峰崎直樹

みねざきなおき



当選回数回

峰崎直樹の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第154回国会 参議院 本会議 第2号
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○峰崎直樹君 私は、民主党・新緑風会を代表し、塩川財務大臣の財政演説に対し、総理始め関係大臣に質問をいたします。  なお、私の質問に対し明確な御答弁がいただけない場合は再質問をさせていただくかもしれないことをあらかじめお断りをしておきたいと思います。  まず、政策の優先順位で...全文を見る
○峰崎直樹君 ただいま各大臣から答弁をいただいたわけですが、かなり本当はたくさんあるわけでありますが、一点だけに絞らせていただきたいと思います。  実は、総理大臣にお尋ねしたときに、NTT株の売却収益について、このへそくりがなかった場合には第二次補正予算を組むことがなかったのか...全文を見る
03月12日第154回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○峰崎直樹君 約六十分という短い時間ですので、端的にお聞きしていきたいと思いますが、実は今日になって、今朝の新聞で「有本さん、北朝鮮に拉致」と、こういうことで大きな見出しが出ております。  私も二年前、もう三年前になりますでしょうか、朝鮮民主主義人民共和国に行ったことがある人間...全文を見る
○峰崎直樹君 これ一回、総理、大分、余り進展していないようなんですが、この北朝鮮との関係ですね。こういう事件が出たり、あるいは不審船の問題が出たりしているんですが、この点について何か御感想がございますでしょうか。
○峰崎直樹君 今日は状況だけお聞きし、とどめて、これからまた引き続きこの問題について議論したいと思っておりますが。  そこで、昨日、私ども同僚の議員が質問いたしました、福山議員から質問したときに、平成十二年九月六日から七日の、佐藤主任分析官ですね、当時の、この方の根室出張日程に...全文を見る
○峰崎直樹君 国内出張の場合はケース・バイ・ケースということになると、出張して実は出張先で何があったのか、どういうことをしてきたのか、どういう問題があったのかとか、そういうことの報告はケース・バイ・ケースでいいということになると、ある意味では何しに行ったのか、その後の確かめようが...全文を見る
○峰崎直樹君 是非そこは改善をしていただきたいというふうに思います。  さて、本来であればその中身についても本当は議論したいところなんですが、時間がありませんので、一つ、昨年八月から九月に掛けて、実は私はアイヌ民族についての日本政府の認識に関する質問主意書を出しております。その...全文を見る
○峰崎直樹君 まあこれも恐らく鈴木議員の関与ということで今オープンになってくるんだろうと思うんですけれども、昨年私がこれを、質問主意書を出したときはそのことには触れられておりませんが、今おっしゃられた中で、ウタリ協会が一致していないのであればと、こうおっしゃったんですが、ウタリ協...全文を見る
○峰崎直樹君 大臣に答えてもらおうと思ったんですが、まず事務的なことで答えていますが、その個人、人格、識見がすばらしいというふうにおっしゃっていますが、その前に、この主意書を見ると、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構理事や北海道立アイヌ民族文化研究センター運営委員を務めるなど候...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、ちょっと総理にお聞きするんですが、いろいろ、もう鈴木宗男議員のことについていろいろ先ほどから出ておりますが、鈴木宗男議員については、これは総理のよく、お得意の言葉で言うと、改革勢力か抵抗勢力かと。当然、私どもは抵抗勢力というふうに入るのかなと思っているんで...全文を見る
○峰崎直樹君 この間の、昨日の証人喚問もありました。あるいは、総理自身、これは異常だなと、そしてこんなところまでやっているなと。これはやっぱり賛成勢力ですか、それとも抵抗勢力ですか。
○峰崎直樹君 先ほど私ちょっと聞きそびれたんですが、鈴木宗男さんを、たしかタジキスタン、それからウズベキスタンですか、特使、総理大臣の特使で行かれました。その選定の根拠、もう一度改めて。
○峰崎直樹君 その情報は総理自身が自主的、主体的にというか集められて、あ、これはやっぱりいいなと、これは鈴木宗男さんがタジキスタン、ウズベキスタンに行くのが一番いいと思われたのか、それとも外務省からいろんな、ここにはこういう人がいいですよ、ここにはこういう人がいいですよと、そうい...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに、外務省と鈴木議員の関係については今こういう状態で分かってきたわけです。今思われて、やっぱり彼を特使にしたのは失敗だったかなと、こういうふうに思われますか。
○峰崎直樹君 委員長、実はここに一月何日付けかな、鈴木宗男さんの新年恒例会というのがある、一月十二日ですわ、今年の。根室漁業協同組合の三階のホールというところで話をされた中身がある。これは本当にそうなのかと言われると私も確実にそうだというふうには言えませんが、そのテープ起こしして...全文を見る
○峰崎直樹君 自分の特使の選定の、またこれはタジキスタンとかウズベキスタンとかいろんなところから問題が出なきゃいいけどなというふうに思いますが、これはまた出てからのお話にいたしましょう。  さてそこで、時間もありませんので、法務大臣になるんでしょうか、これは国家公安委員長になる...全文を見る
○峰崎直樹君 こんな事例はちょこちょこあるんじゃないですか。余り質問しておりませんからあれですが、その年の、去年の二月にも同じようなことが起きています。  私が言っているのは、北方四島から要するに根室港やそういうところに不法に入ってきた人たちは、いずれにしても逮捕するけれども、...全文を見る
○峰崎直樹君 措置されるものだと思いますと言うけれども、しかし今のは、軽微なものだったらいいけれども重いものだったら駄目ですよというそういうことで、今までそういう事犯に接したことはあるんですか。これはちょっと質問すると長くなりますから。  じゃ、そこで、ほかのちょっと省庁にお聞...全文を見る
○峰崎直樹君 農水省にお聞きしますが、北方領土へ墓参をした人たちが根室へ帰ってくるときに、向こうで植物とかそういうものは持っていませんかということを受けますね。あるいは二百海里の規制についての扱いは、これはどうなっているんですか。
○峰崎直樹君 今お聞きしただけでも、これ外務大臣、ちょっとお聞きしますが、あるいは総理にも最後お聞きしようと思うんですが、各省ばらばらじゃないですか。  つまり、固有の領土ですと、外務省は、きっと固有の領土です、あそこにおられるのは不法占拠しているんだと、そうおっしゃるでしょう...全文を見る
○峰崎直樹君 それぞれの法律によって適用するかしないかというのは、やっていいですよというのは何か一貫性がないんじゃないですか。  じゃ、外務省にお聞きしますけれども、昨日も福山さん、福山委員の質問の中に、あのいわゆるムネオハウスとかムネオ診療所とか建てたものについて、これはどこ...全文を見る
○峰崎直樹君 聞いていてさっぱり分からぬですわ。不法占拠をしているのに、不法占拠している人が、実態上はお任せしていると。これは要するに全然意味が通らないわけですよ。  だから、もう一歩本当は聞かなきゃいけないのは、固有の領土というのは国際法上の概念にあるんですか、これは。それち...全文を見る
○峰崎直樹君 今まで一度もって、一八五五年のことでしょう。要するに、いわゆる北方四島の領海が引かれたということ。要するに、今あなたのおっしゃっている話というのは要するにそういう近々、たかだか百年か二百年の話ですよ。だから、どこまでいくのかというのは、それはある意味じゃ一つの重要な...全文を見る
○峰崎直樹君 整理というのは整理の方向を示さにゃいかぬですよ。どういう方向で整理をしたらいいかという、その点、総理大臣としての大変重要なこれからの対ロ外交の基本にかかわることですから、その点をお聞きしたいと思いますが。
○峰崎直樹君 今、北方四島の帰属とおっしゃいましたね。その帰属の、北方四島の帰属という意味は、一九七三年の田中・ブレジネフ会談のときの、あの四島はこれからの課題ですねと、そういう一九七三年の時点なんですか。それとも、いつの時点の四島の考え方なんですか。今の時点ではどんな北方領土の...全文を見る
○峰崎直樹君 今、一九五六年の日ソ共同宣言の話されましたですね。プーチン大統領は昨年のイルクーツクの会議で、これはいずれにしても協定を結ばれたわけです。一九五六年の日ソ共同宣言については、これはもう批准が済んでいるし、これについてはもう認めようと。  そうすると、もう一つ実は重...全文を見る
○峰崎直樹君 条約局長に、ちょっとまだ待ってください。  総理、日本がどういう気持ちあるいはどういう要望を持っているかということと、ロシアが今、ソ連を継承したロシアがあの一九五六年の日ソ共同宣言についてどう理解しているか。そして、今の憲法的な、ロシアの憲法の中でどのように規定さ...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、昨年のイルクーツクでの会談、たしか三月の二十五日で、その翌日、実はこの参議院の予算委員会の総括質疑があった。私もそのとき質問させていただきました。そのときに、その後のテレビで森前首相がおっしゃっているんですけれども、もう二島は帰ってくるんだ、問題はその次の二島...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、それに基づいて、三月の中旬と聞いていますけれども、事務的な協議が始まるんですが、この事務協議は車の両輪と言っているんですけれども、歯舞、色丹、この返還の対応ですね、これは、それと国後、択捉と、この二つの委員会を両方作ってやるんですか、それとも一つの委員会で...全文を見る
○峰崎直樹君 問題は、車の両輪という形で森前総理もおっしゃいました、今も総理もおっしゃいましたが、その展望というのは本当に開けてくるんだろうかなと。その見通しというのか、そういった点については、外務大臣、確固たる、これはもう相手のあることですから、もちろんそう簡単ではないと思いま...全文を見る
○峰崎直樹君 そのときに橋本三原則というのが出てくるんですよね。その橋本三原則ということについてはどのようにお考えでしょうか。  外務大臣──駄目だよ、事務方でこれを答えちゃ。だってこれ、かつての元総理が日本の外交の基軸として出した中身について、それを事務方が言っちゃ駄目ですよ...全文を見る
○峰崎直樹君 全然分かっていないですよ。  三つの原則をおっしゃっているんですよ。それは、一つは相互の信頼です。二つ目はその相互利益です。それから三つ目が長期的な利益です、長期的に考えていきましょうと。  この中で、実は一九九七年の経済同友会での橋本発言があって以降、日ロ関係...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間が来たんで最後になりますが、私ども民主党は、決して北方四島をあきらめているとかということでないんです。  問題は、それをどう返していくかというときに、先ほどのいわゆる実効支配をしているソ連の不正常な状態をどうやって解決するかという問題ですから、その点は先ほ...全文を見る
○峰崎直樹君 お願いいたします。  終わります。
03月18日第154回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。  前回の外交問題に引き続いて、今日は総理出席ということなんで、今のテーマ、財政、金融、経済に集中したいと思っておるんですが、どうしてもやはり事前に聞いておきたいことがあるわけであります。  それは、国民の皆さんも当然のことな...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、鈴木宗男代議士は北海道の選出ではありますが、比例代表の選挙なんですね。そうすると、自由民主党という政党で順位が付けられて、そして党が実は順位を決めて当選をされた人なんです。自由民主党を離党されたということについて、当然これは代議士の資格にかかわってくる大きい問...全文を見る
○峰崎直樹君 釈然とした気持ちを持っておられるのであれば、今回このような疑惑を招かれて、そして自ら離党される、その際に、それでは生ぬるいんじゃないかと、こういう国民の気持ちがあると思うんですね。ですから、その点、どうもやはり小泉総理、最近改革が後退したんじゃないのかなと。今日も、...全文を見る
○峰崎直樹君 かつて自民党には、茨城県の中村喜四郎さんの問題だとかいろいろやはりそういう問題が出てきたわけで、どうもその点、国民は、やっぱり自民党を変える、自民党をぶち壊してでも日本を変えなきゃいけないんだということを言う、そして高人気を博してこられた総理が、どうもやはりその辺り...全文を見る
○峰崎直樹君 そういうメモ書きだとか、そういう資料は一切見なかったということですか。
○峰崎直樹君 何だか、あるやないやいろいろとマスコミには報道されましたけれども、この問題はまた引き続き進めていきたいと思いますが、じゃ次に預金保険機構、お見えになっていますね。  拓銀が破綻したのは一九九七年十一月でした。あの破綻以降五年たちますが、そのとき北海道で大変大きな問...全文を見る
○峰崎直樹君 何らかの、何らの働き掛けもなかったと、こういうことですね。それはよく記録に残しておいていただきたいと思います。  さて、先週金曜日の私どもの同僚議員の質問で、実は大変私どもよく分からない問題があったんです。公務員制度の問題です。この問題も率直に申し上げて、今日の質...全文を見る
○峰崎直樹君 お手元にこの間高嶋委員の質問にも使われた選択の今年の二月号の資料を持ってまいりました。二ページ目を、次のページ、五十四ページをお開き願いたいわけでありますが、皆さんに行っておりませんか、行っておりますね。そこの上から二段目辺りからですね、一番上の段の最後の辺りからで...全文を見る
○峰崎直樹君 そのかなり表現ぶりの間違いとかは別に、事実関係を聞いているんですよ。  一回発令したものが覆ったんですかということを言っているんです。
○峰崎直樹君 なかったと断言していいんですか。もう一回改めて。
○峰崎直樹君 それでは、ちょっとお聞きします。  昨年の八月七日、四時から六時、あなたは自由民主党の本部に、行革事務局の西村事務局長、松田室長、細溝参事官と一緒に行かれませんでしたか。
○峰崎直樹君 この「選択」の雑誌にも、八月ごろに自民党本部に呼ばれたと書いてあるんです。記憶を定かにしていただきたいんですが、相手は、自由民主党は、太田本部長、橋本常任顧問、それから熊代事務局長、堀内顧問ほか七名。政府側は、石原行革担当大臣ほか西村事務局長ですが、今日西村事務局長...全文を見る
○峰崎直樹君 七日。
○峰崎直樹君 質問したことだけ答えてください。  それでは、ちょっと先にさかのぼりますが、この人事が発令したという、いわゆるここに書いてあるように、一回は人事の発令が終わっていたのをそれを覆したと、こういうことなんでしょうか。その事実関係だけ、ちょっと。
