峯山昭範

みねやまあきのり



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峯山昭範の1970年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月25日第63回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○峯山昭範君 私は、きょうは初めにチクロの問題について質問したいと思います。  すでにチクロの問題につきましては、大きな社会問題となりまして、すでに相当たっております。特にこのチクロに関しましては回収延期等も発表いたされておりますし、特にかん詰め等が、昨年秋の米国の輸出禁止に伴...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、特にかん詰め業界だと思うのですが、これは半年間延期したということは、私たちはまさか業界の圧力に屈したなんていうことはないと思いますけれども、そういうふうなうわさも実際はあるわけですけれども、この点についてはいかがですか。
○峯山昭範君 同じ問題でありますけれども、このチクロの問題について、特に回収延期の処置につきまして経済企画庁が、厚生省のとった処置に対してあまり妥当な処置じゃないということで、抗議の申し入れがあった。こういうぐあいに聞いておりますけれども、その辺のいきさつについて伺いたいと思いま...全文を見る
○峯山昭範君 抗議という意味ではなく、どういう意味だったのか、もうちょっとわかりやすく。
○峯山昭範君 ということは、結局厚生省としてこの延期の処置をしても十分国民の健康に害はないと、こういうぐあいに判断をして私は踏み切ったのだろうと思うのですが、何かいわゆる科学的根拠というものがございますのでしょうか。
○峯山昭範君 私は、いまおっしゃっていただいたのはチクロを禁止したいわゆるアメリカの昨年暮れ発表された有害の判定理由であろうと思うのですが、それを再度延期した理由ですね。そのいわゆる根拠がなければいけないのじゃないかと思うのですが、この点いかがですか。
○峯山昭範君 まことに皮肉な質問をして申しわけないんですけれども、先ほどの局長の答弁によりますと、今回のチクロを禁止した理由は、アメリカのいわゆる動物実験の資料がはっきり出て、その結果全世界がチクロを禁止することになった。しかし日本でもすでに五年ほど前から、岩手医大ですか——岩手...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、次にチクロが昨年の十一月いわゆる禁止された当時に、日本全国でチクロの在庫はどのくらいあったのか。もしわかりましたら教えてもらいたいと思いますし、また、もう一つは、日本でこのチクロを製造しているメーカーを教えてもらいたい。それからもう一つ、それぞれのメー...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、次にいきますけれども、次に薬品にもチクロを使っているということが明らかになっておりけれども、薬品にチクロを使うという理由ですね、これはやはり薬品は当然効果的な面、きくということで使わなければいけないと思っているんですけれども、いわゆる薬品にチクロを許可した...全文を見る
○峯山昭範君 当然糖尿病等、どうしても必要なものは、これはやむを得ないとしまして、一般に使われている、先ほどちょっと話がありました保健薬等にチクロが使われているということになると、やっぱり毎日常用しておるわけでありますし、何となく心配なわけであります。この点はいかがでしょう。
○峯山昭範君 それでは次に、このチクロの問題につきまして、チクロが有害であるということはアメリカの資料等ではっきりわかってきたわけでありますけれども、先ほど答弁の中に、日本でもどういうふうに影響があるのかということを調査研究しているというお話がございましたけれども、日本ではどうい...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、食品衛生法ですが、この食品衛生法というのが現在あるわけでありますけれども、どうも現在のこの法律は私もずいぶん読んでみまして、何といいましても危害の発生の防止というのがこの衛生法の中心になっているように私は思うんですけれども、私はむしろ今後、この食品行政...全文を見る
○峯山昭範君 それから、先ほどのチクロの問題で、もう一つ質問しておきたいと思いますが、すでに二回延長いたしまして、九月で期限切れになっているわけでありますが、その以後ですね、どういうぐあいな処置をされるつもりか、具体策があればお聞かせ願いたい。
○峯山昭範君 それから、食品衛生法の第六条に規定された食品添加物の中のいわゆる「人の健康を害う虞のない場合」は、食品添加物が許可されておるわけでありますが、現在日本ではどのくらい——何種類ぐらい許可をされておるのか、伺いたいと思います。
○峯山昭範君 その許可の基準でありますが、どういうふうな場合に許可をし、そしてどういうふうな場合に不許可にしておるか。要するに、いままで不許可になった事例がありましたら、その事例も含めて教えていただきたいと思います。
○峯山昭範君 農林省にお伺いしますが、JASの総括的な意義について初めにちょっとお伺いしたいと思います。
○峯山昭範君 かん詰めにしましても、そのほかいろいろな食料品でございますが、いわゆるJASマークのついておる製品は、一応国民としては優秀な、いわゆる農林省の認定の食品と、こういうぐあいに一般的には見るわけであります。そこで、特に諸外国ですね、カナダとかアメリカ等のいわゆるマークの...全文を見る
○峯山昭範君 いまのこの標示の問題でありますが、たとえばカナダ等ではいわゆる原料や添加物の標示を、特に日本ではできるだけちっちゃな字で標示している感じがするわけですけれども、カナダ等では、かんやびんの横や裏ですね、そういうところにすら標示することを禁止されておる。あくまでもメーン...全文を見る
○峯山昭範君 いわゆる消費者物資——いろいろな食品等につきましては、結局厚生省と農林省と、それから経済企画庁等も含めて、いろいろのところが管轄しているわけでありますが、今回のチクロ等一連のいわゆる食品添加物の問題が発表されて以後、特にこのJASマークとの噛み合い等、いろいろ問題が...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、非常に大事な問題でありますので、前向きで検討をお願いしたいと思います。  それから当然、このチクロの問題に関連いたしまして、輸入食品についてもやはりこの問題があると私は思うのですが、特に厚生省ではその検査機構の整備拡充を昨年の夏に発表されており...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、チクロの問題についてもう一点だけお伺いしておきたいと思います。  これは特に、中小零細企業が食品工業の中には多いわけでありますが、この中小零細企業の保護という点から、この点を考えてみますと、現在の食品工業が零細であるために、もしこのチクロに関連して使用禁...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、和歌山医大の問題について、ちょっとお尋ねいたします。これは、本来ならば労働省に伺いたいのでありますが、厚生省の中にもわかる方がいらっしゃると思いますので、初めにお伺いしたいのでありますが、一般的に、工場内におけるほこりの許容量ですね。工場におけるほこり...全文を見る
○峯山昭範君 担当の方、いらっしゃったらお伺いしたいと思ったんですが、労働省の労働基準局の昭和二十三年の通達によりますと、工場内における——いわゆる一般工場でありますが、工場内におけるほこりの許容量は、一CC当たり千個以下と、こういうふうになっております。そこで、これは先日、和歌...全文を見る
○峯山昭範君 一般的に、病院の手術室における細菌の——細菌といいますか、ほこりの量というのは、一般的な病院ではどのくらいなのが普通なんでしょうか。
○峯山昭範君 私が調べました資料によりましても、国立大阪病院の検査部での調査によりますと、やはり最低ゼロ、多いときでも三十分間で十個以下というのがいわゆる常識であると、こういうふうに聞いているわけでありますが、この和歌山の病院というのは非常に不潔きわまりない病院であります。しかも...全文を見る
○峯山昭範君 実は、私はきょうはほんとうは大衆保健薬の問題について、その時間のほとんどをさいて質問をするつもりでありました。その問題につきましては、すでに先ほど社会党の先生から質問がありましたので、きょうはやめます。しかし非常に——私は東大の高橋先生にも電話をいたしまして、いろい...全文を見る
03月26日第63回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○峯山昭範君 私は総理府設置法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、同和対策協議会の問題について、やはり続きまして二、三質問をしたいと思います。  実は本日の審議の資料といたしまして、「同和対策関係予算案一覧表」というのが配られております。私はきょうこれを見まして感じるの...全文を見る
○峯山昭範君 そういたしますと、その六十億、それ以外に私は起債等もあるんじゃないかと思うのでありますが、そういうふうなものを含めましても案外全体として少ないのじゃないかと、こういうぐあいに考えます。実は私が調べました大阪、奈良、和歌山、兵庫等の予算を見ましても、大阪府は昭和四十五...全文を見る
○峯山昭範君 三十七年の調査のときには概況を、四十二年のときには一応施策をやるということで調査されたということでありますが、三十七年の調査では同和地区の地区数は四千六十ですね。四十二年には三千五百四十というふうに減っております。また人口にいたしましても、三十七年の場合は百十一万三...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一点お伺いしておきたいのであります。同和対策審議会、三十五年の八月にできまして、それぞれ二年間、一年間と延長になっております。今回も昭和四十一年でしたか、協議会ができまして、一回二年延長になったわけでありますが、そしてそれぞれ同和対策のいわゆる意見書のよ...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一点でありますが、この長期計画を見ますと、非常に何となく抽象的であります。各省庁、ずっとずいぶん書いてあるわけでありますが、これをまとめるのは相当たいへんなことじゃないかと思うのでありますが、具体的には総理府の中にこういうふうな仕事を推進していくような機...全文を見る
○峯山昭範君 同和の問題についてもう一点お伺いしておきたいのでありますが、当然この協議会は、これから五カ年でありますから、長期計画と比較いたしましてあと四カ年間足りないのでありますが、私は当然いま長官の話にありましたような面から考えますと、やはりこの長期計画に沿った機関で協議会が...全文を見る
○峯山昭範君 同和問題は以上で終わりまして、輸出会議の問題について一言だけ質問をしておきたいと思います。  今回の設置法で輸出会議が貿易会議になるということでありますが、この輸出会議を貿易会議に改める理由なり、そこら辺ちょっと聞きたいのと、それからもう一つは、提案理由を読んで見...全文を見る
○峯山昭範君 この問題につきましては、時間もありませんので、また次回の通産省設置法のときにお伺いすることにして、私の質問は以上で終わります。
○峯山昭範君 皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、二、三質問をしたいと思います。初めに皇室会議並びに皇室経済会議についてお伺いしたいと思います。  内閣法のたてまえから申しますと、総理府の主務大臣は内閣総理大臣ということになっておりますけれども、事実上は...全文を見る
○峯山昭範君 次に、今回の改正になっております皇族費の問題についてちょっとだけお伺いしたいと思うんですが、皇室経済法の第六条の規定のいわゆる立法の精神から申しまして、現在、宮内庁で考えておられる、本日の委員会にもこの皇族費の改正というのが提案されておりますが、その立場とは多少違う...全文を見る
○峯山昭範君 この点についてはもうけこっうです。  次に、今回の皇族費の改定は、七百二十万円を八百三十万円に改める、こういうぐあいになっておるわけですが、この八百三十万円の計算の基礎ですね、これはどういうふうなところからこういうぐあいに出てきたのか、その点をお伺いしたいと思いま...全文を見る
○峯山昭範君 次に、現在万博が開かれているわけでありますが、各国の皇族並びに国賓の方々が次々と訪問されておるわけでありますが、皇室の方々のこれらの方々に対するいわゆる接待についてはどういうぐあいになっておるのか。またその予算等はどういうふうになっておるのか、その点をひとつ。
○峯山昭範君 もう一問で終わりたいと思いますが、宮内庁当局も当然この国民の象徴としての天皇のあり方については、常に研究をしておられると思いますし、また心労もされておると思いますけれども、先日の万博の開会式の天皇御出席の際、一人の少女から花束を、直接、天皇がお受けになったというほほ...全文を見る
04月01日第63回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○峯山昭範君 きょうは、私は日本万国博覧会の運営の問題について二、三伺いたいと思います。すでに万博が開かれまして半月経過したわけでありますけれども、私たちの期待に反しまして非常に事故が多発いたしております。人類の進歩と調和をテーマにした今回の万博を成功させるためにも、私はきょうは...全文を見る
○峯山昭範君 いま井上参事官のほうから詳細に説明がありましたわけでありますが、ちょっと次官、聞いてもらいたいのですが、いまいろいろと今回の事故が起きたあと、参事官がおっしゃったような対策を立てられたわけです。実は、私が指摘したいのは、すでに事故の起きる四日前に、環境設計研究所にあ...全文を見る
○峯山昭範君 先ほどの説明の中にもありましたけれども、このエキスポフラワーの皆さんを訓練をすれば事故が防止できる、こういうぐあいな一貫として話がございましたけれども、現実の問題として、そういうふうなエキスポフラワーの皆さんも——今回の事故が起きた直後、協会の中に、その事故の原因が...全文を見る
○峯山昭範君 それから今回の事故で、一番先に起きたのが十四日の日に起きた空中ビュッフェでありますが、動く歩道が事故を起こしましたときには、協会は陳謝文を出しているわけであります。ところがその十四日の日の初日の空中ビュッフェの事故のときには、協会としてはそういうふうな陳謝文等は出し...全文を見る
○峯山昭範君 まあ、そういうふうにおっしゃっておりますけれども、実際は私は、あのときのいろいろな話を総合いたしますと、協会にはあまり責任がない、要するにあのときには、あの施設の参加はヤクルトであり、また運営がそごう百貨店である、したがって協会には責任がないというような、直接そのこ...全文を見る
○峯山昭範君 現在まだ事故は起きておりませんけれども、前向きの姿勢で——私も実は現実に乗っていまして感じたのでありますが、モノレールですけれども、モノレールの問題については、現在大きな事故は起きておりません。しかし小さな事故は数回にわたって起きております。現在のいろいろな状況を見...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、運転の責任も、すべて協会にあるわけですね。
○峯山昭範君 運転が非常にへたくそなんですけれども、これは申しわけないのですけれども、ほんとうに急停車とか駅をオーバーしたとか、中に乗っていましてもぎゅうぎゅうになることが非常に多いし、また乗るまでに三十分、一時間待つことがざらなんですけれども、その運転するメンバーの訓練とか、そ...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、運転並びに整理等、すべて協会に責任があると、そういうことになりますね。いずれにしましても、この点については、この環境設計研究所のこの報告によりましても指摘しておるところでありますし、当然改善をやって、大きな事故が起きないように対処していただきたい、こう...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっといま聞きもらしたんですが、各パビリオンの警備につきましては、各パビリオンが雇ったガードマンがやるのが原則ですね。それからパビリオン以外の警備については、三つに分けて体制を組んでいるというわけですか。ちょっとそこのところを詳しく。
○峯山昭範君 それでは、特に問題になります点を二、三お伺いしますけれども、警備隊の警備の内容ですね。たとえば人数等も含めまして、教えてもらいたいと思います。
○峯山昭範君 どうも私がお伺いしたこととは、違うわけですけれども——違うというよりも、平日には約千名ぐらい、そういうことですね。それで混雑日にあっては大体千二百名ということでございますが、混雑日というのは大体日曜日とおっしゃいましたけれども、大体混雑日というのはどういう日にちを言...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、いまちょっと話の中に出てまいりましたけれども、このガードマンが混雑した日には千二百名、平日は大体千名というのは、これは六十万名の観客がある——それを基本にして立てた警備体制なんですか。
○峯山昭範君 どうも私は、現在六十万名も一日に来たことは一回もないのですね。現在一番最高にきたのが、きのうのあれはわかりませんけれども、四十万人ぐらいじゃないかと思っておりますが、いずれにしましても、現在の実情で、もうすでに相当な人員が入っているわけです。これで、もうガードマンの...全文を見る
○峯山昭範君 協会と契約のガードマンの会社は、一社ですか。
○峯山昭範君 実際に、あの会場に、私もこの二、三日行ってきたわけでありますが、非常にガードマンが何も知らないわけですね。それで、非常に不親切なんです。それでいろいろと私も調べて、新聞等を見ましても、日雇いのガードマンで、警備保障の会社が、その当日の朝に、学生をかり集めてきて、それ...全文を見る
○峯山昭範君 私は、やはり協会のほうにも責任があると思うのです。なぜかといいますと、この協会の資料によりましても、警備につきましては平日は九百九十一名、それから混雑日には千二百六十五名のガードマンを雇うと、こうなっているのですね。混雑日というのは土曜、日曜、祝祭日だ。そうすると平...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、この問題についてはあれしまして、次にいきたいと思います。  次に、先ほどの警備の問題で、各パビリオン単位の警備については各パビリオンにまかせる、こういうぐあいのことでございましたけれども、現実の問題として各パビリオンでもし事故が起きたら、だれが責任をとる...全文を見る
○峯山昭範君 参事官、こういう場合ですね、私は、お客さんのほうは決してそれぞれのパビリオンが責任を持っているなんて思ってこないわけですね、万国博覧会を見に行っているわけですから。ですからそうなってきますと、そこの責任の所在というのは第一義的にはその館にあるにしましても、やはりこれ...全文を見る
○峯山昭範君 会場の警察隊が、すでにこれまでそれぞれのパビリオン等を点検しまして、先日、混乱しやすい展示館、それから足を踏みはずしやすい展示館というようなものをあげて改善を指示した、こういうぐあいに私は聞いておりますけれども、この点について協会は、具体的にそれを確認し、どういう点...全文を見る
○峯山昭範君 私は、こういうようなことは非常に連係が悪いと思うのですね。実際はもっと危険なことがあるわけです。たとえば、こういうようなのもあるのです。火災のおそれのある館というのがあるのです。これはそういうぐあいにありましたので、現実に私は見に行って来ました。現実にこういうふうな...全文を見る
○峯山昭範君 私は、今回の万博の特徴としまして各館を見に行きましても、やはり音と光というのが大きな特徴になっていると思うのですね。実際問題もっとわかりやすく言うと、中が暗いと思うのですね。私は、幾ら消防自動車がたくさんあっても、暗い超満員の館内でもしも事故が起きたら一体どうなるの...全文を見る
○峯山昭範君 私も、実は協会のほうにまいりまして、先日からその対策についていろいろ聞いたわけですけれども、いままた聞いておりましても、全然安心して中へ入れないわけですね。ほんとうにこれは、いまなれていない方も多いと、こうおっしゃっておるけれども、万博にはなれていない人ばかりなんで...全文を見る
○峯山昭範君 今回の万博で、特に会場ではいろいろなことが問題になっておりますけれども、特に見れず、乗れず、食えずというんですか、非常にいろいろなことが言われておりますけれども、その中でも食べものについては、非常に高いということと、まずいという不評を買っておるわけであります。先般か...全文を見る
○峯山昭範君 私は、今回の高いとか、まずいとか、いろんな原因についてはいろいろあると思いますけれども、先日問題にもなりました食堂の入札に至る経過を聞きたいと思いますし、また一般食堂の一坪当たりの権利金——一般的にいって権利金ですけれども、協会のほうでは契約納付金といいますか、これ...全文を見る
○峯山昭範君 私は、きのう——いま最低だけ言いましたけれども、けしからぬと思うんですよ。最高のほうもちゃんと教えていただくようにきのうから申し込んでおいた。それは非常にたいへんな金額になっているはずです。これは大阪では当時新聞でもさんざん問題になりました。この契約金のつり上げとい...全文を見る
○峯山昭範君 私は、入札等のときのことをもうちょっと質問したいんですけれども、この入札するときには、協会としても、たとえば私の手元に入札のときの資料なんかが——メニューが現実にここにあるわけです。このメニューに基づいて協会は入札をやったと聞いております。当然私は、このメニューの内...全文を見る
○峯山昭範君 非常に大事な問題でありますので、検討していただきたいと思います。  また先ほど、食中毒の問題が出ましたが、食中毒の監視体制というのは、どういうぐあいになっているのですか。
○峯山昭範君 これから食中毒のシーズンにも入りますし、先日から協会の次長さんや皆さんの談話を聞いておりますと、とにかく言っていることがどうもおかしいわけです。たとえば人が多く乗り過ぎたから事故とか、それからたとえば寒さから急にあたたくなったからとか、必ずそういう前置きがついている...全文を見る
○峯山昭範君 私、聞いておりまして、非常に苦しい答弁をされていらっしゃるように思うんですけれど、先ほどのこの協会が依頼した観客流動調査というのがございますね。この報告によりますと、現在の万博会場の内外の展示館の全体の収容能力は十一万七千人である、そして、一日に二十五万人以上の人が...全文を見る
○峯山昭範君 私は、いま参事官がおっしゃるように、そうあっていただきたいと、こう思うんですけれど。これからだんだんあたたかくなると、いまはアメリカ館、ソ連館を中心にした有名館に殺倒してるからそのとおりだ、非常に混雑するんだというお話でありますけれども、それじゃ、これからだんだんあ...全文を見る
○峯山昭範君 いまちょっとゴールデンウイークのことをおっしゃいましたけれども、私はこれから言うことがよけいな心配であれば一番いいんですが、私もこの間から入場券をいろいろ調べてみました。いま入場券を持ってきましたけれども、いろいろな面で調べてみますと、日にちが入っていない、いつでも...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一つだけ伺いますけれども、これはよけいな心配かもしれませんけれども、台風のことについては協会や、通産省はどういうぐあいに考えておられるか、伺いたいと思います。
○峯山昭範君 台風は来ても大丈夫だと、そういうことですか。
○峯山昭範君 ということは、もう一回お伺いしますけれども、台風は来るということ予測して、今回の全体の施設をやっておられるわけですね。
○峯山昭範君 台風の期間を避けて三月十五日からということでございますけれども、実は私調べましたら、昭和四十年以降現在までに十九回台風が来ております。昭和四十年には五回来ておりますけれども、九月十三日で終わりですね。九月十三日以前に来た台風が五回のうち四回です。それから四十一年は、...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、特に通産省関係の万博に関する予算の問題で伺いたいと思いますが、特に私が見まして、四十一年から四十二年、四十三年、四十四年と、万博に関連の予算が組まれているわけでありますが、いろいろな問題がずいぶんあるわけです。特に私は、具体的には、要するに通産省所管の万博...全文を見る
○峯山昭範君 いろいろと質問をしてまいりましたけれども、最後にもう一つ質問したいと思うのですが、今回連日、事故が起きているわけでありますけれども、当然私は政府当局も、BIEですか、万国博の国際事務局の一般規則ですね、これによりましても、日本国政府は、博覧会を監督し、博覧会の準備、...全文を見る
04月02日第63回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○峯山昭範君 いまの資料ですけれども、さっきちょっと聞いておりましたら、結論だけの資料じゃなくて、詳細を出してほしいですね。結論たった二枚の資料じゃなくて、たとえば四百六十なら四百六十のいわゆる実態調査やっておりますね。それぞれ日当、宿泊については何件かやっているでしょう、実態調...全文を見る
04月03日第63回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○峯山昭範君 それでは国鉄関係についてお伺いします。  初めに、国鉄の財政状態につきまして、四十二年度以降どのようになっているか、概略説明をお願いしたいと思います。
○峯山昭範君 いま伺いますと、猛烈な赤字でございますが、この国鉄のいわゆる赤字再建の基本的な方針でございますけれども、これについて、国鉄並びに運輸省の考え方を、まず説明を伺わしていただきたいと思います。
○峯山昭範君 国鉄は昨年の九月十六日に国鉄財政再建十カ年計画というのを運輸大臣に提出しましたですね。その中に赤字線の廃止についての計画内容があったと思うのですが、この具体的内容はどういうぐあいになっておったか、一ぺん伺いたいと思います。
○峯山昭範君 いま、ちょっと私、質問を間違ったのですが、それじゃなくて九月の四日に国鉄の諮問委員会が出しましたですね、これに基づいて国鉄のほうでは十月に当時の中曽根運輸大臣ですかにその諮問の内容を提出したのでしょう。その内容、要するに赤字線の廃止についてのその計画内容、それを伺い...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、当時出されたこのいわゆる意見書の内容というものは、国鉄当局としてはどういうぐあいにこれを受け取っておられるのか、ちょっとお聞きします。
○峯山昭範君 当時のその答申並びにその意見書ですね、それから今度の、ことしの二月に出ましたこの十カ年計画ですか、これに出てまいりますところの「道路輸送への転換が適切と認められる線区については、政府の基本方針の趣旨にのっとりその転換を推進する。」と非常に抽象的になっておるわけですね...全文を見る
○峯山昭範君 この問題につきましては、結局口ではいろいろ言っておりますけれども、政府も国鉄も、ほんとうに真剣にこの再建ということを考えているのかどうか。この赤字線についてもちゃんとした一つの線というものがまだ出てないように思うのです。私は、実は何も赤字線を廃止せよという考え方じゃ...全文を見る
○峯山昭範君 先ほどの答弁を聞いておりますと、真剣に両方を勘案してやっておるというような話でございますけれども、現実の面におきましては非常に工事に着工しておりながら全然進捗してないところが非常に多いわけですね。たとえば岩日北線というのですか、山口県ですが、これなんかはもうすでに着...全文を見る
○峯山昭範君 いまの問題、総裁いかがですか。
○峯山昭範君 私は、そのしわ寄せの問題を具体的に一つだけ申し上げたいと思うのですが、ことしの二月一日から、「小口扱貨物の運賃計算重量の計算方の一部改正について」というのが国鉄から発表になりましたですが、これの貨物の値上げ率は幾らになっているのですか。
○峯山昭範君 この国鉄のプリントによりましても、「この改正による平均値上率は、一二・五%です。」とちゃんと書いてあるわけです。実は、ここに私は運輸省に計算していただいた資料があります。この資料によりますと、この「一二・五%です。」というのが非常におかしいわけです。どういうぐあいに...全文を見る
○峯山昭範君 どうもごまかされそうで……。ほんとうに申しわけないんですがね、上がってないんですか、ほんとうに。私たちが荷物を、三十キロのものを送る場合ですね、小口混載の場合もあるだろうし、また小口扱いの場合もあるだろうと思うんですけれどもね。いままでの小口混載で送る場合、上がって...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、私の言っていることは、結局あなたはその答弁していますけれども、要するに上がったんでしょう、これ、こういうぐあいに。ちゃんと、こういうぐあいに上がったんじゃないか。こういうぐあいに上がったんだから、国民の知らないところで上がったんじゃないか、こういうぐあ...全文を見る
