峰崎直樹
みねざきなおき
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月16日 | 第159回国会 参議院 予算委員会 第11号 議事録を見る | ○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございますが、是非これから、年金の問題ももちろん絡んでありますが、経済の問題を中心あるいは財政の問題を中心にしてお話をさせていただきたいと思うんですが。 今日は日銀総裁にもお見えいただいておりますが、最初に、今度の中期展望が出されているわ...全文を見る |
○峰崎直樹君 じゃ、竹中大臣にお聞きしますが、デフレかデフレでないかの判定は何によってするんですか。 私はこれまで、九五年の三月の時点で、早くから、これデフレじゃないですかと言っていました。当時、たしか経済企画庁長官は宮崎勇さんだったと思いますが、いやまだデフレではありません...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 どうも私は納得できませんね、その今のお話は。 従来の「改革と展望」の中には、GDPデフレーターを基準にしながら進めてきたわけですから、今回総合的にと言われても、じゃ、今度これが、あるときはCPIが上がったから、あるときはGDPデフレーターから、こういうある意味で...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 日本銀行としては、消費者物価指数というものを、安定的にゼロ以上に上がることだと、これがデフレからの脱却という指針だということで理解していいんでしょうか。 | ||
○峰崎直樹君 日本銀行としては、国民に分かりやすい、しかしデフレーターの指標もしっかり見ている。私は、やはりどうしてもCPIは海外要因というのが必ず入ってくると思うんですね。そうすると、どうしてもやはりその物価指数というものを見るときに、本当に需給ギャップが解消しているのかどうか...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 さてそこで、その中身を今ずっとこれから、先日はテレビが入っておりませんでしたが、大塚議員がいろいろと質問をいたしました。そこで、私も更に聞いてみたいわけでありますが、「改革と展望」、これ内閣府が作られました。この中で、二〇〇五年度から五年間、毎年六千億円ずつ負担増と...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 今のこの試算を、総理、お聞きになって、これはそれでいいと、そういう試算の前提でいいんだという判断でよろしいですか。 | ||
○峰崎直樹君 それでは、この試算を置いていると、この試算の是非の問題はちょっと横に置きましょう。問題は、これは必ず所得税、二〇〇五年度、二〇〇六年度、これは必ず所得税の減税をやるというこれは前提なんですね。これは確実におやりになるんですね。 これはどなたに聞きましょうか。財務...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 厚労大臣、いかがですか。この年金財源はこれで確実に担保された、確保されたというふうに理解してよろしいんですか。 | ||
○峰崎直樹君 あっ、そうだ、日銀総裁にもうちょっと聞きたいことあったんですが、もう私はこれで結構でございます。委員長、取り計らってください。 | ||
○峰崎直樹君 実はこの問題については大変な問題が私含まれているような気がするんです。 つまり、二兆五千億円の特別減税を元に戻すという話ですね。そうすると、この特別減税を戻すには、何かやっぱり特別減税やったときの条件があるわけですね。景気対策としてやった。さあ、これは来年度も引...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうするとですよ、まだ政府として決めていない、来年になったらデフレがまだ続いておった、再来年になってもまだデフレが続いていたと。そうすると、この所得税の減税、二〇〇五年度、二〇〇六年度やりますよということについては、全然これはある意味ではあれがないじゃないですか、い...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 価値があるとか、私さっぱり分からないんですよ。これから、もう保険料に関しては毎年一八・三〇ですか、それになるまで、二〇二二年まで続くんでしょう。今年の法案、恐らく年金改正法が出ると思うんでありますが、それが改正されたら、これまでは五年に一回ずつの改正が法案掛かってい...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 納得できないんですね。 別の角度から行きましょう。 なぜこの二兆五千億円の、サラリーマンの皆さん方、この方々だけから、いわゆるサラリーマンといいますか税を負担している方、所得税を払っている方々から、実はこれを上げて、それを年金財源に持っていくんでしょうかね。...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そこで、総理大臣、これちょっと質問しておりませんが、二兆五千億円所得税の特別減税、これを廃止をする、所得税で負担が重くなるんです。消費税でやれば今おっしゃったようにみんなで負担をするわけです。そうすると、総理が私の在任中は消費税を上げないんだということが、実は一握り...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 じゃ、所得税で負担をすることについては、いいんですか。 | ||
○峰崎直樹君 所得税以外にはどんなものがあるんですか。(発言する者あり)何だ、自分で答えたじゃない。 | ||
