峯山昭範

みねやまあきのり



当選回数回

峯山昭範の1969年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第61回国会 参議院 本会議 第6号
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○峯山昭範君 私は公明党を代表して、昭和四十三年度補正予算二案について、総理並びに関係大臣に質問を行なうものであります。  総合予算主義が四十三年度予算の重要な柱であったことは、政府がかねがね主張してきたとおりであります。また今国会冒頭の大蔵大臣の財政演説の中で、昭和四十四年度...全文を見る
03月20日第61回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○峯山昭範君 外務大臣に質問いたします。初めてでありますので、わかりやすく答弁をお願いしたいと思います。  今回の外務省設置法の一部を改正する法律案につきまして、初めの、最近外国要人の国賓または公賓としての接遇及び在京大公使の接受等の事務がますます増加しているようでありますけれ...全文を見る
○峯山昭範君 ありがとうございました。もう少し簡単でけっこうでございます。  今回の儀典長の新設によりまして、この文章の中にもあるのですが、この儀典長が外務大臣に直属して、具体的に言いまして、高位の職ということになるのでありますけれども、どういうような権限を持つのか、簡単でけっ...全文を見る
○峯山昭範君 関連いたしまして、外務大臣は、ことしの秋に総理が訪米される前に訪米されるということを聞いておりますけれども、その時期ですけれども、時期はいつごろか、お伺いしたいのですが。
○峯山昭範君 簡単でけっこうですから、もう一回お願いしますが、六月の二日から何日ぐらいの予定でございますか。
○峯山昭範君 スケジュール等については、まだ詳細にきまってないと思いますが、この三日以外は、どういう方に会われる予定になっているか。また、その訪米の目的ですね。何をしに行くのか、わかりやすく端的にお願いしたいと思います。
○峯山昭範君 初めのあれ、答弁はなかったのですけれども、ロジャーズ以外の方と会われる予定はないのですね。——それからもう一つは、その会談の主たる目的は、やはり沖繩の問題が中心になるということでございますが、その沖繩の問題について、外務大臣は、どういうぐあいな決意をされているか。初...全文を見る
○峯山昭範君 国益に合致するような決意ということは、結局、国益ということから考えてみますと、沖繩の返還ということ以外にないと思うのですが、いかがでしょうか。
○峯山昭範君 ちょっとあれしますが、今度は、アメリカの極東担当の新国務次官補に任命されたマーシャル・グリーンが、現在駐インドネシア大使でありますが、来日されるということを聞いていますが、このグリーン大使の来日は、日本の招待によるものかどうか、この点お伺いします。
○峯山昭範君 短期間グリーン大使がこっちへお見えになるわけですけれども、日本に寄った場合、大臣は、大使と会談するつもりがあるのかどうか。もし会談するときは、日本側としてどのような話になるのか。そこら辺のところをひとつ聞かしていただきます。
○峯山昭範君 このグリーン氏が来ることによりまして、当然、その会談の内容等では、沖繩問題が中心になると思うのですけれども、沖繩返還の具体的な交渉の第一歩であると、こういうふうに見ている人もいるわけです。また、外務大臣が訪米するにあたりまして、その足がかりとなるのではないかと、こう...全文を見る
○峯山昭範君 それから、沖繩の基地のことについてちょっとだけお伺いしたいのですが、外務大臣の訪米を前にしまして、急に最近、佐藤総理が本土並み返還論を打ち出してきました。今日まで沖繩の基地につきましては、終始極東と日本の安全保障に果たす役割りを重視し、しかも本土並み基地では交渉すら...全文を見る
○峯山昭範君 佐藤総理は従来から、基地の態様については白紙だ、また、国際情勢の変化、それから軍事技術の進歩、それから世論の推移を見る、こういうぐあいに言ってまいりました。いま話ありましたけれども、現実に本土並みということがいろんなところで報道されております。今回確かに沖繩の返還に...全文を見る
○峯山昭範君 もう一つだけで終わりたいと思いますが、ということは、いまの三条件にどうも変化が見られたので、ちょっと言っている意味がわからないんですが、要するに国内のいろんな情勢、世論の動向、または国際情勢、軍事情勢もいろいろと変化している。だから総理の発言も多少は変わってきている...全文を見る
03月31日第61回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○峯山昭範君 私、北富士演習場の問題について伺いたいと思います。北富士演習場の林産物雑産補償金の支払いですけれども、昭和三十九年以降、三十一名の補償金の受給資格者が支払いが保留されているということを聞いているんですけれども、その理由を先に説明を願いたいと思います。簡単にお願いしま...全文を見る
○峯山昭範君 要するに三十一名の人がいまの組合に復帰しなければこの補償はやれない、こういうぐあいに聞こえるわけですけれども、もともとこの補償金はどういう性格の補償金なんですかね。
○峯山昭範君 自衛隊のそれは結局個人に対する補償ですね、基本的には。
○峯山昭範君 法人に支払わないというような何か法的根拠はあるのですか。
○峯山昭範君 要するに三十一名は委任を解除しているわけですね。その場合に、三十一名に対しては、当然個々に支払うか、または当然別個に支払うべきだと思うのですが、どうですか。
○峯山昭範君 三十九年以降相当日にちがたっているわけですけれども、円満を期するためといまおっしゃっていますけれども、具体的にどういうふうな手を打ったんですか。
○峯山昭範君 要するにそういうふうな外部の、県のほうとか、いろいろお願いをしておるのはわかりますけれども、実質問題として、三十一名の農家の皆さんが第一組合のほうへ入らないということは、なぜ入らないのか、そこは施設庁としてどう把握しているのですか。
○峯山昭範君 要するに今回のこの問題については、もう相当長期間にわたっておりますし、もう五年も前のことでありますし、零細な農民ということから考えてみますと、国が当然支払うべき金額が、お前たちがもともとの組合に入らないから悪いのだ、国が悪いことはないのだ、結局お前たちは分派行動する...全文を見る
○峯山昭範君 長官、こういうぐあいにして、過去五年間にわたりまして、要するに三十一世帯の人たちが組合から離れた関係で、感情的にはいろいろあったと思いますけれども、数百万円にわたるお金が、支払われないで国のほうで保管しておるということになっているわけですね。この際、実際のところ支払...全文を見る
○峯山昭範君 しっかり頼みます。  時間がございませんので、急いで少しずついきますけれども、指揮官心得ですか、長官が、前の衆議院の予算委員会ですか、あのとき私どものほうの矢野書記長からいろいろ質問いたしました、指揮官心得を着々と検討しておる、そういうような話があったわけですが、...全文を見る
○峯山昭範君 ずいぶん長官、この間のときは着々でしたが、今度は近々となりましたので、ずいぶん早くできそうですけれども、ちょっとお伺いしたいのですが、自衛隊が出動する場合、どういうふうな出動があるか、ちょっと簡単に教えてもらいたいのですが。
○峯山昭範君 そのうち武器を持って出動するであろうと思われる出動はどういうときですか。
○峯山昭範君 その二つですね。
○峯山昭範君 そうすると、当然自衛隊の皆さんが武器を持って出動する場合には、なぜ、どういう理由で武器を持って行くのだ、こういう事態のときにこうして持って行くということがはっきりきまってないと、自衛隊の皆さんも実際問題として困ると思います。そういうふうな意味でも、当然指揮官心得なん...全文を見る
○峯山昭範君 先ほど覚え書き、申し合わせ書というものがあるということですけれども、それを一ぺん資料としていただけませんか。
○峯山昭範君 時間がないからあとで資料としていただきます。  それから実際問題として、たとえばそれぞれの幹部がお互いに話をして、話し合ってきめるが、そういうふうなきめ方では、実際問題としてほんとうにいろいろな問題が一ぱい起きてくると思います。個人的な考えの相違もありますし、そう...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、現在はないのですか。要するにそういうふうな申し合わせとか、こういうものしか現在はないわけですか。
○峯山昭範君 ちょっとあれしますけれども、先ほどの自衛隊の出動、いわゆる武器を持って出動するいわゆる防衛出動、治安出動以外に、実際問題として、たとえばこの間金沢の飛行機の墜落の事故がありました。あのときにカービン銃を持って出ましたが、あれは何ですか、何によってああいうふうになった...全文を見る
○峯山昭範君 要するに自衛隊の墜落事故で、警戒とか何とか言いましても、ほんとういえば火事で燃えているわけですから、あんなときにカービン銃なんか持って出たって何にもならないわけです。私は決してそのこと自体をとがめているのでなくて、自衛隊の皆さんもかわいそうでしょう。あんなときカービ...全文を見る
