峯山昭範

みねやまあきのり



当選回数回

峯山昭範の1972年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月13日第68回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○峯山昭範君 それでは、もうすでに同僚議員のほうから相当突っ込んだ話がございましたので、私も皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の審議にあたりまして、二、三質問をしたいと思います。  初めに、現在進められておりますところの皇族の殿邸ですが、相当進んでいるように聞いておりますが...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、各宮家のそれぞれの殿邸につきましては、これは宮廷費支弁ですね。そういうような形で建設が行なわれているであろうと私は思うんですが、そういうぐあいにして建設されたそれぞれの宮家のお家は、それぞれの宮家に、何というか、貸し付けているというのか、供せられている...全文を見る
○峯山昭範君 それはちょっと、長官、違うのじゃないかと私は思うのですがね。その八十八条がすべての皇室を含むということになりますと、現在自分で持っておるところのいわゆる財産ですね、別荘とかそういうものをすべて国有財産にするということになるのですか。そこら辺のところはどうですか。
○峯山昭範君 そうすると、財産という点にしぼって、小さなものは含まないということなら、上の、「皇室」のほうはこれは全部含んでもいいと思うのですが、どうですか。
○峯山昭範君 要するに、皇室財産という言い方を両方していますね、両方の法律とも。はじめのほうの法律は、いわゆる「皇室」「財産」——両方とも、いわゆる皇族もみんな含んでいる、八条のほうは。そうですね。そうすると、八十八条のほうはいわゆる「皇室財産」——これは要するに一般の皇族は含ま...全文を見る
○峯山昭範君 意味はよくわかるわけですけれども、しかし、同じ憲法の中に、そういうふうな同じことばがあって、前のほうはこういうように解釈して、うしろのほうはこういうふうに解釈するというのは私はおかしいじゃないか、こういうぐあいに思うから言っているのですが、いずれにしても、皇室の財産...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、いま国をあげて自然環境の保護ということが相当強くいわれておりますのですが、特に、あらゆる面で国民運動的な動きも見えておりますし、そこで、自然環境の破壊ということは非常に重要な問題でありますし、破壊するということは確かに一瞬でありますけれども、現実にこれ...全文を見る
○峯山昭範君 趣旨、よくわかりました。いずれにしましても、カモ猟は続けるけれども、要するにとったらすぐ放す、環をつけて放すということですね。それで、前におみやげで持って帰ったり、あったでしょう。ああいうことはやらない、そういうことですね。要するに食べるというか……。
○峯山昭範君 わかりました。まあいずれにしても、そういう点についてはやっぱり、確かに私もちょっと事情は聞いたんですが、とらえたらカモの足に環をつけて帰してあげるということは、渡り鳥のいろんな調査の上からも非常に必要である、そういうような点では、ぜひともあれはあのまま置いてほしい、...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、ことしの一月の二十日前後の新聞には、屋良さんから長官に申し入れてあったというような報道が相当なされましたのですがね。これは全然何もないですか。
○峯山昭範君 それはけっこうです。いずれにしても、この問題については、当時の新聞等によりますと、瓜生次長、山中総務長官両方に申し出をしたとかせぬとか、いろんな報道がなされておりますし、また現地の新聞にも相当大々的に報道されているようであります。この点については慎重に検討いただきた...全文を見る
○峯山昭範君 それ、何ら連絡がないということでございますが、もしあれば御相談には応ずる、そういうことですね。
○峯山昭範君 いや、それはわかるのですがね。要するに筋合いじゃないとか、そんなことを言ったらしようがないので、要するに関係のあるところもあるわけですよ。ないとは言えません。大阪とか奈良とか和歌山のそういうような問題、いろいろなってきますと、文化庁と少なくとも宮内庁と、両方に関係が...全文を見る
05月10日第68回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
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○峯山昭範君 今回の沖縄恩赦から選挙違反者を除外するこの決議案ですが、もう趣旨等は明確であります。すでに同僚議員からも質問がございましたが、私たちも実はことしの三月の八日の日に、官房長官に竹入委員長の名前で二つの申し入れをやっております。一つは政治資金規正法の問題だったと思うんで...全文を見る
○峯山昭範君 私たちは、今回の恩赦につきましては全面的に反対しているわけじゃないんです。今回の恩赦につきましては、少なくとも、先ほどもちょっとありましたように、沖縄の県民の皆さんが、長い間米施政権下で行なわれた裁判というものがほんとうに不当な裁判を受けているのじゃないかということ...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、私は、マスコミを含めまして各方面の意見としてはもう一致していると思うんですよ、私は。こういうふうな悪質な人たちを除くということは、もうこれは国民のコンセンサスになりつつあると思う、私は。そういう点からは、ぜひともこの点は考慮をしていただきたいと思...全文を見る
○峯山昭範君 私は、それじゃ最後に、もう一点お伺いして質問を終わりたいと思うんですけれども、いろんなことを言いましても、これはもう平行線ですから、なかなか決着がつきませんけれども、現実に恩赦そのものについては、いろんな学者の意見等も出ております。すでに法務大臣も法務委員会等でもい...全文を見る
05月11日第68回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○峯山昭範君 もうすでにたくさんの同僚議員のほうから種々あらゆる角度から質問がございましたので、私も多少角度を変えて質問したいと思います。   〔委員長退席、理事町村金五君着席〕 まあ、今回の問題につきましては、あらゆる問題がふくそういたしておりますので、私はきょうは特に行管...全文を見る
○峯山昭範君 大臣は、この沖繩の返還ということが具体的に出てまいりましてからもうすでに大臣としてずっとやっていらっしゃるわけですね。そういう点から考えますと、私は、大臣が特にこういう点には力を入れたというのは、やっぱり大臣自身の頭の中にぱちっと入っていなければいかぬと思うのですよ...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、これはまだ私は質問に入る前提ですけれども、それらの特殊事情というのは、これは特殊事情ですから、いつまでも特殊事情じゃないと思うのです。どの程度特殊事情と考えられているのですか。要するに、これは沖繩の特殊事情というその頭の特殊事情というのは、いつになったら...全文を見る
○峯山昭範君 これではまだなかなか中へ入れないわけですが、これは総務長官、私、いままでいろいろ答弁を聞いておりましてね、いまの沖繩の開発振興計画ですね、これは一応十年の時限立法になっておりますね。この十年の時限立法ということを頭に入れて、いま局長は答弁されたと思うのですよ。そうす...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、いま、私は沖繩開発庁というふうな意味で申し上げましたが、この沖繩開発庁とは別に、現地にできる総合事務局ですね、これはどうですか。
○峯山昭範君 ということは、出先の機関であるから同じだけ、十年間、とりあえずそういうような考え方でいいわけですね。——わかりました。  それじゃ、一応それだけを前提にしまして、いろいろと中へ入ってまいりたいと思いますが、すでに先日の質問で答弁がございましたですが、先日の新聞等で...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、国へ六千四百人参るわけでありますが、この六千四百人の内訳というのは大体どういうぐあいになりますか。
○峯山昭範君 先ほどの水口委員の質問の中にもちょっとございましたが、この振り分けた数字だけを見ておりますと、非常に国の機関の人数が多いというのが非常に明快に出ております。そこで私は、こういうふうな人員の振り当てといいますかね、振り分けといいますのですか、これはどこでやるんですか。
○峯山昭範君 私は、ここでお伺いしたいんですが、先ほど水口委員の質問のときに出てまいりましたこの地方のいわゆる出先機関ですね、こういうふうなものは、行政改革という面から考えても、この際できるだけもう沖繩県のほうに譲ってしまうと、そういうふうな考え方というのはこの際やるべきだと私は...全文を見る
○峯山昭範君 趣旨よくわかりますけれども、しかし国の事務、県の事務の配分なんということを考える場合、やはりこういうふうなときにほんとうのあるべき姿というものに私はしないと、内地のほかの府県と同じように、たとえばいま内地で問題になっております職安とか、社会保険とか、陸運事務所とか、...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、その点はそのくらいにしまして、先ほどちょっと出てまいりました、総合事務局の中へ組み入れた機関と組み入れていない機関がございますね。先ほど人数をおっしゃっていただきましたが、この中で総合事務局の中へ入っていないのをさっと順番に読み上げてくれませんか。
○峯山昭範君 けっこうです。そうしますと、これは私ちょっと聞き違いかもわかりませんが、この総合事務局の中に入る、この第九条のイからチまでありますね、いろいろありますけれども、これがこの中でまたいろいろ分かれているわけですね。これ、両方にまたがっているのがありますね、ずいぶんね。こ...全文を見る
○峯山昭範君 なければけっこうです。  そこで、先ほどこの総合事務局の中へ入れるのと入れないのとの区分について答弁がございました。そこで、私は少なくともこの総合事務局の中に入れている、これは少なくとも開発庁設置法のこの第四条ですか、第四条の沖繩の開発計画の実施あるいは監督、推進...全文を見る
○峯山昭範君 じゃ、もうちょっとわかりやすく言います。要するに開発庁長官は、第四条でやるところの権限ですか、これ開発庁長官がやる権限というのは大体第四条に基づいた権限を行使するのだろうと私は思うんですがね。そうすると、そういうふうな意味で第九条のそれぞれの機関は監督を受けるという...全文を見る
○峯山昭範君 その開発計画以外のというのは、どういうのがあるんです。
○峯山昭範君 許認可事務、よくわかりました。そうしますと、たとえば通商産業局というのは通産大臣の直属の管轄と、それから少なくとも沖繩開発庁長官の、この第四条に基づく指揮監督と、両方受けるわけですね。そういう点からいきますと、公正取引委員会の事務局というのは、これはどういうふうにな...全文を見る
○峯山昭範君 公取の委員長の指揮を受けるというのは、通商産業大臣が通商産業局を指揮するのとおんなじで、開発庁長官の、公正取引委員会の事務局は四条のどういう点で監督を受けるわけですか。要するに第四条に基づいた事務の権限でしょう。要するに公取は、総合事務局の中には入っておるけれども、...全文を見る
○峯山昭範君 開発庁長官の監督を受けるというのは、どこのどの条に基づいて受けるわけですか。
○峯山昭範君 よくまあわかってはいるんですけれどもね。要するに公正取引委員会以外のそれぞれの総合事務局の中に入っている局長さんというのは、全部が沖繩の開発あるいはそういうふうな面に関係があるわけですね。少なくとも全部何らかの形で関係があり、沖繩の振興開発に寄与しているわけですね。...全文を見る
○峯山昭範君 いま長官おっしゃるとおりなら、あなたのおっしゃるとおりなら、これは公正取引委員会は完全に出すべきですね、あなたのいまの理論なら。
○峯山昭範君 ですから、そういう機関こそ独立してちゃんとしてつくったらどうなんですか。総合事務局の中へ入れなくて、ちゃんと独立してつくったらどうなんですか。
○峯山昭範君 これは公取のほうからの希望によって総合事務局の中へ入れたというのですか。
○峯山昭範君 これは行管のほうはどうなんですか。沖繩・北方対策庁長官の答弁ですと、公正取引委員会の希望で、独立した機関ではなくて総合事務局の中へ入れるという希望でつくったというのですが、事実ですか、これは。
○峯山昭範君 あなた私の質問には答えていないですよ。だからあなたのおっしゃるように、第四条の各号全部ですね、及び八条ですか、これは要するに、少なくとも沖繩開発庁長官の指揮監督にあるわけでしょう、これは。それ以外の、あなたのおっしゃるそれぞれの仕事ももちろんあるでしょう。それぞれの...全文を見る
○峯山昭範君 それは私もよくわかっているのですよ、考え方としては行政監察ということと私は同じだと思うのですよ、実際問題。調査機能といいましても、監察のほうと同じですよ。やっぱり内容をいろいろ調査する。もちろん公正取引委員会の委員の皆さんが実質はやるのですよ。実質はその事務局の皆さ...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、入れる入れないの論争は、もう入っちゃっているのですから、やめまして、あなたはさっき公正取引委員会のほうの希望によってとおっしゃいましたね、これは現実にどういうふうな形で希望があったのですか。文書ですか、口頭ですか。どこから要望があったのですか。
○峯山昭範君 お互いの協議というのは、これは何ですか。どういうふうな会合に向こうのほうから出てきて、これは公正取引委員会の委員の皆さんからの話なのか、事務局のほうの話なのか、どういうところでのあれですか。もう少し詳しく。
○峯山昭範君 その点はもうやむを得ませんけれども、私たちの考えとしては、これはやはりどうもおかしいのじゃないか、間違ったものが入っているという感じがします。  それからもう一点、沖繩開発庁長官の権限規定ですが、これは環境庁とか科学技術庁長官に与えられた権限というのは、今回の沖繩...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、私は現在の時点での話としては非常によくわかるわけです。しかし、よく考えてみますと、これから沖繩の問題がだんだん熱がさめてきた場合——いまは非常に熱いです。みんな沖繩のほうを向いています。沖繩について云々する人はおりません、現実に。しかしながら、大臣も離島のこと...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、さらに行政改革の関連でもう一つ伺っておきたいんです。沖繩振興開発審議会のこと、これをちょっとお伺いしたいんですが、審議会の問題というのはこれはもう始終議論をされております。これは非常に私は大事な問題だと思うんです。この審議会の人数とか定員とか、いろいろ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣もそのとおりだとお考えですか。
○峯山昭範君 そうすると、大臣は、このことは閣議できまった、こういうふうに了解されたというのは、これは守らなくてもいいというお考えをお持ちなんですか、どうですか。
○峯山昭範君 どうもおかしいですね。閣議できまったというのは原則だけで、守らぬでもいいというのですか。原則だけ守れば、あと守らぬでもいいということですね、いまの御答弁だと。いろいろありますけれども、私はいま案外抽象的に申し上げているのです。行政改革の問題をいま先に言いましたけれど...全文を見る
○峯山昭範君 大臣がおっしゃることはよくわかるのです。あなたは私がこれから質問していくことを先回りして全部言っているわけです。だからそういう答弁が出てくるわけだけれども、国会で修正があったから——そこは除きましょう。沖繩開発審議会の人数については確かに国会で修正がありました。そこ...全文を見る
○峯山昭範君 あなた、「原則として」という前提が入っておりますが、これはもう初めから関係行政機関の職員というのは十三人加えているでしょう。十三人ですよ。多過ぎませんか。多過ぎるというよりも、まず関係行政機関の職員の十三人の内訳、だれとだれですか、これは一体。
○峯山昭範君 あとで調べてこれは報告していただくとしましても、行管庁長官、これは少なくとも、いま局長から読んでいただいた「国会議員および行政機関の職員は、原則として審議会等の構成員にしない」という原則は、何もいま読んでいただいた昭和四十四年だけじゃないんですよ。その前の四十二年、...全文を見る
○峯山昭範君 それは大臣、違いますよ。そんな——ぼくは、沖繩の開発という面から考えて、現地の人たち、学識経験者、そういう人たちは当然私は加えるべきだと思うんですよ。それを実施する面というのは、違う面で責任を持ってやるということは、先ほどいろいろな総合事務局の実施の問題のところで、...全文を見る
○峯山昭範君 私は局長がおっしゃるのも全然わからないわけじゃないんです。あなた、これは審議会は初め何人だったんですか。国会で修正するまで何人だったんですか、人数は。どうですか。