○峰崎直樹君 ちょっと三位一体出ましたので、ちょっと官房長官に、今日は一問だけで出ていただく、しかし、これ重要だと思ったんで、ちょっと今の話から離れちゃうんで、先に官房長官にお伺いします。 三位一体改革で、今年一兆円の補助金の移譲をやりましたですね、削減をやりました。残りは幾...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 官房長官、私、もうこれ以上聞くことありません、今ので、お話で。閣内不一致かなと思っていたものですから、これは重要だと思って実は確認しましたんで、結構でございます。改めてありがとうございました。 そこで、三位一体改革出たんで、いろんな問題、ちょっと「改革と展望」の...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 これから三年間、今までどおりやっていきますよと、こういうことですね。そうすると、私は、非常に一つ欠けているんじゃないかと思うんですよ。 交付税制度というものがなぜ肥大化したのか。交付税制度というものは、量的にどんどんどんどん削っていけば、これは交付税の改革になる...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 総務副大臣、もう少し地方自治体の気持ちを全部分かってやってくれないと困りますよ。 それと同時に、これは全国の、世界の分権化が進んだところと分権が余り進んでいないところを調べてみると、財政で非常に困っているところというのは、分権化が進んでいるところというのは余り財...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そこはもっと追及したいところなんですが、ちょっと人口の問題、行きたいと思います。 「改革と展望」の中で、私は非常に、先ほど内藤委員の少子化の問題についての中位推計の話が出ました。そこで、総理、ちょっとお聞きするんですが、フリーターという言葉、御存じでしょうか。 | ||
○峰崎直樹君 フリーターというのは、私の、今日手元に配りましたけれども、上の方に数字が出ていますので見ていただきたいんですが、五ページ目に、フリーターというのは今どのぐらい伸びているか。二〇〇一年に、数字が出ておりますが、これ四百十七万人。フリーターとは学生、主婦を除く若年層、三...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 実はこういうものが生まれてくるというのは、中学校卒業する、高校卒業する、大学を卒業する、その時点から実は問題出てくるわけですね。今、高等学校を卒業してどのぐらいの人が仕事にあり付けないんでしょうかね。これ文部大臣、ちょっとお尋ねしましょうか。 | ||
○峰崎直樹君 これは私は、一方的に企業経営者が悪いというふうには思わないんです。もちろん、企業経営者の中にはこの際とばかりいわゆる正規社員をリストラして、そしてフリーター、アルバイターやいろんな不安定労働者を雇い入れるということはあると思うんです。そういうことの行き過ぎもあると思...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 もう一つ、これ重大な問題があるのは、学力の低下というのがありませんか。ゆとり教育ということで、この間ずっと、随分進んできたと思うんです。労働力人口がどんどん少なくなっていく。そうすると、その少なくなった労働力がしっかり頑張ってもらわなきゃいけない。ところが、学力低下...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 今日は学力低下の問題をこれ以上はやりませんが、是非そこの、労働力の量だけでなくて今度は質が、量が減っていくんですから質を高めないといかぬわけですから、是非、そこの改革を進めなきゃいかぬなと思っているわけですが。 ちょっと、人口と経済成長の関係について、お手元の三...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 それじゃ、内閣府はこれ労働力人口の伸びだとか、そして労働力人口の伸びと同時にフリーターの比率は今後はどういうふうになっていくのか、就業率の変化はどうなっていくのかということについて、これはどういう見込みをしているのかだけちょっと、じゃ教えてください。 | ||
○峰崎直樹君 今の、私は見通しがより細かく聞く時間と余裕ありませんけれども、フリーターというのは、先日の日曜日の番組もそうでした。これからはますます増えて、そして今、組織労働、フリーターでない一般労働者といいますか、その労働者の比率が七対三とかなっているけれども、これは二十年、三...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 これは相当本腰というか、ある意味では総合的に対策を打たないと、その将来のある意味では我々の国を支えてくれる人材がこういう形でなっているわけですよ。ですから、教育の問題も、実はゆとり教育の問題のマイナス面を早く克服しないと大変だなというふうに思えてならないわけでありま...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 税金が抜けているんですよね。両方入れてもらわないと、それは社会保障負担率ですわ。社会保障の公的負担率だと私は思います。 そこで、これ、十一月二十八日、去年の経済財政諮問会議の議事録の中で、坂口大臣は、この年金保険料二〇%の場合の潜在的国民負担率は六三%と民間議員...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 国民負担率。 | ||
○峰崎直樹君 じゃ、今、後で調べてください。 内閣府は、これ、目標は五〇%なんでしょう、潜在的国民負担率は。私はそれは、必ずしもそれはいいと思わないけれども。そうすると、この五〇%以内ということの試算はできているんですか。 | ||
○峰崎直樹君 いいですよ、いいですよ。 | ||
○峰崎直樹君 いや、厚生労働大臣、ちょっと時間ないんで。おっしゃったこと分かっていますから。 それは竹中大臣、これ怠慢じゃないんですか。五〇%までに潜在的な負担率をとどめますよということで今、年金のいわゆる負担水準の問題が出てきたわけですよ。そのときに、この経済財政諮問会議で...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 あなたね、民間の方はもうこうやって出してきておられるわけですよ。そして、ああ、それですかと、それ、議論の台座になっているわけですよ。坂口大臣もそう答えているわけですよ。それが、いわゆる先の予見はいろいろ難しいからと。難しいけれども、いろんな予見を入れることによって将...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 一定額。 | ||
