峰崎直樹

みねざきなおき



当選回数回

峰崎直樹の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
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○峰崎直樹君 地震に関連しまして若干の質問、お尋ねを申し上げたいと思うんですが、今回の阪神大震災に対して非常に高く評価されているのがボランティア組織ですか、新聞等でも相当取り上げられています。私も各種の報道を丹念に追ってみたんですけれども、最近では、かつて政治的に無関心な若い人が...全文を見る
○峰崎直樹君 もう少しその点をお聞きしたいんですが、この十八省庁の検討会議の中で民間の人たちの、NPOですから、あるいはNGOですから、そういう人たちの組織の意見というものを聞く機会といいますか、あるいは意見を反映するようなシステムというのはきちんとやっておられるということなんで...全文を見る
○峰崎直樹君 最近、新聞を見ると、どうもボランティア支援の法制化問題で連絡会議と対策本部が対応を押しつけあっているとか、ともすればお役所仕事になってしまって縦割りの弊害などが出ないように、またこの点はぜひともお願いしておきたいと思うんです。  さて、きょうは関西大震災の一番わか...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間ありませんから、私の意見だけ申し上げて、先ほどの十八省庁の対策会議等にもぜひ反映していただきたいと思うんです。  今も聞いていて、特に法人と個人の寄附におけるアンバランス、これは国税にも恐らく地方税にも共通して言えるんだろうと思うんですが、特に地方税ですね...全文を見る
03月06日第132回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○峰崎直樹君 連日、総理初め閣僚の皆さん、大変御苦労さまでございます。  阪神・淡路大震災という大変未曾有の震災があったわけでございますが、実は北海道でも、我々にしてみれば本当に直下型地震に匹敵するんじゃないかと思えるような大アクシデントといいますか、起きているわけであります。...全文を見る
○峰崎直樹君 労働大臣もひとつよろしくお願いしたいと思います。
○峰崎直樹君 総理、人にやさしい村山政権ということで、私ども、この閉山問題があったときに、総理のこれまでの努力あるいは通産大臣の努力に本当に心から感謝をしているわけでございますが、実は歌志内市七千人で、これで閉山になったときには人口が半分になるんじゃないか、こう言われています。そ...全文を見る
○峰崎直樹君 ぜひとも温かい配慮をよろしくお願いしたいと思います。  実はもう一つ、これは空知問題じゃないのでありますが、今回、実は特殊法人の統廃合問題、行革で大変な努力をされているわけでありますが、二月二十四日に政府は今回の特殊法人の整理合理化について閣議決定を行った。これに...全文を見る
○峰崎直樹君 どうも質問の要点といいますか、十分伝わってなかったような気がするんですが、まず総務庁長官に申し上げたいんですが、だれがというのはわかりました。どこの省庁、これは総務庁ということでよろしいんですね。いつから。
○峰崎直樹君 担当は総務庁ですか。
○峰崎直樹君 今、通産大臣に答えていただいたのは、この統合の問題について言っているのではなくて、そういう長くかかるものについては法制化をしなければだめなんではないですかということを言っているので、これは別に通産大臣からではなくて、総務庁ですか、大臣、お願いしたい。その趣旨で聞いて...全文を見る
○峰崎直樹君 実はもう一点ちょっとお伺いしておきたいんですが、社会保障研究所というのが今回廃止されるんですね。「社会保障研究」という大変程度の高いというか、なかなか読みごたえのある雑誌を季刊で出しておりまして、私も大変惜しいなという気がしているんですが、これはなくなるわけではない...全文を見る
○峰崎直樹君 天下り問題で私、ちょっと人事院にお聞きするんですが、かねてから天下りの問題についての弊害が指摘をされるんですが、それに対する対案ということを我々持っておかないと、キャリア組の役人の方とよく話をするんですが、その人たちもこういう特殊法人とかそういうところへ天下ってそし...全文を見る
○峰崎直樹君 私はその話を聞いたとき、今、政党助成法で三百九億出されようとしている。各政党がそれをどう使うかは自由なんですが、今、私たちが法案やこういうものを審議するとき一番困るのは、実は官庁の優秀な、与党ですから私たちと一緒になって法案をつくったりいろいろ努力をするんですが、肝...全文を見る
○峰崎直樹君 ある意味では、我々政党の側がしっかりしなきゃいけないんじゃないかなと思っているところでございます。  それでは、きょう今からいわゆる円高問題、さらに景気の問題、そして大変欲張っていましていろんな質問を用意いたしましたが、残された時間二十分しかございませんので全部対...全文を見る
○峰崎直樹君 今、円高が先ほどの昼間のニュースで九十二円まで行きましたですね。こういうふうに円高基調が進み始めたのをずっと見てみると、昨年二月に細川総理とクリントン大統領がお会いをしてノーと言った、それ以降すっと為替相場を見ると百円を割って、この六月に百円を割りましたけれども、そ...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと経済企画庁の方にお聞きしたいんですが、昨年までの円高でも、今のあの円レートでは日本の経済というのはもう大変だ、むしろ赤字輸出しているんだと。ひょっとしたらダンピングで提訴されても仕方ないというふうな、そういった調査をされたような経過はございませんでしょうか。...全文を見る
○峰崎直樹君 経企庁の調査を聞いて、その後で通産大臣からお答えをと思ったんですが、ありがとうございました。  それで、先ほどのお答えを聞いていると、私も二年半ずっと経済の状況を見ていまして、どうもいつも答弁が同じなんですよ、株価というのはいつもファンダメンタルズを反映していると...全文を見る
○峰崎直樹君 その収支のやりとりを聞いているのではないんです。問題は、今進んでいるこの急速な円高、通産大臣のお話でいえば一円上がれば三百十億円、恐らくもう巨大な赤字になっているんじゃないだろうかというふうに思うわけです、このまま進めば。  そのことに対して、どうしたらいいんだろ...全文を見る
○峰崎直樹君 ほかの大臣にもお聞きしたいところなんですが、余り時間もありませんので先へ進みたいと思うんですが、実はこの問題を考えるときによく批判を受ける、我々もアメリカの関係者の方とよく話をするとき、日本の市場というものが十分開かれていない、だから国内市場を開放すること、さらに規...全文を見る
○峰崎直樹君 後ろにたくさん問題を抱えているのでそろそろ円高問題については終わりにしたいと思っているんですが、肝心なことは私は、このリチャード・クーさんが言っているように、日本のファンドマネジャーを中心とした資金運用を任されている人間というのは、一体どうしたらドルが買えるのかとい...全文を見る
○峰崎直樹君 今、本当に一ドル九十円まで行こうかという大変なトレンドを示していますので、できる限り前倒しをしたり、それに対する緊急策をとっていただきたいと思います。  それでは景気の問題、もうまさに景気の話をしておるわけでありますが、経済企画庁長官と日銀の総裁もお見えになってお...全文を見る