○峯山昭範君 私は、総務長官ね、そういうふうにおっしゃっていただくとなかなか質問がやりにくくなってくるわけですが、実際問題、これは基本的にやっぱり行管庁としてもこの問題については非常に重要な問題ですよ。やっぱりこういう点については、私は人数をふやすというより、これは関係行政機関の...全文を見る
○峯山昭範君 そういうことを思い当たらないというのは、自分たちできめていて、それを思い当たらないというのは私は非常にけしからぬと思うんですよ、局長。これはいつも問題になることでありますが、審議会の人選のときの閣議決定があるでしょう。その中で、審議会の兼任の問題についてどうなってい...全文を見る
○峯山昭範君 いまのことを大臣はわかっていましたか。この間任命になった行政監理委員会の人たち、幾つずつ兼任しているかわかっていますか。この間行政監理委員に任命になったのは六人だったですね。その六人のうちの半分は四つ以上なんです、半分は。そういうことについても、やはり行政管理庁自身...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、この新聞、もうすでに読んだと思いますが、これはほんとうに本気になって取り組んでもらわないと、閣議できめたことというのは、ほんとうにこれは事実かどうか知りませんが、確認したわけじゃありませんが、これはやはり委員を全部で十幾つ兼任している人が言っているのです。どん...全文を見る
○峯山昭範君 これはもうこれ以上審議会の問題等は言いませんけれども、またあらためて、この次の許認可の問題とか、いろいろありますが、そのときには具体的にもう一回やりたいと思います。これは私は特殊な場合のことも全部いかぬというわけじゃない。大臣おっしゃるように、それはどうしてもやむを...全文を見る
○峯山昭範君 もう少しで終わりたいと思うのですけれども、先ほど琉政の職員の引き継ぎの問題をお伺いしましたがね。もうすでに質問があったかもわかりませんけれども、もうちょっと確認したいのですが、引き継ぎによって、新聞報道等によりますと、相当もたもたが出ているような感じの新聞が載ってい...全文を見る
○峯山昭範君 まあ表面はそういうふうになっていると私は思うんですが、実際個々にいろんな問題があると思うんですがね。そういうような問題を解決する機関というのは、あとまで残っているんですか、現在でも。そこら辺のところはどうなんですかね。
○峯山昭範君 それから、本土から沖繩に派遣される職員がございますね。これはどのくらいあって、それでこういう人たちが派遣された場合、この人たちの宿舎なんかができるのだろうと私は思うんですがね。そこら辺の処遇の問題、また現地にいる人は、本土から来た人の宿舎が相当上等であるというふうに...全文を見る
○峯山昭範君 よくわかりますけれどもね。そういう点についても配慮していただきたいと思います。  それから、先ほどの問題の総合事務局の庁舎ですね。この準備等はどうなってるんですか。
○峯山昭範君 確かにそうでしょうけれどもね。実際問題として、その建設のための用地の取得とか、建設の費用とか、先ほども合同庁舎なんてずいぶん名前が出てきましたけれども、そういう点については、国としてちゃんと予算を計上しているのかどうか。また地元へ迷惑かけることになっても……。そこら...全文を見る
○峯山昭範君 まあいずれにしましても、いろいろ質問いたしましたけれども、いずれにしても基本的には沖繩の人たちの将来の豊かな沖繩づくり、それに十分配慮をしながら、沖繩開発庁の機能が十分機能できるように配慮していただきたいと考えます。  そこで、最後に私は大臣に一つ質問して、もう終...全文を見る
○峯山昭範君 私はこれで終わりますけれども、やっぱり大臣、この北方問題というのは、いま大臣おっしゃったように非常に重要な問題であると思うんですが、そういう点から考えましても、総務長官、副長官、兼任の人も含めて八名というのは、非常にどうしようもないと思うんです、実際問題。そういう点...全文を見る
○峯山昭範君 たいへんおそくなりまして申しわけないのでありますが、公害等調整委員会設置法に関連をいたしまして、きょうは二、三質問をしたいと思います。しかし、総務長官並びに大臣がどなたも御都合が悪いそうでございますので、きょうは私は法案関係についての質問は後日に譲りまして、具体的な...全文を見る
○峯山昭範君 新聞に載ったのは見ましたか。
○峯山昭範君 このことについては、あなたに記者のほうから取材には行きましたですか。
○峯山昭範君 この問題はあなたにお伺いしてもしようがないことでございますので、とりあえず確認だけと思っておりましたんですが、いずれにしましても、まだ法律が全然審議もなにもされていない段階から、こういうふうな人事等が内定したなんということでマスコミ機関に報道されるというのは、これは...全文を見る
○峯山昭範君 私は、いまあなたが事務局長さんやっていらっしゃるこの土地調整委員会というものがなくなって、現在、いま審議中の公害等調整委員会になったことについてのメリットをお伺いしたわけです。いまあなたいろいろおっしゃいましたけれども、私はあなたのおっしゃっておることがよくわかりま...全文を見る
○峯山昭範君 それでは重ねてもう一点お伺いしますが、この点については、前々から公害あるいは予算委員会等で取り上げられた問題として私のほうの公害対策本部長の小平が質問しました。質問の、これですね、答弁書が出ているわけでありますが、これについてはいま種々問題になっておりますが、これに...全文を見る
○峯山昭範君 局長、私は非常にこの通産省は遺憾であると思うのは、この松下の資料というのは、ちゃんと公文書であるわけですね。その二十八年以前に使っておったとわかったわけですね。これも私たちが指摘をしてわかったわけですね、実際問題としてね。ところがあなたは、もうそのことしか言わない。...全文を見る
○峯山昭範君 局長はいつ局長になったか私知りませんがね、私はこう言うからにはちゃんと証拠があって言っておる。私はこの内閣委員会で昨年のこれは四月の十三日、この内閣委員会でPCBの問題については相当突っ込んで質問をいたしました。あなたのほうの担当者がどういう答弁をしたかといいますと...全文を見る
○峯山昭範君 それから局長、先ほどあなたのほうの、通産省のほうでとった処置について、種々、話がございましたが、PCBが非常に危険なものであるということは、もう最近、全国津々浦々からあがってきております。あなた方も生産中止とか、いろんなことをおっしゃっておりますが、処置のしかたがあ...全文を見る
○峯山昭範君 まあいま局長おっしゃいましたように、確かに製品をPCBを使わないようにする、いつから使っちゃならないと、これは大事ですね、局長、いまおっしゃったとおりです。しかし、現在つくっている、そのPCBを使ってつくっている製品というのはメーカーにしてはもう在庫にしてずいぶんあ...全文を見る
○峯山昭範君 私は、昨年の四月にこのPCBの問題を取り上げたときに、当時まだPCBはそんなに騒がれておりませんでした、いまみたいに。当時はカドミウムとかBHCとかDDTとか、そういうものが相当問題になっておりました。そのとき私たちは、少なくともPCBというのは第三の公害物質として...全文を見る
○峯山昭範君 それから当時、私はいまの浦田局長さんに琵琶湖の問題も相当申し上げましたね。それで琵琶湖でもPCBが発見されて相当これは危険である、この問題についてはその後どういうふうな手を打たれましたんですか。
○峯山昭範君 局長の答弁はまあそういうことでよろしいと私は思うんですが、私は局長と同時に、当時経済企画庁の水質課長さんを呼びました。きょうは環境庁の水質保全局長さんですか、お見えになっていると思うんですが、当時私は、琵琶湖の汚染の問題について、やはり同じように質問をいたしました。...全文を見る
○峯山昭範君 私は、きょうは形式的な答弁をいただこうとは思いません。できるだけ具体的に、もっと積極的に答弁してもらいたいと思うんですがね。現実に、具体的に、私は例をあげて琵琶湖の問題も当時質問しました。当然私は、ことしになりましてから、琵琶湖の上流の日本コンデンサーの問題が出てま...全文を見る
○峯山昭範君 私は、皆さんの話を聞いておりますと、特に母乳の話が出てまいりましたので、母乳の話をしますが、あなたは非常に一生懸命やっているように思いますけれども、実際はほんとうはだめなんですよ。あなたね、私は現実に大阪府の母乳——十五人、たった十五人ですけれども、十五人の人たちを...全文を見る
○峯山昭範君 あのね、そんなでたらめなことを言っちゃいけませんよ。私ちゃんと調べていますよ。児童家庭局長さんですか、先ほどPCBの母乳の調査を全国でやるように指示したわけでしょう。実際問題あなた、どことどこの都道府県で分析ができるのかわかっていますか。実際上いま約半分近く——機械...全文を見る
○峯山昭範君 私は、どうもまだ、そのいま次官のおっしゃったことを全面的に信頼をしまして、ほんとにこの対策が進み、研究装置、分析装置等もちゃんとして進むのであろうと私は思いますけれども、まだ局長のほうは、どうも得心のいかぬような顔をしていますので、私は、あんた、それじゃ全国の都道府...全文を見る
○峯山昭範君 それから、きょう水産庁来ていただきましたので……。  この間のときは、私は、水産庁の次長さんに、たとえばこのPCBの問題等について質問いたしました。当時、研究部長さんもお見えになっておったかどうかわかりませんけれども、特に最近の魚ですね、こういうようなものについて...全文を見る
○峯山昭範君 きょうの私の質問は、あと法案等について相当ありますけれども、大臣がおりませんので、この程度で終わりますけれども、いずれにしましても、こういうふうなPCBの問題が相当最近は重要な問題になってクローズ・アップしてまいりましたので、特に政務次官、大臣等とよく御相談して、ほ...全文を見る
05月12日第68回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○峯山昭範君 それでは私は、今回は特に沖繩関係の法案の審議でございますので、特にこの法案の中の第二番目にありますところの、講和前の人身障害の問題について質問をいたしたいと思います。  今回の法案によりますと、布令六十号によって漏れた人たちに対して見舞い金をこの法律によって支給す...全文を見る
○峯山昭範君 もうちょっと、前提としてもう一つお伺いしておきたいんですがね。布令六十号というのはいつごろ施行されて、そしていつからいつまで被害を受けた人が、何年後にそういう法律ができて、そしてまあ漏れた事情はいま説明ありましたけれども、そこら辺のところをちょっともう少し。
○峯山昭範君 私は、大臣がおりませんけれども、この問題については、端的に言いますと、今回私たち沖繩へ参りましてこういう方々の代表の方々に会いまして、そのときに代表の方々の陳情も受けました。また実は、これとは別に、国内にも、これと同じように、連合国の、占領軍の行為によるところの被災...全文を見る
○峯山昭範君 大臣がまいりましたので、もう一回大臣、言いますけれども、これは基本的な問題ですから特別詳しいことは要らないのですが、要するに私たちが沖繩に参りましてこういう方々から陳情を受けました。そのときにその陳情を受ける皆さん方は今回のこの布令六十号によって補償される金額という...全文を見る
○峯山昭範君 当時、私たちが参りましたときに、陳情の中のもう一つとして、証拠書類がそろわないということがありました。これは私はもっともだと思うのですよ。これはほんとうに、私たちはあとで内地の問題も申し上げたいと思うのですけれども、沖繩の場合は強姦というのが非常に多いわけです。強姦...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のいまのおことばがありましたので、期待しまして……。  もう一ぺん、私は、今度は金額の問題ですが、これは、まず一つは、事務的なことを長官に聞いておきますけれども、未補償者というのは、いま三百八十人とおっしゃいましたね、いま判明している分だけで。そうしますと、す...全文を見る
○峯山昭範君 これだけのたくさんの方々がいわゆる人身障害を受け、非常に長年苦しんでこられたわけですね。しかも、私の手元に来ております資料によりましても、昭和二十一、二年ごろ被害を受けて、いまだにもらっていない人が、半身不随のまま、ずっと寝たままでいる人がいるわけですね。その人の金...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、沖繩の場合が大体五、六十万になるそうでありますから、それから比べてみますと、国内は全然低いわけですから、またね。したがって私は、これは両方とも含めて早急に何らかの手を打つべきである。私はもう初めから、ほんとうは沖繩の法案をやるときに、もう少なくともいままで...全文を見る
○峯山昭範君 まあ国内の問題も含めて、その点はもうちょっとあとでもう少しやりたいと思うのですがね。要するに慎重に考えるとおっしゃっても、非常にいろんな問題がふくそうしてあります。  そこで国内の問題は別にあとで言うとしまして、人身損害を受けたとりあえず見舞い金ということでありま...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひそういうような方向でお願いしたいと思うのです。それで大臣、ここで実は私たち国内の問題にちょっと触れておきたいと思うのですが、占領軍の、向こうでは布令六十号というようなことをいいますが、内地の場合には、いままでから「連合国占領軍等の行為等による」というような名前を...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっといまのわかりませんね。もう一回説明してくれませんか、わかりやすく。
○峯山昭範君 そうすると、講和発効後の人たちと講和発効前の人たちの金額というのは、平均でけっこうですが、どのぐらいになるんですか。
○峯山昭範君 まあいずれにしてもたいしたことないや。ほんとうに少ないや、これじゃ両方とも。不均衡なんて言ったって、両方比較したってたった五万円の一とんでもないや、これは。人間の命ということを、私はさっき命ということをあまり言いませんでしたけれども、もう大臣、言いませんよ、これ。現...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、この問題は、一応少なくとも布令六十号の線まではやろうというのは一致した意見なんですよ、これは。わが内閣委員会でも理事会等、自民党も含めてそれは当然だということに一致しているわけです、そこまでは、少なくとも。それから先のことは問題なわけです。それで大臣は、いま途...全文を見る
○峯山昭範君 あの、大臣の話聞いて、ちょっとふいとおかしくなってきたのは、これから高くすると言いましても、こういう人たちというのは昭和二十年から二十七年に受けた人たちですね、これ。これからの人たちというのはないのです。こういう人たち、いま私たち議論にあげている人たちというのはない...全文を見る
○峯山昭範君 一応、この問題については、いま大臣のあれもございましたので、これ以上申し上げてもあれがありませんので、これ以上申し上げませんが、いずれにしましても、この問題については慎重に取り組んでいただいて、早急に何らかの結論を出すようにしていただきたい、こういうぐあいに考えてお...全文を見る
05月18日第68回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○峯山昭範君 私は中国問題について総理並びに外務大臣にお伺いしたいと思います。  公明党の第二次訪中団が向こうへ参りまして、周首相との会談の内容等はもうすでに総理並びに外務大臣は御存じのことと思いますが、それによりますと、まず第一点としまして、日中国交回復の実現は、中国を敵視せ...全文を見る
○峯山昭範君 いま総理並びに外務大臣から答弁がございましたが、確かに中国は国連に復帰いたしましてから、今回の会談の内容等から見ましても、特にアジアの緊張緩和のためには、少なくとも日本と中国との国交回復が緊急な課題であると、こういうぐあいにとっているようであります。私はこの問題は非...全文を見る
○峯山昭範君 それではもう一点お伺いしておきたいと思いますが、今回の言明の中の一つに、周首相が、国交回復後もし訪日するよう招きがあれば、それを断わることはできないと、そういうふうな話をしております。これは少なくとも中国の姿勢の中では今回初めてあらわれてきたことであろうと私は思うん...全文を見る
○峯山昭範君 それでは私は米軍基地の実態についてちょっと二、三お伺いしたいと思います。いずれにしましても事前協議の問題とかずいぶんいろんな問題が関連をしてまいりますけれども、きょう私は時間的にも制限がございますので、しぼって話を進めたいと思いますが、いずれにしましても、ベトナム戦...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、私は大臣のおっしゃるのもわからぬではないんですけれども、しかしながら具体的に私たちの目の前には相当緊張した様子等があらわれて、新聞とかマスコミのいろんな報道機関等からわれわれ国民の目の前に出てくるわけですね。そういうふうな具体的事実を見ておりますと、大臣おっし...全文を見る
○峯山昭範君 いや、大臣、それも私は今回のベトナム戦争の激化に伴いまして、あれは南ベトナムのものじゃないと言いましても、いろいろなことがいわれているわけです。私は実はこの問題をきょうは大臣に詰めようと思っているわけじゃない。この問題についてはすでにそれぞれの委員会等がありましたし...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、大臣、先ほど大臣は、内地の米軍基地についてはある程度把握しておる。しかし沖繩については、九十六名自衛隊員が行っているだけでどうしようもないということでありますけれども、米軍基地というのは、これは大臣も御存じのとおり、少なくとも沖繩国会で基地縮小の...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、大臣、ここでひとつ要望しておきたいんですが、まず一つは、内地における在日米軍基地の、自衛隊が現在までつかんでおるところの基地の態様について、これは資料として一ぺん出していただけますか。