○峯山昭範君 時間があまりないそうですから。要するにあのときは長官は夜着いたんですよ。それで実際問題その現場を見ていないわけです、カービン銃の。ですから、こういうのはとにかくただ簡単に拳銃を二人持っていたとか、そんな簡単なものではない。現地の人はものすごく怒っていますよ。ですから...全文を見る
04月10日第61回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○峯山昭範君 日中覚え書き貿易の日本代表としまして古井さんが二カ月近くの交渉を終えまして、昨日帰国したわけでありますけれども、その覚え書き貿易の概況と、それから結果について、大臣の見解を初めに伺いたいと思います。
○峯山昭範君 まだ正式に報告を受けていらっしゃらないようでありますけれども、しかし、昨日からマスコミ機関も相当報道いたしておりますし、いろいろと重大な問題が相当あるようであります。特に中国の周恩来総理は、この覚え書き貿易協定の会談コミュニケを、日本政府は内政干渉だと、こういうよう...全文を見る
○峯山昭範君 しかし、あの古井さんの手記ですか、こういうものが新聞等に掲載されておりますけれども、これを読みましても、将来日中貿易を拡大していくには、どうしても二つの山を越えなきゃいけない。二つの山というのは、要するに安保と台湾の問題を除いては取り組むわけにはいかない。この安保と...全文を見る
○峯山昭範君 話はよくわかるんですけれども、こういうような政治的な問題が相当からんでまいりましたし、いま大臣もおっしゃるように、政治的制約の中でくふうをこらしていくのが私の任務だと、こういうふうにいまおっしゃいましたけれども、今後の日中貿易については相当問題もあると思うんです。そ...全文を見る
○峯山昭範君 昨日の古井さんのラジオでの話を聞いておりましても、日本代表として行った私たちの考え方というか態度というものが相当甘かった、初めそういうぐあいに思ったと、現実におっしゃっておりましたけれども、大臣のいまのお話を聞いておりましても、確かにやはり相当先方の考え方というもの...全文を見る
○峯山昭範君 今回の覚え書き貿易によりまして、自民党の内部にもいろいろと相当批判の声やらいろいろあるようでありますけれども、いずれにしましても、古井さんの二カ月余による努力によりまして、ようやく日中両国間のいわゆるパイプが、細いながらでもありますけれども、つながったわけであります...全文を見る
04月24日第61回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○峯山昭範君 今回の総定員法につきましては、相当重要な法案でもありますので私も十分審査の時間をいただきたいと思います。それで、きょうもどうも審査の時間もだんだんおくれまして、これから何時までやる予定かわかりませんけれども、実は私も質問することは全部で五項目にまとめております。大体...全文を見る
○峯山昭範君 いま大臣の話をお伺いしまして、臨調答申のこの意見を尊重して、そうしてできるだけ実施したい、そういうふうなことでございますけれども、現実の問題としてこの臨調答申が出てずいぶんになるわけでありますけれども、現在までに具体的にどういうふうなものが実現されたか、この点につい...全文を見る
○峯山昭範君 いまいろいろお伺いしましたけれども、結局は各省の権限拡充、そういうふうなものを伴うものしか実施されていない。非常に大きな問題であるところのたとえば地方事務官の問題とか、そういうふうな問題についてはまだ実際手をつけておられないようであります。こういうふうな問題、実際の...全文を見る
○峯山昭範君 それは昨年の二月、臨調答申がどうもうまくいかなくなって行き詰まったということでしょうけれども、行政改革についてどういうぐあいに推進していくかということについて、昨年の二月二日ですか、閣議決定いたしましたですね。あの閣議決定の内容について概略御説明を願います。
○峯山昭範君 結局あれですね。これは臨調答申とは全く変わった形で各省庁に行政改革案を出させると、そういうことであったと思うのですけれども、私はこの閣議決定に基づいて各省庁の行政改革の計画を六月の末までに出せということで実際にしてきたと思うのですけれども、これに基づいて行政改革三カ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題については、昨年の八月にも一回やったことがあるのですけれども、要するに臨調答申と各省庁から出てきたものとは全然開きがあった。行政改革なんてものじゃない。とにかく各省庁のいわゆる自分の思うままに、それこそかってなもので、全く臨調答申とはかけ離れたものであると、...全文を見る
○峯山昭範君 初めに、私は大臣に質問するのはきょう初めてです。もう長い間待っておりました。ですから、毎度申し上げましてなんて言わないで、きょう初めてですから、そのつもりで答弁をお願いしたいと思います。  ちょっと進みますけれも、この行政改革三カ年計画、これは昨年の十月に決定して...全文を見る
○峯山昭範君 いろいろ説明ございましたけれども、その中の一つだけ、許認可関係で、一万一千件のうち千三百八十三件が整理の対象になっている、そういうような話でございましたけれども、臨調答申で指摘した分がございますね。そのうち何件が処理されて、それでいま計画に入っているのは何件で、未処...全文を見る
○峯山昭範君 現実にはまだ百四十五件残っているということを知っておいてもらいたいと思います。  それで、相当第一次計画より進んでいるという話でありますけれども、現実には、私の知っている範囲では、三カ年計画の第二次案というのは十二月中に出す予定であったと、こういうように聞いている...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に入りますけれども、行政監理委員会のことについてちょっとお伺いしたいのでありますが、行政監理委員会は臨調答申によってできたと聞いておりますけれども、そうですが。
○峯山昭範君 実はここに行政監理委員会のことについてちょっと書いてあるので、読んでみますので、大臣の答弁をいただきたいのですが、「行政改革は、財界と自民党と官僚がナレ合ったまま、政府はいつまでも手をつけようとせず、表面的なゼスチュアだけでごまかされている。」、これは行政監理委員の...全文を見る
○峯山昭範君 大臣はないとおっしゃいますけれども、しかしせっかく行監の内部の方がこういうふうに書いていらっしゃるわけですから、全然ないのじゃなくて、ずいぶんあるのじゃないかと思うのです。またこんなことも書いてあるのです。「私は、国民の力で第二の臨時行政調査会を作り、臨時行政調査会...全文を見る
○峯山昭範君 大体こういうふうな臨調答申を当然行政改革の基本にする、そういうふうな姿勢をつくりながら、そのあと臨調答申と全然関係のないことばかりさんざんやって、一局一省庁削減にしましても、五%削減にしましても、かんなで削るようなやり方でやって、しかもそういうようなちゃんとした基本...全文を見る
○峯山昭範君 それで、時間にも制限があるそうですから、総務長官がお見えになりましたので、今回総定員法の提案にあたりまして、政府はその提案理由の一つに、行政の能率化ということをうたっておられるわけでありますけれども、結局能率化という以上は、そこに働く人の労働条件といいますか、労働環...全文を見る
○峯山昭範君 従来からこの公務員労働者の労働問題、特に使用者としての政府の熱意がないと、熱意が乏しいということが非常にいつも問題になっております。今回もかかる観点から、総定員法に関連しまして公務員労働者の給与問題、それから労働基本権の問題についてきょうはお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○峯山昭範君 この給与の問題につきまして、ことしから給与改善として計上されたようにお伺いしたわけでありますけれども、この点については、ちょっと政府は態度が一貫していないように私は思うのですけれども、従来、国会の答弁では、財政法または会計法の立場から、予備費にそういうふうなものは含...全文を見る
○峯山昭範君 ことしは、給与改善費というのは総額で幾ら見積もられておられますか。
○峯山昭範君 予備費の中には幾ら組んでいるかということはわからないと思うのですけれども、実際問題として、現在見込んでいるその改善費で公務員給与を完全実施できるかどうか、私は疑問だと思うのですけれども、そろそろ春闘の早場も出てまいりますし、人事院勧告も実際のところ大幅が予想されるわ...全文を見る
○峯山昭範君 総裁、去年より少ないということは私はないと思うのですけれども、長官、去年と同額に出た場合でも、要するに予備費がどのくらい見込んでいるかわかりませんけれども、この給与改善費だけでは完全実施できないと思うんです。昨年並みでもね、それが一つと、もう一つは五%の基礎ですね、...全文を見る
○峯山昭範君 昨年の実績が七月ということは、ことしも七月からすると、そういうことですか、長官。
○峯山昭範君 もうこれ以上申し上げませんけれども、まだ勧告も出ておりませんし、まさか七月実施せいという勧告が出ないと思いますけれども、しかし五%なんというここら辺の数字も問題はありますし、こういうことは結局人事院勧告に、何となく、ことしはこれだけにしたらええぞと、こう言って何だか...全文を見る