○峰崎直樹君 昨年度、実は特別減税を行いました。六兆二千億円。消費税、所得税、住民税を合わせますと五兆五千億ですが、これは景気にはどのような役割を果たしたんでしょうか。経済企画庁。
○峰崎直樹君 私は、先ほどの経済企画庁の答弁で、実は前回同じ方の答弁で、震災がどういう影響をするかというときに、これは恐らく今年度ぐらいではよくわからないかもしれない、つまり一年か一年半ぐらいたってみないとこの震災の与える影響というのはわからないというような話を聞きました。そうい...全文を見る
○峰崎直樹君 今の同じ質問を、大蔵大臣、いかがでございましょうか。
○峰崎直樹君 この問題はまだ別途論議をする場があるだろうと思いますが、ところで政府の経済見通しと予算の関係についてお伺いしたいと思います。  政府の経済見通し、二・八%と言われているわけであります。これは一体どういう意義を持っているのかという、ちょっと解説しないとなかなかわかり...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、後で恐らく質問されるんだろうと思うんですが、前の経済企画庁長官の寺澤芳男さんが、これは七月十二日でしょうか軽井沢のセミナーで、政府の見通しについて、こんなものはとても信じられない、幽霊のような数字だと、こう内部で批判されたわけですね。もちろん経済企画庁長官がで...全文を見る
○峰崎直樹君 その断言はぜひしっかりと受けておこうと思います。そして、やはり真剣にその問題についての議論をする中で、何がまずかったのか、どこに問題があったのかという議論が真摯にできるようにしたいものだと、こういうふうに思うわけであります。  さて、時間も本当にどんどん少なくなり...全文を見る
○峰崎直樹君 CPIの統計をとるとき、大体定点でとっていきますけれども、最近の郊外のディスカウントショップみたいなものはそういう調査の対象に入っていきますか。
○峰崎直樹君 消費者物価指数でとっている例えば具体的に背広と、いわゆる全国家計調査でとっている消費単位になっている背広の値段を対比したもの、あるいは衣料品なんかを対比した資料があるんですが、それで見るとどうもCPIのとっている背広の方が、全国家計消費支出で見ているところの同じ総理...全文を見る
○峰崎直樹君 これはまだ仮定の話でありますが、瞬間的にはもう生じたことがあるんだというふうに聞いております。そうすると、価格が下がって実質成長率よりも名目成長率の方が下がってしまうというようなことが生じた場合に、これは予算編成をするときにどう影響してまいりますでしょうかね。大蔵省...全文を見る
○峰崎直樹君 これは実は私も再度質問しようと思ったんですが、要するに税収の問題、確かにこれは落ち込んでくると思うんですが、支出の方を見たとき、マイナスの消費者物価が生じた場合、年金を初めとする公的なスライドは一体どうなるんでしょうか。そこが今のはちょっとよくわからなかったんですが...全文を見る
○峰崎直樹君 これはやはり下がるんですか。
○峰崎直樹君 まだ架空の話というよりも、しかし最近の物価の下がり方を見ていると、これまた円高になってまいりましたからそういうことがあり得るんじゃないかと思うんですね。  税収の方は、主税局長、落ち込み、特に消費税とか所得税、法人税はもうけですから、もうけに対してかかりますね。所...全文を見る
○峰崎直樹君 まだ十分経験したことがないことを何かお話ししているようですから私たちもよくわからないところがありますが、大蔵大臣、どうでしょう、こういうデフレ下における予算編成といったものに対する、もし何か。
○峰崎直樹君 時間があと少なくなりましたが、新しい産業、すなわち今不況のお話をしましたけれども、今一番私たちにとってこれから考えなきゃいかぬのは、どうも新規産業というか、未来、二十一世紀を引っ張っていく産業が出てきていないというところじゃないかと思うんです。  そこで、最近のア...全文を見る
○峰崎直樹君 きょうはこの問題はもうほとんど時間がなくなってまいりましたから十分できませんが、恐らくアメリカでレーガンの行ったレーガン改革といいますか、あるいはイギリスではサッチャーが行った改革については、これはやはりそれの効果が出始めているというふうに見ている人がおられるんです...全文を見る
○峰崎直樹君 文部大臣にちょっとお伺いしたいんですが、アメリカでよくMBA、経営学修士を取るんですね。その取った人は大体どういうところに就職される傾向があると思いますか。大企業か中小企業かで結構でございます。
○峰崎直樹君 人材の流れというのがどういうふうに流れていくのかという点で、本当に私は非常に重要な局面に来ていると。日本の場合は、東大を出た、京都大を出た、皆、大蔵省に入るとか通産省に入るとか大企業に入っている。ところがあちらへ行くと、先ほどベンチャービジネスとおっしゃったんですが...全文を見る
○峰崎直樹君 資金の問題も私も重要な問題だと思います。  そこで、通産大臣、産業界の中からいわゆる独禁法九条、持ち株会社を解禁してもらいたいと、こういう要請が来ていることについてどう思われますか。
○峰崎直樹君 公取委員長もひとつ見解をお願いしたいと思います。
○峰崎直樹君 最後になりました。もう時間がないのはよく存じておりますが、今お聞きして、両方、もう本当に大変重要な問題が起きているような気がします。  ただ、私自身は、私の同世代の、今、大企業やそういうところへ入っている人間から、もう先が見えてくる、将来社長になれる人間は一人だ、...全文を見る
03月10日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
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○峰崎直樹君 社会党の峰崎でございますが、最初に大蔵大臣に。  先日、予算委員会の総括質問のときに円高問題で質問させていただいたわけであります。その後、私もちょっと気になりまして、あの時点で一ドル九十二円、一体どこまで行くんかいなと思ってしばらくおったんですが、実は二日前にちょ...全文を見る
○峰崎直樹君 日ごろ私も税制その他でおつき合いする機会があるわけでありますが、文字どおり寝食を忘れて、大蔵省の方々の努力には本当に敬意を表したいと思っているわけであります。  ただ、私、前回の大蔵委員会でもちょっとお話ししたと思うのでありますが、余りにも担当している権限というも...全文を見る
○峰崎直樹君 大変巨大な金額なんです。  今の数字は累積でずっと出されておりますが、単年度だけで調べてみますと、昨年度の当初予算、たしか七十二兆円前後でございましたでしょうか。それと対比しても、その財投資金の占めている、いわゆる予算上計上されている財投資金と短期運用とあわせると...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと郵政省それから厚生省の方にお聞きしたいんですが、郵便貯金あるいは簡易保険、簡易保険の場合は、直接やっておるかどうかは別として財投の中に占める割合というのは非常に高いわけでありますけれども、特に郵貯の場合、一九九一年度だったでしょうか大変な大きな伸びを示しまし...全文を見る
