峰崎直樹

みねざきなおき



当選回数回

峰崎直樹の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第156回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○峰崎直樹君 いよいよ補正予算の最後の締めくくり総括となりました。  民主党・新緑風会を代表して質問をさせていただきますが、実は、冒頭、総理に是非、昨日の質疑を聞いていまして、この質疑はどうも私どもいただけないということで、改めて今日も実は木村厚生労働副大臣においでいただいてお...全文を見る
○峰崎直樹君 具体的にその協議の中身はここで明らかにできませんか、協議をしている中身で。私ども聞いている限り、ゼロ回答だというようなうわさも聞いているわけですが、中身はどうなんですか。
○峰崎直樹君 ここで昨日の再現をやっても仕方ありませんから、もう一つ、次の質問に行きますよ。  非入所者の恒久対策として何も協議が進展していないということを踏まえて、副大臣との早期面談実現を団体の方、ハンセン病患者の方々も求めていらっしゃいますね。それについてはどう対応されてい...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、総理、このやり取り、昨日ある意味では何回ぐらいやったでしょうか。要するに、もう事務方に任せていると。でも、患者の団体の方々は、もう総理があの決断をされました二年前の、あの思いを今も持っていらっしゃると思います。国民も、ハンセン病の皆さん方のあの思いをある意味で...全文を見る
○峰崎直樹君 厚生労働大臣、昨日のやり取りを聞いておられて、もう少し政治家、人間味があって温かみがあって、少し話を聞いてやったらどうだろうな、私は後ろでそう聞いておりましたけれども、あるいはその前のいわゆる一時金支給の問題についても具体案というのがなかなか出てこない。みんなやはり...全文を見る
○峰崎直樹君 今のお話聞いていて、もうだんだん問題点もはっきりしてきたんだと、あとは事務方が詰めているだけだとおっしゃるんですが、しかしきっと恐らく患者さんたちの言い分とそれから事務方で詰めようとするところは、なかなからち明かなくなってきているんじゃないですか。そうすると、そこは...全文を見る
○峰崎直樹君 大臣の話を聞いていると本当によく分かるなと。  副大臣は、たしか人事に交代があったんですね。新しく任命されたんでしょう。新しくなられて一回も会っておられないですね。会おうとされない。私は、そこのところは、今の坂口大臣のような本当にめり張りをどう付けるかとか、そうい...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、本当に一言でいいんですけれども、副大臣に是非その関係者の方々と、要望、今はもう協議しているんです、事務方で、それは分かっているんですが、一度その皆さん方の言い分も聞いて、そしてこの問題の解決に向けて指導性を発揮してほしいと、そのことをやはり私たちは求めたいと思...全文を見る
○峰崎直樹君 是非、面談をするように助言をお願いしたいというふうに思います。  さてそこで、まだ、いきなり経済の問題に入らないんで残念なんですけれども、多くの問題がございます。一つは、イラクの問題です。  一月二十八日、一般教書演説がありました。アメリカもブッシュ政権がイラク...全文を見る
○峰崎直樹君 イラクの言い分というのはいろいろあるだろうと思うんですね。  実は、イラクの側にとってみると、この間日本から出てくるメッセージというのはどんなメッセージがあったのか。ちょっとこれはイラクの側に立って考えると、実は日本は、先日のたしか菅代表と総理のいわゆるイラク問題...全文を見る
○峰崎直樹君 今のお話ですね、私どもは決して、その国連を中心にして今査察をやっていることに対して、それは我々も、日本の立場からも、しっかりと査察をして、イラクの側のいわゆる証明を求めているという、こういったことについて文句を言っているわけじゃないんです。その点については私たちもそ...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもやはり肝心なところが、我々のはっきりさせてもらいたいところがどうもはっきりしないといいますか、そういう意味で非常に残念なんですが、今日はこの程度でこの問題について終わらせていただきたいと思いますが、次々に予算に入る前に起きてくるものですから、その点についてお聞...全文を見る
○峰崎直樹君 上告をするお気持ちはありますか。
○峰崎直樹君 総理にお伺いしますが、仮に上告をするということになった場合、最高裁があるわけですね。最高裁、受理されるかどうかという問題もあるんですが、これは最高裁が結論を出すまでやっぱり工事をストップさせるという考え方はございませんか、総理。
○峰崎直樹君 どうもそこはちょっと、要するに上告をされた場合、もし仮に上告するということになった場合、どうもそういうことがあり得るような可能性ですが、そのときには、高等裁判所では一応敗訴しているわけですから、安全性の問題についても、実は、炉心崩壊事故を起こらない事象として安全基準...全文を見る
○峰崎直樹君 何だかよく分からない結論だなというふうに私ども思いますね。「もんじゅ」を造るという最初のところのそれは生きているかもしれないけれども、しかし事故が起きて問題になったわけですから、それが司法の場で、高等裁判所でそれは問題がありますよということを指摘されて、それについて...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、この問題、何かコメントございますでしょうか。
○峰崎直樹君 我が党も国対委員長がいろいろ新聞記者の皆さんに、もっとこれ、きちんとやはり取り締まらなきゃ駄目じゃないかとか、検査もきちんとしなきゃいけないんじゃないかというような提案出しておりますが、これは是非今後ともこの点について整理していただきたいと思うんですが。  実は私...全文を見る
○峰崎直樹君 この拉致をした人、拉致を指令した人、この責任者に対するある意味では処分とか処罰とか、こういう問題については総理はどんなことを考えていらっしゃいますか。
○峰崎直樹君 外務大臣、先ほどから手を挙げていらっしゃいますが、その総理の考え方に基づいて具体的に何かございますか。
○峰崎直樹君 この問題を国際機関の中で解決していくということを考えられませんでしょうか、外務大臣。
○峰崎直樹君 お隣の韓国でも、実は朝鮮戦争のときに数千人という単位で行方不明者がおられる。韓国の中に、二つ組織があるらしいのですが、拉致被害者の会のような、つまりそれを究明していくような組織がある。この組織については御存じでしょうか。そして、この組織が、今年の、朝鮮戦争、六月二十...全文を見る
○峰崎直樹君 実は韓国は、今日午前中、齋藤委員が質問していた国際刑事裁判所、ICC条約ですか、ローマ条約ですかね、これを昨年の十一月十三日、ローマ条約を批准をしたそうです。これに基づいて、実は、御存じでしょうか、この中に拉致も、先ほど日本の有事法制に絡んで日本の国内法の整備云々言...全文を見る
○峰崎直樹君 総理、この条約は、小和田国連大使、今は国連大使を辞められましたかね、小和田恒さん、雅子さんのお父さんですが、非常に熱心にこれを作られたわけですね。そして、日本はもうこのICC条約を作るときに物すごく力を発揮したと言われて、どうしてこれが署名もしないし批准もされないん...全文を見る
○峰崎直樹君 じゃ、いつまでにこれ大体めどを置いていらっしゃるんですか。
○峰崎直樹君 先ほど申し上げたように、今、ピノチェト、チリの元大統領、あるいはコソボの問題だとか、もうヨーロッパでは国境を越えてこの種の問題が起きたときにこういう国際刑事裁判所に提訴してその裁判をする。もちろんその主権国家の、先に主権国家でそれを裁判すればそれは問題ないんです。補...全文を見る
○峰崎直樹君 総理の決意をしっかり聞きたかったわけですが、残念だと思います。  最後に、総理、一月にロシアに、プーチン大統領とお会いになりました。この点、どうしてもやはり、私も北海道にいるものですから、特に北方領土と平和条約の関係について、鈴木宗男問題を含めて、去年はもうこの問...全文を見る
○峰崎直樹君 それを踏まえて川口外務大臣、何らかの対ロ外交で進展を起こすような考えはございますでしょうか。
○峰崎直樹君 またその点については別途質問させていただきたいと思います。  早速というか、もう半分以上を費やしてしまいましたけれども、日本経済の問題、特に補正予算の問題について触れてみたいと思いますが、総理、今の日本の経済というのは一体どういうふうにとらえられているんでしょうか...全文を見る
○峰崎直樹君 自分でもそういう発言をされたことはあるということなんですか。
○峰崎直樹君 実は菅代表は、この間、年末年始どういうところへ行ったかといいますと、大阪城公園で例のホームレスの方々とお会いしている。それから、それだけじゃありませんね、神田の駅前辺りにトイチ、いやトイチじゃない、トサン、トシだと言っているんですね、やみ金融の世界。  私は、総理...全文を見る
○峰崎直樹君 とかく、やはり今国民が一体何に悩んでいるのか、中小企業の貸し渋り、貸しはがしの問題なども、いや、そんなものはないんじゃないかとか、ちょっと誤解を恐れず言えばそんな発言が我々にも聞こえてきたりしますので、その点、やはり冷徹に少ししっかりと把握をしていただきたいと思うん...全文を見る
○峰崎直樹君 今はちょっとかなり粗っぽい聞き方したんですが、これからそういった公共事業、今おっしゃられた具体的な例もそうなんですが、費用に対して効果はどういうことが予想されるのか、雇用創出効果、あるいはこれは経済への波及はどんな波及が予想されるのか。これを、費用対効果を義務付ける...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、財務大臣からお聞きしたんですが、例えば、これ通告していませんが、国土交通大臣、東京大学西村清彦先生という方だったか、あるいは別の方だったでしょうか、要するに今の新しい、例えば公共事業の一つの新規事業をやるときに、これが一体どれぐらいの費用対効果なのかということ...全文を見る
○峰崎直樹君 とにかく、道路を造ろうと思えば道路の効果というのは出るんですよ、それは。農道を整備すれば農業生産力が上がるんです。問題は、要するに、それをやることと他の方法との対比だとか、専門家が見て十分これは堪え得るというふうに、しかもそれを、情報をちゃんと出してくださいと。ここ...全文を見る
○峰崎直樹君 今、財務大臣がおっしゃったのは、個別にちょこちょこっとアトランダムに挙げられただけでして、本当に減税をやったことがどういう成果をもたらしたのかを、これは第三者に例えばそれを評価してもらうとか、もう少しそういうきちっと費用対効果を明らかにする必要があるんじゃないのか。...全文を見る
○峰崎直樹君 そういうデータを作ってくるに当たって、例えば納税者番号、こういったものをきちんと整備する、あるいはインボイス制度を入れるとか、そういう基礎的な税制上のインフラは非常に日本はできてないんじゃないですか。これはきちんと作ったら、これは将来の構造改革につながっていく前提条...全文を見る
○峰崎直樹君 今ちょっと妙なお話を聞いたんですが、直接税から間接税へ移行するだろうと、こうおっしゃいましたよね。そうすると、総理、この間から議論になっている間接税のもう中心は消費税ですか。  今、間接税と言ったでしょう。もう一回、じゃ。
○峰崎直樹君 ちょっとお聞きしますが、間接税で資産税って具体的にどんなイメージですか。
○峰崎直樹君 それは答弁になっていないですよ。  今、私が、総理の言うのは、消費税を私は上げませんと、こう言っていることと、いや、これからは直接税から間接税へ行きますよという発言はどうも矛盾するんじゃないかなと思って、気付かれたから今そんなふうにとぼけたんじゃないですか。どうで...全文を見る
○峰崎直樹君 じゃ、分かりました。  ここでは、もう税の話、本当はもっとあるんですが、時間ありませんから、財政のところをちょっと一点だけ聞きます。  プライマリー黒字を、財政は二〇一三年度に黒字化しますということを塩川財務大臣は京都市で開かれた一月十八日のタウンミーティングで...全文を見る
○峰崎直樹君 何だか禅問答でもない、こんにゃく問答でもない。この間、塩川大臣と議論していると、本当に変幻自在に話されるんですよね。もうそろそろきちっとした話にしてもらいたいんですが。  ちょっと今のお話聞いていて、二〇一三年でよろしいんですか、総理。
○峰崎直樹君 何だか、また将来のことについてはお話ししたいと思いますが。  そこで、為替の政策の問題について、今日、日銀の総裁にお見えいただきましたけれども、実は山下議員とのやり取りを聞いていて、日銀総裁、五十年以上にわたって国際関係を扱ってこられたということで、円安は国を売る...全文を見る
○峰崎直樹君 またその問題ちょっと後でやりますが、塩川大臣、十二月二十日の日本経済新聞に「行き過ぎた円高 是正」と、要するに購買力平価並みに為替を上げよと。そうすると、塩川大臣は国を売る大臣だと、こういうことになりますか。どうですか、感想を聞かれて。
○峰崎直樹君 お手元の資料2をちょっと参考にしていただきたいんですが、これは実は「経済セミナー」の昨年の十月号に、元副財務官をやった伊藤隆敏さんと藪友良さんというボストン大学の学生さんらしいんですが、この間、九一年から、九〇年代からこの間のいわゆる為替相場と、下で、実はこれは大変...全文を見る
○峰崎直樹君 非常によく分からないんですよね。絶対そういう介入はしていないと言いながら、平均取ってみると百二十五円でぴたっと合っているし、しかも、この為替の相場は実にいい成績残していると言っているんですよ。それでもう一方で、いや、為替の相場のあるべき水準は百五十円、百六十円ぐらい...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもそこから先、私もまだ、よくしっかりまたそういった点について調査をしながら進めたいと思うんですが、どうも話がつじつまが合わないということだけは私、理解してもらえたのかなと。どうも一貫性がないんじゃないかなと。百六十円になるまで、ある意味ではじっとそこまで何もしな...全文を見る
○峰崎直樹君 竹中さん、シンシアリティーというか、誠実さで見てどうですか、最近の動き。どんな感想を持たれますか。
○峰崎直樹君 最後に総理に、もう時間ありませんので、インフレターゲットについて。  インフレターゲットということについて私は取らないと、こうおっしゃいましたけれども、それは変わりませんか。
