峰崎直樹

みねざきなおき



当選回数回

峰崎直樹の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月05日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第6号
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○峰崎直樹君 私も、午前の川橋議員と同じく一昨年の参議院選挙で当選してきたばかりでございまして、このように全閣僚を前にした質疑というのは初めてでございます。それだけに、話す内容がある意味ではちんぷんかんぷんになったりあるいは横へ行ったり、なかなか焦点が定まらない場合があるかもしれ...全文を見る
○峰崎直樹君 きょうは経済の問題を中心的に話をする場ではありませんから余り多くの時間を割けないんですが、その際、今申し上げました与党の経済対策会議、こういった場でも恐らく議論されるんだろうと思うんですが、私は、今日のような不況下においては消費税の引き上げという問題、消費税というの...全文を見る
○峰崎直樹君 衆議院段階で、総理はたしか、私の目指すところは穏健な多党制である、こういう形でこれからの政界の再編の動きを答弁なさっておりますが、先日、ある新聞とだけしか申し上げておきませんが、どうも総理は穏健な多党制というものから一歩離れられて二大政党制に近い考え方をとられるよう...全文を見る
○峰崎直樹君 私も穏健な多党制が今望ましいのではないかと考えている一人でございますので、これからもぜひその方向で頑張っていきたいなと思っております。  さて、視点を国際的な視野にまで少し広げさせていただきたいというふうに思います。  まず第一に、昨年十二月だったと思いますが、...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、ロシアのことだけではなくて、世界的にも、今御指摘ありましたように、例えばイタリアではたしかムッソリーニのお孫さんが出たとか、あるいはドイツではスキンヘッドの集団が出ているだとか、私たちからすると、戦前のファシズムとまでは言いませんが、大変憂慮すべき事態が単にロ...全文を見る
○峰崎直樹君 選挙制度の問題にもう突然入っちゃったわけですけれども、今、羽田外務大臣のお話を聞いていてなるほどとうなずくことも私もあるんです。  ただ、中選挙区制を今回の小選挙区比例代表並立制に変えればそのような弊害が直ちになくなるというふうには恐らく外務大臣もおっしゃっていな...全文を見る
○峰崎直樹君 総論的な話よりも、今度は少し各論に入らせていただきたいと思います。  選挙制度の中身の問題に入らせていただきたいんですが、もう時間がありませんので、どうしても言いたい順番から発言をしたいというか、政府側の答弁をいただきたいところから進めたいと思うんです。  実は...全文を見る
○峰崎直樹君 この問題は大変難しい問題だというふうには存じておりますが、何とか国際社会の中で、日本という国が人権問題、あるいはこういう少数な先住民族の方々の権利の保障という点で一歩前の姿勢が出せるように我々自身もまた知恵を出してみたいなと、こう思っているところでございます。  ...全文を見る
○峰崎直樹君 根幹の修正問題という大変大きい問題でございますので、ひとつその修正ということに当たって、私は、最終的にこれを成立させるためのいろんな論議があって、最後の決着の場合に妥協をしないということを言っているわけじゃありませんが、ひとつこの点はぜひ慎重に扱っていただきたいなと...全文を見る
○峰崎直樹君 最後にといいますか、もう残された時間がありませんので、政治家とお金の関係について少し触れてみたいと思うわけであります。  最初に、企業の団体献金というものをある意味ではこれからは個人には許さない、政党に許す。その際の根拠として、政党の資金団体、そこに入ってしまうと...全文を見る
○峰崎直樹君 しかし、本当に性善説に立ちたいとは思うんですが、こういう事態は、これが事実かどうかまだ報道ですからわかりませんけれども、本当に残念だなというふうに思います。私たちとしては、やっぱり企業献金というのは廃止すべきではないか。  その第二番目に、私が企業献金を廃止すべき...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間がありませんので、最後に選挙運動のあり方の問題についてちょっと。  これは後でまた同僚議員からいろいろの角度から質問があるかと思いますが、今回どうも政党選挙というものに非常に力が入れられている。例えば、テレビで私どもが個人で候補者として政見放送ができた。と...全文を見る
01月11日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第10号
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○峰崎直樹君 私は、日本社会党北海道選挙区選出の参議院の峰崎でございます。  きょう聞いておりまして、なるほどもっと早く参考人の意見を聞く機会があってもいいし、事前に皆様方がどういう内容をお話しになるのかということがわかっていれば、また質問のやりとりももっと深まったかな、こんな...全文を見る
○峰崎直樹君 大変貴重な意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。私もこの問題は政治の原点だと思いますので、いわゆる投票率の向上、国民の政治参加の拡大ということについて鋭意これからも引き続き頑張っていきたいなと思っております。  さて、資料の中で「選挙運動をめぐる争...全文を見る
○峰崎直樹君 今後もこの種の改正作業などあるときには、私もぜひこういう論議が活発になるような方向で意を受けてやっていきたいと思います。  さて、その下に「政治参加の拡大をめぐる争点」というのがございます。ここに記載されている点について私も賛成でございますが、ここに記載されていな...全文を見る