○峯山昭範君 そう言わななりませんでしょうな。ことしは——去年は初めから非常に総合予算主義というのがさんざん言われて、総合予算主義のたてまえで、完全実施できないということを私ども何回も聞いたんですけれども、ことしはどうも総合予算主義というのはあまり言わないですけれども、しかし、も...全文を見る
○峯山昭範君 善意に解釈すれば、おそくとも来年は完全実施するということは、裏返して言えばことしは完全実施しない。こういうことになるわけですけれども、どうか、私はこれ以上言いませんけれども、完全実施されるように極力つとめていただきたい。これを要望して、この点については終わります。 ...全文を見る
○峯山昭範君 総裁、この人事院設置の意義といいますか、勧告の意義でございますけれども、これは労働基本権を奪う代償処置として、私は、人事院勧告があるんだと、こう思っておりますけれども、いかがでしょう。
○峯山昭範君 そういうわけですね。長官、またILO八十七号条約をめぐるあのドライヤー報告というのがございましたね。ドライヤー報告の中にも、代償処置は十分にすべきである、そういうことがあります。また臨調答申の中にも、基本的に官公労働者に労働基本権を与えるべきである、そういう文章があ...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、先ほど大臣が言われましたけれども、第二次公務員制度審議会ですけれども、この審議会で、労働基本権に関する問題についていま審議を進めていると、そういうぐあいに聞いた次第でありますけれども、昨年の暮れもお伺いしましたけれども、その進捗状況並びに今後の審議予定等に...全文を見る
○峯山昭範君 これについてさらにお伺いしたいのですが、この公務員制度審議会の委員の中から、最近は、警察官に対しても団結権を認めるべきではないか、こういうふうな意見が出ているということを聞いたのですけれども、御存じですか。
○峯山昭範君 そうすると、いまちょうど労働基本権の審査を審議会でやっているわけでありますけれども、この四月二日に都教組の事件の判決が行なわれたわけでありまして、これは労働関係の基本に関する重大な判決である、労働基本権を認めよという判決でありますので、私たちは重大な判決であると思っ...全文を見る
○峯山昭範君 いろいろと話を聞いておりましても、この二つの裁判の最高裁の結果についてはまだ十分なあれがないようでありますけれども、いずれにしましても、戦後政府は官公労働者の労働基本権というものをいわゆる一方的に奪ったまま、それこそ、低賃金、首切り、合理化なんというとおこられるかも...全文を見る
○峯山昭範君 わかりました。実はまだお伺いしたいことがたくさんあるのですけれども、あとこの次に譲りたいと思いますが、いずれにしましても、労働基本権の問題については、これから当委員会の答弁、たびたび検討はまたされると思いますけれども、いずれにしても、最高裁の判決並びに全逓中郵事件、...全文を見る
05月15日第61回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○峯山昭範君 私は先般の委員会ですでにもうある程度質問をいたしましたけれども、きょうは一時間半の時間をいただきまして質問したいと思います。  すでに衆議院の内閣委員会でも、また民社党の見解に対する回答、さらには本委員会で長官より種々答弁がございましたけれども、いわゆる今回の総定...全文を見る
○峯山昭範君 どうも抽象的でわかりにくいのですけれども、配置転換については当然、交渉事項であるというふうに私は思うのですけれども、本人に対して強制的な配置転換は行なわない、本人の希望を聞くということですね。  それからもう一つは、本人が拒否権を持っているかどうかということ、この...全文を見る
○峯山昭範君 人事院にお伺いします。人事院並びに内閣法制局では、配置転換の基準等につきまして、国家公務員法の百八条の五ですか、その中の「その他の勤務条件」という、「その他の勤務条件」にいわゆる配置転換等が入ると、該当するものである、しかも、それが交渉事項であると、こういうぐあいに...全文を見る
○峯山昭範君 人事院のほうはわかりませんね。——それじゃ大臣、国家公務員法の第百八条の五にいういわゆる交渉事項の中の「その他の勤務条件」という中に配置転換は入ると思うのですが、いかがですか。
○峯山昭範君 それでは関連しまして質問しますけれども、ILO八十七号条約の批准に伴いまして、国家公務員法の改正の際、新たに国家公務員法第百八条の五の第三項というのがつけ加えられると思うのですけれども、これは要するに、「国の事務の管理及び運営に関する事項は、交渉の対象とすることがで...全文を見る
○峯山昭範君 人事院のほうですか。それじゃこの問題はちょっと飛ばします。いずれにしましてもこの問題は、国家公務員法第百八条ですか、第百八条の五そのもの自体の中に、要するに団体交渉権は拒否する、交渉の対象とならないということと、なると二つあるわけです。その中にいずれに、いわゆる配置...全文を見る
○峯山昭範君 要するに総裁が出ない場合はそのかわりの人といっておるわけですから、ちゃんとしてもらいたいですね、ほんとうに。  それじゃあ次に、配置転換並びにこういうような問題については、当然現在、組合側とも種々交渉はされていると思います。それで具体的に私はここで進めていきたいと...全文を見る
○峯山昭範君 それではいわゆる行政措置要求並びに不利益処分、両方合わせて四千二百五十五件ですね。このうち配置転換に関する分が五十二件あるそうですが、配置転換に関する分の中で、すでにもう処置が終わった分には概略どういうようなものがあるか、それから現在審査中のものは一体どういうふうな...全文を見る
○峯山昭範君 もう一回お伺いしますけれども、まだ未処理の分の中で一番古いのはいつごろからの分がありますか。
○峯山昭範君 そうすると、四十一年から四年間も決着はついてないわけですけれども、この長い間決着ついてないゆえん、組合員はそのまま不当労働行為ならそのままで、そういう態勢のままで過ごしているわけですけれども、なぜ早く結論が出ないのか、そこら辺のことについてお伺いします。
○峯山昭範君 もう一回お伺いしますけれども、こういうふうな問題が起きた根源ですけれども、今回総定員法がきまりまして、配置転換については本人の希望を聞く、また本人に拒否権を持たせるというようなことを私たちは主張しているわけでありますけれども、要するにこういうふうな配置転換に関連して...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっとあれですけれども、労働基本権を保障すべきであろうというような、こういうふうな考え方は、すでに先般からのドライヤー報告によりましても、また臨調答申の中にも出てまいりますし、そのほか最近の裁判のあれであります全逓中郵事件とか、または都教組事件、ああいうものの中に...全文を見る
○峯山昭範君 すでにいまの大臣の答弁であれですけれども、公務員制度審議会もすでにスタートをしておりますし、審議会でもこの労働基本権のことについてすでに検討しておるように聞いております。どうか早急に結論を出して、一日も早く正常な労使関係を保っていけるように努力してもらいたいと思いま...全文を見る
○峯山昭範君 概略でけっこうです。大きなものだけでけっこうです。
○峯山昭範君 先ほど長官よりも、要するにみずから範を示したものであると、そういうような答弁がございましたけれども、私はもう一歩突っこみまして、行政管理庁のいわゆる具体的に昭和四十三年度に何人、四十四年度に何人というように、具体的に員数を、人間の削減を教えてもらいたいと思います。そ...全文を見る
○峯山昭範君 もう一つ、これからの予定をお願いいたします。
○峯山昭範君 それじゃもう一つ聞いておきたいんですが、行政監察局のほうは、特に各都道府県にあるわけでありますが、各都道府県の監察局の定員は大体どのくらいになっているか、具体的に岡内さん担当だった中央関係でもけっこうですから、それぞれの地方の監察局は何名ずつになっているか、お伺いし...全文を見る
○峯山昭範君 私はきょうは監察局についてちょっと問題にしていきたいと思うんですけれども、いまお伺いしますと、地方の監察局では局長以下二十名ないし十九名のところがずいぶんあるわけです。そういうふうなところもやはり定員の削減をしているのかどうか。また削減しても仕事やっていけるのか、実...全文を見る
○峯山昭範君 じゃもう一回具体的に聞きますけれども、十九名、二十名の定員のところも削減になったのですか。
○峯山昭範君 それではお伺いしますけれども、地方監察局の行なう業務の範囲、それから仕事の事務量ですね、それから昭和四十三年度はどういうふうな事務量であり、いわゆる状況であったか。また、局により多少の違いはあるかもしれませんけれども、その概要について説明をしてもらいたいと思います。...全文を見る
○峯山昭範君 私は、二十人足らずのところでそれだけの事務量を処理していくのは相当たいへんなのじゃないか、こういうふうに思うのです。現実に行政監察それだけ見てみましても、管区及びそれから地方ですね、そういうぐあいにいろいろ分かれておりますけれども、実際問題として、監察業務に万全を期...全文を見る
○峯山昭範君 この行政監察につきまして、中央、それから地方、それから管区ですか、その三段階の問題について、何か昨年の暮れ全国の監察局長会議があって、そのことが取り上げられて問題になったということを聞いていますけれども、この点いかがですか。
