水戸将史
みとまさし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月26日 | 第189回国会 衆議院 本会議 第9号 議事録を見る | ○水戸将史君 維新の党の水戸将史です。 私は、平成二十七年度地方財政計画、地方税法等の一部を改正する法律案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案について、党を代表して質問いたします。(拍手) 質問に先立ちまして、二週間後の三月十一日で東日本大震災から丸四年がたちます。東...全文を見る |
03月09日 | 第189回国会 衆議院 総務委員会 第4号 議事録を見る | ○水戸委員 維新の党の水戸将史でございます。 衆議院としては初めての質問でございますので、何とぞお手やわらかによろしくお願いしたいと思っております。 まず、臨時財政対策債に関しまして何点かお尋ねをさせていただきます。 もう既に何人かの委員の先生方も御質問されております...全文を見る |
○水戸委員 十二年度以前までは、今御説明ございましたとおり、非常に不透明な部分があったという話がありました。三十八兆円ぐらいの積み増しをしてしまったと。 しかし、さはさりながらも、臨財債になった時点でも、もう既に五十兆円、来年度になれば六十兆円以上のこうしたものが積み上がって...全文を見る | ||
○水戸委員 そして、先ほども若干質問の内容でございましたけれども、平成二十六年度の年度末見込みでは四十八・四兆円ぐらいの発行残高が積み上がってしまっている。また、平成二十七年度、一兆円ぐらい今年度に比べて圧縮をしたという話はありますけれども、四・五兆円ぐらいのものを新たに発行する...全文を見る | ||
○水戸委員 もう一度確認でありますけれども、約四・五兆円のうち、一・五兆円部分、いわゆる三分の一は国負担だよ、残りの三分の二は地方が負担というか、地方の責任だよ、債務だよという話になる、そういうことですね。 | ||
○水戸委員 大臣にちょっとお伺いしたいんですけれども、今、局長も御説明いただいたとおり、もちろん基準財政需要額があり、収入額があって、その差額分は本来交付税で見なきゃいけない。しかし、交付税でも賄い切れない部分に関しましては、臨財債を発行して、半分は地方が負担してくださいよ、こう...全文を見る | ||
○水戸委員 まさにそういうことは、ある程度、理想としてはあるわけでありますし、現実は非常に厳しい状況の中において、国も財源もない、また地方ももっともっとこれ以上に足らないという状況の中において、どちらが負担をするかという話になってくるわけですね。 そういう中において、やはりこ...全文を見る | ||
○水戸委員 まさにそのとおりでございまして、結果としてこうなった、別に両者で調整しているわけじゃないというのは、何か両者で調整しているような雰囲気はあるんですけれども、結果的にこのような棒グラフになってしまっている、まさしくそのとおりだと思うんです。 しかし、今後、公共施設等...全文を見る | ||
○水戸委員 そもそも、先ほども若干触れましたけれども、この臨財債制度、いわゆる交付金制度そのものにかかわってくる話なんですけれども、結局、基準財政需要額と基準財政収入額の差額分を交付税で埋め、それでも足りない部分を臨財債を発行する、そしてそれを折半するんだという、その折半のあり方...全文を見る | ||
○水戸委員 地方公共団体の財政の健全化というのは、やはりこれはどうしてもこれからも深く追求していかなきゃいけないテーマであります。 夕張のああいう財政再建団体に転落をしてしまったということを契機にして、五年ほど前から財政健全化法という法律がつくられて、新しくこういう形でつくら...全文を見る | ||
○水戸委員 そうはいうものの、もちろん、過去の経過を含めて、いろいろな基準を設けて、健全化に向けて努力をされている地方自治体もある。それをいろいろな形で促している、総務省を中心とした働きかけがあるわけでありますけれども、しかし、そういう中において、何とか表面的にはやりくりをしてい...全文を見る | ||
○水戸委員 大臣にもお伺いしたいんですが、過去五年間の検証をしていただいて、足らざる部分は補っていくし、また変えるべきものは改善をしていくということを含めて、やはり財政健全化のあり方についていま一度見直すべきことは見直すということについて、大臣みずからもこれに意識を持たせてやって...全文を見る | ||
○水戸委員 これは、もちろんこれからますます財政的に世知辛く逼迫した状況になりますものですから、やはり客観的な、冷静な御判断をしていっていただきたいと思っております。 それでは、次に、震災復興特別交付税について何点かお尋ねをしたいと思っております。 これも、先ほど質問がさ...全文を見る | ||
○水戸委員 本当に現場のいろいろな御努力、御苦労には非常に敬意を申し上げる次第でありますけれども、やはり避難生活を余儀なくされている方々もいらっしゃるということを含めて、震災から四年が経過するという中において、さらなる御努力を強く要請したいと思っております。 そして、これはも...全文を見る | ||
○水戸委員 確かに、歳入に見合った歳出というお話になるでしょうけれども、しっかりと実入りを確保されて、効果的な予算の執行に充てていただきたいと思っておりますが、先ほども若干出ておりましたけれども、では、二十八年度以降はどうするか。 十年間という中において、五年間は集中期間であ...全文を見る | ||
○水戸委員 そうですよね。やはり、二十八年度、再来年度以降という話になるので、まだまだしっかりとしたスキームができていないということはわかるんですけれども、今後、地方財政計画においても、通常収支分と東日本大震災分を区分しておりますよね。 では、この区分というやり方を、集中復興...全文を見る | ||
○水戸委員 副大臣にお尋ねいたしますけれども、竹下復興大臣が、これは時事通信社かな、三月三日のインタビューの中で、こういう集中復興期間後に被災地方公共団体に負担を求める考え方があるかどうかを問われ、こう答えているんですね。全額国費は異例の措置である、しかし、本体事業等、全額国費で...全文を見る | ||