○峯山昭範君 わかっておる範囲は出すということでございますから、それでけっこうですけれどもね、ほんとうに、しようがないものを出していただいたんじゃ困るんですよね。端的に、逆に言いますと、その程度のことしかわかってないのかということになりますからね。ですから、ほんとうに真剣に調査を...全文を見る
○峯山昭範君 それから、重ねてもう一つお伺いしておきますが、沖繩の米軍基地の実態については、これは当然九十六名の自衛隊の皆さんを中心にして調査を進めていらっしゃると思うんですが、少なくとも内地と同程度までの調査というのはいつごろまでに終わるんですか。
○峯山昭範君 いずれにしても、早急に正確な調査を行なって、その上でまた、それも資料としていただきたいと思うのです。  それで、重ねて、米軍基地の問題について関連してもう一つお伺いしたいんですが、先般の法務委員会あるいは衆議院の議論の中で、在日米軍基地の再契約の問題について種々議...全文を見る
○峯山昭範君 これはすでにもう二十年間、そういうふうな非常に何というか、自分の意思に反して土地を提供している人もいるわけですね。そういう点から考えてみまして、防衛庁長官、再契約に応じない地主が出た場合、これはどうですか。
○峯山昭範君 一年ごとの再契約で話はやってきているから、強権発動はしないつもりだということだろうと思うんですが、いずれにしても、二十年間の契約を終わって、少なくともその人たちは一応の役割りを果たしたと言えると思うんですね。そういう点から考えてみましても、やはりその地位協定とかいろ...全文を見る
○峯山昭範君 プロジェクトチームをつくって総点検を行なうということでありますけれども、それはどういうふうなメンバーでどういう、プロジェクトチームの構想というのはもうできているんですか。   〔委員長退席、理事町村金五君着席〕
○峯山昭範君 いずれにしましても、その結論が出ましたら、また種々取り上げて質問をしたいと思っております。いずれにしましても、在日米軍基地の問題は、これは一挙にこの基地の整理をやってしまおうということは非常に不可能だと私は思うんですね。したがって、これは事あるたびに、基地の縮小とい...全文を見る
○峯山昭範君 さらに、時間がありませんので、続けてまいりますが、四次防の問題について、もう時間もありませんので、二、三聞いておきたいと思います。  この問題については、先般からこの内閣委員会においてもいろんな面で議論をされております。しかしながら、多少やっぱりいろんな問題が出て...全文を見る
○峯山昭範君 しかし大臣、やっぱり大臣おっしゃるけれども、私は中曾根長官のやり方というのは、まあそれはそれなりに理由は通っていると思うんですよ。中曾根長官が一人でかってにやったんじゃない、少なくとも事務当局やみんながやっぱりまわりにおってやったことなんですからね。しかもそのことは...全文を見る
○峯山昭範君 そうそう、防衛庁原案として先に出すということは実にいい方法だという。「このやり方は私が責任を持って自分の方針としてやったやり方で、」というような、非常に自信に満ちた言い方ですね。こういうふうな考え方が、防衛庁長官がかわるたびにくるくると変わっちゃうんじゃどうしようも...全文を見る
○峯山昭範君 それはやっぱり、私は先般の衆議院における四次防の問題の、これはいろいろなシビリアン・コントロールの問題等が議題になって、やっぱり政府としても反省してその上でだろうと私は考えるんですけれども、しかしこの問題についてはまあこのままおいておきまして、後ほどの法案の審議のと...全文を見る
○峯山昭範君 私の持ち時間もないそうでありますので、——まあいずれにしましても、この「日本の防衛」という一冊の小さな本がありますね。まあ大臣は毎年出すということについて賛成だそうでありますので、ぜひともそうしてもらいたい。昭和四十五年の十月に出てからというものまだ出ていないのです...全文を見る
○峯山昭範君 これは、現在の国防の基本方針、先ほど大臣申されました、少なくとも中曾根長官のときには、国防の基本方針は改定すべきである、国力国情に応じてというのはやはりまずい、そういうような考え方で統一されておりました、この内閣委員会の答弁においては少なくとも。そういう点からいきま...全文を見る
○峯山昭範君 これはどういう意味ですか。
○峯山昭範君 ということは、要するに国民総生産の一%というようなきめ方はまずい、これはそういうことをいっているんだ、そういうわけですね。
○峯山昭範君 この問題については、もっともっと議論をしたいわけでありますけれども、もう終わりにしたいと思うのですけれども、いずれにしましても、この問題は国防の基本方針ともからめまして、非常に私は重要な問題だと思うんです。現実の問題として、国力国情に応じて防衛力を整備するというよう...全文を見る
05月25日第68回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○峯山昭範君 私は、ただいま議題となりました公害等調整委員会設置法案に対し、公明党を代表して、反対の討論を行なうものであります。  反対の第一の理由は、総理府、法制局がまとめた原案では、原因裁定についても公害被害者側だけの申請に限定して、被害者救済の性格を鮮明にしておりましたが...全文を見る
06月01日第68回国会 参議院 内閣委員会 第16号
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○峯山昭範君 外務大臣、この問題はわが内閣委員会としましても相当やってきたわけですよ。もう毎回聞いておりましても少しも前進していないわけですよ。随時協議の問題も、現実にいままでこの問題をこの第四条を適用してそして随時協議やったということは一回も聞いたことはないわけです。それで、い...全文を見る
06月06日第68回国会 参議院 内閣委員会 第17号
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○峯山昭範君 それでは、防衛問題の中で質問したいことがたくさんありますので、整理をしながら質問していきたいと思います。  初めに秋月の弾薬庫の問題を先に片づけておきたいと思います。この問題につきましては、先般の沖繩の連合審査のときに、私は大臣並びに総理大臣に種々質問いたしました...全文を見る
○峯山昭範君 じゃあ詳しくやってください。
○峯山昭範君 まあ確認のために聞いておきたいのでありますが、先般の沖繩の連合審査の時点では、いま大臣がおっしゃいましたように、この三六三及び三六五の弾薬庫には、それぞれ当時でいえばシンボルマーク4の弾薬が入っておったと。その後、防衛庁並びに外務省を通して米側にいろいろ申し入れをし...全文を見る
○峯山昭範君 大臣ね、そのとおりですっておっしゃっていますがね。そのとおりだと非常にぼくは沖繩国会のときのあなたの発言や、当時、島田施設庁長官が発言したことはうそになるんですね。当時、島田長官は、もうすでにそういうものは入っていないと、近所の人たちをその弾薬庫へ誘導して見せた。そ...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、もうちょっと確認しておきますが、私の考え違いがあってもいけませんので……。地元の住民に、この弾薬庫には危険なものは入っていないと、こう言って案内して見せた弾薬庫というのは三六九ですか。
○峯山昭範君 当時私は、このシンボルマークもちゃんと言って質問したはずですけれども、三六九というのはシンボルマーク3じゃなかったですがね。私は4ということでちゃんと言って、その貯蔵庫のナンバーがわかったのは実は最近のことなんです。当時は貯蔵庫のナンバーというのはわからなかったわけ...全文を見る
○峯山昭範君 一応いずれにしましても三六三のシンボルマーク4の貯蔵庫には、少なくとも防衛庁から申し入れするまでは、シンボルマーク4の中口径砲弾が入っておったということはこれは間違いないわけですね。これはどうですか。
○峯山昭範君 そうしますと、少なくともこの問題につきましては、当時地元の住民から非常に危険であるということをさんざん申し入れをしましたね。ところが実際にはこの問題についても、前々から、シンボルマーク3であるというのより、私たちが特に重要視して取り上げた問題というのは、少なくともこ...全文を見る
○峯山昭範君 それから、そういうふうな非常に危険なものが、少なくとも最近まで弾薬庫の中に入っておったことも明らかでありますし、またもう一つは、危険ではないとはいいましても、そういう近いところに弾薬庫があるということ自体が問題なんですね。これはやはり保安距離とかいろいろな問題もある...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のおっしゃる意味はよくわかるんですよ。わかりますが、弾薬庫自体、全体を移転しようなんということになると、非常に大臣がおっしゃったようなことが出てくると思うんです、実際問題。ところがこの秋月の弾薬庫の場合は、弾薬庫自体の面積が相当広いわけですね。五十五万平米なんて...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、そのほか秋月の問題につきましては、今回の北爆の——先ほど申し上げましたように弾薬庫のチェックの問題等もありますし、地元の人たちにとりましては、地元に住んだ人にしかわからないような非常に心配なことが多いわけですね。そういう点から考えましても、やっぱ...全文を見る
○峯山昭範君 まあいいや。
○峯山昭範君 大臣がないと言うんならないでけっこうなんですがね。ところが、この間の衆議院の内閣委員会では、議事録によりますと、江崎長官のいらっしゃるところで——局長が一生懸命説明していますがね——久保局長の答弁によりますとあるというんですね。ちゃんと言ってますよ。ちょっと読んでみ...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、これの設置は第九回の日米安全保障協議委員会できまったというわけですか。そうすると、これはそれじゃ当時増田長官がおっしゃっているこれとは、もう全然将来つくらないという考え方とはこれは違うわけですね。要するに増田長官は当時——増田長官だけじゃなくて、その後...全文を見る
○峯山昭範君 あのね局長、私は専門家じゃありませんのでわからぬのです。これは要するに、大臣がここでつくらないと言っているものといま現実にあるものとは、少なくとも私たちが見ればこれは同じに見えるわけですね、これは。要するにその内容と、三十一回の内容は私知りません。わかりませんが、少...全文を見る
○峯山昭範君 まだわからぬ。あのね局長、あなたがおっしゃっている、大臣がかねがねからつくらないとおっしゃっているのは、少なくともこの日米安全保障協議委員会というのがこの安保条約の四条及び六条に基づいてつくられておる。これはそうですね、そうでしょう。四条及び六条に基づいてこの協議委...全文を見る
○峯山昭範君 そういう説明じゃ全然合いませんわね。少なくとも日米安全保障協議委員会で、要するに、この日米軍事研究会同というのが設置されたわけでしょう。この協議委員会で設置されておるわけです。このあなたがいまおっしゃっているいまあるやつは日米協議委員会で設置されておるわけです。日米...全文を見る
○峯山昭範君 少なくとも私は、いままで大臣がおっしゃっておられたそれは四条、五条だけじゃなくて、私は六条を含めてだと思うのですよ、少なくとも。要するにこの協議委員会のもとに専門的な委員会はつくらないという趣旨だと思うのです、この趣旨から言いますと、少なくとも。これは要するに、前段...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、現在そうあるわけですからね、それはもうちょっと具体的にお伺いしますがね。そうすると、日米安全保障協議委員会のもとに、現在この委員会が一つ、これしかないのですか。これともう一つは、事務レベルの会合ですか、その構成とメンバーをちょっと一ぺん言ってみてください。
○峯山昭範君 研究会同の……。
○峯山昭範君 そうしますと、この日米軍事研究会同というところにはシビリアンは全然入っていないのですか。
○峯山昭範君 そうしますと、これは大臣ですね、非常にこれはだんだん心配になってきた、聞けば聞くほど。シビリアンが全然入っていない。しかも協議委員会というのはいままで全部で何回ですか、十三回ぐらいしか開かれていないわけですね。それにも増して、少なくともその研究会同というのは——協議...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、やっぱりまだ心配ですね。確かに大臣がおっしゃるように、基地の運用だけという話し合いの内容なら、それは私はそれだけならそう問題はないかもしれませんよ。それだけにもむろん問題はありますがね。それ以外の問題からすれば、そう大した問題はないかもしれません。しかしながら...全文を見る
○峯山昭範君 これは大臣、防衛局長でも詳細にはつかんでないようですね。いまの話でみると、口頭でちょこちょことこういう話があったぞというような感じですね。少なくともこういうふうな、これは重要な問題だと私は思うんですよ。米軍の実際に軍事に携わっている現場の人たち、少なくともまた国内に...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、それで私いいですがね、いいと言いましても全部いいと言うわけじゃないので、少なくともいま局長の話では、文書で報告をするという感じじゃなかったですよ。口頭ですよ、口頭。いままで防衛局長でさえ口頭だったのだから、だから私は心配だと言っているわけです。その点もあわせて...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、そこの点はがっちりやってもらいたいと思いますし、またこの問題についてはあらためて何らかの機会にやりたいと思います。  それでは次の問題に移りたいと思います。大臣、かねがねから私たちはこの内閣委員会で何回か議論をしてまいりましたけれども、国防の基...全文を見る
○峯山昭範君 大臣の基本的な考え方はわかりました。大臣は、要するにいろいろあったけれども、国防の基本方針は変える方針ではない、変えないということですね。  そこで大臣、何でもきめるときには基準というのがありますね、少なくとも国内情勢とかあるいは国際情勢とか何だとかいろいろありま...全文を見る
○峯山昭範君 大臣の言われていることは全然わからないですね。大臣ね、ひとつもうちょっとわかりやすく言ってもらいたいんだがね。というのは、あなた、いろいろなことをおっしゃいましたけれども、国防の基本方針を定めるにあたってどういうことが、要するにまあ大臣は改めることもあると最後におっ...全文を見る
○峯山昭範君 どうももう一つ、私、まだ明快じゃないように思うのですがね。大臣は、国防の基本方針を定めるにあたっての当時の国際情勢、国際的な立場、あるいは日本の将来の展望と、いろいろおっしゃいましたね。しかし、それじゃたとえば国内情勢は全然関係ないんですか。国内情勢については一言も...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、大臣のいままでおっしゃったことを整理いたしますと、要するに少なくとも当時の国際的な立場、日本の将来の展望、まあいろいろなことをおっしゃいましたね、これ。非常にこういうようなことばじゃ整理できないようなことばでおっしゃっていますけれども、大臣はね。しかし、...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、私が先ほどから言っていることは、大臣が国防の基本方針を改めるときというのは、それじゃ現在の国連の状態が変わったとき、それから日米安保条約が何らかの形で変わったとき、こういうことですか。要するにそういうことなんですか。私が聞かんとしているのはそれを聞いて...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃもうちょっと重ねてお伺いしておきますが、極東の平和が定着したときというのはどういうときですか。具体的に。
○峯山昭範君 これはやっぱり重要な問題でありますので、想像の域を出ないだけじゃやっぱり済まない問題でありまして、中国と平和条約を結んだときといまおっしゃいましたね。
○峯山昭範君 そんなこと、大臣、中国と平和条約を結んだときというならある程度わかりますけれども、中国と平和条約を結んで、いま大臣あとからおっしゃるように、それから親密になっていろんな貿易とかいろんなものが出てきてというような、それから先の話になってくると非常にわかりにくいですよね...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、大臣がいま読み上げたところは確かに一項目から四項目ありますね。確かにこのままでいいところもありますよ、確かに。いいところもありますが、やっぱり三項目目は問題だと私は思うのですよ。「国力国情に応じ自衛のため必要な限度において、効率的な防衛力を漸進的に整備する。」...全文を見る
