 どうぞよろしくその点、お願いいたします。  終わります。
○三石久江君 三石です。  提案されております二法案は、現在民法上の公益法人である更生保護会を、新たに制定される更生保護事業法に基づく更生保護法人とすることによって、社会福祉法人並みに税制の優遇をしようとするもので、基本的に賛成です。  そこで私は、この法案の内容というよりは...全文を見る
○三石久江君 そこで、保護観察は全国五十の保護観察所で八百数十人の保護観察官と約五万人の保護司によって行われておるということですね。保護観察は犯罪者の更生という非常に重要な職務であります。地味で大変困難を伴う職務でもあり、特に保護司は報酬のない民間ボランティアであり、常日ごろの活...全文を見る
○三石久江君 次に、大変残念なことですが、我が国の実態は一度犯罪を犯した者に対しては社会の目は大変厳しい。その中で、更生じようと努力する人に対してはそれこそ物心両面で親身になって相談に乗り、支えるという善意と熱意のある人の助力がどうしても必要なんですね。  私も随分以前になりま...全文を見る
○三石久江君 大変努力をしていらっしゃるということはわかります。  ただ、私が先ほど申し上げました八人の女性のチームということでカウンセラーをしたわけですけれども、そのときに、やはり少年たちというのが、おじいさんに説教されるんだよなと言われるんですね。無理強いするんだよな、だけ...全文を見る
○三石久江君 ありがとうございました。終わります。
○三石久江君 私も大変法律に弱い女でございまして、じっくり皆さんのお話を聞いていたんですけれども、日本語だなと思って聞いておりました。  阪神・淡路大震災というのは大変な被害を発生させました。ということはもう皆さんが御存じ、御承知のことですが、その被害が人口周密な地域で起こった...全文を見る
○三石久江君 議論されたということですね。  また、建てかえ要件が緩和されたとはいえ、実際に建てかえを実現するためには資金が必要であり、反対する人の理由の中心もここにあると思われます。ローンを抱えたまま震災に遭った住民はいわゆるダブルローンという状態に陥るわけでありますが、この...全文を見る
○三石久江君 大変ありがとうございます。  今、市民にやさしい政府ということを唱えている今の内閣でありますので、ぜひこの際市民にやさしいやり方でやっていただきたい、それをお願いして、終わります。
04月25日第132回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○三石久江君 私は法律には大変疎い一人なんですけれども、今回の法の改正というのは、国民、市民サイドから見ますと、大変わかりやすくなった、読みやすくなったと思います。  そこで、文章としては大変立派だなと思いますけれども、まだ言い回しが難しい。しかし、先ほど水谷先生が正確でなけれ...全文を見る
○三石久江君 ありがとうございました。
04月27日第132回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○三石久江君 三石です。  まず初めに、法務大臣にお伺いいたしたいと思います。  私は、刑法というのは法律の中でも大変難しい法律、怖い法律と思っておりました。しかし、国家の刑罰権の行使に関する基本法です。国民に刑罰をもって臨み、時には生命まで奪いかねない強力な法律です。それだ...全文を見る
○三石久江君 よろしくお願いいたします。  次に、刑法は国民の生活にかかわりの深い基本法です。この刑法が片仮名まじりの漢文調の古い文体であり、非常にわかりにくいことで問題性は以前から指摘されていたようです。  平成元年、二年ころの国会の委員会での法務省答弁を見ますと、当時の則...全文を見る
○三石久江君 わかりました。  次に、刑法は明治四十年にできた法律であって、時代に合わなくなっている部分も少なくありません。現代用語化によって全条文を書きかえるのであるならば、中身についても手を入れた方がよかったのではないかという気がいたします。全面的に見直すことは議論も多く時...全文を見る
○三石久江君 端的に言って、女子のみが堕胎罪というのは私はいただけないんですね。堕胎罪は「女子」と書いてありますので、なぜ堕胎罪が女子のみなのかというふうに思ってしまうわけもあります。  そこで、堕胎罪の検挙もほとんどないのが現状だと聞いておりますが、年間とのぐらいありますか。
○三石久江君 大変に少ないようですね。名目だけの処罰規定を残しておくということは、法律を完全に守るという遵法精神を害することになるのではないでしょうか。法律学辞典にも、「今日、堕胎罪は事実上死文化している。」と書かれてあります。積極的に検挙されない堕胎罪を殺人罪や傷害罪、放火など...全文を見る