○峯山昭範君 それじゃもう少し内容に入りたいと思いますけれども、この地方監察につきましては、先ほどからお話がありましたように、非常に少ない人数で、しかも中央から指示があるところの計画監察、それから地方計画監察、並びに重要事項の報告とか、または行政相談等、たくさんのいろんな問題をか...全文を見る
○峯山昭範君 いまのは中央監察ですけれども、地方でやる監察はどうなんですか。
○峯山昭範君 実際問題ですね、監察官がまとめた膨大な調査結果というのは、私はいまの答弁だけではどうも得心がいかないのですけれども、現実には地方の監察官がまとめた膨大な資料というのは、ほんとうはいまお話がございましたように、地方から管区、中央と、こう処理されていくに従って、だんだん...全文を見る
○峯山昭範君 地方の特異性で載らないことがあるというのですが、たとえば具体的にどんなのがありますか。
○峯山昭範君 まことにことばじりをとらえて悪いのですけれども、私は、そういうふうなたとえば開拓をする場合でも、大阪においてはこういうふうな事例があったと、当然全国にもこんなことがあってはならないと、そういう意味で監察をするわけですし、そういうふうなのは一つも地方的なもの、ローカル...全文を見る
○峯山昭範君 その監察の結果につきましては、当然長官に報告して、長官から各省大臣並びに関係当局に報告が行なわれると私は思うのですけれども、監察の結果が十分に実施されているかどうか、これは非常に大事な問題だと私は思うのです。一度監察した事項について、もう勧告をしっぱなしというのでな...全文を見る
○峯山昭範君 じゃ地方監察についてちょっとお伺いいたしたいのですけれども、地方の監察局長は、関係機関一般に監察を行なうことができるのかどうか。その勧告ができる根拠は一体何によってできるのか。そこら辺のところについてお伺いいたしたいと思います。
○峯山昭範君 その訓令についてお伺いしたいのですけれども、地方監察について勧告することができるけれども、従来からその例はない。通常は地方行政監察局は、いわゆる地方支分部局、いわゆる地方の行政団体に対して改善の所見を提示して改善を促しておる、こういうふうに監察局で発行しておる業務に...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ要するに、いま帳簿のつけ方とおっしゃっておりますけれども、帳簿のつけ方みたいな簡単なことが、帳簿のつけ方でも、これは非常に国の予算を使う、何億という、帳簿のつけ方一つによってこれはおかしくなるのです。所見じゃなくて勧告のような重要な、がっちりやらなくてはいけ...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、行政相談のことについてちょっと二、三聞いておきたいと思います。  特に監察局では行政相談業務を行なっているように聞いておりますけれども、最近の受付件数とその趨勢について伺いたいと思います。
○峯山昭範君 現在各地に行政相談委員というのを置かれているように私は聞いておりますのですが、その行政相談委員の人数は現在全部で何人いるのか。そしてその行政相談委員の受付件数ですね、どの程度なのか。それでまた行政相談委員が受け付ける数も、要するに最高一人でどのくらい受け付けているの...全文を見る
○峯山昭範君 行政相談の事務ですね、相当国の重要な、それぞれのいわゆる地方の声もこういうところに私は反映されると思うのでありますが、行政相談委員が全体の八五%の受付をするわけです。局、いわゆる公務員の皆さん方が受け付ける件数より数倍の開きがあるわけです。そこで非常に重大になってく...全文を見る
○峯山昭範君 その委員の職業別内訳というのはわかりますか。
○峯山昭範君 もう一つ、年齢別内訳わかりますか。
○峯山昭範君 これは非常に大事な問題でございますのでお伺いしたいのですが、どちらにしましても、行政相談委員というのは国民の大部分の人に知られていないと思うのです。私はPR不足もあると思うのですが、現実のいろいろ調べましたところによりますと、土地の有力者が大体委員になっている、しか...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一つ聞いておきたいのでありますが、この行政相談委員の地位を、いわゆる政党または政治活動に利用するような人がいるやに私は聞いてるわけです。こういうようなことはいままでの中で、いわゆるそういうふうに政治活動に片寄ってしまって利用して介入したということは、私は...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一つ。この行政相談委員には私は正式の報酬は支払われてないと、こういうぐあいに聞いておるのですが、現実に一年間に二百件もの行政相談を受け付けるということになると、これは相当の実費もたくさん要ると思うのですが、これについては現在どういうぐあいになっておるのか...全文を見る
○峯山昭範君 年間に四千百円、これはもらったにしても、二百件やってる人は、一件で二十一円ぐらいにしかならぬわけですね。実際問題、実費弁償といいましても、これは相当足りないと思うのですけれども、ここら辺のところはどういうように考えておるのですか。
○峯山昭範君 これは私言いたいのは、要するにいろいろな、実費弁償とはいいますけれども、年間もらっている金額は非常に少ないわけです。そうすると行政相談委員がみな自分で出す。自分で出すから、そういう奇篤な人をいわゆる行政相談委員に選ぶと、そうすると行政相談をやる人はいわゆる資産のある...全文を見る
○峯山昭範君 それで、もう時間でありますので、先ほどの人事院の問題についてちょっとだけお伺いしておきたいと思います。  国家公務員法の第百八条の五にいう「その他の勤務条件」というところでありますけれども、これは私は配置転換も「その他の勤務条件」の中に入ると、だから当然交渉事項で...全文を見る
○峯山昭範君 要するに配置転換の基準については、これは当然交渉事項になると、こういうことですね。よろしいですか。
○峯山昭範君 その配置転換の基準が交渉事項にならない場合は、具体的にどういう場合であるか、例をあげて説明してくれませんか。
○峯山昭範君 そうすると、配置転換に関連して、要する配置転換の基準を相談する場合は、当然これは「その他の勤務条件」の中に入り、交渉事項になると、こういうことですね。  それからもう一つ、同じく百八条の五の三項の中に、「国の事務の管理及び運営に関する事項は、交渉の対象とすることが...全文を見る
○峯山昭範君 もう時間が超過しましたので、もうちょっとで終わりますけどね。要するにこの職員の定数ですね、定数及び配置転換に関する事項は、私はこの管理運営事項には含まれない、こういうぐあいに解しているんですけれども、いかがですか。
○峯山昭範君 ということは、たとえばどこどこに何人、どこどこに何人と定員を定めるそのこと自体は交渉事項にはならないと、しかしながら、現実に何名働いていて何名にするということは、これは勤務条件の交渉事項には入るんですね。結局、労働過重になるかならないかという問題がからんできますし、...全文を見る
○峯山昭範君 いまの問題に関連しまして、ドライヤー報告なんかでも、この職員の定数、配置がえなんかに関連して、基本的には、双方にまたがりますけれども、基本的には雇用条件に関する問題であると、だから管理運営と雇用条件の双方にまたがる問題であるから、これは団体交渉のワク外の問題とみなさ...全文を見る
○峯山昭範君 それではこれで終わります。いずれにしましても、この総定員法の審議にあたりましては、先ほどからいろいろ申し上げましたけれども、最後に大臣にお願いしたいのでありますが、いずれにしましても、大臣がいつもおっしゃっておりますように、なま首は切らないという問題ですね。それから...全文を見る
○峯山昭範君 私は、公明党を代表して、行政機関の職員の定員に関する法律案に対し、反対討論を行なうものであります。  行政機構の合理的な簡素化と能率向上は、長年にわたる国民の強い要請であり、その実現は政府に課せられた課題であり、責任というべきものであります。佐藤総理は、就任以来、...全文を見る
06月25日第61回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○峯山昭範君 私は、きょうは時間もあとわずかでございますから、端的に申し上げますが、初めに二つだけ質問したいことがございます。  まず初めに、一つ目の問題でありますが、固定資産税の非課税の範囲について、きょうはお伺いしたいと思います。  地方税法の三百四十八条に(固定資産税の...全文を見る
○峯山昭範君 いまので大体わかりましたけれども、いまの三百四十八条の第一項に、「市町村は、国並びに都道府県、市町村、特別区、これらの組合、財産区及び地方開発事業団に対しては、固定資産税を課することができない。」と、こう明確にあるわけでありますので、これ以外にいまの五号があるという...全文を見る
○峯山昭範君 いまので大体わかりましたけれども、結局第一項また第二項の一号、それにもわざわざうたってあるわけでありますので、当然一号と五号とは違うのじゃないかと思うのです。五号の問題で、公共の用に供するということについて、先ほど何らの制約を設けないで、いわゆる一般の人が通る道また...全文を見る
