峯山昭範

みねやまあきのり



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開催日 会議名 発言
03月27日第72回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○峯山昭範君 多少順番が狂いましたけれども、時間の都合があるそうでございますので、初めに農林大臣にお伺いしますが、財団法人野菜価格安定基金というのがございますが、この野菜価格安定基金の目的、それから役員、職員の数、それから設立の経緯等についてお伺いしたい。
○峯山昭範君 もう少しわかりやすく言ってもらいたいんですが、職員は何名いるのか、職員。——委員長、一回質問したことを二度言わせないように……。
○峯山昭範君 国の補助金についてはどのくらいになっているか、その経過についてお伺いしたいと思います。
○峯山昭範君 そうしますと、この野菜価格安定基金の事業費は一〇〇%国の補助金でまかなっていると私聞いておりますが、間違いありませんか。
○峯山昭範君 次に、大臣にお伺いしたいが、基金が行なう事業ですが、この事業については、農林省としては具体的にどういうぐあいにタッチしているのか、お伺いしたい。
○峯山昭範君 資金を出すだけですか。
○峯山昭範君 そうしますと、野菜とかキャベツとか、そういうふうなものを輸入する場合でも、その計画書が一々出てきて、そしてその計画書を承認すると、そういうような形態になっているんですか。
○峯山昭範君 そうしますと、野菜価格安定基金がやっておりますところのこの事業、特に野菜とかキャベツの輸入でございますが、これは国のお金で結局全部事業をやっていると、こういうぐあいになりますね。  さらに、今回私が問題にしたいのは、この安定基金が商社丸紅との間にキャベツの売買に関...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、今回のキャベツの輸入につきましては、いま大体わかりましたけれども、その目的を達することはできたんですか。
○峯山昭範君 先ほど丸紅との契約で、台湾産の品質の優良なもの、しかも木箱入りで一ケース二十四キロとか詳細に契約条項を書いているわけでありますが、実際にこういうふうなものが現実に入ってきたのかどうか、これはどうですか。
○峯山昭範君 これはちょっと聞いておきたいんですが、キャベツは大体何日ぐらいもつものですか。
○峯山昭範君 そうすると、勝負は一週間と見るが、どうですか。
○峯山昭範君 今回の輸入は四船に分かれていると聞いているが、現実の問題として、日本の港に到着してから八日間、九日間とほっておかれた分がありますが、このところはどうなっておりますか。
○峯山昭範君 そうしますと、いまの特に第三船、第四船は港に到着してから通関まで非常に日にちがかかっております。すでに両方とも一週間くらいかかっておりますね、これは一体どういうわけですか。
○峯山昭範君 丸紅との仕切りはどこですか。
○峯山昭範君 そうしますと、先ほどもちょっと話がありましたが、すでに品物は船中においていたんだということが言われておりますが、これはどうですか。
○峯山昭範君 局長は一応船中でのいたみを認めましたので、それでは次にいきますけれども、いずれにしましても今回のキャベツが非常に悪い状態で入ってきたということは明らかであります。そこで、このキャベツが一体どういうぐあいにしてさばかれていったのかということを私はお伺いしたいんですが、...全文を見る
○峯山昭範君 国内では十五キロ入りのキャベツがワンケース大体二千円する。現在の値段が二千円ということであります。それでは台湾から輸入したキャベツは一体どのぐらいで販売されたのか、お伺いしたい。大体せりが四回ぐらいに分かれて行なわれておりますので、まず五日の分、それから十三日、十九...全文を見る
○峯山昭範君 これはいま話を聞いておりますと、何となく正常に取引されたみたいな感じの答弁でございますけれども、大臣、実際はいま平均で、局長最後に言いました三百円から四百円というのが大体最後のせりの値段です。大体平均で、平均ですよ、これは。しかし、これは二十四キロ入りです。ですから...全文を見る
○峯山昭範君 国損は。
○峯山昭範君 この問題につきましては、いま国損が三千万、さらに丸紅に対して損害賠償するということでございますからその点はもうこれでおきますが、いずれにしましても、大臣、さらに私は、江東青果市場だけというような認識なんですが、実際はそうじゃないのですよ。仕切り伝票が全部私のところに...全文を見る
○峯山昭範君 さらにもう一点、大臣、これで終わりますが、この問題につきましては先ほども局長のほうから答弁がございましたが、丸紅に対する姿勢というのは今後強硬にこの問題についても取り組んでもらいたいと思うのですが、どうですか。
○峯山昭範君 建設大臣にお伺いしたいのですが、特に私は今回の物価の高騰に伴いまして、特に建設資材の高騰という問題につきましては、非常にこれは最近の新聞紙上にも相当いろんな問題が出てございますが、特に住宅あるいは学校、あるいは保育園等の建設が非常におくれが目立ちます。特に公共住宅の...全文を見る
○峯山昭範君 四十八年から毎月、毎月。生コンだけでいい。
○峯山昭範君 大臣、特にきょうはこのコンクリート、セメント関係のやみカルテルの問題についてこれから問題にしたいと私は思っております。公取委員長も出席していただきましたので、特にこの生コンの問題につきましてはいろんな問題がございますが、いま発表がございましたが、一月、二月は五千六百...全文を見る
○峯山昭範君 これは通産大臣ですね、片方では審判に持ち込みながら、その裏ではさらに四十八年の八月に、同じくセメント業界が石川県でやみカルテルを結びまして、そして公取から勧告を受けております。そういう事実があると思うんですが、この勧告の事実と並びにその後の経過について、これは公取委...全文を見る
○峯山昭範君 これは非常に、大臣ですね、片方でやみカルテルを摘発されて勧告を受け、審判に持ち込まれて、ほんとうは自粛をしなくちゃいけない立場にありながら、まだその審決が出ない前に、今度は片方で石川県では、いま公取委員長から非常に悪質という話がございましたけれども、こういうようなや...全文を見る
○峯山昭範君 認可の傾向とか法の精神とか、ちゃんと言ったでしょう。
○峯山昭範君 ちゃんと聞いておいてもらいたい。とにかく協同組合法の問題について、きょうはこれからやると言ったわけですから、しかもその協同組合法の法の精神、基本的な考え方、協同組合をつくる場合の資格等があります。そういうような詳細についてお伺いしたい。
○峯山昭範君 所管の局長答えろ。あたりまえだ、そんなことは。
○峯山昭範君 大臣ですね、法律的なその詳細はいいです、大臣とやりましょう。大臣、協同組合法の基本的な考え方は、私は零細な企業を保護するためにあるんだと思うのですが、これはどうですか。
○峯山昭範君 大臣ですね、この問題につきましては、あとで詳細に来るでしょうけれども、いずれにしましても、この中小企業等協同組合法というのは、いま大臣がおっしゃったとおりであります。現実にこれは中小零細企業を保護するためにできた法律であります。しかも資本金が幾ら、従業員が幾らという...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、どうですか。
○峯山昭範君 これは現実にアメリカ等におきましては、決算等も現実にそういうふうな場合は同一に扱う、こういうふうな形態があるということは私も聞いております。そういう点から考えてみましても、これはもうとてもじゃないけれども、いま公取委員長がおっしゃったように、私は同一企業と扱うべきだ...全文を見る
○峯山昭範君 私は、ここでいま公取委員長からも、手があれば全部やりたいと、こういうお話がありましたように、確かに全国的な規模で現実的に行なわれている事実があります。きょうはこれからさらに明らかにしてまいりますが、そこで私は、何といいますか、独禁法違反事件という、ただ単にそれだけの...全文を見る
○峯山昭範君 局長、いまの答弁は、先ほどから大臣が答弁をしておる問題とは多少違う。法律の問題からいきますと、中小企業と、協同組合法の第七条でいまのような法律の解釈が現実にあるわけです。その問題を先ほど私が質問しておったわけです。いま私がこの問題について、さらに新たに全国的な規模で...全文を見る
○峯山昭範君 明細に言ってもらいたい。
○峯山昭範君 それじゃ、詳細に聞きます。三多摩生コンクリート協同組合の中で、大企業一〇〇%の出資の会社の名前を言ってもらいたい。
○峯山昭範君 これはこの三多摩生コンだけじゃございません。これは札幌からいきまして札幌生コンクリート協同組合、この中には、札幌アサノコンクリート、札幌小野田レミコン、北海道宇部コンクリート工業、北海道菱光コンクリート工業、神奈川生コンクリート協同組合の中には、宇部厚木コンクリート...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、どうですか。
○峯山昭範君 これは、大臣おっしゃるように、完全に利用されているんです。それは具体的にまいりますが、新潟生コンクリート協同組合というのがございますが、これを問題にしてみたいと思うのですが、この新潟生コンクリート協同組合の概要について、その組合員、役員、所在地、事業内容等についてお...全文を見る
○峯山昭範君 まず第一点は、これはただ単に協同組合法の中のこまかい事業をやるっていうのじゃなくて、事業内容そのものがセメントの共同販売なんですね、生コンの共同販売。ですから、消費者は全部組合に申し込んで、組合が全部こうやるわけですね。そういうような体制になっている。しかも、生コン...全文を見る
○峯山昭範君 これは、大臣、現実にいま、先ほど話がございましたように、全部で百四件もあるわけですね、全国で。いま局長の発表によりますとね。しかも、これは私は一〇〇%出資の会社というのを先ほどから問題にしている。ですから、そういう点を考えてみますと、これは相当問題がある。ですから、...全文を見る
○峯山昭範君 最後に大蔵大臣にお伺いしたいのですが、これは確かに物価の問題として考えてみましても、独占を排して公正な競争によって物価の安定をはかる、これは私は当然のことだと思うので、田中内閣の基本的な姿勢だと私は思うんです。そういう点から考えてみましても、こういうふうな問題という...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、ただいまの問題につきましてはこのくらいでおきまして、次に、さらに物価の問題でございますが、物価の問題の中でも、特に子供のお菓子の問題について私はきょうはちょっとお伺いしておきたいと思います。  初めに、文部大臣にちょっとお伺いしたいのですが、子供の一日の...全文を見る
○峯山昭範君 どのくらい……。
○峯山昭範君 ただいまの問題、文部大臣がはっきり言わないようでございますので、大蔵大臣、どうですか。
○峯山昭範君 通産大臣、どうですか。
○峯山昭範君 経企庁長官、これはどうですか、実際問題。お孫さんにどのくらいやっていらっしゃいますか、現実問題で。
○峯山昭範君 経企庁長官にそれじゃお伺いしますが、経企庁長官は、お小づかいじゃなくてお菓子ということでございますが、最近のお子さんには特にお菓子の値上げというのが非常にたいへんなことになっています。そこで、きょうは、お菓子の値上げについて、まず農林大臣、最近のお菓子の値上げについ...全文を見る
○峯山昭範君 最近のお菓子の値上げというのが非常にひどいわけであります。しかも、きょうはここに実物を持ってきているわけです。それで、実は、最近皆さん方がお小づかいをどのくらいやっているかという話が出てまいりませんが、たとえばここに私が製品を全部順番に出していきます。非常に値段が毎...全文を見る
○峯山昭範君 これは大臣、そういうふうに基礎物資が上がって便乗値上げという、そういう問題じゃないわけです。大臣、さらにこれはどういうことかといいますと、これ、わかりますか。これ、ラベルです。お菓子に張るラベルです、これね。これを十二月になったら——この製品、腐りませんよ、全部これ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣から答弁がございませんけどね、いろいろおっしゃっていますけどね、こういうふうなことを許していいのかというのです、ほんとうに、これね。文部大臣どうですか、これ。こういうことを許していいのかどうか。品物は変わってないんですよ。これはどうですか。
○峯山昭範君 これは、この問題について、経企庁長官ね、こういうふうなものの安定するために何かどうしても打つ手はないですか、これは、大臣。
○峯山昭範君 この問題は非常に重要な問題を含んでおりますので、ぜひともこういうことがないようにやってもらいたいと思います。  さらに、安くなったという話がさっき局長からありましたけどね、何が安くなったのか、一ぺんちょっと聞かしてもらいたい。それで、中身もみんな同じで絶対安くなっ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題もあんまり長くやっているわけにいきませんので、これで終わりますが、いまのミルクキャラメルも、私の調査によりますと、四十八年の十二月まで三十円、これは通常のミルクキャラメルです。それが、四十九年一月、ことしから四十円に上がっているわけです。局長の二十九円になっ...全文を見る
○峯山昭範君 たいへん時間がなくなってまいりましたので、タクシーの暫定料金の問題についてお伺いしたいと思います。  ことしの一月二十九日から六大都市で暫定料金が実施されたわけでございますが、今回の暫定料金を実施した理由等について、運輸大臣からお伺いしたい。
○峯山昭範君 事務当局から基本的な——大綱的なことはわかりましたけれども、もう少し基本的な問題についてお願いしたい。
○峯山昭範君 その詳細について、二九%値上げの分のうち、燃料カットの分が幾らと、さらに価格の分は幾らと、大体そういう点はもう、もともと何回も計算していらっしゃると思うのですが、そこら辺のところはどうですか。
○峯山昭範君 そうしますと、ただいまの局長の話から、暫定料金二九%の値上げの理由としましては、いわゆる供給カットの分で一五%、それからLPGの二十三円から四十三円に上がった分、これが大体先ほどの二四%ということでございますから九%になりますね。そうすると、その他の分が五%、こうい...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、結局、時間がございませんので端的に申し上げますが、とにかくこの二月、三月、特に二月、三月につきましては燃料カット一五%というのは、これはもう十分出回ってきているのじゃないかと私は感じるんですが、この辺のところはどうですか。
○峯山昭範君 そうしますと、まず燃料分の一五%については一応十分出回ってきたと、こういうことになります。  さらにもう一点の四十三円の値上げの分ですがね、値上げと言いますよりも、運輸省が二十三円であったのが四十三円と算定した根拠についても先ほどお伺いしましたが、この問題について...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、現実に私の手元に運輸省で四十三円を算定した根拠になる表が出ておりますのですけれども、この表を見てみましても、四十三円という金額自体についても多少疑問を抱かざるを得ない、そういう点が出てまいります。出てまいりますが、きょうは時間の関係がございますので端的...全文を見る
○峯山昭範君 運輸大臣、もう一点だけ。これは特に大手だけじゃなくて、タクシー業界全般の問題として考えてもらいたいと思うんですが、どうですか。
○峯山昭範君 建設大臣にお伺いしたいと思うんですが、特に日本の水資源の問題ですが、この問題について特に水不足というのが非常にたいへんな状況にありますが、その対策等についてお伺いしたい。
○峯山昭範君 特に、京阪神地区の水需給の問題についてお伺いしたいのですが、昭和六十年には年間で十二億トンの不足が生ずる、こういうふうに聞いておりますが、特に京阪神地区の水需給の問題についてお伺いしたい。
○峯山昭範君 さらに大阪府下の水不足に対処して、特に紀ノ川の水資源の開発に対して建設省はどういう構想を持っておられるか、お伺いしたい。
○峯山昭範君 特に、いま局長から答弁ございました大滝ダムの建設の問題ですが、これは建設省主管で進めているわけですけれども、大臣、これは非常に問題が多いわけであります。特にこのダムでは、奈良県の川上村というところが問題になっておりますのですが、すでにもう一カ所ダムができておりまして...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、最後に。いま局長からもずいぶん話がございましたが、私も何回か行っているわけですが、現実の問題として、公共補償する場合でも非常に、役場の土地がない、さがそうにも山が絶壁になっている非常にいろいろな問題があるわけです。それで普通の状態とはだいぶ違うわけですね。そう...全文を見る
○峯山昭範君 大臣も一ぺん現地に行って見てください。
04月05日第72回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○峯山昭範君 それでは、きょうは私は初めに国立国会図書館の問題について質問をしたいと思います。  毎回分科会におきまして国立国会図書館の問題が問題になりますが、その中で、昨年も質問いたしましたが、図書館行政の問題とからんで特に国会図書館の位置づけについて初めにお伺いしたいと思い...全文を見る
