峯山昭範
みねやまあきのり
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月20日 | 第84回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第2号 議事録を見る | ○峯山昭範君 きょうは初めに長官にお伺いします。先ほどのいわゆる習志野発言ですね、これは先ほどから大臣の説明をずいぶん聞いたわけですけどね、非常にわかりにくいわけですよね。それで、これはたとえば大臣が初めに一家のかぎ、自分の家の生命と財産を守るためには家にかぎかけるのは当然じゃな...全文を見る |
○峯山昭範君 これは、大臣は先ほどもいまと同じことをおっしゃいました。二十七万の隊員がなまくらであってはいかぬ、精強でなくちゃいかぬ、だから言ったんだと、こういうふうにおっしゃっていますけども、——それでは説明にならないんですね、実際問題として。いわゆる「敵に脅威を与えずして何の...全文を見る | ||
○峯山昭範君 憲法で専守防衛ということを言っていると、それで、それはそれとして、その後でこの発言が出てきた、こういうことになりますと、これは憲法でそれじゃ、敵に脅威を与えると——「与えずして何の防衛か」ということなんですから、ということは、憲法の範囲内で言う敵に脅威を与えるという...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ということは、要するに、先ほど自衛力の限界の中で局長が答弁になりましたように、要するに自衛力の限界はやっぱり憲法で認められた範囲内であると、そうすると要するに専守防衛で足りないところ、これは要するに米軍に頼るんだと、そういうようなことになってくると、この統幕議長が言...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣、そういうふうな趣旨になってきますと、大臣が憲法の範囲内とはいえ、敵に脅威を与えずして何のための防衛かというこの発言は、やはりちょっと文章上、あるいはその言葉の意図、あるいはそこで聞いている隊員の意図というのはこれは私相当違ってくると思うんですよ。大臣の意図が本...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣の真意として言葉の使い方を間違えたということですから、まあそれはそれでこれ以上は時間の関係もありますので、そのくらいに置いておきたいと思います。 そこで、まずこの当参議院のロッキード問題の特別委員会では、この二年余にわたりまして特にP3Cの問題を相当いろんな...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは私は何もあなたに答弁してもらいたいと思って言ったんじゃないんですが、大臣、これね、このいまのあの人の、どなたか知りませんが、発言ですね、これは非常にわがロッキード特別委員会としては内閣に閣僚会議、こういうふうなものがようけあるということについては、それはようけ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いやいやそんなに全部読み上げぬでもいいけど。 | ||
○峯山昭範君 これは大臣、実はこの閣僚協議会、できましてそんなに長くなっていないわけですね。五十一年の二月十九日にできたわけですから、一年もたっていないうちに解消されたことになるわけですけれども、実際問題としましてこのロッキード問題閣僚協議会では、これは五十一年の十一月十二日付で...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは私は時間の関係がありますから一つ一つ、各省庁においてというとこれは一つずつどこの省庁って全部決めたんですかな、これ。 | ||
○峯山昭範君 これはいま局長から二点について話ございましたけれどもね、そのほかにもまだ法務省関係にかかわり合いのあるような問題がこれずいぶんありますね。これは一つずつ検討すると相当ありますね。そのほかのはどうなっているんですか。 | ||
○峯山昭範君 いずれにしましても、これは大臣、これはこういうふうなロッキードの問題につきましては、少なくとも両院に特別委員会が設けられて、それでこういうふうにいろんな角度から審議が行われていると。そういうような段階でこういうような問題についてほかのいわゆる閣僚協議会が一緒に廃止さ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 きょうは政府のいわゆる官房長官なり責任者おりませんので、この点についての追及はこれ以上もう行いませんが、先ほど局長から答弁ございました二つの点について、その後の進捗状況はどうなんです。 | ||
○峯山昭範君 そのくらいを前提にしまして、これからP3Cの問題並びに具体的な問題についてお伺いしたいと思います。 まず、これは防衛庁長官にちょっと一遍お伺いをいたしますが、大臣は最近防衛庁長官に御就任になったわけですが、このロッキード事件という一つの事件ですね、これは大変な事...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これはもうまことに恐縮なんですが、法務大臣にもちょっと一遍お伺いしておきたい。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、いま両大臣から話ございましたように、現在ロッキード事件は、先ほどの質問で、国会に報告する、いわゆる結末の報告ですね、この問題について先ほど大臣は最終報告をすることにやぶさかではないという御答弁がありました。これは当然法務大臣としての、いわゆる司法関係か...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そのとおりですね。そうしますと、ことしの予算で、また先般からの国防会議等で、ロッキード社の問題になっておるP3Cが決定されたということですね。これは私は非常に、この事件そのものがまだいまだに解決しない——公判中であるからその点は解決したかもわかりませんけれども、その...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、私は非常に皆さん方の答弁は矛盾していると。これは何で矛盾しているかといいますと、これは防衛庁長官、法務大臣は担当じゃないからとおっしゃいますので、私は少なくともP3Cの問題については、忌まわしい点はない、疑惑はなかったと、これは法務大臣もいまこうおっしゃいまし...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、それがなければと言うてるんです。 | ||
○峯山昭範君 そうすると、ロッキード社はまあ言うたら指名停止、しばらく謹慎を申しつけにゃいかぬ会社であるけれども、日本の防衛に支障を来すという、もうやむを得ない点があって、しょうことなしにこれはもうP3Cを買わざるを得ないんだと、こういうことですか、大臣。 | ||
○峯山昭範君 あのね、まあいい、結構ですわ、どうぞ座ってください。 あのね大臣ね、このP3C——ですからもう議論のすれ違いはすれ違いとしてたな上げしてと私は言っているわけです。P3Cについてはわれわれは疑惑があるということをここでずいぶんいろんな角度から丸紅の契約を出し、児玉...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ということは、逆に言えば、要するに防衛上支障を来すから、いわゆるロッキード社のこういう問題については全く不問に付してやむを得ずこの契約をしたということになりますか。 | ||
○峯山昭範君 私はね、そういうことだけではとてもこの問題について、これは納得できるような問題じゃないですよ。ロッキード社は、要するにそういう謝罪文にしたって一枚の紙切れをちょっと出して、それで後何千億という指名入札を受ければ、すぐそういう入札が受けられるなんということが通用するよ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 非常にえらい簡単な説明ですがね。もうちょっと詳しくお伺いしますが、まず、そのP3Cを四十五機と、こう決められたのは、これは一体どういう意味ですか。これはもともと私はロッキード社のあれは、児玉との契約でも五十機となっていましたね。これがまあ四十五機、確かに後でへ理屈を...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それではもう少し詳しくお伺いしますが、時間の関係もありますので次回にも譲るとしまして簡単にお伺いしますが、これは、当ロッキード委員会でもこのP3Cの決定につきましては、総理大臣初め官房長官もそうだったですが、要するに国防会議で慎重に検討するということを繰り返し答弁し...全文を見る | ||
○峯山昭範君 久保さん、十二日は時間どのぐらいかかったんですか。 | ||
○峯山昭範君 それは久保さんね、一番長いときが一時間で、そのほかの二十三、二十八、二十九、これは余りにも私は、これはちょっとおかしいんじゃないですか、久保さん。 | ||
○峯山昭範君 これは久保さんですね、私は、きょうはまあ私の持ち時間があともう少ししかありませんからこれ以上詰めることはできませんが、ロッキード事件がなぜ起きたのか。P3Cが、要するにそういうふうないわゆる一つの犯罪を犯したような会社の製品をどうして買わざるを得なくなったのか。要す...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、私は久保さん、あなたの見解とは全く違いますわ。これは国防会議のあり方自身、それは久保さんは、従来のいわゆる昭和四十七年当時の久保さんが関与しておられたという国防会議のあり方と、いわゆるそのあり方が間違っていなかったと、現在もそのとおりでいいんだと、こういう考え...全文を見る | ||
○峯山昭範君 久保さん、いずれにしましても、これはもうこれから中身を質問する時間がございませんが、その国防会議における論議、これもあなたは全く公表されてはいないとは言いながら、やはり少なくとも国防会議で行われたいろんな、たとえば概要とかそういう問題については公表されているわけです...全文を見る | ||
○峯山昭範君 その久保さんが口を滑らせたように、実際の論議というのは久保さんがいまおっしゃったことは全部あったんでしょう。けれども、実際の議論というのは、もっぱら対米配慮のいわゆるこの黒字減らし、現在の黒字減らし、これに役立つかどうか、現在のいわゆる対米のいろんな経済問題と絡んで...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いずれにしましても、久保さんがそういうふうにおっしゃるんですからそれはそのとおりだったかもわかりませんが、いずれにしましても、あなたの議論の、あなたが発言した中身にもありましたように、私は、大臣ですね、これは実際問題、国防会議のいわゆるP3CとかF15を決めるに当た...全文を見る | ||
○峯山昭範君 終わりました。 | ||
03月08日 | 第84回国会 参議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○峯山昭範君 私は、初めに憲法と核の問題についてお伺いをいたします。 この問題につきましては、もうすでに従来から政府の姿勢はずっと変わっておりませんし、また先日来の衆議院における質疑も十分になされております。それを十分承知の上で、それを踏まえた上で、きょうは総理にお伺いをした...全文を見る |
○峯山昭範君 福田総理は、いまもおっしゃいましたが、この非核三原則の問題につきましては憲法的国是であると、こういう言葉をかねがね使っておられます。いまもそれに似た言葉をお使いになりました。これは、憲法的国是ということは、憲法に匹敵する重要な問題であると、そういうふうにとられている...全文を見る | ||
○峯山昭範君 総理の姿勢はそれでわかりました。 そこで、まず私がきょう問題にしたいのはこれまでの政府の見解でございますが、これは法制局長官もきょういらっしゃいますから、私のこれから申し上げることが間違っておれば訂正をしていただきたいと思います。 政府のこれまでの見解としま...全文を見る | ||
○峯山昭範君 わかりました。そうしますと、核兵器は憲法上持てるというのは、これは従来の政府の解釈でございますが、核兵器は憲法上持てないと、こういうふうに解釈することは憲法の解釈として憲法を歪曲していることになるかどうか、この点はどうですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、憲法の解釈として核兵器は持てると現在日本の政府が解釈をしている。そこで、それは仮定の問題になりますけれども、新しい政権、自民党の内閣とは違う新しい政権ができてきた場合に、核兵器は憲法上持てないと解釈する、そういうことは現実としてあり得るわけですね。それ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 最終的な判断はどこがするわけですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、これは、これから先は総理で結構です。総理、いま法制局長官が御答弁になりましたように、憲法上持てる持てないということについての最終的な判断は最高裁がすると。そうしますと、現在の時点では最高裁はこういう問題についての判断はしていないわけですね。そうしますと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、これは総理、憲法上核兵器を持てるか持てないかということについてはそのときの政府によって両方の解釈をすることができるというのが法制局長官の答弁です。いろいろな内容はあるにしても、その政府の判断で両方できると。その場合、現在の福田内閣が核兵器は持てないとの解釈を現...全文を見る | ||
○峯山昭範君 全然違いますよ、総理。 | ||
○峯山昭範君 総理、ちょっと食い違っていますので元へ戻しますが、要するに、憲法の解釈には持てるという解釈と持てないという両方の解釈があるということは、これはわかりますね。 | ||
○峯山昭範君 したがって、この持てる持てないということについてはいろいろな解釈がありましょう、当然ですね。政府ができて当然二つの解釈があります。そういうようなときに、日本の政府としては持てるというふうな解釈をしているということは、これから先が問題なんですが、やっぱり総理が持てると...全文を見る | ||
○峯山昭範君 真田長官の入れ知恵でいまおっしゃったようですが、これは非常に重大な問題でありまして、総理は間接選挙、間接民主主義、その両方をおっしゃいました。これは国民の意思がやっぱり核兵器は持つべきではないと、こういうふうに判断をしていたならば、当然その意思に従うというのが総理の...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは総理ね、ただ単に解釈論だけの問題ではない。憲法の解釈は確かに二つある。日本の政府は、持てるという方を支持する、持てないという方は支持しない。法制局長官の答弁でいきますと、持てるという方が正しいと、日本の政府はと、こうおっしゃいましたよ。そうしますと、これはなお...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは、福田さん、あなたが混同しているんです。憲法上、解釈が、持てる持てないという両方がある。日本の政府は持てるという方をとっていると、それが一番正しいと思っていると法制局長官は答弁していますよ。政策と解釈と混同していると言うんなら、政府が混同しているのです。どうな...全文を見る | ||
○峯山昭範君 全然明快じゃありません。それなら、日本の政府が持てないという解釈を支持してもいいんじゃないですか、総理の言うとおりなら。そうなるんじゃないですか。 | ||
○峯山昭範君 これは私は全然納得できません。要するに、ただ解釈論だけじゃない。総理ね、両方の解釈があって日本の政府がどちらもとってないんならいい。日本の政府が持てるという方をとっている以上は、その理由をはっきりしない以上は、持てるという解釈が一番正しいということは、日本の政府が政...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、違います。いや、納得できません、私はそれは。そんなばかな答弁はないです。持てないというふうにとるんならいいけれども、これはおかしいですよ。政府がとってないんならいい。――この問題については政府のきちっとした見解を文書で求めます。 | ||
○峯山昭範君 それではこの問題については明日に議論を譲りたいと思います。 それでは、ロッキード事件についてお伺いをいたします。 これは去る六日の元丸紅秘書課長副島氏の証言でいわゆる灰色高官に対する金の受け渡しが明らかになったわけです。灰色高官と言われる方々はほとんど否定を...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは、総理、真実は一つしかないわけです。そういうふうな意味では、この真相を明らかにするということがいわゆる灰色高官の名誉を守ることにも逆に言えばなるわけですね。そういうふうな意味では、私は、一つは、政府・自民党としても、野党からずいぶん要求をされておりますが、証人...全文を見る | ||
○峯山昭範君 やっぱり総理に積極的に応援をしてもらいたいと思うのですが、どうでしょう。 | ||
○峯山昭範君 それでは、ぜひともその問題については総理から積極的に御支援をいただきたい。 そこで、ちょっと問題を変えましてロッキードの中の特にP3Cの問題について質問をしたいと思います。 まず、P3Cにつきましては、もうすでに今年度の予算の中に組み込まれておりますが、この...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私は、特にロッキード社にP3Cを注文するということについては、まだまだ問題が山積していると、こういうふうに思います。まず、この問題のP3Cに関する契約の経過についてはいまお伺いをいたしました。その際、ロッキード社から誓約書を取っております。その誓約書の中で、特にこの...全文を見る | ||
○峯山昭範君 一項目。 | ||
○峯山昭範君 総理ね、まずロッキード社から誓約書を取った、P3Cを発注するに当たってですね。この誓約書は、いま読んでいただきましたが、私の手元にもございますが、要するに、 P-3Cに関する日本との販売契約の獲得に関し不当な影響力を及ぼす、あるいは有利な取扱いを受けることとな...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そんな答弁は納得できませんよ。P3Cに僕するそのことをやったことはないと言うかもしれませんが、ロッキードに対して契約があるじゃないか、現実の問題として。丸紅の契約があるじゃないか。これは一体何ですか。現実の問題としてこういうようなことをしているじゃないですか。契約も...全文を見る | ||
○峯山昭範君 不正なことをしたことはないと言いましても、不正なことをしようと現実にこの誓約書をつくっているのじゃないですか。この文書がそのまま私は誓約書の中身として納得できるものではない。 | ||
○峯山昭範君 そんないいかげんなことでどうしますか。実際問題として総理にお伺いしますが、ロッキード社は、たとえば日本で言えば――建設大臣にちょっと一遍お伺いします。建設省はよく御存じですからお伺いしますが、建設大臣、ある特定の会社が賄賂を贈り、日本国じゅうが大騒ぎになったというよ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 当然ですね。総理大臣、これは日本のいわゆる予決令によりましてもこういうふうな不正な商行為ということについては禁じられているわけですね。たとえば、建設大臣にもう一回お伺いしますが、その一つの会社が、これはただ単に一つの市町村とかちょっとの問題じゃないわけです。要するに...全文を見る | ||
○峯山昭範君 技術的にね、それはわかります。 これは、総理、実際問題としてそこのところの問題は確かにひっかかりますね、どうですか。 | ||
○峯山昭範君 これは、これだけ不正な行為をやり、これだけ日本国じゅうに日本国民に迷惑をかけた会社にどうしても注文しなければならないという理由はどこにあるのですか。 | ||
○峯山昭範君 これは実際問題、総理ね、先ほどのいわゆる誓約書の問題にしろ、いまの技術上どうしてもやむを得なかったという問題にしろ、全く国民がそれを聞いて納得できる問題ではないと私は思うのです。総理から一遍説明してみてください、わかるように。なぜ買わなければならなかったか。 | ||
○峯山昭範君 これは私は時間がございませんからもうこれ以上できませんが、それじゃ、防衛庁は、技術上どうしてもこれはやむを得なかったと、防衛の必要上どうしてもやむを得なかったということですね。長官。 | ||
○峯山昭範君 ロッキードは何をつくっている会社ですか。 | ||
○峯山昭範君 ロッキードで搭載の中の電子機器もつくっておるんですか。 | ||
○峯山昭範君 当然、ハードな面を言うのが当然でしょう。 | ||
○峯山昭範君 これはロッキードは現実の問題として航空機しかつくっていないわけです、総理ね。航空機が中心なんです、P3Cで言えば。P3Cの中のいわゆる電子情報処理装置、これは別の会社でつくっているわけです。私の手元にもその資料が全部ございますが。そうしますと、少なくともどうしても必...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私は、やはりいまの防衛庁の説明では十分納得できない。総理ね、実際問題としてカナダの政府が現実の問題としてP3C導入についてのいろいろなことを米国政府とやっております。こういうような例からいきますと、米国防省等のいわゆる保障を要求すると、今後こういうふうな問題を起こさ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 きょうはこれで終わります。(拍手) | ||
03月09日 | 第84回国会 参議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○峯山昭範君 初めに、日中問題についてお伺いをいたします。 華国鋒主席は、今回の全国人民代表大会の政府報告の中で、日中平和友好条約の早期締結は日中両国の利益に合致する、こういうふうに述べておられますが、この点について総理の評価をまずお伺いしたい。 |
○峯山昭範君 この政府報告によりましても、中国側の体制はほぼ整ったと、こういうふうに見てもいいんじゃないかと私は思うのですが、この報告によりまして新しい進展が期待されるんじゃないか、こういうふうに考えられますけれども、総理の御見解はいかがでしょう。 | ||
○峯山昭範君 外務大臣にお伺いしますが、第三回の佐藤・韓念竜会談の開催ですけれども、この問題については、政府はもう訓令を出しておられるわけですか。 | ||
○峯山昭範君 まだ出していないということでございますか。 | ||
○峯山昭範君 いつごろ出す予定でございますか。 | ||
○峯山昭範君 第三回の会談で交渉が再開されますと、外務大臣の訪中という段取りになると思いますが、これはどうでしょう。 | ||
○峯山昭範君 直ちにはならないけれども、大体ほぼそういうような方向で進んでいるということでございますね。 | ||
○峯山昭範君 第二回の佐藤・韓念竜会談でも、反覇権の問題が相当議論されて意見の相違があるような話も先日の衆議院の予算委員会でも出ておりますが、この問題について、まず第一に、覇権条項を前文にするか本文に明記するかという問題があるわけですが、この問題についてはもう合意されていらっしゃ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 内容には入っていないにしても、日本政府の考えとしては、本文でもいいという考えでよいわけですか。 | ||
○峯山昭範君 それでは、共同声明第七項の条項そのままでいいと考えてよろしいでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 変更されるということもあり得るわけですか。 | ||