○峰崎直樹君 八月この七日、私の持っているメモでは七日なんですが、役所の皆さん今日お見えになっています。鈴木宗男さんのときもいろんなメモが出てまいりましたね、外務省から。当然行く以上はメモを取っておられるんでしょう。多分、そのメモなんだろうと思うんです、これね。ちょっと出どころが...全文を見る
○峰崎直樹君 その中で、テーマとして特殊法人等の個別事業見直しの考え方についてということでいろいろこう出されている一番最後に、公務員制度関係というところがあるんです。どういうふうにやり取りしているか、ちょっと読み上げます。  橋本常任顧問、橋本前、元総理だと。人事院から行革事務...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで西村局長はこう答えているんですわ。記憶にないかもしれませんから。  人事院から二十数名入っていただくことになっており、組織としても協力することになっている。そのために審議官、参事官二人が入ってきて、相当数入ってくる人事院の人をまとめることになる。ちゃんとこれ...全文を見る
○峰崎直樹君 我々、今この審議をしながら調査を要求して、そしてその資料に基づいてまたやっているわけですから、是非早急にまた出していただきたいということを改めて要請したいと思います。  さてそこで、まだ本題にちょっと入れないんで大変申し訳ないんですが、実は前回の総理出席の下におけ...全文を見る
○峰崎直樹君 問題は、この間からちょっと議論しているんですが、総理、上海のAPECのときに日ロの、いわゆるプーチンさんとお会いになって、並行協議と、これ外務省欧州局ロシア課の資料ですわ、昨年の十月二十一日の。平和条約締結問題について、小泉総理より、イルクーツクの首脳会談を含めこれ...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、森前首相が総理大臣になられて、そして野中さんが、たしか昨年だったでしょうか、一昨年の七月に二島先行返還論が出てきた。そして、だんだんと、イルクーツク、去年の三月二十五日だったと思いますが、イルクーツクで、もう総理大臣を辞められるということが分かっていてわ...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもその対ロ外交というのは、どこで何が合意されて、どういう提案をされたのかということがさっぱり我々分かんないんですよ。  一回これ本当に、いわゆる外交というのはもちろんオープンにできないことはあると思うんですが、国民に向かって何か戦略を、いや、四島で一括返還だよ...全文を見る
○峰崎直樹君 いずれにしても、本当にどこで何を本当に合意をし、日本が提起をして、相手側はどういうことを言っているのかということをもっと、我々国会議員もそうですが、国民に明らかになるようにこれから求めておきたいというふうに思います。  もういよいよ私の持ち時間があと二十分、三十分...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと私の質問の仕方が悪かったなと思っているんですが、私自身はデフレが一番問題だと思っているんです、今の問題。これまた後でちょっと議論したいと思いますが。  その前にちょっとお聞きしておきたいことは、例の財政を考えるに当たって、三十兆円という枠ですよね、総理が昨...全文を見る
○峰崎直樹君 質問に直截に答えていただきたいんです。  平成十四年度までは守ったけれども、平成十五年度以降は、これはもう野となれ山となれとは言いませんが、この三十兆円枠にはこだわるのかこだわらないのか、イエスかノーかお聞かせください。
○峰崎直樹君 それではちょっと、財政規律というお話が出ました。今、六百九十七兆になりますか、今年、来年度末で。もう財政規律という観点からすればGDPを超えているんですよ、借金総額は。隠れ借金から、国の隠れ借金といったら、国のバランスシートでも明らかになっているように、おおよそ一兆...全文を見る
○峰崎直樹君 じゃ、ちょっと竹中大臣の方に話をちょっと振りましょうかね。  竹中大臣、プライマリーバランスを黒字化するのは大体二〇一〇年代の初頭とこうおっしゃっておられた。あと四、五年のうちに半分にするというふうにおっしゃっていた、今のプライマリー赤字を半分にしたいとおっしゃっ...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、どうも来年度以降は、来年度というのは、十四年、十五年度以降は三十兆円枠にはもうこれはとらわれないと、GDPをできるだけ伸ばしながら、その債務比率をできる限り半分に減らすという、経済成長が順調にいけば、そのプライマリー赤字の部分は、その部分は相対的に減って...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、午前中の大門委員の質問をちょっと、総理おられなかったからあれなんですが、聞いていて、私は、これからの政府が考えていかなきゃいかぬGDPとかそういう問題というのは、実質で考えたら駄目なんじゃないかと思うんです。名目で考えなきゃいけないと思うんです。  財務大...全文を見る
○峰崎直樹君 名目と実質の一致の問題、また後でちょっと議論しますが、そういうことを言ったんじゃないんです。  財務大臣、デフレが続く限り財政再建はできないんじゃないんですか。だって、税収は要するに名目に掛かってまいりますね。所得にしてもそうです、消費税にしてもそうだと思うんです...全文を見る
○峰崎直樹君 だから、質問したことにちゃんと答えてください。つまり、財政再建をするに当たって、デフレ下における財政再建は私は失敗しますよと、こういうことを実は、ある意味では自覚をしていただきたいなということを思っているわけであります。まあそれはいいです、時間ありませんから、もう先...全文を見る
○峰崎直樹君 また、少し中身の話はまた別途させていただきたいということで。  デフレの問題と、冒頭私、総理に一番の、日本の経済はデフレが一番問題ではないかというふうに思っているというふうに申し上げましたけれども、今日は日銀総裁もお見えになっていますし、また金融担当大臣にも、ちょ...全文を見る
○峰崎直樹君 明日、また委員会ありますから、同じようなことをやりたいと思います。これは事実関係というよりも、やっぱり九九年の三月のあの資本注入が本当に成果があったのかどうなのかという、これは厳密にやっぱりやった方がいいと思うんですね。  そこで、今日、日銀総裁も来ていただきまし...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、最後に、本当はもうちょっとデフレの問題に議論を集中させればよかったんですが、私は、日本経済は今、一、二%とは言いながらも物価がずっと継続的に低落しているという問題が最大の問題だと思っているんです。財政を再建する上に当たっても、実は今日は余り触れませんでした生命...全文を見る
03月19日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございますが、昨日の予算委員会も非常に時間が短うございました。大変残念なのは、竹中経済財政担当大臣あるいは日銀総裁も今日は政策決定会合の日だということで、二人欠けてしまったのが誠に残念だなと思っておりますが、また引き続き質問させていただきたい...全文を見る
○峰崎直樹君 私も読みまして、塩川財務大臣、かつてこの財政金融委員会で、財政再建といいますか、もう七百兆に達するような財政をどうするんですかねというお話をしたときに、実は、終戦直後、新円切替えというのがございましたねという話をなさいましたよね。  私は、あの本を読んだとき、はあ...全文を見る
○峰崎直樹君 また財政の問題は後で議論したいと思いますが、最初に金融問題のところから入っていきたいというふうに思います。  そこで、三月の、巷間、三月危機というのがよく言われるんですね。毎年のようにもう、去年もたしか三月危機とか、その前もあったような気いたすんですが、この三月危...全文を見る
○峰崎直樹君 風評被害は起きないようにしたい、しかし国民にはできる限り明らかにしたいと。実際にどんな形で出てくるのかわからないんですが、とかくやっぱり日本の金融行政に対する信頼がないんだよということを総理おっしゃっているわけで、その点、きちんとやはり特別検査の結果を、ある意味では...全文を見る
○峰崎直樹君 そうしますと、さっき中島委員のおっしゃられたように、デフレが続いていると。地価の下落もまだ続いているようですね。株価は多少、後でまたちょっと株価問題また触れたいと思いますが。そうすると、今年発生したいわゆる不良債権というのは、これから三年間のうちに解決するということ...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、これはもうとにかくいつまでたっても何かデフレが止まらないといかないということと、どうやったら止まるんだろうな、どうやったら不良債権比率がそのさっき言った四%と、別の指標ですけれども、これがいくのかというのが心配なんですが。  ちょっと新しい視点で、これ...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、どうもアメリカのFEDの基準だとかバーゼルの基準だとかということを考えるに当たって、日本ではちょっとそれは考え方を変えなきゃいけない点が一つあるんじゃないかという気がする。何かといいますと、デフレなんですよ。  デフレ下におけるいわゆる検査をした場合、これは...全文を見る
○峰崎直樹君 確かに、デフレが解消されるということになると、また別の要因が出てくるだろうと思うんですね。それと同時に、金利が上昇し始めるという局面が出てきたときの、また違った局面が出ると思うんですが、しかし、今我々がずっといろんなこの間のやり取りを聞いていても、どうもやはり日本の...全文を見る
○峰崎直樹君 金融庁長官のお考えというのは、もう何度もやり取りしていますから、不良債権の実態についての認識は私どもとやっぱりずれていると思っているわけです。  これはまたいつか時間があればやりたいと思うんですが、どうもやっぱり私は、金融庁長官は、どうも小手先の再注入じゃもうどう...全文を見る
○峰崎直樹君 決して誘導尋問をしようというつもりではありません。ありませんが、本当に金融問題というのは深刻だということで、改革工程表ではもうトップに来ているわけですね。  ただしかし、我々からすると、二月二十七日の経済財政諮問会議で柳澤大臣と速水日銀総裁の激論があった。これはど...全文を見る
○峰崎直樹君 財務大臣、ちょっとお聞きします。  財務大臣にもこの質問通告してあるんですが、この二月二十七日の経済財政諮問会議で速記中止になっているところのやり取りがあったと思うんですね。財務大臣は恐らく議論に参加されたかどうか分かりませんけれども、両者の議論ですね、今申し上げ...全文を見る
○峰崎直樹君 今の日本の経済、特に金融問題が非常に深刻だということは、私も先日、実は二十五日からアメリカに行ってきたんですけれども、国際的にも、アメリカも実は注視をしているわけですね。なぜ不良債権の処理がやると言って進まないんだろうかとか、デフレが続いているけれどもこの日本は大丈...全文を見る
○峰崎直樹君 この間一番何か効果があったのは空売り規制じゃないかと、こういうふうに言われているんですよね。  これは、二月八日とそれから二十六日の二回に分けた空売り規制強化というのがあるんですけれども、私、余り証券というか、実際やったことありませんので、株も持っていませんから空...全文を見る
○峰崎直樹君 また、株式相場の問題については、私も更にアメリカのルールってどんなものかなというのをちょっと勉強しながらまた進めていきたいと思うんですが、いずれにせよ、何だか三月危機が去ったのかななんて言っているわけでありますけれども、しかしやっぱり実態は相当厳しいという認識の下に...全文を見る
○峰崎直樹君 もうペイオフを前にしているわけですが、ほかにそういう資金繰りに陥っている銀行はないのかなと。うわさでこう聞くのでありますが、東北地方の地域銀行一行、それから関東地方の地域銀行二行、これは経営危機というのがうわさされているようなところがあるやに聞いているんですが、そう...全文を見る
○峰崎直樹君 最近、過剰債務企業ということで、企業を法的あるいは私的な整理をする、例えばダイエーなんというのはもう有名になっていますが、マイカルだ、青木建設だとかフジタだとか、いろいろ出てまいりますね。こういうところで例えば金融支援をまとめたときに債権放棄をするような銀行が出た場...全文を見る
○峰崎直樹君 持っていらっしゃらないと。  じゃ、ちょっとお聞きしますが、東京都がペイオフ対策ということで取引銀行を限定しようと、こういう動きがあるんですが、それは事実なんでしょうか。
○峰崎直樹君 相当、そこに入れなかった例えば大手行があるとしたら相当厳しいなというふうに思いますが、ペイオフ関連の問題は、これはもうある意味では来年、普通預金は多分来年からでございますから、いずれにせよ大変大きな衝撃を与えるだろうと思いますが、この点についてまた引き続き議論したい...全文を見る
○峰崎直樹君 これからまだ公判の中で明らかになっていくんだろうと思いますが、こういうことを踏まえても、公的資金投入というこれまでの方針というのは基本的には変わらないと、こういう理解してよろしいんでしょうか。この点、明らかにしていただきたい。
○峰崎直樹君 はい、分かりました。  それでは次に、金融支援という形で国家的な大企業の救済というものが進んでいるんではないかという、先日、衆議院の予算委員会でもこの点、随分議論されたわけでありますが、先ほど申し上げましたマイカルとか青木建設、これはもう既に倒産をしたり、進んでい...全文を見る
○峰崎直樹君 厳格な判断というのをおっしゃいましたけれども、これらの金融支援を検討している支援元といいますか銀行は大半、大手行でいえば三菱東京を除いたら全部これは公的資金が入っているところですね。  そうすると、公的資金の入っているところで実は債権放棄とかそういうものを認めてい...全文を見る
○峰崎直樹君 公的資金を投入している、これは税金じゃないか、それが毀損されるんじゃないかということに対して、いやいやまだこれが毀損されて返ってこないということには限っていないと、やがて増資するかもしれないじゃないか、もうかるかもしれないじゃないかと、いろんな意見があるということは...全文を見る
○峰崎直樹君 しかし、いずれにせよ、軽々しく債権放棄を認めるというふうに私はならないんだろうというふうに思いますが、金融問題、まだまだ株価がこんな状況で何とか三月危機を越えたんじゃないかというような雰囲気が漂っているんですが、どう考えても実体の経済の状況は余り変わっていないんじゃ...全文を見る
○峰崎直樹君 今日はちょっと総論的な話しかできませんでしたけれども、また引き続き、金融問題、大変重要な問題だということで、論議をまたしていきたいなというふうに思っております。  そこで、今度は財政問題にちょっと移らせていただきたいと思うんですが、昨日、総理大臣に三十兆円枠のお話...全文を見る
○峰崎直樹君 今は考えていないということと、今年度は三十兆という一つの枠を守るんだから、もう財政を小刻みに出しながら景気対策として、景気対策になるのか何対策になるのか別にして、これについては、財政としてはもう限界ですよと、こういう考えだということですか、今はというのは。
