峰崎直樹

みねざきなおき



当選回数回

峰崎直樹の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第126回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
議事録を見る
○峰崎直樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合の科学技術委員の峰崎でございます。昨年当選したばかりでございますので、どうかこれからよろしくお願い申し上げたいと思います。  さて、先日行われました中島科学技術庁長官の所信表明演説に対しまして質問をさせていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○峰崎直樹君 さて、平成四年度の科学技術白書を読ませていただいたわけでございますが、昭和五十九年度の科学技術会議が出されました第十一号答申、これに基づいて平成二年度目標、対GNP三%目標、これは自然科学の分野だけだというふうに思いますが、この研究費予算について対GNP三%目標を達...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、この予算の科学研究費、科学技術関係の基礎的な研究費の問題についてもう少しお伺いをしてみたいと思うんです。  昨年四月に閣議決定されました科学技術大綱に基づいて我が国の科学技術政策が進められていると思うんでありますけれども、その中で人材の養成確保、これは主...全文を見る
○峰崎直樹君 今財政の問題が出まして、文部省の方からも努力をしているということですが、もともと低いところで、これを何年という計画がないと、その数字の根拠といいますか、やっぱり伸ばしているなというのはなかなか難しいんですけれども。  ちょっと私視点を変えて、財政の問題がありました...全文を見る
○峰崎直樹君 ちなみに、わかればでよろしいんですけれども、国立大学の、自然科学系統だけでも構いませんが、古い施設、設備、これを今一挙に直そうというふうになさった場合にはこれはどの程度の金額が必要とされるのか。そういう見積もりなどはとられたことはないのかどうなのか、ちょっと念のため...全文を見る
○峰崎直樹君 この点、本当に自然科学にせよ、もっと言えば社会科学もそうなんでしょうけれども、大学等試験研究機関におられる方々の御意向を十分踏まえて調査をしていただきたいと思います。  そして、私は何よりもこの基礎研究の問題は、日米経済摩擦あるいは世界の中で今日本が果たすべき役割...全文を見る
○峰崎直樹君 まだ本当に半年足らずですから数字が上がってきていないという言葉を信じたいわけですが、しかし本当にそのように国立の試験研究機関やあるいは大学、この制度が本当に魅力あるものになっているような実態にあるのかどうなのか、あるいはそういうようなレベルに試験研究環境などがあるの...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもちょっと質問の趣旨が私の方もはっきりしなかったのかなと思います。  研究交流法で各省庁の試験研究機関の中に防衛庁の研究機関一から五まで入っている。それも含めて民間との研究交流だとかあるいは国際的な研究交流ということになると、日本国の平和憲法の精神といいますか...全文を見る
○峰崎直樹君 時間の関係がありますので先に飛びますが、くれぐれも日本国憲法の精神にのっとって、平和的利用という附帯決議もございますが、その点についてのきちんとした把握をお願い申し上げたいというふうに思うわけでございます。  さて、地震の問題について少しお聞きしたいというふうに思...全文を見る
○峰崎直樹君 もう予定の時刻は完全にオーバーしてしまいましたので終わりたいと思うんですが、私ども、北海道大学の先生方ともこの地震予知体制の問題で、この釧路沖地震に際してお聞きしたことがあるわけでございますが、前々からこの北海道の地域において、こう地下に掘って、そしてケーブルで地震...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
議事録を見る
○峰崎直樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合の峰崎でございます。二月の二十六日、前回、大臣の所信表明に対して一定程度の私の意見をお伺いしたところでございますが、なおその関連において、また最近の状況などについても改めて大臣の御見解をお聞かせ願いたいというふうに思います。  まず最...全文を見る