○水戸委員 もちろんそうですね。被災された地方公共団体について、行く行くはやはり自立をしていただくんだというお気持ちの中でこれからも対処していくということはよくわかります。 先ほども若干、これは総務大臣が答えている質問ですが、副大臣にあえてお伺いします。 この震災復興特別...全文を見る | ||
○水戸委員 先ほど総務大臣も、今副大臣も、同じようなことを言っていただいてちょっと安心しているんですけれども、二十八年度以降も、本来この集中復興期間でやるべきことについて、やり残した、積み残したことに関しては、やはり国が一〇〇%責任を持ってそれに対しては対処すべきであると私は思っ...全文を見る | ||
○水戸委員 この公営競技、先ほど平成三年がピークだったというお話がございました。実際、金額的なベースもあります。確かに、金額的なベースからいえば、これは平成二十三年度までのしかありませんけれども、平成三年に比べれば収益は何と二十四分の一です。それから、売上高は五分の二ぐらいですね...全文を見る | ||
○水戸委員 今、全体的なパイもかなり縮んできてしまっているということになりますし、また、赤字団体も、単年度赤字についても非常に厳しいようなところもあるというお話は今の数値を見ても一目瞭然でありますが、赤字の施行団体は、どういう形で、赤字を抱えながら、赤字を補填しながら経営をしてい...全文を見る | ||
○水戸委員 大臣、ちょっとお伺いしたいんですが、今言ったように、数値的なものもそうでありますし、赤字団体が取り崩し分を含めて何とかその赤字の穴埋めをしているというようなところが現状なんですね。 公営競技、先ほど冒頭お話をいただきましたとおり、やはり、地方財政に対する寄与、貢献...全文を見る | ||
○水戸委員 これからの展望をどういうふうにして開いていくかということ、一応、五年間この納付金制度もやるということになるわけで、今動こうとしているわけでありますけれども、先ほどから、平成三年度というのがピークであったという話がありました。 そもそも、この公営競技施行団体が行うも...全文を見る | ||
○水戸委員 確かに、競馬、競輪、競艇、オートレース、四つの種目に関しては三つの所管庁がある。それで、それぞれ法律によって、それに付随するような振興団体に対しての交付金の率も決まっているという形で、ある意味収益金を、繰り出し金で出すのか、交付金として出すのか、さらには、このような形...全文を見る | ||
○水戸委員 大臣に最後お伺いしますけれども、先ほども若干御答弁でもございました、制度の延長を考えているということでありますものですから、五年後、十年後という、いわゆる中長期的な流れの中において公営競技がどうあるのかということですね。 もちろん、数字的な面からも、本当に、この数...全文を見る | ||
○水戸委員 まさに、地方創生、地方創生といっても、これは地方再生ですよね。再生にどれだけ公営競技というものが寄与できるかということであれば、十二分私も注意してこれからも見守っていきたいと思っていますし、全力を挙げて総務省としても取り組んでいただくことを強く要望します。 きょう...全文を見る | ||
03月10日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号 議事録を見る | ○水戸分科員 午前中最後でありますので、お疲れのところ、これが終わりましたらお昼休みになりますから、最後まで真摯な御答弁をよろしくお願いしたいと思っております。 私は、再生可能エネルギーにつきまして、特に買い取り価格制度、FIT、その制度につきまして何点かお尋ねをしたいと思っ...全文を見る |
○水戸分科員 丁重な説明、ありがとうございました。 そして、この改正をしたことによる具体的な内容を今お話しいただいたんですけれども、実際、これを改正したことによって、その効果はどういう効果を狙っているのかということを私から説明させていただくと、このいただいた資料に書いてありま...全文を見る | ||
○水戸分科員 そもそも、この仕組みの一つの基礎となっている考え方として、電力の需給のバランスを図っていくことは当然でありますけれども、再生エネルギーの受け入れを各電力会社がする、その容量の上限を決めるという話ですよね。そして、それを超えるかどうかに関しましても、今般のこういう改正...全文を見る | ||
○水戸分科員 いろいろな理屈はつくと思うんですが、そのことについてはまた後ほど、私も反論を交えてお話をさせていただきます。 あと、今回の改正とは若干違うことでありますけれども、固定価格買い取り制度を利用している電気を販売する際に、再生エネルギーによってつくられたという表示をす...全文を見る | ||
○水戸分科員 ちょっとわかりづらいんです。もう一度わかりやすくお願いします。 結局、不当に表示をするような業者があらわれるというようなことを言いたいのか、来年からもう電力の小売も自由化するということで、やはりある程度消費者がどの電気を選択していくのかというようなことに道を開い...全文を見る | ||
○水戸分科員 いずれにいたしましても、電気を購入する側にとってわかりやすくそういうものを区分けしていただいて、お示ししていただくことを強く要求したいと思っております。 先ほど若干触れました、そもそも、結局、自然エネルギーも含めて再生可能エネルギーは、今後どのような形で導入を拡...全文を見る | ||
○水戸分科員 では、もう一度確認しますが、数値的な目標、いわゆる数値もお示しになるという理解でよろしいですか。 | ||
○水戸分科員 よりわかりやすく、あくまでも実現可能なものを求めていくと思いますけれども、やはりある程度の目標ラインがなければ、何となくうやむやになってしまう部分もありますし、結果責任もなかなか問われにくくなってしまうということで、結局、いいことをやろうとしているわけでありますので...全文を見る | ||
○水戸分科員 第三者的な立場でそれをチェック、検証するということが本当にできるのかどうかについては、私もこれからのその推移を見きわめていきたいと思っております。 また、この指定電気事業者制度は、電力会社側の、胸先三寸と言ったら語弊があるかもしれませんけれども、もしかしたら恣意...全文を見る | ||