○峯山昭範君 これは、総理、それじゃ日本政府の反覇権という問題については、これは国際関係における普遍的な平和原則と、こういうふうに位置づけて考えてよろしいでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 この問題については中国側も同じような考え方を持っているんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 この問題について、中国側とやっぱり隔たりがあるんでしょうか、実際問題として。 | ||
○峯山昭範君 この問題についての見通し、これは明るいと言っていいですか。 | ||
○峯山昭範君 総理、実際問題、この問題を解決できなければ、締結することはできないわけでしょう。 | ||
○峯山昭範君 反覇権の問題です。 | ||
○峯山昭範君 手順、段取りはほぼ大詰めに来ておりますか。 | ||
○峯山昭範君 少なくとも総理の訪米までには、締結するという考えについてはどうでございましょうか。 | ||
○峯山昭範君 それでは、日中問題はそのくらいにしまして、物価問題についてお伺いしたいと思います。 最近の物価の問題で、円高の問題が出てまいりましたが、特に、きょうは、日銀総裁がまだお見えになっておりませんので、円高差益の問題についてお伺いをしたいと思います。 最近の大幅な...全文を見る | ||
○峯山昭範君 たとえば一%の円高によりまして卸売物価、消費者物価に対する影響、これはどの程度と試算をしていらっしゃいますか。 | ||
○峯山昭範君 現在、この円高は、昨年と比較しまして、どの程度の影響が出ておりますか。 | ||
○峯山昭範君 円官問がどのくらいのパーセントになっているか。 | ||
○峯山昭範君 私の手元にも資料が届いておりますが、卸売物価が〇・三%弱と、こう物価局の試算では出ておるようでございます。消費者物価については、いまおっしゃったように〇・一%。そうしますと、実際問題、円高の方は五十一年の十二月が二百九十八円八十四銭、現在が一応二百三十五円としますと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣がおっしゃるようなこともあると思います、私はね。しかし、ここで私が申し上げたいのは、円高が消費者物価に波及しない大きな理由は、やっぱり何らかの形で国が関与している料金ですね、これが要するに下がらないところに大きな原因があるんじゃないかという考えもあるんですが、ど...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは現実の問題として総理も聞いてほしいんですが、小麦、砂糖、たばこ、電気・ガス料金、牛肉、国際航空の運賃、国際電話、こういうようなものが下がらないわけですね。これはやっぱり問題だと思うのですが、総理はこの問題についてどうお考えでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 電力料金の話がいま出てまいりましたが、電力会社の燃料費の為替差益は現在どの程度になっていらっしゃいましょうか。 | ||
○峯山昭範君 これは当然私は消費者に還元すべきだと、こういうように思うのですが、どうでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 国際電話の料金の引き下げについてどうお考えでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 具体的にお伺いします。 日本からアメリカに番号通話をかけた場合に、三分間で通話料は幾らでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 この問題については、後ほど、それじゃ資料がそろった時点で御質問いたします。 それでは、次に、牛肉の問題についてお伺いをいたします。 これは牛肉が下がらないということで非常に問題になっておりますが、農林大臣にお伺いをします。牛肉百グラム、ビフテキ用、ロースで骨...全文を見る | ||
○峯山昭範君 委員長、農林省の方から出た資料がございますので、これを大臣に言っていただきたいと思いますので、お願いします。 | ||
○峯山昭範君 それからもう一つ、両方。 | ||
○峯山昭範君 これは余りにも差があり過ぎるんですがね、大臣。これはやっぱりもう少し何とか安くなるような方策を講じていただきたいと思うのですが、いかがでしょう。 | ||
○峯山昭範君 これは、大臣、十円下がったといいましても、世界的な傾向から言いまして、世界一高いと言われているフランスのパリでも二百十一円、日本が四百七十一円では余りにも差があり過ぎますね。これはやっぱり大臣がおっしゃったことをいま実際に実行すれば牛肉は下がるんですかね、それでどの...全文を見る | ||
○峯山昭範君 電電来ましたか。 | ||
○峯山昭範君 もう少し正確にお願いします。アメリカから日本へかける場合は、ドルで払いますね、何ドルですか。 | ||
○峯山昭範君 大臣、私の質問には一つも答弁していらっしゃらないわけですが、アメリカから日本へかける場合は九ドルなんでしょう。 | ||
○峯山昭範君 これはいずれにしましても、日本からアメリカに三分間通話しますと三千二百四十円、アメリカから日本にかけると、いま大臣の話ですと二千二百三十一円、千円以上も開きがあるわけですね。利用者としては相当やっぱり同じ通話をし同じ利用をして千円も差額がある、五割以上高いというのは...全文を見る | ||
○峯山昭範君 端的にもう一点お伺いします。 国際間の料金決済については、ゴールドフラン 二十七というのでいま決められているわけでしょう。そうしますと、この改定が昭和三十九年にしたままで、三十九年当時というのは三百六十円でしょう。そのままやっているというのはやはりおかしいので、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは、総理、やはりいますべて政府間関係の料金なんですね。ここら辺の問題についてもう一回それぞれ洗い直す必要があると思うのですが、どうでしょう。 | ||
○峯山昭範君 次に、もう一つは、この円高が消費者物価に波及しないもう一つの大きな理由というのは、輸入業者あるいは取り扱い業者がその輸入差益をひとり占めにしている、そこに大きな問題が私はあると思います。特に魚介類では大手商社が買い占めをしている。それから牛肉では取り扱い業者がいわゆ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 合計で。 | ||
○峯山昭範君 これはもう全く業者の立場に立った説明でございますね。 輸入ユーザンスによるいわゆる為替差益はどの程度と見ておられますか。 | ||
○峯山昭範君 私の手元にございます資料によりますと、輸入ユーザンスによる為替差益二千億、それからいま長官も説明されましたように七千五百億、トータルでは九千億近くの為替差益が現実に出ているわけです。これはやはり灯油の値下げとか、あるいはナフサの値下げとか、そういうところにやっぱり相...全文を見る | ||
○峯山昭範君 その程度ではまだまだ還元したことにはならないと私は考えます。 それでは、次に、魚介類がなぜ安くならないか、この点についてどうでしょう。 | ||
○峯山昭範君 昨日、私は、スーパーで魚の値段を調べてきたんですけれども、サバの切り身が一切れ八十円、ブリが三百五十円、ギンダラが二百五十円、アコウダイ四百円というように非常に高いなあという感じがするわけです。これでは消費者の魚離れという問題が出てくると私は思うんですけれども、こう...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、経済見通しについてお伺いします。先に日銀総裁にお伺いします。 昨日からのロンドン市場における円相場、これはもうついに一時二百三十二円五十銭ですか、これは大変なことになったわけでございますが、この大変な異常値上がりですね、これに対してどういうふうに対処す...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ただいま総理がおっしゃいましたそのドル安ですね、円高の大きな原因はやっぱりドル不安にあると言って私はいいと思うんですけれども、これはアメリカに対してドルを強化するために何らかの具体的な具体策を要求する、そういうようなことは実際問題としてできないんですか。 | ||
○峯山昭範君 確かに、総理、ゆうべのストラウス代表のインタビューを聞いていましても、油の話を持ち出しただけで相当強圧的な態度だったですね。あれを見ていましても、私はやはりそこら辺のところは、言うべきところはちゃんと言った方がいいような感じがするわけです。それで申し上げたわけです。...全文を見る | ||
○峯山昭範君 長官、実際問題として最近のこの異常な円高で、中小企業等はやっぱり相当圧迫を受けていると私は思うのですね。また心理的な問題もあると思うのです。その結果、七%の経済成長という問題にも、これはやっぱり大きな障害になるのじゃないか、こういうふうに考えますが、この点どうでしま...全文を見る | ||
○峯山昭範君 長官、実際問題として、この五十二年度の実績、経済成長ですね、これは修正値の五・三%、昨日もちょっと話が出ましたが、これは達成できる見通しはついたんでしょうか。 それからもう一つは、五十二年度の経常収支の黒字ですね、これは百億ドルを修正して、この間から百二十億ドル...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは、総理、これだけ大変な大幅な黒字になりますと、やっぱり緊急輸入とか何らかの措置を講ずるべきだと思うのですが、ここら辺のところはどうでしょう。 | ||
○峯山昭範君 総理、ECからのエアバスの導入についての話が新聞報道で出ておりますが、この問題については特に対日輸出品目としてECが挙げているわけですね、実際問題として。これは私は日本としてもいま総理も話に出ましたように重大な問題だと思うのですが、リース会社構想というのもあるんだと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 総理、最後に。とにかくこの円が現在安いのか高いのか、現在の円はどういうふうな位置づけになっているのか、これはやっぱり総理が明確にしておく必要がある。これは中小企業の皆さんから考えても、私はどこら辺で落ちつくか、現在の円がどういう位置にあるのかということは、当然、私は...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、次に、特にことしに入りましてから海運業界の不況が言われておりますが、特に不況倒産が非常に多いわけですが、その実態についてどういうふうに掌握していらっしゃるのか、この海運業界不況の原因は一体何なのか、どういう点に問題があるのか、端的にお伺いしたい。 | ||
○峯山昭範君 大体、大臣の答弁のとおり、ただいまございましたように、海運業界の不振の原因というのは世界的なものではありましょうけれども、船舶、タンカーとか、そういうようなものの過剰がその大きな原因と言われているわけであります。 そこで、まず、きょうお伺いしますが、政府系金融機...全文を見る | ||
○峯山昭範君 日本開発銀行と市中の金融機関との関係ですね、日本開発銀行法の第一条はどういうふうになっているか、一遍この点をお伺いします。 | ||
○峯山昭範君 開発銀行の目的は、いまお話ございましたように「一般の金融機関が行なう金融等を補完し、又は奨励することを目的とする。」と、こういうふうになっております。 それでは、具体的にお伺いしたい。日本開発銀行の貸出残高の多い順に、上位十社までで結構ですから、その会社名とその...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、いまの上位十社の借入金総額と、それから開銀融資の残高の割合はどういうふうになっていらっしゃるか。 | ||
○峯山昭範君 借入金の方は。 | ||
○峯山昭範君 これはすでに確認をしているわけですが、すぐ調べられますか。 | ||
○峯山昭範君 それでは、資料ができるまで、そのほかの問題をいたします。 まず、米の生産調整の問題でございますが、政府は五十三年度から大規模な米の生産調整を実施しようとしているわけです。これは昨日から相当議論にもなりましたので、もう詳細は申し上げませんが、私は、この日本の将来を...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、私は、大臣、わが国の農業の命取りにもなりかねないような重大な問題ですから、何も法律をすぐつくれと言うわけじゃない。けれども、生産調整という問題は農家の皆さん方にとっては非常に重大な問題ですね。私は、実は、先日、鹿児島県の種子島という離島があるんですが、そちらの...全文を見る | ||
○峯山昭範君 各社ごとに言ってください。 | ||
○峯山昭範君 いまの御報告でもわかりますように、上位十社のうち五社が大手の海運会社になっております。しかも、その海運会社の借入金総額に対する開銀の融資の割合は、いまの海運会社だけをとりますと、日本郵船が総借入金の六一%が開銀の融資です。大阪商船三井船舶が七〇・八%、川崎汽船が五六...全文を見る | ||
○峯山昭範君 開銀がこの膨大な融資をした、その目的に違反して、それこそ膨大な融資をしたというのは、政府の方針に沿ってやったものであると、そういうことですね。 | ||
○峯山昭範君 ということは、これは総理大臣、現在の海運業界の不況というのは、これだけの融資を受けて船をつくったわけですよね、結局、船をつくってその船が原因でこの不況を来した、こういうわけです。ということは、逆に言えば、現在のいわゆる海運業界の不況というのは政府に責任のある、逆に言...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私は、そういう答弁ではとても納得できない。要するに、借りるか借りないかはそちらの方の勝手だと。法律で決められた開銀のいわゆる設置法みたいなものの第一条の目的を逸脱してこれだけの融資をしながら、それで、そのときの実際の判断はその企業の責任でしょう、それは。けれども、そ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これはそういうふうなところから、開銀の方からそれぞれの海運業界に天下りが行っているわけですね、実際問題として。これは開銀のOBが海運業界にどの程度の天下りが行っているか、一遍御報告を願いたい。 | ||
○峯山昭範君 天下りはおりませんか。 | ||
○峯山昭範君 これはきょうは時間がございませんが、私の手元にはもう具体的にすべて開銀のOBがそれぞれの海運会社に天下っている。こういうふうなところからやっぱりいろんな問題が出てくる、これはもう明らかであります。しかも、そういうふうな中で構造不況といういろんな問題に陥っている。これ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ジャパンラインがこういうふうな経営危機に陥った原因は何ですか。 | ||
○峯山昭範君 いずれにしましても、この海運業界の不況というのは、これは総理、私の最後になりますが、やはり何といいましても構造不況ということ自体が、いろいろな問題があるわけですけれども、特に海運業界についてはそういうようないま述べてまいりました種々の問題がある。やはり一つ一つ、ただ...全文を見る | ||
03月11日 | 第84回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○峯山昭範君 関連。 |
○峯山昭範君 ただいまの統一見解は、私が求めましたことには一つも答えていない。 これは、総理、聞いてもらいたいんですけれども、政府のこの見解は、従来政府がとっているいわゆる憲法第九条の解釈上の説明だけで、私が要求しましたのは、いろいろな解釈がある中で、持てるという解釈をなぜ政...全文を見る | ||
○峯山昭範君 なぜとらないという解釈をとるかと聞いているんです。 | ||
○峯山昭範君 私の質問に一言も答弁していないですよ、委員長。 もう一回、私説明しますけれども、私の質問の趣旨は、憲法と核兵器についての解釈論や学説をとやかく言っているんではないんです。私は、いかなる解釈をとるかというのは、いろんな解釈がある中でどの解釈をとるかというのは、これ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 来ていますけれども、これをちょと……。 | ||
○峯山昭範君 いや、だからそれはそれでわかっているんです。 | ||
○峯山昭範君 持てるという解釈と持てないという解釈とあるんでしょう。持てる方の理由を説明しなさいよ、理由を。 | ||
○峯山昭範君 その中身の問題じゃないんだ。 | ||
○峯山昭範君 違う、違う。 | ||
○峯山昭範君 そんなこと違う。 | ||
○峯山昭範君 違う、違う、違う。 | ||
○峯山昭範君 そんなことね、そんなこと聞いてないよ。 | ||
○峯山昭範君 これは委員長ね、文書で後でもう一回出していただきたい。関連ですから、一言それじゃ言います。 | ||
○峯山昭範君 そういうことです。 | ||
03月30日 | 第84回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号 議事録を見る | ○峯山昭範君 私は、きょうは労働省でございますが、社会保障全般についてお伺いをしたいと思っております。まあ本来ならば、労働大臣だけではなくて、厚生大臣なり関係の大臣に御出席をいただいて質問をしたいわけでありますが、何分にもこういうあれでありますので、労働大臣に、総理並びに厚生大臣...全文を見る |
○峯山昭範君 まあ社会福祉に対する大臣のお考え、よくわかります。これは話の前提でありますので、もう一点だけ、これもやっぱり取り上げておきたいと思います。 これもやっぱり新聞の投書の欄にこの間載った記事ではございますけれども、「障害の子と歩んで30年 疲れ果てたL3」という見出...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私も大臣と同じような気持ちでいるわけですけれども、こういう投書がありまして、この新聞社に寄せられた投書のいろんな総合したのが集中して載っておりますが、確かに「この世に生を受けた以上、奇形であろうと、なんであろうと、生命は尊いもの」と、こういうふうに一般の人は言うけれ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは私の手元にもいただいた資料がございますのですが、実際問題としてこの法律を実施するまでの猶予期間もあったわけですね。一年の猶予期間を置いてこういう状況でありますから、私はこれはやはり相当強烈な行政指導なり何なりをしていただいて、これは何とかこの実効が上がるように...全文を見る | ||
○峯山昭範君 千人以上の規模では達成率はどの程度でございましょう。 | ||
○峯山昭範君 これはやっぱり達成率からいきましても二割強しか実施していない。それで、雇用規模の非常に少ないところはやがて六割近く達成をしているというのでは、これはやっぱりどうしても今後に問題を残しますし、これはただ率だけの問題ではないと、私はこれから中身の問題もやりたいと思ってい...全文を見る | ||
○峯山昭範君 諸外国の例を見ましても、イギリス、フランスがわが国と同じ三%、西ドイツが六%、こういうふうな多少中身に、身体障害者のいわゆる規定の中身は多少違いましても、それにしましてもやっぱりわが国の一・五%というのは決して先進諸国の中で高いというわけでもありませんので、ここら辺...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これはまず、一つは実雇用率が非常に低い。特に保険、金融関係〇・四八%というのは、これはやっぱりひどいと私は思います。そういうような意味で、こういう業界に対しては、具体的な指導はどういうふうにしていらっしゃいますか。 | ||
○峯山昭範君 これはぜひ具体的に指導していただきたいと思いますのですが、一つの問題点は、この間法案を改正してから、いわゆる納付金を納めればいいんじゃないかというふうな風潮が出てきたんでは、これは納付金制度そのものがやっぱりマイナスになるわけです。そういうふうな意味で、ここら辺の納...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それではもう一点、公団、事業団ですね。これもやっぱり公団、事業団等の特殊法人もやはり同じようにこの一・八%ですかの雇用率が適用されているわけですが、こっちの方の達成状況はどうですか。 | ||
○峯山昭範君 これは大臣、やっぱり公団、事業団というのは少なくとも政府関係の特殊法人なわけですから、そこら辺のところからやっぱり何とかこれはぜひぼくはそういうふうな関連の人を雇用していただくように、これは強力にやっぱりやっていただきたい。そうでないと、公団、事業団でさえ大部分のと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ぜひそういうふうな意味で、そういうふうな国の関連の機関の雇用についてもぜひ力を入れていただきたいと思います。 そこでもう一点、局長、これは今後の問題でもあると思うんですけれども、ただこの率さえ達成すればいいという問題ではないと私は思うんですよ。実際問題、私も養護...全文を見る | ||
○峯山昭範君 確かに、なかなかやってはおりましても、どれだけ実効が上がっているかということになってくると、また問題は広がっていくと思いますけれども、それでは職場の問題をちょっとやりたいと思います。 労働省は、適職の開発、研究、これはもう前々から何回かおっしゃっていることであり...全文を見る | ||
○峯山昭範君 国立としては所沢の国立リハビリセンターで始めるということですが、これは年間何人ぐらいでございますか。 | ||
○峯山昭範君 これはことしからでございますか。 | ||
○峯山昭範君 これは、私は非常に重要な問題であると思いますし、同時に、コンピューターといいましても中身は相当いろんな多岐にわたっていると思うんですが、これはぜひこの制度が成功するように私たちも陰ながら支援をしたいと思っておりますんですが、民間でいわゆる肢体不自由者の情報処理技術者...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、日本チャリティープレート協会というのがありますが、これは御存じですね。 | ||
○峯山昭範君 ここではどういうことをやっておられますか。 | ||
○峯山昭範君 社会福祉法人ではないかということですけれども、実は社会福祉法人にまだなってないんで、これから社会福祉法人にしていただきたいということで一生懸命準備をしていらっしゃるわけです。実は、この日本チャリティープレート協会というのは、その事業の一環としまして、特にコンピュータ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ぜひ、このチャリティープレート協会というのは道正さんの指導でできたと言うのですよ。現場の人たち、そう思っているわけです。そういうふうな意味では、私はぜひそういう点は今後もやっぱりその人がやめてしまうともう切れてしまうというんじゃなくて、ぜひやっぱり引き続いて指導をし...全文を見る | ||
○峯山昭範君 実は私も——こういう表紙の本でございましてね、福祉計算センターに関する調査研究、概念設計、昭和五十二年三月できまして、財団法人日本電子工業振興会というところがつくったものでありまして、これはまあ通産省直接関係ないかもしれませんが、よく相談してやったということでありま...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これ、職業訓練局長さんも、これは要するに身体障害者がいわゆるプログラマーとかそういうふうなのにどういうふうに使えるか、そういう訓練の仕方によっては役に立つかどうか、いわゆる電子工業会自体としていけるかどうかということを研究して、相当やっぱり中身のある調査報告になって...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ぜひこういうふうな、民間も国もやっぱり総力を挙げて、こういう問題には取り組んでいただきたい、そういうふうに考えております。 次に、もう一点だけお伺いをいたします。これはもう一つは、不況といわゆる仕事の問題ですね。これは非常に重大な問題でありまして、こういうふうに...全文を見る | ||