○峰崎直樹君 そういう観点で、大変小さな話といいますか、数字の確認をちょっとさせていただきたいなと思っているわけです。きょう手元に配付されました参議院予算委員会要求資料、科学技術庁の中の一番最後でございますが、「基礎研究、応用研究、開発研究別の研究費、伸び率、構成比」、そして「対...全文を見る
○峰崎直樹君 IMFレートあるいはOECDの、恐らくパリティーだと思うんですが、どちらが正鵠を得るかというような議論をここでするのもちょっと時間がありませんから、私はどちらかといえばパリティーの方が実勢を反映するんじゃないだろうかというふうに直観的には思うんですが、またこれは別の...全文を見る
○峰崎直樹君 実はこの問題、クリントンの新しい政権が誕生して、科学技術政策について、たしかこれは二月二十三日付の新聞で見ただけでございますから、この点わかれば教えていただきたいんですが、「アメリカ経済成長のための技術政策」という報告をクリントンが出しているわけです。  その中で...全文を見る
○峰崎直樹君 また、アメリカの動向はわかり次第、私たちも勉強して、そして大いに学ぶべきものは学んでいかなきゃいけないな、こういうふうに思っています。  原子力の話を少しお聞きしたいと思うんですが、実は商工委員会にかかっています省エネルギー法案との絡みで私自身も注目をしているわけ...全文を見る
○峰崎直樹君 ここで原子力の論争をするというつもりは全くないのでございますが、今ずっと私が述べてきたことを総合してみると、日本にとって今のこの時代というのは本当に大変貴重な時代だと。そして、そのセンター・オブ・エクセレンスというものを形成していくためにも、基礎研究というものを重視...全文を見る
○峰崎直樹君 金額八千万という大変大きな金だと思いますけれども、これは幌延一カ所だけに今年度補助金として交付をされるということですか。
○峰崎直樹君 この金額を見るとどうも一カ町村ではないような印象も受けるわけでございますが、この北海道の幌延町以外の近隣町村もこの誘致には反対をしておりますし、御存じのように地元の北海道知事を先頭としてこの誘致には反対をしているということでございます。そのことを申し上げて、この動き...全文を見る
○峰崎直樹君 最後になりますが、ちょっとこれは教えていただきたいなと思うんです。  大変驚いたのは、南アフリカで原子爆弾を製造していたという問題がございます。これは全く事前に連絡をしていないで質問をさせていただくわけでございますが、一体どのような状況であったのか、わかっている限...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。  終わります。
03月26日第126回国会 参議院 商工委員会 第3号
議事録を見る
○峰崎直樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合の峰崎委員でございます。船田長官とは初めてでございますので、今後ともどうかよろしくお願いを申し上げたいと思います。  最初に、実は日本経済の現局面の問題についてでございます。  先日、日本商工会議所の総会で宮澤総理が、何だかほのかに...全文を見る
○峰崎直樹君 今の御指摘を受けて私つくづく痛感することがあるんですが、それは宮澤総理がその発言をされたときに、まだ底は言えないんじゃないかなと思っていたけれども、我々がきょうそういうデータを見ると、ああそういえばこういうことになっているのかなということを私自身も実は感ずるわけです...全文を見る
○峰崎直樹君 私も物価レポートというのはよく前に読んだことがございますけれども、基本的にはIMFのレートが国際間で為替取引その他に使われるわけですから、それが基本だということは私も思いますけれども、できる限りこれからもそういうふうに、国民から見て利用者から見てわかりやすくつくって...全文を見る
○峰崎直樹君 実は通産省の関係する研究所でしょうか、国際価格構造研究所というのがあるやに聞いているんですけれども、ここで今から何年か前に内外価格差の要因分析というのがされているようです。その中で非常に目につくのが政府規制、これがかなり目についていますし、さらに土地コストの問題とい...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、非常に今おっしゃられたこと一つ一つとって私はもっともだと思うんですが、きょうは本当は日銀の方もお見えになっていただいたらよかったと思うんですが、今から考えてみますと、やはり財政と金融と二つあったときに金融にばかり余りにもウエートをかけ過ぎていたのではないか。そ...全文を見る