○峯山昭範君 非常に明確に教えていただいてありがとうございました。それじゃちょっとお伺いしたいのですが、こういうふうな問題が最近特にたくさんあるわけでありますが、自治省当局としまして、この第五号の非課税ですね、要するに、これに該当する道路というものが、最近住宅等の建設あるいはいろ...全文を見る
○峯山昭範君 すると、袋小路の場合でも、場合によっては非課税になることもあると、こういうことですね。  それから、いろいろと地方自治体ではこの問題については、当然非課税になっている場合もあるとおっしゃっておりますけれども、私の調べた範囲では、大部分が非課税になっていないというの...全文を見る
○峯山昭範君 もう一つだけ税務局長にお伺いしておきたいんですが、いま大臣からもこの点について相談してさっそく手を打つということでございますが、実際問題としてどういうぐあいにしたら免税になるかということですね。これは要するに申請すればいいんですかね。市町村からは絶対これは免税にする...全文を見る
○峯山昭範君 どうもまだはっきりわからないんですけれどもね。要するに当局に申し出れば当然免税されるということですね。  それからもう一つは、いままで税金が相当長い間かかっているわけですけれども、これは要するにさかのぼって返してくれるということは、これはないんですね。当然そうだと...全文を見る
○峯山昭範君 よくわかりました。それじゃさっそく、その点についてはやりたいと思います。  それから次の問題に移りますが、先月、政府は佐藤総理を会長とする公害対策会議というのを開きまして、その基本計画を決定して、それで三重県とそれから千葉県と岡山県にそれを示しまして、その各県に対...全文を見る
○峯山昭範君 いまのお話の中にもちょっとございましたけれども、大気、水質それから騒音ですね、それから環境ですか、こういうふうなものの目標を結局五年以内に達成というようないろいろ注文をつけて、注文を出しているわけですけれども、現実には、その肝心の予算措置ですね、これは全然ゼロだ。こ...全文を見る
○峯山昭範君 いまのことはよくわかりますけれども、現実にはいわゆる指示を受けた三人の知事は、新聞報道によりましてもいろんなことを言っております。たとえば千葉県の知事は、政府のこういうような姿勢は、きたない表現ではあるけれども、たれ流しのようなものと批判しているし、またそのほかの岡...全文を見る
○峯山昭範君 それではもう、これで終わりますけれども、いまの大臣の所見を伺いまして大体わかりましたけれども、しかしその現実の問題としては、この三県に対する公害対策の計画を出せというからには、当然当局では、それに伴う経費がどのくらいかかるかということについては、積算もしているだろう...全文を見る
07月01日第61回国会 参議院 内閣委員会 第25号
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○峯山昭範君 宮内庁法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、二、三質問したいと思います。先般、下総の牧場並びに高根沢の牧場を視察してきたわけでありますが、下総のほうは空からであまりよくわかったわけじゃないのですけれども、資料等をいただきまして、また高根沢のほうは現実に見てま...全文を見る
○峯山昭範君 大体のいきさつはわかりましたけれども、もう一つ基本的なことですけれども聞いておきたいのですが、御料牧場というのは現在全国に一カ所であるかどうか、それで戦前はどういう牧場があったか、そこら辺のところ詳しく御説明をいただきたい。
○峯山昭範君 午前中の質問の中でもすでに質問がありましたけれども、御料牧場という、その御料牧場の意義といいますか、そのことにつきましては、午前中の質問の中に答弁がございました。大体皇室に使う畜産品とか農産品をつくる。もう一つは儀典用の馬。三つ目が大体内外のいわゆる貴賓の接伴場とし...全文を見る
○峯山昭範君 要するに、牧場のことについては、牧場そのものがほんとうに必要であるかどうかということについては、私もいろいろ疑問があるわけです。しかし、戦前に二、三ヵ所もあったものが一ヵ所になっている、そういう点もありますし、当然いろいろと必要ではあろうと私は思うんですけれども、必...全文を見る
○峯山昭範君 こういうふうないわゆる肉とかというようなものは、たとえば衛生管理、これは普通で言えば食品衛生法とかそれぞれあるわけですね。関係官庁もありますし、ちゃんとやっているわけですが、こういう点についてはどういうぐあいに管理をしていらっしゃるんですか。
○峯山昭範君 それから、午前中の答弁の中に、畜産の改良に寄与している、そういうような話もございましたが、こういうことは農林省のそういうような関係のほうとよく連絡をとってやっていらっしゃるのかどうか、この点ちょっと聞かせてください。
○峯山昭範君 きょうは農林省に来ていただいておりませんが、昨日農林省の畜産局に聞きましたら、宮内庁のことは全然わからない——大体牛が何頭、何が何匹、それは頭数はわかっているけれども、その中身の詳細、管理等についてはもう宮内庁独自で全部やっていらっしゃって、実際何にもわからないとい...全文を見る
○峯山昭範君 実際に私はきょうは、牛乳の問題やら、肉の問題やら、いわゆる乳酸菌の問題やら、詳細調べてきましたが、これはやめますけれども、いずれにしましても非常に微妙な問題であります。きのうずいぶん突っ込んでやるつもりでありましたが、そういうことをやるとどうもおかしいと言われまして...全文を見る
○峯山昭範君 いまの問題につきましては、あとで、職員の移転の問題とか、あるいは職員の採用の問題とか、そういう点について質問したいと思います。  もう少し生産品の問題で、先ほど答弁がありました生産品が余った場合、どういうぐあいに処理しているのか。先ほどちょっと答弁ありましたけれど...全文を見る
○峯山昭範君 もう少し突っ込んで聞きたいのですが、こういうふうに牛乳とか肉を牧場でつくった場合と市中から購入した場合と、経費の問題さっき出てこなかったけれども、どっちが安くつくのですかね。要するに、牧場でつくったほうがいい製品が安くできるのか、市中のりっぱな工場にいわゆるそういう...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次の問題に移りますが、二番目の牧場のための理由の中に、儀典用の馬の話が出てまりました。これは最近は——戦後でけっこうでございますが、戦前はこうなっていて、戦後はこういうぐあいにしていると、それはいろいろあると思うのですけれどもね。要するに、実際に具体的に馬を...全文を見る
○峯山昭範君 これは単純な疑問なんですがね。午前中にもちょっとだけありましたけれども、そういうぐあいにして使う馬は、現在日本では宮内庁の牧場以外にはないのですかね。要するに、そういうふうな役に立つ馬は宮内庁の牧場以外で飼育することができないのか、そこら辺のところはどうでしょう。
○峯山昭範君 馬は現在四十二頭いると聞いておりますが、これはいつごろから四十二頭で、最近はどういうぐあいにふえたり減ったりしてるんですかね。これは実際問題として、たとえば三里塚の牧場では、昨年一年間で——やはり三里塚の牧場に現在四十二頭いるんだろうと思うのですが、去年一年間でどう...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、三番目の理由の接伴場として使用する場合ですが、これは具体的に聞かないとわかりませんので、いわゆる三里塚の牧場が昨年一年間に使用された件数は何件あるのですか、具体的にちょっと教えてもらいたいのですが。
○峯山昭範君 三日間というのは、五月だけで三日間でありますか。
○峯山昭範君 というのは、一年間に一ぺんでございますね。実際のところ、非常にそういうような意味で私は、牧場のいわゆる設置されている意義のやはり三点の中の一番最後のいわゆる三番目に接伴用として使うというのが一番大事な意味があるのだろうとひいき目に見ておりましたのですが、よく考えてみ...全文を見る
○峯山昭範君 それはわかるのですけれどもね。高根沢の牧場で現在働いておる方々は、ほとんどの方が宮内庁の牧場関係の人である、こういうふうに聞いておりますのですが、これはどうでしょう。
○峯山昭範君 そうすると、私が聞いたのと違うわけですけれどもね。それじゃもう少し詳しく、牧場をつくる場合は、飛行場をつくる人よりも牧場の専門家が私は多いのだろうと、しろうと考えにこう思うのですけれども、これは要するに、人員は何名で、どういう内訳になっておるのか、ちょっと聞かしても...全文を見る
○峯山昭範君 工事の完成につきましては、先ほど少し話ございましたけれども、八月には家畜関係は移転ができるようになるそうでありますが、工事の進捗状況等はどうですか、予定どおりですか。
○峯山昭範君 大体工事の概況はわかりましたが、建設費は二十二億円ということですが、この二十二億円の内訳と、それから二十二億円でできるのかどうかですね、この辺のところをお伺いしたいと思います。
○峯山昭範君 何か下総と高根沢と比較すると、気象条件は高根沢のほうが雷とか雨が多いとかいうことを聞いているんですが、そういうふうな点に対する対策はどういうようになっているのか、一ぺん伺いたいと思います。
○峯山昭範君 先日の視察に参りまして、現在、牧草地帯になっておるところは、もとは雑木林だったと、まあこういうように聞きました。それで、当然水害の対策等も立てていらっしゃる、ダムもつくっているということでございましたが、実際問題として、向こうに降る水量ですね、いわゆる牧場のところに...全文を見る