○水戸分科員 本当にチェック体制はちゃんと必要なものですから、恣意的に電力会社が必要以上に出力抑制を起こさないようなことをぜひチェックしていっていただきたいと思っております。 最後の質問になりますけれども、そもそもこのFITの制度について、どういう方向性でこれから進んでいくの...全文を見る | ||
○水戸分科員 改善の手というのは、今言ったように、価格を決める期間の設定の時期とか価格そのものを決めるときの基準の数値というものについて、もっともっと手を加える必要があるということと、やはり、安い再生可能エネルギーから導入できるような入札による制度というものもこれから志向していく...全文を見る | ||
○水戸分科員 最後は大臣にちょっとお答えいただきたいんですが、そもそも、このFITの制度、確かに法律上、接続義務というのは明記されている。義務がありながらも、さっき言ったような、こうした電力会社向けの無制限かつ無補償ということに対してもこれは導入してしまっているということで、これ...全文を見る | ||
○水戸分科員 私の質問を終わりといたします。ありがとうございました。 | ||
03月13日 | 第189回国会 衆議院 総務委員会 第6号 議事録を見る | ○水戸委員 私は、維新の党を代表して、地方税法並びに地方交付税法の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。 まず、現在の地方交付税制度そのものの継続こそが疑問であります。地方において税源や財源は偏在しているため、地方間の財政調整自体を否定するものではありません。し...全文を見る |
03月25日 | 第189回国会 衆議院 総務委員会 第10号 議事録を見る | ○水戸委員 維新の党の水戸将史でございます。 時間が限られておりますので、大きな項目を一点だけ、私の方から御質問したいと思っております。 その項目は、NHK本体とその関連団体、関連子会社、公益法人もありますが、これとの関係について何点か御質問をさせていただきたいと思ってお...全文を見る |
○水戸委員 これが来年度、平成二十七年度の予算にも積み上げ的に反映していくと思うんですけれども、来年度予算を策定するに当たって、随意契約の状況をこのまま踏襲していくのかどうか、どういう考え方で平成二十七年度の予算案ができ上がってきたんですか。 | ||
○水戸委員 今いみじくもお答えいただいたとおり、随意契約の公開、透明性につきましては、今までもかなり取り組んできた経過、改善をしてきてもらった経過がありますので、もう一度、どのような形で随意契約についての開示を、透明性を高めてきたのか、具体的に御説明ください。 | ||
○水戸委員 改善をしてきたことについては非常に評価したいと思うんですけれども、もちろんNHK本体から発注されるものでございますから、当然、その原資の大半が受信料であるということですね。 国民から頂戴するお金をどういうふうに使っているかについて、より一層透明性を高めていくための...全文を見る | ||
○水戸委員 話の角度は変わりますけれども、きのうもちょっと問題になりました、ガバナンス調査委員会の小林弁護士さんとの契約につきまして、これも随意契約である。これについてはなぜ公開できないんですか。 | ||
○水戸委員 理由になっていないんですよ。 別に、小林弁護士の人格を否定するとか能力を否定するものではなくて、結局、受信料でいただいているものに関してより一層透明性を高めていく、そのために国民に説明責任がつくんだという話ですよ。もちろん、仕事の内容は違う、次元も違うかもしれませ...全文を見る | ||
○水戸委員 非公開、公開しないということに対して、法外な報酬を得ているんじゃないかとまたよからぬ疑惑も出てきてしまうものですから、ぜひ、こういうことに関して透明性を高めるための基準をしっかりとお示しいただきたいことを強く要望していきたいと思っております。 そういう中で、先ほど...全文を見る | ||
○水戸委員 これは、既に平成十四年の段階で行政指導も受けているんですね。そして、NHKグループ内で行うこういう子会社に対しての、いろいろな形で随契もやむを得ない部分があるかもしれないけれども、そうはいうものの、業務委託契約の中におきましては、さらに競争契約を原則とした方がいいんじ...全文を見る | ||
○水戸委員 私は随意契約そのものを否定するものじゃないんですね。 では、若干角度を変えて、関連子会社、関連団体がどの程度の利益剰余金を持っているか、この観点から何点か御質問します。 資料もいただいておりますけれども、直近の関連子会社十三社の利益剰余金、トータルしてどの程度...全文を見る | ||
○水戸委員 まだ決算が済んでいないということかもしれませんけれども、私の手元にある二十六年度は、何と一千十億円。さらに上積みして剰余金がたまっている、一千億円を超えてしまっているという状況なんです。これは、首尾一貫して、リーマン・ショックのときは別でございますけれども、ずっとふえ...全文を見る | ||
○水戸委員 いろいろ言いたいことはあるでしょうけれども、時間が限られていますので。 これは結局、いろいろな努力をされているという理屈はあるでしょうけれども、残念ながら数字はうそをつきませんので、毎年毎年積み上がってきているわけですよ。 私が危惧するのは、これはきのうも御指...全文を見る | ||
○水戸委員 監督していても、数字はうそをつかないとさっきから申し上げているとおりです。では、監督不行き届きじゃないですか、こんなふうに数字が積み上がってきているんですから。 総務大臣、これは平成二十五年度の総務大臣意見として、平成二十五年度の資料を見ると、子会社等に関しては、...全文を見る | ||
○水戸委員 大臣、再度聞きますけれども、これだけたまりにたまった剰余金に関して、やはり還元をして、そして、これだけ受信料が高いという話もありますものですから、受信料に還元すべきだというのは国民の大多数の意見だなと私は思うんですよ。 だから、還元に対して努力するように総務大臣か...全文を見る | ||
○水戸委員 きのうの柿沢委員の質疑でもございましたけれども、きのう、開示する、しないの話がありました。ガバナンスの強化につきまして、報告書並びに意見書というんですか、二つのものが出されている。それを開示すべきである、いや、開示しないという話があったんです。 会長は、開示しない...全文を見る | ||