○峯山昭範君 要するに、もう一回お伺いしますけどね、小口扱いというのと小口混載というのとどう違うんですか。
○峯山昭範君 ということはね、もう一回聞きますけどね、この運賃の面ではそれじゃ小口扱いの場合は一二・五%しか上がってないということですか。要するに、たとえば私個人が小口扱いで駅に持っていった、その場合、三十キロの品物を、反物を持っていった場合に、駅ではいままでと同じ、というより、...全文を見る
○峯山昭範君 ということはですね、私ははっきりするまではやりますけどね、要するに三十キロの品物をですよ、私が駅に小口扱いで持っていけば、五十キロ分の運賃が取られるわけでしょう、そうでしょう。
○峯山昭範君 ということは、計算してみなさいよ、この運賃同じじゃないの。五〇%余の値上げになるじゃないの。すぐいまそこで計算してみなさいよ、五〇%の値上げになるじゃない。東京−大阪で計算してみなさい、東京−下関で計算してみなさいよ。いままで三十キロだったものが五十キロになるんでし...全文を見る
○峯山昭範君 はっきりしてください、はっきり。要するにこの小口扱いの荷物が三十キロのものを送ると五割値上げになるでしょう。総裁どうですか、これは。実際問題、いままで三十キロだったのでしょう、制限重量が。それが五十キロになったんでしょう。いままでは二十五キロのものでも二十キロのもの...全文を見る
○峯山昭範君 いまの総裁の答弁はとにかくはっきり私は覚えておきます。で、実際それではことしから来年一年間、国鉄並びに運輸省で計算したその机上の計算ではそういうふうになっているわけです。しかしながら来年の実績を見れば、実際にどのくらい上がったかということははっきりするわけです。国民...全文を見る
04月07日第63回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○峯山昭範君 短時間でございますので、質問がダブらないようにしたいと思います。  それでは初めに、いままで、今回のこの旅費法が出るたびごとに附帯決議が毎回出されておりますけれども、この附帯決議に対して政府はどういうぐあいな処置をとってきたかということが一つと、それから、今回の旅...全文を見る
○峯山昭範君 先日の委員会で資料を要求いたしまして、この出てまいりました資料によりましても、たとえば移転料の問題でありますけれども、これは実態調査は昨年の三月から六月の間にやったと、こういうぐあいに聞いておりますが、その後この資料の最後の(3)にもありますように、通運料の引き上げ...全文を見る
○峯山昭範君 それから、あと二、三お伺いしたいのですが、私たちが内閣委員会で委員派遣で、それぞれ出先機関でありますところへ行きまして、いろいろなことを聞くわけですけれども、そのときによく耳にすることですが、旅費が足りないということをよく耳にしています。まあしかし実際には三月の末に...全文を見る
○峯山昭範君 それから毎年公務員給与がきまりまして、人事院から勧告が出まして、それぞれ閣議決定しますと、毎年きまって大蔵省の主計局のほうから、行政経費の何%かを節約しろということを大蔵省のほうから各省に言っておりますが、それを公務員給与等の財源にしているということも私たち聞いてい...全文を見る
○峯山昭範君 内国旅費につきましては、もうすでに多くの質問がありましたので、外国の旅費の問題についても二、三質問しておきたいと思います。  ことしはこの外国の旅費関係につきましては三年ぶりに改正があるわけですが、当然私は外務省のほうからその実態調査とか、調査の結果この程度引き上...全文を見る
○峯山昭範君 外国旅行につきましても、同じく日当とか、宿泊料については、内国旅行と同じように甲地方、乙地方というのがありますが、そこでその乙地方でありますアジアとか中近東地区と、その他の甲地方との間の格差ですね。それは実態調査の結果はどういうふうになったか、伺いたいと思います。
○峯山昭範君 最後にもう一つだけ聞いておきたいのでありまするが、それは現在当委員会に付託されておる法律の中に、国際機関等に派遣される一般職の国家公務員の処遇等に関する法律案というのがありますが、この中で、この問題のときにいろいろ審議はやりますけれども、一点だけ聞いておきたいのです...全文を見る
04月10日第63回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○峯山昭範君 私は、四十二年度防衛庁関係の決算の審査にあたりまして二、三問をしたいと思います。  初めに長官に伺いたいと思うんですが、年々増加する防衛予算の中で、いわゆる自衛隊の装備、研究開発費等の占める割合は年々増加の一途でありますが、私は初めに、この自衛隊の装備の調達の基本...全文を見る
○峯山昭範君 いま長官がおっしゃったように、自衛隊の装備につきましては、確かに次第に国内生産の方向に向かっているように思います。実際上、私の手元にあります資料によりましても、四十二年度における装備はその八八・三%が国内で調達されるようになっております。そこで、私はまず、防衛費は四...全文を見る
○峯山昭範君 実は、この装備費というのは一体どういうふうな項目を含むのか、まずこれを数えていただきたいと思います。
○峯山昭範君 そうすると、私がきょうこれから質問する趣旨は、要するに膨大なこの防衛予算の中で、いわゆる装備費、研究開発費の占める割合が非常に大きい。そこでやはり私は、こういうふうな研究開発費並びに装備を購入する、また調達するにあたっては、なるべく先ほど長官も、できるだけ競争原理を...全文を見る
○峯山昭範君 私が聞いていることとは全然違うわけでありますけれども、私がほんとうに聞きたいのは、要するにこの研究開発、調達ですね。その入札契約の概要、すなわち、もっとわかりやすく言いますと、要するに昭和四十二年、三年。四十四年の資料もございましたら四十四年も伺いたいのですが、先ほ...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、先ほど局長さんがおっしゃった、場合によっては指名競争入札、随意契約とおっしゃいましたけれども、いまのデータから見ましても九〇%以上がいわゆる一般競争入札ではない。会計法の二十九条に規定したところのいわゆる一般競争入札ではない、そういうことになるわけです。...全文を見る
○峯山昭範君 大体、ただいま答弁がありましたようなことを予想しておりましたけれども、確かに技術上等いろんな問題はあると思います。私の手元にあります資料によりましても、これは違う面からいいますと、金額の面だけじゃなくて、やはり件数の面もやはり同じようなデータが出ております。また、防...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、その問題は一たんおいておきまして、次に研究開発費の問題についてお伺いしたいのでありますが、現在、防衛庁が持っておるところのいわゆる特許、実用新案等は一体どういうぐあいになっておるのか、何件あるのか、この点を伺いたいと思います。
○峯山昭範君 ちょっと私の言い方が悪かったのかもしれませんが、先般いただいた資料とずいぶん違うのでありますが、もう一回申し上げますが、この研究開発費というのは、相当、何十億というお金が毎年出ております。それによるところの防衛庁の特許並びに実用新案の実情について、もう一回伺いたいと...全文を見る
○峯山昭範君 それでは研究開発費というのは、先ほど私も前質疑者の質問を聞いておりまして、答弁も聞いておりましたが、その中に出てまいりましたメーカーに対する「研究委託契約又は試作契約に伴う工業所有権の取扱に関する訓令」というのがございます。その訓令の第三条及び同契約書の第四条にかか...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、そうすると、研究委託契約又は試作契約……、この訓令ですね。訓令の第三条における工業所有権というのは、これは防衛庁にあるのじゃないですね、これはメーカーにあるわけです。そのメーカーにある所有権は幾らかと言っているのですが、これは合っていますか。
○峯山昭範君 これは長官、ちょっと聞いてもらいたいのですけれども、私がいま言っております工業所有権の件数といいますのは、いわゆる委託研究費が毎年何十億と出ておりますが、それをメーカーと折半して、そしてPXならPXをつくるために研究費を出しているのですね。そのときにメーカーのほうが...全文を見る
○峯山昭範君 局長ね、私先ほどPXと言ったのは言い間違いでPSのことですよ。だから、そうおっしゃいましたけれども、確かにPXじゃなくて、PSなんです、PS1。  要するに、先ほど局長は、これはそのメーカーがとったものを防衛庁に全部差し出すことになっている、そのほかのメーカーにも...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、これは、この二項は、私は要するに防衛庁に差し出すことができるというだけで、当然許諾権はやっぱりメーカーにあるわけですね。要するに防衛庁がほかのメーカーにつくらせる、防衛庁がつくらせるというからには防衛庁のいわゆる品物ですね、防衛庁で使う品物じゃないかと、私...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、訓令契約書の四条の一項しかないと、こうなりますね。ですから私は、これはこの問題が非常にこれから私が質問するときの前提となる大きな問題ですから言っているわけです。それで先ほど、この本のPSの1ですが、それに十三件ありましたけれども、それ以外にはいままであ...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、私は具体的に先ほど一番初めに申し上げましたように、いわゆる装備の調達が割り高になっているんじゃないか、そういうぐあいに思われる具体的な事例について、これから伺っていきたいと思います。  まず、そのPSの1ですけれども、PSの1の研究開発の必要性とその性能に...全文を見る
○峯山昭範君 PS1のいろいろ説明がございましたけれども、もう一つ聞いてからいきたいと思いますが、PS1の研究開発の概要ですね、これについて伺いたいと思います。
○峯山昭範君 私がほんとうに聞きたいところは、もうちょっと奥なんですけれども、いわゆるPS1の研究開発費の割合ですね、これはどういうぐあいになっているのか。それから先ほど工業所有権の件数の話がございましたけれども、その工業所有権の件数と、それからその帰属はどういうようになっている...全文を見る
○峯山昭範君 もう一点、頭に聞いておきたいと思うのですが、四十二年度中に二機が完成されたわけですね。それで先ほど四十三年度の予算で実用機の契約をしていると、こういうことでございますが、その四十三年度の予算では、実用機を何機契約していらっしゃるか。現在、実際上完成したのが何機あるか...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、まず初めに新しく四十六年に完成するという対潜飛行艇ですね、PS1は二機ですけれども、一機幾らですか。
○峯山昭範君 私の手元にあります資料によりますと、いわゆるPS1の単価は、スペアのタイヤつきで二機で四十億一千四百万、こういうようになっております。非常に高価のものであります。それではこの試作機、いわゆる研究開発費の総額は幾らですか。
○峯山昭範君 開発費は八十億ということですが、そうすると、この研究開発費でできた飛行機二機は、いま海上自衛隊で使っているということですね。そうすると、私の手元にあるこの写真のも海上自衛隊で使っている飛行機だと思いますけれども、そうすると、試作という場合、私の聞いたところですと、実...全文を見る
○峯山昭範君 予算の配分の状況からいきまして、四十年度が四億円、四十一年度が九億円、四十二年度が二十二億円、四十三年度が二十六億円ですね。これがいわゆる総開発費でありますけれども、これを全部いわゆるPS1に使ったとして、いまのUF1ですかの、これの改造機をつくるのに大体四億円かか...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、私は、試作機というからには要するに、機型とかそういうようなものを全部含んでいるわけでありますから、研究開発費のいわゆる試作機というのは非常に高くつくものだ。一般的に言っても、私が防衛庁の皆さんから聞いた話によりましても、いわゆる試作機は非常に高くつくと...全文を見る
○峯山昭範君 それから、私は先ほど、私のつかんだことと全く逆のことを聞いたわけです。それは研究開発費の負担の割合ですが、過去のいろんなデータを調べてみましても、大体民間の会社と半々になっているのです、日本航空棒製造、これは防衛庁とは違いますが、研究開発されたYS11の場合は政府が...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、私の手元にある資料が狂ってきたわけでありますけれども、私の手元に、新明和工業の責任者の発言が新聞に掲載されております。その発言によりますと、いわゆる研究開発費の問題が出ているわけです。私は、当然この研究開発費の問題についてはいろんな問題があると思うのです...全文を見る
○峯山昭範君 それではちょっと違う面から質問したいと思うんですが、対潜飛行艇というのは、これは兵器といいますか、軍用機といいますか、これはどういうふうな部類に属する飛行機ですかね。
○峯山昭範君 わかりました。それはそれだけ聞いておけばけっこうです。そうすると、先ほどちょっと質問がございましたけれども、対潜飛行艇PS1につきましては、いわゆる工業所有権が新明和にあるわけです。それで防衛庁の飛行機を四十六年までですか、新しくつくる。現在できているのは二機。それ...全文を見る
○峯山昭範君 ですからね、私の言っていることと答弁と食い違ってるんですけど、要するにこの対潜飛行艇の工業所有権は防衛庁は持っておりません。これは初めから、さっきから聞いているわけです、そのことは。工業所有権は新明和にある。新明和にある。この工業所有権を、新明和自身も実際はもっと量...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、たとえばいま現実に出ている話でありますから私申し上げますが、この飛行艇をアメリカに輸出するという話が出ているわけです(これから飛行艇をたくさんつくれば、防衛庁でも安く手に入ります。まさか私、二十億以上の膨大なお金じゃなくて、もっともっと安く入るんじゃない...全文を見る
○峯山昭範君 私は、この問題は確かにその輸出の面になりますと通産省になりますが、通産省の前に必ず防衛庁の手を通らなければならないという工業所有権の問題があるわけです。工業所有権の使用の許諾なしには輸出はできないわけですからね。そうすると、通産省にいく前に必ず防衛庁の手を通らないと...全文を見る
○峯山昭範君 そこが問題なんです。それは問題です。なぜ問題かといいますと、この四十二年度決算、四十三年度決算の中にも出ておりますけれども、いわゆる救難用飛行艇として輸出したにしても——実は私きょう書類を持ってきておりませんけれども、四十二年度決算、四十三年度決算に不用額というのが...全文を見る
○峯山昭範君 私は、あまり追及はしませんけれども、非常に問題なんです、ほんとうにこれは。中のベッドをどうのこうの言うておりますけど、簡単にできるのだそうです。ソーナーをつければすぐ対潜飛行艇になるんだそうです。実際これは通産省が許可をすれば云々とおっしゃっておりますけれども、やは...全文を見る
○峯山昭範君 国民生活を阻害しないということは、私は非常に大事な問題であると思います。確かに国民生活というものが、この装備費または軍事予算——そういうものに圧迫されるようになっては、私はたいへんだと思います。確かに長官も前から、先日の資料によりますと、国民生活の安定を最大限に重視...全文を見る
○峯山昭範君 もう一つどうしても確認しておきたいのですが、先日の長官の話の中にもあったわけですが、国民生活の安定ということを最大限に重視する、そのことと、それから防衛力を整備するということ、これは私は、何としても国民生活の安定ということを最大限に重視する、これを主にして、そしてそ...全文を見る
○峯山昭範君 もう時間もありませんので終わりますが、いずれにしましてもきょうのいろいろな質問の中で私は感じたのでありますが、やはりこれから装備の調達、それから研究開発費の使い方等を考えてみますと、もっともっと研さんしなければならない点がずいぶんあるのじゃないか、こういうぐあいに思...全文を見る
04月13日第63回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○峯山昭範君 私は、初めに、四十三年度予備費決算の審査にあたりまして大蔵省にお伺いしたいのであります。  第六十一国会で、昭和四十四年去年の四月十七日でありますが、衆議院の決算委員会におきまして、わが党の委員より予備費の使用について質問したわけでありますが、その中で、予備費を国...全文を見る
○峯山昭範君 前会の政府委員の答弁のとおり間違いないという、いま答弁であります。ということは、再度申し上げますが、予備費においては、国会の開会中でも新たに項を設けて予備費の使用決定をする、後に国会の事後承諾を求める、憲法上そういうぐあいに解釈しても間違いない。再度これは念を押しま...全文を見る
○峯山昭範君 それでは再度、もう一回聞きますけれども、行政府にとりましては、いまの問題については、それ以外に憲法解釈はないか、それ以外に何か——たとえば八十五条の例外規定が八十七条にある、すなわち新しく項を設けることについては何ら問題がない、いままで一切ひっかかりはない。確かにひ...全文を見る
○峯山昭範君 一切ひっかかりはない、そういう前提に立ちまして、それでは私はこれから申し上げたいと思いますが、昭和二十五年の三月十七日に閣議決定が行なわれております。この閣議決定を一ぺん読んでみたいと思います。この閣議決定は、昭和二十五年三月十七日「予備費の使用について」というとこ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は、非常に重要な問題であります。いまいろいろおっしゃいましたけれども、要するに、これは憲法上の解釈とこの閣議決定とは、内容的には反しております。行政府がそういうぐあいにつとめようということは、要するに、そういうふうにしたほうが望ましいということで、そうしたん...全文を見る
○峯山昭範君 これは要するに、私がいま言って問題にしているのは、二十五年の閣議決定を問題にしているわけです。二十五年の閣議決定を二十九年に改めているわけですね。ですから私は、時間とか空間とか、そういうのが過ぎて、人がかわって、閣議決定の趣旨というのが変わってはおかしいと思うのです...全文を見る
○峯山昭範君 憲法八十七条の二項が八十五条の例外規定としてあるわけですけれども、実際問題いろいろと考えてみますと、私は、昭和二十五年になされた閣議決定の精神というのは、私自身は好ましいと思うのです。あくまでも、そういうふうな精神でなければいけない。そういうふうな精神でないから、い...全文を見る
○峯山昭範君 私は、そんなことを言っているのじゃないのですよ。私は、現状とかそんなことはわかっているのですよ。そんなことを言っているのではなくて、昭和二十五年の閣議決定と、いまのあなた方が憲法解釈しているのとは違うと。現実にまるきり、逆ですね。要するに、現状がこうなっているからこ...全文を見る
○峯山昭範君 もう一回言いますけれども、いずれも憲法違反じゃないけれども、昭和二十五年にきめた閣議決定の方向というのは、これは私は好ましい方向だ。次官は読んでないとおっしゃいましたので、もう一回読みますけれども、昭和二十五年の三月十七日に「予備費の使用について」という閣議決定があ...全文を見る
○峯山昭範君 私は、この問題は非常に大事な問題ですから、あともうちょっと質問しますけれども、予備費の緊急性から考えて前の閣議決定を変えたというのですが、予備費の緊急性というのはどういうことですか。
○峯山昭範君 早急に支出しなければならないということは、どういうことですか。
○峯山昭範君 いまの、必要なものについて早急に支出しなければならないという……、もっと具体的に言ってください。具体的に、たとえばこういうことだと。そんな抽象的なことを何ぼ言われても私わからぬですよ。もっと具体的に、たとえばこういうことなんだと。
○峯山昭範君 それでは災害というのは項がないのですか。新たに設ける項ですか、災害というのは。
○峯山昭範君 ナイジェリアはわかりましたけれども、さっきの災害というのはちょっとおかしいのではないですか。災害というのはもともと項があるでしょう。
○峯山昭範君 私は初めから、きょうは予備費の支出について質問をやっているのです。だから、そのほかのことに関係はないのですよ。予備費の新たな項を設けることについての問題——初めからあなたとやっている問題は、そうでしょう。予備費の新たな項を設けるということですよ。それで私の質問のしか...全文を見る
○峯山昭範君 この問題については、あなたのいまの答弁はゆっくりきょうこれから考えて、最後のところでもう一回やります。いずれにしましても、この問題は非常に私は重要な問題でありまして、これは後ほどまた委員長に私は申し上げたいと思うのです。  それから、資料要求もしたいと思うのです。...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、いまの問題を頭に置いて具体的な問題に入りたいと思います。科学技術庁、来ていますね。——先ほどちょっと私の前の方から話がありましたけれども、種子島周辺の漁業対策に必要な経費というのがございますね。これの四十三年度の予備費のいわゆる予算額と決算額、不用額につい...全文を見る
○峯山昭範君 いまので明らかになりましたように、予算額が三億七千二百八十二万八千円の予算に対しまして、使った金が三億七千百八十三万二千円、決算によりまして要らなくなったお金が九十九万六千円、こういうわけですね。
○峯山昭範君 それでもうすでに、今回の決算で本日の審査にも出ているわけでありますので、この補助金の実績は、まずお伺いしたいのでありますが、私のほうに科学技術庁の皆さんのほうから表が出ております。この昭和四十三年度種子島周辺対策事業費総括表というのが出ておりますね。これは同じですね...全文を見る
○峯山昭範君 もう一回お伺いしますけれども、この表のとおりですね。これは全部おたくからいただいた表です。私がつくったのではありませんで、これはおたくのつくった表ですね。間違いないですか、全部。
○峯山昭範君 もう一回再度お伺いしますが、ここに書いてある資料は全部そのとおりとすることにしまして、それを前提にしましてもう一つお伺いします。これも科学技術庁から出していただいた四十三年度種子島周辺漁業対策事業費総括表であります。これも、これを要約したのがこれですか。
○峯山昭範君 そうしますと、すべてにおいてこの表とこの表は同じでなければいけないということになりますが、よろしいですか。
○峯山昭範君 それでは申し上げます。  まず、総括的なことから私は申し上げます。鹿児島県の昭和四十三年度。この表——この一枚の表によるところの総事業費をいまそこで言ってください。この薄い表によるところの総事業費です。
○峯山昭範君 この表によるところの総事業費を言ってください。この厚い表の総事業費、これはナンバー二にあります。
○峯山昭範君 先ほど言った……委員長、もうずさんで——もうちょっといきましょうか、ずさんなところを。それじゃ宮崎県、これのこの薄い表の。局長、考えなくてけっこうです、薄い表のほうの総事業費を言ってみてください。
○峯山昭範君 それでは、この厚い表の総事業費。
○峯山昭範君 いま局長が言いました二つの数字は、ともに違うのです。私は、その違う根源についても全部調べましたけれども、もうずさんきわまりない。決算調書でありながら、実際のところ、決算の総額についても全然違うわけです。これは、私は科学技術庁に、ほんとはもう審査はきょうこれで打ち切っ...全文を見る
○峯山昭範君 もう一回言ってくれませんか。
○峯山昭範君 あなた、ごまかしておりますけれどもね、補助対象外経費は除いている、そういうふうなことでごまかしてはいけませんよ。それだけじゃない。もっといろいろある。それじゃこれからいきますけれども、そんな簡単なことで私はごまかされませんよ。きょうは全部チェックしてきたのですからね...全文を見る
○峯山昭範君 それなら私は、そのとおり、あなたのおっしゃることを全部受けてやりますけれども、それじゃまず一つは、どれとどれとどれが幾らずつ総事業費でないのか、外なのか。これは、あなたのほうから出してきた決算の書類ですよ。これは予算と違いますよ。この金額もみんな決算だとおっしゃいま...全文を見る
○峯山昭範君 大体おかしいですよ。きょうは決算のあなたのところの予備費の審査の資料としてもらったのですよ、これはきょうは。ですから、いずれにしても、そんな、参考程度に書いておくというものじゃないのですよ、これは。だから私は、つじつまの合っているところだけ申し上げますとね、国から幾...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、この問題は、早急に整理して出てきてからでないと、これはやれないということになるのですね。そういうことでいいですかね、これ。
○峯山昭範君 初めに、先ほどの問題に移り、大蔵省のほうに移りますけれども、予備費の支出につきまして次長から先ほどいろいろ説明がございましたけれども、緊急性がない場合は予備費で新たに項を設けて支出するというのは誤りじゃないか。逆に言えば先ほどおっしゃった緊急性があり、かつ早急に支払...全文を見る
○峯山昭範君 どうも端的に言ってもらわなかったのでわかりにくいのですけれども、いま次長さんの発言の中に、国会開会中緊急性がない場合でも予備費で出せる、いわゆる項を新設しないで出せると、その点が一つですね。それからもっとわかりやすくもう一つ言いますと、国会開会中はいわゆる予備費の支...全文を見る
○峯山昭範君 それは現在でも、国会開会中には予備費の支出はしないと、そういうような原則になっておるということですか。
○峯山昭範君 それでは、もう一点お伺いしておきたいのですが、政務次官にお伺いしたいのですが、先ほども昭和二十五年の閣議決定を読みましたように、私は思うのですけれども、昭和二十五年の閣議決定のほうが国会の議決権を尊重していると、こういうぐあいに私は思うのですけれども、大蔵省当局はこ...全文を見る
○峯山昭範君 どうも、こうすかっとしないのですけれども、私がさっきから何回も申し上げておりますように、次長さんもおっしゃいましたように、確かに私は、この昭和二十五年の閣議決定というのは、憲法の精神にはやや反するかもしれませんけれども、国会の議決権を尊重すると、そういう方向になって...全文を見る
04月14日第63回国会 参議院 内閣委員会 第9号
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○峯山昭範君 きょう私は、行政管理庁設置法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、二、三質問をしたいと思います。  六十一国会以来、久しぶりのいわゆる行政改革に関する問題の審議でありますので、初めに二、三質問をしたいと思うのですが、いわゆる行政改革というのは、これは何といい...全文を見る
○峯山昭範君 変わっておりましたらやはりたいへんな問題でありまして、やはり変わらないのが私は当然だろうと思うのです。  そこで一つだけ、先ほどの方もありましたので、関連して一つだけ申し上げたいと思うのですが、この行政監理委員会に対しては、これは長官が委員長さんですか、長官として...全文を見る
○峯山昭範君 それではちょっと事務当局にお伺いしたいのですが、行政管理庁設置法第十条に該当するいわゆる行政監理委員会は、これから申し上げますが、現在まで大臣が五人かわってまいりましたが、それぞれの期間に開かれたいわゆる行政監理委員会はそれぞれ何回ずつあるか、お伺いしたいと思います...全文を見る
○峯山昭範君 それは後ほど資料が出てきた時点でお伺いしたいと思います。  それで先ほどの答弁の中にもありましたけれども、これは行政改革の一つの大きな柱として、いわゆる総定員法があるという話がございました。私は、この定員の問題についてちょっと伺いたいのですが、毎年それぞれの省庁か...全文を見る
○峯山昭範君 私はいまの局長の答弁ではどうも納得できないのです。というのは、非常に抽象的でありますし、要するに、業務量の増加とか、業務量によってやる。それは業務量によってやることは当然であろうし、また機械化とか、研修とか、能率化とか、いろいろありますけれども、私は各省庁から出てく...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、一人の処理能力は幾らであるということは、計算の基礎に置いてあるということであれば、それはちゃんと資料としてあるでしょう、もちろん省庁別にです。私が言いたいのは、気象庁とか、また特許庁とか、特に重要なところがたくさんあります。そういうようなところでは、定員...全文を見る
○峯山昭範君 私は各省庁からは当然いろいろな事情があり、いろいろ申し出てくるだろう、そう私は思うんですけれども、先ほど答弁にもありましたように、一人の業務量についてきめられるものもあるし、またきめられないものもある。また、そういう基準もつくりつつあるとか、いろいろおっしゃいました...全文を見る