○峯山昭範君 議論やってもしかたがありませんので、少なくとも「必要な限度」とはいいましても、大臣ね、だれが必要な、どこまでが必要であってどこまでが必要でないのか、そこの、これはやっぱり相当問題があると思うんですね。ですから私はもうそれ以上言いませんけれども、いずれにしても私たちは...全文を見る
○峯山昭範君 それでは午前中に引き続きまして質問いたしたいと思います。  初めに、国防会議の問題についてお伺いしたいのでありますが、先般来より新聞報道等に国防会議の問題が二、三報じられておりますが、それによりますと、国防会議の構成の問題あるいは諮問機関の問題等が出ておりますが、...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官来てないでしょう。
○峯山昭範君 実は大臣、きょうは官房長官は来ないであろうということを予想しまして、それで大臣が答えにくい点もあるだろうから、事務当局でちゃん答えられるように調査しておいてくれと、そういうようにきのうは言うてますよ。
○峯山昭範君 ですからおたくのほうの事務局のほうで答えられるように——ですから、何もわかっていないということじゃ困るな。
○峯山昭範君 それならそれでけっこうですけどね。  もう一ぺんひとつお伺いしておきたいことがあるんですが、国防会議の問題について、これも前の、昭和四十三年当時の防衛庁長官でありました増田長官が、これは参議院の私たちのこの内閣委員会でこういうことを言っているんですね、アメリカの国...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、現在のこの自衛隊法の中に入っておりますところの国防会議の項目は、要するに単独立法のほうがいいというのが大臣の考えなんですね、これはどうですか。
○峯山昭範君 国防会議の問題については、いずれにしましてもこれは重要な問題でありますし、当然私たちもかねがねからこの国防会議の問題については、防衛庁設置法から省いて単独立法にすべきであるという主張はいたしてまいりましたけれども、当然官房長官今度お見えになったときにあらためてその問...全文を見る
○峯山昭範君 この四次防の問題ぐらいもめたことはないと私は思うんですね。すでに前の中曽根長官が四次防の大綱、また内容についても相当詳細に発表いたしましたですね。あれはどうなったんですか、あの関係は。
○峯山昭範君 それは白紙ということでけっこうですけれどもね。  そこで、いま大臣から話がございましたように、この二月の、本年の二月七日に四次防の大綱が、これはあの国防会議できめられて、その後閣議決定されたということを私たちは聞いておるわけですがね。これについては、この基本的な考...全文を見る
○峯山昭範君 先ほどから私は午前中に国防の基本方針というのをずいぶんやりましたけれども、大臣も二月七日の国防会議には出ておられたと私は思うんですけれども、この国防会議ではどういうことが話題になりましたですか。
○峯山昭範君 大臣ね、私は、大臣がいまはしなくもおっしゃいましたけれども、四次防の大綱は三次防に似ておると、大臣読まれましたね、いま。国防の基本ということを読まれましたですね。これは三次防の文言と一字一句も違わないんですね。要するに、点やかっこのつけ方も同じでしたわね。こんな考え...全文を見る
○峯山昭範君 私は、大臣ね、やはり国防会議、あるいはその国防会議に四次防をはかってないということで相当もめた関係等もあって、要するに内容の検討があまりなされてないじゃないか、要するにあわててこれをきめたんじゃないか。要するに三次防と同じように、大臣はいま技術研究開発の問題が具体的...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のおっしゃる意味もわからぬではないんですが、少なくとも私たちの目に触れるところは、何ら議論をしなくて、三次防からそのまま同じことをぽんと持ってきてつけたという感じしかしないわけです。それじゃやっぱり国防の基本方針みたいな、何というか、三次防、四次防というようなこ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、もう一点この問題で確認しておきたいんですが、四次防の問題は、大臣の先ほどからの答弁を聞いておりますと、この整備五ヵ年計画等の大綱等から言いましても、これは三次防の延長であるというように聞いているわけですけれども、しかし実際問題としては、私も先ほどから何回か申し...全文を見る
○峯山昭範君 私の質問は、通告しておきました問題はたくさんありますけれども、同僚議員の時間がございますので、とりあえずきょうの質問はこれで終わります。
○峯山昭範君 それじゃ初めに大臣、その統一見解というのをわかりやすく説明してくれませんか。
○峯山昭範君 大臣、書いたのはいただいたんです。ですから、これを読んだだけじゃどうもわかりにくいわけですよ。ほんとうはもう少しプラスして、もう少し具体的に、どうも抽象的な説明ばっかりですので、もう少し具体的に、大臣はいつも端的におっしゃいますね、何でもわかりやすく。私たち専門じゃ...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、端的にお伺いしますが、三番目の問題については、第四条の随時協議を行なう、前段の項目によって随時協議を行なうということなんですね。
○峯山昭範君 先ほど、私大臣の随時協議を行なうというところの答弁を聞いておりましたら、第四条に基づく随時協議というのは、大臣どういうことなんですか。先ほどもちょっとおっしゃいましたけれども、具体的に大臣は、先ほどは、私と向こうの大使と話し合うこともあるだろうし、アメリカ局長とだれ...全文を見る
○峯山昭範君 しかし大臣ね、随時協議の問題、この第四条及び第六条に基づく随時協議というのは、日米安全保障協議委員会の設置に関する往復文書というのがありますね。これによりますと、少なくともきちっとしたものでないといかぬのじゃないかと私は思うんですがね、これはどうなんですか。
○峯山昭範君 そうしますと、外務大臣、私たちはいままで何回かこの外交論争——随時協議、事前協議の問題を聞いてまいりました。そのたびに、随時協議はいままで一回も行なわれたことはない、事前協議についてもいままで一回も、第六条の交換公文に基づいた事前協議、ともに行なわれたことはないとい...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、四条に基づいた随時協議というのは、正式のちゃんとしたやつはいままで一回もやってない。したがって今回初めてやるというわけですね。どうですか。
○峯山昭範君 そうすると大臣、これはほんとうにおかしなことになってくる。そうしますと、まずこの日米安全保障協議委員会というのがいままで十三回開かれたですね。これは一体何ですか。これは事前協議はいままで一回も行なわれたことはない。しかもその第四条に基づいた随時協議は、その第四条に基...全文を見る
○峯山昭範君 そんないいかげんなこと言っちゃいけませんよ。日米安全保障協議委員会ができたいきさつというのは、少なくとも安保条約の四条と六条に基づいてつくったんじゃないですか。そうでしょう、四条と六条に基づいてできたんでしょう。どうなんですかこれは。四条と六条を運用するために具体的...全文を見る
○峯山昭範君 それはちょっとぼくはおかしいと思うんですよ。あなたそう解釈をしていますが、しかし、これはこういうふうな「このような協議は、両政府が適当な諸経路を通じて行なうこと」になる。「しかしながら、同時に、本大臣は、」両国政府の協議のためにそういうようなこともできるけれども、し...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃこの日米安全保障協議委員会というのは一体何条の何をやるのですか。何をやるところなんですか。要するに安保の運用について相談するところなんでしょう。それしかないでしょう。外務大臣が言うように、必要に応じては大使と大使、あるいは局長と局長なんということをやっていた...全文を見る
○峯山昭範君 私はね、大臣、これは大臣のおっしゃるのもわからぬでもないです。何も私はこの日米安全保障協議委員会、これでやれという——それもあるのじゃないかということを私は言っているだけでね。何もこれでどうしてもやれということを言っているわけじゃないけれども、従来から随時協議にした...全文を見る
○峯山昭範君 それは局長ね、あなたの答弁はちょっとおかしいですよ、あなたね、さっきから文章読んでいますがね、この交換公文の——これは交換公文じゃないですね、往復書簡のしょっぱなから初めのほうにずっと四条と六条のことがちゃんと書いてある。最後のほうのこれは補足説明みたいなものじゃな...全文を見る
○峯山昭範君 だからいまあなたがおっしゃった両国政府が適当な場を通じて云々というのは、それは補足的にあるのであって、具体的に条約に基づいて四条及び六条の問題について話し合う機関というのは、少なくともこれしかないじゃないですか、いま。何かほかにあるのですか。もちろんそれは補足的に、...全文を見る
○峯山昭範君 もうあまり押し問答になっても困りますから、これでやめますけれども、これはいずれにしても、いま局長おっしゃったように、安保条約の第四条そのものでは、ただ「協議し」としかなっていませんね。また第六条の交換公文の場合も、いま局長おっしゃったとおりですよ。しかしながら、おっ...全文を見る
○峯山昭範君 もう私はこれでやめますけれどもね、大臣ね、大臣のその随時協議というのは、聞いておりますとね、この随時協議というのはこれはしょっちゅう、要するにこの条約にもありますように、実施に関しては随時協議なんですから、大臣がおっしゃる、大臣のニュアンスですね、要するにしょっちゅ...全文を見る
06月09日第68回国会 参議院 内閣委員会 第19号
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○峯山昭範君 それでは、国家公務員災害補償法の一部を改正する法律案の審査にあたりまして、二、三質問をしたいと思います。  初めに、今回、人事院がこの法律の改正につきまして意見の申し出を出しているわけでありますが、その背景について概略をお伺いしておきたいと思うんです。
○峯山昭範君 ただいま今回の法律が出てまいりました背景についてお伺いしたわけでありますが、総裁からほぼ三点にわたって説明がありました。そこで、その背景となるそれぞれの答申についてそれじゃもう一回お伺いしておきたいのでありますが、警察官給与制度研究会ですか、こちらのほうからの報告は...全文を見る
○峯山昭範君 この二つの、中間報告あるいは答申等々との関係については、大体、背景としてわかりました。  そこで、この法案の内容についてちょっとお伺いしたいのでありますが、今回の法案の内容を見てみますと、特に、警察官それから海上保安官ですか、そういう人たちの災害補償について特別の...全文を見る
○峯山昭範君 概略その趣旨とするところはわかりましたけれども、この法律に「警察官、海上保安官その他職務内容の特殊な職員で人事院規則で定めるもの」と、こうありますが、これをもうちょっと詳しく説明をしていただけませんか。
○峯山昭範君 大体わかりましたけれども、いま聞いておりますと、大体非常に危険なといいますか、一般的にいいまして危険な感じのする職場という感じがするわけでありますが、何といいますか、武器の携行を許されているものを一応の基準と考えているというようなことを聞いたことがあるんですが、この...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、いま警察官、それから皇宮護衛官、それから監獄官吏、入国警備官、海上保安官、麻薬取締官、この六種類とおっしゃいましたが、たとえば入国警備官というのは、出入国管理令の第六十一条の四ですか、これで入国審査官というのがありますね。それとまた同じように、大蔵省の...全文を見る
○峯山昭範君 それは私は非常に一方的な理屈じゃないかと思うんです。というのは、高度の危険が予測される状況、高度の危険と申しましても、最近では何が高度の危険かということは非常に問題だと思うんですよ、実際問題。現在のいろいろな社会情勢からいいまして、この法案をつくった根本の精神から考...全文を見る
○峯山昭範君 そういうふうな場合、実際問題、入国審査官、入国警備官とありますね、実際現場になった場合、やはりぼくは同じような危険にさらされるのではないか、職務の分担としても多少実務としては違うかもしれませんが、こういうようなことはそう差はないのではないかという感じがするんです。実...全文を見る
○峯山昭範君 その点については、あとでもうちょっと詰めて話をしたいと思うんですが、それじゃ、ちょっと質問の方向を変えまして、これは実際問題として、国家公務員——あるいは地方公務員もまあこれは関連してあとでできるでしょうからね。——国家公務員の場合、まあ公務員の場合、公務上災害を受...全文を見る
○峯山昭範君 そんなふうな説明じゃ私どうも得心がいかぬのですがね。じゃ、もうちょっと具体的にお伺いしておきたいと思うんですが、たとえば警察官のほうですね、現実に現在、警察官がこういうふうな災害補償を受けた場合、現在どういうぐあいな実態になっているのか、たとえば補償の問題等も含めて...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、このほう賞金とか賞じゅつ金という問題の制度そのものについても、これは問題が私はあるとは思うんですが、今回の法律の改正によって、もう少し具体的に、たとえば何歳で、どのくらいでなくなったらどうなるかという、もう少し具体的に、たとえばいままではこうだっ...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、いま聞いておりましても、具体的な金額等お伺いしておりましても、非常にやはりその補償——補償法ですから補償という考え方でしょう。ですから、そういうような考え方でいくから、全体としてやっぱり少ないんでしょうね。  そこで総裁、先ほど総裁もおっしゃい...全文を見る
○峯山昭範君 この問題はかねがねからいわれている問題でありますけれども、こういう法律を出す場合に、総裁ね、いつも民間の労災が上がった、それに追随してと言ったらおかしいですけれども、公務員の災害補償が上がる。それにあれして地方の公務員のが上がる。こういうぐあいなシステムになっている...全文を見る
○峯山昭範君 そこでですね、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、この災害補償というこの問題の本質ですがね。これはやはり従来から、補償といいますと、何といいますか、お見舞いというような感じもするわけですね。そこで私は、こういうような現在の公務員災害補償法というのは、災害補償とい...全文を見る
○峯山昭範君 しかし現実に、これは人事院の資料らしいのですが、おたくのほうでつくった資料、私たちもいただいているわけでありますが、これは実際問題として、先ほども言いましたように、おまわりさんが二十三歳でそれで遺族二人残してなくなったということを考えてみますと、二十三歳で遺族二人と...全文を見る
○峯山昭範君 先ほどから局長並びに総裁からILOのたてまえというのが出てまいりましたが、これは何ですか、ILOの何がネックなんですか。
○峯山昭範君 まず一つは、ILOの百二十一号条約というのは、これは一つは、公務員は適用除外になっているでしょう。  それから、いま局長がおっしゃった平均給与額ですね、この問題については、これはわが内閣委員会で前々から問題になっておりましたね、その平均給与額がILO百二十一号に違...全文を見る
○峯山昭範君 どうもあいまいで私わからないんですがね。労災は一体どうなっているんですか。それでまたもう一つは、労災とのバランスなんということを言いますけれども、あなた方いままで労災とのバランスということをさんざん言いながら、今回は労災とのバランスでないことをやっているわけだ。労災...全文を見る
○峯山昭範君 労災のほうは調べないとわからないような状態で、そんな労災とのバランスをとってこういうふうにやったなんということを言うことは、あなたがまだ労災のことがぴちっとわかってなくて労災とのバランスをとってやったなんて言うことはおかしいんじゃないかと私は思うんですよ。じゃ、その...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、このいまの賞与という、ありますね、これはやっぱり最近のいろんな様相から見て、これはもう生活給だと私は思うんですよ。そういうふうないろんな点から考えても、これは当然平均給与の算定については、私たちがかねがね主張しておりますように当然期末・勤勉手当を...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、この問題については私たち内閣委員会の附帯決議等にもなっているわけでありますから、当然本気になって取り組んでもらいたいと思いますね。  それから、先般も読売新聞やいろいろな新聞等にも報道されておりますけれども、人間の命の値段といいますかね。これは...全文を見る
○峯山昭範君 私、いまの計算の方法ちょっとわからないところがあったんですが、奥さんの何ですって、奥さんのあと、余命三十五年というのは。
○峯山昭範君 私はこういう計算はいかぬと思うんですよ。大体、まず一つは、余命年数を最高にとって平均寿命よりもぎりぎり一ぱいですね、しかもその七十三万という金額はこれは年金ですね。そうすると、私は初めから言いました、年金との比較はできないけれどもということで言ったわけでありますけれ...全文を見る