○峰崎直樹君 要するに、定額制にするというのは、いわゆる自営業者だと所得がなかなか正確に捕捉できない、そうなんでしょう。間違いないですね。今、うんとおっしゃっている。 そうしたら、今度、四分の一だ、半分だ、四分の三だといって免除制度入れていますけれども、そのときの基準は全部こ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 要するに、四分の一とか半分とか四分の三が入ってくるということは、要するに、定額でなくて結構だということを実はようやく認め始めたわけですよ。そうすれば、最初からこの所得比例年金を組み立てていってもこれは別に問題なかったわけじゃないですか。そういう意味で、取りやすいよう...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 今議論している、今議論している、本当にこれもう長い間議論しているんですよ。そんなにもう私は時間は待っておれないと思うんですね、この種のものは。我が党の場合は、特にスウェーデン型の、所得捕捉を正確にとらえなきゃいかぬということがありますので、是非そのインフラは早く整備...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 最後になりますが…… | ||
○峰崎直樹君 ええ、もう簡潔に言います。 いろいろ今日は、いわゆる人口の伸びだとか、あるいはいわゆるフリーターの増加だとか、このプライマリーバランスの黒字が二〇一三年というのはどう見ても達成できるとは思えない。そのことを申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。 | ||
03月24日 | 第159回国会 参議院 財政金融委員会 第5号 議事録を見る | ○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございますが、質問をさせていただきたいと思います。 残念なのは、竹中大臣も実はおられないということでございまして、また三位一体改革の問題では総務大臣にも御出席をいただきたかったんですが、今日は両副大臣に御出席ということなんで、極力財務大臣...全文を見る |
○峰崎直樹君 何かお聞きしていると非常に苦しい予算だということは、それはもう分かっておるわけであります。どうも、私はそこにもう意図がこういうところにあるんじゃないかと考えているんですが、この隠れ借金一兆六千五百五十四億円を、借金を公債でもって振り替えると、実質的な公債負担は三十八...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 いや、これは三十兆円枠を取っ払うときに、何かNTTのAタイプですか、Bタイプのお金を出してきて、へそくりがあったと。私、総理大臣に本会議で質問したんですよね、これなかったらどうするんだと。三十兆円枠を何とか守ってとおっしゃっているものだから、これなかったらどうしたん...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうしますと、これ三・二、二・一、二・四を足すと、全部でおおよそ八・五になりますか、八・六になりますか、七か。交付税のうちの半分ぐらいはもうこれはそういった、要するに将来約束をしている財源でこれは賄われていると、こう理解していいんですか。 | ||
○峰崎直樹君 いやいやいや、四十七兆円、基準財政需要額に、中の金額ですね。そうすると、この基準財政需要額の中でこれは、後年度これは負担しますよと、交付税で。そうすると、交付税の、入口ベースの交付税の中ではどのぐらいの割合を占めるんですか。入口ベースというのは、言うまでもなく国税五...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 ちょっと突っ掛かるようですが、そうすると、この七・八兆円、八兆円近いお金が、財源はこれは交付税としてその中に当然盛り込まれると。つまり、今年の、本年度は入口では十兆円で出口は十数兆円だと思いますが、その十数兆円の中にこのいわゆる七・八兆ですか、このいわゆる約束をして...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうすると、交付税の一六%ぐらいだというふうに理解するんですか、ということなんですか、ちょっと数字が。 要するに何が聞きたいかというと、要するに後年度負担していても硬直化しているもの、もっと言えばこれは第二補助金、要するに補助金に近いものになっているんじゃないか...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 いや、ちょっとこの議論続けても仕方ないので先に進みます。要するに、相当、今のお話で言えば十数%まで比率が高まっていると、こういうことですね、トータルとすれば、個々の自治体は別にしても。 さてそこで、このいわゆる地方債を発行してその後でと、こうなるわけでありますが...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 いや、そのとき一番大切なものというのは、やっぱり政府保証を付けているわけです。さっきから、交付税というのは国の税収の一定割合で基本的には決まっていますわね。それは予算措置としてずっと付いているわけですよ。そうすると、このいわゆる様々なもので事業をやるときに地方債を発...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 その問題、ちょっと竹中大臣いないので、少し突っ込みたかったんですが、そこをちょっと外しまして、ちょっと三位一体改革で、今年度、今年から所得譲与税というものが打ち出されましたよね。これは、将来、所得譲与税ということだから所得税から住民税に移そうとしているわけですね。今...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 じゃ、ちょっと総務省に今度お聞きするんですが、これは、言われているように、どうもこれは、あれでしょう、ちょっと後で間違っていたら教えてほしいんですが、今、住民税の税率は五、一〇、一三と、いわゆる税率区分になっていますよね。これを一〇%にしますよと。つまり、五%の税率...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 駄目ですよ、その程度じゃ。これはもう何年も前からやっているわけですから、それで一番、今地方が、特に私の住んでいる北海道のところは、この税源移譲に伴って今回所得譲与税になっただけでどのぐらい変わってくるのかということをみんなもう試算していますよね。 だから、私は、...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 それは国民に対して不親切というんですよ。それは、一定のそれは道と市町村との配分の比率だとか、それは今の比率使ったっていいですよ、それは。もういわゆる片山試案というのは出たわけじゃないですか、五・五兆円移譲しますということの案が。それで三兆円移るということなんでしょう...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 それは怠慢ですよ。