○水戸委員 今、提言書の話をしているんです。報告書は報告書で、今、そういういろいろな部分があるから開示できない部分があるということで、要旨ですね。 提言書に関しても、これは開示できないと籾井会長がおっしゃっていた中には、個人的にアドバイスをいただいたものだから、自分の個人に付...全文を見る | ||
○水戸委員 確かに、この報告書も提言書も、籾井会長殿となっていますから、籾井会長宛てに出されたものでございます。 しかし、そういう中において、きのう、委員会ではこういう、ありがたいことに両方とも資料をいただきました。報告書の方はかなり黒塗りになっていますね。いろいろなプライバ...全文を見る | ||
○水戸委員 ですから、いわゆる開示できるものはどんどん、求められたらやはりこれは開示すべきだと私は思うんですね。 何か調査をする、先ほどの随意契約もそうなんですけれども、何か物事を始める、また、いろいろな形でそれに対して進行する中において、こういうものについては開示をしようと...全文を見る | ||
○水戸委員 これで質問を終わりますけれども、つまびらかにすべきものはつまびらかにするということが、やはり国会のみならず国民のそうした要望に応えることになりますので、より一層透明性を求めて、私の質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
04月16日 | 第189回国会 衆議院 総務委員会 第11号 議事録を見る | ○水戸委員 維新の党、水戸将史でございます。 前半戦の統一地方選挙も終わりまして、これから後半戦というふうになります。 前半戦は、御案内のとおり、大阪におきましては、大阪維新の会の府議会また市議会における比較第一党という形で一定の成果をおさめたかと私たちも自負するわけであ...全文を見る |
○水戸委員 では、二重行政があることによってさまざまな行政上の問題点が生じているという御認識であるのか、もしそういう御認識であるならば、その問題点の解消に向けてどのような形でこれを解消するようなアクションを起こすことを考えていらっしゃるのか、それについてお答えください。 | ||
○水戸委員 今のお話でもございましたとおり、二重行政におけるさまざまな行政上の、もちろんコストの問題とか効率性の問題とか、いろいろな形で指摘をされているわけでございますし、それは総務省のみならず、例えば地方制度調査会とかいろいろな諮問機関におきましても、速やかに二重行政の解消を図...全文を見る | ||
○水戸委員 こういう場で、これからけんけんがくがくというか、今まで非常に折り合いがつかなかった部分に関しましても、胸襟を開いて、政令市の市長と都道府県知事が相まみえるということになると思いますけれども、いろいろな形で、恐らく方向性としては、都道府県が持っているものを政令市に渡せ、...全文を見る | ||
○水戸委員 ちょっと正確に答えてもらいたいんです。 結局、今言ったように、事務移管は、今までの流れとしては都道府県から政令市という話になってくるんですけれども、政令市から都道府県に行くことも、これはもちろん事務的には可能だということでいいですね。そういう認識でいいですか。 | ||
○水戸委員 おっしゃるとおりなんですね。 結局、そうなれば、この国会等々の論議を含めて法改正というものが、また新たな法を立法化するというような、そうした我々自身に課せられた使命も出てくるというような形だと思うんです。 そもそも、先ほど言ったように、政令指定都市と都道府県の...全文を見る | ||
○水戸委員 そこで、総務大臣の適切な勧告というものがどれだけ実効性を持つかということを、今後は、当然勧告がないように政令市と都道府県が折り合いをつければいいわけでありますけれども、いざという場合の勧告が、特に一定の、強制性は持たないけれども、やはり妥当性を持って、それに対して、客...全文を見る | ||
○水戸委員 特別自治市となると、これもさらに飛躍をしていくという話になってくるわけでありますので、これに対しては、他の都道府県、また他の都市、基礎自治体との調整も図っていく必要があるかと思います。これに関しては、もうちょっと議論を煮詰めていく、私はその必要性は十二分に認識している...全文を見る | ||
○水戸委員 総論的におっしゃれば、そのとおりなんですね。結局、なるべく身近なところで行政サービスを展開するためには、国よりも、地方自治体、地方公共団体にある程度そうした仕事をお任せした方がそれはスムーズであるということは、もう誰が見てもそういう形で意見形成できるかと思うんです。 ...全文を見る | ||
○水戸委員 政権交代し、政権がかわったといえども、先ほど局長もお話しし、大臣もお話しになったとおり、出先機関のいわゆる二重行政の解消については、誰しもが、これはそのとおりだねという形で、総論的には賛成するんですね。そのやり方とかスポットの当たり方は、もちろんそれは政権によっては若...全文を見る | ||
○水戸委員 今、これからの取り組みについても、大臣みずからの御見解をいただきました。 確かに、これは石破大臣も昨年の十一月の参議院本会議におきましても、国の出先機関の地方移管等については、有識者会議、これはいわゆる地方分権改革有識者会議において検討を行う可能性も含め、そういう...全文を見る | ||
○水戸委員 地方分権改革等々で、基礎自治体にもっと権限を移譲していこう、力をつけてもらおうというふうになるわけですね。そして、広域的な処理は都道府県が担ってもらおうというふうになるわけであります。 昨今、やはり、そういう中で、都道府県を超えて、県域をまたいで、環境規制とか交通...全文を見る | ||
○水戸委員 確かに、今申し上げましたとおり、都道府県の存在そのものについて、基礎自治体が非常に力を持ってくる、ましてや、県域を超えた、都道府県をまたいだような行政ニーズがふえてくるという形で、都道府県単位にとどまらず、そうした広域行政の必要性がもっと問われていくのではないかと思い...全文を見る | ||
