峰崎直樹

みねざきなおき



当選回数回

峰崎直樹の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第141回国会 参議院 大蔵委員会 閉会後第1号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。  北海道に年末年始帰っておりまして、実は拓銀の問題というのはある意味ではいまだにずっと尾を引いているわけであります。大蔵省から「北海道拓殖銀行に対する大蔵省検査による資産査定状況」、これ一枚だけが私の部屋に入っておりました。こ...全文を見る
○峰崎直樹君 いずれにせよ、ディスクローズするという意味では、北海道にいる関係者からすると、あるいは我々もそうなのでありますけれども、どうやったらいかに次の銀行へ円滑に引き継げるのかという点で、大蔵省の検査の結果というのはやはり関係者には正確に、できる限り詳しく知らせるべきではな...全文を見る
○峰崎直樹君 両方相殺すればあまり影響ないのかもしれないとおっしゃっていますが、しかしBIS、国際決済業務をやっている銀行にとっては、ある支店長の発言でございますけれども、ダブルでかかってきているがゆえに、円安に振れている問題というのは一体どこまで行くのかということで大変心配して...全文を見る
○峰崎直樹君 地元に帰って企業家だけではなくて有権者の声をいろいろ聞いても、いわゆる利息がほとんどつかない現状になっていまして、一千二百兆円とも言われる金融資産、もちろんその中で確定する利息は恐らく五、六百兆円でしょうか。そうすると、一%違っただけで六兆円だ、二%あれば十二兆円だ...全文を見る
○峰崎直樹君 大臣、私は要するに政府がやろうとしていることについての一貫性がどうもないんじゃないのかということを言っているわけでありまして、その点は恐らく通常国会でこれから我々野党としてはやはり本格的に追及していかなきゃいかぬポイントだと思っております。  もう時間もありません...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間も残り少なくなってまいりましたので、ちょっと二点、また畳んで質問させていただきたいんです。今回はいわゆる三十兆円といろいろ資金を入れていますが、これは金融機関だけで保険会社の保険だとかあるいは証券会社の預かり証券とか、その他の問題についてはどのようにされよう...全文を見る
○峰崎直樹君 通産省、来ておりますでしょうか。
○峰崎直樹君 終わります。
○峰崎直樹君 楢崎さんの提起されている問題で、非常に裁量型になってしまったらまずいなと思うんです。つまり、たしか七名の委員でやる機関がございますね、その優先株をこれには投入しようとか、投入しないと。そのときに裁量型でなくてルール型にしておかないと、要するになぜそうなったのかと。も...全文を見る
○峰崎直樹君 お二人のお答えと関連して、今、笠井さんと山口さんと何かダブっている問題で実は背反するような問題は例の預金保険機構でもつと対応したらいいじゃないかと。  ところが、預金保険機構で〇・○八四%で今いっているんですが、山口先生がおっしゃったときはこれはゼロから〇・二七、...全文を見る
○峰崎直樹君 今の金田さんの話も聞きながら、一昨年、六大改革ということで金融ビッグバンということを打ち出して、この間、山一証券がいわゆる自己破産したとき、たしか証券局長は、いや、いわゆるビッグバンが起きればこういうことは起きてくるんだよということを言っている。  先ほど久保委員...全文を見る
03月25日第142回国会 参議院 本会議 第14号
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○峰崎直樹君 私は、民友連を代表し、ただいま提案のありました平成十年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案、法人税法等の一部を改正する法律案及び租税特別措置法等の一部を改正する法律案について、総理及び関係大臣に質問いたします。  昨年十一月以降、私の地元であ...全文を見る
06月02日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。  実は、私ももう一期六年間というその任期を今終わろうとして、恐らく事実上こうして総括質問に立てるのも最後かなと思っております。その意味で、この六年間、私が見聞きしてきた問題点といいますか、素直にというか素朴に思っていることが随...全文を見る