現時点では出しません、やがて、後日出しますよって。 地方を回ってみて、この間も交付税の問題について、これから先どうなっていくんだろうねというのが地方の自治体の皆さん方の、将来像がよく分からない。それから、今お話ししたように、三位一体の中の税源移...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 こういった傾向になるんじゃないかというんじゃなくて、傾向は大体分かるんですよ、それはもう。東京都が独り勝ちするだろうなということはみんな地方にいる人は分かっているわけですよ。問題はそれを、そういうものに、どのぐらいの格差になって、それはどういうふうに解決していったら...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 実は、前から財務省の皆さんにお願いしていたのは、かなり、所得の格差の問題と、特にスーパーリッチと、こう言うと非常に高額な所得者、竹中大臣がおられたら是非ここでお聞きしたいと思ったのは、本当に我々はよく、竹中大臣なんかはいろんな経済の教科書の中で所得の高い方から要する...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そこで、目指す姿じゃないんですが、今所得税の税率を調べてみると、僕はかつて日本は結構累進課税きついと思っていたんですけれども、今、累進課税の段階数からいってもアメリカの方がむしろ高いんじゃないでしょうかね、総合所得という建前も取っていますけれども。たしか一番高いのは...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 相続税の前に遺産税というのがございましたですよね。ちょっとこれ質問しなかったので、場合によったらもう後ろの政府委員の方でもよろしいんですが、我が党の中で、遺産課税という形にして広げて、そして一定の社会保障財源に充てていくということはあり得ないかいと、こういう議論がち...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 いずれにしても、相続税、遺産税、いずれにしても大変資産税として重要なポイントではないかと思いますので、これからも是非検討していただきたいなというふうに思います。 そこで、余りもう時間もなくなってまいりましたが、今年度、高齢者から老年者控除を廃止し、公的年金控除を...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 いずれにしても、高齢者の方々は大変不満に思っていらっしゃるわけです。何で不満に思っているのかなと思って、ある程度我々も、高齢者に対する入口の段階において、年金課税というのは非課税ですよ、運用時も非課税ですよ、出口ベースでもほとんど課税されないじゃないですかと、こうい...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そこのところは是非、厚生労働省と実は財務省、総務省、この連携をよくやらないと、担当者に聞くと、えっ、そんなことになっていましたというふうに、実は分からなかったというような例がありまして、一体これは国として何を考えているんだといって高齢者からおしかりを受けたこともござ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 それだとまた元へ戻りませんか。地価税が入った以前に戻らないかということなんです。 要するに、ばらばらだったわけですよ。私がちょうど国会議員になったとき、九二年でしたけれども、その当時、地価税論議がちょうどもう真っ盛りでした。そのときに、銀座の一等地で、標準税率た...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 もう時間が来ているので最後にしますが、これはたしか諸外国でやっている、アメリカでたしかやっているというふうに私、聞いておりますので、特に国の場合はかなり規模がでかいですけれども、市町村の場合なんか、さっき言った固定資産税だとか、そういったところで減免措置を取っていま...全文を見る | ||
10月28日 | 第161回国会 参議院 財政金融委員会 第2号 議事録を見る | ○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎でございますが、この財政金融委員会での質問はやや半年ぶりぐらいになりまして、何だかぼけておりますので、もしかすると、とぼけた質問で、もう既にそういう論議は五月、六月ごろやっているよということかもしれません。お許しいただきたいと思います。 ま...全文を見る |
○峰崎直樹君 正に今地震の被災を、地震で大変な状況にあるということ、まだ現に余震がどんどん続いているということで、そういった方々に鼓舞する意味でも、それはもうできる限り早くやりますよ、もう政府としてやれることは何でもやりますと、こういうことをやはり政治家としてはメッセージを送って...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 是非、そういった意味で総裁の一挙手一投足というのは随分注目をされ、また監視もされていると思いますので、その点は是非警戒をしていただきたいなと思います。 そこで、先ほど愛知治郎委員も御指摘になりました、十月二十二日に財政制度審議会の合同部会というんですか、いろんな...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 今の時期が非常にいい時期であると、こうおっしゃったんですけれども、それはある意味では景気が非常に堅調に回復し始めてきたと。そうすると、今まではかなり景気が悪い、そのために財政の支出も余儀なくされていたと、これからは是非財政規律をこれから高めてくださいねと。これ、後で...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 更にこれは日銀報告を通じてまた議論がある場がありますので、そちらに譲りたいと思います。 財務大臣、今回日銀総裁に是非出席していただきたいというふうに判断されるに至った、あるいは、これまでもずっと日銀総裁には出てくれと言っていたんだけれども、たまたま今回できたのか...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 実はこの質問をずっとここでどうしてやっているかというと、アコードという言葉がございますですね。たしか一九五〇年ごろですか、たしかアコードが、アメリカの連銀と、FRBとそれから財務省との間で結ばれた協定というふうに聞いています。