○峰崎直樹君 先ほど円の風格といいますか、これが重要なんだと、こうおっしゃっていたんですが、デフレで円の価値がどんどん高くなってくる、これは風格が付いてきたと、こういうふうに言えるというふうに思われますか、総理。
○峰崎直樹君 本当に短い時間なんで最後になるかなと思いますが、これは金融担当大臣と日銀総裁にお聞きします。  国債が今十年物の長期金利で〇・七七%と、もうとにかく史上最高なんですね。最低と言っていいでしょう。バブルじゃないかという説もある。バブルかと。そして、これを保有している...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
02月12日第156回国会 参議院 憲法調査会 第1号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。今日は三人の参考人の方、ありがとうございました。  そこで、最初に、私も矢野参考人あるいは草野参考人の方に特に労働基本権の問題あるいは労使関係の問題等についてお聞きしたいと思いますが、最初に、実は私も関心を持っている問題として、...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。  次に、経済的自由と労働基本権との関係について少しお聞きしたいと思うんですが、先ほど、規制改革の話を少しされておりました。規制の問題については、私たちはよく経済的な規制と社会的な規制と、こういうふうに分類をすることがあるんですが、この労働...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、アムネスティ・インターナショナルの方の和田さんに一点お聞きして終わりたいと思いますが、先ほど質問されました近藤さんと実はよく似た質問なんですが、実は拉致問題、実は先日も私、参議院の予算委員会でこの拉致問題に絡めて、本当に拉致の責任を追及する、最終的に北朝鮮...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。
03月13日第156回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎ですが、どうも急に予算委員会を開かれるという形になりまして、すべて要求されていた大臣や参考人の方もお見えになっておらないということで、どの順、どの質問から入っていったら一番効率的というか、効果があるのか分からなくなっちゃったんですが。  冒頭...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、今取るべき道というのは、先日の審議を聞いても、ますますやはり疑惑は拡大してきているんじゃないのかと。もうやはり自ら大臣をなげうって、そしてお辞めになるというのが私は一番今取るべき道ではないかということを申し上げて、今日は先に進ませていただきたいと思います。 ...全文を見る
○峰崎直樹君 それじゃちょっと、竹中大臣はどういうふうに見ておられますか。
○峰崎直樹君 そこで、じゃ財務大臣にお聞きしますけれども、財金分離ということがうたわれて、かつて日銀法というのが九八年でしたか改正されましたですね、そして日銀の独立性を認めていったわけです。これは、なぜ日銀の独立性をああいう形で認めるようになったのか、これはどうしてだと思われます...全文を見る
○峰崎直樹君 そうじゃないでしょう。そんな一般的なことじゃないんじゃないですか。  バブルが起きたときに、日銀が公定歩合を始めとして金融政策をやろうとしたときに絶えず大蔵省の方から、もっと言えば政府の方からというふうに申し上げていいと思うんですが、絶えず財政の論理で金融を抑え込...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと、最後のところよく分からない。もう一回、何とおっしゃいましたか。
○峰崎直樹君 答えになっていないじゃないですか。  私は、バブルの問題含めて、財政の論理と金融の論理でこれまでかつて財務省の下で、財務省のコントロール下で、人事権もあったわけですね、財務省の下で。そういう意味で、日銀が独立をしていかなければこれは日本の金融政策を過てる、そこで日...全文を見る
○峰崎直樹君 そうしたら、その場合に、政府からの経験者から出ることに意義があるとさっきもおっしゃったんですよ。今度の副総裁の中に、政府から、今まで行政の財務事務次官、たったこの間まで大臣を補佐されていました最高責任者、事務方の、この人に、この人が出る、入ることの意義があるとおっし...全文を見る
○峰崎直樹君 それじゃお聞きしますけれども、今、日銀と政府の関係で、日銀総裁と政府関係者が議論できる公的な場はないんですか。
○峰崎直樹君 それだけじゃないですね。日銀の政策委員会の決定会合に財務省からも出ているでしょう。経済企画庁、かつて経済企画庁、今は経済財政諮問会議の担当大臣も出られています。竹中大臣よく出られるけれども、まだ財務大臣出られたことないんじゃないですか。ありますか。
○峰崎直樹君 私、いつも思うんですけれども、その種の会議で必ず大臣は片方出られるけれども財務省は出ない、副大臣だ。今、今日は主計局長あそこにおられますけれども、予算委員会のときには主計局長出るけれども、財政金融委員会のとき出たことないですよ。主計局次長が三人並んでいるんです。何で...全文を見る
○峰崎直樹君 分かりました。分かりましたというか、それは我々の側も、これから、じゃ財政金融委員会では主計局長さんを今度お呼びしましょう。あるいは国税庁長官も必ず出てもらうようにしましょう。それはこれからの要求の中に入れたいと思いますが。  さて、今、さっきおっしゃった関係でどう...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、もう一回正確に答えてください。どんな事情があるから日銀に入ってもらったらよろしいんですか。
○峰崎直樹君 経済や財政やあるいはそれ以外の問題も含めて、今回なられた方は日銀のOBが総裁ですな。それから、今、財務省のOB、それから経済企画庁の事実上OBです。まあ大学におられたから、大学もそうかもしれない。  今回の三人の人事の中見ていて、一つはやはり民間の方々が、つまり経...全文を見る
○峰崎直樹君 財務大臣、財政よく分かっていらっしゃる。私は、彼だけじゃなくたって分かっている人たくさんいると思いますよ、総合的に見てもらわなきゃいかぬわけですから。  私が先ほど申し上げたように、どうもたすき掛けの人事が再びここで開始されるんじゃないんだろうかというみんな危惧も...全文を見る
○峰崎直樹君 これ今、任命された側の、任命した方の立場を少し聞いているんですが、本来なら、この場に参考人として、私、速水さん──速水さんじゃないや、新しい、新総裁予定候補者と副総裁を二人並べて、そして今のようなことを聞きたい、聞きたいわけですよ。一番聞きたいのは、その副総裁に予定...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、国会同意人事の在り方を聞いているんです、最後は。塩川さん、その点ではどうですか。
○峰崎直樹君 もうこの問題はやめますけれども、意思が、自由にやってください、自由な判断でやってくださいと言ってもその材料がないんですよ、率直に申し上げて。今のインフレターゲットについて財務省の副次官時代にどんな発言をされていると、分からないですよ、直接聞かないと。  そこで、こ...全文を見る
○峰崎直樹君 ということは、改めてまたやっても、また同じだったらこれは決まらないということですね。  そうすると、私は、これは衆議院も参議院も優越とかないわけですから、アメリカの上院のように、参議院で今改革が進んでいますけれども、是非、同意人事を認める前に関係する委員会に招致を...全文を見る
○峰崎直樹君 扇大臣、今うんうんとうなずいておられましたよね。どうです、参議院議員としてここぐらい改革されたらどうですか。
○峰崎直樹君 いやもう本当にすばらしい答弁を聞いて、これから是非一緒にやっていきたいなと思っていますが。  さて、今日、日銀総裁お見えになりました。当初、副総裁ということだったので、副総裁向けにちょっと予定していたことがございましたのですが、総裁、どうも御苦労さまでございました...全文を見る
○峰崎直樹君 今、金融機関の増資が思惑を呼んでいるんじゃないかと。私もいろいろの情報を仕入れていくと、どうも今回は外国人が随分、外人が売り越しておりますね。そうすると、増資をある意味では今やることに対して、一兆円増資だとかいろんなことをやっています。これについて、竹中大臣も、今日...全文を見る
○峰崎直樹君 お二人とも自己資本を充実させていくということについては評価をされているわけですが、竹中大臣にお聞きするんですけれども、こういう、それぞれ銀行株が非常に低位でずっと推移してまいりました。もう金融危機は非常に不安だということも市場にはありました。そのときに、自己資本の充...全文を見る
○峰崎直樹君 この原因については、また引き続き財金委員会等、その他でやりたいと思うんですが、こういう株価が七千円台あるいは場合によったら六千円まで行くんじゃないかというふうに言われて、それは当然含み損も出てまいります。そうすると、これはまた金融危機の問題が再発するんですが、対策と...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっとその前に、私ちょっと聞き落としたやつが一点あるので前にさかのぼりますが、今の四大メガバンクの自己資本充実策、中身は、三つのSということをおっしゃいましたね、去年。その三つのSに照らし合わせてみて、その四つのメガバンク、まあ私は三菱東京フィナンシャルというのは...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、現実に今、株価が下がり始めている。そして、今三つのSをおっしゃいましたけれども、誠実のところは今、少し条件、基準を示されましたけれども、健全であるとか戦略的であるということについて、この点については、今四大メガバンクが進めている自己資本充実策はこれは今の基準に...全文を見る
○峰崎直樹君 先ほど、ちょっとまた元に戻りますが、需給の現状を見て、株価についてですね、需給の現状を見ていろいろ対策を打っていきたいとおっしゃっていました。よくうわさされている中身で、これを、こういうことを考えているかどうかをちょっと、イエス、ノーでもいいですからお答えください。...全文を見る
○峰崎直樹君 やるともやらないともおっしゃらない、注視しているということで、どうもやはり問題が起きたときに先送りする一つの表れなのかなというふうに思えてならないんですが。  ちょっと日銀総裁おられますので、少しぽんぽんとお聞きしたいと思いますが、日銀がETF株を、上場株式投資信...全文を見る
○峰崎直樹君 竹中大臣はどうお考えになりますか、この問題について。
○峰崎直樹君 日銀総裁にまたお尋ねしますが、去年、正にまさかと思うような奇策を打たれたわけですね、二兆円の株式を保有する、銀行の持っている株。これを倍、四兆円ぐらい買ったらどうだと、こういう声があるんですが、日銀総裁はどうお考えになられますか。
○峰崎直樹君 もう竹中大臣に聞いてもきっと独立性の話が出ますからもうそれ聞きませんが、まだ与党の中からいろいろ出ているんですが、日銀総裁、もう十九日までで、日銀総裁、まあ恐らく国会で答弁するのも残り少ないと思いますが、かねてから長期国債の買取り、買い切りオペを通貨の発行量までとい...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。  総裁、本当に御苦労さまでございました。結構でございます。  そこで、予算ですから財政の方へ移りたいと思います。  大分時間が過ぎておるんで、本当に皆さんに、全員に本当に当たるかどうかちょっと自信がなくなってきたんですが、そこで今年度...全文を見る
○峰崎直樹君 謙虚で点数を付けられなかったんですけれども、昔、大蔵省時代、私、小さいころから、予算が決まると大抵ごろ合わせやりましたよね。あれいつごろからなくなったのかなと思うんですが、私、子供心に、たしか池田勇人総理大臣のころにこれは何か見事だなと思ったのは、六〇年か六一年の予...全文を見る
○峰崎直樹君 後でちょっと議事録見てくれませんか。時間がありません。  もう一回言いましょうか。やる気一掃悩み苦しむ一億人。ちょっと時間が、外れましたが、さて、そこで私、そういうごろ作ったのは、これ一回聞きたいんですが、今の財政というのは、これ日本経済の財政というのは破綻をして...全文を見る
○峰崎直樹君 恐らく言うべきじゃないと思いますね。かつて、宮澤財務大臣、大蔵大臣が破綻状況だと言って大変大問題になったことがありますから。  そこで、今、アメリカのイラク攻撃の問題が心配されている。我々はイラク攻撃ない方がいいなと思っているんですが、この戦費をどのように予想して...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、一・八兆円かどうか分からないけれども、戦費が掛かるからとにかくよろしく頼むと来たときには、もちろんそれは応じますよと、こういうことなんですね。
○峰崎直樹君 これはまた起きたときに、恐らくきっと事務方では考えていらっしゃるんでしょう。  そこで、総理、今日はちょっと割と大きい話を先に持っていきたいんですが、よく総理は、今、日本の経済は過去は非常にうまくいってきたけれども、今うまくいかなくなったというのは、どうも、今まで...全文を見る
○峰崎直樹君 同じ質問をちょっと竹中大臣に。  経済財政諮問会議で骨太の方針を作られているわけです。なぜうまくいかなくなって、これどうすればいいのかというところの対策も含めて、考えておられることがあれば出していただきたいと思います。
○峰崎直樹君 財務大臣、今のお話もそうなんですけれども、どうもやっぱり資本主義社会の重化学工業、産業を中心とした発展の時代から、どうも二十一世紀は、もちろん経済ですから産業はあるんですけれども、知識中心の社会に変わっていっているんではないかと、こういうふうに言われているんですよね...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、財政の中で公共事業というものがあります。公共のために将来役に立つだろうと、こうなるんですが、だんだん公共事業の中身も私は変わってきているんじゃないかという気がするんです。  つまり、かつて北海道で米が、皆さん銀飯が食べたいと、もう世界銀行から借款して湿...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、読ませていただいているんですが、今のお話を聞いていても、まだちょっと古いんです。科学技術予算を増やしていますと。それは、科学技術の研究するところにいろいろ、あるいは税制上も取っていますよ。そうじゃないんです。やっぱり二十一世紀の一番のインフラになってくるのは、...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、実は私どももずっと、我々の民主党の中で随分議論した中で、二十一世紀にそういう、将来知的資産というのは重要視しなきゃいけない、知識中心の社会になっていくだろう、それが引っ張っていく社会になっていくだろうと。そうすると、今、実は小学校、中学校、高等学校、大学、大学...全文を見る