○峰崎直樹君 都市銀行、通常マネーセンターバンクと呼んだりしますね。この銀行、いわゆる十九行あるいは二十一行、かつてそうでございましたが、それ以外にも国際的な業務を扱っている銀行はたくさんあります。ですから、今のお答えは、私どもにすると余り答えになっていないのかなと。  要する...全文を見る
○峰崎直樹君 要らないじゃないです。
○峰崎直樹君 きょうは行政改革の議論ですから、余りそこを突っ込む必要はないと思うんですが、新しいという言い方が非常に語弊があるとすると、二十一世紀に向けて必要度が高くなっている、あるいは総理が今おっしゃったように、将来の子供や孫が、ああ、いいものをつくってくれたな、そう思えるよう...全文を見る
○峰崎直樹君 総理が冒頭おっしゃいましたマンパワーの問題、私もそのとおりで、そういう分野のマンパワーをふやすためにも、非常に効果は大きいということを実は先ほどちょっと質問のときにつけ忘れていたわけですが、その点では一致したと思います。後でこれは、省庁別の公共事業の事業配分が変わら...全文を見る
○峰崎直樹君 文句を言ったわけではないんです。不満を言ったわけじゃなくて、私たちが議員立法をつくるとき、この種の表現というのは非常に厳しく制限されるわけです。ですからその意味で、内閣法制局を通ったものでもこういう使われ方をするのであれば、我々もこれから比較的そういうことを気にしな...全文を見る
○峰崎直樹君 私どもちょっとそこら辺の誤解というのがあるのかもしれませんが、地方分権というものが五次にわたって出ますと。そうすると、そこの事務事業はどのものはどっちに移るとか、そういうものが一応完了する。そして規制緩和においても、今第三次計画、これは恐らく第三次で終わりじゃないん...全文を見る
○峰崎直樹君 裁量型の行政というのは、かつては裁量型の行政がずっと続いたわけですね。これはもしかしたら明治から続いていたかもしれない。それが戦後の五十年の間、あるときまではうまくいっていた。そのうまくいっていた原因というのは何だろうか。私はやはり、日本の政治家も国民も行政も経済界...全文を見る
○峰崎直樹君 私も、本当に情報公開というのは大変なインパンクトを官庁の中に与えると思うんです。ですから、そういうものに即して一体どうあるべきかということについての検討が本当に十分やられていないと、大変な人数の人がパソコンのネットで結ばれてさまざまな情報を取り上げて、それが国からも...全文を見る
○峰崎直樹君 今おっしゃられたのが実態だと思うんです。そこに風穴をあけて、つまり従来のシステムを変えようとおっしゃっておられるわけですから、まさにそこの公務員制度の仕組みやあるいは大学の、国立大学でも私立大学でもこれは往々にして、ああそうか、橋本さんの秘書官だったね、特別補佐官だ...全文を見る
○峰崎直樹君 私の個人的というよりも、この六年間を振り返って、この人事案件だけは、いつもよくわからないのに実は党で決めてこられるという、あるいは党自身もよくわからないというのが実態じゃないかと思うんです。そういう意味で、これから透明度を高めていくという意味において、この点は国会改...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、冒頭の問題に入ってくるんです。公共事業の予算と言われるものがなぜ省庁別の配分比がこんなにずっと変わらないんだろうか。ここに書かれていますね。農水大臣はさっきおっしゃいませんでした。要するに、技官は自分で構造改善局の設計課に全部集めて、もうわかっているところだ...全文を見る
○峰崎直樹君 ぜひ絶好の機会としてそういうものをやっていただきたいと思うんですが、決意だけでなくて、これは現実に示されますし、先ほど言った省庁別の配分が変わっていかないということは、もうかねてから公共事業の硬直性ということを言われているんです。  そこで、公務員の採用問題につい...全文を見る
○峰崎直樹君 一歩一歩なんですが、ちょっと何かその数、五日間とか一週間とか、余りにも短過ぎるのではないかなというふうに思います。もっと大きく改革してもらいたいと思います。  総理、何かありますか。
○峰崎直樹君 ボランティアと言っているわけじゃないんです。
○峰崎直樹君 終わります。(拍手)    〔委員長退席、理事高木正明君着席〕
08月12日第143回国会 参議院 本会議 第4号