詳しくは大塚さんに前に一度聞いたことがあ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 私もこの分野では余り詳しくはないんですが、大塚議員から前にお話を聞いたときに、あのアコードというのは、いわゆる金融当局がマクロの金融政策をやる場合に、財政政策に従属した金利政策を取らない、そういう考え方だということ、これはそう確認してよろしいんでしょうか。 そし...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 それでは、この財政制度審議会の中で総裁は実はかなり多岐にわたってお話をなさっておりまして、これは日銀のホームページから取らせていただきました。つまり、財政制度審議会の議事録じゃなくて日銀から出されたわけでありますが、さてその中で、先ほど、今ちょっと私申し上げましたけ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 本当はここで少し、ゼロ金利政策が実はデフレを長引かせているんではないかという、そういう指摘をされることが多いんですね。私どもの民主党の場合も、できるだけこの金利がゼロであるという異常事態は早く直すべきだというふうに思っているんですが、今お話しなさったところによると、...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 これ、ちょっと長い歴史的なタームでちょっとお話をしてみたいんですが、バブルが発生する前に、一九八〇年代に正に日本の経済が成熟化したと言われているんですが、そのときに真っ先に駄目になっていった大手銀行というのは長信銀なんですね。興銀、まあ興銀の出身者もおられますから余...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 まだまだその議論をしていきたいんですが、日銀総裁、もうそろそろ時間、十一時半ぐらいまでということなんで、もう二点ほど日銀総裁にお聞きしたいんですが、このいわゆる財政制度審議会の記録を見てみますと、順調に国債がいわゆる消化をされている。リスクプレミアムも付いていないと...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 恐らくそう答えられるんじゃないかなと思っていたんですが、やはりまだこれから財政の信認をより強めていくと、こういうことで、実はその後、たくさんお話聞きたいと思ったんですが、かなり、いわゆる潜在成長率を高めていくためにもっと民間の力を進めなきゃいけないと、こうおっしゃっ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 総裁、ありがとうございました。大変お忙しい中を御出席ありがとうございました。 それでは、財務大臣、ちょっと金融不祥事に入る前に三位一体改革、あの郵政の問題ちょっとお聞きしようと思ったら時間ありませんので、三位一体改革のところで、最近はもう私のところにも随分批判が...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そういう話はもう何度も聞いているんですよ。問題は、じゃ交付税の将来像というのは、地方自治体、私、ずっと北海道回ってみて、将来像が見えないんだ、どこまでの水準を保障するんだ、どういう仕組みでするんだと。例えばあの中の、国税五税になっているけれども、あれを法人事業税の配...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 今日は予算委員会じゃないから、総務大臣がおられればそこでちょうちょうはっし、またやってもらいたいと思ったんですが、これは早く作らないとそれは無責任だと私は思いますよ。それは、そのことだけ申し上げておきたいと思います。 それじゃちょっと、もう二十分間という短い時間...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 つまり、調査をして、調査結果が分かったわけですね。そして、何でこの九月まで延びたんですか、なぜ。 それは、同じことは、UFJの告発でも同じなんです。UFJはどうだったんですか。検査をした日、そしてその通知、結果を通告した日、そして六月に一回やって、このたびまた告...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 どうして、今度の告発もそうですし、シティの処分もこんなに遅くなったんですか。その間、七月とか八月とか九月とかありますよね。 金融担当大臣、当時は竹中さんですけれども、アメリカへ行っていらっしゃるんです、その間ね。要するに、何か、処分を直ちにする前に、アメリカの方...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 ちょっとシティの問題についてしつこく聞きますが、この銀行は前にも一回同じようなことを、問題を起こしているでしょう、平成十三年に。そのときには何をやって、どういう行政処分を出して、それは一体守られていたのか守られていなかったのか、どうなんですか。 | ||
○峰崎直樹君 そうすると、前回の行政処分は何の役にも立っていなかったということですね。 | ||
○峰崎直樹君 そうすると、今度行政処分をして、二十二日に向こうからCEOが来て、いや、こうします、ああしますと言っているけれども、これは今度の行政処分で担保できるという保証はあるんですか。 | ||
○峰崎直樹君 要するに、二度目なんですよね。それは、二度目の分野のところだけはいわゆるもう免許停止にしたと。これはかなり重いものだと思いますけれどもね。 しかし、コンプライアンス、このいわゆるシティというののコンプライアンス体制というのは、ほとんど、前回やっていてまた同じこと...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 大臣、両大臣おられます、一人はもう弁護士さんですから。日本の経済司法というところはこの問題でいつも同じ問題を繰り返しているんじゃないんですか。つまり、行政上の処分をやってお仕置きはするけれども、しかし、これをいわゆる、何というんでしょうか、二度と起こさせないようにい...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 時間がもうほとんどなくなってきて、私は、やはりこういう機会に、もうこれで二度目ですよと、だから、その部門だけじゃなくて、部門の免許の取消しじゃなくて、そこの責任者をきちんと告発すると。それぐらいの姿勢をこれから変えていかないと、私は、やはりまたこういうことをしでかす...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 終わります。 | ||