○峯山昭範君 大体あれですか、一年のうち開館日数というのはどのくらいですか。それで利用人員と利用図書数というのは大体どのくらいあるもんですか。
○峯山昭範君 館長ね、そういうのは大体わかりましたけれども、一年に閲覧人員というのは、大体どのくらいのもんですか。それから利用図書数。そうしますと、一日平均何人ぐらいの人が図書館に見えておりまして、それで一日何冊ぐらいの本の借り出しが行なわれているかという問題でございますが……。
○峯山昭範君 そうしますと、一日平均千三百人の人が参りまして、二千冊以上の本が図書館で貸し出しが行なわれているわけでありますけれども、一年三百六十五日のうち二百八十四日しか開館してない、ということは日曜、祭日は休みということでございますが、これは前も一回議論になったことがございま...全文を見る
○峯山昭範君 それではもう一点、これは違う角度からお伺いしておきたいんですが、今度参議院の事務局も新しく新築をいたしておりますけれども、国会図書館に通う場合いつも信号を渡っていくわけですが、これはわれわれ国会議員が、できたら地下道を通っていくようにするために、国会議事堂と図書館の...全文を見る
○峯山昭範君 それでは国立国会図書館の国際的な活動、あるいは文献の交換とか、そういうふうな問題について二、三質問したいと思います。  今日のような情報過多の時代に国立国会図書館が国際的に果たす役割りというのは非常に私は重要なものがあると思います。そこでこれは各国ともいろんな連携...全文を見る
○峯山昭範君 資料の国際交換につきましては、これはどの程度の規模で行なっていらっしゃるのか。たとえばどの程度の国あるいはどの程度の機関とその交換をやっていらっしゃるのか、その辺のところはどうですか。
○峯山昭範君 こういうふうな政府出版物あるいは日本を紹介したいろいろな文献、そういうようなものの国際交換というのは、実際問題、八カ国十機関、これは多量にやっておる国はこれだけだそうですが、もっとふやすべきじゃないかと一実際問題ですね。特に日本の紹介という問題が重要な問題としてある...全文を見る
○峯山昭範君 これは外務省にもちょっとお伺いしておきたいんですが、特にこの政府出版物あるいは日本の国内で出版される、公刊されている文書ですね、こういうようなものを特に国際交換をするということはこれは非常に私は大事なことだと思うんです。しかも、それだけじゃなくて、日本をPRする――...全文を見る
○峯山昭範君 いまのあなたの話を聞いておりますと、何となくよけいそういうふうないろんなPRなり日本を紹介する文書が配布されているような感じなんですけれども、実際には私は非常に貧弱なものじゃないかと思うのですけれどもね。たとえば一つの在外公館で考えてみて大体どのくらい、何冊ぐらい行...全文を見る
○峯山昭範君 いまのはニューヨークですけれども、しかし開発途上国はどうですか。
○峯山昭範君 これは一種類ですね。
○峯山昭範君 そうしますと、これは要するにこれ一冊、これだけ毎月行ってるわけでしょう、要するに種類は。これだけの個所にこれだけ送ってると、非常にたくさんみたいですけれども、実はそう数が多いように私は思わないんですが。現実の問題としてこれだけでほんとうに十分のかどうかですね。私はま...全文を見る
○峯山昭範君 国会図書館のほうにお伺いしますが、こういうふうないろんな資料の国際交換というのは、これはやっぱり何らかの根拠に基づいて国際的な交換が行なわれなければいけないと私は思うのですけれども、これに関係した国際的条約ということについては現実にあるのかどうか。これは批准されてい...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、こういうふうな国際交換に関する条約、これは当然批准という問題になりますとこれは外務省だと私は思うのですけれども、こういうふうなユネスコの総会で採択されたということでございますが、一九五八年でございますから、もう二十年たっているわけでございますね。これは...全文を見る
○峯山昭範君 要するに、こういうふうないわゆる資料あるいはこういう政府出版物、こういうふうなものの交換という問題については、外務省自身は非常に重要だとお考えなんですか、やっぱり。どうなんですか、そこら辺のところは。
○峯山昭範君 そうすると、これは私は現実にいま国会図書館とかいろいろな在外公館を通して幾らかやっていると、だからこの条約を批准しなくてもいいのだということにはならないと私は思うのですよ。あなたの答弁を聞いていると、批准しなかったおも立った理由ということは何にもないわけです。そうい...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、こういうふうな政府文書の交換に関する条約というこういう条約は、やっぱりほとんどの国が批准をしているわけでありますし、当然こういうふうなものは批准する方向に検討なり何なりをすべきだと私は思うんですが、これはどうですか。
○峯山昭範君 いずれにしましても、こういうふうな資料の国際交換というのは非常に私は重要な問題だと思うんです。  そこで、最後に図書館長にお伺いしておきたいのですが、こういうふうな問題を処理する場合には、これはどうしても仕事は現実の問題として国会図書館がやるということになるのじゃ...全文を見る
○峯山昭範君 もう一点だけお伺いして国会図書館の問題はおきたいと思うんですが、外国の文献の交換という問題と同時に、国会図書館の職員の海外派遣という問題があります。これはやっぱり非常に重要であると私は思います。その点から考えまして、現在、海外派遣というのは国会図書館としてはどういう...全文を見る
○峯山昭範君 時間の関係もありますので、この問題については、図書館の職員の中でたった六名というのじゃ、実際問題、大部分の人が海外に行って調査をする、そういう実務をする場合には相当の年数もかかりますし、これはほんとうに情けないことだと私は思うのですけれどもね。いずれにしてもこれは国...全文を見る
○峯山昭範君 総長、おっしゃる意味はよくわかるんです。私もいまおっしゃったような話はもう全部聞いているわけです。現実の問題として、同じ立場で同年齢で現実に臨時で入った人と正職員で入った人、これは確かに私はあとあとまで響いてくると思うんですね。これは私は非常に重要な問題だと思うんで...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっと聞いておりましてもなかなかわからないのですが、私は、ほんとうは第一次のこの問題を取り上げたときに、現実にそういう問題を指摘した人たちが、要するにどこにポイントを置いてこの問題を取り上げておったのか。たとえば端的に言いますと、臨時期間というものをどういうぐあい...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、結局は普通の役所へおつとめの人と国会へつとめている人とは、全然違ってくるわけですよね。要するに普通の役所の場合は、国会開会中とか閉会中という差はないわけです。大体臨時の職員でも三年間なら三年間、通しで三年間臨時なんです。そうしますと、三年間つとめていま...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、この問題は私は非常に重要な問題であると思います。法律上できないということではございますけれども、これは臨時期間をどういうぐあいに見るかというのは非常に私重要な問題だし、たとえば国会に実際に雇用されていなかった期間の問題が出てまいりますが、うその問...全文を見る
○峯山昭範君 これで終わりますが、結局、非常にむずかしい問題だと私は思うんですけれども、こういうふうな職員の処遇の問題でございますので、職員の不満がどこにあるのか、何を要求しているのか、そうして問題の本質をよく見きわめていただいて早急に的確な手段を講じていただきたい、こういうぐあ...全文を見る
○峯山昭範君 二、三お伺いしたいと思います。国の予算が年々膨張し、その内容も非常に複雑化しておるわけでございますが、きょうは検査院の検査のあり方、あるいは最近の物価上昇等に伴う検査の基本的な考え方についてお伺いしたいと思っております。  そこで初めに、検査院の検査結果につきまし...全文を見る
○峯山昭範君 書面検査と、それから実地検査というのがあると思うんですが、書面検査というのは大体どういうふうな状態になっていますか。
○峯山昭範君 そうしますと、この実地検査というのがございますね。実地検査というのはここ二、三年は大体どういうぐあいになっているのか、この点もちょっとお伺いしておきたい。
○峯山昭範君 そうすると、非常にこれは重要な問題だと私は思うんですけれどもね、事務総長。これはいまお話しをお伺いしておりますと、四十六年から具体的に数字をあげて話がございましたが、四十六年には要するに全部で三万九千の大体の数がある。その三万九千カ所のうち、重要でない部分もたくさん...全文を見る
○峯山昭範君 これは事務総長、私たちは全般的に考えて、会計検査院が調査としては必要個所の大体一割ぐらいをやっているというふうに認識しておったわけです。しかし、考えてみますと、年々増加をいたしておりましても、これは全体と考えまして一割にも達してない。それも問題ですが、さらに重要個所...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は非常に重要でございますが、たとえば国鉄はそういうふうに内部監査等やっているからだいじょうぶということになると、いま事務総長一番初めにおっしゃったように、これは要するに金額の大小にかかわらず、やっぱり不当事項というのは当然出てくると私は思うんですね。そういう...全文を見る
○峯山昭範君 私は事務総長が国鉄でごうごうとおっしゃるから、そこら辺のところはやっぱりある程度つかんでいらっしゃって、会計検査院が仕事を進める上において、やっぱり国鉄がそこで会計検査をやっていると、したがってはずしていきますね。そこら辺のところがある程度あるだろうと思うから私、い...全文を見る
○峯山昭範君 まず、これは非常に重要な問題がありますので、もう一つ工事請負のほうも先にやってもいいんですけれども、いま答弁ございましたので、その一つ一つについてちょっとお伺いしておきたいと思います。  まず一つは、いまの一番の問題についてでございますが、これはいわゆる不当な便乗...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、会計検査院は相当余裕がやっぱりあるんですかね。私たちは会計検査院は相当人数も足りなくて非常にたいへんだと客観的に見ているわけです。しかし、いまの事務総長の話を聞いておりますと、たとえば、いわゆるいろいろな物価につきまして、市場の価格につきまして日報で毎...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次の問題に先に移って、それであとでまたいろいろ締めてやりたいと思うのですが、先ほど申し上げました工事請負の問題について先にお伺いしておきたいと思います。  特に契約と着工、物品を購入する場合は契約と物品を納入するという時点になりますけれども、これこそ工事請...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、いま総長からお話しございました、特にこのメーカーの中に立ち入って調査することはできないということでございますけれども、現実の問題として私の考えは、要するに、特に公共工事の場合、いま総長おっしゃいましたように、契約のときにお金を契約金として払いますね。そ...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっと問題は違いますが、特に政府関係金融機関の融資先に対する検査の問題についてちょっとお伺いしておきたいのですが、特に開発銀行とか輸出入銀行等ございますが、こういうふうな政府関係金融機関の融資先に対する検査の実績ですね、あるいはその実態、これは会計検査院としてどう...全文を見る
○峯山昭範君 もう時間が来たそうでございますのでこれで終わりますけれども、私たちは、いつも国会で、特に最近は、公正取引委員会とか、それから会計検査院の問題につきましては何回か質問をしてまいりました。そのつど私たちは、この会計検査院なり、それから公正取引委員会の拡充という問題につい...全文を見る
04月06日第72回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第3号
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○峯山昭範君 私は最近の少年犯罪の傾向についてお伺いしたいと思うのです。   〔主査退席、副主査着席〕  特に、最近の少年犯罪の傾向につきましては、大臣もすでに新聞等で相当報道されておりますので御存じだと思いますけれども、まず初めに、法務総合研究所というところから「犯罪白書」...全文を見る
○峯山昭範君 いま大臣おっしゃいましたように、確かに少年犯罪の中でも年少少年の犯罪の傾向が増加している。非常に私は重要なことであろうと思います。  そこで、きょうは特に法務省並びに警察庁、そのほか文部省等にもおいでいただいておりますので、それぞれ関係ございますので、関連をいたし...全文を見る
○峯山昭範君 いま概略、経過の説明がございましたが、これは非常に私は重要な問題であると思います。特に犯罪の傾向が、従来と違って実父母があり、かつ中流の家庭である。そういうふうな観点から考えてみますと、これは非常に私たち慎重に、ここで本気になって青少年対策というものに取り組んでいか...全文を見る
○峯山昭範君 学校教育ですね、やっぱりこれは原因は個人と環境と二つに分かれる。確かに私は個人と環境と二つに分けて考えることはできると思いますけれども、その学校における不満というのがありますね。特に学業の中での不満、これは現在の、特に中学校あるいは高校の教育は進学一辺倒というような...全文を見る
○峯山昭範君 こういうような問題は、一貫して検討していらっしゃるということでございますが、これは早急にやらないと間に合わないわけですよね。特に青少年対策というのは、これは総理府のほうに青少年対策本部というのができたわけですけれども、あの当時、ものすごく青少年問題が大きく盛り上がっ...全文を見る
○峯山昭範君 以上四点の要請を受けた文部省は、実際問題、これは具体的にどういうふうな処置をとったのかですね。警察庁としては文部省に対して要請するとともに、それぞれの都道府県の県警本部から、それぞれの各地の教育委員会なりあるいは校長会等を通じて、それぞれ要請はしていると私は聞いてお...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は、ただ単に通達を出したとか、それだけでは済まない問題が私はあると思うんですね。基本的に、これは従来の犯罪と違って、相当私は慎重に取り組んでもらいたいと思うんです。それで、ただ単に警察庁から来た通達をそのまま各都道府県に流したり、やるだけでは、私は済まないと...全文を見る
○峯山昭範君 機会をとらえてやってきて、従来から減っていた犯罪が、機会をとらえてやってきたのにことしはふえているわけですよね。ですから、だんだん減ってきて、それで四十七年、四十八年に現実に薬品庫なんかの予算もつけた。ところが、実際には従来なかったものについて、機会をとらえていろい...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、特に今度はこの問題について、総理府がございます。総理府のほうには、青少年対策本部というのが前々から看板をかけてあるわけでありますが、今回のこういうふうな爆弾の事件をどういうふうに考えていらっしゃるのか、そしてまた、この青少年の犯罪についてどういうふうに対策...全文を見る
○峯山昭範君 いま概略説明がございましたけれども、やっぱり総理府にあります青少年対策本部というのは、私は、総理大臣が本部長でございますし、現在の政府の、いま次長は総合調整ということをおっしゃいましたけれども、私は総合調整というのも確かに大事だろうと思うんです。しかし、青少年対策本...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、長期的な展望というのは、それはわかります、審議会の答申等もあるでしょう。しかしながら、今回のように、これは従来の答申の中になかったような事件じゃないかと私は思うのです、傾向自体についても。そうしますと、たとえば短期的な、突発的なこういうふうな問題につい...全文を見る
○峯山昭範君 先ほど、たとえば各都道府県にあります青少年補導センターの充実という話がございましたが、こういうふうな青少年補導センターとかあるいは児童相談所というのがありますね、こういうふうな、何といいますか、青少年の非行化を防止するあるいは補導するという面で必要な役所というのは、...全文を見る
○峯山昭範君 こういうぐあいに考えてみますと、大臣、これは非常に青少年問題というのは重大であります。しかも私は、これはただ単に一省庁、一官庁だけの問題ではなくて、特に青少年の問題というのはたくさんの分野にまたがってまいります。  そこで私は、きょうはさらにもう一点違う観点からお...全文を見る