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○峰崎直樹君 私は、小渕内閣総理大臣の所信表明に対し、民主党・新緑風会を代表し、また、経済金融政策、税制改革に焦点を絞り、質問いたします。  現在、我が国は、経済のみならず政治、行政、社会のあらゆる面が低迷、停滞し、国民の多くが漠とした将来への不安を抱いております。特に、経済は...全文を見る
09月25日第143回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。  冒頭、お願いがございます。きょうは、主として、総理が訪米してこられた、その集中質疑でございますから、答弁はぜひ総理大臣みずからお答え願いたいと思いますし、また、十八日の党首会談、これも基本的には両党首、小渕総理とそして我が党...全文を見る
○峰崎直樹君 内容は、党首会談で、九月十八日、たしか夕刻の五時過ぎだったと思いますが、「確認」ということで、今お手元にお配りいたしました。「両党は、実務者協議で合意した事項については、共同して速やかに成立を図ることで合意した。」、これに伴い、括弧一、括弧二と。そして、次のページに...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、ここは必要なと、今申されたとおり直して一応合意をしたということでよろしゅうございますね。  問題はこの解釈だと思いますが、その前に、実は私、要求大臣の中に官房長官は要求しておりませんでした。ところが、野中官房長官の午前中の記者会見の談話内容が入ってまい...全文を見る
○峰崎直樹君 長銀の問題について私どもが各種新聞等を通じて入手しているのは、このようにおっしゃっているというふうに報道されています。長銀を破綻させずに住友信託銀行と合併させたい、長銀が破綻していては合併できない、資本注入のスキームはぜひ必要だと述べられたというふうに書いております...全文を見る
○峰崎直樹君 何か私の質問にほとんど答えてもらっていないような気がするんですね。  長銀を破綻させずに住友信託銀行と合併をさせたい、長銀が破綻していては合併できない、資本注入スキームはぜひ必要だと、こういうふうにおっしゃったかおっしゃらないかということは、今のはシステム破綻は起...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに、どうもやっぱり確認事項の解釈が違うんじゃないかと私は思っているんです。  ここで、「両党は、実務者協議で合意した事項については、共同して速やかに成立を図る」。これは後ろのこちらです。この二枚目の方です、全部ですね。  ここで、「長銀問題については、実務...全文を見る
○峰崎直樹君 今、森幹事長の談話を読まれましたね。ところが、なぜその森幹事長談話が出てくるかというと、総理がアメリカへ行ってしゃべられた中身がどうも合意と違うんじゃないかということで合意されたんですよね。その点の認識の理解というのは、自分の発言されたことがどうもやはり森幹事長談話...全文を見る
○峰崎直樹君 いずれにせよ、私たちは総理がアメリカで発言されている中身を読むと、どうも長銀は破綻させない、そして新しいスキームができるまでは一応やり得るんだから、従来の十三兆円のスキームはその間に投入し得るというような、そういう誤解を生むような理解というものがあったんではないか。...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、先ほども総理が答えられており、これは本会議のところで聞いておりましたけれども、クリントン大統領は、日本の金融当局が存続可能な銀行に適切な条件のもと十分な額の公的支援を投入することが必要だと。  そこで総理、日本の金融当局がという主語がありますが、存続可能な...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、今聞いているのは、存続可能な銀行というのはどういう理解をされたんですかということです。
○峰崎直樹君 いや、それは違うでしょう。合意をしたんでしょう、合意事項ですよ。
○峰崎直樹君 率直に言って、アメリカまで行かれてやりとりもあった、そして合意事項はといったら、合意事項はありませんと。これでは一体何をやってきたんだかわかりませんので、ちょっとこのときのやりとりの正式な資料をちゃんと出していただけませんか、この理事会に。私要求いたします。ぜひお願...全文を見る
○峰崎直樹君 今、合意文書はないとおっしゃいましたか。あるんですか、ないんですか。