○峯山昭範君 水害の問題は非常に大事な問題だと思います。現実にこの二、三日の雨でも相当水害が出ております。実際問題、あとでいつも、こんなによけい雨が降るとは思ってなかったというのが常であります。したがいまして、今回の場合も、要するにどの程度の雨までは耐えられると、どういうふうに計...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、その点についての質問は以上で終わります。  それで、次に、先ほど次長から答弁ありましたけれども、御料牧場のいわゆる生産に携わっている人たちですね、ああいう人たちは、まあ先日からいろいろお伺いしておりますと、いわゆる親子代々、何というか、伝習された、いわゆ...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、現在三里塚の牧場につとめていらっしゃる人は、まあ聞くところによりますと、大部分の方が高根沢に移ると、そういうぐあいに聞いておりますが、一部には地元に残らなければならない、まあ家族の都合とかいろいろあるのじゃないかと思うのですが、そこら辺のいきさつは大体...全文を見る
○峯山昭範君 先日の視察でも、宿舎は、二ヵ所に分かれて相当たくさんの宿舎をつくっておりましたけれども、今度の牧場に勤務する皆さんは、大体ほとんどがあの宿舎の中に入られるのか、またはあの宿舎以外のいわゆる民家のところから通うことができるのか、そこのところはどういうぐあいになっており...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、希望者は宿舎に全部入られるようになっておるということは、要するに入らないかぬということじゃないわけですね。要するに、たとえば地元から通うこともできると、そういうように解釈してよろしいでしょうね。  それから、いわゆるその家族の中には、学校に通っている...全文を見る
○峯山昭範君 それではもう一つだけ聞いておきたいことがあるのですが、先ほどちょっと質問の中にありましたのですが、最近でも、献上品というのですかね、そういうものがあるのかどうか、また認可される品物ですね、そんなものはどういうふうな基準で認可するのか、またどの程度のものであるのか、そ...全文を見る
○峯山昭範君 もう聞きたいことは全部聞きました。それでもう聞くことはないんですけれども、今度の設置法の中で、実は第一点と第二点とありまして、第二点のほうは全部終わったわけですけれども、第一点のほうで一つだけ聞いておきたいのですけれども、新しい宮殿ができまして、昨年の十一月ですか、...全文を見る
○峯山昭範君 牧場の問題につきましても、宮殿の問題につきましても、ともに私たち国民にとりましては非常に関心の深い問題であります。したがいまして、先ほどから私は質問をしておりまして、いろいろやっぱり幾ら質問しても疑問は残るわけです。牛乳の問題につきましても、またお米の問題——言わな...全文を見る
07月04日第61回国会 参議院 決算委員会 第14号
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○峯山昭範君 昭和四十二年度総理府関係の本日の審査にあたりまして、私は、各種審議会のあり方について、きょうは質問をしたいと思います。  政府機関によりまして設けられているところの各種審議会につきましては、そのあり方については、もうすでにいろいろなことが言われております。有名無実...全文を見る
○峯山昭範君 ポイントのところだけでけっこうでありますが、いまの説明の中にもございました委員の数は、原則としてこれは二十人以内とする、これはわかりました。先ほどの質問の中にもう一つあったのですが、委員の兼職の数ですね、この点を一点伺いたいと思うのですが、どういうようになっているか...全文を見る
○峯山昭範君 ただいまのお答えによりまして、審議会の場合は最高の人員が二十名、これは原則でしょうが、それと兼職は一人四審議会ですね、このように閣議了解事項としてきまっているということであります。これは確認しておきます。  それでは次に入りますが、このように閣議了解事項というもの...全文を見る
○峯山昭範君 要するに、閣議了解事項からしましても、何倍という人数が現実にいるわけですね。先ほどの定員をきめた閣議了解事項というものは昭和四十二年の十月です。ですから約二年近くたつわけです。この間、現実にどういうぐあいな努力をされてきたのか、私非常にこの点については疑問に思うわけ...全文を見る
○峯山昭範君 それでは実際問題、トータルの定員の問題については、きょうは行管庁の局長に来てもらっていますが、この社会教育審議会とか医師試験研修審議会ですかね、非常に人数が多いわけですが、この点についてはどういうぐあいにお考えなのか、一ぺん見解を伺っておきたいと思います。
○峯山昭範君 それでは、委員の人数の問題につきましては、どうか今後とも積極的に了解事項に従って進めていただきたいと、こう思います。  それでは、もう一つの、先ほどの兼職の問題でございます。この兼職の問題について伺いたいと思うのでありますが、この兼職の数は最高四とする、このように...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、三十八年九月に閣議了解事項としてすでに決定されているわけであります。それでは、この委員の兼職についても明らかに四つ以上兼職をしている事実を私は知っているわけでありますが、そういう事実があるかどうか。また最高どのくらい審議会の委員を兼任しているのか。きょうは...全文を見る
○峯山昭範君 大体、総理府関係だけでは困るわけです。実際総理府ではそれだけかもしれませんけれども、現実には一人で十審議会の委員も兼任しているという方を私は現実に知っております。きょうは行管のほうからも来ていただいておりますので、それじゃ行管のほうでさっそく十以上——十以上じゃなく...全文を見る
○峯山昭範君 長官、これは実際問題として一体どこが管轄するのですか。要するに、だれが、チェックするのですか、この問題については。
○峯山昭範君 どうしても具体的に発表がありませんので、私はここでちょっと発表してみたいと思うのですが、私どもの調べました資料によりますと、すでに四つ以上兼職しておる委員が現在で五十九名もいる、こういうふうな現状であります。たとえば現在十審議会の委員を兼任している方が、有沢広巳さん...全文を見る
○峯山昭範君 いまの、大臣のお気持ちはよくわかるわけですけれども、あとのほうのことばは、閣議了解事項を——あれを要するにつぶすような方向の発言なんですね。私は、それはもうほんとに得心がいかないと思うのです。一たんきめたものは、やっぱりそういうふうな方向で広く国民の中から選抜すると...全文を見る
○峯山昭範君 行管のほうはわかっていますか。
○峯山昭範君 実は私ずっと調べてみたんですけれども、ほんとにこういうふうな審議会が一人で何カ所も兼任できるというのは、ほんとに開かれていないから兼任できるとも、一つの面からは言えるわけです。現実に、いま二年間にわたって開かれていない審議会は七審議会というふうなお話がございました。...全文を見る
○峯山昭範君 実際問題として、こういうぐあいに現実の姿として浮き彫りされますと、私は一つの審議会がどうのこうのという問題ではなくて、審議会そのものが、全体的に見てそういうぐあいに一年間も開かれない、または二年間にわたって開かれない、そういうものについては当然検討すべきじゃないか、...全文を見る
○峯山昭範君 事務費に、当然そうであろうとは私は思っておったわけでありますけれどもね、しかしながら二年間も開かれていないということは、要するにもうすでに忘れ去られた存在と言っても過言ではない、こういうぐあいに思うわけですけれどもね。やはりこういう点については慎重検討すべきではない...全文を見る
○峯山昭範君 昭和四十二年度の決算額の人件費というのが二百一万一千円になっていますね。これの内訳を知りたいのです。それからいまあなたがおっしゃったのは、その他として三百二十二万一千円ありますね。この両方を詳細に知りたい。
○峯山昭範君 これは二百九十人の人件費が二百一万円ですか。
○峯山昭範君 延べ五百九十人。その延べ五百九十人の人件費が二百一万一千円。
○峯山昭範君 その他というの何ですか。
○峯山昭範君 だからね、私はこのあなたのところから出てきた資料に基づいてやっているのですよ。要するに、あなたのところから出てきた資料は——五百九十人なんというのはきょう初めて聞くのですよ、ここで。あなたのところから出た資料によりますと、経済企画庁設置法に基づくこの経済審議会の定数...全文を見る
○峯山昭範君 私は、なぜこんなことを言うかというと、おたくは、大体ほかの部会のやつがこの中に入っていると、こうおっしゃっていますけれどもね、おたくから出た資料の中に、部会も、項目がちゃんとあるのですよ。それでありながら、記入してない、こういうぐあいに追及すると、人数がもっと多うご...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、部会とかなんとかいうのは水質審議会の中にはないのですね。