○峰崎直樹君 けたが違うんですね、恐らく、使っているお金が、聞かなくても分かりますけれども、公共事業に今掛けているお金と比べてやっぱりいわゆるそういうところに掛けている金というのは極めて私は少ないと思いますよ。質が違うような気がします。  さて、そこで、ちょっと特区の問題をお聞...全文を見る
○峰崎直樹君 そうです。
○峰崎直樹君 遠山大臣、このNPOが教育をやるということについてはどういう考えを持っていらっしゃったんですか。
○峰崎直樹君 柔軟に対応しているんじゃなくて、柔軟に対応せざるを得なかったんじゃないですか。  要するにあなたは、あなたが鴻池大臣からNPOのそれを認めてくれということで、事務方の方にこれは認めたからということで指示をされたんですか。
○峰崎直樹君 あなたは、そうじゃなくて、河村副大臣が鴻池さんと合意されて事務方の方に指示をされて、それを知って慌てて総理大臣のところに駆け込んでいったんじゃないんですか。違うんですか、それは。
○峰崎直樹君 私どももまた、更にまたこの点はやりたいと思いますが、これ読む限りでは、大臣は一体どんなリーダーシップを発揮したんだろうかというふうに思えてならないわけです。  さて、骨太の方針で打ち出される国と地方の三位一体論の話をしたいと思います。先日もちょっと三位一体の話を聞...全文を見る
○峰崎直樹君 もう一回質問しましょう。  例の地方交付税、補助金、そしてもう一つは何でしたか、あれを三位一体で改革するということなんですね。今年は芽出しだけだったという。三位一体って何なんですか。
○峰崎直樹君 そうでなくて、先に三位一体という言葉の意味はどういう意味なんですかということを聞いたんです。まだいいです。これは、むしろ総務大臣、この間おっしゃっていましたので、まず、三位一体の中身について、とは何ぞやというところから教えてください。
○峰崎直樹君 ちょっと三位一体の言葉の定義を聞こうかと思ったんですが、それはもうよしましょう。  あと、それで、扇大臣、扇大臣だけじゃなくて本当は農水大臣も聞かなきゃいけないんですが、正に補助金をかなり持っていらっしゃる官庁ですわね、省庁です。この三位一体論という点については賛...全文を見る
○峰崎直樹君 今、お話聞いていると、一括補助金という言い方しましたよね。どのぐらいの金額が今年あるんですか。
○峰崎直樹君 六割といったら相当の金額ですけれども、何か今年度、芽出ししたというのは、何か千億単位だったような気がするんですが、総務大臣、どうなんですか。──先に、じゃ、事実を。
○峰崎直樹君 いやいや、いいですよ。  今、くしくも補助金でして交付金じゃありませんよとおっしゃいましたよね。つまり、やっぱり使途を、それから使い道、そして後で細かい仕様が付くんですよ、あれ、補助金というのは。その意味で、もっとそれは地方自治体が自由に扱えるような財源にしなきゃ...全文を見る
○峰崎直樹君 駄目ですよ、それ。  今、話聞いていても、要するに、片山大臣がおっしゃっていることは、それはもう地方に任せなさいと言っているんですよ、これはもう全部仕事の財源、財政的に。だから、補助金がなくなると、それに担当している事務員も含めて定数も減っていくんですよ。そういう...全文を見る
○峰崎直樹君 総務大臣、今の信じられますか。
○峰崎直樹君 そこで、もう余り時間もありませんので、最後に、竹中大臣にお聞きしますね。  三位一体と、もう骨太方針でも前から、もう宮澤総理の時代から私、財務大臣のころから、骨太骨太とよく聞いていたんです。これ、六月までに本当に三位一体ででき上がるんでしょうね。
○峰崎直樹君 さっきの補助金とその交付金との違いだとか、これも正確にいつかまた議論しなきゃいけないんで、また、ありませんから。  次に、今、道路特定財源の話されました。さあ、道路特定財源、今年どんなふうに改革されたんですか。まず、財務大臣から。
○峰崎直樹君 扇大臣、今年のいわゆる道路特定財源は、例年以上に一般財源の方に広がっていったんですか。
○峰崎直樹君 一般財源化と聞いたら、それは道路以外に要するに一般財源にするというのが当たり前なんですけれども、そういう理解じゃないんですか。
○峰崎直樹君 財務大臣、道路特定財源としてあれだけの財源を本当に道路だけに使われるということの余裕というのはもうなくなっているんじゃないですか、日本の財政に。そう思われませんか。
○峰崎直樹君 まだ引き続き財金委員会等でまたやりたいと思いますが。  そこで、外形標準のことでちょっとお聞きします。片山総務大臣お急ぎでしょうから。総務大臣、外形標準課税の導入と目的あるいはその評価を、これは平沼大臣にも、中小企業、大変関係しますのでお聞きしたいと思います。
○峰崎直樹君 ちょっと素朴な質問をいたしますけれども、赤字法人がずっと増えて続いているんですよね。それで、毎年のように赤字法人が増えていって、数はそんなに減っていないんですよ。赤字が、こんなに減っていったら、何年も続いたらもうとっくの昔につぶれるんじゃないかと思うんですが、中小企...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに二百数十万社あるんでしょう。そのうち今一%減るというんですから、七割が赤字だっていうんです。それが毎年のように続いていったらもっとこれ減り方が激しいんじゃないかと思う。なぜ減らないのかというのは、どうもその人たちは所得、要するに法人成りしているんじゃないんで...全文を見る
○峰崎直樹君 非常に、よく分かったような分からないような、しますが、この問題はまたいつか議論させていただきますが、少し例のグリーン化税の問題、ちょっと環境大臣に。  今年の予算を見るとグリーン化税が今までより少し減らされているわけですよ。なぜなんですか。これは自動車の関係する税...全文を見る
○峰崎直樹君 総務大臣、これ、やっぱり相当減税効果が大き過ぎたんでしょうか、どうなんでしょうか。
○峰崎直樹君 環境税という税の性格からしたら、グリーン化税をどう、位置付けがあるんですが、私は、少し食い込んでも、それはある意味では、他の石炭課税その他、今回入ったわけですから、そういったところから補てんしていく、つまり環境対策として使う、そういうふうに考えるべきじゃないかと思う...全文を見る
○峰崎直樹君 環境大臣、六十億とおっしゃいました。全体の中のどのぐらいの六十億なんですか。──いや、石炭はあそこだから。平沼大臣のところから出ているんじゃないですか。
○峰崎直樹君 今の実態をよく表していると思うんですよ。せっかく環境庁から環境省へ二十一世紀上がって、さあこれからというときに、全体の財源のうちのたかだか一%に該当するかしないかしか環境省が共管されていないんでしょう。もっと私は、そこに環境というんだったら費やすべきだし、今の自動車...全文を見る
○峰崎直樹君 大臣、外国の国際機関というのはどういう意味なんですか。我が国はILOに加盟していないんですか。常任理事国なんでしょう。
○峰崎直樹君 拘束力のない勧告が出たからといって一っ飛びに労働基本権を認めろというのは非常に乱暴な議論だという発言も、これはちょっと見識がなさ過ぎるんじゃないかと思うんですよね。  国際機関の勧告で、拘束力があるなしでそれを尊重するかどうかというのが日本政府の姿勢なんでしょうか...全文を見る
○峰崎直樹君 今、最後の点も重大な問題ですが、その前に、今国連で今イラク問題をやっていますよね。決議をされたと。これ拘束力があるなしで我々はあれですか、それに対して対応するんですか。ILOだけは違うんですか。どうなんですか。
○峰崎直樹君 ちょっとお尋ねしますけれども、憲法二十八条にどう書いてありますか。
○峰崎直樹君 今、労働基本権の問題やっておられる担当の、公務員制度をやっておるときに、二十八条と、これどうなっておるのかというぐらいは知っておいていただきたいと思いますが。  今、発言なさったことは、ILOに情報が届いたら、これ一体どういうふうに評価を受けると思います。一斉にこ...全文を見る
○峰崎直樹君 これ、ILOに今の発言を持ち込まれますよ。よろしいんですね、それで。  それじゃ、もう一つ言います。  あなた今申し上げました、中長期的にじっくり議論する重要な問題だと言っている。今回のILOの勧告は実際に受け入れられませんということをもう表明したことになりませ...全文を見る
○峰崎直樹君 もう一回確認いたしますよ。  そうすると、あなたが三月五日に発言した意味は、今回の能力等級制度の実施を始めとした公務員制度改革と労働基本権問題の取扱い、議論を切り離して、実質的に労働基本権問題を先送り、棚上げをする、こういうことをILO勧告後、政府として正式にその...全文を見る
○峰崎直樹君 いやいや、ちょっと待ってください、委員長。今のは答弁になっていないじゃないですか。正式なものなのかどうかということを聞いていますよ。もう一回、答えをちゃんともう一回言ってください。
○峰崎直樹君 それは中身、何なんですか、それを言ってください。駄目ですよ、自分の言葉で言ってください。
○峰崎直樹君 自分の言葉で言ってください。(発言する者あり)
03月20日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。  今日は当初八十七分程度ということだったんですが、イラク問題、いつどんなことがあるか分からないということなので、少し短くなりましたので端的に、また答弁の方もひとつ端的にお願いしたいと思うんですが。  実は前回、予算委員会で大...全文を見る
○峰崎直樹君 いわゆる三・七%から一一・一%に上がったというのは、これはある意味では買取り価格の算定が非常に甘くなるんじゃないかと、こういうふうに私たちは想定していたんですが、そういうふうに理解してよろしいものだろうか、その点いかがですか。
○峰崎直樹君 そうすると、これはもう二次ロスはここから出てこないというふうに見てよろしいですか。
○峰崎直樹君 一度また預金保険機構のそういうBSなりあるいは損益計算書を出していただきたいと思うんですが、そのRCCの維持運営にかかわる費用が、特に弁護士さんだとかかなり専門職を雇っておられるので相当やはり、今、五年六年というふうにおっしゃっていましたけれども、その維持費用という...全文を見る
○峰崎直樹君 また詳しく聞きたいと思いますが、最後に、昨日衆議院をいわゆる産業再生機構法案が通ったそうであります。一部修正されたり、ある意味では附帯決議も付いておりますけれども、これから参議院でまた議論するわけでありますが、あの産業再生機構というものが、私どもはせっかくRCCに再...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもありがとうございました。  またいろいろとこれからの再生、是非努力をしていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。  さて、時間もありませんが、ちょっと塩川財務大臣、私も最近ようやくインターネットといいますかパソコンで記者会見の概要などを絶...全文を見る
○峰崎直樹君 問題は株価対策ということで、今政府が何か株価対策としてできることというのはどんなことが考えられていたんでしょうか。それがなぜ、どんな規則やどんな法律が縛られているんでしょうか。  ちょっとこれを読んでいて、後で金融担当大臣にもお聞きしたいと思いますが、政府は株価対...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもおっしゃっていたやつは、株価のその市場のメカニズムの問題についてそれほど根本的な問題とは思えないんですよね。閣僚の皆さん方は、たしか株は恐らく全部信託にしなきゃいかぬとか、それルール決まっていますし、株を保有してはいけないという、たしか、いや、国会議員がですよ...全文を見る
○峰崎直樹君 今日はこのことだけで終わろうというふうに思いません。時間がなくなるんで先に進みますが。  もう一点、これはどうしてもちょっと、これ塩川大臣、私はこの内閣が発足したときから言い続けていることがあるんです。そのことについておっしゃっているんですけれども、今、与党から政...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、これ書いてありますよ。
○峰崎直樹君 ああ、そう。じゃ、これ、議事録訂正した方がいいですよ。
○峰崎直樹君 すばらしいですよね。
○峰崎直樹君 とにかく、じゃ、直しておいてくださいよね。とにかく、書いていますよ、これ。音楽入りでやっているように見受けるけどというふうに書いていますので、それを本当に削除したいんだったら削除されておいた方がいいと思いますので、ホームページ削除した方がいいと思いますよ。  それ...全文を見る
○峰崎直樹君 干渉で言っているんじゃないんです。そういう改革をしなきゃ日本の政治って一向に変わりませんよということを言っているわけです。それ以上言いませんが。  さて、ちょっと今ここでやり取りしていましたけれども、金融担当大臣、株式市場に対する、政府が何か手を打とうとしても打て...全文を見る
○峰崎直樹君 ということは、政府は余りそういうことをやっちゃいけないようにルールができているのに、いや、こんなもの、ルールがあって株価対策が全然できないんだと。これは要するに言っていることが逆なんですよ。私は、基本的には今の金融担当大臣の言っていることが正しいと思っているんですが...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっとお待ちください。そんなに激高しなさるな。何でそんなことで怒っているんですか。
○峰崎直樹君 そうではないですよ、あなた。今私が言っていることは、市場というのはそういう意味では、ある意味では市場の参加者によってそれを監視したりルールは作るけれども、政府がそこの中に一々株価対策として介入できないようにするのが当たり前じゃないですかと言うのに、それをあなたは、国...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと待ちなさいよ、あなた。
○峰崎直樹君 ちょっとお待ちください。  ちょっと今のその答弁、私が質問している過程でそんな答弁ないじゃないですか。これ以上冷静な質問等、続けられませんよ。ちょっと理事、やってください。駄目だ。