○水戸委員 物を設置すれば全て済むという話じゃないんです。いかにこれが浸透するような働きかけをしていくかということなんですね。担当大臣をつくればいいという話じゃないわけであります。 確かに、さはさりながらも、一応アクションだけは起こしてきた経過があります。道州制ビジョンを策定...全文を見る | ||
○水戸委員 確かに、若干所管が違うといえばそれまでになってしまいますけれども、もちろん、基本的には総務省が主導的にやっていく必要性のある話でございますので、ぜひその取り組みはもっとスピードアップをしてもらいたいなと私としては思っております。 そして、今大臣まさしくおっしゃった...全文を見る | ||
○水戸委員 最後にもう一度大臣に御答弁をいただきたいんですけれども、与党だけの議論とか国会の議論に任せるだけではなくて、やはりある程度政府としても、今までの経過があるものですから、第一次安倍内閣が見せたその意気込み、そして今、第二次、第三次の安倍内閣にそうしたエッセンスを引き継ご...全文を見る | ||
○水戸委員 以上で私の質問とします。 ありがとうございました。 | ||
05月20日 | 第189回国会 衆議院 内閣委員会 第7号 議事録を見る | ○水戸委員 維新の党の水戸将史でございます。定足に足りたものですから、私の方から。 限られた時間でございますけれども、私も、実は総務委員会に所属をしておりまして、総務省も、これから各自治体の行政運営に関しましてもマイナンバーというのは業務上密接な関係を持ってきますものですから...全文を見る |
○水戸委員 スタートして三年間、その中でいろいろと、国民の理解を得ながら、民間利用にもこれを拡大していくんだというような、そのようなニュアンスかと思われます。 現段階におきましても、民間金融機関に対してこのマイナンバーの登録を、ある程度、任意ではありますけれども、周知をすると...全文を見る | ||
○水戸委員 今、若干副大臣もお示しをしていただいたんですけれども、いわゆる成り済まし、その当人と偽って、成り済まして、その当人に成りかわる。そのセキュリティー対策として、例えば個人番号カードに対する写真掲載とか、いわゆるICチップの搭載とかいう形で、成り済ましをさせないように、本...全文を見る | ||
○水戸委員 成り済まし、これは本当に、諸外国の事例は枚挙にいとまがありませんものですから、万全な対策はもう当然政府も考えているでしょうけれども、それに対する不安感は拭うことはできないと思うんですね。 もっと私が懸念をするというか不安なのが、やはり、国民の方々にどれだけこのよう...全文を見る | ||
○水戸委員 周知徹底を図る図るといって、情報を提供するこちら側は一生懸命頑張るというのは、それはもう多としたいと思うんですけれども、やはり受け取る国民がなかなかうまくすんなりとこの制度についての利用方法、利用価値をわかってくれないという、確かにもどかしさがあると思うんですね。本当...全文を見る | ||
○水戸委員 審議官でいいので、ちょっと具体的に聞きたいんです。 例えば、今副大臣からお話ありましたとおり、安全管理措置、そういう業務上の、中小零細企業者がやらなきゃいけない取り扱いがあるんですけれども、実際に適正に安全管理措置が行われていることに関して確認をしなきゃいけない。...全文を見る | ||
○水戸委員 個人情報保護委員会ですか、いわゆる第三者的な機関として、安全管理がされているかどうかのガイドラインをつくりながら、一応それをチェックするというようになるんでしょうね、これは。 しかし、今言ったように、まちまちな対応をするような危険性は、危険性というか、中小零細企業...全文を見る | ||
○水戸委員 いまいちちょっとわかりづらいというか、具体性が非常に見えてこないような、そういう御答弁であります。 もうちょっと具体的に、中小企業の立場に立った上で、もちろん、最初からこんなのはやらないよなんという事業者はいないと思いますけれども、事業者に対してはいろいろな、人的...全文を見る | ||
○水戸委員 そして、質問はもう一つありまして、結局、そうなった場合、仮に目的外使用が発覚した場合、もちろんその前にチェックする対応も必要なんですけれども、これに対してどのような措置を講じるおつもりかということについてお答えください。 | ||
○水戸委員 基本的には罰則規定はないんですか。 | ||
○水戸委員 二段階方式で、最初は勧告、指導する、それに背いた場合は処罰の対象にする、そういうような認識でよろしいかと思います。 いろいろな諸外国の事例、例えば韓国もありましたし、アメリカもそうなんですけれども、こうした個人の口座に関する付番がハッキングによって大量流出したとい...全文を見る | ||
○水戸委員 本当にいろいろな意味で、不安感ばかり増幅してもしようがないとは思っているんですけれども、最善の注意と迅速な対応はやはり求めてしかるべきかと思っております。 実際、このセキュリティー対策なんですけれども、今大臣おっしゃったように、いろいろな形で銀行にも今までのノウハ...全文を見る | ||
○水戸委員 では、自分のことは自分で、各銀行が、金融機関が負担をしなさいよということでよろしいですか。もう一回。 | ||
○水戸委員 金融機関に関する費用の負担は一〇〇%金融機関がやりなさいよというお話で、自己責任でやりなさいよという話で、今確認をさせていただきました。 実際、金融機関から個人の顧客の、我々自身の情報が、例えば税務署から問い合わせがある、そういった場合、これを伝えると。これだけの...全文を見る | ||
○水戸委員 もう時間になりました。もっと言いたいところはあるんですけれども、もちろんこれは警察の調査とかもいろいろあるんですね。大臣、いろいろなケースがありますから、マル査の話もしましたけれども、やはり個人の知る権利というのは当然ありますものですから、当局がやましいことをしなきゃ...全文を見る | ||
05月28日 | 第189回国会 衆議院 総務委員会 第17号 議事録を見る | ○水戸委員 維新の党の水戸将史でございます。 修正案につきまして、我が党からも提案をさせていただいています。先ほど、提案者の吉村委員からも趣旨説明がございました。 せっかく趣旨説明もいただいたものですから、もっと深掘りして、今の現状はどうであるのか、その問題点はどこである...全文を見る |
