峯山昭範

みねやまあきのり



当選回数回

峯山昭範の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第96回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○峯山昭範君 官房長官、先ほどもちょっと質問ございましたが、ことしは六月に国連の軍縮総会が予定されているわけでございますが、最近特にこの軍縮総会に対する国民の期待というものがだんだん高まりつつあります。そういうふうな意味で、政府の軍縮総会、あるいは完全軍縮という問題についての基本...全文を見る
○峯山昭範君 いま長官がおっしゃいましたように、この平和憲法の問題、あるいは非核三原則の問題、あるいは唯一の被爆国というふうな意味からのわが国の主張というのは、私は非常に大事だと思いますし、世界じゅうにこういう問題について真剣に主張できる国はないわけであります。そういうふうな意味...全文を見る
○峯山昭範君 いや、もう全然わかりませんね。あなた方がこれ国連総会でいままでの棄権から反対に変わった、これは反対に変わったときの決議案の中身を見てみますと、要するに「核兵器使用は国連憲章に対する侵犯であり、人類に対する犯罪である。」何でこれは賛成しないんですか、このとおりじゃない...全文を見る
○峯山昭範君 きょうは時間がありませんので、これ以上議論はできませんが、官房長官、確かにわが日本の国が核問題について、官房長官おっしゃるように純粋でなければいかぬと私は思うんです。確かにそのほかの国の人たちもそのように認めていると私は思います。しかしながら、実際問題として、一九八...全文を見る
○峯山昭範君 次に、これはまず中曽根長官にお伺いをしたいわけでありますが、昨年の行革国会で、私は特に政府関係機関のいわゆる会計制度に関する問題につきまして質問をいたしました。大臣は、私の質問を聞いておられまして、私の主張を正論だというふうにされた上で、ただいま臨時行政調査会でせっ...全文を見る
○峯山昭範君 いまの答弁をもう一回お伺いしたいんですがね。要するに、三公社のいわゆる会計制度、これは私は当時官庁会計の方式を第一臨調の答申を引きまして、もうすでに第一臨調でも指摘をしていることでもあるので、特に国鉄を初め、それぞれの会計制度については、企業会計の制度を導入したらど...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、そういうふうなことで御検討をいただいているということなんでしょうね、これ。実は臨調の第四部会で特に特殊法人の会計制度について検討していただいていると、こういうふうに私聞いているわけでございますが、特に審議状況の報告の要旨の中にも、第四部会の中に「五十七年三月...全文を見る
○峯山昭範君 本当は中曽根長官からもう少し力強い御答弁があるんじゃないかと私は思っておりましたんですが、当日、十月四日だったですかね、相当強烈な大臣から答弁だったですよね。強烈な答弁だったので、後が出なくなって、あんたの考えていることはもうやっているから、これ以上言うなという感じ...全文を見る
○峯山昭範君 いまの話を聞きまして安心しました。方向としては正しいということですから、非常に感激いたしました。  これは佐々木次長さんで結構です。臨調の設置法の第三条のいわゆる「内閣総理大臣は、前条第二項の意見若しくは答申又は同条第三項の申出を受けたときは、これを尊重しなければ...全文を見る
○峯山昭範君 これは大臣並びに官房長官にお伺いしておきたいんですが、いま事務当局から話ございましたように、各種の法律と比較しましても異例のものである、しかも最大限に尊重するというふうなことをうたっているんだという説明がございました。  そこで、中曽根長官、これは長官初めのうちは...全文を見る
○峯山昭範君 ただいままでが全部前段で前文であります。これからが本題でありまして、中曽根長官、あの質問の後、私は昨年の十一月の十四日に質問主意書というのを出さしていただきました。国会で議論をいたしました問題をそのまま質問主意書にまとめまして、国会法七十四条に基づきまして質問主意書...全文を見る
○峯山昭範君 拝見したと言うにしてはえらいあっさり言ってはりますな。これは大変な問題でありましてね、大臣。私は行革の委員会で発言した中身をそのまま質問主意書にしているわけであります。少なくとも、中曽根長官は私の言っていることがいわゆる正しいということで、もうその方向に検討も進んで...全文を見る
○峯山昭範君 答弁書の過程はそうであったにしても、それじゃ官房長官、これは総理大臣の答弁とも違いますね。この問題は非常に重要な問題です。細かいことは後でまだ言いますが、少なくともこういう問題、これ委員会であれだけ議論をして、そして、委員会であれだけ答弁があった。それなら、それに基...全文を見る
○峯山昭範君 いやこれは私が企業原則を導入する、それは私だけじゃなくて、第一臨調でも「予算については、国の会計と同様に収入支出についての拘束予算の形式がとられているが、この予算形式は、事業体としての経営成果の判定に役立つ予算形式とはいい難い。」ということで明確に指摘をして、そして...全文を見る
○峯山昭範君 まあ、調査をされるということになれば、これはもうやむを得ません。いずれにしましても、非常に重要な問題でありますので、これからの答弁書の扱いということもありますし、また、国会の各大臣の答弁と、こういう質問主意書が出た場合の答弁の扱いというのは、私は非常に慎重にやらなく...全文を見る
○峯山昭範君 もうこの問題はこれ以上申し上げません、官房長官そう言っていただいておりますので。  次に、政府の広報予算につきましてお伺いをしたいと思います。  これ、まず総務長官にお伺いします。総理府の広報予算ですね、予算の目的、これはどういうふうになってますか。
○峯山昭範君 それから、総理府の広報室というのと、内閣の広報室というのがありますね。これはどうしてこういうのがあるんですか。——どうしてこういうのがあるんですかというのは、それは聞き方がまずいんで、従来は総理府の広報室ですべて扱っていたものが、昭和四十八年ですか、内閣に広報室がで...全文を見る
○峯山昭範君 そんなことは理由にならない、全然。内閣広報室は何で必要か。これは所掌事務一覧というのを見れば、いまあんたが言うたこと書いてあるわ。そんなことは要するに統一保持上必要な行政云々、そういうような問題は全部内閣広報室でやったらいいのや。総合調整全部総理府でやっているじゃな...全文を見る
○峯山昭範君 そんなこと言うから私はいややと言うんや、ほんまに。そんなことはみんな書いてあることじゃないですか。これだけ緊縮財政の世の中に、これだけ伸びてきた予算というのもまた珍しい。これは中曽根長官、ここら辺のところちょっと問題じゃありませんか。多少メスを入れていただきたいと私...全文を見る
○峯山昭範君 そういうふうに言うやろと思ってね。それは大臣おっしゃるように、民主主義の原則だから、広報費はうんと使って国民に宣伝した方がいいと、大臣がそう言うやろと思って私はあれしているわけですがね。まさにこれ大臣ね、確かに広報というのは必要であるし、またちゃんとしなくちゃいけな...全文を見る
○峯山昭範君 確かに平和は与えられるものではない、それはそうかもわかりません。しかし、この下に自衛隊のファントムが非常にでかくのさばっているわけですね。そういうふうな意味では、私はこういうふうなものをやっぱり持ってくるべきではない、もう少しほかのものを持ってきても十分意味は通じる...全文を見る
○峯山昭範君 何とぞ御理解をいただきたいと言ったりで、やはり私は問題がおると思います。動物は虐待してないと、あなた方は現実に撮影するところを見たわけじゃないんでしょう、広告店の皆さんか言うことを一〇〇%信じてそう言っているわけでしょう。どうなんですか。
○峯山昭範君 ネコは足がべたっとつくんですか、後ろ足だけで。そんなことないでしょう、べたっとつけて立つように何とかしているんじゃないですか。ギブスをはめているとか、あるいは後ろからどうしているとか、いろんな新聞には書いてありますけれども、そんなこと私わかりませんけれどもね、写真を...全文を見る
03月23日第96回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○峯山昭範君 それでは防衛庁長官に、先ほど所信もお伺いしましたので二、三お伺いしたいと思います。  初めに、長官が大臣に就任されまして、当時記者会見で述べられたこと並びにその直後新聞記者の皆さんにいろんなことをおっしゃっておりますが、その中から二、三お伺いしておきたいと思います...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、この中にも出てまいりますが、「ひとりよがりのプロ意識でやるべきものではない」と、これは大体どういうことを指していらっしゃるわけですか。
○峯山昭範君 もう端的で結構ですが、総理も絶えず同じようなことはおっしゃっているわけです。防衛は国の存立にかかわる重大な問題であるだけに、国民的合意が形成され、その支援によって、その裏づけがあって初めて国の防衛というのは成り立つんだというようなことを総理もおっしゃるわけです。それ...全文を見る
○峯山昭範君 余り言葉じりをとらえては申しわけありませんので、要するに大臣のシビリアンコントロールという問題については、これから一つずつきょうは細かく詰めていきたいと思っているわけですけれども、大臣がいま最後の方でおっしゃったいわゆるシビリアンコントロール、ずっとせんじ詰めていき...全文を見る
○峯山昭範君 そこで大臣、実はそういうふうなことを前提にいたしまして、これはもういままで何回も、今国会始まって以来衆議院の予算委員会等、現在参議院の予算委員会が開かれているわけでございますが、F4の試改修の問題ですね、これはやっぱりもうどう考えたって大臣がお考えの問題とはちょっと...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、そこへ書いていらっしゃる答弁書にそう書いてあるのかもしれませんが、私そんなむずかしいことは何も言うていません。ですから、要するに大臣がおっしゃるように防衛問題というのは、さっきから何回も言いますように、国民の意識から離れてひとりよがりのプロ意識でやるものじゃな...全文を見る
○峯山昭範君 どうも余りむずかしくお考えにならないで、素直にすっとおっしゃっていただいて結構ですから。  それで、実はそれに関連をいたしまして、きょうはF4の問題にこれから入るわけでありますが、まず長官、F4には爆撃装置は施さない、施さしめないとか、当時ずいぶんいろんな議論があ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、先ほど私がずいぶん長い間しゃべりましたけれども、要するに増田長官の発言というのは、たった一回国会でぺらぺらとしゃべった問題ではないということ。さっきシビリアンコントロールというのは、終結は要するに国会審議でコントロールするということであるという大臣の答弁もあっ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、いろいろとしゃべっておられまして、最後の方になれば多少国会審議の重さということをおっしゃっておりますけれども、口でおっしゃっているだけで、実際は本当にこれ無視されているという感じになるわけです。大臣、それじゃ増田長官の発言は今日においても変更する意図はない、し...全文を見る
○峯山昭範君 これは不変的なものですね。
○峯山昭範君 そうしますと、それは他国に侵略的、攻撃的脅威を与えるという、不変的なものですから、増田長官の発言というのはそれを取ってしまうと何になるかというと、F4に爆撃装置をつけないというそれしか残らないんじゃないですか。そうでしょう。増田長官の答弁を変更しないとあなたはおっし...全文を見る
○峯山昭範君 いや、それは局長、そういうのはあきませんで。いまおっしゃることはわからぬでもありませんが。しかし、いずれにしてもあなた方が増田長官の答弁を変更したかどうかということについては、基本的な方針は今日においても変更する考えはないと言っているけれども、実際は中身は何にもない...全文を見る
○峯山昭範君 確かに、いまの答弁の中でもこれは問題点が幾つかあるわけです。これは官房長官の統一見解の中で、いわゆる長官の考えで試改修はできるのかどうかという問題があるわけですね。これは後ほどやるとしましても、もう少し細かくそれじゃお伺いしておきたいと思います。  長官、大臣に就...全文を見る
○峯山昭範君 大臣も何回かいままでお聞き及びのとおり、総理の試改修についての説明について、新聞報道ですから多少正確でないかもしれませんが、総理の発言を要約いたしますと、F4を改修すれば一機十億程度で耐用年数を十年ほど延ばせるというし、戦力アップにもなると思うので、行革の折でもあり...全文を見る
○峯山昭範君 それは大臣、想定問答の中で説明を受けただけだと、いまの大臣の答弁だとそうですね。想定問答というのは、予算委員会とかいろいろなところで大臣が答弁するためにつくる想定問答でしょう。この試改修について、正式にきちっと事務当局から説明はなかったのですか。総理大臣の答弁は、さ...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、F4の試改修については、大臣は事務当局から正式にこうですという説明は受けてないわけですか。
○峯山昭範君 そういうふうにして結局、長官、こういうふうな問題は、これは本当はもう少し詳しく一つずつ——想定問答はいま局長のおっしゃるとおりだと、私はそう思っているわけです。思っているけれども、実際問題としてこのF4の試改修の問題についてどういうふうに話が進んでいき、どうなったの...全文を見る
○峯山昭範君 そういうふうにずっとなってまいりますと、局長、やっぱり事務局——長官を補佐する立場の事務次官なりあるいは局長なり、周りの人たちの考え方によってすべて左右されてしまうわけですよね。これは非常に私は大変な問題だと思うんです。それで今度の問題、これは何回か長官もおっしゃっ...全文を見る
○峯山昭範君 これはもう防衛庁の長官の権限、職務の範囲内と、こういうふうにおっしゃっておりますけれども、この問題はまだまだ納得できる問題ではありませんし、きょうは時間の関係もありますので、この次の機会に譲りたいと思います。  それから、今回のこの問題につきましては、これは昭和四...全文を見る
○峯山昭範君 そこのところもこの次の予算の審議のときに詳細やりたいと思います。  それから、先ほどの防衛庁長官の権限の問題と絡みまして、もう一点だけお伺いしておきたいと思うんですが、局長、今回の改修は一応一機を目標にしていますね。そうしますと、量産に自信のついた時点で正式に国防...全文を見る
○峯山昭範君 これは、やっぱりそれを逆さまにして、局長、今回は説明不足だったとか、いろいろ先ほどおっしゃっておりましたけれども、これは国防会議なり何なりにきちっとかけて、しかるべきところで手続をきちっとして、それからその試改修にかかってきちっとする。それがやっぱりこれからの手続の...全文を見る
○峯山昭範君 なるほど、大体わかってきましたね。結局いま深く反省しているとかいろいろおっしゃっているのは、昭和四十二、三年当時に国会で相当議論をされたことについて、いわゆる国会に報告し、相談し、いろいろしなかったことについて深く反省しているのであって、試改修そのものについては、こ...全文を見る
○峯山昭範君 局長、それは議論は逆さまですよ、やっぱりどう考えたって。要するに国防会議にきちっとかけて、そしてそれから試改修して、きちっとして筋道立てた方がいいじゃないですか。そうでないと、要するに一機一機とおっしゃっていますけれども、一機でも十億かかるわけです。一機試改修して成...全文を見る