○峯山昭範君 このようにいろいろと、審議会の問題について、私は問題点を取り上げてみました。先ほどからいろいろやっておりますように、まず審議会のトータル人員の問題、この問題も現実の問題として相当入り乱れている。百人以上の委員会が相当ある。また、審議会委員の兼任の問題につきましても、...全文を見る
07月08日第61回国会 参議院 内閣委員会 第27号
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○峯山昭範君 防衛二法の審議にあたりまして、私も資料を要求したいと思います。多少ダブっている点があるかもしれませんが、お願いいたします。  第一番目に、四十三年度末並びに四十四年度末における各都道府県別の自衛官の募集の状況を一覧にしてお願いしたいと思います。  二番目に、国内...全文を見る
07月15日第61回国会 参議院 内閣委員会 第29号
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○峯山昭範君 今回の農林省設置法の一部を改正する法律案のいわゆる審査にあたりまして二、三質問したいと思います。  初めに農業者大学校の問題でありますが、この農業者大学校の問題につきましては、昨年この法案が出てまいりまして未成立で終わっておりますが、それにもかかわらず、現在、現実...全文を見る
○峯山昭範君 こういうようなことがたびたびわが内閣委員会ではあるわけですけれども、非常に私はまずいと思うんですが、法案が実際通らないにもかかわらず、実質的には発足をしていると、こういうような例がたびたびあるわけです。このこと自体、私は実際問題としては脱法行為ではないかと、こういう...全文を見る
○峯山昭範君 大体そういうのはおかしいと思うんですよ。要するに、大学に進学するはずであったその人たちが自宅で待機しておる、そんなことは初めからわかっておるわけです。もっと以前に当然設置法を提出して、そして予算ができる、法案も通ってからちゃんとやったっていいと私は思うんです。法案が...全文を見る
○峯山昭範君 実際問題として、私は農業に携わる有為な青年を育てるということは、これは非常に大事なことであろうと思います。しかし今回の農業者大学校をつくることによって、従来からこれは当然各都道府県では経営伝習農場とか、またはそれにかわるような施設がずいぶんあります。そういう点から考...全文を見る
○峯山昭範君 あなたのおっしゃっているのはおかしいですよ。先ほど、いわゆるこの設置法が通らなかったから自宅で待機させておった、高校を卒業して大学に入学するはずの人を自宅で待機させておったとあなた言いましたけれども、いまのあなたの話ですと、高校卒業して、待機じゃなくて、自宅で二年間...全文を見る
○峯山昭範君 そういうようなことでは全然納得できないですよ、実際問題として。しかしこの農業者大学をつくったからといって、いわゆる青年の都市への流出といいますか、そういう問題を実際問題として防ぎ切れるかどうかということについては相当疑問があると思います。また、先ほどちょっとありまし...全文を見る
○峯山昭範君 だから、要するに国で一つ施設をつくるよりも、もっと各都道府県の施設に対して力を入れるべきじゃないかと、私はこう言っているのです。実際問題として、あなたのほうから出していただいている研修施設、伝習農場の一覧表によりましても、いわゆる生徒、研修人員が全然入っていないとこ...全文を見る
○峯山昭範君 あなたはいま大阪をあげましたけれどもね、大阪は確かにそうかもわかりませんけれども、いたほうがいいところにいないところがずいぶんありますよ。福島県の経営伝習農場、二つとも高校卒一人もいないでしょう。それから石川県の経営研修農場だっていないでしょう。岐阜県の農業センター...全文を見る
○峯山昭範君 ほんとうですか、それ。いつから高卒を今年まで全然採用しなかったのですか、来年からする予定ですか。
○峯山昭範君 ぼくは何も福島だけ言っているのではない。全国的な動きから見て言っているのです。全然とにかくここにあるようにいないところが多いじゃないか。たとえば岐阜県の農業センターだって高校卒一人もいないじゃないですか。香川県の機械化農場というのは一人もいない。あなたのほうから出た...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、この今度の農業者大学校設立のいわゆる教育方針並びにその趣旨を読んでみましても、これは農業をめぐる内外の動向にかんがみ、みずから自立経営のにない手となるとともに、地域農業の振興と社会開発推進の中核となるべきいわゆる人材を育成すると、まあこう書いてありますし、...全文を見る
○峯山昭範君 わが国の農業のいわゆる農業近代化をしていくためには、次代の農業をになう人材を育成する、また後継者を育てるということは重要なことであるということは、私もよくわかります。いま実際問題としては、各都道府県ではそういうふうにいわゆるいろんな農場とか研修センターをつくっている...全文を見る
○峯山昭範君 この農業者大学校をつくって農業のいわゆる後継者の育成という点については、まあ大体わからぬでもないのですけれども、一つ心配なことは、各都道府県で高校を卒業してやはり各都道府県の伝習農場とか技術センターに入っている人たちと、また国の農業者大学校に入った人たちとの断絶とい...全文を見る
○峯山昭範君 続いて出ております熱帯農業研究センターのことについて、二、三伺いたいと思います。  先日質問もありましたけれども、熱帯農業研究センターが今回新設されるにあたって、その見返りにいわゆる高知の種畜牧場ですか、あれが廃止されるということをちらっと聞いたのですが、これはい...全文を見る
○峯山昭範君 ただいま熱帯農業研究センターの設置の趣旨のところに、アジアの農業先進国であるわが国の立場より、熱帯、亜熱帯の開発途上にある国々の農業の発展をはかるため、内外から強く求められておる、こういうぐあいにありますけれども、内外から強く求められておるということはどういうことで...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、今回の設置以前に、もうすでに現在まで何人かの人を東南アジアに派遣していらっしゃるわけですけれども、それは一体どういうふうな資格で派遣をしているのか、またどういうふうないわゆる成果があったのか、この点について伺いたいと思います。
○峯山昭範君 そうすると、この熱帯農業研究センターの設立によって、組織的にもうはっきりするわけですけれども、従来から、こういうふうな組織ができて、いわゆる能率を推進するというようなことは非常にいいことでありますけれども、実際現実の問題として、こういうふうな機構が一つふえた、そうい...全文を見る
○峯山昭範君 沖繩が出てまいりましたから沖繩にいきますが、非常にいまの趣旨は私は賛成です。重点的に沖繩の農業についても大いに力を入れる、これは当然大事なことであると思います。ですから、今度のセンターの設置について、沖繩に支所をつくるということは非常に意義のあることであると思います...全文を見る
○峯山昭範君 いまの開設要員として二名というのはよくわかります。ですから、一応設置法を通すために、それはそういうことであるなら、それはけっこうですけれども、将来の見通し、考え方、沖繩に対してはどういうぐあいにやっていくという考えであるか、それを伺いたいと思います。
○峯山昭範君 いまお伺いした範囲内では、どうも現実の問題としては、大臣の決意とはずいぶんかけ離れた、抽象的な計画のように私は思うのですがね。もっと実際問題として、抜本的に沖繩に対する考え方は進めていくべきじゃないかと、こう思います。  最後に、沖繩のことをもうちょっと聞いておき...全文を見る
○峯山昭範君 お米の問題についてはまだ……。
○峯山昭範君 それでは続いてちょっと関連いたしまして、農林省関係の審議会のことについて二、三質問したいと思うのです。  まず初めに、審議会の問題については先般からいろいろ問題になっております。最近は審議会が非常に多くて、非常に実質的な審議会が少ない。だから整理したほうがいいじゃ...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっと、私が聞いたところだけ答えてくれればいいのです、時間がないから。わかりやすく、さっとやるために言っているのです。きまったことよりも、よけいなことをぐずぐずぐすぐず——このもうきまりをちゃんと初めに言ってもらえばけっこうです。ですから先ほども言ったように、わざ...全文を見る
○峯山昭範君 私きのうからこの点言っているのですからね、ちゃんと読み上げてもらいたいのです。まあそれはけっこうです。  次に行きますけれども、審議会の委員の人選についても、これは人選についてはすでに昭和三十八年の九月に閣議了解事項としてきめられまして、それからそのあと昭和四十年...全文を見る
○峯山昭範君 どうもはっきりしませんので、はっきり私申し上げますけれども、、審議会の委員の兼職については、「兼職の数は最高四とする」と、こうはっきり、昭和三十八年の九月二十日の分でありますが、最高四とはっきりきまっております。それから昭和四十年の八月の十七日の分についても、先ほど...全文を見る
○峯山昭範君 定員の問題についてはいろいろありますから、このくらいにしますけれども、それじゃあ次に、審議会の委員の選考については、先ほど申し上げましたように、二つの閣議了解事項、決定事項がございますが、この点についてはどういうぐあいにお考えか、伺いたいと思います。