○峯山昭範君 もう私、大臣からそれだけおっしゃっていただければ、これ以上言うことは何もないんです、本当は。実際問題として、私も現場へ行ってまいりまして、身体障害者の皆さんが、たとえば印刷一つするにしても、普通の健康の人なら名刺一枚つくるのに、やっぱり十分や二十分でぽっとこう大組み...全文を見る | ||
○峯山昭範君 どうもありがとうございました。終わります。 | ||
03月30日 | 第84回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号 議事録を見る | ○峯山昭範君 私は、きょうは特にエネルギー問題について質問をしたいと思っております。 初めに、大臣、特に最近円高の問題が大きな問題になりつつあります。きのうきょう二百二十一円というような大変な状況にあるわけですが、特に大阪、近畿地方では中小零細企業の輸出業者が非常に多いわけで...全文を見る |
○峯山昭範君 これはぜひ緊急な問題として政府としても真剣に取り組んでいただきたいと思います。 それからもう一点は、これはかねがねから、私、何回もエネルギー庁長官に言っているわけですけれども、特に円高差益の還元という問題です。先ほど大臣からも御答弁がございましたが、これは二百二...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、大臣、エネルギー問題の中で特に私はきょうは水力の問題について質問したいのでありますが、原子力、火力発電、さらに水力発電、とこうある中で、大臣は水力に対してはどういうふうにお考えでしょうか、将来の見通しとあわせて。 | ||
○峯山昭範君 これは、大臣、やはり国内のいろんな情勢から考えてみまして、戦後三十年やっぱり水力発電というのが一番先に開発されて、重要なエネルギー源として現在までその役目を果たしてきているわけです。それで大臣はいままだ資源も相当残っている、こういうふうにおっしゃっておりますが、私そ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 長官ね、環境影響調査なんという言葉自体が最近特に重要視されてきた問題でありましてね、実際問題として昭和三十年代の初期、そういうときにもやはり環境影響調査というのを相当慎重にやって、その報告をとっているんですか、実際問題として。 | ||
○峯山昭範君 これはいつごろからとり始めたわけですか。 | ||
○峯山昭範君 したがって、この問題は昔は確かにとってなかったんだろうと私は思うんですよね。 それで、現実の問題として、きょう、私は特に奈良、和歌山、三重三県にわたって相当たくさんの発電所がつくられておりますが、その中の特に新宮川水系、昔は熊野川と言いましたが、この水系の発電所...全文を見る | ||
○峯山昭範君 建設省はきょうお見えになっていますね。——建設省はこれはダムをつくるについて、このダムの近辺並びに特に十津川水系、こういう水系の土質というのはどういうふうな土質で、これはどういうふうな状況になっているのか、一遍概略説明していただけますか。 | ||
○峯山昭範君 これは建設省の方も余り専門でないかもしれませんが、非常に土壌がやわらかくて、私たち見ておりましても雨が降るともう一斉にどろが流れ込んでダムが本当に濁ってしまう、そのダムの中へ流れ込んだ水はもうよほどのことがないと澄むなんということはあり得ない。したがってダムの水をず...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私、先日も風屋ダム、二津野ダムというダムをずっと見てまいりましたが、最近、ダムの湖の周りですね、大分いわゆる土壌が崩壊して水の中へ流れ込んでいる状況がずいぶん至るところに見られるわけですね。こういうような問題については、実際問題としてこれはダムそのものをつくること自...全文を見る | ||
○峯山昭範君 長官、実は新宮川濁水調査委員会というのをつくっていただいて、その結論が調査報告書というような形で一昨年ですか、出されたわけですね。ところが、実際問題、具体策というのは何にもありませんでして、やはりこれからそれぞれの省庁でよほど対策をがっちりやっていただかないとどうし...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これもね、私は、これはやはり国としてエネルギー問題を重要な課題としてとらえるからには、やはり国の方が力を入れて、これは長官ね、やっぱり相当力を入れてやっていただかないと、いままで好意的で協力的であった市町村でも、やっぱりそういうような問題がだんだん重なってくると、こ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 水産庁、きょうお見えになっていますか。——これはもうあんまり時間がございませんので端的に申し上げますが、新宮川の汚染によりまして、要するにかねがね透明できれいな水の流れておった川がこれだけ汚濁してまいりますと、特にアユを初め、これはそういうような面でのいわゆる河川の...全文を見る | ||
○峯山昭範君 時間がございませんので、これで終わりますが、大臣、これは私はこれからまだまだ開発の余地もあると思うんですね、またいろんな問題もあると思うんですが、そういうふうな観点から二つお願いをしたいと思うんです。 まず一つは、このいわゆる実態調査ですね、やっぱり現地を正確に...全文を見る | ||
○峯山昭範君 どうもありがとうございました。結構です。 | ||
03月31日 | 第84回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第3号 議事録を見る | ○峯山昭範君 それでは、きょうは私は三点お伺いをしたいと思います。 まず初めに、電報の問題についてお伺いしたいと思います。 これはもちろん電電公社がやっていらっしゃるわけでございますが、まず大臣に、電報の持つ意義といいますか、電報は何のためにあるのかというふうなことですね...全文を見る |
○峯山昭範君 私も、確かに電報というのは緊急な連絡という一つの大きな電報の持つメリットがあろうと思います。しかし、実際問題として、いま大臣がおっしゃった緊急な連絡のつかない、いわゆる離島あるいは離町村、こういうようなのは、現在日本全国で——これは電電公社の方でわかると思うんですが...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いまおっしゃった三百、これは町村クラスを一つと勘定して三百もあるんですか。 | ||
○峯山昭範君 そういたしますと、それは町村にしますと、もっと少なくなりますね。しかも、そういうような一番近いところ、要するに三百の中身は、たとえばどのくらい、何キロぐらい離れているのか、一番近いところ。この三百の線引きはどこでやっているんですか、どのくらいの距離で線引きをしていら...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうすると、いま島だけをおっしゃいましたね、二十キロ、九十キロと。これは大体三百の中身はほとんど離島でございますか。 | ||
○峯山昭範君 内陸を聞いておるわけです。 | ||
○峯山昭範君 近いところは。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、こういうところにに現在の時点で電話を引くことはできませんか。どのぐらいの費用がかかりますか、全部引くとすれば。 | ||
○峯山昭範君 いまの三百カ所というのは、農村公衆電話も農協の電話も何にもないところですね。要するに連絡のつかないところですね。 | ||
○峯山昭範君 ですから、そういうところに全部電話を引いちゃうわけですよ、線を引いたら幾らかかると聞いているのです。 | ||
○峯山昭範君 総裁、七、八十万円、百万円かけて三百カ所引いても、これは知れておりますよ。 いま電報の年間の赤字はどのくらいですか、単年度の電報の赤字は。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、私の手元にある資料によりましても、電報の持つ重要性というのは私はいろいろあると思いますけれども、そういうふうな意味では、電報の緊急な連絡というのはほとんどのところが電話で済ませるようになってきたわけです。そうしますと、全く連絡のつかない離島とか、何にも...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから、一兆円も赤字になっているわけでしょう。しかも、これは毎年一千百億も累積して赤字になっていくということは、これはやはり私は相当真剣に考えていただかないといけない。実際問題として会計検査院も五十一年の監査で指摘をしているわけですから、そういうような意味では、ど...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから、そういうふうな合理化で解決するのかと私は言っているわけです。現実の問題として、いまおっしゃったような合理化で電報の問題そのものが解決するかどうかというのがまず第一点。 それからもう一つは、現実の問題として、昭和四十七年以来二回にわたって電報料金値上げし...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは私は何も船舶のどうしても必要な、電報でなきゃどうしてもいかぬものを、それもやめいと言っているのと違うのですよ。私はやめいなんと一言も言ってない。そういうような必要なものは置かなきゃいかぬ、当然。しかも、幾ら合理化して五十七年で六百億の黒字が出てくると言ったって...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣、どうですか。 | ||
○峯山昭範君 それから次に、第二点目としまして、大臣の本分科会におきます説明資料によりましても、昭和五十三年度のいわゆる郵政事業特別会計、これは単年度で三百六十七億円の赤字を計上していらっしゃいますね。これは要するに実際問題として郵政事業の今後のいわゆる財政見通し、これを一遍御説...全文を見る | ||
○峯山昭範君 実際問題として、これは最近のいわゆる郵便の利用状況ですね。こういうふうなものをずっと見てみましても、赤字だからといって料金をぽんと上げるというだけでは、これはもう解決できない状態にありますね、現実の問題として。昨年の一月か二月料金が上がって、郵便物がやっぱりそれだけ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは前年同月比の比較ですから、五十一年から去年の一月までががばっと下がっているわけですから、その下がったのと比較して現在ふえていると言いましても、これは全然、その前からすればとてもふえてない状況ですわね。そういうような意味では、これはよほど引き締めてやらないと、た...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私は大臣の気持ちもよくわかりますので、そんなに無理を言うつもりは全くないのですが、公定歩合とは全く関係ないものであると、それはそうでしょう。そういうようにお考えになるのはそれはそのとおりなんですが、全く関係ないことないわけですわな、これは実際問題として。それで、大臣...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは大臣の意図を私もよくわかります。それはそれで、零細預貯金者の利益を守るというふうな趣旨から白紙で委任をされたということは、それなりに意味もあろうと思いますし、大事な問題であろうと思います。実際問題として、これは一般の市中銀行が〇・七五%の引き下げとそれから〇・...全文を見る | ||
○峯山昭範君 郵便貯金の目的であります国民の経済生活の安定と福祉の増進というところからも零細な預貯金者のいわゆる目減りをぜひ守ると、そういうような意味でぜひ配慮していただきたいと思います。 それで、さらにもう一点だけお伺いして終わりますが、この郵政審議会の問題ですね。これは郵...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これで終わりますが、三十七兆円の郵便貯金のいわゆる口座数といいますか、これは大体どの程度あるんですか。これは一言教えてください、これで終わりますから。 | ||
○峯山昭範君 ありがとうございました。 | ||
04月03日 | 第84回国会 参議院 予算委員会 第23号 議事録を見る | ○峯山昭範君 これは今国会でずっと核論議をやってきたわけでございますが、その締めくくりとして最終的な政府の見解と解してよろしいですか。 |
○峯山昭範君 この補足説明によりますと、憲法上核兵器を持てるというのは、いわゆるここに三カ所も入っておりますが、仮定の上の論理的解釈にすぎないということが明らかになってまいりました。政府としてはこの「政策的選択」として核兵器を持たないことを明らかにしているわけでありますが、その具...全文を見る | ||
○峯山昭範君 一言。 | ||
○峯山昭範君 法制局長官どうですか。 | ||
04月04日 | 第84回国会 参議院 本会議 第13号 議事録を見る | ○峯山昭範君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十三年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 オイルショック以来、不況脱出の出口の見えないまま五年を過ぎた日本経済は、昨年秋口からのとどまるところを知らない円高によって、経済不安が一層深刻化し...全文を見る |
04月11日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第6号 議事録を見る | ○峯山昭範君 それでは初めに、通産大臣、今月の三十日から来月の七日までですか、東南アジアを回ってこられるというような報道が流れているわけですが、これはそういうふうにやっぱり行かれるわけですか。 |
○峯山昭範君 今回の東南アジア訪問の目的は、大体どういうふうな目的でございますか。 | ||
○峯山昭範君 昨年の八月に福田総理が行かれましたときの、いわゆる日本とASEAN諸国との共同声明があるわけですが、その共同声明に基づいていわゆる幾つか約束したことがあるわけですが、この問題については現在どういうふうになっておりますでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 いわゆるこの工業プロジェクトですね。五つの大きなプロジェクトがあると聞いておりますんですが、これは、こういう点には相当やっぱり力を入れて進めるようにしないと、なかなか具体性を帯びてこないと思うんですけれども、これは実際問題、通産省としては具体的には、この一つ一つにつ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは大臣、実際問題として昨年の八月から現在まで、やっぱり半年以上たっていますね。そういうような意味では、閣僚レベルでもっと積極的ないわゆる交流といいますか、話し合いといいますか、そういうようなものは、やっぱりきちっとした定期的なものとかいうものは現在ないんだろうと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ぜひ、これからの日本の経済を考えた場合に、そういう点にも十分力を入れて配慮していただきたいと思います。 そこで、この点はこのくらいにしまして、次にきょうの新聞等でも報道になっておりますが、今年度のいわゆる実質経済成長率、政府の七%達成というのが非常にむずかしいと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 この二つの経済見通しを読んでみますと、それぞれあれなんですね、実質経済成長率をいわゆる修正しているわけですね。初め国民経済研究協会の四・七%から五・三%というように修正をしている。その修正した理由はこれこれと。またもう一つの山一の方も、それぞれ〇・三%上向きに修正を...全文を見る | ||
○峯山昭範君 幾つかの問題点がありますけれども、まず一つはこれは円高にも関係があるんですが、ドルですね、これはいわゆるどの程度まで予想をしていらっしゃるか。現在二百二十円前後しているわけですが、これは大臣言えるかどうかちょっとわかりませんが、実際問題七%成長を達成するために、今後...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それではもう一点、政府のいわゆるこの七%実質経済成長率を政府が盛んに言っているわけですが、非常に無理だという声が至るところから上がっているわけです。しかし、政府の方針ですからこれを変えるというわけにもいかないと私は思うんですけれども、実際問題として、この経済研究協会...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そこで、もう一つの柱であるいわゆる経常収支六十億ドルの黒字に持っていくということですが、これはことしは最終的にはどの程度でおさまったんだったですかね、わかりますか。 | ||
○峯山昭範君 これは結局、昨年政府も何回か修正をしてやってきたわけですけれども、これはもう政府の何回かの修正も予想を裏切るような大変な黒字になっちゃったわけですけれども、これは六十億ドルのバランスを保つ——六十億ドルに持っていくということは、相当な何というか大幅黒字を減らすための...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いま大臣がおっしゃった緊急輸入四項目、三月の十一日に発表になった分ですね、これはこれだけでは十分ではないということで、さらに拡大策を検討していらっしゃるということでございますが、その後の方は後でお伺いするとしまして、この四項目につきましては、これは順調に準備は進んで...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これはまず民間航空機の輸入の問題ですが、これについては運輸省がいま検討しているということですが、運輸省に対してはどういうふうな相談をしていらっしゃるのですか。運輸省としては、たとえばいつごろまでにその計画を立てるとか、あるいはもっと具体的などこどこの航空機をどういう...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これはやっぱり運輸省だけではなくて、通産省、大蔵省含めましてそれぞれ関係の省庁とも相談するということになると思うんですが、まずこの航空機の問題については大体いつごろをめどとしていらっしゃるわけですか。 | ||
○峯山昭範君 急いでもらいたいと言っているということで、一つのめどについては具体的に答弁ないわけですが、航空機の国際リースの問題ですね、これは金融面でいま相談を進めているということですが、もう少し具体的におっしゃっていただけますか。 | ||
○峯山昭範君 これは緊急輸入対策ですから、やはり相当力を入れて検討して進めないと、実際問題間に合わないわけですがね、これはそれだけの力を入れて、この問題についてはこの四省が相談しているということですが、実際問題としてこういう話は具体的に進んでいるのですか、またあるいはどこの省が中...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それではこの問題はあれしまして、次に、タンカー備蓄の問題についてお伺いをいたします。 これは五十三年度に五百万キロリッターといま言いましたですかね、これは大変な量なんですが、具体的にどの程度話は進んでいらっしゃるわけでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 これは、場所とかそういうふうな問題については話はどういうふうになっておりますか。 | ||
○峯山昭範君 これはいつごろまでその結論は——たとえば候補地とかそういうような問題もあると思いますし、実際問題としてこれは五十三年度中にやらないと緊急対策じゃないわけですよね。それで五十三年度、四月からいま始まったところですけれども、これはよほどやっぱり急いでやらないと間に合わな...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そのできるという構想の中身を、やっぱりもうちょっと具体的におっしゃっていただかないと、われわれが聞いておりまして、緊急輸入とは言え、とても間に合わないような気がするわけです。緊急対策として政府が打ち出した対策にはとてもなり得ないんじゃないか、こういうような感じがする...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは第四番目の問題ですが、これは具体的にどういうふうに進んでおりますか。 | ||
○峯山昭範君 いまのこの第一から第四項目までございましたが、これで大体合計で何億ドルぐらいになるんですか。 | ||
○峯山昭範君 確かに十億ドルから二十億ドルと言うととんでもないぐらいに幅があるわけですが、実際問題、それの最大限、マキシマムをとったとしても二十億ドルですね。これで実際問題、いまのことしの百四十億ドルという黒字を六十億ドルにしようと思ったら、八十億ドル減らさなければいかぬわけです...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは次に、この円高差益の還元の問題ですが、これは私この問題をいままですっと何回か取り上げてまいりましたんですが、最近もこれは大幅な円の上昇によりまして為替差益が相当出てきたと、それもただ単に石油業界とかあるいは電気、ガスだけではなくて、いろんな範囲に広がってきて...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それは、確かに大臣おっしゃるように、政府としてもこの際、この差益を消費者に還元しようという方向で検討をしていらっしゃるということですから、これ以上多くを申し上げることはないわけですけれども、現実の問題として、たとえば通産省では管轄の電気料金、ガス料金の問題があるわけ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ぼくは確かに大臣おっしゃるのもわからないではないんですけれども、ぜひこれは今後の円の動きもまだ見なけりゃなりませんけれども、二百二十円というところが、大変なもう高値になっているわけですから、そういうような意味では私は各社とも相当やっぱりあれですね、大臣、それぞれ各社...全文を見る | ||
04月18日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第8号 議事録を見る | ○峯山昭範君 それでは、私はきょうは短かい時間ですので二、三質問したいと思います。 昨日の大蔵省の経常収支の集計によりますと、今年度の経常収支百四十一億ドルの黒字がはっきりしたようでございますが、これは経済見通し、これから相当問題になると私思いますが、昨年春福田総理が五十二年...全文を見る |
○峯山昭範君 これは大臣、実際問題として、黒字減らしを何とかやらなければならないというのは、少なくともことしに入ってから相当政府としても力を入れてきたはずなんですね。昨年の十二月が二十一億ドルですかの黒字だったわけですね。それで三月には今度は二十四億ドルの黒字になっているわけです...全文を見る | ||
○峯山昭範君 三月二十五日に引き続いて大臣は先ほど今週じゅうおっしゃいましたが、いつお開きになって計画を具体的に進める予定でございますか。 | ||
○峯山昭範君 ぜひあれしてもらいたいわけですが、この四月二十一日に開かれる予定の経済対策閣僚会議ですか、ここでは主にどういうことを審議される予定でございますか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、いま大臣がおっしゃいましたように輸入の拡大という一つの柱、それから海外経済協力の推進という問題ですね、それからもう一つは円高差益の還元というこの三点にしぼられるわけでございますね。 | ||