○峰崎直樹君 財務大臣の、今日は財政、ちょっと金融に入るんでしょうか、年度が替わると経営者が替わるから、これからは景気がどんどん良くなりまっせとおっしゃっている記者会見を読んだことがあるんですね。経営者が替わったら良くなっていくというのは、何か、どういう根拠なんでしょうかね。ちょ...全文を見る
○峰崎直樹君 私は逆のことを思っていたんですよね。  だって、例えば近畿日本ツーリスト、日本旅行は合併するといったのが御破算になったとか、あるいは朝日生命と東京海上火災が何か提携するといってこれも駄目になったとか、JASとJALは何か、これは独禁法の関係があるんでしょうか。 ...全文を見る
○峰崎直樹君 なかなか激しい、すごい提言なんですけれども。もちろん経営者を我々政治家がそれについて、それぞれの問題があるんだろうと思いますが、今の塩川大臣の発言は貴重な提言としてまた聞いておかなきゃいけないんだろうと思うんですが。  それでは、塩川財務大臣、財務大臣が替わられて...全文を見る
○峰崎直樹君 一覧表を作らないでも、これ財務省から出た、予算委員会の、提出された資料を見たんですよ。  そうして、例えば少子高齢化対応というので五千億程度と書いてあるんですが、その中身を一つ一つ見ていくと、保育所のは随分増えているんですね。伸び率で保育所は二番目ですよ。倍増なん...全文を見る
○峰崎直樹君 二兆円というのは、新しい分野に投資したんだという意味で意欲は買うんですけれども、中身はまだまだ本当に不十分じゃないかなというふうに思えてなりませんし、先ほどの考え方でいけば、やはり効果の上がるといいますか、財政支出のありようというのを少し考えなきゃいけない点だろうと...全文を見る
○峰崎直樹君 なぜそう言うかというと、国土交通省からお見えになっていると思うんですが、財務大臣、取決めがあったはずなんですね。国土交通省、例の自賠責特会の扱いの問題で、今二千億円の返済停止という問題が生じていたと思うんですね。こういうのを約束しておきながら、実はこれをなかなか履行...全文を見る
○峰崎直樹君 分かりました。もうそれ以上、あれしましょう、もうちょっと時間もなくなりましたので、税制の問題にちょっと最後進めていきたいと思いますので。本来であれば厚生労働省の方からもお聞きしたいと思っていたんですが、ちょっと今日は時間がありませんのであれしたいと思います。  そ...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、今の塩川財務大臣の聞いていると、意見を聞いてもらう、いや、国民の皆さんが税に対してどんな疑問を持っているのか、どんな要望を持っているのかを、それを聞くだけでいいんだと。こっちの考え方をある意味では押し付けるというか、今問題がこういうところにあるからこうい...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、財務大臣ですね、税に対するもう最高責任大臣ですから、日本の社会の例えば社会保障をこうしまっせと、こういう問題がありますよ、税はこういうふうにしますよと、その見取図。それから国と地方の関係、こういうものについても、地方自治体との税源をどうするとかいろいろ出...全文を見る
○峰崎直樹君 もう何だか圧倒されてしまうんですけれども。  私、個々の問題を挙げれば、いや、一つ一つ問題が挙がるというのははっきりしているんですよ。問題は、その将来像を、例えばよく租税負担率あるいは国民負担率、私は公的負担率と言っていますけれども、そういう負担率はどのぐらいにす...全文を見る
○峰崎直樹君 自民党のはないんですね。自民党の税……
○峰崎直樹君 ありますか。
○峰崎直樹君 電話帳だけじゃないんですか。
○峰崎直樹君 是非いただきます。
04月04日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○峰崎直樹君 民主党の峰崎でございますが、日銀総裁にお聞きする前に、実は、高木監督局長、今日突然お呼びしたわけでございますけれども、実は「選択」という雑誌の四月、一番新しい号に、「銀行自己資本の「詐術」 「見せガネ」で三月期末しのいだが」という中に実はあなたの名前が出てくるわけで...全文を見る
○峰崎直樹君 中身、ここで資料を全員に配れば良かったんですが、今日になって入ったわけでありまして。いずれにせよ、この中身に書かれてあることが事実そうであったとしたら大変なことなわけでありまして、引き続きまた私たちも調査を進めていきたいと思っております。  委員長、高木監督局長は...全文を見る
○峰崎直樹君 まだ引き続きこれ、私たちもずっとアメリカの経済、ウオッチングしていかなきゃいけないと思っていますが、あれだけの株価の下落した衝撃が果たしてこう簡単に、設備投資も落ち込んでいる中で、引き続き、こんなに早く回復するということ自身がなかなか私も信じられないところでありまし...全文を見る
○峰崎直樹君 お手元に、私、一応、日本銀行からいただいた資料、二ページと、下の方に数字で2と書いてありますから、多分。「自己資本比率に関する試算」ということで、これは日銀からいただいたものであります。ティア1、ティア2。現行でいきますと、ティア1が二十兆、ティア2が十六・五兆と。...全文を見る
○峰崎直樹君 もう答えは恐らく言っても水掛け論になるんだろうと思いますが、ここで、さっき二つ条件を申し上げましたけれども、一つは、いわゆる上から順番に見ていって四ランク目に下がっているときに、事業のリストラや法令等の改正など特別な原因による場合はその企業は五ランクではなくて三ラン...全文を見る
○峰崎直樹君 総裁、それは、この間ずっと記者会見の記事を調べていますが、海外からいわゆる過少資本、すなわち、これは随分言われたよということをおっしゃっているんじゃないんですか。
○峰崎直樹君 自己資本が少ない。そうしたら、自己資本は一一%あったらこれは決して、バーゼルの基準からしたら優に八%を超えているんですから、指摘されるゆえんはないわけですね。  じゃ、なぜ自己資本が少ないと言われるんですか。
○峰崎直樹君 とすると、コアキャピタルのところは、今申し上げたように、繰延税金資産と、それからいわゆる公的資金の注入なんでしょう。そうなんでしょう。もう一回それ答えてください。
○峰崎直樹君 柳澤大臣にお尋ねしますが、そうすると、海外からはコア資本が不足しているというふうに言われていることについてはどのようにお考えですか。
○峰崎直樹君 いずれにしても、日本国内向けには一〇%あるよ、一一%あるよといっても、国際社会の皆さん方は、いやいや日本の銀行の自己資本というのは非常にコアになる資本というのが少ないよということを厳しく指摘をされているんだろうと思います。  今のコアの資本の少なさと並んで、総裁は...全文を見る
○峰崎直樹君 今日は、今の業務純益といいますか、今の銀行の利益構造というものをこのままにしていたんでは変わらないんじゃないかというふうに思いますが、今日は時間がありませんから、不良債権というものは一体本当にどれぐらいあるんだろうか。これはもう何度もこの間、この数年間と言っていいぐ...全文を見る
○峰崎直樹君 今、家計の話をされましたね。家計というか、実際の。
○峰崎直樹君 私は、これは複式簿記を使って公会計でいわゆるやっているわけでしょう。そのときに……
○峰崎直樹君 いいですか。その運転資金が転がっていくようなことは我々もよく分かっていますよ。そうではなくて、実際上の、借入金をしている、それがちゃんと払えているかどうか、これが実はあれでしょう──ちょっと、少々お待ちください。  要するに、マニュアルを見ても、借金に対してこれが...全文を見る
○峰崎直樹君 家計というか、私たちの生活を見たって分かるでしょうと言ったじゃないですか。
○峰崎直樹君 実体験、実体験というのは……
○峰崎直樹君 これはもちろん、今私が申し上げたようにピンポイントでとらえているのかもしれません。しかし、これは今日だけに限りません。これ引き続きやりますよ、この代わり。このゴールドマン・サックスの資料の中には、そういう設備投資のお金はどうなっていっているのかということも全部その中...全文を見る
○峰崎直樹君 それは、減価償却をするというのはある意味で当たり前の話で、その減価償却が妥当かどうかというのは別にして、それは現実のキャッシュフローとしてそれは回ってきますわ。  しかし問題は、お金を貸していることに対して実際どの程度の利益が上がっているのかという、これは間違いな...全文を見る
○峰崎直樹君 分かりました。  そうしたら、一部、今日最後に配った資料がございます。  また、減価償却の問題だとか、つまり元本のところは返っているということは、当然それは、元本を返すということは、設備投資に投資したときの金額から、つまり減価償却から返してもいいじゃないかという...全文を見る
○峰崎直樹君 昨年十二月の十八日の衆議院の予算委員会では、仙谷さんに示した一枚同じものが入っているんです。それについて、非常に興味を持って、これから検討していきたいとおっしゃっていました。今日聞いていてそのことについて検討されていたのかなと思ったんですが、されておられませんでした...全文を見る
○峰崎直樹君 時間がもうなくなってまいりましたので、これを最後にしたいと思いますが、いわゆる特別検査の結果が十二日に発表される、こうなっております。  巷間、いろいろ問題企業だなというふうにおぼしきところ、これは恐らく個別企業名は出ないんだろうと思いますし、この銀行名も出ないん...全文を見る
○峰崎直樹君 まあいいでしょう。終わります。後でまたやりましょう。
04月16日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○峰崎直樹君 今日、多くの方の参考人をお呼びしたわけですが、今、若林委員の方からも質問ありまして、私の要求をしていた参考人の方でもちょっと質問できない場合もあると思いますので、御容赦願いたいというふうに思います。  最初に、これは昨日の段階で通知をしておりませんでしたけれども、...全文を見る
○峰崎直樹君 柳澤金融担当大臣にお聞きしますが、大手銀行に対する特別検査の結果が出た後にこういう実は格下げということが、しかも、その中で構造改革の進展が遅れているという指摘があった。そうすると、これから日銀総裁あるいは財務大臣は、今週末ですか、G7で海外へ行かれますが、これは一体...全文を見る
○峰崎直樹君 これから、浸透度が足りないんだ、もっと理解をしてもらいたいんだ、こういうことなんだろうと思いますが、どうも市場の信認というのは、余り高い評価をされているのではないんじゃないかというふうに思えてなりませんが、今日はそのことを全体を通じて、また質問を通じて明らかにしてい...全文を見る
○峰崎直樹君 金融担当大臣にお聞きしますが、これは、いわゆる公的資金注入行に対しては、中小企業への貸出しについては計画的に増やすようにと、こういうある意味では指導をされていたと思うんですね、計画を。これはどうも守られていないんじゃないかと。  新生銀行に対してかつて業務指導をさ...全文を見る
○峰崎直樹君 大臣がおっしゃっていること、私非常によくわかるんです、その点では。そういう意味で、むしろ、私ども櫻井議員を中心にして作りました金融アセスメント法案、すなわち、それぞれの金融機関がどういうところに貸しているかということのいわゆる情報を開示することによって、この銀行は非...全文を見る
○峰崎直樹君 その全体の不良債権の問題は、この間のこの委員会でも少し議論して、引き続きやらなきゃいかぬということになっていたわけでありますが、そこで実は、昨年十月二十九日から始まったということなんでありますが、改革先行プログラム、昨年九月二十一日に出されました。この中では、不良債...全文を見る
○峰崎直樹君 それじゃ、なぜこの改革先行プログラム中間取りまとめの中でそういうことが書かれていないんですか。これは閣議決定したものではないですか。  竹中大臣、ちょっとお伺いしますが、この種のものは経済財政諮問会議でもこれは整理をされてきたわけでしょう。そして、いわゆる私的整理...全文を見る
○峰崎直樹君 いやいや、私が言っているのは、この改革先行プログラムの中で、いわゆる破綻懸念先に分類されるところは、やるなら、私的整理の場合にはいわゆる私的整理のガイドラインに従いなさいよと言っているんです。ところが、実際問題やられているのは、債権放棄だとかあるいはデット・エクイテ...全文を見る
○峰崎直樹君 お二人とも公平性という問題が、このいわゆる私的ガイドラインというものの、これを作らなきゃいけないというふうになったときには、あちらこちらから、債権放棄をされるところとそうでないところが何で同じ土俵でやらなきゃいけないのとか、いろんな、私たちにも来ているわけですよ。 ...全文を見る
○峰崎直樹君 今、最後に収益力の向上とおっしゃいました。前回からずっとお話を聞いていて、例えば繰延税金資産の問題にせよ公的資金の導入にせよ、これは本来的な資本、ティア1に入っているけれども本来的な資本じゃないんじゃないかというときに、日銀総裁はそれはもうバーゼルの委員会で、ティア...全文を見る
○峰崎直樹君 今のその問題について、本当は、実は一%の、前回もちょっと議論になりました一%の利益も出せないようなそういうところに対して、実はキャッシュフローが回っているとその銀行は、ある意味では、企業というのは存続できているというような実態があります。  さあ、これを二%、三%...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、今回、特別検査も踏まえて、一応健全性という点では現段階においては一応担保できる、こういう判断でよろしゅうございますね。  そうすると、これで、デフレ対策としてかつて、二月の初旬でしたでしょうか、もう本当にブッシュさんが来られたころは大変だったわけであり...全文を見る
○峰崎直樹君 塩川大臣、私は、実は消費税引上げのときに当時は与党でございました。そして、要するにある意味では減税先行でやったんですよね。結果は、もちろん消費税引き上げて大変な問題になったわけでありますが、このいわゆる減税を先行させて後で必ずその分は増収していきますよというのは、こ...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに、払うんですね。そこを、要するにそこだけちょっと教えてください。
○峰崎直樹君 何の手続に入っているんですか。
○峰崎直樹君 塩川財務大臣、これ衆議院で宮澤大蔵大臣が答弁されていますよね、当時。それを守るか守らないかということで、守るということでいいんですね。
○峰崎直樹君 そこで、これ四月一日から健全だということなんですが、しかし市場の皆さん方とかいろんな関係者の話をしてみると、余りそれは信じておられないんです。例によって、また金融庁、銀行の体力を推し量ってやったんだなということで信用していない。ですから、金融機関を、どの金融機関が安...全文を見る
○峰崎直樹君 財務大臣にお聞きします。  もしその日銀特融を、流動性危機に対応するために日銀に対して特融を要請するというときは、必ずこれは日銀特融に対しては政府は保証いたしますか、保証いたしませんか。
○峰崎直樹君 保証しないということですか。もう一回確認。
○峰崎直樹君 そうすると、これからは保証しないということになれば、ますます日銀の特融というのは、これは保証されないとなったら、これ日銀がもしかすると流動性危機どころかシステミック危機があったら大変だということで、当然それに応じないということが起こり得るということの判断でよろしゅう...全文を見る