○峯山昭範君 これから私が言うことが、もし違っているところがありましたら、あとで訂正してもらってけっこうです。実は、現職の鑑別所の所長さんにちょっとお伺いしましたら、まず少年院に入って――少年院あるいは鑑別所でもけっこうですが――に入っておる人たちを、ほんとうに私は社会にちゃんと...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、大体間違いないですね、私が言ったとおりね。たとえばおふろの問題についたって、その現職の所長さんからけさ聞いたところですからね、けさ。ですからそんな違うわけないんだ、前から。ですから現実の問題としていろいろ事情はありましょうけれども、これはこういう実情に...全文を見る
○峯山昭範君 最高裁関係の、特に裁判所関係の問題について二、三ちょっとお伺いしておきたいと思います。特に、最近裁判が非常に時間が長くかかる。この問題、非常に重要な問題でございますので、きょうはこの問題について二、三お伺いしたいと思います。  最近も、新聞でも報道されましたけれど...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっと横道にそれますが、いまあなたの答弁の中で、最近京都で未済事件が非常にふえたと、こういう話がありましたが、これはどういうことですか。
○峯山昭範君 全国平均では、一人当たり何件くらいの未済事件というものを持っているんですか。
○峯山昭範君 そうしますと、非常に、京都の場合は全国的な平均と比べて約二倍近くのあれを持っていたわけですね。こういうような理由というのもいろいろあると私は思うんですけれども、これは実は私の手元にあります資料によりますと、これは昭和三十八年から四十七年の全裁判所の新受件数というのが...全文を見る
○峯山昭範君 あまり時間がございませんので急いでやりますが、いずれにしましても、そういうふうな中で、現在の裁判官の数が、これは昭和三十八年ごろから大体二千四百人前後から二千六百人、約二百人ほどふえておりますが、ほとんどこの変動がございませんですね。これは、こういうふうな裁判官の数...全文を見る
○峯山昭範君 あと二、三問。  最近の社会情勢の中で考えてみまして、先ほどもちょっと話ございましたが、公害関係の事件あるいは医療関係の事件というのが、この資料によりますと、昭和四十四年に百八十六件であった公害関係の事件が、四十五年には二百四十九件、四十六年に三百十四件、四十七年...全文を見る
○峯山昭範君 非常に時間的にあんまり――これで終わりますけれども、これは私は、裁判所というのは、非常に何といいますか、端的に言いますと、国民にあんまり親しまれていないんじゃないか。要するに、もうちょっと簡単に言いますと、裁判所というものが国民と断絶しているんじゃないか、こう感じる...全文を見る
08月09日第73回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
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○峯山昭範君 大臣、ちょっと補足して質問しますけれども、要するに、人事院から勧告が出まして、大体その法案作成に一カ月かかるという考え方は、大臣、あなたは公務員の人たちの要求を一体どう考えているのか。人事院が一生懸命十五日というのを死にもの狂いでやったという答弁があったでしょう、先...全文を見る
○峯山昭範君 もう一点だけ話しておきますけれども、大臣、毎年勧告がありますと、政府は大体その即日にこれは必ず閣議決定をいたしておりますね、大体。昨年もそのはずです。ことしは大臣も御存じのとおり、要するに公務員に対する締めつけのほうだけは即日閣議決定をいたしておる。これは、先ほどお...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、私は今回の人事院勧告に関する諸問題について、すでに何人かの方から質問ありましたので、できるだけダブらないように質問をしたいと思います。  まず、総裁がいらっしゃいませんけれども、人事官のほうから、国家公務員法の二十八条の人事院勧告に関する条文がございます...全文を見る
○峯山昭範君 ただいまの二十八条の第二項の問題について二点だけお伺いしたい。  まず第一点は、少なくとも一回以上という条項がございますが、これは要するに一回ということじゃなくて、最低一回でございまして、場合によっては二回勧告しても三回勧告してもいいと、こういうことでございますな...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、したがって終戦直後、あの物価が非常に高騰いたしましたときに、公務員の給与が年に二回ないし三回改定されたことが現実にございます。そういう点からいいましても、私は当然、法の精神からいいましても、年に一回だけじゃなくて、物価が非常に上がるときには二回ないし三回で...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、さらにもうちょっと違う観点から申し上げますと、消費者物価が、たとえば私の手元にあります資料によりますと、これは皆さんのほうから報告してもらってもいいのですけれども、昭和四十年からずっと四十へ年までのいわゆる日本全国の平均的な消費者物価の上昇は、いわゆる...全文を見る
○峯山昭範君 私はすぐ、この間の衆議院でもそうですが、一〇%勧告のやつを早く出して——五月でしたね——それをすぐ持ち出してきて、人事院は一生懸命やっているなんということにならない。当然私は、この法の精神からいっても一回だけじゃないんですから、もっと本気で取り組んでもいいんです。そ...全文を見る
○峯山昭範君 人事院は、要するにあなた方は、会期が思わぬなんておっしゃっていますがね、あなた。今回の臨時国会、二十四日に開会されている。あなた方開会されてから出しているわけです。三十一日に終わるんです。あなた方はもっと前から出す準備はしておられたでしょう。いまのあなたの答弁聞いて...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、そんなに早くできるなんて思っていなかったと人事院がおっしゃっているとすれば、人事院は、二十六日に勧告はしたけれども、今度の国会で審議してもらうのは無理だともう初めから思っていたということになりますね、これは。あなたのことばを詰めていくとそうなりますよ。...全文を見る
○峯山昭範君 総務長官、私は先ほどからずっと総務長官の答弁を聞いておりまして、総務長官のことばの中にこういうことばが出てきました。人事院の勧告だけで臨時国会を開けるかどうかというような意味の発言をあなたは先ほどいたしました。もともと私は、この人事院の勧告が出たら、政府としてはそれ...全文を見る
○峯山昭範君 総務長官は、誠意を持って対処していく気持ちには変わりはないと。しかし、誠意というのは具体的に何かあらわれないとこれはわからないですよね。そういう点からいきますと、ことしの勧告の様子なんというものを見ておりますと、政府の誠意なんというのはまるっきし感じられない。いつも...全文を見る
○峯山昭範君 私は、総裁——総裁はいませんけれども、総務長官のいまの答弁を聞いておりますと、これは人事院の存在価値が疑われますね、これは。私は、いま総務長官がおっしゃるように、人事院勧告というもののその重みというものはまるっきしないのじゃないかと私は思う。人事官どう思いますか。政...全文を見る
○峯山昭範君 もう私に与えられた時間が非常に短くなってまいりましたので、もうたくさん質問できませんが、きょうは行管庁長官お見えになっておりますので、一言お伺いしておきたいと思います。  やっぱり行政管理庁長官としては、本内閣委員会ではきょう初めてでございますので、先ほどごあいさ...全文を見る
○峯山昭範君 あとでけっこうです。
08月20日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○峯山昭範君 きょうは私は特に厚生省の薬務行政全般についてお伺いしたいと思います。  初めに特に薬務行政の中でもきょうは添付の問題について私は取り上げて質問をしたいと思います。この添付の問題につきましては相当前から医薬品の乱売とかそういういろんな問題の中で、相当何回も取り上げら...全文を見る
○峯山昭範君 薬務局長はただいまの保険局長の通達に基づいてそれぞれ関係部署に通達を出していると思いますが、その内容について、詳細に一ぺんその通達の内容を読み上げてもらいたい。
○峯山昭範君 再度確認をいたしますが、同様の通達が昭和四十七年八月三日、昭和四十八年の七月二日の合計三回にわたって出されておりますが、これは事実かどうか。
○峯山昭範君 そこできょうは端的に問題を出しますが、日本ルセルという会社がございます。これはどういう会社ですか。
○峯山昭範君 当ルセルの問題につきまして、薬務局にすでにこういうふうな添付が行なわれているという訴えがあったはずですが、これはあったかどうか、どうですか。
○峯山昭範君 私は事実関係だけを明らかにしていきます。  それでは初めに、この会社の一従業員が個人的にしろ、あるいは無断であるにしろ添付をしたということは、これは認めていらっしゃるわけですか。
○峯山昭範君 それでは、あなた方の手元にも、こういうふうに具体的に添付が行なわれたという相手の領収証つきであなたの手元にも到着しているはずですが、これはどうですか。
○峯山昭範君 局長ね、いいかげんなことを言っちゃいけない。全部ついているんだ。私が持っている資料とあなた方のところにある資料は同じなんだ。私のところにはきちっと領収証も全部ついてある。こういうぐあいに添付が行なわれたという詳細な資料が私の手元に着いている。あなたのところにもコピー...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ担当の課長を呼びなさい、すぐ。
○峯山昭範君 こういうふうなことを局長、きちっと、課長がかわったからっていうことで終わらしちゃ困る。これはあとで早急に、この委員会で私が一時間質問いたしますからね、それ以内に確実かどうかを確認してもらいたい。——よろしいですね。  さて、そこであなたは、これは……
○峯山昭範君 これは大臣聞いてもらいたいんですが、非常にこれはすごい。もうひど過ぎる。というのは、私が指摘をいたしましてから、この元社員を懲戒解雇にし、そしてこういうふうなつくろった形跡がある。大臣、先ほど局長は、これは元社員が個人的に無断でやったんだと。しかも本人は懲戒解雇にし...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ大臣、私の手元に、この本人の現在の、いわゆる会社のほうでは、厚生省に対しては要するに懲戒解雇である。私の手元にもその懲戒解雇であるという資料が来ております。懲戒解雇でありかつこんなに悪いことをしたんだというルセルのほうからの厚生省に出した写しが私の手元に届い...全文を見る
○峯山昭範君 一ぺんこれは大臣見てもらいたい。(資料を示す)これは昭和四十九年五月一日から四十九年十二月現在です。(国務大臣内田常雄君「非常勤」と述ぶ)ええ、非常勤ですね。しかもこんな給料ですよ。しかも、それだけじゃない。円満退職ですよ。前の前の話ですけれども、これは営業部長です...全文を見る
○峯山昭範君 これは薬務局長に私はしかと申し入れたいんですがね、この問題が起きましたときに、こういうふうな問題が起きてたいへんなんじゃないか、おかしいんじゃないか、こういうぐあいに私は薬務局のほうへ申しました。そうしましたら、あなた方厚生省の役人とメーカーとはツーツーじゃないです...全文を見る
○峯山昭範君 局長ね、あなたはいろいろおっしゃってますけれども、そうじゃないんだ、実際は。もう会社のほうから私のところへ直接手紙が来てます。手紙のしょっぱなにどう書いているかというとですね、厚生省薬務局経済課より弊社ルセルの販売方針あるいは販売姿勢に問題があるとの御指摘が私からあ...全文を見る
○峯山昭範君 局長ね、あなたの答弁聞いていると、ほんとうにぼくは、まずあなたが前段でおっしゃったような事情があればこそ、こういうふうな通達が出された。それで、あなたの話を聞いていると、要するにそれじゃ添付というのはこれは幾ら行なわれてもいいということになります、会社全体の責任でな...全文を見る
○峯山昭範君 わかっておるんだ、そんなことは。
○峯山昭範君 そんなことは聞いてない。
○峯山昭範君 委員長ね、局長の答弁、あんなのだめですよ、全然。これは全然話になりませんな、ほんとうに。そんなばかなことないです。  私は初めから言ったはずです。この通達には何の条件もありません、政務次官どうですかこれ、何の条件もありませんよ。いまみたいな局長の考え方なら、幾ら添...全文を見る
○峯山昭範君 薬務局長がそういう姿勢なら、私はいま大臣から答弁がありましたからあれですけれども、添付に関するこういうふうな問題が問題になって、昭和四十五年の通達が出た前提というのは、埼玉県でこういう汚職があった、知ってますかあなた。埼玉県でこういうふうな汚職が問題になった、当時。...全文を見る
○峯山昭範君 大臣ですね、局長はほんとうにもういいかげんなことばかり言っているのですよ。常時調査する、そればいろいろあるけれども、いろいろは言わなかった。各都道府県に適正化委員会をつくって、こういう話はいまやりました。局長、適正化委員会というのは、私は先ほど埼玉の例をあげました、...全文を見る
○峯山昭範君 それは事実ですか。私はきのう電話した。埼玉県当局はそういう委員会は設置されておりません、こういうことだ。どうなんですか。それで何回開いている……。
○峯山昭範君 間違いないか、埼玉県ですよ。
○峯山昭範君 私の調査では埼玉県には設置されてない。神奈川県も同じだ。しかも設置されたところでも、問屋からのヒヤリングだけです。こんなところが監視しているなんて、そんなばかな話ないじゃないですか。これがあなた方の言う常時監視しているということですか。
○峯山昭範君 先ほどのあれ、来ましたか、連絡。
○峯山昭範君 送られておりますだけじゃなくて、それで実際にそういう添付が事実行なわれておったのかどうか、これはどうなんですか。
○峯山昭範君 そうすると、これはこれからの行政として非常に重要な問題です。添付が行なわれたということもこれは事実であることがはっきりしました。そうしますと、今度はその責任が会社の責任であるかどうかということです。一個人がかってにやってというんじゃこれはどうしようもないということで...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、もうこれ以上言いませんけれど、これは内田厚生大臣代理ですね。いまは代理ですけれども、あなたも大臣をやっておられましたですね、何年か前ですけれども。あなたの大臣の時代の問題もやっぱりあるわけです。そういう点から考えてみましても、ぼくはこの問題は決し...全文を見る
○峯山昭範君 これ少なくとも公正に判断するとすれば、両方の意見を聞いてというのがあなたの姿勢でなければいけないんじゃないですか。現実には私はきのうこの話をする前に本人にも会ってきましたけれども、本人はだれにも会ってない。資料を送ったのも、厚生省から頼んで送ったんと違う。一生懸命何...全文を見る
○峯山昭範君 ぼくはもうちょっと詰めておきたいんですけどね。再度調査をしてなんてあなたおっしゃっていますけれども、あなたの手元に全部あるんですよ資料が、最後の一点を除いては全部あるのですよあなたの手元に。資料がありながら調査の手が行き届かなかったなんてそんなばかなことないですよ。...全文を見る
○峯山昭範君 保険局長にちょっと一点、もう一回お伺いしておきたいんですが、先ほどの添付の問題と、もう一つ添付にかえてこれに類するような販売方法というのがありますけれども、これは一体どういうことをお考えなんですか。
○峯山昭範君 リベートという問題があるんですが、これはどうですか。
○峯山昭範君 これは薬務局長、私がこの質問をするにあたって薬務局に対していろいろ質問をいたしまして、あなたのところから資料が出ている。非常にこれはもう不親切きわまりない資料なんですよ。ほんとうにこれはどうしてもう少し真剣にちょっとやってもらえないのかね。たとえば添付の問題について...全文を見る
○峯山昭範君 これは局長、実際問題として、各都道府県でそれぞれ設置されてはおりますけれども、実際名前があって実がないみたいな感じですね。それで、それぞれの部課長が名目上そういう委員会をつくってやっているけれども、まあ一番よくやって問屋の人を呼んでレクチャーを受ける、そのくらいでご...全文を見る
○峯山昭範君 もうきょうは時間がございませんので、私はこの薬の問題については、これから継続して質問を続けていきたいと思っております。  まず一つは、いまおっしゃいましたけれども、薬価の問題、非常に大きな問題があります。それで、具体的に指摘をしたいんですけれども、きょうは時間がご...全文を見る
○峯山昭範君 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
09月10日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○峯山昭範君 私はきょうは特に日ソ問題、それから日中問題、それから留学生の問題、こういうふうな問題を中心に質問をさしてもらいたいと思います。  先ほどから日ソ問題等についても話がございましたので、多少ダブる点もございますけれども、実は私たち決算委員会の同僚議員と一緒に、先日、三...全文を見る
○峯山昭範君 ことしじゅうにやるということはお互いに確認をしておる、ということは、大体この場所とか日程についてはどこら辺のところでこの検討をされるわけですか。
○峯山昭範君 そうしますと、外務大臣が行かれる定期会議の問題もあとで質問しようと思ったんですけれども、結局その交渉の窓口はグロムイコ外務大臣が向こうからこっちへ来るか、大臣がこちらから向こうへ行かれるかどちらかだと。実際問題として外務大臣はソ連のほうへ行かれる予定といいますか、日...全文を見る
