光武顕
みつたけあきら
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月07日 | 第120回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号 議事録を見る | ○光武委員 本日、私は、さきの第百二十回国会における科学技術庁長官所信表明を受けまして、まず第一点、科学技術政策一般について、それから第二点といたしまして、今委員長からお話がありました今回の美浜発電所第二号炉の事故について、お尋ねをしたいと思うのであります。 戦後、瓦れきの中...全文を見る |
○光武委員 創造的・基礎的研究の具体的な方策については今お話がありました。その中で、局長は、国際的に貢献をするというお話が一節の中にあったわけであります。 確かに科学技術については、今や一等国になったとはいえ、これは我が国だけの財産ではなくて、広く世界に貢献をしていかなければ...全文を見る | ||
○光武委員 今振興局長から二点、基礎的研究の振興、それから国際貢献のための施策、こういったようなことについていろいろお話を伺ったわけであります。いずれも政府が今日科学技術振興の重要性を認識をして、そのために多大の努力を払っておられる、そのことには心から敬意を表するわけであります。...全文を見る | ||
○光武委員 今、二十一世紀に向かっていろいろの施策を講じているというお話がありました。ひとつこの点に関しては気を緩めることなく科学技術政策の振興を図っていただきたいということをお願いするわけであります。 一方で、今日までのこの科学技術振興については、政府はそれなりに努力はして...全文を見る | ||
○光武委員 ただいま大臣から決意のほどを伺って、非常に共感するところがあるのでありますが、我々もひとつこの問題に関しては真剣に取り組んで、名実ともに二十一世紀は日本の時代だという、そういった時代を築き上げたいものだと思いますし、そのために、先ほど来何回も申し上げましたように、その...全文を見る | ||
○光武委員 今回美浜発電所二号炉のいわゆる蒸気発生器細管の破断ということに端を発した一連の事象は、一番大きな問題は、何と申しましても原子力発電所に対します信頼性が大きく損なわれた、先般私どもが調査に行って現地の皆さんのお話を聞いた中でもそれが出てくるわけであります。 細かい技...全文を見る | ||
○光武委員 少し細部にわたってお尋ねいたします。 まず、加圧器逃し弁というのが実際に開こうとして開けなかった。これは二つあるのですが、その二つとも開かなかったという報告があります。これは七カ月前ですか、定期検査が行われているわけでございまして、その定期検査があったときにそのふ...全文を見る | ||
○光武委員 実はここが一番問題になるところなのですね。定期検査をやるということは、その定期検査を行うことによってすべての機器は健全であるという判断を下すわけです。その判断のもとにこれから一年間運転をしても結構ですよ、こういう話になるわけですね。しかも、この加圧器逃し弁というのは、...全文を見る | ||
○光武委員 私は、加圧器逃し弁が二つとも作動しなかったということはやはり重大なことだと受けとめなければならないと思うのですね。 工学的に申しますと、これが働かなくても、いってみれば多重防護という思想によって別なシャワーが働くということによって、連続して次から次へと好ましからざ...全文を見る | ||
○光武委員 サンプリングでは二回ということになっていたのですが、それでも警報装置が高い値を示したということから現場でそれなりの対応をしたということであります。 私はこういった問題については、過去にもそうであったのですが、破断という現象がなかったがゆえに初めての経験である。そこ...全文を見る | ||
○光武委員 この蒸気発生器の細管の、例えばこれまで出てまいりましたひび割れあるいはピンホールということについては非常にそういった事象が多いのでありまして、この原子力安全年報によりましても、平成元年の四月二十七日に九州電力玄海原子力発電所一号機で起こりました「渦電流探傷検査の結果、...全文を見る | ||
○光武委員 今答弁がありましたけれども、なおこの問題はただいまの答弁だけで私は十分納得がいったとは思わないのですが、お話がありましたように、事故の原因究明を行った後、さらに有効な検査技術の確立をひとつ早急に図っていただきたいということを要望いたします。 ほかに幾つもあるのです...全文を見る | ||
○光武委員 最後になります。 今お話がありましたけれども、地域住民の対策を含めまして、さらにはまた原子力の安全性というものに対する国民の不安がある中で、これは今後よほど引き締めてやらなければ原子力の推進は難しくなると思うのですね。しかしまた一方でエネルギー対策として考えますな...全文を見る | ||
○光武委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