○峰崎直樹君 人によってはこの無担保でやるということについて非常に懸念する人がいるんですが、日銀総裁としてはその三十八条の規定の中のその無担保について何らかの問題意識持たれますか。
○峰崎直樹君 最後に、G7が開かれますので、これは国際的な場において日本の不良債権問題について鋭い御指摘がきっとあるだろうと思いますが、財務大臣、それから、日銀総裁は先ほどちょっとお聞きしましたので、財務大臣、自信を持ってG7各国に向かって、日本の金融はこれでもう信用リスクという...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
04月25日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
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○峰崎直樹君 五十分間という時間でございますが、前半、この独立行政法人問題についての質疑を中心にしながら、また後半では、最近の減税論議などについて是非質問していきたいと思っております。  そこで、最初に、独立行政法人化してこの二つの機関、どんなメリットが出るんだろうか、これにつ...全文を見る
○峰崎直樹君 しかし、中期目標を設定するとか、それが何かメリットになるとは私は到底思えないのですが、しかも、ずっとこれ懇談会の、造幣局とかあるいは印刷局の懇談会で、独立行政法人化に持っていくこの資料を読んでみても、何でこれをわざわざ独立行政法人にしなきゃいかぬのかなと。そのまま読...全文を見る
○峰崎直樹君 もう少しイギリスとの対比で、今度のこの両法人のいわゆる国家公務員の宿舎法の適用除外ということが出されているわけですね。イギリスのエージェンシーは、その財産そのものは実は国有財産としている。今度これは、財産は全部これエージェンシーの方に無償で移ることになっていますね。...全文を見る
○峰崎直樹君 出資だという理解ですか、分かりました。この点はまた、先ほどちょっと述べたイギリスの場合はこれは国有財産ということで、財産の異動は、日本の場合はそれを異動させて無償で渡して、それは出資だと、こういう理解ですか。そうすると、当然のことながらこれは資本というか、貸借対照表...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、一番重要なのは監査の問題だと思いますが、この独立行政法人化をして、この監査がもう二重に三重になっているんですけれども、そこでまず、会計検査院、おいでいただいていると思いますが、会計検査院の監査というのは、これはどうなるんでしょうか。
○峰崎直樹君 それからもう一つお聞きしておきたいわけですが、当然それは会計検査院も検査は入りますねと。そうすると、ある意味では、総務省の中に置かれている検査と、それからもちろん独立行政法人は財務省の中で置いている検査と、三重の検査になるんですが、そこは随分手厚くやられているんです...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、国会が、独立行政法人のどんな仕事ぶりをしているんだろうか、どんな営業成績なんだろうかと、こういうことを知るためには、ある意味では、財務大臣の方からになるんでしょうか、あるいは独立行政法人の長からになるんでしょうか、いずれにしても報告の義務というものがない...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、私が聞いているのは、毎年毎年、五年の中期目標が終わった段階で公表するというのはいいんですが、単年度において必ず毎年監査するわけですね。そして、それが財務大臣のところへ行くわけでしょう。  そうしたら、それを私はやはり国会の場でもある意味では公表して、公表とい...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、一般的にもちろん質問するのは構わないんですが、どういう結果でしたという報告はある意味では、これは別に決められてはいないけれども、私は、やっぱり国会における民主的なコントロールというか、審査というのは我々は国民から負託された非常に重要な課題だと思っているわけです...全文を見る
○峰崎直樹君 次に、通貨の製造業務の特殊性という問題があると思いますね。いわゆる通貨の確実な製造と偽造防止技術の維持向上といったものの必要性があるわけですけれども、そういう特殊性を踏まえると、貨幣、日銀券の製造というのは、これまでどおり独立行政法人造幣局・国立印刷局においてその製...全文を見る
○峰崎直樹君 であるとすれば、そういうものを独占的にやらせるということであれば、これは法律事項で記載しておいた方がいいんじゃないかと思うんですが、その点はどうなんでしょうか。
○峰崎直樹君 いや、要望として、もういわゆるそこまである意味ではきちっとしているのであれば、やはり法律的にもう記載をしておいた方がかえってリジッドになっていいんではないかなというふうに思います。これは要望しておきたいと思いますが。  そこで、ちょっとつまらない、読んでいて、もう...全文を見る
○峰崎直樹君 分かったような分からないような感じがしますが、理解をしておきます。  さて、若松副大臣、結構でございますので、委員長、もう若松副大臣は結構でございます。
○峰崎直樹君 それでは、この機会ということをおかりしまして、G7から帰ってこられました塩川大臣にお聞きをしたいわけでありますが。  G7に行かれる前に随分新聞記者の皆さんに相当かなり、例えば格付機関に対する相当な批判を持っていらっしゃるとかいろいろ思いを持っていらして、例えばI...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、専務理事がどう言ったかといったことをお聞きをしたわけじゃないんですよ。さっきからずっと聞いていて何だか妙な話だなと思ったんですが、まあいいでしょう。  実は、その前に……
○峰崎直樹君 まあ分かりました、分かりました。時間がないからといって、やっぱり……
○峰崎直樹君 こちらのやっぱりしっかり質問に答えてくださいよ、質問していることに……
○峰崎直樹君 まあ、いいです。  そこで、格付機関に対して四月十九日に相当、スタンダード・アンド・プアーズだとかあるいはムーディーズだとかフィッチだとか、特に外国の格付機関に対して相当怒り心頭に発していられたあの記者会見をやっておられますね、一々読み上げませんけれども。その中で...全文を見る
○峰崎直樹君 財務官。
○峰崎直樹君 内容は近いうちというしかおっしゃっていない、内容は分からない。
○峰崎直樹君 じゃ、それをちょっと、どんな内容で質問をされるんですか。
○峰崎直樹君 いや、ちょっと聞こえなかったですな、もう一回。
○峰崎直樹君 内容は分かっていますけれども発表できません、じゃ、いつ発表できるんですか。
○峰崎直樹君 何だかその、まあ分かりました。じゃ、是非国会にも報告をしていただきたいと思いますが、そこで、その時期はまだ、それもできるだけ早くぐらいしか言えないんですね。
○峰崎直樹君 それじゃ、税制問題というか減税問題にちょっと移っていこうと思うんですが。  G7で日本の、この六月に向けて減税政策を打ち出すんだと。例の三条件というのがありますけれども、そういう発言は塩川大臣は特に今度のワシントンでのG7で発言をされましたか。
○峰崎直樹君 何だか思わせぶりな、あり得るかもという表現をされたんですか。
○峰崎直樹君 この間、ずっと税制改革の問題について、この一月から始まった税制改革論議で、どうも政府の考えておられるいわゆる減税政策というのか、それについての考え方がばらばらになっているんじゃないかという気がするんですが、ちょっと塩川財務大臣に答えていただく前に、今日はもう四十分ま...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、もう時間もありませんのでお聞きしたいわけですが、私は実は、前の宮澤大蔵大臣、当時。その当時ここの場でずっと議論していたときに、経済財政諮問会議ができて骨太な政策が出てくると。  その骨太な政策の中身というのは、私もあのとき、宮澤財務大臣とのやり取りを聞...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、六月に経済財政諮問会議が答申、事実上まとめ上げられる、予算編成の前ですから多分まとめ上げられるんだろうと思いますが、その中では、そういう将来の税制構造といいますか、そういうものは、基本的な枠組みはもうまとめて出せるということなんでしょうか、この六月までに...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、今度の六月は、時間の関係もおっしゃっていましたけれども、六月についてはどんなことを重点的に経済財政諮問会議では答申をされていくということなんでしょうか。ちょっとそこの中身が分かれば、骨子だけでも構わないんですけれども。
○峰崎直樹君 五月になってそういう骨子が出てきて議論するということは、六月には、ある意味では精密なといいますか、我々が求めているような、つまり来年度以降、例えば社会保障制度はこう変わるとか、税財源の関係はどうなるかということについてのかなり細かいところはやっぱり出てこないのかなと...全文を見る
○峰崎直樹君 改革工程表を税についても作られるという話だったんですけれども、それは作られますか。
○峰崎直樹君 大臣、もう四十分になりましたので結構でございます。ありがとうございました。どうぞ。
○峰崎直樹君 塩川大臣にお聞きします。  もう時間も余りありませんので、今後、二〇一〇年ごろをめどに減税先行を認めるという議論をされました。記者発表に載っております。そうすると、今年度、税制改革、税制改正を例えばあり得た場合には、例の三十兆円の、いわゆる今年度の予算における国債...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、単純な話なんですが、私も前回の質問のときにもお話ししたように、減税、先やっていいよと。その代わり二〇一〇年までには増減税中立だよと。  今日、竹中さんもうおられなくなったんですが、これは将来増税になるよと。例えば、所得税減税のときもそうなんですが、これだけ七...全文を見る
○峰崎直樹君 そこまでおっしゃるんだったら、七月のサミットに向けて、税を預かっている責任大臣として、どういう税を今回は景気対策のために減税していくのかということについてのお考えというのはあるんですか。つまり、所得税、法人税あるいは消費税といった基幹税を本当にこの機会に減税してもい...全文を見る
○峰崎直樹君 やっぱり竹中大臣、本当にもうちょっと長くおっていただければ良かったなとつくづく思うんですが、そうおっしゃられているから恐らく竹中大臣だけの責任じゃないんだろうと思うんですが、我々が見ていると、この一月から政府税調始まって、経済財政諮問会議も始まっているんですよ。そう...全文を見る
○峰崎直樹君 議論の推移を見守っているということなんですが、元々私たちは、こういう形で株式市場の中に入っていくということは、ある意味では、日本の従来の相互の持ち合い株というものの存在というのが日本にあるがゆえに、恐らくそういう一つの対策として打たれたんだろうと思うんですが、本来で...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
06月04日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第18号
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○峰崎直樹君 私は、民主党・新緑風会を代表して、本案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨及び内容の概要について御説明申し上げます。  日本一ダーティーな政治家と言われる鈴木宗男議員に代表される...全文を見る
06月05日第154回国会 参議院 本会議 第31号
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○峰崎直樹君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました法人税法等の一部を改正する法律案に対し、質問をいたします。  連結納税制度について伺う前に、国債格付引下げ問題について伺います。  先日、ムーディーズが日本国債の格付を二段階引き下げ、よく指摘される例です...全文を見る
06月11日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第20号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。  今日は、午前、午後、百三十分間という時間をいただきましたので、少し、連結納税もちろんそうでございますが、かなり税制改正の問題で現在経済財政諮問会議やあるいは政府税調の方で議論されていますので、それらも含めまして質問をさせてい...全文を見る
○峰崎直樹君 実は昨日、質問を取りに来られる政府の役人の方に随分失礼なことを言ったんですね。要するに、細かいところ、つまり答弁書を作るためにもう根掘り葉掘り聞かれるわけですよ。それは恐らく、大臣の皆さん方を、あるいは政務官や副大臣、今日もお見えになっていますけれども、もうとにかく...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、連結納税問題から入っていきたいと思うんですが、財務大臣、あるいはこれは尾辻副大臣が一貫して衆議院の方も今もお答えになっていらっしゃいますので、連結納税の目的について、尾辻副大臣、多分答弁されることは、もう大体どういう答弁されるかということは分かるんですが、...全文を見る
○峰崎直樹君 今お話聞いていて、要するに子会社を作ってベンチャーはやりたいと。  今まで企業の中で、大企業の中で、大企業を中心に考えたときに、企業の中にも部門を分けてきたんですよね。事業部制だとかいろんな形であったわけです。MアンドAももちろんあると思うんですが、このいわゆる事...全文を見る
○峰崎直樹君 分かりました。私の質問がひょっとしたら禅問答みたいになっているかもしれぬ。  これは私、実は連結納税制度というのは私にとってみれば非常に思い出の深い、つまり、思い出の深いというのは、一九九五年の年だったと思うんですが、五五年かあるいは五六年、ちょっと定かではありま...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに、これ、質問の趣旨というのは、純粋持ち株会社が必要だということはもう言ったんですよ、私。それで、問題は、純粋持ち株会社がどのぐらい広がっているのか。例えば、上場企業の中で何%を占めていますと、その中で調査をして、実はこういう要望が強いんですと、そういうことを...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに、今のお話聞いていると、個々の事例を挙げておられるんですが、私は金融持ち株会社はちょっとこれ別格だと思っているから、その金融じゃなくて、実際問題、純粋持ち株会社が広がっているのか広がっていないのか、純粋持ち株会社を採用したところはどんな要望が強いのか、経済産...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、鳴り物入りでこれやり始めた制度なんですよ。独禁法第九条、独禁法第九条ともうずっと長い間言ってきて、それで入ったから、その後どうなったかというフォローをしていないというのは、これ怠慢だというふうにしか思えないですね。そして、そういう企業に対するアンケート調査とか...全文を見る