○峰崎直樹君 多分大蔵省の立場からするとそうではないかなというふうに思っておりました。これはちょっとまだクリントンの経済政策を十分私自身もよく理解しているわけではないんですが、またこれからも注意深く見ていかなければいけない課題だというふうに思うんですけれども、アメリカの場合、今お...全文を見る
○峰崎直樹君 また、ちょっと別の観点に絞ってお話を聞きたいと思います。  経済企画庁長官に再びお聞きしたいわけでございますが、ことしの貿易収支の黒字は一千三百億ドルを超すという大変な金額になる、GNP比二%を確実に超しているだろうというふうに思うわけです。こういう高い水準や高い...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、今おっしゃられた中で、実は一番黒字基調になっていく大きな原因というのはやはり貯蓄が非常に日本の場合高いんです。個人それから民間、政府それぞれ貯蓄の数字が出てくるわけですが、そうなってくると、いつまでこの貯蓄をする傾向というのは続くんだろうかといった場合に、私は...全文を見る
○峰崎直樹君 クリントンさんとゴアさんの公約であるプッティング・ピープル・ファーストという何か文章がありますが、そこの中に、スーパー三〇一条は外国市場を開放するのに役立った、我が国の競争相手の国々は我々が不公正な貿易慣行を許さないのだということを知る必要がある、貿易についての空疎...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
03月29日第126回国会 参議院 商工委員会 第4号
議事録を見る
○峰崎直樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合の峰崎委員でございます。森通産大臣とは初めての委員会の場でございます。今後とも、新米でございますので、どうかよろしくお願いいたしたいと思います。  私ども同僚の谷畑委員の質問に対しまして、アメリカへ行ってこられまして、日本が先輩国だ、...全文を見る
○峰崎直樹君 日本で最初に原子力発電が行われましてほぼ二十年か三十年とかと言われておるんですが、これについてそろそろ寿命の尽きたといいますか、そういう原発は二〇〇〇年までにどのぐらいあるんですか。
○峰崎直樹君 しかし、いずれにしても二〇一〇年になりますとそろそろ廃炉が出てくる。そうするとその後には、じゃ同じ敷地の中に原発をつくるということを考えておられるんでしょうか。この点はいかがですか。
○峰崎直樹君 どうも私は、二〇一〇年、こういう将来の先のことでございますけれども、これからの技術開発あるいは廃棄物の問題等なかなか厳しいんじゃないかなと。  実はきょう、これは所管は通産省ではございませんけれども、総理府の「原子力に関する世論調査」というのが一九九〇年九月に実施...全文を見る
○峰崎直樹君 一つ一つ挙げていくとちょっと時間なくなるんで、何がおまえ言いたいんだというところに早く持っていかなきゃいけないなと思っているんですが。  今原子力の問題も、非常に厳しいけれどもこれからも頑張る。今水力の問題も、なかなか過去の趨勢からいくとこれから伸ばすの大変だなと...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間が大分なくなりました。  ロシアの安定というのは、恐らく世界の平和にとって、あるいは世界の経済にとっても、日本のこれからの帰趨にとっても大変大きいことだと思いますので、ぜひともこの点における御支援策の強化もお願いをしておきたいというふうに思うわけであります...全文を見る
○峰崎直樹君 いろいろ聞いてみたいわけでございますが、部門別に一つ一つ聞く中で特に運輸部門についてちょっとお聞きしてみたいと思います。  エネルギーの原単位のお話をなさいましたけれども、省エネルギーの実績を見たときに、例えば自動車の燃費の問題も含めてやはり運輸部門の成績がいまい...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっとここで、省エネという観点で妥当かどうかわからないんですけれども、きょうは運輸省の方にもちょっと来ていただいているわけでございますけれどもお聞きしてみたいんですが、かって大深度地下利用ということがうたわれたことがございますね。一九八八年ごろじゃなかったかと思う...全文を見る