○峰崎直樹君 大蔵大臣にちょっとお聞きしたいんですが、郵貯が非常に伸びてくる、肥大化をする、そのことに対してこれは民業圧迫だと。簡保の場合もそうですね、これは保険事業の方との対抗関係がある。そういうことでよく民業圧迫という批判を聞くんでありますけれども、この点に対して、大蔵大臣と...全文を見る
○峰崎直樹君 今、補完ということであればいいんではないかということだったんですが、たしか九二年度と九三年度、平成で言いませんのでちょっとわかりにくいかもしれませんが、この両年度の貸し出しの伸びを見ると、どうも民間資金よりも公的資金の方が上回ったんじゃないか。その点、数字いかがでご...全文を見る
○峰崎直樹君 残高で見たんじゃだめなんで、九二年度と九三年度は伸びはどうだったかという単年度の伸びを聞いたわけです。恐らくちょっと事前のあれがなかったんですが、私の聞いている限りでは民間よりもいわゆる公的な資金の方の伸びが高かったんですよ。  そうすると、今、大臣がおっしゃった...全文を見る
○峰崎直樹君 入り口のところのお金の論議、これ以上時間的に余裕ありませんからやりませんが、どうもやはり将来的に見たときに、この郵貯の原資の伸び方というのは金利自由化のたしか九三年の六月ごろから変わってきていますから、恐らくはこれまでのような形では伸びていかない。年金の財源も恐らく...全文を見る
○峰崎直樹君 語尾の方がよく聞こえないところがありましたけれども、両省からいったらわからないのかもしれませんが、PKOにはこの三つの事業団からのお金は使っておりませんということなんですか使っているということなんですか、それだけちょっとお聞きしたかったんです、最後にもう一回確認しま...全文を見る
○峰崎直樹君 理財局長、やってないというより、やっているんでしょう。今は、何か聞いていますと、そんなことで株価は維持できるわけないと。確かにそうでしょう、あの株式相場の金額を全部PKOで見ていると言いません。恐らく外国人の投資家がかなりどんどん入ってきていますから、そういうものに...全文を見る
○峰崎直樹君 株価維持のためでないというんだったら、何で投入したんですか。
○峰崎直樹君 長期的、安定的な運用をやるとき、株価水準がたしか一万四千円を割るか割らないかというところまでいったときにようやくPKOをやろうと言ったんですよね。やはり私はそこのところは余りもうごまかさないでもいいと思うんですよ。PKOをやりました、株価をある程度支えなきゃ、含み益...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
03月14日第132回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○峰崎直樹君 社会党・護憲民主連合の峰崎でございます。  総理、御苦労さまでございます。  きょうは前回の総括質疑に続きまして円高問題、そして内外価格差問題を中心にして少しお話を深めてみたいと思っているわけでございます。  最初に、総理、ゆでガエルという話を知っていますか、...全文を見る
○峰崎直樹君 時間がありませんので、端的にひとつよろしくお願いしたいと思うんです。  そこで、いろいろエコノミストの人たちにヒアリングをしてみたんですけれども、どうも日本の金利というのは非常に今、高いんではないかと言う。いや公定歩合は一・七五ですから史上最低ですと。そうじゃなく...全文を見る
○峰崎直樹君 今、実体経済は緩やかに回復していると。この間、経済企画庁長官もそうおっしゃいました。恐らく政府はそういう認識だろうと思うんです。  私たちがいろいろ聞いてみると、それは大企業だけじゃないか。先日も朝日新聞が百社をアンケートしましたね。それは主要百社のことなんです。...全文を見る
○峰崎直樹君 いろいろなことを考えなきゃいかぬ、確かにそれは財政という、大蔵大臣としては当然そういう答えになるのかもしれませんけれども、しかし私は、今のこの黒字問題というものが起きているときに、緊急にこの円高を抑えなきゃいかぬというときに、しかしそれは増税という方向での解決という...全文を見る
○峰崎直樹君 私も日本経済を順調に回復させていくためには公共事業が必要だというふうに思います。そのとおりだと思います。しかし、どうもそれだけでは、もうこれだけ世界で第二位の経済大国だ、そして新しいニュービジネス、新しいニューインダストリーが生まれてきていないというときに、それだけ...全文を見る
○峰崎直樹君 いろんな要素が絡んでいますから、それだけだというふうには思わないですが、財政ということを見たとき、当然それは支出と収入とこの二つしかないわけですから、もちろん中の構造をいじるとすればそれはいろいろあるかもしれません。  その意味で我々の方が考えなきゃいけないこれか...全文を見る
○峰崎直樹君 その意味で、公共専業のあり方を含めた政府の予算のある意味では国際的な競争、あるいは市場開放といいますか、そういうものを進める中からよりコストを下げていくという、もう一方でそういう作業ともやはり私は並行していかないとこれはうまくいかないんじゃないかというふうに思ってい...全文を見る
○峰崎直樹君 今、公取委員長にお答えしていただいたんですが、一つ抜けている。何かといいますと、我々一般の市民は、談合をやっている、カルテルやっているのを見つけても我々自身が提訴できないけれども、アメリカでは私訴まで認められているんです。ということは、一億八千万の人口のうち、まあ有...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
03月16日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
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○峰崎直樹君 私も租税特別措置に関して昨年来から税制調査会でいろいろと仕事をさせていただきました。その意味では、むしろつくった方の側に立っているわけですから余り指摘することもないのかもしれませんけれども、ある意味では念のためにといいますか、さらに今後の課題を明らかにするという観点...全文を見る
○峰崎直樹君 何でそういうことを申しますかといいますと、「税務弘報」のボリューム43ナンバー2、この中で加藤さんはこういうふうにおっしゃっているんです。この今回の税制改革あるいは税制改正、去年の九月とこの間十二月に出しましたものについて評価をしているんですけれども、こういうふうに...全文を見る
○峰崎直樹君 とにかく、政府税調の会長として任命しているんですから、一回だけならまだともかく、二回もこういう発言をされている。もともと刺激的な発言をされることが多い人ですけれども、これは私はいつか何らかの形で本人の釈明なり、あるいはおやめになっていただくとか、そういうふうに考えな...全文を見る
○峰崎直樹君 相続税の減税というのは、これはなぜ相続税の減税が去年やられたんでしょうか、ちょっとその点を明らかにしていただきたい。
○峰崎直樹君 今の質問をしたのは、土地が高くなって相続税をなかなか払い切れない、重くなった、物納しなきゃいけないと。だんだん今、土地は下がってきているんでしょう。国土庁の方に土地の状況をどういう状況になっているかということを教えていただきたいんです。最近の土地の状況です。