○峯山昭範君 実は当決算委員会はこれはいま閉会中の審査を続けているわけですけれども、決算委員会に大臣が出席できにくいところから順番にやろうとかいうことで、外務大臣はどうも決算委員会に出席ができにくいほうの何番目かに入っておるんだそうでございましてね、それで非常にお忙しいんだそうで...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、時期、場所、これはなかなか押し問答で、どうもそれを交渉するのは大臣だというんでしょう、それでなかなかこれはむずかしいですね、実際問題、これ。大臣どうなんですか、時期、場所、なかなかこれから日程を繰っていきましても九月というわけにはいきませんでしょう、大臣...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、不可能とは言い切れないということは可能でもあるということにもなるわけですが、これは非常にむずかしいですね。いずれにしましてもこの問題はことしじゅうということでございますから、一つのめどですね、大臣、これはめどについてはいつごろまではっきりさせなくちゃいけ...全文を見る
○峯山昭範君 九月がだめというのがはっきりしてきまして、少しずつあれしてきましたけれども、いずれにしましてもこの点につきましては地元の人たちも相当いろんな希望がございましたので、十、十一、十二と三カ月選ぶ日にちがあるということでございますけれども、いずれにしましてもこの点について...全文を見る
○峯山昭範君 過去の経過はよろしいんですけれどもね、ことし開くということについては一応概略両国とも合意されていたんじゃないですか。これはどうなんですか。
○峯山昭範君 いつ開くということを先方に伝えているんですか。ことしじゅうに、先ほどのあれじゃないですけれども、日にち、場所等は全然未決定でいつかやろうと、そういう何じゃないんでしょう。やっぱりある程度何月というような一つのめどもつけてこれは申し入れているんでしょう、どうなんですか...全文を見る
○峯山昭範君 こちらの都合はいつがいいと先方に申し入れているんですか。
○峯山昭範君 そうすると、こちらとしてはいつが都合がいいということは先方には申し入れしてあると。けれども、いつという日にちはいまは言えないと。しかし、こちらが言った日にちについては、先方は都合がその日はどうもぐあいが悪いと、いいと、いろいろどちらかだと思うんですがね、そこら辺の返...全文を見る
○峯山昭範君 どうも抽象的でわかりにくい。もうちょっと具体的に数字を、たとえば日本は何月幾日ごろがいいと、いいがあなたのほうは御都合はいかがでしょう、やっぱりそういうぐあいに言ってるわけでしょう。これはどうなんですか。
○峯山昭範君 そうすると年内に開くということは、これはどうなんですか。
○峯山昭範君 どうも外務省の皆さんとお話しするのは非常にむずかしいですよね、これは。  それじゃもう一つ、この間の共同声明の中にもございましたけれども、ソ連の三首脳を日本に招待する、これは約束をしてきておりますが、先方も了解したと、これらの招待は謝意をもって受諾されたということ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、私は何でこんなことを何回も何回も言うかと言いますと、今回私たちが北健道へ参りまして陳情の趣旨は二つございました。一つはやっぱり何と言いましても北方領土の問題でございます。それからもう一つは安全操業の問題でございます。この二つに対してもう地元では相当強烈に陳情が...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、もうこれ以上申し上げませんが、最大限の努力というのを私は信じて具体的にその内容はお伺いしませんけれども、ほんとに真剣に取り組んでもらいたいと思います。  そこで、まず具体的に話に入りますけれども、まずことしに入りまして、特に安全操業の問題でございますが、拿捕...全文を見る
○峯山昭範君 そのうちことしに入りましていわゆるこちらへ帰ってまいりました方ですね、何人ぐらいいらっしゃるのか、現在抑留されている方が何人いらっしゃるのか、そこら辺のところ。
○峯山昭範君 先ほど私はあの質問を聞いておりまして、この拿捕される原因ですね、これは何ですか。
○峯山昭範君 外務省としてはソ連側が言っているこの二つの問題についてはどうお考えでございますか。
○峯山昭範君 そうしますと、日本の政府としてはこの拿捕された人たちが、ソ連が言うような二つの理由というのはこれ全く理由にならないと日本の政府は判断をしておると、そういうことでございますね。  そうしますと、要するに正規に働いて正規に漁業を営んで、そして自分の責任でなくていわゆる...全文を見る
○峯山昭範君 きょう水産庁来てないですね。  これは大臣、十二分の同情はしているとおっしゃっていますけれども、先ほど大臣からお話ございましたけれども、とにかくやっぱり大臣は大臣になる前に向こうへ行かれたという話がございましたけれども、やっぱり一回行かれて、そして地元の人たちのほ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題につきましては、私、非常に重要な問題だと思いますので、さらにもう一点だけお伺いしておきたいんですが、現在ソ連に抑留されている邦人で帰国を希望している人が何人ぐらいいらっしゃるのか、この点もちょっと一ぺんお伺いしておきたい。
○峯山昭範君 それらの方々がことしの一月の二十二日に出された外務省の資料からしますと、家族を含めて四百八人であったのが三百八十四人に減っておりますから、幾らかは帰ることができたんだろうと思うんですが、要するに帰国できない、いわゆる帰国が困難である理由というのはこれは何でございます...全文を見る
○峯山昭範君 その出国税という話がございました。まあその帰国できない大部分の理由はやっぱり出国税の問題らしいんですね、私たちが調べたところによりますと。そうしますと、これは大臣ちょっとやっぱり考えなくちゃいけない問題じゃないかと私は思うんですがね。出国税というのは実際一人当たりど...全文を見る
○峯山昭範君 四十ルーブルというのは日本円に直して幾らですか。
○峯山昭範君 その一万六千円のその出国税というのがネックになっているというのは、いわゆる現地に抑留されている邦人の特に帰国を希望されている方々はそれがネックになっているということは、それが払えないということでございますか。
○峯山昭範君 これは大臣、いま一万六千円という話がございましたけれども、これだけのお金が払えなくて抑留されているなんていうのはもう人道的問題だと私は思うんですよ。ですからこの出国税の問題については少なくとも政府がこれは全面的にこれはやっぱり対処するという考え方じゃないといけないと...全文を見る
○峯山昭範君 これは先方政府ということはソ連でございますね。ソビエトでございますから、当然私はそういう問題もあると思いますけれども、こういう問題も含めてやはり大臣検討していただきたいと、私思うんですがね。こういうふうなお金で解決できるものは何もそういうふうな問題だけじゃない。複雑...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ以上の問題については、大臣、特に人道的な問題もからんでおりますので慎重に検討をお願いしたいと思います。  次に日中問題についてちょっと二、三お伺いしておきたいと思います。先般から平和条約の問題が相当議題に上がっております。新聞等もこの問題についても相当取り...全文を見る
○峯山昭範君 基本的にはとおっしゃっていますが、何かネックはございますか。
○峯山昭範君 合意を得るべく努力はされていらっしゃいますか。
○峯山昭範君 これもまためどでございますが、大体年内には始められる意向でございますか。
○峯山昭範君 そうしますと、海運協定とそれから漁業協定ですか、この問題についても前々から、いま大臣おっしゃいましたけれども、この二つの問題が解決してそのあと平和条約という、それが一番いいと、そういうプロセスが一番いいんだろうと私思うんですけれども、並列してやってもいいという話も出...全文を見る
○峯山昭範君 この二つの両協定につきましては、現在中断しているんでございますね。
○峯山昭範君 これは前にちょっとお伺いしたんですが、この間のカラカスで行なわれた海洋法会議ともからんで、そこら辺の結論も出てからということで、その結論待ちという話も一ぺん聞いたことがございますんですが、実際問題としては具体的な結論何にも出なかったわけでございますが、実際は現在中断...全文を見る
○峯山昭範君 この平和条約と両協定、いずれにしましても非常に重要な問題でございますし、ぜひとも早急に解決をしてもらいたいと考えております。  次にもう一点ちょっとお伺いしておきたいんですが、外務大臣の就任のあの記者会見の席上で日台航空路線の再開の問題が出てございますが、この問題...全文を見る
○峯山昭範君 再開するとすれば、やっぱり再開するためのいろんな問題があると私は思うんですが、そのプロセスについてはどうお考えですか。
○峯山昭範君 現在船田さんが台湾に行っておられますが、これは、こういう問題について話し合われるのかどうか私具体的には知りませんが、大臣どうですか。
○峯山昭範君 大臣は、この日台航空路線の再開の問題について話し合われるということを期待されますか。
○峯山昭範君 それでは、もうちょっと具体的にお伺いしておきたいと思います。  日台航空路線の停止によりまして日本側が受けるいわゆる収益の減少額というのがあると思うんですが、これは外務省はどの程度であると推定されていますか。
○峯山昭範君 これは運輸省の管轄でございますか……。  まあしかし、承知してないというその、全く承知してないというんじゃなくて、やっぱり、どういうふうなあれであるのか多少は頭の中に入れてやっていただかないと困るんですけれどもね。いずれにしましても、この航空路線が、共同声明の第三...全文を見る
○峯山昭範君 それでは次に、留学生の問題についてお伺いしたいと思います。  特に私が留学生の問題を取り上げますのは、……きょうは文部省のほうも……留学生の方が日本に勉強に参りまして、特に私は心配しておりますのは、いわゆる日本で勉強して反日感情を持って帰ったというような具体的なこ...全文を見る
○峯山昭範君 ちょっとこまかい質問をうんとするつもりだったのですけれども、時間の関係もございますので、簡単に申し上げますが、まず初めに、国際学友会の昨年の一昨年の補助金の金額と、それからその使途内容、大体大まかな決算ですね、これはどうなっているのか、一点お伺いしたい。
○峯山昭範君 それじゃもう少し具体的に申し上げますが、そこに入った寮生からこれは何か費用を徴収しているんですか。そうしてもし徴収しているとすれば、これはたとえば寮費が幾らとか、食費が幾らとか、そういうぐあいに徴収しているのかどうか、そこらのところをちょっとお伺いしてみたい。
○峯山昭範君 これは非常に重要な問題だと私は思うんですけれども、寮費が七千円、八千円というのは、この中にはたとえば食費とか光熱費とか、そういうふうなものは含んでないんですね。いまの七千円、八千円というのはこれはいわゆる家賃ですね、言うたら。これはどうですか。
○峯山昭範君 大体食費はどれぐらいかかるもの.ですか。
○峯山昭範君 月どのぐらいかかるか。
○峯山昭範君 いま聞いたメニューは非常に安いようですけれども、これはおいしいんですか。
○峯山昭範君 いまのお話はそのまま一応受け取っておきます。  それでさて、先ほど病気の話が出ましたけれども、病気のときのいわゆる治療のやり方ですね。たとえばそこに入っている人たちをたとえば看護してくれる人がいるのかどうか、これが一つ。  まとめて言いますけれども、それからそこ...全文を見る
○峯山昭範君 非常に私も入りたいようなすばらしいとこで入ってみたい感じですが、その掃除とか、そういうふうなものも非常に十分である、また建物は古いけれども掃除は行き届いておる、そういうことですね。それでさらにあれしておきますが、病気のかかった費用の実費の八割はめんどうをみてくれる。...全文を見る
○峯山昭範君 それはそれとしまして、次に、それでは食べるのは十分であると、寝るほうも十分、病気になっても大丈夫と、何が不満で……この留学生の中にはいろいろ不満に思っている人たちというのはずいぶんいるらしい。具体的に私はこれから言おうとしているわけですけれども、どこかに何か問題があ...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、一番の問題は、やはりその五千人の留学生の中で三百十九人しかそこへ入れないと、しかもそのほかいろんな設備を合わせても千百六十九人あると、そうしますと、そういうところへ入れない留学生がずいぶんいるわけですね。これはやっぱり非常にぼくは大事な問題だと思うんで...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃもう一点だけお伺いしておきたいと思うんですが、ことしの八月から従来の技術協力事業団と、それから移住事業団、これが発展的に合併をいたしまして国際協力事業団というのができたわけでございますが、この点についてもちょっとだけ、いまの留学生の問題と同じ意味でお伺いして...全文を見る
○峯山昭範君 やはりこういうところのいわゆる何といいますか、会館、宿舎みたいなところ、吹田のほうにありますね、一カ所、私もそこへ行ってまいりましたけれども、本だなはあっても本がないとか、それで設備はものすごくいいみたいですけど、非常な不満がある。予算面の措置とかいろんな面で不足し...全文を見る
○峯山昭範君 それでは最後に大臣、特に留学生の問題並びにこういう技術修得に参りました東南アジアの発展途上国の皆さん方の問題というのは、私は今後非常に重要な問題になってくると思います。特に私は、もうちょっとこまかい問題もずいぶん調べてきたんですけれども、きょうは時間の関係でもう言い...全文を見る
09月19日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○峯山昭範君 それでは、初めに私は農林大臣にお伺いします。  きょうは特に、日本の農業政策の根本にかかわる問題並びに全農あるいは全漁連、そういうふうな問題について二、三質問したいと思います。  現在までの日本経済の動向といいますか、動きは、何といいますか、鉱工業中心に現在まで...全文を見る
○峯山昭範君 確かに大臣おっしゃるように、この五十年度の農林漁業関係重点施策というのがございますが、ことしの予算でもそういうふうな自給という問題について相当取り組んでいらっしゃるようでございますけれども、特に私は、この資料の中にもございますけれども、麦とか大豆ですね、こういうよう...全文を見る
○峯山昭範君 確かに大臣おっしゃるように、小麦の場合を見てみましても、昭和三十五年三九%でございましたのが、二八%、二一%、そして年々減りまして四十五年には九%、そして四十七年には五%というように、ずいぶんこれはたいへんな実情にあるようでございますが、これは相当——きょうは問題の...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、まず一つずつ事実関係を解明してまいりたいと思いますが、まず高知県漁連に所属しておりますいわゆる業者は何業者ございますか。
○峯山昭範君 長官、私の質問をよく聞いて答弁を願いたい。  私は高知県にこういうハマチ並びに水産業者が何業者あるのかと、こうお伺いしました。
○峯山昭範君 七百のうち特に今回の事件に関連があり、かつ、同じように融資を受けてもいいと思われる業者はどのくらいなのか。
○峯山昭範君 どうも非常に不明確なんですが、長官、私の手元にございますこれは警察庁が調べました、こういうふうな業者は大体高知県八十八業者というのが私の手元に入っていますが、この点はどうですか。
○峯山昭範君 けっこうです。  それでは、私は長官のほうの数字をとって話を進めたいと思います。それじゃ、当然七百の業者の皆さん方が本来ならばこういうふうな融資を受ける、あるいは何といいますか、今回と同じような仮渡し金を受けて仕事をやっていらっしゃるわけですね。しかし、実際今回の...全文を見る
○峯山昭範君 業者別にいま二つだけ言いましたね。
○峯山昭範君 融資の総額について、もう一回お伺いしたいと思います。
○峯山昭範君 そうしますと長官特に中野権というのは、これは私のほう、私が掌握しているところでは中野水産となっておりますが、これは中野権ですか、その点一ぺんちょっとはっきりしておきたい。中野水産という会社は、ちょっと食い違っているようでございますが、これは大月町のほうです。これはど...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、もう少し正確にするために私申し上げますが、いまの中野権さんのこの私が申し上げた三十三億という数字は、いま皆さんのおっしゃった分から換算しますと、いま長官がおっしゃった数字のほうがずっと多いわけです、三十三億よりずっと多いわけです。ということは、私が言い...全文を見る
○峯山昭範君 長官この問題については前から質問するということを通告しているわけですし、しかも、この資料については県漁連から詳しく出ているわけですよ。県のほうから、もうすでに警察のほうにもきちっと詳しく印刷されて資料がきています。私それを見たんですから、現実に。その資料から私は言っ...全文を見る