○峰崎直樹君 その話をちょっと私がしましたのは、今申し上げましたように大都市、特に東京だとか関東近辺において今大変交通、通勤地獄でございますし、私も時々利用させていただく高速道路に至っては、これは高速道路じゃなくて、何か渋滞をしていると巨大な駐車場になっているん じゃないのかと...全文を見る
○峰崎直樹君 事前に十分な通告をしてないで大変恐縮だったんですが、しかし今のお話を聞いてみますと、どうもこれは運輸省だけでなくて建設省にも絡んだり、あるいは通産省に関係するのかどうかわかりませんが、そういう省庁間の中はまだ意思統一ができていないからそういうものが進んでいないんじゃ...全文を見る
○峰崎直樹君 ぜひともそういうものは本当に必要なものというか、二十一世紀を前にして今やはりやるべき時期だというふうに思いますので、解決をする必要があるんじゃないかと思うんですが、もう一点ちょっと関連してお聞きしてみたいと思うんです。  これは財源の問題なんですけれども、道路財源...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもありがとうございました。  実は、もう残された時間五分しかございませんので、ちょっとまた飛んでしまいますけれども、サマータイムの問題についてお伺いしたいと思います。  サマータイム制度の導入について、これは審議会等では検討して議論すべきだということになって...全文を見る
○峰崎直樹君 世界のサマータイム制度を導入している中で、アメリカとカナダとオーストラリアは、実は州によっては導入しているところと導入しでないところがある。そういうところで例えば交通機関なんかは、時間飛んだときに一時間遅いところと本当にうまくいっているのかな。サマータイム制度を導入...全文を見る
○峰崎直樹君 と申しますのは、どうもこのサマータイム制度というのは高い緯度のところが非常に有効だというふうに、私も北海道に住んでいまして、朝早く明けるんですね。夏場ですとゴルフなんか三時半ぐらいからできるということで、夜中の七時過ぎまで四ラウンド回ったという、これは女性の方でいら...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。
04月15日第126回国会 参議院 商工委員会 第6号
議事録を見る
○峰崎直樹君 おはようございます。  まず最初に、森通産大臣にお尋ねを申し上げたいと思うんです。アメリカにも先日訪問されてまいりましたし、衆議院の段階における論議でも大臣の国際的な対応に対する姿勢についてもお伺いしたわけでございますが、今日の世界の中で日本は、アメリカがどのよう...全文を見る
○峰崎直樹君 アメリカの知的所有権戦略というのは、レーガンの時代にアンチパテントからプロパテントヘと転換をしたというその流れの延長線上で、昨年九月の段階で先発明主義から先願主義への転換なども合意をされかかったやに聞いていたわけでございます。先ほど大臣がおっしゃいましたように、この...全文を見る
○峰崎直樹君 引き続きアメリカとの関係について、私どもも本当に日米がしっかりと信頼関係を持ちながら、その上で国際的なハーモナイゼーションの確立に向けて努力をするという方向で見詰めていきたいというふうに思うわけでございます。  さて、WIPOのハーモ条約の中からガットのTRIPの...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、少し具体的な問題に入っていきたいと思うんです。日米構造協議で平成七年までに特許・実用新案の平均処理期間を二十四カ月にする、こういう約束をしてきたわけでございますけれども、定数増の問題やペーパーレスシステムの導入など大変努力はされていると思うんですが、一体こ...全文を見る
○峰崎直樹君 特に、日本の場合は出願件数が極めて多い、全世界の四割近く実は出願をするというような大変高い出願率を持っているんですが非常に公告率が低いということで、出願審査請求構造に非常に問題があるということでかねてから指摘されていました。その場合特に、中小企業は約一割程度であとは...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、AP八〇というのはまだこれから先でないとわからない、七年間の関係があるからわからないということですか。