○峰崎直樹君 実はそれとちょっとまた絡む問題なんですけれども、これはその前の「政治資金規正法案をめぐる争点」の「寄附の定義について」の中で、金銭ではない秘書、車、事務所などの利益供与、これは寄附になるかどうか、私もこれは前から問題だと思っておりました。こういうハードウエアの問題と...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。  蒲島教授に一ページ目の点についてまたお聞きしたいと思うんですが、「日本人のイデオロギー」と書いてあるところに「革新的」と「保守的」とございますが、この基準は何をもって革新、保守というふうにこのイデオロギー分布ができ上がっているんでござい...全文を見る
○峰崎直樹君 蒲島教授に対して最後の質問になりますが、二ページ目の「政治資金規正法案について」以下記載されている点、本当に私もこのとおりだろうというふうに思うんですが、今回出されております政治資金規正法案について、今度の法案は前進しておると判断されるかあるいは、確かに指摘される不...全文を見る
○峰崎直樹君 次に、前田参考人にお聞きしたいと思いますが、その前にちょっと私の体験談といいますかお話を申し上げたいんです。  実は、ことしの年明け早々に、アメリカ系の証券会社に、日本の駐在所なんですが、そこに勤めている私の同級生がちょっとぜひお会いしたい、こういうことで、一月六...全文を見る
○峰崎直樹君 私も大変意を強くしましたので、そういった点で今後とも改革に努力していきたいと思いますが、時間も余りなくなってまいりました。  前田参考人はかつて参議院におられたということですが、先ほど採決について参議院では党議拘束を外すべきだという御指摘がございました。私もこれか...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間が参りまして、本当は志田参考人にもお話を伺いたいところですが、時間優先、促進するために以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
01月17日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○峰崎直樹君 私は社会党、北海道の選挙区選出でございまして、特に浅野公述人はかって北海道庁の民生部の方にお勤めだということで、大変今回の当選おめでとうございますということをこの場をかりて申し上げます。  さて、最初に矢嶋公述人の方から、昭和二十五年からということで大変長いキャリ...全文を見る
○峰崎直樹君 次に、浅野公述人の方にお伺いしたいと思うんですが、今、永田町の論理とかといろいろ出ておりますけれども、浅野公述人は霞が関の厚生省におられたということで、私も最近「お役所の掟」という厚生省のお役人の現職の方が書いた本を大変おもしろく読んだわけでございます。その内容はち...全文を見る
○峰崎直樹君 浅野公述人、先ほど選挙の問題で、本当に恩を感じたと。私も実は選挙をやっていて、選挙活動の中で小さな方々の善意といいますか、時にはカンパをしていただいたりということで、本当に初心を忘れるべからずだなというふうに思いながら私も頑張っていきたいと思っているわけです。  ...全文を見る
○峰崎直樹君 企業献金の是非問題というのはこれからも恐らく議論になりますし、五年後にまた法案で言えばいろいろ再検討する場もあるようです。  さて、倫理の問題のことで少し、先ほどおっしゃられた点について、つくったルールは絶対守ってもらいたい、こういうふうに提起をされまして、私もそ...全文を見る
○峰崎直樹君 調べてみると、先進国と言われている国がどうも軒並み投票率を低下させているとかあるいは政治腐敗が起きてきているとか、いろいろ我々も考えなきゃいけない問題がたくさんあると思いますが、これはまた別途議論をしていきたいと思います。  浅野公述人に、当選をされた方にすぐお聞...全文を見る
○峰崎直樹君 浅野公述人だけに集中して時間がもう大分過ぎ去ってまいりましたけれども、先ほどの、選挙に出る人はいわゆるよほどの変わり者でなければ出ないとか普通の方がなかなか出られなくなっているとかいう問題は、これは私も大変これから政党や政治家は考えなきゃいけない問題だと思っているわ...全文を見る
○峰崎直樹君 この質問を最後にしたいと思うんですが、きょうが衆議院から参議院に送られてきて六十日を超えて、最初に恐らくメンバーが集まってきているわけです。これから先は例の五十九条の第四項の問題で、衆議院から要請があったらもう参議院では否決したものとみなす、こういう第五十九条第四項...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。(拍手)
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
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○峰崎直樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合の峰崎でございますが、北海道選挙区で一昨年の七月に当選したばかりでございまして、国会に出てまいりまして改めてさまざまな慣行や規則、古いしきたりみたいなものがございまして、本当に直すべきものはどんどん直していかなきゃいけないなと。福本公述...全文を見る
○峰崎直樹君 本当はもっと議論をした方がよろしいのかもしれませんが、今度は福本公述人に少しお聞きしてみたいわけであります。  一九八〇年にアメリカ合衆国政府のいわゆる特別調査報告書を翻訳されたり、非常に国際的な視野というものも強調されているんですが、私ども、実はさきの米問題のと...全文を見る
○峰崎直樹君 今、現行中選挙区制度の問題について触れられたんですけれども、これは谷本公述人にお聞きしたいんですが、現行中選挙区制度について大変評価をされている発言がございました。  自由民主党は、もっとも自由民主党が今回分裂をいたしましたからもう自由民主党の中の意見はそれでない...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと今の関連で、今度は比例区の単位の問題についてお聞きしてみたいと思うんですが、これは谷本さんも同じように答えておりますので、これは先田公述人一人だけにお願いします。  都道府県単位で比例区を選ぶべきだ、こういう方が多分恐らくベストと言わないでベターなのかなと...全文を見る