03月31日第96回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○峯山昭範君 それでは初めに官房長官に、時間の関係もおありだそうですので、一問だけお伺いしておきます。  長官、前の委員会で特に特殊法人の会計制度の問題につきましてお伺いをいたしまして、官房長官からもその問題については詳細調査をするという御答弁がございました。この問題はやっぱり...全文を見る
○峯山昭範君 この問題、きょうは余り時間がございませんので詳細やっている時間ございませんが、官房長官、要するに長官おっしゃったとおりで結構なんでありますが、質問主意書は私たち何回かこれからも出さなきゃいけないわけでありますが、要するに質問主意書を出した場合に、答弁を書く皆さんは、...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官結構です。  これは内閣調査室、室長さんきょうお見えになっていらっしゃいますか。――実はいろいろと質問をしたいんですけれども、非常に短い時間になりましたので、内閣調査室、特に委託調査費ですね、これについてちょっときょうは一問だけお伺いしておきたいと思います...全文を見る
○峯山昭範君 内閣調査室でやっておられる総合分析、それは資料によりますと定員は八十四人ということでありますが、これだけの資料はこれだけの人たちでやっていらっしゃるのかどうか。あるいは正規の職員以外に調査室の場合は非常勤の人もいらっしゃると思いますが、どのくらいの人数になるのか、そ...全文を見る
○峯山昭範君 次に、人事院にお伺いします。  まず、昨日ですか、通称天下り白書が発表になりましたのですが、ことしも人事院が認可した人数も大分ふくれ上がっているようでありますが、ことし、特に総裁としてこの白書を発表するに当たっていままでと違う点、あるいはこういう点にはこういう特徴...全文を見る
○峯山昭範君 総裁、大分運用を厳しくとおっしゃっていますが、実際問題として、私たち何回かこの問題について総裁にもその都度申し上げているわけでありますが、百三条第二項の「二年間」というのはちょっと短か過ぎるんじゃないかなという気がするわけです。この点に対する総裁の御見解を一遍聞いて...全文を見る
○峯山昭範君 これは総裁、もう一点、いわゆる特別職の公務員でございます国会職員並びに――国会職員はそう問題になったことは余りありませんが、自衛官ですね。自衛官の天下りにつきましては、これは実際問題、人事院の管轄ではないわけでありますが、これはこの間から問題になっておりますように、...全文を見る
○峯山昭範君 それから総裁、承認申請を出されて何か却下したケースがことしは十三人というふうに聞いておりますが、大体どういうケースが多いんですか。
○峯山昭範君 それではもう一点、定年制施行後の問題につきまして二、三お伺いしておきたいと思います。  一つは、法律が成立いたしましていまそれぞれ準備しておられると思いますが、各省との折衝はどの程度進んでいるのかという問題と、それから各省で行われておりました勧奨退職、これはいわゆ...全文を見る
○峯山昭範君 次に、宮内庁お見えになっていますか。――宮内庁にもお伺いしておきたいと思います。  桂離宮の解体修理が終わったわけでございますが、先日落成式等の報道もございましたし、また先日資料を要求いたしまして、その資料によりますと桂離宮の整備費九億二千八百万ということでござい...全文を見る
○峯山昭範君 皇族殿邸の建設状況でございますが、これも資料を御提出いただきましたんですが、その資料並びに私の手元にある資料によりますと、昭和四十四年以来今日まで四十六億八千七百四十二万円という大変な巨額がこれ投じられているわけでございますが、この皇族殿邸の建設につきましてこれから...全文を見る
○峯山昭範君 宮内庁、いろいろ説明はしておられますが、もう一つお伺いしておきたいと思うんですが、皇族殿邸の建設ですね。これは資料をよく見てみますと、私の手元に出していただいた資料だけ見ましても、竹中工務店が四十四年にあれしまして、その後三笠宮邸は竹中、秩父宮が清水、その後高松宮が...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、こういうふうな工事は現実にそういうふうにおかしくなってきているわけです。競争入札とは言いましても、やっぱり上の方ではきちっと談合が行われているわけですから、そんなことはきょう問題にするあれでもありませんけれども、そういうふうな疑いが持たれないようにし...全文を見る
○峯山昭範君 この問題につきましては賛否両論いろいろあるようでありますので、私は、もうきょうはその問題について議論する時間がございませんので、議論は後で何かの機会にやりたいと思うんですが、国家行政組織法第八条のいわゆる私的諮問機関という問題について当内閣委員会では相当議論をされま...全文を見る
○峯山昭範君 総務長官、要するにいま管理局長の話を聞いてもわかりますように、国の行政を左右しあるいは政策を決定する場合は、国家行政組織法に基づいて決定されて、それでその答申に基づいて物事をせにゃいかぬというのが趣旨なんですよ。私的諮問機関というのは個々の意見を徴するのであって、報...全文を見る
○峯山昭範君 終わります。
04月01日第96回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○峯山昭範君 私は、きょうは前々から問題になっておりましたF4の試改修の問題等を含めまして質問さしていただきたいと思います。特に先日の予算委員会の理事会等でいろいろ議論もありましたし、また先日の内閣委員会でも議論がありました。実はあの試改修の問題につきましても、凍結されておりまし...全文を見る
○峯山昭範君 試改修完了はいつごろですか。
○峯山昭範君 十三億三千万というのは設計だけですか。
○峯山昭範君 試改修そのもの全体ではどのくらいかかるんですか。
○峯山昭範君 その試改修が終わるのはいつ、大体何年ぐらい。設計が二年ですね、それで、それから実際に試改修をやりますね。終わるのは大体どのくらいなんですか。
○峯山昭範君 いや、予算上じゃなくて、試改修をされたものが実際に実戦配備されるような時期はどのくらいなのか。
○峯山昭範君 量産は六十年として、試改修された飛行機が実際に飛ぶ、いわゆる試運転と言うんですか、何と言うんですか。
○峯山昭範君 そうしますと私は、ここで具体的にこの問題につきましていろいろな問題がありますので、幾つかの点を明らかにしていきたいと思います。  これは先日の委員会でも、防衛局長、やはり私は一つは文民統制という点から大きな問題がある、こういうふうに考えております。まず試改修の問題...全文を見る
○峯山昭範君 そうすると、総理が聞いてないという方が正しいわけですな。
○峯山昭範君 それは五十五年の八月のことですね。  それでは、その後十一月の十日、いわゆる国防会議の参事官会議、そしてその後の十二月二日には国防会議が開かれています。その国防会議でも説明をしてない、出席したメンバーが聞いてないと言っておられます。これは新聞がそういうふうに報道し...全文を見る
○峯山昭範君 ということは、逆に言えば、要するにこの問題そのものが相当議論になったというふうなことについては説明をしてない、これはあえて避けたわけですか。
○峯山昭範君 これ長官ね、あえて反省をしている、その点を反省していると何回も言っていますよ。その責任はどうするんですか、防衛庁長官。文民統制という面から言えば一番大事なところじゃないですか。国会で一番議論した点を無視して、そしてこういうことをあいまいに済まそう、こういうことは私は...全文を見る
○峯山昭範君 どうもあなたの答弁は抽象的ですね。  今回の問題は、これからまた具体的に幾つか指摘をいたしますけれども、まさにその点にあるんじゃないですか。今回のいわゆる試改修は、専門的な言葉でごまかして説明を逃れようとしたのじゃないと私は思います。思いますけれども、国会のそうい...全文を見る
○峯山昭範君 長官のそういう御答弁ですから、その点はこういうような問題が二度と起きないような具体的な対応を見守っていきたいと思います。  そこで、次に防衛庁長官、この試改修については防衛庁長官の権限の範囲内でできる、量産体制になれば国防会議に付するんだ、こういうことですね。これ...全文を見る
○峯山昭範君 長官、いまの説明をもう一回してくれませんか。要するに、試改修の防衛庁長官の権限の中身の問題ですからね。いま長官おっしゃった長期にわたり多額の金額になるものは国防会議にかける云々という話がありましたが、いま詳しい中身をおっしゃいましたね、そこのところをちょっともう一回...全文を見る
○峯山昭範君 これは防衛局長、僕は全然いまの御答弁が納得できないわけです。今回のF4EJの試改修はいわゆる開発項目ではないから重要事項には当たらない、そうおっしゃいますけれども、防衛庁というところはお金に対して非常に感覚が麻痺しているんじゃないですか。一機百億もかかるような試改修...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ開発項目、そこだけがあれなんですか、金額は関係なしに。これからそれじゃ開発項目以外であれば何でもいけるということなんですか。それが一つある問題と、あなた方はF15のときに相当議論をして、この問題についてはいわゆるクリアしているからいいんじゃないかという、新聞...全文を見る
○峯山昭範君 いやいや、もう全然納得できませんな、全く。長官ね、それは御理解してくれ言うたって御理解できまへんな、これは。官房長官がこれは要するに防衛庁長官の権限の範囲なんだという記者会見をしたし、いまさらそれをひっくり返すことできぬわけや。防衛庁長官の発言もそれはいまさらどうし...全文を見る
○峯山昭範君 それは局長、僕は後段議論しようと思っておりましたけれども、いわゆる軍事技術の進歩ということでその問題を片づけてしまえるかどうか。これはやっぱり重要な問題だと私は思うんですよ。日本にあるいろんな装備を軍事技術がどんどんどんどん進歩しているから試改修なり何なりしていいと...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のお考えはそれはそうかもしれませんけれども、憲法があり、非核三原則がありと、当然それはわかるわけです、その話は。だけれども、今回の試改修に絡んでこういうふうな統一見解の中身を見てみなさい。やっぱり他国に侵略的、攻撃的脅威を与えないようにわれわれとしては十分配慮す...全文を見る
○峯山昭範君 それは、そんな答弁ないよ、大臣。日本以外の国なんて言ったって、それはそれに決まっていますわ、字は。字はそうですけれども、実際問題そうじゃないでしょう。あなたがそう言うのなら全部詰めていきますよ、「他国」とここに書いている意味の中身を。世界じゅう、イギリスとかヨーロッ...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は、これは防衛庁長官、やっぱり相当いろんな問題を残しています。したがって、これは機会あるごとに委員会でやらなくちゃならない。宿題を大分残しましたから、防衛庁の対応もありましょうから、それはそれで今後やりたいと思います。  次に、これは装備局の問題であります...全文を見る
○峯山昭範君 局長、もう結論は出ておるんでしょう。
○峯山昭範君 大分前から鋭意検討しているとおっしゃっていますね。これはやっぱり目標はいろいろ私はあると思いますけれども、国会会期中に結論を出すと、結論を出せとは言われてないんですか。
○峯山昭範君 これは防衛庁長官にも申し上げておきますが、やっぱりこういう問題は、案外いままでの経過からしまして、国会が終わった時点でぽんと発表になるんですよ。これは総理がどうしようああしようともう大体決めておるわけですよ、これね。それでその責任を装備局長に全部押しつけたんじゃかわ...全文を見る
○峯山昭範君 それはぜひそうしていただきたいと思います。  次に、これは先ほど堀江先生が御質問になりましたのですが、伊藤・ワインバーガー会談とシーレーンの問題ですね。これをちょっと一遍いろいろとお伺いをしたいのでありますが、まず先ほど防衛庁長官は、ワインバーガーの要請の問題につ...全文を見る
○峯山昭範君 局長も同席されたんですか。
○峯山昭範君 それじゃ局長にお伺いしますけれども、いわゆるシーレーンの問題、そのほかのことは別の機会にやるとして、そこにしぼってお伺いしますが、要するにシーレーンの問題についてはワインバーガーさんはどうおっしゃったんですか。
○峯山昭範君 海上輸送路防衛ですね、これは要するに防衛庁が考えているいわゆるシーレーンの防衛構想というもの、先ほどから局長が何回も説明しておられますね、それとワインバーガーさんが考えているシーレーンの防衛構想というのはちょっと違うんじゃないですか。違うと新聞には報道されていますね...全文を見る
○峯山昭範君 いや、その周辺数百海里、航路帯一千海里。その航路帯というのは、あなたはどういう航路帯を考えているわけですか。
○峯山昭範君 要するに防衛庁が考えている、日本が考えているいわゆるシーレーン一千海里というのは、線で考えているわけですな、言うたら。
○峯山昭範君 要するに、その防衛庁のシーレーンの航路帯というのは一体何を考えているの、結局。私は、新聞やいろんな報道等を見て、いわゆる千海里の違いというのはどこにあるかということでいろいろ考えてみたんですけれども、いまおっしゃいましたように、要するに帯じゃないにしても、いま船がや...全文を見る
○峯山昭範君 その食い違いはないというのはどういうことなんですか。ワインバーガーさんも航路帯として受け取っておるということなんですか。
○峯山昭範君 ということは、逆に言えば、先ほど私は航路帯というのを帯あるいは線と言いましたら、そうじゃないとあなたはおっしゃいましたが、帯の幅というのはどのぐらいを考えているの。その航路帯の幅というのか、それはどのくらいを考えているんですか。
○峯山昭範君 わかりました。  そうすると、グアム以西の南東航路あるいはフィリピン以北の南西航路の間に囲まれた海域については、いわゆる航路帯の中に入るわけですから、どこでも命令があれば行ける、守れるような態勢を組まなくてはいけないということになると、結局これはアメリカが要請して...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、能力は別にして、あなた方がさっきから何回も言っている周辺数百海里、航路帯一千海里の中身は、できるできないは別にして、わが国の自衛隊が日本のいろんな石油が来る船とかいろいろなものを護衛するというその範囲を言っていると。能力は別ですよ。そういうことになりま...全文を見る
○峯山昭範君 もう時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、この問題等含めまして相当いろいろ問題があります。次の機会にこの続きはやらしていただきたいと思います。
04月02日第96回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○峯山昭範君 午前中の質疑を聞いておりまして、特に院法改正の問題でありますが、これは非常に重要な問題でありますし、当委員会でも何回も議論をしてまいりました。  院長も感づいておられると思いますけれども、元ほどからやっぱり大蔵省とのやりとりを聞いておりまして、どうもコミュニケーシ...全文を見る