○峰崎直樹君 一説には、これはなかなか相矛盾するんだろうと思うんですけれども、後で述べますがいわゆる出願料が非常に安いんではないか。しかし、広く発明を広げていかなきゃいけないという観点からするとそうはいかないということで、ここら辺は後で述べます大企業と中小企業との二段階格差の問題...全文を見る
○峰崎直樹君 そういたしますと、もう既にハーモ条約でいろいろ論議をされていることについての準備はもう着々と進んでおる、これから国際的な協議の中で対応を決めていきたいという理解だと思うんです。  同じような問題で、実はハーモ条約で出願公開時にサーチレポートを添付しろ、そういうよう...全文を見る
○峰崎直樹君 そのサーチレポートなんですけれども、ヨーロッパだとかそういったところで進められている仕組みを考えますと、日本の場合には余りにも大量出願をしているがためにこのサーチレポートをつけることを義務づけられるともう大変だと。これは考えてみると、いわゆる技術的なさまざまな先行サ...全文を見る
○峰崎直樹君 実は冒頭の、アメリカが日米構造協議で二十四カ月に要処理期間を短縮してくれというふうに言ってきた意味というのは、恐らく急いでくれということだろうと思うんですよ。それは要処理期間を急ぐということもさることながら、もっとやはり特許権というものを早く付与してもらいたいんだと...全文を見る
○峰崎直樹君 このサーチレポートの問題というのは本当に日本にとって大変頭の痛い問題でもあると思いますので、引き続き国際交渉の中でもしっかりと日本の立場も了解を求めながら、国際的なハーモナイゼーションを達成していただきたいなと思います。  今回の特許法の改正で補正回数が実際上二回...全文を見る
○峰崎直樹君 そうしますと、この一五%以上というのが今回一番ひっかかるということですね。そうすると、これはいわゆる審査をする段階において相当時間がかかるものなんでしょうか、この一五%に該当するものは。
○峰崎直樹君 この改正案は大変複雑で、私ども目を通してもなかなか頭が痛くなるような状況なんです。新規事項追加の補正禁止と規定しているんですけれども、過度にわならないといいますか要するに審査時間をおくらせないような補正というものは可能になるというふうに理解してよろしいんでしょうか。...全文を見る
○峰崎直樹君 実は審査官からの拒絶理由通知の中にいろんな種類が、私も衆議院の段階のやりとりを聞いていて、最初の拒絶とか最後の拒絶、しかも最後の拒絶というのは物理的な最後ではないとか、非常に禅問答のような事項があります。これは専門家が読めばもう大体おわかりのことなのかもしれませんけ...全文を見る
○峰崎直樹君 今度の二回までという、かなり内容的にも厳しくしていると思うんですが、ヨーロッパあるいはアメリカといったようなところの補正はこの改正案のような形で内容的には規制が非常に厳しいものなんだろうか、その点対比をさ れでどのような日本の場合の特徴になっているのか、その点もし...全文を見る
○峰崎直樹君 いわゆる基本特許だとかあるいは非常に重要な発明というものの出願というものをする場合は、何度も補正をすることによってそういうものが得られるんじゃないか、こういう御指摘があって、今回の改正によって、補正回数というものを制限することによってそういう重要な発明とかそういうも...全文を見る
○峰崎直樹君 くれぐれも補正を制限することによってこういった有用な発明といったものが阻害されるようなことのないようにひとつ図っていただきたいと思いますし、こういうふうに制限することによってよりよい明細書による出願を促す、あるいは公平で好ましいものにすべきだという趣旨を本当に徹底し...全文を見る
○峰崎直樹君 ぜひとも混乱のないようにしていただきたいと思うんです。  この新制度が導入されると企業内で非常に温存されていた技術といったようなもの、小発明といったものがかなり出願をどっとされるのではないか。非常に短い期間で質が高く信頼性に富むような技術評価書というものが作成され...全文を見る
○峰崎直樹君 時間の関係でこの実用新案の最後にちょっと質問したいと思うんですが、この新法案の第二十九条の三、先ほど総務部長おっしゃいました無効審判がされた場合、その損害賠償の範囲だとか非常にあいまいもことした規定がちょっとしてあるわけでございます。例えば「相当の注意をもってその権...全文を見る