○峰崎直樹君 もう衆議院の議論でずっと聞いていて、もう財務大臣、尾辻さんも答えられていますが、要するに、この法案が通って、九月が締切りなんでしょう。そうすると、九月の時点で見ると、ああ、どうもこれは導入の状況が悪いと。そうすると、九月の末に締め切った段階で、これを適用するとかしな...全文を見る
○峰崎直樹君 今お聞きしていて、中小企業の皆さん方はなかなかこれまだ十分勉強されていないかもしれないとおっしゃっていましたけれども、租税特別措置についても何か見直しをするようなことをお話しですが、ということは、退職給与引当金とか特別修繕引当金の、ある意味では、中小企業は十年掛けて...全文を見る
○峰崎直樹君 そういう租税特別措置というのは、これをある意味では廃止をしていくというのは課税ベースを広げるというんですから、当然それは、課税ベースを広げるんだったら税率を下げていくという形で、それで付加税をなくするということなんでしょうか。それとも本体の、最近ちょっと出てきている...全文を見る
○峰崎直樹君 何か聞いていますと、租税特別措置を、既存の租税特別措置を見直してまた別の租税特別措置に切り替えているだけだというふうにしか聞こえないんですよね、今のお話を聞いていると。それなら何のために、租税特別措置をできる限り縮減するとか課税ベースを広げて税率を下げるとか、そうい...全文を見る
○峰崎直樹君 それじゃ、あれですか、毎年、私どもは外から見て、また自由民主党、与党を中心にして税調で年末に租税特別措置の見直しをやっていらっしゃるんですよね、二年に一回とか、税制改正のたびごとに。そうすると、そこは要するにまだまだ切り込みが不十分だと。もう役割を終えたのに存続して...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、経済産業省の副大臣にお聞きしたいんですが、中小企業を抱えている、先日もある中小企業関係の人たちが私のところにやってまいりました。今度のこの連結納税制度の中で困ったことが起きていると。何かというと退職給与引当金。特別修繕のことはおっしゃいませんでしたけれども、...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、やむを得ない措置、経済産業省はそう判断したということなんですか。要するに、大企業を中心として連結納税を採用できるところ、これはある意味では比較的恵まれた、企業の中で恵まれた恵まれていないというのは変かもしれませんが、かなり零細な中小企業からすると、退職給与引当...全文を見る
○峰崎直樹君 余り芳しい、はかばかしい答弁をいただけないのであれなんですが、要するに、課税ベースを広げますよというのは私どももいいと思うんです。そして税率を下げていくというんですが、今度の場合は、課税ベースは広がっていくけれども、実は連結納税の導入をしないところにとってみればその...全文を見る
○峰崎直樹君 正にそこだろうと思うんですよね。正に、やっぱりGDPの一四〇%も達するような財政赤字をずっと累積しておると。それから、単年度でいえばプライマリー赤字はGDPの四%ぐらい行っているんでしょう、五%近く。これは、景気が回復しようが回復しまいが、それは実は存在しているわけ...全文を見る
○峰崎直樹君 一度その細かい前提条件といいますか、それを、もちろん一年一年で機械的に達成するとか、十年近いターム、中期的に判断されていると言うんですが、私どもは、例えば内閣府の研究官をやっておられる東京大学井堀先生とかいろんな方々の展望、マクロモデルを使ったモデルをずっと試算した...全文を見る
○峰崎直樹君 とすると、二〇〇六年までの間に要するに税制上何らかの形でこれは必要な措置を取ると書いてあるけれども、増税とは書いていません。書いていませんが、いずれにせよその期間までの間にいろいろ判断をしますと。  ということは、それまでの間と言っていますから、それよりも前倒しで...全文を見る
○峰崎直樹君 いやいや、井堀先生は、たしかあれは、消費税を引き上げなきゃいかぬということで、税率どのぐらいの場合とかという、全部それは条件付けてあるんです。  ですから、問題は、私は今ずっとお聞きしていて、そうすると、結論的に言うと、二〇〇六年までは国民からは税負担はもう、つま...全文を見る
○峰崎直樹君 何かずっと聞いていても私にはなかなか納得できないというんですか、経済が生き物だとか有機的だというのはそれは当たり前の話なんですが、決して我々は社会主義を目指しているわけじゃありませんので、我が党もですね。そういう意味で、一番心配しているのは、本当に単年度二十兆円です...全文を見る
○峰崎直樹君 大臣、ポピュリズムだとか随分、かつての宮澤財務大臣時代にも随分ここで議論をしたんです。そのときにも、去年だったか、おととしだったでしょうか、私が今のような質問をしたときに、宮澤財務大臣はいつも、いや、峰崎さん、国と地方の関係、社会保障財源と国の税の関係、これは骨太の...全文を見る
○峰崎直樹君 午後からまた、午後から。
○峰崎直樹君 じゃ、午前に続きまして、昼からもう余り時間が残らなくなったなと思っているんですが、ちょっとスピードを上げてやりたいと思いますが。  そこで、総理大臣のリーダーシップという問題について実は本会議で質問させていただきました。ちょっと竹中大臣にお聞きしたいんですけれども...全文を見る
○峰崎直樹君 アメリカと少し、日本は議院内閣制でポリティカルアポインティーも非常に少ないですから、違うのかもしれませんが。  そこで、ちょっとつかぬことをお尋ねするんですが、内閣総理大臣指示の中にも、第二番目に、税制改革について、「「経済社会の活力」を最重視する。」、経済の活力...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間がないので、ちょっと一点竹中大臣にお聞きするんですが、新聞によりますと、山中貞則自民党税調の幹部とこの一か月ぐらいの間にお会いになったことはありますか。
○峰崎直樹君 税調の幹部の皆さん方からの要請だったんですか、それとも竹中大臣の方からの会いたいということだったんですか、どちら。
○峰崎直樹君 これは一対一でお会いになったんですか、山中さんとは。
○峰崎直樹君 ちょっと報道によると、山中貞則税調幹部は、具体的な項目を書き込むなら閣議決定をさせないというふうにおっしゃったというふうに報道されているんですけれども、そういう発言はあったんですか。
○峰崎直樹君 念のためにちょっとお聞きしたわけでありますけれども。  さてそれでは、今、政府税調なりあるいは経済財政諮問会議等で行われている税制の議論について入っていきたいと思っておりますので、本来なら税の理念論争をやろうと思ったんですが、この間も随分本会議で時間を食いましたの...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、減税をすることによって増収になることがあると。何かあのレーガン税制のときのラッファー・カーブみたいな話なんでしょうか。それとも、政策税制のところに入っていかれて、それが活力を増すということなんでしょうか。  つまり、景気を刺激するために、景気を良くする...全文を見る
○峰崎直樹君 過去何度も一九九〇年代に減税をして、これは景気のために、良くするために減税をやったんだと。そうすると、実際問題、もう今、減税をして、これ法人じゃないですよ、個人所得税の場合は特に顕著なんですけれども、果たして減税をしたら、それが本当に景気に良くなるんだろうかなと。 ...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、その財源はどこから捻出するんですか。減税するわけですね。
○峰崎直樹君 そうすると、歳出を削って、それからそれについて政策減税に回すということですね。  私どもちょっと聞くと、歳出を削減するというのは、将来的に財政の構造を維持するためには、要するに国債の発行額を減らしていくというような、そういう考え方も実は有力な考え方としてあると思う...全文を見る
○峰崎直樹君 どっちなんですか。政策減税もやってそっちの方の財源もやります、それから国債の発行額も減らします、両方やるということなんですか。
○峰崎直樹君 何だか変幻自在の答弁されるとこっちもなかなか苦しいんですけれども、何て答えというか、そんな余裕あるような状況じゃないんではないかなというふうに思えてならないんですが、分かりました。  では、政策減税ということで、基幹税を減税をするということについては考えていないと...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、アメリカに二月にちょっとお邪魔したとき、日本は消費税を一回ゼロにして、それから時限を切って一%、二%といって、ずっと将来的に何年か掛けて一〇%ぐらいに持っていったらどうだと、こういう、大変高名なエコノミストの方々もそうおっしゃられたわけです。これについてはもう...全文を見る
○峰崎直樹君 分かりました。私も多分これは政治的にはなかなか難しいあれだと思っているんですが、ちょっともう一回さっきのところに返るんですけれども、塩川財務大臣、今おっしゃられたように、ゼロからまた将来上に上げていくということを明示したら景気にとっては余り役に立たないよとおっしゃい...全文を見る
○峰崎直樹君 そういう融通無碍な話されたら駄目なんです。  今から何年前に、私、消費税の引上げのときに与党でいましたから、そのとき、何年後にやりましょうということでそれをやったわけです。あのときも同時にやらなかったことのツケみたいなものが後で来たわけですけれども、この種のものは...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、相続税、最高税率を引き上げ、生前贈与の円滑化を図れというふうに政府税調の石会長に総理大臣から指示があった、これは財務大臣御存じですよね。  この相続税の最高税率というのは、確かに七〇%は高いというふうに思っていますが、これで生前贈与で、将来に払うべきものを...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもちょっとかみ合っていないような気がするんですが、要するに、消費税の導入のときに、いわゆる世帯でもって相続関係はやっていたものを個人に切り替えた。それはどうもシャウプさんが懸念していたことに対して、ある意味では、それを現実に今こういう形で贈与税と相続税の関係を円...全文を見る
○峰崎直樹君 総務省から滝政務官に来ていただいておりますが、滝さん、今、大臣がお答えになったんですけれども、私が最初にお聞きしたのは、実はこれは法人税全体の外形化を目指すということじゃなくて、どうやら総理が諮問されたのは都道府県の法人事業税の外形標準化だと、そういうことだったです...全文を見る
○峰崎直樹君 財務大臣と総務大臣は期せずしてあれだったんですが、昔は、私ちょっと聞いている、あの税のことを少しちょっとやったときに、総務省は、旧自治省はこれについては推進すると。しかし大蔵省、旧大蔵省時代は、いや、これは税の性格からしてどうもおかしいんじゃないかと。付加価値を軸に...全文を見る
○峰崎直樹君 ところで、これ導入の時期なんですけれども、我々民主党としては、景気がこんな状況のときに導入して、やっぱり景気が良くなったときに導入した方がいいんじゃないのかと、こういうふうに言っているんですが、これは総務省にお聞きした方がいいんでしょうか。来年度からでも、とにかく景...全文を見る
○峰崎直樹君 これ、我々説明するときに、中小企業の皆さん方、今景気良くないから所得税払っていない、法人事業税払っていないと。そのときに言うんですよ。景気が良くなってきたら私たち導入したらいいと思います。なぜかといったら、景気が良くなるということは所得が増えてくるでしょう。赤字だっ...全文を見る
○峰崎直樹君 今度、財務大臣にお聞きするんですけれども、私ども民主党の中でちょっと議論したときに、今、租特が停止されているやつがありますよね。要するに、今年赤字になった、去年は黒字だったと。そうすると、税の繰戻し還付というのが租特であるんです。それが実は今停止されていますよ。平成...全文を見る
○峰崎直樹君 そんなこと言ったって、もう七割も八割もどんどんどんどん要するに赤字企業増えてきているわけでしょう。赤字企業がこんなに増えながら、よく企業が存続できるなと思って感心をしているんですが。  しかし、いずれにせよ、そういう企業にとってみると、やっぱり節税というか、むしろ...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、今、高額所得者とかあるいはいろいろ税についてのいろんな議論をするときに、大前提として私たちが知っておかなきゃいかぬデータ、要するに、所得階層別に見て税負担は本当のところどのぐらいの税負担なんだろうか、このデータがなかなかないんです。  つまり、所得階層に応...全文を見る
○峰崎直樹君 ごめんなさい。多分、大武さんがおっしゃっているのは、このいわゆる所得階層別の実効税率という表がありますよね、収入の。  問題は、所得捕捉率なんですよ。そして、資産性所得あるいは雑所得、様々な所得が本当の意味でつかまれて、その上で、いわゆる税率がどのように実効税率上...全文を見る
○峰崎直樹君 不公平税制はどうかということだけしか聞いていませんでしたので、是非、今朝その勉強会で指摘を受けて、本当に我々も考えてみたら、税率構造なんかデータがありませんので、どういう構造になっているのかというか、つかみようがないなというふうに思っています。それはクロヨンについて...全文を見る
○峰崎直樹君 塩川大臣、もう一つ実は塩川大臣、約束していることがあるんですよ。何かというと、公共事業のいわゆるGDPに占める比率はヨーロッパ並みに下げますと言っているんですよ、二、三%に。何年か先だったでしょうか。  そうすると、この五年間また、この道路特定財源、七兆円近い大変...全文を見る
○峰崎直樹君 そんな、いや、去年はそういうことの、いわゆる重量税を変えたぐらいですわ、法律を改正しなくて済んだから。しかし今、道路特定財源を含めた特定財源の一般財源化という問題を実は総理は提起されたんじゃないんですか。我々はそれを含めて、これは本当にやり切れるかなと。  しかも...全文を見る
○峰崎直樹君 たしか一月に総理大臣は、政府税調だったか、指示されたんですね、環境税の導入やあるいはこの特定財源の見直しの問題を含めて。正に今環境省がやっているようなことについて、やはり改革をすべきだという提起を私はしていると思いますので、そこは財務省、さっき暫定税率に一回戻してと...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっともう時間ないんで先に急ぎたいと思いますが、ちょっと地方と国との関係で、内閣総理大臣の指示のところで、竹中大臣、これ実は税源移譲問題というのがこの中に出てこないんですね。かつて、たしかこれは総務大臣が出されていたんでしょうか、税源移譲という考え方が出ていたと思...全文を見る