○峯山昭範君 ただいまの問題については、あと総務長官もどうお考えか、お伺いしておきたいと思います。  それから、先ほどから何回も申し上げておりますように、この若年者の問題ですね。この問題については、これは衆議院の地方行政委員会でも附帯決議がついていますね。そういう点を考えてみま...全文を見る
○峯山昭範君 関連をしまして二、三お伺いしておきたいのでありますが、一つは、警察官の職務に協力援助した者の災害給付に関する法律というのがありますが、これは要するに、警察に対する民間の協力という問題は非常に私、重要な問題だと思うんですが、要するにおまわりさんのほうは非常に待遇が少し...全文を見る
○峯山昭範君 この問題はやっぱり非常に重要な問題だと私は思うんです。特に、この警察に対する民間の協力というのはどういう場合でも重要だと思うんですが、この問題、特に先ほど危険が予知されるというような話がございましたけれども、そういうふうな場合に死亡に至るという民間協力というのは非常...全文を見る
○峯山昭範君 さらにもう一点具体的にお伺いしておきたいのでありますが、先般がけくずれがありましたね。あれはどうなっておるんですかね。実際問題、科学技術庁の何ですか、がけくずれの実験が川崎でありましたですね。ああいうふうな事故が起きた場合ですね、これは実際問題、この事故で国会でも相...全文を見る
○峯山昭範君 いまおっしゃったのは、これは国がやったんですか。
○峯山昭範君 ですからね、これは会社ではこういうぐあいに優遇するわけですよね、これは。いずれにしても、これは一つはこういうふうな、がけくずれみたいな、たいへん非常な事故という、これは事故前に予知することができないなんということになるかもしれませんけれども、これは非常に私はこういう...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、非常に重要な問題であろうと思いますので、この抜本的な改正というのは将来は必要になってくると私は思うんですね。そこで、これは初めに聞けばよかったんですけれども、今回の法案で百分の五十上のせしているわけですね、この根拠についてもちょっとお伺いしておき...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっとばらばらになって申しわけないんですけれどもね、先ほど交通整理のおまわりさんがちょっと入らないというのをちらりと聞いたような気がするんですけれどもね、これやはり何ですかね、最近の交通の事故、あるいはいろんな問題から考えてみますと、これ非常に重要な問題だと私思う...全文を見る
○峯山昭範君 話を聞けば聞くほどこの矛盾しているというのはよくわかるんですがね。やっぱりこれは総裁、先ほども私一番に申し上げましたように、この高度の危険が予測される状況のもとにおいてというこの問題は、何も相手がピストルを持って向かってくるから、それだけが危険じゃないと私思うんです...全文を見る
○峯山昭範君 総裁のおっしゃるのもよくわかるわけですけれどもね、総裁、たまにはこの公務員災害補償法のこちらのほうでこう上がって、それで労災のほうがこっちに合わせるということがちょっとぐらいあっても私いいと思うんですよ、こういうふうな問題についてはね。これはもう全部、一から十まで全...全文を見る
○峯山昭範君 総裁、いずれにしましても、総裁のほうでも種々やっていただいているとは思うのですけれども、ことしの給与の勧告の問題も、これは総裁のところで着々と準備を進めていらっしゃると思うんですけれども、この点は、これはちょっと法案とは違いますが、どの程度進んでおられますか。それか...全文を見る
○峯山昭範君 人事院では、先日、国家公務員の死因の調査についてというのをこれは発表しておられますけれども、この問題についてちょっと二、三お伺いして私の質問を終わりたいと思うのでありますけれども、この資料によりますと、死亡の第一の原因はガンということになっていますね。第二位が不慮の...全文を見る
○峯山昭範君 私の質問はこれで終わりますけれども、公務員の場合、自殺者ですね、いま総裁おっしゃいましたように、非常に多いわけです。前年度より二十一人減ったとはいいながら、それでも八十人ぐらいいるわけですね。しかも若年層に多い。これはやっぱり非常に私は問題だと思うんです。そこで、こ...全文を見る
06月12日第68回国会 参議院 内閣委員会 第20号
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○峯山昭範君 恩給、共済二法に関する質問を二、三やりたいと思います。  初めに恩給関係の問題の質問をしたいと思うのでありますが、初めに、恩給関係の質問のこれからちょっと勉強したい関係もありますので、資料を要求しておきたいと、こう思います。  すでに恩給の問題につきましては同僚...全文を見る
○峯山昭範君 いや、あとでいいです。
○峯山昭範君 それじゃこの問題については後ほど提出していただきたいと思います。  それでは法案の内容につきまして二、三質問したいと思います。  今回の恩給法の改正におきましては、特に恩給年額の改正ですね、一つは。それからもう一つは、公務傷病恩給の大幅な改善が柱であると、こうい...全文を見る
○峯山昭範君 これは毎年私たち内閣委員会で審議する場合に、特にこの恩給あるいは公的年金等のスライド制の問題がこの内閣委員会で相当問題になるわけでありますけれども、この問題についてちょっと二、三お伺いしたいのでありますけれども、いま話を聞いておりましても、昭和四十三年の三月のこの恩...全文を見る
○峯山昭範君 いま大臣から出てまいりました公的年金制度調整連絡会議ですか、この問題について私は実は先般からいろいろ調べてはおりますんですけれども、昭和四十二年の六月にできたんだそうですね。そうして私の手元にも「各種公的年金の給付額の調整等について」という文書がきておりますけれども...全文を見る
○峯山昭範君 その構成の内容等についてはわかりましたけれども、要するに、ここに第二項目にありますけれども、「各制度に共通する改定の基準及び方式を見出そうという方向で進められ、種々の論議が重ねられた」ということになっておりますけれども、実際問題、こういうところで恩給のあらゆる問題を...全文を見る
○峯山昭範君 いま概略をお伺いしましてよくわかりましたけれども、この連絡会議というのは、これは、何といいますか、会議録のようなものはあるんですか。
○峯山昭範君 それじゃ、もし会議録がないとしますと、多少、もう少しまとめたやつを、一ぺん資料として出してくれませんか。  いま資料説明がございましたけれども、私たちの手元にあるのは、どうもあんまり貧弱でどうしようもありません。検討するにしても勉強するにしてもどうしようもないもの...全文を見る
○峯山昭範君 ええ、けっこうです。  それから、昨年の一月から検討している四つのグループの結論というのは、いつごろ出るんですか。
○峯山昭範君 めどでもけっこうです。
○峯山昭範君 それでは、次に、多少具体的な問題をお伺いしたいと思いますが、重度の戦傷病者に対する恩給改善についてお伺いしたいと思います。  先日横井庄一さんの問題が大きく新聞紙上で取り上げられましたときに、戦争で下半身を失って、現在もなお、箱根の国立療養所ですか、向こうで生活し...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、第一項症の上がまだあるんだと、最高七割までいけるんだということですが、これはちょっとわからないわけでありますが、特項症とおっしゃいましたが、これはいま例をあげたのを金額に直して説明ございましたが、七割の場合、四割二分の場合、一割四分の場合とまあ説明あり...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、なるほど第一項症から特項症、特項症の部分は第一項の金額の七%ずつ十段階に分かれておる、こういうことですね。  それじゃそういうふうな十段階に分かれた目安というようなもんだろうと私は思うんですが——審査の場合にはですね——そういうような表記というのはどこに...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、まあ局長は四十三年までは五割だった、それが七割になったんだと、だから非常に優遇されるようになったと、おそらくは、おっしゃいませんでしたが、しかし実際問題これは非常に重要な問題だし、また非常に何といいますか、重度の戦傷病者にとりましては非常に生活の面、い...全文を見る
○峯山昭範君 いまの答弁、ちょっと私聞き漏らしたんですが、こういうふうな方々の生活の実情というのはつかんでいらっしゃるんですか。いま説明ありましたですかね。
○峯山昭範君 私、何でこんなことを言うかといいますと、この傷病の程度によりまして、私は特項症の中身を教えてもらわないとわかりませんが、最高七割だと、それを十段階に分けて第一項症から合併症の場合に七%ずつ加算していくと、そういうふうな何というか算術的なやり方をやっていてですよ、あな...全文を見る
○峯山昭範君 私は決して局長に文句を言ったりどうこうしようというつもりは全然ない。あなたのおっしゃるとおりだろうと思います。しかしながら、あなたは恩給の一番の、局長さんなんですから、あなた自身が実際にこれが実態に即しているかどうかということを、実情に合っているかどうかと、新聞等に...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても重要な問題でありますので、よろしくお願いしたいと思います。  先ほどあなたの説明の中で、両眼失明の場合というのがありましたね。その場合の増加率は、私が聞き間違いでなければ一割四分増しという話がありましたですね。これは合うてますか。それで、この場合、実...全文を見る
○峯山昭範君 あなたが言うのを聞いていると非常に生活は楽なような感じがいたしますがね。いまあなたがおっしゃったようなことを全部含めますと、人間が三人暮らす分ですね、それじゃ。奥さんの分と介護手当の分と本人の分と三人ですな、これは。そうしますと、実際問題、たとえば両眼失明ということ...全文を見る
○峯山昭範君 まあ局長のほうも相当苦心をしてやっていらっしゃるようでありますけれども、いずれにしても、考えれば、そこだけに目をしぼって考えれば非常にたいへんだというのはわかりますが、そのほかいろいろあるとは思いますが、いずれにしてもこれは大事な問題でありますので、検討してもらいた...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、外国政府職員の通算の問題について二、三お伺いをしますが、この問題につきましてはたびたび衆議院等でも議論が行なわれておりますが、当委員会でも昨年まで始終行なわれてまいりました。そこで、昭和三十六年の法の改正によりまして特別措置が認められて以来、この問題に...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、まず一つは職員期間の通算の問題につきまして、昭和二十年の八月八日まで在職しているということがいろんな問題の要件になっておりますね。そこで、自分の意思によらないで、戦争の激化に伴って、国策によって満州国政府から、いま局長がおっしゃらなかったそのほかの満州国の会...全文を見る
○峯山昭範君 いま局長のおっしゃったことはよくわかりました。  で、いま局長の答弁の最後のくだりにありました満州国の軍人の問題ですね、この問題については、衆議院の内閣委員会でもいまと同じようなことをおっしゃったんだろうと私は思うんですが、そのときの議事録によりますと、いま局長が...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、要するに、日本の軍人じゃなかった者でも、結局、満州国の軍人として死亡した者についても、一応、事務取り扱い上とはいえ恩給法の適用を行なっていると、こういうことなんですね。
○峯山昭範君 そうしますと、これは、いまと同じことが、国策でやっぱり満州の政府なりそういうところで働いておって、これは戦争じゃない場合ですね——ああ戦死、なるほど。戦死ということはあり得ませんけれども、——なぜ戦死ということをつけたのかわかりませんがね。いずれにしても、内容的には...全文を見る
○峯山昭範君 局長のその一番最後にありました、検討するということに期待しまして、次の質問に行きたいと思います。  非常に私は、いま九十幾つもあるとおっしゃいましたけれども、やっぱりそういうような情勢にいくのも、やっぱり戦争の激化に伴って、本人の希望じゃなくて、自分の意思によらな...全文を見る
○峯山昭範君 これは確かに局長のおっしゃるのもわからぬでもないんですが、恩給の基本に触れるとはいいましても、やっぱり非常に不公平になっているわけですね、現実の問題として。この人たちは現実に戦後もうあなたはいろんなところで何回も何回も聞かされていると思うんですよ、実際問題ですね。し...全文を見る
○峯山昭範君 これは私は今後も、私たち話を聞かされれば聞かされるほど恩給の問題で解決できないとすれば何かほかに解決の方法があれば教えてもらいたいくらいなんですがね。これはやはり同じ恩給という問題から考えてみましても、こういう人たちのことも何らかの処置を考えたほうがいいんじゃないか...全文を見る
○峯山昭範君 大臣ね、この問題は現実の問題として、局長は恩給法の問題を、解釈を言えばいいだけでしょうがね。これは現実に先般からの従軍日赤の看護婦ですね、あの問題を衆議院やうちの参議院の社労の委員会等で取り上げられたときも、厚生大臣は相当前向きなんです。厚生大臣はどういう答弁をして...全文を見る
○峯山昭範君 この日赤の看護婦の問題については、大臣どうお考えですか。
○峯山昭範君 それでは、次に共済組合法についてちょっと二、三質問をしたいと思います。  まず、今回の法案の改正の内容を見ますと、まず共済年金につきましても、恩給と同じように一〇・一%の引き上げをはかることになっておりますけれども、これを見ましても、全部恩給に追随した形になってい...全文を見る
○峯山昭範君 今回の法案の改正を見ておりますと、新しく年金の引き上げ方法について退職時の本俸に一定の率を乗ずる方法がとられているようでありますけれども、これは事務の能率化が主たるねらいで、能率化といいますか、簡素化ということもあるかもわかりませんね、特別に恩給のやり方と異なったも...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、国家公務員共済組合法によりますと、共済組合の期間については三年間の平均俸給で年金が算出されるようになっておりますね。また一方、三公社の職員では、これは最終退職時の本俸で計算されるということになっているように私は思うのです。そういうふうにしますと、これは三公社...全文を見る
○峯山昭範君 その場合、国家公務員の場合、その三年間の平均というのを、三公社と同じように最終退職時の本俸といいますか、俸給ですね、そういうようなものと、要するに三公社と同じように最終退職時の俸給で算出するっていうわけには、そういうふうに是正することはでぎないわけですか。そこら辺の...全文を見る
○峯山昭範君 この問題につきましては、昭和四十三年の当内閣委員会におきましても附帯決議をしているわけですね。その附帯決議によりますと、「国家公務員共済組合法における年金額算定基礎については、他の共済制度との均衡を考慮して改善すること。」、こういうふうになっているわけですね。それで...全文を見る
○峯山昭範君 次に、年金の掛け金の問題ですね。費用の問題についてちょっとお伺いしたいんですがね。いずれにしましても掛け金が高いということを非常に私たち何回か聞くわけです。そこで国家公務員の場合、年金の改定に要する費用は国が原則として負担する、ただ一定のものについては国と職員が相互...全文を見る
○峯山昭範君 きょうは三公社の方はお見えになっていますか。  そこで、年金の改正に要する費用ですね、これについては少なくとも国が私は全部負担すべきじゃないか、こういうぐあいに思いますが、この点についてはどうお考えかというのが一つと、それからもう一つは、三公社の場合ですね、現在の...全文を見る
○峯山昭範君 三公社の場合、特にまあ国からは全然費用の負担がないわけですね。そこで国鉄きょうお見えですけれども、特に国鉄の場合は、最近の三K赤字というんですか、その赤字の中の一つなわけですがね、年金受給者も今後の年金改正、改定の問題について非常に不安を抱いていると思うんですよね。...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、最後にもう一問だけお伺いして私の質問は終わりたいと思うのでありますが、昨年の内閣委員会で、私たちの委員会での附帯決議の中に、「外国政府職員等の雇傭員期間を職員期間として通算する措置については、他に就職することなく内地帰還後一年以内に公務員、公共企業体職員等...全文を見る
○峯山昭範君 以上で終わります。
06月16日第68回国会 参議院 内閣委員会 第21号
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○峯山昭範君 私は許認可の問題について二、三質問したいのでありますけれども、実は大臣ですね、公害等調整委員会の質問のときに、私はあなたに、行政監理委員のいわゆる兼職の問題をあなたに質問しました。どうなりました、その後。
○峯山昭範君 大臣、なぜこんなことを言うかといいますと、大臣ね、先ほどから大臣は、行政改革を進めるに当たっては障害が多い、こうおっしゃいましたね。これは多いでしょう。私たちも許認可で何回かやっていますよ。しかしながら、それは大臣がどれだけ行政改革に取り組むかということにかかってい...全文を見る