○峯山昭範君 それではもう少し、これは大臣でなくて結構ですが、私、三つにしぼったわけですが、まず輸入の拡大の問題では具体的にどういうことを考えていらっしゃるのか、まず初めにお伺いしておきたいと思います。 | ||
○峯山昭範君 どうも抽象的ですね。もう少し具体的におっしゃっていただけませんか。 | ||
○峯山昭範君 これは実際問題として、民間がもう相当備蓄については拡大されている。国が関与しなきゃならないというところまで来ているわけですね。そういうような段階で、先ほど大臣もおっしゃいましたように、緊急輸入——黒字を本当に政府の目標どおり六十億ドル達成——そこまで縮小してその目標...全文を見る | ||
○峯山昭範君 緊急輸入につきまして、実際問題として個々にどの程度の量ということは非常に言いにくいと私は思うんですね。しかしながら、相当大規模ないわゆる緊急輸入というからには、大枠としては大体この程度を目標にというのは、これはわかるんじゃないかと思うんですが、どの程度を目標と考えて...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これはやはりこういうところは相当詰めて、ここで言えないとしても、やっぱり皆さん方のところでは具体的な話が進んでいらっしゃるんだろうと私は思うんですけれども、十億ドルといいますとなかなか大変だと実際問題として私は思うんですがね。その点はぜひ真剣に取り組んでいただきたい...全文を見る | ||
○峯山昭範君 無償援助のいわゆる予算ですがね、これは今年度幾らになっていますか。これはもちろん外務省でしょうが、ちょっとわかっているだけで結構です。 | ||
○峯山昭範君 これは実際問題として、大臣、無償援助というのは、昨年は百八十億円でことしが三百九十億円というのですから、相当ふえているのは私もわかるのですけれども、実際問題として構造不況業種やいろんな業界を抱えている通産省としては、そういう業界の製品とかそういうようなものを、いわゆ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 当然相手があることですから、何でもかんでもというわけにはいきませんけれども、通産省としてはそういうような方面のPRも相当やっぱり外務省に対してもやっていらっしゃると思うんですが、そこら辺のところは実際問題どういうふうになっていらっしゃるかですね。 | ||
○峯山昭範君 この問題についてもう一点、この無償援助ですね。これは実際問題として三百九十億円ですからね。これはもう本当に億、ドルという段階で議論されている段階では非常に少ないわけですね。そういうような意味では、これは政府としてここら辺のところをもう少しふやす方向にできないか。この...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ぜひ大臣、いまおっしゃったように無償援助の拡大というのは、これは国内のいまの不況、構造不況業種の皆さん方のいろんな製品というものを一つ一つピックアップしてみますと、相当いろんな角度からの援助ができると、そういうふうに思います。そういうような意味で、こういう面にもぜひ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 当然差益の還元の方法としては料金の据え置きという問題もあるわけですから、それはそれなりに私は意味があると思います。しかしここで石油製品のいわゆる差益の還元の問題、それからいわゆる電気、ガスの、公益事業ですから、こういうふうな料金の還元の問題、これは何回か当委員会等で...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは次にもう一点お伺いしておきたいと思います。いわゆる電力の設備投資の問題でございますね。これは前々から何回か大臣もこの委員会でも、今年度は五兆円の設備投資を期待をしているというふうな発言もしていらっしゃいますが、実際問題として現在の計画の進行状況はどの程度まで...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは大臣、実際問題としてこの四兆二千億というのは仮発注、繰り上げてやっているわけですね。これは実際これだけの金額が消化できているんですかね、これはどうなんですかね。 | ||
○峯山昭範君 これは実際問題として立地条件がだんだん厳しくなってきているわけですが、現在全国で着工をしている個所は何カ所ぐらいあるんですか。そしてその中で特に問題が起きているといいますか、反対とかいろんな問題があるところはどのくらいあるのか、その実態がわかりますかどうか。 | ||
○峯山昭範君 これは二十二の地点というのは、実際問題として順調に話し合いは進んでいらっしゃいますか。 | ||
○峯山昭範君 それから、私は先般の予算の分科会でもちょっと質問をいたしましたが、和歌山県の新宮川の流域の問題で河川の汚染という問題が起きてきまして、それで発電所ができる時点で河川の汚染という問題がもう恒常的になってしまってどうしようもないという問題が現実にあるわけです。この問題に...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは長官、こういうふうなエネルギー資源の開発という面から発電所をつくるということは、非常に国としては進めなくちゃいけない問題ですね。しかも、新宮川系の発電所というのはたくさんあるわけですけれども、地元の人たちというのは現在まで、幾つかのところはもめているところも最...全文を見る | ||
○峯山昭範君 終わります。 | ||
04月26日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第11号 議事録を見る | ○峯山昭範君 それでは、簡単に四点お伺いします。 まず第一点は、アウトサイダー規制の問題であります。これは先ほど内田先生は、現在まあ法案の中にこれを入れることについては反対であると、こういうふうにおっしゃっておりました。これは本日の陳述の中でも、お二人の方はこの問題に賛成、こ...全文を見る |
04月27日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第12号 議事録を見る | ○峯山昭範君 本日は、大変お忙しいところを貴重な御意見を承りまして、本当にありがとうございました。 私の方からは、非常に短かい時間でございますので、端的に何点かをお伺いをいたします。 初めに中曽参考人にお伺いをいたします。私としましては初めに内需拡大の具体策をお伺いしたか...全文を見る |
05月09日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第14号 議事録を見る | ○峯山昭範君 私は審議の都合がございますので、時間をちょっとだけいただきまして資料要求だけお願いをしたいと思います。 特に通産省並びに外務省の方へお願いをしたいと思います。順番に申し上げていきます。リストの方は事務局の方に渡しておりますので、後で見ていただけばいいと思います。...全文を見る |
○峯山昭範君 はい、結構です。 | ||
05月25日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第16号 議事録を見る | ○峯山昭範君 それでは、日本国と大韓民国との間の両国に隣接する大陸棚の南部の共同開発に関する協定の実施に伴う石油及び可燃性天然ガス資源の開発に関する特別措置法案、いわゆるたなの国内法というやつでございますが、幾つかの問題点について質問をさしていただきたいと思っております。何分にも...全文を見る |
○峯山昭範君 これは外務大臣、確かに大臣がおっしゃるように、この協定の成立につきましては過去四年間いろんな角度から議論をされて、昨年の六月協定が成立をしたわけですね。これはもう経過は私もよくわかっているつもりであります。後段でいわゆる国と国との約束と大臣はおっしゃいましたが、これ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣のおっしゃることは非常によくわかるんです。が、そこで大臣、理解を求めるとおっしゃっているわけですね、中国に対して理解を求める。逆に言いますと、理解を得てからではいけないのか、こういう反問があるわけですが、これはどうでしょう。 | ||
○峯山昭範君 これはまあそれはそうかもわかりませんが、やはり理解を得てからということでも、こういうふうな非常に外交関係の複雑な中で、しかも中国、北朝鮮というような国々の抗議を何回か受けながら進めるという問題については、やはりただ理解を求めて、理解を得られないまま片一方と結ぶという...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは非常にもう時間来ておりますが、通産大臣にお伺いをいたします。 先ほど通産大臣は、外交上の立場は外務大臣に譲るとしましてエネルギー政策上の立場をおっしゃいました。日本はエネルギー政策上非常に弱い立場にある、しかも今回の国内法で言う、いわゆるこの「共同開発区...全文を見る | ||
○峯山昭範君 なかなか大臣の御答弁では、今回の法案が通ったということがネックになるかどうかということははっきりした御答弁がございませんが、きょうは時間の関係ございますのでもうこの程度で終わりたいと思いますが、今後私は大体、これから中国との関係、いろんな問題がございます、それから竹...全文を見る | ||
05月30日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第17号 議事録を見る | ○峯山昭範君 きょうは午前中から竹島の問題について、総理の所信についてはいろいろとお伺いをいたしました。しかし、この竹島領有権の問題につきましては、それぞれ外務委員会なりいろんなところで何回か議論をされておりますけれども、具体的な進展が全くないということであります。 そこで、...全文を見る |
○峯山昭範君 いま総理のおっしゃるようなことで相当長年もう経過してきたわけですね。ですから総理、交換公文でうたわれているように、外交的手段によって解決をすると、そういうことに基本的にはなっておりましても、現実の問題として韓国は、たとえば国際司法裁判所の提訴の問題にいたしましても、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ぜひこれは総理がいまおっしゃったように、強力な外交交渉を開始すると、これはそういうふうに叫びながらもう何年か経過してきたわけですよね。そういうふうな意味で私は、総理のそれだけでは、とてもじゃないけど今回の問題はこれは解決しないと思うし、相当やっぱり具体的におっしゃっ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 思いを新たにしてということでありますから、ぜひいままで過去のいろんな問題とは別に、本当に思いを新たにしてこの問題に取り組もうとしていらしゃると、そういうふうに私はとります。そうすると、具体的には総理はどういうことを考えていらっしゃいますか。思いを新たと言うんですから...全文を見る | ||
○峯山昭範君 総理、話し合いのルートに乗せるということですが、これは実際問題として竹島は、この交換公文で言ういわゆる両国間の紛争であると、こういうふうに御認識をしていらっしゃるんだと思うんですが、まずこの点ちょっとどうですか。 | ||
○峯山昭範君 そこが、日本側の総理大臣はそういうふうに認識をしていらっしゃる。ところが、これは私余り重ねては言いませんが、韓国側はそういう認識がないんじゃないでしょうか、アジア局長、どうです。 | ||
○峯山昭範君 総理、そうしますと韓国側は、竹島は紛争のあれになってないと、こういう御認識なんですね。そうしますと、これは日本側の総理だけそういうぐあいに思っていて向こうはそうじゃないというんじゃ、これはいつまでもこの問題は日本側がいままで国際司法裁判所に提訴した、いろんなことをい...全文を見る | ||
○峯山昭範君 どうして総理、そこで大陸だなにぽっとつながるんですかね。要するに、この問題については日本がいろんな角度から話し合いの問題についてお願いをし、また竹島の問題を解決するためにいろんな手段を講じてきた、抗議もし、いろんなことをやってきた。すべてこの韓国側のこれに応じようと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それはぜひ私はこの竹島の問題といまのたなの問題との、たなの問題の信義という問題を議論をすれば、これは総理、やはり日本は独立国なんですから、こんなことをわざわざ私が言う必要はないわけですけれども、日本と韓国の関係もあるでしょう、それと同じように日本と中国の関係もあるし...全文を見る | ||
○峯山昭範君 午前中もこの問題については相当議論がございました。総理は午前中もそうでしたが、始めから終わりまで同じような答弁をしておられました。思いを新たにして外交交渉を行う、何遍かおっしゃいました。ぜひこれは、思いを新たにしてという中身も詳細にお伺いしたいのでありますが、時間の...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、それをまず前提にしてお伺いをいたします。 まず、農林省にお伺いをいたします。農林省、水産庁長官お見えになっていますか。――まず、竹島におきましては、漁業法に基づくいわゆる漁業権というものは、竹島の漁業権、これはどういうふうな漁業権が設定をされているか具...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いわゆる島根県のどっかの漁業協同組合が、竹島のいわゆる回りですね、要するに沿岸なり何なりの漁業権というのを設定してないかと言っているわけですよ。 | ||
○峯山昭範君 知事の承認漁業というのは、漁業法で言う第何条の何項に基づいてどういうふうにやっているのか、一遍詳細に説明してもらいたい。 | ||
○峯山昭範君 この共同漁業権というのは、漁業法で言うあれじゃないのか、ちゃんと。漁業法第十条の規定により、この第一種共同漁業権というものが隠岐島漁業協同組合連合会に与えられているのではないの。 | ||
○峯山昭範君 私の手元にはちゃんとその写しが来ていまして詳細がある。何となくわからないような説明では困る。この漁業権というものは、過去どういうような経緯によってこの漁業権が設定されているのか。 | ||
○峯山昭範君 それは要するに昭和三十八年の六月十九日、漁業法第十条の規定に基づいて、この漁業法第六条第五項第一の第一種共同漁業の漁業権というものが、要するにこの隠岐島漁業協同組合連合会に認可になっているわけですね。 | ||
○峯山昭範君 その漁業の区域は竹島の沿岸線からいま説明がありましたが、五百メートル以内ですね、そのとおりですか。 | ||
○峯山昭範君 そこではそれぞれどういうふうなものが取れるわけですか。 | ||
○峯山昭範君 それではそれだけの漁業権が設定されているわけでありますが、これは地元の皆さん方が実際にアワビ、サザエ、ワカメ等の採取を行ったのは最近ではいつですか。 | ||
○峯山昭範君 さて、いま話ございましたように、昭和二十九年の五星三日、私の手元にあります記録によりますと、五箇村漁協が竹島でアワビ、サザエ、ワカメ等を採取をしたという記録があります。 それ以来、実際問題として竹島で漁業ができない。何でできないのですか。水産庁は竹島は日本の国だ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 近寄ってないといっても、そんなことを聞いているんではなくてね、漁業権も県の方から正式に認可をもらい、共同漁業権が設定されているわけなんですよ、ね。これからあしたでも行きたいと思っているんですがね、これ行っていいんですか。 | ||
○峯山昭範君 行ってはいけないと指導した覚えはない、全くね。行っていいんですね。許可していただきまして行っていいんですね。 | ||
○峯山昭範君 だから行っていいのかと。はっきりしてくれよ、そんな…… | ||
○峯山昭範君 外務大臣、それから総理、行きますよ。(笑声)これは行っていいんですね、総理。これやっぱり日本の国ですからね、これは私どうしても行かにゃいかぬのですよ、これ。もう漁業権も許可もらっているんですから、政府からちゃんとしたもう許可証。しかも沿岸じゃないんですよ。竹島の陸地...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これ、ですから、したがって総理行っていいんですね。これは総理大臣の口からこれはっきりしてもらわないとね、これはもう困りますよ、総理。これはもうはっきり総理大臣が行っていいと言うんなら行くんですよ、もう現実に。私は漁協の皆さんとも連絡ついているんですから。(笑声)総理...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それなら交換公文があるから行けない、まあ行くのを待ってもらいたいということですか、どういうことなんです。 | ||
○峯山昭範君 それならここで法制局長官にお伺いしたい。憲法二十九条三項でいう「私有財産」というものは、いわゆる日韓基本条約の交換公文とどちらが優先するんですか。 | ||
○峯山昭範君 そんなこと聞いているんじゃなくてね、長官ね、要するに交換公文というものが私有財産を制限できるのかというんです。簡単に答えてくださいよ、簡単に。 | ||
○峯山昭範君 現実に制限しているんじゃないですか。そういうふうな長官の答弁は詭弁ですよ。そんないいかげんな答弁じゃ困ります。 現実の問題として総理、これは非常に私時間ございませんので、もう一つ提言をいたします。 この問題と同じ問題がもう一つあります。これは通産省にお伺いし...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それは現在も継続されていますね。 | ||
○峯山昭範君 そこで警察庁来ていますか。―― お伺いしますが、鉱業権が設定されている。しかもその鉱業権というのは憲法で規定された私有財産であるということはもう先ほど明らかであります。そこでこの私有財産であるこの鉱業権が設定され、その鉱業権の中身は何ですか、何という鉱石ですか。 | ||
○峯山昭範君 この燐鉱が、要するに現実にこの竹島にあるわけです。それで警察庁ですね、その燐鉱石が現実にありまして、露天掘りをするということで、その燐鉱石の量も大体四十万トンとか五十万トンとか、もうこれ明らかになっております。ところが、この鉱業権者の認可、いわゆる鉱業権者に断わりも...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、もう時間がございませんから簡単に言いますがね。現実の問題として、提訴されたら警察庁なり捜査官は、竹島に行かないとだめでしょう。竹島に行ってちゃんと捜査してきてくださいよ、現実の問題として。そうしないといけないでしょう、現場へ行って。 | ||
○峯山昭範君 それじゃ、そうすると正式の提訴があれば、竹島へ行くということですね。 | ||
○峯山昭範君 やるべきことはやるということですから、現場へ行くということでしょう。 そこで総理、これはこういうふうにずっと見てまいりますと、現実の問題として、これは先ほどの漁業権の問題に入りますが、これは私は憲法上の議論はさておきます。憲法上の議論はさておきますが、現実の問題...全文を見る | ||
○峯山昭範君 アジア局長ね、あなたの言うのは本当に――日本のアジア局長なんですからね。私は要するに日本の漁民が現実の問題としてあなた方の交換公文によって漁ができない。安全操業云々といいますけれども現実にあれでしょう、日本の漁民がいま船を仕立ててそこへアワビを取りに行ったら、日本の...全文を見る | ||
○峯山昭範君 あなたの答弁するあれじゃないですよ。総理、これ実際問題として具体的な問題を私指摘しているわけですから、もう外務省のアジア局長の言うあれじゃないですよ。現実の問題としてこういう具体的な問題がある。国としても現実に行かないでほしいと、行ってもらうと――水産庁長官は行って...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これで終わりますが、総理、この安全操業という面で決着をつけなくちゃならないと、こうおっしゃってますけれども、現実の問題としてやっぱり総理の口から、こういうことで非常に苦労し、あるいはいろんな事情はありますね、その事情はもう議論しませんが、総理の認識と私の認識、そんな...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これで終わりますが、ぜひ総理、この問題については真剣に取り組んでいただきたいと思うし、日本の国の竹島であるということをぜひ御認識になって、総理は口先で言うこととは違って、現実にそういうような人たちがいっぱいいるわけですから、そこら辺の認識を新たにして、この問題にぜひ...全文を見る | ||
06月01日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第18号 議事録を見る | ○峯山昭範君 それでは大陸だな法案の、特に国内法についてきょうは質問をさしていただきます。 外務大臣、特に一昨日より大変御奮闘されまして、きょうはまた大変御無理をされて当委員会に御出席をいただきまして非常に感謝をいたしております。 そこで、まず外務大臣、国連軍縮特別総会か...全文を見る |
○峯山昭範君 いろいろと大体の新聞報道等におきます園田外相の訪中に対しまして、いまの話の中にも出てまいりましたが、大体歓迎するという表明がなされたと、こういうふうに私たちは受け取っているわけですけれども、いまの話の中でございました北京で会いましょうということは、大体そういうふうに...全文を見る | ||
○峯山昭範君 その時期的な問題は、いま先方の都合もありましょうから、まあ少なくとも六月十六日以前は無理であると、向こうの都合によりましても。そしてしかもその時期につきましては七月の予定をお伺いしたところということで、七月の初めごろは向こうにいるということは可能であるというふうなこ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、黄華外相の日中平和友好条約の早期締結に対する熱意といいますか、そういうふうなものに対しまして、直接会われてどのように感じられたか、早期締結を非常に熱烈に向こうとしては希望していると、日本側も当然私はそうでなくちゃいけないと思っておりますんですけれども、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは昨日の佐藤・韓念竜会談の結果、これは大体どういうふうな経過になりましたんでしょうか。その概要につきましても外務大臣並びに事務当局から詳細にお伺いしたい。 | ||
○峯山昭範君 日中交渉のいわゆる再開の申し入れをしたわけでございますが、これで一応正式の交渉再開ということになるわけでございますね。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、中国側の正式のいわゆる追って御返答申し上げるという、その追っての回答ですが、これはいつ来るか、先方のことですからわかんないわけですが、日本側としてはどういうふうに希望をしていらっしゃるわけですか。 | ||