○峰崎直樹君 ということは、バブルの時代に土地の値段がずんずん上がっていった。今どんどん下がってきている。そうすると、私が言いたいのは、相続税のいわゆる減税をやっていったわけです。ところが、どうも調べてみると相続税は高いんだ、高いんだと。特に自民党の渡辺美智雄さんが書かれた本なん...全文を見る
○峰崎直樹君 今の数字を聞いて、そうするとまだ下落の度合いが少ないのかなというふうにも思ったりいたしますが、いずれにせよ相続税という問題は、本当に資産課税といいますか、先ほど午前中に議論がありましたけれども、決して軽視できない重要な課題ではないかなというふうに思っておりますので、...全文を見る
○峰崎直樹君 企業というのは、北村課長、こういうことで税を支援しますよ、税をまけてあげますよということで、よしじゃ一生懸命試験研究やったるかなと、こういう仕掛けになるものなんでしょうかね。私はそこのところは、マインドとして、気分としては、確かにそういう減税をすることに伴って、あっ...全文を見る
○峰崎直樹君 その点、私も一概に決めつけて、そんなもの効果ない、早くやめちまえと、そこまで極論を申しているわけではないんですが、どうもやはり我々から見ると、この租税特別措置というのはやっぱり隠された補助金になっているわけであります。  しかも、それはもうかっている企業だけが、つ...全文を見る
○峰崎直樹君 引き続き、産業空洞化問題ということでお伺いします。  私は先日予算委員会の場で、独禁法第九条の持ち株会社を解禁することについて今政府側がどういう対応をされているのかということで、実はこれは規制緩和問題で今政府の中でも、通産省はこの純粋持ち株会社を解禁すべきであると...全文を見る
○峰崎直樹君 まだ日本ではそういうものが解禁をされていませんから、恐らく解禁されたときの税の仕組みとしては、主税局長、もし解禁されれば日本も同じような仕組みにした方がいいんじゃないかというそういう意見があるんですが、その点、想定の話でございますからなかなか難しいかもしれませんが、...全文を見る
○峰崎直樹君 恐らく今後また議論を呼ぶ点だろうと思いますので、私どももしっかり勉強していきたいと思います。  今の空洞化問題の関係で、店頭市場公開制度、NASDAQというのがアメリカにあるわけですが、日本ではJASDAQと呼んでいいんでしょうか、それはもう既に始動し始めているん...全文を見る
○峰崎直樹君 たしかこれは取引の段階でもう既に源泉で徴収しちゃうわけですね。そういう意味では課税漏れはJASDAQの場合でもないということですね。
○峰崎直樹君 次に土地の問題に移っていきたいと思うんですが、午前中もう大先輩の清水先輩が大きな議論をされたので、かなりの点はダブりますので、その点については私省きたいと思うんです。  清水先生と認識が一致するかどうかわかりませんが、外国の企業が日本に来ていて、それがまた例えば証...全文を見る
○峰崎直樹君 大臣、ひとつ決意といいますか、お伺いしたいんです。私は日本経済というのは今デフレ基調に入っているとこの間から何回も主張してきているんですが、その中で土地の値段が今主税局長がおっしゃったようにアメリカなんかに比べて高いわけですね。これは土地が狭いから高いんじゃないと思...全文を見る
○峰崎直樹君 ぜひとも私もそういう方向に向けてこれからも頑張っていかなきゃいかぬなと思っています。  いわゆる土地の問題を考えたときの保有税の問題がきょうございました。固定資産税と地価税と二つあるわけでございますけれども、午前中、固定資産税が充実すれば地価税は要らないという声が...全文を見る
○峰崎直樹君 午前中にいただいた、これは大蔵省につくっていただいた資料でございましょう。港区西麻布にある建物が五十一・〇四のマンション、これは土地の値段が七千七百万、それに対して固定資産税六万一千八百九十七円、これは土地だけですよ。土地、建物に関して両方で〇・二一%、十分の一以下...全文を見る
○峰崎直樹君 確かに公平性という点ではそういう声があると思うんですけれども、しかし、より簡便な、しかも効果的な方法というものもやっぱり考えられてしかるべきじゃないかなということだけまた意見として申し上げておきたいと思います。  さて、土地の問題と関連した住宅の問題なんですが、き...全文を見る
○峰崎直樹君 私は昔、特別分譲住宅というのを買ったことがあるんですけれども、そのとき、見たときに何を一番気にするかというと、幾らくらい支払っていったらいいものかなと。サラリーマンが買うとき、つまり五年据え置き二十年で払うとか、そして元利均等払いなのかどうなのかとか、月々の支払いは...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間がありませんから最後に、両方合わせて一兆円を超えるような優遇措置が実はこれにとられているわけです。しかし、これはまだ家を持てる人に対する措置としてある。そして、家を持てない人に対しては全然そういう措置はないんです。  そういう点で、年収七百万といったらきっ...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、ただいま可決されました租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、平成会、新緑風会、二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     租税特別措置法の一部を改正する法律案 ...全文を見る
04月20日第132回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○峰崎直樹君 実はきょうは総理大臣がおられないということで非常に残念だなと思っているわけであります。どうして残念かといいますと、今度五月二日から中国へ行かれる。実は私も去年の五月のゴールデンウイークに中国へ行ってまいりました。そして私、一九八四年、十年前にも中国へ行って同じコース...全文を見る
○峰崎直樹君 そうです。カラオケなんです。  私は今カラオケの話をいたしましたが、どうも日本の経済がある意味では先進国に追いついたときに、大抵非常に経済が隆盛をきわめた地域というのは必ずそれ特有の文化を生み出すと言われているんですが、アメリカがかつてアメリカンウェー・オブ・ライ...全文を見る
○峰崎直樹君 その意味で、私たちは自由貿易体制というものをやはり堅持していこうという観点に立っております。  その観点で、今度は大蔵大臣にお聞きしたいわけですが、実は与党で議論をしたときも、最近の円高になっている要因の中に、アジアのイマージングマーケットと言われている国々のいわ...全文を見る
○峰崎直樹君 ぜひ私は、こういうところで国際性といいますか、国際的な姿勢を示すべきだというふうに思っております。  さて、日銀の介入のあり方の問題についてお聞きしたい。日銀にではないですね、日銀介入ということは大蔵省にお聞きするということになるんでしょうか。  それはいわゆる...全文を見る
○峰崎直樹君 何かおっしゃっていることがよくわからない。  それで、大蔵省の大先輩の大場智満さんが、私ども与党が実はレクチャーを受けたとき、要するに損をするような介入をしたら、つまり日本国民にとってそれは損をさせているんだから、こういう介入は間違いですよと。やるからにはぜひとも...全文を見る