○水戸委員 今提案者からもお答えがありましたとおり、確かに今までも、いろいろな審議会等々も通じまして、いろいろなケースもございまして、信書の定義がはっきりわかりにくいということが多くの関係者からも寄せられているわけであります。 実際、どのような文書が信書に該当するのか、一般利...全文を見る | ||
○水戸委員 今の御答弁でも、総務省のガイドライン、信書に該当する文書に関する指針というのがもう既に出されているんですけれども、この総務省のガイドラインがあるので、どのような文書が信書に該当するか否かについて一般の利用者も十分に判断することができるということも考えられるんですけれど...全文を見る | ||
○水戸委員 よくわかりました。信書の定義そのものがという話もありますし、ガイドラインがあるけれども、やはり一般利用客にとっては、これに対しての理解、認識はなかなか深まらないということになっていますね。 本論に入ります。 そういう状況下にあって、我が党からはこういう修正案を...全文を見る | ||
○水戸委員 今の提案の趣旨というのは、送達する業者はともかくといたしましても、委託する側にある一般の利用者に対して罰則をすることは行き過ぎである、そういうような状況下の中においてこの修正案を出されたということでございます。 いわゆる罰則規定がある。第四条第四項にこれは明記され...全文を見る | ||
○水戸委員 我が国内においても罰則の事例というのは本当に一件のみということで、半世紀以上もこのような罰則は適用されていないということですね。ですから、そもそもその罰則規定があること自体が必要性は乏しいというようなお話でありました。 では、実際、諸外国に目を向けていくと、一般利...全文を見る | ||
○水戸委員 諸外国におきましても、お客さんまで、一般の利用者までに罰則を適用するケースはほとんど見られないということで御回答いただきました。 では、実際、今度は視点を変えて、我が国の国内法において、郵便以外の他の事業やサービスを展開する上において、一般利用者までに罰則が適用さ...全文を見る | ||
○水戸委員 全体的、網羅的に調べたわけではない、一つそういうお話もありましたけれども、今、現行国内法において、郵便事業以外、郵便サービス以外のサービスを展開する上において、一般利用者まで罰則が適用されるものはほとんど見当たらないものですからということで、そのような全体を見渡した場...全文を見る | ||
○水戸委員 維新の党の修正案につきまして、今深掘りした形で提案者の吉村委員からお話をいただきました。提案者はもうこれで御退席ください。 こういうことを一つの題材とさせていただいて、総務省等々大臣の御見解を求めていきたいと思うんですけれども、今、提案者の吉村委員からもお話があり...全文を見る | ||
○水戸委員 確かに、総務省も、いろいろな努力、いろいろな取り組みをされていることは私も承知をしています。 先ほど吉村委員からもお話ありましたとおり、信書に該当する文書に関する指針、いわゆるガイドラインというものを作成して、そしていろいろな形でお答えをするんですけれども、しかし...全文を見る | ||
○水戸委員 その気持ちは、その姿勢は多としたいと思います。 しかし、定義が、今言ったように、同じ文書でも、履歴書も送った場合と返される場合について信書に該当するかしないかということについての曖昧さはどうしても否定できないものであります。 ですから、見直しも含めてなんですけ...全文を見る | ||
○水戸委員 これから絶対的に、今の内容基準また外形基準、いろいろな見方があるわけでありますけれども、一般利用客にとってどうあるべきかという話になりますものですから、わかりやすさをもって、合理的なサービスの展開等々も含めて、ぜひ外形基準についても広く視野に入れてこれからのこの業務の...全文を見る | ||
○水戸委員 郵便事業じゃないですけれども、国内の電気通信事業、これは昭和六十年までは旧電電公社が独占体制でやっておりました。その後、昭和六十年以降今に至るまで、段階的に規制緩和が進みまして、そして、それによっての新規参入もどんどん進みました。そういうことが、一定の独占体制から、い...全文を見る | ||
○水戸委員 御説明ありがとうございました。 そのとおりなんですね。この二十八年間、昭和六十年以降、民営化に道を開いたことによって、そして、全体の電気通信需要が四倍に拡大して、なおかつ、いわゆる旧電電公社、NTTの売り上げも二倍にもふえているという形で、マーケットとともに、旧電...全文を見る | ||
○水戸委員 確かに、日本郵便株式会社も頑張っていますよ。非常にいろいろないい刺激を受けて、今までの殻に閉じこもっているのではなくて、みずから海外展開もしていこう、合併もしていこうという形で、本当に一民間企業としてそしてまた発展をしていくんだという意気込みは、私は非常に評価してもい...全文を見る | ||
○水戸委員 やはり、この議論の本丸は、何といってもユニバーサルサービスをどう取り扱っていくかという話に尽きると思うんですね。 先ほども若干触れましたけれども、例えば国内電気通信事業に関しては、お客さんに対して、均一料金、低価格等々を含めて、やはりどこでも使い勝手のいいようなサ...全文を見る | ||
○水戸委員 まさに、国内電気通信事業におきましては、各民間企業が、そこに参入した民間企業が費用負担をしながら、例えば全国どこでも固定電話とか、公衆電話は今かなり少なくなりましたけれども、利用できるような形で、資金を拠出して基金をつくりながら、そこから運用している。ユニバーサルサー...全文を見る | ||
○水戸委員 先ほども答弁の中にありました、この夏までにユニバーサルサービスのあり方については検討し、一定の見解を出す。諮問に対してどのような回答が返ってくるのか私も楽しみにしておりますし、ぜひ、ユニバーサルサービスを確保する手法というものをもっと多角的な面で検討し、またさらに前向...全文を見る | ||
○水戸委員 最後に大臣の御見解、御見識を問いたいんですけれども、やはり、先ほど言ったように、事業者に対して、自分たちは利益という形で還元されるわけでありますので、そういうものに対して、もちろん無許可はもってのほかでありますけれども、委託されてそれを送達した場合に、事業者がこれを過...全文を見る | ||