05月07日 | 第120回国会 衆議院 本会議 第27号 議事録を見る | ○光武顕君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員速見魁君は、去る三月八日、入院先の東京国立がんセンターにおいて逝去されました。 私は、昨年十月、君が体調を崩し、入院されたと聞き、一日も早い御回復を祈っておりましたが、昨年十二月の今国会冒頭には元気なお姿を見せられ...全文を見る |
08月29日 | 第121回国会 衆議院 災害対策特別委員会雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会 第2号 議事録を見る | ○光武小委員 先般、現地の方に参りまして、いろいろな話を伺ったのですが、その中で先ほどもちょっとお話が出ました雇用調整給付金、これの受給者の話をいろいろ聞いてみますと、九月いっぱいで受給期限が切れるというような話もあり、これは切れた後どうなるのだろうという不安を持っているようなこ...全文を見る |
09月30日 | 第121回国会 衆議院 国際平和協力等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○光武委員 アメリカのブッシュ大統領は、今月の二十七日に、地上、海上配備の短距離核兵器の一方的廃棄を含む大幅な核軍縮計画を発表したわけであります。そしてまた、これに対してソビエトのゴルバチョフ大統領は、翌二十八日、非核世界へ向けての積極的な動きであると直ちに歓迎の意向を表明しまし...全文を見る |
○光武委員 ただいまの外務大臣のお話では歓迎をするということでありますが、私は、先ほど大臣もおっしゃったように、唯一の核被爆国としては、こうした核軍縮へ向けての第一歩ということでありまして、それだけに我が国としてももっと積極的にこの問題に関与していくということが必要ではないか、こ...全文を見る | ||
○光武委員 今の点に関して、防衛庁長官、特に御意見があればこの際承っておきたいと思うのでありますが、いかがでしょう。 | ||
○光武委員 以上の点について、一応外務大臣並びに防衛庁長官の御意見を承ったわけであります。 核軍縮ということについて、その大きな第一歩が踏み出されているわけでありますが、しかし、そうはいいましても、完全な廃棄というところまではまだかなり距離がある。その意味におきまして、なお我...全文を見る | ||
○光武委員 私、この著書で調べた限りでも同じようなことが書いてあるわけでありますけれども、外務大臣は二十六日の答弁の中で、参加する以上タイムリーな対応が必要だと。私も実は、この問題については当然のことながら事柄の性質上、即応性というか迅速性ということが要請されると思うのであります...全文を見る | ||
○光武委員 先ほどオーストリアの点について触れられたのですが、私も調べてみますと、確かにオーストリアではこの迅速性ということにかんがみて国会の承認について今見直しの検討をやっているということも承っております。全体として見ますならば、私は、日本の場合に先ほど申しました五原則等々の厳...全文を見る | ||
○光武委員 この問題についてはやはり念には念を入れという議論もあるわけでありますし、国会に直ちに報告をするということによってそこでの議論が、総理が言われるように承認と同じ重みとして受けとめるということを、私はいわば大きな歯どめとして受けとめたい、こう思うわけであります。 次に...全文を見る | ||
○光武委員 時間がありませんので前あたりをちょっと省きましてお尋ねをいたしますが、防衛庁では実態把握のために中東にこのPKO活動について調査団を派遣した、それについての報告をまとめた、こういうことでありますけれども、私は、カナダとかあるいはスウェーデンだとかPKOについて先駆的な...全文を見る | ||
○光武委員 これで終わります。 カンボジア和平の実現性も非常に高まってきておるわけでありますから、PKOの活動についての研修、訓練についてはぜひともひとつ力を入れていただきたい、急いでいただきたい。最後に要望して、終わります。ありがとうございました。 | ||
12月03日 | 第122回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○光武委員 災害特別委員会の今回の委員会で、私から台風関係それから私の地元でございますかねてより皆様方に御心配をいただいております雲仙関係について、大きく二つに分けてお尋ねをいたしたいと思います。 まず今回の台風でありますが、十七号、十八号、十九号、続けて参りまして、特に十八...全文を見る |
○光武委員 ただいま被害状況についていろいろお話がありましたのですが、私の方も農林業あるいは水産業について県内を調べてみましたところ、被害は先ほど来お話がありますように極めて大きいのであります。 その中で特に意外に思いましたのは、対馬におきます林業が当初調査をした段階からだん...全文を見る | ||