○峰崎直樹君 ところで、総務省にお聞きするんですが、国と地方のいわゆる借金ですね、交付税特会の。これはどういうふうにこの処理をしていく考えなんでしょうか。
○峰崎直樹君 果たしてその財源どこから持ってくるのかなと、非常に気になるところなんですが、今日はもう時間ありません。  最後になりますが、実は、環境問題も国際的な議論なんですが、実は、最近EUでもトービン・タックスというのが随分議論になっているとお聞きしております。そこで、あれ...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
06月25日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第22号
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○峰崎直樹君 私は、民主党・新緑風会を代表して、本案に対し修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明申し上げます。  近年、企業グループの一体的経営の急速な進展や企業組織の柔軟な再編成を可能...全文を見る
○峰崎直樹君 今回の改正のポイントというのは、もう先ほども趣旨の説明で申し上げたとおり、本当にこの法案が、企業が本当に国際的な競争力を高めていくためにも、本当に重要な改正であるべきだと、その意味で私たちは、民主党としてはこれは連結納税は賛成なんです。  しかし、どうしてもこの付...全文を見る
○峰崎直樹君 私どもは、本来ならば、これは年度税制改正の初めの時点で、当然この連結納税に伴って税収が減ってしまう、そういう意味において、本来であれば、法人税の中における租特であるとか、あるいは歳出面の節減といったところでやはり努力をすべきであったというふうに思っているわけでありま...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、今のやり取りを聞いていて、本当に何のために連結納税制度を入れたんですかと。その原点が、この付加税、あるいはもう一つ私言えば、今回の改正の中に入っている、まあ改悪だと思うんですが、いわゆる配当の企業の中のいわゆる損金の算入の比率を変えていますよね。あれなんかは私...全文を見る
○峰崎直樹君 私、先ほど大武局長のお話を聞いていて、ぎりぎりの、つまり減税、大幅減税になるところとその恩典に浴さないところのぎりぎりの選択とおっしゃっているのは、むしろ中立というよりはこれは公平性みたいなところにウエートを置かれているのかな。  私は何度も強調するんですが、今、...全文を見る
○峰崎直樹君 最初の、いわゆる一千億近い減収が生じることについては先ほど櫻井委員にお答えしたとおりでございますが、改めて繰り返しになりますが、本来、やはり年度改正の当初に、これらの財源をどういうふうな形で捻出するかと、あるいはこれはもう本当に減税だけでいくのかとか、そういう政策的...全文を見る
○峰崎直樹君 今の御指摘を私も質問を受けたときに、これはやはり誤解あるなと。先ほど、要するに連結納税制度を何のために入れるかというところのそもそも論のところが、私、前回質問に立ちました。本会議でも質問しました。それは私、一番大きいのは、企業の分社化を進めて、そのことによって本当の...全文を見る
○峰崎直樹君 本当にいい質問をしていただいてありがとうございます。私も将来の財務大臣を目指して頑張っていきたいと思っていますが。  さて最初に、実は付加税の導入の問題のところで質問通告なかった件、私お答えをさせていただきたいというふうに思っていますが、それは実は、先ほど制度イン...全文を見る
07月18日第154回国会 参議院 財政金融委員会 第25号
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○峰崎直樹君 今日は、日銀総裁、本当にお忙しいところありがとうございました。また、竹中大臣にもお越しいただきまして、ありがとうございました。  最初に、やはり今一番国民の中で心配になっている景気の問題について若干お伺いをしたいと思っているわけであります。  先週、実は月例経済...全文を見る
○峰崎直樹君 後で実効為替レート、私も名目の為替レートしか見ておりませんが、どのように変わったのか教えていただきたいと思うんですが。  その前に、金融のかじ取りをやっている日銀の総裁もどのように今の日本経済の現況を見ておられるのか。先日、短観を発表されましたけれども、私どもも注...全文を見る
○峰崎直樹君 今、総裁、何か構造的弱点があるんではないかと、こうおっしゃられたんですね。  何度か私どもも聞いているんですが、改めて、小泉内閣は構造改革を進めるということで、それが一つの大きな、構造改革なくして成長なしと、こうおっしゃっているんですが、総裁から見られて、いわゆる...全文を見る
○峰崎直樹君 先ほど総裁が言われた金融機関の不良債権の問題、これは依然として構造問題だ、さらに税制や規制の問題を更に後押ししなきゃいかぬと、こうおっしゃっていたわけですけれども。  さて、金融機関、要するに金融危機というのは、昨日の党首討論でも我が党の鳩山代表と小泉首相の間の論...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、柳澤金融担当大臣にお聞きしたいんですが、我々かねてから、今、日銀総裁おっしゃった、不良債権問題の処理を急ごうと。それを含めて、日本のやはり金融機関というものの持っている体質が非常に脆弱だということを指摘をしてまいりました。来年四月からのペイオフの更に延期をす...全文を見る
○峰崎直樹君 あれはいつごろでしたでしょうか、国際機関であるIMFが日本の金融機関に検査に入って、たしか昨年の秋だったと思うんですが、つまり、国際的に見て、やはり日本の金融機関に対する、非常に不安視されていますねと。絶えずやはりそういう問題があったときに、IMFが検査に入るという...全文を見る
○峰崎直樹君 金融のところでたしか前回質問したときに、大手行、まあ大手行だけではないんですが、自己資本、特に資本の内容に非常に不十分性があるねと。これは日銀総裁も、そこはかねて、税効果会計とか公的資金投入しているということで、ティア1と言われているところの内実が極めて弱体だねと、...全文を見る
○峰崎直樹君 もう事実、そういうもので出て、いわゆる落としてしまったという事例もあるということでございますか。
○峰崎直樹君 減額したということもあるということですね。はい、分かりました。  またこの金融問題について引き続きお聞きしたいと思っておるんですが、そこで、デフレの問題についてちょっとお伺いしたいと思うんです。  つまり、金融危機というのは、銀行側の方々によくお話を聞くと、いわ...全文を見る
○峰崎直樹君 経済財政担当大臣の竹中さんの方は、この第二次骨太方針を読んで、先ほど冒頭申し上げましたように、どうもデフレに対する危機感というものの認識というのがちょっと弱いんじゃないかと、こんなイメージを抱いているんですが、その点について、それは意識していると、こういうところに、...全文を見る
○峰崎直樹君 今、経済が活性化すればデフレの克服になってくると、こういうお話だったんですが、もう大体GDPデフレーターを見るとやや七年から八年近く下がっていますですね。  そうすると、その間、一九九五年から六年だったでしょうか三・四%とかかなり高い成長を記録したことがございます...全文を見る
○峰崎直樹君 日銀総裁、もうちょっと、もう一問ありますので、ちょっと後でまた質問したい。お許しいただきたいと存じます。  そうすると、要素価格の問題でいえば、世界各国、ある意味では、ドイツであれアメリカであれ、安い中国から、安い東欧圏からの商品が入ってくるわけです。そうすると、...全文を見る
○峰崎直樹君 過去十年近く振り返ってみて、ちょうど、あれはいつだったか、一九九五年の五月だったでしょうか、四月だったでしょうか、一ドルが七十九円七十五銭という、とにかく超円高になったときがございます。あれ以降、ばたばたと日銀の金利が下がってくる、公定歩合を下げていく。いろいろ金融...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと今の関連して、あるエコノミストから資料をいただいたんですが、そのとき日本のいわゆる貯蓄が、民間の貯蓄と公的部門の貯蓄と分けて、どのぐらい増えていったのかと。そうすると、民間は銀行だとか保険会社だとかいろいろ貯蓄増えているんですけれども、しかし圧倒的に増えてい...全文を見る
○峰崎直樹君 景気の問題その他もうそろそろ終わらなきゃいけないんですが、一点だけ柳澤金融担当大臣に、事前にちょっとお話をしていなかったんで、もしかしたら感想だけお聞きしたいと思っているんですが、実は、ポール・ボルカーという人、ボルカーさんですね。前の連邦準備制度理事会の理事長で、...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。  本当に会計基準の問題等、またいろいろと質疑させていただきたいと思うんです。  そこで、これはもう端的にお聞きしたいと思うんですが、財務大臣、補正予算を組むという考え方は、秋の臨時国会、まだやるともやらないとも言っていませんが、毎年のよ...全文を見る
○峰崎直樹君 来年度の予算編成に当たって、経済財政諮問会議等で随分議論されているようなんですが、昨日たしか議論があったというふうに聞いておりますが、来年度の予算編成において概算要求基準をもうそろそろ作らなきゃいかぬと思うんですが、この点で来年度はこういうことに戦略を置くんだよと、...全文を見る
○峰崎直樹君 財務大臣は、担当大臣として、来年度概算要求基準もうそろそろ設定されるんでしょうけれども、何か目玉みたいなものがあるんでしょうか。
○峰崎直樹君 ちょっと、これは塩川大臣にお聞きするよりも竹中大臣に質問した方がいいんでしょうかね。  富田さんという野村総研の、国債増発を防ぐというときにおもしろい表があったんですよ。何の表かというと、大蔵大臣の権限が強いところと弱いところがあって、大蔵大臣の権限の強いところは...全文を見る
○峰崎直樹君 去年は、七月の参議院選挙が終わって、もう圧倒的な人気の下であれだけのことがやられたんだと思いますが、今年はもう相当支持率が下がっていますので、本当に予算編成大丈夫かななんて、こちらの方がもうちょっと心配しているところなんですけれども。  さて、金融問題にちょっと触...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと預金保険機構の理事長さんお見えになっていただいていると思うんですが、最近、瑕疵担保物件の買取り要請、これが新生銀行、あるいはあおぞら銀行もそうでしょうけれども、そういう対立する物件というんですかね、意見が擦れ違って、これは瑕疵担保で取ってくれ、いや取れません...全文を見る
○峰崎直樹君 件数は後でもし分かれば、幾らあったかというのは、細かい固有のものは結構でございますので、後でまた教えていただきたいと思うんですが。  その場合、契約でいえば、たしか会計事務所か何かでお互いに協議するということがあるんですが、そういう事例もあるんでしょうか。
○峰崎直樹君 ちょっと新生銀行の絡み、あるいは瑕疵担保条項を持っているところの、あおぞら銀行もそうなんでしょうけれども、不良債権で、メーン銀行、自分がメーンじゃないと。ついては、私どもはこれについてはもう貸すわけにいきませんと言って、実は渋々メーンがそのあれを引き取るという形で、...全文を見る
○峰崎直樹君 いずれにせよ、新生銀行にせよ、あおぞら銀行にせよ瑕疵担保特約という、これは我々からすれば、何でそんなものを付けたのかなと、もっと長い時間掛けて国有化をしながらグッドとバッドを分けていけば良かったのになと、そんな思いは持っておりますから、その点は恐らく柳澤大臣とは意見...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。終わります。
10月18日第155回国会 参議院 憲法調査会 第1号
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○峰崎直樹君 私は、会長に野沢太三君を推薦することの動議を提出いたします。
10月25日第155回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。  本当に今の日本の経済の問題、特に金融問題を含めて大変な難局にあると思いますので、主要にはそちらの論戦にしたいというわけでありますが、実は昨日の衆議院の予算委員会でも、どうもやはり第二次小泉内閣の閣僚の中に疑惑を招いておられる...全文を見る
○峰崎直樹君 何を今おっしゃっているかよく分からないんですが、ただ、これ以上、今やり始めますとまた時間が長くなります。  そこで、どうしても昨日のやり取りを聞いていて分からない点がたくさんまだ残っています。調査もされると言います。そこで、私どもはやっぱり国会の場で、この参議院の...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、総理、今の問題と併せてお聞きしたいことがあるんですが、実は、これはあらかじめ通告しないで、今朝、私のところに入ったものですから、急遽の話になりますが、現在、福岡六区というところでも非常に選挙戦が華々しく戦われているんだそうであります。  実は、私もこの種問題...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと聞き捨てならないんですが、国会議員というのは正に国全体のことを考えなきゃいけないんですね、もちろん地域を愛する気持ちはあると思うんですが。どうしても今の発言は、余り一国の総理の発言として私どもは納得できません。  これ以上、私どもは時間ありませんので、経済...全文を見る
○峰崎直樹君 総理は、かつて私が金融問題、いろいろ専門家の意見を聞いてきたのに、言っていることが正反対なんだと、専門家の中でもそうだし、大臣の中でも恐らくそうだと思う、その見解、どっちが正しいかは最後は総理が決断するしかないんだと、こうおっしゃったんですね。  そうすると、今、...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、柳澤金融担当大臣のどこが問題だったんですか。
○峰崎直樹君 ちょっと矛盾していませんか。総理は一内閣一閣僚と言ってきたんじゃないんですか。その一内閣一閣僚として一年半も任命しておられて、そしてだれがいいかどうかというのは、それはおれが任命権者だから勝手に決めるんだと。それなら、一内閣一閣僚と言わなきゃいいじゃないですか。どう...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、なぜ一年半もやられた方を今回替えられたんですか。
○峰崎直樹君 説明になっていませんね。その根拠はどこにあるんですかということを聞いているんです。
○峰崎直樹君 総合的では全然分からないんです。金融政策をめぐる論点で、どういう点が問題で、どういう点を変えようとしたのかを答えてください。