○峯山昭範君 大臣ね、私は決して——その適材適所を選ぶ、これは当然だと思うのですよ、私は。それは幾つも兼任している人を選ばざるを得ない場合もあるでしょう。しかしながら、行政管理庁が行政監理委員を選ぶ場合には、少なくとも政府の基本的な考え方、それにまるっきり反対の方じゃ困るわけでし...全文を見る
○峯山昭範君 私はね、大臣ね、そういうことじゃ私はいかぬと思うのですよね。やっぱり行政改革ということに対する大臣の、新しい行政監理委員に対して、やっぱり現在までの状況とともに、どういう点がネックになっておって、やっぱりそのほんとうの基本路線というものは大臣として考えてなくちゃいか...全文を見る
○峯山昭範君 もう一回確認をしておきますけど、基本的には、いろいろ意見もあるけれども、大臣はこの意見に対しては基本的には賛成なんですね。
○峯山昭範君 あのね、大臣ね、私は大事なことをいまやっているわけです。とにかく大臣、新しい行政監理委員会ができました。私はそれに関連があるからいまこれは言っているわけです。この「行政改革の現状と課題」で、あなたもこれに関係ないとは言わせませんよ。四十六年度も含めての、あなたが大臣...全文を見る
○峯山昭範君 それなら、大臣、この勧告の中にありますね、最後に。行政監理委員会の長があなたであることがいかぬのですよ。これはいままで何回も主張されたことですよ。行政監理委員会の長が国務大臣のあなたであることがいかぬのです、あなたであることが。いままで全部、行政改革を何回となくこれ...全文を見る
○峯山昭範君 それは大臣違いますよ。この中に将来なんて全然どこにもないですよ。これは現実の問題として、行政改革がこの臨調答申以来いろいろ出てきたけれども、なかなか進まない。現実の問題としてこういうような問題が一ぱいあると、一ぱい書いてある。こういうぐあいに一ぱいあるのが進まないの...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、私はそれをあまり言いませんけれども、大臣、あなたは、いま設置法でこういうぐあいにきまっているからやむなくあなたが委員長をやっているのであって、それで将来はこの意見のとおりする、そういうことですか。それなら、この次の国会でこの行政管理庁設置法の改正を出し...全文を見る
○峯山昭範君 行政改革そのものについては種々問題が山積みしておりますけれども、きょうは法案の問題があって、時間も制限されて質問いたしておりますので、法案の中身に入ってまいります。  まず私は、この許認可の問題ですが、この許認可の問題を勉強すればするほど、ほんとうに許認可に対する...全文を見る
○峯山昭範君 しからば、あなた臨調答申の廃止の項の基本的な考え方を、確かに第一項目から第七項目まで例をあげられていますね。しかしながら、今回の許認可のこの法案の二十項目の内容を見ますと、これに当たらないのが多過ぎるんですよ。たとえば、いろいろ具体的に言いたいですけれども、一つずつ...全文を見る
○峯山昭範君 あなた方ね、いろいろ説明していますけれどもね、全然説明になりませんよ。許認可でどうしてもこれやらなければいけないという必然性なんか、これ全然ないですよ。電波監理局長ね、あなたね、いま一般的にはヘルツになってきているとか、それはそうかもわかりません。  それじゃ、ち...全文を見る
○峯山昭範君 行政管理庁知っていますか。
○峯山昭範君 あなた方ね、私はわざわざ調べてきたんですよ。両方使われているんです。ちゃんと両方、現実にね。一般的に確かに片方に統一する必要は私はあると思うんですよ。ありますけれども、サイクルというこれに非常に親しまれているあれもあるんですよ、やっぱり。また私は、それだけじゃなくて...全文を見る
○峯山昭範君 わかった。そうするとだね、この法律をこういうぐあいにすることによって、いま現実に年一回やっている検査をやめると、該当するその局はどのくらいあるんですか、該当する局は。
○峯山昭範君 そうすると、全国で五千五百の局をいままで検査していたんですね、毎年一回ね。何人でやっていたんですか、これ。そうすると、これをやることによってこれは何人定員を減らすんですか、あなた方。どうするんですか。これは五千五百いままで毎年一回やっていたんだから、それをやらなくな...全文を見る
○峯山昭範君 私はね、そんなことではもう全然納得できませんよ。これはね、要するに仕事がふえてきた、局がふえてきた、だから手が回りかねる、だからどうしようもないから、まあだいじょうぶそうなところだけはやめることにしようと、もう頭からそういうぐあいにあなた方おっしゃっているなら話はわ...全文を見る
○峯山昭範君 だから、だからぼくは、局長ね、だからこれは内閣委員会でやるんじゃなくて、あなたの委員会で、逓信委員会でやれというのだ、要するに。だから何もわからない内閣委員会なんかに持ってこないで、現実にこれは複雑でたいへんですよ。重要ですよ。いま行政監察局長がおっしゃっていること...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、電波監理局長、この問題については私たちの内閣委員会では専門的なことはわかりませんよ、やっぱりどうしても。ですから、やっぱりこれはあなた方の専門の委員会でやってもらうよりないですね。きょうは法案通るかもしれませんよ。通るかどうかわかりませんけれども、こ...全文を見る
○峯山昭範君 私はいまの答弁わからない、もう一回説明してください、もう一回。ちゃんとわかりやすく、紙に書いたやつなんか見ないで、具体的にちゃんと言ってみなさい、ちゃんと。
○峯山昭範君 いまの答弁で私全然納得できませんよ。あなたそれはうまいこと言ってますよ。言ってますけれども、法律でちゃんときまった中間検査をやめる、高速道路の中間検査をやめる、それで重点的にやるなんと言っていますが、中間検査がろくすっぽできないのに重点的に何を検査するのですか。それ...全文を見る
○峯山昭範君 いやどうもわからぬですね。これは、要するに中間検査をやめる範囲というのはどういう範囲なんですか。そうしてどういう範囲は、あなたいま中間検査やるとおっしゃいましたね、それは中間検査をやる範囲はどういう法律によって中間検査をやるときめられておるのか。そうして中間検査をや...全文を見る
○峯山昭範君 それはあなた、理解ちょっとおかしいよ。建設省令が基本になっているのは、これは私もわかります。私たちきょうの委員会に出ている問題というのは、要するに建設省令に基づいてできた道路整備特別措置法の一部を改正するわけなんです、きょうの法律では、そうでしょう。あなたはこの内容...全文を見る
○峯山昭範君 ちゃんと答弁してくれ、ちゃんと。
○峯山昭範君 私はね、こんな次官だめですよ。大臣、こんな答弁聞きたくないですよ、私は。私はそんなあなたのような、そんな答弁聞きたくないです。大臣でないとだめですよ。委員長、やりません、質問。大臣、こんな、だめですよ、そんな。
○峯山昭範君 そんないいかげんな、だめです、そんな。冗談じゃない。私は初めから大臣要求したんですから、ちゃんと。そんな答弁ないですよ、そんな答弁。失礼じゃないですか、そんな。そんないいかげんな答弁なんてないですよ。
○峯山昭範君 いや、もうだめです。大臣いないとだめです。休憩を要求します。
○峯山昭範君 いやだめ、いやだめです。休憩。失礼ですよ、大体。
○峯山昭範君 私は協力するつもりだったんですけれども、だめですよこんな、こんないいかげんな、冗談じゃないです。高速道路で一ぱい事故が起きているじゃないですか、一ぱい。一ぱい起きていて、そんな、冗談じゃないよ。
○峯山昭範君 郵政大臣お見えになっていますから、郵政大臣だけ済ませましょう。  郵政大臣、先ほどから郵政省の問題は種々やったわけですけれどもね。それで、いずれにしても、私はこの私たちの内閣委員会は、いわゆる電波の問題とかヘルツの問題とか、こういうものは、専門の委員会とは違うわけ...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしてもきょう最終日でありますし、時間的制限もありますので、質問を続けますけれども、これは大臣、先ほどから私はその許認可の性格が変わってきたのじゃないかということをずいぶん言っておりますけれども、いま政務次官は、いろいろ中間検査を重要なところはやるのだとはおっ...全文を見る
○峯山昭範君 だからね、大阪の高速道路をちょっとチェックして調べただけでも十何カ所、それだけ問題があるんじゃないですか。総じて問題がある。それを確かに完成検査だけでいいと、それは何も建設省令で定めれば、その中間検査もできないわけじゃない。できないわけじゃない。何ぼでもできる。いま...全文を見る
○峯山昭範君 私はあと大臣が来てから質問をすることにしまして、あと岩間さんに譲ります。
○峯山昭範君 大臣たいへんお忙しいところ来ていただいたのですけれども、今回の許認可の中で大臣担当の道路整備特別措置法の一部を改正する法律案が出ているわけです。この中で、有料道路の工事の検査という項目がありまして、大臣御存じのとおり、いわゆる原則的には有料道路の建設工事では中間検査...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、私もこれ以上質問しましても済みませんから、やはり大臣、中間検査ということはやはり私は大事だと思うのですよ。確かに技術がいろいろ発達してきましても、やはり法律の上で中間検査をするということになっておりますと、受けるほうもやはり中間検査を受けるのだという、そういう...全文を見る
○峯山昭範君 それでは二、三質問したいと思います。  先日の内閣委員会で、大臣、四次防の問題がずいぶん出てまいりました。その四次防の策定につきまして、同僚議員の質問に答えまして、大臣は、七月中に決着をつけると、そういうふうな話が出たように記憶をいたしておりますのですが、これはど...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のおっしゃる趣旨はよくわかりますけれども、実際問題として、大臣があのことを発表になりましてから、相当議論が行なわれていますね。そこで、もうちょっと突っ込んでちょっとお伺いしておきたいのですが、これから四次防が正式に決定をして、われわれの目の前にきちっとした四次防...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、これは、長官はできるだけ早く国防会議等で決定をしてもらいたいという希望が、願望があるわけですね。しかも、大臣の個人的な考えとはいえ、一応七月中には何とかというような考えがこの間あったわけですね。ということは、いまの手続の順序からいきますと、これは要する...全文を見る
○峯山昭範君 どうも何回も同じようなことを聞いて申しわけないんですけれども、先ほどの久保局長の答弁ですと、防衛庁の原案ができる、そうするとその次にこれは国防会議ですか、国防会議がきまってから大蔵省とか、そうですが。それとも国防会議にいく前に大蔵省とかそういうところの検討があるのか...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、防衛庁内部で原案がきちっとできて、それを国防会議事務局へ持っていく、国防会議事務局でそれを検討する、それは同時かまたは多少前後して大蔵省とも折衝を始める、そうしてそこで、ちゃんと国防会議事務局で仕上げたものを国防会議にかける、そしてその国防会議で最終的...全文を見る
○峯山昭範君 何回も同じことを聞いて申しわけないんですけれどもね。防衛庁の内部ではまだ原案ができないということでありますけれども、これは実際問題として防衛庁内部の原案はいつごろまでに仕上げたいと思っていらっしゃるのか。それから国防会議に話をするわけでしょう。国防会議としてもやっぱ...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、要するに四次防といいますと、一口に言っておりますけれども、これは相当な国の予算を使うわけですね。五兆円というような——まあそれは五兆円を切るのかどうか、ちょっと私わかりませんけれども、従来から出ている原案から見ますと、五兆円前後の相当なものになりますね...全文を見る
○峯山昭範君 確かに、いま大臣おっしゃっておりますように、この国の経済政策の基本といわれております新経済社会発展計画ですか、これ実際問題いま検討やっておりますね。それで再検討中であると私は聞いておるわけですけれども、この再検討が実際終わるのはことしの年末になるんじゃないか、そうい...全文を見る
○峯山昭範君 大臣の願望としてはよくわかりますけれども、その願望も、実際問題これは佐藤さんの総理のときには無理じゃないかと思うのですがね。これはどうですか、実際問題として。
○峯山昭範君 そのメリットというのは、何といいますか、いつごろまで総理があきらめたら、やめたら、その次の総理になるのか、七月一ぱい現在の佐藤さんがやっていると、やっぱり佐藤さんの時代にきめようと思うのか、その辺のところはどうですかね。
○峯山昭範君 いずれにしても、経済閣僚の皆さんの賛成を得なければ策定することは不可能であると、そのとおりだと私は思うのですがね。現在の時点から考えてみますと、やはり新しい内閣で、この四次防については、新しい総理のもとでこの今回の四次防については策定をし、そして新しい総理を含めての...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃもう一点。先日の私たち内閣委員会で相当北爆の問題、在日米軍基地の態様等についても相当議論が行なわれました。そういうようないろいろな事前協議、あるいは随時協議というような問題についても、私たち委員会としても外務大臣に申し入れをいたしました。そういうようないろい...全文を見る
○峯山昭範君 こういうような問題は、確かに外務省が担当は担当でしょうけれども、実際問題として、米軍も非常に悪いと思うのですよ。いわゆる米軍の基地のまわりにそういうように建ててですね、そこから電気を引いてやるなんてことは非常にけしからぬと思うのですよ。こういうことについては、やはり...全文を見る
○峯山昭範君 大臣が決着をつけるということでありますので、ついでにもう一つだけ申し上げておきますというと、要するに基地では、在日米軍基地ではないのに、やっぱりちゃんとフェンスを張りまして、それで基地であるかのように見せているというんです。私がちょっと見たところ、わかりにくかったけ...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、この問題につきましては、やっぱり在日米軍基地の調査——先日資料を私いただきましたけれども、あの資料を見ただけではこういうことがあるかどうかなんて全然わからないわけです、実際問題としては。やっぱり施設庁としては、各それぞれ、何といいますか、専門の人たち...全文を見る
○峯山昭範君 これは、場合によっては防衛庁とは違うかもしれませんけれども、在日米軍基地ですね、特に岩国ですがね、この岩国の基地で米軍の軍人が持っている武器ですね、いわゆるピストルとか、いわゆる何というかな、カービン銃みたいなものですね、ああいうふうな銃とか弾薬とか、そういうふうな...全文を見る
○峯山昭範君 これは外務省当局をちょっと呼んでおけばよかったですけれども、いずれにしましても、こういうふうな問題が相当問題に現在なっているわけですね。これは米軍基地への立ち入りというのはどういうぐあいになっているんですかね。実際問題、自由に立ち入りできるのか、またはこういうふうな...全文を見る
○峯山昭範君 それから、やっぱりこれも米軍に関係があるんですが、先日から弾薬輸送の問題で、同じく呉ですか、呉の米軍の広弾薬庫ですか、それからトラックで、通告前に——日にちを間違えたとかいうことで新聞に載っていましたけれども、無通信で弾薬の荷役作業とか、そういうような輸送をやったと...全文を見る
○峯山昭範君 この間、広島県で具体的に問題が起きましたですね、あの実情を説明してください。
○峯山昭範君 呉、呉。
○峯山昭範君 いずれにしましても、どのような事情があったにしましても、このような弾薬の荷役等については、やっぱり地元の漁民やまた付近の住民にとりましては、非常に重要な問題だと私は思うんですね。かねがねから、こういうような問題が、特に呉を中心にしまして広弾薬庫、秋月弾薬庫等あすこら...全文を見る
○峯山昭範君 あれですか、一月に二十四日、二月に二十日、三月に三十一日、四月に三十日、五月に二十七日というのは、要するに制限を設けた日にちがこれだけというわけですか。
○峯山昭範君 そうするとこれは相当な制限がされている。制限のない日というのはほんのわずかですね。そういうぐあいになってきますと、これはこういうことに対する漁民なり、こういうことの制限を受けるために被害を受ける住民あるいは漁民、そういう人たちに対する補償とか、そういうふうな問題につ...全文を見る