○峯山昭範君 私はそんなことを聞いているのと違うんですよ。一人の管理官で独断でやるとか、そんなこと一言も言っていない。そんなことじゃなくて、たとえば、担当官がかわっても何かの基準がなければ、毎年同じ基準で検討していくことができないでしょう。私は独断でやるんじゃなく、当然その基準に...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、私は画一的な基準をつくれと言ってるのじゃないのです。それぞれ各省庁別にきちっとしたその判断の基準というものがなければ、それじゃそこの定員が多いじゃないかと言っているのはどろなわ式ですよ。夜店でたたいているのと同じですよ、人間を。そういうことになりますよ、結...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、昨年、私たちの委員会で総定員法を種々審議したわけでありますけれども、いろんな問題がずいぶん出てまいりましたが、いずれにしましても、この総定員法が通りましてちょうど一年たちました。それを振り返ってみまして、直接の担当者でございました行政管理庁としましても、そ...全文を見る
○峯山昭範君 確かにいま長官がおっしゃったとおりでありますが、それともう一つは、こういうことも長官は御答弁になりました。総定員法が通りますと、現在各省庁でいわゆるきめられた定員をはずして総定員にする、そうすると、いままで各省の設置法を出してその定員を改正する必要があったのが、それ...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、三年五%削減のために各省庁で欠員が出ている。その欠員は、行管庁でまとめて、三年五%削減のためにしていらっしゃる。これはわかるわけです。したがって、この一年間に、それじゃ、それに基づいていわゆる機動的な配置転換が行なわれたかどうか。それはどうですか。
○峯山昭範君 いずれにしても、実質的ないわゆる配置転換ですね、いわゆるその欠員の問題だけじゃなくて、実質的な配置転換が行なわれていないわけですね。そういうぐあいに理解したいと思います。いずれにしても、実際問題としては、総定員法が制定されて一年でありますけれども、そういうふうな実際...全文を見る
○峯山昭範君 ほんとうは私は各省別にお伺いしたかったのでありますが、各省別にわかりますか。
○峯山昭範君 外局は要りません。
○峯山昭範君 以上のこの欠員の様子を見ますと、三カ年五%削減計画も非常にたいへんだと私は思います。しかし、この五%削減計画も来年で終了するわけですけれども、それ以後これはどういうぐあいになるのか。この点については衆議院の内閣委員会でも私は問題になったと思うのですけれども、実際私も...全文を見る
○峯山昭範君 次に、私はことしのこの定員の増減の表をいただいておりますが、定員の総数から見ましても、先ほどもちょっと質問ございましたけれども、いわゆる二千七百人程度余裕があるわけですが、実際、現在いろいろ調べてみますと、この国立病院の看護婦とか、それから法務省の登記事務官とか、ま...全文を見る
○峯山昭範君 それはわかっているんですけれどもね。要するに、先ほどからいろいろ定員の問題を言いましたように、当然もともと各省庁と打ち合わせをして、そうしてやっているわけでしょうけれども、現実の問題としていま私が言いました省庁は、確かに私たちが行ってみても、仕事の量といい、混雑のぐ...全文を見る
○峯山昭範君 これは長官にお伺いしたいんですが、昨年の総定員法のときに、先ほどもちょっとございましたが、定員外職員のことがずいぶん出ました。それで、総理大臣も出てまいりまして、定員外職員が非常に多い、その点についてはさっそく調査をすると、こういうふうな答弁があったように私は記憶し...全文を見る
○峯山昭範君 この問題はそのくらいにしまして、行政改革のもう一つの柱であります機構の問題についてちょっとお伺いしておきます。  先ほど、先般の内閣委員会で長官の説明のあと、管理局長より機構の問題について各省の要求をその査定の結果等について報告がございましたが、私はこの現在の機構...全文を見る
○峯山昭範君 確かに定員のほうはまがりなりにも三カ年五%削減という計画で進んでおりますけれども、この機構のほうは確かに例の行政改革三カ年計画によりましても、また行政組織法のほうでも実際問題として整理されるものが非常に少い、また、本年度においても実際問題として機構の増大というのがは...全文を見る
○峯山昭範君 時間も予定の時間がきつつありますので、本日の設置法の内容に入りたいと思うんですが、初めに昨年の提案理由といいますか、昨年提出された法律案の中を見ますと、日本国に設置される研修機関、こういうぐあいにあったわけですが、ことしはちゃんと、アジア統計研修所ときちんともうなっ...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、この協定が発効する前にいわゆる仮の名前で、法律が通ってないわけですから、仮の名前でしなければならなかったという事情はどうなんですかね、そこのところは。
○峯山昭範君 そうしますと、このアジア統計研修所は、この趣意書、概要の中にもありますけれども、あくまでもエカフェ加盟国の要請に基づいて設置されるというふうになっておりますけれども、そういうふうに理解していいでしょうかね。
○峯山昭範君 そうしますと、私たちの手元に配られておりますあらゆる資料を見てみますと、すべて、アジア統計研修所の概要、その設置についてのいろいろな資料を見てみますと、すべてエカフェ域内諸国の要請によるもの、いわゆるエカフェ諸国の要請によるもの、こういうぐあいな説明になっております...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、私はこのアジア諸国でもよろしゅうございますけれども、要するに、先ほど私の前の方が質問されたときに、中国におられて云々というお話がございました。中国とか、いわゆる未承認国というものもありますね、そういうところは研修所には、私が考えると、越えるのか、越えない...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、たとえば各国何人というようなそういうような定員等はもうきまっているんでしょうか。
○峯山昭範君 そうすると、アジア統計研修所のように、現在国連のいわゆる援助を受けて設立されているところの組織ですね、これはこのアジア統計研修所以外にどういうふうなものがあるか、お伺いしたいと思います。
○峯山昭範君 そうしますと、あと内容等については先ほどございましたのでダブる問題は省きますが、受け入れる研修生が三十名ということでございますが、その国別の割り振りは実際に運用される面になりますときまってくると思いますが、最近特に海外の日本に留学している学生の間でいろんないざこざが...全文を見る
○峯山昭範君 きょうは私もうこれで終わりますけれども、先ほどの行政監理委員会等の問題につきましては、この次の許認可のときがございますので、そのときにあわせてやらせていただきたいと、こういうぐあいに思っております。  以上で終わります。
04月15日第63回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○峯山昭範君 それでは初めに、先日の委員会で数字の食い違いがあったわけでありますが、本日資料が出ましたので、その食い違いについて初めに説明を求めたいと思います。
○峯山昭範君 ただいまの数字の食い違いにつきましては、ただいまの説明で了解いたしましたが、それでは次の問題について、きょうは二、三質問したいと思います。  この種子島周辺の漁業対策事業としまして、これだけの予備費から補助金として約三億七千万出しておるわけでありますが、初めにこの...全文を見る
○峯山昭範君 先日の委員会から続きまして、補正予算の使い方について種々質問をしてきたわけでありますけれども、いま局長の答弁を聞いておりますと、あくまでも補償金という性質ではない。地元の漁業を振興するために、いわゆる補助事業としてやりたい、そういうふうな意図が強いわけでありますけれ...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一点、お伺いしたいんですけれども、これは実際に地元との相談が四十三年の八月にきまって、そうして閣議決定がそのあとで行なわれたわけでありますけれども、四十三年度には総合予算主義で補正を組まないということが、さんざん十二月の国会でも言われましたけれども、いず...全文を見る
○峯山昭範君 大まかなところは大体わかりましたけれども、次に私は、先日の委員会で問題になりました、いわゆる補助対象外事業費というのがこういうぐあいにあるということが、きょうの資料で初めてわかったわけでありますけれども、この補助対象外事業費というのは、具体的にどういうふうなものに、...全文を見る
○峯山昭範君 いまの対象外の内容についてはほぼわかりましたけれども、これは科学技術庁の調整局でつくりました「昭和四十三年度種子島周辺漁業対策事業の取り扱いについて」という、いわゆる実施基準であります。いま一番初めに串木野の話がございましたが、これは要するに、対象外事業がこの表によ...全文を見る
○峯山昭範君 いま局長は、私がこれから問いただしたいことを自分から言いましたのでやめますけれども、要するにこの補助対象事業は、初めから二年間にわたるいわゆる継続事業である。すなわち、そのことを証明するために私は、いまこのことをやっていたわけでありますけれども、要するに一・一四トン...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、私は先日の委員会でも主計局次長さんのほうから答弁がございましたけれども、この補助金の緊急性ということから言うと、これは何も私は緊急性はないのではないか。要するに初めからもう二年間で計画を立ててやればいいことで、当然そのお金が現実に払われた時点というのも...全文を見る
○峯山昭範君 その点については、また後ほどやることにしまして、次に内容にちょっと入ってみたいと思うのですが、私は、実は今回の補助金につきまして詳細に調べてみました。そうしますと、たとえば今回のこの事業でいろいろ出てまいりました。無線とか魚群探知機とか、そういうふうな——特に無線と...全文を見る
○峯山昭範君 確かに、この実施基準ではそういうぐあいになっているわけでありますけれども、実際にはどうも、そうではないようなところが見られるのです。それでこれは、これ以上私は追及しませんけれども、いずれにしても、そういう点が一部あります。  それからもう一つお伺いしたいのは、先ほ...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、たとえば今回の事業でまあいろいろ種類がございますけれども、あんまりあれこれやると問題が広がりますので、しぼって魚群探知機と無線電話の、この二つにしぼって話を進めますと、たとえば今回の集団操業施設の中で魚群探知機をたくさん、それぞれの漁協が購入しているわ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は非常に大事な問題でありまして、県の自主性にまかせているということになってしまうと、これはもう全部この中身はここで長々審議できないということになってしまう。現実の問題としていまいろいろあるわけです。私の調べました漁業協同組合でも、その魚群探知機が幾らしたか知...全文を見る
○峯山昭範君 いや私は、これは当然納得の上でこういうぐあいにきめられたんだと思うのですが、これは大蔵省のほうにちょっとお伺いしたいんですが、この「種子島周辺漁業対策要領」というのをつくるときには、当然私は科学技術庁から大蔵省のほうにも相談があったであろうと、こう思うのですが、この...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、科学技術庁さん、いま個々にケースがきまっておったということですが、その個々にきまった基準というのは科学技術庁にございますか。
○峯山昭範君 いまおっしゃいましたのは、昭和四十四年度種子島周辺漁業対策要領の一番最後の種子島周辺漁業対策事業費補助金の算定についてのいわゆる表だと思うのですが、これといま私が言いましたこととはちょっと食い違いがある。これは具体的に申しますと、先ほどの要綱にきめられた合計で六〇%...全文を見る
○峯山昭範君 実際問題、この問題を相当掘り下げてやりますと、もういろんな問題が出てきます。実際問題、同じ漁場に行くにあたって、県の自主性ということで補助の金額が違うわけですから、同じ船に乗っておりましても、隣の船の無線機は七割補助を受けている、片方の船の無線機は六割五分とか六割と...全文を見る
04月20日第63回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○峯山昭範君 私は、きょうは厚生大臣に薬の問題についてお尋ねしたいと思います。特に薬の問題につきましては、医療用の医薬品またはそれ以外の大衆用の医薬品と、この二つに分かれると思いますが、厚生省から出しておりますこの資料によりましても、現在製造を承認されているところの医薬品の数は十...全文を見る
○峯山昭範君 当然、薬は安全であると同時に、きかなければ何にもならないのでありまして、私は、きょうはこれから具体的に例をあげて申し上げますが、要するに、一番の問題点はどこにあるかということを、私もずいぶん先日この決算委員会で、本来ならば大臣に来ていただいて薬の問題をやるつもりだっ...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃもう一点、初めにお伺いしますが、この四十二年の医薬品の製造承認等に関する基本方針ですが、これをつくるに当たっての方針はわかりましたけれども、その方針は現在でも何ら変更するところはないか、または一部に修正しなければならないところが出てきているか、この点どうです...全文を見る
○峯山昭範君 それでは伺いますが、まず第一点としまして、この基本方針をつくるに当たりまして、いわゆるお医者さん用の薬と、それから国民大衆用の薬に分けるということを一つの大きな柱にしているようでありますが、この点については、現在、どういうぐあいにしているか、伺いたいと思います。
○峯山昭範君 先ほどの答弁の中にもありましたけれども、四十二年にこの基本方針をつくるにあたって最重点を置いたのは、安全な薬をつくるということ、それに最重点を置いたという答弁がありました。それから先ほど大臣のほうからも、薬としては当然安全な薬をつくる、こういう答弁がございました。そ...全文を見る
○峯山昭範君 私は、四十二年以前のいわゆる承認基準はルーズでなかった、いいかげんにやったのじゃないといいますけれども、具体的にかぜ薬のアンプルにつきましては承認を与えているわけですよ。それが事故を起こしているわけですよ。ですから、もうちょっと初めからちゃんと考えておれば事故が起き...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、四十二年以前に承認された薬の数というものは、大体どのくらいありますか。
○峯山昭範君 ということは、この四十二年の基準ができる前にできた薬がずっと多いわけですね。特にビタミン剤とか、かぜ薬とか、胃腸薬とか、国民が特によく飲んだりする薬が一番多いわけですね。そういうような薬については、特に私はいろいろな問題があるのじゃないか。きょう、これから具体的に突...全文を見る
○峯山昭範君 まあ都道府県知事にまかせたいきさつはわかりましたけれども、それじゃこの官報に載せられた政令は薬事法の改正で四十四年の十月一日から実施なんですね。そうでしょう。四十四年の十月一日から実施することになっている。もうすでに実施することになっておりながら、基準がまだできない...全文を見る
○峯山昭範君 大臣にお伺いしますけれども、要するに私は、このいまのかぜの薬の承認基準につきましては後に詳細にお伺いしますけれども、これは要するに大臣、四十四年に薬事法の改正が行なわれて、都道府県でやるということになっているわけですよ。ところがいま、かぜ薬をやっているだけで、この改...全文を見る
○峯山昭範君 いまの大臣の答弁で二点疑問があるのです。まず第一点は官僚的な原案ではそれぞれ迷惑がかかるだろう、こういう話でございました。ということは、私はこのかぜ薬の原案というものは薬事審議会の一般薬品特別部会の人たちと専門家が集まって原案をつくったのだ、こういうぐあいに聞いてい...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のお話、非常によくわかりました。局長、いまの大臣の話は全部間違いないですか。
○峯山昭範君 ということは、まずかぜ薬ですが、かぜ薬の基本原案は厚生省当局の事務局でつくったということになります。これは確認しておきます。  それで、質問を続けますけれども、先ほどの大臣の答弁によると、そういうことになります。そこで要するに、私は、当然政令ができたときに、当然か...全文を見る
○峯山昭範君 もっと具体的に伺いますけれどもね、その思いもかけない障害、それから誤解というのがずいぶん出てまいりましたけれども、これは具体的にどういうことですか。
○峯山昭範君 どうも誤解とか、思いがけない障害というのを具体的におっしゃいませんので、私がそれじゃ具体的に言います。私の手元に、これは二月の四日に都道府県のそれぞれの団体または薬剤師会等に示された基準がここにあります。この基準は厚生省当局でつくられたんだそうですが、そのあとに、こ...全文を見る
○峯山昭範君 私は、いずれにしましても厚生省のおっしゃっていることは非常に——初めの原案は、いまの局長の答弁ですと初めの二月四日の分は、先ほど大臣から聞いたとき事務当局でつくったということですが、いまの答弁ですと薬事審議会の第一次案であると、これがですね。それであとの三月二十三日...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、こういうふうな処置は——私は、やっぱりかぜ薬を一歳未満の人に飲ませるということが非常に危険であるということは、一応はっきりしているわけです、これはどっちにしても。ですから、ここら辺のところはやはり私、しろうとですからわかりませんけれども、たとえば...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、先日の政務次官は前向きで答弁をいたしますということだったわけですけれども、いまの大臣の答弁とはまるきし逆なわけです。しかしながら、私は私なりに、きょうはそれぞれ、薬務局長もいらっしゃいますので質問をしたいと思うんですが、確かに私は、この薬がきくかどうか...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、そういうふうないわゆる大衆保健薬というものは、これは四十二年以前にほとんど製造承認をされているのだろうと私は思うのですが、先ほどの基準からいっても——いわゆる厚生省のデータによりましても、四十二年以前ですから臨床実験の例にいたしましても二カ床、六十例以...全文を見る
○峯山昭範君 厚生省は要するに、そういうような保健薬を当然有効でなくて承認したわけではありませんし、有効であるということで承認した。それがいかに有効であるかということは、いま局長がおっしゃいましたように、薬の承認のときには当然中央薬事審議会の答申というものがあるわけですね。この中...全文を見る
○峯山昭範君 一つは、メーカーから出されたそういうふうな臨床実験というふうなものが公正なものであるかどうかということが一つ。  それからもう一つは、これはこういうふうな薬につきましては、国民は、少なくとも薬局に行って買える薬というものは、厚生省が許可しているからには、これは科学...全文を見る
○峯山昭範君 この前の委員会のときにも総理大臣にも質問されておるんです。総理大臣は、この問題については非常に重大な問題だと、いわゆる大衆保健薬がきくかきかないかということについては、薬としての価値があるものかないものかということについて、これは非常に重大な問題であるから検討すると...全文を見る
○峯山昭範君 もうあまり時間がございませんので、ちょっと詰めて話をしたいのですが、一番、大衆保健薬の中でビタミンB1やビタミンCというのがあるわけですが、このビタミンB1やCの、いわゆる一日の摂取量というのは、これは厚生省でも一覧表をつくっております。これは当然、病気の人じゃなく...全文を見る
○峯山昭範君 これで終わります。  確かに治療用の場合は多量に飲むとおっしゃいますけれども、私のきょうの話は、治療用じゃなくて、新聞広告等を見ますと、要するに治療用じゃなくて、元気な人でも毎日飲む、具体的に新聞の広告縮冊版を持ってきましたけれども、要するに毎日飲むというのが原則...全文を見る
04月24日第63回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○峯山昭範君 私は、公明党を代表して、昭和四十二年度決算について、否認の意思を表明するものであります。  否認理由の第一は、御承知のように、憲法に基づいて「国の決算は会計検査院がこれを検査し」とありますように、検査は会計検査院だけの重大な権限と定められております。すなわち、会計...全文を見る
04月24日第63回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○峯山昭範君 私はちょっと予定の時間が短くなりましたので、多少通告してなかった問題等も聞くかもわかりませんが、そのつもりでお願いしたいと思います。  初めに私は在日米軍基地の返還の状況等について伺いたいと思います。一昨年わが党が在日米軍基地の総点検をやりましたわけでありますが、...全文を見る
○峯山昭範君 返還状況はなかなか進捗状況が悪いようでありますけれども、実際問題としまして、私は、現在百二十六あるそうでありますが、これを一刻も早く全面返還をしていただきたいわけでありますが、返ってきたところにつきましても、長年の公害等によって国民が悩まされてきたわけでありますけれ...全文を見る
○峯山昭範君 いまの問題については長官の意見を伺いたかったのでありますが、実際問題としまして、返還された基地の使用については国民のほうでも相当利用計画を立てておる、私もかように聞いております。この点について、やはりたとえば、具体的に言わないとあれですから、いますでに返還になったと...全文を見る
○峯山昭範君 実は先日この立川の飛行場の跡で、立川市の自転車競技連盟主催のいわゆるサイクリングの講習会が基地であったそうですが、地元の住民の人たちがどんなに喜んだであろうかと私は思うのです。実はこういうふうな問題は至るところにあるわけです。たとえばこれは基地の問題とは違いますけれ...全文を見る
○峯山昭範君 短時間でありますので、もうちょっと、私は長官に一ぺんお伺いしてみようと思っておったことが二、三あるのですけれども、一つは、国防白書の問題なんです。これは前の長官のときにも私はお伺いして、いま一生懸命つくっているということで、もうやがて出るというときにやめられたわけで...全文を見る
○峯山昭範君 私はちょっと不安なことが一つあるわけですが、一つはマスコミ関係の皆さんからも、今度国防白書ができたということが、昨年の暮れ、新聞等でも概略発表になりました。それが要するに、私は長官がかわるたびにちょっと待ったというわけで、もう一回つくり直しというんでは、ちょっとやは...全文を見る
○峯山昭範君 私もそういう意味はよくわからないでもないんですけれどもね。やはり国防白書なんていうものは、できたらやはり毎年一回とか、定期的に出すようにしていただいたほうがいいんじゃないか、そのほうが国民のほうから見ても期待されるんじゃないか、またその内容が当然、極端に言えば長官の...全文を見る
○峯山昭範君 その点は私も同感でありますけれども、その程度でおきまして、もう一つ、私は前の前の長官のときからお伺いしている問題でありますが、自衛隊のいわゆる指揮官心得というのが初めございました。それから指揮官心得はつくっていないということで、部隊長心得というような名前が出てまいり...全文を見る
○峯山昭範君 いま長官、指揮官心得を見ましたという話がありましたけれども、私たちいままで見たという話は聞いたことないわけです。きょう初めて聞いたわけですが、これ、ぜひ見せてもらいたいと思うのですが、いかがでしょう。
○峯山昭範君 これは私は長官、初めの答弁のほうが正直だと思うのですよ。非常に正直におっしゃっていただいて、やはりあるわけですね、結局は、草案であろうと何であろうと。これはぜひやはり——決して悪い意味ではなくて、私たちもかねがねからこの委員会でも何回も発言されている問題でありますし...全文を見る
○峯山昭範君 時間がないそうですのではしょって質問いたしますが、ほんとうにこれをこの次の防衛問題のときに詳細やりたいと思うのですが、北富士の入会権の問題で補償問題がこじれまして、先日、国が敗訴いたしまして、再度控訴した事件がございますが、これにつきまして地元といわゆる防衛庁側とお...全文を見る
○峯山昭範君 長官、ちょっと聞いてもらいたいんですがね。もう時間がないそうですからこの質問で終わりますが、いまの問題は、私はこの問題を聞きまして、かねがね防衛庁が言っていることと非常に矛盾すると思う。どういうぐあいに矛盾するかといいますと、長官ね、今回の問題、施設庁長官おっしゃい...全文を見る
04月28日第63回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○峯山昭範君 それでは、非常に短時間ですのでまとめて言います。  私も今回の調査に急に加わりまして行ってまいりました。現地の事情は、いま矢山先生からいろいろお話がございましたが、二、三私は話を確認しておきたいこと並びに今後のためにお聞きしておきます。  まず第一点は、今回の日...全文を見る
○峯山昭範君 先日の行政管理庁の設置法のときに、私は行政改革三カ年計画等並びに定員、機構等について種々質問をいたしましたけれども、あのときには、法案をあげるためかどうかわかりませんけれども、質問は簡単にして、この次の許認可のときに十分やってもらうという話でございましたが、きょうも...全文を見る
○峯山昭範君 実は私も新聞等でときどき見るのですけれども、行政改革のいわゆる白書が出たというのはこれなんですね。要するに、「行政改革の現状と課題」というこの監理委員会から出しているようなものを私は出すべきではないかと、こう思うのですよ。要するに、出しておりませんと、えらい簡単に答...全文を見る
○峯山昭範君 出していないというのはわかったんですよ。けれども、臨調の答申を尊重するというのは、これは大臣、どうですか。
○峯山昭範君 臨調の答申を尊重するということは——もう一回読みますけれども、臨調の答申の中にちゃんとあるんですよ。「政府は、毎年行政の実態とその改善の状況を明らかにする「行政改善白書」ともいうべきものを発表することを考慮すべきである。」と、こうちゃんとうたってあるわけですよ。です...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっと前向きの答弁になりましたけれども、これは当然私は、行政改革を強力に推し進めていく上からは、やはりこういうふうな行政改革ということの「行政改善白書」というのは私はつくるべきだと、こういうぐあいな考えでおります。どうかいまの答弁をもう少し一歩進めた考え方で今後と...全文を見る
○峯山昭範君 どうもあいそうのない答弁だな。これは、大臣が行政監理委員会の委員長さんですね。ですから、少なくともこの行政改革の「行政改善白書」ともいわれるもの、これはこの三カ年計画にも非常に関係があるんですよ。非常に私は重要だと思うんですよ。この内容等についても、やはり積極的に前...全文を見る
○峯山昭範君 私はそれじゃこれはもうこれでやめました。  それじゃ、大臣、お伺いしますけれども、行政管理庁の中に行政監察局というのがありますね、行政監察局というのはこれ何をするところですか。
○峯山昭範君 いま大臣がおっしゃいましたように、そういうぐあいになっておりますかね。いま大臣が読みましたように、そういうぐあいに具体的になっているかどうか。  また、もっと突っ込んで言いますと、行政監察局には監察官というのがたくさんおりますけれども、その監察官の皆さんと大臣は話...全文を見る
○峯山昭範君 前段の質問に答えてください。
○峯山昭範君 私は、きょうは、行政監察という業務が非常に一部の片寄った意見になっているのじゃないか、要するに、行政監察というものが、もっとわかりやすく言うと、大臣の目にとまっていないのじゃないかということをただすために、初めにちょっと言っておきますけれども、そういうことでこれから...全文を見る
○峯山昭範君 私はそういう具体的なことは何も要りませんからね。そういうことを何もまだ聞いていない。要するに、監察というのはどういう監察があるのか。たとえばいま中央監察の話をしたわけですけれども、その監察業務そのものについてどういうぐあいになるのか、監察のルールを説明してもらいたい...全文を見る
○峯山昭範君 どうも、もうちょっとわかりやすく要領よく説明してもらいたいのですけれどもね。要するに、行政監察が、逆にいきますと、中央監察で各地方にやらせる、各地方の行政監察では、各地方でそれぞれの特徴のある問題を取り上げ、また中央から言ってきた問題を監察する、それ以外に行政相談か...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、答弁してってください。