○峰崎直樹君 記者会見の場で、それは、これはずっとこれはマスコミを通じて広がっていくんですよ。あるいは、もうメール見ていますよ、全国で何万人という。何十万人かもしれない。その人たちが見たときに、要するに株価対策はいろいろ言われるけれども、そんなものって、この表現を見たら、やってあ...全文を見る
○峰崎直樹君 これは言葉じりで私たちがとらえているんじゃなくて、マーケットに対する姿勢というのは一体どうあるべきなのかという基本のところで、実はこの表現ぶりだったら、何か日本政府がマーケットに手を入れたいけれども、法律、規則でもってとにかくがんじがらめになっているということで実は...全文を見る
○峰崎直樹君 それで、株式市場のその量的な広がりといいますか、一日の取引高だとかそういったものはこの去年の三月以来どうなっていますか。少し縮小してきているんじゃないですか。
○峰崎直樹君 まだ量的な問題とかこれから考えなきゃ、たくさんあるんですが、それ以外の点でちょっと金融担当大臣にお伺いしますが、例えばこれ、銀行等保有株式取得機構発足と書いてありますね。これもう去年の三月にやりました。ちょっと見ると、銀行救済策のところに、日銀が同じようなことをやっ...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに私は何が言いたいかって、もう余り詳しくは言いません。  金庫株の問題とかあるいは自社株解禁の問題、またこれ今回出されていますが、どうもこの間の、株価対策という表現ではない、いわゆる株式市場と申し上げていいと思うんですが、あるいは大きく資本市場と言ってもいい...全文を見る
○峰崎直樹君 今、政府でも考えておられる、あるいは与党の側からも、例えば会計制度、例えば時価会計制度、これを、今、時価会計になっているけれども、これはやめようかとか、あるいは保有不動産の時価会計、たしか二〇〇六年に導入するという、それをまた延期しようとか、いろんな制度を改正したと...全文を見る
○峰崎直樹君 是非、基本線は外さないでいただきたいと思います。  何か昔、ダチョウが砂漠で、危険な相手が来たときに、ダチョウが危険を見ないようにして砂の中に頭を潜っちゃうと。これで危険はないんだと思うけれども、実は危険はあるわけですよね。何か、政府の、与党のやっていらっしゃるこ...全文を見る
○峰崎直樹君 そちらの方をまたやりたいんですが、ちょっと厚生省の方にお聞きしますがね。  今、先ほどちょっと二兆百十二億円というのは、公的年金の方での株式のいわゆる昨年の三月からこの九月までの間における欠損ですね。確認します。
○峰崎直樹君 四月からの半年ですね。
○峰崎直樹君 私は、ちょっとこういうデータ、あるいはあるかどうかなんですが、このいわゆる三階建て部分の厚生年金基金、そこの扱いの中で、もう一部上場メーカーは全部開示しているはずですから、その公的年金基金の、厚生年金基金の。そのいわゆる退職給付債務が幾らあって、一部上場メーカーでは...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに、公開で出している株式会社は有価証券報告書総覧というのを出すんですよ。そこには必ずもうこれは開示しなきゃいかぬということを書いてありますから、副大臣ですね、後ろに年金局長がおられるから、是非そこの一部上場メーカー、二部上場メーカー、そういう形でちょっと整理し...全文を見る
○峰崎直樹君 出せるか出せないかだけ、ちょっと。
○峰崎直樹君 ちょっともう時間があと五、六分という短い時間になったので、今度は、せっかく国土交通省からお見えになっていただいているんで、道路特定財源問題との関係でお聞きいたしたいと思いますが、実は聞きたいことはたくさんあるんですけれども、その中で、もう余り時間ありませんので、今回...全文を見る
○峰崎直樹君 いわゆるこれ道路公団の民営化委員会でもよく言われているのは、補てんをしていくというのはいいんですが、本当にこれ将来の見通しはどういう前提に立っているのかねと。また、この本州四国架橋公団の、将来そこはどのぐらいの人が利用するのかとか、そういう見通しですね、一番甘いと言...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと、最後、まだもう一分ありますので。  それで、大臣、要するに、今の段階では予定利率は引き下げる必要は今国会ではもうないんだと、こういう理解なんですか。それとも、それはあり得るけれども、当面与党と調整が付かないから、今は、今度はセーフティーネットのところだけ...全文を見る
○峰崎直樹君 今国会ではもう、じゃ、出さないということなんですか、そこだけちょっとはっきり。
○峰崎直樹君 もう水掛け論ですから、このまま結構です。
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○峰崎直樹君 イラク問題が本当に大変な状況な中で、経済の問題が少しかすんだ嫌いがあるんですが、民主党・新緑風会を代表して、経済問題、今日は日銀総裁にもお見えをいただいておりますので、まず最初に、総理、日銀総裁をお決めになったときの基準、経過、こういった点について、我々もかねてから...全文を見る
○峰崎直樹君 総裁、副総裁を、三人同時に替わったんですね。この三人の方々は五年間はこの間これからずっと総裁、副総裁。  そうすると、一気に替わるということの問題ももちろんあるんですが、まず総裁を決めて、そしてその総裁との間と総理との間で、人事権はもちろん総理にあるんです、内閣に...全文を見る
○峰崎直樹君 それじゃ福井総裁に、総裁にこんな質問を最初からしなきゃいかぬというのは非常に恐縮なんでありますが、今、慎重にということだったんですが、そもそも内定した時期というのは、もしここでディスクローズできれば、日本銀行というのは正に透明度あるということなんですが、それはいつご...全文を見る
○峰崎直樹君 実は、イギリスでは今年六月に中央銀行の総裁辞められるんですね、交代になる。実は、もう次の総裁というのは去年の十一月に決まっているんだそうです。その上で恐らく、私、福井総裁も、本当は早くからいろんな形でいろんなことを考えなきゃ、このイラク攻撃の問題もそうでしょうし、そ...全文を見る
○峰崎直樹君 そのとき、財務大臣、日銀から白川理事をお呼びなさったんですが、この会議の性格は、今お話を聞くと余り公的なものではないというようなお話だったんですが、しかし財務大臣、実はいろいろ役員の承認、理事以下は財務大臣が決定することになっていますよね。そういう意味では、政府が財...全文を見る
○峰崎直樹君 まだそれは正式の会合でないとおっしゃっていますが、私は、是非そういった、もう企業活動というのはもう世界に広がっていっているわけですから、あるいは世界の株式市場に上場している企業もあるわけですから、日本の自分たちの企業の会計だけいじって先送りしたって全然これは変わらな...全文を見る
○峰崎直樹君 時間がありませんので、本当にこれからこういう対話も是非やらせていただきたいということで、日銀総裁またよろしくお願いしたいと思います。  最後になりますが、これは、総理、私、同僚の質問を聞いていて、これはやっぱり総理に一回答えてもらわなきゃいかぬという問題があります...全文を見る
○峰崎直樹君 それは、委員長、私はその当時からずっとこれをやって、従事していましたからよく知っているんです。総理が十四年度以降守ると言ったから、ああ、それならお守りになるんですねということで法案を出していったんです。そういう経過なんですよ。ですから、これは事実間違えたことを、今大...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
03月25日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○峰崎直樹君 それでは質問させていただきたいと思いますが、今、私、今までは大体我々大きい会派から順番に聞いていって、少数会派の方に、いつも最後のころを聞いて大変、私も初めて後から聞いて、なるほど同じような質問をされるものだな、予定されているんだなと思って、逆にきっと我々が質問した...全文を見る
○峰崎直樹君 今、名目を聞いたのは、政府が今デフレ対策ということをある意味では正面から据えてやろうとしているんですね。そのときに我々は数字を聞くときに、確かに実質というのは、インフレ下においては実質という評価は非常に私は分かるんですけれども、デフレ下においては、やっぱり名目でどう...全文を見る
○峰崎直樹君 私は別に引っ掛けるつもりでしゃべっているんじゃないんです。もうこの何年間補正予算がなかったことはないんですよね。しかも、補正予算によって絶えず財政規律がゆがめられてきたという歴史があるわけですよね。  で、それをやらない、つまり、いわゆる当初予算、予算というのは単...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、小林さんね、先ほど多年度税収中立って初めてやったと言うけれども、そうじゃないんです。もう経験あるんですよ。九四年のちょうど消費税を引き上げることを決めたときに先行減税をやっているんですよ。五・五兆円だったですか。これは一九九七年から例によって五%に引き上げた。...全文を見る
○峰崎直樹君 私は一度本当はこれは総理にも直接聞きたかったんですけれども、今二〇〇六年までとおっしゃいましたね。要するに行政改革、つまり国民に税負担を求める以上は、まずは行政の改革をやらなきゃいけない。じゃ、どのぐらいの行政の改革までいけば国民に負担を求めるのか。そこのところがは...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、デフレ下でGDPがこう減っていくと、現実にはですね。そうなっていくと、ますます、何というのか、税収の伸びはもちろんこれ弾性値でいえば落ちていくと思うんですね。そうすると、その分また行政改革、行政改革とこういうふうにいくわけですね、歳出カットというか。 ...全文を見る
○峰崎直樹君 デフレの問題はまたいつか、いつかというか、必ずやらなきゃいけない課題ですから議論したいと思うんですが、ちょっと先に進みたいと思います。  そうすると、このプライマリーバランスの黒字の問題について、我々も何となくまだ釈然としない気持ちが残っていますけれども、塩川大臣...全文を見る
○峰崎直樹君 仕様書とかそういうものを変えるだけで簡単にぽんと下がるというのはなかなかすごいものだなと思う。じゃ、入札制度とかいろんなものを変えるともっともっと変えられるんじゃないかと思いますが、そのことはちょっとまた別途やるとして。  そういうときに、私、道路特定財源問題があ...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと後の課題は別にして、今の問題だけ先ちょっとやりたいんですけれどもね。  その総理がおっしゃったことというのは、いや、この間答弁聞いていますよ。私は、去年ですね、いろいろ一般財源というのは私は、正に一般財源で、これは特別会計に入れないでもう財務省に入れた方が...全文を見る
○峰崎直樹君 いやいや、塩川さん、ちょっと。
○峰崎直樹君 いやいや、それは、その議論というのは、ちょっと今横道それましたけれども、総理のリーダーシップで道路特定財源は一般財源化しますということを国会で我々は聞いているわけですよ、二年前の五月ですわ。そうすると、二年前の五月にそういう提起をされれば、当然それが実践を、どう実践...全文を見る
○峰崎直樹君 もうこれ以上議論しませんけれども、それはもうずっとそういう紋切り型の答弁は分かっているんですよ。そのいわゆる国に送られる財源はどういう使われ方をするかといったら、それは要するに一千億の新しい直轄で造る国道の地方負担分として送っているんでしょう。そうでしょう。そうした...全文を見る
○峰崎直樹君 いわゆる道路特定財源として五年間いわゆる自動車関係の予算というものの財源を固定化したがために、いわゆる公共事業の配分を含め、歳出の今度は質の中身がそのことによって桎梏になっていやしませんかと、こういう質問をしましたでしょう。あなたの言う目標が達成できないんじゃないで...全文を見る
○峰崎直樹君 それなら長期計画から外して、これは非常に重要だから、単年度単年度、今年だけ、じゃやらせてください、まだ国と地方の関係がはっきりしていません。そういうふうにして、これ五年間という長期計画で縛ったために、国と地方の関係の結論が今年出たとしても、四年間はもう先、何もできな...全文を見る
○峰崎直樹君 じゃ、竹中さんはまた後でちょっとお聞きしますが、いや、そういう個別税制を変えるのがあれですか、シャウプ以来の改正なんですか。  私が受け取ったシャウプ以来の改正というのは、戦後のあのどさくさの中で、非常に混乱していた時代の中で、戦後日本の経済発展の土台を作った税制...全文を見る
○峰崎直樹君 大武局長、例えば、シャウプ税制のときに包括的所得税となりますね。今度は、ひょっとするとこのいわゆる金融に関する税というのは、もしかすると二元的所得税に入ったかもしれないというような思いを持っている人もいるんです。あるいはしたいと思っている人もいる。そうすると、金融所...全文を見る
○峰崎直樹君 もう大塚さんの方に食い込んでいるので、もうできる限り短くしていきたいと思うんですが、問題は、そういうところに実はシャウプ以来の勧告というのは答えを出していただくというふうに我々思っていたわけです。結論を求めるのは時間早過ぎるよと言われればそうかもしれないんですが、実...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっと、最後のレーガンの改革は、どうも私はそうでない。レーガンの最初のマークⅠというのは余り評価されていないで、そしてそのいわゆる根本的な是正でレーガン・マークⅡ、一九八六年の改革はあったというふうに私自身は理解をしていますので、ちょっととらえ方が違いますが。 ...全文を見る
○峰崎直樹君 所得階層別に見て、例えば証券税制の改革はどういう効果が、どのように効果が出てくるのか、どんな影響があるのか、あるいは相続税の問題なんかはどういう影響があるのかというようなことについてできる限り調べていただきたいということで出てきた数字の一つでございます。  四枚ほ...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございます。     ─────────────