○峰崎直樹君 今くしくも北海道の人と。私、北海道ですからあれなんですが、ブロックだったらそれはいかがでございますか。
○峰崎直樹君 少しちょっと視点を変えて、実は昨日の中央公聴会でもあるいは参考人聴取でもあったのでございますが、私ども政治家がこういうことを言ってはいけないのかもしれませんが、政治家になる人間は変わった人間、変わり者しかなっていないと。(「まあそうですな」と呼ぶ者あり)県会議員の方...全文を見る
○峰崎直樹君 同じく西川公述人に。  今、政党という言葉がかなり出てまいりました。今回も政党助成とかそういうのが出ているんですが、そういう政党中心の選挙、あるいは政党助成、政党というものについて実は憲法にも十分な規定がないわけでありまして、この際、政党法をつくったらどうだ、こう...全文を見る
○峰崎直樹君 最後になりますけれども、これは吉川公述人そして森公述人に、一度もお聞きしておりませんので。  実は、地方自治体の首長に対する多選禁止、これはもちろん憲法上の問題もございますけれども、その多選することに対する御意見がございましたら、森公述人と吉川公述人お二人にお伺い...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもありがとうございました。終わります。
01月20日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第15号
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○峰崎直樹君 委員長。
○峰崎直樹君 内閣提出四案の質疑を終局し、直ちに討論、採決に入ることの動議を提出いたします。
06月07日第129回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○峰崎直樹君 日本社会党・護憲民主連合の峰崎でございます。  時間も余りありませんので早速質問に入らせていただきたいと思うんですが、昨日私の部屋に質問を取りに来られた方が、ちょうど本会議が終わりまして二時半ごろでございましたが、先生、早くやっていただきましてありがとうございます...全文を見る
○峰崎直樹君 読まれていない、また熟読玩味されていないということでございます。  私ども、ゆとりや豊かさといいますか、そういう成熟化した社会にふさわしい勤務時間、あるいは公務員職場においても近代的な勤務時間制度といいますか公務員制度にこうして一つ一つ法律を近づけていくんだけれど...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、その話を聞いて、私もそれは大変ヒットだなというふうに思うんです。  ただ、開館時間が朝早くなるとかあるいは延長いたしますというようなことがマスコミなどを通じて公表されたのかどうかということになると、ちょっと宣伝が弱かったんじゃないのかなというふうに思います。...全文を見る
○峰崎直樹君 次に、国家公務員は約五十万人おりますが、四週八休制が実施できない職員はどのぐらいおられるのか、そしてどのような職種なのか、これもちょっとお聞きしておきます。
○峰崎直樹君 今は、職場に行きますと三ない政策といって、人もいない、予算もない、あるいはサービスの低下もないというふうなことで、そういう状況のもとでは、法文上は四週八休制の原則を明記しているといっても、具体的には勤務条件そのものは向上しないんじゃないか、そういう意味で、今回は非常...全文を見る
○峰崎直樹君 という労働基準局長の通達なんだそうでございますが、この際交代制勤務の基準の整備に力を入れたいということなんでしょうから、その点は恐らく新法に基づいてどのような基準を定められようとされているのか、その内容についてお聞きしたいと思います。
○峰崎直樹君 今のお話を聞いていても、できればもっと近代的な労働時間、勤務時間制度というのは労基法というものが一つあるわけですから、私はやはり少なくともこの労基法並みの基準には到達できるように公務員の場合もしていくべきじゃないのかというふうに思っているわけであります。ぜひともその...全文を見る
○峰崎直樹君 どうも私、その点ちょっと納得できないなというふうに思っているんですが、あらかじめ指定されているというような条件があるのかもしれないんですが、勤務時間あるいは休日といった点が非常にこれから重要になってくる、これからの時代は、ゆとりや豊かさといったときには大変大きな課題...全文を見る
○峰崎直樹君 ここは、労働法といいますか、そちらの方の議論をする場ではないのでありますけれども、どうも納得できないなというのは、あなたは休日に出勤しなさい、そういうふうに任命権者から言われる。当然、それは休日に出勤して代休をとらなければ、ほかの日に休日が割り振られなければ割り増し...全文を見る
○峰崎直樹君 おっしゃられている意味はよくわかります。わかるんですが、私は何となく、休日に出勤させられるということは事前にわかっていたとしても、これはある程度のペナルティーといいますかそういうものがかかってくるのは当然じゃないかなということがまだ疑問としてぬぐえませんけれども、こ...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
06月17日第129回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○峰崎直樹君 日本社会党・護憲民主連合の峰崎でございます。  予定の日よりも三日おくれましたので何となく待たされたかなという感じですが、時間も貴重でございますので早速進めたいと思います。  待っている間にいろんな情報が飛び込んでまいります。けさの東京新聞の第一面に、朝鮮半島有...全文を見る
○峰崎直樹君 この今の時期に、総現今おっしゃられたような一般的な調査を行うというのがどうもよくわからないんです。今これだけ朝鮮半島有事の問題で国連で制裁が行われるかどうかというときに、恐らく一朝有事の際にはどういうことがあるのかと、こういうふうに私どもは今回の調査があるんではない...全文を見る
○峰崎直樹君 今回の調査の内容をお確かめになりましたですか、防衛庁長官。