○峰崎直樹君 そうすると、合意はなかったということ。合意はしたけれども、文書はつくらなかったという意味ですか。
○峰崎直樹君 新聞その他しか私たちは見ていないんですが、だから正式のものが欲しいと言っているのはそのことなんです。合意事項とかというのはずらずら出てくるんですね。これは合意はしていないということなんですか。もう一度お答えください。
○峰崎直樹君 認識は一致していたんですね。  そうすると、クリントン……(「一致した点もあるということ」と呼ぶ者あり)いや、一致していたんでしょう。そうすると、先ほど申し上げたように、存続可能な銀行に適切な条件、これは全部抽象的な言葉でクリントンさんの言葉が載っているんです。こ...全文を見る
○峰崎直樹君 何だか話にならぬ。  要するに、小渕総理が存続可能な銀行についてどう考えているかじゃなくて、クリントンさんが話をされたんでしょう。そのときにクリントンさんは、あるいは恐らくサマーズさんとかルービンさんもおられたんでしょう、そういうときに、無条件でいわゆる公的資金を...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもやはり中身の問題について、本当に具体的にやりとりをされたというふうに、三時間もお話しされているわけですから、私はその中身についてお聞きしたいと思ったんですが、今のお話を聞いているとわかりません。  しかし、いずれにせよ、そういう文書が公的に当然残っているでし...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、私どもは、いわゆる合意をされた内容についての合意文書はあるのかと。これについてはないとおっしゃった。それぞれのやりとりについてはそれぞれが文書を設けた。それについては出せないとおっしゃっている。  そうすると、私たちは日米首脳会談の金融問題、世界に大変な影響...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに、我々は何に基づいて今度の日米首脳会談の評価をしたり質問をしたりしたらいいんだろうか。本当のところはないんではないですかということを言っているわけでありまして、それであったら恐らくこれは、総理の言葉だけを信用してください、それしかなくなってくるわけですよ。し...全文を見る
○峰崎直樹君 時間もないですからこれ以上このやりとりはもうあれですが、いずれにせよ、これだけ大変重要な課題についての公的な文書といいますか、そういうものが私たちに提示されないということについては大変な不満ですから、これは私どもは場合によったら、今後ともホワイトハウスその他にも直接...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、小渕総理、アメリカで、具体的な名前を申し上げますが、長銀には資金注入はしないと、それとも破綻前に長銀に資金注入はあり得るということを、これは正式におっしゃったんですか、おっしゃらなかったんですか。
○峰崎直樹君 今の金融システムが大変な状況にある、その一番今焦点になっておるのは長銀問題だということは、これは間違いありませんね。  そうすると、その種の問題を抜きにして、今、日本の金融システムがどういう方向にあろうというときに、そういう特に個別の銀行というのは議論にならなかっ...全文を見る
○峰崎直樹君 ここも、向こうの話はとりあえずこれぐらいにしたいと思いますが、そこでちょっと合意事項のまた「等」のところに戻ってくるんですけれども、実はその前に、こういう議論をするときに必ず我々のところにひっかかってくるのは長銀問題なんです。  金融監督庁長官、お見えになっており...全文を見る
○峰崎直樹君 今、予告、立ち入り、終了、結果の通知と、こうおっしゃいましたね。今どこまで来ているんですか、長銀は。
○峰崎直樹君 これはもう二カ月越しますよ。まだやっていらっしゃるんですか。  それで、三月期とおっしゃいましたけれども、これは六月期のものもやるんでしょう、また。何か、三カ月ごとにやるとかという話もちょっと聞いているんですが、そのあたりはどうなっているんですか。
○峰崎直樹君 とにかく、この問題は早く検査結果を出していただいて、そしてこれは要するに債権が超過していませんということが明らかになればそれはそれでいい。しかし、言うならば不良債権が自己資本をオーバーしておりましたと、こうなったら当然これは破綻になりますね。そのことがはっきりしない...全文を見る