○峯山昭範君 いま院長から、この問題は要するに事務当局で云々する問題ではない、もう立法政策の問題として、政府が判断をしてこうすると、そこまで来ているわけですね。それで、院法改正そのものについて、これは五十四年の五月ですか、提出されているわけですが、それは院法改正の中身については一...全文を見る
○峯山昭範君 先ほど私が非常に不審に思ったのは、先ほどの肩越し検査の問題で、いわゆる私たちの手元にも提出されております肩越し検査ができなかった事例として、こういうふうに出ているわけですね。それで、結局大蔵省当局が輸銀や開銀、私たち決算委員会や、あるいは予算委員会等でこの問題がこれ...全文を見る
○峯山昭範君 吉田さんね、もう少し具体的に私言っておきたいと思うんですけれども、輸銀、開銀が、いまあなたおっしゃるように、融資の場合は書面にしたって、審査にしたって、何にしたって、やっぱり相当書類もがっちり整えていると、相手先も決まりている、大きいと、そうでしょうね。したがって、...全文を見る
○峯山昭範君 それは両方とも合理的でないといかんわけだ、片っ方だけは合理的で、片っ方は不合理なんてそんなばかなことないわけでして、そこら辺のところは当然話し合いでやらなくちゃいけないでしょう。しかしながら吉田さん、具体的にここに報告出ておりますからね。これは五十四年の二月、本店実...全文を見る
○峯山昭範君 これは検査院の方にも具体的に聞いておきましょうか。  これは検査院の直接担当の局長で結構ですが、これはどういうことなんですか。それでここに書いていらっしゃるのは、「肩越し検査を要請したが、協力が得られなかった。」というふうになっているわけでありますが、実際問題これ...全文を見る
○峯山昭範君 これはいま検査院がおっしゃっておりますように、大蔵省としては、これはあなた方は輸銀の言い分だけじゃなくて、現実にダグラス社のこういう航空機の輸入の問題について、具体的に検査院がたとえば代理店手数料の問題、あるいは機種選定の問題、購入の経緯の問題とか、具体的に指摘をし...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひ協力的にやっていただきたいと思います。  また、院法改正の問題の後、政治的な判断の問題については、日にちを改めてこの委員会で取り上げさしていただきたいと考えております。  次に、これは会計検査院の方にお伺いをしておきたいのでありますが、最近、特に会計検査院の...全文を見る
○峯山昭範君 きょうは大蔵省の主計局次長さんにおいでいただいておりますが、会計検査院のいわゆる指摘事項、あるいは特記事項というのが、これは毎年検査報告で報告をされているわけでありますが、これは、まずこういう問題は、大体次年度の、あるいは次々年度の予算にこれは反映させんでもいいんで...全文を見る
○峯山昭範君 それは当然でしょうね。われわれ決算委員会でこれだけいろいろ議論された問題が、次の予算に幾らかでも反映しないなんていうんじゃどうしようもない。そういうような意味では、いま次長さんおっしゃいましたが、いわゆる執行に、あるいは予算の編成に反映をさせる、あるいは実のある編成...全文を見る
○峯山昭範君 予算の執行、あるいは予算の編成、それぞれすべて根拠の法律があって、それに基づいて執行されているんであろうと私は思いますけれども、この会計検査院の指摘、あるいは決算というもの、この決算というものが会計検査院によって検査されて、その結果が報告される。その決算そのもの、あ...全文を見る
○峯山昭範君 それはないということでいいんですか。手続法はなくても、基本的な考え方、根拠は何かあるんでしょう。何にもないんなら、皆さん方が検査報告したものを、全く根拠も何にもないんですか。何にもなしで皆さん方動いておるんですか。そんなばかなことないでしょう。
○峯山昭範君 ですから、それは手続はいいんですよ。だから、基本的なものは何かと聞いているわけです。要するに、決算で指摘された問題を具体的にどうせい、ああせいというような手続法なんてものがあるわけないと言うの、それは。だけれども、基本的な考え方というのは、やっぱりこうなくちゃいけな...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、内在しているとか、そんな言葉で聞いているんじゃなくて、私はどういう法律のどういうところにどういう問題があるかと聞いているわけです。あなたの話聞いていると、それじゃ逆に言えば、決算はなくてもいいんですか。何のために決算があるんですか。何のために会計検査院の検...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、あなたはわれわれがこの決算委員会で審査をしたり、あるいは決算の問題点を指摘したりするのは、その根拠は憲法ですか。もう少し、あなた方自分の仕事のことじゃないですか。だから僕はきょう基本的なことを聞くと言っているわけですから、こんなことはもうあたりまえじゃない...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、予算を編成して国会に提出しますね、そのときに決算は必要ないですか。
○峯山昭範君 たとえば、昭和五十七年度の予算を提出するときには、決算は全く関係ないですか。
○峯山昭範君 こんなことをぐずぐずやるつもりは全然ないんですけれどもね。五十七年度のその予算を提出するときに、決算関係の書類というのは全然必要ないんですか。財政法二十八条の第三号には何て書いてある。
○峯山昭範君 これはどういうことですか。
○峯山昭範君 そうすると、少なくともその点からいくと、その決算というものは、私たちの決算委員会で承認を得たいわゆる決算書というものは、五十七年度の予算を提出するときには、前々年度の決算というものは少なくとも審議が終了して、そしてきちっとした国会の承認を得たものであることが望ましい...全文を見る
○峯山昭範君 あなたそんなことを言っているから問題になってくるんです。実際問題として当決算委員会で、先般輸出保険という問題がここで問題になりましたときに、決算書が間違っていたわけです。そういうことあったでしょう。本来なら決算書も予算書も全部修正、訂正してもらいたかったんですよ。だ...全文を見る
○峯山昭範君 これはきょう一つ一つの問題について詳しくお聞きしても、時間的な問題もありますから聞けませんけれども、特記事項については、大蔵省としてはこの一つ一つについて、その問題を解決するためにきちっと本気で取り組んでいらっしゃるのかどうか、あるいはこの問題についてプロジェクトチ...全文を見る
○峯山昭範君 私の持ち時間非常に短くなってまいりましたので、もうこれ以上言いませんが、いずれにしても、こういうふうな問題は、ぜひ大蔵省としてもそれらの一つ一つの問題に本気で取り組んでいただきたい、このことだけ申し上げておきたいと思います。  それでは次に、これは検査院の方にお伺...全文を見る
○峯山昭範君 定年でやめる皆さん方の場合は、いまお聞きしますと六十三歳ということでありますから、それからの就職というのは非常に大変であろうと思います。これはいろんな問題、今後どの問題との絡みがありますので、やっぱりこれは確認をしておきたいと思うんですが、検査院の場合は、たとえば管...全文を見る
○峯山昭範君 営利企業はないといたしましても、これが問題じゃないかと私思っているわけですが、特に検査対象機関への天下りですね、これへ検査の強化になるからいいという面もあるかもわかりませんが、この点についてはどうお考えですか。
○峯山昭範君 私の持ち時間は終わりましたからもうこれで終わりますが、いま鉄建の話が出てまいりましたが、確かに鉄建がああいうふうに問題を起こしたというのは、逆に言えば、鉄建公団に検査院から天下りした、再就職をしている人がいたそうですね。そのために、よもや鉄建公団としてもそういう指摘...全文を見る
04月08日第96回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○峯山昭範君 この問題は、基本的な問題としてまず大臣にお話ししておきたいと思うんですが、私の党は、今回の法律そのものについては賛成なんです。ぜひこういうふうにやってもらいたいと思いますし、将来のためにもこうしてもらいたいと思っております。ただし、これは委員長に申し上げたいわけです...全文を見る
○峯山昭範君 まず大臣、大臣のお気持ちとしてはよくわかります。そのとおりで私はよかろうと思います。しかし、これは大臣、その当時私は大臣でなかったからなんて、そういうことを言いますと、この内閣委員会では通りません、これ。それは実際そうですよ。厳密に法律論的に言うたらもうこれは余りあ...全文を見る
○峯山昭範君 もう時間ありませんので、この問題は委員長、非常に重要な問題でございますので、ぜひ理事会等で御検討いただきたいと思います。
04月14日第96回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○峯山昭範君 きょうは、私は本来ならば特に談合の問題にしぼって質問をしたかったのでありますが、大変時間が短かくなりましたので談合の問題につきましては、今国会特に大きなテーマになっておりますし、私たちの決算委員会といたしましても、これはしかるべき時間をとってがっちりやらなければいけ...全文を見る
○峯山昭範君 これは都市局長、あなたの答弁によりますと、これはいま説明ございましたように、PC鋼より線が二百七十本もあれば足るものを三千八百本以上も予定をしているわけですね。こんなばかなことがすぐわからないようでは、もう業者も局長もみんなやめてもらいたいと私は思っているわけですけ...全文を見る
○峯山昭範君 あなたのその答弁で、あなた方、この工事でどういう点とどういう点に問題があると思いますか。
○峯山昭範君 そんなことは問題じゃないでしょう。これは単純なミスですよ。これは大臣も聞いておいてもらいたいわけですけれども、そんなことは、これはミスと言えばミスかもわかりませんがね。単純に一つのものをつくる場合、まとまった一つのもので、たとえばチェックポイントも何にも、何というか...全文を見る
○峯山昭範君 これは検査院がただいま報告ありましたように、要するに二百一メーターの水路がずっとあったわけですね、その水路をつくって、水路の一カ所に真ん中辺に水路を渡る橋をかける、その橋の手すりのいわゆる金物が全部で七九・五キロで済むものを、これを二倍いたしまして百五十九キロにいた...全文を見る
○峯山昭範君 承知していたなら、どうしてそういうような問題が起きないように、私たち決算委員会で何回も指摘いたしておりますが、要するに検査院が一回指摘をしたら、それは自分のところの問題と違うというふうにとらないで、すべて自分の役所にも関係がないかと、そういうように真剣にその問題を取...全文を見る
○峯山昭範君 これもちょっとおかしいんじゃありませんか。前もって談合が行われて、金額だけきちっと決まってそうしているから、後で問題があったら返すということになっているんでしょうけれども、これは入札するときには図面とリストと両方渡すんでしょう。
○峯山昭範君 要するに、図面とそのリストと両方渡しているわけですからね、本当に予定価格が全くその業者の皆さんに漏れていなかったとするならば、これは大臣そうでしょう、図面を渡しているわけですから、リストも渡しているわけです。リストの数字が間違うておったというだけや。メーカーの皆さん...全文を見る
○峯山昭範君 しかも大臣、利息までつけて返してもらったんです。これは当然かもしれませんけれども、しかしそこら辺のところはそれでいいかどうかというのは、これはやっぱり問題だと思います。  それから、これは処分の問題ですけれども、さっき、これにかかわった高速道路公団のその関係者を厳...全文を見る
○峯山昭範君 理事、いずれ判明する、あるいは公団自身が前もってきちっと自分のところでわかったのならいいんですけれども、これは検査院から指摘されてわかったんでしょう。自分のところで先に気がついたんですか。
○峯山昭範君 いずれにしても、一番の問題は、予定価格が漏れるんじゃないかという点ですね。これはその疑いは晴れませんよ。これは、私の手元に出ている工事区間だけでも九十四区間あるんですね。相当長い区間にわたりまして、非常に短く区切って工事やっているわけですね。これだけの区間の工事をど...全文を見る
○峯山昭範君 まず、問題点が幾つかあるわけですが、何で三階建てなんですか。
○峯山昭範君 そんなことはわかっているわけですよ。三階建ての住宅だと高くなるに決まっているわけですわ。そこは三階建てしか建てられんというのは前もってわかっているわけでしょう。何でそんなところを買ったんですか。大体、五階建てとか、十階建てとか建てられるところを買って、都市整備公団は...全文を見る
○峯山昭範君 これは、近くに行田団地というのがありますね。これは五階建てになっておりますね。土地がないとか、いろいろおっしゃっておりますけれども、先ほどから同僚議員がいろいろ質問されておりましたけれども、大分、土地もあれこれ残って、大分すいているみたいですな。ですから、そういう点...全文を見る
○峯山昭範君 理事さん、ちょっとあなた方の考えは間違っておるのと違いますかな。国のお金でやるんですから、もう少し商売気を出してもらいたいと思いますね。一般のマンションやアパートを一生懸命売り出している人たちというのは、建物ができ上がったときには、みんな売り切れておりますぜ。それで...全文を見る
○峯山昭範君 いや、私はあなたのそれに反対しているわけじゃありません。分離発注賛成、ぜひやってください。それは分離発注をやるべきです。あなたの前段はみんな賛成なんですよ、それでいいんです。だからといって一年も置く必要はないだろうというんです。通常は、やっぱりもう少し、一般の業者の...全文を見る
○峯山昭範君 この下水の話も、全くおかしな話ですな。どういうことなんですか、これ。下水道工事規模、内容とか、当該団地から葛飾川までの四百八十二メーターの排水管の整備ということで、私の手元の資料にはそう書いてございますが、実際問題はどういうことなんですか。
○峯山昭範君 もう時間がございませんので、あと二、三お伺いする以外に仕方ございませんが、下水道工事の問題も、これは下水道工事が延びたために、相当費用等も多額になっているんじゃないか、負担が大分ふえているんじゃないかという問題が一つあります。  それから、仕様書の中を見てみますと...全文を見る
04月20日第96回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○峯山昭範君 先日の委員会におきまして、すでに恩給問題につきましてずいぶん質疑が行われておりますので、できるだけダブらないようにして私はきょう質問したいと思っております。  まず、今回の法案が成立いたしました後の問題について少しお伺いしておきたいと思います。  今回、この法案...全文を見る
○峯山昭範君 局長、恩給といいますと、やっぱりとにかく手続の長い、遅い、本当に手間のかかる、そういう感覚がわれわれの頭の中にポッとあるわけですよね。局長おっしゃるように、四、五、六月分が七月ですね。そうしますと、これは半分ぐらいは七月中に着くということでございますが、最終的にはど...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、九月といいますと、これは五月から作業を始めて、もう五、六、七、八、九と五カ月もかかるわけですね。これは大臣もお聞きしておいていただきたいんですが、恩給証書というのはいまでも手書きですね、そうですか。
○峯山昭範君 一部手書きとおっしゃっていますが、昔はほとんど手書きだったですね。それで、こういうふうな問題は当然コンピューター化して、それで機械化してやれば、もう少し早く私は手続ができるんじゃないかと思うんですが、実際問題としてはどうなんですか、手書きはどのくらいあるんですか。