○峰崎直樹君 そういう報告は来ていない。これは我々としては、今一般的な調査だということではどうもやっぱり納得できないのです。これぜひ中身について確かめてみる、そして本当にこれは一体どういうことになっているのか、防衛庁、その辺もし内容がわかっていれば教えていただきたい。
○峰崎直樹君 今ちょっと回数を聞き漏らしたんですが、年に何回ぐらい一般的にはやられているんですか。
○峰崎直樹君 もし私の耳に間違いなければ数回というように話を聞いたんですが、定期的な調査というのは一、二回なんですか、数回なんですか、どちらなんですか。
○峰崎直樹君 一般的には、過去、調査というのはどのようなことを調査されているか、それは今ここで答弁できませんか。
○峰崎直樹君 総理、かねてから米軍に対する自衛隊の後方支援、総理は我が国の参加はこれは難しいという判断をされておられるんですが、その点は変わりはございませんか。後方支援については難しいということで答弁をされておりますが。
○峰崎直樹君 どうもこの中身がいま一歩釈然としないんですが、我々としてはぜひ平和的な方法で解決をしてもらいたい。こういうふうに進んでいるときに、こういうような疑わしい行為といいますか調査が行われるということについて、総理、どのようにお考えになりますか。
○峰崎直樹君 ぜひともその点について、今後とも従来の態度をしっかりと持って対応していただきたいというふうに思います。  さて、私はきょうの新聞でもう一つ税制の問題について入っていきたいなと思っているんです。その際、本日の日本経済新聞の経済教室に、加藤寛慶応大学名誉教授、この方は...全文を見る
○峰崎直樹君 私は大変興味深く読ませていただいたんですが、これを読んで、実はこれから税制改革の論議をしようというときにこのまま本当に我々は税制の議論を続けていいのかどうかということを大変痛感した箇所がございます。  今、大蔵大臣がお読みになっていますが、上から二段目の最初の三行...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、私まだ国会議員になる前でしたけれども、この方は老人ホームでウナギのかば焼きを出しているとか、実際調査されたかいろいろ議論があるところなのかもしれませんが、大変福祉関係者の中からも、このような方が税制調査会の会長をやられていることについてはどうなんだということを...全文を見る
○峰崎直樹君 私ども社会党は昨年与党になって、そして苦しいながらも、米問題であれ税制の問題であれ、本当に責任を持って対応していかなきゃいかぬ、こういう姿勢で私たちは随分これまで論議を進めやってまいりました。これからも我々は責任を持ってやる以上、特に税制改正あるいは北朝鮮問題という...全文を見る
○峰崎直樹君 今、重税感のお話をされたんですけれども、GNPに占める租税負担、これは社会保険の掛金を除きますが、国際的に見てOECDの中では第何位ぐらいでしょう。これは大蔵省の方に聞いた方がいいんでしょうか。
○峰崎直樹君 今のは租税だけでございますか。
○峰崎直樹君 もちろん国際比較をするときには当然そういう物差しが常識だと思うんですが、私は租税だけの負担を実は聞いておる。
○峰崎直樹君 そのように考えてきたときに、GNPに対する負担率を見たときに、租税だけを見たときに、私は、なるほど例の八百万から一千万ぐらいのちょうどブラケットが非常に狭まっているところが確かに重税感が、賃金が少々上がっても収入が上がっても、高くなるというのはよくわかるんですけれど...全文を見る
○峰崎直樹君 今、租税に準ずるものと。人呼んでこれを賃金税と言う人もいるのですけれども、さて厚生大臣、この社会保険料、どうも私は重税感というその負担の問題はそこに一つあるような気がするんです。  この社会保険料の掛金というのは、私は非常に、何といいましょうか、逆進性が強いんじゃ...全文を見る
○峰崎直樹君 今おっしゃった点ですが、私がどうも納得できないのは、積立方式ではなくて賦課方式の一種でございますから、自分らが払ったものがやがて返ってくるんですよと。  ある意味では、世代間の問題でとらえたときに、どうも将来の年金に対する、これから年金改正の問題があるんでしょうけ...全文を見る
○峰崎直樹君 まだいろいろと議論しておきたい点がたくさんあるんですが、時間の関係で、私は心しろ税の一元化を図った方がいいのではないかというふうに考えている一人だということを申し上げておきたいと思います。  さて、減税の問題についてちょっとお聞きしたいと思うんです。  これは、...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、景気について少しお伺いしたいと思うんですが、経企庁長官、最近の景気についてどのようにお考えでしょうか。
○峰崎直樹君 恐らくこの六月でまた減税分が返っできますから、それでまた景気刺激効果はプラス効果が働くだろうと思うんですが、いわゆる景気浮揚のための減税だとこうおっしゃられるんですが、その中には物価調整減税というのが、過去四年になりますか、この間のいわゆる物価調整に対する減税はなさ...全文を見る
○峰崎直樹君 私どもは景気浮揚のための減税を要求してきた経過がございます。景気がある程度の上昇をし始めたとき、さらに継続して引き続きこれをやっていくべきなのかどうなのかというような点について、もう一つは、国際公約であるのかどうなのか、昨年の七月のサミットのときにはこの問題について...全文を見る
○峰崎直樹君 くどくどそういうことを申し上げてきたのは、十五日の産経新聞の夕刊に、米財務長官が大蔵大臣に厳しい書簡を送ってきた、消費税値上げは凍結してもらいたいと。これは事実なんでしょうか。もらっているんですか。
○峰崎直樹君 この書簡、具体的に記載されている書簡は来たんですか。
○峰崎直樹君 問題は、要するにアメリカ側が言っているのは、減税をやれ、そして景気刺激をして特に対米貿易摩擦を解消しろと。目的はそういうところにあって、そのときに恐らく、減税はするけれども消費税の引き上げを、しかも後でまた七%とか一〇%とかいう議論が出ていますが、そういうふうなもの...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、そういういい方向が出ているということがはっきりすれば、何と言いましょうか、減税の規模も今年度はもちろん二〇%の制限がございますが、戻し税といいますか、そういう税制ですが、そうすると、六兆二千億円ということは将来的には前提をしなくてもいいというふうには考え...全文を見る