○峰崎直樹君 松下総裁、今お聞きしたとき、為替相場に対してそれを直接とは見ないとおっしゃいましたけれども、諸外国の中央銀行は信用システムを維持しなきゃいけない、それと自国の通貨の価値を安定しなきゃいけない、これが二つの大きい課題ですね。そうすると国内における通貨価値、これはもちろ...全文を見る
○峰崎直樹君 なぜその話をしたかと言いますと、大蔵大臣、日銀総裁と、八六年から八九年、九〇年までのバブル、今は二つの信用組合の救済とかいろいろなことを言っていますけれども、あのバブルを起こしたことの責任というのはどこにあるのかということが公的な場で実は明確になったことは余りないん...全文を見る
○峰崎直樹君 本当にぜひとも、大蔵省出身者であるがゆえにここは甘くなっているんじゃなくて、よく知っているがゆえに逆に厳しくと、これぐらいの実は私は対応をやってもらいたいと思うんです。  アメリカのSEC、証券取引委員会ができたのは、あれはたしかケネディさんのお父さん、この人は大...全文を見る
○峰崎直樹君 金融の方はそれくらいにして、今度財政の方でちょっとお伺いしたいと思います。  今度の政府案の中で、大変私は大きな画期的な中身が入っているんじゃないかと。それはいわゆる赤字国債も含めて今度の補正予算を組んでいくという決意がなされたわけです。これは今後とも私は、基本的...全文を見る
○峰崎直樹君 私が評価をすると言ったのは、今回の対策で何が注目されているかというと、やっぱり政治が本当にこの危機を受けとめたなということのあかしたと思うんですね。従来、公共投資というものの配分のあり方が運輸、農水、建設の中ではほとんど変わっていかない。何だ、ほとんどこれは官僚機構...全文を見る
○峰崎直樹君 国際比較なんです、聞いているのは。国際比較。
○峰崎直樹君 やっぱり小学校、中学校あたりからパソコンを駆使してそしてやり始めるということは、今後の我々情報化社会をつくっていくときには物すごく大きい知的インフラになってくるんじゃないでしょうか。  これは後で産業政策を通産大臣にもまたお聞きしたいと思っておるんですが、その意味...全文を見る
○峰崎直樹君 ある意味では、なかなか変わりにくいものは予算編成の権限を総理直属のところに、内閣に置くとか、そういう機構改革などもやはりこれは必要なんだと、従来言われていることですから、それらを含めて早急に変えていただきたいと思います。  残り時間が少ないですから、産業政策の方に...全文を見る
○峰崎直樹君 そうだろうと思います。ただ、現状における人材の蓄積度からすると、これから恐らくそういうベンチャーというようなところにも人がどっと行くようになる、もっとそれを仕組みとして整備しようと。しかし、今の大半の有能な人材がそこに埋もれているかもしれない、そこをやはり私たちはい...全文を見る
○峰崎直樹君 時間がもう少なくなって、あとたくさん聞きたいことがまだあるのでありますが、規制緩和の問題についてお聞きしたいと思います。  その前に、総務庁長官の前に経済企画庁長官に、今年度のエコノミスト賞はどなたがおとりになったか御存じでしょうか。わからなければわからないで結構...全文を見る
○峰崎直樹君 そうですか。日本銀行の調査をされた方なんですが、最後まで残った本の中に、経済企画庁長官のところの白川さんの「内外価格差」という本が最後まで残ったんです。私もこれ読んで本当に、この間もちょっとお褒めを申し上げたんです。  それで、前回もちょっとお話を申し上げましたマ...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間がありません。本当にお呼びしている大臣に申しわけないことを申し上げましたが、最後に、経過を聞いているんじゃないんです、そういうことに対して政治が本当にこたえなきゃいかぬということについて、これは官房長官、ぜひ総理の方にも伝えていただいて、ほっておくとまたゆで...全文を見る
05月10日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第8号
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○峰崎直樹君 日本社会党の峰崎でございますが、大分時間も経過していますので、私の方から端的にお聞きしてみたいと思います。  まず最初に、県の中沖知事にお聞きしてみたいと思うわけです。二点でございます。  一つは、私はこの間、税制改正、さらには現在の円高問題等でいろいろと対応し...全文を見る
05月23日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第9号
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○峰崎直樹君 それでは質問に入らせていただきますが、最初に大蔵大臣にお聞きしたいと思います。  一九八一年の銀行法の改正といいますか、あるいは円・ドル委員会といいますか、そういう意味で、金融の自由化と言われているものがいよいよ進んでここまで来たわけでございます。金利については昨...全文を見る
○峰崎直樹君 一九八一年から始まった金融制度を含む資本市場の改革という中で、実は重大な問題が発生しているわけです。いわゆるバブルの発生です。  先日も予算委員会でお話し申し上げたんですが、このバブルの責任ということについて、ある意味では自由化と言われているものがきっかけになりな...全文を見る
○峰崎直樹君 確かに普及率が非常に高まった、そういう意味で、その点についてはもう必要性がないのではないかという意見があるのは私もよく存じているわけです。ただ一方で、今最後に出ました貯蓄性の問題について、本来ならこれは厚生省に聞くべきかもしれませんが、いわゆる現行保険制度の中に非常...全文を見る
○峰崎直樹君 ぜひとも、この問題について税制の世界でも議論をし、結論を出していただきたい。とりわけ、公平性という観点からよろしくお願いしたいというふうに思います。税の質問はこれでございますので、午後からもう結構でございます。  実は、先ほど来、私の質問しようと思っていることにつ...全文を見る
○峰崎直樹君 その点は、具体的に個々の内容に即してお話をしなきゃいけない点だろうと思いますので、内容的な問題を先にお聞きしたいと思います。  さて、総論的なところからまずお聞きしたいわけでありますが、現在保険業界を見てみますと、とりわけ生保が少しバブルの影響がひどいように思われ...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、保険契約でも、私たちが入っている個人の生命保険も重要だと思うんですが、法人の保険だとかさまざまな巨大な保険契約もあるわけでございます。それらも含めて全部それは契約を保護してそのまま移行すると。ちょうど二億組の問題で問題になったように、一千万円を超えて大口...全文を見る
○峰崎直樹君 午前中はこれで終わります。
○峰崎直樹君 午前中に引き続いて質問したいと思いますが、独禁法の関連を先に質問させていただきたいと思うわけであります。  三月十日付の日経新聞によりますと、保険業法の改正に伴い独禁法の適用は厳しくしたい、これまでの独禁法の適用除外は自賠責などに限定をしていきたいというふうに報じ...全文を見る