○峰崎直樹君 じゃ、柳澤大臣は加速をさせないと言っていたんですか。それとも、不良債権を、その処理はしないと言っていたんですか。どうなんですか。
○峰崎直樹君 もう一つ、別の観点から聞きましょう。金融と財政はなぜ分離したんですか。
○峰崎直樹君 混同はしていません。財務省は依然、厳然としてあるわけですからね。しかし、財政政策も含めて総合的に提案する。  そうすると、経済財政諮問会議というところはトータルとして日本の経済、財政を見るわけですね。そして今度は金融政策も。そうすると、財政政策も金融政策も両方実は...全文を見る
○峰崎直樹君 しかし、私どもはどうしてもそこのところが納得できないですね。財政政策で、この間、骨太方針の中に、もちろん財務大臣の見解も入っているでしょう。しかし、財政政策も金融政策も全部あるでは、一点になって、竹中大臣に任せたということになりますね。そういうふうに考えられませんか...全文を見る
○峰崎直樹君 この問題はまた引き続き進めたい、このままやっていると水掛け論になりますから、また更に進めていきたいと思いますが、いずれにせよ、もう一つ実は総理に聞いておきたいことがあるんです。  二月危機、三月危機、野党の諸君あるいはマスコミの諸君はみんないつも危機だ危機だと言う...全文を見る
○峰崎直樹君 この問題についてまた、後でまた不良債権問題進めたいと思いますが、そこで今度は金融分野緊急対応戦略PTの中間取りまとめの経過についてお尋ねしたいと思いますね。  まず総理にお尋ねしますが、二十一日の夜に総理と福田官房長官、竹中金融担当大臣、伊藤内閣府副大臣、高木金融...全文を見る
○峰崎直樹君 福田官房長官にお尋ねしますが、その後、これは会議、何名かで終わった後に、高木金融庁長官と丹呉秘書官と三名で何かお話しなさったことはございますか。
○峰崎直樹君 じゃ、高木長官とどんなこの問題について話をされたんですか。
○峰崎直樹君 事務方からどんな話をお聞きになったんですか。
○峰崎直樹君 ここでは話すことができないとおっしゃるんですね。  じゃ、次の日、竹中大臣、自民党八役に説明されましたね。そのとき了承を得られないで、善後策の協議のために官邸を訪れられましたね。そのときにはどなたに相談されたんですか。
○峰崎直樹君 これ今、参議院の予算委員会を開いているときに、中間報告が発表されないままに議論せざるを得ないんですよ。二十二日、了承を得て発表する予定だったんでしょう、二十三日。二十二日の夕方、官房長官、どんな指示出されたんですか。
○峰崎直樹君 それでは、大切なこの予算委員会で集中的に議論しなきゃいけない大きな課題が、中間報告が公的に出ない。この二十三日に発表見送りというのはどなたが決めたんですか。これは竹中さんですか。
○峰崎直樹君 総理、予算委員会を私たちがやる大きな課題というのは不良債権問題だったでしょう。当然これ中間報告が出されるという前提の下で私たちは議論しなきゃいけないのに、それが出てこなかったんですよ。この責任というのはどこにあると思いますか。
○峰崎直樹君 総理、ちょっとひどくないですか。  だって、この金融国会ですよ。国会の所信表明演説で、この金融問題を含めて不良債権問題の早期化を図る、大臣まで替えて、兼務させてまで提案されたんじゃないですか。それが今の答弁だったら、私、これ以降質問できませんよ。
○峰崎直樹君 名付けた、それはだれが金融国会と名付けたかというのは別ですよ。しかし、どういうことで今度の国会に臨もうとされたかというのは所信表明の中に明らかじゃないですか。  ちょっと私、これ以上もうあれだったら、もうちょっと、総理の認識だったら、この予算委員会で質問できません...全文を見る
○峰崎直樹君 私どもは審議しないと言っているんじゃないんです。中間報告を出しますよと、その上で私たちはこの審議日程が入ったんです。ところが、中間報告、私の責任で取りやめましたと。しかし、我々からすれば、中間報告が当然出てくるものとして審議しているわけです。本当にじゃ、この中間報告...全文を見る
○峰崎直樹君 私どもは記者会見を通じて、一回中間報告を出し、そして月内には最終報告を出すということを聞いておりますよ。報告されている。  竹中大臣、それ間違いありませんか。
○峰崎直樹君 しかし、いずれにせよ、中間報告を延ばされたという事実は私は非常に責任が重い、そのことは指摘をしながら、続けて質問したいと思いますが。  さてそこで、次に、不良債権と言われているものがこの間銀行では約九十兆近く処理されたと言われていますね。まだ依然として増え続けてい...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、過去の土地投機の失敗に基づくバブル時代の不良債権処理というのは、これはもうあらかた終わっていますか、どうですか。竹中大臣。
○峰崎直樹君 かなりいっている。ただ残っているんですね。よく言われている、不況三業種と言われていますね、不動産、ゼネコン、それから流通ですね、こういったところはまだ依然としてそういうものが残っているというふうに認識されていますか。どうですか。
○峰崎直樹君 どうも私どもが地域を歩いていますと、この三業種の方々、特に大手企業に対しては物すごく怨嗟が強いんですよね。  この間、債権放棄だとかデット・エクイティー・スワップだとか、こういうふうにして大手企業のそういうゼネコンとか流通メーカーとかそういったところは、その債権放...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと平沼大臣、流通メーカー、卸売メーカーのところの再編成というのは余り進んでいないんじゃないんですかというその指摘、返っていない、答えがないんです。その点はどんな産業側の努力がされていたのかなと。  それから、今、地価の下落とおっしゃいましたですね。いい機会で...全文を見る
○峰崎直樹君 どうも扇大臣の答弁はよく分かりませんが、そこで小泉首相、金融担当大臣を替えられた。不良債権処理が遅い。逆の立場で言えば、不良債権を残している産業、そちらの方の産業を担当されている大臣の側、もちろんこれ、自由主義経済ですから、行政が何でもやっていいということではないに...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、今日の答弁聞いていますと、私が、いわゆる問題があるから、この問題があるのになぜ、片や金融担当大臣は更迭をされ、そしてお二人を残されているけれども、どうもこれは産業、金融一体を考えたときに、小泉内閣ちょっとこれは不公平じゃないですかなというのが、私、別に柳澤さん...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと取り付く島もないですね。分かりました。  それじゃ、次にお伺いします。  先ほど竹中大臣が、不良債権が処理しても処理しても続くというのは何かと、実はデフレという問題があるとおっしゃいました。  そこで、総理大臣にまず基本的な認識をお伺いしたいと思います...全文を見る
○峰崎直樹君 小泉総理の経済に対する見方というのを詳しく聞こうというふうには余り思っていなかったんですが、聞きたいのは、このデフレというのは困ったものだな、まずいと、じゃデフレをこれは絶対に阻止するんだという立場に立たれるのか。それとも、これは、デフレはどうも今の世界的な流れから...全文を見る
○峰崎直樹君 それで符節が合ったんですが、一昨日、公明党の荒木議員が本会議で質問されました。そうすると、日銀が今やっておられるゼロ金利、そして潤沢に提供し、そして消費者物価指数をゼロ以上にしたいと。これを支持するということをおっしゃいましたね。ということは、これは形を変えた要する...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、今同じ質問を三人の方にまた私、したいと思います。すなわち、デフレは阻止しようとされるのかどうなのか、それからインフレターゲットということを認められるのか認められないのか。塩川大臣、それから日銀総裁、最後に、じゃ竹中大臣、その順番でお答えください。
○峰崎直樹君 竹中大臣、私ども、新聞紙上しか見ていませんが、あなたは日銀総裁にインフレターゲット取りなさいよ、取ってくださいということをおっしゃっていませんか。
○峰崎直樹君 そうすると、どうも共通しているのは、CPI、消費者物価指数がゼロ以上になるように日銀、今努力していると、それをみんなが支持していると、こういうところですか。  それじゃ、お聞きします。日銀総裁、いつまでにこれを達成するんですか。もう一年半たちました。これが長ければ...全文を見る
○峰崎直樹君 日銀総裁、もう一問、じゃやります。  いわゆる今進められておられるリザーブ、すなわち資金供給を潤沢にすることを、どういう形でそれがゼロ%まで上がっていくという根拠になるんでしょうか。どういう手法でゼロまで持っていかれようとしているのか、もう一度改めてお聞きしたい。
○峰崎直樹君 これ以上はまた財政金融委員会で議論したいと思います。  さてそこで、今度は中間報告の中身に、まだ我々に正式に提示されていませんけれども、新聞などで見る限りにやらせていただきたいと思うんですが、その前に、各種新聞に、大手行十二行と竹中大臣がやり取りされた議事録が出始...全文を見る
○峰崎直樹君 コメント、要するにこれはオフレコにしてくれというふうにおっしゃったそうですが、私、委員長、これは重大な問題なんで、是非このやり取りの議事録を当委員会に提出していただけないでしょうか。
○峰崎直樹君 それじゃ、竹中大臣、これからその中間報告の中身に入りたいと思うんですが、たくさん、三項目に分けておられますね、自己資本比率、それから厳格な査定と。特に今一番問題に私、全部問題なんですが、いわゆる自己資本の中身なんですけれども、一体、この自己資本の中身は、今お手元に資...全文を見る
○峰崎直樹君 何かぬかにくぎ打っているような感じするんですよね。要するに、中間報告が我々に、表に出ていない、だから責任持っても答えられない、中間報告についてはこれ議論をせざるを得ない。本当に、竹中案で本当にこれ不良債権問題というのは加速されていくということをじゃちょっと説明してい...全文を見る
○峰崎直樹君 そうしたら、これほとんど議論できないですね、これは。しかし、世上ではこれが株価に影響するだとかいろんなことで議論になっているわけですよ。全くそれじゃこれ、金融問題についてこの予算委員会で一番大切なものが議論できないという、最初に申し上げたことがこういう形で出てくるじ...全文を見る
○峰崎直樹君 これ本当に私ども、実は今日はテレビが入っているんですね。全国民が注視しているんですよ。そのときに、実は中間報告に基づいて審議をしようと思ったら、いや、それはまだ決まっていないから議論できないと言う。しかし、市場ではそれが流布していろんなことが出ている。この責任は、つ...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
10月30日第155回国会 参議院 憲法調査会 第2号
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○峰崎直樹君 初めて憲法調査会に参加をさせていただきまして、実は今日もう早速、ああ、これはとらえ方が間違えていたなと、意見交換というふうになっていたんだったら、実は私は質問だと思っておりまして、各外国に行かれた方々に対する質疑をやるのかなと、こう思っておりまして、ちょっと少し勝手...全文を見る
11月14日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○峰崎直樹君 ただいま議題となりました民主党・新緑風会、日本共産党、国会改革連絡会(自由党・無所属の会)及び社会民主党・護憲連合の四会派が共同提出した特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案につき、提出者を代表して、その趣旨を説明します。  本法律案は、特定...全文を見る
11月19日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○峰崎直樹君 林委員に質問していただいて本当にありがとうございました。  この点について、林委員、認定NPO法人、それが幾らあって、そしてそのうち税制優遇措置がどのぐらいの団体に認定されたのか御存じだろうと思います。で、調べてみますと、今日の新聞にも載っていましたけれども、認証...全文を見る
○峰崎直樹君 これは、先ほど林委員の質問にもありましたときにお答えをしたわけですけれども、本当に日本のある意味ではNPO法人がなぜこのように育っていかないのかという背景というのは、ある意味では申し上げたとおりですが、特に今回ある意味ではNPO法人に税制上の優遇措置をきちんと付けな...全文を見る
○峰崎直樹君 我々こういうパンフレットを作って、今「NPOの元気が、日本を変える!」と、こういうふうにして今出しているわけでありますけれども、我々、パブリックサポートテストの中身について、これはやはりアメリカ方式と言われているものと同様のテストを行っていく必要があるのではないかと...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、私は今回のデフレ対策というか、与党側、政府側の経済対策の中に税制の項目はあるわけでありますけれども、なぜこのNPOの支援税制の拡充というのが入っていないのかというのは非常に疑問に思っているわけであります。  私は、今やはりこの世の中で一番元気な、元気を出そう...全文を見る
11月26日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○峰崎直樹君 私は、ただいま可決されました電子情報処理組織による税関手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び独立行政法人日本万国博覧会記念機構法案の両案に対し、自由民主党・保守党、民主党・新緑風会及び公明党並びに各派に属しない議員大渕絹子君の共同提案による附帯決議案を提...全文を見る
11月28日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○峰崎直樹君 これから二時間という時間をいただきましたので、久しぶりに何か長時間質問するということになりますと、もしかすると時間が多過ぎたり余っちゃったりすることがあるかもしれませんので、その点は御容赦願いたいというふうに思います。今日は日銀総裁にもおいでいただきましたし、もしか...全文を見る