○峰崎直樹君 ぐずぐずぐずぐず、ずっと続いていくんですね、これ。しかし、市場の方はもういろんなことの動きをしているんですよ。だから、これはスピードというのは、クリントンさんと話をされたときも、一番大切なのはスピードだということをおっしゃいませんでしたか。いかに早くこれを処理してい...全文を見る
○峰崎直樹君 いつまでにということを入れなければ、この問題について、いつまでもこの問題を引きずってしまうということなんですよ。ぜひこの点は、もうこれ以上また言っても同じ答えが返ってくるばかりですから、私の方もこれ以上追及することはできませんけれども、引き続き、しかしこれは本当に早...全文を見る
○峰崎直樹君 日銀総裁、きょうお見えいただいておりますか。  今のお話を聞いて、その日銀特融を発するというときに、これは事実上、信用不安を起こすということは、要するに資金ショートしたり資金繰りを起こしているわけですね。だから、そこで特融を出すわけですから、これは破綻をしていると...全文を見る
○峰崎直樹君 今お二人の話を聞いていて、そういう抽象論のかけ合いじゃなく、要するに長銀に例えば特融を実施する。なぜ特融を実施するんですか。現金を出すんでしょう、日銀から。それは、恐らく資金ショートしたり支払い不能になるという事態が起きるから日銀が特融をするんでしょう。ということは...全文を見る
○峰崎直樹君 その新しい枠組みという、そこは具体的にはどのような枠組みなんですか。要するに、新しい枠組みができるまでにとおっしゃっていますね。その中身がかなり食い違っていると。そこをちょっと具体的に答えてください。
○峰崎直樹君 この合意をしたことに基づいて実務者協議が出発しているときに、いわゆる合意をする人たちに任せているからそのことについては今言えないと。それじゃちょっとおかしいんじゃないですか。つまり、合意をした総理大臣、党首ですね、そこで最高責任者が合意をしたことに基づいて実務者は動...全文を見る
○峰崎直樹君 それで、最初の「確認」にまた戻るんですが、要するにベースがちょっと違うんですよ。ここで合意をしたのは、ここは実務者協議ですからやりますよと。それで、「長銀問題については、実務者協議で合意した事項に沿って、」と、実務者協議というのはこれです。それで、おっしゃっている中...全文を見る
○峰崎直樹君 総理大臣、今のでよろしゅうございますか。
○峰崎直樹君 Ⅱの点については今後協議をするということについては、これは合意しているんです。  今問題になっているのは、金融再生法の修正についての一のところ、そこに「等」も入っていますから、その「等」の解釈でこの一番目の「長銀問題については、」というところを「特別公的管理等」と...全文を見る
○峰崎直樹君 違う……
○峰崎直樹君 だから、そこを何度も強調しているんですよ。  要するに、法律ができるまでの間すき間ができるから、その十三兆円の今のスキームが残りますから「等」と言っているんでしょう。そうしたら、十三兆円の、我々が合意をしてこれは廃止しますと言った、廃止しますということを党首会談で...全文を見る
○峰崎直樹君 先ほどのおっしゃられた中身でいくとやっぱりちょっと違うんですね、合意事項の。ですから、これは非常に重要な合意事項で、先ほど総理は見守っていくとおっしゃいましたけれども、むしろ日程的に時間的に見たら、もう総理が出られて、この合意についてどうやら混乱があるようだ、私が出...全文を見る
○峰崎直樹君 そうであるなら、この合意事項というものの私が先ほど述べたような「等」の理解と、それから小渕総理が今答えられたのは随分私は違いがあるように思うんです。この違いをやっぱりどこかで氷解しないと先に進まないんじゃないだろうかという思いをしています。これもまた、もう一つ財金問...全文を見る
○峰崎直樹君 これは内閣の見解が一致していないんじゃないですか。官房長官に私は要請して、来ていただけるということで待ち続けてきたんですが、来られないんでしょうか。まず聞いてみます。要請していたでしょう。  委員長、この問題は割と重要な課題なので、債権放棄は。ちょっと速記をとめて...全文を見る
○峰崎直樹君 この債権放棄問題はどうするんだと。かねてからの議論を聞いていますと、これは長銀と住信の合併の契約条件ですと。そんな契約があるのか私よく知りませんが、そういう大変重要な問題でもありますので、これは引き続きまた、官房長官は見えませんが、今の答弁では、総理の見解を今お聞き...全文を見る