○峰崎直樹君 それで、具体的に算定会の問題についてお聞きしてみたいと思いますが、公取の方は、算定会で出されたものについて、今度は認可ではなくて届け出になるんですか、商品によっては。算定会で例えば、これは大数の法則でしょうけれども、地震の発生件率だとか火災の発生件率だとか、そういう...全文を見る
○峰崎直樹君 今度は保険当局にお聞きしたいんですが、認可と届け出があるわけでありますけれども、多くの部分まだ認可が残っておると。その場合に、この純保険料の料率を守るということは、これは認可をする場合の大前提になるわけですか。  つまり、もっと言いますと、この純保険料に私の会村は...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、ほかの金融商品とこの保険という商品に当たっての自由化というのはちょっと違うのかなという感じがしますね。  というのは、生命表があったり、人数の法則の数字があったりして、経験的に人体こういうものが統計的に出てきますよというものは、これはとにかく守れ、ある...全文を見る
○峰崎直樹君 私もまだよく理解をしていない面があるのかもしれないのですが、私がなぜこういう質問をしているかといいますと、先ほどアメリカの失敗の例を随分指摘されたんですよね。私は日本とアメリカを比べたとき、先日もアメリカに行っていろんな話を聞くうちに非常に日本と違うなと思っているの...全文を見る
○峰崎直樹君 アメリカに行くと、昔通のホワイトといいますか、最近はもうワシントンだとかニューヨークだとかシカゴだとか本当に町中に住まないんですね、ほとんど黒人が七〇%とか六〇%とかです。そして、ダウンタウンに住んでいる人、郊外に住んでいる人と完全に差ができて、いっどこで何が起こる...全文を見る
○峰崎直樹君 アメリカの場合は、聞くところによると、この保険という業法は五十州によって全部何か違うんだそうですね。全く自由化されているところと非常に規制があるところとかいろいろ分かれていて、その意味でミッキー・カンターさんは、私は先日もちょっとお会いをしてまいりましたけれども、果...全文を見る
○峰崎直樹君 それは、それ以上きょうは主題でありませんから入りませんが、日米包括経済協議の中の競争というところの項目の中で、今おっしゃられました系列内取引の問題について、日米で国内と外国の保険会社が協議の上、系列内取引の程度と影響の調査を行う一つの独立研究機関を選定し、その調査が...全文を見る
○峰崎直樹君 わかりました。おくれているということですけれども、これは何も早くやらなきゃいかぬ、だめだということでもないでしょうから、その点はそういうことなんでありましょう。わかったらまた教えていただきたいというふうに思います。  そこで、この自由化を考えるに当たって大変重要な...全文を見る
○峰崎直樹君 無配当、有配当、そして五つに分けてとりあえず区分経理を行う、それは今ディスクローズされますと。それぐらいの範囲では、どのくらいの含み益があるとかいろんなことについては、それはオープンにされるということですね。それはわかりました。  さらに特別勘定と言われているもの...全文を見る
○峰崎直樹君 いわゆるディスクロージャーに関連してソルベンシーマージンの問題があるわけですが、午前中楢崎委員の方から質問されまして大体わかってまいったわけでありますが、その点でよくわからない点があるわけてす。  一つは、いわゆるデリバティブ取引と言われているものはこのソルベンシ...全文を見る
○峰崎直樹君 いろいろお聞きしていますと、ソルベンシーマージンが恐らく見習ったであろうと思われるのは、アメリカのRBCというんですか、たしかそういう仕組みだと思うんですが、アメリカの場合には、RBCというような基準を設けて、それをある意味では見ていて、後は余り行政がそれほどタッチ...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、我々普通の庶民が保険に入るとか企業が保険に入っていくとかというときに、この会社は大丈夫かいなというときに非常にわかりやすい指標みたいなものは、さっきの区分経理だとか特別勘定とか、そういうものは一つ物差しになってくるのかなというふうに思ったりするわけであり...全文を見る
○峰崎直樹君 これは恐らく損保業界からすると、実際に自分たちが生保の子会社をつくったときに果たしてどうだというような、いろんな意味でそれぞれの業界ごとの言い分があるのかもしれません。これは恐らく政令、また大蔵省令でどのような基準でこの内容が変わるのかということについては明らかにな...全文を見る
○峰崎直樹君 その関連で少し聞いておきたいんですが、生保業界は九二年度から新規契約高の前年割れがもう三年継続していると。大変厳しい状況でございますが、そういう中で信用金庫業界が生保進出に向けて具体的な試算に乗り出しているというようなお話を聞いておりますが、この他の業界の進出の動き...全文を見る
○峰崎直樹君 今度は午前中の質問にありました全労済の問題をちょっとお聞きしたいんですが、全労済が自賠責保険の参入問題で私の聞いている限りでは与党でも今議論をされている、こういうふうに聞いておるわけでありますが、この点については政府側としてはどのような見解をお持ちなのか。これはある...全文を見る
○峰崎直樹君 これは恐らく与党で今議論をされていますので、今大蔵大臣がお答えになったような点も含めてこれから議論をしていく課題だと思っております。  もう時間もないので、少し始まりも遅かったせいでありますが、最後の質問にしていきたいと思いますが、午前中ブローカー制度についてのさ...全文を見る
○峰崎直樹君 五十六年ぶりの大改正、本当に長い間御苦労さまでしたというふうに申し上げたいわけでありますが、読んでみますと本当にあちらこちらに省令でどうのこうのと、もう何カ所あったか自分でもわからないぐらいあるわけであります。その意味でまだまだ冒頭武村大蔵大臣がおっしゃったように緒...全文を見る
05月25日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
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○峰崎直樹君 お三方、きょうは本当にありがとうございました。特に、徳田参考人には本当に長い間ずっとタッチしていただきまして、先ほどいろいろ聞いておりますと、法案の内容が十五分の間に見事に整理をされてよくわかりました。ありがとうございました。  さて、その中で、まず最初に徳田参考...全文を見る
○峰崎直樹君 持ち時間が相互で十五分でございますので、大変恐縮ですが簡潔にお願いしたいと思います。  それでは、倉沢参考人と高橋参考人に同時に質問をいたしますので、あと十分間という中でお答え願えればと思います。それぞれ、もう時間がありませんので、一問ずつに絞りたいと思います。 ...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。
06月02日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第10号