○峰崎直樹君 公知公用の技術というのは当事者の間ではこれは簡単に知り得るものなんですか、それとも相当これはじっくり調査をしなきゃわからないものなんですか。  といいますのは、その公知公用の技術というものは、当事者が知らないとだめだよ、特許庁の関与するものではないよということにな...全文を見る
○峰崎直樹君 実体審査を行わないで変わっていくわけでございますので、ぜひともそういった点も含めて、広く周知徹底を図っていただきたいと思います。  最後に、料金の引き上げ問題について少しお伺いしたいわけでございますが、大体値上げをするときというのは、何がどのくらい原因でどうなって...全文を見る
○峰崎直樹君 内容的に日米構造協議の問題だとか、今から九年前でしょうか、この考え方が出された段階で本当に予想し得なかった新しい事態が登場してきていると思いますので、そういったものも付加していかなきゃいけないということはよくわかるわけでございます。  ただ、この間ずっと議事録など...全文を見る
○峰崎直樹君 システム開発の方の費用は、どのように推移をしてきたのかというのはわかりますでしょうか。
○峰崎直樹君 一昨日、私どもも庁舎を見せてい ただきまして、本当に世界に誇る知的所有権というか、工業所有権の殿堂だというふうに私も思っておりまして、ぜひともより一層の充実を図っていただきたいなというふうに思うわけでございます。  この値上げ問題に絡んで、私は先ほどちょっと冒頭...全文を見る
○峰崎直樹君 非常に激動するこれからの時代でございますし、ハーモナイゼーション条約などの採択をされるとそれに伴って大きな変化も予想されてくるわけでございますので、ぜひともこの価格問題といいますか、非常に大きな混乱を与えないようにしっかりとした中期見通しを立ててこれからも進めていた...全文を見る
○峰崎直樹君 それじゃ、二点目をちょっと進めたいと思うんです。  これは、第八号答弁書の中に入ってくるわけでございますけれども、実は特許権と種苗法に基づく登録をした人の権利の問題との関連でございます。この種苗法に基づく登録制度、この点についての権利が付与されるのはいわゆる特許権...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと時間をとって恐縮でございますが、二点目は、同じ趣旨のことで、六月十三日の参議院農林水産委員会において私どもの先輩議員であります丸谷金保委員の質問に対して、小島説明員がやはり同じように「この登録によって与えられます地位というのは、この法律の中におきまして第三者...全文を見る
○峰崎直樹君 実はこの点についてはもう一点あるわけでございます。実は政府答弁書の中にその点の記載が、この衆議院あるいは参議院の各委員会の答弁と違った政府答弁がなされているという点で私どもはこれは引き続き議論せざるを得ないなというふうに思っておりますので、この点について農水省の方に...全文を見る
○峰崎直樹君 実はもう同僚議員の質問時間に大幅に食い込んでいるので、さらに質問したいところはたくさんあったのでございますが。  我々社会党の同僚の吉田正雄議員の質問したことに対する政府答弁、いわゆる農林省や特許庁の答弁とそれから政府答弁書の中で出されていることが大幅に食い違って...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 厚生委員会 第8号
議事録を見る
○峰崎直樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合の峰崎でございますが、昨年七月に北海道選挙区で当選をしてまいりました。  それらの選挙活動の中を通じましても、多くの障害者の方々から御支援をいただきまして、二十一世紀の福祉を考える会、こういったような組織をつくりまして、いろいろとこの...全文を見る
○峰崎直樹君 通産省の方にお聞きしたいと思うんですが、この法律の目的のところ、第一章の第一条に「この法律は、」以下云々と書いてありまして、もちろんこの「福祉用具の研究開発及び普及を促進し、もってこれらの者の福祉の増進に寄与し、」ということでございますが、そしてその次なんですが、「...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、先ほど横尾局長がお答えになりましたように、将来的な潜在的なニーズというのは大変大きくなっていく可能性を持っている一それだけにぜひとも産業としても育成していかなきゃいけないなと思っています。地元で、今それらの産業といいますか本当に小さな工房だとか中小企業が多いの...全文を見る