○峯山昭範君 長官あまり言いませんけどね、よけいなことをあなたすぐ言うんでちょっとあれなんですけど、総額では先ほど長官がおっしゃったように、九十四億一千七百四十二万円であると、ということは九十四億一千七百四十二万という数字が出てくるためには、中野権さんが三十三億四千六百四十一万で...全文を見る
○峯山昭範君 それではただいまの答弁から二点を確認します。まず第一点は、高知県漁連が四十八年度の決算で年間にあげるいわゆる収益金というものは、いまの長官の答弁から千二百五十七万円であるということはこれは明確ですね。それからもう一点、十一業者、これは十一業者じゃほんとうはないわけで...全文を見る
○峯山昭範君 これは水産業協同組合法の八十七条によりまして、第五項にその禁止規定もあるわけですから、当然私はこの融資なり、貸し付けなり、そういう活動ができないということはこれは当然だろうと思います。したがって、そこでそれじゃなぜ九十四億というようなたいへんなお金が、先ほど長官はこ...全文を見る
○峯山昭範君 まず、商慣行として当然のことだという長官の答弁ですけれども、それじゃなぜ今回のこういうふうなたいへんな手入れがあったのか。これは私は非常に重要な問題だと思います。  そこで、二つ問題があります。一つは、私が先ほどから言っておりますように、前渡金とか仮渡し金という名...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、二つの問題を一緒にやっていますから非常にややこしいですが、まず私は、少なくともこういうふうな——実はきょう質問する前に警察庁のいろいろな見解をお伺いしてきました。私は、今回の捜査は、一体漁協法の第何条の違反なんだと、また警察庁は、実は百二十八条の違反は...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、まずその百二十八条違反であるかどうかという問題は、これは私は非常に重要な問題です。やっぱり私は、それじゃ水産庁は出荷量まではこれはいわゆる仮渡し金ということで認めざるを得ないと、そうすると、それをオーバーした分についてはどうですか。
○峯山昭範君 非常に——その非常に遺憾なことというのは、一体これはどういうことですか。これはあなた、遺憾なことをやったと、たとえば前渡し金とか仮渡し金というのは、一体漁協法のどこにあるんですか、そういうようなことはどこに認められているんですか。そういう項目なんて、商慣習とかなんと...全文を見る
○峯山昭範君 あなた、もっともらしいことを言っているけれども、あなたは——検査の問題はあとで私やりますけれども、この問題もあなた方が検査して直接わかったというんじゃない。実際四十八年の五月に、現実に地元で漁連の総会の席上で零細な業者の皆さん方から、一部の特定の業者に融資するという...全文を見る
○峯山昭範君 二月じゃないですか、そうでしょう。そして漁連から回答ができたのが五月でしょう。すでにこげついてどうしようもなくなってからあなたはやっているんです。これは、この問題はこれから私は詰める問題ですから——いまの問題はちょっとはぐらかしちゃいけません。要するに、あなたはいま...全文を見る
○峯山昭範君 これは長官たいへんな問題ですよ、あなた。あなたがそういうような解釈をして、それじゃ融資が幾らでもできるということになりますよ。あなた方、漁協法のいまの八十七条では、これは第一項の一号と二号で、いわゆる貸し付け業務の問題や、あるいは貯金とか、定期預金の受け入れの問題や...全文を見る
○峯山昭範君 これは非常に問題が大きいので、ただ単に、長官の言うことは納得はまだできません。ただ単に——たとえばあなた方は少額にとどめて——こういうふうな前渡金、販売仮渡し金というのは少額にとどめて融資すべきであると、出すべきであるとあなたは指導していると言いますけれども、あなた...全文を見る
○峯山昭範君 それではもう一点だけ、この問題についてもう一点詰めておきます。  先ほど長官は、そのまことに遺憾であるというのは、私たちが勧告しているにもかかわらず、それで、今後は気をつけて行ないますという答弁があった。にもかかわらず、こういう事件がまた起こったということはまこと...全文を見る
○峯山昭範君 当然私はこの問題については、いま長官がおっしゃったように、長官は毎年監査をすべきであるというふうに考えていらっしゃるようでございますから、私は申し上げませんけれども、現実の問題として、これは大臣聞いておいてもらいたいんですがね、現実の問題としていま予算がないからとお...全文を見る
○峯山昭範君 そこで今度は、この農協法もそうですが、水産六法の中の魚協法も同じでございますが、この仮渡し金とか販売仮渡し金あるいは前渡金というような名目のお金というのは、これは私はもう非常に疑わしい。非常に問題が多い。そこできょうはもう一点具体的に話をしてみたいと思います。そこで...全文を見る
○峯山昭範君 年間の事業はどの程度ですか。
○峯山昭範君 二兆五千億というようなたいへんな事業を現実にやっているわけであります。この全農のいわゆる出資している会社というのが私の手元にも、この決算報告の中にもございますが、相当あります。それでまず外部出資の団体は全部で何社で、それで出資額の総額は幾らになっておるのか、この点が...全文を見る
○峯山昭範君 そこで出資総額は七十三億、そして百三十二法人、非常に少ないように見えますけれども、きょうはその中の一つか二つだけ取り上げて、時間の関係ございますので全部取り上げることできませんが、まず一つ、佐藤造機という会社がございます。これはどういうメーカーですか。
○峯山昭範君 まあ中身はいいんですが、佐藤造機という会社、そういう農機具のメーカーである。私は佐藤造機という会社よく知っておりますが、決して特殊な、よその会社よりすぐれた農機具をつくっているというんじゃなくて、やっぱり同じような系列の会社というのは久保田鉄工とか井関農機とかいろい...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、全農は佐藤造機にどの程度の出資をしていらっしゃったのか、まずお伺いしたい。
○峯山昭範君 そうしますと、三千八百四十万円という非常に金額としては、まあわれわれから見ればたいへんな金額でございますけれども、全農の全体からいえばそうたいしたお金じゃないかもわかりません。しかしそれじゃ三千八百四十万円の投資、私の調査によるとちょっと金額が違うみたいてすけれども...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、それじゃ佐藤造機が倒産によっていわゆる受けました全農のいわゆる全債権は幾らですか。
○峯山昭範君 そうしますと、全農が佐藤造機に確かに投資した額は千二百万円ですけれども、倒産当時は三千五百万とかいう話でございましたけれども、それじゃ佐藤造機が倒産したことによって生じたいわゆる全債権というものは、いま説明ございましたように、二十七億三千四百万円である。これ一体二十...全文を見る
○峯山昭範君 二十七億もこれは主として前渡金、あなたいま主としてとおっしゃいました。主として前渡金ということは、二十七億ほとんどだろうと思うんですが、このほかに何があるんですか。どの程度あるんですか。
○峯山昭範君 結局ね、ほとんどが前渡金なんですよ、そのほかのものを説明しろといったって、そんなものとてもじゃないけれども資料も出てこないし説明もしようがない。二十七億のもう大部分が前渡金として渡されておった。しかもこの前渡金は一体どうなるのか。先ほどもちょっと説明がございましたけ...全文を見る
○峯山昭範君 これは審議官、私が言っている意味は、佐藤造機が二十七億という数字が出てきている。確かにこの決算書上はこれはあなたがいまおっしゃるように四十四億でしょう、これは前渡し金。そのほか仮渡し金というのがあります。これ見てみますと五百六十六億ありますね。合計ではこれは六百億円...全文を見る
○峯山昭範君 大蔵省銀行局も当然私は、片っ方で一生懸命総需要抑制だというのでぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう締める。そのことによって中小企業や零細企業はもうばったばったと倒産をする。そっちのほうを締めるのは確かにそれは総需要抑制という政策の面で、そのしわ寄せというのは確かに現在の実情を見...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、この問題については相当取り組んでもらいたいと思います。  大臣、先ほどからいろいろ質問してまいりましたけれども、こういうふうな金融のいわゆる不良債権あるいはこの佐藤造機の問題にいたしましても、これは簡単に片づけられる問題ではないと私は思うんです。現...全文を見る
09月30日第73回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第2号
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○峯山昭範君 きょう私に与えられた時間は二十分間でございますので、簡単に二、三お伺いしておきたいと思います。  初めに、米軍の基地の問題につきまして、最近いろんな問題が出てまいっております。特にその基地の問題の中でも、先ほど大臣が、自衛隊が来てほしいというようなところは非常に少...全文を見る
○峯山昭範君 トレーラーハウスの話だけやっていますけれども、そうじやなくて、トレーラーハウスにつきましては自治省は当然課税ができるのじゃないか、こういうふうな見解をもともと持っておったわけですから、それはそのことについて外務省当局とも当然折衝すべきであろうと私は思うんです。そうじ...全文を見る
○峯山昭範君 自治省は、この問題についてはいま急に出た問題じゃなくて前々から出ておる問題、提起されておる問題ですね。それを三沢市から提議されないとどのくらいという金額がぱんとわからないようじゃどうしようもないと思うんです。何も私はきょう急に言っているんじゃなくて、前々からこの問題...全文を見る
○峯山昭範君 これは道路損傷負担分それだけというんじゃなくて、私は当然、これは地位協定第十三条でそういうようになっておりますけれども、しかし、いわゆる免税になった分については、その分については国がやはり地方公共団体に負担してあげるというぐらいのあれがないと、地方公共団体は何にもメ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、これ、日米合同委員会では、いわゆる移設措置、要するに、返還をさしてもらうほうのあれに入っていたわけですね。ところが実際問題、この問題につきまして、ことしの四月の新聞報道によりますと、防衛施設庁は、これは久保局長、あなたのほうでは、これはとにかく那覇軍港につきま...全文を見る
○峯山昭範君 私の持ち時間、もう全部終わりましたので最後に一言だけお伺いしておきたいと思います。  立川基地の問題ですけれども、立川基地の問題につきましては、前々からいろいろな問題があるわけでございますが、最近GCAの設置の問題について、ちょっとGCAを設置して軍用の、いわゆる...全文を見る
10月24日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第7号
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○峯山昭範君 きょうは厚生省の管轄のあれでございますが、特に不良化粧品の販売等についてというテーマでございますけれども、きょうは特に最近マスコミ等で問題になっておりますいわゆるホリディマジック社、いわゆるマルチ商法について質問したいと思います。  そこで、特にアメリカのカリフォ...全文を見る
○峯山昭範君 ただいまの営業の目的でございますが、これはただいまの話ですと、化粧品及び化粧用具の輸入販売ということになっておりますが、通産省当局にもお伺いしたいんですが、これはこれだけなのか、それ以外の業務も何かほかにあるのか、ここら辺のところはどうですか、通産省当局もこれは調査...全文を見る
○峯山昭範君 課長、私がさっき聞いたこととは違うことをいま答弁になったわけですが、この関連するいろいろな業務の問題について、先ほど大蔵省のほうからは化粧品及び化粧用具の輸入販売、これだけだという話があったわけです。いま課長の話ですと、この認可の段階でこの会社がいわゆる販売の方法に...全文を見る
○峯山昭範君 しからば、わかっていないものを、その時点の違う答弁をしちゃ困る、いま認可の話をしているわけですからね。あなた方がもし初めからわかっていたとすればこれは大問題だ。いま私がこれから取り上げて問題にしようとしている問題を前もって、いわゆる通称いわれているマルチ商法、これが...全文を見る
○峯山昭範君 ただいま政務次官のほうから、目的以外のことをやるとすれば事前承認を受けなくちゃならない、これは通産省のほうもそのとおりだとお考えですか。
○峯山昭範君 そうすると、まず第一点の問題点としては、政務次官、私の手元にホリディマジック社の登記簿の謄本があります。ところが、この謄本の中にはいまいわゆる大蔵政務次官がおっしゃったこと以外のことを書いてある、これは事前承認があったかどうか、これはどうですか。
○峯山昭範君 そうすると、ホリディマジック社は、いわゆる外資法に基づいて認可を受けたこと以外のことをやっているということが明快ですね。この中にも、もうすでにいわゆるマルチ商法そのものが、これが認可の条件以外のことに私なるんじゃないかと思うんです。その点もまず第一点として頭に入れて...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、どのくらい輸入しているかという問題これどうですか。
○峯山昭範君 いまの金額は、これはホリディマジック社だけですか。
○峯山昭範君 いまのを合計したら幾らになりますか。
○峯山昭範君 もう一回確認をしておきますが、この輸入した金額は、これはホリディマジック社一社のみの輸入金額ですか。これは間違いないかどうか。
○峯山昭範君 わかりました。それじゃこれはまずそこへ置いておきたいと思います。  そこで次に、特に最近このホリディマジック社の化粧品、並びにこのマルチ商法について被害の実態というのが相当マスコミ関係でも大きく報道されております。通産省にも厚生省にも、きょうは公正取引委員会にもそ...全文を見る
○峯山昭範君 じゃ、厚生省。
○峯山昭範君 私の手元にも実は――それぞれきょうは大臣、政務次官お見えになっていただいておりますが、特に今回のこのホリディマジック社の場合いろいろな問題がたくさんあります。きょうはその幾つかを申し上げたいと思うんですけれども、化粧品が手に入らない、先ほど通産省当局のほうから話がご...全文を見る
○峯山昭範君 ただいまそれぞれ大臣から答弁ございましたが、大蔵政務次官がおっしゃったように、確かにアメリカでは連邦公正取引委員会が、公正取引委員会同法第五条の「商業における不公正な競争方法及び不公正または欺瞞的な行為または慣行はこれを禁止する。」、この法律と、クレートン法第二条「...全文を見る
○峯山昭範君 それでは大臣に回し読みしていただいている間に、次の問題に移っていきたいと思います。  それでは、きょうはたいへんお忙しいところを被害者同盟の会長であります堺さんにも参考人として御出席をいただいております。それで、きょうは参考人の方にも実際上契約のときの実態等につい...全文を見る
○峯山昭範君 ありがとうございました。  大体まあその契約の状況やら、そういうのはわかりますけれども、実際問題、堺さんこのこまかい字で書いた契約書を、これは先ほど読んでないということでしたけれども、まあ読んでないというのは、これは読まぬほうが悪いんで、ほんとうはそうなんですが、...全文を見る
○峯山昭範君 わかりました。  私の手元に契約書のコピーがございますので、これも一ぺん大臣に見ておいていただきたいと思います。(資料を示す)いずれにしましても、このやり方がほんとうに合法的なものであるかどうかはわかりませんけれども、密室で非常に長時間にわたって特訓をする。それで...全文を見る
○峯山昭範君 確かに、そういうふうな非常にたいへんな問題だと私は思うんです。これが常識で、こういうものが実際問題にされているとすれば、非常に大きな問題であろうと思います。  そこで、この問題もひとつおきまして、――もうあまりにも問題たくさんありますので、次の問題に移りたいと思い...全文を見る
○峯山昭範君 実はきょう化粧品を持ってきておりましてね、一ぺんお見せしたいと私は思っておりまして、いろいろあるんですけれども、ほんとうにげっぷが出そうなんでみんな持ってくるのをやめたんですけれども、大臣のところへ一ぺん持っていきましょうか。(資料を示す)これ、一ぺん大臣見ていただ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、いまのその東京都の衛研の検査の話、私もお伺いしていますんですが、これはいつごろ結果が出る予定でございますか。
○峯山昭範君 これは局長、そうするとその結果は公表される予定でございますか。
○峯山昭範君 連絡じゃなくて、公表していただけますか。
○峯山昭範君 いずれにしましても、この問題につきましては早急にこの問題に取り組んでいただきたいと考えております。  さらにもう一点通産省に今度はお伺いいたしますが、まずホリディマジック社の問題につきましては、通産省としましてもこれはもう相当前からこの問題に取り組んでいらっしゃる...全文を見る