○水戸委員 時間が参りました。これで質問を終わります。 どうもありがとうございました。 | ||
06月08日 | 第189回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号 議事録を見る | ○水戸委員 維新の党の水戸将史でございます。 松浪議員に引き続きまして、我が党からいろいろな質問をしたいんですが、時間が限られておりますので、今回は特に不正受給についてのお話をしていきたいと思います。 不正受給、補助金とか、昨今の問題になっているような生活保護の問題、また...全文を見る |
○水戸委員 時間がないので私から言いますけれども、現況届でも確認できないものが不正受給されるということは当局もよく御存じのとおりだと思うんですね。 あの手この手で日本年金機構も、本人確認、死亡をしているかどうかに関して確認すべく取り組みをしたことは私は多としたいと思うんですね...全文を見る | ||
○水戸委員 後ほど資料でいただきたいと思います。 それで、今言ったように、ちょっと違うんですね。まず、平成二十二年から二十四年は、後期高齢者を対象にしての、一年間これを利用しているかどうかの実績を調べる。それを経た上で、平成二十六年、二十七年、去年からですか、二カ年かけて、そ...全文を見る | ||
○水戸委員 その定期的というのを具体的に答えてください。 | ||
○水戸委員 今はもう二十七年で、終わるわけでありますので、二十八年以降、ぜひ、これを実施しなければ、この不正受給の話というのはただ一過性の話じゃありませんものですから、しっかりと取り組んでいきたいということを強く要望しておきます。 そういう中で、現況届で、返ってくればいいんで...全文を見る | ||
○水戸委員 そもそも、死亡届を提出するということが本筋であるんですけれども、なかなかそれが日本年金機構も確認をできないというんですが、年金の関係法令上、死亡届を提出しない場合、どのような罰則が科されるんでしょうか。 | ||
○水戸委員 これはちょっと質問通告しておりませんでした。また後ほど調べてお答えいただきたいと思っております。 結局、日本年金機構も、情報の流出の話はまた後にしますけれども、一生懸命やっている部分は多としたいと思うんですよ。しかし、確かに、日本年金機構の取り組みでも限界があるこ...全文を見る | ||
○水戸委員 九九%が、一応、地道な作業を通じて日本年金機構が、生存しているんじゃないかという形で、突き合わせをしながら確認をしているということなんですけれども、例えば、そもそも住民票コードが、把握をしている部分と、先ほど申し上げた、把握ができていない部分がある。一%、残りの一%に...全文を見る | ||
○水戸委員 そもそも制度として、あなた方は、運用として、現況確認をする、返ってこない場合は支給を停止しているわけですよ。だから、返ってきた場合においても、住民票コードが載っていなければ、申しわけないけれども支給は停止させてもらいますよと。簡単じゃないですか。どうですか。 | ||
○水戸委員 やはり、しっかり、一生懸命やっているんですから、その精度を高めるために、ある程度、未来永劫これを停止するというわけじゃなくて、一時期的でもそういう形で周知を図っていった方が、せっかく現況届を、相手に確認をして、相手から返ってくるわけでありますので、その返ってきたものの...全文を見る | ||
○水戸委員 マイナンバーというもののよさを非常に今までも政府としては喧伝されておりますものですから、ぜひこれに関しまして、その精度を高めながら、この不正受給の課題、いわゆる本人確認ですね、死亡しているかどうかに関しましてのそうした確認が隅々まで行き渡るようにしていただきたいと思っ...全文を見る | ||
○水戸委員 マイナンバーというもののよさをさらに推進するためにおいて、こういうことの具体的な手続に関してしっかりと相手にお伝えをして、相手もそれを守っていただくということを含めて、やはり、何より不正受給の防止という観点からですよ、あくまでも、このマイナンバーを利活用することを強く...全文を見る | ||
○水戸委員 ぜひ、犯罪行為であることは間違いありませんものですから、そういうことを含めて、やはり、しっかりとした罰則の適用、もちろん温情もあってもいいんですけれども、一定のそうした縛りと賞罰ということを含めて科していく必要があるんじゃないかということを強く要望していきたいと思って...全文を見る | ||
○水戸委員 確かに不測の事態であることは、これは紛れもない事実でありまして、相手が悪意を持って不正アクセスする相手ですから、それに対してしっかりと対応、対策を考えていくことは当然ですよね。そういう危機管理意識というものに対しての備えというか心構えということが、僕は非常に欠如してい...全文を見る | ||
○水戸委員 これはベネッセの話とは若干次元が違うかもしれませんが、あのときも、外部からの、社員でない人間があそこに侵入して、データを抜き出して、また漏えいをさせたという、そうした行いに及んだわけであります。 そもそも、情報というものは、釈迦に説法でありますけれども、業務の内容...全文を見る | ||
○水戸委員 もう時間が来てしまいました。最後の質問になりますが、では、大臣、事後の対応策になってしまいますけれども、これは本人成り済ましの事件は起こらないよということを何か言っているみたいでありますが、しかし、そういうことは絶対に起こらないとは言えませんよね。 そういうことを...全文を見る | ||
○水戸委員 時間が来ました。私の質問を終わります。 どうもありがとうございました。 | ||
07月13日 | 第189回国会 衆議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第20号 議事録を見る | ○水戸委員 維新の党の水戸将史でございます。お疲れさまです。 今回、持ち時間も三十分でございますので、一点だけ、我が党と民主党さんがタイアップして提案させていただいた領域警備法につきましての質問を中心として、防衛大臣を中心として問いただしていきたいと思っています。 まず冒...全文を見る |
○水戸委員 形式的な答弁よりも、安倍総理も好ましいスタイルだという形を何かのぶら下がりの記者会見でも言っておりましたけれども、率直に中身的にはどう評価されていますか。 | ||