11月11日 | 第161回国会 参議院 財政金融委員会 第5号 議事録を見る | ○峰崎直樹君 民主党・新緑風会の峰崎ですが、今日は主要にはコクドの問題、あるいはそれと非常に連関するんですが、読売新聞の日本テレビの株の偽装問題、これらについて、中心になって進めたいんですが、まず最初に、これは私も、証券取引法の改正に自分も参加をした一人としてやっぱり見逃せないこ...全文を見る |
○峰崎直樹君 かなり早口というか、細かいことをしゃべられたんで、後で議事録読まないと細かく分析できないんですが、私は、割と単純に言うと、要するに、UFJ銀行のところに七千億の優先株を入れて、その優先株に条件付けたわけですね。そして、UFJホールディングがこういう決議をしたら駄目で...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 今日は、これは、じゃ、商法がこの改正のときによく言われていたのは、この種類株主でこういう条件付けられるのは、非常にベンチャービジネスとかそういうものに限るべきだというような意見もあったやに聞いているんですが、そうすると、ある、こういう優先株を発行して、そういう種類株...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 恐らくUFJホールディングの方の株主が、恐らくそのUFJホールディングスが純粋持ち株会社ですから一〇〇%持っていると。そうすると、株主の責任を問うということがどこかでやはりもし問題だというふうに思っている株主がいれば指摘をされるんではないかと思いますが、これはまた別...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 それで、これを記者会見されたわけでありますよね。記者会見はコクドの堤会長さんと西武鉄道の小柳社長が記者会見された。これは新聞でしか、ちょっと紙上でしか私は分からないんですけれども、どうもそこでおっしゃっていることと現実との乖離があるんではないかと思うんですね。 ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 要するに、九月三十日と二週間前に知ったというのは、ちょうど十月十三日、発言、小柳さんのは符節が合っているんですけれども、そうではなくて、これは私どもが確かめようがないんで、今個別案件だから答えられないとおっしゃったんですが、八月中から、いやキユーピーだとか、いやキリ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 個別の案件だから答えられない答えられないといってこう続いていくと、さっぱり話が進まないんです。 そこで、今度は、本当はここを東京証券取引所に聞こうと思ったんですが、十月十四日に西武側に質問状を東京証券取引所から送付したと、こう書いてあります。これについて金融庁、...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 やっぱりこれは東京証券取引所から来てもらわないとここ分からないですね。これはいつまで、いつ処分をするのかというようなことも聞きたかったんですが、これは難しいようです。 そこで、ちょっと質問の趣旨を変えます。 実は、有価証券報告書の訂正によって、少なくとも過去...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 証取法は関係ないんですか。 | ||
○峰崎直樹君 法務省、商法上問題ないのかということを聞いているでしょう。 | ||
○峰崎直樹君 質問にちゃんとまともに答えてほしいんですよね。記載のミスがどういう責任かと言っているんじゃないんです。 要するに、五〇%を超えたらそれこそ、先ほど申し上げたように、その他関係会社から親会社に変わるわけでしょう。親会社に変わったら、何かいわゆる法制上やらなければい...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうじゃなくて、五〇%を切っていたから開示しなくてよかったんじゃないんですか、つまり、その他会社だから。親会社になったら、幾ら親会社は未上場の会社でもその会計はオープンにしなければいけないというのは、私、それを実は存在しているというふうに私が一方的に思っていたのかも...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうすると、法制度上は、法律上は、五〇%以下のその他関係会社から五〇%以上の会社に、親会社になっても、何にもこれは情報開示上の必要性というのは生じないということでよろしいわけですか。 | ||
○峰崎直樹君 その点、ちょっと私も法律全部ひっくり返してやったわけじゃないですから、またこれ確かめたいと思いますが、少なくとも、じゃ東京証券取引所の規則では、五割以上になった場合にはいわゆる親会社の情報も開示しなきゃいけないということは今おっしゃいましたですね。 そうすると、...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうすると、それはもう平成八年以前の上場会社であれば、そのあれには、規定には引っ掛からないと、だから五〇%を超えても情報開示しなくても結構だと、こういうことなんですか。 | ||
○峰崎直樹君 平成八年の改正でどういう意図で改正されたか分からないんですが、親会社が五〇%以上になった場合には開示しますよといったら、それは当然、その以前からさかのぼってやらないとこんなもの何の効果もないんじゃないんだろうかというふうに思えてならないんですが、これはやはり金融庁と...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 なぜ話するかというと、これはコクドだけじゃないですよ。新聞社も全部そうじゃないですか、これ。新聞社はたしかこれ非上場ですよね。未公開株、未公開だと思いますよ。だから読売新聞の日本テレビの株の問題について渡辺恒雄さんが持っていたと。いや、実はこれは名義に貸していただけ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 あなた、金融担当大臣ですから、そういう意味であれでしょう、証券市場の問題についても全部中に入っているわけでしょう。我々、日本版SECで金融等監視取引委員会を部にした方がいいと思っていますけれども、今でも入れているわけでしょう。証券市場ずっと監視しているわけで、そこの...