○峰崎直樹君 いずれにしても、今のは答えになっておりませんよね。債権放棄についてはどういうふうに対応するのか、そのことについて私どもは納得ができないんです。ぜひこの点は、もう時間もありませんので先に進ませていただきたいと思いますが……(発言する者あり)
○峰崎直樹君 そこで、一つ確認をします、この確認事項の。  そこで、一の「長銀問題については、実務者協議で合意した事項に沿って、特別公的管理等」、私は「等」の問題を先ほどから聞きましたが、「実務者協議で合意した事項(別紙)」と、これですね、これについては総理はこういう認識をお持...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間も少なくなりました。次に移ります。  きのうの鳩山幹事長代理の国会における質問と答弁を聞いて一番私が驚いたこと、それは確認事項の二なんですよ。「金融再生委員会の設置に伴う財政と金融の完全分離及び金融行政の一元化は、次期通常国会終了までに所要の法律」というの...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、質問じゃないでしょう、これ。正確に言ったと思いますが。
○峰崎直樹君 全然これ話になりません、今聞いていて。正確でないです。合意文書を読んでください、これ。「金融再生委員会の設置に伴う財政と金融の完全分離及び金融行政の一元化は、」と、いつまでにやるかということで書いてあるんで、金融庁がどうのこうのとか、いわゆる今の行政改革の一環じゃな...全文を見る
○峰崎直樹君 私どもは金融庁の設置を前倒しをするという理解はしていないんですよ。金融庁の設置ということになった場合には、そこにおけるこれまでのいわゆる行政改革の積み重ね、積み上げがありましたですね、それとは違ってこれは、金融再生委員会、三条委員会で設けて、そしてその財政と金融の完...全文を見る
○峰崎直樹君 そうしたら、この合意事項はこの金融庁の発足に伴ってというふうにこれを書かないとおかしいじゃないですか。「金融再生委員会の設置に伴う財政と金融の完全分離及び金融行政の一元化は、」と明確にしたんですよ。この中身が、今お話しになったことでは、金融庁の発足でいいじゃないです...全文を見る
○峰崎直樹君 そうなったら、この確認事項を書き直さなければそうはなりませんわ。総理、そう思われませんか、これ。(発言する者あり)お互いに合意したんじゃないの。だから最初に確認したんじゃないの。
○峰崎直樹君 そのような理解をされても、そのような理解が成り立つような確認になっておらぬのですよ。ですから、そういう意味で、先ほど私は総理に言いました、本当にここでまとめるというのだったら、総理の側から、そういうあいまいな決着になっているとすればそれは直さなきゃいけないんじゃない...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
10月09日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第8号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。  いよいよ、本当に長い時間がかかったわけでありますが、ただ参議院段階においては本当に内容濃く、しかも大切なことを議論して、しかもこの種のものはスピーディーに決定をしていかなきゃいけない。その意味で大変充実した内容ではあったので...全文を見る
○峰崎直樹君 本当に長い間為替をずっとごらんになって、大変尊敬する大蔵大臣でありますが、ただ私、確かに百二十円台ですから、去年の今と余り変わらないという意味では円安の是正だったのかというふうに言われなくもないんです。  ただ、今必要なことは、大変今株価が低下しているがゆえに製造...全文を見る
○峰崎直樹君 三人の方からお話を聞いていて本当にそのとおりだろうと思うんです。  実は、自由民主党の中に日本再生会議というのがあるんでしょうか、日付が昨日の十月八日付になっているんですけれども、日本再生会議というメンバーの方々ですから私的なメンバーなんだろうと思いますが、その方...全文を見る
○峰崎直樹君 大変酷ですが、自由民主党の石原さんも、もしコメントいただければ。
○峰崎直樹君 鈴木議員も、もしよければひとつ。
○峰崎直樹君 時価法になっています。
○峰崎直樹君 ありがとうございました。  ある意味では今の日本の金融危機の難局、本当に大変な難局ですから、これはやはり我々自身党派を超えて本当に解決するために力を合わせるべきときだと思いますので、ぜひこれらを参考にして、これからもまた恐らく衆議院から参議院に来る段階で参考にさせ...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、今の経過で確認で、官房長官もこれはたしか加わっておりますが、よろしゅうございますか。