03月26日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○峰崎直樹君 ただいま議題となりました所得税法等の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由を説明いたします。  政府提案の税制改正案は、現下の経済情勢を無視し、将来に対するビジョンや理念を欠いた内容となっています。特に極めて厳しい国民生活の中で酒、たばこなどの大衆増税を強行...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、ただいま可決されました所得税法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守新党、民主党・新緑風会、公明党及び国会改革連絡会(自由党・無所属の会)並びに各派に属しない議員大渕絹子君及び椎名素夫君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いた...全文を見る
03月27日第156回国会 参議院 経済産業委員会 第6号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございます。  実は、私は、経済、財政金融部門の方でいつも質疑をしておりまして、商工委員会、昔で言う商工委員会で、今は経済産業委員会ですが、何年ぶりかなと。当選したのも一九九二年でございましたけれども、その年、商工委員会に属しまして、当時の...全文を見る
○峰崎直樹君 伊藤大臣がお見えになっていますが、これまで不良債権問題というのはなぜ進展しなかったのかなと、ここまで延びてきたのか。そこの原因というのは、もう我々、財政金融委員会で腐るほど議論しているわけですけれども、意外に分かっているようでいて実は分かっていないというのがこの問題...全文を見る
○峰崎直樹君 伊藤大臣、今のはこれからの決意なんですが、私が聞いているのは、なぜ進まなかったのかということなんですね。  もう、私も先ほど申し上げたようにもう十年以上たっているわけですよね。たしか、一番早く指摘されたのは九二年の八月の宮澤当時の総理大臣だったと思いますけれどもね...全文を見る
○峰崎直樹君 金融問題やっているわけじゃないですから、機構の方に行く前に、もうそっちの方、終わりにしたいんですが、私、もちろん財務省の、大蔵、旧大蔵省の護送船団だとか、行政側の責任の問題とか、いろいろ僕はあったと思うんですが、この九〇年代、特に九五年以降がそうなんだと思うんですが...全文を見る
○峰崎直樹君 さっき新規発生が百十から百二十のうちもう九十は処理したんだと、残りは二十ぐらいで、その後にまた新規発生したんだというので、新規発生の要素はもちろんそうなんですが、先ほど伊藤大臣がおっしゃったように、もう今日はそれ以上議論しませんけれども、昨年十一月八日に金融庁が過去...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、根本さん、本当に何か苦しい答弁だなと思うんだけれども。つまり、昔はそういうことを言っていたと。根本さんも、本当に塩崎さんだとかいろんな方々で、随分いい提案されているなと思いながら、私も尊敬をしていた一人なんですけれども、今お話を聞いていると、私はそう思ったけれ...全文を見る
○峰崎直樹君 余りちょっと説得力がないなという感じがしますが、新しいものを作ろうと。じゃ、今度は別の側面からお聞きしたいと思うんですが、今おっしゃったように、今度は民間にその力があるから民間の力をかりると。で、民間に力があるんだったら、銀行も自分の持っている不良債権をある意味では...全文を見る
○峰崎直樹君 それは、メーンの銀行がそれだけ言えないという、つまり非メーンの方々がいろいろ言ってくる、おまえのところで全部責任取れよというような形で言ってくる。いや、駄目ですよ、それはもうできませんよと、そのやり取りで、それなら出るところへ出ましょうかというのは、メーンには言えな...全文を見る
○峰崎直樹君 いやいや、もしその中立的な立場ということを言えば、それは司法の場へ持っていって更生裁判所へ持っていった方がそれは早いわけじゃないですかね。  そういう意味では、どうもおっしゃっていることは、これを作ったがゆえにこれがこういうことをやるんですよと言っているけれども、...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょうどうまい具合に、今、一般債権とかおっしゃったんですね。そうすると、一般債権だとか労働債権とか、いわゆる金融債権以外の債権については、この扱いはこの機構の中ではどんなふうに取り扱われるんですか。
○峰崎直樹君 そうすると、やっぱり我々が危惧している雇用の問題だとか中小企業の皆さん方の一般債権、それがどうなっていくのかなという、非常にそこが我々も非常に気になるところなんですよね。衆議院の方では修正をされたり、あるいは附帯決議を付けられているので、それはできる限りそこで直して...全文を見る
○峰崎直樹君 その三年間という間に本当に買い入れましたねと。買い入れた価格で、再生計画でもう事実上できているんでしょうけれども、それで三年間こう計画を立てましたと。今度は売るときに、これで売りますよと。その出口のときに、入口のときに想定したとき以上に、以上にというか、それよりも本...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、その出口のところの、これは必ず、必ずでもないですね、蓋然性とおっしゃっているんですから、ほぼこれは買われていくだろうというふうな見通しを持たれるときのこの蓋然性の基準というか、それは一体何なんでしょうか。
○峰崎直樹君 そうすると、そのいわゆる基準を満たしたと。そうすると、そのときはこの企業というのは、この再生機構に入ってきているという企業というのは、この会社の株式というのは市場、これは別にまだ破綻しているわけじゃないですね、そうすると株式市場ではどういう評価を受けるのかということ...全文を見る
○峰崎直樹君 いずれにしても、その買いと、入口のその差額というのが、当然これプラスになればもっといいんだろうと思うんですが、多分、恐らく二次ロスという問題がこれ避けられないだろうと。たしか斉藤さんという新しい何か社長候補というのが、この法案が通る前にもう社長なんかが決まったり委員...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
03月27日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○峰崎直樹君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・保守新党、民主党・新緑風会、公明党及び国会改革連絡会(自由党・無所属の会)並びに各派に属しない議員大渕絹子君及び椎名素夫君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読い...全文を見る
04月16日第156回国会 参議院 憲法調査会 第5号
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○峰崎直樹君 民主党は既に憲法調査会を設けておりまして、その中間報告を二〇〇一年の十二月十八日にまとめております。これに即しながら、まず私の方から民主党としての基本的な、基本的人権についての考え方を一応披瀝をしておきたいと思います。  まず、基本的な認識についてでございますが、...全文を見る
04月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○峰崎直樹君 今日は、日銀副総裁にもお見えいただいて、本来であれば、就任前に総裁候補及び副総裁候補お三方をこの場にお呼びしていろいろと質疑をしたかったなというふうに今思っておりますが、もう衆議院で一度やられていますので、その衆議院の議事録なども読ませていただきながら質問をさせてい...全文を見る
○峰崎直樹君 過去、過去といってももちろん終戦直後からという意味ではないんですけれども、バブルを起こしていく大きな要因として、やはり大蔵省が、これはまた後でちょっと議論、振り返っていきたいと思うんですが、やはり旧大蔵省が日銀の金融政策を財政のコントロールの下に置いたんではないかな...全文を見る
○峰崎直樹君 もっと大きなというのは国際的な流れだと、先ほどおっしゃった点なんですが。  私どもは、どうもそこのところは、正に日銀の今度副総裁に入られていくわけですが、財政とそれから金融との関係で、例えば一九八七年に、たしか十月だと思いますが、ブラックマンデーがありましたですね...全文を見る
○峰崎直樹君 またちょっとこれ以上その点ばかり言ってもあれなんで。  ちょっと日銀総裁、これは質問していなかったんですが、最近、リチャード・ヴェルナーという方が、「円の支配者」とか、あるいは最近はPHPからも二冊同時に発行されて、お読みになったろうと思うんですが、その中で、彼は...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、そのときのマイルドな窓口指導といいましょうか、そうすると、そのときにおいては絶えず、金融機関がどういう分野に融資をしているな、どういうところに量的に増えていっているなということはつかんでおられたわけですね。  そうしますと、一九八〇年代の、たしか八六年...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、一般物価は非常に落ち着いていたというふうに、ただし資産の、地価だとか、あるいは株価も後半そうなんですが、非常に上昇し始めた。その上昇に対しては、これは当時は、土地というのは下がらないものだ、土地神話もあったのかもしれませんが、今で言う収益還元価格のような...全文を見る
○峰崎直樹君 また、バブルの生成発展の問題はこれからもまだ続くだろうと思いますが、そこで武藤副総裁に、衆議院でいわゆる政府と日銀との関係でこのように発言をされていますよね。それは、政府と日銀との間の意思疎通の更なる充実を図るために私なりに貢献をしていきたいということをおっしゃって...全文を見る
○峰崎直樹君 今の言葉の中にもありました日銀の独立性の問題について、じゃちょっとお聞きしたいと思いますが、総裁、日本銀行に独立性が付与されていると。我々思うのは、マクロ経済を考えたときに、金融政策と財政政策という二つの柱があるわけですね。財政は、当然これは財政民主主義で、国会を通...全文を見る
○峰崎直樹君 もう一つ、独立性の問題についての少しまた議論はあるんですが、信頼性の問題なんですけれども、この信頼性というのは、私は、やはり言っていることとやっていること、これが一致することだというふうに思うんですが、さきの速水総裁時代の言動なりあるいは日銀の行動を見ていると、これ...全文を見る
○峰崎直樹君 引き続きその点をこれからもしていきたいと思いますが、先ほど日銀法の改正というちょっとバブルの発生のところをお話ししましたけれども、もう一つ歴史の中でこの点だけは是非国会の中でも、あるいは国会の内外で明らかにしてもらいたいというのは、一九九七年に今の金融不安が始まった...全文を見る
○峰崎直樹君 一般的な話じゃないんですよね。コール市場が事実上機能しなくなったんですね。その責任はどうあるかということを聞いているんです。  実は、これはたしかエコノミストではなくて、実際新聞記者の方でございますが、この当時において、これ、要するに、その一九九七年の段階において...全文を見る
○峰崎直樹君 是非、残っていれば、もうあれから六年たちますですか、是非資料としてまた我々の閲覧にも供して、検討させていただきたいと思いますが。  そこで、財務省の当時、たしかこれでいきますと官房長をやられておったんでしょうか、九七年の。いや、大臣官房総務審議官なのか、ちょうど端...全文を見る
○峰崎直樹君 たしか当時は証券局長は長野厖士さんだというふうに私も記憶しているんですが、この証券局業務課が、九七年十月二十五、二十六日の休日を返上して、いわゆる三洋証券の問題に会社更生法を適用するとき、どうも入念にシミュレーションしているらしいんです。  ここでもデフォルトの波...全文を見る
○峰崎直樹君 ここで、実際そのときの責任とか問題がどこにあったのかということをこれ以上ちょっと追及する材料を私も持っていないんですが、その間、例えば日銀と銀行局証券課、証券課ですか、証券局のあれですかね、当時でいえば。そういったところがやり取りした交換記録みたいなのは残っていない...全文を見る
○峰崎直樹君 ということは、恐らくなかなか資料としては残っておらぬだろうなというふうに思いますが、また引き続きこの問題も継続して議論していきたいと思いますが。  そこで、もう時間もあと二十分余りになってまいりましたけれども、先ほど中島委員が最後に質問されたスティグリッツさんとい...全文を見る
○峰崎直樹君 というのは、そこが実は、もうこの間何年、ゼロ金利に持っていってたつんだろうかと。速水総裁時代に、ゼロ以上に物価上昇を持っていくためにずっと量的金融緩和を続けていきますよと。それでもうずっと続けてきているわけです。もう二年以上たっていると思いますね。依然としてデフレか...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに、この二年間、速水総裁が、もうゼロ金利で、後はこれからは量的なリザーブを増やしていこうという方向に変えられたわけですよね。そのときも我々は質問したわけです、いつまでやるんですか、ゼロ以上というのはどのぐらいなんですかと。いろいろ聞いて、実質上これはインフレタ...全文を見る
○峰崎直樹君 今ちょっと何か私聞いていてあれと思ったのは、土地だとか証券は別にして国債の場合は、いや、いつかは返さなきゃいかぬ、償還期限があるんだと。いや、それはあったとしても、今十年物が〇・六%ですか。そうすると、これが一・六になり、二・六になり長期金利が上がっていくと、実際上...全文を見る
○峰崎直樹君 これは実はもう一人の副総裁の方がおっしゃっていることなんですよね。実は、これで本当にじゃリスクが、いや、それは国債保有者が例えば物価連動国債に振り替えてもらったと、その振り替えてもらった本人はリスクがなくなったかもしらぬけれども、受け取った、じゃこれは例えば国なら国...全文を見る