○峯山昭範君 確かにその制限海域というのは、海面といいますか、そういうようなものは非常に短い、少ないといいましても、いま金額は六百万円というお話ありましたけれども、私たち実際に地元の皆さんにいろいろ聞いてみますと、ことしになってから制限のなかった日にちというのは非常に少ない。しか...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、こういうふうな漁民の皆さんの非常に危険に対する補償というものも、実際問題としては実損で評価できないかもわかりませんけれども、そういう点にも将来配慮していただきたいというふうに思います。  それで次に、もう一点機雷の問題をちょっとお伺いしておきた...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は非常に私は重要な問題だと思うのですね。日本の近海を安全に航行できるように、あるいはこういうふうな新潟のような事故が起きないようにと、そのためには海上自衛隊に機雷をちゃんとさがし当てるあれがないということでありますけれども、自衛隊は音響とおっしゃいましたけれ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、私は自衛隊法の九十九条の問題からいきましても、やっぱり機雷の処理というか除去という問題については、自衛隊としても大きな任務だと思うんですよ。こういうふうなやっぱり探知する機械ですね、こういうふうなものについては、やはり特許があっていろいろ問題もあるでしょうけれ...全文を見る
○峯山昭範君 私の質問はこれで終わりますけれども、この機雷の問題については、自衛隊法の九十九条を見ますと、やっぱり海上自衛隊の任務として、機雷等の除去というのは任務としてあるわけですね。
○峯山昭範君 浮遊機雷ですか。——いずれにしても私が認識しておりましたのは、こういう機雷について一応海上自衛隊が全部処理するものだと、こういうふうに思っておったわけですがね。そういうふうな場合、やっぱり新潟みたいな事故があった場合に、その責任というものはどこにあるのか。海上自衛隊...全文を見る
08月03日第69回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○峯山昭範君 それでは、初めに総務長官にお伺いしたいのですが、実は先日の臨時国会で総理の所信表明演説等がございませんでしたので、私たちはそれにかわる、と言ってはなんですけれども、当面する諸問題を質問主意書の形で提出をいたしました。  その中に、実は公務員に関する問題を一つ実は書...全文を見る
○峯山昭範君 いま、第三次公務員制度審議会の動きについては大体わかりましたけれども、これは要するにあれでしょう、総理府設置法の中で公務員制度審議会というものが設置されて、いわゆるその十四条第二項で、審議会の任務というのはさまっているわけでありますが、これは正式に公務員制度審議会に...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、この問題については第二次公務員制度審議会から引き続いてやっておるわけですね。いまお話がございましたように、第二次公務員制度審議会の最終段階には結局この問題は決着がつかなくて、最後の答申には併記するというようなことになっちゃったわけですね。そういう点から...全文を見る
○峯山昭範君 いや、私はその委員の任期を云々しているのではなくて、これは委員の任期ではなくて、いつまでに結論を出すようにしなければいかぬという強力な政治性が必要だと私は思うのですよね。前の場合だって、第三次公務員制度審議会がなかなかスタートできなかった。もちろん恒久的な機関ではご...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、これ以上この問題言いませんけれども、要するに審議会の内容について云々するというのではなくて、やっぱり総理大臣がこの公務員制度審議会に諮問をする、その諮問に応じていろいろ議論がされる、こういうことになっているわけですから、この問題は非常に重要な問題なので、いつご...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、人事院としては総裁になってから特別ふえたことはないということでありますが、それはそれでけっこうなんですけれども、こういうふうな要望書、こういうふうな請願みたいな——請願ではありませんけれども、要望書とかいろいろな一ぱいありますね。私は、総裁が直接そうい...全文を見る
○峯山昭範君 確かに総裁おっしゃるように、たとえば住宅手当の問題とか、また先ほども出てまいりました通勤手当の問題等、非常に要望の高いものなんです。当然私はこういうふうな要望はしかるべきだと思いますし、要望がなくても当然、総裁、こういうような問題は実施すべきだと思うのですよ。しかし...全文を見る
○峯山昭範君 私は、総裁、人事院に給料を上げないでほしいという、給料を上げるということとは反対の陳情があるということはきょう初めて聞くのですけれどもね。また、総裁、最近の傾向として、やっぱり人事院が追い詰められて、それでもうやっと腰を上げると、こういうふうな零囲気でやるのは私いか...全文を見る
○峯山昭範君 まだ勧告前でありますので、まあこの問題を云々しましてもまだ結論は出てないわけでありますから、これ以上言いません。  それからもう一つ、私はかねがねから思っていることでありますけれども、改善率の問題です。これもやっぱり勧告の前になりますとね、やっぱり新聞の予想という...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、遡及調査ありますね。ことしもいままでと同じですか。
○峯山昭範君 そうしますと、従来と同じということになりますと、やはり六月十五日ごろまででございますか。そうしますと、六月十五日以降——総裁はことしはいつもの年と違って相当早かった、またおしかりを受ける面も少ないだろうという話でございますが、十五日以降少なくとも六月末ぐらいまで、十...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、総裁、毎年言っておりますように、総裁は私がこれから言いたいことを先に言われてしまったので、言いにくくなってきましたけれども、やっぱり十五日の締め切りというのはずっと前から変わらないわけですけれども、十五日をなんぼねばって十二時まで待ったって、これは十五...全文を見る
○峯山昭範君 それは総裁、そういうことを言うとちょっと本末転倒してきますから、総裁のほうの二カ月かかっている調査、それを縮めるということ、要するにそこの一番のネックは何ですか、二カ月もかかる。たとえばこういういま人事院でやっている調査、私具体的に見たことはないのですが、こういうよ...全文を見る
○峯山昭範君 いや、一番早いなら早いでそれはよろしい。二カ月もかかる一番のネックはどこなんですか。
○峯山昭範君 いや、すべて総裁おっしゃるとおりだと、私も全然、寸分も疑いませんけれどもね、十年前といまと全く同じなんですか、それは。これは要するに、たとえば、十年とは言いませんが、少なくともこの五、六年のそういうふうな調査能力の進歩というのは相当なものが私あると思うんですが、これ...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、そこら辺のところは、もう人事院としても相当悩んで苦労していらっしゃるところだと思いますので、まあ総裁のいまのお話にもちらちらと出てきた中を見ると、十日か二週間は縮められるんじゃないかという話もありましたので、そこら辺のところから少しずつでも、改善...全文を見る
○峯山昭範君 総務長官、この問題は非常に重要な問題だと私は思うんです。総務長官としても相当御研究をされていらっしゃることと思いますけれども、この問題は、人事院としては全体の働いている瞬間等の問題もありますけれども、総務長官のほうとしては、やはり前々から労働省等で相当この問題は取り...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は、何といいますか、社会情勢といいますか、雰囲気はもう高まってきていると私は思うんですよ。ここら辺で、総理府としても本格的に取り組むべきだと私は思うんです。  そこで、私の持ち時間が三時まででありますのでもう少しで終わりますが、昨年の給与改定で相当初任給の...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ給与表の内容についてもう一点だけお伺いしておきたいんですが、これは毎回問題になることではございますけれども、行(二)の給与表の問題ですね、これはやはり非常に問題だと私は思うんです。といいますのは、総裁ですね、この同じ条件で高校を卒業して、そしてたとえば技能職...全文を見る
○峯山昭範君 いまちょっと私、あなたの答弁全部聞いていなかったんですがね。最後のほうだけ、運用の面ではこうなっていないということだけは大きく聞こえたんですがね。もうちょっといまのところ、わかりやすくもう一回御説明を願います。
○峯山昭範君 あのね、あなたの言うことをよく聞いていると、実際問題、それじゃ逆に言いますと、若いときは技能職に入った人のほうが給料がいい。そうすると、これは十五年ないし二十年、あるいは三十年ないし三十五年になってくるとどうですか、これは三十年ないし三十五年になってくると一般に入っ...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、この問題については次回の委員会で詳細にまたやりたいと思います。  それで、この行(二)の給与表についてはやはりいろいろな問題がありますし、私たち自身この行(二)の表自体を廃止してもいいんじゃないかという考えを持っているわけですけれども、この点に...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、人事院はこの給与の面で総合格差方式というのをとって、現在給与の調査等を相当苦心してやっていらっしゃるということは大臣も御存じだと思うのですよ。それでたとえば行(一)の給与の場合ですね、毎年給与の格差というのが出るわけです。しかし、私たちも大臣がおっしゃるように...全文を見る
08月23日第69回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号
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○峯山昭範君 すでに午前中に相当突っ込んで同僚議員より質問ございましたので、できるだけダブらないように質問したいと思うのでありますが、先回から給与の問題については相当質問をしてまいりましたので、きょうはまず初めに、先ほど私、総裁の答弁を聞いておりまして、確かに私たち四月実施に踏み...全文を見る
○峯山昭範君 えらい総裁簡単におっしゃいますけれども、これが正しいという結論に達したと、こう総裁はおっしゃっておりますが、もう少し、それは確かにそうでしょう、いろんな要素が集まって、そしてこれが正しいという結論になったんでしょうね。その要素というのはやっぱりあると思うんですよね、...全文を見る
○峯山昭範君 確かに、その附帯決議というものがそれだけ総裁有力なものなら、われわれもこれから法案つくるときは一生懸命附帯決議つくらなければいかぬと思うんですよね。実際はもっといろんな問題も私はあったんだろうと思うんです。先日から私たちが聞いているところによりますと、やっぱり総裁か...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、この問題はそのくらいにしまして、次に移りますが、今後の勧告の取り扱い並びにこの財源の措置等について、先ほど答弁ございましたけれども、重ねて二、三お伺いしますが、一つは、財源措置について今後どういうふうな検討が行なわれるのか具体的に教えてもらいたい。  そ...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、私は毎年この給与の問題のときにいつもお伺いしていることの一つに、財源措置にあたりまして行政経費の削減ということがさんざん言われますですね。この問題はことしもやはり同じように既定経費を削減して、それでそれを一部振り当てる、そういうようなことを聞いておるわけであ...全文を見る
○峯山昭範君 その行政経費の削減総額というのは——給与に振り当てるためのですね、これは過去二、三年振り返って毎年どのくらいになるのですか。
○峯山昭範君 私の手元にあります資料によりますとちょっと違うのですが、何でやろ。おたくの橋口主計局次長さんの説明によりますと、昭和四十四年度三百八十二億があるのですね、これは何か間違っていますか。
○峯山昭範君 そこで、こういうふうな既定経費の節減の中で、ことしはもうきまっているのですか、たとえば何%とかいうような、毎年五%、三%と二段にきめたり、また八%、四%であったり、過去いろいろありますが、そこら辺のところは、ことしはどうなのですか。
○峯山昭範君 そこで、私はやっぱり二点疑問があるのです。  一つは、国の予算が要するに毎年これだけ節約ができるというように、それだけ、言うたら余裕を持ってといいますかね、要するにそれだけだぶついて予算を組んでいるのかどうかということ、これは要するに毎年同じことをやっているわけで...全文を見る
○峯山昭範君 その問題は、多少前向きな答弁でございましたので、その程度で終わりたいと思います。  次に、人事院にお伺いしたいのですが、アップ率の問題について二、三お伺いしたいと思います。  今回の人事院の調査にあたって、ここに資料、私の手元に届いておりますけれども、いわゆる調...全文を見る
○峯山昭範君 局長のおっしゃることよくわかりますけれども、いま局長はちょっとだけ例をあげた、たとえば課長、これは課長の場合も昨年と比較すると二%多くなっているわけですね。部長のほうもこれは多くなって、そのほかの、課長、部長以外のいわゆる行(一)の、一般の職員の方の比較についてはど...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、昨年の調査と今年の調査と比較してみて、全体として五百人以上の事業所が少なくなっているわけですから、この比較の率から申しまして、結論的には少なくなっているわけですから、要するに中身でも、やはり給与のアップ率についてはマイナスの影響を受けるということはあり...全文を見る
○峯山昭範君 そこの技術的なことはわからないのですが、五百人以上の事業所の一割を抽出するわけですね。そうしますと、それ以外の、たとえば百人以下の事業所とか、五十人以下の事業所でありますね、そういうようなところは同じように一割なんですか、そこら辺のところはどうなんですか。
○峯山昭範君 局長ね、どうも私、局長の答弁を聞くとだんだんわからなくなってくるのですが、先ほど五百人以上というのが一割という話があって、それは間違いということは訂正をしても、要するに三万七千あって、七千二百の抽出をする、そうすると大体二割で、小さい事業所は二割で、大きい事業所はほ...全文を見る
○峯山昭範君 いや、私はそういうことを聞いているのじゃなくて、現実の、このあらわれた姿として、要するに五百人以上の事業所の数が昨年より減っておるのですよ。ということは、給与の面でも、皆さん方が出した差額の問題の中でも、少なくとも全体としてアップ率が一%なり二%低くなっていはせぬか...全文を見る
○峯山昭範君 どうもまだ納得できません。わからぬ。もうこれ以上は言いませんけれども、要するに五百人以上の大会社が何%、何事業所、それで小さいところは何事業所とピックアップするわけでしょう。そのときに、やはり少なくとも初めに幾らか人工的に大会社をどのくらいにしようとか、パーセントを...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますとね、先ほどちょっと言いましたように、少なくなった理由はわかりましたけれども、追跡調査で拾えなかった事業所というのは全体で何%ぐらいあるのですか。
○峯山昭範君 どうもね、調査してないということでありますけれども、私いろいろ聞いたところによりますと、全体の事業所の中に、拾えなかったところが一〇%ぐらいはある、特に食品とか海運関係とか、そういうようなところに多いという話を聞いておるわけですけれども、こういうようなところをいろい...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、その問題はそのくらいにいたしまして、その次に行きます。私に与えられた時間がもう少ししかありませんので急いでいきますが、実は最近の、この人事院勧告並びに公務員給与に関する新聞並びに週刊誌等マスコミの論調を見ておりますと、どうも私たちがここで質問するのに、何と...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、高齢者の昇給延伸の問題は、しきたりなんというものじゃなくて去年から始まったところなんですよ。ですから、まだ全然やってない、ほとんど実際には運用されてないんじゃないかと私は思うんですけれども、実際、昨年とことしはいろいろ社会情勢も変わってきたと思うんですよ。そう...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、もう時間もありませんので最後に人事院総裁並びに長官にお伺いしたいのですが、今回の四月実施の人事院の勧告がありまして後、新聞論調等見ておりますと、先ほども少し話ございましたが、将来の展望を欠く人事院勧告とか、あるいは公務員給与体系の再検討が課題であるとか、あ...全文を見る
10月17日第69回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第5号
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○峯山昭範君 大臣、先ほどから答弁を聞いておりまして、大臣はいま最後にも、私は日本人だからとおっしゃっておりましたけれども、ほんとうにわれわれ国民のための建設大臣として、やはり責任ある答弁をしてもらいたいと思うし、またきょうも、本来ならば大臣は三時から都合があってよそに行かなけれ...全文を見る