○峰崎直樹君 先ほどの池田さんの経過を含めて確認したものと私どもは理解をいたします。  そこで、もう時間がありません。  私どもは、厳しく言っているだけじゃなくて、実は貸し渋り対策をしっかりやらなきゃいけないという観点に立っているわけであります。その意味で実は、これは自由党と...全文を見る
○峰崎直樹君 はい。よろしくお願いいたします。  終わります。(拍手)     ―――――――――――――
○峰崎直樹君 私は、ただいま議題となっております八法案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明の三会派を代表し、いずれも賛成の立場から討論を行うものであります。  我が国の金融業界を取り巻く環境は申すまでもなく厳しい状況に置かれております。このまま放置すれば世界経済にも大き...全文を見る
10月14日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第9号
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○委員以外の議員(峰崎直樹君) 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案につきまして、その提案の理由及び主要な内容を御説明申し上げます。  バブル崩壊後の金融機関の経営破綻劇は、昨年の今ごろ、前半のクライマックス...全文を見る
10月14日第143回国会 参議院 本会議 第17号
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○峰崎直樹君 江田議員にお答えいたします。  自民党の金融機能早期健全化法案は、破綻に瀕した金融機関を救おうとするものではないかとの御質問でありました。  先ごろ成立した金融再生法案も、早期健全化法も、金融機関の本当の経営実態や体力を把握することに生命があります。民主党案は、...全文を見る
10月15日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第10号
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○委員以外の議員(峰崎直樹君) 直嶋委員にお答えいたします。  私ども、自民党案と我々の案との違いということにつきまして昨日の本会議でもるる述べたわけでございますが、やはり自民党案には行政による裁量の余地が非常に大きいのではないか。昨日来、大蔵大臣の方からも、今、裁量行政、いわ...全文を見る
○委員以外の議員(峰崎直樹君) お答えいたします。  今、直嶋委員おっしゃいましたように、私どもは、どうもこの十三兆円スキームを廃止したんだけれども、この十三兆円スキームの欠陥といいますか問題点というのは、ほとんど今度の自民党案の中では鮮消されていないのではないかというふうに考...全文を見る
○委員以外の議員(峰崎直樹君) お答えいたします。  低価法でいくというのは厳し過ぎて、それで貸し渋りを加速するんではないかという御批判でございます。私たちはある意味では金融機関の正確な体力、実態、このことをやはりきちんと明確にする必要があるだろう。そのことは、実は国際的にも市...全文を見る
○委員以外の議員(峰崎直樹君) 浜田議員にお答えしたいと思いますが、その前に、坂口先生の方からひそかに実は私どもの案にあこがれを抱いておられると。実は坂口先生だけではなくて、自民党の中にも、日本再生会議の方々もどうやら私たちの民主党案と考え方は違わないんではないかという意味で、随...全文を見る
10月16日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第11号
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○委員以外の議員(峰崎直樹君) 岩井委員にお答えします。  本当に市場というのは、私ども十分ここで語れるだけの資格を持っていると思っておりませんが、保岡議員の方からも今お話がありましたように、やはり市場というものは絶えずオーバーシュートする傾向があると思います。  私は、実は...全文を見る