○峰崎直樹君 その際に、経企庁は昨年の、まあ懲りたといいますか、景気回復宣言があるから非常に慎重なんだと思うんです。日銀総裁はきょうお呼びしていませんが、日銀の方は景気はかなり上昇過程に入っているというような認識を示していますね。そういうものの要素というのは、今度いわゆる六兆二千...全文を見る
○峰崎直樹君 私ども制度減税に向けて今いろんな方々と議論をしているんですけれども、その中で今回ちまたで言われている、あるいは政府税調の機械的試算の七、八、九、一〇というものが出されてきて、その影響を、つまり減税の恩典は余りこない、しかし税率アップによって負担は重くなる、そういう層...全文を見る
○峰崎直樹君 また同じような質問に戻して大変恐縮なんですが、何日か前の税の議論のときに、藤井大蔵大臣はクロヨンというのはないんだと、こういうふうにお答えになった。私どもこれから税制改正を議論するとき、とにかく消費税の引き上げに反対する人は多いんですけれども、そのときに必ず出てくる...全文を見る
○峰崎直樹君 不公平税制と言われているものが、もちろん水平だけじゃなくて垂直的な問題、あるいは世代間の問題、いろいろ観点を変えてやらなきゃいけないと思うんですが、本来であればその点ももっとあれなんですが、きょうはぜひフリンジベネフィットの問題について少しお聞きしてみたいと思います...全文を見る
○峰崎直樹君 労働大臣、福利厚生だと思うんですけれども、この果たしてきた役割というのはどのように評価をされますですか。
○峰崎直樹君 私も過去はそうだったと思うんです。しかし、だんだん、本来これは通産大臣とかといわゆる日本の経済のこれまでの発展の問題についてきょうは議論したかったんですけれども、きょうは時間がありませんからあれしますが、労働大臣、その点で私は、これから従業員のフリンジベネフィット、...全文を見る
○峰崎直樹君 私の方で申し上げます。  これは今からかなり前、ちょっと年度がはっきりしませんが、数年前です。世帯用住宅で東京圏で平均的には二万七千二百円、その一企業が持っている社宅の平均的な標準的な広さは五十三・九平米、こういうふうになっています。  これはどうでしょう、かな...全文を見る
○峰崎直樹君 今度は大蔵省にお聞きしてみたいんですが、社宅については一体どうであれば課税をされるんですか。本来、このフリンジベネフィットは原則課税のはずでございますね。
○峰崎直樹君 どうもはっきりしないんですざ……。    〔委員長退席、理事村上正邦君着席〕  ちょっとまたこれを規模を変えて調べてみますと、電気・ガス・熱供給・水道業、これは東京圏で五十八・三平米で平均的には一万一千百円、こうなっています。六十平米に満たないところで一万一千円...全文を見る
○峰崎直樹君 今は内容を具体的に事前に払お話ししてなかったからなかなか答えにくかったと思うんですが、先ほど言った電気・ガス・熱供給・水道業あるいは金融・保険業というのは、いずれも大企業が多いということもあるんですが、政府の規制が非常に及んでいる産業なんです。ということは、私はそこ...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。終わります。
06月20日第129回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○峰崎直樹君 日本社会党・護憲民主連合の峰崎でございます。きょうは、安川公述人、和田公述人、大変御苦労さまでございます。  以下、時間がそれほど多くありませんが、主として税、財政の問題についてお聞きしたいというふうに思います。  最初に、予算のあり方の問題で一点だけお聞きして...全文を見る
○峰崎直樹君 今度は、安川公述人にお聞きしたいのですが、政治の出番だと、かねてからよく言われている説に大蔵省の主計局をいわゆる総理直属のといいますか、そういう方向へ変えたらどうだというふうな意見がございますが、この点について安川公述人はどのようにお考えでしょうか。
○峰崎直樹君 これはまさに我々政治家のいわゆる政治改革の課題かと思っておりますので、またぜひとも力をつけていきたいと思います。  さて、先ほど来福祉ビジョンの問題が出されておりますが、我々日本社会党は、安心して暮らせるような生活をしていくためには将来きちっとした高福祉というもの...全文を見る
○峰崎直樹君 和田公述人から私が次に聞こうと思った点について実はもう答弁が出たんですが、実は現在、国民負担率は三八・五%ぐらいまでいっています、これは税と社会保険料なんですけれども、実は私ども社会党の立場からしますと、社会保険の掛金でございますが、特にこの社会保険の掛金は極めて逆...全文を見る
○峰崎直樹君 次に、それでは減税の性格についてちょっとお聞きしてみたいと思います。  今年度総額六・二兆円、うち所得税・住民税減税は五・五兆円なんですが、これは景気が大変不況の状態だということで景気の回復のために進めてきた。  そうすると、最近私どもの支持組織の連合という労働...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、個々の税目を少しお聞きしてみたいと思うんですが、安川公述人にお聞きしたいと思うんですが、所得税について、先ほどお聞きしておりますと、累進性が非常にきつくなる。私どもも、確かに累進課税制というものが入っているということについては当然だというふうに思っているん...全文を見る
○峰崎直樹君 同じくまた安川公述人にお尋ねしたいんですが、昨年の十一月の政府税調の中期答申の中で、所得、資産、消費のバランスの問題が出されましたけれども、私どもは所得税というのはやはり基幹税であるべきだというふうに考えております。  そのバランスというのがなかなか言い得て妙なの...全文を見る
○峰崎直樹君 今度はお二人にお聞きしたいんですが、消費税、まあ非常に焦点になっている税目なんですが、その中で私たちがいつも地方に行って困るのは、これはやはり益税が出るじゃないかというふうに言われて、先日も予算委員会で大蔵省の主税局長からは、約○・五兆円、五千億円ぐらいは益税が出て...全文を見る