○峯山昭範君 先ほど局長が、人間のやることだからとか、いろいろおっしゃいましたけれどもね。私は、具体的にいっても、その何一つ取り上げても、行政監察という地方の監察官がやっている仕事を見てみると、その時点、時点に合った重要な問題を私は取り上げていると思うのです。ところが、大骨小骨を...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、重要事項以外は各地方で適宜やっていると、こういうことですね。ということは、各地方でやっているその内容について、各地方ではこういう問題があるということについて具体的には局長の監察局には報告はないのですか、各地方から。
○峯山昭範君 ということは、すべて監察の業務の内容について報告が来ておるということですから、それは公表していただけますか。
○峯山昭範君 非常に重大な問題でありますので、資料として、昭和四十三年、四十四年、四十五年——現在ですね、やっているその監察について、各地方、地方で問題として取り上げられたものについて、これはたとえばそれぞれの地方で自主的に解決できるとはいいましても、われわれこの国の行政をいろい...全文を見る
○峯山昭範君 すでに監察官室ごとにまとまっているのでしょう。ということは、年間百五十件ならわりあい少ないですね。百五十件なら、一覧表にしても簡単にできるのじゃないでしょうかね。これはやはりそれぞれの地方で全国網を張っているわけですから、現在国の予算を執行する上において問題となって...全文を見る
○峯山昭範君 私は、きょうは、今回の通産省設置法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、二、三質問をしたいと思います。  初めに大臣に、公害という問題は非常に大事な問題でございますのでお伺いしたいのでありますが、今回の法案に出てまいりました「公害保安局」というものをつくるこ...全文を見る
○峯山昭範君 いま大臣の所見をお伺いしまして、私たちがかねがねから認識しておったことは多少違うような感じがするわけです。いま大胆のおっしゃるように、人間の幸福を守るという、そこにポイントを置いてやるということは、非常に大事なことだと思います。  そこで、きょう私はまず初めに、公...全文を見る
○峯山昭範君 それでは通産省側にお伺いしますが、監督官庁であります通産省は、この昨年八月の汚職に対しどういうぐあいに指導されたか、その点お伺いしたいと思います。
○峯山昭範君 それではやはり、先ほど理事長からお話しがございましたけれども、私も私なりにこの事件そのものをいろんな面から検討してみました。その汚職の原因が一体どこにあるかということをやっぱり突きとめないで幾ら厳重な処分をしたって、何にもならないんじゃないかと思うんですがね。この点...全文を見る
○峯山昭範君 私は私なりにこの汚職の原因がどこにあるかということをずいぶん検討してみたんですけれども、確かに個人のこういうことに対する姿勢の問題もそれは根本にはあるでしょうけれども、やはり一人になったときには人間的にも相当弱いし、そういうような問題が起こりかねない。私は、事業団の...全文を見る
○峯山昭範君 非常にこまかいところまで言ってまことに申しわけないのですけれども、これから私がいろいろ質問する際に大事な問題でありましたから質問しましたのですが、それからもう一つ、いまの話の中にもありましたけれども、業務室というのがあるのですね——二号業務室、三号業務室、管理室とい...全文を見る
○峯山昭範君 どうも私はそこのところは得心がいかないのですね。全体で要するに課長以下五人しかいないわけですね。それを二つに分けて、工場アパートのほうと工場移転用地のほうと二つに分けておるわけです。二人ぐらいですよ。二人のうち一人は室長さんで、一人は室長代理さん、全部役がついている...全文を見る
○峯山昭範君 この問題については、いずれにしましても、今回の汚職等から関連して、私はまず組織の面が弱体じゃないかというところに目をつけたんです。いずれにいたしても、この問題は、人数が少ないということであります。みんな役がついておって、下のほうは一人もいないということになりかねない...全文を見る
○峯山昭範君 そういうふうにやっていただきたいと思います。  そこで、この問題はこのくらいにおきまして、具体的な問題に——大臣が四十五分までしかいらっしゃらないそうで、途中ですが、大臣のほうを抜かしてはいけませんので、それを先にやります。  初めに、事業団のいわゆる事業の内容...全文を見る
○峯山昭範君 今回の事件は、非常に公害防止事業団としても私は誠意がなさ過ぎると思う。まあいろいろ話を聞いておりますと、要するに今後の対策については審議会等をつくってやっていると言っていますけれども、私はそれ自体もどうも隠れみのくさい。第一次の原因がはっきりしてない。要するに、初め...全文を見る
○峯山昭範君 あなた方、とにかく今回の問題について真剣に、これから対策をどうしようかということについては真剣にやっているように私はとれますけれどもね。第一次のアパートが失敗したということについて、どこに原因があるかということについては何ら本気になって取り調べようとしていない、私こ...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ静かにもうちょっと進みますけれどもね、要するに私は、いまのあなたの話もほんとに得心ができないのですがね。公害防止事業団として、市から五千万円でやってくれと言われたら五千万円で当然やらなくちゃならぬのかもしれないけれども、だけども市のほうの契約の中で私もいろい...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、そのとおりの要望があって、要するにもう全然そのとおりの要望があって、それは五千万円でできると事業団は判定していらっしゃったのですか。
○峯山昭範君 私、さっきから言っておりますように、調査した責任はどこにあるのか。水の二一三〇PPMと判定したのは、どこに、いつの時点をとって調査し、その調査についてはいつ責任が、どこに責任があるのか。この点は非常に大事な問題でしてね。私、実はこの点について、市とかそういう人が集ま...全文を見る
○峯山昭範君 私はいろいろ調べてみましたら、もっと事業団としても私は突っ込んで調べてなければいけないと思うんです。少なくとも私よりずっと調べてなければいけないと思うんです。いまおっしゃいました四十二年の九月十二日に事業団の係官が来て、そして市内の三カ所の水産加工業の汚水の水質検査...全文を見る
○峯山昭範君 ということはね、私が聞いておるのは、この九月十二日は原魚の水揚げ量が塩釜市全体で五十四トンしかなかった。普通は塩釜市の水揚げ量は三百トンから五百トンになっている。この日は非常に魚の少ない日で、要するに水をふんだんに使ってやっているときに、こんな日に調査したんじゃおか...全文を見る
○峯山昭範君 いまこれはたくさんの問題がある中で、水質の問題だけでこれだけなんです。たとえば、もうちょっといきますと、この水質自体がそういうぐあいにしていいかげんな調査であったということになるわけですね。そのためにこういうふうな、いわゆる五億近くかけてやった事業そのものがあとでい...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、事業団としてはから運転の引き渡しはやったけれども、実際に魚を入れての、操業をしての引き渡しはやってないわけですね。
○峯山昭範君 当然そういう場合は、私は汚水処理装置ですし、当然実際に汚水を処理する装置の引き渡しですから、そういう面での試運転引き渡しが必要だと思いますが、どうですか。
○峯山昭範君 こういうぐあいにして、この塩釜の汚水処理装置一つ取り上げてみましても、先ほど工務部の方がそれぞれ検査に行ったということでございますけれども、私も実際先ほども、一番初めに申し上げましたように、非常に少ない人数ですね、専門家がいるとおっしゃっておりましたけれども、私きょ...全文を見る
○峯山昭範君 それから市のほうも、さっきもちょっと私も言いましたように、市のほうの要望は、先ほど五千万円でという要望だけしかおっしゃいませんでしたけれども、実際問題として市のほうの要望というのは、先ほど確認しましたように、浄化槽機能は三百二十トンの原魚を六百八十トンの水で処理する...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっと私、いまの答弁全部聞きとれなかったのですが、現状でやむを得ないなんというのではちょっとたいへんだと思うのです。処理装置がこういうようなことでは、せっかくの公害防止も何のためにやっているかわからないということになるのです。ですから、この点はやはりもっと責任を持...全文を見る
○峯山昭範君 そんなこと言っているからまずいのです。あっちからもこっちからも出てくるかもしれぬけれども、しかしながら公害防止事業団がつくったいわゆるこのため池から漏れるにおいというのはたいへんなものらしいですね。そのにおいをかいだら二、三日めしは食えないといいますから、たいへんな...全文を見る
○峯山昭範君 私もいまの答弁ではどうもこれは得心がいかないのですがね。なぜかというと、今回の装置は、これは全部事業団がつくったわけです。調査については、市のほうはもちろんBODを調査するときは魚屋さんを連れて歩いてこれはやらなければいけませんから、連れて歩きますけれどもね。当然事...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっとこの問題についてもう一言言っておきたいのですけれども、この市のほうの要望としましても、またそこに入っておる業者にしましても、ことしの九月これは盛漁期がやってくるわけですね。それまでにはぜひとも恒久的な設備を完成してもらいたい。そうでないと、またもうたいへんな...全文を見る
○峯山昭範君 もうこれ以上あれしませんけれども、いずれにしましても、これは第二次の加工工場のアパート計画も準備されていることでありますし、また第二次のほうは、金額の面でも第一次の倍以上とも聞いていますし、相当これから公害を防止する上においては私は重大な問題だと思うのですね。そうい...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一つ私は事業団にお伺いしたいのですが、先日社会党さんのほうで質問のときに、こういう問題がありました。融資の問題ですけれども、この融資が大企業に片寄っているのじゃないか、こういう話がありました。そのときに、そんなことはない、いわゆる中小企業にもうんと窓口を...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、まあ先般は私答弁聞いておりまして、要するにその申し込みが少ないとか、いろいろありましたですね。しかし全国で百六か幾つかの銀行と代理店契約を結んでいる、第一次的には、いずれにしてもその銀行がいわゆる審査をする、こうなりますね。ということは、その銀行で、銀...全文を見る
○峯山昭範君 私は理事長、いま四十四年は件数で四一%、金額で四三%伸びておる、しかも各銀行に問い合わせてもそういう事例はない、私はこうおっしゃっていること自体がまずおかしいと思うのです。なぜおかしいかといいますと、事業団として貸付業務委託契約証書というものがありますね、この委託契...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ定期の報告は受けていますか。四十一年以来何件申し込みがあって何件却下したか、年度別に言ってください。
○峯山昭範君 いまの問題について、それは報告できますか、あとで。取ってないでしょう、理事長、取ってないんですよ。あとで報告すると言ったって、それはまずいですね。
○峯山昭範君 いずれにいたしましても、融資の問題一つにいたしましても、これは私は決していじめようなんというつもりはありませんけれども、やはり今後大きく成長していくためには、こういうようなこまかい問題もきっちりやって、それでやはり今後大きな問題が起きないようにしなければいけない、そ...全文を見る
○峯山昭範君 それから、事業団に対してもう一つ私は質問しておきたいのですけれども、これは人数ですけれども、定員ですけれども、これは四十五年に三十名の要求をしたそうですが、結論はゼロということですが、これは大臣ちょっとさっきからいらっしゃらなくてあれでありましたけれども、事業団の事...全文を見る
○峯山昭範君 設置法そのものについて二、三質問したいと思うのですが、先ほど大臣の一番初めに答弁をお伺いしまして、それで大体わかったのですけれども、もう一回再度重ねてお伺いしたいのですが、公害といいますと、確かに国民の生活を守る、そういう面と、もう一つはメーカーの生産を促進するとい...全文を見る
○峯山昭範君 今度の設置法では、公害保安局ということになるわけですが、私は、公害ということと保安ということがほんとうに一致するのかどうか。この点は提案理由の中にも、公害行政と保安行政は国民の健康と安全を確保するといういわゆる共通の目的を持ったものと、こういうぐあいになっております...全文を見る
○峯山昭範君 便宜的な措置と……。
○峯山昭範君 私は、大臣も非常に苦しい答弁をしていらしゃいますけれども、立地公害部というものができたときに、昭和四十二年にできたわけですけれども、それを四十三年には、通産省は立地公害局にしてくれ、こういう申し出をやっているわけです。四十四年にも、立地公害局にしてほしい、こうなって...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、今回の公害保安局をつくることによって内部の人員編成等はあまり変わりはないということを私聞いておりますが、実際問題として、具体的にいってどういう効果があらわれてくるのか、この点を伺いたいと思います。
○峯山昭範君 もう時間が来ましたので終わりますけれども、いずれにしましても、この公害行政というのは私もずいぶん調べてみたんですが、非常に各省庁にまたがっておりますし、これはやはりいろんな機関もありますのであれですけれども、いずれにしても、もっと一元化してやる必要があるんじゃないか...全文を見る
05月06日第63回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○峯山昭範君 さきの委員会より続きまして、行政改革の問題につきまして、二、三質問をしたいと思います。  初めに、特に行政改革の問題の中でも、私はきょうは質問したい中でも、ちょっと予定になかったんですけれども、行政管理庁で先般から国家行政組織法の改正について検討を重ねているという...全文を見る
○峯山昭範君 きのうの新聞によりますと、これは国家行政組織法の検討にあたって、大臣の写真つきでずいぶん載っているわけですけれども、問題点一点だけ申し上げておきたいのでありますが、先般、総定員法によりまして定員が法律できまっておったのが、いわゆる政令できめられるように一括されたわけ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題についてはどうせあとでまたそれぞれ提案されることもあるでしょうから、そのときに詳細にやることにします。きょう私は行政改革の問題について始終質問をしたいと思います。  初めに、この行政改革三ヵ年計画ができましてもうずいぶんになります。その間すでに昭和四十三年...全文を見る
○峯山昭範君 具体的な内容につきましては、あまり詳細になりますので、初めにこの第一次、第二次計画のうち、大きく見てみますと、実施事項というのと、それからそれに続いて検討事項と、こういうぐあいに二つに全体的にふれているようであります。したがいまして、私は四十六年までに完成する、完了...全文を見る
○峯山昭範君 いま実施事項についてお話ございましたけれども、実施事項と、それからもう一つあるんですが、要するに、いま話がありました実施事項だけ、それで結局行政改革の三ヵ年計画というものはそれで終わりなのか、または検討事項というのは、これは要するに三ヵ年以内に終わるんじゃなくて、ま...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、この検討事項についても三ヵ年計画でほぼ結論を出すということであれば、もう相当進んでいなければいけないと思うんですよね。これから具体的に申し上げますけれども、いずれにしてもこれは両方とも三ヵ年計画と見ていいのかどうか、この実施事項も両方ともですね。要する...全文を見る
○峯山昭範君 どうもわかりにくいのですけれども、私は先ほど許認可の問題についても、これはきのうか、おとついの新聞ですけれども、要するに、今回の法案が通ればずいぶん許認可のいわゆる整理統合が進んでいく、先般、同僚議員から質問ございましたけれども、きのうの新聞によると、当然この法案が...全文を見る
○峯山昭範君 私は、この行政改革三ヵ年計画というのは、初めあの三ヵ年計画をつくるときに行政監理委員会から行政改革の三ヵ年計画の初年度に実施すべき事項に関する意見というのが現実に出ております。それによりましても、臨調の意見をたな上げにするようなことになってはいけない、また、初年度に...全文を見る
○峯山昭範君 いまの検討事項、私は検討事項というのが一番問題だと思うんです。この検討事項がやはり私たち国民の生活にも、一番密接に関係もありますし、行政改革の一番ポイントになる点じゃないかと思うんです。いわゆる検討事項でぼかして、できそうな分を初めに実施事項にしちゃったわけですから...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、いまいろいろお話ございましたけれども、すべて検討しているとか、いま答申を待っているとか、いろいろあるわけですね。ということは、実施に移す、実際に行なうまでにはずいぶん日にちがかかりそうなんですね、日にちがぴしっときまっているわけではないんですね。国家行政...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、行管庁として各省庁に対していつごろまでに検討を終わるようにとか、または何らかの指導をしていらっしゃると思うんですね。そういうふうな点でもけっこうですからね。やはり一つのめどというものがなければ、いつそれがちゃんとなるかわかんないわけですね。検討事項と書...全文を見る
○峯山昭範君 次に、私は行政監理委員会、行政改革の推進役としていわゆる設置されました臨調答申の中でも一番先に設置されたこの行政監理委員会ですけれども、この行政監理委員会について私は二、三質問したいのですが、何といいましても、行政監理委員会は私たち国民の立場からいいますと、私たち国...全文を見る
○峯山昭範君 確かにそのとおりだと思うのですけれどもね。検討を加えているというだけじゃ私はちょっとやっぱりいかぬのじゃないか。もう一歩前進せにゃいかぬのじゃないか、こう思うのです。というのは、行政監理委員会の設置法によりましても、行政監理委員会の意見については、「長官は、委員会か...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、私は行政監理委員会と行政管理庁当局と、当局としましては行政監理委員会から意見が出ましたら当然それを受け入れて、そして検討する、実施の方向で検討する、私は大臣が、いろいろ都合はありましょうけれども、そういうふうな大臣が出なくて、いわゆる大臣以外の六人の持...全文を見る
○峯山昭範君 その問題についてもあとでちょっともう一点聞きたいのですけれども、初めに行政監理委員会というのは、いま現在では何ですか、行政管理庁長官の諮問機関ですかね。そういうふうな形になっているように私は思うんですけれども、実際は臨調答申の意見はそうじゃないですね。あの臨調の答申...全文を見る
○峯山昭範君 この臨調答申にある行政監理委員会と現在の委員会とはずいぶん性格も違うし、いろいろな面で違っている。特に私が大臣に申し上げたいのは、臨調答申の委員長に国務大臣をあてたのは、行政監理委員会の行なう行政監察とか、いろいろな機能が、内閣に対して直接いろいろな面で反映する。そ...全文を見る
○峯山昭範君 どうも私は、そのところが得心がいかないのですけれどもね。これは大臣は行政監理委員会の意見というのは、いわゆる意見の言いっぱなしや無責任な発言が多過ぎるということは、いま大臣は確かに逆の意味で言えば、端的に言えばそうなんです。いま大臣のおっしゃったこと、こういうことは...全文を見る
○峯山昭範君 良識として考えた場合、何も実施事項でなくても、こうしたらいわゆる行政改革がうまくいくのじゃないか、たとえそれがすぐ実施できなくても、たとえ意見だけであったにしても、当然これは取り上げるべきじゃないか、そういう意見があってもいいのじゃないか、逆に言えばですね。実施事項...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、私はもうちょっと確認したいのですけれども、行政監理委員会の六人の民間の委員の皆さんから、現実の問題としてずいぶん意見が出ておりますが、この意見というのは、これはどういうふうな扱いを受けるのですか。これは正式の行政監理委員会の意見であるのかどうか、この点...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、私はここのところちょっとずいぶん問題があるのですね。その意見というのは、行政監理委員会の正式な意見ではないけれども、その意見は尊重する。確かに意見ではないけれども尊重するというと、その意見そのものが非常に有用に見えますけれども、法的には何ら保証はないわ...全文を見る
○峯山昭範君 これは検討するときの一つのあれになるかもしれませんけれども、実際問題、こういうぐあいに行政改革ということも非常に大事になってまいりますと、私はこの行政監理委員会というのは、たとえば内閣総理大臣の直接の管轄のもとに置くとか、そうでなかったら、結局は非常に高い俸給を払っ...全文を見る
○峯山昭範君 行政監理委員会の問題につきましてはそのくらいにしまして、次に、審議会の整理についてちょっと伺いますが、三ヵ年計画の二次案の中に、審議会の整理についてずいぶん載っておりますが、その中で、これはこれからわが内閣委員会で審議されるわけでありますが、運輸省設置法並びに防衛庁...全文を見る
○峯山昭範君 私は当然台風が毎年くるわけですから、私はこれはこの審議会は必要だと思うんですよ、そういう点からいえば。しかし、台風がきているのに開かれておりませんね、毎年。ですから、そういう点はどういうぐあいにお考えかということです。そういう点もあるわけです。台風は現実に毎年きてい...全文を見る
○峯山昭範君 その方針はわかりますけれども、現在ある審議会についてはどういうように考えるか、また、もうこれ以上整理統合をやらないのかという問題が一つと、それからもう一つは、先般から要するに審議会の整理の方針について、特に審議会等の活動が不活発であるもの、いわゆる過去三カ年において...全文を見る
○峯山昭範君 いろいろ説明を聞けば説明はあるでしょうけれども、実際問題二年、三年にわたって開かれていない委員会については、やはり内容等についても私は検討を進めていくべきではないかと、こう思っております。  それからもう一つだけ申し上げておきますと、これは特に審議会等もそうであり...全文を見る
○峯山昭範君 それから次に、私は特殊法人の問題についてちょっと聞きたいと思うんですけれども、特殊法人の行政管理庁の審査の権限ですね、これは私はいろいろ問題があると思うんです、実際問題として。時間もだいぶ過ぎましたので急いでいきますけれども、特殊法人を行政管理庁が審査する場合、いろ...全文を見る
○峯山昭範君 もう最後ですけれども、情報処理産業振興事業団ですね、これはどうして認可にならなかったのですかね。
○峯山昭範君 私、ちょっとここでお伺いしておきたいのですけれども、情報処理産業というものは、これから非常に重要な部門だと思うんですよね。これは将来は必ずどうしても、私は、国としてもこういう事業団をつくらなければいけないのじゃないか、そう思うんですよね。通産当局も相当力を入れている...全文を見る
○峯山昭範君 それでは最後に許認可の問題について二、三質問したいと思います。  許認可の問題でありますが、先般ずいぶん質問がありまして、できるだけダブらないようにしたいと思うんですが、昭和四十三年の六月末の許認可報告等の総数は、私が聞いておるところでは一万八千件あるそうですが、...全文を見る
○峯山昭範君 その点については私の資料とずいぶん違いますので、また何かの機会に調べて質問をやり直したいと思います。  それから、片方で幾ら整理はしましても、ふえるほうがこんなにいろいろふえたんでは整理の意味が——整理という段階になると非常に困難になってくると思うんですね。そうい...全文を見る
○峯山昭範君 私これで質問を終わりますけれども、明確になっていない分は後ほど資料で出してもらいたいと思うのです。  それから今回のこの許認可の整理の法案が通った場合、これは当然私はこれを契機として、なお一そう不必要なものをどんどん整理していく方向でなければいけないと思うのですが...全文を見る
05月07日第63回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○峯山昭範君 時間も非常に過ぎましたので、二、三問で終わりたいと思います。もうすでに同僚議員のほうからいろいろな質問がございましたので、まとめて二つ三つ質問したいと思います。  初めに農業者大学校の問題でございますが、この問題につきましては、先般の六十一国会におきまして相当審議...全文を見る
○峯山昭範君 それは一年、二年、三年全部ですか。
○峯山昭範君 私はもうこれで終わりたいんですけれどもね、その農業者大学校の問題一つにしても、現在は七十八名ということでありますけれども、一つも私は得心がいかないんです。というのは、農業人口はどんどん減ってきている。各都道府県に推薦してもらいたいといっても、各都道府県から推薦する人...全文を見る
05月08日第63回国会 参議院 内閣委員会 第15号
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○峯山昭範君 運輸省設置法等の一部を改正する法律案の審査にあたりまして、六点だけお伺いしたいと思います。  初めにまず第一点としまして、行政改革三カ年計画の中で陸運行政の問題があるわけでありますが、まずそれについてお伺いしたいのですが、運輸省では陸運事務所を出先機関にすることを...全文を見る
○峯山昭範君 簡単でいいです。
○峯山昭範君 いまちょっとお話しがございましたけれども、この覚え書きの中の第一項に、要するに「県内の陸運行政は、陸運当局の責任において行なうものとするが、県に委譲可能なものについては、両省事務当局で協議してきめる。」、要するに委譲可能なものについて、運輸省はどういうふうなものを具...全文を見る
○峯山昭範君 ハイヤーとかタクシーですけれども、これにつきましては、これらの事業はほとんどが同一県内にとどまる事業だと私は思うんですけれども、そういうような場合、現地の実情に沿わせるためにも、まあ規則とか監督の面についてやはり知事に委譲したほうがいいんじゃないか、そういうふうな意...全文を見る
○峯山昭範君 ハイヤーとタクシーの業者の問題ですけれども、一つはいわゆる個人タクシーですね、個人タクシーの業者数は現在どのくらいあるのかということが一つと、それからもう一つはその車両数、規模、何といいますか、タクシーの車両数ごとの業者数ですね、これわかりますでしょうか。私はこの点...全文を見る
○峯山昭範君 いまですね、あなたがおっしゃるとおりになっていけば、私はいいんじゃないかと思うのですけれども、現実はそうではない。私たちが視察に行きましたときも、実情はどうかということでずいぶん聞きました。実情はそういうぐあいになっているという説明だったけれども、それなら、それでは...全文を見る
○峯山昭範君 六大都市でいいのではないですかな。
○峯山昭範君 それから先ほどもちょっとお話がございましたけれども、陸運事務所の自動車の検査の問題ですけれども、先ほどの話ですと、その検査については二〇%民間に委譲しているということでありますが、三カ年計画のあの覚え書きによりましても、車両の検査についてはすみやかに民間に委譲する、...全文を見る
○峯山昭範君 それでは最後に、陸運事務所の問題につきまして、やはり陸運事務所については、私は監督義務というのは運輸省にあると思うのですけれども、先般から問題になっておりますあの山梨の陸運事務所の問題ですね。私は非常にけしからぬと思うのですよ。要するにこの山梨交通という会社は、大体...全文を見る
○峯山昭範君 この問題についてはそれで終わります。  次に私は、このたび設置法の中で交通安全公害研究所というのがあるわけですが、これに関連いたしまして、交通の安全ということについて特にお伺いしたいのですが、特に今度こういうぐあいに研究所もできる、そういう点から考えまして、この設...全文を見る
○峯山昭範君 私はきょうは交通の安全ということについて特に具体的にお伺いしたいんですが、特に鉄道貨物の輸送ですね、この安全の問題についてきょうは具体的にお伺いしたいんですが、国鉄の貨物の輸送につきまして、火薬類の運送規則というのがありますが、この運送規則に基づく、いわゆる火薬類を...全文を見る