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○峰崎直樹君 日本社会党の峰崎でございます。  予算委員会で円高問題に関連をして規制緩和の問題等について触れてまいりましたけれども、きょうは三十五分間という時間でございますので、少し総論にわたった質問になるかと思いますが、大臣、関係当局に質問をしていきたいと思います。  最初...全文を見る
○峰崎直樹君 五月のいつでしたでしょうか、総理が横浜に行かれて、帰りにマクドナルドのハンバーガーの店へ立ち寄られた。私、自分で予算委員会のときに二回ばかり、マクドナルドのハンバーガーの値段を内外価格差の一つの模範例としてお話をして、総理にも、行ったことがあるかと尋ねたんですが、ど...全文を見る
○峰崎直樹君 今、お答えを聞いて関連して質問してみたいと思った点があるんですが、今JISとかJASとおっしゃいましたね、国際規格。この国際規格はどこが標準を定めるんですか。  つまり、私先ほどいろいろな参考人への質問を聞いておりましたときに、規制緩和はもう不可避である、いや規制...全文を見る
○峰崎直樹君 これは恐らく、今、日米の自動車摩擦の問題が続いておりますけれども、引き続き大変に大きなポイントになってくる点じゃないかなと思っておりますので、我が国の利益、そして国際的な調和という二つの課題をしっかりとにらんだ上でやっていただきたい、またやるべきだというふうに思いま...全文を見る
○峰崎直樹君 この点は、引き続き我々も規制緩和問題をどのようにとらえたらいいのか検討していかなきゃいけない課題だというふうに思っております。  そこで、今度、規制緩和をこれからいよいよ現実に進めていく場合に、例えば私の属していました大蔵委員会等でも、証券会社と銀行との垣根を相互...全文を見る
○峰崎直樹君 証券と銀行とそういう相互の乗り入れというものも出てくるわけですから、本体部門でまだ参入できてないから残っているのかもしれませんが、そこがもう自由になっていつでも本体も参入できるような状況になれば何も銀行局、証券局というふうに二つなくたって構わないんじゃないかとちょっ...全文を見る
○峰崎直樹君 実は証券会社あるいは銀行の決算が発表になりました。その中で、株式の含み益をぽんと出していますね、相当の金額を出しています。ところが、どうもこれは株式の含み益を出す最後じゃないか。  つまりこの間、あのバブル以降、恐らく民間のそういった証券や銀行といったところは株式...全文を見る
○峰崎直樹君 我々は、本当にこの規制緩和に伴う雇用問題に対する準備といいますか、そういうものが非常に需要だというふうに考えております。  最後になりますが、長官に、五カ年から三カ年に短縮をされたわけです。それでも不十分だというふうな意見もあります、そして同時に、あの円高があった...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
10月17日第134回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○峰崎直樹君 総理、連日大変御苦労さまでございます。  実は、昨日の山本先輩の質問にちょっと関連をさせたいと思うんですが、私は総理の出身県の大分県というのは、二度ばかり行ったことがあるんですが、本当に住みやすいところだなと思って、海産物はおいしい、そして北海道でもそうなんですが...全文を見る
○峰崎直樹君 きょうは主要には景気の問題について議論したいと思っているわけですが、ただちょっと私、この夏非常に驚いたことがございます。  運輸大臣、実は航空運賃の問題についてちょっとお尋ねしたいと思うんです。と申しますのは、ことしの春あたりからしきりと三五%の割引になりますよと...全文を見る
○峰崎直樹君 運輸省はたしか観光の問題も管轄されている省庁だと思いますが、今、日本の観光の中で、私は北海道におりますから非常にそういうことには敏感なんですが、かつて北海道観光というのは随分国民の間にも要望が強かったんですけれども、最近ではもう国内よりも海外に行くということが多くな...全文を見る
○峰崎直樹君 日銀総裁、今景気状況についての判断も加わりましたので、その点も含めて、最近の景気状況はこれはデフレというふうに言い得るのかどうなのかも含めて、ちょっと日銀の判断を教えていただきたいと思います。
○峰崎直樹君 その物価の問題なんですが、三月六日のときにもちょっとお話をして、最近の物価統計というのは本当に正確に反映しているんだろうかということを実は疑問を呈したことがございます。  経済企画庁長官にちょっとお聞きしたいんですが、総理府の消費者物価統計、これはもちろんきちんと...全文を見る
○峰崎直樹君 これからも、ぜひとも総務庁のCPI統計もこういう消費者の生活実態というか、それにできる限り合うように改革をしていただきたいなということを述べておきたいと思います。  さてそこで、きのうからきょうにかけて景気の見方について随分と議論も続いているわけであります。経済企...全文を見る
○峰崎直樹君 その産業構造の転換ということを図っていくときに当たって総需要を拡大していくというやり方は、今回の中では十四兆円といった大きな規模になっているわけですが、真水は五兆五千億と言われておりますが、そういう総需要を拡大していくということで産業構造の転換というのはなかなか図り...全文を見る
○峰崎直樹君 税の世界の話はまた別途やらなきゃいけないと思うんですが、大蔵大臣、ちょっとお聞きしておきたい、あるいは大蔵省当局でも構いませんが。  政府税調の方でいよいよ法人税の見直しに入っているというふうに聞いております。私は、その際、法人税の税率を下げた方がいいというときに...全文を見る
○峰崎直樹君 また、いずれ税調の場でも議論したいと思っておりますが、さて、ちょっと横に外れましたけれども、景気の問題にまた戻ってまいりたいと思うんです。  日銀総裁、先ほど公定歩合を引き下げた理由についてお話を申された中でマネーサプライの問題があったわけです。今私もいろんなもの...全文を見る
○峰崎直樹君 今お聞きしておりまして、潤沢に低金利で、本当に経済を活性化するために努力をしておられる。私もぜひともそれはお願いしたいと思うんですが、実体経済を調べてみると、最近は中小企業に対する融資というのが依然としてまだよろしくない、こういうデータがやはり我々のもとに入ってきて...全文を見る
○峰崎直樹君 今、大蔵当局は現行税制上からすればそういうことになるということで、そうなると、アメリカなどに比較すると経営者、あるいはそのストックオプションの持っている機能といいますか役割というもの、つまり企業家が本当にその企業に活力を与え、生産性を与え、利益を与えるという、そうい...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。
11月28日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第4号
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○峰崎直樹君 同僚の竹村委員に続きまして私は、宗教法人法、今回の改正案、さらには関連をいたしますいわゆる民法第三十三条、第三十四条の法人の問題について、主として税制の観点からお聞きしてみたいわけであります。  と申しますのも、この宗教法人に与えられていますいわゆる国税あるいは地...全文を見る