○峯山昭範君 今回のこの申し入れに対しまして、中国側の態度もほぼわれわれとしてはわかっているわけでございますから、できるだけ早くその返事も来るであろうと私は思います。 そこで、日本側の日中条約についてのいわゆる事務レベルの交渉団というのは、どういうふうなメンバーになっていらっ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、その交渉団はいつごろ訪中するようなことになるんでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 これは両者の兼ね合いでといいましても、大体国会の日程もほぼ決定的でございますし、そうしますと先ほどのいろんな日程の都合から考えてみますと、六月の中旬以降には早い時期にこの交渉団を派遣をすると、こういうふうな日程になるんでございましょうか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、佐藤大使や中江アジア局長さんを中心にしたこの訪中団は、結局は先方へ参りまして、いわゆる日中平和友好条約の草案まで一応作成するということを一応の目的とする性格を持っていると私は思うのですけれども、この訪中団の事務レベルの性格ですね、これは大体どういうふう...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、大臣は事務レベルのいわゆる交渉ですね、これでほぼ合意に至るとお考えでございましょうか。 | ||
○峯山昭範君 基本的な問題がかねがね問題になっているわけでございますが、どうしても最後まで残る問題といいますのは何と何かなんて聞きますと、大臣非常に答えにくいと思いますので、何点ぐらいそういう点が残りそうでございますか。 | ||
○峯山昭範君 これは非常に言いにくい問題でしょうから、最終的には残らないというわけではない、やっぱり問題点が何点か残るであろう。そうしますとその問題につきましては、やはり事務レベルではどうしようもないということになると私は思うのですが、そこで外務大臣の訪中ということになると思いま...全文を見る | ||
○峯山昭範君 結局外務大臣が訪中されるときには、日中間にありますいま詰まらなかったその諸問題を解決する、いわゆる結着をつけると、そういう意味での訪中になるんじゃないかと、私たちそういうように思っておりますし、そうでなければいけないとも思うんですけれども、そうじゃありませんか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、大体事務レベルの会合の予定あるいは外務大臣の訪中についてのほぼ概要もわれわれとしては、日程的には何日ということは詳細にわからないにしましても、いよいよ日中平和友好条約の調印を目指して交渉が再開されるであろうというところまできたわけでございますが、現時点...全文を見る | ||
○峯山昭範君 確かにいつということは言えないでしょうけれども、現実の問題として今回の訪中によって調印をする、条約を結ぶ、きちっとね、そういうような決意には変わりございませんね。 | ||
○峯山昭範君 実際問題としまして、七月の十六、十七日でございますか、ボンで先進国首脳会議というのが予定されておりますね。それまでには何とかしたいという意向もあるやに私は聞いておりますんですが、ここら辺のところどうでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 これはまあ何としましても、実は外務大臣も御存じのとおり日中平和友好条約の締結につきましては、私たちとしましてもいろいろな角度からいつこれが結ばれるかということは、非常に願望久しいわけです。そういうような意味から、やはり今回は間違いないであろうかというあれもあるわけで...全文を見る | ||
○峯山昭範君 この反覇権条項を盛り込んだ日中条約を締結することにソ連のいわゆる首脳陣の反応というのは、非常にきわめて厳しい態度がいろんなところに出ているわけですね、それで、日中条約の締結でソ連が何らかの抵抗措置、対抗措置ですね、あるいは対日政策の転換、場合によっては報復措置なんと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私はぜひそうあってもらいたいと思うわけです。これはこうしたソ連のいわゆる非常に厳しい態度、こういうような態度にもかかわらず、政府としましては、いま大臣がおっしゃいましたように、当然こういうようなあれはかねがねから予測されたことでもございますんで、政府の今回の日中条約...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣は、今回のアメリカで、これは記者会見の中でであったと私は思うんですが、日中条約の後は日ソ条約をやるとか、こういうふうな意味での言明があったように私聞いておりますんですが、いわゆる日中後の問題ですね、その取り組みについて、ちょっとお伺いしておきたいと思います。 | ||
○峯山昭範君 今回、当委員会で審議を進めておりますこの日韓大陸だな協定の国内法の審議に際しましても、特に日韓共同のいわゆる大陸だな開発に対しまして、さきの佐藤・韓念竜会談の中でも中国側が非常に厳しい抗議をいたしております。それで、この中国側の了解なしにこれを進めるということは、今...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣、一刻も早くけりをつけていただきたいといまおっしゃっているわけでございますが、中国側の抗議は非常に厳しい抗議になっているわけですね。その厳しい抗議がありながら、その抗議の理解を得られないままこの国内法を成立させるということは、やっぱりいろんな角度から見て後で問題...全文を見る | ||
○峯山昭範君 その理解を得るための中国側との交渉ですね。これは現実に現在までどういうふうな交渉をしてきていらっしゃるのか、これはどうなんです。 | ||
○峯山昭範君 これはまずいろんな問題があると私は思うんですが、中国の基本的な了解なしにはこの問題は解決しない、いわゆる開発はできないという基本的な問題ですが、この問題は、私は少なくともことしも海洋法会議がいま終わったところですが、この国際海洋法会議でいろんな議論が出ているわけです...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから私は、あなたが先ほど基本的な問題については国際海洋法会議で議論をしていると、詰めているとおっしゃるから、私はその点については後ほど議論はしますけれども、あなたがいま詰めているとおっしゃるから私はそういうふうに言ったんでありましてね、前の海洋法会議でほぼ決まっ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですからね、中国側がそういうふうな態度、いわゆるそういう了解点に達していない、基本的な問題でも達していない。しかももっと枝葉の理解を求めるという前段の問題ですがね。これについては多少理解は深まってきたとは言いなから、まだ理解を得られたというところまではいってないわけ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、いずれにしましても、中国からの厳しい抗議の内容等を読んで見ましても、これはやはり私は今後の大きな問題になってくる可能性もありますし、私は今回の大陸だなの国内開発法を、ここでどうしても通さなくちゃならないという理由にはならないんじゃないか。そうなりません...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、いろんなことを局長言っていますけれども、この中国側の抗議は、結局は今回のたなの問題につきましては、いわゆる抗議は抗議として一応認めてはいらっしゃるけれども、根拠のない抗議である、こういうことですか。 | ||
○峯山昭範君 中国側の抗議を見てみますと、いわゆる中国の主権を侵犯しておるというのがこの中心ですね。それで、中国政府はこの主権侵犯を断じて認めない。それは何かというと、今回の大陸だなで韓国と日本が共同開発を始めようとすることだ、そういうことになっておるわけですね、結局。それはそれ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、この中国側の抗議に対しましては、日本としてはその抗議に対してきちっとそれぞれ反論をし、かつ、それぞれきちっと説明をしている、こういうことですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしてその中国側の理解は、説明はしたけれども理解は得られていない、こういうことですか。 | ||
○峯山昭範君 これは、理解は得られていない。いま正式の向こうの文書やいろいろの問題から言いますと三回ということですが、そうすると、再三にわたる中国の抗議、内容を見てみますと大体同じですね、中身は。そうしますと、これは日中間の紛争なんでしょう、これは。どうなんですか。 〔理事...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから、政治的な抗議ですからね、日中間でやっぱり何も起きてないんじゃなくて、中国側の抗議があって――個人的な問題と違うわけですね、これ。すべて国際間の、中国という一つの独立した国から日本に対してきちっとした抗議が来ているわけですから、これはやはりこの問題がきちっと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 したがって、中国側の十分な理解を得た上でこの日韓のいわゆる大陸だなの開発も進めたらどうかと、いま局長の言う全く逆の理論も成り立つわけですよね、実際問題として。だから中国側の十分な理解を得てからでも、石油がすぐなくなるわけでもないでしょうし、逃げていくわけでもないんで...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、局長、そういう議論も確かにそのとおり私は成り立つと思うんですよ、それはそれなりにね。しかしながら、エネルギー問題そのものは確かに緊急を要する問題ではあります。しかしながら、これからやっぱり十年先、二十年先というような長期的な視野に立っての計画でなければならない...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは局長、確かに政治的な判断ですから大臣からお答えいただいてもいいわけですけれども、これは逆に言いますと、どうしてこの問題が四年間もかかっているのか、この点どういうことなんですか、結局。 | ||
○峯山昭範君 ですからこの四年間立法府でいろんな議論が行われてきたわけですね。ということは、もっと逆に言いますと、国民が全部、総意で賛成であればそんな四年もかからないわけですよね。やはりその協定なり法案に問題があるから、国民の中にはこういうふうにした方がいいんではないかというふう...全文を見る | ||
○峯山昭範君 局長ね、私は局長の話聞いておりまして、非常に不思議に思うんですけれども、局長は韓国に対しては非常に御理解がいいですな。要するに、韓国に対しましては非常に理解をしています。たとえば、韓国に対するたなの問題につきましても、韓国に理解を求めてもいいという逆の説もあるという...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、局長ね、私はつけ足しでいろんなことを言ってますけれども、いま局長おっしゃるように確かに中国との関係はそうでしょう、昭和四十七年の九月のあの共同声明ですか、あれで正常化され、きちっとした、その点は私も認識が一致してます。ただし、その後いわゆる平和友好条約の問題が...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ということは、逆に言えば中国側の十分な理解を得てからでなければいけない、得なければならないということは十分わかっていると。にもかかわらず、それじゃそれと法案を成立させるということとは別問題だと、こう言っているわけです、局長はね。しかし私は、それじゃ逆に言えば中国側の...全文を見る | ||
○峯山昭範君 国際法上問題がないからということで、こういうふうな問題は押し通せるものなんですか。 | ||
○峯山昭範君 ですからね、局長、こういうふうな共同開発、海の上で共同開発するわけですね。こういうふうな石油開発あるいは石油をとるというふうな問題を国際法上一切問題がない、中国側の言うことば国際法上根拠も何もない、日本側から見ればね。そういうことでこういう問題を押し通していいのかと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 この問題いろいろと議論をしておりますけれども、なかなか前進をしませんけれどもね。確かに国際法上はそういうことであったにしても、韓国と実際共同開発をするという段階になってきて、中国は中国の主張があるわけですから、中国の理解が得られない以上は、中国のいろいろなたとえば海...全文を見る | ||
○峯山昭範君 外務大臣、いまずいぶんこの問題を議論してまいりました。平和友好条約もいよいよという段階に入りました。それで実際問題として中国側の十分な理解を得るということ、これは私はぜひもう必要なことだと、そういうふうに思っておるわけです。といいますのは、開発する基地が海上でもあり...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは外務大臣に、午前中に続きましていろいろとお伺いをしたいと思うんですが、初めに、先日軍縮総会へ行かれて、きょうお帰りになったわけでございますが、今回の大臣の国連の特別総会におきます演説に関連をいたしまして二、三お伺いをしたいと思います。 今回の外務大臣の演...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは軍縮という問題は非常に重要な問題でございますし、これからもそれぞれのあれで具体的には論争が行われるであろうと思いますので、私はきょうは余り深くはいきませんが、やはり関連をしまして二、三どうしてもただしておきたいと思います。 その一つは、大臣、ジュネーブの軍...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは確かにフランスのジスカールデスタン大統領が、軍縮に関連をいたしまして新しい軍縮交渉の機関を設置したらどうかという提案をしておりますように、当然私はこれは考え直さなきゃならない時点に来ているんではないか。現実の問題として、現在のジュネーブの軍縮委員会といいますの...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そういうふうな意味で、いわゆる共同議長制の改革という問題を、そこまで主張しなければいけないんじゃないかと、そう思うんですが、これはどうでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 そういうふうな意味でしょう。ですから、初めに申し上げましたような批判も多少はあるんだろうと私は思います。したがって、この問題につきましても、大臣がおっしゃるように、フランス、中国は交渉の場に出るべきである、これはそのとおりだと私思うんですけれども、そのためにそれでは...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、ぜひこの問題についても、これは日本の果たす役割りというのを積極的に模索をしていただいて今後の方策を考え出していただきたいと私は思います。 それから、非同盟諸国の主張で今回の軍縮総会も開かれるようになったと私聞いておりますんですけれども、それとは別に、こ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 この問題はすでに具体的なテーマになっているわけでございますけれども、現実の問題として、これから核兵器の不使用協定というものが今後国際会議等で取り上げられる、あるいは議題になってくる、その場合には当然大臣のいまの答弁からいたしますと、日本は積極的にその問題に取り組みあ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それから次に、外務大臣は非核武装地帯を設置するということも提案をなさっていらっしゃいます。これによりますと「適切な条件の整っている地域に非核武装地帯を設置することは、核拡散防止の観点からも有益と考え」ております云々とあるのですが、要するに「適切な条件の整っている地域...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣のおっしゃる意味、よくわかりますが、この「適切な条件」ということは、要するに現在そこに核がないということですか。要するにその条件の中身ですね、これは大体どういうふうなことをお考えになっておっしゃっているのかですね。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、大臣の頭の中に、「適切な条件の整っている地域」の中には、いわゆるアジアの非核武装地帯の設置ということを考えていらっしゃいますか。 | ||
○峯山昭範君 それは国の名前は出していただかなくても結構ですが、大まかなことで結構なんですが、日本を含めたアジアは外務大臣のおっしゃる「適切な条件」を満たした地域である、こういうふうなお考えはどうでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 といいますことは、逆に言いますと、条件を満たしつつある地域がこのアジアの地域に入るわけですね。そうしますと、その条件を満たしたところは世界のどこかに、ほかのところにまだあるというふうな、――もしなければないで結構なんですが、外務大臣の頭の中にはアジア以外の地域のこと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、アジアのほかにもあるということですと、アジアのほかに、アジアもできたらその中に含めたいというお考えはあるわけでございますね。 | ||
○峯山昭範君 それでは次に、八月六日広島の原爆の投下の日を「軍縮の日」と提案をしていらっしゃるわけでございますが、これは私はあの国連の席上で提案をして、当然賛成も拍手もいろいろあったろうと思うんですが、これは国内的に考えても、やっぱりこれを何らかの日にするとか、あるいは国内的にも...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そこで、当然私は、外務大臣が今回の演説をするに当たって当局でも議論したことであろうと思うんですが、日本が、外務大臣が国連でこれだけの軍縮に関する演説をされた、憲法等も引用をされて。まあ私たちは実際問題として、先般の予算委員会以来憲法九条に関する解釈等についても相当議...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣、この憲法九条という問題ではなくて、現実の問題として外務大臣の演説の中身をずっと読んでみますと、核に対する日本政府の姿勢、あるいは日本国民の核に対する考え方というのが、いろんな角度から論じられているわけですね。しかも、ジュネーブの軍縮委員会にしましても、やっぱり...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣、じゃ、違う方向からちょっと話してみますが、これは、核の問題につきましてはいわゆる米ソの核政策に対する日本の姿勢というのが、これはもう非常に弱いんじゃないかと。やっぱりアメリカ、ソ連に対してもっと強烈にこの核軍縮、あるいは核に対する、核を使わない、不使用協定にし...全文を見る | ||
○峯山昭範君 まあ、今後の問題としても、これはぜひ検討していただきたいと思います。 そこで、私たちはこの核問題に対しまして国連で特別総会を開くべきであるという主張を党大会でやったことがあります。今回は幸いにしましてこの核問題を中心にした一まあ中心ではないかもわかりませんが、核...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、この機会でございますから核兵器だけではなくて、今回は核兵器も含めた軍縮総会が開かれたわけであります。そこで外務大臣、所轄ではないかもしれませんが、日本自身もこれはやっぱり軍縮ということを考えないといけないんじゃないか、これはどうですか。 | ||
○峯山昭範君 これは確かに大臣おっしゃるとおり、私は外国から見てもそういうふうに見えてきているんなら、実態はもっとすごいのかもわかりませんね、やっぱり。そういうような意味では日本自身もこの自衛隊に対するいわゆる一つの歯どめ、またこの自衛隊に対する考え方、これはたとえばGNP一%以...全文を見る | ||
○峯山昭範君 最後にもう一点だけお伺いしておきます。 この軍縮政策の立案ですね。これは外務省では、これは大臣でなくても結構ですが、どういうところでやっていらっしゃるのか、それで何名ぐらいいるのか、この点どうですか。 | ||
○峯山昭範君 これは実際問題として軍縮政策というのは、この際ですから大臣申し上げますが、いまおっしゃっていただいたように、非常に少ない人数でやっているようであります。これはジュネーブの軍縮委員会あるいは今回の総会あるいは軍縮という問題がこれから国際的に大きな問題になるであろうと私...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それではちょっとテーマを変えまして、大臣が国連総会に行っていらっしゃる間に、当委員会で竹島の問題を相当議論をいたしました。きょうこれから竹島の問題について先般の続き等もありますし、私たちが竹島の問題についてどういうふうに考えているかということも大臣に聞いていただいて...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣がおっしゃったけじめをつけなければならない限界に来ている、もう本当に私もそのとおり思うんですよ。もう限界に来ている。もう限界がはち切れそうで、はち切れたらどうするかという話をきょうはこれからしようと思っているわけですが、ほんとにそこまで来ている。日韓基本条約の付...全文を見る | ||
○峯山昭範君 外交的な話し合いを拒否して、実力行使で支配している、この問題についてどう思います。 | ||
○峯山昭範君 ということは、逸脱しているということは、交換公文による外交的話し合いという問題ですね、このいわゆる交換公文に違反をしておると、こういうことですね。 | ||
○峯山昭範君 ということは、もう一つ進めますと、韓国のこういうふうな態度は、わが国に対して決して友好的ではないということですね。 | ||
○峯山昭範君 ということは、決して友好的ではないということでございますね。 | ||
○峯山昭範君 この問題に限ってで結構なんですが、この問題に限って友好的ではない、しかも約束を破っている。ところが、外務大臣ですね、これは外務大臣のいまの答弁で結構なんです。そうであるから私たちは、たなを先に通すべきではない。何でか言いますと、この共同開発というのは、あくまでも友好...全文を見る | ||
○峯山昭範君 確かに大臣のおっしゃることも、そういうこともあるでしょうけれども、これ、ただ単に相手がこういうふうに現実の問題として実力行使に出てきて、しかも機関銃を向けられたり、向こうの軍艦が出てきて追い出しにかかる、そういうふうなのはとてもじゃないけれども、しかも約束は守るとお...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣、そういうことですわ。ですから韓国は、要するに竹島はそういう交渉の国じゃないと言っているわけですよ、紛争の。韓国固有の領土であって交換公文で言ういわゆる外交的手段によって解決をすべき国じゃないなんて言っているわけですよね、もう。ということは、大臣が、いまちょっと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そこで、大臣おっしゃる意味もよくわかります。たなの審議をできるだけ終えて、それでさらに交渉を続けたい。ところがこの紛争解決のための交換公文というのが現実にここにあるわけですね。これは「日本国と大韓民国との間の紛争の解決に関する交換公文」ということで、韓国側と日本側と...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは、そこら辺のところをきちっとしなければ、たったそこだけでも、これはもうとてもわれわれとしても納得はできないし、たったそれだけのことすらまだ韓国側と合意に達してないのか。これでは物はなかなか解決しませんね、実際問題。そんな簡単なことでもきちっとできないようでは、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、そこら辺の経過は私よくわかっているつもりなんですけれども、大臣、そうしますとこの際、韓国側も日韓基本条約の際のいわゆるあの交換公文に約束された竹島の話し合いに私は応ずる義務があると思いますが、これはどうですか。 | ||