○峯山昭範君 これは百四十万件が手書きと。延べどのくらいかかるんですか、何人の人がどのぐらいの時間かかって手書きをやっているんですか、これ。
○峯山昭範君 これは、コンピューター化という問題が私はあると思うんですね。少なくとも政府は、これだけコンピューターが発達していわゆる事務処理が能率化されているにもかかわらず、これは総理府だけじゃないんですね、そのほかのいろいろな省庁が全部ばらばらのコンピューターを購入して、本当に...全文を見る
○峯山昭範君 これはやっぱり遅々として進まないという感じがしますね。もう少し大臣もうんと力を入れていただいて、機械化の推進に力をいろんなところで発揮していただきたいと同時に、機械化を導入する場合に、各省庁とのコンピューターの導入の仕方という問題も大きな問題だと私は思うんですね。こ...全文を見る
○峯山昭範君 それでもう一つ、ちょっと皆さんと余り関係ないかもしれませんが、多少聞いておいていただきたいわけですが、恩給関係といいますと、軍恩連にしましても何恩給連盟にいたしましても、選挙になりますと大体一部の政党を一生懸命応援するわけですね。そこでいつも言われることは、野党がこ...全文を見る
○峯山昭範君 これはちょっとはっきりしておいてもらいたいんですが、この法案が通りまして、こういう恩給の皆さん方の会合へ行きますと、私たちは四月実施を言ったんだと、だけれどもどうしてもだめだったんだという話が出てくるわけです。それで、だんだん聞いているうちに、何となく野党が反対した...全文を見る
○峯山昭範君 これは余り押し問答してもしようがありませんけれども、はっきりしておきたいんですが、簡単にお答えいただいて結構なんです。  結局、反対している人は、総理大臣と大蔵大臣と総務長官と、それから臨調と、これだけですか。そういうことですな。
○峯山昭範君 大臣は皆自民党の議員さんばかりですから、いまの総理大臣を初め自民党の皆さん一人一人が全部反対ということですな。
○峯山昭範君 こんなことばかりやり合っていても仕方ありませんし、よく事情はわかっておりますけれども、総務長官はそれじゃ除くんですな。総務長官は四月実施と思っていたけれども、ほかの人が言うのでしようがないと、こういうことになってくるんですけれども、しかし大体中身は明らかになってまい...全文を見る
○峯山昭範君 この審査請求ですね、こういうような手続はいままで滞留している部分がどのぐらいあるんですか。
○峯山昭範君 これは、先ほど申し上げましたようにできるだけ早く手続できるようにやっていただきたいと思っております。  それで次にもう一点、特に都道府県における恩給関係を取り扱う事務職員ですね、こういう方々のいわゆる教育訓練といいましょうか指導ですね。これは恩給局としてどういうふ...全文を見る
○峯山昭範君 そういうふうな事務手続をスムーズにするために、ぜひ真剣に取り組んでいただきたいということを要望しておきたいと思います。  それから次の問題としまして、いわゆる恩給と戦後処理の問題であります。特に今回、今年度の予算に戦後処理問題懇談会検討経費というのが計上されており...全文を見る
○峯山昭範君 これは要するに、政府としては何を考えているわけですか、これ。どういうことを考えているわけですか。
○峯山昭範君 われわれの受け取り方としては、昭和四十一年に恩給審議会というのがありましたですね、四十一年だったですかね——そうですね。それで四十三年ですか、あれ恩給審議会から答申が出ましたですね。その答申に基づいて恩給法というのが改正になりまして、その答申が法律に反映をされたとい...全文を見る
○峯山昭範君 これは結局、この懇談会は大臣の諮問機関ですか。
○峯山昭範君 それが問題なんですよね。審議室長は一生懸命一人一人の御意見をなんて言うていますけれども、それが問題なんですよ。要するに、そういうことを言いながら、いわゆる内閣委員会におけるあるいは立法府における審議権を奪ってしまうわけです。そういうような意味では、これはどうして私的...全文を見る
○峯山昭範君 全然わかっていませんな。審議室長、全然わかってまへんで。何でわかってないかというと、要するにあなたがおっしゃっていることはそのとおりなんですよ。そのとおり、それでいいわけ。われわれが言っていることは全然違うんです。何が違うかということについて、これはまたこれから講釈...全文を見る
○峯山昭範君 いや、大臣のいまおっしゃるとおりでいいわけです。それでいいんです。しかし審議室長、違うでしょう、これ。大臣の答弁とあなたの答弁と全然、まるっきり百八十度違いますよ。大臣は、要するに大臣の頭の中で考えるとは一つもおっしゃってない。大臣は、そういう人たちに集まっていただ...全文を見る
○峯山昭範君 もうそれは室長、そう言ったらいかぬので、もうそれは大臣おっしゃるとおり、やっぱり大臣が、こういう重要な問題があるから、そういう有識者の人たちに集まっていただいて、そして一人一人の意見を出してもらっていろいろな議論をする。それで、この問題についてはこういうふうにしたら...全文を見る
○峯山昭範君 これは、実際問題として厚生省で明らかになっている分がそれだけということでありますが、日本の国としてはどういうふうにいままで対応してきたんですか。
○峯山昭範君 いろいろ課長さんおっしゃっていますけれども、要するにほっておいたわけですな。あなたの答弁を聞いていましても、この二月の判決があって初めて気がついてやったんでしょう、これは結局は。いまあなた、七二年中国との正常化があって台湾との国交が断絶したからとおっしゃっていますけ...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ具体的に、あなたは、台湾の当時の政府の責任、日本政府には全く落ち度はないと、そう言っておるわけ、いまね。本当にそうなんですか。
○峯山昭範君 いや、要するにあなたは一生懸命いろんなことを言っていますけれども、それは確かに請求権の問題もあり、いろんな問題がありましょうけれども、すべて戦後もう三十七年もたっているわけだ、これね。その間の検討する時間が長過ぎるじゃないですか、やっぱり実際問題として。考えてきたと...全文を見る
○峯山昭範君 これで終わりますけれども、これ大臣、もう最後に私一言だけ申し上げておきたいと思うんですが、先般の当委員会でも私は戦没者の追悼の日に関する懇談会という問題で質問いたしましたけれども、あのときには、やっぱりこの問題も八条機関の問題という点からいけば大きな問題があるわけで...全文を見る
04月23日第96回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○峯山昭範君 私はきょうは特に公共事業の入札のあり方の問題につきまして質問をしたいと思っております。それからあと、地方財政の問題、それから私的諮問機関につきまして質問をいたします。  特に、最近日本全国で、建設工事、公共工事に対しまして、談合の問題が日本全国至るところで起きてお...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、いかなる談合行為もいかんと、それはそうでしょう。しかし、談合行為というのは何ですか、これ中身は。どういうことを談合行為と大臣はおっしゃっているのか、そこのところをもう少し明確に教えていただけませんか。
○峯山昭範君 よくわかりました。一つの公共工事について、それを落札しようとする者が、意思の共謀によりまして、一定の方法によっていわゆる落札者を決めると、こういうことですね。ということであれば、大臣、先日の衆議院の予算委員会におきまして、わが党の矢野書記長がダムの工事について大臣に...全文を見る
○峯山昭範君 大臣のおっしゃる意味はよくわかります。ですから、建設業法の二十八条によりましても、これは確かに談合という問題について建設業法の中にうたわれているわけではありませんね。それはよくわかるんです。それじゃ、ちょっと違う角度から大臣申し上げてみます。要するに、少なくとも総工...全文を見る
○峯山昭範君 あの大臣ね、ちゃんと質問聞いて答弁してもらいたいですね。私が言うていることの全然答弁になっていないんですよね。ぼくは前段の質問といまの質問はまるきり違う質問をしているわけです。要するに私たちが示しましたこの全国の土建業界がつくった、土工協がつくったこの資料、これは大...全文を見る
○峯山昭範君 しかしね、これは大臣ももう一回聞いてもらいたいんですけどね、実際問題として、大臣はこの業界の皆さん方が、いろいろな研究会なり何なり、あるいは連合会なりをつくって、あるいは話し合ったり、あるいはこういうことをすることはもう一切いかんと、全面的に否認をなさっているのか、...全文を見る
○峯山昭範君 どうも大臣の答弁わかりませんね。今度は局長お願いします。大臣がわかんなくて局長に聞かなくちゃならないなんて、こんな情けないことないわけですけれども。局長、大臣の答弁は、あれは要するにそういう調整機能は一切いかんと言っているんですか、あるいはどこかで調和点を見出さなけ...全文を見る
○峯山昭範君 大臣の見解とあなたの見解は違うなんて言ってないですよ。大臣は調整機能が必要だと言っているのか、必要でないと言っているのか、どっちなんだと聞いたわけですね。
○峯山昭範君 いわゆる調整機能は要らんと言っているわけですね。  それじゃ局長にお伺いしますが、この土工協の皆さんがおつくりになった建設省の工事一覧表ですね、これは少なくとも業者の皆さんがこの表をつくるに当たりましては、いわゆる業者の皆さん方の希望をずっと聞いて、そしてどこの工...全文を見る
○峯山昭範君 私の言ったとおりじゃないですか、結局。それはそうでしょう、私の言ったこと違わないでしょう、違うのですか、何かいろいろ言っていますけれども。
○峯山昭範君 そういうふうにして、いわゆるこの合理化委員会が調整機能を発揮して、そしてこの一覧表をつくったわけですね。こういうふうな調整機能という問題については、これは大臣はどういうふうにお考えですか。そういうふうなことはもう全くやるべきではないとお考えですか。
○峯山昭範君 そこで、大臣も先ほどから何回もおっしゃっておりますように、建設省自身の見解によりますと、この一覧表は落札者の一覧表ではありませんと、こうおっしゃっておるわけですね。正確に言いますと、正確にこの表と一致しているのは八件だけでございますと、八件は偶然にそうなったものでご...全文を見る
○峯山昭範君 したがって、大臣、先ほどから同僚議員からもちょっと質問がございましたが、この指名競争入札というのは、結局指名される業者を選ぶために、数社あるいは十数社が選ぶために、その指名の中に入る、そのためにいわゆる官庁の優位というものがうたわれておりまして、この指名競争入札とい...全文を見る
○峯山昭範君 次に、それじゃ公正取引委員会にお伺いします。  先ほどから質問いたしておりますように、特に公正取引委員会の分野で問題になることが幾つかあります。先ほどから土工協の問題をテーマにいたしておりますので、それを例に挙げますが、四十七年のダムの業者の希望を調整をいたしまし...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、これは直接この問題でなくてもいいわけでありますが、落札者が少なくともこの一覧表と一致した。それは偶然ともとれましょうし、あるいは大型の投資だから、それぞれの希望のところへ建設省が言うように、それぞれの業者が一生懸命努力をして、そして自然に競争力も強くなって実...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、次に行政管理庁並びに自治大臣にお伺いをいたします。  まず、行政管理庁長官にお伺いいたします。  特に、最近談合という問題が厳しく取り上げられております。特に行政管理庁といたしましても、昨年の八月、行政事務運営の公正確保にかかわる体制及び手続に関する調...全文を見る
○峯山昭範君 人事院総裁にお伺いをします。  いわゆる談合という問題で、人事院がタッチする面といたしましては、談合というのは業者同士でございますから、公務員の皆さんが直接談合にタッチするということはないわけですね。しかしながら、一番の問題は、公務員は業者の皆さんに公共工事を発注...全文を見る
○峯山昭範君 私もそう考えているわけであります。ところが、建設省にいつも私たちがお伺いをするわけでありますが、この予定価格の漏洩という問題は、当然いかなる場合でも、そんなことはありませんという明確な答弁が返ってくるわけであります、これはまあ当然なことでありましょうけれども。しかし...全文を見る
○峯山昭範君 そこで人事院総裁にお伺いをしておきたいんですが、国家公務員法の百条の違反ですね、守秘義務ですね、それでその処罰義務等もあるわけでありますが、特に官吏の場合は刑事訴訟法の二百三十九条ですね、これは特に告発義務というのがありますね、「官吏又は公吏は、その職務を行うことに...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官御出席になっていらっしゃいますが、ここら辺の公務員の綱紀粛正という点からいきまして、いままで一回もないんだそうであります。特に談合という問題いま建設省等で御検討いただいているわけでありますが、この刑訴法の二百三十九条というのは、非常に大事な問題であろうと私は...全文を見る
○峯山昭範君 大分時間が過ぎてまいりまして、後の質問の関係がございますので多少急いでいきます。  建設省、公共工事の予定価格のあり方についてお伺いをしたいと思います。  特にこの予定価格というのが、最近わが決算委員会におきましても、指摘事項の中で、不正事項の中で、非常に多くな...全文を見る
○峯山昭範君 大変時間が短くなってまいりましたので端的にお伺いします。  要するに、工事予定価格はどうして漏洩するのか、そこら辺のカテゴリーをもう少し解明する必要があると思いまして、いろいろ研究をいたしているわけでありますが、端的にお伺いいたしますが、最近特に公共工事につきまし...全文を見る
○峯山昭範君 なるほどよくわかりました。要するに、人が減ったから外注せざるを得ない、工事はふえておると、こうおっしゃるわけですね。それで、設計は外注しているけれども、積算は外注していない。これはそこら辺に問題があるんじゃないかと私は思うわけです。実際に建設省の中に、建設物価につい...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、逆に、先ほど官房長がお答えになりましたいわゆる設計の委託業者に対しては、設計の委託業者と人事面あるいは受託資本、そういうようないろいろな関連がある建設業者については、設計を委託したその設計の工事については入札に参加させないということでありますが、これも...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、わかるということじゃないですか。大体わかるから、こういう通達を出して、そんなことはいかんと言っているわけでしょう。ということは、逆に言えば、そういう人たちは守秘義務とか何とか言っていますけれども、今度は私の方が設計したから絶対外には漏らしませんよと、しかし...全文を見る
○峯山昭範君 大体ほぼ認めているわけですな、裏でつながっているということを。  そこで、この問題につきましてはそのくらいにしまして、あとたくさん大臣お見えになっていますので、皆さんに質問をしたいのでありますが、特にきょうは官房長官においでいただいていますので、先にそっちの方を片...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官ね、僕はまだ官房長官自身がおわかりになっていないのじゃないかと思うんです。いや、官房長官のおっしゃる、有識者の意見を聞くということは、大事なことだし、必要だと思います。だから、そのために国家行政組織法を改正して、そしてそのことは何となくできるようにしようとい...全文を見る