○峯山昭範君 しからば大臣、大臣は、これは大臣だけじゃなくて、今回のこの問題については私の手元に入っているだけでも八月の八日、八月の十日、八月の二十二日、十月の十一日と、大臣並びに大臣の関係者は、外務大臣もあるんですが、外務大臣は八日、二十二日ですが、一番新しいのでいきましても、...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、そういうぐあいに言いましても、この法律はもう改正されてしまえばですよ——、まあ改正といいますか、あえて私はいま、ほんとうは改悪と言いたいところですが、この法律はできてしまえば、米軍としては何も届け出たり、どうこうする必要何もないわけですよね、実際問題としては。...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、日米合同委員会のいま正式のメンバーでなかった、しかし小委員会ができて発言する機会ができた。確かにそれは、今度はそういう意図でどんどん言いたい、大臣そうおっしゃっているのだろうと私は思うのですけれども、大臣、この車両制限令の改正というこういうふうなものをやらない...全文を見る
○峯山昭範君 大臣も国内法が優先するとおっしゃっていますけれども、確かに政府は国内法が優先すると言っているのです。国内法が優先するとは言いながら、実際は国内法が無視されておるのです、現実には。要するに、どこで無視されておるかといいますと、いまの車両制限令の改正です、これによっても...全文を見る
○峯山昭範君 大臣の時間の都合がありますからこれで終わりますけれども、いずれにしても、大臣、いいことは、私は朝令暮改でも国民は認めてくれると思うのですよ。そういうふうな意味では、やはり私たちはこの問題については、大臣に対して強く要望いたしておきます。以上です。
○峯山昭範君 先ほどから官房長官の答弁を聞いておりまして、今回の車両制限令の改正に踏み切った理由ですけれどもね、結局、官房長官の話を聞いておりますと、日米合同委員会あるいは米側といろいろと交渉をするにあたって、要するに日本側は安保条約に基づいた地位協定の約束を果たしていないじゃな...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、官房長官いろいろ話をされておりますが、結局は、アメリカ側に言われているんじゃないとおっしゃっていますが、しかしながら、官房長官がいまおっしゃっていることを明快に分析してみますと、結局アメリカ側にばんばん言いたいが、日本政府側として、日本政府の責任を果た...全文を見る
○峯山昭範君 結局は、これは大臣がどういうぐあいにおっしゃろうとも、大臣がいろいろと答弁されていることを総合して考えてみますと、結局は国内法を安保条約あるいは地位協定に従属させている、そういうぐあいにとらざるを得ないと思うんです、私は。そういうぐあいにわれわれとしてはとらざるを得...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、いまちょうど官房長官おっしゃったとおり、要するに条約上のその役目を果すために結局車両制限令を改正をした、そういうことだという、大臣、ことばの中に出てまいりました。結局そういうことです。そのことをわれわれ言っておるわけですよ。結局、この地位協定あるいは安保...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官が努力をされていないと私は言いませんよ。やっぱり努力はいろいろされてきたと思うのです。しかしながら、官房長官はやっぱり政府の中心にいらっしゃって、これは、大臣、御存じですか、この問題が起きましてから、あなた方の内閣の各大臣はいままで各委員会でもう何回にもわた...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のそのおっしゃっている答弁を、たとえば国民の一人として聞いても、今回の問題をとても納得できるような状態では私はないと思うんです。いまの答弁を聞きまして、各大臣がそれぞれ苦労されたことは——私は苦労してないとは言ってない。それぞれの担当大臣でございますから、それは...全文を見る
○峯山昭範君 私は、大臣おっしゃるように、そういうふうな外交であってはならないと思うんです。そういうことがあってはならないと思うし、また日本としては、日本としてやはり堂々とやるべきだと思うんですよ。言うべきことを言うべきだと思うのです。しかしながら、これは結局沖繩のこういうふうな...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のおっしゃることはよくわかるんですよ。外交もやはり相手のあることですし、一方的にはいかないと思うんです。そのとおりだと私は思うんです。しかし、国民の世論ということを大国は先ほどもおっしゃいました。しかしながら、国民の世論というものを考えてみると、東南アジアをはじ...全文を見る
○峯山昭範君 私の持ち時間がもうありませんので、官房長官ですね、どうしてもやはり官房長官は、国防会議の問題とか四次防の凍結の問題等がございますので、やはりこの次の内閣委員会のときには朝からゆっくり来てもらいたいと思うんです。そうでないと、きょうはもうずっと待っていたんですよね。で...全文を見る
○峯山昭範君 非常に時間もおそくなってまいりましたので、きょうは何かととぎれとぎれになってしまいましたので、どうもまとまってできないかもしれませんけれども、四次防について伺います。私の持ち時間が約三十分ぐらいらしいので、その範囲内でということですから、またこの次の委員会等が、これ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣ね、もっと端的に、私の申し上げ方が悪かったかもしれませんが、書いてあることは、私、よくもうわかるんですわ。要するにこれはもうちょっと具体的にお願いしたいわけです。  それではもっと具体的に質問します。要するに、たとえば一つずつ、じゃあ詰めていきますが、「日本の...全文を見る
○峯山昭範君 変わってきたという表現がちょっと悪かったと思うんですが、当時の緊張状態からすれば相当に緩和されてきたと、これはどうですか。
○峯山昭範君 それでいいです。  そこで、今度はこの四次防の情勢判断に移るわけでありますが、アジアの情勢は、確かにこの当時の内容等からチェックしても緊張は緩和されてきたと、われわれもそう見るわけです。そこで、「アジア地域においては、米・ソ・中三大国の利害が依然複雑にからみ合い、...全文を見る
○峯山昭範君 この情勢判断の中にあらわれた「米・ソ・中三大国の利害が依然複雑にからみ合い、」ということは、いま防衛局長から説明ございましたように、中ソの対立、それから中国の対ソ非難、それから三番目に米ソ間の融和の問題と、保留された問題ですね。それからそのほかにニクソン・ドクトリン...全文を見る
○峯山昭範君 いま局長がおっしゃいましたこれはよくわかりましたが、こういうふうな、いまおっしゃいましたような情勢判断のもとに、いわゆるこの二番の防衛構想というものがなされているわけですね。これはどうですか。
○峯山昭範君 よくわかりました。しかし、直接関係はないにしても、やはりこういうふうな情勢のもとにその脅威のいわゆる尺度といいますか、そういうようなものは、やっぱりこういうような情勢判断によって策定されるものだと私は思うのですね。そこで先ほどもお話ございましたように、この情勢判断と...全文を見る
○峯山昭範君 それではこの問題、あんまり議論しておりますと時間がなくなってきますので、もう一つちょっとお伺いしておきたいんですが、防衛力の限界ということについて先般から種々言われておりますね。総理からも防衛力の限界について明示するようにという指示があったと、こういうようなことを聞...全文を見る
○峯山昭範君 大臣が非常にたくさんしゃべりましたので、そのしゃべっておることばの中でだんだんだんだん、ことばじりをとらえるわけじゃありませんけれども、ただしていかなくちゃならない問題が次から次へ出てきてほんとうに困るんですけれどもね。一つは、四次防は五年間ですね。そうすると、十年...全文を見る
○峯山昭範君 局長のおっしゃることはよくわかるわけでありますが、しかしこの防衛力の限界というような、こういうようなものがはっきりしないのに四次防がきめられるということはほんとうはおかしいと私は思うんですよ。われわれしろうとが考えた場合でも。何でかといいますと、四次防そのものが、一...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、総理から一応命題がこう与えられたわけですね、一応平和的な条件が続く、その条件のもとに、長期的な構想のもとに今回のこれが考えられるわけですね。そうしますと、防衛庁自身は今後日本を取り囲むいろいろな情勢というものがあると思いますが、平和的ないわゆる日本の情...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、各国の指導者の交代ということもありましょうから、いろいろこれから条件は変わってくるとは思いますが、現在の時点では平和が続くであろう、こう考えていらっしゃるわけですね。そうしますと、局長、私はこの間の、テレビの討論会を見ていましたが、国民は要するに日本が日...全文を見る
○峯山昭範君 しかし、現実の問題としてヨーロッパの国々は防衛費そのものがスローダウンをしておるわけですね。そういうようなときに、日本の防衛費が、漸増とはいえやっぱり一直線に伸びておるわけですね。これに対して、やはり海外のいろいろな諸国の批判を仰ぐことは、もうこれは当然だと私は思う...全文を見る
○峯山昭範君 私の持ち時間がだいぶオーバーしているらしいんで、あまりたくさんできないんですが、しかし局長、ぼくは久保局長のこの間の討論会を聞き、きょうの答弁聞いていまして感ずるんですが、いまの説明を聞いておりましても、日本は確かに一億の人口で二十六万ですか、自衛隊の人数、そういう...全文を見る
○峯山昭範君 これで終わりますけれども、いまのT2の問題も相当いろんな問題を含んでいるわけです。むろんこの問題については後ほどまた時間を改めてやりたいと思うんですが、大臣に私もう一言だけ申し上げて終わりたいと思うんです。  要するに、大臣がいまおっしゃいましたように、憲法を前提...全文を見る
○峯山昭範君 こんな問題で、大臣ね、私が質問したとき、憲法を頭に入れてそういうことは軽々しく言うなと言っているわけです。そうですと言っておけば、それでいいんですよ。こういう問題は、大臣が弁解するとこちらもやっぱり一言言いたくなる、どうしても。やはり日本には憲法があるわけですし、よ...全文を見る
11月10日第70回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○峯山昭範君 午前中の質問の中で、公務員の労働基本権の問題が質問の中に一部出たと思うのですが、それに関連をいたしまして二、三ちょっとお伺いしておきたいと思うのです。  一つは、今回、総評がILOに対して春闘の処分やスト権回復の問題について、これは提訴いたしました。これに関しまし...全文を見る
○峯山昭範君 それは誠心誠意わかるんですけれどもね。これはもうちょっとそれじゃお伺いしておきますが、この公共企業体の争議権の問題について、政府が最近九月の二十一日ですか、私の手元に入っておる資料によりますと、参議院の運輸委員会で、山下官房副長官が政府の統一見解というのを発表したと...全文を見る
○峯山昭範君 いま副長官おっしゃいましたように私も聞いております。基本的には、結局、公務員制度審議会に対して、今日の実情に即してすみやかに結論を出すことを期待する、か、そういうふうなことらしいのですけれどもね。これは副長官、公務員制度審議会に対して圧力をかけることはできないとか、...全文を見る
○峯山昭範君 いや、いいですよ。  したがって、いま話も出てまいりましたように、これは要するに半数は、これは労働者側というよりも政府側の委員がいるわけですよ、現実の問題として。それで、この間から、第二次の答申を見ましても、結局、並列というようなことで、労働者の委員と両方側を並列...全文を見る
○峯山昭範君 そんなこと言うたらあかんわ。要するに、「今日の実情」ということは、政府はどういうことを考えて「今日の実情」とおっしゃっているんですか。「今日の実情」というのはどういうことなんですか。
○峯山昭範君 そんなことで——私はきょうは非常に時間がありませんでしてね、議運がありますので、それに行かにゃいけませんから、押し問答していられませんけれども、いずれにしても、これは副長官、いろいろありますけれども、それは確かに公務員制度審議会というものがありまして、そこでちゃんと...全文を見る
○峯山昭範君 それはわかるんですけどね。それはわかるけども、政府としてももうこれは検討せにゃいかぬ時期にきているんやないかと、こう言うているわけです。検討する時期にきているんやないか言うているわけです。検討する時期にきているから、政府も公務員制度審議会に対して諮問をしているわけで...全文を見る
○峯山昭範君 総裁ね、人事院の性格ということもありますけれども、給与制度というのは、公務員にとりましても、また労働者全般にわたって非常に私は重要な問題だと思うんです。現在、世界的に見ましても、先進国の中では日本の給与というのは非常に安いんじゃないかと思うんですよ。何とかもうちょっ...全文を見る
○峯山昭範君 本来ならば、藤原議員が続けてやるつもりでありましたけれども、塩釜の問題をやりますので、続いて私やります。  実は、きょうは農林省設置法の内容について種々やりたいと思って、これは先国会からの懸案でございますので、前々から準備をいたしておりましたけれども、きょうじゅう...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、そんなことを聞いているんじゃないんだよ。大臣ね、もっとわかりやすく言いますと、要するにそういうふうな立ち上がった人たちがいるわけでしょう、現実に。公害防止のために立ち上がった人たちに対して、要するに環境庁としては、公害防止に立ち上がった人たちですから、そういう...全文を見る
○峯山昭範君 端的に答えてください、簡単に。
○峯山昭範君 だから大臣ね、あなたは勘ぐりで、補助金を出せなんて私はまだ何にも言っていないわけですよ。そうでしょう。私は補助金は出すべきだと思うんですよ。国が全面的にやるべきだと思うんです。大臣ね、あなた方、環境規制だけどんどんどんきびしくやっちゃって、そのために地元の零細な漁民...全文を見る
○峯山昭範君 長官ね、私はそんなことを言っていない。それじゃ長官ね、じゃ今回の、公害防止事業団の今回の塩釜の失敗の原因についてどういう決着をつけたか、あなた報告してください。なぜかなら、前回、大石長官のときですけれどもね、私が大石長官に質問をしたときに、今回の問題については、あな...全文を見る
○峯山昭範君 私はそんなことを言っているんじゃないよ。要するに、この塩釜の問題について、初め設計のミスがあったじゃないか、ちゃんと。その責任はどこにあったんだ、責任は。私は初めからこんな声を大きくして言うつもりはなかった。けれども、大臣ね、この問題については塩釜の零細な業者の皆さ...全文を見る
○峯山昭範君 そんなこと言ったら、もうしようがないや、ほんとうに。  農林大臣、この問題は、大臣は先ほどから、私も被害者の一人という話を私もここで聞いておりました。浅海漁業者の立場から言えば、これは非常に確かにたいへんな問題だと私は思うのです。現実の問題として、私はきょうは農林...全文を見る
○峯山昭範君 農林大臣から多少なりとも前向きの答弁がございましたが、大臣、これはもうちょっと私申し上げておかないといけないと思うんです。実は先ほど環境庁の局長さんから答弁がございましたが、いわゆる科学技術庁が補助した三千九百万という金額は、これはほんとうに付属的な設備でございまし...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、大臣、それは大臣としましては、この問題についていま即答はできないのが当然だろうと私は思います。しかしこれは大臣、非常にむずかしい問題は、もうこれは十三日でまた農林大臣がわかる可能性があるわけですね。ほんとに今度はぜひとも大臣、私は、かわるか、かわらないか...全文を見る
○峯山昭範君 まあ、大臣からそのようにおっしゃっていただければ、もう私、これ、ほんとうはもう少しいろいろこまかい問題も詰めたいわけでありますが、何ぶんにも大臣がそういうことではもうどうしようもありませんので、これ以上私は詰めませんけれども。それでは、いずれにしても、きょうはこの問...全文を見る
○峯山昭範君 水産庁長官ね、農林省でいまやっているいわゆる汚水処理装置の研究ですが、それは完成しておるんですか。いまどういうぐあいになっておりますか。
○峯山昭範君 それは採算ベースに合うわけですか。
○峯山昭範君 そうすると、あなたのほうでやっておる研究は大体採算が合うということですね。お隣の公害防止事業団でやった——いま理事長いろいろ説明しましたが、その装置も、あなたの担当の零細な業者の皆さんが公害防止事業団に頼んでやったわけですよ、現実の問題として。塩釜の皆さんは公害を早...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、農林大臣もそれから、ずいぶん先ほど前向きの答弁いただきましたので、これはやっぱり将来の問題として、私、これ以上きょうは詰めませんけれども、環境庁並びに農林省等も、こういうような問題は全国のいわゆる零細な加工業者の皆さんがいま待っている問題でございます...全文を見る
○峯山昭範君 じゃ、終わります。     —————————————