○峯山昭範君 その場合、具体的に事故が起きたらどういうぐあいにするのか、その点についてはどうなっていますか。
○峯山昭範君 もっと具体的に言わないとわからないと思いますので、具体的に言いますけれども、消防等の力をかりるなんていったって、消防自動車、またはその消火設備のあるところならいいよ、けれども、ないところを走っていることが多いわけですね。もちろん事故の起きるところは、それあるところか...全文を見る
○峯山昭範君 私はこの勉強してみたんですけれども、非常に無責任なんですよ、大臣ね。あとでもっと具体的なこと私言いますけれども、消防等の力をかりるとかいっても、たとえばトラック輸送の場合には、たとえば消火器を積むとか、ああしろこうしろといって、消防庁の制限というのはものすごくたくさ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、いまの局長の答弁というのはほんとうによくないと私は思う。何でかというと、今度の大阪ガスの爆発を見てみなさい。それは大事故になる前に必ず小さな事故がある。その小さな事故を消せるだけの能力は持ってなければいけない。必ず消化器なり何なり、そうでしょう。爆発事故なんて...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のほうがずっと前向きな答弁なんですがね。もっと具体的に申し上げますけれども、アルミニウム・アルキル類というのがありますね。これの輸送について当局はどういうぐあいにお考えですか。これは要するに危険物と考えているのか、何と考えているのかですね。
○峯山昭範君 しからば危険物と考えていらっしゃるならば、これに対する対処はどういうぐあいにしているか、この大体アルキル・アルミニウムというのを、こういうぐあいに、相当国鉄の路線でも長い期間運んでいるわけですね。これは消防署ではたいへんな手を尽くしています。トラックで運ぶ場合でも、...全文を見る
○峯山昭範君 私はもう一回お伺いしますけれども、国鉄の六法の中に危険物の規約がありますが、その中の規則の何条に、いまのアルキル・アルミニウムというのが入っているのか、どういう部類のところへ入っているのか、それをまずお伺いしたい。  それから詳細きめていると言いますが、私は詳細の...全文を見る
○峯山昭範君 いまのはあなた全部違っておりますよ。あなた、まずアルキル・アルミニウムというのは比重が幾らか知っていますか、比重。それがわかれば、大体六十キロというのはおかしいじゃないですか、第一。大体おかしいですよ。この容器はいま国内で生産、最近つくり始めたんですけれども、消防庁...全文を見る
○峯山昭範君 あなたの答弁はほんとうにだめなんですよ。あなたがその規則に基づいてその列車に備えつけている消火器を、もしこのアルキル・アルミニウムにかけたら爆発するのですよ。ちゃんと取りかえているのですか、このときには。
○峯山昭範君 これは何を一体備えつけているのですか。それじゃこのアルキル・アルミニウムを現実に福山から千葉まで運んでおるでしょう。初めは十トンくらいだったのが、最近では月四十トン、五十トンとふえているでしょう。これからもどんどんふえるというのでしょう。現実にこういうようなことに対...全文を見る
○峯山昭範君 それから、いま国鉄のことに関連しまして、この間私は決算委員会で、国鉄の運賃の小口扱いの貨物の運賃の値上げについてお尋ねしたのですけれどもね。そのとき私は、どうもはっきりした答弁が受けられなかった。というのは、私まあ逆に言えば、私はごまかされたわけですよ。しかし、きょ...全文を見る
○峯山昭範君 ほんとうにいまみたいにぱちっと言ってくれれば、あのときによかったんですけれども、そういうぐあいに言わなかった。とにかくほんまけしからぬわ。前のときは、とにかく一割二分の値上げですと、確かに平均では一割二分になる。しかしながら、私たち庶民が使う十キロまで、二十キロまで...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、いま大臣がおっしゃったようなことを、先日、私もテレビで保利官房長官おっしゃったのを聞いておったのですけれども、あの官房長官の談話を聞いておりましたら、聞いていたニュアンスとしては、私鉄の運賃値上げについては公共料金でもあるし、国民の生活に非常に密接に関...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、わが国の航空輸送の状況並びにパイロットの養成の問題について二、三お伺いしたいと思います。  先ほどから種々航空関係について質問ございましたが、航空予算の状況並びに路線、それから運航回数、それから輸送量等が最近非常に大幅に伸びてきていると思いますが、そ...全文を見る
○峯山昭範君 パイロットの養成につきましては、相当の経費を要すると私は思うのですが、当然国としてもその養成には積極的な処置を講じる必要があると思うのですが、いわゆる国の養成機関であります航空大学校ですね。ここではどの程度のパイロットの養成を行なっているのか。また、そういう点から考...全文を見る
○峯山昭範君 まあいろいろとお伺いしたいことずいぶんあるのですが、いま聞いておりましても、航空大学校のその程度では、とてもじゃないけれども、需要には足らないんじゃないかと思うのですが、先般防衛庁にも同じく委託しているということをお伺いしたんですが、まあ防衛庁に委託しているのも一つ...全文を見る
○峯山昭範君 特に高年齢層の場合には、安全基準とか何らかの検査もあるのだろうと思うのですが、そういう点が一つと、それからもう一つは、外人の雇用というのは、先般からいろいろ出ておりましたけれども、これについてはどういうぐあいにしているのか。特に外人ですから、雇用の条件とか、いろいろ...全文を見る
○峯山昭範君 次に、ジェットパイロットを養成するための練習飛行場の問題なんですけれども、練習飛行場が必要だということは前からいわれておりますのですが、特に運輸省当局として、どういうぐあいに検討しているのか、それから硫黄島とか沖繩が候補地にあがったということも私たち聞いているのです...全文を見る
○峯山昭範君 この問題についての最後でありますけれども、特にこの空の輸送ということはこれから特に重要になってまいりますが、特に国内線、国際線ともでありますが、輸送量がふえるとともに新しい機種の飛行機がどんどん採用になるわけでありますが、その結果、先ほども言いましたように、パイロッ...全文を見る
○峯山昭範君 最後に審議会のことをちょっと聞いて終わりたいと思うんですが、今回新たに設置されることになりました運輸政策審議会と、それから運輸技術審議会でございますが、これにつきまして具体的にどういうふうな問題を審議していくのか、その点が一つ。  それから、この両審議会の設置につ...全文を見る
○峯山昭範君 これで時間も超過しましたので終わりますけれども、すでに現在、前は運輸経済懇談会、最近は名前が変わって運輸政策懇談会ですか、というのがございますが、非常に懇談会はいろいろな面で活躍をしているようでありますが、この懇談会の設置の目的と今度新しくできる運輸政策審議会との関...全文を見る
05月13日第63回国会 参議院 内閣委員会 第18号
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○峯山昭範君 たいそう長時間にわたりまして、防衛のいろんな問題でお疲れのことと思いますが、私は具体的な問題につきまして二、三お伺いしたいと思います。すでに同僚の議員から出た問題につきましては、できるだけダブらないようにして質問をしたいと思います。  私は、初めに在日米軍基地の問...全文を見る
○峯山昭範君 そのとおりですが、安保条約の第何条に当たるのか、その点を明らかにしてもらいたいと思います。
○峯山昭範君 いまの長官の説明でよくわかるわけでありますが、この第六条に出てまいります、「日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。」、この「施設及...全文を見る
○峯山昭範君 それはいま長官のおっしゃったのは、この第六条に書いてあるとおり、いまおっしゃったわけでありまして、これは要するにこの「施設及び区域」というのは、これは具体的に何かということですね。どういう施設まで含むのか、またどういう区域まで含むのか、これを具体的にわかりやすくすぱ...全文を見る
○峯山昭範君 非常に抽象的なんですが、もう少し具体的にお伺いしたいのですけれども、これはあまり抽象的ですと非常にやりにくいわけですが、この施設と言いましても、たとえば端的に私は申し上げますが、きょう私はゴルフ場の問題もちょっと取り上げて話をしたいのですが、ゴルフ場なんというのは、...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、いまのは地位協定の何条ですか。
○峯山昭範君 これはあとで問題をやりますが、いずれにしましても、ゴルフ場の問題をきょうこれから詳細にやっていきたいと思っておりますのですが、それじゃ初めに、在日米軍基地の中で、現在ゴルフ場がある基地をあげていただきたいと思います。そしてそのゴルフ場に当たる面積がそれぞれ何平米ずつ...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっと、もし資料そこにございまして、いまゴルフ場があるのは結局八カ所でありますが、この八カ所の合計の面積とゴルフ場の合計の面積をちょっと言ってくれませんか。
○峯山昭範君 それじゃ、あとでそれは教えていただくとしまして、しかし、米軍のいわゆる施設の中にゴルフ場が八ヵ所あるわけでありますが、この中で今度は防衛施設庁がゴルフ場をつくるために幾らかの予算を使ってゴルフ場をつくったのだと私は思うのですが、それぞれのゴルフ場をつくるにあたって、...全文を見る
○峯山昭範君 いま長官は、これらのゴルフ場は米軍の将校とか家族の専用であるような話がちらっとありましたけれども、実際はそうではない、それぞれのゴルフ場では、先般も新聞にも出ましたけれども、これは要するにほとんどが日本人だというのがあるわけですね。これはそういう点からいくと、またず...全文を見る
○峯山昭範君 それでは昭島のこの裁判において、第一審で国が敗訴しているわけですね。その敗訴した理由は何ですか。
○峯山昭範君 先ほど私一番初めお伺いしたわけでありますが、この昭島の昭和飛行機の土地を接収したのは、安保条約の第六条の基地の提供、いわゆる第六条に基づいて接収したんですね、これは間違いないですね。
○峯山昭範君 ということは、いまちょっと説明がありましたけれども、判決理由の中に明快にこういうぐあいに書いてある。これは要するに第二審では控訴したといいましても、これはあとで、解決するために裁判所のほうからいろいろ和解をせよということであったんでしょうけれども、第一審における判決...全文を見る
○峯山昭範君 それはそうでしょうけれども、しかしながら、もし裁判で最後まで勝てる見込みがあるならば、何もわざわざそのときに五億円も出して多摩につくることはないわけですよ。私が聞いておるところでは、とてもじゃないけれども勝てる見込みはない、一審の判決をくつがえすことはできない、そう...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、この問題についてはアメリカ側のほうで、当然これはアメリカ側のほうでは、もっと明快におっしゃっているわけですね。東京周辺に、米軍基地の中にゴルフ場があるというのは非常にゴルフ場が多過ぎる、こういう言い方をしていますけれどもね。ということは、もう向こうでも、在日米...全文を見る
○峯山昭範君 それから、私はもう一点お伺いしておきたいのでありますが、これは四十三年の二月ですけれども、ゴルフ場の問題につきまして、私のほうの議員がいろいろ質問いたしました。それは、ゴルフ場をつくるということについては、先ほどからいろいろ目的等については話ございましたけれども、要...全文を見る
○峯山昭範君 承知してないということは、これは要するに会員に入っておる人とか、または名誉会員とか、そういうのには入っていないということもわからないということですかね。ということは、この点については、その当時の長官の答弁でも、これは善処するという話があったわけですけれども、その後は...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、これはいまでも続いておるということですね、結局ね。これはこの間は問題になったのは、昭島のゴルフ場でありましたから一そうだったですね。そうすると昭島のゴルフ場が今度多摩に移ったわけですね、五億円という予算をかけて多摩へつくった。また多摩へ引き継がれて、名...全文を見る
○峯山昭範君 あまりしつこくは申しませんけれども、この問題については、先ほど東京地裁の裁判の判決の中にもありますように、先ほど長官も答弁になりましたけれども、確かにこういう問題は国民感情としても好ましいものではないと思うんですね。そういう点から、この点については善処方をお願いして...全文を見る
○峯山昭範君 次に、私はきょうは裁判の問題ばかり取り上げて申しわけないのですが、先日の内閣を委員会で少し申し上げましたけれども、北富士の演習場の林野雑産物補償金の請求事件について、本年の四月二十七日、東京地裁で裁判が行なわれました。これも国が全面的に敗訴したわけです。すぐあとで国...全文を見る
○峯山昭範君 私は、先日もちょっと申し上げましたけれども、これは防衛庁のいろんなやり方について、非常に私は重要な問題を含んでいると思うんです。まず第一点は、そのいわゆる合意書というのがかわされた、書類がかわされているわけですね。かわされたその合意書が契約書ではないと、こう防衛庁は...全文を見る
○峯山昭範君 それから私は、昨年この北富士の演習場の林野雑産物補償について、一部の受給資格者がまだもらってないというのがございました。その点どうなっているかということをきょうは聞きたいのですが、先日の委員会のときに、私は当時の有田長官にいろいろお伺いしたわけですが、そのとき長官は...全文を見る
○峯山昭範君 その契約は組合とやったのじゃなくて、いわゆる個人個人との契約だと私は思うのです。やはり一人一人に渡るまでの、いわゆる補償金が行き渡っているかどうかということを確認する義務があると思いますが、これはどうですか。
○峯山昭範君 昨年の六月、いまお話しのございました演習場の対策協議会というのができているわけでありますが、この対策協議会から施設庁長官のところに要請書と、それから決議が出されていると思いますが、これは要するに、私は地元の人たちは、この決議の中にもありますように、この「北富士演習場...全文を見る
○峯山昭範君 先ほどから長官へのいろんな質問の中に、自衛隊員の充足率の問題について話がございました。その中で長官は、特に自衛隊員の質の向上ということをずいぶんおっしゃっておりました。私も聞いておりまして、実際はずいぶん現在でも、優秀な自衛隊員を募集する、採用する、そういうふうにつ...全文を見る
○峯山昭範君 自衛隊員の募集につきまして、先ほどは募集のことについて話がいろいろございました。その募集ということについても、私は種々問題があると思いますが、今度は入隊の検査についてもいろいろ問題があるだろう。入隊の検査については具体的にどういうぐあいに検査が行なわれるのか、いわゆ...全文を見る
○峯山昭範君 いまおっしゃいました初めに試験をすると。一番初めの身体検査、適性検査、学科試験ですね、これはどこでやるんですか。
○峯山昭範君 その地方連絡部で試験を受けて合格とされますね。そうして今度はそれぞれのところへ集めてまたもう一回身体検査等があるとおっしゃいましたが、これはどこからが自衛隊のいわゆる隊員としての資格があるのか、正式の資格は全部試験を通ってしまわないとないんだと私は思うのですが、たと...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、地方で採用されたときには、これはまだ自衛隊員じゃないわけですね。それぞれの部隊に配属されて、そうして身体検査があって、そのあとでこの辞令をもらうわけですね。そういうわけですか。
○峯山昭範君 ということはですね、地方の連絡部で試験があって、そうしてその試験に合格した、そのあとその人に対してどこそこの部隊にいついつ集合せいと、こういうふうな通知がきますね。その通知をもらったときが自衛隊員ですか。
○峯山昭範君 参着してその任命を受けるというのは、これはそれぞれの部隊に入って、いっその任命を受けるんですか。
○峯山昭範君 これは月の初めというのは、それぞれ個人に対して指示をしているわけですね。そうしますと、私がお伺いしたいのは、まず地方の連絡部でやる身体検査というのは、どういうふうな身体検査をやるのか。また、それぞれどこそこの部隊へ行けということで指示を受けて、そうしてこの隊員として...全文を見る
○峯山昭範君 地方における検査はわかりました。これは確かに身長、胸囲とかですね、一般的レントゲン等の検査であろうと思うのですが、入隊時における検査もこれと同じですか。
○峯山昭範君 私の手元に、これも裁判の記録でありますが、入隊時に防衛庁の検査で、本人は梅毒だと言われた。それでいろいろ経過はありますけれども、本人は自殺したのです。裁判が行なわれて、結論としては防衛庁は勝ちました。勝ちましたが、結論的には防衛庁の検査は間違っていたわけですね。こう...全文を見る
○峯山昭範君 私はその当時ガラス板法で検査をやった、こういうように聞いております。しかし、こういうような検査は非常に私は慎重を要する。またこういうことをするという場合でも、本人にそういうことを言う場合非常に慎重に言わないといけない。特に年若い、まだ二十にしかならない青年に対して、...全文を見る
○峯山昭範君 この裁判で防衛庁が勝った原因は何ですか。
○峯山昭範君 そのとおりですね。防衛庁がこの裁判に勝った根底的な原因は、この判決文にも明らかでありますとおりに、要するにその少年が親に連れられて町医者に行って見てもらった。その町医者から簡単な方法で検査を受けて、梅毒ではないと言われた。そのことがいわゆるこの裁判所における防衛庁の...全文を見る
○峯山昭範君 この問題はもうこれくらいにしまして、あと二、三お伺いしたいと思うのですが、現在、在日米軍基地に働く労務者の皆さんが相当いると思うのですが、どのくらい現在いらっしゃるのか、これを初めにお伺いいたしたいと思います。
○峯山昭範君 この労務者は、在日米軍のほうからことしの一月ですか、三千九百人に対して整理の通告があったように聞いております。このうち六百人については三月の末または四月の初め付で整理される。そしてあと残りについては六月三十日までに整理するということになっていると聞いておりますが、こ...全文を見る
○峯山昭範君 このように大量の解雇者が出ているわけでありますけれども、これは私は、事前の予告というのは何もなかったのですかね。こういうふうな四万数千人という人たちの身分保障ということになりますと、当然私は事前に相談があってしかるべきであると思うのですが、不安定な状態でほっておくと...全文を見る
○峯山昭範君 あと二、三聞いて終わりたいと思いますが、それは基地労務者の雇用の形態ですね。これはどういうぐあいになっておるのか、お伺いしたいんですが、これは防衛施設庁が雇用して、そうして職場は米軍基地である、こういうぐあいに聞いておるんですが、この雇用の具体的な関係というのはどう...全文を見る
○峯山昭範君 私は公明党を代表して、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案、いわゆる防衛三法について反対の意思を表明するものであります。  わが公明党はかねてより、日米安保体制の段階的解消を主張し、その実質的形骸化をはかるため、日米安保条約の実質的要素である在日米軍基地の撤去を推...全文を見る
07月07日第63回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○峯山昭範君 初めに、事業団理事長、本日はほんとうにお忙しいところおいでいただきましてありがとうございました。私は、先日内閣委員会におきまして通産省の設置法のときにこの塩釜の問題を取り上げまして質問いたしましたのですが、その後この問題につきまして種々問題が解決されておりませんので...全文を見る
○峯山昭範君 私は理事長、今回のこの問題について、実は前回質問をいたしましたときには私は現地へ行ってまいりませんでした。それで、今回質問するにあたりましては、たびたび行ってまいりまして現地の事情等も聞いてまいりました。その上できょうは質問をするわけでありますが、まず基本的に、きょ...全文を見る
○峯山昭範君 通産省来ていますか。それから厚生省……。  いま理事長の話を聞いていまして、要するに、先ほども話をしましたように、水産のいわゆる零細な業者ですね、そういう人たちは、少なくとも公害防止事業団に、それこそ満幅の信頼を置いて事業団に装置を頼んだ。その理事長がいまの答弁で...全文を見る
○峯山昭範君 私はいま通産省の公害部長さんの話を聞きましたけれども、非常に私の考えていることとはまるっきり違うのです、あなたのいまの考え方は。私は質問の初めに言いました。先ほど事業団理事長が、私のほうの事業団は経験もなかったし水質調査も十分ではなかったと。そうでしょう、その上でつ...全文を見る
○峯山昭範君 それは事故が起きたあとですよ、そういうことは。  それから、私はもう一回お伺いしますけれども、理事長ね、通産省が言うように、今回の事故の原因の根底は、いわゆる水質の測定の間違いにあるとはっきり言っています。その追及をやっているだろうと言っています。原因は明らかにな...全文を見る
○峯山昭範君 私はこの問題について、いまの水質の調査の問題についても、通産省や、みんなに、理事長のほうからこの問題については生産業者にも事故の一因があるのだなんということを報告しているんなら問題だと思う。なぜかといいますと、生産業者というのは何も知らないのです。実際のところ、自分...全文を見る
○峯山昭範君 この問題についてはまた後ほどやることとしまして、先ほど理事長の答弁の中に、そういうふうな問題が起きてきて、ラグーン池をつくった。これは東北大学の先生に頼んでつくったというお話でございました。これはもちろん私は事情はわかっていますけれども、浄化槽がうまく運転しなくなっ...全文を見る
○峯山昭範君 これは非常に私は重要な問題だと思うんですよ。いま理事長は、千五百万を今度はきょうは二千三百万に御訂正になったのですけれども、この問題については、私はきのう言ったんです。おたくの人に申し上げたんです。住友の人が二千三百万と言っているぞと、理事長の答弁とだいぶ違うぞとず...全文を見る
○峯山昭範君 私は、このラグーンの問題については、非常に不明朗だと思うのです。実際のところ、住友はどういうふうに言っていたかといいますと、今回ラグーンをつくるにあたっては、事業団より依頼されてつくった。それはあたりまえだと思うのですよ。かってにつくるわけないと思うのですよ。依頼さ...全文を見る
○峯山昭範君 通産省さんにお伺いしたいのですがね。要するに、いまの理事長の話、私はもっともだと思うのですよ。ところが、実際問題としてこれだけの事業をやっておりますと、その仕事自体がうまくいかないこともあると思うのですよ。また少なくとも事業団の手落ちによって仕事をやり直さなければい...全文を見る
○峯山昭範君 私はいまの答弁でまだ一つひっかかるところがあるのですけれどもね。要するに、その二一三〇の原水で一〇〇PPMに落ちる、実際に試験運転をやったという話がありましたけれども、私はそのことは初めて聞いたのです。現地の基本構想委員会のメンバーに入っておる人たちの中にも二一三〇...全文を見る
○峯山昭範君 私は、いま厚生省のほうからお話がございましたように、施設の瑕疵でもないかもわかりませんけれども、実際問題としましては、私は先ほどこの原水の測定の段階の問題が問題になりましたけれども、少なくとも水産業者としては、要するに排水を一一〇〇PPMという点はきちっと規定してお...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、あまり時間もありませんので次へいきますけれども、現地のいわゆる加工業者並びに市のほう、県のほう、当然一緒ではありますが、いずれにしても、ことしの盛漁期までに、今回のこの装置が、暫定装置なりまたは本装置なりが完成しないというと、これはたいへんなことになります...全文を見る
○峯山昭範君 私は、ぜひとも九月の盛漁期までに間に合わすようにしてもらいたい、私はこういうふうに思います。また、特に厚生省、通産省のそれぞれの担当者も、できたら塩釜の現地に行ってこられて、そして実情を見てきてもらいたいと思うのです、実際のところを。私も現実に行ってみまして、この間...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃそういう点でよろしくお願いしたいと思います。もし九月までにできなかったらどういうことになるかといいますと、スケソウダラですか、原魚がどんどん九月以降入ってくるわけです。もしフル操業でなかったら、一回魚が入ってこなくなったら、それっきりずっと入ってこないわけで...全文を見る
○峯山昭範君 理事長はけっこうです。  公害の問題で、これは悪臭の公害なんですが、同じ塩釜です。ですから、きょうはもし大臣がおりましたら写真を見せようと思って私は持ってきておりますが、もうたいへんなんです。やはり公害の基本的な問題は私は悪臭だと思います。要するに、私は先日から公...全文を見る
○峯山昭範君 時間もあまりありませんので、はしょってやりますが、いずれにしましても悪臭の対策は非常におくれているようであります。管轄もそれぞれ厚生省、通産省、農林省と分かれておりまして、一体どこが中心になってやるのか、これもちょっとあいまいでありますが、二、三お伺いしたいのは、い...全文を見る
○峯山昭範君 それでは時間がありませんので最後に申し上げますが、実は写真をちょっと見てほしいんです。農林省のほうも一緒に見てください。おたくの関係です。実はあそこの写真にありますのは、一番初めのが工場排水のもので、そこから排水が出ておるわけです。その次にあるのが川へ流れ込んでおる...全文を見る
○峯山昭範君 いまの、ちょっと私言い忘れたんですが、人の健康というふうにおっしゃいましたね。これだいぶ事故が起きておるんです、現実に。それで、宮城県で健康診断をやっているんです、ずいぶん前に。ところが、私も資料を発表するように言っているんですけれども、なかなか発表しない。できたら...全文を見る
07月08日第63回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○峯山昭範君 公務員給与に関しまして、すでに午前中にもう相当質問ございましたが、私は二、三質問したいと思います。  すでに八月の勧告を前にいたしまして、もう人事院におきましては種々調査も進んでいると思います。初めに、何と言いましても、ことしの勧告の率の問題がやはり公務員の諸君は...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、結局公務員給与というのは、官民格差を調査して、その結果に基づいて人事院が勧告をすると、そういうことですか。——そうしますと、公務員の給与は、いまの話ですと、一月一日現在でございますか、この点どうですか。
○峯山昭範君 ということは、私は給与の問題にはあまり詳しいことないんですけれども、この一月十五日現在ということは、特に公務員の皆さん毎年何%か退職していかれる方がいらっしゃると思うのですが、そういう方々は大体一月から三月の間が多いのじゃないかと、こういうふうに私は推測するわけです...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、四月一日以降新しく入ってくる新入社員——社員というとおかしいですけれども、公務員のそういう方々の給与も勘案していると、こういうことですか。
○峯山昭範君 いや、その数を把握しているということは、即その給与のいわゆる官民格差を比較する場合のデータとしてちゃんとその中に含まれていると、こういうようにとってよろしいですね、この問題は。
○峯山昭範君 まあ、そうしますとね、私が言いたいのは、要するにこの公務員の皆さんの給与ですね、民間に比較する給与が、いわゆるやめていくほうは四月までですから完ぺきに掌握できますね。ということは高給の人がやめていくわけですね。ところが、新しく入ってくるほうはあまり掌握してないじゃな...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、私はことしの春闘のぐあいから見ましても、実際問題として六月十五日以降に妥結する会社も相当出てくるのじゃないかと思うのです。そうしますと、相当このいわゆる付属調査の重要性というのが出てくるわけですね。現在の時点では八月の十五日に、先ほどの答弁でございまし...全文を見る
○峯山昭範君 私は、いわゆる遡及改正率といいますか、付属調査の分が昭和四十年度みたいに非常にわずかな数字であればそんなには云々するわけないんですが、実際問題、これから毎年毎年率が上がりまして、昨年のように、いわゆる官民格差の半分があとの付属調査で掌握していると、そういうようなこと...全文を見る
○峯山昭範君 実際問題として、毎年七千件というような調査をやっておりますと、毎年同じ事業所をやるつもりではなくても、毎年何割かは同じ事業所が出てくるんじゃないですか、これはどうですか。