04月26日第96回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○峯山昭範君 きょうは非常に短い時間でございますので、総理、できるだけ端的にお答えいただきたいと思っております。  初めに国鉄の問題についてお伺いをしたいと思います。  最近の新聞を読んでおりますと、国鉄に関する記事が非常に多いわけであります。関係記事が載らない日はないと言っ...全文を見る
○峯山昭範君 おっしゃる意味はよくわかりますけれども、中曽根行政管理庁長官はいつも言うんですけれども、要するに臨調でいま審議中の問題について、各省庁がいろんな口を挟むということについて、やっぱり遠慮した方がいいというお考えをお述べになっていらっしゃるわけでありますけれども、今回の...全文を見る
○峯山昭範君 それと、もう一つ国鉄の問題について総理にお伺いしておきたいんですが、この国鉄の問題は組織の問題も非常に大事な問題ではありますけれども、一番重要な問題は労使の問題ではないかと私は思います。特に職場の規律の乱れとか、職員のいろんな問題、これは非常に大事な問題だろうと思い...全文を見る
○峯山昭範君 総裁にも一言お伺いしておきたいと思います。  いま総理からも御答弁ありましたが、今回の職場の総点検は、総理の御答弁によりますと、運輸大臣の指示によってということでございますが、これは私も拝見させていただきました。中身はたとえばやみ手当二八%、やみ超勤三五%とか、や...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ次に、総理に、当面の財政運営の問題についてお伺いしたいと思います。  これは先ほどからちょっと質問もございましたんですが、まず総理は、新聞報道によりますと、四月の十七日に官邸に渡辺大蔵大臣と宮澤官房長官と三人で、当面の財政運営について御相談をされたと、そう...全文を見る
○峯山昭範君 大蔵大臣にこれはお伺いしますが、二兆円を超える税収不足というのが確実になりつつあるわけであります。大蔵大臣は、先ほどの話によりますと、三月期決算の法人税のいわゆる税収を見込まないとはっきりしたことはわからないと、それは五月ごろになればわかると、こういうようなお話であ...全文を見る
○峯山昭範君 これは最後に総理にお伺いしておきたいんですが、財界もそうですし、今回のこの第二臨調もそうでございますが、この増税なき財政再建というのは、これはもう貫けという意向で一致しているようであります。そういうふうな意味でこの歳出カットについて相当厳しくいろんな面から要望を出し...全文を見る
○峯山昭範君 総理の頭の中には増税なんということはもう毛筋ほどもないということですか、いまのところは。
○峯山昭範君 それでは、時間ございませんので、次のシーレーンの防衛の問題についてお伺いしておきたいと思います。  総理は航路帯の防衛につきまして、先般からこの問題については相当前から議論をしてまいりました。最近になりまして、サミット前に総合安全保障会議を開いて、いわゆる有事の際...全文を見る
○峯山昭範君 これに関連いたしまして、いわゆるサミット前にその安全保障会議を開く御予定でございますか。
○峯山昭範君 もう一つ確認したいんですが、総理、このシーレーンの問題につきましては、いわゆる総理の対米公約ではないかという点が、相当いままで何回か議論されてきたわけです。それで総理は、この問題については従来のわが国の防衛政策を述べたにすぎないと、こういうふうに何回か御答弁になって...全文を見る
○峯山昭範君 総理、もうきょう時間ございませんから、あと二点まとめて申し上げますが、総理のシーレーン防衛に対するお考えよくわかりました。実際問題として、航路帯、シーレーン、同じでしょうけれども、防衛構想といいましても、結局は日米間の役割り分担というところがやっぱり問題になってくる...全文を見る
○峯山昭範君 私は公明党・国民会議を代表して、昭和五十三年度決算外二件に対し、是認することができないことを表明し、委員長提案の内閣に対する警告に対しては、賛成の意を表するものであります。  以下、反対の理由について申し上げます。  まず、財政経済運営の失敗であります。五十三年...全文を見る
04月28日第96回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号
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○峯山昭範君 私はきょうは時間が非常に短いそうでございます。本来ならば、きょうから私は主に憲法との関連におきまして発議者に対しまして質疑をさせていただきたい、こういうふうに考えておりました。しかしながら時間的な関係もありますので、きょうはその序文として、特に憲法と多少関連がありま...全文を見る
○峯山昭範君 どういうこと、みんな大体一致していることが一つだけあるんです。ずっといろいろな御意見ありました。その中で一致していることが一つありました。どういうことだったですか、読んで御存じだそうですから言ってくださいよ。
○峯山昭範君 要するに、いまおっしゃるように党議拘束はできるだけ緩和していただきたい。それでいわゆる政党化は望ましくないというふうな御意見が大体いろいろな御意見の中に一貫して流れておりました。そのためにわれわれとしては、この国民の皆さん方の、しかもその後のたとえば「参議院に望む」...全文を見る
○峯山昭範君 発議者、私の言うことをよく聞いておいてもらいたいのですけれども、要するにピント外れの答弁では困るわけです。  参議院が政党化しつつある、それは発議者のおっしゃるとおりです。そのことはいわゆる参議院がつくられた当時から予想されたことであります。いまあなた方が問題にし...全文を見る
○峯山昭範君 そういうことは全く答弁になっておりませんよ。あなたは、特にたとえば「参議院に望む」という論文を議運の運営委員会で募集したときに、皆さんがどういうふうに考えているかということを十分考えて、それであの論文を募集したわけですね。そういうふうないろいろな基調から考えてみても...全文を見る
○峯山昭範君 あなた方は、要するに参議院の公職選挙法の改正、今回のこの全国区を提出するに当たっては、いままでの経過がどういうことだったかということぐらいはきちっと調べて提案しているんでしょう。いままではいわゆるこの公職選挙法改正特別委員会でどういう議論がなされたか、そんなことぐら...全文を見る
○峯山昭範君 そういうようなお考えだとまさに党利党略じゃないですか。要するに、私がいま申し上げております「当面の検討事項」の中身につきましてはこれは全会一致で決めた方針ですよ。あなた方自民党も、この参議院の地方区の定数是正についてまず一番先にやる、これがこの小委員会の決定じゃない...全文を見る
○峯山昭範君 発議者は結局いままでの経過も十分知らないでそういう全国区の問題に云々するなんということはとんでもないと私は思いますよ。しかもまだこの問題についていろいろ議論がありました。その後まだ幾つもあるんです。金丸先生ね、幾つもあるんですよ。その後この問題について自民党でずいぶ...全文を見る
○峯山昭範君 だから、自民党だけの都合でそんなことをやっていいのかと言うのです。社会党案が出るのを待ち切れなかったのじゃないですか。そういうふうなことじゃ——参議院の選挙制度を議論する場合に、それはやはりしんぼう強く粘り強く議論を重ねて合意を見出してやるべきじゃないですか。われわ...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、法務大臣に一言お伺いいたしておきたいと思います。  これはこれから憲法問題についての議論をしなければなりませんので、その根幹になる問題でありまして、もうすでにいままでも出ている問題でありましょう。その問題で特にいまの憲法の基本原理から考えまして、国民主権で...全文を見る
○峯山昭範君 これは提案者によく考えてもらいたいのですけれども、いわゆる憲法で言う基本的人権という問題から考えて、国民の立場から言いまして、何はともあれこれは違憲の疑いがあるのじゃないかということで提訴された問題、これはやっぱりわれわれ国会としては一番先にその問題を取り上げないと...全文を見る
○峯山昭範君 三十数年前から問題だったとあなたはおっしゃっていますけれども、確かにあなたのおっしゃるとおりなんですよ。三十数年前問題だったけれども、いわゆる選挙運動の方法に困難があるとか、選挙費用の標準が立ちにくいとか、あるいは有権者に地方区と全国区の候補者の見分けがめんどうだと...全文を見る
04月28日第96回国会 参議院 本会議 第16号
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○峯山昭範君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま趣旨説明のありました行政事務の簡素合理化に伴う関係法律の整理及び適用対象の消滅等による法律の廃止に関する法律案に関連して、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。  まず、本法案に関連して、許認可の整理合理化をするに当...全文を見る
05月11日第96回国会 参議院 内閣委員会 第10号
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○峯山昭範君 初めに、大蔵大臣にお伺いをいたします。  もうすでに共済問題につきましてはわが党からも相当質問いたしましたし、余りやることもないのですが、二、三質問して、おきたいと思います。  昨年のあの行革国会のときにもこの年金の問題が相当議論をされました。その際の鈴木総理の...全文を見る
○峯山昭範君 確かに大臣おっしゃるとおりだろうと思いますけれども、やっぱり目標と手順というのは、これ大事だと私思うんですね。そういうふうな一環として、先日から大分議論にもなっおりますけれども、大蔵省にあります共済年金制度基本問題研究会ですか、ここで検討をしていらっしゃるのだろうと...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、世間でいろいろ言われております官民格差の問題ですけれども、こういうような問題もやっぱり漸次解消の方向といいますか、解消の方向に向けて一歩一歩改革していく、そういうふうな方向と理解してよろしいでしょうか。
○峯山昭範君 それからこれはちょっと違うあれですが、今度の行革と絡みまして経団連が行革についての要望を五十七年の四月十三日付で出しておられますが、この要望意見の中で、特に五十八年度の予算編成に関連をいたしまして、これに盛り込むべき重要施策の一つとして年金についての部分があります。...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、大蔵大臣にお伺いをしたいんですが、いまも次長の御答弁にもございましたように、特に共済年金、共済年金だけではなくてそのほか厚生年金とかいっぱいいろいろあるわけですけれども、八つの年金制度の中のすべての問題にかかわるわけでありますが、これ非常にここ数年の間にやっ...全文を見る
○峯山昭範君 いや、それはそうでしょう。もっと違う方向から質問いたしますと、共済年金制度基本問題研究会というのがありますね。昨年の当委員会における審議におきましてもこの研究会の問題が出てまいりましたのですが、これの果たす役割りというのはどういうふうなことになりましょうかね。
○峯山昭範君 これは大臣、共済年金制度基本問題研究会、これは確かにいま次長おっしゃるように、五つの共済年金の中でいわゆる総合的な立場から年金を見直していくと、非常にユニークなそういう機関であるということなんですけれども、私はこれ非常に問題が大変な問題ではありましょうけれども、実際...全文を見る
○峯山昭範君 大臣がそこまでおっしゃるならあえてもうこれ以上余り言いませんけれども、これは、たとえば私たち内閣委員会でいま議論してこの問題は大きな問題になりかけているわけですけれども、いまここに書いていらっしゃる、私の手元にも、共済年金制度基本問題研究会がいままでどういうことをや...全文を見る
○峯山昭範君 終わります。
05月12日第96回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号
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○峯山昭範君 公職選挙法の一部を改正する法律案、すなわちいわゆる自民党案に対しまして私は質問を行います。  特にきょうは、先般の私の質疑で憲法問題に入ったわけでございますけれども、その憲法の問題の中でも、まあ時間が一時間ほどしかございませんのでどこまで深く入れるかわかりませんが...全文を見る
○峯山昭範君 あれこれおっしゃいましたが、要するに選挙権は基本的人権ではないと、こういうことですね。これから逐次細かくお話をお伺いしてまいりますので、私が質問することにその都度明確にお答えいただければ結構でございます。端的におっしゃっていただいて結構です。要するに選挙権は基本的人...全文を見る
○峯山昭範君 いや、私はあなたの答弁を引いて言うておるわけです。あなたは参政権は基本的人権ではあるけれども——そうなんでしょう、あなたは参政権は基本的人権と思っているわけでしょう。まあそれはいいですよ、私が言うているのは、選挙権は基本的人権ではございませんと言うておるわけだ、あな...全文を見る
○峯山昭範君 あなたはそこをごまかそうとしてはいけません。あなたはそこでごまかそうとしていますよ。私はあなたの答弁を引いてやっておるわけです。これはあなた、どうしてもここは逃げるわけにいかぬのですよ。あなたの答弁なんですから、いやそのとおりですとおっしゃっていただかぬと私は困るわ...全文を見る
○峯山昭範君 戦前はどうなんですか。
○峯山昭範君 ですから、戦前は立憲君主国家と言われていましたね。そして戦後は御存じのとおり、憲法にもありますように代議制民主国家ですね。あなたがいまおっしゃったとおりです。ところが、あなたは答弁の中で参政権と先ほどからおっしゃっていますが、参政権が基本的人権の中に組み込まれてきた...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、私は最後はいずれにしてもあなたにこれを認めてもらわないといけません。いけませんが、あなたのいまおっしゃったことに乗りましょう、少しそこは。それじゃ基本的人権は何かという論争をしてみましょう。あなたがおっしゃるように基本的人権というのは人間である以上当然持っ...全文を見る
○峯山昭範君 それで、これは人間が社会においていろいろな自由な活動をどんどんすると、そのいろいろな活動の範囲、広がりの範囲によっていわゆるこの基本的人権というものがいろいろとだんだんと順次加えられていく、そういうことでしょう。それで、あなたの好きな方の論文にもありますけれども、い...全文を見る
○峯山昭範君 それはもう当然私はそのとおりだと思います。そうしますと、そこであなたがおっしゃった先ほどの参政権です。参政権というのはこれは何ですか。あなたは十五条一項で先ほどから何回も参政権参政権とおっしゃっておられます。十五条一項のこれは参政権のことなんだとおっしゃっています。...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ、あなたは抽象的な参政権なんて言っていますけれども、私は抽象的なものとか十五条一項なんということはまだ余り言っていないわけです。参政権とは何かと聞いているわけです。明確にお答えください。