○峯山昭範君 この約束に応じようとしない韓国政府の態度は条約違反ということに私はなると思いますが、どうですか。 | ||
○峯山昭範君 ですから、機は熟してないとおっしゃっておりますが、現実の問題としてこれはもう十数年、二十数年、日韓基本条約からいいましても十数年たっているわけですね。もう待ちくたびれてしまっているわけです、みんな、この関係者は。そういうような意味では、私はもういままで応じようとしな...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから、中江アジア局長さんが初めて違反という話を口から言いましたけれども、大臣、がんとして一音もそんなこといままで言わないでがんばっておりました。これは要するに――それじゃいまアジア局長の答弁を逆に言いますと、いままで何回も何回も呼びかけてきたわけでしょう、この問...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ということは、これはアジア局長、非常にまことに遺憾な話ですな、これ。いまだにまだ一回もこの交換公文に基づいた竹島の問題を、抗議はするけれども、話し合いの議題にして、この問題を話し合いをしようとしたことがないということ自身、外務大臣、これどうなんですか。私はもう非常に...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ということは、いまの説明を一〇〇%あれとしたとしても、何にもしなかったのと一緒ですな、結局は。地元の人たちは、そんな静かにそっとなんというのはわからないわけですからね、漁業権を持っている人から見れば、静かにそっとなんというんですから。そんな、島を取られていて、静かに...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、外務大臣、これはことしの秋のいわゆる閣僚会議では私はこの竹島の問題が議題になるのは当然だと思うんですが、どうですか。 | ||
○峯山昭範君 これは外相会議でこの問題をテーマにすると。この問題を早く解決しない限り、実際問題としてはこれは長年この問題がきちっと議論されなかったということについてはわれわれ非常に不満でありますし、国民の側から見ても、いまアジア局長が言うように機が熟さなかったとはいえ、十数年にわ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 その前段の問題、どうですか、外務大臣。 | ||
○峯山昭範君 この問題、ぜひこれは、もし、定期であるかどうかわかりませんが、外相会議、私きょう初めて聞くわけですが、その外相会議、竹島のことが議題とされないようならこれはもう開く必要はない、そのぐらい強い気持ちでいなければいけないと私は思うんですが、この点どうですか。 | ||
○峯山昭範君 私は外務大臣のおっしゃることよくわかります。ですから、外務大臣がいまおっしゃったことは総理大臣と考え方が違うとか、そういうことで追及しようなんで毛頭思いません。それは私はもっと強烈にやってもらいたい。といいますのは、もう竹島の問題を話し合うんでなければ日韓閣僚会議も...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは外務省に対する質問、そのくらいにしまして、大臣お疲れでございましょうから、しばらく結構です。 | ||
○峯山昭範君 はい。 それでは、竹島の問題について今度は現実的な問題をもう少し詰めておきたいと思います。先日の総理出席の委員会におきまして、私は漁業権の問題と鉱業権の問題を少し取り上げましたけれども、これはやっぱりもう少し具体的にやっておく必要がありますので、この後詰めたいと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ただいま話のありました漁業権は漁業法第何条に言う漁業権でございますか。 | ||
○峯山昭範君 第十条の漁業権は、「漁業権の設定を受けようとする者は、都道府県知事に申請してその免許を受けなければならない。」と、こういうふうになっておりますね。そうしますと、その第十条はわかりました。それで、その漁業権のいわゆる種類ですね、これは第何条の第何項に言う漁業権でござい...全文を見る | ||
○峯山昭範君 漁業法第六条第五項第一号に規定された第一種共同漁業権が設定されているわけですね。 | ||
○峯山昭範君 その漁業権は、現在のものは昭和何年何月何日から何年何月何日までの漁業権でございますか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、昭和二十九年から何回か切りかえられまして、漁業権は昭和五十八年の八月三十一日までこの漁業権があるということでございますね。 | ||
○峯山昭範君 この免許されました漁業権は、漁業の区域はどういうふうになってございますか。 | ||
○峯山昭範君 ということは、この漁業権は従来三海里とか十二海里ということが問題になりましたけれども、そういうふうなものとは全く関係なく竹島の満潮時のその海岸線から五百メーターの線を引いたところ、ずっと周りですね、そういう ことでございますね。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、その海津線のいわゆるその漁業するところというのは、全く竹島に行かなければ漁業とてもできないということになります。そこで、そのいわゆる漁業の名称、中身ですが、これはどういうふうなものでございますか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、ワカメ、イワノリ、テングサ、アワビ、サザエでございますね。そうしますと、そういうふうなものは、これは全く竹島まで行かなければこの漁業はできないわけですが、まず一番最近に行ったのはいつごろか、おとついもちょっとお伺いしましたが、この点ちょっともう一回。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、それ以来この漁業権は行使されていないわけでございますか。 | ||
○峯山昭範君 現実の問題として、いまの漁業権の行使規則って、これ何ですか、それは。もうちょっとわかりやすく一遍言うてください。 | ||
○峯山昭範君 これは漁業協同組合に、隠岐島漁業協同組合連合会にその行使規則がないというんですか。 | ||
○峯山昭範君 ということは、もっとわかりやすく言うとどういうことですか。 | ||
○峯山昭範君 その行使規則がなければ漁場に行ってはいけないんですね。 | ||
○峯山昭範君 ということは、この隠岐島漁業協同組合の組合員が現場へ行って漁業をすることは構わないわけでしょう。 | ||
○峯山昭範君 ということは、漁業協同組合以外の人たちがとることがいわゆる拒否されているということですね。 | ||
○峯山昭範君 もう一回、いまの。 | ||
○峯山昭範君 この行使規則がつくれなかった理由は何ですか。 | ||
○峯山昭範君 だから、行使規則がつくれなかった理由にはなりませんね、いまのは。どうしてつくれなかったのですか。 | ||
○峯山昭範君 水産庁というのは非常に無責任なとこですな。きのうは水産庁長官は行ってもいいと、そういうふうに発言をし、しかも行使規則が、いま行使規則がなければだれでも行ってもいいんだと、こういうふうに言っていますね。それなら行使規則がつくれなかった理由というのはどういう理由かと言う...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから韓国が実効的に支配をしているから、実際に漁業に出漁することができないから行使規則がつくれなかったわけでしょう。違いますか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、行使規則なんというものはこれは実際問題として初めからなかったんですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、初めからつくれなかったというのは、結局先ほども出てまいりましたように、韓国は実質的にこのいわゆる竹島を支配しているということですね。したがって漁業に出漁することもできなかったし、かつ行使規則もつくれなかった。しかし、一昨日の当委員会では水産庁長官から、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ということはどういうことですか。 | ||
○峯山昭範君 ですから、そういう場合漁民に対してどう指導するんですか。 | ||
○峯山昭範君 ということは、どういうことですか。 | ||
○峯山昭範君 ですから、安全操業はなし得ないものと思うと。だから行くなと言うんですか。この間は行ってもいいって長官言うたですよ。 | ||
○峯山昭範君 ですから、制度的には行ってもいいと、そういうふうに言ったと。それじゃあなたはやっぱり制度的には行ってもいいと、そういうことですね。 | ||
○峯山昭範君 操業が不可能であろうかと、いろんなことを言うていますけれども、要するにどういうこっちゃね。要するに行くのをやめとけと言うのか、行ってもええちゅって言うのか、ちょっと危ないけれども行ってもいいと言うのか、注意、して行けよと言うのか、やめとけと言うのか、やっぱりわかりや...全文を見る | ||
○峯山昭範君 行ってもらいたいとは思っていないと。非常に危険が伴うと、そやけども行くなとは言わないというんですね、そういうことですね。 | ||
○峯山昭範君 わかりました。危険が伴うから余り行ってもらいたくない、行くなとは言わない。それだけ言うからには、それだけのことは後でやってもらいます。 次に、まず海上保安庁お見えになっていますか。――ここで、いよいよ多少危険が伴うそうですが、行く分には構わないそうです。安全操業...全文を見る | ||
○峯山昭範君 できないというんじゃなくて、日本の漁民が行くんですよ、これから。海上保安庁、貝が、アワビがいないというわけじゃないんでしょう。いるから行くんですよ。漁ができないというのはどういうことなんですか。 | ||
○峯山昭範君 ですからね、漁民の安全操業には保安庁としても努力をし、漁民の安全を守るというのは当然のことだと私は思うんですよ。そうしますと、現実に漁業権もあり、一応こういうふうな、昭和二十八年当時からずっと設定された漁業権というものが隠岐島漁業協同組合に与えられているわけです。そ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 要するに、それじゃ、漁民がそこへ海草や貝をとりに行っても、海上保安庁は何もようせぬというわけですか。 | ||
○峯山昭範君 占拠されているとか何とか言っていますけれども、あれは要するに日本の島なんですよね。日本の少なくとも国民を守らないといけませんよね、やっぱり。海上保安庁、みんな銃撃されようなんで、漁民がされるのを黙って見ているんですか。そんなばかなことできないでしょう。私も実は離島の...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そんな、いろいろ条件はあって私はわざと言っているわけですけれども、海上保安庁がやっぱりそういうふうな突発的な事件もあるわけですから、少なくともこの漁民の安全を守る。私は韓国の兵隊と銃を構えてイチャモンを起こせと言っているのと違うんです。少なくとも漁民は徹底的に守る。...全文を見る | ||
○峯山昭範君 お守りすることはできない、それで漁民は撃たれてやられてこいと言うんですか。だから、その後段がないじゃないですか、後段が。やっぱり海上保安庁は、もちろんぼくは竹島のことでいま言っておりますけれども、少なくとも海上で起きるいろいろな問題、警察行動があるわけですから、海上...全文を見る | ||
○峯山昭範君 この問題、ちょっとやそっとで解決するようにありませんので、とりあえず休憩ですか……。 | ||
○峯山昭範君 それでは、また多少方向を変えて質問をいたします。 水産庁にお伺いをいたします。 先ほどから海上保安庁との議論をずっとやっておりました。現実の問題として、地元の漁民の皆さん方は出漁したいわけです。それで、実際に竹島に、この五百メーター以内のところに第一種漁業権...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大体水産庁は、一体何のために水産庁があるんです。隠岐島の漁業協同組合連合会は、竹島の実情が過去何十年間こういうふうになっておるから、水産庁の立場もあろう、また県の立場もあろう、そういうふうなことをいろいろかんがみて、こういうような施行規則を出すのを遠慮しているんじゃ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 あなた方が本当に漁民の生活を守るというんならば、昭和二十数年以来現在まで漁業権が規制されてきているわけですね、そうでしょう。そのためにあなた方は何をしてきました、いままで。現実の問題として、アワビやサザエや海草をとって生計を明治何年以来ずっとやってきたわけです。私は...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それならやはり、基本的な漁民の生活を守るという方向でいかなければいけない。実は私の手元にも、島根県隠岐郡の隠岐島漁業協同組合連合会の方から陳情書が来ています。この陳情書によりますと、この 一、陳情の趣旨 大韓民國の実力に依る不法占拠に依り島根県隠岐郡五箇...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは私はもう実際問題としてこの漁民の皆さん方は、あなたの答弁先ほどから聞いておりますと、この問題の解決に、もちろん私は竹島を日本側に返してもらう、それは当然のことです。これはそのことは先般の外務大臣に対する質問、あるいは先日の総理に対する質問等でもその実情は明ら...全文を見る | ||
○峯山昭範君 おとといのそれじゃ長官の行ってもよろしいというのとは、ちょっと違いますね。 | ||
○峯山昭範君 安全操業上問題があるから、いま行ったら問題が起きると、だから行ってほしくないと、そういうふうに指導せざるを得ないということですね。 | ||
○峯山昭範君 ということは、言葉は違うにしても漁民の、いわゆるこの漁業権というものを制限をしておりますね。 | ||
○峯山昭範君 ということは、逆に言いますと、漁民がそういうところへ行って事故を起こしてもらいたくはない、そういうことになります。 そこで外務省にお伺いしますが、もし漁民が向こうへ出かけていきますね。それで、そこで問題が起きる、そういうことになったら、どうします。 | ||
○峯山昭範君 外務省としては、漁民に対してどういうことを要望しますか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、現実の問題として、これは結末になりますけれども、結局は 〔委員長退席、福岡日出麿君着席〕 漁民にお願いする以外にないわけですな、この外務省の方も、要するにできるだけ行かないように。これは水産庁の方かもわかりませんが、水産庁の方としては、いま外務...全文を見る | ||
○峯山昭範君 漁民に判断してもらうというよりも、もっとわかりやすく言ってほしいわけですよね。漁民に韓国の実情を説明して、後は判断してもらおうなんて、漁民にそんなことは、行く行かぬを判断せいというんじゃなくて、事故が起きるし、そういう事件が起きるから日本の国としてもやはり問題がある...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、御説明してどうするんですか。説明で終わりですか。そんな、もうちょっと韓国の竹島の実情というのはこういう実情でこうですから、こういうわけですからいましばらくお待ち願いたいと、こう言ってお願い……、ちょっとおかしいかね、これ。そういうふうにお願いするわけでしょう、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは同じことばかりやるのいやですけれども、それから先どうするかというんです、要するに。ただ事情説明で終わりですか。そんな、こういう実情ですから、こういう実情ですから――そんな、やっぱり水産庁もうちょっと責任持ちなさい、責任を。ぼくは水産庁が責任を持てというより、本...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから、処罰するということなんかできないわけですよ、漁業権があって行くんですから、それは現実の問題として。それはもう漁民の皆さん方が現実に竹島にこういう漁に行くと。行きましたら海上保安庁も黙っているわけにいかぬでしょう。水産庁も何とかせにゃいかぬでしょう。外務省も...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは水産庁、この次長さんではあきませんわ、これは。これはやはり長官か農林大臣来てもらわぬと、とってもじゃないけれども、ぼくは決してむずかしいことを言っているつもりないですよ。ですから、これは委員長、早速一遍これはもういまの次長の答弁では、次長の権限があそこまででも...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、その大臣が来るまで待ちましょう、その問題は。 そこで、次に鉱業権の問題に入ります。 これは一昨日もこの鉱業権の問題についてもお伺いをいたしましたが、何分にも時間がございませんでしたので詳細にやることはできませんでした。それで、まず竹島の鉱業権という...全文を見る | ||
○峯山昭範君 鉱業権の設定された面積は二十五町歩ほどですね。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、この鉱業権は、鉱石は何でございますか。 | ||
○峯山昭範君 当初、この燐鉱石はどの程度あるということでございましたんでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 少なくとも昭和二十九年に採掘登録等が行われた時点で、概要どの程度あるというようなことは記録にも残っていると思うんですか、どうですか。 | ||
○峯山昭範君 それでは、昭和三十六年の十一月に、この竹島の鉱区の問題で、いわゆる国家賠償法に基づく裁判が行われておりますが、この裁判の中で出てくる鉱石の量ですね、これは大体どの程度でございますか。 | ||
○峯山昭範君 それでは、それはそれで結構です。 それから、この鉱業権に対する鉱区税というのは、当時どの程度納められていましたか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、その後鉱区税も一部には納めた記録等もありますから、全く納めなかったということじゃないと私は思います。現実の問題として、現在も鉱業権が設定をされ、現在もいわゆる引き継いでいるということでございます。そうしますと、そこで国家賠償法の裁判によりまして、この事...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いまのおっしゃったことをわかりやすく言えばどういうことですか。 | ||
○峯山昭範君 それじゃなくて、竹島の場合は、やはり特殊な事情があったわけですね。この判決の要旨をずっと読んでみますと、要するに国家賠償法で損害賠償を請求しろと、こういうふうに原告は要求をしたわけですね。それに対しまして、要するにその国家賠償法で原告が要求しているような措置を国はす...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから私、長官がおっしゃっていること全然否定してないのですよ。そのとおりなんですよ。そのとおりなんです。要するに、その国側の反論にしても何にしてもそのとおりなんだ、要するにそれは。それはそのとおりであるけれども、逆に言えば国家賠償法に基づいて賠償をするということは...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、ですから長官、私はその裁判のそこのところを言っているんじゃないわけです。そこのところは私もよく理解をしていますし、もう控訴した原告も現実の問題として老齢でもありましたし、また費用の問題もありますし、この東京地裁の判決で控訴はしなかったわけです。ですから、裁判そ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 まあ現実の問題として、現在まだ燐鉱の、この燐ですね、これは竹島にまだあるんですか。 | ||
○峯山昭範君 これはまああるものと、そういうふうな確認しかできないわけですね。ところが現実の問題として、この燐鉱、これは露天掘りなんですね、しかも。これは申請のときの書類やあるいは初めのいろんな状況、戦前からのいろんな状況がありますが、そういうような情勢から見ると、ほとんどがこれ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは実際問題として鉱業権者としては、いま長官は燐鉱石が盗まれているかどうか確認をしていないということですけれども、鉱業権者としては本当に気になりますね、これね。一遍あるかどうか見ておかなこれはもう気が気じゃないです本当に。それで長年待っても解決しないんで、ヘリコプ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そのとおりなんですよ、いますぐやろうという気持ちはないんですよ。ところがその後裁判や何やかやで、現実の問題として韓国の軍人がその燐鉱石を持ち帰ったという話もうわさに入ってくるし、現実になくなったという話も出てきているわけですね。そうしますと、あるかないかということが...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、長官そうじゃないんです。要するに外交問題があるから、現実に小屋を設けて採掘するのは不可能であると、そのことについては通産局にお届けのとおりであると、しかし最近昭和三十六年の裁判やその前後のいろいろな問題、最近のいろいろな実情から見て、どうも燐鉱石はほとんど盗掘...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そのためには、やっぱり竹島の問題を解決するためには、私はこのたなの法案はゆっくり延ばした方がいいと。長官どうお考えかわかりませんがね、これは要するに実際問題として竹島の問題をほったらかしてこのたなの問題をやっちゃうと、完全に食い逃げになっちゃって、後はいままで以上に...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは先ほど次長さんと大分この問題についても議論をいたしましたので、また重ねて議論しようとは思いませんけれども、少なくとも水産庁の姿勢としては、水産庁は漁民の生活を守るというところにうんと力点を置いてこれから水産行政を進めていかなければならない、そういうふうに思うん...全文を見る | ||
○峯山昭範君 しかも、そういうふうな中にありまして、この隠岐島漁業協同組合連合会、これは私は先ほども次長さんにもいろいろと申し上げましたが、非常に離島の小ちゃないわゆる漁村の皆さん方の漁業権という問題から言いますと、何もきのう、きょうに始まった問題ではありませんでしょう。明治の終...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから、そういう御説明だけでは済まないんじゃないかと、漁民の皆さん方にやっぱりいまこういうふうで、こういうような実情で竹島は韓国の警備兵がこういうふうにおって、非常に危険な状態にあると、近づくとこういう事故も起きる可能性もあると、だからこの竹島の問題が解決するまで...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ということは、逆に言えば長官ね、竹島の実情というものを種々話をして、そして安全操業という面からもこれはいま強行すべきではないと、そういうような面からも漁民の皆さん方にいわゆる協力をしていただいていると、そういうふうに考えていいわけですね。 | ||