○峰崎直樹君 余り安易にとおっしゃったんですが、この間ずっと政府が発行する国債、もちろん新発債も借換債ももちろんあるわけですけれども、そのいわゆる国債を発行したものは事実上もう次々と日銀が買い入れていくと、実際上その財政法第四条のある意味では尻抜け的になっちゃって、これはもうある...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、ちょっと私が誤解しているのかもしれませんが、インフレターゲットという政策は取ってはいけないんじゃないかと。取ってはいけないというのは変な言い方なんですが、そうすると、いわゆる期待インフレ率を上げていくと、当然それ長期金利に反映してまいりますね。そうすると...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、世の中でインフレターゲット論、先ほど中島委員もおっしゃいましたけれども、これ予想インフレ率を高めようという政策だとおっしゃっているんですよね。そういう考え方には立脚しないと、こういうことでしょうか。
○峰崎直樹君 実に微妙なところだろうというふうに思いますが、本当はいろいろ株の買入れの問題とかたくさんあるんですが、一つだけ最後にお聞きしたいと思うんですが、総裁に。  銀行の不良債権処理の問題なんですが、不良債権の処理の問題です。どうもさいの河原の石積みで、毎年毎年こう積み上...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございました。  終わります。
04月24日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
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○峰崎直樹君 おはようございます。  保険業法の改正問題ということで質問したいと思いますが、まず最初に、一般的に生命保険業界といいますか、保険でいえばあと損保もあるわけですけれども、生命保険業界というのは非常に、マーケットでは非常に厳しい評価が下されているわけですけれども、金融...全文を見る
○峰崎直樹君 少しこの生保の現状について聞いてみたいわけでありますが、今もちょっと触れられていましたけれども、保険契約高の減少が続いているわけですね。これについては、その原因というのはどういうところにあるというふうに思われていますか。
○峰崎直樹君 今日これ事前に質問していなかったんで感想で結構なんですが、これは民間生保だけじゃなくて簡保も、今日の新聞見ると四・五%だったかな、やはり減少してきているということなんですね。そうすると、これは単に、ソルベンシーマージンのことなどもずっと分析をされて、簡保は非常にそれ...全文を見る
○峰崎直樹君 その、今ちょっと簡保の問題、先に触れてみたいんですが、この間、本会議での質問もあったわけですけれども、生保と簡保の関係についてですよね。  非常に、百二十八兆という、かなり民間の生保にトータルとして匹敵するぐらい大きな規模になっていますけれども、確かに、十年物、十...全文を見る
○峰崎直樹君 その点に関して、今のイコールフッティングの問題は先日、片山大臣はとんとんぐらいだろうというふうにおっしゃっていましたけれども、果たしてとんとんかどうかというのは、これはこれから議論していかなきゃいかぬ点だと思うんですが、ただ、それ以上に、このいわゆる管理監督が実際上...全文を見る
○峰崎直樹君 先ほど外資、外国への投資のウエートだとか、それはまあポートフォリオそれぞれ組むんでしょうけれども、どうもやはり、簡保とかあるいは年金資金とか、あるいは郵貯もそうなんですが、そのウエートが非常に高いということが、非常にやはり日本のある意味では、例えば、なぜ日本が円高が...全文を見る
○峰崎直樹君 また倒産をしたら、いや、もう一遍見直してみたら、今のやり方をすればまた二〇〇%を切っていましたなんていうのが続くと、これ全然もう信頼感がなくなっちゃうと思うんですね。  ちょっと私、実は、これ今から何年前でしょうか、平成十二年の四月に第百四十七通常国会の保険業法の...全文を見る
○峰崎直樹君 これが現実に本当の資産性を持ったかどうかというのは、恐らく将来、利益が実現しないと、恐らくまたこれもきっと実現しないんだろうと思いますので、これからも少し注意深く見ていきたいと思いますが。  さて、今まではかなり厳しい見方をずっとしていたんですが、この生保産業とい...全文を見る
○峰崎直樹君 私も、実はこの長寿のリスクをカバーできるのは恐らく民間では、公的年金どうするかという問題はこれからの大問題だと思っていますが、しかし公的年金も将来的には恐らく今の年金水準を、現役の五九%はこれは保証できないだろうということで、いろんな試算なども出されているわけですけ...全文を見る
○峰崎直樹君 銀行と同じように、たしか生保に対しても検査をやっておられますよね。そうすると、その検査の中でこういう、先ほどおっしゃったALM管理ですね、アセット・ライアビリティー・オブ・マネジメント、こういったものが本当にきちんとやられているのかどうかという、そういうことについて...全文を見る
○峰崎直樹君 以上、かなり長々とお話、現状を聞いてきたのは、一体、生保産業というのは将来は、先ほど申し上げたように、将来性が非常にある分野だと。現在、非常に苦境に陥っていると。その苦境に陥っている原因というのは、非常に一つは私はやはり、異常な低金利がずっと長く続いているという意味...全文を見る
○峰崎直樹君 確かに、マーケットで需要と供給で決まってくるということはそうなんだと思うんですが、しかし今、ちょうどおっしゃられたように、持ち合い株の解消問題とか、あるいは厚生年金基金の代行部分の返上問題とか、それは事実上もう売り圧力一方になっているわけですね。そのことが結果的に、...全文を見る
○峰崎直樹君 リスクマネーの話が出てきたんで、これは生保と銀行を比べて、とにかく銀行業界に関しては、例えばリスクマネーでいうんだったら、なぜペイオフを実際に実施しないのかと、この問題に帰着するわけですよ。だから、銀行へ預けておけば、特に普通預金あるいは決済性の預金のところへ預けて...全文を見る
○峰崎直樹君 予定利率の引下げ法案の提案の見込みというのは、五月の連休明けぐらいに出すというような新聞報道がありますが、それは出るんですか。
○峰崎直樹君 さっきの銀行なんですけれども、銀行は決済機能を持っているから重要なんだと、確かにそうなんですけれども、最近の銀行を見ていると、もう与信しないで、与信をどんどん減らして国債ばかり買っていっているわけですから、ほとんどこれはもう、我々、本来銀行に与えられた使命というのが...全文を見る
○峰崎直樹君 ずっと衆議院の議事録を見て、本当に一千億超えた場合の、当然政府が保証を付けているわけですから、しかも補助するということは法律に明記されていますから、これは事実上、今、経営能力を判定してというふうにおっしゃっていましたけれども、事実上これ以上の負担はもう掛けないという...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、そんなもの、その実態を調べるとか、それもそうなんですが、こういう問題が起きてくるということ自体は、今のソルベンシーマージン比率見ても、それぞれ皆四〇〇%とか結構いい水準持っていますわね。それが落ちるという、これももしかしたら一社じゃないかもしれませんよ、もしそ...全文を見る
○峰崎直樹君 だから、経営環境に相当の好転がないというのは、そうであれば今の状況はこんな破綻をするような状況にならないということなんですよ。だから、そういうものが起きてくるということは、相当経営環境が悪化しているから落ちてくるんだろうというふうに、だって先ほど、今の状態は大丈夫で...全文を見る
○峰崎直樹君 これ、引き続き検討していただきたいんですが、もう時間も来たので最後に一点だけ、前から地域通貨の問題をちょっとお聞きしたかったんです。  と申しますのは、北海道の栗山というところでクリンという地域通貨がある。これは、竹中大臣がたしか去年、わざわざ栗山町に出向いていた...全文を見る
05月07日第156回国会 参議院 憲法調査会 第6号
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○峰崎直樹君 民主党の峰崎ですが、今日のお話などを聞きながら、実は私もかつて、今お話しなさいました大脇さんと同期生でありまして、社会党に所属をしておりました。先ほど西参考人からありましたいわゆる村山内閣ができたときの印象を私自身今でも非常にはっきり覚えているわけでありますが、国会...全文を見る
05月22日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○峰崎直樹君 民主党の、新緑風会の峰崎ですが、五十分間という時間でございますので、りそな問題に限って、中心にしながら質問したいと思いますが、ちょっと日銀総裁がどうしても記者会見があって遅れるということなので、先にりそなの、過少資本と、こういうふうに認定をされたわけでありますけれど...全文を見る
○峰崎直樹君 その前にちょっと。  元々、このりそなホールディングが出発したときには、旧大和とそれから旧あさひと、それ以外にもちろん大阪の方の地方銀行も入ってくるわけですけれども、この監査法人は二つあったそうですね。つまり、朝日監査法人とそれから新日本監査法人と。四月二十五日の...全文を見る
○峰崎直樹君 いやいやいや、五月七日は、りそなと新日本監査法人ですか、これのいわゆるやり取りの報告を聞いたわけでしょう。そうじゃなくて、その前に朝日監査法人とこの新日本監査法人が内部で監査方針をめぐって、今お話しになったのを聞いていると、どうもその事実はつかんでおられるけれども、...全文を見る
○峰崎直樹君 そうではなくて、二つの監査法人がこのりそなの監査をめぐって四月の終わりにかなり激しく議論し合ったようなんですよ、これ、どうも。私どもまだよく分かりませんけれども。  それで、私ども知りたいのは、なぜ下がったのか、何が問題だったのかということを金融庁はつかんでいたの...全文を見る
○峰崎直樹君 問題は、なぜ一社になったのか、なぜ一社降りたのかと。  これはしかし、この監査法人の監査、監査というか、監査法人を管轄しているのは金融庁なんでしょう。しかもそれは、ちょうど今三月期決算をめぐって、当然のごとく監査の方向というのがみんなが関心を持っているところですよ...全文を見る
○峰崎直樹君 来週、この問題についての法案も審査するんですよ。二年・六年ルールとかあるいは二年・七年ルールというのは来週出てくるんじゃないんですか。どこが何年やるかということも、これはしかしもう絶えずウオッチングしておかなきゃいかぬ課題でしょう。  それと、今の記者会見は何月何...全文を見る
○峰崎直樹君 いえいえ、そうじゃなくて、商売上どこが契約結んだってそれは自由なんですよ。しかし、今ルールとして二年・七年ルール、私は五年・五年ルールにすべきだと思うけれども、そういうことを今真剣に議論している最中じゃないですか。そうしたらそれは、どこの監査法人が何年、いつまでどこ...全文を見る
○峰崎直樹君 りそな銀行と関係者と、それから監査法人と、それから金融庁の担当課、これ監督局ですか、の何課になるんでしょうか、銀行一課になるのかな。  いずれにしても、その関係ではどんなやり取りがあったのかということについて、一週間いろいろあったということは報告を受けたとおっしゃ...全文を見る
○峰崎直樹君 四月の七日以降、これは多分九日じゃないかと言われているんですが、四月九日にですね……
○峰崎直樹君 あ、ごめんなさい、五月ですね。  五月九日に新日本監査法人の方が金融庁を訪れたという、そして自己資本比率が四%を割っているという報告をされて協議をされたという、そんな事実はございませんか。
○峰崎直樹君 恐らく大臣のところにはなかなか、どこか、いつの何という雑誌だったでしょうか、今、金融庁の中も竹中大臣の側に立つ人が少ないなんというふうな話もちらっとうわさ的には聞いておりましたので、まあ首をひねらないで聞いてください。そういうものがもう出るようになっていますからね。...全文を見る
○峰崎直樹君 今、私、竹中大臣がおっしゃっている中身は、絶えずそういうふうにおっしゃっているということはよく知っています。そしてそれが筋だろうと思うんです。  だけど、過去のこの金融行政をめぐっては、護送船団行政という形で旧大蔵省、今で言えば金融庁含めてずっとそういう形で、決算...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、来週、恐らく公認会計士法で議論になりますわ。その中で、公認会計士というものが弁護士と同じように自立した組織になり、せいぜいどこかの三条委員会かどこかできちんと、ある意味ではそこが十分監視するといいますか、要するに金融行政をやっているところと、それから、これは正...全文を見る
○峰崎直樹君 もちろん行政の責任は行政の責任でまた問わなきゃいけないんですけれども、政治の責任なんですよね、私どもが聞いているのは。竹中大臣はそれは政治家じゃないといっても、もう大臣に就いておられるということは、それはもうある意味では政治責任も伴うわけですわ。  それと同時に、...全文を見る
○峰崎直樹君 何回もそういう話は聞いたんですよ。柳澤大臣のときにも聞きましたよ。もう自由民主党の中におられる方ですら、この九九年の資本投入なんて、これはフィクションだといったことをずっと言っておられるんです。だから、それが全部化けの皮が出てきてはがれてきているんじゃないですか。我...全文を見る
○峰崎直樹君 それから、来てもらいたいというのは、後でまた、本当は勝田元りそなホールディングの社長さんにも是非来ていただきたいと思います。後でまたこれを諮っていただきたいと思いますが、参考人でお願いしたいと思うんですが。  さて問題は、今日二番目の、前回、特に昨日、仙谷衆議院議...全文を見る
○峰崎直樹君 残念ながら、いわゆる政令に落とされているんですね。そしてその政令では、政令というのはここで一回も議論したことありませんわ。政令にゆだねると。政令では、この一号議案、すなわち過少資本として資本注入する場合には、いわゆる配当に対してこれを配当しなきゃいいんだと、こうです...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、これは今五十一円とか五十円とか額面すれすれみたいなことを言っているんですよね。昨日は二割上がった、六十円だとかっておっしゃっているような気するんですが、この第百六条は、額面を下回ったときには下回った価格で買っていい、あれですか、そういうことですか。その場...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっとまだ私も法律の解釈に持っていくとよく分からないんだけれども、もう西原さん出なくていいですよ。あなたの話聞いていたら、本当によく分からなくなるから。  それは政治家として昨日も議論していたでしょう、二兆三千億といったら四百六十億株だと。この株式会社、要するに...全文を見る