○峯山昭範君 その選挙する権利、選挙権ですね、そしてあなたは二つしかおっしゃいませんでしたけれども、そのほかいっぱいまだありますよ。余りほかのことを言うとややこしくなりますからあえて言いませんけれども、あなたがいまおっしゃった二つ、問題となる二つです。これは十五条一項の中にすべて...全文を見る
○峯山昭範君 いや、そうじゃないでしょう。十五条一項はあなた抽象的なものなんて言っていますけれども、十五条を一遍でっかい声で読んでいただけますか。——私読みましょう、失礼ですから。十五条一項は「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」、これは抽象的じゃあ...全文を見る
○峯山昭範君 それはあなたお考え違いじゃないでしょうか。先ほどからあなたは公務員を選定するというのはいろいろな広い範囲がある、これは抽象的なものだとおっしゃっておりますが、あなたは先ほど十五条第一項の「公務員を選定し、」という、そのいわゆる選挙権のことを含めて私は申し上げたわけで...全文を見る
○峯山昭範君 それじゃ全くこれは議論が逆さまなんだ。あなたは「十五条第一項の規定は私どもは選挙権とは考えません。むしろわが国におきましては立候補の自由を保障した規定ではなかろうかと、」こういうふうに考えている、あなたはいまこのとおりだとおっしゃっていますね。  それじゃ、まず十...全文を見る
○峯山昭範君 金丸先生、何を言っているのかわかりませんよ、いまのあなたの答弁。あなたは十五条一項は直接間接に国民の意思をあらわすものだと前段でおっしゃいました。直接間接に国民の意思を表現するものであるといえば、それは端的に言えば選挙権とか非選挙権とか立候補する自由とか、そういうよ...全文を見る
○峯山昭範君 いまのあなたの答弁は、要するに「公務員を選定し、」「これを罷免する」、特に「公務員を選定し、」というところで、十五条一項ですからね、これは選挙にも通じあるいは立候補にも通じるといまあなたはおっしゃいましたね。いまのあなたの答弁はあなたが円山さんにした答弁と全く逆じゃ...全文を見る
○峯山昭範君 また矛盾してきましたよ。あなたの答弁はもう全く答弁になっていませんよ。これは私は敷衍して敷衍してあなたの答弁を生かして言っているわけですけれども、あなたは十五条一項は基本的な参政権をうたったものだと言っているでしょう。基本的な参政権とは何だと、基本的な参政権の中にこ...全文を見る
○峯山昭範君 いや先生、あなたがそう言えば、それをそのとおりであったにしても、それじゃ今度はあなたの言ったことがおかしくなるんです。何でおかしいかというと、この四月十四日の答弁は、前段は十五条一項は私どもは選挙権とは考えていませんと、ところがそのすぐ後に立候補の自由を保障した規定...全文を見る
○峯山昭範君 いや、あなたはそういうふうに言っていますが、それは違います。  十五条一項、円山さんは具体的にと言っていますが、円山さんの質問は、「いわゆる憲法十五条一項の公務員の選定、罷免権とそれからいま問題にしております選挙権とは、どういうふうにこの二つをとらえられて本改正案...全文を見る
○峯山昭範君 これは私はさっきから三段階譲っていますよ。もう一段階譲ったにしても、それじゃあなたのいわゆる参政権の規定で選挙権とは考えていませんという、ここのところへもっと具体的に全部つけ加えていただけますか。全部具体的にあなたはつけ加えていただけますか。四十四条で言うこの選挙の...全文を見る
○峯山昭範君 委員長、やっぱりこれは公正な運営をやっていただきたいと思いますね。答弁を聞いていてくださいよ。実際さっきから私何回もやっていますけれども、発議者は非常にいいかげんな答弁ですよ。手帳なんか下見て書いたりしないでよく聞いていてくださいよ、委員長。  発議者ね、それじゃ...全文を見る
○峯山昭範君 あなたはさっきから参政権の問題についていろいろなことを言っておりますけれども、参政権の一番先に来るのは選挙権です。どういう辞典を調べても、どういう百科事典を調べても、どういう学者の論説を調べても参政権のトップに来るのは選挙権です。資料に全部ありますよ。一番に出てくる...全文を見る
○峯山昭範君 だから、要するに選挙権ですよ。参政権とはうたってませんよ、この最高裁の判決は。参政権とは書いてませんよ、ここには。そうでしょう。最高裁の判決は「立候補の自由は、選挙権の自由な行使と表裏の関係にあり、」と、いわゆる選挙権の自由な行使と表裏の関係にある立候補の自由、この...全文を見る
○峯山昭範君 全然答弁になってないじゃないですか。最高裁の判決で明確になっていると言っているじゃないですか。これは全然答弁してないじゃないですか。
○峯山昭範君 委員長、金丸先生もだんだん認めているわけ、自分の行き過ぎだったとか端的だったとかいろいろなことを言いながら。いま同じことを何遍も言っていますけれども、あれは全然私の質問には答えてない、全部すれ違いなんだ。先ほどから話もございますようにこれは最高裁の判決でも明確なんで...全文を見る
○峯山昭範君 これはやっぱり理事会で協議してください。答弁が全然もうだめです。(発言する者多し)
○峯山昭範君 委員長、ちょっと休憩してください。そうでないと時間だけ過ぎてだめですよ。私は一時間同じことをやっているけれども同じ答弁で全然だめです。進んでないです。(「意見の相違だよ」と呼ぶ者あり)意見の相違じゃありませんよ。意見の相違じゃありません。
○峯山昭範君 委員長、時間が過ぎてしまうと困るんです。僕が質問した前段のことでいま言うているんだ。後段については一回も答弁なし、一時間やっても。ですから、これはやっぱり相談していただかなければ困ります、同じことばっかりやっているんですから。
○峯山昭範君 僕は理事会を要求してます。
○峯山昭範君 委員長ね、何も金丸さんの答弁は変わってませんよ。初めからあれですよ。ですから、あれではいかぬいうて私は一生懸命言っているわけですからね。答弁になってないです。(発言する者多し)
○峯山昭範君 先ほどから一時間近く議論をいたしましてただいまのように三点訂正をいただいたわけであります。したがいまして、私はいままで公職選挙法の自民党案につきまして相当いろいろな角度から質疑をやってまいっているわけでありますが、この三点にわたりましてどういう点がどうなっているかと...全文を見る
05月13日第96回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○峯山昭範君 それでは、午前中ちょっと少ししか時間がございませんので、初めに大臣にお伺いしておきたいと思います。  鈴木総理が政治生命をかけるとまで言明されました行政改革、この七月いっぱいをめどといたしまして、それぞれ最後の検討課題に臨調の方も入っているようであります。先ほどか...全文を見る
○峯山昭範君 確かに大事な問題であると思います。政府といたしましてこの答申をどのように尊重し、そしてどのように具体化していくのかという問題は非常に重大な問題であろうと思います。そういうような中から本当は具体的に、先ほどの法案の分割とか一緒にするのかどうかという問題とあわせて非常に...全文を見る
○峯山昭範君 それと、次にこれは臨調スタートのときの総理並びに中曽根長官の決意であったわけでありますが、いわゆる増税なき財政再建というのが、これはもう土光会長のこれを貫くという姿勢が何回も打ち出されましたし、また中曽根長官もこのことについては何回か発言をしていらっしゃいます。 ...全文を見る
○峯山昭範君 最近の財政再建策というのは非常に厳しい状態になってきているようであります。大蔵大臣の発言によりますと、三兆円を超す歳入欠陥が出てきているようであります。そういう問題と絡んで、これは非常に重要な問題になってくる可能性があります。この点についてはきょうは主題ではありませ...全文を見る
○峯山昭範君 国民の立場からいたしますと、要するに福祉とか教育とかいう面が第一次答申で国民の方はもう先にがまんをしているわけでありますので、そういうふうな意味では本格的な答申の中で、いわゆる機構改革とかそういうような問題でそれぞれ臨調の答申が十分実施されないというようなことではや...全文を見る
○峯山昭範君 それから先ほどの中央省庁の統廃合の問題ですが、これは先ほどから大臣の答弁もありましたが、さらにもう一歩突っ込んで大臣のお考えをただしておきたいんですが、現在出ておりますのは、国土庁ですとか北海道開発庁とか、あるいは経済企画庁とか沖繩開発庁、あるいは行政管理庁、総理府...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひそこの問題は強烈に取り組んでいただきたいことを要望しておきたいと思います。  それから大臣、第一次臨調の答申のときと違いまして、今回の臨調の答申に対しまして、大臣の希望として、これはそういうことなのかどうか私わかりませんが、いわゆる実現可能な答申をというのが大...全文を見る
○峯山昭範君 大臣、それは確かにそのとおりで、私は大事な問題であろうと思います。  ところが今度は臨調の中に、最近、この実現可能な案をつくるためにという口実のもとに、この本答申の最終段階に入って、いわゆる政府・自民党とのすり合わせをやる必要があるということで、この改革案の中身に...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、午前中の最後としてお伺いしておきたいんですが、今回いわゆるその基本答申に盛られなかった議題というのがありますね。これは大臣でなくても結構ですが、大臣御存じでしたら大臣からお答えいただけば結構ですが、今回、答申三十六項目中、何か二十四項目を基本答申の中に盛り...全文を見る
○峯山昭範君 それでは順次質問をしてまいりたいと思います。  初めに、これは午前中にも多少議論になりましたけれども、今回の法案提出と関連をいたしまして、どういうふうな場合に一括法案として提出をするのか、あるいは単独法案として提出するのか、その基準はどういうふうになっているかとい...全文を見る
○峯山昭範君 これは、本答申になった場合はどういうふうに判断をしますか。今回の本答申、いまやられていますね。これから出てまいりますね、七月には。その場合、これはいろんな問題が私はあると思うんですね。このいわゆる一括法案にまとめるということも私は大事な問題であると思います。といいま...全文を見る
○峯山昭範君 いまの問題をもう少しあれして言いますが、今回の法案は根本になる法律が許認可ですね、いまおっしゃるように。そして、第一次答申のときには、許認可というよりもいわゆる一般的な政策あるいは内容的に政策的なものがいっぱいあったわけですね、各般にわたる政策だったわけですね、言い...全文を見る
○峯山昭範君 余り細かいことをごちょごちょ言っても仕方がありませんが、いずれにしても一括法案というふうな形でがちっと処理するのが一番いいんじゃないかという気がしているわけであります。  次に、実効性喪失の法律の廃止の問題についてお伺いをしてみたいと思います。  戦後、昭和二十...全文を見る
○峯山昭範君 これは大臣にお伺いしておきたいと思います。午前中にもちょっとお伺いいたしましたが、今回の鈴木行革は、総理、中曽根長官の演出の妙もありまして、昨年の三月十八日の総理発言、これは行政改革に政治生命をかけるという発言でありますが、それ以来、行革ムードというのが大変盛り上が...全文を見る
○峯山昭範君 次に、臨調各部会の七月答申に向けての作業の状況等についてお伺いしたいと思います。これは午前中にも多少質疑がございましたが、お伺いしておきたいと思います。  衆議院の内閣委員会の会議録を先日読んでみましてわかったことでございますが、中曽根長官は、臨調の七月の基本答申...全文を見る
○峯山昭範君 臨調各部会の報告と基本答申についてお伺いしたいと思います。  ただいま第一部会から第四部会における作業状況の大要について御説明があったわけでございますが、そこでもう一つお伺いしておきたいんですが、昭和三十九年の第一次臨調の際は、各専門部会から答申を受けて、そして七...全文を見る
○峯山昭範君 これは大臣にお伺いしておきたいんですが、基本答申に対する政府の態度であります。  大臣に、七月の基本答申が出たらその取り扱いをどうするんだと、こういうふうにお伺いしてもこれはおしかりを受けるかもしれませんが、昨年の十月二十日の衆議院の行革特別委員会での大臣の発言で...全文を見る
○峯山昭範君 臨調の行政改革に関する第二次答申、特に許認可等の整理合理化の問題についてお伺いをしておきたいと思います。  本法案は、臨調の第二次答申中、指摘事項二十四項目の中の法律改正を要するもの十七法律のうち、単独法として別途提案をされているもの二件、これは先ほどから申し上げ...全文を見る
○峯山昭範君 今回の答申はすぐ間に合う処方せんと、そういうことで手近な二十四項目についてはそれなりの解答が出ているわけでありますが、根本の解決策が提示されておりません。すなわち、個々の許認可を判断するには、その個々の許認可による規制行政が現在本来の目的を果たしているかどうかを評価...全文を見る
○峯山昭範君 公取はお見えになっていますか。——法案の中身について二、三お伺いしておきたいと思います。  今回の法案の中で私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律についての部分があります。これは昨年十二月二十五日に、経団連の独禁法研究会が独占禁止法による許認可、届け出事項の...全文を見る
○峯山昭範君 警察庁はお見えになっていますか。——今回の法律の改正の中に風俗営業等取締法の一部改正も含まれているわけでございますが、現在、風俗営業を営もうとする者は、当該都道府県が条例の定めるところによって都道府県公安委員会の許可を受けなければならないことになっております。風俗営...全文を見る
○峯山昭範君 それではこれでもう終わりますが、専売公社はお見えになっていますか。——今回の許認可整理法の中のたばこ専売の問題と、それから塩の専売の問題についてお伺いしておきたいと思います。  いま現在、臨調が七月の答申に向けて専売公社の経営形態については検討を続けているわけであ...全文を見る
07月02日第96回国会 参議院 公職選挙法改正に関する特別委員会 第14号
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○峯山昭範君 私は先日の五月十二日の日に憲法問題について質疑をいたしました。その続きをきょうはやりたいわけでありますが、初めに松浦先生に一言お伺いして本題に入りたいと思っております。  先ほどの同僚議員からの質疑によりますと、先生は前回の全国区の立候補に当たりましての所信を先ほ...全文を見る
○峯山昭範君 先ほど先生は、選挙に携わってむなしかったと同時に、得票数の二十分の一あるいは三十分の一の人にしか会えなかったと、そういうふうにおっしゃいました。したがってそういう点でもむなしかったと、そういうような意味のことをおっしゃいました。そうでございますね。
○峯山昭範君 先生のいまのお考えよくわかります。そのことと今度の公選法の提出とは全く矛盾しませんか。今度は全国区に立候補する人は全く運動できないわけですよ。顔も見ないわけです、握手もしないわけです、これは言うたら。政党の宣伝カー何台かありますけれども、これはしれてますね、実際問題...全文を見る
○峯山昭範君 これは委員長、もう一回お伺いしておきますが、後刻と言いますのは、できましたらきょう、私憲法問題についての質疑は一時間しかないわけであります。できたらきょうじゅうに処理をいただきたいと思うのですが、いかがでしょう。私が質問終わるまでにやっていただかぬとこれは実際困るわ...全文を見る