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 今日、総務省から地方税の方の話聞きますが、おいでですね。税務局長、おいでになりますね。 地方税も、配当に対してはたしか二〇%時代の配当課税のときには五%でしたか、今も一〇%のところで配当課税について地方税の税、徴収していますよね。その点きちんと払われているんです...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうすると、個人名義になっていたという場合に、個人名義で源泉徴収しているけれども、この方が所得例えば一千万円以上だったら、これ申告所得になりますよね。そうすると、申告所得のところにこの個人名義の方のいわゆる配当課税分も配当所得も入れて、総務省の場合ですよ、地方税の場...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうすると、これは、今おっしゃいましたように個別自治体がやるわけです。これはたしか都道府県税だったと思うんですが、市町村も入っていましたですか、この課税が、税が配分される基準というのは。もし分かれば教えていただきたいんですが、多分、私、両方納まっていたと思うんですが...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうすると、総務省として、今はつかめないとしても、このいわゆる課税がきちんと行われていたかどうか。というのはですね、名義株ですから、名義株だけれども課税されているのは、多分名義のところに配当が行くはずですよ。そうすると、配当に対する課税が行われるわけですよ。 で...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 じゃ、その真実の、だれであろうと真実の払う人という、ちょっと正確に議事録つかんでないから分かりませんが、それはだれが判定するんですか。これはこの人がちゃんと、間違いなくこの人が持っている株だということはだれが判定するんですか。 | ||
○峰崎直樹君 いや、その調整の率は、やり方はそうなんだろうと思うんですが、そうすると、国税当局としては、これは名義株であるとか、これは元々、西武の株であると、コクドが持っている西武株だと、これはコクドではあるけれども実は個人の名義株だというような判断は一切しないと、こういうことで...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうすると、いわゆる名義貸しをしていた人がいたとしますね、千二百人おられたというんですよ。そうすると、その千二百人の方の中には、当然申告所得をしなきゃいけないわけですね。申告所得をするときに、その課税調書の中で、課税調書を作っておると。そうすると、課税調書の段階でこ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうすると、このいわゆる株の配当の源泉徴収されたものについて、本当にこれはこの人のものかどうかということの確認という作業は原則的にはやっていないと、こういうことなんですか。国税庁として。 | ||
○峰崎直樹君 いや、単純なことなんです。要するに、千二百人の名義貸しをされていた人がいたと。この一七%も持っていたわけですから、相当な株数持っていたわけですよ。そうすると、この株はこの人のものであるかどうかという確認をした上で税を徴収しているというわけではないんですねということを...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 いや、あの西武鉄道の具体例で今どうなっているかということをお聞きしているわけではないわけです。一般的に、この種配当課税の株の確認と、それからその問題については、じゃ定期的に、何年に一回かは調査に入っていると、こういう理解をしたんですけれども、それでよろしゅうございま...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 それと、実はこのコクドの問題と今回の読売新聞の日本テレビの関係なんですが、これも私どもよく分からない。やっぱり読売新聞社というのが非上場の会社です。これは新聞社は全部そういうふうになっているんだという話を聞きましたが、新聞社がなぜなってテレビ局がなぜならないのかって...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 私も、よくぞまあこんなことをおっしゃっているなということで、理解できないんです。ですから、当然、これ同じように、それは西武の堤さんをお呼びするんだったら、これはやはり読売新聞の渡辺恒雄、これは今社主、今何をなさっておる、元会長ですか、この方もやはりお呼びしないとこれ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 それで、この西武鉄道、あるいはコクドグループと、こういうふうに呼んでいいんでしょうか、この問題をめぐって、私たちは絶えず昔から、私、国会議員になったのが一九九二年ですけれども、その前後から法人税を払わない企業だと、こういうことがずっと言われていておりました。そういっ...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 平成二年か三年に通達が、私も読ませていただきました。どうもこの堤さんのそのやり方をずっと見ているとかなり、税制改正という動きをかなりよく知っていらっしゃるんじゃないかと、つまり先読みしながらどうもやっておられるんじゃないかというような疑いもなきにしもあらずなんです。...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 そうすると、要するに人事院で承認をされたものと限った場合には、今あった社外取締役だけだと。一件で、それ以外についてはないということなんですか。 | ||
○峰崎直樹君 金融庁の職員で、これは金融庁というのは、かなり昔だったらもう大蔵省、大蔵省時代は一緒ですから、あと金融庁とか、せっかくですから法務省、警察庁、こちらでそこら辺に天下りをされているという事例があれば報告をしていただいて、私の質問は終わりたいと思います。 | ||
○峰崎直樹君 分かりました。 以上です。 | ||
11月30日 | 第161回国会 参議院 財政金融委員会 第9号 議事録を見る | ○峰崎直樹君 今日は大変ありがとうございます。 私は、民主党の次の内閣で金融担当の大臣をやっております峰崎直樹でございます。 当委員会で参考人として出席いただいたことに感謝をしたいと思いますが、初めて恐らく外国人の方をお迎えした参考人の聴取だと思います。私の質問に対して、...全文を見る |