○峰崎直樹君 金融的あるいは財政的な補助システムというのは非常に重要だと思うんですが、私は末端のそういうつくっていらっしゃる方にいろいろお話を聞いてみたら、そういう面も非常に重要なんだけれども、やはり一緒に何かつくりたい。情報が本当に、今最先端で進んでいる分野の技術的な問題も重要...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間が来てしまいましたので最後にしますが、私は、実は福祉というのはそれほど専門ではないんですが、アビリティーという言葉があるやに聞いているんです。これは、本当に経済なんかを進める上においても非常に応用できる言葉だというふうに私は思っていまして、ぜひともいわゆる能...全文を見る
04月27日第126回国会 参議院 商工委員会 第8号
議事録を見る
○峰崎直樹君 三月二十六日の日にたしか予算委員会の委嘱審査がありまして、そのときにも特に日米の通商問題について私の方から質問をいたしました。そのときは、あいにく森通産大臣はちょうどアメリカへ大変重要な公務で出張されていましたので、そのときにお伺いすることはできませんでした。実は、...全文を見る
○峰崎直樹君 また、恐らく今後ともサミット前までかなりいろいろなやりとりが続くんだろうと思います。私は野党の一員でございますけれども、私自身も日米関係というのは本当に重要な関係だと思っていますので、できればアメリカに行っていろいろ通商問題などもお互いに論議できるような場を個人的に...全文を見る
○峰崎直樹君 外務省の方もお見えになっていると思いますが、今の点とも関連するんですが、日米構造協議は一体これは何だったんだろうかな。そして、たしか日米構造協議についてアメリカ側が一九九〇年三月二十日にUSTRが発表した一九九〇年版外国貿易障壁報告の中で、SIIは日米貿易不均衡の改...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、三月二十六日に私が質問したとき、日米が手を取り合って、そして特にアメリカがEFTAあるいはNAFTAをさらにEAIまで広め、かなり地域的なローカリズムといいますか、地域に閉じこもろうとする傾向をやはり広げていかなきゃいかぬというような主張をしたわけでございます...全文を見る
○峰崎直樹君 今の局長の答弁は、私もそういうふうに思いたいわけです。クリントンさんあるいはゴアさんが選挙のときの公約の文書、私は前回もその中身を御紹介申し上げたんですが、貿易についての空疎な約束は聞き飽きた、我々に必要なのは成果だ、そしてスーパー三〇一条は外国市場を開放するのに役...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、日米構造協議の問題が出ましたので、特に日本側に多くの課題が投げかけられている中で、公正取引委員会の方にお聞きしたいと思います。  六項目のうち、四項目まで排他的取引価格だとかあるいは系列だとか流通問題、価格メカニズム、こういった面で非常に独禁法の機能を強化す...全文を見る
○峰崎直樹君 今指摘されたように、独禁法の機能アップのために努力をされている、そのことについては本当に評価をしたいと思うんです。私はかねて、これはリビジョニストといいますかそういう人たちの主張に全面的に私も賛成するものではないんですが、日本の法律といいますかあるいは裁判制度といい...全文を見る
○峰崎直樹君 またガットといいますか国際関係の方に戻したいと思っているんですが、日米構造協議でのやりとり、たしかNHKの「日米衝突」というところで、あれは本当かどうかわかりませんが、いずれにしても資料がありましていただいたんですが、その中で独禁法をめぐってアメリカの反トラスト法だ...全文を見る
○峰崎直樹君 大分時間もなくなってまいりましたので、もっと国際的な問題についてもお聞きしたいなと思ったんですが、最後に公取の方に。  この間、本当に公正取引委員会の機能アップのために努力をされていると思うのです。実は、私は先ほどちょっと申し上げましたように公取の機能というのをも...全文を見る
○峰崎直樹君 冒頭申し上げましたように、もっとやはり公取の持っている機能をアップするためにも、そういう相互の連携をしながら能力を引き上げていくということが必要だという趣旨でございますので、これからもひとつよろしくお願いしたいと思います。  さて、今公取だけが持っている告発権の問...全文を見る