○峰崎直樹君 時間が来ましたので終わります。ありがとうございました。
06月22日第129回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○峰崎直樹君 今年度の予算編成にうちは与党としてかかわった中で、私は北海道選出の参議院議員でございますが、大変不満に思っているといいますかそういった点が残された問題としてあると思っております。    〔委員長退席、理事板垣正君着席〕  それは、実は先住民族の問題でございまして...全文を見る
○峰崎直樹君 先日、北海道のウタリ協会の総会があったそうでございますけれども、その中で、今もちょっとお話にありましたように、この問題が起きてもう何年たつんですか、本当に我慢ならない、総理に期限を明示して公開質問状を出したいというような意見すら出てきておるわけでございまして、ひとつ...全文を見る
○峰崎直樹君 長官、一九四〇年体制、我々は政治の言葉で言いますと五五年体制という言葉がよく言われますけれども、一九四〇年体制という言葉をお聞きになったことはございますか。御存じでしょうか。
○峰崎直樹君 ここに日銀法というのがありますが、第一条に何て書いてあるかというと、「日本銀行ハ国家経済総カノ適切ナル発揮ヲ図ル為国家ノ政策ニ即シ通貨ノ調節、金融ノ調整及信用制度ノ保持育成ニ任ズルヲ以テ目的トス」。片仮名ですけれども、最初の「国家経済総力ノ適切ナル発揮ヲ図ル為」、要...全文を見る
○峰崎直樹君 なかなか行政改革、口では簡単に言うんですけれども、総論賛成、各論反対といったところに結びつきやすいんですが、私はやはり、新規参入してきた新しい産業だとかあるいは消費者とか、本当に従来のシステムで確かに得をしている人もいるけれども損をしている人もいる、あるいは活力が失...全文を見る
○峰崎直樹君 本来、防衛問題ももっと議論したいと思っておったわけですが、一点だけお聞きして終わりたいと思うんです。  戦後、日本の安全保障の原則というのは、専守防衛、非核三原則、武器禁輸こういう三つの原則があったように私は思うんです。ただ、私はこの中で、お隣の韓国で九一年の防衛...全文を見る
○峰崎直樹君 今、お聞きしていて、軍事面における信頼醸成措置もそうですけれども、ぜひとも平和の代償という、このポスト冷戦の時代を本当に文民転換、ノウハウを含めて、総合的な安全保障のためにやっていただきたい。文民転換を支援するようなシステムをつくるとか、いろいろ新しいアイデアを我々...全文を見る
09月06日第130回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○峰崎直樹君 社会党の峰崎でございます。  きょうは、主として人事院勧告並びに報告の問題についてお伺いをしたいわけでありますが、その前にまず冒頭、防衛庁長官にお聞きしたいんですが、八月十二日、防衛問題懇談会の答申が出されたわけです。私ども日本社会党は三日の日に大変大きな議論をい...全文を見る
○峰崎直樹君 今後の防衛政策の具体化に当たって、来年度については恐らく間に合わないだろうと思うんですが、これを受けられて一番早く国の防衛政策に反映されるとすれば、再来年度の予算あたりからこの問題についてはその具体化をできるような対応をとられるということについてはいかがでございます...全文を見る
○峰崎直樹君 今後とも我が党も前向きにしっかり受けとめて、そして冷戦後の日本の安全保障のあり方についてお互いに与党の一員として頑張っていきたいというふうに思います。  さて、本題の給与勧告の問題に移らせていただきたいというふうに思います。  ことしの給与勧告について先ほど人事...全文を見る
○峰崎直樹君 その点を要望事項として、今後とも優秀な公務員を確保するためには、やはりある程度きちんとした労働条件の確保、そのことを強くお願いしておきたいというふうに思うわけであります。  この点、ちょっと事前に通告をしておりませんでしたので調査が行き届いているかどうかわかりませ...全文を見る
○峰崎直樹君 今の数字をお聞きしておりまして、マイナスにならなくてよかったなという感じのところと、もう一つは、四十代あるいは五十代の前半層がライフステージの生活費のカーブが最も高くなっていく、このような負担が非常に苦しくなる中堅層にはどのような配慮をされたのかどうなのか、この点を...全文を見る
○峰崎直樹君 賃上げ全体がかさ上げが少ないわけですから、その中をどのように厚くする厚くしないと言っても本当に程度の問題で、ぜひとも今後ともそういう中堅層に手厚い対応をしていただきたいと思います。  以上、人事院の方からお聞きしても、我々公務員労働者の、私は公務員労働組合の出身で...全文を見る
○峰崎直樹君 今お二人の答弁を聞いていて、もう少し歯切れよくできないか。というのは、もう財源的には問題ない。各党も、恐らくこの問題について御異論はないんじゃないかなというふうに思うわけです。  その意味で、ひとつ政府の方針としてどうでしょうか、九月上旬あたりに、上旬といったらも...全文を見る
○峰崎直樹君 とにかく去年よりはやはり少しでも早くという、この点は後でぜひとも、先ほど私は去年の日程を申し上げましたけれども、できる限り早くということを確認していただければと思うんです。  と申しますのは、私がなぜこの問題にこだわっているかというと、私はまだその当時国会議員では...全文を見る
○峰崎直樹君 官房長官はよろしいですか。今の政府の答弁でよろしいですか。
○峰崎直樹君 去年よりは早まっていくということで決意を承ったと私は解釈いたします。  さて、そんな甘い情勢ではないということは私どもよくわかっているわけでありますが、実は八月二十四日の産経新聞の夕刊だったと思うんですが、今、完全実施をずっと続ければルール化されたと同じだと、私は...全文を見る
○峰崎直樹君 私も、ぜひそのことを信じたいと思うのでありますが、確かに新聞に記載されているように民間も厳しいんだと。恐らく、民間も厳しいということがあの期末手当の〇・一カ月削減や一・一八%というところの数字に私はあらわれていると思いますので、その点はぜひ完全実施をするということの...全文を見る