○峯山昭範君 私の手元にありますデータによりますと、大体最近はもっとふえていまして東京や大阪、名古屋そういうおも立ったところからだんだんだんだん地方都市へ広がっていく傾向にあります。しかも、もっともっとふえていく傾向にありますので、しかもそういうふうな中で私の手元に入っていますデ...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、きょうはこの問題については被害者同盟の会長さんであります堺さんが御存じだと思いますので、五万二千名の会員がいるそうでございますが、これはアメリカの実情等について堺さんがよく御存じでございまして、アメリカの場合でもけっこうでございますから、このうち大体何%の...全文を見る
○峯山昭範君 それは通産省当局、これは現実の問題として現実にこれからこれ以上広まってもらって、そうして被害者が多くなるというのじゃ非常に困るわけです。そういう点から考えてみましても非常に重大な問題であります。ですから実際元を取る人が何人いるかということを考えてみますと、非常にわず...全文を見る
○峯山昭範君 これは要するに通産省はどういう法律に基づいて、どういうつもりでそういう指導をしておられたのか、この点もちょっとお伺いしておきたい。
○峯山昭範君 課長、これは非常に重要な問題だと私は思うんです。最近、このホリディマジック社は社長以下全部退きました。で、日本人の社長に交代をされたということを聞いております。しかし現在までの海外におけるやり方、これは、パンガール社長というのはもともとカナダのホリディマジック社の社...全文を見る
○峯山昭範君 それでは公正取引委員会のほうにお伺いしたいと思います。  先ほどからずっと、特に今回のホリディマジックの問題について話を進めてまいりましたが、特に私は非常に問題が多いと思います。こういうふうな問題をぜひとも早急に取り締まれるのはやっぱり公正取引委員会じゃないかと私...全文を見る
○峯山昭範君 非常に詳細に説明をしていただきましたけれども、結局要するにこういうふうなマルチ商法、こういうような商法というもの、こういうものがまかり通っては非常に問題であると、だから何とか現行のいわゆる独禁法の範囲内で取り締まることはできないか、そのどこかにひっかかるところはない...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、ぜひともこういうふうな問題が全国に蔓延いたしまして、非常に庶民の、零細な家庭の主婦やあるいはサラリーマンの方々の被害を少しでも少なくするために、これはそれぞれわれわれの機関が、行政機関の中でできるだけの力を注いでいかなければいけないと思うんです。  そこ...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、最後にきょうは私はいろいろと質問をやっておりまして、自分でも強く感じているわけでございますが、私が実際に被害者の皆さんから実態をいろいろお伺いいたしました。またいろいろな文書やそういうようなものでも送ってまいりましたんですが、きょうは大臣や皆さん方にほんと...全文を見る
10月31日第73回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第3号
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○峯山昭範君 それでは、午前中から核の問題について相当いろんな角度から質問がございました。私は、初めにラロック証言の問題をやりたいのでございますが、それに関連をいたしまして、その中身の問題についても二、三やりたいと思っております。  そこで、きょうは初めに、これはできるだけ、何...全文を見る
○峯山昭範君 まず、それじゃ、いま長官のほうから話がございましたが、核実験に対する考え方、これは核実験だけではなくても、核について当然、私は日本国民は、いましつこくとおっしゃいましたが、確かにこれはしつこく明らかにしなくちゃいけない問題だろうと私は思います。  そこで、当然外務...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、大体というのは何か違うところがあるんですか。
○峯山昭範君 それでは、このラロック証言の中に、これはラロックの発言じゃありません、サイミントンの発言の中にこういうのがあります。「カナダはきっと、インドに対しては十分な禁止条項をつけてあるから、核弾頭を作るのは不可能なはずだと考えていただろう。だがインドはそれでも、作るのに成功...全文を見る
○峯山昭範君 アメリカ局長ですね、できるだけわかりやすくすぱっと言うてほしいんですよ。何となくあとで変なことを言われるんじゃないかと思って勘ぐって答弁をしないで、すぱっと言ってほしいんです。それと、われわれにもわかりやすく言ってもらいたい。この問題は、少なくともカナダがインドに対...全文を見る
○峯山昭範君 きょうは私は、外務省の皆さんですね、政務次官、ちょっと目をあけて起きていてください、ちゃんと。
○峯山昭範君 目をあけてちゃんと見ててくださいよ。さっきから居眠りしているような感じです。感じ。ですから、政務次官ですね、きょうは私は、もうこれは言うまいと思っておりましたけれども、大平外務大臣代理に出てもらいたいということで一週間も前から何回も言っているわけです。にもかかわらず...全文を見る
○峯山昭範君 どうしてこういうことになるんですか。どうしてエジプトとイスラエルが核兵器を保有することになるのは時間の問題なんですか。
○峯山昭範君 そんなことを言っていると、あなたね、こんなこともう常識じゃないですか。ニクソンが中東を訪問しまして、そして当時のニクソン大統領がエジプト、イスラエルに対して原子炉と濃縮ウランの供与を約束した。そして、これが核拡散防止条約とは、核拡散を防止するということとは逆の方向に...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、ここに明確な事実がある。カナダが韓国へ原子炉を輸出しよう、こういうふうな事態が現在起きています。カナダが韓国へです。これはカナダの原子力公社が韓国電力から発注を受けまして、その発注の内示を受けて、そして韓国の馬山地域で重水炉タイプの原子力発電の建設が行なわ...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、政務次官、非常にあいそのない返事ですけれどもね、もしこういうふうな話が具体的に出てきたら、あなたどうします。これは仮の話じゃない。現実にこういう話が進んでいるわけです。こういう話が出てきても受け付けないという政府の基本的な考え方でなくちゃいけないと思うが...全文を見る
○峯山昭範君 まず、外務政務次官、これはあなた平和目的のためなら云々、あるいは十分なる保障措置をつけてと、こういう答弁をいたしました。現実にカナダの場合、当時は十分なる保障措置と思っておったんです、現実に。現実に十分なる保障措置をつけて、禁止条項もつけておったというんです。ところ...全文を見る
○峯山昭範君 わかりました。まあいずれにしましても、いま大蔵政務次官のほうから核拡散にならないようにということでございますから、これは非常に抽象的な問題ではぐあいが悪いんで、現実にこれは核拡散になっているわけですね、こういうようなことは。これは、たとえばいまのカナダがインドに対し...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしましても、政務次官、あなた実態がわからないと。もしわかったら、あなた実態を明らかにしますか。わかっても、いま現状では明らかにしないというのが現実の姿じゃないですか。  これはもう一つ、最近の外務省の姿勢というのは、非常に私はよくないと思う。とにかく、たと...全文を見る
○峯山昭範君 私は、局長ね、あなた方は日本訳はしていないなんて言いますけれども、現実に日本訳したやつがあるんじゃないですか。そのコピーです、これは。こっちはしたほうのやつです。コピーしか私はもらってこなかったんですけれども、現実にあるんじゃないですか。あなたがた、ないということは...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、あなた方が国防白書をなかなか出さない根源は一体何か。これはもう防衛庁長官、アメリカへ行ってこられてわかったんだと思うんですが、午前中の質疑の中でアメリカの世界戦略の問題が出てまいりました。そういうふうな中で、私は、今回のこのシュレジンジャーの国防白書...全文を見る
○峯山昭範君 ただいまの大臣の答弁について、外務省当局は、その問題について国防白書の中に明快にうたっているわけでありますが、外務省はどう受けとめられますか、この問題について。
○峯山昭範君 これはね、委員長、話になりませんで、実際問題。国防白書の中に、いま大臣がおっしゃったことは三カ所も四カ所も出ている。これは先ほどから、事前協議の対象の中で口頭了解事項というのは相当問題になった。違う角度から質問をいたしますが、まず、アメリカ局長、核の問題の、このいわ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は、現実に正式に国民の前に明らかになったのは、文書として出たのが昭和四十三年四月二十五日です。そうですね。現実に国会で問題になったのが昭和四十三年の三月、昭和四十三年の二月、大体、昭和四十三年じゃないですか。そうでしょう。口頭了解事項は、現実にこれができたの...全文を見る
○峯山昭範君 あなたね、ちょっと、ややこしい言い方をしないでください。少なくともこの交換公文がかわされたのが一九六〇年一月ですね。一九六〇年というのは昭和何年ですか。
○峯山昭範君 昭和三十五年でしょう。昭和三十五年の交換公文をかわすときに、このときのいわゆる六〇年安保のときに、いわゆる口頭了解というのはできたわけでしょう。そうすると、われわれ国民の前に出てきたのは実際七、八年から十年近くたってからですね、これ。そうでしょう、違いますか。
○峯山昭範君 それはいつの議会のいつの会議か詳細に言ってください。
○峯山昭範君 私は、少なくともこの口頭了解事項として大臣が答弁をし、正確にこういうふうなデータとしてきちっと出てきたのは、少なくとも五、六年たち、十年近くたってからだと思うんです、実際問題ですね。それ以前に、現実に昭和三十五年の検討のときに具体的にどういうぐあいに出ておったのか。...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、もうちょっと詰めてお伺いしておきたいと思います。この核の持ち込みの問題ですけれども、持ち込みということは、これはどういうことですか。
○峯山昭範君 それはわかりましたけどね。その持ち込みというのは、さらに船とか飛行機とか、そういうようなものに積まれたものが日本の港へ立ち寄る、これはどうですか。
○峯山昭範君 もうちょっと詰めておきますけれども、要するに船に積まれたものが日本の領海に入ったら持ち込みですね、これはどうですか。
○峯山昭範君 そうすると、これはここでいう、この装備の重要な変更の中の核という、この持ち込みの認識について、この核の持ち込みの認識について、これがアメリカと日本と食い違っておる。これは先ほどアメリカ局長ですね、アメリカの軍艦の地位の問題についてアメリカ軍がどう考えているかわからな...全文を見る
○峯山昭範君 おっしゃるとおりですね。おっしゃるとおり不可侵権なり、それぞれこれは国際法上アメリカがどう考えよう、日本がどう考えようという問題じゃなくて、軍艦の地位というものは国際的に一応確立されたものだと私は思うのですね。そうしますと、アメリカが当然、自分のアメリカの領土で積ん...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、ここのところは一ぺん聞いてみてくださいよ。これはやっぱり詰めてもらわないとわかりませんよ。あなた方は、まあ条約局長いまおっしゃったように、要するに核を積んだ船なり飛行機なり何でも日本の領海に入ってきたら、これは事前協議の対象になる、こういうようにおっしゃ...全文を見る
○峯山昭範君 そんなこと言ってると、これはあなた方日本国民のためにやってるのか、どこのためにやってるのかわからないですよ、ほんとうに。  それじゃ、山中長官ですね、これはこんなことを言えるかどうかちょっとわかりませんが、アメリカの現在の——これはラロック証言の中にこういうのがあ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣からいま答弁ございましたけれども、これは少なくともラロック証言のあれからいきますと、これは戦艦には少なくとも核は積んでいるであろう。大臣も否定はされていらっしゃらないですね。純軍事的な考え方、装備的な考え方からいってそうじゃないかと、まあNATOはそうだ。極東に...全文を見る
○峯山昭範君 政務次官、いずれにしてもこの問題は、いまの政務次官の答弁だけではどうしても私納得できない。  それじゃ、さらにもう一点話を進めてまいりますけれども、これは当然のことでございますが、無害通航権という問題があります。これは要するに秘密協定の云々の問題とからんでいるわけ...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、端的にお伺いをいたしますが、核を積んだ船が日本の領海を通過または一時停留するというのですかね、一時寄港、その場合は、これは有害通航ですか無害通航ですか。
○峯山昭範君 それは国際海峡の問題がありますけれども、これはいかなる事態になってもやっぱり無害通航とは認めないということは、有害通航であるということでございますね。これは間違いありませんか。
○峯山昭範君 そうすると、これはアメリカのいわゆる軍艦が領海を通過する場合でも、いかなる事態の場合でもこれは有害通航である、こういうわけですね。
○峯山昭範君 いまの、もう一回わかりやすくちょっと言ってくれませんか。
○峯山昭範君 どうも回りくどい言い方でわかりにくいのですけれども、要するに沿岸国が有害ときめた場合は、沿岸国が核を積んだ船は有害だと、こうきめた場合に、その国の船は、いや、うちは無害なんだと、こう言って入ってくるわけにはいかないと、こういうことでありますか。
○峯山昭範君 そうすると、その国に入ってくる軍艦なり船が、核を積んでいるか積んでいないかということについての確認はどうするんですか。もうちょっと言いますとね、一般的に考えて、アメリカの軍艦はもう核を積んでいるであろうことは、もうこれは常識なわけですね。そういうような場合に、いや、...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、積んでいるという断定はできないけれども、積んでないという断定もできないわけでしょう、これはどうですか。
○峯山昭範君 理論的であろうと、実際問題そういうことができた場合、どうするかということです。
○峯山昭範君 これは局長、現実にこれは日本の国民が非常に不信を持ち、そして非常に核の不安を覚える、これは現実にあり得るわけですよ。そういうふうな場合に、あなたね、信頼関係なんて言ったってね、いま日本国民がアメリカをほんとうに信頼しているかどうか、国民投票をやってみなさい。信頼して...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は、いずれにしましても非常に重要な問題であります。これは、これから領海の問題がいままでの三海里ですか、これが十二海里になり、木村大臣が先般演説をいたしておりますように、日本の非核三原則という問題から考えても非常に重要な問題であるとおっしゃっておりますが、そこ...全文を見る
○峯山昭範君 いろいろと質問してまいりましたけれどもですね、そこで、もう一点お伺いをしておきたいと思うのです。これは核の四政策というのがございますね。これは現在でも何ら変更はございませんか。
○峯山昭範君 特に、この中のアメリカの核のかさに依存するということですね、これはやっぱり非核三原則の持ち込ませずという問題とは予盾するんじゃないですか、どうですか。
○峯山昭範君 何で矛盾しないのかね。これはやっぱりもうちょっとわかりやすく言ってください。これは核のかさに依存するということは、これはどういうことですか。
○峯山昭範君 それをもうちょっと具体的に言うとどういうことですか。
○峯山昭範君 とするとですね、次官、十年前と現在とはもうずいぶん違うわけですよね。十年前と現在とは核の実情が違ってきています。ことしの国防白書によりましても、アメリカのいわゆる核についての考え方が変わってきているわけですよ。そういう中にあってですね、これはいままでと同じような考え...全文を見る
○峯山昭範君 私の持ち時間がもう過ぎたようでございますからこれ以上あまり言いませんけれども、もう一点だけお伺いしておきます。これは一九六〇年五月の安保国会で、高橋条約局長が第七艦隊のことをおっしゃっています。第七艦隊の無害通航はいわゆる事前協議の対象にならない、こういうような答弁...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、外務省のあれは非常に秘密主義というのかね、何というのか知りませんけれども、これはもうちょっと、私はアメリカ局長、われわれ国民に、やっぱりわかるように、どんどん私は秘密文書なんというのじゃなく公表してもらいたいと思うのですね。そうでないと国民の不安は除...全文を見る
11月07日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第9号