○峯山昭範君 この問題はもうこれで終わりますけれども、いずれにいたしましても、毎年当たる会社もあるはずです、確かに。七千件ということになりますと、二万件の七千件ですから、相当の会社はやはり毎年ということですね。そういうところは事前にチェックするなり何なりいろいろ方法も講じれば——...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一つ、この公務員給与に関連のある経済指標の問題についてお伺いしたいのですが、一つは消費者物価ですね、これはどのくらい上がっているのか。それからもう一つは消費支出ですね、これはお伺いしておきたいと思います。それからもう一つは、ちょっとございましたが、労働者...全文を見る
○峯山昭範君 午前中にも一いろいろ話があったわけでありますが、いまの人事院がつかんでいらっしゃるいろいろな、いわゆる公務員給与の勧告に関係のあるいろいろな数字を見ましても、確かに大幅な今回の勧告があるのではないかというマスコミの皆さんの報道も、あながち間違いでは私はないと思うので...全文を見る
○峯山昭範君 総務長官にお伺いしたいのですが、先ほどもそうですが、今回の公務員給与の勧告に対しましては、政府は責任をもって完全実施をする、そういうことを御答弁になっていらっしゃるわけであります。また、先日の内閣委員会におきましても、官房長官の談話を引いて話がございましたが、実はこ...全文を見る
○峯山昭範君 それから次に私は人事院に、先ほどもちょっと話しございましたけれども、頭打ちの解消の問題ですね。これをちょっとお伺いしておきたいのですが、人事院の昭和四十四年、国家公務員給与等実態調査、いわゆる実態調査の表によりますと、俸給表別、等級別、号俸別人員分布表というのを先日...全文を見る
○峯山昭範君 けっこうです。先ほどもちょっと話にあったわけでありますが、いずれにしましても、この俸給表を見てみますと、いわゆるそのワク外、ランク外の人が相当いるわけです。この行政職俸給表を見ましても相当な人数になります。それで特に多いのが行(一)ですね。行(一)、それから教育職、...全文を見る
○峯山昭範君 しかしですね、二年間に要するに千百円、一年間に五百五十円しかこれは上がらないわけですね。やはりひどいと思うのですよ、例外とは言いましても。前は役付であった。それが長くいるために下におりた。そうでない人もいると私は思いますよ。これは六等級ですか、六等級でも七十何名いる...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、これはあとでこのワク外者について詳細にその年齢別、在職年数別構成を資料にして出してもらいたいと思うのです。  それで、この問題については、私はいろいろな面からこれは解決しなければいけない問題だと思うんです、実際問題として。いわゆる例外というものは、こ...全文を見る
○峯山昭範君 総裁にお伺いしたいんですが、実は先ほどから総務長官も、公務員給与完全実施ということをおっしゃっておりますのですが、ことしの勧告は五月実施ということが前提での完全実施とおっしゃっているんだと私は思うんですが、実際問題、いろいろな調査の時点等取り上げてみても、私は四月実...全文を見る
○峯山昭範君 いま総裁おっしゃること、よくわかりまして、五月、実施が絶対悪いということ、これは私そのとおり、総裁もおっしゃるとおりだと思うんです。しかし、ことしは総裁のおっしゃるとおり五月実施であったにしても、将来四月実施ということを考えることがあるかどうか、その点ちょっともう一...全文を見る
○峯山昭範君 それでは最後に人事院総裁並びに総務長官に少しだけ年次報告のことでちょっとお伺いしておきたいんですが、先日人事院が発表いたしました年次報告によりますと、公務員の非行の問題が相変わらず多いようでありますが、院としまして、いわゆる公務員の諸君の非行の原因ですね、これは一体...全文を見る
○峯山昭範君 もうあと一問で終わりたいと思うのですが、その中でも、いま総裁がおっしゃいましたように、そういうふうなストとか、それに関する問題は確かに減ると思いますが、私がやはり問題にしたいのは、横領や収賄とか、悪質な汚職というのが実際問題として三百三十件近くにも上がっているわけで...全文を見る
○峯山昭範君 私は国家行政組織に関する問題に関しまして二、三質問をしたいと思います。もうすでに種々話がございましたけれども、まず、先ほど行政監理委員会の問題が出てまいりました。これにつきましては、先般の第六十三国会の委員会でも相当いろいろと問題にいたしました。そこで私は、行政監理...全文を見る
○峯山昭範君 大臣から前向きの答弁がありましたので、当然前向きに政府として行政監理委員会に行政改革の必要な問題を諮問する、そしてそれに対してきちっと答申を受ける、そういうふうなきちっとした姿勢をやれば、要するに民間とのこのぐずぐずした点がなくなるのじゃないか、これも一つと思うわけ...全文を見る
○峯山昭範君 いま私聞いておりまして、臨調答申が出ましてもう六年近くなるわけですね。そうしてこの臨調答申自体が、行政改革三カ年計画にもあまり反映されてない。皆さんは反映されていると言うかもしれませんけれども、実際問題としてはあまり反映されてないと現実にいわれております。ところが、...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひそうしていただきたいと思います。実際問題、この総定員法の運用の問題についても、先ほどちょっとだけおっしゃいましたけれども、ほんとうに実際問題、総定員法が通って一年半近くなるわけですね。ほんとうにどの程度運用されているか、一つも運用されてないのじゃないか。皆さんは...全文を見る
○峯山昭範君 大臣の御答弁ごもっともだと思うのです、私はね。そうしか言いようがないと思うのでありますけれども、要するに大臣、現実の問題としてはこれは運用されていない、現に実際問題。一部どこか、それは運用されている面があるかもしれない、私たちの目につかないところで。けれども、実際問...全文を見る
○峯山昭範君 たいへんおそくなってまいりましたので、簡単に二、三質問したいと思います。  いま自衛隊を診断する会の中で問題になりましたので、ちょっとだけ質問しておきたいのでありますが、私も先日自衛隊の皆さんと話をする機会がございまして、その中で各自衛隊の部隊を回ってみますと、必...全文を見る
○峯山昭範君 最近一番新しくというとおかしいのですけれども、最近なくなった方でもそのくらいですね。過去になくなった方は相当悲惨な人が  いらっしゃるのじゃないかと思うのです。その点はいま長官のお話しもございましたので、そのくらいにしておきますが、先ほど出た中で関連してもう一つだ...全文を見る
○峯山昭範君 長官から、いま秋には防衛白書という話がございました。これはいままでから何回も出ている問題でありますけれども、ぜひとも秋には防衛白書を完成していただくように、それで私たちにも見せていただきたいと思います。  次に、私は三次防で計画されておりますあの第四高射群の問題で...全文を見る
○峯山昭範君 ただいまありました能勢町の問題でありますが、この設置につきまして、今月の初めですか、大阪の防衛施設局が地元民に打診したところからいろんな問題が出てまいりまして、現実には地元ではもう大騒ぎになっております。実際問題、これは防衛施設庁としてはどういうぐあいにやったのか一...全文を見る
○峯山昭範君 いま話がございましたように、できるだけ所有者の了解ということについては、ぜひとも心得てやってもらいたいと思うのですが、現実の問題としましては、能勢町では町議会としても一応反対の決議をしたということを私聞いております。また実際問題、大阪の豊能郡能勢町というところは、大...全文を見る
○峯山昭範君 それからちょっと問題を変えまして、今般、防衛施設庁で沖繩の米軍基地の調査をやったということが新聞に報道されておりました。それで実は一つだけお伺いしたいのですが、防衛施設庁としましては、総力をあげて米軍の施設を調査されたんだと思うんです。そこで私たちが沖繩で一番心配し...全文を見る
○峯山昭範君 ということはですね、まあ、あんまりきょうは時間もありませんので、簡単に済ませますけれども、一つは、マスコミの報道によりますと、資料をアメリカ側が出ししぶったという話があるようでありますが、こういう事実があったのかどうかが一つですね。それから、その報告書というのが三百...全文を見る
○峯山昭範君 もう一点お伺いして質問を終わりたいと思います。  これも先日、米軍の基地ですね、キャンプ王子、それからグランドハイツ、それから麻布のヘリポートですか、これを米軍が返還するかわりに、一戸一千万円の住宅を一千戸、三沢基地内に新築せいと、そういうふうな要求が在日米軍司令...全文を見る
○峯山昭範君 これですね、いまの答弁を聞いておりますと、やはりこれに近い要求はあったように私思うのですが、やはりいろいろな面から、私は国民感情としてどうも納得いかないんですよね。先ほどもちょっと話が出ましたけれども、ゴルフ場の問題だってそうですね。昭島のゴルフ場を多摩に移したとき...全文を見る
07月09日第63回国会 参議院 公害対策特別委員会 閉会後第2号
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○峯山昭範君 私は厚生大臣のいまの答弁聞いておりまして、私は厚生大臣にこの問題、質問するつもりじゃなかったのですけれども、いまの答弁を聞いておりまして、全く厚生省自身が、大臣自身が――国民の立場に立っていろいろな問題を処理していく、これは当然のことだと思うのです。少なくとも厚生省...全文を見る
○峯山昭範君 通産大臣お急ぎのようですから先に質問しますが、私は、きょうは福井県の九頭竜川流域のカドミウム汚染について質問したいと思います。  すでに大臣も御存じのことと思いますが、日本亜鉛の中竜鉱業所というのがあります。これはすでに操業してずいぶんになります。大臣も御存じのよ...全文を見る
○峯山昭範君 いまの答弁、大臣、聞いてまして何にもやってないですよ、これ。そうでしょう。現実に何にもやってない。ことしの五月、七月、八月なんて問題じゃないですよ。カドミウムということについて非常に重大だという考え方があるならば、少なくとも四十二、三年ごろから相当問題になっているわ...全文を見る
○峯山昭範君 それはどろですか、水でしょう。
○峯山昭範君 もう一問で終わります。  私は工場に両三度行ってきたのです。いま長年堆積したカドミウムとおっしゃいましたけれども、そうじゃない、シックナーの排水口の下はこれはコンクリートを打っております。現在でもコンクリートを打っているのです。そうしてそのコンクリートの上にいわゆ...全文を見る
○峯山昭範君 ただいま聞いておりまして、まず第一点は、関連としまして、ただいまの厚生省の玄米のカドミウムの含有率を〇・四から一・〇に上げました、いろいろな問題をお伺いしたいのですが、何ぶんにも私たちしろうとでございますので、要するに、先生のお話をお伺いしておりまして感じましたこと...全文を見る
○峯山昭範君 このいまの問題でもう一つだけございましたのですが、この和泉村のこの水田は先生見ていただいていま黄色になっておったという話でございましたが、ここのお米を食べている農民の皆さんですね、現在でもイタイイタイ病に近い方がいらっしゃるわけでありますが、健康診断等についてはやは...全文を見る
08月19日第63回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号
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○峯山昭範君 それでは今回の人事院勧告が出まして、いろいろ論点があげられておりますけれども、私も、先ほどの同僚議員の質問にダブらないようにしまして、これから二、三お伺いしたいと思います。  今回の勧告につきましては、すでにもうマスコミ関係でも相当報道されておりますし、先般の衆議...全文を見る
○峯山昭範君 一番重点に上げたのは初任給である、この点につきましては、後ほどあらためて質問したいと思うのですが、いずれにしましても、各新聞の論調等を見ましても、すでに先ほど質問もありましたけれども、やはり何といいましても、いろんな焦点が当たっているのは、やはり指定職の俸給表の大幅...全文を見る
○峯山昭範君 もう一点、こまかい問題に入る前にお伺いしておきたいのですが、どうも、今度の勧告をいろいろ読んで、これは各論に入りますとよくわかりますのですが、こんなことを言うと、人事院総裁は、そんなことはないとおっしゃるかもしれませんけれども、多分に政治的色彩を帯びた勧告じゃないか...全文を見る
○峯山昭範君 私は、上げたのだからおしかりを受けるわけはない、そういう考え方はいかぬと思うのですよね。やはり基本的な姿勢としてはと言っているわけですからね。それがやはりそういうところでなしくずしにされるおそれがあるわけです。実際問題ね。そういう点はまた去年はこうだったからと言いま...全文を見る
○峯山昭範君 質問の順番を間違いましたので、もう一ぺん総裁にお伺いしておきますけれども、要するに調整手当、これは何ですか。調整手当というのはどういう意味の手当ですか。これ具体的に定義ですね、これを初めに伺いたかったんですが、これはどういう手当でしょうか。
○峯山昭範君 いまの給与法第二第条六号に言う「地域差」というものですね、地域差の定義は何ですか。地域差の判定をするための基本的な資料といいますか、定義といいますか、それは何だと人事院は考えていらっしゃいますか。
○峯山昭範君 人事院のその考え方は変わってきましたね、だんだん。四十二年に調整手当が創設された当時は、先ほど総裁は、主として給与の官民格差だと、要するに。だから、今回のいわゆる甲地の八%上げるにあたっても、その資料はもうそれだけですね、結局。私たちに少なくとも参考資料として配られ...全文を見る
○峯山昭範君 その点はわかりました。そうすると、それじゃその問題はさておきまして、この甲地、乙地とかいう、これはいつごろきまったんですか。いま現在実施しておる分はいつごろ、どこがきめたんですか。これは適正だったかどうか。現在甲地、乙地ときめておる分ですね、それは要するにいつごろき...全文を見る
○峯山昭範君 私は、確かに四十二年にスタート当時、甲地、乙地の問題については種々問題もあって、附帯事項もついた。しかし、その内容は尊重しながらいわゆる幅を広げるとか、たとえば都市化現象によって、現在二級地に入っておっても全く四級地と変わらないところが出てきておる。私も現実にチェッ...全文を見る
○峯山昭範君 その点については、まあいろいろありますから、あまり言いませんけれども、それからもう一つ、特甲ですか、さっきおっしゃいました特甲というのですか……
○峯山昭範君 ここには、資料によりますと、「京阪神地区(京都市、大阪市、神戸市)」と、こう書いてあるのですが、これはどうなっておるのですか。もうちゃんときまっておるのですか、またはこれからきめるのですか、またはどういうぐあいになっておるのですか。「東京都区内」というのは三多摩も全...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、いずれにしましても、この問題は、このそれぞれ都市を甲地、乙地に指定したり特甲にしたりするということは、それぞれ公務員の皆さんの重大な関心事だと思うのです。やはりこういうことについては綿密に検討をして、そして必ずちゃんとした結論を出すべきだと思うのです。また...全文を見る
○峯山昭範君 名前にこだわるなということをいま言われたが、またこだわって言うんですが、調整手当というのは、先ほどは給与法の二条の六号の「地域差」というところから出てきたんだとおっしゃいましたが、お医者さんのほうは、これは地域差というのはないのですか、お医者さんのほうは一律に。私は...全文を見る
○峯山昭範君 まあ、いずれにしましても、趣旨はよくわからないわけでもないんですけれどもね、しかしながら、そういうような理論が通るなら、そういうところはいろいろなところに適用されてしまうということになってしまいますので、この点についてはやはり今後検討していただく問題だろうと思います...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、六〇・九%になったからことしは踏み切ったとおっしゃっていますけれども、去年は五九・二%ですから、それより一・何%しか違わないわけですよね、実際問題。これ理屈を言えばそうなるのですね。ですから、実際問題、当然数年前から住宅手当についてはやるべきであ...全文を見る
○峯山昭範君 どうも一つも理由にはなっていないようですね。始めのほうちょっとわからなかったのですが、いずれにしても、あれですね、最高三千円で押えた理由というのは、私も初めのほうちょっと聞き取りにくかったのですが、あまり根拠は明らかじゃないようですね。  それはそれとして、もう一...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、今回の対象人員というのはこれは一八%というわけですか、そういうことですね。そうしますと、いろんな問題が出てくると私は思うのですよ。三千円以上ときめられたのは、三千円からというのですが、自分の家を持っておりましてもいろんな問題あるわけですよ。固定資産税が...全文を見る
○峯山昭範君 現在、公務員住宅の皆さんは別といたしましても、一般の賃貸し住宅というのは相当高いわけですね。一畳で千五百円とかいわれております。そういうところからいきますと、平均が九千円だというその九千円の家というのはどれくらいの広さなのか。それはどうですか。
○峯山昭範君 それからもう一点だけ聞いておきたいと思うのですが、現在公務員住宅に入っていらっしゃる方はこれははっきりしておりますね。それから賃貸し住宅でも公団とかそういうところに入っている方はこれははっきりしていますね。ところが、それ以外の方は、はっきりしない人がおりますね。家賃...全文を見る
○峯山昭範君 その問題はそのくらいにしまして、あと二、三お伺いしたいと思うのですが、先ほど通勤手当の話が出てまいりましたが、通勤手当につきましては、ことし、調整手当の支給されない地域ですね、月額千四百円に上げておられるのですが、これはほんとうからいうと非常に少ないと思うのです、私...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ次に宿日直手当の問題について二、三聞いておきたいと思います。  一つは、まとめて言いますけれども、宿日直手当については今回の勧告について調査をやったのかどうかがまず第一点。それから、この宿日直手当についていろいろな各種値上げされていますけれども、それぞれ値...全文を見る
○峯山昭範君 最後にもう一つだけお伺いして終わりたいと思うんですが、高齢者の問題ですね。これは私はこれからの人事院の姿勢というのがここにちょっとちらっとのぞいているような感じがするんですが、去年の勧告でちらっと出して全体の状況をうかがってことしはぱちっと出す。またことしもちらっと...全文を見る
○峯山昭範君 よくわからぬでもないんですが、その民間と比較するということ自体が、そこら辺の問題があると思うんです。民間のお年寄りと公務員の皆さんのお年寄りとはだいぶ違うと思うんです。その点が第一点。  それからもう一点は、もっとほかの点で何か検討すべきじゃないか、もっとほかの点...全文を見る
○峯山昭範君 一言だけ聞いておきたい。何といいましても、もう解決した問題だとは思うんですが、やっぱり人命尊重ということがまず第一だと思います。私は、防衛庁の飛行場に今日おりましたし、緊急事態が起きたときに一体どういうぐあいに連絡がくるのか。それで速記をとめなければいけないぐらい不...全文を見る
○峯山昭範君 もうちょっと正確に聞きたいのですけれども、一体、たとえば浜松の航空団司令が要するに   〔理事石原幹市郎君退席、理事上田哲君着席〕 報告してからあなたの耳に入るまで、どうもいろいろあっちこっち人を通して入ってくるような感じですね、報告が。その間に人をずいぶん通す...全文を見る
○峯山昭範君 もう一言で終わりますが、先ほどもちょっと言いましたけれども、こういう際にはやはり人命尊重ということが第一と思うんです。普通のほかの官庁ならそれだけで終わりなんですけれども、人命第一ということで考えればいいんですが、防衛庁の場合はそうはいかぬと思う。今度はこういう事件...全文を見る
09月29日第63回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第3号
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○峯山昭範君 総務長官、時間ないそうですので、総務長官に対する質問を先に集中して進めます。  実は、この内閣委員会でも公害の問題につきましてはたびたび取り上げてまいりました。実は私は特にきょうはその焦点だけしぼって申し上げたいと思うんですが、特にこの公害行政の中でも、公害行政の...全文を見る
○峯山昭範君 実は私たちはいま長官がおっしゃったようなことを申し上げて、一元化されてないんじゃないか、もっとちゃんと強力に推進すべきじゃないか、要するに、たとえばいまの公害対策会議というものを、そのもとに事務局なり何なりつくって強化すべきじゃないか、こう申し上げてきているわけです...全文を見る
○峯山昭範君 公害対策基本法の第十九条に基づいたいわゆる公害の問題、いま全国民的な問題になっておりますし、全国的にいろんな問題が上がっております。そこで当然私はこの公害対策会議でも、十九条でいうところのいわゆる公害に対する施策というものは当然ここで取り上げられて、そして審議し、ま...全文を見る
○峯山昭範君 私は公害対策基本法に基づいたと言いましたけれども、そういうようなものが議題になって取り上げられているとすれば、私は特に一つ申し上げたいのでありますが、具体的にあとで名前出しますけれども、いずれにしましても、公害対策本部としては、現在公害が発生しておりまして、その公害...全文を見る
○峯山昭範君 もうちょっとだけお伺いして終わりますが、その悪臭の問題でぼくは非常に研究がおくれているという点、またそのたびに、委員会のたびに答弁があるのですが、たとえばいまの海産物の処理場の問題、たとえば具体的に言いますと、塩釜の問題でありますが、ああいうふうな問題は、水産加工工...全文を見る
○峯山昭範君 これで終わりますが、いずれにしましても、こういうふうないろんな問題がずいぶんありますけれども、公害問題につきましては、いま公害対策本部が具体的にいろんな総合調整等の処理をやっていらっしゃるそうでありますが、この公害対策本部というのは、これは恒久的な機関なのか、または...全文を見る
○峯山昭範君 どうもあと先になりましたけれども、行政管理庁のほうにちょっとお伺いしたいと思いますが、いまの公害の問題と関連いたしまして、大臣は行政監理委員会の委員長でもございますので、行政監理委員会の中には、たとえば公害対策本部ができた直後に、これはけしからぬという談話みたいなも...全文を見る
○峯山昭範君 それは、私は先ほどもちょっと言いましたように、ほんとうは公害対策本部をつくらなければ公害対策が進まないというのはおかしいわけです、ほんとうを言えば。私たちこの委員会で、公害対策会議があるわけですから、公害の対策について一元化していけ、そういうことは何回も言ってきてい...全文を見る
○峯山昭範君 私はこういう公害対策本部が設置されましたことによって、現実の面で公害対策が着々と進んでいるということについては、私たちも賛成なんです。当然私たちはこれはおそいじゃないかと、もっとそう言いたいわけです、ほんとうは。すでに公害対策本部、公害対策会議、公害対策審議会という...全文を見る
○峯山昭範君 公害の問題はこのくらいでおきたいのですが、ということはあれですか、各省から出向いてきました職員は、たとえば厚生省とか大蔵とか、それぞれ出てきた職員は、すべてそれぞれの身分は各省の身分のままじゃなくて、すべて内閣の所属の身分になったということなんですね。
○峯山昭範君 いずれにしましても、こういうような面についても総定員法というのがあるわけですしね。必要な部門に必要な人を配するという合理的な配置という面から言えば、私は当然こういう点を運用してやるべきだと思うのです。  それで、その点はそのくらいにしまして、次にもう一点だけお伺い...全文を見る
○峯山昭範君 私も大臣の方針に賛成でありますけれども、いずれにしましても賛成ではあるが、やはりその必要なところもあると思うのです。私はどうしても必要なところもあると思うのです。そういう点についてはやはり一考しなければならない点も——機構改革の基本としてやはりスクラップ・アンド・ビ...全文を見る
○峯山昭範君 ただいまの自治省アンケートの問題については、詳細後ほど資料で出していただきたいと思います。  それからあと一言ですが、先ほどもちょっとお話がございましたけれども、公務員給与の今回の完全実施に関連いたしまして、あの定員削減の問題についてはやはり一言言っておきたいと思...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、いまの一番最後の訂正になった部分、そこだけ総定員法はうまく運用されていないということになりますよね。やはりそこのところはあとでまたこの次の機会に詳細にやりたいと思います。  最後に、もう一点だけお伺いして終わりたいと思うのですが、いまの九%削減の問題...全文を見る
10月09日第63回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第3号
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○峯山昭範君 私はきょうは、国鉄における危険物の輸送について二、三お伺いしたいと思います。  特に危険物の輸送関係につきましては、いつも事故が起きてからそのあとの対策をするというような面が非常に多々あるわけです。それで、私はきょうは、具体的ないろんな問題を取り上げますが、初めに...全文を見る
○峯山昭範君 いまいろいろお話ございましたけれども、確かに法規の上ではそういうぐあいになっているけれども、実際にはその法令そのものが末端まで浸透されてない、そういう点は具体的にあるわけです。私はきょうは具体的に取り上げたいと思うんですが、先に、最近三年間にどういうふうな事故があっ...全文を見る
○峯山昭範君 それでは私具体的に申し上げますが、最近、要するに客車がとまっておるところへそのそばで硫酸の詰めかえをやっておるんですね、その硫酸のガスが全部漏れて中へ入った。乗客が全部目をやられ、女の人はくつ下をやられた、こういうような事件がありました。御存じですか。
○峯山昭範君 ということは、あなたは、事故は二件しかないとおっしゃっておりますけれども、そういうふうなこまかい事故がたくさんあるわけです、現実の面には。そういうふうなものを抜いて件数を言うというのはちょっとおかしいと思うんです。いろいろあるにしても、そういうふうな危険物の輸送に関...全文を見る
○峯山昭範君 この危険物を輸送する場合、確かに国鉄が受け取ってその中で積みかえをやる、それは国鉄自身がやるのじゃなくて、業者がやるのでしょうけれども、やはりそういう点にも相当気を使ってやらないと、実際にいろいろな面で迷惑を受ける、現実に。たとえば、その危険物の中にアルキル・アルミ...全文を見る
○峯山昭範君 いまのそれはどこに送っておるのですか。
○峯山昭範君 そのアルキル・アルミニウムというのはどういう性質のものですか。
○峯山昭範君 私は、この点についてはいろいろと先般ちょっとだけ運輸大臣にもお伺いしたことがあるのですけれども、まず総裁、確かに鉄道営業法ではアルキル・アルミニウムというのは非常に危険なものです。この消防庁の危険物のところを読んでみますと、「常温で無色透明の液体で空気に触れると発火...全文を見る
○峯山昭範君 鉄監局長にお伺いしたいんですが、このことについては前の鉄道部長、並びに鉄監局長に私は言ったことがあるのですが、どういうふうな指示をしましたですか、あなたのほうでは。
○峯山昭範君 ということは、あなた何もやっていないのじゃないですか。十トンの輸送から百トンの輸送になって、十倍になっているわけです。しかも、この内容そのものが非常に危険なものです。これは国鉄のほうどうですか。消火器は積んでいるのですか。
○峯山昭範君 私が言っているのはそういうふうなことじゃなくて、要するに、日本国有鉄道の運転規則の中にも、当然、消火器は積むということになっているでしょう、危険物を輸送するときには。四十七条にあるでしょう。列車を組織している車両の——いろいろ書いてありますよ。そのときには必ず消火器...全文を見る
○峯山昭範君 私はそんなことを聞いているんじゃないのです。このアルキル・アルミニウムを積んで輸送する場合には、何という消火器を積んでいるかということを聞いているのです。
○峯山昭範君 総裁、これは非常に大事な問題なんですけれども、このアルキル・アルミニウムを消す消火器は現在ないのです。だから消防庁でも非常に真剣に検討を重ねているわけです。それについて、実際問題、国鉄として相当、量がふえております。会社も従来一社しかなかったのが二社にふえて相当、町...全文を見る
○峯山昭範君 いまの総裁の答弁で、私はそれでけっこうですけれども、もう一つは、国鉄に一体そういうような専門の技術者がどのくらいいるのか。私もいろいろお伺いしたいのですが、非常にそういうふうな科学が発達してきて、危険物が非常にふえてきたのに、そういうような担当者が弱体であるというこ...全文を見る