○峰崎直樹君 外国から見ても、日本の独禁法の運用がやはり不十分だから参入障壁だと言われないように、ひとつ私自身もこれからも独禁法問題についても引き続き勉強もしていきたいし、提言もしていきたいと思いますので、今後よろしくお願いしたいと思います。  最後になります。  経済企画庁...全文を見る
○峰崎直樹君 もう同僚の時間にも食い込みましたので、最後にしたいと思うんです。  実は、バブルの発生という問題と今回の景気対策の問題について、一九八五年のあのプラザ合意以降の歴史の流れの中で、あのときも円高の問題、それから株価が高くなって、そういう意味で景気もある程度上昇し始め...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
05月12日第126回国会 参議院 本会議 第15号
議事録を見る
○峰崎直樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました二法律案に対し、総理並びに関係大臣に質疑を行います。  去る四日、国連カンボジア暫定統治機構UNTACに派遣された文民警察官五人の死傷事件が発生しました。  質疑に先立ち、私は死亡した高田晴行警視...全文を見る
05月25日第126回国会 参議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○峰崎直樹君 五月十二日に開催されました参議院本会議で、日本社会党・護憲民主連合を代表して質問させていただきました。その際、答弁をいただいたわけでございますが、さらに委員会で監査制度改正を中心にしながら質問させていただきたいと思うわけであります。  まずその前に、こういう機会で...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもありがとうございました。  まだ改革は恐らく、今のお話を聞いて私も同感なんですが、もうどんなところからでも手をつけて国民の信頼を回復しなきゃいけないなと思っております。今回の商法改正の監査役制度というのは何か非常にそれとよく似ているなどいう感じがしてならない...全文を見る
○峰崎直樹君 時間が非常に切迫していますので答弁の方も少し簡潔にお願いしたいなと思います。  実は監査役制度の問題にちょっと入っていきたいと思うんですが、昨年十月に発覚いたしましたイトーヨーカ堂事件というのは私たちも本当にびっくりしたわけでございます。現職の常勤監査役が株主総会...全文を見る
○峰崎直樹君 制度的に起きないように全力を挙げているというお話だったんですけれども、私はどうもこの制度改正でも根本的なところは恐らく直ってないなというふうに思います。それはまた後で申し上げたいというふうに思うんです。  この改正が出されている大きな背景の一つは日米構造協議の問題...全文を見る
○峰崎直樹君 アメリカでは株主のコントロールが非常にきいている。先ほど言われたように、いわゆる取締役会の中で監査をしているということ。それに対して日本で監査役というのがそれに該当するからそこに、アメリカで言えば社外取締役という、聞くところによるとゼネラル・モーターズですか、社外取...全文を見る
○峰崎直樹君 もう余り時間もなくなってきました。たくさんお聞きしたいことはあるんですが、どうもやっぱり肝心なところで、監査役の人事権の問題を含めて一歩踏み込めないものかなということを私自身はつくづく感じるわけです。  ただし、監査役を監査役会まで持ってきた。これは実は法務省の言...全文を見る
○峰崎直樹君 実はその質問をしたのは、監査役会制度に大会社が移行したと、そうすると取締役会とこの二つを将来的に、つまり従来個々の独任制の監査役から監査役会という一つの仕組みに持っていった、これを将来的にいわゆる二つの両輪として発展をさせていこう、こういう観点が実はあるのじゃないの...全文を見る
○峰崎直樹君 新聞報道によると、「社外監査役に元の検事総長」ということで住友商事がもう現在先取りするような形で弁護士の前田宏さん、元検事総長、そういう方もいらっしゃる。前の神谷さんという方もたしかどこかの企業の監査役やっておられました。  さらに心配するのは、そういう中で省庁か...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。