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○峯山昭範君 私は、きょうは、本日の質問に先立ちまして、先般から問題になっております文藝春秋の田中金脈問題につきまして各省に資料を要求したいと思います。  まず初めに建設省関係でございますが、信濃川左岸、すなわち長岡市の宮関、それから蓮潟、寺島町などにまたがる河川敷のかすみ堤を...全文を見る
○峯山昭範君 ただいまの資料につきましては、ぜひとも今後の決算の審議にどうしても必要なものでございますので、それぞれぜひとも提出をお願いしたいと思います。  そこできょうは続いて質問に入りますが、先般から問題になっております、ただいまも最後に答弁ございましたが、すでに私がただい...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、私たちが資料を要求いたしまして、出せない理由は、端的に申し上げますと、公務員法、これは国税庁の次長さんですから国税関係で答弁をしていらっしゃいますが、公務員法あるいは地方公務員法、きょうの場合は国家公務員ですから公務員法でいきますが、要するに公務員法あ...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、要するに提出することはできないということですから、できないというからには、その法的根拠が必要なわけですね。その法的根拠は、いま私が申し上げた、あなたが先ほどおっしゃったこの二つにかかってくるということでございますね、これどうですか。
○峯山昭範君 これは、これから私がいろいろ質問申し上げてまいりますが、私たち国会におきまして、私たちは国政調査権というものがあるわけでございますが、どういう事態になってもこれは出せないというのがあなた方の考え方でございますか、これはもう一回お伺いしておきたいと思います。
○峯山昭範君 もう一回重ねてお伺いいたしますが、現在問題になっておりますのは、田中総理自身の個人的ないわゆる疑惑でございますね、これがいま日本国じゅうに提示されているわけであります。これを明らかにすることが、私は国益に沿うことであろうと思います。そういうような観点から、国益のため...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、逆に言いますと、守秘義務があるけれども、大蔵省としては、これはいままでは一切公開しないと、これがあらゆる委員会での主張だったわけですね。しかしいまの御答弁によると、これ、前向きで一歩前進して検討しておると。中間報告ということでございますが、これは要する...全文を見る
○峯山昭範君 私が言ったことだけ答弁してもらえばけっこうです。
○峯山昭範君 ということは、先般からの私たちの要求に対しまして、この守秘義務というのをたてにとりまして、いままで一切の資料等、次長の説明も、先般の理事会における説明も、これはシャットアウトでございました。ケース・バイ・ケースということはございましたけれども、実際問題としてはシャッ...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、もう少し端的に私申し上げますが、たとえば法人税法百六十三条の秘密というものがあります。こういうようなものが絶対的に重要な秘密であって、そして国政調査権に対しても常に優越するというようなものであるかどうか、この点、第一点。  それからもう一点は、これは一般...全文を見る
○峯山昭範君 初めの問題は、これはケース・バイ・ケース、その具体的な事案が出てこないとわからない。しかし、この問題については、いま私があなたに話をしたのは、あなたの第一部長が答弁したとおり私は言ったわけです。あなたがもし私が言っていることが違うというならば、これはあなたと第一部長...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、そのことは私聞いていないんだよ。そんなことは聞いていないんで、その先のことを聞いているんで、一般的なことを、私が言ったことに答弁してもらえばいいんです、あなたは。私はあなたに、一般の職員の場合はどうのこうのという話は全然していない。よけいなことを言う必要は...全文を見る
○峯山昭範君 同じでなくちゃおかしいのでありましてね。  それではここで具体的に問題を出します。きょうは自治省もお見えになっていらっしゃると思いますが、ここに、私の手元にあるわけでございますが、これは地方税の滞納について、これはある個人が公表されたいきさつがあります。地方税の中...全文を見る
○峯山昭範君 私は、あなたが、どういう根拠によってその公表をしたか、事実があるということですから、あなたも御存じでしょう。事実があって、しかもその地方税の個人別の滞納表です、何の何がしさんが幾ら滞納しておるということを公表しておるわけです。まあ公表のしかたはいろいろありますが、現...全文を見る
○峯山昭範君 あなた方ね、一人や二人じゃない、現実に幾つかの県でこういうふうに滞納状態が個人別にいわゆる公表されています。あなたは法的根拠はわからないとおっしゃった。法的根拠というよりも、どうしてこういうことをしたのかわかんないとおっしゃった。しかし、こういうふうな問い合わせがあ...全文を見る
○峯山昭範君 それではまず二点お伺いしたい。  まず第一点は、この地方公務員法三十四条あるいは地方税法二十二条に明らかに違反をしているということですね、この公表するということは。これは確認をしておきたい。  それからこの問題について、まず法制局の見解もお伺いしておきたい。地方...全文を見る
○峯山昭範君 まず第一点の確認はどうなっている……。
○峯山昭範君 そうしますと、端的にお伺いしますが、地方税の滞納の問題について、これ、一覧表を公表するということは、地方公務員法三十四条に違反をするということでございますね。どうですか。
○峯山昭範君 そうすると、あなた、自分で言ってること、だんだん矛盾してくるじゃないですか。地方議会においてあなた方、これは通達では「三十四条の規定に係らしめることができることはいうまでもない。」と通達しているわけですね。ということは、あなた、三十四条で、あなたの通達は、これは、こ...全文を見る
○峯山昭範君 あなた、もう一回初めから言います。  あなた、現実に地方税の滞納について個人別に全部これを発表になっておるわけです。個人別にです。私は総理大臣のやつを全部出してもらいたいと言っているけれども、あなた方は守秘義務があるから出せないと言っているからこの問題を明らかにし...全文を見る
○峯山昭範君 それならそれでいいんです。あなたが長々とおっしゃっているのはだれですか。
○峯山昭範君 その人はだれかは知りませんけれども守秘義務があるんでしょう、やっぱり。どうですか。
○峯山昭範君 あなた受けないといまおっしゃったんですか。
○峯山昭範君 何条の適用を受けるんですか。
○峯山昭範君 あなたが言っている守秘義務のない地方公共団体の長というのはどういう人ですか。明快に全部言ってください。
○峯山昭範君 あなたに非常に診しいことを私きょうお伺いしたんですが、国会におきましては総理大臣や大臣全部これは特別職であります。法制局次長、これは要するに秘守義務というのは全然ないんですか。どうですか。
○峯山昭範君 局長さん、あなた法制局の見解とも違いますね、これは。秘守義務がないというのをちょっと一ぺん言ってみてください。だれとだれがないのか。そしてほんとうにそういう人たちは職務上知り得た秘密ですよ。これを漏らしてもいいなんというのは、私きょう生まれて初めて聞くんです。総理大...全文を見る
○峯山昭範君 いまの答弁は、絶対これは、先ほどの議事録を調べてもらってもいいですけれど、詭弁ですよ、あなた。私は公務員法三十四条を適用するのかどうかということはお伺いしておりません。地方公共団体の長は守秘義務があるのかないのかと、一般的にもお伺いしているわけです。それに対してあな...全文を見る
○峯山昭範君 およそ仕事をしている者が地方公務員なりあるいは地方の長なりが一般的になんというものは絶対ない。全部何らかの法律に基づいて守秘義務が課せられているはずです、いいですか、あなた。法律がないからたとえば大臣やそういうようなものでさえ国家公務員法の中から削除、別項目になって...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ先ほどの答弁を訂正しなさい。
○峯山昭範君 私はあなたの答弁を聞いておりますと、それじゃね、現実にあなた、ここに先ほど、もう一回私は言いますが、現実に地方税の滞納について名前をぱっと公表された人がいるわけです。これはあなたは地方公務員法三十四条の違反になるかどうか、この問題についてまだはっきりしてない。先ほど...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、次官、これは地方においては、私は先ほど法制局次長にもお伺いいたしましたが、法律において差別はない、どういう法律でも一緒である、守秘義務についても同じだ、こういう考えでした。ところが、実際にはいまの、これは政務次官、税務局長さんはね、地方税法に基づいたこの...全文を見る
○峯山昭範君 それではもう、次官の答弁、それだけではこれはとてもじゃないけれども、納得できる問題じゃございません。  そこで、私はまず一つは、少なくとも地方税における扱いと国税における扱い、いわゆる地方公務員と国家公務員における扱いが違います。事実として現在出てきています。この...全文を見る
○峯山昭範君 私はね、あなたのそういうふうなことじゃ困る。政府としてこの問題については大きな問題であります。きちっとした統一見解を出してもらいたい。これは政務次官からきちっと答弁もらいたい。
○峯山昭範君 この問題につきましては、これは非常に重要な問題を含んでおります。これはもうあまり、きょうは時間的な関係がございますので、現実の問題としてこの地方税の滞納についていわゆる発表された、個人がですよ、私はこういうふうな税務上知り得た秘密あるいは公務員が知り得た秘密を公表さ...全文を見る
○峯山昭範君 よろしくお願いいたします。  それでは、次にもう一点きょうはお伺いしておきたいと思います。これはですね、先般——いろいろございますが、一つずつお伺いしてまいります。どなたでもけっこうでございますが、田中さんが総理大臣になったのはいつごろでございましたでしょうか。
○峯山昭範君 田中さんが総理大臣になったのは四十七年の七月でございます。そこで、きょうは決して——関連がございますのであえてお伺いしたわけでございます。  そこで、きょうは防衛庁関係でございますので、特に防衛庁の問題についてお伺いをしたいと思います。  まず、兵器の購入にあた...全文を見る
○峯山昭範君 それではきょうはこの中の特にFS−T2改についてお伺いしたいと思います。  このFS−2T改につきましては、昭和四十七年、これは大体十月前後でございますが、特にこのFS−T2改につきましては、当時の大蔵省の見解等にもよりましてFS−T2改をこれは輸入したらどうかと...全文を見る
○峯山昭範君 装備局長、あなたはつまびらかでないなんておっしゃっていますけれどもね、昭和四十七年当時の十月前後の各紙見てみなさい。あなた、このT−2改が輸入になるかどうかという問題については、これは輸入にするか国産にするかということの裁断はこれは一体だれがしたんですか、この問題に...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ現実に、私決してオーバーに言っているつもりは全然ないんです。これは当時の新聞紙上を見ましても、いろんな報道によりましても、あるいは私たちの手元にある資料によりましても、当然輸入したほうがいいんじゃないかという話が出てきたということも事実のはずであります。そし...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、これが昭和四十七年当時の金額で千百三十億円になる、これはそういうことでございますね。しかもこれは先ほども申し上げましたように、田中総理のいわゆる決断によって、新聞の報道のいろんなあれによりますと、首相裁断でケリとか、けさ首相に裁断を求める、そういうよう...全文を見る
○峯山昭範君 それでは自治省にお伺いいたしますが、三菱重工の政治献金についてお伺いをしたい。  まず昭和四十五年から順次、昭和四十五年の上期幾ら、下期幾らと、それから四十六年の上期幾ら、下期幾らというようにずっと、私の手元にも調査した資料ございますが、一ぺんお伺いしたい。
○峯山昭範君 ちょっと私の調査した資料と違うんですが、何でこれは違うのや。ちょっと待ってください。——わかりました。私の間違いでございますな。  確かに三菱重工の政治献金は昭和四十五年の上期になしと、それから四十五年の下期には三十万円あるんですけれども、これは国民協会というのは...全文を見る
○峯山昭範君 これはこういうふうな疑惑は非常に私は重大な問題であると思います。これは、この疑惑を解明しない限り、この問題は私は解決しないと思います。したがって、今後委員会が開かれると思いますが、三菱重工の社長を証人としてこの席に喚問したいと思います。委員長よろしくお取り計らいのほ...全文を見る
○峯山昭範君 以上で質問を終わります。
11月15日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第12号
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○峯山昭範君 本日、三菱重工の社長を参考人としまして私は要求をいたしておりました。本日出席できないということでございますが、委員長、これはどういうことでございましょう。
○峯山昭範君 ただいまの問題につきましては、先般の委員会から懸案になっておりますし、ぜひとも次回の委員会には出席をしていただいて、問題になっております政治献金の問題を明らかにしたいと思いますので、よろしくお取り計らいのほどをお願いします。
11月27日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第14号
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○峯山昭範君 先日から田中総理の金脈の問題等について相当何回にもわたって議論が続けられております。先日十一月七日の当委員会でございましたか、私は特に守秘義務と国政調査権の問題につきまして質問いたしました。特に、その中におきましても私は自治省の地方税に関するいわゆる滞納者一覧表等の...全文を見る
○峯山昭範君 この問題につきましては、大蔵省のほうは自治省のただいまの通達についてはどういう御見解をお持ちでございますか。
○峯山昭範君 基本的には同様な見解ということは、全く同じということでございますか、どこか違うところがあるんでございますか。
○峯山昭範君 法律の根拠は違いますけれども、守秘義務そのものについてはこれは変わらないんでございましょう。これはどうですか。
○峯山昭範君 この問題について、内閣法制局のほうはどういうお考えをお持ちでございますか。
○峯山昭範君 それでは自治省のほうへお伺いいたしますが、この問題につきまして、従来地方税法の第二十二条の関係で、行政実例というのが先般から問題になっております。私はこの行政実例のほうとからみ合わせて話を進めたいと思うんですが、今回のこの守秘義務の通達をわざわざ自治省の税務局長の名...全文を見る
○峯山昭範君 三者というのは、どことどこでございますか。
○峯山昭範君 それでは、従来の「秘密漏えいの範囲について」という行政実例がございますが、従来の行政実例はどういうふうになっておったか。その詳細についてお伺いしたい。
○峯山昭範君 それでは、この行政実例に基づいてか何かわかりませんが、現在まで滞納者のリストまたは一覧を何らかの形で、いま局長がおっしやった監査委員会の監査あるいは公開の県議会あるいは常任委員会、いろいろあるでしょう、そういうようなところで何らかの形で公表した府県名についてお伺いを...全文を見る
○峯山昭範君 これ以外にも、ABCという名前をつけて公表した県があると私は聞いておりますが、これはどうですか。
○峯山昭範君 それじゃお伺いいたしますが、いまお話のございましたそれぞれの都道府県におきましては、これは滞納者一覧表という、形はいろんな形があるにしろ、個人のいわゆる滞納の金額が公表されているわけです。これは一体どういう根拠によって公表されたのかお伺いしたい。
○峯山昭範君 これらの府県では、いまお話がございました滋賀、徳島、佐賀、京都、広島ですね、この五つの県では少なくとも名前が、あるいは個人の企業の具体的な名前が公表されたわけであります。これは地方税法、いわゆる税法の二十二条の秘密には該当しない、いま局長おっしゃったとおりです。しか...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますとあなたは、これはもうちょっと詰めておきたいことがございます、地方公共団体の長というのは、たとえばこの滋賀県で申しますと、滋賀県知事でございますか。それ以外の人におりますか。知事または副知事、これ以外に何かほかに長というのがございますか。
○峯山昭範君 そうしますとあなたは滋賀県の、いま滋賀県の例をあげているわけでございますが、滋賀県の知事の許可なしにもしも開示しておった場合ですね、これは地方公務員法三十四条の違反になるということでございますね。どうですか。
○峯山昭範君 といたしますと、私は実はこの公開した県にそれぞれ電話を全部入れました。詳細にお伺いをいたしました。まあその点は差しおいて、もう一つ詰めておきたいことがあります。これはそれぞれの、たとえば滋賀県からまいります。滋賀県の場合は、現実に私はきょうは私が取材いたしましたその...全文を見る