○水戸委員 そうなんですよ。今防衛大臣がおっしゃったように、自民党さんみずからも、野党時代からもずっとこの問題に関しましては見識を高めておりまして、まさに自民党さんがやりたいことを体現したような法案ではないかと我々は自負しているんです。 昨年も、五月二十七日に総理が示された十...全文を見る | ||
○水戸委員 余りよくわからない言い回しなんですが。そもそも、グレーゾーンに対する防衛大臣、総理もそうかもしれませんけれども、その認識が非常に甘いのではないか、私は残念ながらそう思っているんですね。 そもそもこのグレーゾーンをどう認識されているかということが第一点と、続けて聞き...全文を見る | ||
○水戸委員 安全保障環境が変化をしている、これは認識されていますよね。ですから、やはり法制化が必要なんだと。まさにグレーゾーンも、先ほどいみじくも大臣がおっしゃったとおり、日本近隣を取り巻く、はっきり言えば中国や北朝鮮です、そういうところがいろいろな形で不穏な動きを醸し出してきて...全文を見る | ||
○水戸委員 よく総理も、防衛大臣も今言われたとおり、いわゆる軍対軍の対応にエスカレートするんじゃないかということに対して、非常にそれを懸念しているんですね。取ってつけたような不安材料を持ち出して、これに対しては法制化すべきでないという否定的な見解を述べられているんです。 そう...全文を見る | ||
○水戸委員 ちゃんと手続は踏む必要がある、全閣僚に対して一定の確認をする、一定の合意をとるというんですけれども、結局、確認がとれなかった場合は事後報告ですよね。事後で対応を決めるという話になっていますけれども、それは事実ですね。 | ||
○水戸委員 結局、今、前提として閣議決定も閣議の合意を必要としながら、連絡がとれない場合は事後でいいと。どこまでが連絡がとれて、どこまでが連絡がとれないかという、その曖昧さも非常に残っているわけですね、今回のこの手続に関しましては。 これに対して、結局、では、どの程度まで閣議...全文を見る | ||
○水戸委員 例えば、いろいろなことが想定されると思うんですけれども、海上保安庁の巡視船が外国軍艦から、仮に敵国から、敵の軍艦から攻撃を受けようとするとき、それでまた乗組員が犠牲になることもある。それが明白な場合であったといたしましても、海上警備行動が発令される前であれば自衛官はそ...全文を見る | ||
○水戸委員 その体制が構築できないと思っているから言っているんです。結局、手続、手続とおっしゃるけれども、では仮に何かグレーゾーン事態が生じた場合、非常に急迫な危険が我が国にも及んでくるというような状況があった場合、海上警備行動を発令する、その前の段階の話、手続の話を今しているん...全文を見る | ||
○水戸委員 仮に、先ほど言った十五事例の一とか二の事態が発生した場合、グレーゾーン事態が発生した場合に、どういうレベルの安全保障会議を開くんですか。 | ||
○水戸委員 安全保障会議の性格にもよるんですね。いろいろな会議の構成メンバーがあるんですけれども、今言ったように、十五事例を出したが、グレーゾーン、あの一と二、ああいう場合はどのレベルの安全保障会議を開くんですか。 | ||
○水戸委員 結局は、安全保障会議の性格をよく防衛大臣は御存じないですよね。事務方が答弁しても構わないんだけれども、こういうグレーゾーン事態が生じた場合に招集される安全保障会議は九大臣なんですよ。 外務大臣に質問しますが、それは外務大臣は認識されていますか。 | ||
○水戸委員 結局、防衛大臣が言っていることと認識が違うんですよ。九大臣が出席しなきゃいけないというのは、明快に国家安全保障会議設置法には書いてあるんですね。こういうグレーゾーン事態、よく覚えておいてくださいよ。防衛大臣、勉強してください。こういうことなんです。こういう事態におきま...全文を見る | ||
○水戸委員 僕が言っているのは、実質的な話をしているんですね。 結局、電話閣議という形で、電話で持ち回りで聞いて確認するならいいんです。しかし、国家安全保障会議の場合は審議を行わなきゃいけないんですよ。電話で審議を行うというのはどういうような状況を言っているのかという話をして...全文を見る | ||
○水戸委員 絶対、実質的なものができるわけないんですよ。 結局、僕が言いたいのは、こうやっていわゆる運用変更をしているわけであります。電話会議で閣僚会議を開くとか、国家安全保障会議、九人の大臣が、テレビ電話でやるのかどうかわかりませんけれども、電話で審議をするなんというのは現...全文を見る | ||
○水戸委員 防衛大臣、よくお聞きとめいただきたいと思うんです。 では、今、丸山答弁者の方からお話がありましたとおり、小笠原諸島近海で、この論議はいろいろとこの委員会でもされたと思いますけれども、昨年の十一月以降、いろいろな形で報道もされておりましたけれども、今回の中国船籍の密...全文を見る | ||
○水戸委員 防衛大臣は先ほど、海上自衛隊を派遣する必要性はなかった、不必要だったという話をされたんですけれども、いろいろな批判はありまして、やはり海上警備行動を発令して自衛隊の支援を仰ぐべきであった、そうした意見もありました。では、自衛隊を派遣しなくても被害というのはある意味最小...全文を見る | ||
○水戸委員 被害を受けるのはやはり島民であり、漁民であるわけですね。それに対してやはり国としてしっかりとした形で、相手をはねつける、はね返すというような、ある程度のこちらの力というものを相手に見せないといけないというのはあるんです。 我々維新は、維新・民主党案といたしましては...全文を見る | ||
○水戸委員 だから、防衛大臣、我々維新の提案というものは非常にシームレスに機動的に対応できるという形で提案しているんですよ。これについてどう思いますか。もう一回、率直な意見を。 | ||
○水戸委員 結局、我々維新は法整備の必要性を論じているんですけれども、この法整備をすることによって緊急の事態に備えて、自衛隊が出動することを目に見える形で国際社会に示すことによって、それこそやはり他国の自制を促す、いわゆる抑止力を高めることになるわけですね。 最後、もう最後の...全文を見る | ||
○水戸委員 終わりました。どうもありがとうございました。 |