○峯山昭範君 いまの問題私よくわかりますが、確かに、先ほどの答弁の中にございましたが、その事故が起きた場合に、一番近いところの消防署に連絡してもらうという態勢も非常に必要であるとは思いますけれども、実際問題、こういうふうになってきますと、特に人口が密集しているところで走るというこ...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一点、私は、運輸省はきょうは大臣いなくなりましたけれども、前の鉄監局長、それから前の鉄道部長にもずいぶん私は言ったんです。委員会で、この席上で国鉄のほうにも十分連絡をしてちゃんとやることになってあった、あのとき。それが現実に国鉄のほうにちゃんと連絡がいっ...全文を見る
○峯山昭範君 それから総裁に、大臣いらっしゃいませんので申し上げたい。もう一点は、こういうのもある。フェリーボートですね、国鉄のフェリーボートもありますし、一般のも同じなんですが、そのフェリーボートの輸送についても非常に——危険物はそういうふうな旅客が乗るいわゆるフェリーボートに...全文を見る
10月12日第63回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第4号
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○峯山昭範君 すでに長時間にわたりまして種々話がございましたので、できるだけダブらないようにして質問したいと思います。  初めに私は、米軍のあの国内の有料道路の使用の問題について質問したいと思います。最近一般の有料道路が非常に普及してまいりましたですが、それに伴いまして在日米軍...全文を見る
○峯山昭範君 いまいろいろ話ございましたのですけれども、私の調査によりましても、昭和三十九年には四百五十万円であったのが、四十年に一千二百万——いま百万とおっしゃいましたけれども切り上げると二百万、おたくは切り下げて一千百万。四十一年は一千四百万、四十三年は二千七百万円と言いまし...全文を見る
○峯山昭範君 この地位協定の五条の2項のこの項目には「軍用車両」とありますね。ということは、そこの解釈の問題ですけれども、一般の自家用の車ですね、タクシーは別にして、一般の車に乗っておっても、これさえ持っておれば、これは要するにただになるのか、それとも、やっぱり乗用車でも軍用車両...全文を見る
○峯山昭範君 いまのその解釈なら、米軍並びにその雇用している人が使う車が軍用車ということになりますと、車ならどんな車でもいいということになりますよね、これ逆に言いますと。しかし確かにこの証明書がそうですがね。五条2項によりましても、人より車のほうに重点が置かれておると思うのですよ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣が検討されるそうでありますので、この問題につきましては、その程度で終わりたいと思うのですが、いずれにしましても、これらの問題を、実際問題、公団のほうに聞きましても、非常にいいかげんであるということがよくわかるわけです。ですから、そういう点もよく検討をして、やはり...全文を見る
○峯山昭範君 政局とは関係ないと大臣おっしゃいますけれども、国防白書のときにも、ちょっと違うかもしれませんけれども、やはり関係あると思うのですよ。有田長官のときには、ほぼできて、やがて出るというところまできてストップになって、また一からやり直すというようなこともありましたし、私た...全文を見る
○峯山昭範君 といいますことは、逆に考えますと、確かにこの三つを同時に進めるということは、作業量等の問題から非常にたいへんだと私は思うのですけれども、やはり大臣の頭の中には、国防の基本方針という、新しい基本方針というのは頭の中へ入っていらっしゃると思うんですよ。そしてその新しい基...全文を見る
○峯山昭範君 まあ表現にこだわらなくてもいいんじゃないかと、こういうぐあいにおっしゃいますが、表現にこだわった質問をこれからしたいと私は思っておるんですが、まあ現在の国防の基本方針の中に、いままで何回か論じられておりますが、国力、国情に応じて自衛のための必要な限度においてという意...全文を見る
○峯山昭範君 基本方針についてはもう一言聞いておきたいのでありますが、大臣は、核兵器の問題につきましては、先般アメリカへ参りましたときにも、核兵器は持ち込まないということは再三おっしゃっておりますし、その大臣のお話の意味はよくわかるのですが、国防の基本方針にこの非核三原則を取り入...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひそうしていただきたいと思います。  先ほどから自衛隊の基地の問題が種々出てまいりましたが、私も、米軍基地の問題がずいぶん出てまいりましたのですね。それと同時に、私は、その米軍基地だけではなくて、その自衛隊の基地ですね、この自衛隊の基地のやはり再配備といいますか...全文を見る
○峯山昭範君 次に一つだけ具体的なことをお伺いして次にいきたいと思うのですが、自衛隊の四十五年度三月末現在でけっこうですが、基地の施設別、用途別の件数及び総面積は一体どのくらいになっているのか、合計だけでけっこうでございますが、伺いたいと思います。
○峯山昭範君 いまの面積を平方メートルで一ぺん言うてくれませんか。
○峯山昭範君 私はこの自衛隊の年度別の基地並びに基地の件数並びに面積を見ますと、昭和三十年には五百三十二件で、面積が二億九百万平方メートル、三十五年にはそれが千百三十二件になりまして、約四億四千万平方メートル、そして四十二年にはこれが千七百一件で約七億九千九百万平方メートル、それ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題に関連しまして、さきに射撃訓練の全面停止がありました米軍の水戸射撃場ですね、この問題も——私はもう水戸射爆場の問題についても当委員会でも相当前から何回も何回も言ってきた問題です。それがようやく射撃中止になって、ほんとうに地元の住民はほっとする間もなく、防衛庁...全文を見る
○峯山昭範君 次に私は、防衛医科大学校の問題と防衛高校の問題についてちょっと二、三質問をしておきたいのでありますが、防衛庁では第四次防衛力整備計画の柱の一つとして、防衛医科大学校を新設する方針を固めた——きょうの新聞等にも出ておりますが、その具体的な作業ですね、これはどういうぐあ...全文を見る
○峯山昭範君 私は順番に聞いていこうと思ったのですが、防衛高校のほうも答弁ございましたので、先に防衛高校のことについてお伺いしたいのですが、いま話をお伺いしておりますと、高校卒業程度と同じ資格ですね。ということは、まあ学校教育法に基づく学校でなくても、私はその内容は、やはりその防...全文を見る
○峯山昭範君 ということはですね、まず高等学校の問題でありますが、一般の高等学校を卒業と同じ資格を与えるというようにしたいということですね。ということは、私はもちろんこの学校の授業料とかそういうようなものは当然免除されるのだろうと思うのです。その上に衣服の貸与とか、またその上に給...全文を見る
○峯山昭範君 私は、いま局長の話を聞いておりますとね、できるだけ——まあそういうふうなやり方を聞いておりますと、何も新しく防衛高校をつくらなくても、現在のいわゆる一般の高等学校ですね、それで十分じゃないかと思うのです。確かに案じられる点も私たちが心配な点と同じだと思うのですね。何...全文を見る
○峯山昭範君 いま局長の答弁を聞いておりますと、私は何もことばじりをとらえるわけじゃないのですけれども、一般の高校から募集するそのいわゆる自衛隊員は、あまり優秀な人が集まらない。今度新しくつくる防衛高校のほうは、質の優秀なのをつくりたい、端的にいえばそういうようなことになりますで...全文を見る
○峯山昭範君 あとで人事局長は答弁してくださいね。いずれにしましても、そうすると医官の問題については、医官の不足というのは相当問題がありますが、十年先にならないと卒業者が出てこないわけですね。そうすると、この十年間は一体どういうぐあいにして防衛庁としては医官の不足を補っていくつも...全文を見る
○峯山昭範君 これで質問終わります。  いまの貸費学生の問題を私は聞きたいと思っておったんですが、簡単でけっこうですから、現在まで貸費学生は何人おって、防衛庁に来ていただいたのは何人いるのかということを最後にお伺いして、私の質問を終わります。  それから、人事教育局長の答弁を...全文を見る
12月08日第64回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○峯山昭範君 私、初めに派遣法について質問したいと思うのですが、先ほどから先輩の議員からいろいろ質問がありましたので、できるだけダブらないように質問したいと思います。  そこで初めに今回の派遣法の、人事院がこの意見の申し出をされた理由は、先ほど説明がございましたけれども、私は初...全文を見る
○峯山昭範君 いま三点くらいにわたって申し出られた理由の説明がございましたけれども、そんなことはだいぶ前からわかっていたのじゃないかと思います。人事院としては、一体いつごろこういう点をキャッチされたのか。私はこの法案が成立するということについては、いわゆる国際公務員といわれる人た...全文を見る
○峯山昭範君 大体わかりましたが、今回の申し入れの一番最後に沖縄の問題がしるされております。これにつきまして、人事院総裁とそれから総務長官にお聞きしたいのですが、この申し出がありますように、結局沖縄復帰を控えていわゆる琉球政府へ職員の派遣をどんどんやらなきゃならないというような事...全文を見る
○峯山昭範君 先ほど総務長官ですね、国際機関の日本人職員の定員の充足の問題でありますが、先ほどの答弁の中に、長官は充足率は年々上がってきている、こういうふうなお話でございましたけれども、実際にはこの充足率が上がるということと、またそれと反して割当人員も私は国連本部なんかは年々ふえ...全文を見る
○峯山昭範君 数%上がったとはいえ、まだまだの状態だと私は思うのです。実際問題として、日本としてはこういうふうな国際機関で日本人が活躍するということは望ましいことだと思うのです。しかし、先般も国連本部の募集担当官が来まして、日本人の派遣を強く要請した、こういうふうに聞いておるので...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ外務省の方にもう一つ聞いておきたいんですが、国連本部でもこの日本人の割り当て人員がこういうぐあいにきまっているわけですね。そうすると、そのまあ約半分近くしか充足されていないわけですけれども、国連だけじゃなくそのほか相当いろいろあるわけですが、この不足の人数に...全文を見る
○峯山昭範君 先ほどその日本人応募者、いわゆる国際公務員にするためのいろんなことをやっていらっしゃるとは思うんですけれども、実際問題として、まあ最大の壁といいますか、それは一体どういう点が壁になっておりましょうか。また、充足することができない根底の理由ですね、これはどういう点でし...全文を見る
○峯山昭範君 それでは人事院のほうにお伺いしたいと思うのですが、まあ先ほど、今回の意見の申し出の趣旨のところで御説明ございましたがですね、要するに、海外に日本の政府が派遣する——各省庁から出ると思うのですが、そういうような職員の人たちが、どうして出張とか休職とか退職とか、こういう...全文を見る
○峯山昭範君 ということはですね、今回の法律を出すことによりまして、過去に不利益をこうむってきたこの職員の人たちは、今回の法律ですべてカバーされるわけですか。
○峯山昭範君 ということは、そうすると、大体、ほとんどカバーされるわけですけれども、休職で海外に行って帰ってきて、すでに退職された方もいると思うのですが、そういう点はどこら辺まで遡及するのですか。
○峯山昭範君 ということは、この法律が去年通らなくてことし通って、不利益な処分を受ける人は、これはいないわけですか。
○峯山昭範君 まあいずれにしても、この法律が通ったことによって、これからの人はよくなるかもしれませんけれども、適用されない人たちが不利益にならないように、そういう点もやはり考慮していただきたいと思います。  それから、先ほど総裁が人事院の宣伝をすると言っておっしゃったあの海外研...全文を見る
○峯山昭範君 いまのこの問題を一歩進めまして、これだけ国際公務員が不足している中でありますので、できたら、たとえばソ連なんか国立アカデミーでこういうような国際機関に派遣する職員を特別に語学等いろいろな研修をやって派遣している、それで実際にいろいろな実効をあげているということを聞い...全文を見る
○峯山昭範君 外務省のほうにもう一つお伺いしておきたいのですが、海外技術協力事業団ですか、が東南アジアの開発途上国に相当技術協力のためですか人員を派遣しているということを聞いておりますのですが、その実情は現在どういうぐあいになっているのか、またその処遇等はその他の諸外国と比較して...全文を見る
○峯山昭範君 もう一点お伺いしておきたいのでありますが、人事院だと思うんですが、この法律で「国際協力等の目的で、」と、こうあるわけですが、この「国際協力等の目的」というのは具体的にどういうふうなことなのか、この点をお伺いしておきたいのと、「国際協力等」の「等」というところに含まれ...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、災害補償法につきまして二、三質問をしたいと思います。  先ほどからいろいろ質問がございましたので、できるだけダブらないようにしたいと思うのですが、初めに職業病の問題について伺いたいのでありますが、衆議院の附帯決議でも、「職業病の発生防止に努力し、」という...全文を見る
○峯山昭範君 私は、この法律でこういうふうな表になっているのを見るとえらい簡単ですけれども、実際上はもっと運用の面、各省庁にまかせているものかもしれませんけれども、こういうように、職業病の問題についてはそれぞれ各省庁で、その病気になる可能性のある人、その職場についたがゆえにその病...全文を見る
○峯山昭範君 それでは職業病の問題はもうその程度にしまして、災害補償法の今回の改正でありますが、この今回の改正にあたって、私は初めに総裁に聞いておきたいのですが、この災害補償法の基本理念といいますか、考え方についてお伺いしたいのですが、いずれにしましても、公務員の皆さんが、何とい...全文を見る
○峯山昭範君 まあそのとおりだと私も思っておりますのですが、実際問題ですね、私はこの災害補償法、この今回の法律が幾ら手厚く補償すると、そういうぐあいになっておりましても、実際問題、事故が起きたのでは何にもならない。結局、無事故でいけば一番いいわけですが、そういう点で考えてみますと...全文を見る
○峯山昭範君 それからこの災害補償法の二十二条ですか、福祉施設のことが書いてあるのですが、当然私は人事院及び各省庁で公務上の災害を受けた職員の福祉に関しまして必要な処置、施設をつくらなければならない、こういうようになっておりますが、つとめるというのですか、「施設をつくるように努め...全文を見る
○峯山昭範君 概略でけっこうです。
○峯山昭範君 いまその施設の現状の予算等をお伺いしましたけれども、これで私は十分ではないと実際思うのです。今後こういうような福祉施設に対する予算の裏づけ等については十分配慮してやっていただきたい、こういうぐあいに思っております。  次に、基本的な問題をお伺いするわけでありますけ...全文を見る
○峯山昭範君 実際問題としまして、京都の北医師の問題にしましても、そのお医者さんが裁判をやるだけのいわゆる見識とお金があったからよかったものの、実際裁判をやらなければそのままになってしまうわけですね。非常にそういう点はいかぬと思うのです。実際問題として災害補償法を実施する場合、一...全文を見る
○峯山昭範君 私はこういうような場合に、各省庁のいわゆる判定に不服で人事院に申し込んでおるわけでありますので、人事院としましても、できるだけ関係者が満足するような結論が出るように努力すべきでしょうし、実際努力していらっしゃると思いますけれども、さらにそれが訴訟にまで発展するという...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、もうこれ一点だけお伺いして質問を終わりたいと思うのですが、今回の改正の中で、遺族補償年金の受給者に対する一時金の支給制度が今回さらに五年間延長の措置がとられておりますが、第一点は、現在までこの制度をどの程度の人が利用されているかという点と、それからこの制度...全文を見る
12月10日第64回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○峯山昭範君 今回の法務省設置法の一部を改正する法律案の審議に際しまして、二、三質問したいと思います。  私は、今回の中に出てまいります拘置所移転等、種々問題もございますが、実はこの当局から出されました資料によりましても、監獄法というのが記載されておりますんですが、監獄法という...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、どうも監獄法という法律、いま大臣も残念とおっしゃいましたが、この点についてもあとでまたお伺いしたいのですけれども、少なくとも国の刑罰、刑事訴訟法なり、そういうふうなあらゆる法律によって罰せられるところの、いわゆる受刑者、在監者といいますか、そういう人た...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のおっしゃるとおりだと思います。まあ、法律がこうであるから、現実に人権を無視されたような扱いをしているとは私も思いませんし、昔のようにいましめとか、こらしめというふうな点より、いま大臣おっしゃいましたような、確かに教育的な、または更生的な面に力を入れてやっていら...全文を見る
○峯山昭範君 全く大臣のおっしゃるとおりだと思います。  そこでまあこの監獄ということばにかわることばでありますけれども、外国では一体どういうふうな名前を用いているのか、また、日本のこういうような刑務所と外国の刑務所とは、一体どういう点がおもに違うのか、そこら辺のところについて...全文を見る
○峯山昭範君 大体のことはわかりましたんですが、先ほど大臣から、この監獄法の改正についてはすでにもう大正年間から改正する話が出ておったと、名前等についてもそうでありますが、次にその改正の内容ですが、すでに監獄法改正準備会ですか、というのができて、ことしの五月ごろまで百六十回ですか...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、どうか、長い期間検討しておられましても、いま大臣おっしゃるとおりだと私は思います。そこで、この改正の基本的な精神をひとつ聞いておきたいのでありますが、やはり、先ほどからちょっと言っておりますように、改正する場合は、何といいましても、新しい憲法のもとに基本的人...全文を見る
○峯山昭範君 矯正局長の御答弁あとでいただきたいんですが、特に受刑者の処遇の問題については、先般私たちも内閣委員会の視察で北海道等を回ってまいりまして、現実に私たちもこの目で確認してまいりました。たびたび私たちも、北海道だけでなくて、大阪近郊等も私も行ってまいりましたのですが、い...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひその趣旨に沿ってやってもらいたいと私は思っておるわけでありますが、その中で第一点だけお伺いしたいんですが、先ほども作業の問題について大臣からも答弁ございましたのですが、作業賞与金というものですか、何というのでしょうか、この問題について、作業給与金ですか、賞与金と...全文を見る
○峯山昭範君 よくわかりましたのですが、それに伴って、それじゃもう一点この点についてお伺いしておきたいのですが、最近の犯罪の傾向といいますか、こういうようなものは、どういうようになっているのですか。今回も新しい刑務所ができるわけでありますが、現在監獄法のもとに刑務所とか少年刑務所...全文を見る
○峯山昭範君 刑務所の問題はもう一点お伺いして終わりたいと思うのでありますが、受刑者の災害補償ですね。これはどういうふうになっておりますでしょうか。もし中で、いろいろな問題あると思うのでありますが、この点についてお伺いしたい。
○峯山昭範君 次に大臣に、先ほど同僚の議員から秘書課長さんにお尋ねのあった問題でありますが、大臣お見えになりましたのでさらに確認しておきたいのですが、先般の給与の勧告の際に、「行政機構の簡素合理化の推進について」という閣議決定がございました。その閣議決定の中で、特に府県単位の機関...全文を見る
○峯山昭範君 私たちは、この行政改革の問題については、いずれにしても行政改革は賛成でありますけれども、やはり国民に対するサービスといいますか、私たちの生活に密接に関係のある機関については一考を要する、こういうふうに、いま大臣がおっしゃったとおりでありますが、そこでちょっとだけお伺...全文を見る
○峯山昭範君 この問題はそのくらいにしまして、次に今回の法案そのものについてお伺いしたいんですが、今回の法案の中で、実は東京拘置所が移転するわけでありますが、実際問題として拘置所ができて相当の歴史もありますし、その当時ずいぶん町の中心から離れて刑務所が設置されておりましても、現在...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、三十カ所も現に出ておるといたしますと、地元からの要望も出ておりますし、国民のいまそういうふうな要望、地元の住民の要望にこたえる意味からも、将来は必ず移転する方向に進めるんだと私は思うのですが、今回東京刑務所の移転につきましても、あと地の問題については、もうす...全文を見る
○峯山昭範君 私は、実は何と言いますか、今回の東京拘置所みたいに相当いろいろな問題がもう出まして、どうしても早急に設置法を通さなければならない、こういうふうになっておりますのですが、これから移転する場合ですね、東京刑務所の場合はとにかく、いろいろ調べてみますと、売り渡しの契約等、...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、その点については、まあ刑務所ができちゃってからそういうふうなのが現実に多いわけです。たとえば、事件は違いますけれども、農業者大学校とか、いろいろな問題、ずいぶんこの内閣には出てまいりました。できちゃって仕事やっておる、名前だけ変えるのに設置法提出...全文を見る
○峯山昭範君 刑務所の問題についてはもう一点お伺いしたいと思うのですが、さっき質問すればよかったのですが、受刑者の食事ですね、これちょっといろいろ聞いてはいるのですが、その主食の割合を麦と米と逆にしたとかですね、というようなことを聞いておりますのですが、前、麦が六割でお米が四割だ...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひともそういう点にも改善をしていただきたいと思います。  それから、次に入国管理事務所の問題について一点だけお伺いしたいと思うのですが、この入国管理事務所がことしも五カ所増設になるわけでありますが、毎年何かこの増加の傾向にあるようでありますが、ことしの増設の分で...全文を見る
○峯山昭範君 こういうような出張所が今回五カ所できるわけでありますが、この資料の中にもそれぞれ表がありますが、船舶の入港船舶数ですか、それとか正規の出入国者数とか、特例上陸者数等の表がついておりますが、こういうような出張所は、実際問題として入国審査官一名、入国警備官一名の二名で、...全文を見る
○峯山昭範君 これで私は終わりますけれども、逆に、こういうぐあいに法律上相当な出張所ができておりますが、現在はこういうぐあいに毎年確かに船も入ってきている。それで特別に上陸する人もいる。しかし、いろいろな文化の発達といいますか、経済情勢も変わってきていると思うのですよ。そうすると...全文を見る
12月15日第64回国会 参議院 地方行政委員会、交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
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○峯山昭範君 私は、今回の道交法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、交通安全、交通事故の防止というような立場から二、三質問をしたいと思います。  いずれにいたしましても、先ほどからずいぶんお話がございましたが、自動車がこれだけふえてまいりまして、いま非常に問題になってお...全文を見る
○峯山昭範君 委員長確かにそういうふうにおっしゃいましたけれども、まあ幾らかは効果があるかもわからない。しかしながら、私はきょうは総務長官お見えになっておりますからちょっとお伺いしたいんでありますけれども、実際問題先般から、先国会でも交通安全対策基本法というのが先国会で通りました...全文を見る
○峯山昭範君 長官がおっしゃいますように、全くその魂を入れないと何にもならないといまおっしゃいましたけれども、私はほんとうは魂は政府の皆さん方のほうに入れてほしいわけです。実際問題こんな法案をつくりましても全く魂が入っていない、大事なところは全部政令にまかしているというようなとこ...全文を見る
○峯山昭範君 私は確かにいまおっしゃったようなこともあるとは思いますけれども、交通安全という立場になりますと、またいろんな考え方が出てくるわけです、実際問題。そういうような立場でもっと突っ込んで通産省自身も将来の計画というものを具体的に立案してもらいたいと実際思うんです。そこで、...全文を見る
○峯山昭範君 確かに国民生活に自動車は私は必要だと思います。しかしながら、逆に国民生活を脅かすようなことがあってはならないと私は思うんです。そこで新しい車のほうは通産省ですけれども、中古車は一体どこの省が担当しているのですか一これは運輸省だと思うんです。私は中古車はこれからますま...全文を見る
○峯山昭範君 運輸省にもう一回お伺いしたいのですが、運輸省は、先ほどから車の台数が昭和五十年にはどれくらいであるという見通しはそれぞれの省から話がありましたけれども、これは特にやはり運輸行政の面では一番重要なポイントを私は占めていると思うのです。保安基準にいたしましても環境基準に...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ逆に言いますと、整備工場は一体幾つあるのですか、整備工場は。現在ある整備工場で実際何千万台という車をほんとうに整備できるのかどうか。それについてどういうぐあいに考えていらっしゃるのか。おたくは整備部長さんですから、そういう整備のことしかわからないようですから...全文を見る
○峯山昭範君 まことにそれだけでは私はどうも運輸省は納得できませんけれども、もう次へいきます。  いずれにしましても、先ほどからいろいろ話しておりますように、いろんな点に問題があるわけです。きょうは公安委員長お見えになっておりますので、公安委員長にまずその点お伺いしておきたいの...全文を見る
○峯山昭範君 きょうは建設省も来ていると思うのですが、建設省は交通安全という面から考えてみますと、これはどういうぐあいに考えていらっしゃるか。建設省はただ単に道をつくればいいというものじゃないのです。やっぱり道というのは一体何メートル、車が通れる道というのは一体どの程度日本にある...全文を見る
○峯山昭範君 私は、先ほどからいろいろ聞いておりまして、この車の将来の見通しを立てる一つにいたしましても、実際問題これは各省ばらばらですね。昭和五十年にはどのくらいになるだろうか。これはそれぞれ各省でもって立てるわけです。三千五百万台というところもありました。また三千万台と予想し...全文を見る
○峯山昭範君 私は大臣、もうほんとうに何ぼでも言いたくなってくるのですね。実は私は内閣委員会で大臣に何回も聞いたと思いますけれども、公害対策本部という前に、すでに公害対策会議というのがあった。総理大臣を中心にした会議がいままであったんです。それで、その会議で私たちはほんとうに総理...全文を見る
12月15日第64回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○峯山昭範君 外務省設置法の審議にあたりまして、法案そのものにつきましてもいろいろと質問したいと思うのですが、初めに少しだけ沖繩の毒ガスの問題について二、三質問して、本題に入りたいと思います。  沖繩の毒ガスの問題につきましては、すでに相当いろいろな面で言われておりますが、いず...全文を見る
○峯山昭範君 私が聞きたいことは全部答弁がありましたのですが、いずれにしましても、いま答弁になかったことで二、三追加で質問したいのですが、まず第一は、沖繩の毒ガスの量ですね。これは一万三千トンとも、また一万五千トンともいろいろ言われておりますのですが、実際にどのくらいの量があるの...全文を見る
○峯山昭範君 実際問題、これは船に積み込む日数とか、沖繩からジョンストン島までの十日間を入れますと、一回にやはり相当の期間がかかりますですね。それを百五十トン、一万三千トン運ぶには相当、一年や二年では終わりそうもないんですね。いま大臣ちょっと、だんだん量もふやしていくような話でご...全文を見る
○峯山昭範君 それでは法案の内容について二、三質問したいのでありますが、今回の法案は、その内容そのものには私はそんなに問題はないと思うのですが、しかし、今回ですね、設置法とともに外務公務員の給与に関する法律が審議されることになっておりますが、その特に給与の問題については、これは非...全文を見る