○峰崎直樹君 塩川大臣、ちょっとその答弁は、私どもは、何というのか一国の財務大臣としてのお言葉とはちょっと思えないようなお話なんですが。  これは実は私たち民主党の立場からすれば、ペイオフを解禁するということは、それまでに事実上不良債権問題は片が付く、一応、片が付くというのはな...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、今まで柳澤前大臣は危機の回避のために努力をしてこられたと。私は、柳澤担当大臣は、ずっとこの間やり取りをしてまいりましたけれども、危機を回避するために努力をしたんじゃなくて、不良債権問題も柳澤大臣なりに一生懸命やってこられたと。  あの段階において、私た...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、二〇〇〇年の四月だったでしょうか、小泉内閣の成立は二〇〇一年だったでしょうか、いずれにせよ、アメリカのバブルが、ITバブルがはじけた。その後、随分私たちも景気の問題について議論してまいりました。そして、アメリカ経済は、バブルが崩壊をして、たまたま今モーゲージの...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、実は柳澤大臣とは随分長い議論をさせてもらったことがございます。それで、そのときに、たしか去年の九月だったと思いますが、大臣、ヨーロッパに、アメリカにもたしか行かれて、各地のいわゆる経済のエコノミストの人たちや金融関係の大臣の人たちと会われて、日本の金融問題につ...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと話を変えたいと思いますが、日銀総裁、今日お見えになっていただいていますが、もう何度もお聞きしているんですが、改めて、世界の中央銀行がやったこともない、日銀が銀行の保有する株式を購入する、改めて、簡単で結構ですから、その理由についてお聞かせ願いたいと思います。
○峰崎直樹君 そこで、竹中大臣、日銀総裁が今おっしゃったようなことを決定した、九月のこれは何日だったでしょうか、十八日、十七日だったでしょうか、それに対して竹中大臣は、まだこれは前の大臣のときですが、九月十八日にこんな記者会見をされているんです。投げるべき直球が幾つもあるのに、投...全文を見る
○峰崎直樹君 非常によく分からないですね。何か竹中大臣、私は竹中大臣の過去の発言をずっと見ると、要するに、本来これは金融庁がやるべき政策ですよね。いやいや、銀行が持っている株を買う、これはある意味では、これも同僚の大塚議員が言っているように、この政策はどう見てもプルデンシャル政策...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、ペイオフ問題のところとそれから株の購入のところから外れて、私、実はやっぱり最後のところは、小泉総理大臣がいわゆる構造改革なくして経済成長なしというふうに言っていることが、どういうふうに本当に私たちの頭の中できれいに整理できるのかなというところに最後は帰着する...全文を見る
○峰崎直樹君 やっぱり議論し始めたら時間がたつのは早いなというふうにつくづく思うんですが。  竹中大臣、先ほど中島委員に対するデフレに対する見方で三つぐらい要因を挙げておられましたですね。今、デフレの関係でいえば、不良債権とデフレの関係でいえば、やはりデフレの要因に不良債権問題...全文を見る
○峰崎直樹君 非常にそのとおりだというふうに思うんですが、かつて竹中大臣、今の日本の不良債権問題のポイントは、特定業種の特定企業の問題だというふうにおっしゃられたのを私非常に印象深く覚えているんです。  つまり、今のお話を聞いていますと、要するに日本の例えばⅡ分類以下の企業はど...全文を見る
○峰崎直樹君 小林慶一郎さんの話も私ども直接お聞きしたことがあるんですが、本当にあれは、ただロシアとか新興国の、つまり新しく市場企業に入ってきたところにおける事例を何か随分参考にしながら類推をされているんですが、果たしてこれ、デフレが進んでいる国に本当に適用できるんだろうかなとい...全文を見る
○峰崎直樹君 日銀総裁にちょっとお尋ねするんですけれども、潤沢な資金供給をしていると。もう何年たちますかね、一年九か月ぐらいたつんでしょうか。その効果というのは余り上がっていないんではないかというふうに思うんですが、日銀の目指すべき目標として、これは消費者物価の上昇率がここでゼロ...全文を見る
○峰崎直樹君 今もなかなか詳しい説明なかったんですが、消費者物価の上昇率というのはゼロというんじゃ駄目だという説があるんですね。  たしかアメリカでボスキン委員会というのがあって、九〇年代の前半に、大体消費者物価というのは、要するに質の向上だとかいろんなことがあって、ある意味で...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと竹中大臣にお聞きしますが、今年の経済白書で、もう先日発表になったやつですけれども、「量的緩和政策のマクロ的影響」というところがあるんですよね。この中で、ちょっと私、余り要領得ない質問要旨を伝えていたと思うんですが、為替と物価の関係といって書いたんですが、量的...全文を見る
○峰崎直樹君 それで、実は財務大臣に質問通告していなかったんですが、実はこれは前の副財務官の伊藤隆敏さんもたしか論文を書いておられましたけれども、どうも日本の財務省は一ドル百二十五円を境として、それ以上になると実は円を売り、それでそれよりも高くなると逆に円を買うとか、逆だったかな...全文を見る
○峰崎直樹君 それじゃ、今度、伊藤隆敏さんにちょっといろいろ聞いてみなきゃいかぬかと思うんですが、しかしいずれにせよ、どうも日本の、やはり私、為替の相場というのは価値以上に、いや日本の今の経済力からするともっと、やはり私は購買力平価でOECDや世界銀行なんかは百五十円前後じゃない...全文を見る
○峰崎直樹君 この問題はまたいつか時間があればやりたいと思いますが、そこでいよいよ金融再生プログラムの方に少し内容を移らせていただきたいというふうに思います。  ただ、私はやはり、今までずっと議論してきたというのは、どうもデフレというものをやっぱりきちんと止めない限り、不良債権...全文を見る
○峰崎直樹君 今日出たやつはまだ確定版ではないと、こういう理解でいいですか。
○峰崎直樹君 これは、十一月二十五日にたしか大手銀行、一斉に中間決算を発表いたしましたですね。そうすると、この工程表の影響というか、織り込んでいる問題について、織り込んでこれをいないというふうに考えていいんでしょうかね。その点はどう考えたらいいんですか。
○峰崎直樹君 日銀総裁、一問質問しようと思ったんですが、もう結構でございますので、退席していただいて結構です。  それじゃ、竹中大臣、引き続き本日ここへ出ている資料というか新聞に基づいてちょっと質問するので、いや、それは間違いだということであればそう指摘してほしいんですけれども...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、この中に、工程表の中にこういう記述があるんですね。例の横ぐしを刺すやつですよ。大口債務者に対する銀行間の債務者区分の統一、これが年内の体制整備は、二〇〇三年一月よりスタートする検査から適用と。当然これは今のお話だと、決算期の直前ということになれば、当然こ...全文を見る
○峰崎直樹君 確かに、だからまだ出ていないから答えられないということなんですが、一つだけ、じゃ中小企業に対する貸出しを、未達の場合、つまり計画でこれだけ貸しますよというのが達成できない、これは今度の十一月二十五日の中間決算でも大体出てくると思うんですね。ですから、できればその段階...全文を見る
○峰崎直樹君 しかし、公的資金を入れて、大手行、三菱東京は別ですが、それで中小企業に対する貸出しはこれだけ出しますということを言っていて、中間決算でそれに達していなかったら直ちにそれは改善すべきじゃないかというのは、私は出していいような気がするんですけれども、そういうことを約束し...全文を見る
○峰崎直樹君 今のお話を聞いていても、中小企業の皆さんは困っているわけですよね。そういう意味で、その点、先ほどの話とはちょっと外れますけれども、そこは中間段階で見付かったら、もっとこれをしっかりやらないと駄目ですよというようなことの業務改善指令というのはやっぱり私は出すべきだと思...全文を見る
○峰崎直樹君 是非、是正されていない場合は決算の修正を求めていただきたいと思うんですが。  そこで、自己査定のところで、余りちょっと事前にお話ししていなかったんですが、DCF、ディスカウント・キャッシュ・フローですか、という形で査定のやり方を変えるというふうにおっしゃっているん...全文を見る
○峰崎直樹君 次に、繰延税金資産の評価の問題についてちょっとお話を申し上げたいと思うんですが、また資料の七枚目をごらんになっていただきたいと思います。後ろの方に、変な順番に行って恐縮なんですが、これ私どもが政策調査会の方で調べていただいたんですが、各大手銀行で繰延税金資産というも...全文を見る
○峰崎直樹君 午前に引き続き、繰延税金資産の問題について引き続き進めていきたいと思うんですが、この繰延税金資産の問題は、当初はもう大変、中間段階で竹中案なるものが出たときには大変なあれだったんですが。  実は、日本経済新聞のインタビューの欄で、日本公認会計士協会の会長の奥山章雄...全文を見る
○峰崎直樹君 前者の問題でいえば、例えばこの非経常的案件の乱用を防ぐかどうかというのは、これは監査の問題だとか検査の問題だということですね。後者の問題というのは、恐らくきっと税制上の措置を、無税償却とか有税償却とかそういった問題も絡むのかもしれません、これはまた後でまたお聞きした...全文を見る
○峰崎直樹君 何だかかつての柳澤大臣と話をしているような感じになってまいりましたけれども、本当にこの実態を見て、これはやはりきちんとこれ改革をしなきゃ駄目だなと、そして場合によったら、これはマイナスになっているところは完全にやはり自己資本というものが非常に毀損してきているのではな...全文を見る
○峰崎直樹君 しかし、繰戻しを十五年というのは、ちょっと私ども考えたら、要するにバブルのときの払った税金を戻せということなんだろうと思うんですが、これはちょっとやはり何となく余りにも異常だなという感じがするんですが、財務大臣、これは質問しておりませんけれども、塩川大臣、いや小林副...全文を見る
○峰崎直樹君 常識的な線というのが本当は聞きたかったんですが、これは恐らく来年度税制改正で議論されるんだろうと思いますから。  この繰延税金資産の方は、どう見てもやはり、ずっと今までお話ししたように、どうもやはりこれは竹中大臣お得意のマーケットから見たら、こんな冷や冷やの自己資...全文を見る
○峰崎直樹君 ということは、工程表、二十九日ですか、じゃ二十九日にはもうこのガイドラインも明らかにするという理解でよろしいんですね。
○峰崎直樹君 ということは、工程表の中で、いつまでにというのはそこで出しますということですか。
○峰崎直樹君 いずれにしても、先ほど申し上げましたが、正味の実質上の自己資本比率が結果的にマイナスになっているようなところは、これはやはり優先株を普通株に切り替えるとか、そういうことを直ちに実施してもいいのではないかと思うんですが、その点はどのように考えておられますか。
○峰崎直樹君 どうもぱっとここで出ないのかもしれませんが。  さて、もうあと時間が少なくなりましたので、残された時間を数少ない質問に充てたいと思うんですが、一つは、新生銀行の瑕疵担保特約というのがこの何年間かずっと話題になってまいりました。いよいよ来年二月で期限が切れるわけです...全文を見る
○峰崎直樹君 分かりました。ということは、まだ申出が来ていないということですから、当然もうこれは来年二月で切れるということだろうと思います。  さて、大手行と生保の資本の持ち合いの問題で、実はこれもやはり先ほどの自己資本というものが非常に不十分じゃないかということの一つによく挙...全文を見る
○峰崎直樹君 この持ち合いの資本を銀行が自己資本に入れるというのは、どうもやっぱりこれも余り適切でないんじゃないかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
○峰崎直樹君 この間、自己資本の厳格な査定という話をずっと議論してきたんですけれども、やはり今の銀行の持っている自己資本というのは非常に脆弱であるということが、だんだん一つ一つ点検していくとやっぱり明らかになってくると思うんですね。ですから、そこを変えないとなかなか銀行は与信機能...全文を見る
○峰崎直樹君 同じことじゃないですか。不実行というよりも、公約をしていたことが実際にできなかったんだから、やっぱりこれは違反をしたということじゃないですか。国民に対してずっと言い続けてきたわけですね、三十兆円と。去年の参議院選挙もそうでした。それをやっぱり守れなかったことは、守れ...全文を見る
○峰崎直樹君 三十兆を守ろうという方針は変えていないと言ったって、方針を覆したんでしょう。何か今のお話を聞いていると、三十兆枠はまだずっと生きていますよというふうに言っているけれども、実際上はもうあれでしょう、補正予算を組んで、歳入欠陥と、それからいろんなものをまた追加してやろう...全文を見る
○峰崎直樹君 三十兆の精神はというふうに言えば何となく、要するに財政規律を守っていく努力はしたいんだよということは分かるのですが、三十兆は守っていますよと言われると、ちょっとそれは間違いじゃないですかということを言わなきゃいかぬと思うんですよね。  しかもそれは、歳入欠陥とおっ...全文を見る
○峰崎直樹君 そういう努力目標じゃなくて、あれだけはっきり、もうとにかく総理大臣の言っていることは最初はもう物すごい高らかに言うわけですよ。靖国神社、八月十五日必ず参拝します、絶対やりますと。そうかと思ったら、十五日じゃなくて十三日になってみたり。それから、一内閣一閣僚だといって...全文を見る
○峰崎直樹君 それは、残念じゃなくて、責任が伴うんだと思うんですよ、それはやはり。もう隣で竹中大臣はちょっと苦笑いされていますが、竹中大臣、どう思われますか。
○峰崎直樹君 非常に我々からすると、中期展望で、二〇一〇年代ですか、それの早い時期にプライマリーバランスを回復すると。その間の、プライマリーバランスを回復するのと現在との間で、今までは三十兆円枠というのがあったんですよ。このプライマリーバランスを回復するということになると、これは...全文を見る
○峰崎直樹君 何だか、私本当にお話聞いていてちょっとがっかりきたんですけれども、今日は財政のところは中心的な議題じゃありませんからもうこれで終わりますが。私、多分またこの質問したらあんたもしつこいねと言われるかもしれませんがね。  総理大臣になられたとき、道路特定財源を廃止して...全文を見る
12月04日第155回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○峰崎直樹君 今の桜井先生の提案なりずっと議論を聞いていて、これはそもそも最初にこの調査会作るときの約束事ってあるんですよね。まだしかもこれ基本的人権のところで、さらにまだ安全保障とかまだまだ論議することがずっと続くわけですよ。だから、そう拙速にある意味では結論を早く出そうという...全文を見る
12月10日第155回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○峰崎直樹君 ただいま議題となりました預金保険法及び金融機関等の更生手続の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  小泉総理はこれまで再三にわたって、金融システムは健全であり、ペイオフは予定どおり実施すると明言...全文を見る
12月11日第155回国会 参議院 本会議 第13号
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○峰崎直樹君 ただいま議題となりました両法律案について、反対の立場で討論を行います。  もはや、小泉内閣の経済政策はどうしようもなく行き詰まっていることはだれの目にも明らかであります。総理は、ペイオフは構造改革の一環であり予定どおり実施すると何度も何度も国民に向かって公約したに...全文を見る