○峰崎直樹君 次に、報告の問題で労働時間、勤務時間の問題について少し触れてみたいと思うんですが、今回の報告では、新たな施策としては年休取得促進策の一環として繰越日数を十日から二十日に延ばしたという程度で終わっちゃっているんですね。  我が日本の労働時間、これはもちろん官公庁だけ...全文を見る
○峰崎直樹君 この辺は先ほど私も指摘したとおりでございますけれども、要するに今の時代、若い人に聞いてみると、賃金よりもむしろ休暇がどうなんだということの方に非常に選択の志向が移っているんですね。あるいは勤務労働時間の問題、そういう意味で、俗に言う三K職場、きつい職場というのは今ま...全文を見る
○峰崎直樹君 どうも私は不満なんです。  というのは、このフリンジベネフィット、福利厚生というのは日本企業の横並び志向というのがあって賃金を非常に低く抑える。そのかわり、もうかっている企業ももうからない企業も同じようにするために、従業員に賃上げとは別の形で福利厚生という名目で実...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
11月11日第131回国会 参議院 本会議 第7号
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○峰崎直樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、今回の税制改革案について質問をしたいと存じます。  今回の税制改革案についてはしばしば理念なき改革という批判が聞かれますが、一体何を根拠にそのようなレッテルを張ろうとするのでありましょうか。今回の税制改革の理念は、本格的な...全文を見る
11月18日第131回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
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○峰崎直樹君 日本社会党の峰崎でございます。    〔委員長退席、理事竹山裕君着席〕  私は、税制改革大綱の作成に与党の一員として入れていただきまして、大変勉強をさせていただきました。その間、大蔵省や自治省を初めとして省庁の皆さん方の大変な努力も見てきたわけでございます。その...全文を見る
○峰崎直樹君 今、同僚の堂本議員から大蔵省しっかりしろと、こういう叱咤激励がございました。私も大いにその点は望みたいところなんです。しかし、ちょっとこれは与党の一員として私どもが考えてみても、大蔵省というところは、片方で予算を決定する主計局がある。片方では税をつかさどっている。そ...全文を見る
○峰崎直樹君 恐らくこれからも政界再編の軸をめぐって議論があるだろうと思うんですが、これは私個人の意見なんですが、どうもやはり社会民主主義、まあ社会党は社会民主主義という理念を最近はちょっと薄めかかっているのかなと思うんですが、非常に低い所得の水準の時代、つまり経済がまだ弱い時代...全文を見る
○峰崎直樹君 まだまだ興味深い点があるんです。特に今重税感の問題を挙げたんですが、この意識調査を離れて、まあ重税感といった場合、税の種類、対象によってまた違うんでしょうけれども、日本の所得税、とりわけ我々の払っている個人の所得税、住民税、これについては重いといいますか、大臣そう感...全文を見る
○峰崎直樹君 よく直間比率の是正といったようなことがあるんですけれども、あるいは所得、資産、消費のバランスということ、我々も与党の税調の中でいろいろ議論してみたときに、日本の所得税と言われているものの中で、我々の個人の勤労所得税と言っていいでしょうか、それと法人所得税と二つに分け...全文を見る
○峰崎直樹君 いろいろまたその中身を議論したいんですが、今の日米の世論調査を見て、決して国際的に見て高くないけれども重税感というのはアメリカと同じように重い。これは恐らく公平牲という問題と実は自分の負担している税との関係がやっぱりあるんじゃないのか。そういう点で、私は所得税という...全文を見る
○峰崎直樹君 今ヨーロッパの導入の経過の背景を聞いて、なるほどなと思いながら、ではヨーロッパと日本の消費税の違いというか、相違点というものはどこにあるのかなというふうに考えてみると、今おっしゃられた課税ベースが広い、確かにそうだろうと思いますが、もう一つは課税漏れが少ない。そのた...全文を見る
○峰崎直樹君 ただ、今回の改正で、本来仕入れ税額控除制度というのは、これはこれからの検討課題だというふうに私も思うんですが、仕入れ業者が仕入れに支払った税額が不明確だ、そして仕入れ税額控除が仕入れ税支払い額に一致しているということを証明できるという仕組みが、そのインボイスがないと...全文を見る
○峰崎直樹君 この問題については後でまた消費税について少し触れることがあろうかと思うんです。  もう一つ、ヨーロッパの国々との比較で、ヨーロッパは軽減税率を適用している。これも実は今後の課題になっているわけでございますが、一昨日でしたか、私どもの志苫議員の方からこの点について食...全文を見る
○峰崎直樹君 また今後の検討課題ということで、私どももしっかり議論していきたいと思っておるわけです。  今お話がございました課税ベースが広いために中立的であると、そのとおりだろうと思うんですが、個別間接税ではやはり経済に対するオブストラクションといいますか、ある商品は非常に高く...全文を見る
○峰崎直樹君 そういうことをいろいろ考えていくと、先ほど私は、所得税がやはり基幹税だろうと、そして垂直的公平に努力をするけれども、どうしてもその漏れも生じてくる。そこを消費税という間接税で広く薄くすくっていくという、消費税が補完税というふうに私自身も考えておったんですが、この点は...全文を見る
○峰崎直樹君 時間がどんどんたってきたわけですが、ようやく何か本論の入口のところに入ったような感じがするんです。  私、地元に帰ったりして税制の問題について学習会をやったりいろいろな人とお話をする機会があるんです。だんだんわかっていただくようになってきたんですが、唯一、今度の税...全文を見る
○峰崎直樹君 まだまだその点いろいろと議論したい点があるんですが、ちょっとポイントを変えて、我々税制改革大綱をつくり上げたときにも大変議論になって、今後の検討課題というか、総論の中に入っているポイントで年金の問題。きょうも厚生省から来ていただいていると思うんですが、社会党の本来の...全文を見る