○峯山昭範君 今回の改正は、特に外務本省のいまの話の中にありました三カ年計画の一環だとも言われておりますけれども、一つは臨調答申の中にも出ておりましたのですが、経済外交に関する改善案という勧告の中に、在外公館における経済担当官の強化という面がうたわれておりますのですが、また本省の...全文を見る
○峯山昭範君 時間がほんとにあと十分しかないそうでありますので、とりあえずもう一点、在外公館に勤務する公務員の給与の中で、在勤手当の問題について二、三質問しておきたいと思うのですが、外務公務員と一般公務員との違いですね、主として給与の面です。給与の面での違いはどういうぐあいになっ...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、私は、在外公館に勤務する公務員の給与に関する法律という、この法律見ましても、いま大臣がおっしゃいましたように、審議会に諮問して、そうしてその在勤手当の額が決定される、こういうわけでありますが、当然私はこの法案も、本来ならばこの外務人事審議会がことし答申...全文を見る
○峯山昭範君 いま大臣のおっしゃっているのはよくわかるのですけれども、実際私は、この法律でもう人事院と同じだけの権限を備え、かつちゃんとなっているわけですよ。これを実際にやるかどうかというだけの話だと思う、私は。実際在外公館の長は外務省令の定めるところにより毎仕年定期的に報告書を...全文を見る
○峯山昭範君 私も大臣賛成です。やっぱり外務公務員のこういうふうな給与については、いままで私もこの内閣委員会にまいりましてまあ三年近くになりましたのですが、この外務省の給与に関する審議をするのは初めてなんです。それで毎年外務省のこの給与に関して外務委員会でやっていらっしゃるわけで...全文を見る
○峯山昭範君 それから私は外務人事審議会の勧告の中でもう、一番けしからぬことが一つあるのです。あとでこれは言いますけれども、外務人事審議会のメンバーはどういうふうな方々がメンバーになっていらっしゃるか、この点先にお伺いしておきたいと思います。
○峯山昭範君 私は、一般公務員もそうでありますが、特に在外公務員も含めまして、こういうふうな給与の問題等については、当然この委員会に提出して、国会で審議をするというのが筋だと思うのです。ということは、在外公務員につきましての在勤手当も、私は当然そういうふうにして審議をするのが当然...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のその前段の答弁を了解いたしまして、後段のほうはあれですけれどもね。  在外公館がふえればふえるほど、そのそれぞれの経済状態や、みんな相当変動もありますので、私は、であればあるほど毎年勧告もあり、毎年手当の変動もあり、これは当然なんですね。ところが実際現実の面...全文を見る
○峯山昭範君 在外公館の職員には四〇%に相当する配偶者手当というのが支給されておるのでありますが、この手当は一般公務員の場合の扶養手当とは意味がいろいろ違うと思うんです。そこで私はこまかいことで申しわけないんですが、在外公館の職員の夫人ですね、の皆さんが現地において果たす役割りと...全文を見る
○峯山昭範君 次に在外公館の査察の問題でありますが、最近この青書によりましても、一九六九年にはアフリカ地域、欧州地域にその査察使を派遣したように載っておりますのですが、それぞれその内容等についてはどういうようになっているのか、実際見たことも聞いたこともないんですが、やっぱり査察と...全文を見る
○峯山昭範君 外務大臣が敬意を表するような、そういうふうなすばらしい報告書であれば、一ぺん私たちもぜひ拝見したいと思います。後ほど資料で提出をお願いしたいと思います。
○峯山昭範君 次に、報償費の問題についてお伺いしたいと思うんですが、外務省の昭和四十五年度の予算を見ますと、報償費として二十三億一千万円が計上されているわけでありますが、これの性格及び使途の内容等について説明をお伺いしたいと思います。また、報償費の四十年度以降の予算規模ですね、及...全文を見る
○峯山昭範君 この報償費を見ますと、もう相当な額ですね。これは実際どうですか、諸外国と比較しまして、諸外国の外務省予算に対する比率といいますか、そういうふうに比較してみますと、実際問題、まあわが国は報償費というのは非常に多いように思うんですが、これは実際どういうぐあいになっている...全文を見る
○峯山昭範君 外務省予算の一割というのは常識だとおっしゃっておりますけれども、実際は諸外国は何か一%というのが常識だということなんですがね。相当たいへんなことになっておるようであります。それから実際問題、報償費の基本的なあれは情報収集だと私は思うんですけれどもね。この情報収集、報...全文を見る
○峯山昭範君 もう総務長官等お見えになりましたので、一つだけお伺いして終わりますけれども、人事院総裁ね、先ほどから人事院総裁の話がちょっと出てまいりまして、よろしいですか、外務公務員の在勤手当というのが、外務委員会で審議しているわけですね。久しぶりに内閣委員会に回ってきたわけです...全文を見る
○峯山昭範君 外務大臣、いま喜んでお引き受けするという話でありますが、どうですか。
○峯山昭範君 これで質問を終わりますが、いずれにしましても、大臣もそういうふうな考えでございますし、人事院総裁も引き受けるとおっしゃっておられますし、あとは政府部内の根回しだけでありますので、どうか外務大臣、公務員の皆さんが安心して働けるような体制をつくっていただくようにお願いい...全文を見る
12月17日第64回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○峯山昭範君 関連で申し上げますけれども、実際問題この本回の基地の問題につきましては、まず相当詳細にわたって新聞等にも報道されているわけです。それについてきのうからわが同僚議員がずいぶんいろんな方面から質問しているにもかかわらず、一言もお漏らしにならないというのは、私たち得心がい...全文を見る
○峯山昭範君 私は今回の給与法の改正にあたりまして、給与法そのものについても二、三質問したいと思うのですが、初めに防衛のいろんな問題について二、三質問をしたいと思います。  初めに国防の基本方針について質問したいと思いますが、十月の当委員会で、私は大臣に国防の基本方針について質...全文を見る
○峯山昭範君 慎重に検討中とのことでございますが、それじゃあもう一点お伺いしたいのですが、現在の国防の基本方針、いわゆる昭和三十二年の五月にきめられた国防の基本方針でございますが、この方針を改正しなければならないということは、これはきまっているわけでございますか。
○峯山昭範君 ということは、現在の国防の基本方針が国情に合わないということでございますから、また修正しなければならないということをお認めになっていらっしゃるわけでございますので、そうすると現在の国防のこの基本方針の中で、こういう点は特に改めたほうがいいという点等はもうはっきり明確...全文を見る
○峯山昭範君 いま大臣おっしゃいました点は、現在の国防の基本方針の第四項目に私は当たると思うのです。そうしますと第一項目、第二項目、三項目等についてはどういうぐあいにお考えなのか、その点お伺いします。
○峯山昭範君 まあいろいろとこの点については深くもっとやりたいわけでありますが、いずれにしましても、私はこの基本方針と関連いたしましていろいろ質問したいと思うのですが、まず、これは後ほど言うつもりでありますが、四次防との関連で、六十三国会で長官は、この防衛計画を策定する前に国防の...全文を見る
○峯山昭範君 次に、先日の委員会のときにも、十月の末にこの国防の基本方針を提出するということであったわけでありますから、当然私は原案等はできておったであろうと思うのですね。そして大臣自身も、今回の新しい国防の基本方針にこういうものだけはどうしても入れなければならないということは、...全文を見る
○峯山昭範君 大臣かねがねからおっしゃっておられた自衛力の限界とか、それから防衛費の制限等についても、私たちは国防の基本方針の中に明快に入れるべきだと思うのです。先ほど大臣は、現在のこの国防の基本方針の中の一、二、三項には、特に「国力国情に応じ自衛のため必要な限度において、」とい...全文を見る
○峯山昭範君 ほかの国策と調和をはかっていく、確かに調和は大事だと思う。そのとおりだと思う。ことばの上ではそうかもしれませんけれども、「国力国情に応じ」、また、ほかの諸政策と調和を保ちながらと言いながら、だんだん防衛予算というものがエスカレートしてくるということ自体については、私...全文を見る
○峯山昭範君 大臣はいま答弁の中に、防衛費は伸び縮みとおっしゃいましたけれども、いままで縮みというものは一つもないんですよ、伸び続けておるわけです、これはね。いつになったら縮むのですか。縮む可能性というものはあるのですか、大臣。
○峯山昭範君 将来のある時点といまおっしゃいましたけれどもね。将来のある時点というのは、これはもう全くわからないわけですがね。どういうときですか、どういう時代ですか、これは。どういう社会環境の中にあってこういうときがやってくるのですか。  現在、私たちは、一次防から二次防、三次...全文を見る
○峯山昭範君 現在、防衛のいろいろな機材に、ましても整備中とのことでありますけれども、将来八〇−二〇にしたいということでありますけれども、いま諸外国のいろいろな防衛費の相当な金額のことをおっしゃいましたけれども、現在の日本の予算の範囲においては相当なものです、これはね。そこで、現...全文を見る
○峯山昭範君 この辺でいいというその防衛計画なり、そういうようなものをいま検討さしていろということでありますが、これはまた新防衛力整備計画とは別にやっていらっしゃるんだと私は思いますが、その検討中というのは、大体いつごろまでにできる予定ですか、これ。
○峯山昭範君 まあ国防の基本方針の問題はそのくらいにしまして、四次防の問題につきましては、先般いろいろ質問ございましたので、できるだけダブらないように質問したいと思うのですが、いずれにしましても、この四次防とはおっしゃっていらっしゃらないのですが、新防衛力整備計画案ということにな...全文を見る
○峯山昭範君 まず一つは基本方針との問題を一つ、それからもう一つは、新防衛力整備計画のプログラム……。
○峯山昭範君 私は大臣、この国防の基本方針ということとの関連でさっきからちょっと言っているわけですけれどもね。この防衛力整備計画という、一次防、二次防、三次防とも同じでありますけれども、こういうふうなものは一体何に基づいてきめられるのか、こう思うのです、私は。これは大臣がかねがね...全文を見る
○峯山昭範君 私はそのとおりだと思うのですけれども、大臣、先ほどおっしゃいましたように、この四番目の問題は全然違うと思うのです、まるっきし。事情は変わってきていると思うのです。そうしますと、現在出ているこの新防衛力整備計画案というものは、やはり現在のこの国防の基本方針に基づいて私...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、その特に第四項目は、今度基本方針の改正等で、先ほど大臣も変更するという、内外の情勢があるということをおっしゃいましたけれども、現実にそれは変更されるわけですね。そうしますと、それに基づいていわゆるこの新防衛力整備計画についても修正をする必要があると私は...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっとそれでは変えますが、長官はかねがね自主防衛の五原則というのをおっしゃっておられます。この自主防衛の五原則というのを大臣はかねがねおっしゃっていることでありますので、特別言いませんけれども、いずれにしましても、「憲法を守り国土防衛に徹する」、それから二番目が「...全文を見る
○峯山昭範君 まあ私は変わっていると思うのですけれども、その点についてはもうこれ以上言いませんけれども……。  次に、この四次防の総経費の問題について、先ほどもちょっと言いましたけれども、いずれにましても五兆八千億、人件費を引いても五兆二億という相当な金額になります。三次防の総...全文を見る
○峯山昭範君 私先ほど「外交と一体」と言いました。「外交と一体」とは言いましても、大臣、いま外務省で、この外務省の総予算というのは四百五十億近くですね。それからしますと、この外交と防衛が一体ということに私はなると思うのですが、いろいろな面があると思うのですが、「外交と一体」と言い...全文を見る
○峯山昭範君 ファントムはそうかもしれませんけれども、護衛艦はどうですか。
○峯山昭範君 大臣はそうおっしゃいますけれども、私はそうは思わない。国民が実際問題、これだけのすごい金額がかかるわけですね。確かに防衛はただで、日本の安全はただというわけじゃないとおっしゃいますけれども、確かにそうかもしれませんけれども、それじゃただでなければ、一体どの程度まで出...全文を見る
○峯山昭範君 私は、ファントムが何機あればいいか、護衛艦が何ぞうあればいいか、それはGNPの〇・八%でいままできた、将来は一%ぐらい——それではすまないと思うんですよ。中曽根長官になる前の大臣はGNPということをしょっちゅうおっしゃいました。長官はなかなかGNPという話をしません...全文を見る
○峯山昭範君 いまつくるように、ある前提条件を設けて、そしてつくるように努力しているということでありますが、これもいつまでにできるかというと、そういうことは言うことはできないと大臣はおっしゃるかもしれませんけれども、やはり私は、そういうような問題については国にちゃんと教える、ある...全文を見る
○峯山昭範君 そのことはいま大臣の答弁を聞いておきまして、その点についてはあとでそのほかの問題を取り上げて具体的に話をしたいと思います。  それから、もう一点ありますが、四次防の重点目標の一つであります沖繩の防衛のことにつきまして、この整備計画の概要の中には、いろいろ私も読んで...全文を見る
○峯山昭範君 この問題についてもあとでまたちょっと触れたいと思うのですが、この沖繩の問題につきましては、沖繩の米軍基地等の問題がずいぶんあるわけです。先般の、昨日、きょうの委員会と続いて基地問題が相当問題になりましたけれども、本土の基地が整理されようとしておりますが、沖繩の基地の...全文を見る
○峯山昭範君 その問題はそれくらいにしまして、先ほどの日本の航空機等の問題についてお伺いしたいと思いますが、日本の航空機製造界ですか、航空機産業界ですかに占める自衛隊の役割りというのは相当大きなものがあると思うのです。そこで、現在日本における航空機メーカー、それぞれ幾つかあると思...全文を見る
○峯山昭範君 それではいまそれぞれやっている修理、オーバーホールに対して、今度は修理、オーバーホールと分けますとたいへんでしょうから、それぞれ三菱並びに新明和の年間契約、総合計でけっこうです。防衛庁関係の飛行機を含めまして、契約はどのくらいになっているのか、お伺いしたいと思います...全文を見る
○峯山昭範君 資料に基づかないでけっこうです。概略でけっこうです。何億というくらいでけっこうでございますからお願いします。
○峯山昭範君 じゃ、契約金額等については後ほどいっていただくとしまして、それじゃ、航空機の故障の状況というのはどういうぐあいになっているのか。特にF1〇4Jと86Fについて、最近の故障の状況並びに修理、オーバーホール等の状況はどうなっているか、お伺いいたしたいと思います。
○峯山昭範君 これは年度別に件数言ってみてください。
○峯山昭範君 いまの合計十七件でございますが、これは1〇4ですね。
○峯山昭範君 この十七件は、これはオーバーホール、修理ですか、これは何ですか。具体的に教えてください。
○峯山昭範君 そうしますと、昭和四十二年の十月二十一日、三菱重工の小牧工場で修理が終わった1〇4Jが墜落事故を起こした。で、この1〇4Jの損害賠償が問題になっていると思うのですが、私はこの中で特に、防衛庁当局もこの事故についてその調査を完了していると思うのですが、この事故の経過並...全文を見る
○峯山昭範君 きょう現在でもまだその問題について結論が出てないわけなんですね。これはまず第一点は、先ほど大臣は、国民の税金でつくった飛行機は大事にする、そういう答弁がありました。今回のこれは明らかに防衛庁自体が——一つは航空機事故の場合、非常に事故の原因を究明するのはむずかしい、...全文を見る
○峯山昭範君 民法七百九条による不法行為に基づく損害賠償請求権というのは、私は三年と聞いているのですけれども、大臣、これは五年ですか。
○峯山昭範君 こういうような問題は早急に結論を出して、そして大臣が先ほどおっしゃいましたように、その財産を守るというような面からもがっちりやってもらいたいと思うし、現実にもしもこれがはっきりしないならば、先ほどその三菱重工との契約金額等出てまいりませんでしたけれども、これは確かに...全文を見る
○峯山昭範君 それからもう一点お伺いしておきたいのですがね、三菱との契約で、こういうふうな場合、重大な過失と、こうなっているのですね。ただ過失があっただけではそのメーカーは補償する必要はない、損害賠償する必要はない。重大な過失というのは一体何ですか、これ。ただパイロットがその脚を...全文を見る
○峯山昭範君 私は、そういう装備局長の話は逆だと思うのですよ。テスト飛行が危険であればあるほど、その保険もちゃんとかけてちゃんとやるべきだと思うのです。テストパイロットであればあるほど、それ以上に注意を払うべきだと思うのです。普通では簡単なミスであっても、一般の飛行では簡単な過失...全文を見る
○峯山昭範君 次に私は基地の問題について二、三質問をしていきたいと思います。  基地の問題につきましては、先般同僚委員からずいぶん詳細にありましたので、一つだけダブる質問をしたいと思うんです。基本的な姿勢といたしまして、国内にある基地につきましては米軍から返還されるであろうとい...全文を見る
○峯山昭範君 民間の要望を取り入れるとおっしゃっておりますが、確かに私は民間のほうでももうそれぞれ地方議会で議決をしたり、または町村会で議決をしたりして、もう一生懸命に、その基地が返ってさましたらぜひとも公園なり、または住宅なり、そういうようなものに使わしてもらいたい、それこそ一...全文を見る
○峯山昭範君 そこでまず一つはその厚木の飛行場の問題でありますが、この問題につきましては、先般運輸委員会、または予算委員会等でも問題になっておりますが、防衛庁では自衛隊専用の飛行場にしたい。また運輸省では民間で使いたいという意見が出ているようでありますが、この点については大臣、ど...全文を見る
○峯山昭範君 いまの全く逆の考えは成り立ちませんかね。運輸省で管理して、必要に応じて自衛隊が使う、これはどうですか、大臣。
○峯山昭範君 大臣、これだけ基地が返還されますと、昨日からいろいろ問題にはなっておりますが、米軍が、有事駐留というのは大臣は、私はきらいだとおっしゃっておりましたけれども、有事再使用といいますか、そういうようなことにだんだんなってくるような形態ですね、現在ですね。先日の衆議院の内...全文を見る
○峯山昭範君 これだけ米軍基地が返還されるであろうということは、もう昨日の委員会からこれはもう明らかであります。そうしますと、私は四次防のこの原案が現在できておりますけれども、四次防自体にも相当影響を与えてくるんじゃないか。大臣はこの四次防の原案をつくられるときに、すでにこれだけ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のその答弁、非常に抽象的わかりにくいのですけれども、ある程度というとは、一つ一ついままでの調子で返されてもある程度だと思うんです、私はね。しかしながら、現在いろいろちまたに報道されている内容を見ますと、ある程度じゃないわけですよね。ある程度というのをオーバーして...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、私はいま大臣の答弁によりまして、ある程度の管理費の増等は、これは修正の必要があるかもわからないということは、四次防自体も修正があり得るのじゃないかと、こういうぐあいに私は理解しておきたいと思います。  さらにもう一点、基地の問題で先ほどもちょっと触れ...全文を見る
○峯山昭範君 防衛庁の給与の問題で、これは大臣にお伺いしたいのですが、まず、実は防衛庁の給与の問題を種々検討しておりまして、私は非常に矛盾している点が出てまいりましたので、矛盾しているというよりも、防衛庁が外に公表していることとずいぶん違うわけです。その点について大臣にお伺いした...全文を見る
○峯山昭範君 いま人事教育局長さんおっしゃいましたように、確かに食料費等は無料ということになっております。しかし、その内容を見てみますと、そうじゃないでしょう、これ。食料費は給料から引いているわけでしょう。これ、食料費の経費の四分の三を本人負担分として控除した額を俸給月額と、こう...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、これ、あなた方は無料だと言っていますけれども、そうじゃない。ちゃんと引いている。一日当たり曹士の場合、今回のあれによりますと、糧食費として一日当たり二百七十四円から二百九十八円に引き上げられて、それを計算して七千三百三十円を引いているわけです。営外に...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、ちゃんと引いているということだ。こんなばかなことないですよ。ビラと違いますよ、内容は、現実の問題として。しかもおかしいことは、今回は五月にさかのぼって差額分は徴収されるわけです。そうでしょう。食べるほうは五月にさかのぼってどんなふうにして食べさせるので...全文を見る
○峯山昭範君 私は納得できませんね。何でかというと、それじゃ逆に五月からいままで差額の分は、一緒にまとめて隊員のために使うとはいいましても、それは五カ月なり六カ月なり使ってしまったら、がくっと落ちるわけですね、いろんな面で。今度はまたなくなりますよね、差額の分だけ。おかしいですよ...全文を見る
○峯山昭範君 私はそれ自体ほんとうはおかしいと思うのです。そこであなた、おかしいことばかりなんですよ、これは。実際問題は差額をいただいてから給料から食べなかった分もさかのぼって徴収するわけですから、これはそういうことをやめるわけにいきませんか。それだけたとえば隊員にしても公務員に...全文を見る
○峯山昭範君 私はまだおかしいと思う。あまりこまかいことを言いませんけれども、総務長官が参っておられますし……。この食費の差し引くのが、防衛大学校と一般のところと違うわけです。引く金額が違う、そうでしょう。一般の曹士の皆さんは一日二百九十八円引かれている。防衛大学校だけは三百十五...全文を見る
○峯山昭範君 そんなばかなことはないですよ。一般の曹士の皆さんだってたいへんですよ。いまのはおかしいですよ、それは。防衛大学校の人はよけい食べさす必要がある、一般曹士の皆さんはそうじゃないというのはおかしいですよ、どう考えても。防衛大学校の人より一般の曹士の皆さんのほうが肉体労働...全文を見る
○峯山昭範君 私はあんまりこういう問題をそう突っ込む気はありませんけれども、実際問題これはおかしいと思う、考えてみれば。江藤さんも自分でおかしいと思いながら言っていると思うのですけれどもね。  それから、いま防衛大学の問題が出てきましたから、これも一言言っておきたいのですが、防...全文を見る
○峯山昭範君 もうこれで終わりますけれども、あと防衛庁の災害補償の問題もあるわけです。この点については先般の委員会等でも大臣にずいぶん申し上げました。ですから、今回の給与法等ではそう伺っておりませんけれども、来年度のいろんな問題等では、災害補償等の問題についてもやはり慎重に検討し...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ総務長官にお伺いします。  初めに総務長官にしぼって質問いたしますが、公務員制度審議会のことについてお伺いしたいと思うんです。  去る十月の十七日ですか、「公務員等の労働関係の基本に関する事項について」という佐藤総理あての答申を出して第二次公務員制度審議...全文を見る
○峯山昭範君 なるべく早くということでございますが、臨時国会もあしたで終わりまして、大臣も非常に忙しかったと思うんですが、多少また手もすいてくるんじゃないですか。忙しいとは思うんですけれども、早急に人選をして、特に今回の第二次の両論の併記という形で、実際問題これは何ともしようがな...全文を見る
○峯山昭範君 次に、いま新聞等で相当問題になっております所得政策の問題について、大臣の所見をお伺いしておきたいのでありますが、いずれにしましても、先般、佐藤総理も経団連の評議委員会で所得政策の問題を言いましてから相当議論になっております。やはり、いずれにしましても、この所得政策と...全文を見る
○峯山昭範君 民間におきましても、大臣も新聞等でお読みのとおり、民間、自分のところでつくった調査委員会でも所得政策を導入することはよくないという結論が出ているわけですね。そういうような観点に立って考えてみると、私は、総理大臣がこの経団連の会合で火をつけているわけです。現実の問題で...全文を見る
○峯山昭範君 総務長官けっこうです。  人事院総裁に質問したいと思うのですが、初めに、人事院勧告始まって以来、ことしは完全実施であるわけでありますが、今日まで人事院も完全実施ということをただ一本にしぼって、それこそわき目もふらず完全実施を叫びながら現在までやってこられたと思うの...全文を見る
○峯山昭範君 しかし、通常民間におきましては、いわゆる生産性の向上する職場といいますか、そういうところで働いている人たちは賃金はどんどん上がっていきますね、実際問題としまして。民間給与が公務員より低い、先ほど言いました教育職とか、医療職の中の看護婦とか、こういうのは民間の企業は給...全文を見る
○峯山昭範君 まあ、総裁のおっしゃることもよくわかる、ですけれども、確かに私は民間の、公務員より低い職種の給与というのは、公務員給与を基準にしてやっぱりきめていると思うのです。ですから、毎年、人事院が幾ら調査をしてもその公務員より低く出てくるのは当然だと思うのです、実際問題として...全文を見る
○峯山昭範君 いろいろありますけれども、委員長から時間を制限されましたので、ちょっと質問者としては……。  まず、今回の法案の中で、またちょっと観点を変えて質問したいと思うのですが、人事院規則に譲るというようなのが、ずいぶん多いわけです。その中で相当たくさんありますので、もうす...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、現在の甲地を、いま言いました甲地を何地と呼ぶのですか、名前は。特甲地と言うのですか。
○峯山昭範君 甲地、乙地とあるでしょう。もう一つのやつは、八%地域ですか。
○峯山昭範君 それではいま大阪府の現在甲のところを八%という話がございましたが、そこでちょっと申し上げますが、これから言う市は何%ですか、一ぺんお伺いしておきたいのです。藤井寺市、羽曳野市、松原市、これは何%ですか。
○峯山昭範君 これは総裁、もう非常に矛盾しているわけですよね。いま私が言いました市というのは、今回支給することになっているところの富田林のほうがずっといなかなんです。松原市とか、藤井寺市とか、羽曳野市のほうがずっと大阪市寄りで一番発展しているところなんです。そういうところは全然な...全文を見る
○峯山昭範君 総裁、この問題は非常に私は大事だと思うのです。国会の決議があるかもしれませんけれども、国会の決議も私はこういうぐあいに新しい時代に改める方向には何らやぶさかでないのです、実際問題として。ですから、これは三年というのは長いですよ。もうちょっと早くこの点については検討を...全文を見る
○峯山昭範君 それから——もう片方から時間を督促されながら、これはほんとうにむずかしいですが、あともう二、三問題点があるのですが、先般、同僚議員からもずいぶん話がありましたけれども、この高齢者の延伸という問題については私たちはどうしても得心がいかないのですね。この問題についてはず...全文を見る
○峯山昭範君 高齢者の昇給延伸によって一体どれだけの額が節約できるのですか、実際問題として。これはほんとに私はこの点をお伺いしたいと思うのです。私が聞いている範囲では、高齢者の延伸で六億ぐらい節約できるという話を聞いているのですが、まあそこら辺のところはどうか知りませんが、あとで...全文を見る
○峯山昭範君 そこで非常に、時間の問題がありますけれども、どうしてもまだ二、三やらなきゃいかぬことがある。  昇給って何ですか。昇給の意義ということについて、総裁、教えてください。公務員の皆さんが昇給しますね、毎年ね。どういう場合に昇給するのですか。昇給の意義について教えてくだ...全文を見る
○峯山昭範君 総裁ね、私はぜひとも一ぺん総裁に、昇給延伸をされた人たちの悲痛な声というのを聞いてもらいたいと思う。そこへ一ぺん行って総裁説明してください。あのね、いま総裁は、年もいって子供たちも大きくなりまして働きに行きましてというお話がございましたけれども、現在の昇給延伸される...全文を見る
○峯山昭範君 もうこれ以上、私もさんざん言われてやめざるを得ませんけれども、ほんとうは、総裁、これからうんといろんな問題を聞きたいと思っておりました。特に給与の、あれですね、予告編がありますね。予告編。予告編というのはこれはいかぬと思うんですよね。これはいかぬわ。ほんとうにいかぬ...全文を見る
○峯山昭範君 もうこれで終わります。総裁も予告編、問題提起編を出されてずいぶんなりました。ずいぶん委員会等にも出られていろいろ意見も聞かれたと思うんです。民間と公務員とは私はずいぶん違うと思うんです。総裁が前段に言われたとおりだと思うんです。そういう点から見まして、やはりこの点に...全文を見る