○三石久江君 先ほど言いました、女子のみにというのはいかがですか。
○三石久江君 次に、重ねて重ねてですけれども、我が国において堕胎を犯罪として禁止した最初の法律は明治十三年に制定された旧刑法です。これはキリスト教思想に基づいたフランス刑法に倣っただめですが、そればかりでなく当時の日本の政府の富国強兵政策と一致したためでもあるとも言われております...全文を見る
○三石久江君 一たんつくった法律を削除することの難しさを本当に改めて感じました。  次に、改正案に残っている難解語などもっと減らす努力をすべきだったのではないかとも思うわけです。改正案を読ませていただきました。現行の片仮名まじりの漢文調の文体の条文に比べ、格段に読みやすくなって...全文を見る
○三石久江君 努力をしていただきたいと思います。  特に刑法の第二編は、こういう行為はこういう罪に当たるということを国民に知らせる部分ですから、できるだけわかりやすい文章であるべきだと思います。法律家ではない一般国民の立場から幾つか指摘させていただいて、この次の改正のときに考慮...全文を見る
○三石久江君 では次に、幾つかの言葉を取り上げてお尋ねしたいと思います。  昭和六十二年の改正で設けられたコンピューター犯罪に関する条文に「電子計算機」との言葉が入っています。これは難しい言葉ではありませんが、今日では「コンピューター」を使う方が一般的ではないでしょうか。当時は...全文を見る
○三石久江君 大変御苦労さまでした。
○三石久江君 はい、わかりました。これで終わりです。  刑法の平易化については、今回の改正で終わらないで、さらに一般国民が法文を読んで内容を十分に理解できるように引き続いて研究を続けていただきたいことをお願いして、終わります。     —————————————
06月08日第132回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○三石久江君 日夜、警察庁におかれましては、大変御苦労さまだと敬意を表します。  その警察庁に質問をさせていただきます。  今回の地下鉄サリン事件を初め一連の犯罪の特徴というのは、宗教法人オウム真理教の大がかりな組織犯罪であったのではないか、それに尽きるのではないかと思います...全文を見る
○三石久江君 この「財界展望」というのにも数は載っているんですね。ですから、現在把握されているだけでどれぐらいあるのか、もう一度お伺いしたいと思います。
○三石久江君 それでは次に、警察庁などの調査によりますと、オウム真理教は全国二十二の都道府県に百二十三カ所以上の拠点があって、それら拠点の中には多くの関連企業が介在していると言われております。カレーショップ、ラーメン店、あるいはサリンの原料を提供したダミーの化学薬品会社まで、その...全文を見る
○三石久江君 ありがとうございました。  次に、法務省にお伺いいたします。  地下鉄サリン事件等の犯罪が明らかになれば宗教法人法に基づいてオウム真理教の解散請求がされると伝えられておりますが、そのような場合に関連企業の扱いはどうなるのでしょうか。一説には、教団が解散になっても...全文を見る
○三石久江君 わかりました。  次に、法務省にですが、オウム真理教の財産は違法な手段によってお布施と称して集めた財産等で構成されていると認識しているようですが、教団を脱会した善意の信者たちにはこの財産を返還されるべきものと私は思っております。  そこで、法人の解散請求がなされ...全文を見る
○三石久江君 次に、人権についてなんですけれども、オウム真理教の幹部が地下鉄サリン事件を起こし、先日、殺人罪などによって起訴されたところでありますが、このことでオウム真理教がいかに反社会的な集団であったかということがわかったわけです。理想的には、信者たちが目を覚まして一日も早くオ...全文を見る
○三石久江君 よろしくお願いをいたします。  次に、警察庁にですけれども、おとり捜査についてお尋ねいたします。  オウム真理教関連事件の捜査では、ホテルに偽名でチェックインした者を私文書偽造で逮捕し、また先ほどもありましたけれども、刃渡り五センチのカッターナイフが車内にあった...全文を見る
○三石久江君 よくわかりました。  最後に、今回のオウム真理教関連事件の捜査を契機に、多少強引な捜査も認められるということになっては困ります。歯どめをなくした警察権力の行使は、最も大きな犯罪になりかねません。おとり捜査が乱用されることのないよう歯どめをかけ、また、おとり捜査によ...全文を見る
○三石久江君 終わります。