○峰崎直樹君 それなら、軽々しくあの新聞記者会見のところで減資はありませんなんと言うことは、我々から受け止めると、そういう欠損が出てくるのかもしれない、そのことに対して何にもやっていないじゃないか。ましてや、これからお金を投入しようとするときに、本来であれば資産査定、デューデリジ...全文を見る
○峰崎直樹君 新聞記者発表のときに、我々が知り得る、まだ私、金融庁の竹中大臣のこのときの記者会見のあれはまだメール、メールというかホームページに出ていないと思っていますが。  それで、今ちょうど私持っているのは日経金融新聞に出てきているところなんです。読んでみますと、こうおっし...全文を見る
○峰崎直樹君 いえいえいえ、違わないですか。だって、数は、そういうふうにおっしゃっているわけですから、数が減るということなんかは全然考えておりませんと書いてあるじゃないですか。
○峰崎直樹君 おかしなこと起きるんですよね。何がおかしなこと起きるかというと、これで二兆数千億円のお金がりそなに入りますよと言ったら、株価が上がっていったんです。それはそうですよ。国家信用が付いて、減資はしない、株主責任が問われないということがはっきりしてきたら、ああ、これは国家...全文を見る
○峰崎直樹君 もう二年以上続いていて、早急にと言ったって、これからまた二年ぐらい掛かったら四年も掛かるわけですよ、この異常状態が。そういう意味で非常に問題があるなと。  また、もう時間が少なくなったんで、もう一つちょっとどうしても聞いておきたいことがあるんですが、新旧勘定を分離...全文を見る
○峰崎直樹君 総裁、もしよければ。
05月27日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございますが、今日は三人の参考人の方、ありがとうございました。  余り時間もありませんので、ずばりお聞きしたいと思います。今、起きている問題です。りそなの問題ですが、りそなの会計の問題というのは、私は、今、中島委員がおっしゃった一条に関連し...全文を見る
○峰崎直樹君 関参考人にお聞きしますが、今の奥山参考人もよく理解できないとおっしゃったんですが、この間、日本のいわゆる企業と会計監査との間にはどうもやはり癒着関係といいますか、非常にある意味ではなあなあの関係といいますか、そういうものがあったんではないかということがかねがね指摘さ...全文を見る
○峰崎直樹君 それを信じたいわけでありますが、やはり監査を受ける企業、これをやっぱり、監査法人は当然ながらそこからフィーをいただいているわけですね。そうすると、どうしてもやはりその優越的地位といいますか、いわゆるお金を払っている側なんだという、そういうものに対して実はこの第一条の...全文を見る
○峰崎直樹君 八田参考人に重ねてお聞きしますが、先ほど来強調されておられた公共の利益といいますか、パブリックインタレストですね、その観点に立てば、その朝日監査法人は、この中途段階で、例えば繰延税金資産がもう三年間赤字だと、これはもうとても認められないと、ゼロだと、事実上これは債務...全文を見る
○峰崎直樹君 次に、エンロンの事件以降、アメリカで大きな改革がなされております。その際に、アメリカで、いわゆる監査人の継続の問題で、五年・五年ルールというのが出ております。今回これは政令にゆだねるというふうになっているんでしょうか、方向性として七年・二年ルールというふうになってお...全文を見る
○峰崎直樹君 監査人、いわゆるアメリカのエンロンを受けて、SO、サーベンス・オクスレー法で五年・五年が入りましたけれども、これは実は過去にさかのぼって五年というふうになっているんですが、今度の改正で、実は、これから適用は先に延ばしてそれから七年先と、こういうふうに延びているんです...全文を見る
○峰崎直樹君 もう時間もありません。最後にお三方に。  日本の会計、いわゆる会計の有価証券報告書総覧ですか、それには、何というんでしょうか、レジェンドというんですか、要するにこれは日本の会計法だけに適用されるんだよという何かただし書が付くんだとおっしゃっていますが、今度の改正を...全文を見る
○峰崎直樹君 ありがとうございます。
05月29日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第13号
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○峰崎直樹君 引き続き、公認会計士法の質問に入りますが、まず、りそなの関係で、先日もたしか私、竹中大臣にお話を申し上げ、昨日も菅代表から、もう実名も昨日は挙がっておりましたね、金融庁の銀行一課長、さらにりそなの常務と思われる方が作られたこの電話メモというのが。これはもう中身につい...全文を見る
○峰崎直樹君 昨日もそういう回答をされておりましたけれども、しかし、大臣、この問題の真相というのはやはりきちっと解明するということは、私は国民に対する責任として非常に重要だと思っておるんですよ。  ですから、もしこれが事実が出てきて、いや実は後から分かったところによるとこういう...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、公認会計士法の第一条のところで、実は先日も、参考人で八田先生ですね、青山学院の先生が来られて、この第一条を学生さんに読ませたんだそうですよ。ずっと皆さん読んで、このいわゆる「会社等の公正な事業活動、投資者及び債権者の保護等を図り、もつて国民経済の健全な発展...全文を見る
○峰崎直樹君 だから、会社等の公正な事業活動というのは、これはこれで一つのある意味では重要な役割がもちろんあるんですけれども、しかしそれは会計監査という一つの、いわゆる会計事務をやってディスクローズをしていく、その事実を天下に公表して、これが適正であるかどうかということをある意味...全文を見る
○峰崎直樹君 シンガポールがそうだというのは、私も資料見たらシンガポールと書いてありました。  イタリアというのは、日本と同じように政官業の癒着が最も著しかった国ですよね。炭化水素公社とどこの政党のだれが結び付いているとか、いろいろありました。九二年に、その有名な、ナポリですか...全文を見る
○峰崎直樹君 大臣、政令にこれはたしかゆだねるということになっているんですよね。政令というのは正に大臣の決断で、よし、これはもう当初は七年で、次はもう五年ルールでいこうということを決断されればそれはもうすぐできることですから、是非それはもう大臣是非やっていただきたいし、願わくば、...全文を見る
○峰崎直樹君 要するに、他のいわゆる罰と同じように、経済犯罪の全般が低いものですからそれに引きずられているんじゃないかと思うんですよ。これはやはりどこかで、脱税もそうでしょう、それから粉飾決算もそうでしょう。本当に会計のインフラというのは資本主義にとってこれはもう生命線だと。これ...全文を見る
○峰崎直樹君 そこで、公認会計士のいわゆる数を増やそうということになっているんですけれども、いわゆる今度は数を増やすことと並んで試験制度の問題なんですね、改革をされているわけでありますが。  公認会計士と我々は通常呼ぶときは、これはやっぱり企業会計を監査をするということが中心的...全文を見る
○峰崎直樹君 どうもそこら辺りは、やはりそれぞれもうプロフェッションとして確立してきていますから、また社会的使命がそれぞれあるわけですね。ですから、それに応じてやはりこれはきちんと整理をしていくべきときに来ているんじゃないかという気がするんですが、たしかあれ、平成十三年の税理士法...全文を見る
○峰崎直樹君 公認会計士協会がいろいろこれ、いろいろ審査しますよと、こういうふうに自主性任されているというふうに話があるんですが、しかし実際問題、大変な試験なんですよね、あの税法に関する試験というのは。三科目だったでしょうか、税理士さんの場合は。三科目中二科目だったでしょうか。い...全文を見る
○峰崎直樹君 そうすると、残りがいわゆる税理士ではない、公認会計士だけだということですね。  これは、これから将来職業は、市場はどういうふうになっていくか分かりませんけれども、公認会計士さんで税理士を、特にこれ中小企業の方がかなり多いと思うんですけれども、そういうところへかなり...全文を見る
○峰崎直樹君 最後に、ますます重要になっていくというのは、要するに、公認会計士が税理士のような仕事をすることももっともっとどんどん増えていいという意味での進化するという意味なんですか。
○峰崎直樹君 そうすると、三つ、弁護士さん、それから税理士さん、それから公認会計士、それぞれの相互乗り入れと、こうおっしゃっていますよね。そうすると、これはあれですか、例えば税理士さんが訴訟指揮だとか、あるいは訴訟指揮の補助だとか、そういうことをやがてはできるようにするとか、そう...全文を見る
○峰崎直樹君 どうも何だかよく分かったような分からないような結論しか聞いていないんですが。  これはやはりある程度、もう社会的にほぼそれぞれの使命とか、それからそういう、国民の間にも、税理士さんはやっぱり納税のお手伝いを含めてやっていると、一方で公認会計士さんは大体企業の監査を...全文を見る
○峰崎直樹君 また是非、アメリカ流のやり方というのはキャッシュフロー会計みたいなことでしょうか。なかなか難しい問題なんで我々も勉強させていただきたいと思いますが。  これはやっぱり主税局になるんでしょうかね、法人税法における会計処理、いわゆる税務会計ですけれども、これも実は公正...全文を見る
○峰崎直樹君 ちょっとこれ質問入っておりませんが、例えばデリバディブ取引とか、先ほど言ったストックオプションとか、そういうものの位置付け、アメリカの場合はこれエンロンのときにもこれは簿外に、つまり帳簿外にあったわけですけれども、そういうものは、今のこの日本における確定決算主義とか...全文を見る
○峰崎直樹君 大分難しい問題のようですから、また私ども勉強したいと思いますが。  そこで、今度、公認会計士のさっき試験の問題で簿記の問題を私たちは非常に重視しているんですね。いわゆるエントリー段階、最初の段階でやっぱり簿記の問題は非常に重要だ、中間どころで監査だと、最後のところ...全文を見る
○峰崎直樹君 もう大分時間もなくなってまいりましたので、先ほど大塚委員も聞いていましたけれども、監査法人が監査とそれから非監査業務と、これを同時提供できないと、こういうふうに言われているんですが、改めて、非監査業務というのは具体的にはこれはどういうものが非監査業務なのかという、こ...全文を見る
○峰崎直樹君 いよいよ最後になるんですけれども、財務大臣もおられるんで両大臣にお聞きしたいんですが、この会計士法の改正によって、日本のいわゆる会計士のレベルといいますか、要するに、世界に誇る日本の会計士制度ができ上がってくる、また粉飾決算なんかはもう起きないだろうと、こういうふう...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。     ─────────────
○峰崎直樹君 ただいま議題となりました公認会計士法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  御承知のとおり、過日、りそなグループの経営危機が表面化し、金融危機対応会議が初めて開催されました。その過程では、監査法人、被監査企業...全文を見る
06月04日第156回国会 参議院 憲法調査会公聴会 第1号
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○峰崎直樹君 今日は四人の公述人の方ありがとうございました。  民主党・新緑風会の峰崎でございます。  そうですね、多岐にわたっているのでどこから入ろうかなと思っているんですが。  実は私は加藤公述人と同じように広島県に生まれ、そして育っておりまして、常々、原爆の問題とかそ...全文を見る
○峰崎直樹君 加藤公述人に、今、私、実は中国の方々も原爆が落ちたことはそれは正しかったと言っておられるんじゃないんですね、原爆の被害を受けたことに対するそれはもう大変なことだということは認めつつも、もう一方で加害者としての立場というもの、我々、ともすれば被害者としての意識はよく持...全文を見る
○峰崎直樹君 田中公述人にお伺いいたしますが、先ほど私が、中国の方々の、日本が加害者であったときの広島というのは、そこが基地になって、日清戦争の正に大本営が置かれたところなんですね。もっと歴史はいろいろと古く、さかのぼればいろいろあるんですが、近代以降、明治維新以降、この日本のい...全文を見る
○峰崎直樹君 例えば村山総理大臣の時代に村山談話というのを発表されているんですが、その中身については御存じですか。
○峰崎直樹君 いや、尾形公述人には聞いておりませんから。
○峰崎直樹君 決してこれ追及型で話しているんじゃないんですが。  実は、ある女性の衆議院議員で、どの党とは申しませんが、戦前の日本の軍国主義の時代に様々な、例えば従軍慰安婦の問題やあるいは様々な戦争中の出来事を指摘をされたときに、それは私のように戦後生まれの人間にとってみたら実...全文を見る
○峰崎直樹君 いや、明治以降でいいですよ。
○峰崎直樹君 特に第二次世界大戦がやっぱり一番大きいんですけれども。
○峰崎直樹君 拉致の問題は私も同じように考えておりますので、これからも国際社会にも訴えながら、また北朝鮮との交渉の中でやっていかなきゃいかぬ課題だと思っています。  さて、畠山公述人にお聞きしたいと思うんですが、ずっとお話を聞いていて、いわゆる脅威のありようが変わってきていると...全文を見る
○峰崎直樹君 それでは、ちょっと畠山公述人に引き続きお聞きしたいんですが、我々も、脅威の性格が大分変わってきて、今現在、有事法制が参議院に掛かっておりますけれども、かつての三矢作戦で大問題になってきたわけですけれども、あの当時のいわゆる仮想敵国、ソ連軍が北海道を中心にして上陸をし...全文を見る
○峰崎直樹君 尾形公述人に最後にお聞きしたいと思うんですが、今お話をお聞きして、戦争を体験されて、かなり悲痛なお叫びも私どもの耳に届いて、本当に貴重な体験あるいは貴重な御意見だというふうに思うんですが、今日、日本国憲法を取り巻く状況からすると、尾形公述人からすると、最近の国民の憲...全文を見る
○峰崎直樹君 そういうふうに理解していただいて結構です。
07月09日第156回国会 参議院 憲法調査会 第8号
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○峰崎直樹君 議論をかみ合わせた方がいいというか、今のお話を聞いて少し、今日は発言しないかなと思っていたんですが、少しお話をさせていただきたいと思いますが。  武見先生の見解というのは、誠に一貫している面が私は非常にあると思っております。また勉強もさせていただきたい、これからも...全文を見る
07月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございますが、冒頭、委員長、なぜ私が参考人としてお呼びした、政府参考人でありますが、高木金融庁長官はおいでにならなかったんでしょうか。