○峰崎直樹君 いずれも公益性という観点を強調されたわけでございまして、この点はまた後で再度お尋ねしたいと思います。  私は先ほど非課税ということを強調したわけでありますが、これは諸外国、アメリカやイギリス、ドイツ、フランス等と比較しますと、どうも日本の公益法人に対する課税の方法...全文を見る
○峰崎直樹君 今お聞きしておりますと、要するに省庁で、それぞれ所轄庁があるから所轄庁で、それぞれの公益法人が公益に従ってやっておるということがある意味ではチェックされるからそこでやればいいんだと、こういう話だったわけです。  そうすると、先日来ずっとお聞きしていると、文部大臣が...全文を見る
○峰崎直樹君 これは法務省に実は事前にお話をしていなかったんですが、私どもが、いわゆる市民団体が活動することに法人格を与えようとするときに、大変論議をしたのは、今お話がありました、簡単にできる限り法人格を与えようじゃないかということでいろいろ議論をいたしました。  その中に、認...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと私の手違いといいますか、お話ししておけばよかったなと思ったんですが、しかし、いずれにせよこの認証というのは宗教法人法で出ておりますが、これは先ほど来の答弁を聞いておりますと比較的簡単にとれるということのようでございますね。  そうすると、NPO、私たちの言...全文を見る
○峰崎直樹君 文化庁次長、そのことは認証という言葉から認可とかそういうところにいわゆる一歩基準を上げるということなんでしょうか。
○峰崎直樹君 このNPOという法案は恐らく来年の通常国会等でまた議論になるだろうと思いますので、そこで本格的な議論をしたいと思うんです。  きょうは法務大臣しか法務省はおられませんので、私は本当につくづく痛感をしておるのは、いわゆる市民運動の団体の方々が何か事を起こそうとされる...全文を見る
○峰崎直樹君 主税局長、隠れた補助金であるということについてはどうなんでしょうか。
○峰崎直樹君 これは決して意地悪をして言っているわけではないのであります。有力な税法学者の中に、このように隠れた補助金を支出するということは、これは憲法違反にも値すると評価をする人もいるわけであります。もちろん、そうでない評価もあるということは、これは私どももよくわかっているわけ...全文を見る
○峰崎直樹君 わかりました。どうもありがとうございました。  その意味で、私どもは既存の宗教法人の方々に、きょうテレビで映っておりますから、法人格が与えられているということはそれだけ公益性があるんだよということを認めているわけでありますから、認めた後もちゃんとそれが実践をされて...全文を見る
○峰崎直樹君 今お聞きになっておわかりになったと思うんですが、恐らく公益法人と言われているものはもうたくさんあるわけです。法律に別表第二とか第三とかついておりまして、きょうは皆さんにお見せをしておりませんけれども、大変膨大なものがある、範囲もさまざまである。その団体で収益事業をや...全文を見る
○峰崎直樹君 大変重要なこれは問題だと思いますので、法改正をするとすれば、これはいわゆる公益法人課税ですから法務省になるんでしょうか。  法務大臣、今の私どものやりとりを聞いておってどのように考えておられるか、もし御意見があればお願いいたします。
○峰崎直樹君 法制審議会というのは、私も商法だとか民法とかいろんなものを見ていると、何年かかったらこれはできるんだろうかというので、大変遅々として進んでいないので、そこに法務大臣に答えてもらったのは失敗したなと思って、今もお話ししようと思っていたんです。そちらの方でもし本格的にや...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、この公益法人のみなし寄附金という問題をさらにこれを切り込むというふうに、三〇%から二七%、前回一割カットしているわけですが、これは必要があればもっと切り込んでいくべきじゃないか。私どもはそういうふうに考えているわけでありますが、この点は恐らく大蔵大臣は与...全文を見る
○峰崎直樹君 もちろん今ここですぐに結論を出そうと思わないんですが、しかしいろんな基本的な考え方を国民の皆さん方にも聞いておいていただいた方がいいだろうと思っているわけです。  この問題について最後の質問をしてみたいわけですが、それは、衆議院でももちろん議論のありましたいわゆる...全文を見る
○峰崎直樹君 以上四点にわたって、総理、金融資産の課税の問題、繰り返しませんが、それをお聞きになって、これから議論を与党税調でも政府税調でも進めていくんですが、ぜひこの公益法人に対する課税を適正化していくということについての御決意というか御感想をお願いしたいと思うんです。
○峰崎直樹君 我々もしっかり国民の負託にこたえて進めていきたいと思います。  それでは、最後の大きな質問に移らせていただきたいと思うんですが、それは宗教法人が政治活動を行うことについて、一体これをどのように考えたらいいのかということなのであります。総理、宗教法人として政治活動を...全文を見る
○峰崎直樹君 そうしますと、先ほどのまた八十九条のところへ戻ってくるんですが、非課税特典を有する公益法人等が、これは宗教法人と考えていただいていいんですが、宗教法人が特定の政党や政治団体や政治家に対して政治的支出を行うということは、課税除外措置によって支出された隠れた補助金という...全文を見る
○峰崎直樹君 私も先に言おうかと思ったんですが、免税システムと非課税システムとは全然違いますが、アメリカの場合には、こういう宗教団体とかそういう公益法人が政治活動をするということになるとその資格を剥奪するというところまで行きかねないというふうによく指摘をされているわけでありますが...全文を見る
○峰崎直樹君 今のは、もちろん会社もそうでありますね、いわゆる営利法人もそうですね、それから労働組合ももちろんそうです。それからいわゆる公益法人もそうだという意味で、そうすると、一つの公益法人は一年間に政党あるいは政治資金団体に寄附をするとすれば一億円が上限だというふうに理解をし...全文を見る
○峰崎直樹君 自由民主党の政治資金団体ということになっているわけですか。  そうすると、かつて国民政治協会というのはたしか民社党があったころに民社党にも献金されたと。だから、私自身は自民党だけじゃないというふうに思っていたんですが、たまたま私の頭にあるのがそれしかなかったから言...全文を見る
○峰崎直樹君 私の誤解であったようでございます。  各党がそれぞれ政治資金団体を持っていますから、それに対する理解ということで、ちょっと私は昔の国民政治協会とかそういったものがこの規定によってどうなったかなということを実は聞きたかったわけであります。その点は大変氷解をしまして、...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間も参りましたから、最後に総理から率直に、この宗教法人法の改正に伴って、我々がいわゆる税法の世界から見たときに一番よく問題になるのが宗教法人であっただけに、特に税という公平性が何よりも要求される問題できょうは質問させていただいたわけでございますが、最後に総括的...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。  終わります。(拍手)