○峯山昭範君 いま聞いておりますと、審議会の委員の兼職は最高四、その点については検討していると、そういうように聞こえますけれども、現実には全然逆でありまして、私が調べたところによりますと、そういうことについてはまるっきしむとんちゃくである。はっきりその点がわかるんですが、一例をあ...全文を見る
○峯山昭範君 実際兼職の人が減ったとなんて言っておりますけれども、いま石原さん、稲葉さん、おっしゃいましたけれども、実際石原さんは幾つ兼任しているかといいますと、いま六と言いましたね。ところが実際は私が調べたところによりますと、九つ兼任しておる。言ってみましょうか。これはもちろん...全文を見る
○峯山昭範君 ですから米価審議会が一番問題だから私は聞いているわけです。米価審議会の問題についてはもっと生産者代表を入れるべきであり、また、もっと消費者代表を入れるべきじゃないかという話まで出ております。ことしから多少入ったようですけれども、審議の問題についても十分審議されていな...全文を見る
○峯山昭範君 午前中、審議会の問題について途中でやめておりましたので、もう少しやりたいと思います。  先ほどからいろいろと述べてまいりましたように、審議会の問題については相当問題がございます。そこで、初めにも読んでいただきましたけれども、この審議会の委員の兼任の問題を先ほど来や...全文を見る
○峯山昭範君 しかし、しつこく申し上げませんけれども、この意に沿うて選定をしていると言いますけれども、意には少しも沿うていないように私は思うのです。少なくともこの審議会委員の問題については、私はまるきし逆の考え方を持っております。この点は水かけ論ですから以上で終わりますが、次に審...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、確かに農林省関係の審議会の委員の場合、会長が四千円で委員が三千五百円というように、大体統一されておるように思います。資料によっても確かにそのとおり出ております。そこで問題なのは、具体的に申し上げますけれども、畜産振興審議会の四十二年度の決算によりますと、...全文を見る
○峯山昭範君 いまの六十八名で二十三万二千円ですね。それじゃ次にもう一つお伺いします。  その次におたくの資料の九ページにあります獣医師免許審議会の、いわゆる同じく審議会の人件費でありますが、昭和四十二年度におきましては三回審議会を開かれまして、延べ同じく六十八名委員が出ており...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、要するにいま委員のいわゆる人件費並びに会長の人件費は統一されているという話がありましたけれども、同じ六十八名で、延べ人員六十八名で、隣合わせに書いてある片っ方のほうは二十三万二千円、片っ方は四十三万九千円、倍です。なぜこういうふうに違うのですか。
○峯山昭範君 官房長ね、そんないいかげんなことを言っちいけませんよ。この人件費の中には旅費交通費も入っているのですか。旅費、交通費はその他というところとダブっているわけですか。
○峯山昭範君 おかしいから聞いているのですよね、これは。人件費は倍になっているのですよ。しかもその他の中に交通費が入っているということを私は聞いているのです。資料をちゃんと調べて、非常におかしいのです。まだおかしいところがたくさんあるのですよ。その次にもずいぶんあるのです。内容的...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、この問題については、もう時間ありませんのでそれくらいにしますけれども、まだあるのです。  その次のページの、いわゆる蚕糸業振興審議会ですか、これについても一人平均九千円になる。これもおかしい。現実にこういうふうなのが、これはおたくから出た資料です。おたく...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、これは委員がきまってないというならばそれでけっこうですが、それじゃもう一つ、全然きまってないのがもう一つあります。中央生乳取引調停審議会委員、これはどうなっているのですか。
○峯山昭範君 確かにそうかもしれませんけれどもね。実際問題としては、この審議会はもう二年間にわたって何も開かれてない。確かに問題が起きたときに開く審議会かもしれませんけれども、こういうような審議会、要するに一年、二年にわたって開かれてない審議会がほかにもあるわけです。こういうふう...全文を見る
○峯山昭範君 初め三カ年計画で一千億円という相当な金額を投じ、またそれで四十四年からは五カ年計画で一千五百億というような相当な国費をかけて漁港の整備をするわけでありますけれども、私はきょうはその中の一つを取り上げて話を聞きたいのでありますが、その計画の中に、泉佐野のコンビナートの...全文を見る
○峯山昭範君 この問題については、当初の計画からすると、相当私はおくれているように聞いておるわけですけれども、当初計画されたときは、一体いつ完成することになっておったか、この点伺いたいと思います。
○峯山昭範君 それでは三十八年から着工したわけでありますが、この着工をする前に、私は昭和三十七年に泉佐野漁港整備計画について東京でその打ち合わせをやったと、こういうふうに聞いております。いわゆる泉佐野漁港拡充計画懇談会というのがあったと思います。水産庁のほうでも漁港部長以下出席さ...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、その会合に出られた大手の日本水産とか、太洋漁業とか、そういうところの人たちの出席したいきさつ、それから並びにどういうふうな会合であったのか、その点について伺いたいと思います。
○峯山昭範君 先ほどから盛んに大阪府が中心になってと言ってますけれども、これは大阪府が中心だけでは、これだけの、いわゆる大手のこういうような太洋漁業とかいろいろありますけれども、こういう人たちが全部出席しない。やはり農林省や水産庁の要請があったからこそこういう会合に出席した、現実...全文を見る
○峯山昭範君 それはあなたおかしいですよ。泉佐野には出てないと言いますけれども、これはあとで言いますけれども、そのほかにもまだあるんです。要するに、ほんとうは大手の五社は、昭和三十七年の十二月から三十八年の一月にかけて、現実に泉佐野が完成したらぜひとも進出さしていただきたいという...全文を見る
○峯山昭範君 これは神戸市じゃないですよ。神戸市もおもなあれですけれども、運輸省が現実にやっているわけですよ。要するに、農林省と運輸省と全く違って、農林省のほうには全く大手の水産会社がそっぽを向いて運輸省のほうについたということになるわけです。現実の問題として、泉佐野を変更して神...全文を見る
○峯山昭範君 いまの日魯漁業ですね、これは泉佐野に全然出る気がないのです。要するに、どんなことを言ったかというと、泉佐野ができたら、要するに当社船舶の漁港利用につき格別の御配慮をお願いすることになるかと思われますのでその節はよろしくお願いしますと。日魯は入っている、現実に。ここら...全文を見る
○峯山昭範君 私は何でこんなことをさんざん言うのかというと、地元の人たちは、いわゆる漁業補償にしましても、要するに大手の水産会社が来るというので、それこそ涙をのんで漁業補償にも応じ、そうしてああいうふうなコンビナートをつくった。あなたは、大手が入らないことについては、計画がはっき...全文を見る
07月17日第61回国会 参議院 内閣委員会 第30号
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○峯山昭範君 きょうのこのような異常な事態になったというのはほんとうに私はおかしいと思うのですがね。まず一つは、けさの新聞から、きょう強行採決をすると、そういうふうな新聞記事が出ておるわけです。また先ほどのラジオでも、委員長、きょうは強行突破をするとテレビでも言っているわけです。...全文を見る
07月22日第61回国会 参議院 本会議 第34号
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○峯山昭範君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係各大臣に若干の質問を行なわんとするものであります。  今回の防衛二法案の審議について、今後は慎重に審議し、強行採決は行なわない、との申し合わ...全文を見る
○峯山昭範君(続) 一昨日、すなわち二十日付のワシントンの有力紙、サンデースターが伝えるところによりますと、毒ガスを含む生物・化学兵器についても、沖繩から撤去する合意が成立するだろうと述べる一方、核兵器と合わせてその有事持ち込みも検討されると報じております。それに加えて、米政府は...全文を見る
12月02日第62回国会 参議院 内閣委員会 第1号
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○峯山昭範君 総務長官にお伺いいたします。昨年の国会でも、この公務員給与の完全実施についてはさんざん申し上げたわけでありますけれども、ことしも、ちょうど人事院制度ができまして、もう二十一回目の人事院勧告が行なわれたわけでありますが、その二十数年の間に、一回もまだ完全実施されたこと...全文を見る