○峯山昭範君 これは個人の秘密漏洩という問題ですから非常にこれは重要な問題を含んでおりますね。これは現実に地方公務員法三十四条の秘密になるということです。具体的にこれは百人以上の人の名前もその席上で公開されておる。しかもそれだけじゃない。個人の名前でしょう、いまの百人の名前という...全文を見る
○峯山昭範君 これは私に御了承してもらいたいなんといったってしようがないですよ。これは私に関係ないのでね、私に御了承してもらいたいといったって、それはもうこれはたいへんな問題でございまして、大臣、これは、具体的にこの五つの県、六つの県、全部で十一県ですね、で、これはどっちにしても...全文を見る
○峯山昭範君 それでは大臣、自治省の通達を間違えて解釈して公表した県の責任はどうなりますか。
○峯山昭範君 大臣はいささか遺憾の面があったということは、この公表した五つの県には責任はないということでございますか。これは責任は自治大臣がとるということでございますか。ここはどういうことですか。
○峯山昭範君 大臣そうおっしゃいますけれども、通達の意味が解釈されていなかったということでは済まないわけです、これは。たとえば先ほども申し上げましたように、滋賀県では現実の面から決算委員会の席上、滞納額十万円以上の人たちの名前とその滞納金額と両方明快にいわゆる公表をしているわけで...全文を見る
○峯山昭範君 いいことはない。
○峯山昭範君 大臣、私、大臣の考えと全く同じ考えなんです。最後までその態度で押し通してもらえばいい。大臣ね、滞納なんというものは、これは非常によくない、滞納なんかしちゃいかぬ、そのとおりです。大局的判断から、そういうようなものがあった場合はやっぱり公表したほうがいい、そういうよう...全文を見る
○峯山昭範君 だから、そういうことをあなたがそうおっしゃるから、私はこちらのほうをもう少し詰めておかないと困ると言っているんです。これは大臣、先ほど局長から説明がございましたように、大臣、あなたのは人情論ですよ、局長からはっきり答弁がございましたように、いわゆる滞納者一覧表を現実...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、滋賀県においても、徳島県においても、あるいは佐賀県においても、京都においても、広島においても、長の許可を受けないで公表しているんです。これは三十四条違反ですな。これはどうです。
○峯山昭範君 私は、大臣、きょうはどうしても納得できるまでこれは詰めておきたいと思うんですが、これは大臣、要するに、滞納者一覧表を長の許可がなくて公表した場合は——もう一回、私は同じこと言っているんですよ、滞納者一覧表を長の認可がなくて公表した場合は、これは三十四条違反ですな、も...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、現実に、この五つの県では、この行政実例に基づいていわゆる公表したというのは、これは長の許可になるんですか。
○峯山昭範君 そうすると、この自治省の行政実例は正確で正しいんだから、これを間違えて読んだ、いわゆる現実に公表した、そういう人たちは、公務員法三十四条の違反でございますな、これはどうです……。
○峯山昭範君 そんなことあなた言ってると——地元の人たちは、現実の問題として、この行政実例に基づいて公表したと言うとるわけです。知事の承認を受けるなんということはこれっぽちも考えてなかったと、これはどうなんですか、これは税務局長おかしいでしょう、やっぱり。この解釈上どうしてもおか...全文を見る
○峯山昭範君 あのね、大臣、変に——あなたのいまの言い分聞いているとね、その人が知事の承認を得るとかそんなことじゃなくて、この行政実例で明解であると、こういうぐあいに解釈をしているということです。
○峯山昭範君 あなた、大臣、三十四条に関して、どう書いてあるんですか、一ぺん読んでみなさい。日本語としてこれがあなた満足なものだと思っているんですか、一ぺん大臣読んでみなさい。
○峯山昭範君 そう、そうなんです。
○峯山昭範君 ということは、間違えた人にも、この通達を間違えて読んだ人も、これは間違えて読んだんだからまずいけれども、自治省のこの通達もやっぱり舌足らずの点があったと、両方とも半分ずつ責任があるわけだ、これは言うたらな、これはどうですか。
○峯山昭範君 そうすると、実際問題、これは私はその責任というのは、これはやっぱり三十四条違反であることには間違いないでしょう、長の——間違えて——半分ですよ、半分ですけど、これを秘密漏洩には該当しないというふうに担当者は読んで——該当しないと読んだわけです、担当者は。あとのほうは...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、ぼくの言うことをようく聞いておいてもらいたいんだよな。ぼくはもう時間——これほんまにこれもう、こんなもう、ほんとにこれもう……
○峯山昭範君 大臣、これはもう大蔵大臣来ましたからこれ以上やりませんけれども、   〔理事小谷守君退席、委員長着席〕 先ほども私言ったでしょう。税務課長は総務部長に聞いた、総務部長は知事に聞いたんじゃない、総務部長は知事に聞く必要はない、これは秘密じゃないんだから行政実例に基...全文を見る
○峯山昭範君 大臣ね、こういう問題を以心伝心なんて、そんなことで解釈されてはほんとうに困るわけです。そうしますと、私はこういうふうに現実にわれわれが見る場合に、地方自治法のいわゆるそういうふうな間違えた解釈によって現実に十幾つの県で公表された事実があるわけです。そうしますと、これ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題ですね、これは大臣、私も大臣のおっしゃっている意味はよくわかります。過去にこういう実例があったから何でも公表していいなんということは私は思いません。それぞれ事情もありましょうしね。それは具体的には、またこの問題は——きょうはあと大蔵大臣ここへすわってから私は...全文を見る
○峯山昭範君 これはどなたとどなたにどのくらいずつでございますか。
○峯山昭範君 それ以上言えませんか。もうちょっと、田中総理に何月何日、何平米とか、そのほかの方四、五人とおっしゃいましたが、どの程度贈られたのか、そういう具体的事実を、事実だけでけっこうでございます、ちょっとお伺いしたい。
○峯山昭範君 これは新聞等によりなんていまおっしゃいましたけれども、これは国税庁としてはこの問題については当委員会でも指摘された問題でございますが、調査は行なっていますか。
○峯山昭範君 これは具体的なその調査は、関係者から任意に聞いておると——任意に聞かぬでも国税庁なりあるいは登記所なり、そういうところを調べればすぐわかる問題でございますが、そこら辺の調査はやっておられますか。
○峯山昭範君 それでは、まず私の手元にちょっと資料がございますので、この資料を一ぺん見ていただいて、これが合うているかどうか一ぺん確認をしていただきたいと思うのですが、これはどうですか。ちょっとこれ一ぺん見てください。(資料を手渡す)ただいまのその一覧表でございますが、これは皆さ...全文を見る
○峯山昭範君 責任もって答えることはできないけれども、概略間違いないということでございますな。  そこで、まず田中さんに贈与されておりますところの土地でございますが、これは田中さんの項目だけ一ぺん見てください。これはどうですか、合うてますか、これ。
○峯山昭範君 私たちの調査と合っているということでございますから、正しいということでございますな。そこで、これは贈与されたときにはそれぞれ税金が納められるであろうと思いますが、これは税金のほうは納められていますか、どうですか。
○峯山昭範君 国税庁に一ぺんちょっとお伺いしますが、こういうふうな報告というのは、これは正しい報告でなきゃいけないわけですな、法務局に届ける場合でもですね。それが虚偽の報告が出た場合はどういうことになります。
○峯山昭範君 事実を重視するということは、要するに中身に間違いがあってはいかぬということは、これは常識的に考えてもそうだと思うんですが、どうなんですか。とにかく税金さえ納めてもらえばいいということですか。
○峯山昭範君 そうしますと、まず具体的にしてまいりますが、田中さんにこれは昭和三十九年の九月十五日、北炭観光から贈与されてますね、それで九月三十日に登記と。そして田中さんの場合は、四十一年の十二月二十五日に三井観光開発にいわゆる贈与したと、返したということになっています。そして実...全文を見る
○峯山昭範君 私もそうだと思います。移転原因の発生と実際に登記するのと——まあ登記というのは義務づけられているわけじゃございませんので、実際問題こういうふうな問題は発生するであろうと思います。したがって、四十一年十二月二十五日というのは、要するに田中さんから三井観光に移った日でご...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、非常にここら辺にいろんな問題が出てくるわけであります。これはそのあと、佐藤榮作さんも八百六十六の五十一番地、千百四十四・二六平米ですね、これは三十九年の八月十五日移転原因が発生いたしまして、八月二十五日に登記がされておる、こういうふうになっておりますん...全文を見る
○峯山昭範君 何年から何年まで、どの程度払われておりますか。
○峯山昭範君 これは国税庁、いまお話がございましたように、私の手元にも、昭和四十年から四十八年に至るまでずっと税金が払われております。これは、四十年が固定資産税四千二百五十円、都市計画税六百円、合計四千八百五十円。四十一年が五千五百三十円、都市計画税千百五十円というようにいたしま...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、あとで、時間がございませんのでまとめて答弁をいただきます。  さらに、私は、これは非常に問題なんですが、どうしてこの五人の政治家に無償で北炭からこういうふうな土地が贈与されたか。これは非常に私はいろいろな疑惑がある。現実の問題として、まずこの点についても理財...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、これは、もう最後でございますが、いずれにしましても、これは、こういうふうな国会議員に対して無償で土地を贈与する、こういうようなことは非常に私は疑惑を持たれるし、特に政治家の、特に重要な立場にある人たちは、そういうものを受けるのはやっぱりいかぬのじゃないか、やっ...全文を見る
12月23日第74回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○峯山昭範君 先ほどから、ちょっとお伺いいたしておりますと、二、三納得できないこともございますので、補足をいたしまして質問をさしてもらいたいと思います。  まず、初めに人事院ですが、給与の口座振り込み制の実施の問題につきまして、私は先ほど初めて聞いたんですけれども、上場会社でこ...全文を見る
○峯山昭範君 私はね、人事院が調査したかと思って質問したんですけれども、調査してないということになるとこれはやっぱり問題ですね、人事院のその態度が問題です。人事院は、やはり自分たちの力でこれは調査をして、そしてその上で勧告をするというのが従来の人事院の姿勢じゃないですか。自分たち...全文を見る
○峯山昭範君 いや、私は何ぼ聞いてもどうも納得できないんですがね、人事院はいままで、これはこの振り込みの制度の問題でありますけれども、現在まで給与の中身の問題については相当いろんな問題が出てまいりました。住宅手当にしましても通勤途上の問題にしましても、いろんな問題ずいぶん出てまい...全文を見る
○峯山昭範君 あなた方ね、その部分的には調査しているとかね、そんなこと言っていますけれども、具体的にはどうなんですか、あなた方が現在まで調査した資料を出していただけますか。あのね、資料ないんでしょう。資料がないんだが、私が言いたいのはもっとほかにやることがあるんじゃないかというん...全文を見る
○峯山昭範君 そこら辺のところはもっと詳しくつかんでいないといけませんよ。四月から消費者物価指数は現在までどのくらい上がっているんですか。
○峯山昭範君 したがって、そういうふうな観点から考えてみましても、当然これは早期支給という問題については、これは総務長官ですね、私たちがどうしたら早く支給できるかということを考えるよりも、私たちが云々するよりも、少なくとも総務長官が考えるべき問題だと私は思うんです。こういうぐあい...全文を見る
○峯山昭範君 総務長官ね、まあ総務長官、当時は総務長官じゃございませんでしたからという理屈は通らぬわけですよ、ほんま言うたら、これね。続いておるわけですからね、総務長官切れるわけじゃない。人間的にはかわりましたけれども中身は変わっちゃ困る。前の私たち内閣委員会でこの問題のときには...全文を見る
○峯山昭範君 たいへんおそくなってすみません。ありがとうございました。  あと、人事院のほうは先ほどの口座振り込みの資料は出してくださいね。
12月24日第74回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 第3号
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○峯山昭範君 非常に短い時間でございますので端的に二、三お伺いしておきたいと思います。  まず、先ほど参議院の選挙の報告がございましたんですけれども、本来ならば参議院の選挙が終わって直ちに当委員会を開いてこういうふうな報告等はお伺いする予定であったんですけれども、いろんな都合で...全文を見る
○峯山昭範君 私は、自治省の選挙部という部局があるわけですが、非常に力がないというか、いろんなところで話をお伺いしておりましても、何というかぬかにくぎみたいな感じの部署ですね。政治資金規正法の問題も、現行法で取り締まろうと思えば幾らでも取り締まることはできますしですね、ガラス張り...全文を見る
○峯山昭範君 自治省としてもやっぱり理想として党費と個人献金、これは理想というのは、やっぱりこれは実現せにゃいかぬわけですね。実際ほんとうにそれを実現、理想を現実に返そうという気持ちは自治省としてはあるんですか、これはどうですか。
○峯山昭範君 これは企業の献金ですね、これがやっぱり選挙の費用の大部分を現在占めているわけですね。これは私たちの一部の人たちは違う人もいるわけですが、大部分の億のつく単位のお金というのは、やっぱり企業の集められた金によっていわゆる黒い選挙が行なわれる。いわゆる今回の買収の大部分の...全文を見る
○峯山昭範君 私は、いま衆議院と言いましたけれどもですね、まとまっておるものは何も衆議院で出すとかどうこうということは問題ないわけです。それじゃ、それは衆議院の問題は別にいたしましてお伺いいたしますが、この企業の献金というものは、これは皆さん方は企業には政治活動の自由があると考え...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、それはそれでけっこうです。いまおっしゃったのが一応の見解でございますね。そうしますと、この政治にいわゆる参政権というのがございますね、政治に参画するというのは、これは参政権というのはいわゆる自然人に与えられた特権であろうと私は思うのですが、この点はどうで...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、企業が献金をするということはこれは一体どういうことですか。これは企業の政治的な意思の表明ということになりませんか。そうですね。
○峯山昭範君 そうしますと、これは企業には民法、商法の上からきちっとその定款の中に定められていますね。そうしますと、企業の献金の行為というものは一体どういうことになるのか、これはどうお考えですか。
○峯山昭範君 そうしますと、それは要するに適当と認められる範囲とかそういうふうないろんな問題がその最高裁の判決の中にあります。確かにあります。これはイギリスの鉄鋼産業ですか、そういうふうな人たちの政治活動の自由という問題についての判決の中にも出てまいります。しかしながら、ただいま...全文を見る
○峯山昭範君 もうあまり時間なくなってきましたので、これはあれこれできませんが、先ほど私は運用の面で何とかなるんじゃないかという話をいたしました。これはたとえば政治資金規正法の三十一条というのがございますね、三十一条の運用という問題について先般私は皆さん方の連絡の担当の方にお伺い...全文を見る
○峯山昭範君 ですから一番最後におっしゃった、具体的にたとえば献金したのに載っていないと、こういう事実が出た場合は、当然それは具体的に調査をやり、チェックをやって、そして虚偽であるということがはっきりした場合は、やっぱり政治資金規正法に基づいてきちっと罰則を適用する、そこら辺まで...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ法務省のほうはおられないようなので、この次の機会にお伺いすることにしたいと思います。  いまの重度身障者に限り復活ということでございますけど、手帳を持っておる人というのは、いまおっしゃったように非常に少ないわけですよ。しかし、たとえば寝たきり老人というのが...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、非常に短い時間でございますので、思うようにあれこれ質問できないのは残念ですけれども、まずやはり政治資金の問題について初めにお伺いしておきたいと思います。  私たちは政治資金規正法というのを現在の国会に出しておりますし、会社法人からの献金というものはこれは禁止...全文を見る