○峯山昭範君 どうもはっきりしないね。長官、要するに漁民の皆さん方の立場からすれば、それは実情もありますよ。たとえば二年、三年ちょっとぐらいならしんぼうもできます。しかしながら実際問題としてもう漁民の皆さん方の立場からすれば、これはもう非常に竹島が自分の領土であって、かねてから先...全文を見る | ||
○峯山昭範君 まあ長官、そういうふうな開き直りの理屈というのは、それはいけませんね。あなたいつ水産庁長官になったのか私知りませんけれども、やはり漁民の皆さん方の立場、私は、それならもう漁業権を取り消すとかそういうことも検討してみただなんて、そんな私はそういう言葉が水産庁長官の口か...全文を見る | ||
○峯山昭範君 どうも私の説明の仕方が悪いのかもしれませんがね、長官ね、そんなむずかしいこと私言っているつもりないんですよ。要するに、漁民の皆さん方に少なくともあなた方は国の政策に協力願いたいと、端的に言えばね。また、長い間御協力をいただいて本当に申しわけないと、そういうようなこと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 どうしてよけいなことを言うんですかね。要するに、水産庁が外務省やいろんなところに対して、この問題早く解決してほしいと言うのはあたりまえなことだ、そんなことは。そんなことを言うているんじゃなくて、要するに漁民の皆さん方にあなた方どう言うんだと。とにかく水産庁としてもち...全文を見る | ||
○峯山昭範君 理解と協力を求める、それは当然でしょう。だけれどもやっぱり水産庁の姿勢というのは、漁民に対してもう少し丁寧であり、親切であり、かつ漁民の皆さん方が理解できるような態度でなければいけないと思います。おまえら納得せい、こういう実情だからこうせいと、そういうような強い姿勢...全文を見る | ||
○峯山昭範君 何を言っているのかちっともわかりませんね。長官ね、何考えているのか私ちょっとわかりませんがね。峯山先生が言うたらなんてそんな、ぼくが言うたから長官が言わなければいかぬ、そんなんじゃなくて、もう少し純粋にお考えになっていただいて、水産庁というのは少なくとも、先ほどから...全文を見る | ||
○峯山昭範君 協力を求めるって、そのときにも、協力を求めるということは、漁民の皆さん方にお願いをするわけでしょう。向こうへ行くと安全操業できないから、無理だから、もうちょっと待ってほしいというお願いをするわけでしょう。協力を求めるという、それはそれでいかがでしょうなんて言われても...全文を見る | ||
○峯山昭範君 やっと当然のことを、人間らしくなってきたね、ちょっとね。ぜひ私は、そういうきちっとした姿勢でないと漁民の皆さん方は納得もしないし、それはいけない、そう思います。 これは、この問題だけやっておりましても仕方がありませんから、将来のこともありますし、ぜひ水産庁としま...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いずれにしましても水産庁長官、あなたの答弁を聞いておるとどうも一々一々ひっかかってくる。これはよほど私は勉強していただいて、水産行政のベテランなんでしょうけれども、やっぱり漁民の皆さん方が聞いていたらとても納得できるような答弁が返ってこない。少なくとも鉱業権と漁業権...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは長時間にわたって大変御苦労さまでございます。 そこで、北朝鮮との問題についてお伺いをいたします。 今回の大陸だなの国内法の審議、あるいは先般の大陸だな協定に当たりまして朝鮮民主主義人民共和国の方から抗議が来ておりますが、やはりこの問題も午前中に議論を...全文を見る | ||
○峯山昭範君 まあ政府の受けとめ方はよくわかりました。しかしこれは、いまおっしゃった一九七四年の二月二日のこのスポークスマンの声明ですか、非常にこれは中身厳しいですね。こういう厳しい抗議の内容というのは、私も余りこういう種類の文書の中では見たことないんですが、非常に厳しい内容の文...全文を見る | ||
○峯山昭範君 この北朝鮮の抗議に対しましていま外務省が言わんとすることもよくわかりますが、これはまあ確かに激しい言葉遣いよりも、言わんとする内容である、そのとおりだと私も思います。いかに激しい言葉を使おうとも中身が大事であろうと思います。そこで、北朝鮮の言わんとすることは、外務省...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ということでは、これは北朝鮮側としても非常に納得できないでしょうが、これは要するに内容を見てこの抗議の中身は全く取るに足らないいわゆる根拠のないものであるという判断をされて、北朝鮮側にはもちろん国交がきちっとしていませんので、そういうルートもあれなんでしょうけれども...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そこのところは、やはり私はこれは現実ということを先ほどから局長おっしゃいましたが、現実の問題として南北の朝鮮がいわゆる統一されてないという現状でございますね。そういうような現状の中では、やはり北朝鮮にもそれぞれ主権的権利が存在する、そういうふうに見るのが妥当であると...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、現実の問題としてこの南北朝鮮のいわゆる統一という問題が、これは北朝鮮の抗議の中身を見てみましても、南北朝鮮の現実と、それから統一という問題にやっぱり触れざるを得ない内容になっているわけですね。そうしますと、この南北朝鮮の統一という問題について、現在政府...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから、したがって朝鮮半島の問題につきましては、政府の基本姿勢というのは要するにそれぞれ自主的な話し合いによって解決をすると、言葉ではそういうふうに言いながら、現実の問題としては北朝鮮の方の抗議を一方的に無視して、これは北朝鮮の抗議というものは朝鮮半島が一方一つで...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そこのところは、これ多少仮定の問題が入りますが、要するに朝鮮半島が一つであれば抗議はそれなりに筋が通っているわけですね。これは多少仮定の問題が入りますがね。 | ||
○峯山昭範君 しかし、そういうふうな現実の問題としては確かに一本にはなっていない。しかしながら、南北朝鮮の統一という問題については自主的な話し合いを期待すると、そういうふうに片っ方で言いながら、実際問題として、この北朝鮮の抗議は一方的にこれは根拠がないと言って無視をして、そして、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いまの答弁を聞いておりましても、それはそれなりに日本政府としては配慮はしていらっしゃるようではありますけれども、北朝鮮の抗議というものは現実にあるわけですね。そして、片方の方で大陸だなの開発を行う。日本の政府の現実自身がやはり韓国の方に片寄っている。これはもういろん...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それではちょっとあれしまして、防衛庁御出席をいただいて長時間お待ちをいただいておりますので、少しだけお伺いしてお帰りをいただきたいと思います。 この共同開発区域の自衛権という問題でございますか、この共同開発区域というのはいわゆる公海上にあるわけですね。そこで外国...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは現実の問題として、もうこれだけ話し合いが進んで、こういうような共同開発が進められようと実際やっているわけですね。それに対しましてこの自衛権発動のいわゆる要件というのはいま三点おっしゃいました、これはよくわかるんですが、現実の問題としてこれは自衛隊としては、ここ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それはおっしゃることよくわかるんです。第一義的には当然海上保安庁のあれであろうと、これはよくわかります。 それで、先ほどの自衛権を行使する場合の条件もよくわかります。実際問題として海上保安庁の手に余る行為というのは大体どういうことですか。どういう行為を予想されま...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いま、あなたがおっしゃったから私は聞いているんで、海上保安庁の手に余る行為があれば、要するに海上自衛隊が出動をするということであなたがおっしゃったからそれに合わせて、それじゃ海上保安庁の手に余る行為というのはどういうことを考えていらっしゃるのかと、こうお伺いしている...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、共同開発区域はそういうふうな意味で自衛権もあり、かつ海上保安庁がそれぞれの任務を果たすわけですが、外務省にお伺いしますが、ここには韓国も同じようにこういうふうな権限があるわけですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、この共同開発区域につきましては、日本と韓国のいわゆるそれぞれの海上保安庁、それぞれに類するようないわゆる警察活動がそれぞれあるわけですね。そして、それぞれの国の船舶なりいまおっしゃった二つの固定的なものあるいは船舶のその安全を確保するためにそれぞれの立...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これと先ほどのその自衛権の発動と関連をいたしまして、安保条約の適用という問題はこれはどうですか。 | ||
○峯山昭範君 それでは次に多少問題を変えまして外務大臣、この大陸だなの共同開発のいわゆる必要性という問題につきまして、もういままで何回か議論ありました。私たちこの問題については午前、午後も長時間にわたりまして竹島あるいは日中関係のいろんな問題から議論をしてまいりました。それで改め...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それだけではどうも説得力弱いですね、長官。これだけの問題があり、しかも私はエネルギー政策そのものから言いましても、現実の問題として今回の共同開発区域の原油の量、いま日韓間で日韓大陸だな協定で開発しようというこの原油の量と、それから中国やいまの尖閣列島を初めそっちの方...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いまの長官の話を聞けば聞くほど、やっぱり必要ないなという感じがするんですね。実際問題として、そういうふうなエネルギー供給の現実というものを見比べてみますと、何といいますか、現在の共同開発区域での石油の埋蔵量と、それから日中間の石油の埋蔵量なんというものを考えてみます...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そういう所信を聞けば聞くほど、これは必要ないなという感じがしてくるわけですがね。少なくともたとえばこの区域で西日本石油開発という会社が現実に試掘をしたそうですね。その成績とかその問題については報告来ていますか。 | ||
○峯山昭範君 私の持ち時間が、一応きょうのとりあえずの持ち時間が六時半までですから、これで終わりますけれども、これはやっぱりエネルギー庁長官、確かに長官のおっしゃるようにステップ・バイ・ステップ、やっぱりできるところからという気持ちも私はわからないではありませんけれども、まあ急が...全文を見る | ||
○峯山昭範君 とりあえず、私に本日与えられた時間がこれで一応終わりましたので、続きの質問は次回にやらしていただくことといたしまして、本日はとりあえずこれで終わりたいと思います。 | ||
06月05日 | 第84回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会、商工委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○峯山昭範君 今回の原子力基本法の改正につきましては、科学技術振興対策特別委員会の方で具体的な問題については相当議論もしてこられたであろうと思います。 そこで私は、技術的ないろんな問題に入る前に、まず科学技術庁長官にお伺いをいたします。 今回のこの改正に当たっての基本的な...全文を見る |
○峯山昭範君 大臣、決してむずかしい質問はそんなにするつもりはないんで、大臣がおわかりのところでポイントになることだけお答えいただければ結構なんです。局長と議論するときは局長に言いますし、よろしく……。 | ||
○峯山昭範君 それは、「むつ」の問題もいろいろありましょうけれども、基本的には総理大臣の諮問機関として置かれております原子力行政懇談会の意見が中心になっていることば確かですね。 | ||
○峯山昭範君 それではまず、行政管理庁、お見えになっていますね。行政管理庁にお伺いします。原子力行政懇談会というのはどういう委員会ですか。どういう法律に基づいたいわゆる懇談会ですか。 | ||
○峯山昭範君 それではこれはいわゆる総理の私的諮問機関ということでございますね。 | ||
○峯山昭範君 いわゆる私的な諮問機関の行政に意見を反映させる場合のあり方、基本的な考え方を一遍お伺いしたい。 | ||
○峯山昭範君 要するにいわゆる行政的な決定をし、あるいは行政に意見を反映させるような場合には、基本的にはやっぱり八条機関でなければいけない、基本的にはね。そうなんでしょう。 | ||
○峯山昭範君 私の言っていることとちょっと食い違っておりますけれども、昭和三十六年の四月十二日行政管理庁行政管理局長のいわゆる各省庁の「懇談会等行政運営上の会合の開催について」というところの第一項のところをちょっと一遍説明してみてください。 | ||
○峯山昭範君 そのとおりなんですよ。それを言っているわけです。そうしますと、原子力行政懇談会の「この原子力行政体制の改革、強化に関する意見」、これは要するに原子力行政懇談会の意見としてまとめておるわけです。しかもそれが今回の法案の基本になっているわけです。きょう官房長官か副長官来...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そんなことを言っていると、あなた方……これは要するに、一人一人の意見を聞くというんであれば、こういうふうな——これは原子力行政懇談会で、この中身は一人一人の意見というんではないんです。これは原子力行政懇談会の意見としてまとめているわけですよ。あなた方がそういう変な答...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これはこういうふうな答弁では困りますね、やっぼり。要するに私は当時の総理の答弁によりましても、この私的な諮問機関についての問題について総理の答弁、こうなっています。「これが一つの行政機関として」——「これが」というのは私的諮問機関のことです。「行政機関としての意思決...全文を見る | ||
○峯山昭範君 原子力行政なんていうものは、私はやっぱり拙速にはやらず、国家百年の大計というものを考えて原子力行政を進めるべきだと私は思うのです、森さんどうですか。 | ||
○峯山昭範君 したがって、今回の原子力行政懇談会の、いわゆる当時海部さんが私たちに約束したこととは大分内容的にも違うんですよね。これはどうなんですか、この点についてはもう大体勉強してこられましたですか。—— それでは言います。当時原子力行政懇談会というのができまして、先ほど科...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私先ほどわざと言わなかったんですけれども、先ほど有澤さんの話の中で、最後に一年をめどに結論が出るもの云々というのをここで読み上げたのは、実は有澤私案のいわゆる政府の資料がありますね、この資料の最後についたものを私読み上げたわけです。これは有澤私案じゃなくて内閣官房内...全文を見る | ||
○峯山昭範君 もう私時間ありませんから、この問題とても私の疑問に対する答弁にはなっていないように思います。政府としては早く取りまとめてくれなんて言ったことはないなんて言っていますけれども、これは文書がちゃんとあるんですからね。しかもこの有澤私案というのが、要するにそれまで原子力懇...全文を見る | ||
○峯山昭範君 きょうは連合審査でございまして、私の持ち時間ももう来ましたからこれ以上私は言いませんけれども、これは後で科学技術振興対策特別委員会の方で、問題は指摘いたしておきますので、後で取り扱いを決めてほしいと私は思っております。 いずれにしましても、いま森副長官がおっしゃ...全文を見る | ||
06月05日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第19号 議事録を見る | ○峯山昭範君 本日は、大変貴重な御意見をお聞かせいただきましてありがとうございました。 初めに、麓参考人にお伺いをいたします。 一つは、実際問題として今回の共同開発区域から石油が出るのかどうか、この点いままで委員会でも相当いろんな議論をやったわけですけれども、完璧な答弁は...全文を見る |
○峯山昭範君 結構です。 | ||
○峯山昭範君 それじゃちょっと補足しますと、要するに今回の大陸だな協定につきましては、中国側としては現在抗議声明が出ておるわけですね。このたなの協定の国内法に対しましてもいわゆる抗議声明が出ているわけです、今回の法案について。これはもう御存じでございますね。そうしますと、そういう...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうですね。ですから、そういう場合、中国のいわゆる理解を求めるということについて、理解を求めてからでも遅くないんじゃないかと、こういう……。 | ||
○峯山昭範君 専門外ですけれども、要するに今回の、先生がおっしゃったエネルギー問題から考えて、石油の開発という問題は非常に重要であり、急ぐと、こう先生おっしゃっているわけですね。急ぐのは、確かに私たちも急ぐと思っているわけです。けれども、実際問題、日本のエネルギーの状態から考えて...全文を見る | ||
06月13日 | 第84回国会 参議院 商工委員会 第22号 議事録を見る | ○峯山昭範君 それでは総理にお伺いします。いずれにしましても非常に短い時間でございますので、端的にお答えいただいて結構でございます。 まず初めに、総理の日中平和友好条約に対する交渉再開を申し入れているわけでございますが、この日中平和友好条約の締結に対する総理の決意を初めにちょ...全文を見る |
○峯山昭範君 この交渉再開の申し入れを先日したわけでございますが、返事が来ないわけですよね。これは実際問題として私は先日外務大臣が国連総会からお帰りになりまして、当委員会でこの問題についてもいろいろといろんな角度から質問いたしました。あのときの話では、佐藤大使が韓念竜次官に申し入...全文を見る | ||
○峯山昭範君 このもうぼつぼつというのは、この間からもうぼつぼつと大分思っているわけですけれども、なかなかこの返事お聞かせいただけないわけですがね。これは実際の手続としては、どういうふうなルートで返事は来ることになるわけでございましょうか。 | ||
○峯山昭範君 当然そうであろうと思います。 そこで総理、いま総理のお考えでもやっぱりおくれているように感じると。しかし、その理由は中国の外交部が非常に忙しいというふうにおっしゃっておりますが、これは実際問題としてこの日韓大陸だな協定、いわゆる協定に関する国内法の審議、日本にお...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ということは、中国側にもいろいろな事情があり、かつ日本側も十六日まで国会がある、ということは、総理、結局おくれているというその問題についてはおくれているのではなくて、もうぼつぼつ時期が来ているということになりますか。 | ||
○峯山昭範君 この、たなは影響ありませんか。 | ||
○峯山昭範君 たなの問題は、国内で強行採決を初めいろんな問題がごたごたして、非常に議論を呼んでおります。そういうようなことが日中平和友好条約の交渉再開に影響なければいいと私たちもそう思っているわけです。そこでやっぱりこの問題は、たなの共同開発を始めるに当たってはいずれにしても中国...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは外務大臣と同じ考えであると、見解は違わないという総理の御見解ですから、私たち、この問題につきましては中国の了承を得る必要はないんだと、しかし、中国側の理解を得る必要はあるということで外務大臣から何回か御答弁いただいておりますが、きょうはもう最後になってまいり...全文を見る | ||
○峯山昭範君 この問題については十分な理解を得るべく引き続き最大限の努力を傾けるということでございますから、当然そういうふうな意味で政府としても十分な理解を得るべく最大限の努力をする、これはぜひやってもらいたいと思います。 そこで、いま第二点目におっしゃった従来からのこの大陸...全文を見る | ||
○峯山昭範君 しかし、従来から申し入れをしておりましたレベルといいますのは、大使、局長クラスでございますか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、先ほど大臣の見解によりますと、さらに高いレベルにおいて大局的見地ということでございますから、大使あるいは局長以上の交渉を積極的に働きかけると、こういうようにとってよろしゅうございますか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますとこの問題は、大使、局長以上ということになりますと、あと大臣とか政務次官とか事務次官とかいうことになるわけでございますから、これはもう具体的にこれ以上申し上げませんが、ぜひこの問題については真剣に取り組んでいただきたいことを申し上げておきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 基本的には、私は中国の理解を得てから、きょうは委員会、理事会あるいは議長あっせん等によってほぼ質問のあれも決まってしまいましたので、これから先のこととしましては、いわゆるあと政府の手によって批准をするわけですね。ですから、できたら中国の理解あるいはこういうふうな意味...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは局長が答弁するというよりも政治的判断を必要とする政府の話なんでね。これはやっぱり総理大臣、一言おっしゃっていただかないと。 | ||
○峯山昭範君 それではもう一点、竹島の問題についてお伺いしておきたいと思います。この問題につきましては、先日総理御出席の席上でもずいぶんいろんな角度からやりました。もう問題点はしほられてまいりました。これはもうどっちにしましても、竹島の問題解決なくして私たちは日韓間の共同開発はあ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 確かに私は、総理、これは先日の竹島の問題のこの委員会におきます議論を聞いておりまして、総理の答弁は終始一貫変わりませんでしたですね。同じ答弁。よくもこれだけ同じ答弁ができるというぐらい、一歩も二歩も前進もしないし後退もしない。全く心を新たにして平和的交渉で竹島の問題...全文を見る | ||
○峯山昭範君 閣僚会議の問題については、これはどうだったですか。 | ||
○峯山昭範君 その会談では、大体外相レベルの会談という方がこれは具体的に交渉できると外務大臣は判断をしていらっしゃるわけですね。 | ||