○峯山昭範君 お昼にやっていただくということでございますから、それでは質疑に入ります。  そこで、まず発議者の金丸先生にお伺いをいたします。  先生は、先日訂正された部分の中で、「選挙権に関する事柄でございますが、選挙権は天賦人権という意味での基本的人権ではないと言ったのでご...全文を見る
○峯山昭範君 こういう天賦人権という言葉はいつごろから出てきた言葉でございますか。
○峯山昭範君 実は、先生の御答弁の中のすべてにこの天賦人権的なお考え、答弁が通じてあるわけであります。実は私調べてまいりましたら、この天賦人権、広辞苑によりますとこういうふうになっています。「天賦人権」、「天が人に対して平等に賦与した」、「生れながらにして自由・平等の生活を享受す...全文を見る
○峯山昭範君 それはやっぱり基本的にお考えが古いし、また間違えた考えではないかと私は考えているわけであります。それはなぜかといいますと、もう一回先生にお伺いいたしますが、憲法第十五条第一項はどういうふうにお考えなんですか。
○峯山昭範君 わかりました。それは要するに、その点についての反論は午後の時間のときにやりますが、まず第二項目で、十五条一項についてはいわゆる立候補の自由を保障したものであってという先生の前段の文言がありますね、いままでずっと発言した文言があります。選挙権については先生はどういうふ...全文を見る
○峯山昭範君 「立候補の自由をも」という、その「をも」というのが入ったのはこれは後の方の附属の方ですから、主体の方は何ですか。
○峯山昭範君 ということは先生、それじゃこの訂正以上にもっといままでの会議録を訂正していただかないといけませんね。  選挙権というのは、十五条一項、これは最高裁の判決によりましても、いままで私たちは当委員会でこの立候補の自由というところに焦点をしぼって、先生の答弁が立候補の自由...全文を見る
○峯山昭範君 幾つかのいまの御発言の中にもいろいろな問題が含まれているわけであります。  まず第一は、先生ね、十五条一項が参政権であるということを先生が御発言になり始めたのは五月十二日からであります。五月十二日まではそういうことは一言もおっしゃってないわけです、実際はね。それが...全文を見る
○峯山昭範君 とにかくまず第一点は、もう一回言いますけれども、この参政権、先生は参政権ということでずっと十二日以降は大体おっしゃっていますね。これは当然参政権をうたったところでしょう。しかしながら、十五条一項には参政権という言葉はもちろんないわけですね。公務員の選定罷免権と、こう...全文を見る
○峯山昭範君 いま金丸先生の御説明によりますと、選挙権を含むこの参政権は、特に選挙権のところでおっしゃっておるわけですが、天賦人権的なものであって基本的人権ではないと言いたいわけです。いままで天賦人権的な基本的人権ではないと、こう言ってきたわけです。要するに、選挙権が基本的人権で...全文を見る
○峯山昭範君 実は教科書を全部調べてみました。きょうは自民党案に対する質疑ですから金丸先生、松浦先生に質問するわけでありますが、社会党の案の宮之原先生はこれは日教組の出身ですね。教科書を全部訂正していただかなければ困るわけです。ただし書きなしで全部これは説明しているわけですね。私...全文を見る
○峯山昭範君 これは金丸さんどうですかね。やはり天賦人権という言葉を使っての当委員会での訂正のやり方は、やはりもう少し言葉を改めて訂正した方がいいんじゃないですか。
○峯山昭範君 あなたの著書によりますと、あなたは選挙権というのは成人になれば自然に備わるものだと、自然権的なものだとおっしゃっていますね。あなたの著書の中であなたがおっしゃっているわけです。これは間違いですか。やっぱり自然権的なものじゃないですか、発想は。成人になれば日本人はみん...全文を見る
○峯山昭範君 選挙権をあなたは法律上の制度として持てるものとおっしゃっていますが、どういう法律ですか。選挙権をいまやっているのですよ。憲法でしょう。憲法以外の法律がありますか。成人になれば自然に持てるんじゃありませんか。
○峯山昭範君 だから、憲法に規定した選挙権というのは、逆に言えばあなたの天賦人権的な基本権じゃありませんか、基本的な人権じゃありませんか。
○峯山昭範君 いやいや、そういうふうに先走りしちゃいけません。全部が全部なんて一言も私言っていませんよ。選挙権について、選挙権は自然権的な人権だということをあなたは著書の中でおっしゃっているわけです。選挙権は新しい憲法の中での特徴を言うとすれば——あなたがおっしゃっている、あなた...全文を見る
○峯山昭範君 これはいまの発言も重大な発言になってきますね。国家が憲法で規定した選挙権というものと、また法律で憲法に基づいて別に定める、これから法律で定めようとする権利とはまた全然違いますね。憲法で決められた権利というのと、これからあなた方がつくろうとして制限しようという権利とこ...全文を見る
○峯山昭範君 いまの問題も、普通選挙を規定している云々とおっしゃっていることは、要するに十五条二項、三項の話なんですね。やっぱり第一項の焦点を選挙権のところできちっとしていただきたいわけです。  この問題は、お昼一遍休みまして、午後また具体的にやりたいと思います。
○峯山昭範君 ここでその問題が解決しなければ質問をしないというわけにはいきませんので、理事会の要請もありますので了承して質問を続けたいと思います。持ち時間が非常に短くなってまいりましたので端的にお伺いいたします。  初めに、午前中の質疑を踏まえまして、もう時間ございませんので端...全文を見る
○峯山昭範君 あのね、私の質問よく聞いてわかりやすくやってもらいたいと思うのです。いま小学校とは言わなかった。中学校、高等学校と言いましたからね、小学校はもういいんです。  そこで、基本的人権の中身につきましてはもう少しわかりやすく言ってもらいたいのですけれども、その基本的人権...全文を見る
○峯山昭範君 それだけ考えにゃ言われへんのかね。  教科書は非常によくできていましてね、「現代社会」という高等学校の教科書、これはどの教科書を見ても同じであります。これは平等権、自由権、参政権、社会権と明確に色分けしてちゃんとやっていますね。それから、私の手元に幾つもありますが...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、これは金丸議員にお伺いをしたいと思います。時間的な問題がありますので端的に申し上げたいと思います。  日本国憲法の前文の問題がいままで何回か出てまいりました。先日の当委員会におきましても同僚の栗林議員の方から前文等の精神について相当いろいろと議論してまいり...全文を見る
○峯山昭範君 そこで金丸議員、実はこの参政権の問題について、参政権というのはいわゆる天賦人権的なものじゃないということで、金丸さん先ほど大分おっしゃっているわけですが、私は前文の精神からいきますと参政権というのは人類普遍の原理と、あるいは先生が前のあの選挙法の本で書かれたように、...全文を見る
○峯山昭範君 それも納得できませんが、先に行かざるを得ませんので。  それじゃ、端的に金丸さん、これは認めていただけますかね。国民の参政権が憲法の保障する基本的人権の一つであると、これは認めていただけますか。
○峯山昭範君 そうすると、その参政権の中身の、参政権の中の一番トップにくるのが選挙権ですね。これも認めていただけますね。
○峯山昭範君 そうすると、その選挙権も基本的人権であることは認めていただけるわけですね。
○峯山昭範君 そこのところがどうしても対立しているわけですね。  これは、この間参考人の議論の中でも、いわゆる参考人の中の長谷川先生の議論ですけれども、これは名古屋大学の憲法学者ということでございましたので、確かにあの人の論旨がはっきりしておりました。それは、選挙権、被選挙権が...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、いろいろな本を読んでみましても、まず基本的人権の問題ですけれども、人権の中身につきましては、自由権、社会権、あるいは積極的公権、参政権、そういうふうなものであるということは、もうそういうようなものをいろいろ包含したものが基本的人権であるということは、これは先...全文を見る
○峯山昭範君 それはわかっているわけです。そのとおり。先生がおっしゃったことをそれは言っているわけですから。いわゆる合理的な理由の中身の問題について、人権を制限する場合、どういうような人権と人権の衝突があって、どういう場合に制限を加えるか。  これは文部省、この問題についても実...全文を見る
○峯山昭範君 もう余り食い違った質問をしておりますと時間が過ぎるだけで申し訳ありませんから、要するに食い違わないように質問しようと思って先生の議論に全部合わせて言っているわけです。合理的な理由で制限すると先生はおっしゃっているわけです。それはそれでいいわけです。先ほども私は言いま...全文を見る
○峯山昭範君 短くやりますから。すいません、多少もうちょっと、最後はいずれにしても締めますから。  そういうわけですから、いずれにしても、こういうふうな費用にしても相当が費用がかかるわけでしょう。したがって、こういう必要最小限の制限しかしてはいけないという憲法の要請をいまの政党...全文を見る
07月05日第96回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○峯山昭範君 私は、官房長官お時間の都合があるそうでございますので、官房長官に初めにお伺いをしたいと思います。  六月八日にロッキード事件の政治家被告に対する判決が出たわけでございますが、それから一カ月たとうとしております。われわれ国会におきましても、この問題についての議論も相...全文を見る
○峯山昭範君 当然厳粛に受けとめなければいけない問題であろうと思います。  その中でも、少なくとも今回の二人の被告に対する判決は、一人の橋本被告の方は、現職の運輸大臣当時の問題をテーマにされての判決であります。また、片っ方の佐藤被告の方は、これも現職の運輸政務次官という役職のと...全文を見る
○峯山昭範君 そうしますと、私たちはこれは国会でこの問題が起きましてから、御存じのとおり、この二人の被告に対する問題と同時に、灰色高官という問題も出てまいりました。われわれ国会におきましては、現職の佐藤被告に対しましては議員の辞職勧告決議案というものを各党が出しまして、そして、い...全文を見る
○峯山昭範君 そういうふうに言うだろうと初めから予想していたわけでありますけれども、官房長官、この事件が起きましてから、私の手元に、これは衆議院におきます議院証言法に関する小委員会の会合の経過をずっと詳細に書いたのがございますが、とにかく六月の十八日に議院証言法改正小委員会初会合...全文を見る
○峯山昭範君 これは、もし生じるようなことが出てきた場合は、この問題解決しなければかわりの人を出すというふうなところまではお考えになっておりませんか。
○峯山昭範君 しかし、実際問題としてはこれはそこまで考えなきゃいけないということになるんじゃありませんか。それが一つと、それからもう一つは、われわれ参議院の方としては、衆議院でいまやっていることとは多少はニュアンスが違いまして、参議院の方としては、先般の予算委員会でも相当議論にな...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、これは政府の問題と、それから党の問題とを立て分けてお話しになっていらしゃいますけれども、いずれにしても、これはわれわれ国会としても一日も早くこの問題をきちっと解決しなければならない、もう一カ月たっているわけですからね。とにかく今国会中に全部この問題を...全文を見る
○峯山昭範君 これはそうしますと意思の決定機関ではなくて、言うたら連絡調整機関ということになるわけでございましょうか。
○峯山昭範君 それで、これからはいろんな問題があるわけであります。いま官房長官も申されておりましたが、これから大蔵大臣と議論をしなければならないわけでありますが、来年度の予算編成にわたりましての、いわゆるマイナスシーリングのマイナスを何%にするかという問題もありましょうし、それか...全文を見る
○峯山昭範君 わかりました。  詳細いろいろお伺いしてもあれですから、そのほかあとここでもう一つだけ聞いておきますと、いわゆる臨調の答申の問題がありますね。これから本答申が出されるわけでございますけれども、臨調答申に対する扱いですね、こういうような問題がこういうところで議論され...全文を見る
○峯山昭範君 官房長官、結構です。  それでは大蔵大臣にお伺いいたします。  いろいろとお伺いをしたいわけでありますが、非常に短い時間でございますので、大臣、端的な御答弁をお願いしたいわけでありますが、先ほどから大臣の答弁をお伺いしておりまして、日本の将来のために、それこそ国...全文を見る
○峯山昭範君 わかりました。ということは、二千五百二十八億あるわけですね、現在。五十七年三月現在とおっしゃいましたね。私も七年物で運用預託をされているというふうに聞いておりました。それでそのうち使われるのが二千四百億ということですね。  それから次に、国債整理基金から決算調整資...全文を見る
○峯山昭範君 いまの数字をもう一回後でおっしゃっていただきたいと思っております。  私の手元に国債整理基金における国債及び借入金に係る償還財源の繰入額等、償還額及び年度末基金残高表というのがあります。これの年度末の基金残高によりますと、五十五年の決算で三兆五千七百七十七億、それ...全文を見る
○峯山昭範君 いまの両方合わせまして三兆六千二百二十六億ということでございますね。  そこで、先ほど申し上げました残高表によりますと、この中から先ほど申し上げました約二兆三千億円の組み入れによりまして、国債整理基金の残高はどのくらいになるわけですか。
○峯山昭範君 それで、先ほど私の手元でお伺いしていた金額と多少違うわけでありますが、長期国債それから短期物ですね、長期物の国債が一兆四千九十三億、それから短期が二兆二千百三十三億、この中から二兆三千億を繰り入れるわけですね、これはどういうふうにして繰り入れるわけですか、具体的には...全文を見る
○峯山昭範君 短期物の証券を売却するということですが、これは短期物だけでは足りませんね、実際は短期物だけを予定しておられるわけですか。
○峯山昭範君 そうしますと、それによるいわゆるそれぞれの市場とか、そういうふうな影響、これはどういうふうにお考えでございますか。
○峯山昭範君 それで、先ほども質問がありましたが、大蔵大臣、先ほど国債整理基金を取り崩した場合の穴埋めの話であります。これは先ほど大臣いろいろとおっしゃっておりましたが、これはやっぱりいろんな問題があるんではないかと思っております。  先日の参議院の予算委員会におきまして、一日...全文を見る
○峯山昭範君 いずれにしても、大臣おっしゃるとおりだろうと思いますけれども、税収見通しにしましても、来年の経済の見通しにいたしましても、いま飛び抜けてよくなるなんてことは具体的な問題が何にもないわけですから、それはよくなるということはないとわれわれも思うわけです、実際問題として。...全文を見る
○峯山昭範君 あと二点、大蔵大臣にお伺いしておきたいと思います。  一点は、いま大臣おっしゃるように、マイナスシーリング五%なんというのは、なかなか言うべくしてこれは実行は非常にむずかしいという問題もあると思います。それは、大臣のおっしゃる意味はよくわかります。そこで、一つは、...全文を見る
○峯山昭範君 田邊長官にお見えになっていただいておりますので、非常に短い時間ですけれども二、三お伺いしておきたいと思います。  今回の予備費の中で、特に沖繩開発庁関係で、沖繩における人身被害者特別支出金の支払いに必要な経費ということで、四千九十二万八千円が支払われているわけであ...全文を見る
○峯山昭範君 これは事務処理が非常におくれてますね。沖繩復帰してことしでもう十年になるわけですがね。なんでこんなにおくれたんですか。