○峰崎直樹君 先ほど舛添委員の質問の中にもありましたけれども、行動規範、つまりマニュアル、コンプライアンスのマニュアルとかその行動規範は存在していたというふうにおっしゃいます。しかし、それではなぜそれが守られなかったのかという本当の原因のところはどのようにとらえていらっしゃるのか...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 重要なことだけ答えてください。 もう一回そこのところ確認します。 要するに、最高責任者の方針として、利潤追求よりもコンプライアンスを優先しなきゃ駄目ですよと、このことはその宣言の中に、あなたのマニュアルやあるいは行動規範の中にそのことは明確にしてきたんですか...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 とすれば、じゃ、質問続けますが、そうすると、そういうビジネスにおいてコンプライアンスは必ず大前提として守りなさいと言っておきながら、だれがそのところでこれを破っていったのかという、経営側の責任者は、責任はどこにあったのかということを、先ほどから聞いていると、いや、組...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 もっと端的に答えていただきたいんですが、要するに、コンプライアンスは非常に重要だから大前提になっていますよということを経営方針として出していて、それが実現をしなかったのは、経営陣の方に責任があるのか、それとも、つまりそのことをマネジメントで生かせなかった人に責任ある...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 全くかみ合わない質問をしているんで、ちょっとまた、じゃ質問の角度を変えます。 朝日新聞が発行しているアエラという雑誌がございます。そこでピーターソンさんはインタビューに応じておられます。その中に、このコンプライアンスの問題について、すべての部門で法令遵守の担当者...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 あのやり取りをしていますね。あれで、記者の方が質問したことに対して、逆にあなたは、あなたはというのはその質問している記者に対して、日本の銀行のプライベートバンキング部門で法令遵守が機能していると思いますかと、機能していないじゃないですか、日本のプライベート部門のほか...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 それはひどい話じゃないですか。週刊誌はもう翻訳されて出ているんです。出たときに、これが間違いだったら、なぜ間違いだということをこの週刊誌に抗議しなかったんですか、翻訳ミスですよと。 | ||
○峰崎直樹君 じゃ、これは間違いであったということを言っていらっしゃるんですね。 | ||
○峰崎直樹君 ごまかしたら駄目だと思うんですよ。これは大変重要なポイントをついているんですよ。つまり、日本のプライベート部門の、日本の邦銀もどこの銀行も同じようなことをやっているんだと。そうしたときに、あなたはこのプライベートバンキング部門、ああごめんなさい、コンプライアンスも含...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 余り尾ひれ羽ひれ付けないで端的に答えてください。 それで、もう責任の問題に移りますが、前統括在日代表のホワイトヘッドさんという方がおられたと思います。この方は三年前に他業禁止違反という業務停止命令を受けて、それをある意味では、直しますということを約束をしておきな...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 この人の、三年前のあの事件以降、一向に是正をしてこなかった責任は、シティとしてはどのように取ったんですか。端的に答えてください。 | ||
○峰崎直樹君 できなかった責任はどこにあるんですかと聞いているんです。何の答えにもなっていないですよ。チャールズ・プリンスさん呼びますよ。 | ||
○峰崎直樹君 じゃ、当時の経営者、その責任ある当事者は、こういう形になったことに対してどういう責任を取っているんですかということを聞いているわけです、この三年間で。処分あったんですか。 | ||
○峰崎直樹君 その処分を受けた方々の具体的なこの罪名とその処分の内容というのは後で明らかにしていただけませんか。 | ||
○峰崎直樹君 もう時間もありませんので、次の質問に移ります。 いわゆるマネーロンダリングをやっておられることについて、これは今イラクのアルカイダの問題について国際的にも大変重要な課題になって、我々も協力しているわけでありますが、このマネーロンダリングあるいはいわゆる口座を不正...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 これ、金融庁だけじゃなくて世間的に公開したらどうですか。 そして、時間も余りありませんので更に質問を続けますが、同じように政治家が、例えばそこに秘密口座を持っているとか、あるいは特定の集団、派閥だとかあるいは宗教団体だとか、そういうものがそういう匿名口座を持って...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 時間も余りもうなくなってまいりましたので、私自身の感想も含めて申し上げたいんですが、三年前にも同じような処分を受けている。そして、この間じゃそれをやっていたのかというと、やっていない。あるいはマネーロンダリングや今言った匿名口座を、暴力団に資金洗浄をやってやる。ある...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 あと少し時間ございますので細かい点をお聞きしたいんですが、金融庁が指摘をしているんですけれども、違法な収益があったと、こういうふうに言っているわけです。その違法な収益の金額はどのぐらいあったんでしょう。また、それについては、これをある意味では迷惑を掛けた顧客にお返し...全文を見る | ||
○峰崎直樹君 業務改善計画の中で、いわゆるチーフコンプライアンスオフィサーを選任中とあるんです。選任したんですか、まだ選任していないんですか。なぜ、選任していないとしたら、なぜ遅れたんですか。端的に短く答えてください。 | ||
○峰崎直樹君 最後になりますけれども、私は大変、こういう事態を見て、日本のやはり金融庁なめられているんではないかというふうに思えて仕方ないわけです。 最後に、こういう質問でピーターソンさんの見解を聞いて終わりたいと思いますが、前CEOの在日のホワイトヘッドさんは、聞くところに...全文を見る |