○峰崎直樹君 今日は、この問題をめぐって実は質問も事前に通告してまいりました。この問題を本当に国民の前で、今日は正にテレビが入っているわけですから、そのことを明らかにする義務があると思うんですよね、国会として。  それを理事会で一方的に協議調わずと、どなたが判断されたか私分かり...全文を見る
○峰崎直樹君 いやいや、そんなのできないんですから。速記止めてください。速記を止めてください。
○峰崎直樹君 国民の皆さんは、もしかしたら本当、冒頭いきなりですから分かりにくいかもしれませんが、皆さん、お手元に資料二というのがございますね。これは、高木金融、当時、高木監督局長ですが、金融庁の、今金融庁長官ですが、東京海上火災の当時の森副社長、森社長の方から金融庁に行かれて、...全文を見る
○峰崎直樹君 実は総理、金融問題についての最高責任者は総理なんですよ。お分かりですよね。(「じゃ、総理に聞けばいい」と呼ぶ者あり)ですから、もちろん総理にも聞きますよ。総理自身がそういう細かいことはできないから、それは当然事務方のトップである金融庁長官、当然必要になるはずなんじゃ...全文を見る
○峰崎直樹君 資産デフレが田中直毅さんは終わりつつあると言った。まあ、資産デフレが本当に終わりつつあるかどうか。むしろ私は、総理が資産デフレは終わりつつあるんだということを記者団の皆さんにおっしゃったんでしょう。総理自身がそういう判断をしたということなんですか。それとも、田中直毅...全文を見る
○峰崎直樹君 資産デフレ、特に言われるのは土地と株ですよね。この資産デフレというか、資産の価格というのは何によって決まると思われますか。
○峰崎直樹君 だんだん、昔の土地神話の時代と違って、もう土地はずっと上がり続けるものだというんじゃなくて、地価というのはどれだけのもうけがあるか、収益、それが現在価値に直してどのぐらいかという、ちょっと難しい言葉ですが、問題は利益が上がっているかどうかなんですよ。土地にしてもそう...全文を見る
○峰崎直樹君 じゃ、ちょっと財務大臣にお聞きしますよ、先にね。  今年度の税収欠陥、税収ですね、一月の段階で二兆五千億円税収不足があるということで補正を組みましたよね。そのときに、もう今度は税収の不足はないだろうと見込んだわけです。ふたを開けてみたら、三月三十一日に、何と、税収...全文を見る
○峰崎直樹君 私が聞いているのは、一月の段階でもう、あと二、三か月の先を見て、歳入欠陥はもう出ないという前提の下で税収を見積もったわけですね。また下がってきた。実態言いませんでしたけれども、法人税は下がっているんですよ。つまり、確かに経常利益では史上最高とか今年度も言っているけれ...全文を見る
○峰崎直樹君 私は、どうもこの今の株価の相場は、りそな銀行に一兆九千六百億円の税金を投入いたしましたね、その投入以降から実は株価が上がり始めているんですよ。あの税金の投入が本当に正しい政策だったのかどうか。むしろ私の、今の株価の、後で数字申し上げますが、実態を見ると、モラルハザー...全文を見る
○峰崎直樹君 株価の見方というのはもちろんいろんな見方があるのかもしれません。だけれども、データ的に見て、五十円以下になっている、例えば、こういう事例がブルームバーグというところの資料で見付かったんですけれども、一部上場メーカーだと思いますが、もう会社更生法の申請をしましたので企...全文を見る
○峰崎直樹君 たくさんお話を聞きたいことがあるんですが、りそなにその預金保険法一〇二条を適用する、その前段にこのりそな銀行の合併の承認をしていますよね、金融担当大臣。そうすると、そのとき千二百億円の追加融資も、資本増強もやっていますよね。それも承認している。その承認をしたいわゆる...全文を見る
○峰崎直樹君 しっかり審査をした。そして合併をするというときに、本当にこの銀行を合併して大丈夫だろうか。今お話しなさったこと、いろんな、三点か挙げられたけれども、結果的には、三月末に繰延税金資産の評価の問題で実は二%台になりました。これでは、一体、あの合併のときに認可をした監督官...全文を見る
○峰崎直樹君 株主の責任、それから今の行政の責任も私はあるんですけれども、本当にこの私たちの、これ三兆二千億円も、合わせて三兆二千億円という巨大な金額ですが、これ将来本当に返してもらえるんですね。その責任は、金融担当大臣である竹中さんは、これは当然責任を持っていますと、こうおっし...全文を見る
○峰崎直樹君 大分時間がもう午前中も迫ってきて、実は日銀総裁にお見えになって、来ていただきました。金利のお話もちょっとお聞きしたかったんですが、午前中ありました。  そこで、午後の形へとつなげるためにも、りそなの問題もまた引き続き本当はやりたいんですが、実は今、財政金融委員会で...全文を見る
○峰崎直樹君 日銀総裁、今日お見えになっていただいたのは、これはもう既に一回、金融審議会の第二部会で部会長が当時審議をしていただいています。一年前か二年前だったと思いますが。パブリックコメントを同じような内容でかけたんです。そのときにパブリックコメントをかけた結果はどうなったかと...全文を見る
○峰崎直樹君 午前中は終わります。
○峰崎直樹君 先ほど、生命保険の予定利率の引下げ法案の問題について触れたわけでありますが、実はこれに関連して今大変大きな問題になっているのは、この高木長官が局長時代に森副社長に圧力を掛けたという大きな問題です。これは金融庁の側からもこれは本物であると認めていただいた資料であります...全文を見る
○峰崎直樹君 これは違いますよ、今のお話を聞いていても。いわゆるマスコミに出ていることと知り得ている情報、監督局長ですから、当然のことながら、生命保険業界のソルベンシーマージン比率から、あるいは三利源の問題から、全部実はよく分かっているわけですよ。そうしたら、それを、いや雑誌にも...全文を見る
○峰崎直樹君 総理の前に。  これは、流布されていることと本人が知っているんですよ。当然のことながら、監督局長だからそれは知らなきゃ困るんですよ。知っている人が、いや、こうなんです、ああなんですということは、言われていること、マスコミで言っていることはまだ不確かなんですよ。不確...全文を見る
○峰崎直樹君 はっきりしませんね。いいですか。本人、今日来ていないんです、残念ながら。しかし、いずれにせよ正しいと言っているんです、これは。本物だというんで。  要するに、自分は国家公務員として知り得るんです。今、竹中大臣は、いや、それは雑誌でも言われているじゃないですかと。雑...全文を見る
○峰崎直樹君 説明がないんです。総理大臣、最高責任者はあなたなんですよ、金融庁長官の上にあるのは。大臣にはむしろ人事権すらないと言われているんですよ。総理大臣なんですよ。我々はそういう判断をしていますので、これは引き続き検討したいと思います。  そして、もう一つ、行政手続法の問...全文を見る
○峰崎直樹君 これは後で、関連質問をお許し願いたいと思うんですが、その前に委員長にお願いがございます。  どうしてもこの資料が本物である以上、この資料の前にやられている会談、それから森長官から、樋口会長との会談を、この記録を是非当委員会に提出していただくようお願いを申し上げまし...全文を見る
07月16日第156回国会 参議院 本会議 第40号
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○峰崎直樹君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました金融担当兼経済財政政策担当の国務大臣竹中平蔵君問責決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。  まず、決議案を朗読いたします。   本院は、国務大臣竹中平蔵君を問責する。    右決議する。  以上...全文を見る
07月24日第156回国会 参議院 財政金融委員会 第23号
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○峰崎直樹君 ただいま議題となりました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案について、反対の立場で討論をいたします。  一昨年十一月、我が党の強い反対にもかかわらず、銀行等の株式保有等の制限に関する法律が成立いたしました。にもかかわらず、一年半の間に、今...全文を見る
○峰崎直樹君 福井総裁以下、大変御苦労さまでございます。  約一時間でございますけれども、質問をさせていただきたいと思いますが、実は、昨日、日本銀行の総裁、「日本経済の将来の発展に向けて」ということできさらぎ会で講演なさった要旨がもう既にインターネットで閲覧することができました...全文を見る
○峰崎直樹君 非常に私自身も納得できる点がたくさんあったと思うんですが、私があえてそのことを申し上げたのも、先日ちょっと予算委員会で非常に中途半端に終わってしまったので、本当は日銀総裁にもいろいろ聞きたかった点なんですけれども、実は、フローのデフレとストックのデフレというふうに申...全文を見る
○峰崎直樹君 地域でいろんな企業の方々ですね、銀行の融資その他をずっとお聞きしていると、やっぱり圧倒的に土地担保でまだ、貸出し債権の担保というのがやっぱり圧倒的に土地なんですよね。そういう意味では、その地価がずっと、商業地も、それから住宅地も依然として一部の地域を除いてまだ下落し...全文を見る
○峰崎直樹君 その点、りそな銀行というのは、本当にこれは債務超過ではなかったのかというふうに私たち自身はこの間ずっとこの委員会等で、特に監査委員会、朝日監査法人が新日本監査法人とは違う、同時に監査をしていた監査法人がそういう認定をやはり一時期していたというふうに私たちはつかんでお...全文を見る
○峰崎直樹君 お話を聞いていて、私はブルーカラーとホワイトカラーとちょっと違うんじゃないかと思っているんですが、私は、実は私自身がブルーカラーの家庭で生まれましたので、また今おっしゃられたこと非常によく分かるんですが。  実は、ブルーカラーの労働者が重化学工業を中心にして労働組...全文を見る
○峰崎直樹君 財務大臣、長期金利が上昇されたとき、記者会見などの記録などを見ると、これは大変なことだわいと、こういうふうに何かちょっと感ずる、私が一方的に感じたのかもしれませんが、何せかんせこれだけ国債を大量発行しているわけですから、毎年、借換債で百四十兆円と。これは金利が上がり...全文を見る
○峰崎直樹君 一%程度だったらいいわなと、僕もそうだろうと思うんですよ。  たしか、毎年予算組まれるときに、国債の利率というのは二%ぐらいで、予定で組んでおられる。今年もそれで助かったんでしょう。税収不足、二回ほど。補正予算を組まれたときに、今度は間違いない、これだけの税収があ...全文を見る
○峰崎直樹君 ところで、七月九日に、財務大臣の方から福井日銀総裁と一度この問題で話してみたいということで会談をされたようなんですけれども、七月九日に福井総裁・塩川財務大臣会談というのは行われたんでしょうか。行われたとしたら、何時にどこで行われたんでしょうか。  ちょっと、これは...全文を見る
○峰崎直樹君 と言われています。九日の何時。
○峰崎直樹君 どこでやったか、マスコミがあれだからというので明らかにされないんですけれども、天下の財務大臣と日銀総裁ですから場所ぐらいは明らかにしてもいいんじゃないかなという感じはしますが、それ以上は私自身も追及するつもりはございませんが。  さて、そのときに、長期金利が上がっ...全文を見る
○峰崎直樹君 あったんですか。
○峰崎直樹君 総裁もそんな話だけだったんですか、それともオペの話なんかもされたんでしょうか。
○峰崎直樹君 大阪弁で話されたということになると、きっと阪神タイガースの話も話題になったのかなと思って、(「いやいや」と呼ぶ者あり)いえいえ、これは決して野球の話が、談義が悪いということじゃなくて、私は、実は景気は気からというのはよくおっしゃるんですけれども、決してそういうことで...全文を見る
○峰崎直樹君 一般的な景気動向の情報交換だけだったんですか。それとも、我々余り報道が十分なされていないんですが、私ども民主党、野党第一党ですけれども、よくIMFとか世界銀行の幹部の方、来られるんですよ。来られるたびごとに、実はインフレターゲットの話をよくされるんですよ。今、日本の...全文を見る
○峰崎直樹君 金融学会でそういう話をされたのは分かるんですが、そうではなくて、日銀の今取っている量的緩和の政策とか、介入に及ぶような、こうしろああしろという、昔、ルービンさんの後のサマーズさんなんというのは、比較的結構押し付けがましい何か対応を取られたというような話がありますが、...全文を見る
○峰崎直樹君 もしまたそういったことの内容がオープンにできるようであれば、どこかでやっていただければなと思いますが。  さてそこで、日銀のこれからの、いわゆるゼロ金利状態がずっともう続いているわけですけれども、たしか前回、日銀総裁とこの委員会でお話をさせていただいたときも、ゼロ...全文を見る
○峰崎直樹君 構造改革、これの最大の目的は資源を効率のいいところに配分していくということですよね。そうすると、効率がいいということは、当然のことながらそこで付加価値を高めていける分野にお金が回るということですね。それが付加価値の回らないところにまでどんどん進展しているんじゃないか...全文を見る
○峰崎直樹君 終わります。
09月26日第157回国会 参議院 憲法調査会 第1号
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○会長代理(峰崎直樹君) ただいまから憲法調査会を開会いたします。  野沢会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。  会長の辞任の件についてお諮りいたします。  野沢会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申出がございました。こ...全文を見る
○会長代理(峰崎直樹君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。  これより会長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○会長代理(峰崎直樹君) ただいまの武見君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○会長代理(峰崎直樹君) 御異議ないと認めます。  それでは、会長に上杉光弘君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔上杉光弘君会長席に着く〕