○光武委員 ただいま質問に対しまして詳細に被害状況あるいはその対応についての答弁があったわけでありますが、おおむね私もその答弁に対して了解をいたします。しかしながら、実際にこういった被害が起こりますと、国の方で考えております諸対策、そしてそれは私は十分時と場所を心得てやっていただ...全文を見る | ||
○光武委員 大体それはいつごろまでにそういった指定ができるとお考えでしょうか。 | ||
○光武委員 ただいまの件につきましては、東北地方の方々は非常に大きな不安を持っておられますので、可能な限り早く作業を進めていただいて指定を行っていただきたい、このように御要望いたします。 次に、雲仙関係についてお尋ねをいたしますが、この問題については、私も今回また引き続き災害...全文を見る | ||
○光武委員 観測体制についてのお話を聞きましたけれども、しかし、一部マスコミあたりには「宙に浮いた雲仙観測強化計画」「経費要求削られ、四カ月間実施されず」といったようなことが報道されているのであります。私もいろいろお尋ねをしてみましたけれども、それはそれなりの理由があり、お尋ねし...全文を見る | ||
○光武委員 とかくこの観測についてはいろいろと話が出るわけでありまして、今お話を聞きましても、GPS受信装置等一億二千八百万といったような新たに措置をした観測設備があるということたのでありますけれども、地元に参りますと、自衛隊の観測というものが一般的に文部省、大学関係の観測機器に...全文を見る | ||
○光武委員 この食事供与者の決定に当たりまして、基本的にどんな基準で考えたのか、それはいかがですか。 | ||
○光武委員 供与期間が六カ月ということになっておりまして、三月いっぱいか四月の早々。で切れるということになっているわけですが、この六カ月間という期限を定めるに当たってどういう基本的な考え方があって六カ月となったのか、その辺を改めてお伺いしたい。 | ||
○光武委員 ただいまの局長の答弁によりますと、この六カ月の期間の間に自立を促進する、自立を促進するというためにも逆に言えば六カ月ぐらいの期間が必要であろうというようなことで決めたということなんでありますけれども、仮にこの六カ月が経過した後引き続き現在の状態が変わらないといったよう...全文を見る | ||
○光武委員 今のお話の中には、この六カ月の間に自立を促進する、そのためには就職のあっせんをし、あるいは就職の機会を何とかひとつつくっていって、安定した生活に移行するようにといったようなお話もあったわけなんですね。 そこで、労働省にお尋ねしたいのですが、この六カ月間という就業の...全文を見る | ||
○光武委員 今二カ所で、島原とそれから口之津でやっているというお話だったのですが、職業あっせんについて具体的にどんなふうになさっているのか、もう一度お尋ねしたいと思います。 | ||
○光武委員 先ほど答弁がありました、全体といたしますならば六百八十二名ですか、就職の希望者がおりまして、そして現実には百七十九人ですか、就職ができた、こういうことですね。労働省としては、この実績が労働省側として考えているような実効が上がっているというふうにお考えでしょうか。私は、...全文を見る | ||
○光武委員 先ほど国土庁に私がお尋ねしたのは、実はこのお尋ねのために伏線としてお尋ねしたわけでありますけれども、食事の供与対象になっている方々、七百数十戸でありますが、その中で農業、漁業それから自営業をやっておられる方は恐らく全体の六〇%以上に達するのではないか、こう思うのですね...全文を見る | ||
○光武委員 ちょっと今あれしましたけれども、農家の人で就職をなさった人が百二十八名ということですか。 | ||
○光武委員 今の御返事では、先ほど来お話がありました食事供与者として生活をなさっておられる農家の方々が、申し込みは百二十数名あったけれども実態的にどうなっているかということはわからないというお話だったのであります。 私は、これは県の方でも、先ほどちょっとお話があったのですが、...全文を見る | ||
○光武委員 今日のような状態が続いている中では、実際に自分のふるさとに帰ってどの程度営農ができるのかという適当な土地が、量的にもなかなか難しいでしょうし、さらにはまた、決意をして代替地を求めて外に出るという人がどの程度おるかということについても、なかなか皆さんの心が決まらない状態...全文を見る | ||
○光武委員 私、ちょっと時間を間違えておりまして、迫ってまいりましたので、第二点、国土庁長官にさらにお尋ねを申し上げたいと思うのであります。 先般、被災地につきまして御視察をいただいた際に、現地の方で、今関係各省、なかんずく自治省、国土庁、いろいろ御配慮いただきまして三百億の...全文を見る | ||
○光武委員 ただいま国土庁長官から、現地を視察した結果考うるところがあるということも含めまして自治省に対するお願いがあったと思うのでありまして、心から感謝を申し上げます。どうかひとつ、今後この問題について国土庁あるいは関係省庁挙げて取り組んでいただくようにお願いしたいと思うのであ...全文を見る |