○峰崎直樹君 本当に受益と負担の関係がストレートにとれているかどうか、私はやっぱり本来税の論議をするときにはこの社会保険、この種の掛金の問題も一体で議論をしなきゃだめなんじゃないかというふうに思っているわけでございます。  この点は別にいたしまして、先ほどのハリスと朝日の共同調...全文を見る
○峰崎直樹君 今後も慎重にということで、我々も慎重に議論をしていきたいと思うんです。  先ほどは所得税、消費税といったもの、基幹税をどうするかというような議論をいたしましたけれども、もう時間もありませんので、私、抜本税制改革あるいは税制改革という名前に値するというのは、地方税の...全文を見る
○峰崎直樹君 きょうは自治省の方をお呼びしていませんので余り多く地方税の議論ができないんですが、私も余り勉強していない中で、マスクレイブという人が地方税の原則というのを六項目にわたって記載をされている。その中で、いろいろあるのでありますが、「所得再分配を達成するための累進課税は、...全文を見る
○峰崎直樹君 だとすると、私も決して国、都道府県、市区町村、こう三つに分けてそれぞれ単一の税目ですべて賄うというふうに思わないんですが、国は何を基本に置くのか、都道府県は何の税目を基本に置いたらいいだろうか、市区町村は何の税目を基本に置いたらいいだろうかという点では、ある意味では...全文を見る
○峰崎直樹君 この機会によく質問を受ける点をちょっとお伺いしておきたいんですが、地方消費税が設定をされたときに、事務は全部税務署それから税関と二つでやりますが、地方消費税に関する税務の査察とかそういった作業は、これは地方自治体、特に都道府県がおやりになるのか、それとも当分の間はや...全文を見る
○峰崎直樹君 よくわかりました。当分の間は一切委託ということだと思います。  残された時間、ちょっと資産課税の問題も後で時間があればお聞きしたいんですが、その前に所得税の点で、今次改正で中堅サラリーマン層が私どももある意味では重税感というものがある程度緩和されたと思うんですが、...全文を見る
○峰崎直樹君 同じような問題は、人的控除のこういうものはむしろ予算で賄うべきじゃないのかということはたくさんございますので、この点はぜひとも将来とも税制改正の中で考えていかなきゃいけないなと思っております。  消費税の問題について落ちている点がございます。今回改正された点は、本...全文を見る
○峰崎直樹君 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、最後に、今回の税制改正の中で資産課税というものが非常に取り組みができなかったなということで私自身も反省をしているわけでございます。その意味で、今後、所得、資産そして消費、この三つのバランスということでございますので、ぜひと...全文を見る
11月21日第131回国会 参議院 地方行政委員会,大蔵委員会連合審査会公聴会 第1号
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○峰崎直樹君 きょうは三人の先生方大変ありがとうございました。  私は、国会議員になってまだ二年少してございますけれども、公聴会というものを本当に充実させていくためには、従来ともすればこの公聴会がいわゆる予算であれば採決の前提だというように国会対策の手法に使われていることについ...全文を見る
○峰崎直樹君 今の神野先生のお話を聞いていて、私もそういう意味で今時代が大きく変わってきているということを痛感するんですが、その際にいわゆる地方自治体の果たす役割がふえてきているということもまた事実だと思うんです。  実はもう一つ、まあ政府という意味で言えば中央政府も地方政府も...全文を見る
○峰崎直樹君 林先生にお聞きしたいことがたくさんあるわけでございますが、指摘された中に資産課税について今後どのような方向を打ち出すべきかということについての御指摘がなかったように思うわけでありますが、この資産課税についての御見解があればぜひお聞きしたいと思います。
○峰崎直樹君 私も、資産課税をもっと強化をしなきゃいけないし、ことしから実は相続税の問題も緩められたことはどうもこれは時代に逆行してやしないかというふうに考えている一人でございます。  その点はまた別にして、経済活力と税制の関係でちょっとお話を聞いてみたいわけでありますが、いわ...全文を見る
○峰崎直樹君 先ほどちょっとお聞きしたときに、サラリーマンの方々、非常に重税感といいますか、そういうものを持っているということなんですが、林公述人、今日本の給与所得というのは国際的に見て高いと思われますか低いと思われますか、いわゆる負担の度合いから見てですね。
○峰崎直樹君 その点をちょっとお聞きしたいと思ったんです。  これは神野公述人にお聞きしたいんですが、いわゆるシャウプへの回帰ということで、非常に所得税についての評価、私自身も公平性ということが観点として重要だと思うんですが、今ありました公平感という観点ですね。クロヨンであると...全文を見る
○峰崎直樹君 最後に指摘された点は、先日私も大蔵委員会で、私自身の乏しい経験で奨学金を受けるときの所得の不公平というのを大変憤りを持って感じたわけでございます。  時間がないので、最後に石先生にお聞きしますが、納審制が入るまでの間、この資産課税のあり方ですね、今のままでいいんだ...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもありがとうございました。
11月24日第131回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
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○峰崎直樹君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となっています三法案に賛成であることを明らかにしておきます。  今次税制改革は、当面する景気対策への適切な対応はもちろん、来るべき少子・高齢社会への対応や、前回抜本改革の積み残しとも言うべき中堅所得層への重税負...全文を見る