○峯山昭範君 もう時間ありませんから端的に言う以外ありませんが、今回の補償もこれは死亡に対して百四十六件、平均百二万円ですか。障害は三百六十八人、平均三十四万二千円ですか。これは国内におけるいろんな事故等から比較いたしましても、非常に金額が安いんですが、これはどういう基準からこう...全文を見る
○峯山昭範君 もう衆議院でも議論されておりますから、余り詳しいことは言いませんけれども、まず一つは、昭和二十七年以前ですね、以前がもうすでに交付金が交付されておる。それで、その基準に基づいて四十七年までの分を算定したと、こういうことですね。要するに二十七年以前は人数が何人いて、そ...全文を見る
08月19日第96回国会 参議院 内閣委員会 第13号
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○峯山昭範君 私は、きょうは厚生省設置法の一部を改正する法律案に関連をいたしましていろいろと質問をしたいと思っております。その前に、本案に入る前にちょっと一遍お伺いしたいと思っておりましたことがありますので、その点時間をとりましてちょっとだけお伺いしたいと思います。  中国の残...全文を見る
○峯山昭範君 この問題は、いまおっしゃっていただきましたように、養父母等の問題も確かにその後出てまいりまして、きょうもこの問題についてもお伺いしたいと思っておるわけでありますが、もう一つは、中国残留孤児問題懇談会というのを設置しておられるんですね。これはことしの何か夏ごろをめどに...全文を見る
○峯山昭範君 この問題でまた内閣委員会で問題になるようなことを私は言うつもりはありませんけれども、これは私的諮問機関ですから、答申をもらうなんて言うとまたもめるわけですが、実際は残留孤児の問題を解決するということで実質的に役に立つお考えをそういうふうな有識者の皆さんから聞くという...全文を見る
○峯山昭範君 先ほどから養い親に対する問題が出ておりますので、この点を先に質問しておきたいと思います。  これは確かに中国でもこの問題が問題になりまして、養い親からの民事訴訟が実際に提起されまして、中国の法院で養育費を支払えというふうな判決がなされたように私も聞いております。そ...全文を見る
○峯山昭範君 次に、受け入れ体制の整備の問題についてお伺いをしたいと思います。  肉親のもとに帰った孤児の皆さんがまず突き当たる問題としまして、やっぱり言葉の問題があると思いますね。言葉だけではなくて、生活習慣の問題やあるいは自立のためのいわゆる就職の問題、これは非常に大事な問...全文を見る
○峯山昭範君 外務省はお見えになっていますか。——総領事館の設置の問題についてちょっと外務省にもお伺いしておきたいんですが、この問題を解決するためには、特に関係者が戦時中にたくさん住んでおりました旧満州地区、そういうところに総領事館を設置して、いわゆる適切な情報活動や相談体制を現...全文を見る
○峯山昭範君 これはぜひ、最終調整ということですから、前向きに検討されているとお伺いしておきます。  それから、もう一点だけこの問題についてお伺いしておきます。  これは永住帰国者の年金権の問題、これはちょっと一遍これから検討しなければならない問題であろうと私は思っております...全文を見る
○峯山昭範君 最後に、大臣にお伺いしておきます。  この中国残留孤児の問題につきましては、これはいろんな問題があります。いま何点かお伺いしましたけれども、この残留孤児の皆さん方がどういうふうになっているかという調査の問題、あるいは速やかな帰国をどういうふうにするかというふうな問...全文を見る
○峯山昭範君 それでは、この法案の問題についてお伺いをしたいと思います。  老人福祉対策は非常に重要な問題であります。政府の老人福祉対策に対する基本的認識ということで、昨年末の新しい日本の将来人口推計によりますと、人口高齢化はさきの推計、昭和五十一年十一月よりもさらに急速に進む...全文を見る
○峯山昭範君 いまの説明によりますと、特別養護老人ホームは毎年百カ所とおっしゃっておりましたね。私の手元にある資料によりますと、五十五年度までしか書いておりませんが、確かに五十三年度が七百九十九カ所、五十四年度が九百三カ所、五十五年度が千三十一カ所となっておりますね。確かに百カ所...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、在宅の対策の現状とその推進についてお伺いをしたいと思います。老人在宅対策としましては、主なものは家庭奉仕員の派遣、それから介護人の派遣、それからデーサービス事業、寝たきり老人短期保護事業などが行われているわけでありますが、最近の動きから見まして、デーサービス...全文を見る
○峯山昭範君 このホームヘルパー制度の拡充につきまして、先ほど五十五、五十六年度百人と申し上げましたが、五十七年度は三千二百九十何人とおっしゃっていましたね。三千三百人近く増員されたわけでありますが、何かこれ、この派遣対象を何か拡大したようにお伺いいたしておりますが、そこで具体的...全文を見る
○峯山昭範君 最後にもう一点だけ、法案の中身と関連をいたしまして老人保健部の新設についてお伺いしたいと思います。  かなりなスピードで高齢化社会が進んでいるわけでありますが、そういうような中でお年寄りの皆さんの健康保持という問題は非常に大事な問題であります。そういうような中にあ...全文を見る
○峯山昭範君 そこで、今回の老人保健部を公衆衛生局に新設をしまして、先ほどからも説明がございましたように、そこに二課一室を設けて、医療に関する指導及び監督の実施に関することを除いてそこで老人保健法の施行を所管することとなると、こういうような説明があったわけでありますが、この老人の...全文を見る
09月14日第96回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○峯山昭範君 先ほどから総理の答弁をお伺いしておりましたが、非常に短い時間でございますので、総理の率直な御答弁を期待したいと思います。  私は質問の順番を変えまして、ただいま同僚議員の方から教科書問題と中国訪問の問題がございましたので、これも一言だけやっぱり詰めて聞いておきたい...全文を見る
○峯山昭範君 いまおっしゃった中には、中国侵略であったということも入っておるわけですな、総理のその発言の中には。
○峯山昭範君 いや、いまおっしゃったその中に、中国に対して、日本軍国主義による中国侵略であったということを、そうであったかどうかということが問題になっているからわざわざそこを言っているわけですけれども、このことはそうだったと言っても特別むずかしい問題じゃないんじゃないでしょうか。...全文を見る
○峯山昭範君 まあ、非常に私も納得はできませんけれども、時間がございませんので次に進みます。  これも総理、最近の不況、あるいは財政危機、あるいは対外的な円安という問題非常に厳しい情勢にあるということは、もう総理も御認識のとおりだと私も思います。しかしながら、そういうふうな非常...全文を見る
○峯山昭範君 いや、それは大臣の決意はわかりました。しかし、いま総理がおっしゃっているように、その前提となる税収が予定どおり入ってくればとか、あるいは税収が思うに任せぬとかおっしゃっておりますように、現実の問題としては厳しくなってきておるわけですね。もう一回確認しておきますが、大...全文を見る
○峯山昭範君 またちょっとひっかかることを言いましたね。旗をおろす時期ではないとおっしゃったが、いつか降ろすんですか、時期が来れば。五十九年までがっちり、そういうことですか。
○峯山昭範君 それから、第二番目の問題として、先ほどから総理、私は質問はしてなかったんですが、先ほどの答弁の中で、増税なきも外す、五十九年も外すではもうみんなむちゃくちゃになるというような御答弁がございました。その増税の問題ですが、これはもういまのいろんな問題から考えまして、増税...全文を見る
○峯山昭範君 いや総理大臣ね、大臣のおっしゃることはわからんではないんですけれども、要するに、現在のような歳入欠陥、税収不足のとき、いま総理がおっしゃるような、そんな小手先の増税で、小さな増税でカバーできるのかというわけです。そんなもう時期に来てないんじゃないか、もっと積極的に考...全文を見る
○峯山昭範君 まだまだ総理、これは税収の見積りが狂ったり、あるいはどうやってカバーするかということで、総理が先ほどおっしゃったいろんな問題がありますが、そういうような問題も、昨年度のいわゆる歳入欠陥をカバーするぐらいはいけるとしても、来年これはいまいろんな新聞等で言われているよう...全文を見る
○峯山昭範君 下期の経済見通しの問題につきまして、先ほども御質問ございましたが、この問題についてやっぱり閣内で分かれた意見がそれぞれ新聞に掲載されておりますね。これは総理御存じのとおりです。そこで閣内で一致しなくちゃいけないということで、昨日の会合もあったように——定例の会合の中...全文を見る
○峯山昭範君 これで終わります。  政治倫理の問題についてもお伺いしたいと思っておりましたけれども、時間が参りましたから次回に譲りたいと思います。ありがとうございました。
10月07日第96回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○峯山昭範君 私は、きょうは二つ御質問をしたいと思います。  一つは、先日から問題になっております——これは医療事故による人権侵害についてというふうに書いてございますが、ミドリ十字の先般から大阪で起きております事件と、それから、新薬の開発に関する問題この両方から質問をしたいと思...全文を見る
○峯山昭範君 国及び地方公共団体の献血制度の普及とともに、「日本赤十字社または地方公共団体」と、こういうふうになっておりますが、これはもう一歩踏み込みまして、国としてはどういうことをやってきたのか、具体的に。それから、地方公共団体としてはどういうことをやってきているのか。それから...全文を見る
○峯山昭範君 いまのお話を聞いておりますと、やっぱり国と地方公共団体、これは何か実質的に採血作業をやるといいましょうか、これは理論的なあるいは精神的な面、ほとんど国はその面を担当しておって、実際実質的に何をやっておるのかと。実質的にはやっぱり日赤とかそれぞれの出先機関に任されてい...全文を見る
○峯山昭範君 それで、いまおっしゃるのはよくわかりますけれども、実際にその実施団体はどこなんですか。いまあなたがおっしゃっている思想の普及とかそういう精神的な面はいいとしまして、実際献血を庶民からあるいは国民から受ける実施団体、これはどういうところに国が委託しておるんですか。これ...全文を見る
○峯山昭範君 ですから、結局地方公共団体がやっておるところは二カ所だけですか。そうですね。
○峯山昭範君 日赤以外ではどういうふうなところがあるんですか。
○峯山昭範君 いや、山梨県と京都というのは地方公共団体という意味ですね。それ以外のところは全部日赤。地方公共団体と日赤以外はもうないわけですな。
○峯山昭範君 それではもう一つ違う方向からいきます。  血液製剤の開発、これは実際問題として国の基本的な方針というのはあるんですか。
○峯山昭範君 日本国内には何社ぐらい研究開発に取り組んでいる会社があるんですか。
○峯山昭範君 何社が取り組んでいるかわからないとしましても、あなたが、課長さんがつかんでいらっしゃるのは何社ぐらいあるんですか。
○峯山昭範君 これは、少なくとも難病の解消のために非常に大事な仕事であるというふうなお話も先ほどありましたね。そのわりにはつかみぐあいというか、指導といいましょうか、どういうことをやっているのかということの掌握しぐあいというのは非常に弱いみたいですね。  もっとそれじゃ違う方角...全文を見る
○峯山昭範君 まあ、これは余り細かいことをどんどん聞いておりますと時間だけたつだけで申しわけありませんので本題に入りたいと思うんですが、その前にもうちょっとだけ。  いま日赤の研究体制についてちょっとお伺いしましたが、この血液製剤の研究開発に対する国の研究体制、それからいわゆる...全文を見る
○峯山昭範君 まあそんなもので、これは民間の研究開発予算等から比べてみましても、役に立つようなものじゃないと私は思っております。  そこで、このミドリ十字社の問題については、もうこれは問題が幾つもありますので問題をしぼりたいと思います。そこで問題は二つあります。いわゆる人工血液...全文を見る
○峯山昭範君 この二つの問題は、これは決して関連のない問題ではありませんで、非常に私は重要な問題を含んでいると思っております。特にこのミドリ十字という会社は、要するに私は非常に大事な仕事をしていらっしゃる、その点は認めるわけであります。それでまた、国にとっても必要な仕事をしていら...全文を見る
○峯山昭範君 そこでですね、これは法務大臣も聞いてもらいたいんですが、この問題はもうすでに新聞等でも相当報道されておりますので大臣も御存じだと思いますが、四十八年から約九年たちまして当時の採血の担当医師とかそれからもう一つは治療を担当した医師、この二人ともこの間テレビの報道の中に...全文を見る
○峯山昭範君 まず、警察庁にお伺いいたします。  これは確かに時効という問題がありますから、皆さんはこれどうも手のつけようがない感じがいたしますけれども、まず時効という点を除いて考えてみていただきたいと思います。もし時効という点がなければこれはどういう問題が起きてまいりますか。
○峯山昭範君 確かにいまおっしゃっていただきましたように刑法二百十一条の業務上過失致死傷ですね、これはそのとおりだろうと思いますし、また虚偽の私文書作成ということにもなりましょうし。また医者に対する強要なんという問題もいまおっしゃるような問題があると私思いますね。しかも、もっと、...全文を見る
○峯山昭範君 これはもう厚生省にもう一点、ちょっと一遍言っておかないといけない問題でありますが、これ要するに事実かどうかはわかりませんけれども、この会社の体質として、これは新聞報道でしか私も事実を確認したわけではありませんが、新潟大学の大西さんという先生が昭和五十四年の十月、日本...全文を見る
○峯山昭範君 どうも歯切れの悪い答弁ですな。要するに、厚生省の調査を待ちましてと言うておるわけや、いまね。厚生省の調査はいつ終わるかわからぬわけや。いつ終わるかわからぬ調査を待って、それを見てなんて言ったらそれはいつのことかわかりませんで。局長は、この問題、これは非常に重要な問題...全文を見る
○峯山昭範君 大事な問題だと思って、どうするのですか。ちょっとは大事な問題だと思って、この問題を調査をするとか、あるいは何とかするとか、やっぱりきちっと腰上げてもらいたいと思うんですよね。もう少し、もう一歩、もうちょっと何か言うてくれませんか。
○峯山昭範君 大臣、この問題、いま局長もああいうふうにおっしゃっておりますけれども、やっぱり大臣からもうちょっとハッパをかけていただいて本格的にこういうような問題に取り組んでいただきたいと思うんですが、大臣はいまこの問題についてお聞き及びだと思いますが、大臣のお考えを一遍お聞かせ...全文を見る
○峯山昭範君 ぜひそういう姿勢で、事実関係は大事です。大事であるだけにきちっとして調査をして、その上で対応していただきたいと、このことだけは要望しておきたいと思います。  さて、刑務所の問題でありますが、これは大臣、実は午前中から同僚議員の方からずいぶん質問がございました。大臣...全文を見る
○峯山昭範君 もう一言だけ。大臣ね、大臣の終始一貫変わらぬというそういう言い方もあるんやなと思って聞いておりましたけれど、それはそのとおりかもしれませんが、大臣がこういう問題を解決するために本気で取り組むというその気持ちは私はわかるんです。何でことしの一月おっしゃったときに、その...全文を見る