○峯山昭範君 総理が心を新たにしてとおっしゃっているのは、総理御自身がというよりも、これはもう外交のトップにいらっしゃる外務大臣を先頭にということでございますね、総理。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、外務大臣がこの閣僚会議で折衝するよりも、外務大臣が外相会議でこの問題を取り上げるということがより効果的であると、そういうふうに判断をしていらっしゃるとすれば、ぜひそういうことでやっていただきたいと思います。 そうしますと、その外相レベルの会談では、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは、ということは逆に言いますとぜひこれは外務大臣がこの問題についてこれから交渉をするに当たりまして、先日の当委員会でも、竹島の問題で韓国は交換公文に言う、いわゆる紛争地域ということに竹島は当たらないという答弁を韓国側の国会では何回か述べられているわけですね。そう...全文を見る | ||
○峯山昭範君 腹を据えて強くとおっしゃっておりますから、ぜひそういうふうな意向で取り組んでいただきたいと思います。 私の持ち時間が非常に少なくなってまいりましたので、次に漁業補償の問題について政府側のきちっとした答弁をお伺いしておきたいと思います。 実際問題として先ほどか...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これはぜひいま長官がおっしゃいましたように、漁民と開発権者の話し合いがつかない限り作業が見切り発車することがないように、ぜひともこの点については取り組んでいただきたいと思います。 それから、時間がなくなってまいりましたので最後に通産大臣、これはこの問題もこの委員...全文を見る | ||
○峯山昭範君 最後に総理一言で結構ですが、竹島の問題であります。いまの質問の趣旨とは別にしましても、竹島の漁民の皆さん方の苦労という問題につきましては先日総理御出席のときにも申し上げました。重ねて申し上げますが、この竹島の問題については、これはいずれにしましても日本の固有の領土で...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでその先の、竹島の問題の安全操業はわかりましたけれども、竹島の返還の問題をやっぱり一言言ってもらわぬと。 | ||
○峯山昭範君 私は公明党を代表して、ただいま議題となっておりますいわゆる日韓大陸だな特別措置法案に対し、反対の討論を行うものであります。 以下その主な反対の理由を申し述べます。 その第一は、南部の共同開発と同時に北部の大陸だなの境界を画定する協定を定めておりますが南部と北...全文を見る | ||
10月11日 | 第85回国会 参議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○峯山昭範君 委員長、関連。 |
○峯山昭範君 先ほどから有事立法の問題が相当出ましたが、総理、有事体制ということで、総理は先ほど答弁なさっていらっしゃいますが、その答弁はあくまでも憲法の枠内ということを強調していらっしゃいます。 そこで、まず第一番目に、憲法の枠内で可能ないわゆる有事法制の研究ということにな...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私の前段の質問に答弁がございませんので、これは後で局長の方から答弁いただくとしまして、もう一点、総理は機密保護法の問題について将来は検討すると、将来というこの問題は非常に重要な問題でございます。特に言論統制という問題も絡んでおりますし、憲法の基本的人権という問題にも...全文を見る | ||
○峯山昭範君 前段の質問の答弁がなってない。 | ||
10月12日 | 第85回国会 参議院 本会議 第5号 議事録を見る | ○峯山昭範君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十三年度補正予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 福田総理は、内閣組閣以前から常に経済運営に自信のほどを示してこられたのでありますが、現実の日本経済は、毎年政府の年度当初の見通しを下方修正せざ...全文を見る |
10月20日 | 第85回国会 参議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号 議事録を見る | ○峯山昭範君 それでは、きょう午前中からずっと質疑を聞いておりまして、P3Cの中身がなかなか明快にならないのは非常に私としてもいら立たしい気持ちであります。 まず、長官、いまいろいろと先ほどから答弁していらっしゃいますけれども、自衛隊で一番大事なことは一体何かと、まあこれはい...全文を見る |
○峯山昭範君 そこで、これは大臣と私の意見はそこで一致はしたわけです。しかし、国民の理解を得るための自衛隊、理解を得た自衛隊、これは私は、ここで一番ロッキード事件と関連いたしまして、先ほどから長官は、この事件とは関係ないと、こう非常におっしゃっていますが、何が関係ないんですか、ど...全文を見る | ||
○峯山昭範君 私の聞いたことに端的に答えていただきたいんですけれども、要するに、この事件に関係ないと大臣は先ほどからおっしゃっているわけですが、何関係ないのですか。どこが、どういうふうに関係ないのか。 | ||
○峯山昭範君 だから金銭は授受していない——あなたが知る限りですよ。だけれども、この事件とは関係あったわけでしょう。 | ||
○峯山昭範君 話をそらしちゃいかぬ。要するに、この事件と関係ないということは、何にもないということじゃないですか、ね、長官。何にもない——関係はあったんですよ。そうじゃありませんか。全く関係がないというの、そういう答弁の仕方おかしいでしょう。 | ||
○峯山昭範君 それは防衛庁で調べたんですか。 | ||
○峯山昭範君 きょうこの委員会で問題になっております——これから私は質問するわけでございますが、この二十万ドル云々の問題につきましても、刑事局長自身もこの問題、このお金の行方についてはまだ明確になっていないということでしょう。ということは、要するに、防衛庁もこの金銭の授受とかどう...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、そんな答弁では私納得できません。いい飛行機であればその会社がどんなことをしておってもいいんですか。その会社が汚職をしたら——前、ぼくは大臣に一遍話したことがありますけれども、その会社が汚職をしたら、たとえばこちらの県で汚職をして、それじゃこちらの県でもいいかと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ですから、現実に相手の会社がこういうことを起こしているわけですね。やっぱりこういうような事件というのは、贈る方があって、受け取る方があって、両方なんですよ、大臣。大臣は片一方の方だけ大丈夫、大丈夫と、こう言っておりますけれども、そうじゃないでしょう。片一方の方がこれ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 装備局長の言うていることは、まず二つの問題点がありますね。一つは、トライスターの導入に当たっては悪いことをした会社だ、これは認めるわけですね。 | ||
○峯山昭範君 いや、そう思っているといのうはどういうことなの……。 | ||
○峯山昭範君 と言うことは、悪いことをした会社だと思っているわけですね。 | ||
○峯山昭範君 悪いことをした会社だと思っているわけですね。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、その悪いことをした会社とこれからしませんというて契約をするということが、これはどういう問題を起こすかということが一つ。これは私やっぱり重要な問題だと思うんですよ。トライスターでは悪いことをしたということが明確になり、防衛庁もそういうふうに思っているわけ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは大臣、官僚の皆さんはああいうふうに言うわけだな。悪いことをした会社と契約してはいかぬというあれはない。そやけど、そういうことはそういうような法律はあるんですか、大体、世界じゅうに。悪いことをした会社と契約をしちゃいかぬなんという法律はないでしょう、こんな。そん...全文を見る | ||
○峯山昭範君 したがって、それは大臣の後の方の言葉がありますから、もうあれこれ言いませんけれども、いまいましいけれどもとか、そんなことでは、これはとても納得できる問題ではない。 これは、装備局長、先ほどあなたがおっしゃったトライスター導入に当たっては云々という話がありましたけ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それはまだわからぬね、これ。まだ正確にP3Cについて全く何もないかというと、そうではない。午前中の質疑の中でもそのことは出てまいりました。それをあなた方がもし——逆に言えば、あなたの言葉を逆にとりますと、もし、それじゃこれからのいろんな裁判や、これから御存じのとおり...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、私の質問にちゃんと答えなさい。 | ||
○峯山昭範君 いまの問題は、大臣ね、大臣が先ほど、もし仮に防衛庁にそういうような関係者があったら契約を取り消すといういまの意味は、いま装備局長のおっしゃった、いわゆる今度はロッキード社側にP3Cに関してそういうことがあったら契約を取り消すと、いま装備局長はそうおっしゃっているわけ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それは、いまのあれは、ロッキード社側から当然P3Cに関する金品の授受なり何なり明らかな事実が出てきた場合には、あなたがおっしゃった、先ほどの防衛庁、大臣がおっしゃった言葉とうらはらに、当然その処置をとる、そういうことですね。これははっきりおっしゃってください。 | ||
○峯山昭範君 いや、大臣ちょっと違うんですよね、大臣おっしゃっていることと。防衛庁筋にあったら取り消すというのは、大臣、初めからおっしゃっているわけですよ。そうじゃなくて、要するに、受け取る方が防衛庁側ですな。そうすると今度は出す方が、防衛庁が受け取ってなくてもP3Cに関係をして...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、それは防衛庁に関係のある人ない人という立て分けが非常にむずかしいわけですけれどもね、大臣。そうすると、防衛庁に関係のある人——総理大臣は関係あるんですか。 | ||
○峯山昭範君 だんだんピントがずれてくるね。要するに、これは先ほどから装備局長、もう一回私はお伺いしますが、実際問題として防衛庁のこの問題については、これははっきりわかりました、大臣の答弁で。しかしながら、そうじゃなくて、あなたはP3Cの問題について、二十万ドルもそのP3Cである...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣、どうですか。——それでは法務省にお伺いをいたします。 まず、児玉、小佐野の両氏は、最近の健康状態はどうなんですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、両人とも余り良好ではないようですが、小佐野氏は、医師の付き添いがあれば、たとえば国会に証人として出廷する、そういうようなことは実際問題可能ですか。 | ||
○峯山昭範君 それはたとえば、出廷する場合には相当前から予告して出廷していただいているわけですか。どのくらいの時間を置いて本人に連絡をして出廷していただいているのか、そこら辺のところの状況はどうですか。 | ||
○峯山昭範君 日にちは前からわかっているわけでしょうけれども、そんな前から言わぬでも、もうちょっと早く、短期間ではできないんですか、実際問題として。たとえば、公判が開かれる何日前かには出廷できるかどうかという問い合わせとか、そんなのはするわけでしょう。 | ||
○峯山昭範君 ということは、本人は病状によってですから、一週間もあれば大丈夫ということですね。 | ||
○峯山昭範君 そこで、きのうから衆議院のロッキード特別委員会等、あるいは昨日の公判等でP3Cに関する問題が相当明らかになってまいりました。また、きょうの午前中の質疑でもいろんな問題が出てまいりましたが、まず、刑事局長の答弁をずっと聞いておりますと、P3Cに関する児玉、小佐野のいわ...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それで、トライスターがほぼ導入することに、トライスターを全日空は買うということに決まったのはいつでございますか。 | ||
○峯山昭範君 そうですね。したがって昭和四十年ごろからトライスターの導入についてロッキード社は売り込みを始め、昭和四十七年の十月の三十日に全日空はトライスター、日航はジャンボを採用するということが決まったわけですね。そうしますと、小佐野賢治さんがこの問題にかんだのはいつごろからで...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうすると、小佐野さんは四十七年の夏までは、いわゆるロッキード社の製品の販売にはかんでなかったわけでございますね。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、四十七年の夏ごろからかんだと。そのかみ方ですが、これは少なくともロッキード社と小佐野との契約なり直接の受け渡しは、いま問題になっておるこの二十万ドルを除いては何にもありませんね。 | ||
○峯山昭範君 小佐野とロッキード社との取り決めは何にもない。しかし、小佐野さんがトライスターの導入に相当いろんな角度から努力をされたというのは、この冒頭陳述やいろんなところからこれは明らかですね。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、少なくとも四十七年の十月にトライスターの導入が決定をされました。それまで、これは何カ月間の間ですが、少なくともそれまでのいろんないわゆる報酬とか小佐野に対する支払い、これはどういうふうになっていたと考えられますか。 | ||
○峯山昭範君 いや、ですから証拠上は何らの支払いもなされることになってないわけですね。しかしながら、コーチャンのこの証言によりましても、児玉を通じて何らかの支払いが行われていたのではないかということは考えられるんじゃないですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、われわれは少なくとも、現金であるかどうかわかりませんが、その報酬についてはやっぱり児玉が直接小佐野に渡していたのか、あるいは全く渡されていなかったのか、それはちょっとわかりませんが、少なくとも直でそこら辺の取引が行われていたということはわれわれ推測でき...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは、まず一つの点は、ロッキード社と児玉とのいわゆる経理手続といいますか、領収書とか、これはどうなっているんですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、P3cの売り込みという問題とトライスターの売り込みという経過等いろいろ考えてみますと、時期的には、先ほども話がございましたけれども、一つは、小佐野へ二十万ドルを手渡したのが昭和四十八年の十一月三日でございますね。それから児玉の修正四号契約ができ上がった...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、これは先ほども話がございましたけれども、クラッターの日記の中のいわゆる川崎重工の四本氏とのP3Cのライセンス生産のくだりがありますね。このライセンス生産が合意したと書いてあるわけではないですが、合意したと思わせるような記事が現実にあるわけですね。そうし...全文を見る | ||
○峯山昭範君 実際問題現実の問題として全日空がトライスターを導入するということを決定して、それからどういう働きが実際トライスターに関連してあるかと言いますと、これは実際問題余り具体的に考えにくいわけですね。そうしますと、その後、小佐野の動きというのは、これはやっぱりその後の、たと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうしますと、あり得る推論ということですから、全くないということはないわけで、そこで、この二十万ドルは、小佐野が受け取って、その後どうなったんですか。 | ||
○峯山昭範君 これはどうしても解明しなければならない問題だと私は思うんですけれども、なぜ解明できないんですか。 | ||
○峯山昭範君 小佐野が受領を否認しているから解明できないと。しかし、検察当局はこの嘱託尋問調書の決定によりましても、明らかに受け取っているということは、もう状況証拠から見ましても、この証言でも明らかになっているわけですね。これは明らかですね。 | ||
○峯山昭範君 小佐野が受け取ったということを小佐野自身が認めれば、これは解明されるんですか。 | ||
○峯山昭範君 これ、言わなければ、いつまでも解明できないんですか。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、小佐野が受け取ったということについては、検察はもう自信を持っていらっしゃるわけですね。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、小佐野は議院証言法に基づく偽証罪容疑で現在起訴されているわけですね。 | ||
○峯山昭範君 そうしますと、二十万ドルを受け取ったということが明確になってまいりますと、このことによってこれは当然私は検察当局も、議院証言法による犯罪容疑だけではなくて、やっぱりこれはほかの犯罪容疑がきちっと出てきて、やっぱりきちっと起訴なり何なりしなければいけないということにな...全文を見る | ||
○峯山昭範君 使途が明確になれば何の罪にもならないんですか。 | ||
○峯山昭範君 いや、局長、それはまあ重大問題なんですが、こういうふうな全く不明の金をロッキード社からこういうふうな意味でロスの空港で受け取ったと。それじゃこれはラスベガスでばっと使っちゃえば何の罪にもならない。本当なんですか、これ。外為関係もあるいは税金の関係も、あるいはそういう...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは私は、これがもしいま局長の仮説をこうしますと、今度はきっと彼は何の罪にもならないということになると、あれはみんな向こうで使っちゃったということになっちゃうとこれは大変なことになっちゃって、実際問題、庶民のこの問題に対する感覚から見ましてもとても納得できる問題で...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、もうすでに先ほどちょっと答弁がありましたが、防衛庁はこのP3Cの問題について初めていろんな接触を受け、説明を受けたのはいつですか。 | ||
○峯山昭範君 昨年の夏というのは非常に最近のことでありまして、実際問題としてこれはもう相当前から、少なくともP3Cの問題について米軍に要請をしたりいろいろやったのは、昭和四十三年ごろのことではございませんか。 | ||
○峯山昭範君 それ以来、今回の新聞の報道でも、この今回の嘱託尋問調書の朗読で明らかになってまいりました鮫島幕僚長、この方が実際に訪問を受けたのはいつでございますか。 | ||
○峯山昭範君 そして、しかも鮫島さんは、新聞等の報道によりましても、全くの表敬訪問で商談など全くなかったと、こういうふうにおっしゃっておりますけれども、これは実際問題、この証言とは全く食い違っておりますね。私はこれはやっぱり鮫島さんがちょっと記憶違いをしていらっしゃるんではないか...全文を見る | ||
○峯山昭範君 まあ、それは商談があったとか、商談まではいったかどうかはちょっとわかりませんが、実際問題としてP3Cに対するいろんな説明には行ったんじゃないかと。これはまあそのぐらいのことは当然だと私は思うんですがね。そうでなければ話が通じないわけですよ、これ。全く表敬訪問だけでと...全文を見る | ||
○峯山昭範君 これは要するに、鮫島さんとお会いになった前後でございますか。 | ||
○峯山昭範君 どういう話があったんでしょうか。 | ||
○峯山昭範君 この二人、たとえば装備局長はお一人で会われたんですか。 | ||
○峯山昭範君 同席された可能性もあるわけですね。 | ||
○峯山昭範君 防衛庁は、装備局長にお会いするときに、直接連絡して一人で会うということが現実にあるんですか。 | ||
○峯山昭範君 いずれにしましても、それ以外に防衛庁としては——これは後からぽろぽろ出てくるというのでは困るわけですけれども、もうこれ以外には実際問題、P3C問題、PXLの問題が出てまいりましてから相当の期間になるわけです。防衛庁としても、いわゆるそのロッキード社関係者からどういう...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そこら辺の調査は終わっているんですか。 | ||
○峯山昭範君 それでは、私の質問はもう終わりますが、いずれにしましても、十一月の九日が四回目のこのいわゆる嘱託尋問調書の朗読でございますから、そこの日までにはいろんな問題がまたもっと明らかになってくると私は思います。 そこで、まず一つは、防衛庁に先ほどから質問してまいりました...全文を見る | ||
○峯山昭範君 以上です。 | ||
10月20日 | 第85回国会 参議院 商工委員会 第3号 議事録を見る | ○峯山昭範君 私の方からは、特に金属鉱業緊急融資制度のいわゆる創設のこの問題について、初めにお伺いをしたいと思います。 現在の非鉄金属業界が非常に苦しい情勢にあるということは、私たちもよく存じております。現場にも行ってまいりましたし、またそれぞれ陳情等もたびたび聞いてまいりま...全文を見る |
○峯山昭範君 この法案によりますと、昭和五十三年度、五十四年度緊急融資の行う期間というのは約二年間でございますね。そうしますと、この二年間でいわゆる国際的な相場が安定しあるいは回復し、在庫も調整をされて、国内の鉱山が、いわゆる国内鉱山の経営が安定する方向に向かうのかどうか、この点...全文を見る | ||
○峯山昭範君 そうすると、もう一つ違う面からお伺いしますと、いわゆる在庫ですね、これはどの程度が適正であるとお考えなのか、どの程度まで減少すればということになりますかね、銅と亜鉛で結構です。 それからもう一つの点は、いわゆるコストですね、これはどの程度と考えていらっしゃるか、...全文を見る | ||
○峯山昭範君 亜鉛の在庫は。 | ||
○峯山昭範君 これは実際問題として、いまの長官の話を聞いておりましても、これはこの二年間で解決するかどうかということは非常に疑問ですね。たとえば、いまの亜鉛の問題にしましても、世界のいわゆる在庫は先ほど長官は百四十七万トンとおっしゃいました。それで、七、八十万トンが適正な在庫とい...全文を見る | ||
○峯山昭範君 やはり、何となく自信のない政策ですな。やはり私はこのいろいろいま長官おっしゃった二つの理由の中の円高の問題一つにしましても、私はそれだけではとても納得はできないわけです。といいますのは、いま百八十二、三円というレートが非常な異常な円高である。確かに、異常な円高である...全文を見る | ||
○峯山昭範君 いや、私はそこのところはよくわかるわけです。そういうふうにするということは問題があるということはこれはよくわかります。しかしながら、これは要するに国内の資源を保護しかついわゆる非鉄金属鉱山を初めこういうふうなものが、今回の法案の趣旨になっておりますように、一たん閉山...全文を見る | ||
○峯山昭範君 大臣ね、相当思い切った対策であることは、それはもう間違いないと私思う。しかしながら、思い切った対策をしたからそれで済むという問題ではなくて、私は政府としてやっぱり非鉄金属鉱山を今後どうしていくかという基本的な政策を、政府として考える必要があるのではないかと、こう思う...全文を見る | ||
○峯山昭範君 それでは、この非鉄金属関係についてもう一点だけお伺いします。 これ、特に非鉄金属鉱山の近辺と、回り、周辺といいますか、そういうところは大体へんぴな山間なんですね、そういうところで閉山という問題が続きますと、その地域社会全体が、いわゆる日ごろからその鉱山に依存して...全文を見る | ||
○峯山昭範君 ぜひそういう問題についても、御検討いただきたいと思います。 以上で私の質問は終わります。 |